中野区議会総務委員会〔平成30年9月11日〕
総務委員会会議記録
○開会日 平成30年9月11日
○場所 中野区議会第1委員会室
○開会 午後5時04分
○閉会 午後5時20分
○出席委員(9名)
高橋 かずちか委員長
いながき じゅん子副委員長
羽鳥 だいすけ委員
木村 広一委員
中村 延子委員
伊東 しんじ委員
平山 英明委員
大内 しんご委員
近藤 さえ子委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
副区長 横山 克人
政策室長 朝井 めぐみ
政策室副参事(企画担当) 杉本 兼太郎
政策室副参事(基本構想担当)永見 英光
政策室副参事(ユニバーサルデザイン推進担当、オリンピック・パラリンピック推進担当) 宇田川 直子
政策室副参事(予算担当) 海老沢 憲一
政策室副参事(広報担当) 堀越 恵美子
政策室副参事(業務マジメント改革担当)、経営室副参事(新区役所区民サービス担当) 永田 純一
経営室長、新区役所整備担当部長 髙橋 信一
危機管理担当部長 志村 和彦
経営室副参事(経営担当) 石濱 良行
経営室副参事(法務担当) 尾関 信行
経営室副参事(人事担当) 田中 謙一
経営室副参事(人材育成担当) 桜井 安名
経営室副参事(施設担当) 髙田 班
経営室副参事(行政監理担当) 森 克久
経営室副参事(経理担当) 波多江 貴代美
経営室副参事(用地担当) 吉沢 健一
経営室副参事(用地調整担当) 小倉 洋
経営室副参事(生活・交通安全担当) 佐々木 和夫
経営室副参事(新区役所整備担当) 中村 洋
会計室長 鳥井 文哉
選挙管理委員会事務局長 松原 弘宜
監査事務局長 小谷松 弘市
○事務局職員
事務局長 吉村 恒治
事務局次長 古本 正士
書記 井田 裕之
書記 古谷 友里香
○委員長署名
審査日程
○議案
第68号議案 平成30年度中野区一般会計補正予算
委員長
定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。
(午後5時04分)
本日は、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
議事に入ります。
議案の審査を行います。
第68号議案、平成30年度中野区一般会計補正予算を議題に供します。
なお、本議案は当委員会に付託されておりますが、建設、子ども文教の各委員会で関係分を審査し、賛成多数となった意見があれば、当委員会に申し送られることとなっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明を求めます。
海老沢政策室副参事(予算担当)
それでは、第68号議案、平成30年度中野区一般会計補正予算(第2次)につきまして御説明させていただきます。
議案の8ページをおあけいただきたいと思います。歳入歳出予算事項別明細書でございます。
まず、歳入でございますが、14款都支出金1,543万1,000円の増、17款繰入金1億4,944万1,000円の増、18款繰越金20億7,337万2,000円の増、合計いたしまして22億3,824万4,000円の増ということになります。補正後の予算額といたしましては、1,450億8,705万5,000円となります。
次に、9ページ、歳出でございますが、3款都市政策推進費1億234万6,000円、6款子ども教育費が6,252万6,000円、12款諸支出金が20億7,337万2,000円の追加計上することによりまして、補正後の金額でございますが、歳入と同額の1,450億8,705万5,000円となります。
次に、歳出の説明をいたします。12ページをおあけいただきたいと思います。
内容の説明をいたします。3款都市政策推進費、3項の中野駅周辺まちづくり費でございますが、中野三丁目で進めているURに対する都市再生土地区画整理事業の補助でございますけれども、地権者との合意形成が予想より進捗をしているということでございまして、翌年度に予定していた地権者建物の解体工事等の経費を前倒しして補助を行うための経費といたしまして、1億234万6,000円を追加計上するものでございます。
また、これとは別に中野駅西側南北通路・橋上駅舎の実施設計におきまして、通路と駅舎一体建物の実施設計が今年度中に終了しない見込みとなったため、工期を6カ月延伸をしたいというふうに考えておりまして、これについては繰越明許費のみの設定をさせていただきたいというふうに考えております。
この2点に対しまして、都市計画交付金の財源更正をさせていただきたいと思います。中野三丁目地区の増分といたしましては、2,558万6,000円の追加計上が、都市計画交付金の追加交付が見込まれますので、計上させていただいております。
あわせて、中野駅西側南北通路・橋上駅舎につきましては、1,015万5,000円が今年度交付されませんので、差し引きまして1,543万1,000円の特定財源を追加計上させていただいているというものでございます。
続きまして、14ページをおあけいただきたいと思います。
6款子ども教育費、6項幼児施設整備費でございますが、打越保育園の民営化によりまして、今、民間事業者が新園舎を建設しているところでございますけれども、近隣調整等によりまして着工時期のおくれがありまして、竣工開設時期が本年10月から平成31年2月という形に変更になりました。これに対応しております、現在この建設をしている保育事業者が業務委託でこの保育園を運営しているところでございますが、9月までの運営委託期間を4カ月延長するという必要がございまして、その運営委託料といたしまして、6,252万6,000円を追加計上するというものでございます。
続きまして、16ページをおあけいただきたいと思います。
12款諸支出金、1款積立金でございますが、平成29年度の決算剰余金を財政調整基金へ積み立てるため、20億7,337万2,000円を追加計上するというものでございます。
次に、18ページでございますが、繰越明許費調書でございます。
先ほどの中野駅西側南北通路・橋上駅舎の実施設計につきまして、本年度中に終了しないという見込みとなったため、31年度への繰越明許といたしまして、2億1,720万5,000円を設定させていただきたいというふうに考えております。特定財源の社会資本整備総合交付金、国費でございますが、9,041万3,000円につきましても、あわせて来年度に繰り越しをさせていただきたいというふうに考えております。
以上が補正予算の説明になりますが、よろしく御審議のほどお願いいたします。
委員長
これより質疑を行います。質疑はございますか。
平山委員
12ページ、13ページの中野駅周辺まちづくり費の補正について、先ほどおっしゃっていた内容を少し確認したいんですけれども、まず、この中野駅周辺地区整備、三丁目ですよね、これは、事業の進展が非常に順調というか、多くの方の御協力を予想以上に得られていて事業が進んでいると。それで、1億200万何がしを増額したいと。これに対して都市計画交付金が2,500万円乗っかってくるという説明でよかったですか。
海老沢政策室副参事(予算担当)
そのとおりでございます。
平山委員
その都市計画交付金というのは、一定比率が決まっているということですか。例えば、これで言うと約25%ぐらいが来るということが決まっているということですか。
海老沢政策室副参事(予算担当)
都市計画交付金の基本的な比率といたしましては、25%ということでございます。その分を計上させていただいております。
平山委員
それで、今回、この9月までの間に事業が進んできたと。一方で、こういう事業って、本当に相手がどう動くかわからないじゃないですか、用地を買収していく、御協力をいただいていくって。今回こういう形で、補正という形で出してはいらっしゃるんですけれども、例えば議会がないとき、補正では間に合わないようなとき、そういう事態というのはある一定想定して、少し余裕を持って予算を組んでいたりということはされていなかったんでしたか。
海老沢政策室副参事(予算担当)
この事業につきましては、移転補償費等は今年度中にということで予定を組んでおりました。ただ、地権者との交渉がこれだけ早く進むということを想定をしていなかったというところでありまして、来年度予定をしていた地権者等の建物の解体等の経費につきまして、今年度中に前倒ししてやるということになったということでございまして、予算の中ではそういった経費は見込んでいなかったというところでございます。
平山委員
今回想定していた地権者の数が変わったというだけではなくて、地権者に対する補償内容というか、それがここまでを予定していたけれども、いやいや、ここまでいくことになったと――ここまでというと、議事録には「ここまで」しか残らないので――途中段階までいこうとしていたけれども、いや、もうちょっと同一地権者との交渉が進んで、支出が生まれるようになったということですか。
海老沢政策室副参事(予算担当)
そのとおりでございます。
平山委員
それで、さっきの質問に戻ってしまうんですけれども、そういうことというのが今後も起こり得るんですかね。要は、そうなったときに少し懸念をしているのは、議会対応で補正が間に合わないと、だけどというようなときって、ある一定は、交渉事ですから待っていただけたりはするんでしょうけれども、何らか少し余裕を見て充て込むとかというようなことは、現状やられていないということですか。何かほかのまちづくりとかを見ると、結構予定していたけど、進まなくて余ってしまったりしているじゃないですか。これは素晴らしいことだと思うんですよ、仕事を頑張って、進めていただいて。だけど、ここはカツカツだったのかな。それで、ほかのところは割と、見込んでいた分が進まなかったというのは、よっぽど交渉が困難だったのかなって、ちょっとほかと比べてどうなのかなと思うものでお尋ねしているんですけれども。
海老沢政策室副参事(予算担当)
今回の場合、想定以上に進んだというところが主な原因でございまして、通常、交渉でございますので、予定どおり進まないということが往々にしてございますが、30年度の中で移転補償費を一定組んでおるということで、交渉については今年度中に全て終了するというような目標でやってきたというところでございますが、言ってみれば、想定よりも進んだということでございますので、こういった補正を出させていただいているということでございます。
平山委員
よくわからないんですが、ただ、想定より進んだということを別に否定するものではないし、対応としては、きちんと補正という形をとられてやられたほうが、変に部署内で、どこかからお金を一時的に持ってきてしまうというようなことをやるよりも適切な判断だったとは思うんですよ。ただ、ちょっとほかのまちづくりと比べるとどうなのかなと思ったところがあったので伺いました。
で、この上は進みました、しかしながら、中野駅西側南北通路・橋上駅舎等の実施設計についてはおくれますと、これはどういう理由でしたか。
海老沢政策室副参事(予算担当)
南北通路・橋上駅舎一体建物でございますが、建築確認申請を行いましたところ、この建築確認申請の調整に時間がかかっているということで、30年度中に実施設計が終了しない見込みとなったということでございます。
平山委員
そういう場合の建築確認というのは外に出すんですか。中野区も建築確認は受けていますよね。
海老沢政策室副参事(予算担当)
東京都というふうに聞いています。
平山委員
そういうのは、これまで何度も、JRさんかな、やっていらっしゃるから、想定できていたりというのはないわけなんですか。半年もって結構なおくれじゃないですか。JRってそういうの多いなと思って。
海老沢政策室副参事(予算担当)
調整内容といたしまして、道路一体建物と荷捌き駐車場というものを下につくるわけでございますけれども、その荷捌き駐車場も一つの建物として建築確認申請を行っていくということで調整を進めていたということですが、最終的に、大きな建物ですので、調整の結果、それは別の建物という形で、関係機関の調整を図るということで、東京都と協議がそういうふうな方向になってきたということでございまして、その分かなり時間が延びてしまったということでございます。
委員長
他に質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
この際、申し上げます。関係委員会から申し送られた意見はありませんでした。
他に質疑がなければ、取り扱いを協議するため委員会を休憩します。
(午後5時18分)
委員長
委員会を再開します。
(午後5時19分)
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、質疑を終結します。
次に、意見の開陳を行います。意見はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、意見の開陳を終結します。
次に、討論を行います。討論はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、討論を終結します。
これより本件について採決を行います。
お諮りします。第68号議案、平成30年度中野区一般会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
以上で第68号議案の審査を終了します。
以上で本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から特に御発言はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で総務委員会を散会いたします。
(午後5時20分)