平成18年07月13日中野区議会建設委員会
平成18年07月13日建設委員会
中野区議会建設委員会〔平成18年7月13日〕
建設委員会会議記録
○開会日 平成18年7月13日
○場所 中野区議会第4委員会室
○開会 午後3時11分
○閉会 午後3時18分
○出席委員(8名)
きたごう 秀文委員長
平島 好人副委員長
いでい 良輔委員
市川 みのる委員
岡本 いさお委員
伊藤 岩男委員
江口 済三郎委員
池田 一雄委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
都市整備部長 石井 正行
都市整備部経営担当参事 尾﨑 孝
公園・道路担当課長 野村 建樹
建築担当参事 佐藤 幸一
住宅担当参事 岩井 克英
拠点まちづくり推進室長 石橋 隆
拠点まちづくり担当参事 秋元 順一
中野駅南口周辺整備担当課長 上村 晃一
○事務局職員
書記 黒田 佳代子
書記 岡田 浩二
○委員長署名
審査日程
○議題
安全で快適に住めるまちづくりについて
○所管事項の報告
1 区の施設使用料・幼稚園保育料の見直しについて(都市整備部経営担当)
○その他
委員長
定足数に達しましたので、ただいまから建設委員会を開会いたします。
(午後3時11分)
本日の審査日程についてお諮りいたします。本日はお手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、議事に入ります。
安全で快適に住めるまちづくりについてを議題に供します。
所管事項の報告をいたしたい旨の申し出がありますので、報告を受けたいと思います。
所管事項の報告の1、区の施設使用料・幼稚園保育料の見直しについてにつきまして報告を求めます。
石井都市整備部長
区の施設使用料・幼稚園保育料の見直しにつきまして、当委員会にも7月7日に御報告を申し上げたところでございます。その際にもいろいろと御意見をいただきました。区の施設使用料の見直しにつきましては、新たに算定することといたしました減価償却費、それから人件費などの算入の方法、それから公費負担の考え方、さらには減額免除の廃止後の対応など、検討が不十分でありました。そういったことから、再度検討の上、資料を再提出させていただきたいというふうに考えております。また、この使用料の見直しにつきましては、7月16日に発行予定でございました区報の16日号で、区民に周知をするという予定でございましたが、区報の掲載を取りやめといたしました。あわせまして、7月22日、25日、さらには27日に予定をしておりました区民意見交換会、これにつきましても取りやめとさせていただきます。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
池田委員
今の御報告ですと、減価償却費や人件費、あるいは公費負担の考え方について改めて検討をし直すということなんですが、今回のこの値上げ案の最大の眼目は、人件費と減価償却費を算入するというのが一番の大きな問題点で、だからこそとんでもない大幅値上げになる数値が出てきているわけですが、一番のこの点について再検討するということなんですか。
石井都市整備部長
先ほど申し上げたとおりでございますが、減価償却費、それから人件費の算入の方法でございます。この辺について再検討をしていくということでございます。
池田委員
人件費の算入の方法というのは、ちょっと意味がよくわからないんですけれども、算入するということについては変わらないという、そういう意味ですか。
尾﨑都市整備部経営担当参事
現在の内容でございますけれども、これから再度検討する中に、減価償却費や人件費などの算入方法ということで再検討をさせておりますので、それを算入しないとか算入するとかいう話ではなくて、再度検討させていただくというような内容です。
池田委員
だって、算入するかしないかということが大問題なわけで、算入するかしないかの方法を検討するというのは全然意味がわからないですよ。算入するんですか、しないんですか。そのことを検討するんですか。それとも、算入するということは前提としてあって、その算入のやり方について検討するということなんですか。どっちですか。
尾﨑都市整備部経営担当参事
現在のところは、新たに算定の中に入れます減価償却費や人件費などの、そういったものを算入ということは前回出しましたけど、算入の方法、これについて再度検討をするというようなことで、文字どおりお読み取りいただきたいと思っています。
池田委員
何かよく意味がわからないんですよね。それで、今まで、他の委員会では十分準備をして出したことだというふうなことを理事者が答弁をしたやに聞いているんですけれども、それがほんのわずかな時間で方法を検討するというのは、とりようによってはやめるというふうにもとれる言い方なんですが、かなり大きな変更を考えているわけですよね。しかも、区報までもう刷っちゃっているんでしょう。ゲラ版をどなたか持っていたようですから、区報も刷っちゃっているというふうなことで大変なお金を使っているわけですよね。そこまできちんと準備をされていて、ああいう大変な報告ですから議会から意見が出るのは当然のことなんですけれども、ぱっとこう変えるというのは今まであまりないことですよね。1度出したものをぱっとその議会のうちに変更するということは今まであまりなかった、ほとんどなかったと言っていいぐらいじゃないかと思うんですが、何でそんなに簡単に変えちゃうんですかね。十分準備したものではなかったわけですか。とりあえず議会に出してみようというようなことで出されたんですか。
尾﨑都市整備部経営担当参事
繰り返しになりますけれども、私どもはこの件につきまして御報告いたしましたが、やはり検討が不十分であったというところがございますので、再度検討の上、再提出させていただきたいということでございます。
池田委員
こういう減価償却費ですとか人件費を算入する、しかも、その算入した数値をそのまま3年後には使用料として実施するという、そんなことを出している自治体はほかにはないと思うんですよね。そういう計算方法を考えているところはありますよ。あるけれども、そのままの数値を出してくるというところは聞いたことがないですよ。これは大変なやり方で、区長は日本で構造改革の最先端を行くんだと常におっしゃっていますから、その論理で出してきたんでしょうけれども、やはり、税金で運営をしているものに減価償却費を入れる、あるいは、税金で給料を払っているものに、区民に提供する文化・スポーツの施設料金の中にそれを組み込むというのは、これはまさに異常な考え方でありまして、私どもは、こういう新たな減価償却費あるいは人件費の算入を行って計算をするというようなことには絶対反対だという立場を申し述べておきます。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
そのほか、理事者から何か御報告はございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
次に、議題、その他に入りますが、各委員、理事者から何か発言はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、次回の当委員会は9月1日午後1時から当委員会室で開催いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で本日予定した日程は終了いたしますが、委員、理事者から何か発言はございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の建設委員会を散会いたします。
(午後3時18分)