中野区議会子ども文教委員会〔平成31年2月15日〕
子ども文教委員会会議記録
○開会日 平成31年2月15日
○場所 中野区議会第5委員会室
○開会 午後1時50分
○閉会 午後2時25分
○出席委員(7名)
白井 ひでふみ委員長
山本 たかし副委員長
渡辺 たけし委員
小宮山 たかし委員
広川 まさのり委員
南 かつひこ委員
高橋 ちあき委員
○欠席委員(1名)
佐野 れいじ委員
○出席説明員
教育長 入野 貴美子
子ども教育部長、教育委員会事務局次長 戸辺 眞
子ども教育部副参事(子ども教育経営担当、学校・地域連携担当)、
教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当、学校・地域連携担当) 高橋 昭彦
子ども教育部副参事(学校教育担当)、教育委員会事務局副参事(学校教育担当) 石崎 公一
教育委員会事務局指導室長 宮崎 宏明
子ども教育部副参事(子育て支援担当)、子ども家庭支援センター所長、
教育委員会事務局副参事(子育て支援担当) 古川 康司
子ども教育部副参事(児童手当・子ども医療費助成担当、児童相談所設置準備担当)、
教育委員会事務局副参事(児童相談所設置準備担当) 神谷 万美
子ども教育部副参事(子ども特別支援担当)、教育委員会事務局副参事(子ども特別支援担当) 中村 誠
子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当、幼稚園・認定こども園担当)、
教育委員会事務局副参事(保育園・幼稚園担当、幼稚園・認定こども園担当) 濱口 求
子ども教育部副参事(幼児施設整備担当)、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当)板垣 淑子
子ども教育部副参事(子ども教育施設担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当) 石原 千鶴
地域支えあい推進室副参事(地域子ども施設調整担当)、北部すこやか福祉センター所長 小山 真実
鷺宮すこやか福祉センター所長 青山 敬一郎
○事務局職員
書記 鎌形 聡美
書記 有明 健人
○委員長署名
審査日程
○議案
第1号議案 平成30年度中野区一般会計補正予算(関係分)
委員長
定足数に達しましたので、本日の子ども文教委員会を開会いたします。
(午後1時50分)
本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ございませんので、そのように進めます。
それでは、議事に入ります。
第1号議案、平成30年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。
本議案は、総務委員会に付託されておりますが、子ども文教委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることになっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明を求めます。
高橋子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)
それでは、平成30年度中野区一般会計補正予算のうち当委員会所管分につきまして、一括して補足説明をさせていただきます。
議案書の5ページをまずお開きいただきたいと思います。
歳出の表、中段、6款子ども教育費でございます。補正前予算額430億5,436万6,000円を22億5,949万円減額いたしまして、補正後予算額407億9,487万6,000円とするものでございます。
それでは、個別の内容につきまして御説明させていただきます。
68ページ、69ページをごらんください。
3項子育て支援費、1目子育て支援費でございます。こちらにつきましては、1億4,697万8,000円の減額となってございます。69ページの説明欄のほうをごらんいただければと思います。5児童手当・子ども医療費助成では児童手当、児童育成手当、児童扶養手当の受給者数の見込み差による減、6出産・育児支援では妊婦健康診査の受診件数の見込み差による減でございます。
なお、歳入予算につきましては、後ほど歳入のページで一括して御説明させていただきます。
続きまして、表の下の部分、3目児童相談所設置準備費でございます。こちらにつきましては、4,048万9,000円の増額でございます。(仮称)総合子どもセンター分室につきまして、基本設計及び実施設計に係る委託料を増額するものでございます。
また、本事業につきましては、本年度中に終了しない見込みのため、繰越明許費を設定してございます。恐れ入りますが、102ページ、103ページをごらんください。こちら、繰越明許費調書になってございます。その調書の2段目でございます、(仮称)総合子どもセンター分室整備の部分をごらんください。2,838万9,000円の繰越明許費を設定しているところでございます。
恐れ入りますが、70ページ、71ページのほうにお戻りいただきたいと思います。4項子ども特別支援費、1目子ども発達支援費でございます。2子ども発達支援につきまして、利用日数の見込み差及び報酬単価の改定によりまして障害児通所給付費を1億2,607万4,000円減額するものでございます。
続きまして、72ページ、73ページをお開きください。5項保育園・幼稚園費、1目保育園・幼稚園費でございます。4私立施設給付につきまして、利用人数等の見込み差により5億6,577万9,000円の減額でございます。
続きまして、74ページ、75ページをお開きください。
6項幼児施設整備費でございます。表のうち、1目幼児施設整備調整費でございます。事業進捗見込み差によりまして2億5,476万1,000円の減額でございます。また、区立保育園民営化整備につきまして、国・都支出金の増によりまして財源更生いたします。
次に、中段の2目幼児施設整備推進費でございます。認可保育所開設準備経費補助等の見込み差、区有施設を活用した保育所整備補助、地域型保育事業所や認定こども園の開設準備経費補助等の見込み差により8億3,102万9,000円の減額でございます。認定こども園整備につきましては、国、都支出金の増によりまして財源更生いたします。
次に、下段の3目待機児童緊急対策費でございます。3,025万7,000円の減額でございます。待機児童代替保育支援補助、保育人材確保・支援対策事業補助の見込み差による減額、また平成29年度国庫補助金・都補助金の返還金の増額によるものでございます。
続きまして、76ページ、77ページをお開きください。
7項子ども教育施設費でございます。1目子ども教育施設保全費でございます。体育館冷暖房化に伴う整備工事によりまして810万円増額してございます。また、小学校施設整備工事費等の契約落差として6,745万3,000円、中学校施設整備工事費等の契約落差として6,280万3,000円の減額でございます。
お手数ですが、104ページ、105ページをお開きください。こちらは債務負担行為調書となってございます。体育館冷暖房化工事につきまして債務負担行為を設定してございます。債務負担行為調書の1段目でございますが、期間が2年度にわたり、年度別の契約が困難なため、1,238万1,000円の債務負担行為を設定してございます。
恐れ入りますが、76ページ、77ページにお戻りください。
2目子ども教育施設整備費でございます。学校再編に係る施設整備工事費等の契約落差につきまして1億2,294万5,000円の減額としてございます。
続きまして、102ページ、103ページをごらんください。
繰越明許費調書でございますが、その3段目でございます。保育園・幼稚園費の子ども・子育て支援システム開発でございます。制度改正等による進捗の変更によりまして当該年度に事業が終了しない見込みのため、3,111万1,000円を繰越明許費とするものでございます。
続きまして、歳入予算の補正につきまして御説明申し上げます。
32ページ、33ページにお戻りいただきたいと思います。こちらの一番下の表でございます、国庫負担金の2目子ども教育費負担金でございます。こちらにつきましては、児童扶養手当、児童手当、障害児通所給付、私立支援給付の歳出の減額に伴い、合わせて2億4,760万2,000円を減額するものでございます。
34ページ、35ページにお進みください。上段の表、国庫補助金の部分でございます。5目子ども教育費補助金の8保育対策総合支援でございます。待機児童緊急対策におきましてベビーシッター事業等の歳出減に伴い3億363万3,000円を減額するものでございます。
下段の都負担金でございます。3目子ども教育費負担金につきまして、児童手当や障害児通所給付の歳出減、処遇改善事業等の歳出減に伴いまして1億7,393万7,000円を減額するものでございます。
続きまして、36ページ、37ページをごらんください。上の表、都補助金のうち、5目子ども教育費補助金でございます。保育対策総合支援及び保育所賃借料補助を減額してございます。保育対策総合支援につきましては宿舎借り上げ事業の見込み差、また保育所賃借料補助につきましては想定家賃の見込み差によるものの減額でございます。また、待機児童解消支援及び空調設置支援の歳出増もありまして、合わせて586万1,000円を増額するものでございます。
補足説明は以上となります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
これより本件に対する質疑を行います。質疑はございませんか。
広川委員
まず、72ページ、73ページのところで伺いたいんですけれども、保育園・幼稚園費というところで4私立施設給付約5億6,600万円の減額になっている、この要因について伺います。
濱口子ども教育部、教育委員会事務局副参事(保育園・幼稚園担当)
こちらの給付の減額でございますけども、当初想定いたしましたお子様の利用人数の減ということが要因でございます。理由といたしましては、一つは打越保育園の民営化がおくれたということに伴いまして、そちらが民間にならなかったという期間がございますのでその分の減、それと、新規園は4・5歳の定員が埋まらないというような説明がございましたので、そういったところが要因と考えているところでございます。
広川委員
このところで障害児の受け入れというものがあまりうまく進んでいないというのも一つの要因にあるんじゃないかと思うんですけれども、その点いかがでしょうか。
濱口子ども教育部、教育委員会事務局副参事(保育園・幼稚園担当)
障害のあるお子様につきましては、入園をした後にこちらのほうで判定等をいたしまして、その分の加算というような給付をしている状況でございます。特段今回の見込み差というところで障害児の受け入れが進んでいないというところではないというふうに認識を持っているところでございます。
広川委員
わかりました。
74ページ、75ページのところでも伺いたいんですけれども、まず、1目幼児施設整備調整費のところの幼児施設整備調整で、この区立保育園の民営化で2億5,400万円余、減額となっている、この要因は何でしょうか。
板垣子ども教育部、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当)
こちらにつきましては、民営化の事業、さまざまスケジュールが変更になったということがありまして、施設の解体・撤去、こういったものが今年度やる予定であったものができなくなったり、それからあと工事が2カ年にわたるものにつきましては来年度使う分については一旦減額をさせていただく、こういったことによりましての減となっております。
広川委員
軒並みこの計画がおくれているというので、これは前回か前々回の委員会でも報告があって、やはり本来はおくれるべきではないですし、一度立てた計画は。そういった点で、そもそも私たち民営化には反対の立場なんですけれども、既に民営化が決まったところでもこの計画の進め方ということに関して改めて検証していく必要があると思うんですけれども、その点いかがでしょうか。
板垣子ども教育部、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当)
今年度の民営化の中で、大和・南台等1カ月おくれた、この辺につきましては施設建設のさまざまな状況がある中でのおくれというふうに考えております。それ以外の部分につきましては、前回も御報告させていただいているとおり、そのスケジュールで今後はしっかり進めたいというふうに考えているところです。
広川委員
この前報告があったスケジュールで進めていくということなんですけれども、区のホームページを見ると、平成30年11月版のままで……(「すみません」と呼ぶ者あり)はい、そのあたりしっかり区民に情報提供をしていただければなと思います。
もう1点、その下の幼児施設整備推進費のところの、まず(1)民間保育所誘致のところで、ここも5億7,200万円の減となっている、この要因をお聞きします。
板垣子ども教育部、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当)
今年度、当初予定しておりました新規誘致の件数なんですけれども、認可保育所12施設を予定していたところですが、その内訳としましては、建設型とそれから賃貸型ということで、建設型2件、それから賃貸型が10件ということで予定をしていたところですけれども、建設型につきましては事業者からの応募がなかったのでそれはできなかったというところでございます。それから、賃貸物件型につきましては、当初10施設予定していたものを13施設やるといったところで、この建設物件型のほうの補助額がかなり大きいというところで、その分の減額が主な要因となっております。
広川委員
全体としては12施設から13施設にふえたというところなんですけれども、これ、定員としては、当初の想定していた定員と比べてどうなのでしょうか。
板垣子ども教育部、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当)
予算策定の段階では、それぞれの施設の規模によって補助額等が決まってくるということで、当初が100人定員ぐらいのもので予算積算しておりましたけれども、実際には60人から70人ぐらいの規模の園がふえたということがあります。ただ、今年度実際にできた分というところを見ますと、ほぼ子ども・子育て支援事業計画で掲げている部分に対して近い数字で定員は確保できているのではないかなというふうに考えているところです。
広川委員
その具体的な数字はわかりますか。
板垣子ども教育部、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当)
2019年4月1日で八百人弱といったところになっております。それが一応今の予定でございます。
広川委員
わかりました。ちなみに、この13園の中で園庭のある保育園って何園ありますか。ぱっと出なかったら、後で。
(4)の地域型保育事業所新規開設支援というところでお聞きしたいんですけれども、これは150万円丸々減額ということで、たしか小規模園を7園つくると、7園誘致するという話だったんですけれども、これが0園ということでよろしいのでしょうか。
板垣子ども教育部、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当)
こちらにつきましては、当初の計画では6施設誘致するといったことで進めておりましたけれども、事業者からの提案がなかったといったところで、今回全額減額というふうにさせていただきます。
広川委員
事業者からの提案がなかったということなんですけれども、これまでも0歳から2歳のこの小規模園がふえることによって、いわゆる3歳の壁が生まれるんじゃないかというところを指摘してきたところなんですけれども、区としてはそういう壁はないんだと、起こっていないということを言われていたんですけれども、しかしながら、やっぱり認可園の0歳から2歳児の定員を減らすこと、減らしているというのも、一つの、その3歳の壁を生まない対応、そういう部分があると思うんですけれども、そういうことを考えると、これ以上の小規模保育園の増設ということに対しては慎重に考えていかないといけないと思うんですけれども、その点いかがでしょうか。
板垣子ども教育部、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当)
実際には事業者からの提案もなかったということもありますし、一つには認可園をこれまで誘致して整備をしてきたということがありますけれども、小規模保育所を誘致するかどうかといった考え方についてはしっかり今後検討はしていく必要があるというふうに認識しております。
広川委員
その点よろしくお願いします。
3目待機児童緊急対策費のところなんですけれども、この中の(2)保育人材確保・支援対策というところで、保育人材確保・支援対策事業補助の見込み差による減額1,400万円余というところ、この要因を教えてください。
板垣子ども教育部、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当)
主なものですけれども、保育士就職奨励金、こちらにつきましては、既にある中野区の事業者に対しても、採用があった場合には奨励金を支給するといったことで進めてきましたけれども、既存園において採用者数の見込みがかなり減ったというところ、それから、新規開設園に係ります保育士確保経費の補助、こちらにつきましても今後まだ3月まで申請はあるかなというふうに思っておりますけれども、現段階で事業者へのアンケート等を行ったところ、そういったところで見込みが減ったということでの減額になっております。ただ、この中には実は宿舎借り上げ支援の経費も含まれておりまして、そちらにつきましては予想を上回る申請があったということで、中で若干増減がある内容になっております。
広川委員
採用の見込み差があったということも言われていたんですけれども、やはり保育士、特に私立の保育園の先生からのお話を聞くと、職員人材確保が大変だとか、あとやっぱり保育士を集めるのも大変だし、集めてもやめてしまうというような状況を聞いていて、ぎりぎりでやられているところもあるということを聞いているんですね。今回大体1,500万円余ったということなんですけれども、そういったやっぱり私立の人材確保というところをしっかりと支えていくためにどういった支援が行えるのかというところをよく考えていただきまして、さらに施策を進めていただければと思います。要望です。
高橋委員
1点だけ。収入のほうなんですけど、35ページの子ども教育費補助金、さっき何か説明を聞いていてはっきりわからなかったんですが、もう一度説明してもらいたいんですけど、これは一体何ですか。
高橋子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)
国庫補助金の5目子ども教育費補助金でございますが、こちらにつきましては、待機児童緊急対策においてベビーシッター事業等の歳出減に伴いまして3億363万3,000円を減額するものでございます。
高橋委員
このベビーシッター事業というのは、いわゆる新年度から始まるものじゃなくて、別枠にあったの、というか、どういうことなの、内容がよくわからないんだけど。
板垣子ども教育部、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当)
ベビーシッター事業の補助につきましては、今年度当初には東京都がやる事業を区が負担するということで進めてきましたけれども、一旦区が全部保護者にお金を渡すというような形になったんですね。それでかかった分の一部が都から入ってくるといったような形で進めていましたけれども、実は都のほうの考え方が固まったのが12月、11月ぐらいでして、その中身が翌年度精算ということになったんです。ことしにかかった分は翌年度清算するということになったので、ことしの分については全額落とさせていただくことになっております。
高橋委員
何だかありがたい政策なんだか迷惑なものなんだかよくわからないけど、手挙げしてやりますよと言ったのにもかかわらず、そういうふうになっちゃったということでという理解でいいんだよね、多分。よくわかんないけど、何だかいい政策だかよくわかんないねっていうところだけ言っておくけど。
これは補正なんだけど、かなり減額補正が多いじゃないですか。この表記がすごく難しいとは思うんだけれども、なぜ減額になっているんだと、いちいち、これは何ですか、これは何ですかって聞かれなくても、これを読んである程度わかるぐらいのことを、毎回予算書も決算書もそうなんだけど、しておいてあげたほうがいいんじゃないんですかというふうに私たちはいつも指摘しているんですけど。はい、減額ですって、じゃあこの減額はどういう理由ですかになっちゃうじゃないですか。だから、なぜ減額だったかぐらいの表記ができるような工夫ができたらいいんじゃないのかなって思うんですけど、だめなの、それは。
高橋子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)
全体にかかわることとなりますが、予算分野のほうに御意見を伝えたいと思います。
高橋委員
よろしくお願いします。
南委員
76、77ページの子ども教育施設保全費の中で学校施設の小学校の施設整備ですね、体育館冷房化に伴う整備工事費の増額ということで、これは江原小学校のほうの冷暖房化ということなんですが、これは断熱材とか、そういう工事はここには入っていないですね。
石原子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)
こちらにつきましては、既に体育館自体の内装改修等は終わっておりますので、通常の冷暖房設備のための工事費というところでございます。
南委員
内装設備の際に断熱関係のことも、そのときにはもう終わっているということですか。ですから、特に今回の冷暖房化においては断熱材とかのそういう工事はしなくてもいいということなのでしょうか。
石原子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)
江原小につきましては、今年度の体育館工事の中でそういった内外装工事に関しても行っているところでございます。ですので、改めてそちらの体育館本体のほうの工事というところではなく、あくまでも冷暖房設備を設置する工事費というところでございます。
委員長
先ほどの答弁保留の件は出せそうですか。
板垣子ども教育部、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当)
早期に誘致しました民間の保育所に園庭のある保育園はないです。
広川委員
賃貸型ということで園庭のない保育園が今どんどんふえている中で、公園なんかに日中行ってみますといろんな保育園の子どもたちが混ざって遊んでいるというのもよく見かけるんですけれども、やはり園庭のある保育園というものを区としてもちゃんと進めていくべき、つくっていくべきだと思います。そういった点では、やはり建設型の保育園というものをしっかりと誘致していってもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
板垣子ども教育部、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当)
そうですね、委員御指摘のことはごもっともだというふうに思うところですけれども、中野区の地域性を見ますと、土地を園庭がある形での施設というものを確保するのがなかなか難しいというのも実態かなというふうに考えているところです。今進めております民営化につきましては園庭をそのまま使うといった形での移行になっておりますし、待機児対策というところではこういったこともやむを得ないのかなというふうに考えているところです。
公園の利用につきましては、調整といったことも必要かなというふうに思っていますけれども、小学校を借りて使えるようにするとか、そういったことをいろいろ工夫しながら進めていきたいというふうに考えております。
委員長
何かありますか。
高橋子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)
答弁及び説明の訂正を。先ほど高橋委員のほうから、子ども教育費補助金、ページ数でいいますと34ページ、35ページの御説明を求めるお話がございまして、その内容につきましてベビーシッター事業等の歳出減という説明を申し上げました。また、当初の補足説明の中でもそのように申し上げたところですが、すみません、私のほうの誤りでございまして、その内容につきましては保育園の建設物件2園の減によるものでございました。大変申しわけございません。
委員長
ちょっと委員会を休憩します。
(午後2時22分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午後2時24分)
他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で質疑を終結いたします。
意見についてお伺いいたします。第1号議案について御意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、それでは、第1号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ございませんので、そのように決定いたします。
以上で第1号議案の審査を終了します。
本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の子ども文教委員会を散会いたします。
(午後2時25分)