平成24年10月16日中野区議会建設委員会(第3回定例会)
平成24年10月16日建設委員会
中野区議会建設委員会〔平成24年10月16日〕
建設委員会会議記録
○開会日 平成24年10月16日
○場所 中野区議会第4委員会室
○開会 午後1時00分
○閉会 午後2時02分
○出席委員(8名)
南 かつひこ委員長
高橋 かずちか副委員長
中村 延子委員
内川 和久委員
いながき じゅん子委員
吉原 宏委員
久保 りか委員
来住 和行委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
都市政策推進室長 長田 久雄
都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当) 横山 俊
都市政策推進室副参事(にぎわい・商業振興担当) 滝瀬 裕之
都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子
都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当) 石井 大輔
都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 宇佐美 吉久
都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)、
都市基盤部副参事(都市基盤整備推進担当) 立原 英里雄
都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)、
都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 石井 正行
都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当) 佐々木 啓文
都市基盤部長 尾﨑 孝
都市基盤部副参事(都市計画担当) 相澤 明郎
都市基盤部副参事(地域まちづくり担当) 田中 正弥
都市基盤部副参事(道路・公園管理担当) 古屋 勉
都市基盤部副参事(建築担当) 豊川 士朗
都市基盤部副参事(防災・都市安全担当) 佐藤 芳邦
都市基盤部副参事(生活安全担当、交通対策担当) 高橋 均
○事務局職員
書記 江口 誠人
書記 細川 道明
○委員長署名
審査日程
○所管事項の報告
1 妙正寺川鷺の宮調節池における人工地盤の施工及び費用負担等に関する協定の締結について(道路・公園管理担当、都市基盤整備担当)
2 (仮称)鷺の宮調節池上部多目的広場基本設計(案)について(都市基盤整備担当)
3 中野四季の森公園のかし担保請求に対する和解について(都市基盤整備担当)
4 平成24年度中野区総合防災訓練の実施結果について(防災・都市安全担当)
5 平成24年度中野区災害医療救護訓練の実施について(防災・都市安全担当)
6 議会の委任に基づく専決処分について(生活安全担当、交通対策担当)
7 その他
(1)2020年東京オリンピック・パラリンピック招致イベントの開催結果について(産業・都市振興担当)
(2)起創展街 中野にぎわいフェスタの実施結果について(にぎわい・商業担当)
(3)都市計画道路補助74号線(早稲田通り)の事業認可について(都市計画担当)
(4)中野四季の森公園内に設置する距離表示サインについて(道路・公園管理担当)
(5)「2012東北復興大祭典なかの」及び「東北復興祈念展」の終了について(生活安全担当)
○所管事務継続調査について
○その他
委員長
定足数に達しましたので、建設委員会を開会いたします。
(午後1時00分)
本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
なお、審査に当たっては午後5時を目途に進めたいと思います。また、3時ごろに休憩をとりたいと思いますので、御協力をお願いいたします。
それでは議事に入ります。
所管事項の報告を受けます。
1番、妙正寺川鷺の宮調節池における人工地盤の施工及び費用負担等に関する協定の締結についての報告を求めます。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
妙正寺川鷺の宮調節池における人工地盤の施工及び費用負担等に関する協定の締結につきまして、資料に基づき御報告させていただきます(資料2)。
妙正寺川鷺の宮調節池の設置につきましては、現在、東京都におきまして当該調節池の本体工事を施工中でございます。中野区では、平成22年3月に東京都とこの鷺の宮調節池の設置及び人工地盤と上部広場の整備に関して基本協定を結んでおりますが、この基本協定に基づいて中野区の事業である上部広場整備に向け、このたび人工地盤の設置の施工に着手することになりました。
つきましては、東京都建設局になりますが、人工地盤の施工及び費用負担等に関して標記の協定をこのたび締結したものでございます。
なお、本件につきましては本会議の初日に契約案件として上程され、9月24日に可決されているところでございます。
では、資料1番の協定の目的でございますが、基本協定に基づき、中野区の事業である人工地盤整備に関し、東京都が実施する施工内容及び東京都と中野区との費用負担等について具体的な内容を定めることを目的としております。
2番の主な協定項目でございますが、資料に記載のとおりでございます。
(2)の施工内容としまして、①の人工地盤工というのは、調節池の上部を多目的広場として利用するために、いわばコンクリートの柱などを組み合わせて人工の地盤をつくっていく工事でございます。②の換気設備工というのは、調節池の内部の換気のため、換気ファンを10基設置していく工事でございます。実際に換気設備を稼働するのは、調節池の中に水が入り、その後内部の清掃を行うときになります。③の電気設備工というのは、この換気ファンの設置のため必要な制御盤や配線を整備するものでございます。④の受電設備工というのは、調節池の中に入った水を排水するポンプや人工地盤の上部の多目的広場の電源を整備していく工事でございます。
(3)の竣功期限でございますけれども、平成26年3月31日になります。
(4)の費用負担については、①の人工地盤の工事から③の電気設備工までは中野区の負担になります。④の受電設備工の費用は、受電設備の総額から東京都と中野区の電力の容量をもとにして費用負担額を算出しております。
資料3番の協定締結日でございます。平成24年9月24日です。
4番の概算事業費、中野区の負担額になりますが、総額で14億7,005万500円でございます。各年度の内訳につきましては、資料に記載のとおりでございます。
恐れ入りますが、裏面のほうをごらんください。5番の今後の予定でございます。
主な事業としまして調節池整備、こちらは東京都が事業主体になりまして、平成24年度末まで行うこととなります。今回の御報告の人工地盤整備につきましては中野区が事業主体でございまして、平成25年度末まで行うことになります。次の上部広場設計につきましては今年度中に行い、上部広場の整備につきましては平成25年度から26年度を予定しております。
報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
久保委員
ちょっと裏の今後の予定のところで教えていただきたいんですけれども、人工地盤整備は先ほど竣功が平成26年3月31日までで、上部広場整備は25年度からスタートということになっています。この後に多目的広場の基本設計についての御報告がありますけれども、素人なので、これは単純に人工地盤を整備して、それから広場をつくっていくというふうに考えていたんですけれども、そういうやり方ではないんでしょうか。26年3月31日まで人工地盤の整備をしながら上部の広場も整備をしていくと、そういうことなんでしょうか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
今回、人工地盤につきましては契約を行われて、来年度いっぱいかけて人工地盤のほうを工事していくということになります。実際は広場のほうにつきましては今年度中に設計が終わって、それにかかるのが25年度からになりますので、そこのところは人工地盤が完成した上に、委員御指摘のように完成した後に土を盛ったり整備をしていくということになります。
ただ、そこは工事についてはお互いに支障にならないように計画的に行っていくものというふうに私どもは認識しております。
久保委員
心配をしているのは、3月31日までに人工地盤が完成をしないと次の工事に着手をできないというわけではないわけですよね。だから、人工地盤の整備がおくれてしまうと、当然広場の整備もおくれてしまうのかなと思ったり、あと、こちらの図でいうところの全面的に、当然この地盤ができてからでないと広場の整備というのは、先ほど土を盛ったりというようなお話ありましたけれども、やっていかれないのではないかと思っていたんですけれども、そうではなくて、部分、部分スタートできるところから、上部は上部で工事を進めていくことができるという、そういうことでよろしいんですか。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
これはこの後に御報告をしますが、多目的広場のほうでございますが、多分想定の工事金額からいきますと、議会の議決を経た後という工事になっていきます。そうしますと、6月の末以降の実際の工期になろうかなというふうに思っております。25、26年度の工事期間を予定しております。
一方、この人工地盤の整備でございますが、盤を張った後に、先ほどのその他の工事がございました、例えば電気の関係、換気の工事ですとか。そういったものがこの25年度内にすべて終わると。したがいまして、こちらの広場のほうはその影響のない部分から随時着手をしていくということになろうかと思っております。
久保委員
参考までに、もしわかればで結構ですが、この人工地盤の設置をする費用というのは、どれぐらいかかるものなんでしょうか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
今回の工事の中で、人工地盤工事のみにつきましては、12億7,571万1,000円になります。これは消費税除いた金額になりますが。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に2番、(仮称)鷺の宮調節池上部多目的広場基本設計(案)についての報告を求めます。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
(仮称)鷺の宮調節池上部多目的広場基本設計(案)についてでございます(資料3)。
所在地はそこにございます白鷺一丁目4番、面積は約0.9ヘクタールということでございます。
主な施設でございますが、別紙をごらんいただきたいと思います。
グリーンの部分、ここが多目的運動広場ゾーンということで人工芝を考えております。約6,000平米ということでございます。兼用施設でございますが、少年野球の野球場、それから少年サッカーが1面、それからフットサルが2面、ゲートボールとしては1面、もちろん全面を使えば数多くは可能ということでございます。
もう一つが右のほうの若草色のほうでございます。ここは憩いの広場ゾーンということで草地と。あえて芝と申しませんで、草地ということを考えております。おおむね3,000平方メートル。ここは幼児を対象としたコンビネーション遊具を1基、それから高齢者等を対象といたしました健康遊具を3基ほど計画をしてございます。
その他でございますが、園路、この真ん中の部分、タイルを張ったような模様でございますが、ここの太いところが幅員6メートル、その他ぐるっと憩いの広場ゾーンを囲っておりますが、ここが3メートルということでございます。
そのほか、防災施設といたしましては左の上のほうになります。災害用トイレ、多目的運動広場北側になりますが、これを22基でございます。ここのトイレが下水道に直結をして、水が供給されれば流れていくということでございます。災害の場合には、川の水を一たんくみ上げておいてそれを流すといったようなことも考えようということでございます。
それから、防災倉庫、これは右のほうの一番端でございます。憩いの広場東側に約30平米、1基でございます。この中には先ほどのトイレのテントですとか、そういったものを格納しておくというということでございます。
それから、防球ネットはフェンスの高さ30メートルを現在考えております。といいますのは、これまでいろいろな野球場のフェンスの高さの経験値から、30メートル程度あれば、十分に近隣への御迷惑もないだろうということで30メートルを考えてございます。
それから、園内灯でございますが、これは災害時にも対応可能なソーラー式のLED、蓄電池式の園内灯7基を考えてございます。
それから、盛り土の厚さでございますが、多目的運動広場、ここにつきましては60センチ、それから、憩いの広場は多少高木も入れますので、その部分は1.5メートルで、ほかの部分は先ほどと同じ盛り土60センチを考えてございます。
それから、先ほどの換気塔がございました。これが10基ほど、下のほうで一たん水が入りますとヘドロなんかがたまります。ガスの発生もある可能性がありますので、そういった場合に上のほうから空気を送って下で作業するといったようなことでございます。
それから、今後のスケジュールでございますが、11月5日号の区報、あるいはホームページ等にも意見交換会の開催を掲載していく予定でございます。11月28日には意見交換会を実施をし、12月からその修正等を行い、最終の25年3月には実施設計を完了させたいと。もちろんこの間、必要に応じて議会等への報告をしてまいりたいと考えてございます。25、26年度、広場の整備工事、27年度には開園という予定でございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
久保委員
0.9ヘクタールというのは、どこの部分でしょうか。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
ここの図の着色をしてある部分、トータルで0.9ヘクタールということでございます。したがいまして、親水広場の部分ですとか、その辺は河川施設ということで、これは東京都が工事をしていくという部分でございます。
久保委員
ということは、親水広場と河川管理用通路などは東京都のほうが事業主体となって行うと。調節池スロープというのが多目的広場のわきにありますけれども、これはどういったものですか。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
図面の一番左側ですね、スロープがございます。これが先ほど申し上げました下の部分、調節池の底の部分ですね、この辺の維持管理、それから清掃等、そのための車両がここから下におりていく、あるいは先ほどのヘドロ、あるいは土砂等が一たんたまりますので、そういったものを車で搬出をする、そのために必要な車路ということでございます。
久保委員
これは矢印があって、今の御説明ですと、調節池スロープから多目的広場の地下に入っていけるということなのかなと思いますが、それはどのような形で、どちら側から入っていけるものなんでしょうか。というのは、調節池スロープというものがあって車が入っていけるようなところが、実際のところ地下に入るような形状であると、例えばそこのところにお子さんたちが入ってしまうような心配はないのかとか、利用者の方が間違えて底におりていってしまうようなことがないのかということを考えるんですが、それはいかがですか。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
これは推測になりますが、私もまだその辺確認はしていないんですが、当然これは先ほど言いましたように一たん水が入ったとき、あるいは何らか維持管理が必要だという場合にのみここを使うということでございますので、通常はフェンス等で囲っている、あるいはゲートでしっかりとその辺の管理はされているというものというふうに理解しております。
中村委員
1点だけ、開園が27年度ということなので先のお話になるのかもしれないんですけれども、ここは倉庫やグラウンドの管理というのはどういうふうに考えていらっしゃるのか教えていただけないでしょうか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
公園ということになりますので、公園の管理につきましては私どもが主体になるんですけれども、実際の運営のほうをどうするかという問題は、運動施設がございますために、指定管理者制度にするのか、あるいは委託にするのか、あるいはまた別の方法があるのか、その辺は今後検討していくことになります。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に3番、中野四季の森公園のかし担保請求に対する和解についての報告を求めます。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
中野四季の森公園のかし担保請求に対します和解ということでございます(資料4)。
本和解につきまして、本定例会でございますが、第55号議案といたしまして下記のとおり提出してございます。その関係で建設委員会にも報告をということでございます。
和解の相手方でございますが、国(財務省)でございます。
それから、事案の概要でございますが、対象物件、所在地がそこに記載のとおりでございます。区分・数量、土地6,500.28平方メートル。裏面をごらんいただければと思います。四季の森公園の西側の部分、有償で買った部分でございます。右のほうは無償貸し付け部分ということでございます。
事案の内容でございますが、平成20年3月31日に国有財産売買契約を締結いたしまして、同年4月18日に国から取得をしましたこの土地でございます。この公園の整備を行ったところ、地下埋設物(隠れたかし)の存在が明らかになってございます。この埋設物の撤去処分費用、これを国のほうに請求をしたということでございます。
この損害の賠償請求でございますが、国有財産売買契約書第7条(かし担保)の規定に基づきまして、国に損害賠償義務があると判断をし、区が国に処分費用相当額金1,567万4,400円の損害賠償請求をしたというところでございます。
この処分費でございますが、隠れた瑕疵、コンクリートの基礎などといったものを区が壊し、それを車に積んで搬出、処分というところのかかった費用ということでございます。損害賠償につきましてでございますが、この損害によりまして区が国に請求をした金額、先ほどと同額でございます。国のほうが示してきました損害賠償額も同額ということでございます。そういった関係で妥当な額と考えられるので、国の提示額1,567万4,400円で和解を締結するというものでございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
久保委員
これ、無償貸し付け区域のほうではこういった瑕疵はなかったんでしょうか。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
部分的に、全体的な格好で先ほど言いました埋設の関係、ございました。それについては、もちろん無償貸し付け部分の契約の中身としましては、瑕疵担保請求はできないということになっておりまして、これは区の単費で処分をしたということでございます。
久保委員
この無償貸し付け区域のほうで同じような工事をされたと思うんですけれども、これは費用どのぐらいかかっているんでしょうか。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
ちょっと答弁保留をお願いしたいと思います。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に4番、平成24年度中野区総合防災訓練の実施結果についての報告を求めます。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
それでは、平成24年度中野区総合防災訓練の実施結果について御報告いたします(資料5)。
実施日時ですが、平成24年9月2日(日曜日)午前9時から11時30分ということで実施をいたしました。
なお、予定では12時半程度を予定してございましたが、当日途中から降雨があったため、予定を変更して実施をしております。
実施地域、会場ですけれども、東部地域の第十中学校と沼袋地域の緑野中学校の2会場において実施をいたしました。
訓練参加者数ですけれども、2会場合計で1,962名になってございます。会場ごとの参加内訳は記載のとおりでございます。
4番としまして、住民による訓練内容ということで、実施計画に基づきまして(1)から(4)の訓練を実施いたしました。発災対応型訓練、避難所開設・運営訓練、体験訓練、それから災害時の要援護者支援を進めるための体験訓練というようなものを実施いたしました。
なお、先ほども申しましたが、10時40分ぐらいから雨が降り出しまして、途中で中断、予定を変更したということで実施をしなかった訓練といたしましては職員訓練の部分になりますが、応急給水ですとか物資調達訓練の一部につきましては中止という形になりました。それ以外の訓練につきましては、一たんは開始して途中で中断という形での実施となってございます。
裏面をごらんいただきたいと思います。5番としまして、関係機関の訓練ごとの参加者数ということで、区をはじめ関係防災機関、協定団体等の参加者数を団体ごとに、会場ごとに記載してございます。こちらのほうはお読み取りいただければと思います。
報告については以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
内川委員
参加している関係機関名のところに、十中と緑野中で参加している団体に差があるというか、十中のほうには参加しているけれども、緑野中のほうには参加していないと。例えば東京消防庁災害時支援ボランティアですとか、NTTですとか、東京ガスですとか、国際交流協会ですとか。これは何か理由があるんでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
訓練参加に当たりまして、その団体の規模ですとか当日の日程の調整等の関係で、両会場で参加していただけない団体もございます。そういったところは片方の会場での参加というような形になっている部分もございます。また、すべての団体につきまして両会場でといいますと、会場の広さの問題もございます。そういったところを調整した上で、一方の会場だけでの参加というような団体になっているということでございます。
いながき委員
まず、確認させていただきたいんですけれども、訓練参加者数のところで第十中学校に参加した防災会の数なんですけれども、第十中学校のほうが14防災会で緑野中のほうが2防災会ということでよかったでしょうか。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
緑野中のほうの防災会は3防災会になります。
いながき委員
十中のほうが14防災会で緑野中のほうが3防災会ということで、かなり緑野のほうが地域住民防災組織の数、防災会の数自体は非常に少ないんですけれども、参加者自体は緑野中のほうが多いということで、これは参考までにどうしてこの緑野中の参加者がこれだけ多かったのかというところ、もしわかれば教えていただきたい。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
この総合防災訓練は、地域ごとに持ち回りで行ってございます。その関係で地域それぞれの、今回ですと東部、沼袋ですけれども、その地域の防災会に御参加をいただいているということでございます。そのそもそもの防災会の組織の規模自体も違うということで、沼袋地域は防災会自体の規模がそもそも大きいということが言えるのではないかと思います。
いながき委員
次に、今回途中で激しい降雨があったために予定を変更して実施されたということで、私も十中のほうに参加していて、途中で本当にすごい雨が降ってきて、中断されてその後、予定が変更されて体育館ですべて行ったんですけれども、参加していて、雨が降った後の対応というか、内容が割とばたばたというか、これは最初から、もし途中で雨が降った場合のことを想定してこの内容に計画変更されたのかなとちょっと疑問に思うところがありまして。当日は訓練の始まる前から今にも泣き出しそうな天気で、天気予報でも確実に雨が降るだろうと言われていた日だったんですけれども、もし雨が降った場合、中断後の訓練内容ですとか、計画については事前にきちんと考えておかれたんでしょうか。ちょっと教えてください。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
当日の6時30分にその日の訓練、実施するかどうかというのを実行委員会の委員長であります防災会の会長さん等とお話をさせていただきまして、その6時半の時点では雨が降っていなかったということ、また、雨が降るというのもお昼近くになるということから、決行するということにいたしまして実施をいたしました。
ただ、雨が降った時点でどういうふうに対応するかというのはその時点で、当然体育館等で行われるものはそのまま引き続き、また、それ以外のものでも雨の降り方によってできるものは引き続き行っていくというような形で対応していくというふうに考えてございました。その点では、雨の降り方によりましてできる、できないというような流動的な部分、あるいは結果的には非常に激しい雨だったということで、実際は校庭で行っていたものはほとんどできなかったというところに関しましては、予想というんですか、事前の検討が不十分であったのかなというふうには考えてございます。
委員長
他に質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ以上で本報告について終了いたします。
次に5番、平成24年度中野区災害医療救護訓練の実施についての報告を求めます。
佐藤都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
それでは、平成24年度中野区災害医療救護訓練の実施について御報告させていただきます(資料6)。
まず、目的でございますが、大規模地震及び大事故の発生に備えまして、被災現場での救助・応急救護活動、それから拠点医療救護所での医療救護活動に係る防災訓練等を実施し、地域住民の防災行動力の向上、また、地域防災住民組織をはじめとする医師会、歯科医師会等関係団体と区等の相互の協力体制の確立を図ることを目的として本年度も実施をさせていただく予定でございます。
実施日時でございますが、平成24年11月18日(日曜日)8時30分から12時30分を予定してございます。今年度の訓練の実施地域は野方地域、実施会場は平和の森小学校を予定してございます。
訓練想定ですが、当日の8時30分にマグニチュード7.3の地震が発生し、この地震により中野区では震度6強の揺れを観測したということで、建物倒壊、道路陥没等の被害のほか、多数の負傷者が発生しているということで、この負傷者に対する対応訓練を実施するものでございます。
訓練内容でございますが、護身訓練ということで、参加者にあっては各家庭で地震発生を想定して身の回りの確認を行っていただく。
それから、②番として参集訓練、これは医師会等4師会の先生の方が救護所まで参集するという内容の訓練でございます。
③番としまして、拠点医療救護所開設訓練ということで、会場の平和の森に拠点医療救護所を開設する。これも4師会等が中心となって開設するものでございます。
4番としまして、救助・応急救護訓練、これは参加されます区民の方が中心となって行っていただく体験訓練でございます。
⑤番、医療救護訓練ということで、こちらも住民の方に行っていただく訓練ですけれども、負傷者の搬送、あるいは負傷者判定――この部分は医師会のほうでございますが、それの支援の訓練等を行っていただきます。また、実際の医療として医療救護訓練を行う予定でございます。
それから、⑥番としまして二次避難所の開設訓練ということで、実際に避難所生活が十分にそこの場では行えない方に二次避難所に移っていただくというような地域防災計画上の予定になってございますが、実際の指定となっております二次避難所へ移動をするという訓練を行う予定でございます。
7番としまして、実行委員会ということですが、訓練の実施に当たりましては、訓練地域の各地域住民活動組織及び関係機関で構成する実行委員会においてより具体的な訓練内容については検討、決定していく予定でございます。
8番としまして、訓練参加予定機関ということで、今回の実施地域であります野方地域の6防災会、それから(2)番に記載しております関係機関等の参加を得て訓練を実施していく予定でございます。
なお、主催は中野区、企画・運営は実行委員会ということになってございます。
報告については以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に6番、議会の委任に基づく専決処分についての報告を求めます。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当・交通対策担当)
では、議会の委任に基づく専決処分について御報告をさせていただきます。資料(資料7)をごらんいただきたいと存じます。報告案件1から6まで、六つの案件の御報告でございます。
最初に報告案件1と報告案件2でございますが、これは同一の事故に関するものですので、あわせて報告をさせていただきます。
まず、1の概要ですが、6月6日の午後、区の職員が交通事故を起こしたものでございます。
この職員は、復興支援のため宮城県内に派遣中の職員ですが、利府町の宿舎に帰宅中、同町内の交差点で職員の不注意によりセンターラインを越え、対向車線に停車中の車両に衝突した結果、車両が損傷したものでございます。幸い双方の乗員にけがなどは全くありませんでした。
案件1は、区が職員用に車両を借りておりましたリース会社への賠償でございます。5の損害賠償額に記載しましたとおり、損害額は55万円、全額区職員のリース車両の修理費用でございます。こちらは7月20日に和解が成立しております。
なお、今回の事故は、区職員の不注意によるものであり、リース車両について区が全額修理費用を賠償いたしましたが、その費用は区が同車両について加入しております保険により、保険会社から修理業者に全額支払われております。
次の案件2は、この事故における被害者側の車両についての賠償でございます。裏面をごらんいただきたいと存じます。
先ほど御説明しました経緯によりまして、反対車線にて渋滞で停車中の車両に損傷を与えたものでございます。2の和解の要旨に記載しましたとおり、損害額は25万5,770円、全額相手方車両の修理費用でございます。こちらは7月23日に和解が成立しております。
なお、この費用につきましても、先ほどの区が加入しております保険により、保険会社から相手方車両の修理業者に支払われております。
なお、備考に記載しました事故後の対応でございますが、再発防止のため、私から関係職員へ注意するとともに、他の職員に対しても注意喚起と安全運転への励行を改めて徹底するよう指導いたしました。
次の報告案件3と報告案件4につきましては、さきの6月13日の本委員会で事件の概要を御報告させていただきましたが、和解が成立しましたので、改めて御報告をさせていただきます。
まず、報告案件3は、中野駅北口西自転車駐車場において定期駐車票を偽造するとともに、これを不正に使用した相手方に対し、不正利用期間43カ月分の利用料相当額8万1,700円を区の損害として賠償を求めたものでございます。
次のページになりますが、本年9月4日に和解が成立しまして、既に全額が区に支払われております。
次に、報告案件4ですが、これは今申し上げました報告案件3の相手方から偽造された定期駐車票を譲り受けた者が、偽造されたものと知りつつ、これを不正に使用したため、不正利用期間14カ月分の利用料相当額2万6,600円を区の損害として賠償を求めたものでございます。こちらは本年9月4日に和解が成立し、既に全額が区に支払われております。
なお、備考に記載しました事故後の対応としましては、すべての自転車駐車場におきまして管理人による巡回並びに監視体制の強化を行っております。
次に、報告案件5でございます。1の事件の概要ですが、平成22年12月3日と本年6月1日のいずれも夜間、同一の被疑者が中野自転車保管場所の3階屋上から進入し、放置自転車として撤去され保管中の本人名義の自転車を無断で持ち出したものでございます。
裏面をごらんください。本年6月の事件後に相手方が認めました事実に基づき、損害額11万7,100円の賠償を求めたものでございます。内訳は4の損害賠償額に記載しましたとおり、進入経路のガラス修理費用について、2年前と本年の2回分10万7,100円に撤去手数料も2回分、1万円を加えました11万7,100円を損害額とし、本年9月5日に和解が成立、既に全額が区に支払われております。
事故後の対応としましては、所内の防犯カメラの増設、それから出入り口のフェンスの高さを上げる改修などを実施しております。
最後に、報告案件6でございます。
1の事件の概要ですが、本年5月3日の午後5時半ごろ、上高田三丁目の路上で自転車走行中の方が前方から走行してきた車両を避けようとした際、区が電柱に設置しておりました駐車禁止の看板が若干電柱からはみ出していた部分に接触され、その際に着用していた眼鏡が落下、破損したものでございます。
2の和解の要旨でございますが、区としては今回のケースでは過失割合は2割と判断し、眼鏡の買いかえ費用に当たります1万7,640円のうち、2割相当の3,528円を支払うことで本年9月27日に相手方と和解し、支払うことといたしました。
次のページをごらんください。備考に記載しております事故後の対応でございますが、現地の看板を速やかに撤去、交換の上、2に記載のとおり青色灯防犯パトロールカーを活用しまして巡回、点検を行いました。資料に記載はございませんが、巡回、点検の結果、同種の看板、区内772枚のうち、少しでも不具合のある24枚を撤去し、修理、交換等の対応を行いました。今後もこうした対応を継続し、引き続き区民の皆さんの安全確保に努めてまいりたいと存じます。
報告案件は以上でございます。なお、いずれの案件も総務委員会においても報告されておりますことを申し添えさせていただきます。
私からの報告は以上でございます。何とぞよろしくお願いいたします。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
いながき委員
報告案件3の定期駐車票の偽造による不正使用のところなんですが、例えば民間の駐車場だったりしますと、そうやって不正利用が発覚した場合は、利用料相当額はもちろんのこと、それプラス不正へのペナルティーではないですけれども、罰金をプラスして課されるケースというのが多いと思うんですけれども、区の場合は今回、利用料相当額のみ請求ということで、こういった不正へのペナルティーではないですけれども、そういった罰金みたいな金額というのは請求することはできないものなんでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当)
こうした賠償額の算定につきましては経営分野、いわゆる争訟事務会議というのがございまして、そちらの庁内で統一的に基準を設けてやっているものでございます。委員御指摘のようなペナルティー、罰金に当たるものはこうしたケースで区として請求するということはございません。
いながき委員
それでいいと御担当としては思っていらっしゃいますか。不正しても利用料相当額しか請求されないという、そういう規定で御担当の人はいいというふうに思っていらっしゃいますか。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当)
こちらの賠償額につきましては、基本的に区がこうむった損害、実害に当たるものを明確に算定するという趣旨がございますので、委員が御質問のようないわゆるペナルティーに当たるものは、具体的な基準がございませんと請求し得ないということが当然ありますので、そういった基準がないということですと、請求する金額算定というのは根拠を持ち得ないということになります。
内川委員
これは当然悪質な事案もございますので、警察に届け出た上で示談が成立したということでよろしいんですか。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当)
こちらにつきましては、中野署に届け出の上、中野署の捜査により本人の身柄確保等に至ったものでございます。
久保委員
報告案件5のほうでお伺いいたしますけれども、こちらのほうも当然警察のほうにも届け出をされたのかなと思いますが、12月3日と6月1日、同じようなことが起きて、犯人というんでしょうかね、同じ人だったということですけれども、これはどういったことなんでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当)
こちらにつきましては、12月3日につきましては同様の事案が発生し、その際警察への届け出を行っておりますが、その後の警察の捜査では本人の身柄の拘束、事件の解決には至らずに、6月1日届け出た際には、一番決め手になりましたのは、屋上の進入路に当たります防犯カメラ、ここの部分に本人の風体、映像が残っておりましたので、逮捕、拘留の決め手になったというふうに聞いております。本人が警察のほうに実は2年前にも同様の犯行をやっているということを自供し、2件の事件が解決したというものでございます。
委員長
他に質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
石井都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
先ほどの答弁保留でございます。無償貸し付け部分の撤去費用でございます。およそ2,340万円というところでございます。
委員長
質疑はよろしいですか。
それでは次に、7番、その他で何か報告はありますか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
口頭になりますけれども、私のほうから2020年東京オリンピック・パラリンピック招致イベントの開催がされた旨、御報告差し上げたいと思います。
本イベントにつきましては、東京商工会議所の中野支部が主催するものでございますけれども、先般補正予算を組んでいただきまして、区も共催して行うこととなったものでございます。チラシにて各委員のほうには御案内を差し上げたところでございますけれども、今月初め、10月7日(日曜日)午後2時半から4時半の間で開催されてございます。東京オリンピック・パラリンピック招致委員会の後援を受けましたほか、中野区体育協会、それから中野工業産業協会等の後援を受けましての開催となってございます。
なお、主催者発表で当日の参加者が215人というふうに聞いてございます。
簡単でございますが、以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
そのほかございますか。
滝瀬都市政策推進室副参事(にぎわい・商業振興担当)
続きまして、私のほうからは10月7日から8日に行われました中野にぎわいフェスタの実施結果について御報告いたします。
場所につきましては、中野四季の森公園のほか、10会場で行ったところでございます。来場者数でございますけれども、7日につきましては約3万6,000人、8日につきましては5万4,000人、合わせまして約9万人というところでございます。
なお、昨年度の実績でございますが、3万6,000人でございまして、約2.5倍の来場者数があったというところでございます。
それから、ステージ企画等への団体など、昨年度57団体のところ61団体、それから露店の出店につきましても昨年の25団体のところ41団体というところでございまして、来場者、参加団体等ともふえているというところでございます。
私のほうからは以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
ほかに報告はありませんか。
相澤都市基盤部副参事(都市計画担当)
早稲田通りの拡幅整備事業の実施について口頭で御報告させていただきます。
補助第74号線(早稲田通り)の中野通りから環状七号線までの区間、約950メートルにつきまして、このたび東京都は都市計画事業の認可を取得いたしまして事業を実施することとなりました。現在、幅員15メートルのものを約20メートルに拡幅整備するものでございます。本事業は東京都が施行いたします。事業期間は今年度から平成30年度までということでございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
他に報告ありませんか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
私のほうからは、中野四季の森公園内に設置しました距離表示サインにつきまして、口頭により報告させていただきます。
このたび、中野四季の森公園の通称F字道路に面した植え込みの中に、それぞれ100メートル、200メートル距離を表示したサインを設置いたしました。大きさは縦、横、高さともに約18センチメートル程度のプラスチック製のものでございまして、動かないようにサインの支柱を土の中に埋め込んでおります。
これは四季の都市(まち)の一地権者でございます東京建物が、中野四季の森公園及び南側の中野セントラルパークサウスの周囲をコースに見立てて、ウオーキングやジョギングする人たちの目安になるようにと100メートルごとに全体10カ所の位置に距離表示のサインを設置しているものでございまして、そのうちの二つの距離表示サインを公園の敷地内に設置したものでございます。区では東京建物と協定を締結いたしまして、公園内に設置する二つの距離表示サインにつきまして、東京建物から中野区へ無償譲渡の扱いとし、区では公園施設としてこのサインを管理し、破損などした場合には東京建物が必要な修繕等を行い、その費用も負担していただくということになっております。
報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
他に報告はありませんか。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当)
では、今月13日、14日の両日開催いたしました「2012 東北復興大祭典なかの」及び「東北復興祈念展」が無事に終了しましたことを口頭にて御報告申し上げます。
中野区としては初めての事業でございましたが、本委員会の委員の皆様はじめ区議会の皆様の温かい御理解、御協力を賜りまして実施することができました。また、当日は事故等の発生もなく、天候にも恵まれまして、大変にぎわいのある事業となりました。正式には会計処理も含めた実施報告の資料がまとまった時点で改めて御報告申し上げたいと存じますが、本日は口頭にて恐縮ですが、この場をおかりし、皆様に改めて心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
なお、本件は今週18日の震災対策特別委員会においても同様に御報告を申し上げる予定でございます。私からの報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
他に報告はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ以上で所管事項の報告を終了いたします。
次に、所管事務継続調査についてお諮りいたします。
お手元に配付の文書(資料8)に記載された事項について、引き続き閉会中も調査を要するものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
審査日程のその他に入ります。委員会を暫時休憩いたします。
(午後1時55分)
委員長
それでは、委員会を再開いたします。
(午後1時56分)
次回の委員会は、11月26日(月曜日)午前10時に行うということで御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
以上で予定した日程はすべて終了いたしますが、委員、理事者から特に御発言はありませんか。
内川委員
1点だけ。中野学園の件についてでございます。
当委員会でも1回報告に上がりましたし、前委員会でも来住委員が触れておりました。中野区のもっている公園と中野学園の土地を交換して区が新たに公園を整備するという内容ですけれども、簡単で結構ですので、進捗状況を教えてください。
田中都市基盤部副参事(地域まちづくり担当)
今、御指摘の点につきましては、中野区と中野学園とで現在の区立さくら公園を同面積で、近場で交換するという協定を結んだものでございます。それに先立ちまして地域にお知らせをする、とともにまた議会にもお示しをさせていただいたところでございます。これが数年前でございます。
いよいよその公園の交換というんでしょうか、新しい公園の整備に着手するという段階に来ておりましたが、ことし春先からこれに向けた説明に入っているところ、こういった交換自体を知らなかったという区民の方が何度かいらしたということでございます。私どもとしましては、関係する4町会に御説明をし、また、町会を通じて地域の方にもお知らせをしていただき、説明会も開いたということで、十分だったとは言えないかもしれませんけれども、お知らせをし、手続きを踏んで決めてきたところではございますけれども、知らない方もいらしたということで、改めてこれまでの経緯、それから交換することが区にとって、また地域の方にとって、特に防災面で非常に地域の安全性に寄与すると。交換することが非常に地域にとっても区にとってもよいことだということを改めて御説明する機会を何度か持たせていただきました。
その後、町会の方にも一応の御了解を、改めて4町会の方にも御了解をいただきながら、いよいよ交換する新たな公園の整備に着手をするという段階に来てございまして、その公園が整備されました後にさくら公園と交換をするという契約を結び、そして双方の廃止告示と新しい公園の告示を行う形で、新しい公園に移すと。そして、その後に現在のさくら公園の除却を始めて中野学園のほうの建てかえの土地として使うと、そういう流れに今なっているところでございます。
内川委員
契約ですとか協定を結ぶときの相手としては、あくまでも町会ということで、町会長含む町会が交渉相手といいますか、相手だよということでよろしいですね。
田中都市基盤部副参事(地域まちづくり担当)
土地を交換するという協定につきましては、中野区と中野学園とで協定を結んでいるということでございます。公園を整備するのは中野学園のすべての費用で新しい公園をつくってもらう。あるいは、今のさくら公園を除却する費用も中野学園に負担してもらうと。中野区には負担が全く生じない形で道路等の提供もしていただくということになっているわけでありますけれども、その間の実際の土地の権利のつけかえ、登記がえ、所有権の移転につきまして改めて契約をする。これは中野区と中野学園と契約を結ぶということになります。地域の合意を得るという形では、地域の方々に広くお知らせをしながら説明し、意見を聞く機会を何度か持ってきたところでございますけれども、地域の方々の意見を一番反映していただく、そして地元のコミュニティの組織としましては、関係する四つの町会がございますので、そちらの町会長に御足労もとっていただきながら、地域の方々との話し合いを進めてきた。それで実際の着工に、新しい公園整備に入りますけれども、それについても御了解を得たというふうに区としては判断しております。
委員長
では、今の御発言についての質疑はこれをもって終了といたします。
他に御発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ以上で建設委員会を散会いたします。
(午後2時02分)