中野区議会危機管理・感染症対策調査特別委員会〔令和4年4月28日〕
危機管理・感染症対策調査特別委員会会議記録
○開会日 令和4年4月28日
○場所 中野区議会第1・2委員会室
○開会 午後1時01分
○閉会 午後3時12分
○出席委員(12名)
浦野 さとみ委員長
中村 延子副委員長
竹村 あきひろ委員
木村 広一委員
甲田 ゆり子委員
内野 大三郎委員
ひやま 隆委員
若林 しげお委員
伊藤 正信委員
平山 英明委員
酒井 たくや委員
長沢 和彦委員
○欠席委員(1名)
小宮山 たかし委員
○出席説明員
企画部長 石井 大輔
企画部企画課長 堀越 恵美子
総務部長 海老沢 憲一
防災危機管理担当部長、総務部防災危機管理課長事務取扱 石崎 公一
文化・産業振興担当部長 高橋 昭彦
子ども家庭支援担当部長 小田 史子
地域支えあい推進部長 角 秀行
地域包括ケア推進担当部長 藤井 多希子
健康福祉部長 岩浅 英樹
保健所長、健康福祉部地域医療連携担当課長事務取扱 佐藤 壽志子
保健所次長 杉本 兼太郎
健康福祉部福祉推進課長 中谷 博
健康福祉部保健企画課長、健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長 中村 誠
健康福祉部保健予防課長 鹿島 剛
○事務局職員
書記 早尾 尚也
書記 鎌形 聡美
○委員長署名
審査日程
○委員会参与の変更及び異動について
○議題
危機管理対策について
医療・生活・経済支援対策について
新型コロナウイルス感染症対策の取り組みと検証について
○所管事項の報告
1 中野区国土強靭化地域計画(令和3年度修正)の策定について(防災危機管理課)
2 新型コロナウイルス感染症の発生状況について(保健予防課)
3 新型コロナウイルスワクチン3回目接種当日申込受付の実施について(新型コロナウイルスワクチン接種担当)
4 その他
○その他
委員長
それでは定足数に達しましたので、危機管理・感染症対策調査特別委員会を開会いたします。
(午後1時01分)
審査日程について協議事項があるため、委員会を暫時休憩いたします。
(午後1時01分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午後1時02分)
本日の審査日程は、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおりとし、委員会参与の変更及び異動について議題宣告の後、休憩し、感染症対策と自治体の役割についての学習会を行い、終了後に所管事項の報告を受けたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進行いたします。
また、事務局職員が記録用写真を撮影することを許可したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、これを許可します。
なお、審査に当たっては、5時を目途に進め、学習会終了後に休憩を取りたいと思いますので、御協力をお願いをいたします。
それでは、議事に入る前に、お手元の資料(資料2)のとおり、4月1日付で委員会参与の変更及び異動がありましたので、御承知おきをお願いをいたします。
それでは、議事に入ります。
危機管理対策について、医療・生活・経済支援対策について、新型コロナウイルス感染症対策の取り組みと検証についてを一括して議題に供します。
それでは、学習会を行いますので委員会を暫時休憩いたします。
(午後1時03分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午後2時40分)
所管事項の報告を受けます。
初めに、1番、中野区国土強靭化地域計画(令和3年度修正)の策定についての報告を求めます。
石崎総務部防災危機管理課長
それでは私から、中野区国土強靭化地域計画(令和3年度修正)の策定について、委員会資料に基づいて御報告をさせていただきます。(資料3)
なお、本件につきましては、4月25日の総務委員会においても御報告した案件でございます。
中野区国土強靭化地域計画(令和3年度修正)(案)からの変更内容でございますけれども、こちらについてはございません。
計画につきましては、別紙につけてございますので、後ほどお読み取りいただければと思ってございます。
区民への周知方法等でございますが、区のホームページ等により周知してまいります。
なお、参考として、資料に令和2年10月に策定しました中野区国土強靭化地域計画との主な変更点について記載してございますので、後ほど確認していただければと思います。
御報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、2番、新型コロナウイルス感染症の発生状況についての報告を求めます。
鹿島健康福祉部保健予防課長
それでは、新型コロナウイルス感染症の発生状況につきまして、資料に基づいて報告させていただきます。(資料4)
まず、資料1ページ目の下段のグラフを御覧ください。新型コロナウイルス感染症、通称COVID-19と呼ばれておりますが、その新規陽性者数は、令和4年1月から急増し、2月初旬にピークに達したところです。東京都においては、2月8日に新規陽性者の7日間移動平均が1万8,575人と、過去最高を記録しました。中野区におきましては、第5週、1月31日から2月6日の間の感染者が週当たり3,339人となったところです。これを反映して、1月21日から3月21日まで、都内ではまん延防止等の重点措置が取られたところです。
3月中旬には新規陽性者数は半減しましたが、その後、下げ止まり傾向にあるところです。
4月17日現在の状況は、都におきましては、新規陽性者の7日間平均は7,571人と、ピーク時のほぼ半数以下に、大体40%まで減少している状況です。中野区におきましては、第15週の新規陽性者は週当たり1,073人と、ピーク時のほぼ約3分の1まで減少している状況です。そのため、現在も全庁応援職員を含めた体制で対応中となっております。
次、2番目です。2ページ目の上段では、1月より始まった第6波の第1週から第15週までの累計と、直近の第14、15週の2週分の中野区の新規陽性者の年代別構成をグラフに表しております。どちらのグラフも20代、30代で約半数を占めておりますが、僅かに直近のほうが20代、30代の占める割合が増えております。これは第6波の中盤で、一時期10代未満が増加したことがありました。直近ではこの現象がなくなったということが反映をしていると思われます。この時期の東京都の傾向も強く反映しております。
次に、2ページ目の下段の2、中野区の陽性者の療養状況の推移についてです。入院、宿泊療養、自宅療養の内訳は表のとおりとなっております。陽性者数は、1月31日の表中のピーク時、3,153名に比べると、4月15日の時点では1,487名と、約半分に減少しておりますが、これに比べて入院者数は、半減しているというわけではなく、減少していないという状況を示しております。
現在の職員の応援体制についてですが、4月27日の時点で、昨日ですね、新規陽性者は136名、直近7日間の移動平均は118.9名となっております。保健所の対応体制としましては、新規陽性者数が101名から175名の間となり、フェーズ4としての全庁応援体制を取っております。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
長沢委員
御報告ありがとうございます。ちょっと関連してということで伺いたいんですけど、現在のこの発生状況に対して、発生状況の一定の期間のところまでなんですが、現在の状況に対しては、いわゆる感染症の対応について、いわゆる区のほうで定められた対応体制、フェーズ1からピークの8まで拡大されましたけど、現在はフェーズ幾つの取組になっていますか。
鹿島健康福祉部保健予防課長
フェーズ4になります。
長沢委員
一緒に伺えばよかったんですけど、このフェーズの体制のこの持ち方というのは、週単位かなにかで考えるんですか。
杉本保健所次長
日々の対応というようなものが発生しますので、基本的にはその日、1週間で何人の新規陽性者数が発生した日があるかで、例えばでございますが、月・水・金に180人、火・木、他の曜日に150人とかいうような状況になった場合には、180人という日が複数日ございますので180人に相当した体制、フェーズ5相当というような体制を取っているところでございまして、全庁に負担もかかるような対応体制を取っているところでございますので、状況を見ながら判断をしていると。基本的にはデイリーのマックスの数字に基づいて体制を組んでいるところでございます。
長沢委員
どうもありがとうございます。
それと、先ほど後遺症の相談云々というのも話がありました。そこをちょっと伺いたいんですけど、後遺症の相談にかかわらず、このコロナ感染のいわゆる相談というんですか、これというのはどこで、どのような形で行っているということなんですか。
鹿島健康福祉部保健予防課長
基本的には、東京都のFUC、フォローアップセンターのほうで受け付けることと、それから区のコールセンターで受け付ける二つのパターンがございます。
長沢委員
それで、ちょっと今メディアなんかでも、後遺症に対する対応というか、相談窓口や、新聞によると、例えばNPOの調査で、コロナ禍の20代の4割が孤独感とか、相談が月1,000件が、現在、これは4月の頭ですかね、4月4日の朝日新聞なので、現在2万件とかね。あるいは、都政新報のところでは、世田谷区ではコロナの後遺症の相談強化ということで、健康の問題とともに労働、生活相談の窓口強化をしますよという、そういうのがちょっと報道でされていました。
あと、大阪のほうのところでも、これは東京都のほうでも同じような形で調査をされているのかなと思うんだけども、大阪のどこでしたかね、豊中かどこかも、規模としては最大3万人ぐらいの、やっぱりこの後遺症というところで調査ということですね。
これは、例えば中野区の方々が、コールセンターでということもあるんだけど、全部が東京都のほうに集中をされるのかもしれませんけど、中野区のところで、現在のその感染の──感染もまだそういう意味では収まっているわけではないので、そういう意味では考え方──考え方というか、そっちの対応と、あとそういう後遺症というのかな、言ってみれば、その対応ということを同時に進めなくてはいけないのかもしれないんですけど、そういったときの実態の把握というんでしょうかね。要するに、区民の皆さんということでいうと、それ自身は数としては一定この後遺症ということでの相談ということになるんでしょうか。それ自身は把握をされているということでいいんでしょうか。
鹿島健康福祉部保健予防課長
数は正確には把握しておりません。相談があった時点で、中野区の適切な医療機関、前々から後遺症も受け付けますよというお医者さんには紹介はしております。それ以外に、東京都のかつての都立病院、都立公社のほうで、東京都が組織的に後遺症外来を設けていますので、そちらに案内する、どちらかになると思っております。それか、あとは患者さんが独自に医療機関にかかられる。そうなってくると、我々としては数としてはちょっと把握し切れないということがあります。
長沢委員
ただ、そのコールセンターなんかでもそうだと思うんですけども、そういう中で、現在のコロナに対する不安というか、感染、ワクチンとかの接種の副反応なんかもあるのかもしれないですよね、そういうところの相談も。また、その後遺症という形で、一回自分が罹患して、その後何か月か経ったけども、いろいろね、なんか症状として健康上の何かが残っている。あるいは、さっきの世田谷の相談窓口の強化のところで言った、労働とか生活上のところとかそういうもの。あるいは中野なんかでも、今も子どもさんのところの、その感染が、一定の新規の方が出ているような状況の中で、例えば学校での生活の中でのとか、子どもさんに対するとか、そういうのというのは一定やっぱり行政としても、区としても把握する必要があるんではないかと。それに対して、当然ながらいろいろな知見を集めて、それに対してどう対応していくのかということが必要だと思っているんですよ。
国のほうも、こういった後遺症に対するというところで、診療の手引なんかでその辺については触れられてもいるようなんだけども、言ってみればそういったこと自身、何ていうかな、一定の、まだまだ収まっていないし、これからもこういった後遺症という愁訴を訴える方々というのも結構増えてくるんではないかと思うんですね、母数が増えていく中では。
そういったときの問題として、やっぱりきちんと状況として把握をするということが、これは必要になってくるんじゃないかと思っているんですけど、それについて御所見があればお願いします。
鹿島健康福祉部保健予防課長
先ほど委員から指摘を受けました、区でそういう把握をする必要があるのかということなんですが、区の体制としましては、まず中核となる医療機関が必ず必要であるというふうには考えます、対応としては。ただ、現在は国がそちらのほうをまとめていますので、小さく中野区だけの関わりとして追いかけるということは現在はしておりません。
それとあと、診断が非常に複雑で、簡単ではありません。ですから、先ほどちょっとお伝えしたように、都のたくさんコロナ患者を診ている医療従事者たちに診断を任せて、ちょっと中野区ではなかなかそれはできないんじゃないかなという感覚はあります。
長沢委員
確かに症状としていろいろ出てきているんだと思うんですね。まだまだそれについては集めているというか、そういう症状について把握をしている段階でもあるのかなと思っていて、これがというようなね。先ほどちょっと学習会の中でもありましたけど、そういう中で別な疾患が発見されるような、そういうこともあるんだろうと、それは当然あると思うんですね。
やっぱり一つは、だからそういった状況の中でも、区としてもやっぱり、じゃあ全体として、東京都レベルでもいいですが、東京都レベルとしてもやっぱりそういった症状なりがあって、例えば、じゃあそれに対して一定の、何ていうのかな、まだ過程ではあるんだけども、一定のこういう形の中でその改善が図られていったとか、そういうのが、一定治療というか、そういう形の方針的なものが出ているのであれば、やっぱりそれは区民に知らせていくということも必要だと思うし。もう一つは、別な側面から、必ずしも体の状態、体の状態でもあるのかな、例えば精神的なもの、メンタルを含めてね。そういったことについても、どういった今の現象として出てきているのかというのは、ぜひつかむ努力はしていただきたいと思っています。
そういう意味では、やっぱりその相談のといったところというのを広く受けられるような、そういうのというのはぜひ構築もしていただきたいなと思っているんですけど、その辺はいかがですか。
佐藤保健所長
先ほど予防課長が申し上げましたように、後遺症のある患者さんについての対応につきましては、体の問題ですので、一義的には診断をされた先生のところに御相談されるというケースがやっぱり流れとしては大きいのではないかと思っています。その上で、東京都が後遺症の相談窓口を設置している、それから都立病院を含めて東京都が設置している、それから私たちのコールセンターのほうでも相談を受けて、受診する必要があれば、したほうがいいんじゃないですかというようなサジェスチョンをさせていただいております。
その先が後遺症を中心に都立病院のほうに行ったほうがいいと言うのか、それか、地域の先生方も十分診ていただけていますので、地域の耳鼻科なり内科なり、それぞれの科、脳外科なりとかですね、そういった科に近く行ってみたらどうですかというようなお話をさせていただくこともあります。そういったバリエーションが非常にありますので、我々のところを経由していかないような後遺症をお持ちの方もいらっしゃると思いますので、そこについて区で数を把握するということはちょっと難しいのかなというふうに思っております。
もう一点、どのような状況にあるのかを区が把握するべきではないかという点ですけれども、予防課長が申し上げましたように、やはり数が少ないと偏りが出ますので、大きな団体というか、都なり国なりである程度統計をしていただくのが適切かなというふうに思っています。
そういった中で、後遺症につきましては、およそ6か月ぐらいであらかたの方が消えてしまうというのが、国立国際医療センターのほうのデータでも出ておりますので、そういったことでは国のほうである程度病状についてはお示しいただけているのかなというふうに思っております。
もう一つ、私たちは保健所ですので、どうしてもコロナの後遺症という観点でお話をさせていただいておりますけれども、それに今、貧困ですとか、孤独ですとかそういったことの、付随する、コロナがきっかけの訴えなのかもしれませんけれども、それに付随する身体の病気に関すること以外の御相談につきましては、なかなか私たちのところで全ての相談を受けるということはちょっと難しいのかなというふうに思っております。一般的な健康相談としてそれぞれの部署、経済問題についてのそれぞれの部署、適切なところを御紹介しておりますけれども、そういったところの連携については今後の課題というふうにさせていただきたいと思います。
甲田委員
ちょっと私の肌感覚では、結構今もう濃厚接触者だとか重症者になったとかいう相談はすごく減ってきていて、これだけ活動している割にはもうそういった相談がないんですけども、その代わり、陽性になった方、大体保育園とかお子さんからの接触でということで陽性になった方の証明書はどうやってもらえるのかとか、あと、海外を渡航する場合のワクチンパスポートはどうすればいいのかというような御相談があるかなと思うんですけど、この、今、言われたような相談窓口とか、区のほうには、現状どういった御相談が多く寄せられているのかということをちょっと教えていただければと思うんですけれども。
鹿島健康福祉部保健予防課長
まず、療養終了証明書等の相談は、基本的にはホームページに載せております。ホームページから誘導されて申請の手続を取る方が現在は多いと。
それからあと、先ほどお伝えしたワクチン証明書ですね、これもホームページのほうに載せておりますので、ホームページからの申請が直接問合せをするよりは多いというふうに把握しております。
あと、電話相談の内容ですね。電話相談の内容については、基本的には、医療機関の紹介、それから検査ですね、検査はどこで受けられるかということがやっぱりまだまだ多いということは認識しております。
甲田委員
分かりました。では、療養中の困り事というよりは、やっぱりそういったことが多いということですね。
でも、そうは言っても、やっぱりここにも死亡者の数も載っていますので、重症化された方とか入院された方がその発症者に比して大体どのぐらいいらっしゃるのかとか、そういうのというのは把握されているんでしょうか。
鹿島健康福祉部保健予防課長
この陽性者の療養状況の数そのものでありまして、まず、死者、一番右側ですか、第6波で起こっているのが大体25名ですね。入院されている方というのは、全部が全部重症ではありません。中には本人の御希望で入院されている方とか、家族の希望で入院されている方、基礎疾患がある方というのがやっぱり多いということは認識しております。
甲田委員
それで、入院された方というのが、どのぐらいで治療を終えられて退院をされるのが今平均的なのかというのはどうでしょうか。
鹿島健康福祉部保健予防課長
中野区だけの住民ではありませんが、東京都の統計によりますと、平均14日の入院ということが大体判明しております。
甲田委員
そうすると東京都の平均が、今、入院されると、平均大体14日ぐらいは入院される方が多いということですか。
鹿島健康福祉部保健予防課長
おっしゃるとおりです。大体平均すると14日間の療養で出てこられると。あくまでも平均です。
甲田委員
分かりました。ちょっと現状をお聞きしたかったので、別に特にこれで何というわけじゃないんですけれども。推移として、それが長くなっているのか、短くなっているのかというところをちょっと知りたかったものですからお聞きしたんですけれども、今そういった意味では、入院された場合、このコロナを理由として入院された場合の入院者の治療期間というのは、長いんでしょうか、短くなっているんでしょうか。
鹿島健康福祉部保健予防課長
今まで各波がありました。特に第3波のときは、高齢者の方が罹患されて入院が長引くケース、中にはもう1か月、14日よりも長かったというふうに私は記憶しておりますので、やっぱり波によって違いますので、現在はオミクロン株で、一般の方は非常に罹患期間が短いとは言われていますが、基礎疾患の多い方が罹患しますと、どうしても入院期間が長くなってしまうという現状がございます。委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、3番、新型コロナウイルスワクチン3回目接種当日申込受付の実施についての報告を求めます。
中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長
それでは、新型コロナウイルスワクチン3回目接種当日申込受付の実施につきまして、資料により御報告いたします。(資料5)
なお、本件につきましては、5月12日に予定されております厚生委員会でも報告を予定しております。
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種につきましては、区民を対象に実施してまいりました中野サンプラザの集団接種会場における接種対象者の範囲を18歳以上の区内在学、在勤の方まで拡大し、当日のワクチン接種申込受付を実施することといたしました。
実施期間は、令和4年4月15日(金曜日)から令和4年5月15日(日曜日)までで、受付時間は、月・火・木・土・日の各曜日は午前10時30分から午後4時30分まで、水曜日と金曜日につきましては、午後1時30分から午後6時30分まででございます。
会場は、中野サンプラザ集団接種会場。
対象者は、2回目接種後6か月を経過した18歳以上の方で、中野区にお住まいで、中野区発行の接種券をお持ちの方、それから中野区内の学校に通学または中野区内の事業所に勤務されている方で、居住地発行の接種券をお持ちの方です。
接種するワクチンの種類は、武田/モデルナ社製ワクチンです。
当日は、各日、申込受付開始の1時間前までに、当日の受付枠数を中野区のホームページのほうで公開いたします。そして、中野サンプラザ受付窓口で申込を受け付け、先着順に接種を行います。
資料、その他に記載のとおり、当日の予約枠に空きがない場合は、当日申込受付は実施いたしません。
なお、関連でございまして、12歳から17歳の3回目接種等、2点について口頭にて御報告させていただきます。
まず、12歳から17歳の3回目接種でございますけれども、本年4月8日より接種券を発送いたしまして、ファイザー社製の12歳以上用のワクチンを使用して接種を開始いたしました。12歳から17歳までの方につきましては、これまでに6,534人に3回目の接種券を送付し、4月25日午前9時の時点で580人の方が3回目を接種済みです。特に特段のトラブル等もなく実施できてございます。
そしてもう一点、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種につきましては、厚生労働省からの令和4年3月25日付事務連絡に基づき、接種券等の準備を行っております。4回目接種の対象者、3回目からの接種間隔などの詳細につきましては、現在までに国からの通知が届いておりませんので、通知が届き次第、対応を進めていく予定でございます。
御報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
甲田委員
すみません、一点だけ。サンプラの予約ができる枠というのが、当日空きがない場合はあれですけど、空きがある場合はホームページでということで、ホームページにも載っているのを見たんですけども、予約ができない日というのは今までにあったんですか。15日から始めて。
中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長
これまでは、枠がない日はございませんでした。
甲田委員
もうかなり枠は、ほぼ空いているということですか。
中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長
日にもよりますけれども、予約率といたしましては、おおむね1割から2割程度の日が多くございます。ですので、かなり枠としては、これまで空いている状況でございます。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、4番、その他で何か報告はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
審査日程のその他に入ります。
委員会を暫時休憩いたします。
(午後3時11分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午後3時12分)
次回の委員会は、第2回定例会中とし、急な案件が生じた場合は正副委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
以上で本日予定していた日程は終了しますが、各委員、理事者から御発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の危機管理・感染症対策調査特別委員会を散会いたします。
(午後3時12分)