平成23年09月07日中野区議会地域支えあい推進特別委員会 平成23年09月07日地域支えあい推進特別委員会 中野区議会地域支えあい推進特別委員会〔平成23年9月7日〕

地域支えあい推進特別委員会会議記録

○開会日 平成23年9月7日

○場所  中野区議会第5委員会室

○開会  午後1時00分

○閉会  午後3時28分

○出席委員(14名)
 来住 和行委員長
 内川 和久副委員長
 甲田 ゆり子委員
 石坂 わたる委員
 後藤 英之委員
 ひぐち 和正委員
 南 かつひこ委員
 久保 りか委員
 酒井 たくや委員
 奥田 けんじ委員
 近藤 さえ子委員
 高橋 ちあき委員
 市川 みのる委員
 岩永 しほ子委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員(13名)
 政策室長 竹内 沖司
 政策室副参事(企画担当) 小田 史子
 都市政策推進室副参事(にぎわい・文化担当) 滝瀬 裕之
 地域支えあい推進室長 長田 久雄
 地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 野村 建樹
 地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)、中部すこやか福祉センター所長 鈴木 由美子
 子ども教育部副参事(学校・地域連携担当) 荒井 弘巳
 子ども教育部副参事(子育て支援担当) 伊藤 政子
 健康福祉部長 田中 政之
 健康福祉部副参事(福祉推進担当) 上村 晃一
 健康福祉部副参事(障害福祉担当) 朝井 めぐみ
 環境部長 尾﨑 孝
 環境部副参事(地球温暖化対策担当) 鈴木 郁也

○事務局職員
 書記 竹内 賢三
 書記 関村 英希

○委員長署名

審査日程
○委員会参与の変更及び異動について
○議題
 地域における見守りや支えあい活動の推進について
 エコ、商店街、支えあいポイント制度について
 地域活動支援制度等について
○所管事項の報告
 1 地域活動コーディネーター養成講座について(区民活動センター調整担当)
○その他

委員長
 それでは、定足数に達しましたので、地域支えあい推進特別委員会を開会します。

(午後1時00分)

 本日の審査日程についてお諮りいたしますので、委員会を暫時休憩いたします。

(午後1時01分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時02分)

 本日の審査日程(案)(資料1)はお手元に配付してあるとおりですが、所管事項の報告で常任委員会と重複する報告がある場合は、その旨を審査日程(案)に表記することとしましたので、御承知おきください。
 本日は、休憩中に御確認いただいたとおり、お手元に配付の審査日程(案)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように進めます。
 次に、お手元に配付の資料(資料2)のとおり、7月19日付で委員会参与の変更及び異動がありました。今回、変更及び異動のあった参与の紹介をお願いします。
長田地域支えあい推進室長
 それでは、委員会参与の変更及び異動について御報告を申し上げます。
 地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)、中部すこやか福祉センター所長、鈴木由美子でございます。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)、中部すこやか福祉センター所長
 鈴木です。よろしくお願いいたします。
委員長
 よろしくお願いします。
 以上で委員会参与の変更及び異動について終了します。
 それでは、議事に入ります。
 地域における見守りや支えあい活動の推進について、エコ、商店街、支えあいポイント制度について及び地域活動支援制度等についてを一括して議題に供します。
 それでは、これから委員会を休憩して視察を行いたいと思います。
 委員会を休憩します。

(午後1時03分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後3時00分)

 所管事項の報告を受けたいと思います。
 地域活動コーディネーター養成講座についての報告を受けます。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 それでは、お手元の資料(資料3)に基づきまして御報告申し上げます。なお、本件につきましては、去る9月2日に開かれました厚生委員会においても同様の報告をさせていただきました。
 この地域活動コーディネーター養成講座は、今年度新規事業ではありません。既に平成21年度からスタートして、ちょうどきょうからなんですけれども、3回目の実施になるものでございます。これまでの取り組みとあわせて御報告をさせていただきたいと思います。
 まず、このコーディネーター養成講座の目的でございますけれども、一つには、地域活動とか地域自治の発展を目指して、地域社会の問題を区民の方が主体的に解決するため、さまざまな活動を企画・調整・支援できる、そういった力のある幅広い知識を身につけた人材を養成することを目的としております。あわせて、今般、区民活動センターの運営委員会が事務局員を採用する場合には、この講座の受講修了者のうち希望する者の名簿を区はその運営委員会に提供する、そういう位置付けになっている養成講座でございます。
 2番目、開催内容ですけれども、1枚おめくりいただきたいと思います。
 別紙に講座のカリキュラム、講座内容というふうなことで、1から5まで記してございますが、これを5日間で行ってございます。こうした地域活動が必要な背景だとか、また、地域活動コーディネーターの役割と、それを果たすために企画の立て方とか、地域でのネットワークづくり、そういったものを座学で学びながら、最後には、実習というふうなことで組み立てそのものの演習をするという内容でございます。
 またお戻りください。
 この講座の応募資格です。2の(2)になりますけれども、いずれにしましても、地域活動や地域自治を推進する意欲のある方で、一つには地域団体とか公的機関、あるいは企業などでこうした地域活動の経験のある方、もしくは地域福祉とか地域コミュニティづくりなどに関心のある方というふうなことを要件にさせていただいています。
 なお、(3)応募の書類といたしまして、応募の際には、申請書に書いていただくと同時に、「これからの社会に求められる地域活動」という作文をあわせて提出いただいてございます。
 (4)受講者の決定方法ですけれども、応募の方が定員内の場合は、全員の方を受講者といたしますけれども、定員を超えた場合には、応募の書類によって選考させていただいております。
 これらの講座の周知方法ですけれども、区報やホームページ、またチラシによって御周知をさせていただいております。
 なお、区民活動センターの運営委員会が本講座の受講生として推薦する地域推薦のある方は、定員にかかわらず、定員外として受講することができる取り扱いにさせていただいているところでございます。
 3、開催状況ということで、もう一度おめくりいただきたいと思います。
 下の欄のほうの表組みでございます。平成21年度に最初に始めさせていただいて、それぞれ毎回20名、それから25名、20名という定員枠を設けてございます。応募者は年度によって違いますけれども、若干いつも応募者のほうが多いというふうなことで、選考させていただいて、受講者数がそれぞれ表の欄に記載のとおりでございます。
 受講者のうち、区民活動センターの事務局の採用の名簿に登載を希望する者として意思を確認したところ、それぞれの受講者の中から名簿登載者というふうなことで、こうした人数が名簿登載に上がっているところでございます。
 なお、今年度、3回目でございますけれども、本日9月7日から来週の17日まで、平日夜間の4回と土曜日の午後1回というふうなことで、区役所で受講者21名で実施をさせていただくところでございます。
 以上、雑駁ですけれども、コーディネーター養成講座についての御報告を終わります。
委員長
 それでは、ただいまの報告について質疑はありませんか。
近藤委員
 今まで、このコーディネーターの実践を受けた方で、実際、今、区民活動センターで働いている方というのは何名かいらっしゃるんですか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 採用になって、また御病気とかでやめられた方もいらっしゃるんですけれども、第1回目の採用が8名でございました。ただ、2回目の23名の名簿登載者の中から13名の方が採用されてございます。
近藤委員
 そして、また今、区民活動センターの方が受けたい――受けたいという今回のに入っている方はいらっしゃるんですか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 現在、運営委員会の事務局員になっていらっしゃる方は、もうこの講座を受けることができないというふうになっていますので、今、採用されている方がこの講座を受けることはございません。
高橋委員
 確認なんですけど、この2の(4)番の、定員を超えた場合は書類により選考するっていうふうに書いてありますけど、選考するのはどなたが選考されるんですか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 支えあい推進室の中で、管理職で地域支援担当の副参事と、私も含めまして5名が選考の委員になってございます。
高橋委員
 ある程度、それは基準みたいのを設けながら選考するという考え方でよろしいんですか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 そのとおりでございます。
高橋委員
 確認ですけど、その基本的な考え方を教えていただけるんであれば、どういうものがあるのかというのを伺っておきたいんですけど。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 選考に当たっての基本的な考え方でございますね。はい。
 まず、こういった地域活動の支援をするコーディネーターとしての意欲が、書かれた提出書類の中でうかがえるかどうかというふうなことと、また、かなり黒子的な役割をするというふうなことで、人をつなぐとか、ネットワークのそういった動きの可能性がうかがえるか。非常に、作文ですので、そういった視点で私どもは一定の点数割合で、配分で選考させていただいているところです。
高橋委員
 このコーディネーター養成講座は今回で3回目ということですけど、一応、今回受けた人がまた次、人が足りなくなった場合に、そういう人材を確保しておくという意味かと思うんですけれども、これ、将来的に随時続けていく、それとも、いつまでって決めてあるのかどうか、それを教えてください。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 この区民活動センター、運営委員会に委託していくという区としての制度とリンクするものというふうに考えてございますので、現在のところ毎年実施をして、常に、地域にこうした人材が豊富になることは中野の宝でもあるというふうに思っていますので、実施を予定していきたいというふうに考えてございます。
 なお、大変申しわけございません。先ほど選考者で私、5名と言ったところ、もう一人、室の経営の副参事も入っておりまして、6名で選考させていただいています。
石坂委員
 今回の地域活動コーディネーターですけれども、これは今後――今後というか、もう始まっていますけど、地域の見守り・支えあいの活動において、地域の中で支えあいを必要としている人と提供する人のマッチングですとか、コーディネートする力もこれで養われるという形の内容になっているのかどうか、教えてください。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 見守り・支えあいの名簿のマッチングというよりか、地域の中で地域活動をより活発にするためにどういうふうに地域の人材を活用したらいいのか、そういったところをカリキュラムの中には組み立ててございますので、広い意味では、そういったところにも御活用いただけるかなというふうに思ってございます。
石坂委員
 こうした地域の活動に関する能力の高い人材をつくっていく、育てていくことはとても重要だとは思うんですけども、選考においては、定員を毎回超えていますので、審査をしているかと思うんですけれども、受講し終えたときに、今回の受講したことで一定の能力が育っているのかどうか、それを担保したりですとか、あるいは講座の内容を評価するという意味での受講後の方への何かしら、試験っていうと変ですけども、試験的なものですとか、あるいは何かしら、育った能力がどの程度かどうかという調査をしたりというのは、されたり、あるいは今後していくとかということはありますでしょうか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 これは法的に定めのある有資格の方を育成するというような講座ではございません。ある意味では、地域活動を裏で支えるというところの人材の発掘というようなきっかけの講座だというふうに思ってございます。また、この講座を受けたことで、運営委員会に採用された方は、またその実践の場でさまざま力をつけていくことになろうと思いますし、そういったところに希望しない方でも、地域のボランティア活動とかそういったところで、まず実践を繰り返す中で育っていっていただけるんではないかというふうに、私どもとしては期待しているところでございます。
石坂委員
 そうしますと、今回、地域のほうに名簿登載する際には、受講したということのみが掲載されるような形だという理解で大丈夫ですか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 運営委員会の事務局員を直接区が雇うわけではございません。それぞれの運営委員会さんが雇うので、その採用するのに御活用いただける名簿として、区が実施した養成講座の修了者の名簿はこうですよというふうなことで御提供させていただくという内容になってございます。
石坂委員
 やはり今後、こうした人材を育成していくこと、また、区がやった養成講座で実際に成果が上がっているということも把握していくべきだと思いますので、これ、要望という形なので、御答弁いただかなくても大丈夫ですけれども、ぜひ受講された方、もちろんテストじゃなくても、受講された方に対してアンケート的なものでも構わないと思いますので、何かしら、受講させて人材を育てていくことの成果が見えるような形で今後していっていただければなと思います。
委員長
 要望ですね。
酒井委員
 地域の人材を養成するためのこのコーディネーター、地域活動コーディネーター養成講座なんですけれども、先ほど、区民活動センターとリンクしていくので、毎年、この講座に関しては開いていきたいんだというふうなお答えがあったと思うんですけれども、第2回と第3回の間がちょっと短いなというのが感じたんですけれども、しかも7月19日から、区民活動センターはもう転換されておるわけですよね。それで、この時期にまた3回目のコーディネーター養成講座を開くという理由というのは、どういったところなんですか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 一つには、現在、運営委員会の中で臨時的に事務局員さんを置いている運営委員会さんがございます。そうしたところを人的担保をなるべく区としても速やかに御支援したいというふうなことで、今年度につきましては、従来とは違う形で早目にセットしたものでございます。
 今後これ、いつするのかというふうなことを考えますと、やはりこの秋口というふうなことのほうが、今後回っていくにもより適切ではないかなというふうに現在のところは考えております。
酒井委員
 先ほど、臨時的に事務局スタッフさんを雇用している状況があるんだというふうな、7月19日からスタートしたにもかかわらず、臨時的な対応がとられている運営委員会の形があるということですよね。それ、どういうふうな状況なんでしょうか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 現在、三つの運営委員会さんで臨時の方がいます。2回目の名簿の中で運営委員会さん、面接して、なかなかその中で決め切れなかったというふうな御事情もある運営委員会さんもありますので、そういったところでは臨時の方を充て込んで現在スタートしているところでございます。
酒井委員
 その臨時の方がそのまま事務局長、事務局スタッフにという形もあるんじゃないのかなと思うんですけれども、そうではないんですか。臨時という形って可能なんでしたか。その2点、お願いします。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 採用は各運営委員会さんでございます。そういった場合には、運営委員会がぜひこの人をうちの中では採用したいというふうな心づもりがございまして、その方たちは、こういった受講を受けないと、区の指針との関係で採用ができないというふうになってございますので、なるべくそういう意味では、地域の要望から考えれば、区のほうのこうした講座を受けていただく機会を速やかに提供したほうがいいだろうというふうなことで、9月に今回は企画をしているところでございます。
酒井委員
 すると、その臨時の方がコーディネーター講座を受けなければ事務局スタッフになれないという中での理解でよろしいんですかね。すなわち今の、現在の臨時の方が、今後この講座を受けて正式な事務局スタッフになっていくんだという理解でいいんですか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 現在のところ、地域の運営委員会さんからはそのように私どもは承っているところでございます。
酒井委員
 それから、当初、区はこの7月19日から区民活動センターを展開していくという考えの中で、この事務局スタッフさん、事務局長、事務局スタッフさんが臨時になっている状況というのは、イレギュラーなところがあると思うんですね。そうですよね。そういう中で、さまざま僕、理由があると思うんですよ。そういったところをまたしっかり分析されて、今後この区民活動センターがうまく展開されるように考えていっていただきたいと思いますが、もう個々の理由は問いませんが、そのようにしていただきたいと思いますが、いかがですか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 こうした養成講座も、運営委員会で雇う事務局員さんの人材をきちっと区として提供の御支援ができるというふうなところにも力点がございますので、いろいろな状況の中で円滑に進めるよう、今後も必要な改善はとってまいりたいというふうに考えてございます。
久保委員
 先ほど、受講された方の中から採用された方が21名ですかね。このコーディネーター講座を受講されていなくて、現在事務局員をされている方は何人いらっしゃいますか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 臨時といいますか、臨時以外はございません。
久保委員
 臨時の方は、じゃあ何人ですか。先ほど、三つの運営委員会ということでした。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 きょう現在、3人の方が臨時の事務局員として従事していただいています。
久保委員
 私、30人事務局員――事務局長、事務局員で30人必要なのかなと思っていたんですけれど、15カ所で2人ずつかと思っていたんですけど、そうではないんですか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 15カ所で2名ずつですので、30名でございます。多分、委員がその中で、30のうち3名が臨時だから、27名がこの名簿の中から採用されていなくてはというふうにお考えかもしれませんけれども、先ほど申し上げたとおり、運営委員会さんがこの人を雇いたいんだ。だけども、この講座を受けさせると言った方は、ここの中の数字には入ってございませんので、採用されたというふうな意味では、数字がちょっと合わないかなというふうに思いますが、現在、27名の方が正式な事務局長、あるいは局員として従事しているという状況でございます。
久保委員
 すみません。それでは、受講されていない方がいるわけですよね、運営委員会のほうからの。ということではなくて、運営委員――ごめんなさい。間違えました。運営委員会のほうからので、推薦でということで、6名の方は応募してきた方ではなくて、運営委員会からの推薦によってということですね。失礼いたしました。
 それで、事務局長と事務局員の振り分けといいますか、その基準みたいなものって何かあるんでしたっけ。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 就業の、勤務形態というふうなことでは、勤務日数が若干異なるというふうな内容になってございまして、またそれに比例して、支払われる対価というものが、区の見積もり算定では相違をつけているところでございます。
久保委員
 これ、どちらが事務局長、どちらが事務局員というようなことを決定するのは、これは運営委員会ですか。特に基準が何かあるわけではないのですか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 それぞれの運営委員会さんが、選考の中で決定していっているというふうに考えてございます。
久保委員
 先ほど応募資格のところで、1番、2番ございましたけれども、これは1回目から応募資格というのは同じでしたっけ。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 これについては変更ございません。
久保委員
 今、臨時の方、さまざま御事情があってということかと思いますけれども、OBの職員の方というようなことであると、多分そのコーディネーター講座を受けなくても、臨時的に今入っていただいているという状況なのかなと思うんですけれども、やはりそういう方たちが継続していただければ、非常に望ましいとは思いますが、なかなかそういうわけにもいかないということで、やはり年度の途中で事務局長さんがかわられるというようなことも現在、区民活動センターでは起きていることだと思います。そういうことがやはり地域におきましては大変不安な要素になってしまっているなということも感じておりますので、その辺についても、しっかり区として手厚くフォローしていただきたいなと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 手厚いというのをどういうふうにすればいいのか、なかなかちょっと難しいところございますけれども、地域が安定してそういった運営ができるような御支援については、積極的に御支援させていただきたいというふうに考えています。
後藤委員
 地域活動コーディネーター、この目的につきましては非常にすばらしい、こういう人材がいたらすばらしいなとは思うんですけれども、非常に育成するのは困難じゃないかなというふうに考えています。受講者決定方法により、定員を超えた場合は支えあい推進室副参事ほか5名により選考するということなんですけれども、もしそういう選考がない場合、そのまま講座内容に進んでいくと。それで、この講座内容、全部で五つの柱に分かれているんですけれども、まずお聞きしたいのが、これは大体どれくらいの時間の講座と内容で、どういった講師によって行われるものなのか。つまり、この中身をちょっと教えてください。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 まず、全体のボリュームでございますけれども、平日の4日間というのは7時から9時ということで2時間でございます。それからあと土曜日は半日を使いまして、実習演習をやっているカリキュラムになってございます。
 どういった講師かといいますと、これ、お一人の大学の准教授に委託しているところでございまして、准教授と同時に、経営のコンサルタントをしている坂本文武氏でございます。氏につきましては、区の公益活動推進協議会のメンバーでもございますので、当初から、中野でこういった新しい取り組みをする、それに関する人材育成という視点でかかわっていただいているところでございます。
 なお、講師が全部をやるというよりか、毎回必ず区のほうの管理職も、こうした地域活動の実態でありますとか、これまで区が展開してきた事業の中身等々、それから行政がどういったところを期待しているのか、それらにつきましても、情報提供というふうな形でこの講座にかかわっているところでございます。
後藤委員
 ありがとうございます。それと、すばらしい方が講師に立たれて、初めの勉強を終えられるということなんですが、これは先ほどとちょっと関連になるかもしれないんですが、その確認というか、知識の確認であるとか、その習得の検証とか、そういったことというのは、定期的にとは言わないまでも、この後とかにはやっていらっしゃるんでしょうか。
鈴木地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 実は、この講座を修了して、5日間終わって3日以内か5日以内の間に、この受講を終えてというふうなことで、レポートを提出していただいております。また、そうしたことから、どういったところが十分理解していただいたのかどうかというようなところでは、私どもも一つの検証の道具として使わせていただいているところでございます。
委員長
 ほかにございますか。よろしいでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告を終了します。
 その他で所管事項の報告はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。
 次に、審査日程、その他ですけども、次回の日程について協議いたしますので、委員会を暫時休憩します。

(午後3時25分)

委員長
 それでは、委員会を再開します。

(午後3時26分)

 次回は第3回定例会中とし、何か緊急の案件が生じた場合は正副委員長が相談の上、招集することで御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように決定します。
 以上で本日予定した日程はすべて終了いたしますが、各委員、理事者から何か御発言ございますか。
石坂委員
 すみません。地域支えあい推進のほうの登録制度が既に8町会で始まっているということを伺っておりますけれども、これについて、障害者団体に入っている方、あるいはその他の障害者の方から、始まっている地域と始まっていない地域の中で、始まっている地域だけ登録の案内が来て、始まっていない地域からは案内が来ていない。これはもちろんそうなわけですけども、そうした地域ごとに今、状況が違っていることの説明がない中で、いろんな話が郵送で送られてきたりすることによって戸惑っている、あるいは同じ団体に所属しているのに、どうして自分のところだけというような、あるいはどうして自分のところへは来ないのかというのがわからない状況の中で、混乱が生じている場合があるということを伺っているんですけども、今後、周知徹底をしていただきたいと思っておりますが、その辺、今の周知の状況等、教えていただけますでしょうか。
野村地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 今、委員おっしゃられたとおり、八つの町会の地区にお住まいの方については御通知をさしあげているというところです。この件につきましては、障害者福祉団体連合会ですとか、関係の団体を対象とした会合にお邪魔いたしまして、既に御説明をしているところではございますが、なかなかその情報が伝わっていないということもお聞きしてございますので、今後も改めて御説明の機会を設けていきたいというふうに思ってございます。
 なお、第2回目の名簿というのが2月ということで予定してございますが、その際につきましては、この八つの町会を除いた全区域につきましても御通知をさしあげるという予定でございます。
委員長
 他に御発言ございませんか。よろしいでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、本日の地域支えあい推進特別委員会を散会いたします。

(午後3時28分)