平成23年03月14日中野区議会中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会(第1回定例会)
平成23年03月14日中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会
中野区議会中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会〔平成23年3月14日〕
中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会会議記録
○開会日 平成23年3月14日
○場所 中野区議会第4委員会室
○開会 午前10時01分
○閉会 午前11時53分
○出席委員(14名)
大内 しんご委員長
南 かつひこ副委員長
内川 和久委員
森 たかゆき委員
佐野 れいじ委員
北原 ともあき委員
林 まさみ委員
近藤 さえ子委員
牛崎 のり子委員
久保 りか委員
かせ 次郎委員
斉藤 金造委員
岡本 いさお委員
佐藤 ひろこ委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
政策室長 竹内 沖司
経営室長 川崎 亨
政策室副参事(企画調整担当) 小田 史子
経営室副参事(サンプラザ関係事業担当) 田中 謙一
都市整備部長 服部 敏信
都市整備部副参事(都市計画担当) 相澤 明郎
都市整備部副参事(交通・道路管理担当) 滝瀬 裕之
都市整備部副参事(公園・道路整備担当) 石田 勝大
都市整備部副参事(中野駅地区基盤整備担当) 石井 正行
まちづくり推進室長 遠藤 由紀夫
まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当) 松前 友香子
まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 秋元 順一
まちづくり推進室副参事(地域まちづくり担当) 上村 晃一
まちづくり推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当) 萩原 清志
○事務局職員
書記 菅野 多身子
書記 東 利司雄
○委員長署名
審査日程
○議題
中野駅周辺のまちづくりについて
西武新宿線沿線のまちづくりについて
○所管事項の報告
1 区役所・サンプラザ地区整備の基本的方向について(サンプラザ関係事業担当)
2 警察大学校等跡地地区におけるバス停留所設置について(公園・道路整備担当)
3 警察大学校等跡地地区内の道路用地における地下埋設物について(公園・道路整備担当)
4 警察大学校等跡地地区(仮称)中央部防災公園管理棟新築について(公園・道路整備担当)
5 仮設自動車駐車場等整備計画について(中野駅地区基盤整備担当)
6 第二回中野駅周辺まちづくり推進会議について(拠点まちづくり担当)
7 警察大学校等跡地地区の国有地処分方針の決定について(拠点まちづくり担当)
8 警察大学校等跡地地区の建築計画等について(拠点まちづくり担当)
9 現北口駅前広場及び東西連絡路に係る整備内容について(拠点まちづくり担当)
10 仮設バス乗降場整備に伴うバス運行計画について(拠点まちづくり担当)
11 新井薬師前駅・沼袋駅周辺における基盤施設計画及び都市計画素案説明会の開催について
(西武新宿線沿線まちづくり担当)
○中間報告について
○その他
委員長
では、定足数に達しましたので、ただいまから中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会を開会いたします。
(午前10時01分)
それでは、本日の審査日程についてお諮りいたしますので、委員会を休憩いたします。
(午前10時01分)
委員会を再開いたします。
(午前10時01分)
本日は、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進め、所管事項の1番と6番は関連しておりますので、1番の報告を受け、質疑を行った後、6番の報告を行うこととしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
ありませんので、そのように進めます。
なお、審査に当たっては12時を目途に進めたいと思います。御協力をお願いいたします。
議事に入ります。
中野駅周辺のまちづくりについて、西武新宿線沿線のまちづくりについてを議題に供します。
所管事項の報告を受けたいと思います。
1番、区役所・サンプラザ地区整備の基本的方向についての報告を求めます。
田中経営室副参事(サンプラザ関係事業担当)
それでは、区役所・サンプラザ地区整備の基本的方向について(資料2)御報告を申し上げます。
中野サンプラザの所有会社であります株式会社まちづくり中野21は、区と協議をして、平成24年5月末までに再整備等の基本構想(案)を作成することとなってございます。
この件につきましては、昨年3月、株式会社まちづくり中野21から区役所・サンプラザ地区再整備等の考え方の報告を受けまして、昨年第1回定例会中の当委員会におきましても、その内容の御報告を申し上げているところでございます。
その後、区といたしまして、中野駅周辺のにぎわいの中心として、広域的な集客力を備えたまちの顔としていくための検討を進め、整備の基本的な考え方としまして、「区役所・サンプラザ地区整備の基本的方向」を定めました。その内容につきまして御報告を申し上げます。
なお、本年3月23日に予定してございます第2回中野駅周辺まちづくり推進会議におきまして、この内容につきまして御議論をいただき、今後作成する区役所・サンプラザ地区整備の基本構想(案)にその内容を反映していきたいというふうに考えているところでございます。
それでは、別添資料をごらんいただきたいと思います。
まず、資料の1ページ目でございますが、中野駅周辺地区における現状と課題についてをまとめてございます。後ほどお読み取りをいただきたいと思います。
次に、資料の2ページをごらんいただきたいと思います。新しい中野をつくる10か年計画(第2次)、中野駅周辺まちづくりグランドデザインVer.2、これらを踏まえまして、区役所・サンプラザ地区の将来像ということで、中ほどに記載のとおりとしてございます。
一つ目としましては、広域的な集客力を強化し、さらに多くの人をまちに呼び込むにぎわいの拠点となること、二つ目としましては、駅周辺の各地区を繋ぐ、まちの回遊の要となること、三つ目としましては、駅周辺の都市機能と融合し、まち全体へにぎわいを広げる活力の場となることでございます。
これらをキーワードとして、下の図のとおり、にぎわいを創って人を集める、集まったにぎわいを繋げる、中野駅周辺からにぎわいを広げるのもと、区役所・サンプラザ地区を中野の魅力を高める「まちの要・開かれたプラザ」と位置付けたものでございます。
資料の3ページからは、この地区の将来像の具体化につきまして整理をしてございます。
まず、3ページでございますが、にぎわいを創るのキーワードでは、国内外から多くの人をまちに呼び込む広域的な集客力を持つ中核としての役割を果たしていること、中野駅から連続するシンボル性の高い大規模空間として、にぎわいを高める交流の場として広く利用されていること、駅直結のステータス性の高い業務施設や魅力を備えた商業施設、その他の娯楽施設等の機能に融合し、新たな相乗効果によりにぎわっていることとしております。
次に、4ページでございます。にぎわいを繋げるのキーワードでございますが、「まちの要・開かれたプラザ」は、中野駅から連続する開放的な大規模空間、来街者の回遊の要として、駅前広場や警察大学校等跡地などとの一体的な空間として常ににぎわいを持っている。新たに整備される東西連絡路、中野駅西側橋上の南北通路によって、中野駅地区との立体的な歩行者ネットワークを形成し、駅周辺全体の回遊性が向上していること、歩行者空間が充実し、安心して歩けるまち、歩いて楽しいまちとなっていることとしてございます。
次に、5ページでございます。にぎわいを広げるのキーワードでございますが、駅周辺に立地する業務施設や教育施設、既存の商業施設など、駅周辺のさまざまな都市機能と融合することで新たな相乗効果が生まれ、まち全体へにぎわいを広げる活力の場となっていること、中野駅周辺から中野のまち全体へにぎわいを広げ、にぎわいの波及によってまちの魅力が高まり、目的を持たない人をも引きつける「何となく行ってみたいまち」になっていることとしてございます。
次に、6ページからでございますが、この三つのキーワードを図式化してございます。6ページでは、区役所・サンプラザ地区を人を集める中核として、にぎわいを創るまちの要となること、7ページでは、警察大学校等跡地や中野通りを挟んだ商業施設、中野二丁目、三丁目とのにぎわいが繋がることにつきまして、最後、8ページでございますが、中野駅周辺からまち全体へにぎわいを広げていくことについて、それぞれの整理をしてございます。後ほどお読み取りをいただければというふうに思います。
次に、9ページをごらんいただきたいと思います。将来像を実現するための機能の候補でございます。昨年度の検討におきましても、機能の例示はしてございましたが、今回は将来像を実現するための優先度を設けてございます。
(1)といたしまして、優先して整備する機能でございますが、ホール、アリーナ、コンベンション、イベント広場などの交流・文化機能、駅直結の立地を生かした区内産業の発展とまちのにぎわいを高める業務・ビジネス機能でございます。
次に、(2)といたしまして、優先して整備する機能に付随した都市機能との相乗効果が期待できる機能でございます。名店街などの物販、レストラン、ホテルなどの商業・サービス機能でございます。
(3)その他の機能といたしましては、これらの機能を補完し、駅直結の利点を生かす機能としているところでございます。
詳細は10ページに整理してございますので、後ほど御参照いただければというふうに思います。
次に、11ページをごらんいただきたいと思います。事業スキームの想定でございます。株式会社まちづくり中野21は、現在のサンプラザ敷地を保有しつつ、民間事業者と共同して区役所・サンプラザ地区の整備を行うこととしてございます。
中ほどに事業スキームの想定図を記載してございますが、区役所敷地につきましては民間事業者に売却、または定期借地権等を活用し、建物につきましては、民間事業者が整備を行うということとしてございます。
このスキームにつきましては、考え方の一つであり、今後の検討によって基本的な枠組みを定めるものとしてございます。
次に、12ページをごらんいただきたいと思います。中野駅周辺の基盤施設等整備の考え方でございます。
中野駅周辺地区は、中野を牽引するにぎわいの創出、回遊性の向上、東京の新たな活動拠点としてのシンボル性が求められること、地球環境問題に対応した整備を行う観点から整備を進めることとしてございます。
(1)でございますが、「まちの要・開かれたプラザ」を実現するため、中野駅、南北自由通路、駅前広場の歩行者空間、区役所・サンプラザ地区内の交流空間を一体的にシンボル性の高い都市デザインを採用し、回遊性を向上させたいというふうに考えてございます。
また、(2)でございますが、安全で便利な交通施設の整備として、中野通りの交通負荷軽減、特定交差点への交通集中の回避、歩行者・自転車等の交通安全性の向上、交通施設につきましては、適切な位置に配置するなどを今後検討していきたいというふうに考えてございます。
さらに、環境負荷の軽減のこと、またユビキタスなどの情報先端都市の実現についても目指していきたいというふうに考えてございます。
最後に14ページでございますが、今後の予定でございます。この基本的方向を踏まえまして、区議会や区民の御意見、また民間事業者等のアイデアもいただきながら、平成23年度には区役所・サンプラザ地区整備の基本構想(案)を策定する予定でございます。
この基本構想(案)を受けまして、24年度以降に区役所機能の移転先や時期、区役所・サンプラザ地区整備事業パートナーを決定し、民間事業者とともに区役所・サンプラザ地区整備の実施計画を策定するということで考えてございます。
15ページからは参考資料といたしまして、新しい中野をつくる10か年計画などの関係する計画をお示ししてございます。
また18ページでは、現在の都市計画等の現況、19ページでは建築ボリューム等の想定を記載してございます。後ほどお読み取りをいただければというふうに思います。
以上、簡単ではございますが、区役所・サンプラザ地区整備の基本的方向につきまして、御報告とさせていただきます。
委員長
ただいまの報告に対して質疑はございませんか。
林委員
9ページなんですけれども、優先して整備する機能で、オフィス、業務施設等と書かれているんですけど、等ということは、オフィスのほかに何かあるんでしょうか。
田中経営室副参事(サンプラザ関係事業担当)
オフィスを中心にということで、等というところは想定ですので、さらに検討を進めて、業務・ビジネス機能として、オフィス以外の関連するものということで考えてございます。
林委員
オフィスビルが今、空室率が高くなって、東京建物もいっぱいになるかわからないし、中野坂上もどんどん減っている。新宿なんかも問題となっているということがあるんですけれども、そういうことも考えられて、この優先プランとされているのか。何か根拠が、もしデータみたいなものがあれば教えて……。これを新宿と中野が戦って選ばれるオフィスとして何かお考えなのか、その点を教えてください。
田中経営室副参事(サンプラザ関係事業担当)
現状はそういうところも、委員紹介のこともあるかもしれませんけれども、これはあくまでも区としての優先すべき機能ということで、ビジネス・業務機能もぜひ導入したいということを考えたということでございます。
委員長
他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告については終了いたします。
6、第二回中野駅周辺まちづくり推進会議について。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
第二回中野駅周辺まちづくり推進会議について(資料7)、御報告をさせていただきます。
まず、開催予定でございますが、3月23日(水曜日)10時から12時、区役所4階、第1・第2委員会室で開催を予定してございます。
議事については、別添資料のとおりでございます。これは後ほど御報告いたします。
3番、その他でございますが、この推進会議の委員構成につきましては、昨年11月25日に第一回を開催してございますが、任期が今年度末としておりました。したがいまして、公募区民につきましては、改めて募集をさせていただきたいということで、4月5日号の区報でその募集のお知らせを予定しているところでございます。
当日の議事でございますが、別添資料、こちらがパワーポイントで当日、実際に活用する内容となってございます。主なメインのテーマといたしましては、先ほどの区役所・サンプラザ地区のまちづくりについてでございます。そのメインテーマの前に、直近のまちづくりの動きということで、警大跡地の動きと中野駅地区のイメージパースを添付してございます。中野駅地区については、この後の御報告と同じ内容でございますので、その内容を御参照いただければと思います。
報告は以上です。
委員長
ただいまの報告に対して御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上の報告については終了いたします。
2、警察大学校等跡地地区におけるバス停留所設置についての報告を求めます。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
配付させていただきました資料(資料3)で御説明をさせていただきます。
警察大学校等跡地地区におけるバス停留所設置についてでございます。本件につきまして、バス事業者と我々道路事業者という立場で、何回か調整してきましたけれども、バスの運行に伴うバス停留所の位置につきまして、ほぼ合意に達してまいりましたので、御報告をさせていただくということでございます。
大きな1番の目的でございますが、標記につきましては、警察大学校等跡地地区への利便性や地域の活性化の一助という観点でございます。いわゆるF字道路ですね。F字道路へバスの運行ルートとして位置付けるということ、それに伴いまして、バスの停留所の位置を確定するということ、それに伴うバス事業者と私ども中野区の間で役割分担を取りまとめましょうということでございます。
役割分担のための確認事項でございますが、1点目の乗り合いバスルート並びにバス停留所の位置でございます。
裏面をごらんいただければと思います。カラーになっておると思うんですが、中野駅から、いわゆる下り方向が赤で書いてございまして、従来ですと、けやき通りのほうに北進しまして、早稲田通りに出るということでございました。それでF字道路が供用開始した暁には、区画街路1号線のほうに入っていって、区画街路2号線を曲がり、早稲田通りに入っていくということでございます。並びに上りといいましょうか、中野駅の方向でございますが、ブルーで表現しておると思うんですが、早稲田通りから野方警察のところを右折しまして、区画街路2号線並びに区画街路1号線に入っていって、中野駅の方向にたどり着くということでございます。
これに伴いまして、ちょっと字が小そうございますが、バス停留所ですね、全部で上り下り合計4カ所、下りだとしますと、バス停留所のA並びにバス停留所のCですね、これが下り方向でございます。上り方向は、野方警察署のところのバスの停留所Dと、新区庁舎の前あたりのバス停留所のBでございます。
もう一度表面に返っていただきまして、それがルート並びにバスの停留所でございます。
大きな2番の役割分担でございますが、中野区、これは道路事業者という立場でございますが、バス停の設置に伴いまして、歩道の形状でありますとか、高さの調整が出てまいります。それは中野区が今のF字道路の中で整備するということ、バス事業者である関東バスさんは、バス停留所のいわゆる施設関係、案内標識等を設置していただくということになります。
3番目のバスの運行開始日でございますが、いわゆる区画道路の供用開始日の翌日、今の予定ですと平成24年の3月末には道路が完成し、その明くる日あたりを供用開始というふうに予定しておりますので、そのときに信号機の切りかえを、こういう場合、一斉に切りかえますので、多分、真夜中だと思うんですが、各交差点の信号の切りかえ、一斉に切りかえまして、あわせてバスルートをこのように変更するということになろうかと思います。
3番目の今後の予定でございますが、今申し上げた確認事項につきまして、3月末を目途に、中野区と関東バス株式会社の間で詳細な取り決めを行い、覚書を交換するという段取りでございます。
御報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告について御質疑ございませんか。
斉藤委員
大変、もう1年、来年の今ごろはこうなっちゃうということだよね。それで、何というんだろう、このほうがいいの。スムーズなの。要するに、上りも下りもここを通るというほうがスムーズなの。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
運行系統については、関東バスさんの御意向もあり、中野区としても――すみません。今の阿佐ヶ谷駅行き、阿の45番並びに八成小学校行き、いわゆるなかのんでございますが、その2路線について、このルートで持ってくるということでございます。それと、今の01番の野方行きについては、従来どおり、ちょっと不便で申しわけないんですが、中野体育館から早稲田通りへ出て、行くということになっております。今申しましたように、このルートの変更でございますので、私どもとしても、これが合理的かつ利便性を考えれば一番いいのかなということとして判断しました。
ちなみに阿佐ヶ谷駅は1日、行き帰りですが、78往復、乗車人数は1日約2,500名です。八成小学校行きのなかのんは1日28往復でございますので、利便性並びに地区の活性化、なおかつ警察病院への利便性等も考慮しまして、これが妥当であるということで今、御報告をさせていただいているということでございます。
斉藤委員
そうすると、今言った阿佐ヶ谷行きとなかのんだけこうなりますよ、野方行きは従来どおりなんですよ。かえって混乱しない。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
具体の、来年の多分今ごろだと思うんですが、その辺のPR、事前のPR等については、関東バスはバス事業者として責任を持つと。私ども中野区も地域の利便性等々含めまして、それなりの対応、事前のPR等々は必要だというふうに考えております。
斉藤委員
PRはわかる。そうじゃなくて、利用する方は、なかのんは、こっちで乗るんだ、野方へ行くのはこっちで乗るんだって、またここで降りるんだという、そういうのより、みんな一緒にしたほうがいいんじゃないのと思うんです、やるなら。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
特に野方から今度、駅に来る人なんですが、早稲田通りの、ちょっとここには表現しておりませんが、野方警察署の上ですね、その辺で結構お客様がいらっしゃるということで、ここ今、変則交差点になっておりまして、物理的には野方駅から中野駅方向、変則交差点だからこっちに入ることも物理的には可能なんですが、今のバス停がこの辺にありまして、結構お客様がいらっしゃると。そこを何とかバス事業者としては、収容したいということも考慮して、いろいろ調整はさせてもらいましたけど、野方方面は、現時点では現行どおりだというふうに聞いております。
近藤委員
すみません。そうしますと、この図はなかのん、私は野方の立場から言いますと、なかのんがこのルートだということなんですけれど、野方行きの今の体育館のところにあったバス停というのはどうなるんですか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
バス事業者としては、このまま体育館前というバス停は残るというふうに聞いております。(「変更ないんでしょう」と呼ぶ者あり)変更ないということでございます。
委員長
よろしいですか。
近藤委員
はい。
林委員
中野区がバスの設置のために形状及び高さの調整をなさるというんですけれども、それによる区の費用負担というのは大体どのくらいと。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
ほんの微々たるものでございます。もうちょっと、すみません、時間があれかもしれませんが、歩道があって車道があるって、この前申し上げたとおりでございます。歩道の部分にお客様がバスからおりるときに、5センチぐらいのいわゆる段差が出ますので、その部分を何とか吸収しないと、バスからおりるとけつまずくということでございますので、その部分を縦断勾配、歩道の縦断勾配を少しマウンドで全体として上げていくということでございます。
林委員
もう一方、形状というのは、やはりバスが着きやすいように何か直されるんですか。この形状というのはどういうことでしょう。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
いわゆるバスベイは設けることは考えておりません。これも地元警察並びに警視庁とも調整済みでございます。ただ、バスがとまるところですね、いわゆる車道部分、その部分に舗装を若干変えなきゃなりませんので、そういう意味で形状というふうに書いてございます。
委員長
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
3、警察大学校等跡地地区内の道路用地における地下埋設物についての報告を求めます。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
標記につきましては、これ、昨年の3月18日の本特別委員会におきまして、地下埋設物が確認されたことを報告させていただいています。また今回の23年1定の第49号議案、和解についてということについて、3月10日の総務委員会で審議されているということでございますが、本特別委員会にも関連しますので、御報告をさせていただくという趣旨でございます。
地下埋設物が確認され、瑕疵担保請求に基づき請求した件について(資料4)、次のとおり報告するということでございます。
1番目の瑕疵担保請求でございますが、昨年4月15日付で中野区より財務省に対して、地下埋設物撤去に伴う費用、いわゆる瑕疵担保請求を送付しております。その後、財務省と何度も調整した結果、23年、ことしの1月5日付で財務省より中野区に対しまして、「売却済財産にかかる損害賠償金額について」という文書が届きました。
2番目の今後の対応としまして、国有財産売買契約書の瑕疵担保に基づきまして、道路区域の購入部分での撤去費用を区議会において議案議決後、財務省に速やかに和解金を請求するものでございます。
ポツ二つ目、これも昨年度、報告させてもらいますが、公園区域の購入部分についても、やはり同じように地下埋設物がありまして、これについても、数量が確定した段階で財務省に瑕疵担保請求を行うというものでございます。
参考の、この道路区域の部分について、これは昨年3月18日に報告させていただいた数量でございます。
参考までに裏面をごらんいただきたいと思います。道路部分の瑕疵担保の損害賠償対象区域、いわゆる土地の購入部分でございます。この区域で見つかった地下埋設物について請求をしたということでございます。
委員長
ただいまの報告に対して御質疑ございませんか。
〔「進行」と呼ぶ者あり〕
委員長
以上で本報告については終了いたします。
4、警察大学校等跡地地区(仮称)中央部防災公園管理棟新築についての報告を求めます。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
警察大学校等跡地地区の(仮称)中央部防災公園、この件についてはもう何回か、この本委員会でも御報告等させてもらっておるところでございますが、このたび管理棟の新築について(資料5)、次のとおり報告させていただくということでございます。
1番目の整備の基本的考え方、これも公園全体の中で御説明をさせていただいた内容でございまして、多目的利用スペース、これは平常時にあっては公園の休憩所でありますとか、イベント時の拠点スペースということで利用しまして、災害時には情報活動拠点などに活用できるようにということでございます。
2番目の、この管理棟につくるトイレでございますが、平常時にあっては上水道、上水を利用すると。災害時にあっては、便器の洗浄水として井戸水を使用できるように切りかえることによって利用できるということでございます。
2番目の整備の内容でございますが、裏面をごらんいただきたいと思います。場所については、裏面の右上に管理棟というふうに書いてございます。この部分でございます。平面図として、多目的利用スペース、通路、それとトイレ部分、それと発電機室、ポンプ室、倉庫というふうになってございます。表面、これ両面コピーですけど、表面のほうに多目的スペースということで、平常時については、これ全面開放できるようになっております。で、授乳スペースがありまして、トイレについては、これも従来から御説明させていただいています男子用について、大が三つ、小が四つ、女子用が四つ、だれでもトイレでございます。倉庫部分でございますが、災害時用の発電機とか燃料、災害時用のトイレの給水用ポンプ並びにタンク、それと仮設のトイレの資材をここに置いておくということでございます。
今後の予定でございますが、すみません、もう既に契約が終わっております。3月4日に契約が終わりまして、来年の、平成24年の3月15日という工期でやらせていただくということでございます。
委員長
ただいまの報告に対して御質疑ございませんか。
久保委員
情報活動拠点って、ちょっと簡単に説明していただいていいですか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
御存じのように、警察大学校のこの公園も含めまして、広域避難場所になっておるわけでございます。災害時、もうまさに今、東北地方でああいった大規模地震があって、だれがどこに行っているかとかわからないわけでございます。したがいまして、災害時には当然パソコン等も使えないということも想定しておりまして、ここの多目的利用スペースの中で、場合によっていろんな情報、アナウンスできるようなことも考えましょうという意味で、ここに情報活動拠点などにもできるようにしましょうというふうに書かせてもらっているところでございます。
久保委員
アナウンスなどもできるようにというのは、ここからどのぐらいまでの範囲で情報発信できるということを想定されているのですか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
具体的にどこまでかというのは、今後、関係分野全体で詰めていかなきゃならない課題だと思っております。その中で、ここに、災害時には広域避難場所ですから、集まってこられますので、必要最小限度の情報はここで入手できるようにということを考えております。
かせ委員
非常時にはそういう拠点になるということですけれども、平常時ですが、非常時に対応するためにも平常時から準備が必要だというふうに思っているんですが、そのための、管理棟というのですけれども、この管理はどういうふうにされますか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
この管理棟を含めまして、公園全体の管理運営について、今検討しているところでございます。平常時にあっては、基本的にはいろんな維持管理の問題がありますので、この建物全体を夜間は閉鎖するという考え方でございます。
かせ委員
夜間閉鎖はわかりましたが、日中はどうなるんですか。管理棟ですけれども、事務室も何もないんで。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
今申し上げたとおり、公園全体を含めて今、管理運営の方式を考えておるわけでございまして、ここで図面で、平面図の授乳スペースと書いてある下に、点々点と何か机みたいなものが表現しておりますが、仮に日中の常駐管理が必要となった場合は、この部分が例えば管理のための受付コーナーでありますとか、そういった場としてとりあえず想定はしております。
斉藤委員
これは聞いておきたいんだけど、ふだん、ここは災害のときにはこうなるんですよという周知は当然としてするの。こっちだけで考えているの。要するに、ここは災害時には情報活動拠点などに活用するというんだったら、活用するという、本当にするんだったら、近隣の人だとか、例えば利用している人に、ここは災害時には情報の活動の拠点にこれこれこういうふうにするんですよというようなことは全然知らせないで、勝手にこっちだけで思っているの。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
情報の周知は我々、まだまだ不足していると思っていますが、今までの基本計画段階、基本設計段階、それぞれの段階におきまして、説明会等させてもらっていまして、若干の言葉の表現は違いますが、災害時にはここは拠点の一つとして想定していますよということをアナウンスはさせてもらっているつもりでございますが、今、委員の御指摘のとおり、今後、工事の段階並びにオープンの段階、それと実際の供用開始された以降、そういった周知のためのアナウンス等については、関係分野、防災分野とも連携をとりながら進めてまいりたいと思っておるところでございます。
斉藤委員
もうこれでいいんですけどね、やっぱり中央部防災公園管理棟って、名称からしてそうなんだから、やっぱり周知はしておいて。それで、どういうものが本当に情報としてここから発信できるのかとか、収集できるのかというようなことも、今は答えなくていいから、やっぱりやっておかないと、多くの人が、とんでもない人がいっぱい来るわけだから、今からそういう考えは、今回のを見ても十分努力するというか、考えておかないといけないのかなと思いますので、よろしくお願いしますね。
委員長
他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告については終了いたします。
5、仮設自動車駐車場等整備計画についての報告を求めます。
石井都市整備部副参事(中野駅地区基盤整備担当)
それでは、仮設自動車駐車場等整備計画につきまして(資料6)御報告をさせていただきます。
駅地区の第1期整備事業、既に始まっておりますが、この事業の推進に伴いまして、現在の北口中央自転車駐車場の既に一部解体してございます。また、仮設のバス停を現在の中野駐車場のところ、この辺に仮設のバス停が来ます。そういったもろもろの今後の展開の中で、現在使っております駐車場及びバイクの関係、これらが現在の位置では使えなくなるということから、新たに中野体育館の南側、新区役所用地を予定してございますが、ここの3,900平米、これを活用させていただきまして、その代替としていきたいというものでございます。
整備の考え方でございますが、基本的には現在の台数程度を確保していくと。また、駐輪場の不足分、これはいろいろと今後の展開の中で、現在の位置では不足してきますので、駐輪もここで確保していきたいということでございます。
収容台数といたしましては、約、自動車が98台程度、それからバイクが33台程度、それから自転車が800台というような内容でございます。
整備の手順といたしましては、用地の取得、これが現在のところ、まだでございます。それから国家公務員宿舎、あそこに5階建ての建物がございます。これの解体を行うと。その後、駐車場の整備等が始まるというものでございます。
今後の予定といたしましては、解体着手後、おおむね五、六カ月を要するというものでございます。それから既設の、現在の中野の自動車駐車場、それからバイクの置き場、これらは、この3月の末をもって休止と、中止という形になります。
委員長
ただいまの報告について御質疑ございませんか。
佐野委員
今後の予定のところでお尋ねしたいんですけども、解体をしますよね。それで駐車場整備までの工期はおおむね五、六カ月程度、その間のブランクみたいのは全然ないと。もう先につくってそちらに予定する、あるいはそこの間終わってから五、六カ月かかる、どういう状況なんでしょう。
石井都市整備部副参事(中野駅地区基盤整備担当)
現在の使用しております駐車場、これは先ほどの御報告をしたとおりでございまして、今月の末、それで中止と、休止という格好になります。この解体からおおむね五、六カ月ということでございまして、したがいまして、この五、六カ月の間については、駐車場はこの付近にはないと。基本的には民間の駐車場を御利用いただくというようなことで考えております。
佐野委員
いろいろ計画がやっぱり、私はそういう意味では、かなりタイムラグが発生するわけですから、非常に難しい面があろうかと思いますよ、土地の確保だとかいろいろなことで。今、仮に区庁舎予定地をこれから五、六カ月後に整備をしていってやるんだというお話で、それはそれでいいと思うんですけど、やはりその間、そうすると100円パークとか、サンプラザとかが満杯になると思うんですよ、ある意味では。今いる、今の自動車は86台ですか、現況は。この車は、じゃあどこへどうなるのと。あるいは入らせないということになるのかもしれませんけども、どのように考えているんですか、その辺は。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
今、整備担当から御説明がございましたとおり、現駐車場につきましては86台の収容台数でございます。この今後の予定のとおりでございますけれども、宿舎の解体から整備まで五、六カ月ということで、当面先になるかなということでございます。現状の86台の収容につきましては、この駐車場、なかなか盛況ということもございますけれども、実際のところなくなりますので、例えば中野駅の北口の民間駐車場、例えば今、委員御指摘のとおり、サンプラザですとか、なかのサンクオーレとか、あとは中野体育館も使えますし、そういったところに分散されていくのかなというふうに考えてございます。特段大きな混乱はないものというふうには認識してございます。
佐野委員
特段大きな混乱はないというふうに予想されるというわけです。それはそれで、そうなるかもしれませんし、そうならないかもしれませんけど、特に土日なんかは結構いっぱいですよね。あそこ、数珠つなぎで待っていますよね、車が。そういうようなこともかんがみると、私は100円パークも利用したり、あるいはその周知徹底、どういうふうにするかわかりませんけども、そういったものをかなりしないと、中野区は一体どうなっているのという声が起きかねないと思うんですよ。したがって、そういったものも含めて、やはり本来なら計画というものはちゃんと万全を期した計画、ここが変える、変更するのであれば、次のことの変更のための暫定的計画、どこへどうするということも考えた上でやらないと、五、六カ月のタイムラグが発生すること自体が私は非常に難しいなと思うんですけど。ただ、ほかの人の専門家に言わせると、車というのは、本来ならばそこで経費的な面からすると、新しい駐車場や何かを公営としてつくって人件費等々考えるのであれば、ほかの近隣の駐車場に入れてもらうというような、今、方向性がほとんどの自治体がとられているという話ですから、それはそれなりにいいんですけれども、ただ、今既存あったものを新しいところに移そうとしている中で、そういうものをやっぱり真剣に考えなきゃならないなというふうに思うんですけれども、どうなんでしょうか、もう一回ちょっと。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
今般の休止でございますけれども、既に2月5日号のなかの区報には掲載をさせていただいてございます。それから、駐車場を御利用になられる方につきましては、入り口への休止の周知のお知らせとか、そういったものもさせていただいてございます。今後、委員御指摘のとおり、3月、今月末日をもって休止ということの流れの中で、十分な周知等々を図っていきたいというふうに考えてございます。
佐野委員
たびたび。私は区報で知らせた、あるいは看板を出したからいいということではないと思うんです。もちろんそれも大切なことですよ。ですけども、やはり計画を立てる中での手順の中で、必ずこういったタイムラグが発生しないようなものを考えていくのが計画であって、それが区民の人たちの迷惑、あるいは区民の人たちにとっての非常にサービスの低下になるのであれば、私はやはりいろんなものの角度から検討すべきではなかったのかなという考え方。ただ、そういう混乱は起きませんということをはっきりおっしゃっているわけだから、それはそれを信じるしかないなというふうに私は思っております。
それからもう1点、自転車についてはどうなんでしょうか。これ、現有台数は書いてありませんけれども、800台というふうになっていますけれども、お尋ねします。
石井都市整備部副参事(中野駅地区基盤整備担当)
この自転車でございますが、現在、北口に6,000台ございました。既に弥生共済会等に分散する形で、円形花壇等も当て込みながら、これまでその確保に努めてきております。今回、中央の自転車駐車場2階建ての部分一部、これを壊してございます。その分については既に吸収を現在の中でされておりますし、今後新たな展開といたしまして、この2階建てがさらに縮小されていきますので、それを事前にその対応の不足分として800台、これをここに確保していきたいということでございます。トータル、最終的には6,000台、現在、これまでございましたその台数、これを確保していくということで、これについては不足はないということでございます。
佐野委員
将来的には6,000台は確保する。その五、六カ月の間は800台と、そういう意味ですか。
石井都市整備部副参事(中野駅地区基盤整備担当)
壊す前にこの800台をつくっておいて、壊したものがそこでこの800台にあてがうというところでございます。
佐野委員
そうしますと、例えば今、パスとかいろいろこう定期的にお買いになって駐車している人がいますよね、その日の券じゃなくて。そういう方たちの処理というのはどうなっているんですか。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
この一連の今まで使っていた場所から例えば移ることが必要だと、そういった方々に対しての不便が生じないような形の運営には心がけているところでございまして、今後も努めていくということでございます。
佐野委員
いやいや、具体的に言ってほしいんです。今現在、3カ月なり6カ月のパスを買っていますよね。その方たちは当然中野駅を利用している方たちで、そこへとめて毎日通勤に利用しているわけですよ。その方たちは今度その宿舎のほうに、区庁宿舎予定地のほうに行く間、6カ月間というのは、その間はどうなるんですかということ。それとあと6カ月後にはどうなるんですかということです。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
今、整備担当が6,000台現在あると。それから、今後その6,000台というものを維持していくし、これが完成後も6,000台とめられるといった流れの中で、とめられない方というのが、という方はいないのかなというふうに認識してございますけれども、今、委員御指摘のとおり、例えば3カ月の定期を買った、1カ月の定期を買ったといった方々の中でも、その例えば新区役所予定地ですと、若干場所が離れますけれども、例えば今、1日利用されている方もいらっしゃいますけれども、そういった中で適切な、その方々のすべての方々、駅前というのはとめられないわけですけれども、こちらの、全体の駅前の台数としては確保してございますので、使う方々もさまざまでございます。1日利用をたまに使う方とか、定期の方はもちろん毎日使いますけれども、そういった1日利用とか定期のバランスを見ながら、不便が生じないような形にはしていきたいというふうに考えてございます。
佐野委員
私が言いたいのは、要するにできるだけソフトランディング、いわゆるそういう定期をお買いになった方たちに対して御迷惑をかけないように周知徹底して、今回からそちらになりますよとか、ちょっと歩いていただきますよというようなことを区民に、心温かくちゃんと言う徹底を図られるような手段を講じていますかということを聞きたかったんです。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
これまでも既に昨年11月から開設をさせていただいております弥生共済会のところ、中野西自転車駐車場の開設の際にも、例えば今までは駅前近くにとめられたけれども、どうしても弥生共済会のほうに行かなくてはいけないという方も当然発生したわけでございますが、そういった御利用されている方々が混乱しないような形を、委託事業者のシルバー人材センターにも御協力をいただきながら進めてきているわけでございまして、今後もそういった御迷惑がかからないような形の運営には努めていきたいというふうに考えてございます。
森委員
すみません、議論を聞いていると、今の駐車場が3月末なので、あと2週間ぐらいで使えなくなると。で、この仮設ができるのに半年ぐらいかかって、その間混乱が起きないんだという御答弁がありましたけど、普通に考えると、だったら仮設も要らないんじゃないのって思っちゃうんですけど、その辺どういう考え方なんでしょう。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
この中野駅周辺の駐車場需要等につきまして、一昨年の調査でございますけれども、調査をさせていただいたということでございます。その段階では、コインパーク等を含めまして、駐車スペースとしては需要とバランスがとれているのかなというような調査結果が出ております。今回、区営の駐車場を休止して移転させるということになるわけでございますが、その分についても一定吸収はできるだろうというふうに踏んでございます。ただ、警察署関係との調整の中では、できるだけ早く開設をするようにしていただきたいというようなことで、いろいろ調整をしてございまして、スケジュール等につきましても、何とかできるだけ早くというようなことを考えてございます。今、先ほど来申し上げていますように、駐車場不足等によって混乱は生じないというようなところの心証は得ているという状況でございます。
森委員
すみません、何かわかったような、わからないようななんですが、多分聞いてもこれ以上の答えは出てこないと思うので、とりあえず今のこの駐車場の利用率とかってわかりますか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
立地的には非常にいい場所にございまして、ピーク時、一番利用されている状況で60台というような数字を把握してございます。最大86台のところ、ピーク時で60ということでございますので、8割方は入って、ピーク時にはですね。ただ、あくまでもいっときということでもございますので、そういった中では周辺駐車場と若干距離はあるわけでございますが、そういったところの利用で調整はつくのではないかというふうに思っております。
森委員
あと、この整備にかかる費用と、あと仮設ということなので、北口の整備を進めていくどこかの段階で使えなくするということだと思うんですけど、いつまでこの仮設駐車場は使える予定なんでしょうか。
石井都市整備部副参事(中野駅地区基盤整備担当)
費用についてはまだきちっと積み上げてございません。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
この仮設の駐車場でございますが、現在予定してございますのは、新北口駅前広場、こちらのほうに地下部分、広場の地下部分にやはり駐車場を整備しようというようなことは考えてございます。少なくも10年程度はああいう仮設の形で使っていくのかなというふうに思ってございます。
委員長
他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告については終了いたします。
7番、警察大学校等跡地地区の国有地処分方針の決定についての報告を求めます。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
警察大学校跡地の国有地処分方針決定について(資料8)でございます。こちらは従来、国家公務員宿舎計画が予定されていた敷地で、区は都市計画公園の拡大用地として取得要望を出していた土地についてでございます。このたび2月の下旬に国有財産関東地方審議会がとり行われまして、正式に中野区への売り払いが決定いたしました。その旨の御報告でございます。
対象地でございますが、統合中学校の南側の5,780平米でございます。
今後の予定でございますが、こちら、都市計画公園として決定する必要がございます。来年度、23年度8月に公園としての都市計画決定を予定してございます。また、平成24年度中に事業認可を取得し、用地を購入してまいりたいという予定でございます。
報告は以上。
委員長
ただいまの報告に対して御質疑ございませんか。
内川委員
1点だけ。こちら統合中学校、統合新校ですけれども、この対象国有地が将来的に買えるだろうということを想定して、南側からも通学できるように計画しているはずです。その場合、通学路はその公園の中を歩いて行くのか、それとも、この公園の一部を専用の通学路みたいにして整備するのか、そこら辺、決まっていますか。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
この公園の整備の具体的な内容については、今後検討していくということになります。ただ、この南側から中学校に通学する生徒さんたちも、もちろんこの公園を何らかの形で通過をして学校には行けるような、そんなルートは何らかの形ではきちんと整えてまいりたいというふうに思っております。
斉藤委員
単価はもう決まったの。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
この用地の売買は平成24年度中ということでございますので、その時点できちっとこの土地については鑑定を行って、適正な価格を国のほうと協議をして決定ということで、現時点でまだこの取得費が幾らになるということは決まってございません。
斉藤委員
全然考えていないの。幾らぐらいだとか、これからこういう交渉をしてこうなるんだとかって何もないの。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
具体的な数値は、これを取得する際にきちんと不動産鑑定士を入れてやるものでございます。ただ、警大跡地については既に道路用地、公園用地を取得した経験もございますので、おおむねそのときの土地の単価であればこのくらいになるであろうというような数値は内々に承知をしてございます。また財源についても、国費、東京都等々の補助金を活用しながら、区の財政負担をなるべく軽減する形で今後検討していきたいというふうに思っております。
委員長
よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
以上で本報告については終了いたします。
8番、警察大学校等跡地地区の建築計画等についての報告を求めます。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
警大跡地の建築計画等について(資料9)ということで、明治大学の中野キャンパスの計画でございます。明治大学の建築計画につきましては、平成20年の10月20日に議会で報告をさせていただいておりました。このたび具体的に設計が進む中で見直しがされたということで、その御報告をさせていただきたいと思います。
資料裏面をごらんいただきたいと思います。まず計画概要でございますが、ごらんのとおりでございます。敷地面積は約1万6,144平米。今回は明治大学、大きく1期と2期に分かれて建築をしていくというふうに伺っております。
まず第1期につきましては、建築面積は約4,450、延べ床面積が第1期では3万3,000平米程度を考えているということでございます。また階数、こちらも第1期についてでございますが、地上14階、地下1階、最高高さが約70メートルということでございます。着工予定といたしましては、第1期が2011年6月、本年、平成23年6月を予定しておりまして、竣工といたしましては2013年、平成25年の1月に竣工予定で、平成25年の春から学生さんが通ってくる、そういう計画だと伺っております。
また第2期につきましては、ごらんのとおりな建築規模を想定してございますが、その時期については全く未定ということでございます。
この裏面の中ほどに配置図、平面図を配置しております。濃いグレーの部分が第1期ということで、このような平面プラン。そして資料の下のほうにイメージパースが載っております。これは南側、囲町方面から見たイメージということでございます。一番高いところ、ちょうど手前の細い塔のようなところが高さ70メートル、それからだんだん下層部のほうは段状になっておりまして、壁面等々に緑化を計画しているような、そんな内容になってございます。
なお、この建築計画につきましては、事業主である明治大学が2月17日に近隣住民へ説明会を行っているところでございます。
報告は以上です。
委員長
ただいまの報告について御質疑。
斉藤委員
どんな学部が来るかは全然わかっていないの。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
この第1期につきましては、国際日本学部という今既にある学部が中野に移転をしてくると聞いております。伺っておりますのは、外国人等、日本人の学生もいるんですけれども、日本のビジネススキームであったり、日本の文化であったり、そういったものを研究学術として教えるというか、そういう学部だというふうに聞いてございます。
それとあと理系の新しい学部も新設するというふうに伺っております。また、学部のほかに大学院ということで、理工学研究科でありますとか、先端数理科学研究科でありますとか、そういったやっぱり理数系の専門研究機関、大学院等々を想定しているということです。
また、ちなみに学生数でございますが、第1期につきましては、約2,650人程度を予定しているというふうに伺っております。
委員長
よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
以上で本報告については終了いたします。
9番、現北口駅前広場及び東西連絡路に係る整備内容についての報告を求めます。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
それでは、お手元のほう、現北口駅前広場及び東西連絡路に係る整備内容について(資料10)御報告をさせていただきます。
この中野駅地区第1期整備に対応いたしまして、現北口駅前広場及び東西連絡路に係る基本設計の計画がまとまってきたので御報告をするというものでございます。
現在、既に実施設計に入ってございまして、本年夏ごろには当該工事に着手をいたしまして、来年の春には竣工する予定で取り組んでいるという状況でございます。
まず、現北口駅前広場等整備概要でございます。これは別添資料、A3判のイメージ図が入ってございますが、その左上の現北口駅前広場・東西連絡路等計画概要図をごらんになりながらお聞きいただければありがたいというふうに思います。
まず、現北口駅前広場は歩行者中心の広場として再整備をいたします。この配置図にごらんのように、広場の北側、東側に道路を配置し、中央部下の部分に北口の改札が新たにこちらへ向いてできるというところで、そこから出てくる人をまず広場で受けるというような内容になってございます。そして、その広場からさらに左側、西側のほうに中野通りを横断するデッキを設けまして、人の流れをスムーズに行うというような整備計画を持っているところでございます。
この東西連絡路でございますが、ブルーの部分が、これはいわゆる上屋がかかる部分ということで、ちょっと色を変えてございます。そういったような内容で整備をするということでございまして、(2)番のユニバーサルデザインに配慮した施設整備ということになるわけでございますが、この広場、実は東西方向に著しい高低差がございまして、この広場内の勾配をできるだけ緩やかにしていくというような整備とあわせまして、今申し上げた北口の改札とこの広場がフラットで出られるように工夫をしていくということになります。
さらには、この改札口からサンモール方面に行くルート、これにつきましてもやはり上屋を設け、東西連絡路にも上屋を設けるということで、雨にぬれない、だれにでも利用しやすいような施設整備を行っていくということでございます。
整備イメージでございますが、なかなか図面であらわしづらいものですので、このイメージ図ということで、こちらのほうの別添資料に掲載をさせていただいてございます。
この表の資料、裏面になりますが、ユニバーサルデザインに配慮した東西連絡路ということでございます。この中野通り上空の東西連絡路でございますが、構造体自身の幅、これは13メートル、有効幅員は11メートルで整備をするということでございます。こちらのほうのデッキでございますが、エレベーター、それからエスカレーターをあわせて設置いたしまして、今申し上げた上屋を設けるということで、ユニバーサルデザインに配慮した歩行者動線ということになってございます。
それから、(3)番でございますが、広場内の勾配の緩和ということでございます。先ほども申し上げましたように、この広場東側、右側が大分上がってございまして、2.4メートル、一番東側と中野通りで2.4メートルほどの高低差がございます。こちらのほうをできるだけ勾配を緩くいたしまして、バリアフリーの対応をしているということでございます。
こちらの図、計画概要図をごらんになっていただくとおわかりのように、中野通り側でございますが、こちらのほうは一部スロープと、それから自動券売機のところで階段ができます。これについては、健常者用と、それからお体の悪い車いす用の方とのルートをつくっているということでございますことと、この自動券売機のところに、あまり床に勾配をつけますと利用しにくいということもございまして、この自動券売機側につきましては階段で処理をするという形をとってございます。
このイメージ図、下の図でございますが、これはこの広場を北東側、いわゆるこの計画概要図の右上から見た図でございます。右上からJRの改札側を望んだというのが全体イメージ図-1でございます。
全体イメージ図-2、右側の上の図でございますが、こちらのほうは逆に右側の下からこの広場を望んだ、要するに区役所側を望んでいるということになります。
それから、その下でございますが、これは東西連絡路を上から東側を望んでいる、広場を東側から望んでいるイメージ図ということになります。
次のページでございますが、次のページにつきましては、この東西連絡路の上がり口、階段とエレベーター、エスカレーター、こういったものの配置を示してございます。
それから、その左側の下の図でございますが、こちらのほうは少し鳥瞰的に、中野駅のホームから区役所方向を望んだ図ということでございまして、それぞれ上屋部分があらわれてくるということになります。
右側のほうでございますけれども、上のほう、これは北口改札からサンモール方向側を望んだパース図、それから、その下のほうは逆でございまして、これはサンモール側から駅北口改札の方向を望んだパース図になってございます。
それから、3枚目のパース図でございますが、こちらのほうは中野通りと広場とのレベルをあらわしたものでございます。第1期整備段階では、中野通り側の歩道部分、これは、このパース図の右側のほうに横断歩道がまだかいてございまして、これは西側に行く横断歩道がまだこの段階では存在するということで、このレベルに合わせなければいけないということで、少し歩道と広場との段差があるという状況でございます。ただ、この階段の左わきにスロープを用意してございまして、車いすでも対応可能という図になってございます。
こちらのほうでございますが、この下のほうの図をごらんいただきますと、これは第2期段階、いわゆる西口の改札ができた段階でございます。そうしますと、この中野通りの横断歩道が必要がなくなるということで、この段差を解消することから、この中野通りの歩道部分、これをかさ上げをいたしまして、段差がなくなるというようなイメージ図でございます。これは段階的に整備していくということであらわしたものでございます。
本件は以上でございます。
委員長
御質疑ございませんか。
久保委員
すみません、まだ先なので、第2期整備段階後ということなのでね。中野通りからの今、かさ上げの歩道の件ですけれども、ここは再三、段差の解消ということを言ってきたんですけれど、これ必要ですか。(「下のレベル」と呼ぶ者あり)ええ。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
これは、その段階でどういうことになってくるかということになるわけでございますが、この段階では、先ほど申し上げましたように、西口の改札ができるということになりますと、西側から来られる、いわゆる囲町、高円寺にお住まいの方はその西口の改札を御利用いただく。で、その広場から逆に東西デッキを通って、北口駅前広場のほうへ出るというルートが確立できますので、この横断歩道は不要になるということでございます。そういったことで、将来、第2期段階ではこういった整備の方法もあり得るということでお示しをしたということでございます。
久保委員
あり得るということですから、歩道をどこからどこまでかさ上げされるのか、ちょっとこれだけではわからないですけれども、ちょっと今の段階ではあまり必要ないんじゃないかなって思いますのでね。逆に言ったら利用者が西口のほうにうんとふえていくということで、現段階で北口しかないから、本当にここは段差を解消したり、いろんな必要性があるということで再三申し上げてはきましたけれども、逆に言ったら西口ができた段階では、こんなにここにかさ上げしてまで歩道をする必要があるのかなということはちょっと疑問に思います。
これはこれとしておいて、別添資料の現北口駅前広場の東西連絡路の概要図がありますね。ここでちょっとお伺いしたいんですけれども、歩行者のための信号機というようなことがつくのかつかないのかということで、検討段階、今までお伺いをしてきたところだったかと思うのですが、その点についてはどうなっているでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
今のはこのサンモール方向へ出る部分の横断歩道のことかと存じます。この広場内の車の通過交通、これをできるだけ減らそうということで現在計画をしてございまして、その段階では関係機関とは、現在のところは信号なしということで調整が進んでおります。これについても、将来、未来永劫こういう形でということではないわけでございまして、現段階では信号なしという方向で調整しているということでございます。
久保委員
サンモール側はそのほうがいいんだろうと思います。
あと、中野通りに沿った形でこの東西連絡路の下の歩行者通路といいますか、そこが整備をされるんだと思いますけれども、ここについてはどうなんでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
この中野通りに当たる部分のことかと思いますが、ここにつきましても、信号についてはつけない方向で調整をしているということでございます。
佐藤委員
歩きやすいように、全部上屋をつけていただいて、それなりに工夫していただいたふうに直していただいたのはいいと思うんですけども、先ほど久保委員が言われたように、確かに再三、段差については言ってまいりました。こういうふうに、ここの段差がなくなる、フラットになるというのは、ここ自体はいいんですけども、道路とのあまりにも段ができますよね、これを見ていると。要するに、道路はもう全く完全に段があって、出られないという状態なので、緊急車両がとまるところは別のところ、あっち側に設けるということだから、そうなんでしょうけれども、今のところはよくこの辺に緊急、駅で何かあったときには救急車がとまったりしているので、そういう出入りの部分がこんなに段差ができると、どうなるのかなっていうことがあるので、確かに久保委員がおっしゃるように、西口改札のでき具合とか、次の段階になるので、その利用の形を考え、第1期工事でのまず利用者の動向を考えて、第2期の部分の歩きやすい、あるいは車いすの方とか、足の悪い方も利用しやすい形というのはどうあるべきかを、もう一度第1期工事の整備の段階を見ながら考えていただければと思います。
それは久保委員もおっしゃったので、私からも要望とさせていただきますが、こんなふうに、例えば段差が第2期整備で上がっちゃうとすると、今回の例えば地震みたいなのがあったときに、電気で、エレベーターもエスカレーターも使えなくなりますよね。あちら側に行くときのこの上の歩道が、東西連絡路が、いわゆるバリアフリーが必要な方には使えなくなるという状態になりますよね。とまっちゃうわけですよね、エスカレーターもエレベーターも。といったときに、それは西口改札ができてもそうだと思うんですけども、要するに上下の移動が、電源、電気がとまっちゃうとできなくなっちゃうということが、この前だってさまざまなところで起こったわけで、そうしたときに、その横断歩道はやっぱりすごく重要になってきます、渡りやすい横断歩道があるってことが。だから、なくすのがいいかどうかも含めて検討が必要だと思うんですね。いざというときに上下、西口改札ができようが何ができようが、その上下のエレベーターやらエスカレーターがとまっちゃったときに、じゃあ、車いす利用者とか足の悪い方たちがどんなふうな状態で駅や、あるいは駅を利用しなくても、ここの中野通りを渡ったり、いわゆる区役所とかサンプラザ方向に行けたりという通路を、横断歩道が確保するしかないわけですよね。だから、その辺のところはよくよく検討していただきたいと思うんですけども、いかがなのでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
これは第2期整備の段階でやはり検討すべき内容であろうというふうに思っております。
岡本委員
別添資料の裏面の、雨にぬれない歩行者動線のところなんですけど、これ、上屋が結構背が高い、高い位置にあるのと、それから歩道と同じ上屋の幅ですので、ちょっと風が吹くともう何かぬれちゃうような感じはするんです。そこら辺の検討は。結構、駅舎、山手線の中でもこういう上屋があるんですけど、やっぱり風が吹くと全く用をなさないような感じがするんですけど、ここら辺はどんな検討をされていますか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
あまり風が強いと、なかなか難しい面もあろうかと思いますが、通常の雨降り程度では十分対応できるような上屋を整備していこうというふうに思っております。
内川委員
全体イメージの図の1ですよね。改札を出た部分の上のところですね。それとエスカレーターの上、あとはサンモールに抜ける歩道の上の部分、これ全部屋根がついていまして、これの所有と管理は鉄道事業者なのか区なのか、どっちなんでしょう。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
所有は、区の所有になります。それから、あと駅から出てくる部分、駅からこう出っ張っている部分があるんですが、この白っぽい部分ですね。こちらのほうが今後どういう取り扱いをしていくか、JRさんとの協議になってくるかなというふうに思っております。
内川委員
屋根の部分が非常に多くて、ここに例えば太陽光パネルをつけて、その電気を街路灯の部分に振り分けるとか、エスカレーターの部分に振り分けるとか、そういった発想はあるんですか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
現段階では、太陽光パネルのことについては考えてございません。逆に、ライトのほうですね、LEDを使うといったようなことで、省エネ、CO2の削減に貢献できるような内容のもの、こういったもので考えているということでございます。
内川委員
このエスカレーターにかかる電気代、これはどこが払うんですか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
こちらのほうも中野区の負担になってくるということになります。
内川委員
そうしたら、やっぱりその太陽光パネルをつけて、幾らかでもそこで発生した電力、振り分けたほうがいいんじゃないですか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
どういった効果があるかという、要するに費用対効果の問題ということがあろうかと思います。そういった中で、それからメンテナンスの問題、こういったものも当然出てくるというような、そういった比較考量の中でやはり定めていこうかなというふうに思っております。
林委員
東西連絡通路整備、イメージ図の2なんですけれども、ちょっと上屋、屋根がずっとついているんですが、サンモールに行く間の横断歩道の上は、その手前でこの屋根というのは切れているんですか。ちょっとよくわからないんですけれども。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
この全体イメージ図-③をごらんになっていただきますと、これは東西連絡路の上から広場を望んでおりますが、この図の中にも、横断歩道部分の上にも屋根がかかっているということでございます。
委員長
よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
以上で本報告については終了いたします。
次、10番、仮設バス乗降場整備に伴うバス運行計画について。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
仮設バス乗降場整備に伴う運行計画(資料11)でございます。1月24日の当委員会では、バス乗降場の変更について御報告をさせていただきましたが、本件はこれに伴いますバス運行ルートの変更ということで、バス事業者との協議がまとまったので報告をさせていただくというものでございます。
別添資料1でございますが、これは前回お出しをした系統別バス乗降場配置計画図になってございます。この中では、前回、佐野委員のほうからおしかりを受けた部分、黄色の③でございますが、南部高齢者会館、これが抜けてございましたので、今回入れさせていただいて、改めて出させていただいたものでございます。
これを参考にしていただいて、次のバス運行ルートの計画でございます。こちらのほうは左側が現況、右側に変更ルートということです。
まず、1番乗り場、これが現北口駅前広場の中にあるわけでございます。これが丸山営業所、江古田駅、それから深夜バス、これが現在ここから出ているわけでございますが、これが右側のA番ということで、サンプラザのすぐ南側、失礼、反対側ですね、のところにAという乗り場ができます。このバスルートにつきましては、このAのバス乗降場からそれぞれ、出るときはけやき通りを北上していただいて、224号線を右折して中野通りへ出るというようなルートでございます。帰ってくるときは中野通りをずっと南下していただいて、けやき通りを右折してこのA番のバス乗降場に入るということでございます。
それから、2番、これが丸山営業所、中村橋駅、江古田の森行きでございます。これも現北口駅前広場に現在あるわけでございますが、これが今のけやき通りの西側、Bというところに変更になるわけでございます。これにつきましても、ルートは現在、先ほどお話しした1番と同じルートでございます。省略をさせていただきます。
それから、次のページをお開きいただきまして、次のやつは3番、6番でございます。これは中野-野方、それから新宿-野方のバス乗降場でございます。これは左側の現況をごらんになっていただきますと、現在は現北口駅前広場から出て野方へ行くということになってございます。新宿方向から野方へ行くものにつきましては、今の北口で一たんとまって、それからまた野方方向へ出ていくというちょっとややこしいルートになってございます。これをD番の乗り場になります。D番というのはサンプラザの東側の乗り場、こちらに移ります。こちらから、中野-野方間はここから発着をしていくわけでございますが、新宿から野方まで行くものにつきましては、そのすぐ下のほうに赤い、宿05降車場というふうになってございます。ここでお客様をおろしまして、それから、このD番の乗り場でお客様を乗せて野方へ行くということになります。今度、野方から帰ってくるバスでございますが、これについてはガード下の宿05新宿行き、6番というふうに書いてございますが、こちらでとまってお客様を乗降し、新宿方面へ向かうということでございます。
それから、右のページでございますが、5番乗り場、これは南側をカバーしているものでございます。五日市街道営業所と吉祥寺駅北口行きでございます。これは現北口広場で回転して、ガード下でとまってそのまま南下するというのが現在のルートでございますが、こちらのほうにつきましては、南口駅前広場にFというバス乗降場をつくります。これは新たにつくりまして、南から来たバスがこの南口に入っていただいて、このFのバスにとまり、また回転をして中野通りを南下していくというようなルートになってございます。
それから、次のページでございます。7番乗り場、これは池袋駅西口行きでございます。こちらのほうは、現在は現北口駅前広場で回転してサンプラザの東側のバス停に着くということで、ここから発着をしていたわけでございます。これにつきましては、Eということで、同じくサンプラザ東側の乗降場、これが一番北側になるわけでございますが、こちらのほうに移りまして、ここから発着をするということになります。行く場合は、中野通りを北上し、早稲田通りを右折。帰ってくるときは早稲田通りをずっと、中野通りを通過しまして、けやき通りを左折していただいて、ぐるりと回って、このEの乗降場へ戻ってくるという形になります。
それから、右側のページでございます。8番、これは阿佐ヶ谷駅でございます。これは現在の場所と、それから変更後も同様でございますので、省略いたします。
次のページでございますが、9番乗り場になります。これは新宿西口行きとなかのんが、現在このバス停を利用しております。サンプラザ東側にあるバス停を利用しているわけでございます。これがC番乗り場ということで、サンプラザのすぐ南側のバス発着場に移るということになります。こちらのほうは、新宿西口行きはここから中野通りを北上いたしまして、早稲田通りを右折して新宿へ行くということになります。帰ってくるバスは、早稲田通りを東から参りまして、中野通りを通過し、けやき通りを入って、このC番乗り場に到達すると。なかのんのほうは、このC番から中野通りへ出て、223号線を左折しまして、それで早稲田通りのほうへ出ていくということになります。帰ってくるときは早稲田通りからけやき通りに入って、このC番乗り場に帰ってくるというルートになります。
こちらのほうでございますが、この内容については、また1枚目に戻って恐縮でございますけれども、4月20日号の区報、それからホームページで区民の方々に御紹介を申し上げ、4月20日以降につきましては、バス事業者等と協力をいたしまして、バス停ですとか、バス車内での掲示等により十分周知を尽くす、万全を尽くしていきたいというふうに考えてございます。
それから、南口の京王バス乗降場の変更は、これはございませんので、本日御説明を申し上げませんでした。
委員長
御質疑ございませんか。
近藤委員
先ほどの報告のときもそうだったんですけれど、やはり野方がかなりこれわかりにくいんですよね。なかのんの乗り方とも違うし、また新宿西口はおりるところが違うんですよね。手前でおりてしまうんですよね。そういったこともあって、これちょっと区報で、ばあっと説明をしても、なかなかわかりにくいと思うんですよ。ちょっとここで提案というのかわからないんですけれど、地域的なニュースですとか、そういうところにこのことを書いていかないと、この野方の乗り場というのはとてもわかりにくくて、理解できないと思うんですけど、何か工夫をしていただけるようなことはありませんか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
おっしゃるように、いろいろな媒体を活用して区民の方々に周知をしていきたいというふうに思ってございます。
もう一つは、この非常に新宿から野方行きのバス降車場がここにできたり、というような状況は、やはりバス事業者様のほうはかなりお客様視点でいろいろ考えてございます。こちらのほうは、逆に言うと中野駅に近いところでおろして、それでサンプラ東側のバス発着場に行きたいというような強い要望があったりしまして、こちらのほうに降車を設けたということでございます。恐らくこういった利用を始めますと、お客様のためには非常によろしいのかなという気はいたしております。ただ、内容の報告、周知については万全を尽くしてまいりたいというふうに思います。
斉藤委員
おおむね全部こっちの駅の周辺が整備されても、今度の乗降の配置図でいくという理解でいいの。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
次の第2期の段階でどういう仮設計画をするかということも絡んでまいりますが、最終的には新北口駅前広場、こちらのほうにバスを集約するという考えでございますので、その間、若干の動かしはあろうかと思いますけれど、最終的には新北口駅前広場に入っていただくということで考えております。
斉藤委員
それともう一つ、当然検証しているんだろうけど、早稲田通りだとか中野通りだとか、けやき通りだとか、今まで中野通りを主に利用していたと言っちゃおかしい、通行していたのが、今度いろんなところへ行くよね。それでいろんな回り方もするけど、渋滞なんかは前より減るの、前と変わらないの。もっとよくなっちゃうよって、どう考えているの。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
現在のバスルートでまいりますと、かなり中野通りに負荷をかけているということがございます。そういったことからすると、この仮設のバスの配置、バス停の配置については、けやき通りに分散するということがあって、交通計画上は好ましい計画になってくるという評価を受けております。
委員長
他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告については終了いたします。
11番、新井薬師前駅・沼袋駅周辺における基盤施設計画及び都市計画素案説明会の開催についての報告を求めます。
萩原まちづくり推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)
それでは、新井薬師前駅・沼袋駅周辺における基盤施設計画及び都市計画素案説明会の開催について、(資料12)御報告いたします。
この西武新宿線の連続立体交差事業を契機といたしました沿線まちづくりの実現に向けまして、平成22年8月に策定いたしました「西武新宿線沿線まちづくりに係る基盤施設の整備基本計画」に基づきまして、都市計画施設の具体的な検討、それから関係機関との協議を進めてまいりました。今回、これらに基づきまして、新井薬師前駅及び沼袋駅周辺における基盤施設計画といたしまして、東京都市計画道路中野区画街路第3号線及び第4号線の都市計画素案を策定いたしました。
早速でございます。図面のほうをごらんいただきたいと思います。別紙1-1をごらんください。横にして見ていただきますと、北が上になります。あわせまして、別紙2の1ページ目もあわせてごらんいただきたいと思います。
まず、この別紙1-1、東京都市計画道路中野区画街路第3号線の計画図でございます。こちらが起点が補26と書いてある、これは中野通りですけれども、中野通りを起点といたしまして、上高田四丁目、補助220号線までの約580メートル間、これは現在の五中つつじ通りでございます。これは現道幅員11メートル、2車線でもって都市計画決定をしていくということでございます。この中間部に交通広場と書かれてございます。約3,700平方メートルの交通広場を設けます。こちらが新井薬師の計画図でございます。道路の標準断面等については、現況とほぼ同じということで、こちらの計画概要につきましても、従来の整備基本計画のほうで御説明をさせていただいておりますので、本日、時間の関係もあるので割愛させていただきます。
次に、別紙1-2でございます。これは北を上にするために、逆にひっくり返して見ていただいたほうがわかりやすいと思います。
それから、あわせまして別紙2を1枚おめくりいただきまして、こちらのほうもあわせてごらんいただきたいと思います。こちらのほうが東京都市計画道路中野区画街路第4号線になります。起点は、ちょうど上のほうですね、北側の新青梅街道、補76号線、こちらを起点といたしまして、妙正寺川、新道橋の手前のところの交通広場まで、沼袋一丁目ですね、こちらを終点といたしまして、延長約560メートル、それから、計画幅員としては14メートルで2車線という計画でございます。こちらにつきましては、現道が6メートルの一方通行路でございます。標準計画断面といたしましては、こちらの図面にあるように、歩道が両側3.5メートル、車道、路肩を合わせまして、車道部が7メートルという計画でございます。以前、整備基本計画のときには、14メートルから16メートルということで幅を持たせておりましたけれども、今回、14メートルということで計画素案として行っております。
この道路線形の決め方でございますけれども、道路の線形の決め方というのはいろいろありますけれども、今回、まず1番目に、北側の新青梅街道との交差点、こちらの今の現道を見まして、交差点の段ずれが生じないように、南北の道路の中心線との整合を図るということにいたしました。次に、こちらの終点部のほうになりますけれども、こちらが既に新しく12メートルの幅で新道橋が平成21年に完成しておりますので、こちらの中心線との整合を図る。次に、この道路構造令を遵守した形で現道の、これは商店街通りですけれども、こちらの道路区域を最大限に活用した中で、さまざま検討していきましたけれども、最終的に、この地域のまちづくりへの配慮ということで、極力、両側を均等拡幅をするという線形にさせていただきました。
次に、別紙2の3ページ目のほうをお開きいただきたいと思います。こちらのほうが交通広場、いわゆる駅前広場でございます。こちらの計画概要でございますけれども、内容につきましては、整備基本計画のほうで示しております交通施設数と同じものを導入するということでございます。
それから、2番目、沼袋のほうの駅前広場でございますけれども、こちらも整備基本計画と同じ交通施設数を導入するということにしております。
次に、別紙1-3をごらんいただきたいと思います。
この中野区画街路第4号線のうちの一部、こちらは現在の平和の森公園周辺地区の地区計画における地区施設道路、地区集散道路第3号線の一部と重複するということから、この都市計画法の規定によりまして、新たに都市計画道路区画街路第4号線の決定に合わせまして、この地区集散道路3号線の一部の廃止という地区計画の変更を行うものでございます。現行のうちの少し薄くグレーに塗ってあるところは廃止区間で、約、廃止延長61メートル、こちらのほうが、この計画変更図のほうのちょうど駅前広場のところの中野区画街路第4号線の一部に当たるところになるということでございます。
頭紙のほうにお戻りいただきまして、今後の進め方でございますけれども、今年度、平成23年3月に都市計画素案説明会を行いまして、来年度、平成23年には都市計画案の決定、それから都市計画案の公告・縦覧及び意見書の受け付け、それから都市計画審議会の諮問を得まして、都市計画決定をしていきたいと考えております。
裏面をおめくりいただきたいと思います。都市計画素案の説明会の日時等でございますけれども、3月23日に沼袋地域センターで午後7時から9時、3月24日に上高田地域センターで午後7時から9時を予定しております。この内容につきましては、3月5日号の区報及び周辺住民の方々には、先週の金曜日に配布をしております。地区外の権利者につきましては、今後郵送を予定しております。
5番目、権利者事前説明会の開催状況でございます。今回、この都市計画素案に先駆けまして、下記のように直接関係する権利者を対象に、事前説明及び4日間にわたる個別説明会を開催いたしました。そちらのほうの開催状況につきましては、別紙3のほうをごらんいただきたいと思います。
説明会のほうは1日目、2月8日、上高田地域センター、34名、2日目、沼袋地域センター、72名、合わせて106名です。
次に、個別の説明会のほうは、1日目、11組、14名、2日目は12組、14名、3日目、上高田地域センターで10組、19名、4日目が5組、5名ということで、合わせて52名の方が相談に見えられました。
報告は以上ですが、これは、大震災の前の状況でございまして、今、計画停電というものが行われるということもありまして、今後の説明会の日程につきましては、そういう情報、例えば停電の最中が説明会になるようなことになってもいけないと思いますので、この辺については大至急、必要な情報を収集して、最終的に判断をしていきたいと思います。以上です。
委員長
御質疑ございませんか。
北原委員
権利者の事前説明会がありましたけれども、たくさんの人がお見えになっているようですが、対象となる権利者ですね、この人数は新井薬師前駅、沼袋駅、どのくらいいるでしょうか。
萩原まちづくり推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)
沼袋で、登記簿等で見ますと、おおむね60名――すみません、新井薬師の駅前でおおむね60名程度、それから沼袋が、商店街通りと駅前広場を合わせておおむね300名程度ということでございます。
北原委員
それでは、これ、地区外の権利者もおられると思うんですね。この人たちがどのぐらいいるか、大体でよろしいんですけども、わかりましたら教えていただきたいんですが。
委員長
わかりますか。
萩原まちづくり推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)
先ほど申し上げたうち、地区外権利者は約120名でございます。(「委員長、二つ分、新井薬師前駅と、もしわかれば」と呼ぶ者あり)別々にはちょっと今把握しておりませんけれども、両方合わせて120名でございます。
北原委員
ちょっと遠方にいる地区外の権利者のほうは、なかなかまだ関心が薄いかもしれませんので、ぜひしっかりとこの日程と、それから説明会の内容についても知らせていただきたいと思っております。
それから、あともう1点ですけれども、地域としては関心が高くなってきたのかなと思いますけれども、この都市計画素案に対する理解度というんですかね、その辺はどのようになっているでしょうか。
萩原まちづくり推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)
我々は、結構反対みたいな意見もあるのかなというふうに思ったんですけれども、割と我々の説明も冷静に聞いていただきまして、こういう大きな事業であれば協力せざるを得ないというような御意見の方がやはり多かったです。
北原委員
最後になりますけれども、このまちづくりを進めるに当たりまして、防災上の観点からとか、当然その地域の分断だとか、踏切の交通渋滞の解消とか、幾つかの視点からこのまちづくりの検討が行われてきたと思っておりますので、特に今回このような災害があるということに対して、さまざまなまた新たな問題点も指摘されるでしょうし、それから、地域の人たちの考え方もまたさらには積極的になるかもしれませんので、ぜひその辺も十分考慮して説明会を行っていただきたいと思います。これも要望で結構です。
久保委員
すみません、まとめて伺います。
道路の区分なんですけど、第4種3級、第4種2級とありますが、これはどういった道路なのかということを簡単に御説明ください。
それと、先ほど地域の方たちの声としては協力せざるを得ないという声が大きかったというふうに言われておりますけれども、当然そういう声もあれば、そうでもない方もたくさんおいでになられるでしょうし、不安を抱えている方もいらっしゃると思います。この説明会を行った上で、こういったことに次への課題はどんなことだというふうに担当のほうでは認識をされているのか、お伺いいたします。
萩原まちづくり推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)
道路のまず区分ですけれども、4種2級、4種3級とかありますけれども、何種というのは、1種、2種が自動車専用道路になっておりまして、3種、4種が一般道路になっておりまして、そのうち3種が地方部、4種が都市部ということになっております。何級につきましては、自動車の交通量の多い順に1級、2級、3級、4級という区分になっております。
次に、この道路の駅前広場の整備の課題ということでございますけれども、やはり権利者の個別の御事情を十分に把握して、権利者の生活再建を十分果たせるように、まちづくり協議会、また、例えば地区計画による容積率の問題、そういうことも含めまして、総合的に権利者の生活再建が図られるように努力していきたいというふうに考えております。
久保委員
もう当然そういったことは配慮していただきたいし、本当にそこに力を注がなければ、これは一つもうまくいかないことだと思います。
さっきの道路の区分なんですけど、これは、今回新たに都市計画を行うことによってそういうふうになるんですか。そうじゃなくて、そもそもこういう道路であるということですか。
萩原まちづくり推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)
今回、都市計画道路として決定する上に――整備するに当たりまして、この道路の区分ということになります。
牛崎委員
先ほど、北原委員が質問されていましたが、新井薬師、沼袋、それぞれ関係地権者数ということでお答えがあったんですが、今ちょっと簡単に計算してみましたら、沼袋の関係でお集まりになっているのは合計で100人、新井薬師のほうが59人と。59人のほうは新井薬師の関係者の人数と合っているんですが、同じ方が何度もいらしたということもありますし、沼袋は300人の対象者に対して100人の方しか参加していないし、これもダブっていらっしゃるというふうに思うんですが、やはり高齢者の方とか、おひとり暮らしの方とかいて、開いたのに来ないのはそっちが悪いんだよというようなことではなくて、本当にそういう大変な方たちに対して、どんなふうにこれからきちんと御説明されるのかなというふうに思ったんですが、いかがでしょう。
萩原まちづくり推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)
まず、都市計画素案の説明会、先ほど申し上げたように、今回の計画停電の関係がありますので、それを抜きにして、今は個別にビラを配布させていただきまして、近隣お声がけをしていただいて、出席できる方は出ていただく。今後、23年度になりますけれども、個別に御訪問をして、一軒一軒御訪問をして、個別の御意向等伺うということはきちんと丁寧にやっていきたいと考えております。
牛崎委員
それでは、先ほども質疑があったかと思うんですが、結果的にそういういろんな御意見をお聞きして、こういう課題があり、またこういう課題に対してはどのように区は解決をするとか、またお答えをするとかいうことについて、きちんと新たに報告する機会を設けていただけるんですか。
萩原まちづくり推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)
この計画素案説明会の内容については、議会でも報告いたしますし、今後のまちづくり協議会等々も行っていきたいと思っていますので、適宜、議会のほうには丁寧に説明していきたいというふうに考えております。
牛崎委員
議会にというよりか、その地権者の方たちに対してなんですが、やはり聞きっ放し、区民の方も言いっ放しで、それは結果的にどうなったのかというんだと、本当に時間を割いて自分たちの要望を伝えていることが身にならないと思うんですが、その点についてはどうでしょう。
萩原まちづくり推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)
先ほども申し上げましたように、個別の御意向調査も1回とかいうことではなくて、2度も3度も御訪問しますし、また定期的に、今後その測量の説明会ですとか、用地補償の説明会というのも時期が来ればきちんとまたやってもいきますし、まちづくり協議会というものも23年度、つくり上げるようにして、その中で皆さんの御意見を聞く場をきちんとつくってやっていきたいというふうに思っております。
委員長
よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
次に、その他、何か報告はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
次に、当委員会の中間報告について御相談いたしますので、委員会を暫時休憩いたします。
(午前11時50分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前11時50分)
ただいま休憩中に御確認いただきましたとおり、今定例会最終日の本会議におきまして、中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会の中間報告を行わせていただくということに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
ありませんので、そのように決定します。
また、中間報告の内容につきましては、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
そのように決定をいたします。
審査日程、その他に入ります。各委員、理事者から何か発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、次回日程を協議するため委員会を暫時休憩いたします。
(午前11時51分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前11時51分)
ただいま休憩中に御確認いただきましたとおり、次回の委員会は特に日程は設けず、急な案件が生じた場合は、正副委員長協議の上、御連絡するということで御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、そのように決定いたします。
それでは、本日は最終日ということで、委員長から一言ごあいさつを申し上げます。
2年間ありがとうございました。運営に委員の皆さん、また理事者の方、御協力いただきまして、この中野駅周辺は今やはり大きな通過点、今後、議会では特別委員会は恐らくまだ当分続くだろうと思われる委員会でございます。そういった時期に携われたこと、感謝申し上げます。ありがとうございました。
では、副委員長から一言お願いします。
副委員長
本当に2年間ありがとうございました。私としては、この中野駅周辺、この特別委員会、運営がうまくいくように、はかって協力をさせていただいたところでございますけれども、今、委員長が申されたように、今後この中野駅周辺、また西武新宿線沿線、このまちづくりは大きく変わっていくところでありますので、次回の委員会のほうにそれを託したいというふうに思いますけれども、本当に2年間ありがとうございました。
委員長
以上で本日予定した日程は終了いたしましたので、中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会を散会いたします。
(午前11時53分)