平成14年10月22日中野区議会本会議(第3回定例会)

1.平成14年(2002年)10月22日、中野区議会議事堂において開会された。

1.出席議員(42名)

  1番  吉  原     宏        2番  伊  藤  正  信

  3番  きたごう  秀  文        4番  高  倉  良  生

  5番  やながわ  妙  子        6番  鈴  木  光  子

  7番  佐  伯  利  昭        8番  平  島  好  人

  9番  むとう   有  子       10番  長  沢  和  彦

 11番  牛  崎  のり子        12番  山  崎  芳  夫

 13番  高  橋  ちあき        14番  市  川  みのる

 15番  岡  本  いさお        16番  こしみず  敏  明

 17番  飯  島  きんいち       18番  小  串  まさのり

 19番  はっとり  幸  子       20番  佐  藤  ひろこ

 21番  来  住  和  行       22番  樋  口  きこう

 23番  若  林  ふくぞう       24番  古  木  謙市郎

 25番    欠    員         26番  斉  藤  金  造

 27番  斉  藤  高  輝       28番  大  泉  正  勝

29番  柿  沼  秀  光       30番  木  村  勝  昭

31番  細  野  たいじ        32番  岩  永  しほ子

33番  昆     まさ子        34番  小  池  ひろし

36番  伊  藤  岩  男       37番  西  村  孝  雄

38番  江  口  済三郎        39番  藤  本  やすたみ

40番  川  上     進       41番  近  藤  正  二

42番  江  田     徹       43番  池  田  一  雄

44番  小  沢  哲  雄

1.欠席議員(1名)

 35番  岩  田  みつる

1.出席説明員

 中 野 区 長  田 中 大 輔      収  入  役  藤 原 惠 一

 教  育  長  沼 口 昌 弘      政策経営部長   渡 辺 征 夫

 企 画 課 長  金 野   晃      総 務 部 長  山 岸 隆 一

 総 務 課 長  田 辺 裕 子      区 民 部 長  鈴 木 勝 明

 地域センター部長 柳 澤 一 平      環 境 部 長  西 條 十喜和

 保健福祉部長   石 神 正 義      保健担当部長   青 山 キヨミ

 都市整備部長   石 井 正 行      土木担当部長   那須井 幸 一

 教育委員会事務局次長 山 下 清 超

本会の書記は下記のとおりである。

 事 務 局 長  正 木 洋 介      事務局次長    佐 藤 栄 時

 書     記  大 谷 良 二      書     記  大 石 紀 久

 書     記  巣 山 和 孝      書     記  永 田 純 一

 書     記  長 崎 武 史      書     記  松 原 弘 宜

 書     記  西 田   健      書     記  岩 浅 英 樹

 書     記  飯 田 浩 一      書     記  佐 藤 雅 俊

 書     記  松 本 桂 治      書     記  吉 田 哲 郎

 

 議事日程(平成14年(2002年)10月22日午後1時開議)

日程第1  第40号議案 平成14年度中野区介護保険特別会計補正予算

第41号議案 中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

第42号議案 清掃車の買入れについて

第46号議案 中野区老人保健高額医療費資金貸付条例

第47号議案 建物の買入れについて

第48号議案 特別区道路線の認定について

日程第2  第39号議案 平成14年度中野区一般会計補正予算

日程第3  議員提出議案第18号 中野区議会議員定数条例

        議員提出議案第19号 中野区議会議員定数条例

日程第4  議員提出議案第21号 都立高校改革推進計画・新配置計画(案)の見直しを求める意見書

日程第5  議員提出議案第22号 遺伝子組み換え食品に対する意見書

日程第6  (12)第28号陳情 身体障害者のための「江古田の森」の施設計画の実現について

第24号陳情  「遺伝子組み換えイネ」を学校給食に使用しないこと並びにその不承認と表示の義務化に関して国への意見書提出を求めることについて(1項)

第25号陳情  痴呆性高齢者対応のグループ・ホームの建設と運営およびNPO法人支援について(1項・2項)

第27号陳情 介護保険事業計画の検討に際し、施策化を求めることについて(1項・4項)

日程第7     第9号陳情 アフガニスタンなどで残虐兵器の使用の中止をもとめることについて

日程第8    第26号陳情 老人医療の限度額超過分について申請手続きの簡素化、および医療機関による受領委任制度の検討をもとめることについて

追加議事日程

日程第9  小中学校の普通教室クーラー設置に対する国の財政支援を求める意見書

日程第10 日朝国交正常化の進展と日本人拉致問題に関する意見書

日程第11 議員の派遣について

 

      午後1時04分開議

議長(斉藤金造) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。

 本日の記事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。これより日程に入ります。

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 第40号議案 平成14年度中野区介護保険特別会計補正予算

 第41号議案 中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

 第42号議案 清掃車の買入れについて

 第46号議案 中野区老人保健高額医療費資金貸付条例

 第47号議案 建物の買入れについて

 第48号議案 特別区道路線の認定について

(委員会報告)

 

議長(斉藤金造) 日程第1、第40号議案から第42号議案まで及び第46号議案から第48号議案までの計6件を一括議題に供します。

 

平成14年(2002年)10月15日

中野区議会議長 殿

総務委員長 江口 済三郎

(公印省略)

議案の審査結果について

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

議案番号

件    名

決定月日

40

平成14年度中野区介護保険特別会計補正予算

1015

41

中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

1015

42

清掃車の買入れについて

1015

 

平成14年(2002年)10月15日

中野区議会議長 殿

厚生委員長 江田 徹 

            (公印省略)

議案の審査結果について

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきのものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

議案番号

件    名

決定月日

46

中野区老人保健高額医療費資金貸付条例

1015

 

平成14年(2002年)10月15日

中野区議会議長 殿

建設委員長 高橋 ちあき

(公印省略)

議案の審査結果について

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

議案番号

件    名

決定月日

47

建物の買入れについて

1015

48

特別区道路線の認定について

1015

 

議長(斉藤金造) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により、省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案は委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

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 第39号議案 平成14年度中野区一般会計補正予算

 (委員長報告)

 

議長(斉藤金造) 日程第2、第39号議案、平成14年度中野区一般会計補正予算を議題に供します。

 

平成14年(2002年)10月15日

中野区議会議長 殿

総務委員長 江口 済三郎

(公印省略)

議案の審査結果について

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

議案番号

件    名

決定月日

39

平成14年度中野区一般会計補正予算

1015

 

議長(斉藤金造) 総務委員会の審査の報告を求めます。江口済三郎総務委員長。

     〔江口済三郎議員登壇〕

38番(江口済三郎) ただいま議題に供されました第39号議案、平成14年度中野区一般会計補正予算に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本議案は、歳入歳出にそれぞれ20億8,249万8,000円を追加計上するものです。

 その内容は、歳出予算では、基本構想等の策定に関し、専門委員及び(仮称)基本構想検討区民会議の設置に要する経費541万1,000円、行政評価制度の外部評価委員会の設置に要する経費48万6,000円、江古田の森保健福祉施設整備をPFI方式により進めるため、業務委託等の経費、612万円、老人保健高額医療費資金貸付基金創設のため繰出金1,000万円、財政調整基金積立金に平成13年度の決算剰余金のうちから20億円の積立金を計上するものです。

 また、国の補助制度などを活用した介護予防生きがい活動支援の拠点施設整備を進めるための経費3,868万1,000円や電波複合障害対策のため、ケーブルテレビ幹線等整備事業への助成等の経費2,840万円を計上する一方、凍結した施設整備計画の見直しのための経費660万円を減額するものです。

 歳入予算では、国庫支出金3,798万2,000円、都支出金340万円、繰越金20億4,111万6,000円を追加計上するものです。

 本議案は、10月10日の本会議において当委員会に付託され、当委員会では10月15日に委員会を開会し、審査を行いました。

 まず審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、その後、質疑を行いました。その主な質疑応答を紹介します。

 初めに基本構想等の策定について、「区民会議を附属機関として条例設置することについての検討状況は」との質疑に対し、「条例設置した場合、幅広い区民参加がどのように得られるか検討している」との答弁がありました。また「専門委員の位置付けがあいまいであり、自治法上の専門委員にすべきではないか」との質疑があり、「区民会議の条例設置とあわせて専門委員の名称と位置付けについても検討したい」との答弁がありました。

 さらに、「今まで長期計画を策定しては、すぐに計画の改定などを行っており、また長期計画の策定時にもさまざまな議論があった、このようなことも踏まえ、計画は5カ年とすべきではないか」との質疑に対し、「基本構想は10年後の中野区の姿をあらわすものと考えており、行政計画は基本構想を実現する具体的な財源などを示し、前期5年を実施計画、後期5年を展望計画と位置付けたい」との答弁がありました。

 また、「基本構想の策定に当たり、東京都と区の関係についてはどのようにとらえていくのか」との質疑があり、「17年度には清掃の暫定的な取り扱いの終了や財調等の課題も再度協議することになっており、そういう動向を踏まえ、その後のことを展望し、計画に入れていく」との答弁がありました。

 次に、凍結した施設整備計画の見直しについて、「当初予算では5施設について660万円が計上され、十分な検討がされると思っていたが、これを減額して十分な検討ができるのか」との質疑に対し、「当初予算では、評価委員会を設置し、5施設についての妥当性や将来の費用対効果などを調査してもらう予定であったが、今回、区の所有する施設全体をどうあるべきか区としての考え方を示し、幅広い区民論議の中で基本構想の策定と合わせて考えていくこととした」との答弁がありました。

 さらに、「施設の見直しをゼロベースから始めるということであれば、凍結した施設を含む個々の施設のデータを区民に示さなければ、情報が非常に不足したままで区民論議がなされるのでないか」との質疑があり、「個々の施設の考え方やあり方については、行政内部でも検討しており、施設全体について行政内部のデータをできる限り提供し、区民論議をしてもらうこととする」との答弁がありました。

 次に、「財調積立金について、将来のために積み立てることはそれなりに理解できるが、今回の20億円も積み立てるのではなく、健康保険法の改正などにより、本当に困っている区民の福祉のために、地方自治体の役割を果たしていくべきではないか」との質疑に対し、「13年度は一時的に繰越金が出たもので、当区の財政基盤は23区の中でも極めて弱く、毎年度多額の繰越金が出ている状況にはない、来年度には歳入の落ち込みが確実視されており、財源の不足が考えられるため基金への積み立てをすることにした」との答弁がありました。

 以上が主な質疑応答の内容です。さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めましたが討論はなく、討論を終結しました。そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で本議案を可決すべきものと決した次第です。

 以上で第39号議案に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。

議長(斉藤金造) ただいまの報告について御質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 池田一雄議員、伊藤正信議員、佐伯利昭議員、鈴木光子議員から討論の通告書が提出されていますので、順次、通告議員の討論を許します。

 最初に、池田一雄議員。

     〔池田一雄議員登壇〕

43番(池田一雄) 日本共産党区議団を代表し、第39号議案、2002年度、平成14年度一般会計補正予算に対し反対の討論を行います。

 まず基本構想の策定費540万円についてであります。中野区の憲法としての役割を持ち、今日現在においても中野区における地方自治体の本来の役割をはっきりと指し示す現行基本構想の全面改定を行うための予算の一部であります。今定例会の質疑においても、憲法の地方自治の精神に基づく地方自治体の理念を掲げた現行基本構想の基本的柱については、区長は尊重する旨の答弁をしておられますが、一方では福祉施策についてばらまきと述べるなど、相矛盾する立場も見受けられます。自治体の仕事を市場原理に任せようとするようなあり方は、基礎的自治体の本来的な姿からは遠ざかるものであります。また、5か年計画で凍結した施設整備計画の見直しについての予算の減額は、区内のすべての施設をゼロベースから見直すとして、個々の施設についての検討は行わない、具体的な検討は行わないというやり方の一端を担うことになります。

 さらに財政調整基金への20億円もの積み立てであります。5か年計画においては、2005年度に初めて基金への積み立てを予測していたものでありますが、既に2001年度には29億円、2002年度は今回補正と第2次補正で予測されるものを含めると29億円、合わせて58億円というような大きな額の積み立てとなろうとしています。政府の景気底打ち宣言をあざ笑うかのように、株価は低落を続け、国民犠牲の不良債権早期処理を初めとする構造改革と称する愚かな政策が、国民の強い批判を無視して続行されています。区民の生活は耐えがたい状況にまで落ち込んでいます。こういうときにこそ、これらの政策から区民を守るとりでとしての役割を果たすことが基礎的自治体である中野区に課せられた任務ではありませんか。もちろん将来の財政運営を考えるならば、一定の積み立ては必要なものと言えますが、今も第二種障害者福祉手当の7,750円への復元など、福祉、暮らしへの区民の要求は極めて強いものがあります。基金積み立てに回す一部を、補正予算の財源としてこれら区民の皆さんの要求にこたえるべきではなかったでしょうか。

 中野区が本当の自治体に一日も早く立ち戻ることを願い、区民とともにそのために活動を一層強める決意を申し上げて反対討論とします。

議長(斉藤金造) 次に、伊藤正信議員。

     〔伊藤正信議員登壇〕

2番(伊藤正信) ただいま上程されました第39号議案に自由民主党の立場から賛成の討論を行います。

 そもそも今回の定例会直前に住基ネット接続切断をしたことについて、私どもは区長に対し、議会への説明不足を指摘し、議会軽視と民主主義に対する冒涜などの意味合いを込めた抗議をいたしました。いわゆる執行中の事業を年度途中で停止することの重大さと、それにかかわる議会への説明不足を訴えたのでございます。

 基本的なことかと思いますが、予算が執行に至るまでの経緯を振り返りますと、まず区長が新年度予算の編成方針を打ち出します。それに基づき各部課において編成作業が始まります。それを受けて区長は査定を行い、さらに庁議を経て、予算案として正副議長に内示され、会派、各議員が内示を受けた上で議会に初めて提案されます。議会はこれを受け、本会議にて提案理由の説明を受け、そして予算特別委員会を全員で構成し設置して議案を付託し、委員会における詳細な質疑答弁を経て、採決。本会議に議案が戻され、予算特別委員会からの報告を受け、最終的な議決を経て執行に至るわけでございます。

 議会の議決を経なければ執行できない、いわゆる区長が言うところの議会が議決機関として、区長と「車の両輪」の役目を果たすべき最も大切なポイントでもあるわけです。なぜこのように基本的なことを述べたかと申せば、今回、切断に至った住基ネットの事業も、この議決を経て執行された予算上の事業であり、これに停止をかけるということは、先ほど述べた予算の議決に至るまでの行為をさかのぼって説明をする責任が責務として当然生まれてくるからにほかなりません。

 今回、私どもが賛成した補正予算に対しての態度も同様であり、例えば上野原の見直しの是非については、教育委員会や議会の議論の余地を残すところですが、それ以前に区長がみずから上野原町に出向き、なぜ上野原町の町長と話をつけてしまったのか理解に苦しみます。やはりこの点に説明不足の感がぬぐえず、同様の心配があります。区長の独断ととられてもいたし方ありません。住民参加とは別の次元で、我々議員が選挙を通じ、住民代表として議会に参加する上でお預かりしている大切な権限について、議員みずからの責務として、議会以外のだれにも責任を押しつけることなどできないことを、さらに大切な議決機関としての役割を区長にも十分認識していただいたことを大前提とした上で、補正予算に賛成するものであります。適正な執行に御期待申し上げ、賛成討論といたします。

議長(斉藤金造) 次に、佐伯利昭議員。

     〔佐伯利昭議員登壇〕

7番(佐伯利昭) 上程中の第39号議案、平成14(2002)年度中野区一般会計補正予算に賛成の立場で討論します。

 日本経済、世界経済の先行きがさらに不透明になる中、行政もその運営に大きな進路変更を求められる時代となりました。そうした中、今補正予算では、中野区基本構想の改定に要する予算が計上されています。20年前策定された現行基本構想は、その策定時と大きく社会環境が変化し、それに基づいてつくられた長期計画が2度にわたり目標を達成することができなかったことを見れば、改定には必然性があります。予想を超える早さで進む高齢社会、少子化による今後の労働力不足、分権や社会福祉基礎構造の改革、一方でIT技術の進歩、NPO・市民活動との協働、PFIなどによる新たな民間活力の導入等、行政のあり方、あるいは区民の側からの意識改革も視野に入れた新しい構想が必要になってきています。提案の補正予算では、専門委員及び(仮称)基本構想検討区民会議を設置するための予算として計上されていますが、幅広い意見を求め、議論を進めようという姿勢には賛意を表するものであります。

 次に、行政評価制度に外部評価を導入する予算が計上されました。今定例会で各委員会で報告された内部評価では、その指標の持ち方などについて、議会側から大きな批判も浴びました。私が総括質疑で紹介させていただいた、福岡市の自治体DNA改革、市長への提言の中では、行政評価について、「現在ブームだが明確な戦略のもとで、評価者と評価される側がはっきりと定められ、立てた目標と結果を照らした評価をやっている例は少ない、単なる職員の自己点検運動だけでは実効性は薄い」と指摘し、「よりよいサービスをより効率よく」提供するためには、政策、施策、事務事業の各レベルで目標を事前に設定し、事後その達成度を業績評価していく目標の管理体制が必要としています。一つの事例として市内の道路混雑について100億円の予算を使って、総延長何キロの道路をつくったかだけでなく、その結果、それまで町の中心の天神まで1時間以上かかっていたものが、30分以内で来られる人がどれだけふえたかという成果の指標こそ市民が求めているものであるとの説明はとても説得力のあるものでした。予算執行上の達成度を重視しがちな内部評価より、区民の満足度を的確に評価するための外部評価は必要です。本予算では評価対象を同評価委員会が選定した事業としていますが、その指標についても外部の評価委員会によって設定することも要望しておきたいと思います。

 凍結した施設建設整備の評価・検討するための検討委員会設置のための予算が減額補正されました。本来、計画の見直しにはまずこの計画づくりにかかわってきた皆さんとの話し合いをすべしと主張してきた立場から区の判断は的確と言えます。委員会をつくり、学識経験者と称する人から事業の見直しというお墨つきをもらって区民の前に提示するのではなく、区政の主役である区民の皆さんと、正面から向き合い、説明責任を果たし、話し合いをする姿勢を今後も貫いてもらいたいと思います。

 平成13年度決算では、39億円余りの実質収支、余剰金が生まれました。地方財政法第7条には、こうした余剰金については、その2分の1以上は財政調整基金に積み立てるか、区債の繰り上げ償還の財源に充てることが定められています。この法律に従い、9月5日には区長決定として基金積み立て方針というルールづくりをし、今回2分の1余りの金額、20億円を財政調整基金に積み立てたことは、区長の財政再建への意欲のあらわれと見て歓迎します。先ごろ公表された中野区施設白書では、今後20年以内に改修の必要な施設が205カ所、経費が667億円、2006年度時点で耐用年数が10年未満でこれを現状で改築した場合の経費が約59億円、同じく公表された財政白書では、現状で区の起債残高、土地開発公社の借り入れを合わせ、将来負担額は766億円としています。さらに、警察大学校等跡地、江古田の森整備など、ほかにも新たな区民ニーズに対応するにはルールに基づいた基金の積み立ては必要不可欠です。

 区長自身も総括質疑の答弁で述べていますが、財政の再建なくして福祉の向上はあり得ない、そうした精神のあらわれととらえることのできる本予算に賛成を表明し、討論とします。

議長(斉藤金造) 次に、鈴木光子議員。

     〔鈴木光子議員登壇〕

6番(鈴木光子) 上程されております第39号議案、平成14年度中野区一般会計補正予算について、賛成の立場から討論いたします。

 以前にもこの場で申し上げた記憶がありますが、私は区長が提案された予算に対して、その一部に意に沿わない事項があることを理由にして、全体を否定することは理に合わないという思いから賛成の立場を貫いてまいりました。

 今回提案された補正予算の中では、基本構想の見直しに関して、私は基本的に反対です。区長は第2回定例会における所信表明で「財政的な裏付けのない基本構想を見直す」ことを明らかにされました。改めて基本構想を読み直してみると、21世紀の将来像を目指す理念として、私は今日なお立派に通用する内容であることを再認識しております。

 区長が見直す理由に挙げている環境問題、男女共同参画の問題などは、個別に時代に即応する内容への一部改定が必要との思いはありますが、全体像を変えることには反対です。

 私は第2回定例会の一般質問で、「区長は財政の裏付けのある10年スパンの基本構想を考えているようだが、それでは構想ではなく行財政計画である、21世紀の長期展望やビジョンは不要と考えているのか、あわせて10年スパンの行財政計画も策定するようだが、従来の個別計画や予算も含めると、計画行政ならぬ計画倒れ行政になってしまうのではないか」との質問をいたしました。

 区長のお答えは、「基本構想は将来像を目指す理念的なものと思っている、21世紀の長期的な展望や中期的な展望を、さまざまに踏まえた上で10年スパンとした、基本構想は理念的な目標、行財政の計画は基本的事業の計画と、性格づけをきちんと確認していくことで、計画倒れになることはないと考えている」との、何とも理解しにくい内容でした。

 現行基本構想は、分野別の具体的な目標や指針を掲げておりますが、これを地方分権や区の財政構造の変化など、区政を取り巻く社会環境の変化に応じて、行財政計画によって実態に合わせて調整すべきものと私は考えます。

 したがって基本構想の理念に、社会状況の変化などと明らかなずれが生じない限り、あえて改定の必要はなく、(仮称)新しい中野をつくる10カ年計画の策定で十分足りるということをあえて主張させていただきます。

 その他の事項については何ら異論がありませんので、本議案について賛成をいたします。

議長(斉藤金造) 他に討論がなければ討論を終結いたします。

 これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

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 議員提出議案第18号 中野区議会議員定数条例

 議員提出議案第19号 中野区議会議員定数条例

 (委員長報告)

 

議長(斉藤金造) 日程第3、議員提出議案第18号及び議員提出議案第19号の計2件を一括議題に供します。

 

平成14年(2002年)10月15日

中野区議会議長 殿

議会運営委員長 山崎 芳夫

   (公印省略)

議案の審査結果について

本委員会に付託された議案を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

議案番号

件  名

審査結果

決定月日

議員提出議案第18号

中野区議会議員定数条例

可決すべきもの

10月15日

議員提出議案第19号

中野区議会議員定数条例

否決すべきもの

10月15日

 

議長(斉藤金造) 議会運営委員会の審査の報告を求めます。山崎芳夫議会運営委員長。

     〔山崎芳夫議員登壇〕

12番(山崎芳夫) ただいま議題に供されました議員提出議案第18号、中野区議会議員定数条例及び議員提出議案第19号、中野区議会議員定数条例に関しまして、議会運営委員会における審査の経過及びその結果について御報告をいたします。

 両議案とも、地方自治法の改正に伴い平成15年1月1日以降、初めてその期日を告示される一般選挙からの中野区議会議員の定数を定めるものですが、議員提出議案第18号はその定数を42人とするもの、議員提出議案第19号は、その定数を44人とするものであります。

 両議案は、平成14年10月10日の本会議において当委員会に付託されましたので、当委員会では10月15日に委員会を開会し、審査を行いました。

 当委員会では、両議案を一括して議題に供した後、議員提出議案第19号の提案者からの補足説明を受け、その後、両議案を一括して質疑を行いました。

 それでは、委員会審査における質疑応答の内容を御紹介いたします。

 委員から、議員提出議案第18号の提案者に対し、「区議会議員の定数を42人として提案した理由は何か」との質疑があり、「近年、民間、官公庁を問わず、組織の効率化、スリム化の方向に向かっている中で、提案者の中では、現在の議員定数を減らしていくという方向で議論をしてきた、議論の過程では、地方自治法上の人口ではなく、有権者数を基準に考える、あるいは人口から住民登録をしていない方や外国人登録をしている方を引いた住民の数を基準に考えるといった意見もあったが、それらの数で改正された地方自治法上の議員定数の上限数を見ると、46人より一段下の区分になってしまい、極端に定数が減ってしまうことになるため、それは難しいということになった、それで前回、減数条例で法定数から減らした数と同様の4人を、改正された地方自治法上の議員定数の上限数46人から減らすことが、現状において適当であろうということで44人とした」との答弁がありました。その後、委員会を休憩して、取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。次に意見の開陳を求めましたところ、意見はなく、意見の開陳を終結いたしました。次に討論を求めましたところ、議員提出議案第18号に反対し、議員提出議案第19号に賛成する立場から1名の委員の討論がありましたので、御紹介いたします。

 「さまざまな制度の改革の中で、地方自治体の議会に求められる役割は大きくなってきている、基本的にはその地域のあらゆる世代の方を含む人口に比例する形で、住民の意向が適切に議会に反映されることが大切であると考えているが、有権者数の推移に着目しても、中野区の場合、近年は増加の傾向にある、議員の定数のあり方については、いろいろな議論があるが、改正された地方自治法はその目安を人口に置いており、また減数条例の制定状況を勘案しつつ、基準の区分の見直しを行っている、これを中野区議会に当てはめた場合、法定の上限数46人の範囲内で定数を定めればよく、また現在既に法定数の48人を減数条例で42人に減らしていることからも、現行の……。」(「数字が違う」と呼ぶ者あり)

議長(斉藤金造) 暫時休憩いたします。

     午後1時36分 休憩

 

     午後1時37分 開議

議長(斉藤金造) 再開いたします。

12番(山崎芳夫) ただいま間違いがございましたので、もう一度読まさせていただきたいと思います。

 それでは委員会審査における質疑応答の内容を御紹介いたします。

 委員から、議員提出議案第18号の提案者に対し、「区議会議員の定数を42人として提案した理由は何かとの質疑があり、近年、民間、官公庁を問わず、組織の効率化、スリム化の方向に向かっている中で、提案者の中では、現在の議員定数を減らしていくという方向で議論をしてきた、議論の過程では、地方自治法上の人口ではなく、有権者数を基準に考える、あるいは人口から住民登録をしていない方や外国人登録をしている方を引いた住民の数を基準に考えるといった意見もあったが、それらの数で改正された地方自治法上の議員定数の上限数を見ると、46人より一段下の区分になってしまい、極端に定数が減ってしまうことになるため、それは難しいということになった、そこで前回、減数条例で法定数から減らした数と同様の4人を、改正された地方自治法上の議員定数の上限数46人から減らすことが、現状においては適当であろうということで42人とした」との答弁がありました。

 その後、委員会を休憩し、取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に討論を求めたところ、議員提出議案第18号に反対し、議員提出議案第19号に賛成する立場から1名の委員の討論がありましたので、御紹介いたします。

 「さまざまな制度の改革の中で、地方自治体の議会に求められる役割は大きくなってきている、基本的にはその地域のあらゆる世代の方を含む人口に比例する形で、住民の意向が適切に議会に反映されることが大切であると考えているが、有権者数の推移に着目しても、中野区の場合、近年増加の傾向にある、議員の定数のあり方については、いろいろな議論があるが、改正された地方自治法はその目安を人口に置いており、また減数条例の制定状況を勘案しつつ、基準の区分の見直しを行っている。これを中野区議会に当てはめた場合、法定の上限数46人の範囲内で定数を定めればよく、また現在既に法定数の48人を減数条例で44人に減らしていることからも、現行の44人を維持することが妥当であり、それを下回る理由はない」との討論がありました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 その後、議案ごとに採決を行うこととし、初めに議員提出議案第19号、次に議員提出議案第18号の順に、いずれも挙手により採決を行いました。

 最初に議員提出議案第19号について挙手による採決を行ったところ、賛成少数で否決すべきものと決しました。

 続いて議員提出議案第18号について挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第であります。

 以上で議員提出議案第18号及び議員提出議案第19号に関する議会運営委員会における審査の経過及びその結果についての報告を終了いたします。

議長(斉藤金造) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御質疑なければ質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 長沢和彦議員、はっとり幸子議員から討論の通告書が提出されていますので、順次、通告議員の討論を許します。

 最初に、長沢和彦議員。

     〔長沢和彦議員登壇〕

10番(長沢和彦) 日本共産党の立場から上程中の議員提出議案第19号、中野区議会議員定数条例に賛成、同第18号に反対の討論を行います。

 議会が「地方公共団体の健全な発達」のために果たす上での基本的な役割は、住民の意思を反映するところにあります。そして、その役割を果たすために、条例制定や行政・財政に対するチェック機能を持っています。区長と区議会の役割は、それぞれ独自にあって、その相互関係によって「地方公共団体の健全な発達」が図られるのです。その点で区議会という一方の役割、一方の力を減ずることになると、本来憲法なり地方自治法が想定している「地方公共団体の健全な発達」が阻害されることになり、議会制民主主義の形骸化が進むことになりかねません。

 したがって、議会には民主的な運営、活性化と合わせて、区民各層の声、民意が適正に反映されるに足る議員定数の確保が不可欠なのです。

 提案理由でも述べたように、議員定数の決め方は、改正された地方自治法においても人口を基礎に置いています。これは例えば有権者とは違うわけです。そこに住んでいる子どもでも、住民登録をしていなくても、その人たちの意見も反映しなくてはいけないことになっています。

 中野区の人口は前回調査よりふえています。議論にもあった有権者数にあっても増加しています。

 また、議論の過程では、人口から外国人登録者を引き算するといった考え方も出されたようですが、外国人登録者については、今、地方政治における選挙権を求める動きがあります。世界の趨勢となっている18歳選挙権、これを願う若い人たちを初めとした国民的な世論もあります。つまり政治への参加の対象をもっと拡大してほしいといった参政権を得たいとする運動が強い流れとなっています。これが今日の社会情勢の特徴です。

 中野区の場合、1997年に、これまでの法定数48に対して、減数条例で44人になりました。その後の新たな地方自治法で、上限46の範囲内で定めなさいと変わり、なおかつ減数条例の制定状況を勘案しとなったわけですが、その点を考慮しても、44を維持するのが妥当であり、それを下回る理由はないと考えます。

 さて、議員提出議案第18号では、定数を42に定めることを提案されていますが、その根拠理由がはっきりしません。

 まず第1に「前回の4名減に従って、今回の上限46から4を引いて42にした」と言います。提案会派内では、幾つ減らすかがあれこれ出され、結論として42になったわけですが、ここには何の理念も、議会のあるべき形も見えません。減数先にありきと言わざるを得ないものです。

 第2に、少なくない地方議会で効率化、スリム化の名による定数削減が行われていますが、ここでは財政が厳しいことを理由に、行政も住民も痛みをお願いしている、だから議会も身を削るとして、削減の論拠にしているのが特徴です。しかし、議員を減らせば効率的というのは当たりません。効率化と議員定数削減を同一に論じること自体おかしいのです。そして、さらにそのことをもって一層住民に我慢を強いる政治が進められていることは見過ごせません。

 議員提出議案第18号も例にもれず、効率化、スリム化を目的として減数としていますが、他の自治体で見られるような事態になりはしないか、とても心配です。

 私たちは、当面の議会費の対応として、議員報酬の削減や議員の費用弁償の廃止などについて検討、実行すべきだと主張してきました。不況に苦しむ区民の苦労を考えるなら、こうしたところに手をつけるべきではないでしょうか。

 第3に区民の真意からも外れていることです。

 「議員・議会は何をしているのか」このような声を聞くことがあります。こうした背景には、全国で心ない議員のわいろや公金の不正使用などの汚職、腐敗事件が後を絶たない問題があります。そこまでの問題はなくても、議員の力量や活動のあり方に対しては、住民の厳しい監視の目があります。裏を返せば、「住民のために働いてくれ、きちんと役割を果たしてくれ」といった切なる願いがあるわけです。その点では、一人ひとりの議員が力量の向上や活動の改善に力を注ぐのは当然のことです。

 大切なことは、議員、そして議会が区民の代表機関としての本来の役割を発揮することこそ、区民が求めています。そのことをしっかりと見てとる必要があります。

 現行の44名を削減する議員定数は、区民と区政のパイプをさらに細くするもので認められません。

 以上を述べて、議員提出議案第19号に賛成、同第18号に反対を表明し、討論を終わります。

議長(斉藤金造) 次に、はっとり幸子議員。

    〔はっとり幸子議員登壇〕

19番(はっとり幸子) 上程中の議員提出議案第18号、中野区議会議員定数条例に対し、賛成の立場で討論をいたします。

 この議案にかかわる問題を考えるに当たり、私はまず自治体の行財政運営をコントロールする主要な主体は、地域に生活する区民であること、すなわち「区政の主役は区民」という立場を明確にしたいと思います。

 区政への区民意思の反映のためのチャンネルは数多く、またさまざまに保障されるべきであると思います。大きく分ければ、一つには間接民主主義の制度としての議会があり、また一つには直接民主主義の制度として、住民参加・住民参画が挙げられます。そして両者を対立概念としてとらえるのではなく、地域における民主主義社会の実現のための手段として使い分けるという視点が必要です。また分権が進む時代にあっては、両者の強化、つまり議会の活性化と住民参加・参画の充実がますます求められていると思います。

 私は区民の区政への参画を進めることを大きな政策の柱にして、議会でも主張してきました。今、その方向性は社会全体として、また田中区政が誕生した、この中野区においても確認されていることと認識していますし、これからの分権の時代にあっては、さらにその必要性は大きくなると考えています。

 一方、議会の活性化については、その前提として議会の役割とは何かということです。政治学者は次の4点を挙げています。

 まず政治争点の集約機能、2点目に討論による政策の決定、3点目に二元代表制のもとでの首長との公的意思の作成、そして執行機関に対する監視機能です。

 30万区民を抱える中野区において、これらの役割を果たすために何人の議員が必要なのか、44名絶対に必要なのか、42名でも役割をこなせるのか、この判断は大変難しいものがあります。だれも正解は出せないでしょう。

 しかし、区民の中からは区財政の厳しさが深刻な中、効率的な区政運営を求める声は、より大きくなっていることは事実です。

 このような区民の声にこたえて、議員一人ひとりの、また議会総体としての力量を高めていくことが必要だと考えます。

 また区長は、情報公開、提供、区民参加のプロセスを区が区民に約束するルールとして確立するために、(仮称)自治基本条例を制定する考えを示しています。そして、区民の参加を広げ、区民の力を生かす上では、それに対応した行政のあり方も改めていかなければならないとも述べています。そうした区行政の姿勢に大いに期待しているところです。

 私は区政を区民が主役のものとしていくために、より直接民主制を高め、区民の参加・参画を確かなものとしていくこと、そして議会は、区民から求められている役割、機能を質的に高めていくことを申し述べ、議員提出議案第18号に対する賛成討論といたします。

議長(斉藤金造) 他に討論がなければ討論を終結いたします。

 これより議員提出議案第19号と議員提出第18号とに分けて採決いたします。

 初めに議員提出議案第19号について、起立により採決いたします。

 上程中の議員提出議案第19号を可決するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立少数。よって、上程中の議員提出議案第19号は否決するに決しました。

 次に、議員提出議案第18号について、起立により採決いたします。

 上程中の議員提出議案第18号を委員長報告どおり、可決するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立多数。よって、上程中の議員提出議案第18号は可決するに決しました。

 ただいまの議決により議会運営委員会に付託した平成13年第32号陳情、区議会議員の定数削減については、みなす採択となりますので、さよう御了承願います。

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 議員提出議案第21号 都立高校改革推進計画・新配置計画(案)の見直しを求める意見書

 

議長(斉藤金造) 日程第4、議員提出議案第21号、都立高校改革推進計画・新配置計画(案)の見直しを求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。昆まさ子議員。

     〔昆まさ子議員登壇〕

33番(昆まさ子) ただいま議題に供されました議員提出議案第21号、都立高校改革推進計画・新配置計画(案)の見直しを求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせいただきたいと存じますので、御了承願います。

 

       都立高校改革推進計画・新配置計画(案)の見直しを求める意見書

 東京都教育委員会は、平成14年6月、経済・社会のグローバル化や、情報技術革命等の進展、さらには学区制の廃止など、教育を取り巻く環境変化を踏まえ「都立高校改革推進計画・新配置計画(案)」を提示し、本年10月に計画を決定すると発表しました。

 この計画(案)の中では、「中高一貫教育校」、「産業高校」、「総合芸術高校」等を設置するほか、夜間定時制高校を新たに三部制の「昼夜間定時制高校」として統合することとなっています。

 とりわけ中野区では、富士高校(全日制)が中野地区中高一貫6年制学校に改編されるほか、富士高校(定時制)及び鷺宮高校(定時制)が廃校となり、それぞれ杉並地区昼夜間定時制高校、中野地区チャレンジスクールとして荻窪高校、四谷商業高校に統合をされます。

 これらのことは、中野区内から普通課程定時制高校が消滅することでもあり、また現在よりも学級規模の縮小が懸念されるなど、中学生の高校進学に大きな影響を与えるものとなりかねません。

 このような重要な計画を、保護者や地域住民、学校関係者との十分な協議と理解を得ないまま決定するのは、誠に遺憾なことと考えます。

 よって、貴職におかれましては、上記のことを充分に考慮し、以下の点について早急に取り組まれるよう、要望いたします。

          記

 1 都立高等学校定時制課程の統廃合計画(案)については、見直してください。

 2 中野区内の夜間定時制課程を含む「都立高校改革推進計画・新配置計画(案)」については、拙速に決定しないでください。

    3 決定に当たっては、生徒・保護者・教職員などの意見と要望を尊重し、意見交換の機会を継続的に持つとともに、慎重な検討をするため「10月決定」を延期してください。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。

 年  月  日

 東京都知事

 東京都教育委員会委員長 あて

中野区議会議長名

 

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

議長(斉藤金造) 本件について御質疑ありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

 ただいまの議決により、文教委員会に付託した第16号陳情、都立富士高等学校定時制課程の存続と新配置計画(案)の見直しを求めることについて、及び第17号陳情、都立高校改革推進計画・新配置計画(案)に関する意見書提出を求めることについては、みなす採択となりますので、さよう御了承願います。

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 議員提出議案第22号 遺伝子組み換え食品に関する意見書

 

議長(斉藤金造) 日程第5、議員提出議案第22号、遺伝子組み換え食品に関する意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。江田徹議員。

      〔江田徹議員登壇〕

42番(江田徹) ただいま上程されました議員提出議案第22号、遺伝子組み換え食品に関する意見書につきまして、提案理由の説明をいたします。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 

  遺伝子組み換え食品に関する意見書

 近年、食糧生産のコスト削減や生産性の向上などを求め、遺伝子組み換え食品の開発が世界的に進められていますが、人体や環境への影響をめぐっては、なお議論がされているところです。

 食糧自給率約40パーセントの我が国においては、外国から輸入される農産物に対する関心は高く、遺伝子組み換え食品の安全性確保が十分なのかという不安とその安全性を求める声が、国民の間で高まっております。

 国においては、平成13年4月から、食品衛生法及び農林規格法に基づき、遺伝子組み換え食品の安全生審査と表示を義務づけ、安全性審査を受けていない遺伝子組み換え食品については輸入、製造、販売等が禁じられました。

 しかし、表示義務の対象となる食品は「大豆、トウモロコシ、なたね、じゃがいも、綿実」の5作物とこれらを原材料とする一部の加工品に限られているため、消費者が十分選択できないまま流通しています。

 このような中、日本人の主食である米について、遺伝子組み換えイネの開発が進められており、その実験栽培がすでに始まっています。現在の状況のまま、これが承認され、流通が開始されれば、国民の不安はさらに高まることが懸念されます。

 よって、中野区議会は政府に対し、遺伝子組み換え食品の安全性を確保するため、下記の事項について、強く要望いたします。

 記

 1 遺伝子組み換えイネについては、安全性審査に際しての情報公開を徹底するとともに、安全性が十分に確保されるまでは、これを承認しないこと。

 2 消費者の選択する権利を保障するため、基本的にすべての遺伝子組み換え食品について表示を義務化すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。

年  月  日

 内閣総理大臣

 厚生労働大臣 あて

 農林水産大臣

中野区議会議長名

 

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

議長(斉藤金造) 本件について御質疑ありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 ただいまの議決により、厚生委員会に付託した第24号陳情、「遺伝子組み換えイネ」を学校給食に使用しないこと並びにその不承認と表示の義務化に関して国への意見書提出を求めることについて(2項・3項)は、みなす採択となりますので、さよう御了承願います。

 お諮りいたします。この際、本日の日程を追加し、日程第9、議員提出議案第23号、小中学校の普通教室クーラー設置に対する国の財政支援を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第23号 小中学校の普通教室クーラー設置に対する国の財政支援を求める意見書

 

議長(斉藤金造) 日程第9、議員提出議案第23号、小中学校の普通教室クーラー設置に対する国の財政支援を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。山崎芳夫議員。

     〔山崎芳夫議員登壇〕

12番(山崎芳夫) ただいま議題に供されました議員提出議案第23号、小中学校の普通教室クーラー設置に対する国の財政支援を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 

       小中学校普通教室クーラー設置に対する国の財政支援を求める意見書

 学校が週5日制になり、低学年でも5、6時間目までの授業が増え、30度から40度にも及ぶ暑い教室での授業は子どもの大きな負担となっています。また、光化学スモッグで窓も開けにくい状況にあります。学ぶ意欲ばかりか、健康にもかかわる普通教室へのクーラー設置は切実な要求となっています。

 ところが、公立小中学校で、現在冷房化の補助対象となっているのは、職員室や保健室、音楽室などの特別教室だけとなっていました。

 父母と学校関係者などの切実な要求を受けて文部科学省は、原則として公立の小中学校の普通教室を冷房化する方針を決め、平成15年度(2003年度)からの10年計画で、来年度予算概算要求に空調設備の整備費100億円を盛り込みました。

 さらに、文部科学省は、当初公立小中学校の新築(国の補助率2分の1)、増改築(同3分の1)にかぎり冷房化をすすめる方向で検討していましたが、新増改築以外の小中学校も整備対象とし、3分の1を国が補助することになりました。

 しかし、これでも、冷房化を希望しない地域を除きすべての小中学校の普通教室が冷房化されるのは、平成15年度(2003年度)から10年後です。

 よって、中野区議会は、早期に小中学校の普通教室の冷房化を実施するため、10年計画の短縮とあわせ、国庫補助率を少なくとも2分の1に引き上げるなど整備予算の大幅な増額を求めます。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。

 年  月  日

 内閣総理大臣

 財務大臣   あて

 文部科学大臣

中野区議会議長名

 

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

議長(斉藤金造) 本件について御質疑ありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第10、議員提出議案第24号、日朝国交正常化の進展と日本人拉致問題に関する意見書を先議するに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第24号 日朝国交正常化の進展と日本人拉致問題に関する意見書

 

議長(斉藤金造) 日程第10、議員提出議案第24号、日朝国交正常化の進展と日本人拉致問題に関する意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。大泉正勝議員。

     〔大泉正勝議員登壇〕

28番(大泉正勝) ただいま議題に供されました議員提出議案第24号、日朝国交正常化の進展と日本人拉致問題に関する意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 

          日朝国交正常化の進展と日本人拉致問題に関する意見書

 去る9月17日、小泉純一郎首相と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記との初めての首脳会談が行われた。日朝間の新しい歴史をつくるこの会談で、国交正常化に向けた交渉の再開についての合意がなされたことは、両国国民の予てよりの念願であり、賛意を示すところである。

 また、わが国にとって最大の懸案事項であった日本人拉致問題についても、北朝鮮はこれまでも拉致の事実はないと言い続けてきたが、今回、金正日総書記は初めて国家機関による日本人拉致事件の存在を認め、謝罪をした。日本の国家主権を侵害し、それが断じて許されない犯罪行為であることを正式に認めたのである。拉致問題については、被害者のご家族の心中を察するに痛恨の極みであり、そのことの重要性に鑑み、国交正常化に一定の評価をしつつも今後引き続いて真相究明のために日中両国は全力を傾注するべきであると考える。

 近い将来、北東アジアに真の平和が訪れることは誰もが望むところであるが、そのためにも今月末にクアラルンプールで再開される日朝国交正常化交渉では、拉致問題はもとより、核・ミサイル問題、経済協力の取り扱い、安全保障協議の位置づけなど、協議の進め方を慎重に協議し、北東アジアの安定化が世界平和に大きく貢献することを強く望むものである。また、日本国内における、朝鮮学校生徒に対する嫌がらせや、朝鮮学校制服の着用を拒ませるような言動は慎み、今回の日朝国交正常化交渉を契機にして、真のパートナーシップを構築することが何より大切なことと考える。

 よって、中野区議会は国、及び政府に対し、北朝鮮との国交正常化交渉に全力をあげるとともに、拉致問題の早期究明に最善の努力を強く求めるものである。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 年  月  日

 内閣総理大臣

 総務大臣

 法務大臣 あて

 外務大臣

 国家公安委員長

中野区議会議長名

 

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

議長(斉藤金造) 本件について御質疑ありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御質疑なければ質疑を終結いたします。

 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第11、議員提出議案第25号、議員の派遣についてを先議する御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第25号 議員の派遣について

 

議長(斉藤金造) 日程第11、議員提出議案第25号、議員の派遣についてを上程いたします。

提案者代表の説明を求めます。山崎芳夫議員。

     〔山崎芳夫議員登壇〕

12番(山崎芳夫) ただいま議題に供されました議員提出議案第25号、議員の派遣について、提案理由の説明を申し上げます。

 本議案は、第13回東京都道路整備事業推進大会に議員を派遣しようとするものです。同大会は平成14年11月7日に開催されるもので、国会、政府、都に対して、よりよい道路の整備を求める宣言や道路整備財源の充実強化を図ることを求める決議を行うなど、東京の広域化する交通混雑の緩和や、安全で快適なまちづくりのために道路、橋梁、鉄道連続立体交差及び都市モノレール等の整備促進を図ることを目的としています。

 同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

議長(斉藤金造) 本件について御質疑ありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御質疑なければ質疑を終結いたします。

 本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

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 (12)第28号陳情 身体障害者のための「江古田の森」の施設計画の実現について

第24号陳情 「遺伝子組み換えイネ」を学校給食に使用しないこと並びにその不承認と表示の義務化に関して国への意見書提出を求めることについて(1項)

第25号陳情 痴呆性高齢者対応のグループ・ホームの建設と運営およびNPO法人支援について(1項・2項)

 第27号陳情 介護保険事業計画の検討に際し、施策化を求めることについて(1項・4項)

(委員会報告)

 

議長(斉藤金造) 日程第6、議事日程記載の陳情、計4件を一括議題に供します。

 

平成14年(2002年)10月18日

中野区議会議長 殿

江古田の森整備特別委員長  川上  進

(公印省略)

陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

受理番号

件  名

審査結果

決定月日

意見

措置

(12)28
陳情

身体障害者のための「江古田の森」の施設計画の実現について

採   択
すべきもの

1018

 

 

 

平成14年(2002年)10月15日

中野区議会議長 殿

文教委員長 昆 まさ子

(公印省略)

陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

受理番号

件  名

審査結果

決定月日

意見

措置

24
陳情

「遺伝子組み換えイネ」を学校給食に使用しないこと並びにその不承認と表示の義務化に関して国への意見書提出を求めることについて(1項)

採択
すべきもの

1015

 

 

 

平成14年(2002年)10月16日

中野区議会議長 殿

厚生委員長 江田  徹

(公印省略)

陳情の審査結果について

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

受理番号

件  名

審査結果

決定月日

意見

措置

25
陳  情

痴呆性高齢者対応のグループ・ホームの建設と運営およびNPO法人支援について(1項・2項)

採   択
すべきもの

1015

 

 

27
陳  情

介護保険事業計画の検討に際し、施策化を求めることについて(1項)

採   択
すべきもの

1016

 

 

27
陳  情

介護保険事業計画の検討に際し、施策化を求めることについて(4項)

採   択
すべきもの

1016

 

 

 

議長(斉藤金造) お諮りいたします。上程中の陳情に関する委員長報告は会議規則第40条第3項の規定により、省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の陳情は、委員会報告どおり採択するに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

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 第9号陳情 アフガニスタンなどで残虐兵器の使用の中止をもとめることについて

 (委員長報告)

 

議長(斉藤金造) 日程第7、第9号陳情、アフガニスタンなどで残虐兵器の使用の中止をもとめることについてを議題に供します。

 

平成14年(2002年)10月16日

中野区議会議長 殿

総務委員長 江口 済三郎

(公印省略)

陳情の審査結果について

本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

受理番号

件  名

審査結果

決定月日

意見

措置

9
陳情

アフガニスタンなどで残虐兵器の使用の中止をもとめることについて

不採択と
すべきもの

1016

 

 

 

議長(斉藤金造) 総務委員会の審査の報告を求めます。江口済三郎総務委員長。

   〔江口済三郎総務委員長登壇〕

38番(江口済三郎) ただいま議題に供されました第9号陳情、アフガニスタンなどで残虐兵器の使用の中止をもとめることについてに関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本陳情の趣旨はアフガニスタンなどで、クラスター爆弾や気化爆弾などの残虐な兵器の使用を中止することについて、日本政府に対し、国際社会に働きかけるよう意見書の提出を求めるものです。

 本陳情は、平成14年3月8日に受理され、同年3月13日の本会議において当委員会に付託された後、当委員会では3月18日、19日、7月4日及び10月16日の計4回にわたり審査を行いました。

 まず審査の進め方として、本陳情を議題に供した後、委員会を休憩し、陳情者から補足説明を受け、その後、委員会を再開し、質疑を行いました。

 なお、本陳情は3月18日、19日は、同時期に提出されたアフガニスタン関連の陳情2件に引き続き審査を行い、質疑はありませんでした。

 また、この間、アフガニスタンの現在の状況やクラスター爆弾などに関する調査を行ってきました。

 そして、10月16日の委員会において、委員会を休憩し、本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に討論を求めたところ、1名の委員が本陳情に賛成する立場から、アフガニスタンで既に使われているクラスター爆弾などは、いまだに女性や子どもなど一般の人に大きな影響を及ぼし、気化爆弾は3発で中野全区民が消滅してしまうような、原子爆弾に次ぐ残虐な兵器である、このような残虐兵器は、戦争といえども使用すべきではなく、非人道的兵器ということから、日本政府が国際社会に使用の中止を働きかけ、国際世論をつくることが必要であり、本陳情は採択すべきだと考えるとの討論がありました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、挙手により採決を行ったところ、賛成少数で本陳情を不採択とすべきものと決しました。

 以上で第9号陳情に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。

議長(斉藤金造) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御質疑なければ質疑を終結いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。

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           第26号陳情 老人医療の限度額超過分について申請手続きの簡素化、および医療機関による受領委任制度の検討をもとめることについて

(委員長報告)

 

議長(斉藤金造) 日程第8、第26号陳情、老人医療の限度額超過分について申請手続きの簡素化、および医療機関による受領委任制度の検討をもとめることについてを議題に供します。

 

平成14年(2002年)10月16日

中野区議会議長 殿

厚生委員長 江田  徹

(公印省略)

陳情の審査結果について

本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

受理番号

件  名

審査結果

決定月日

意見

措置

26
陳  情

老人医療の限度額超過分について申請手続きの簡素化、および医療機関による受領委任制度の検討をもとめることについて(1項)

不採択と
すべきもの

1016

 

 

26
陳  情

老人医療の限度額超過分について申請手続きの簡素化、および医療機関による受領委任制度の検討をもとめることについて(2項)

不採択と
すべきもの

1016

 

 

 

議長(斉藤金造) 厚生委員会の審査の報告を求めます。江田徹厚生委員長。

    〔江田徹厚生委員長登壇〕

42番(江田徹) ただいま議題に供されました第26号陳情、老人医療の限度額超過分について申請手続きの簡素化、および医療機関による受領委任制度の検討をもとめることに関しまして、厚生委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。

 本陳情の主旨は、高齢者医療費の限度額超過分の支払いに関するもので、1項は、患者の申請を簡素化するとともに、医療機関が代理申請できるように求めるもの、2項は医療機関による受領委任の仕組みの導入を検討することを求めるものです。

 本陳情は平成14年10月7日に受理され、10月10日の本会議において当委員会に付託され、10月16日に審査を行いました。

 まず本陳情を議題に供した後、委員会を休憩して、陳情者から補足説明を受けました。

 その後、質疑を行いましたので、その主な質疑応答の内容を御報告いたします。

 初めに委員から、9月12日付、厚生労働省通知に示された申請の負担軽減等の項目に基づき、区の対応状況に関して質疑があり、可能な限り負担軽減に努めているとの答弁がありました。

 次に、「代理申請で、医療機関が窓口で処理することが、高齢者の負担を軽減するのではないか」との質疑に対し、「今回の仕組みは、区民が受診した複数の医療機関のレセプトを月単位で集計するもので、区から該当者へは高額医療費についての通知をすることとしている、医療機関が窓口で各人の超過負担額を把握することは困難である」との答弁がありました。

 また、「限度額を超過するのは何人ぐらいかとの質疑に対し、13年度のレセプトをもとに計算すると、外来診療に関するもので、月に約1,800人、3万円以上の高額になる方は150人程度である」との答弁がありました。

 また、「医療機関の代理申請のメリットはどこにあるのかとの質疑に対し、申請書は本人あての通知に同封して送り、郵送による申請も受ける予定なので、あえて医療機関で代理申請しなくても、区民の便宜は図られる」との答弁がありました。

 関連して、「医療機関の代理申請には法的に問題があるのかとの質疑に対し、本人申請に限るとの規定はないので、法的な問題はない」と考えるとの答弁がありました。

 また、「厚生労働省の通知では、代理人は特定されていないので、医療機関でもよいのではないか」との質疑に対し、「通知はあくまでも高齢者本人が窓口に来られない場合、代理の人が手続できるようにとの趣旨であり、病院などの機関に代理をさせるという仕組みを意味するものではないと考える」との答弁がありました。

 次に、受領委任の仕組みの導入に関する質疑に対し、「受領委任の仕組みを一つの区だけで独自に設けるのは事実上不可能である。高齢者が受診する医療機関は区内に限らず、部分的に実施した場合に、高額医療費の計算について、システム上の混乱が生ずる可能性がある、医療機関にも事務的な負担がかかる」との答弁がありました。

 以上が主な質疑応答の内容です。

 そして、休憩して取り扱いを協議した後、委員会を再開して、挙手により、継続審査について諮ったところ、賛成少数となり、継続審査は否決されました。

 さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結いたしました。

 その後、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結いたしました。

 次に、討論を求めたところ、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、1項と2項に分けて、挙手による採決を行ったところ、それぞれ賛成少数で本陳情を不採択とすべきものと決した次第です。

 以上で、第26号陳情に関する厚生委員会における審査の経過及び結果の報告を終了いたします。

議長(斉藤金造) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、これより1項と2項とに分けて採決いたします。

 初めに第26号陳情1項について、起立により採決いたします。

 上程中の第26号陳情1項を採択するに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立少数。よって、上程中の第26号陳情1項は不採択とするに決しました。 次に、第26号陳情2項について、起立により採決いたします。

 上程中の第26号陳情2項を採択するに賛成の方は、御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立少数。よって、上程中の第26号陳情2項は不採択とするに決しました。

 この際、陳情の取下げについてお諮りいたします。

 お手元に配付の文書のとおり、陳情の取下げの申し出がありますので、これを承認いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう承認するに決しました。

 

      陳 情 取 下 願

         平成14年10月17日

中野区議会議長 殿

     陳情者 住所 中野

     氏名  やさしさに手をつなごう会

 

 平成14年3月7日付をもって提出した次の陳情を、取下げいたしますから、よろしくお取り計らい願います。

 第7号陳情 中野区内の「飼い主のいない猫」の対策について

(取下げ理由)

 委員会審査の状況を考慮して

 

議長(斉藤金造) 次に、陳情の常任委員会の付託について申し上げます。

 お手元に配付の陳情付託件名表(II)に記載の陳情につきましては、記載のとおり、所管の常任委員会に審査を付託いたします。

 

     陳情付託件名表(II

         平成14年第3回定例会

《厚生委員会付託》

 第30号陳情 堀江高齢者福祉センターの民間委託に関することについて

《建設委員会付託》

           第29号陳情 首都高速中央環状新宿線について関係機関へ「工事の一時中断・見直し」を求める意見書を提出する事について

 

議長(斉藤金造) 次に、議案の継続審査について、お諮りいたします。

 お手元に配付の議案継続審査申し出書のとおり、第38号議案及び議員提出議案第20号については、総務委員会から継続審査の申し出がありますので、これより議案ごとに分けて、それぞれ継続審査の可否について採決いたします。

 初めに第38号議案の継続審査について起立により採決いたします。

 第38号議案、中野区長等の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例については、総務委員会の申し出どおり、継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立多数。よって、第38号議案は総務委員会の申し出どおり、継続審査に付すことに決しました。

 次に、議員提出議案第20号の継続審査についてお諮りいたします。

 議員提出議案第20号、中野区長の任期に関する条例については、総務委員会の申し出どおり、継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

平成14年(2002年)10月16日

中野区議会議長 殿

総務委員長 江口 済三郎

(公印省略)

議案の継続審査について

 本委員会は、下記議案について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、中野区議会会議規則第76条の規定により申し出ます。

第38号議案 中野区長等の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例

議員提出議案第20号 中野区長の任期に関する条例

継続審査を要する理由

 本定例会の会期中に審査を終了し得ないため。

 

議長(斉藤金造) 次に、陳情の継続審査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の陳情継続審査件名表(I)に記載の陳情については、付託委員会から継続審査の申し出がありますので、それぞれ継続審査の可否について、これより起立により採決いたします。

 初めに第19号陳情、パレスチナ情勢に関して各種国際条約を遵守するようイスラエル政府に要請する旨の意見書については、総務委員会の申し出どおり、継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立多数。よって、第19号陳情は、総務委員会の申し出どおり継続審査に付すことに決しました。

 次に、第27号陳情、介護保険事業の検討に際し、施策化を求めることについて(2項・3項)は、厚生委員会の申し出どおり、継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立多数。よって、第27号陳情(2項・3項)は、厚生委員会の申し出どおり、継続審査に付すことに決しました。

 次に、平成13年第15号陳情、「中野区行財政5か年計画」に基づき区立幼稚園の役割、機能と配置については、文教委員会の申し出どおり、継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立多数。よって、平成13年第15号陳情は、文教委員会の申し出どおり、継続審査に付すことに決しました。

 次に、平成13年第20号陳情、中野区の現行の地域図書館の存続については、文教委員会の申し出どおり、継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。

       〔賛成者起立〕

議長(斉藤金造) 起立多数。よって、平成13年第20号陳情は、文教委員会の申し出どおり、継続審査に付すことに決しました。

 

    陳情継続審査件名表(

《総務委員会付託》

           第19号陳情 パレスチナ情勢に関して各種国際条約を遵守するようイスラエル政府に要請する旨の意見書について

《厚生委員会付託》

 第27号陳情 介護保険事業計画の検討に際し、施策化を求めることについて(2項・3項)

《文教委員会付託》

 (13)第15号陳情 「中野区行財政5か年計画」に基づく区立幼稚園の役割、機能と配置について

 (13)第20号陳情 中野区の現行の地域図書館の存続について

 

議長(斉藤金造) さらに、陳情の継続審査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の陳情継続審査件名表(II)に記載の陳情につきましては、それぞれ付託委員会から継続審査の申し出がありますので、これを申し出どおり、継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

    陳情継続審査件名表(II

《総務委員会付託》

 (12)第74号陳情 安全・安心中野区づくりに関する条例制定について

 第18号陳情 JR中野駅北口前への交番設置について

 第22号陳情 「公共工事における賃金等を確保する条例」(公契約条例)制定に向けた検討について

 第23号陳情 中野ふれあいロード商店街への交番などの設置について

《区民委員会付託》

 第3号陳情 地域センター施設の利用資格拡大について

 第20号陳情 児童館・学童クラブ施設配置・運営の見直しについて

 第25号陳情 痴呆性高齢者対応のグループ・ホームの建設と運営およびNPO法人支援について(3項)

《厚生委員会付託》

 第21号陳情 保健所による地域リハビリ事業の復活について

 第28号陳情 区民健診・がん検診の現行制度継続を求めることについて

《建設委員会付託》

 (11)第30号陳情 (仮称)中野マンション建築計画について

 (11)第33号陳情 「シティテレビ中野」について(3項)

 (13)第27号陳情 違反建築物の改築等中止をもとめることなどについて

 第15号陳情 住宅リフォーム助成制度の新設について

《警察大学等跡地利用特別委員会付託》

 (11)第20号陳情 警察大学校移転跡地土地利用計画について

 (11)第24号陳情 警察大学等跡地利用計画案の再検討を求めることについて

 (11)第25号陳情 中野区の清掃関連施設の建設計画について

 (13)第21号陳情 警察大学校等移転跡地を清掃工場並びに関連施設の用地として確保することについて

 (13)第47号陳情 警察大学校等跡地を区民に開放することについて

 

議長(斉藤金造) なお、本日付をもちまして、委員会に付託いたしました陳情も、付託委員会における閉会中の継続審査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

  常任委員会所管事務継続調査件名表

         平成14年第3回定例会

総務委員会

 1 長期計画・行財政5か年計画について

 1 広報・広聴及び住民参加について

 1 組織・人事及び各種事務事業の改善について

 1 財政計画、資金及び財産管理について

 1 災害対策について

区民委員会

 1 総合窓口の事務処理について

 1 区税について

 1 国民健康保険及び国民年金事業について

 1 産業振興・勤労者福祉及び消費者問題について

 1 地域センター等の管理及び運営について

 1 児童青少年及び女性問題について

 1 保育について

厚生委員会

 1 健康づくり、疾病予防及び環境衛生について

 1 生活困窮者に対する援助について

 1 高齢者・障害者及び児童の福祉について

建設委員会

 1 安全で快適に住めるまちづくりについて

 1 交通安全及び放置自転車問題について

 1 河川の溢水防止及び親水化について

 1 道路・公園等の整備及び緑化について

 1 環境及び公害問題について

文教委員会

 1 学校教育の充実について

 1 区民の生涯学習について

 1 スポーツ環境の整備について

 1 文化財保護等について

 

議長(斉藤金造) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の議会運営委員会所管事項継続調査件名表に記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

議長(斉藤金造) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

 議会運営委員会所管事項継続調査件名表

         平成14年第3回定例会

 1 議会の運営について

 1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について

 

議長(斉藤金造) 以上で本日の日程を全部終了いたしましたので、散会いたします。

 平成14年第3回中野区議会定例会を閉じます。

      午後2時32分閉会

 

 

 

   会議録署名員

     議 長  斉  藤  金  造

     副議長  飯  島  きんいち

     議 員

     議 員