1.平成28年(2016年)6月20日、中野区議会議事堂において開会された。
1.出席議員(42名)
1番 加 藤 たくま 2番 若 林 しげお
3番 日 野 たかし 4番 木 村 広 一
5番 ひやま 隆 6番 山 本 たかし
7番 渡 辺 たけし 8番 内 野 大三郎
9番 羽 鳥 だいすけ 10番 北 原 ともあき
11番 高 橋 かずちか 12番 内 川 和 久
13番 甲 田 ゆり子 14番 小 林 ぜんいち
15番 白 井 ひでふみ 16番 中 村 延 子
17番 細 野 かよこ 18番 小宮山 たかし
19番 広 川 まさのり 20番 い さ 哲 郎
21番 佐 野 れいじ 22番 いでい 良 輔
23番 伊 東 しんじ 24番 平 山 英 明
25番 南 かつひこ 26番 小 林 秀 明
27番 森 たかゆき 28番 石 坂 わたる
29番 いながき じゅん子 30番 小 杉 一 男
31番 浦 野 さとみ 32番 伊 藤 正 信
33番 高 橋 ちあき 34番 大 内 しんご
35番 市 川 みのる 36番 篠 国 昭
37番 久 保 り か 38番 酒 井 たくや
39番 近 藤 さえ子 40番 むとう 有 子
41番 長 沢 和 彦 42番 来 住 和 行
1.欠席議員
な し
1.出席説明員
中 野 区 長 田 中 大 輔 副 区 長 川 崎 亨
副 区 長 本 田 武 志 教 育 長 田 辺 裕 子
政 策 室 長 髙 橋 信 一 経 営 室 長 篠 原 文 彦
都市政策推進室長 奈 良 浩 二 西武新宿線沿線まちづくり担当部長 角 秀 行
地域支えあい推進室長 野 村 建 樹 区民サービス管理部長 白 土 純
子ども教育部長、教育委員会事務局次長 横 山 俊 健康福祉部長 瀬 田 敏 幸
保 健 所 長 寺 西 新 環 境 部 長 戸 辺 眞
都市基盤部長 尾 﨑 孝 政策室副参事(企画担当) 海老沢 憲 一
経営室副参事(経営担当) 朝 井 めぐみ
1.本会の書記は下記のとおりである。
事 務 局 長 小 田 史 子 事務局次長 古 本 正 士
議事調査担当係長 佐 藤 肇 書 記 関 村 英 希
書 記 大 野 貴 子 書 記 細 川 道 明
書 記 井 田 裕 之 書 記 冨士縄 篤
書 記 田 中 寛 書 記 遠 藤 良 太
書 記 鎌 形 聡 美 書 記 松 丸 晃 大
書 記 香 月 俊 介 書 記 亀 井 久 徳
議事日程(平成28年(2016年)6月20日午後1時開議)
日程第1 第61号議案 平成28年度中野区一般会計補正予算
第62号議案 中野区ユニバーサルデザイン推進審議会条例
第63号議案 中野区名誉区民条例
第64号議案 中野区情報公開・個人情報保護審査会条例
第65号議案 中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例
第66号議案 第二中学校体育館等特定天井落下対策等工事請負契約に係る契約金額の変更について
第67号議案 清掃車の買入れについて
第68号議案 中野区区民活動センター条例の一部を改正する条例
第69号議案 中野区民住宅条例の一部を改正する条例
第70号議案 中野区大和町中央通り沿道地区における建築物の制限に関する条例
第71号議案 中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例
第72号議案 特別区道路線の認定について
第73号議案 中野区立幼稚園条例の一部を改正する条例
第74号議案 中野区保育所保育料等の徴収等に関する条例の一部を改正する条例
第76号議案 もみじ山文化センターホール天井耐震補強等工事請負契約
日程第2 第75号議案 中野区立学校設置条例の一部を改正する条例
日程第3 第1号請願 平和の森公園再整備基本計画について
日程第4 第8号陳情 図書館再編の再検討について
日程第5 平成27年度中野区一般会計繰越明許費繰越計算書について
日程第6 平成27年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況について
日程第7 平成27年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況について
日程第8 平成27年度中野区職員倫理条例の運営状況について
日程第9 中野区国民保護計画の変更について
日程第10 法人の経営状況を説明する書類の提出について
○中野区土地開発公社
○野方駅整備株式会社
日程第11 人権擁護委員候補者推薦に伴う区議会の意見について
追加議事日程
日程第12 議員提出議案第5号 元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に関する意見書
日程第13 議員提出議案第6号 原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書
日程第14 議員提出議案第7号 議員の派遣について
日程第15 議員提出議案第8号 議員の派遣について
日程第16 議員提出議案第9号 若年層の政治参加の積極的な推進を求める意見書
午後1時10分開議
○議長(北原ともあき) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。
これより日程に入ります。
──────────────────────────────
第61号議案 平成28年度中野区一般会計補正予算
第62号議案 中野区ユニバーサルデザイン推進審議会条例
第63号議案 中野区名誉区民条例
第64号議案 中野区情報公開・個人情報保護審査会条例
第65号議案 中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例
第66号議案 第二中学校体育館等特定天井落下対策等工事請負契約に係る契約金額の変更について
第67号議案 清掃車の買入れについて
第68号議案 中野区区民活動センター条例の一部を改正する条例
第69号議案 中野区民住宅条例の一部を改正する条例
第70号議案 中野区大和町中央通り沿道地区における建築物の制限に関する条例
第71号議案 中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例
第72号議案 特別区道路線の認定について
第73号議案 中野区立幼稚園条例の一部を改正する条例
第74号議案 中野区保育所保育料等の徴収等に関する条例の一部を改正する条例
第76号議案 もみじ山文化センターホール天井耐震補強等工事請負契約
(委員会報告)
○議長(北原ともあき) 日程第1、第61号議案から第74号議案まで、及び第76号議案の計15件を一括議題に供します。
平成28年(2016年)6月10日
中野区議会議長 殿
総務委員長 若林 しげお
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
第61号 |
平成28年度中野区一般会計補正予算 |
6月10日 |
第62号 |
中野区ユニバーサルデザイン推進審議会条例 |
6月10日 |
第63号 |
中野区名誉区民条例 |
6月10日 |
第64号 |
中野区情報公開・個人情報保護審査会条例 |
6月10日 |
第65号 |
中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例 |
6月10日 |
第66号 |
第二中学校体育館等特定天井落下対策等工事請負契約に係る契約金額の変更について |
6月10日 |
第67号 |
清掃車の買入れについて |
6月10日 |
第76号 |
もみじ山文化センターホール天井耐震補強等工事請負契約 |
6月10日 |
平成28年(2016年)6月10日
中野区議会議長 殿
厚生委員長 浦野 さとみ
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
第68号 |
中野区区民活動センター条例の一部を改正する条例 |
6月10日 |
平成28年(2016年)6月13日
中野区議会議長 殿
建設委員長 甲田 ゆり子
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
第69号 |
中野区民住宅条例の一部を改正する条例 |
6月10日 |
第70号 |
中野区大和町中央通り沿道地区における建築物の制限に関する条例 |
6月10日 |
第71号 |
中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例 |
6月10日 |
第72号 |
特別区道路線の認定について |
6月13日 |
平成28年(2016年)6月10日
中野区議会議長 殿
子ども文教委員長 森 たかゆき
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
第73号 |
中野区立幼稚園条例の一部を改正する条例 |
6月10日 |
第74号 |
中野区保育所保育料等の徴収等に関する条例の一部を改正する条例 |
6月10日 |
○議長(北原ともあき) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の議案は委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
──────────────────────────────
第75号議案 中野区立学校設置条例の一部を改正する条例
(委員長報告)
○議長(北原ともあき) 日程第2、第75号議案、中野区立学校設置条例の一部を改正する条例を議題に供します。
平成28年(2016年)6月13日
中野区議会議長 殿
子ども文教委員長 森 たかゆき
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
第75号 |
中野区立学校設置条例の一部を改正する条例 |
6月13日 |
○議長(北原ともあき) 子ども文教委員会の審査の報告を求めます。森たかゆき子ども文教委員長。
〔森たかゆき議員登壇〕
○27番(森たかゆき) ただいま議題に供されました第75号議案、中野区立学校設置条例の一部を改正する条例に関しまして、子ども文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本議案は、中野区立小中学校再編計画(第2次)に基づく学校再編に伴い、中野神明小学校、多田小学校及び新山小学校を統合し、新たに南台小学校及びみなみの小学校を設置するとともに、大和小学校及び若宮小学校を統合し、新たに美鳩小学校を設置するものです。
この条例の施行時期は、平成29年4月1日です。
本議案は、6月8日の本会議において当委員会に付託され、6月10日及び13日に審査を行いました。
まず、審査の進め方として、本議案を議題に供して、理事者の補足説明を受け、その後、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。
初めに、そもそも中野区立小中学校再編計画は、児童・生徒数が減少傾向にあることを出発点として計画されたと思うが、現在の児童・生徒数の増減はどのようになっているかとの質疑があり、第2次再編計画を策定した時点と比較すると若干増加傾向にあるとの答弁がありました。
さらに、国や自治体が少子化問題を重点課題として取り組んでおり、今後も子どもの数が増加することが予想されるため、再編計画も見直すべきではないかとの質疑があり、第2次再編計画は、児童・生徒数が減少傾向にあるということへの対応だけではなく、小規模化している学校を適正な規模にすることや、学校施設の老朽化による建てかえ、小中学校連携教育を可能とする通学区域の見直しなど、教育環境の向上を目指して計画したものであり、子どもの数が一時的に増加したとしても計画を進めることに問題はないとの答弁がありました。
以上が主な質疑応答の内容です。
その後、委員会を休憩して、本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めたところ、意見の開陳はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員から本議案に反対の立場で、これまで小・中学校の再編問題については、統廃合による子どもへの影響、地域の核としての学校の役割、住民合意の3点について指摘を続けてきた。区の言う「学校の適正規模」とは、子どもの教育にとってではなく、行政の効率の話でしかない。また、小・中学校は地域の防災拠点であり、スポーツの拠点でもあり、それをなくすということは地域社会の荒廃につながりかねない。また、区民や保護者への説明や合意が十分であったとは言いがたい状況である。学校や教育をどうするのか、区の姿勢そのものが問われている。子どもをふやそうとしながら小・中学校の数を減らす、これは深刻な矛盾である。一度手放してしまった区有地を再び取り戻すのは困難である。将来、子どもがふえたから小・中学校をふやそうなどと方針が変わっても、簡単にはできない。世界の潮流である少人数学級の推進を含め、将来をきちんと見据えた中・長期的な区政運営が求められている。以上のことから本議案について反対するとの討論がありました。
さらに、討論を求めたところ、討論はなく、討論を終結しました。
そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で本議案を可決すべきものと決した次第です。
以上で第75号議案に関する子ども文教委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。
○議長(北原ともあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(北原ともあき) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
お諮りいたします。この際、本日の日程を追加し、日程第12、議員提出議案第5号、元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に関する意見書を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
──────────────────────────────
議員提出議案第5号 元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に関する意見書
○議長(北原ともあき) 日程第12、議員提出議案第5号、元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に関する意見書を上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。長沢和彦議員。
〔長沢和彦議員登壇〕
○41番(長沢和彦) ただいま議題に供されました議員提出議案第5号、元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に関する意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。
元海兵隊員の米軍属による女性死体遺棄事件に関する意見書。
4月下旬から行方不明となっていた沖縄県うるま市の20歳女性が遺体で発見され、元海兵隊員の米軍属が5月19日に死体遺棄容疑で逮捕されるという凶悪事件が発生しました。
元海兵隊員の米軍属によるこのような蛮行は、生命をないがしろにするものであり、断じて許されるものではありません。遺族の悔しさや悲しみははかり知れず、多くの人々から激しい怒りの声が噴出しています。
沖縄県の日本復帰以降、昨年末までに米軍関係者(軍人、軍属、家族)による犯罪の検挙状況は5,896件、このうち殺人、強盗、放火、強姦といった「凶悪犯」に限っても574件にも及びます。
米軍人・軍属等による事件・事故が発生するたびに「綱紀粛正」、「再発防止」が言われてきましたが、この事件の直後にも米軍人の飲酒運転による衝突事故が発生しており、米軍における再発防止への取り組みや軍人・軍属等に対する教育等の実効性に疑問を抱かざるを得ません。こうした相次ぐ米軍関係者による犯罪の背景には、容疑者の身柄引き渡しや第一次裁判権に関して米軍の特権的地位を定めた日米地位協定があることは疑いありません。
よって中野区議会は、日本国民の人権・生命・財産を守る立場から、今回の事件に対し厳重に抗議するとともに、下記の事項が速やかに実現されるよう強く要請致します。
記。
1、日米両政府は、遺族及び沖縄県民に対して改めて謝罪し必要な補償を行うこと。
2、日米首脳において沖縄の基地問題、米軍人・軍属等の犯罪を根絶するための対応を協議すること。
3、日米地位協定の見直しを求め、沖縄県民の負担の軽減に努めること。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出します。
年月日。
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)あて。
中野区議会議長名。
以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(北原ともあき) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第13、議員提出議案第6号、原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
──────────────────────────────
議員提出議案第6号 原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書
○議長(北原ともあき) 日程第13、議員提出議案第6号、原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書を上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。長沢和彦議員。
〔長沢和彦議員登壇〕
○41番(長沢和彦) ただいま議題に供されました議員提出議案第6号、原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。
原発事故避難者への住宅支援の継続を求める意見書。
福島第一原子力発電所の事故から5年が過ぎましたが、いまだに約10万人もの人々が県内外での避難生活を余儀なくされています。中野区内にも105世帯226人の方が避難されてきています。放射能汚染水は今なお増え続け、溶け落ちた核燃料の状態さえ分からず、「収束」とは程遠い状況です。
そのような中にありながら、政府の原子力災害対策本部は昨年6月12日に発表した「原子力災害からの福島復興の加速に向けて」の中で「復興の加速化」の名の下に、避難指示解除準備区域・居住制限区域について、2017年3月までに避難指示を解除する方針を示しました。そして、国と福島県はその期日に合わせて、避難区域外からの自主避難者について災害救助法に基づく避難者への住居の無償提供を打ち切ることを合意しました。
2012年に国会において全会一致で成立した「原発事故・子ども被災者支援法」は被災者が被災地に残るか、避難するか、被災地に帰還するかの「いずれを選択した場合であっても適切に支援するものでなければならない」と定めています。こうした理念を実現するために具体的な施策を拡充していくことが必要です。その点で2017年3月末での住宅支援打ち切りはこの法の趣旨からも逸脱していると言わざるをえません。
また、避難者の生活の最も重要な基盤となる住宅への支援策は、災害救助法で想定されていなかった長期にわたる放射性物質による汚染という原子力災害の特性に対処するためにも、新たな法制度が必要とされています。
よって中野区議会は、以下の点について求めるものです。
記。
1、2017年3月末までになっている原発事故による自主避難者の公営住宅や民間賃貸住宅などの無償住宅支援の延長を行うこと。現在の入居者に対して2016年度末で退去を迫らないこと。
2、原発事故による被災者が避難を選択する権利を有することを認め、そのための国の責任を定めた「原発事故・子ども被災者支援法」を順守し、同法に基づく抜本的・継続的な住宅支援制度を確立すること。
3、福島県内外の避難者の避難先での住宅問題について直ちに十分な実態調査を行い、新たな立法措置を含む住宅支援制度を確立すること。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出します。
年月日。
内閣総理大臣、総務大臣、復興大臣、内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)、内閣府特命担当大臣(原子力防災)、内閣府特命担当大臣(防災)あて。
中野区議会議長名。
以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(北原ともあき) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第14、議員提出議案第7号、議員の派遣についてを先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
──────────────────────────────
議員提出議案第7号 議員の派遣について
○議長(北原ともあき) 日程第14、議員提出議案第7号、議員の派遣についてを上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。内川和久議員。
〔内川和久議員登壇〕
○12番(内川和久) ただいま議題に供されました議員提出議案第7号、議員の派遣についての提案理由の説明を申し上げます。
本議案は、第54回東京河川改修促進連盟総会及び促進大会に議員を派遣しようとするものです。
同総会及び大会は平成28年7月14日に開催されるもので、安全で水害のない水と緑豊かな潤いあふれる生活環境を創るために、河川改修の早期完遂と内水対策の早期実現を図ることを目的としております。
同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(北原ともあき) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の議案を原案どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第15、議員提出議案第8号、議員の派遣についてを先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
──────────────────────────────
議員提出議案第8号 議員の派遣について
○議長(北原ともあき) 日程第15、議員提出議案第8号、議員の派遣についてを上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。内川和久議員。
〔内川和久議員登壇〕
○12番(内川和久) ただいま議題に供されました議員提出議案第8号、議員の派遣についての提案理由の説明を申し上げます。
本議案は、大韓民国ソウル特別市陽川区に議員を派遣しようとするものです。
この派遣は、姉妹都市関係を締結している大韓民国ソウル特別市陽川区の表敬と、区民レベルの今後の交流に向けた協議を行うことを目的とし、中野区とソウル特別市陽川区の相互理解と信頼関係の構築に向けて、議会間をはじめ様々な分野における今後の交流の推進について調査するためのものです。
同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(北原ともあき) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の議案を原案どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
──────────────────────────────
第1号請願 平和の森公園再整備基本計画について
(委員長報告)
○議長(北原ともあき) 日程第3、第1号請願、平和の森公園再整備基本計画についてを上程いたします。
平成28年(2016年)6月13日
中野区議会議長 殿
総務委員長 若林 しげお
(公印省略)
請願の審査結果について
本委員会に付託された請願を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。
記
受理番号 |
件 名 |
審査結果 |
決定月日 |
意見 |
措置 |
第1号 請願 |
平和の森公園再整備基本計画について |
不採択と すべきもの |
6月13日 |
|
|
○議長(北原ともあき) 総務委員会の審査の報告を求めます。若林しげお総務委員長。
〔若林しげお議員登壇〕
○2番(若林しげお) ただいま議題に供されました第1号請願、平和の森公園再整備基本計画についてに関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本請願の趣旨は、平和の森公園の再整備に当たり、平和の森公園利用者に対する利用者アンケートを行い、その結果を踏まえ、区と区民が共同して再整備を行うことを区に求めるものです。
本請願は、平成28年5月26日に受理され、6月8日の本会議において当委員会に付託され、当委員会では6月10日及び13日に審査を行いました。審査の進め方として、本請願を議題に供した後、委員会を休憩して、請願者から補足資料の提供と補足説明を受け、その後、委員会を再開して、質疑を行いました。その中で、紹介議員の出席説明の求めがあり、紹介議員に対する質疑を行いました。
それでは、本請願の審査における主な質疑応答の内容を紹介いたします。
初めに、区民が主体となって利用者アンケートが行われたことについて、区はどのように受けとめているのかとの質疑があり、計画策定のプロセスとして、それぞれの段階で区民に対して情報提供を行い、意見交換会を開き、議会の一定の理解も得ながら進めてきており、区民参加については適切であると考えているとの答弁がありました。
次に、パブリックコメントにおいて出された意見の中には、計画に対し否定的なものが多いと思うが、区はどのように受けとめているのかとの質疑があり、区としては、スポーツの推進や健康の増進を図るための機能を充実させる必要性から計画を進めてきており、意見交換会などでの意見について反映できるところについては反映させてきたとの答弁がありました。
次に、平和の森公園のように大規模で広く多くの区民にかかわることについては、意見交換会やパブリックコメントの手続を踏むことがみどりの基本計画に記載されている利用者アンケートをも十分に含んでいるものと認識しているが、区の見解はとの質疑があり、平和の森公園は全区民対象の施設として再整備を進めていくものである。区は自治基本条例にのっとった手続を踏みながら議論を進めてきており、利用者に限定したみどりの基本計画に基づくアンケートを実施するよりも広く丁寧な手順を踏んできたと認識しているとの答弁がありました。
さらに、これまでパブリックコメントの手続を踏んで一定の結果が出たものについて、同じ案件について改めてアンケートで区民の声を聞き直すことはあったかとの質疑があり、そのような例はないとの答弁がありました。
次に、パブリックコメントの意見の中には賛否もあるが、行政の意思決定において対峙すべきは議会であり、区民の多様な意見を集約する場が議会である。区は、議会の意思決定を尊重して政策を決定し、行政を前に進めていくべきと考えるが、区の見解はとの質疑があり、区の団体意思を最終的に決定するのは議会である。パブリックコメントなどの区民参加手続を経て、合意点を見出すのは執行機関に課せられた役割である。区長は、重要な施策を展開していくに当たって十分に区民の意向をくみ取る手続を踏み、議会の意見を聞きながら検討を進め、最終的には予算などで議会の議決を得ることになる。それが間接民主主義による二元代表制のもので中野の自治の進め方であると認識しているとの答弁がありました。
以上が主な質疑応答の内容です。
その後、委員会を休憩して、本請願の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結いたしました。
次に、意見を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が本請願に賛成する立場から、請願の主旨は大変明瞭である。みどりの基本計画に基づく利用者アンケートを行ってほしいという要望に対して、区はこれまで意見交換会、パブリックコメントを実施するからと言ってきた。意見交換会やパブリックコメントという手法自身は行われたが、区の方針・計画ありきで進められ、利用者や区民の意思が反映されていないのが実態である。利用者が望む再整備計画ではないということにおいては、区民の意思と合意に基づく政策決定がなされているとは考えられない。これまで区民協議会の合意を継承すると言ってきたが、スポーツ振興の名のもとに平和の森公園を大きく変えてしまう再整備計画である。このこと自身が区民からも利用者からも受け入れられていないと考える。アンケートの実施と区民参加、示された再整備計画の撤回を求め、賛成の討論とするとの討論を行いました。
他に討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
そして、本請願について挙手による採決を行ったところ、賛成少数で不採択とすべきものと決した次第です。
以上で第1号請願に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(北原ともあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。石坂わたる議員、浦野さとみ議員から討論の通告書が提出されていますので、順次、通告議員の討論を許します。最初に、石坂わたる議員。
〔石坂わたる議員登壇〕
○28番(石坂わたる) 第1号請願、平和の森公園再整備基本計画についてに関して、反対の立場での討論をいたします。
今回のような公園の施設整備は、原則を定める「再整備構想」、ゾーニングや施設の配置を定める「再整備基本計画」、図面にあらわす「基本設計」、図面を工事に適した形にする「実施設計」という4段階で進められます。
体育館、陸上トラック、少年スポーツ広場の具体的な設計を区行政と区民が協働して進める場合、請願で言っております再整備基本計画ではなく、基本設計で区民の声を反映する方法があります。反対に、「陸上トラックの設置」「少年スポーツ広場の多目的広場化」「体育館の建設」をそもそも白紙に戻すのであれば、請願での再整備基本計画ではなく、「体育館、陸上競技機能、多目的広場の設置」を示した再整備構想から見直す必要があるのではないでしょうか。
さて、再整備基本計画の策定に当たっては、平和の森公園への体育館等の設置につき、説明会や意見交換会、区の職員による関係者からの聞き取り、区議会でのやりとりなどを経ました。その結果、「陸上トラックが草地広場全体にまたがる形ではなく、広場の半面を使う形になったこと」「100メートルの直線部分が、広場を使う方々の動線上ではなく、敷地の南側外周寄りに移ったこと」など、ゾーニングの変更方法等が行われました。また、体育館のつくられる場所が既存の平和の森公園に与える影響が少なくなるよう、水再生センターの地下施設上部に当たる公園の未開園区域となったこともさまざまな声を踏まえてのことと思われます。
また、国土交通省によると、平成26年に地方公共団体等の協力を得ながら都市公園利用実態調査が行われたとのことで、国全体の結果は公表されています。その調査は中野区でも行われています。残念ながら区単独の調査結果は公開されてはいないため、調査結果がどの程度生かせたのかは定かではありませんが、全く参考にもされていないとは考えにくいと思われます。
なお、公園全体や体育館、その他の公園内施設には直接・間接的な利害関係を有するさまざまなステークホルダーが存在します。近隣の住民、遠くから遊びに来る子ども、スポーツ目的で使っている人、平和資料を見に来る人、現在の中野体育館を使われている人、近隣の小・中学校の児童・生徒やその保護者などです。
本定例会の厚生委員会で、トレーニングルームなど現在の体育館を個人利用している方々、PTA関係者などからも声を聞き、それを第3段階の基本設計に生かしていくべきではないかと質問をいたしましたところ、基本設計の説明会などで広く声を伺っていきたいという趣旨の職員の側からの行政側からの答弁がありました。つまり、ハード面での工夫やソフト面での運用に関する調整は今後も可能です。
請願の「多様な意見・要望を把握し、真摯に向き合」うことは大切なことです。そして、これまでどおりの安全で快適な公園利用ができるのか、木を植えかえたり切ったり、新たな木を植えたりということについてイメージができないという請願者の不信感や不安感について理解できる部分はあります。今後、基本設計の説明会などの場面では、区行政に対してより一層のわかりやすく丁寧な説明を求めます。また、多様な区民の声を聞く工夫をしていただきたいと思います。
ただ、先ほど指摘しましたとおり、基本設計で変更可能な部分については区民の声を踏まえて一定の修正がなされていること、再整備構想を変更せずに再整備基本計画のみを直すことでできることの限界、また公園再整備での区行政と区民の協働は基本設計段階でも可能であると思われることを勘案すると、第1号請願、平和の森公園再整備基本計画についてには部分的に賛成できかねるところがあるために、反対の立場をとることを申し上げ、討論とさせていただきます。
○議長(北原ともあき) 次に、浦野さとみ議員。
〔浦野さとみ議員登壇〕
○31番(浦野さとみ) 上程中の第1号請願、平和の森公園再整備基本計画についてにつきまして、日本共産党議員団の立場から賛成の討論を行います。
この請願は、区が進めようとしている平和の森公園再整備に当たっては、区として、平和の森公園利用者に対し利用者アンケートを実施すること。また、その結果を踏まえ、利用者、区民の多様な意見・要望を把握し、真摯に向き合って区と区民が共同しての平和の森公園の再整備を行ってほしいということを主旨とするものです。また、本請願には、請願提出者の皆さんらが中心となって実施した、公園来園者に協力いただいたアンケート1,605名分が添えられています。
そもそも平和の森公園の開園に至っては、区民・中野区・区議会が一体となっての長い歴史と運動がありました。72年間刑務所として機能してきた用地に、1954年を起点に刑務所の移転を求める区民運動が広範に、かつ粘り強く展開されました。1975年9月の法務大臣の廃止声明は全区民一致の長く苦しい区民運動の成果とされています。その後、廃止声明をめぐっては区民の間に多様な区民福祉施設等の要求が広がり、跡地の活用については、300メートルのトラックと100メートルの直線コースが設置できるようにしてほしいという陳情や、野球場を広場部分に移したらどうかなどのさまざまな意見が出されていました。しかし、区民協議会において再三の討議が重ねられ、今後、二度と出現し得ないであろう貴重な公共空間であるとの認識から、20年あまりの区民運動が求める「みどりの広場と避難場所」の目的と過密な中野区の現況に照らし、跡地は可能な限り空間として確保し、分割的な利用はせずに一体的な活用を図るべきである。また、覆蓋の上部は緑の芝生とし、多目的に使える広場とする。固定したスポーツ施設は一切設けないとされ、「緑とひろばの避難場所」をとの結論に至っています。
さらに、1981年2月には、前年に設置された中野刑務所跡地利用計画区民協議会が丸1年を費やして、「中野刑務所跡地にみどりの防災公園をつくるために」と題する基本計画案をまとめ、区長に提出しています。基本計画案では四つの柱が示され、その中で、みどりの広場を中心に樹林帯と水辺をできるだけ多く配置して、防災に備える。平常時には、子どもたちが自由に遊びをつくり出せるような広場や家族でレクリエーションを楽しめる多目的な空間とする。さらに、障害のある人、お年寄り、子どもなどあらゆる区民が日常、非日常とも気軽に利用できるよう十分配慮するとされました。
また、1997年から1998年に至る平和の森公園第2期整備地域検討会における成果においても、この公園の基本的な位置付けは、「刑務所跡地利用区民協議会報告-昭和56年-」が示す「みどりの防災公園」と「家族を中心としたレクリエーションの場」であることが確認されています。こうした長年にわたる区民・中野区・区議会が一体となっての運動と、その成果の結晶が現在の平和の森公園です。現在の平和の森公園は、今、本当に区民に愛される公園になっているのではないでしょうか。緑が豊かで、いつでも誰でも自由に利用できる、これだけの広大な草地広場と樹林帯を持った場所は区内でも大変に貴重です。子どもたちにとっても安心して自由に遊べること、またどの時間帯においても幅広い年代の方がそれぞれの親しみ方で健康・生きがいの場として利用されています。
しかし、今回区が示している、少年スポーツ広場の拡張に当たり約300本の樹木が伐採されることが明らかになり、草地広場内への300メートルの陸上競技トラック設置によって平和の森公園全体のあり方が大きく変わります。現在の利用が制約されかねません。昨年秋に区議会に提出された、今のままの平和の森公園を残してほしいという主旨の七つの陳情や、このうちの二つの陳情に添えられていた6,000人を超える署名の数を見ても、その重大さが見てとれました。だからこそ、これまでに区が主催して行った区民との意見交換会などにおいても、計画の見直しを求める声が圧倒的だったのではないでしょうか。今回のこの請願は、こうした経過やこれまで出された意見に対する区の対応について問題があるからこそ、議会に対し提出されたものと考えます。
請願の一つ目の主旨である、中野区として平和の森公園利用者に対し利用者アンケートを実施してくださいという点については、請願理由にも触れられているように、中野区が発行する「中野区みどりの基本計画」の第4章の中において、公園整備計画の策定においては利用者のアンケートなど踏まえて計画を策定しますと記されています。区は、平和の森公園の再整備に当たっての利用者アンケートは行っていないが、利用者の意見などは説明会の場で聞くこととしたと説明をしています。しかし、今回の平和の森公園再整備基本計画において、中野区みどりの基本計画は上位計画にも位置付けられており、区が定める計画に基づいて策定過程において利用者アンケートもあわせて行うことは当然のことと考えます。
請願の二つ目の主旨である、前述のアンケート結果を踏まえ、利用者・区民の多様な意見・要望を把握し、真摯に向き合い、区と区民が共同して平和の森公園再整備を行う方向に立ち戻ってくださいという点については、これまでの意見交換会などの中でも再三にわたり要望が出されていました。しかし、先ほども述べたように、それにもかかわらず、区は意見を聞きおくだけの姿勢に終始しています。当初の計画に比べ、区は草地広場内のトラックの位置については若干の変更をしたものの、区自身も反対意見が多かったことは認識しているが、計画の基本的な内容を変更することは考えていないと述べるなど、区の計画を当初から押しつける姿勢に変わりはありません。
請願理由にあるように、中野区みどりの基本計画には、公園リニューアルには日常的に利用する地域住民の意見を反映して行います。そのため、公園計画の策定、公園整備においては区民参加型での実施を検討し、区民主体の制度導入に努めますとされており、区が利用者・地域住民の意見を反映しながら再整備を進めていくことは当然の趣旨と考えます。
区は、今回の平和の森公園の再整備に当たり、刑務所解放に係る長い区民活動の歴史や区民協議会の計画案を継承したものと繰り返しますが、区が今回示すスポーツ振興の拠点とすることについては、これまでの区民協議会の議論の到達をねじ曲げるものであり、時の行政の都合で平和の森公園の利用計画を変更することは許されるものではありません。そもそもこの計画は、区役所・サンプラザ解体後の再開発のために新区役所を移転しなければならず、その計画に押される形での平和の森公園内への新体育館建設ではないでしょうか。新体育館建設に当たっても閉鎖期間が生じない最善の方法も含め、配置場所についても十分な区民参加を保障して検討する必要があります。
区が実施した平和の森公園再整備基本計画(案)に対するパブリックコメントには延べ137人から意見が寄せられ、その多くは計画の見直しを求めるものでした。しかし、パブリックコメントで提出された意見を受けての変更点はなしとされており、ここでも区の姿勢が見てとれます。工事費用や今後の植栽計画などもいまだ示されていません。公園も体育館も区民に愛されてこその大事な財産です。その上でも利用者を含めた区民の意見に真摯に向き合い、合意形成の上で再整備計画を再考すべきであることを重ねて申し上げ、本請願に対する賛成討論といたします。
○議長(北原ともあき) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
これより起立により採決いたします。
上程中の請願を採択するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の請願は不採択とするに決しました。
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第8号陳情 図書館再編の再検討について
(委員長報告)
○議長(北原ともあき) 日程第4、第8号陳情、図書館再編の再検討についてを上程いたします。
平成28年(2016年)6月10日
中野区議会議長 殿
子ども文教委員長 森 たかゆき
(公印省略)
陳情の審査結果について
本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。
記
受理番号 |
件 名 |
審査結果 |
決定月日 |
意見 |
措置 |
第8号 陳情 |
図書館再編の再検討について |
不採択と すべきもの |
6月10日 |
|
|
○議長(北原ともあき) 子ども文教委員会の審査の報告を求めます。森たかゆき子ども文教委員長。
〔森たかゆき議員登壇〕
○27番(森たかゆき) ただいま議題に供されました第8号陳情に関しまして、子ども文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本陳情の主旨は、本町図書館と東中野図書館の2館を統合し、現本町図書館及び現東中野図書館を閉鎖しないことを求めるものです。
本陳情は、平成28年3月25日の本会議において当委員会に付託され、6月10日に審査を行いました。
審査の進め方として、本陳情を議題に供した後、委員会を休憩して、陳情者からの補足資料の提供と補足の説明を受け、その後、委員会を再開して、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。
初めに、本町図書館について、現在の図書館の場所に建てかえるという検討はしたのかとの質疑があり、検討はしたが、土地が狭小であることから、今後の図書館としてふさわしい施設規模を確保し、バリアフリーにも十分対応できるような図書館の建設は難しいとの判断に至ったとの答弁がありました。
次に、二つの図書館を統合し、第三中学校・第十中学校の複合施設に新たな図書館を開設する計画について理解を求めるためにどのような説明を行ったのかとの質疑があり、図書館を統合する考えについては、新しい中野をつくる10か年計画(第3次)(改定素案)で1月末に示し、図書館における意見交換会や区報・ホームページでの周知に加え、個別に地元の町会や関係する統合委員会等にも説明を行ってきた。引き続き今後も周知に努めたいとの答弁がありました。
次に、統合によって、今まで図書館を使っていた方が利用できなくならないよう、地域の方に有効に利用してもらうために今後の図書館のあり方をどのように考えているのかとの質疑があり、区内の図書館の蔵書を相互利用するなどのネットワーク型図書館の構築、蔵書構成等の特色の明確化と課題解決支援の強化など、魅力ある図書館運営、関係団体との連携促進、ICT環境の整備や学習スペースの確保による利用環境の向上などにより、全体として図書館サービスの向上を図りながらニーズに応えることを考えているとの答弁がありました。
次に、統合に当たっては、地域の方が図書館でどういった事業や活動を行ってきたかを十分把握し、図書館機能のニーズを理解した上で進めていく必要があると思うがどうかとの質疑があり、新しい図書館では、グループ活動や講座等ができるスペースの確保等を考えている。図書館を核として活動をしているさまざまな団体の方々に必要な情報提供をしていきたいとの答弁がありました。
以上が主な質疑応答及び要望の内容です。
その後、委員会を休憩して、本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が本陳情に賛成する立場から、今回の図書館の統廃合計画は、本町図書館と東中野図書館の事実上の廃止である。図書館は地域の拠点であり、これをなくすということはコミュニティーの力を奪うということである。本町図書館については、現状の建物がそのまま使用できない理由があるならば現地建てかえを第一に検討すべきである。現地建てかえについて真剣に討議されたとは言いがたく、そもそも耐震性に問題がないのであれば廃止する理由がない。土地を寄附された区民の方の願いをないがしろにすることは許されない。東中野図書館は、区の図書館8館体制の中で初めてつくられた歴史ある図書館である。図書館を新設することは二つの地域図書館をなくす理由にはならない。地域住民の知の拠点、大事なコミュニティーの拠点を行政都合でなくすことに反対し、本町・東中野の二つの図書館を存続することを求める。以上のことから本陳情に賛成であるとの討論がありました。
さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
そして、本陳情について挙手による採決を行ったところ、賛成少数で不採択とすべきものと決した次第です。
以上で第8号陳情に関する子ども文教委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。
○議長(北原ともあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。
次に、陳情の訂正についてお諮りいたします。お手元に配付の文書のとおり、陳情の訂正の申し出がありますので、これを承認いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう承認するに決しました。
陳情訂正願
平成28年4月20日
中野区議会議長 殿
陳情者 住所 中野区
氏名 株式会社 代表取締役
平成28年1月21日付をもって提出した次の陳情を下記のとおり訂正願います。
第2号陳情 中野駅前南口再開発計画を成功させる対応について。
記
(訂正内容)
主旨中、6行目「を是正、」を「のままであり、これに突き当たる形で再開発区域の中に」に訂正する。
7行目「何と、切通し道路となる」を「一部に段差ができる部分が生じる」に訂正する。
9行目「歩道だけ」を「新たにつくる道路の歩道だけフラットにして」に「正に「壁」で、」を「道路と歩道に「壁」ができてしまい、この道路から当該地域に」に訂正する。
10行目「ない」を「ず、メリットがない」に訂正し、「資産価値も落ちる。速やかな設計変更を求めたい。」を削除する。
11行目「である。」の後に「そして、「区主要区画道路」が突き当たる千光前通りの沿道の、とりわけ当該地域の一帯について、今後の再開発の地域として編入することによって、中野駅前南口再開発計画を成功させる対応とすることを求めたい。」を加える。
理由中、18行目「問題意識も」を「問題意識が」に訂正する。
20行目「何故このような事態となったのか、「現地調査」を含め、」を削除する。
21行目「早急なご審議をお願い致したく」を「弊社の地区の容積率変更等が早期に実現するように」に訂正する。
22行目「見送られた場合は、防災対策上、弊社独自の改築計画の確認申請を提出する予定である。容積率の確保、今までの損失をカバーするため、残念ながら」を「実現した場合には」に訂正する。
24行目「には、応じられない。区の理解と誘導策なしで、弊社だけで地域の将来を考慮する余裕はない」を「などについても、協力したいと考えているところである」に訂正する。
(訂正理由)
委員会審査の状況を考慮して
○議長(北原ともあき) 議事の都合により暫時休憩いたします。
午後1時58分休憩
午後4時00分開議
○議長(北原ともあき) 会議を再開いたします。
この際、申し上げます。議事の都合上、会議時間を延長いたします。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第16、議員提出議案第9号、若年層の政治参加の積極的な推進を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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議員提出議案第9号 若年層の政治参加の積極的な推進を求める意見書
○議長(北原ともあき) 日程第16、議員提出議案第9号、若年層の政治参加の積極的な推進を求める意見書を上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。内川和久議員。
〔内川和久議員登壇〕
○12番(内川和久) ただいま議題に供されました議員提出議案第9号、若年層の政治参加の積極的な推進を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。
若年層の政治参加の積極的な推進を求める意見書。
公職選挙法が改正され、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられました。1946年に選挙権年齢が20歳以上の男女とされ実施されて以来の大改革です。18歳選挙権の実現を契機として、若者の政治参加をさらに促進するため、「共通投票所」の設置や期日前投票の時間の弾力化に留まらず、教育の充実や機会の拡大、選挙における供託金のあり方やインターネット活用の可能性等、さらなる環境整備を進める必要があります。
教育現場の政治的中立性を確保することで、健全な政治参加を促す環境整備に努めることを求めます。
若者の政治参加のさらなる促進のためには、政治への直接参加の権利である被選挙権のあり方についても見直しが必要です。選挙権年齢が18歳以上となったことに合わせて、被選挙権年齢についても一定の引き下げを検討すべきです。
このことから、国会及び政府は、日本国民の被選挙権年齢について、現行法における各種議会議員選挙及び首長選挙に設けられた被選挙権の年齢差も考慮の上、引き下げに向けた検討を進めることを要請します。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出します。
年月日。
衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、文部科学大臣あて。
中野区議会議長名。
以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(北原ともあき) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(北原ともあき) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
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平成27年度中野区一般会計繰越明許費繰越計算書について
○議長(北原ともあき) 日程第5、平成27年度中野区一般会計繰越明許費繰越計算書について報告いたします。
○議長(北原ともあき) 理事者の報告を求めます。
〔副区長川崎亨登壇〕
○副区長(川崎亨) 平成27年度中野区一般会計繰越明許費につきまして、繰越計算書に基づき御報告いたします。
これは、平成27年第3回中野区議会定例会及び第4回中野区議会定例会、並びに平成28年第1回中野区議会定例会において議決されました、平成27年度中野区一般会計補正予算の繰越明許費に係るもので、その内容は、人事・給与総合システム改修に係る経費246万9,000円、なかの里・まち連携推進事業に係る経費965万4,000円、外国人観光客受入環境整備事業に係る経費818万円、中野駅地区第2期整備先行工事に係る経費7,600万円、自治体情報システムセキュリティ強化に係る経費1億6,188万8,000円、個人番号カード交付事業に係る経費7,323万3,000円、統合新校校舎新築基本構想・基本設計策定に係る経費816万5,000円、年金生活者等支援臨時福祉給付金等給付事務費に係る経費1億1,134万6,000円、防災行政無線デジタル化に係る経費1億5,969万3,000円をそれぞれ平成28年度に繰り越したものです。
繰り越しの財源は、既収入特定財源254万6,000円、未収入特定財源2億6,161万7,000円及び一般財源3億4,646万5,000円です。
繰り越しました理由は、いずれも事業の執行が2年度にわたるためです。
本件につきまして、よろしく御了承くださいますようお願い申し上げます。
○議長(北原ともあき) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、以上で報告を終わります。
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平成27年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況について
○議長(北原ともあき) 日程第6、平成27年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況について報告いたします。
本件については、中野区区政情報の公開に関する条例第17条の規定に基づき、区長から6月6日付の配付文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。
──────────────────────────────
平成27年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況について
○議長(北原ともあき) 日程第7、平成27年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況について報告いたします。
本件については、中野区個人情報の保護に関する条例第40条の規定に基づき、区長から6月6日付の配付文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。
──────────────────────────────
平成27年度中野区職員倫理条例の運営状況について
○議長(北原ともあき) 日程第8、平成27年度中野区職員倫理条例の運営状況について報告いたします。
本件については、中野区職員倫理条例第11条の規定に基づき、区長から6月6日付の配付文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。
──────────────────────────────
中野区国民保護計画の変更について
○議長(北原ともあき) 日程第9、中野区国民保護計画の変更について報告いたします。
本件については、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律第3条第8項において準用する同条第6項の規定に基づき、区長から6月6日付の配付文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。
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法人の経営状況を説明する書類の提出について
○議長(北原ともあき) 日程第10、法人の経営状況を説明する書類の提出について報告いたします。
本件については、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、区長から6月6日付の配付文書のとおり、中野区土地開発公社及び野方駅整備株式会社の経営状況を説明する書類が提出されましたので、さよう御了承願います。
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人権擁護委員候補者推薦に伴う区議会の意見について
○議長(北原ともあき) 日程第11、人権擁護委員候補者推薦に伴う区議会の意見についてお諮りいたします。お手元に配付の文書のとおり、区長から意見を求められておりますので、これを文書のとおり候補者として推薦するに異議ない旨回答するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
28中政企第277号
平成28年(2016年)6月7日
中野区議会議長
北原 ともあき 殿
中野区長 田 中 大 輔
人権擁護委員候補者推薦に伴う区議会の意見について
中野区に置かれる人権擁護委員の候補者として、下記の者を法務大臣に推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めます。
記
氏名 野 口 敏 郎
生年月日 ≪記載削除≫
住所 東京都中野区≪記載削除≫
再・新任別 新任
○議長(北原ともあき) 次に、陳情の常任委員会への付託について申し上げます。
お手元に配付の陳情付託件名表(Ⅰ)に記載の陳情につきましては、記載のとおり所管の常任委員会に審査を付託いたします。
平成28年第2回定例会
平成28年6月20日付託
陳情付託件名表(Ⅰ)
《建設委員会付託》
第9号陳情 都立家政「旧みずほ銀行」建物解体工事に関して(2項)
○議長(北原ともあき) 次に、陳情の継続審査についてお諮りいたします。
お手元に配付の陳情継続審査件名表(Ⅰ)に記載の陳情については、それぞれ付託委員会から継続審査の申し出がありますので、継続審査の可否について、これより陳情ごとに起立により採決いたします。
初めに、第4号陳情、区立幼稚園存続を願うことについてを子ども文教委員会の申し出どおり、継続審査に付すことに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(北原ともあき) 起立多数。よって、第4号陳情は子ども文教委員会の申し出どおり継続審査に付すことに決しました。
次に、第5号陳情、区立幼稚園の廃園案の検討についてを子ども文教委員会の申し出どおり、継続審査に付すことに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(北原ともあき) 起立多数。よって、第5号陳情は子ども文教委員会の申し出どおり継続審査に付すことに決しました。
次に、第6号陳情、10カ年計画(第3次)改定素案において示している今後の認定こども園の整備についてを子ども文教委員会の申し出どおり、継続審査に付すことに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(北原ともあき) 起立多数。よって、第6号陳情は子ども文教委員会の申し出どおり継続審査に付すことに決しました。
次に、第7号陳情、区立幼稚園の存在意義について再検討を願うことについてを子ども文教委員会の申し出どおり、継続審査に付すことに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(北原ともあき) 起立多数。よって、第7号陳情は子ども文教委員会の申し出どおり継続審査に付すことに決しました。
さらに、陳情の継続審査についてお諮りいたします。
お手元に配付の陳情継続審査件名表(Ⅱ)に記載の陳情については、付託委員会から継続審査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続審査に付すことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
平成28年第2回定例会
陳情継続審査件名表(Ⅰ)
《子ども文教委員会付託》
第4号陳情 区立幼稚園存続を願うことについて
第5号陳情 区立幼稚園の廃園案の検討について
第6号陳情 10カ年計画(第3次)改定素案において示している今後の認定こども園の整備につ
いて
第7号陳情 区立幼稚園の存在意義について再検討を願うことについて
陳情継続審査件名表(Ⅱ)
《区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会付託》
第2号陳情 中野駅前南口再開発計画を成功させる対応について。
○議長(北原ともあき) なお、本日付をもちまして委員会に付託いたしました陳情につきましても、付託委員会における閉会中の継続審査に付すことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。
お手元に配付の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付すことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
常任委員会所管事務継続調査件名表
平成28年第2回定例会
総務委員会
1 政策、計画及び財政について
1 平和、国際化、人権及び男女平等について
1 広報及び広聴について
1 組織及び人事について
1 会計、決算及び事業の評価・改善について
1 危機管理について
区民委員会
1 区民相談及び消費生活について
1 住民情報システムについて
1 戸籍及び住民基本台帳等について
1 区税について
1 国民健康保険、後期高齢者医療及び介護保険等について
1 環境及び地球温暖化対策について
1 清掃事業及びリサイクルについて
1 生活環境について
厚生委員会
1 地域活動の推進及び地域ケア・地域支援について
1 保健衛生及び社会福祉について
1 保健所及び福祉事務所について
1 スポーツ、文化及び生涯学習について
建設委員会
1 安全で快適に住めるまちづくりについて
1 産業振興及び都市振興について
1 道路・公園等の整備について
1 防災及び都市安全について
子ども文教委員会
1 学校教育の充実について
1 学校と地域の連携について
1 知的資産について
1 子育て支援及び子どもの育成について
○議長(北原ともあき) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。
お手元に配付の議会運営委員会所管事項継続調査件名表に記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付すことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
議会運営委員会所管事項継続調査件名表
平成28年第2回定例会
1 議会の運営について
1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について
○議長(北原ともあき) 以上で本日の日程を全て終了いたしましたので、散会いたします。
平成28年第2回中野区議会定例会を閉じます。
午後4時14分閉会