中野区議会子ども文教委員会〔令和3年12月17日〕
子ども文教委員会会議記録
○開会日 令和3年12月17日
○場所 中野区議会第5委員会室
○開会 午前9時34分
○閉会 午前9時48分
○出席委員(8名)
森 たかゆき委員長
甲田 ゆり子副委員長
河合 りな委員
羽鳥 だいすけ委員
加藤 たくま委員
内川 和久委員
白井 ひでふみ委員
いながき じゅん子委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
教育長 入野 貴美子
子ども教育部長、教育委員会事務局次長 青山 敬一郎
子ども家庭支援担当部長、子ども・若者支援センター所長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 小田 史子
子ども教育部子ども・教育政策課長、教育委員会事務局子ども・教育政策課長、教育委員会事務局学校再編・地域連携担当課長 濵口 求
子ども教育部子育て支援課長 滝浪 亜未
○事務局職員
書記 立川 衛
書記 細井 翔太
○委員長署名
審査日程
○議案
第97号議案 令和3年度中野区一般会計補正予算(関係分)
委員長
定足数に達しましたので、本日の子ども文教委員会を開会いたします。
(午前9時34分)
本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
それでは、議事に入ります。
第97号議案、令和3年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。
本議案は総務委員会に付託されておりますが、子ども文教委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることになっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明を求めます。
濵口子ども教育部、教育委員会事務局子ども教育政策課長
それでは、令和3年度中野区一般会計補正予算のうち、子ども教育部、教育委員会事務局所管分につきまして、補足説明をさせていただきます。
最初に、議案の5ページをお開きください。
歳出の表、5款子ども教育費でございます。補正前予算額569億1,912万3,000円を13億3,505万3,000円増額いたしまして、補正後予算額582億5,417万6,000円とするものでございます。
それでは、歳出補正予算の個別の内容につきまして御説明させていただきます。関連する歳入の内容につきましては、後ほど歳入のページで御説明させていただきます。
12ページ、13ページをお開きいただきたいと存じます。5項子育て支援費でございます。1目子育て支援費は、子育て世帯臨時特別支援給付金の支給に係る経費の増額として13億3,505万3,000円を増額いたします。こちらにつきましては、繰越明許費についても補正がございます。
お手数ですが、14ページをお開きください。子育て世帯臨時特別給付金につきましては、事業が年度内に終了しない見込みのため、繰越明許費といたします。
それでは、歳入について御説明させていただきます。
10ページ、11ページをお開きください。13款国庫支出金、2項国庫補助金、4目子ども教育費補助金は、子育て世帯臨時特別支援給付金によるものとして、13億3,505万3,000円を増額いたします。
御説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。
委員長
これより本件に対する質疑を行います。質疑ありますか。
河合委員
ありがとうございます。1点だけ簡潔に。政府は、最初、クーポンを配付すると言っておりました。その後、世田谷区も、今試算して報道ベースですけれども、何かクーポンで配付をもしするんだったら2億円ぐらいかかるんではないかというところを、報道になっていたというところで、中野区がもし実際にそのスキームにした場合に、時間と金額がどうなるかというのはすぐ出せそうですか。
滝浪子ども教育部子育て支援課長
中野区では当初からクーポンの想定はしておりませんで、東京都が構築するウェブサイトでのID交付もしくは現金しか想定しておりませんでしたので、費用も時間も算出しておりません。
河合委員
ありがとうございます。すみません、ちなみにクーポンにした場合には、どのようなスキームになったら配付できるという形になりますか。
滝浪子ども教育部子育て支援課長
そもそもクーポンにした場合は、子育て支援課では取扱いができないと想定しておりましたので、何の想定もしてございません。
羽鳥委員
確認なんですけれども、これ、この前の第4回定例会最終日の補正予算のときに5万円の給付というふうなことになっていて、今回追加給付で5万円ということで、これは一緒に振り込まれるというふうなことでよろしいですか。確認です。
滝浪子ども教育部子育て支援課長
そのとおり、10万円を一括して支給いたします。
羽鳥委員
年内に支給されるというふうなことで、よかったと思います。
ちょっと聞きたいんですけれども、補正予算額は13億3,505万3,000円というふうなことなんですけれども、給付費、事務費の内訳についてどうなっているでしょうか。
滝浪子ども教育部子育て支援課長
給付費としましては、13ページの節18、負担金補助及び交付金が5万円分掛ける人数の2万6,657人分の金額となります。残りが事務費となります。
羽鳥委員
これ、一括給付のところで、だから、この前の事務費のところで払えたんじゃないのかなというふうに思ったんですけれども、そうではなく、今回事務費として計上されるというのは、どういった理由からなんでしょうか。
滝浪子ども教育部子育て支援課長
今回、5万円が10万円になりましたというところで、再度のお知らせですとか、郵送料については必要というところで、載せさせていただいております。
白井委員
まず、急遽の対応にもかかわらず臨時会の招集により応じて、予算の組み立てからスキームの組み立てをいただいたことをまず感謝を申し上げたいと思います。
まず、前回の委員会の中で、16歳から18歳について、直接の案内を行うのかという質問をさせていただきました。ホームページ等々、区報でのお知らせにという話だったので、対象者も限られている中、ぜひ個別の案内通知を検討してもらいたいという話をしたところです。今回改めて、この予算も見込まれているということなんですけれども、確認をさせてください。
滝浪子ども教育部子育て支援課長
前回御質問されました16から18歳のほかに、公務員の方につきましても申請が必要でございますので、年内に対象であろう方々につきましては、個別にお知らせを発送する予定でございます。
白井委員
前回の要望プラス今回は5万円から10万円になったということで、改めてこの方々、いわゆる児童手当の本則の給付の方々にも、もう既に通知が届いているんですけれども、5万円の通知ではなくて10万円の通知を28日に振込予定と聞いておりますので、それまでに皆さんにお届けするということでよろしいでしょうか。
滝浪子ども教育部子育て支援課長
今回、10万円を給付しますということを改めて通知をする予定でございます。
白井委員
職員の方々大変なことだと思うんですけれども、ぜひ御努力を最後までお願いできればと思います。
もう1点お聞きしたいと思います。これまでも給付事業はたくさんありました。消費税増税時もそうですし、コロナ禍の中でもそうなんですけれども、これに応じて、いわゆる児童手当受給世帯の方々に準用する形で給付事業が行われてきています。何が言いたいかというと、例えば離婚だとか、もしくは別居状態の、現在まだ交渉中の段階にある方々がいます。届出がある中で、実際にお子様と暮らしておられて、本当に子育てをやっておられる方々と、そうでない別居中の方とかの口座に入ってしまうような事例があります。いわゆる申請上の手当と、本当の実態として子育てをしている方々の乖離というんでしょうか。この点について、これまでも区は個別に対応していただいているところなんですけれども、今後も対応していただけるのか。また、現状について、どのような取組をされているのかお聞きします。
滝浪子ども教育部子育て支援課長
そもそも児童手当は、お子さんと親が別居している場合は同居を優先して支給しております。ですので、今回の手当につきましても、9月分の児童手当の受給者、つまり同居優先の方につきましてお支払いをするものでございますし、今回の給付金につきましても、考え方はこれによりますので、例えば16歳から18歳で申請が必要な方につきましても、別居であっても、別居の場合はお子さんの住民票をつけての申請が必要ですので、同居される方につきまして優先的に支給されるものと考えております。
白井委員
実態判断が必要になってきます。実際には、いわゆる給付を望む方から申請を受けて、それを基に区が判断することになろうかと思います。細かな判断も必要となってきますし、非常にタイトな期間にはなりますけれども、最後まで丁寧な対応を望んでおきます。
加藤委員
我が会派から、おととい12月15日に、緊急要望としまして年内10万円の現金支給というところを要望させていただいたところ、こういったスピーディーな展開で、こういった形で臨時議会を開催するまでに至ったことを本当に行政側に感謝するところであります。これによって、いろいろと他区との比較みたいなところで中野区が抜け落ちないような形になってよかったと思っております。
1点だけ質問させていただきたいんですけれども、児童手当を受け取り拒否されている御家庭というのはあるのかなと。ちょっとこのばたばたの中で、それで困るみたいな家庭があるのかなというのは、事前にそういう家庭があるかどうかで大体見えてくるのかなと思うんですけれども、そんな家庭あるんですか。
委員長
休憩します。
(午前9時44分)
委員長
再開します。
(午前9時48分)
滝浪子ども教育部子育て支援課長
児童手当を拒否しているということは、そもそも児童手当を申請していない方ということですので、今回の基準日としては、9月30日時点で児童手当の受給対象者が基本となっておりますので、その方の場合は対象外となります。
委員長
他にございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、質疑を終結いたします。
意見についてお伺いをいたします。第97号議案について、意見はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、第97号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
以上で第97号議案の審査を終了いたします。
以上で本日予定していた日程は終了しますが、各委員、理事者から発言はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で子ども文教委員会を散会いたします。
(午前9時48分)