1.令和5年(2023年)3月1日、中野区議会第一・第二委員会室において開会された。
1.出席委員(40名)
1番 生 藤 健 人 2番 竹 村 あきひろ
3番 日 野 たかし 4番 渡 辺 たけし
5番 間 ひとみ 6番 河 合 り な
7番 斉 藤 ゆ り 8番 立 石 り お
9番 羽 鳥 だいすけ 10番 市 川 しんたろう
11番 加 藤 たくま 12番 吉 田 康一郎
13番 木 村 広 一 14番 甲 田 ゆり子
15番 内 野 大三郎 16番 杉 山 司
17番 ひやま 隆 18番 小宮山 たかし
19番 い さ 哲 郎 20番 小 杉 一 男
21番 内 川 和 久 22番 若 林 しげお
23番 高 橋 かずちか 24番 小 林 ぜんいち
25番 白 井 ひでふみ 26番 欠 員
27番 山 本 たかし 28番 中 村 延 子
30番 近 藤 さえ子 31番 浦 野 さとみ
32番 大 内 しんご 33番 伊 藤 正 信
34番 高 橋 ちあき 35番 平 山 英 明
36番 南 かつひこ 37番 久 保 り か
38番 森 たかゆき 39番 酒 井 たくや
40番 むとう 有 子 41番 長 沢 和 彦
42番 来 住 和 行
1.欠席委員(1名)
29番 石 坂 わたる
1.出席説明員
中野区長 酒井 直人
副区長 青山 敬一郎
副区長 横山 克人
教育長 入野 貴美子
企画部長 石井 大輔
企画課長、ユニバーサルデザイン推進担当課長 堀越 恵美子
財政課長 森 克久
広聴・広報課長 高村 和哉
総務部長 海老沢 憲一
防災危機管理担当部長、総務部防災危機管理課長事務取扱 石崎 公一
DX推進室長 滝瀬 裕之
総務課長 浅川 靖
職員課長 吉沢 健一
区民部長 鳥井 文哉
文化・産業振興担当部長 髙橋 昭彦
子ども教育部長、教育委員会事務局次長 濵口 求
子ども家庭支援担当部長、子ども・若者支援センター所長、
教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 小田 史子
地域支えあい推進部長 角 秀行
地域包括ケア推進担当部長 藤井 多希子
健康福祉部長 岩浅 英樹
保健所長、地域医療連携担当課長事務取扱 佐藤 壽志子
環境部長 朝井 めぐみ
都市基盤部長 奈良 浩二
まちづくり推進部長 豊川 士朗
中野駅周辺まちづくり担当部長 松前 友香子
1.本会の書記は下記のとおりである。
事務局長 長﨑 武史
事務局次長 林 健
議事調査担当係長 鳥居 誠
書 記 立川 衛
書 記 若見 元彦
書 記 髙田 英明
書 記 鎌形 聡美
書 記 田村 優
書 記 細井 翔太
書 記 有明 健人
書 記 早尾 尚也
書 記 髙橋 万里
書 記 川辺 翔斗
書 記 金木 崇太
1.委員長署名
午後1時00分開議
○ひやま委員長 定足数に達しましたので、ただいまから予算特別委員会を開会します。
第5号議案から第9号議案までの計5件を一括して議題に供します。
初めに、先ほど開かれた理事会の報告を行います。
まず、本日の委員会運営について、主査報告は、総務、区民、厚生、建設、子ども文教の各分科会の順に行い、報告後、順次、質疑を自席で行うことを確認しました。
次に、討論については、従前の例に従い、省略することを確認しました。
次に、採決時に全委員が着席することから、入室のため、主査報告終了後に休憩を入れることを確認しました。
次に、採決の順序、方法については、第5号議案を起立、第6号議案を簡易、第7号議案を起立、第8号議案を起立、第9号議案を起立により、順次、採決を行うことを確認しました。
次に、意見についてですが、第5号議案に対して、公明党さんから2件の意見が提出されました。その意見を「意見1」「意見2」と呼ぶことを確認しました。また、「意見1」は起立により、「意見2」は起立により採決することを確認しました。
なお、意見は主査報告が終了するときまで提出できるため、提出があった場合には、委員会を休憩し、理事会を開いて協議を行います。
また、お手元の資料要求一覧の最終版については、会議録の巻末に添付すること及びCD-R等により要求資料とともに希望する会派に配付することを確認しました。
以上が理事会の報告ですが、質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○ひやま委員長 では、ただいまの報告のとおり委員会を運営することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○ひやま委員長 御異議ありませんので、そのように運営します。
それでは、これより主査報告を行います。
○立石副委員長 初めに、総務分科会主査の報告を求めます。
○ひやま主査 2月24日及び27日に行いました総務分科会の審査の経過について報告いたします。
当分科会では、第5号議案、令和5年度中野区一般会計予算(分担分)、第6号議案、令和5年度中野区用地特別会計予算、第7号議案、令和5年度中野区国民健康保険事業特別会計予算(分担分)及び第9号議案、令和5年度中野区介護保険特別会計予算(分担分)の審査を行いました。
初めに、第5号議案、令和5年度中野区一般会計予算の分担分について、歳出に関する主な質疑応答の内容を報告いたします。
初めに、企画費、平和・人権・男女共同参画中、ユニバーサルデザイン普及啓発事業経費について、その内容が問われ、「区民向けのサポーター養成講座や職員向けのユニバーサルマナー研修といったものである」との答弁がありました。これに対し、「事業をやって終わりということではなく、コストをかけてでも専門的知見のある方を招いて検証を行い、次につなげる活動をしてもらいたいがどうか」との質疑があり、「ユニバーサルデザイン推進計画について審議会を開いている最中であり、そういった中でも意見をもらいながら、検証の在り方について考えていきたい」との答弁がありました。
次に、資産管理活用中、資産活用検討支援業務について、「新規事業で50万円とあるが、どういった使い方を予定しているか」との質疑があり、「資産の有効活用に当たって、不動産関連業務の専門性やリスク管理等の観点について、専門的な知見を有する事業者等から、検討支援を受けることを想定している」との答弁がありました。これに対し、「対象となる具体的な区有施設はあるか」との質疑があり、「現時点で決定していないが、今後、未活用となる施設や閉鎖管理を行っている施設等の暫定活用であるとか、民間活力の活用が見込める施設等を対象にしていきたい」との答弁がありました。
これに関連して、他の委員から、「検討する施設が具体的に決まっていないのに、どうして新規で予算をつける必要があるのかが理解できない。対象が決まったら、議会に報告してもらえるのか」との質疑があり、「報告したいと考えている」との答弁がありました。
次に、総務費、総務中、賀詞交歓会開催経費について、「令和4年度と比べ、予算が約2倍になっている。開催を見送ることや区役所で実施する検討はしていないのか」との質疑があり、「中野サンプラザが閉館するため、会場として中野セントラルパークカンファレンスを想定し、予算計上している。開催については、区民の代表の方と集って語り合うという趣旨から行わない考えはない。区役所で実施する可能性も視野に入れつつ、共催する議会と執行段階では十分に相談し、決定していきたい」との答弁がありました。これに対し、「経常経費を削減することを考えて、開催についてはしっかり検討してほしい」との要望がありました。
次に、地域防災中、街頭消火器設備調査及びGISデータ精度向上業務委託等について、その内容が問われ、「再開発や住宅の建替え等により、区内6,000本の消火器の正しい位置を把握するのが困難である。区民の街頭消火器の認知率が重要であるため、設置位置を精査して、統合型GISデータに公表することで、区民に正しい位置を認知してもらうものである」との答弁がありました。これに対し、「防災会も調査を実施している。取り組んでもらっている方たちの気持ちにも配慮し、うまく調整してもらいたい」との要望がありました。
さらに、これに関連して、他の委員から、「今後、街頭消火器の場所が移動した際の個別の事例には対応できるのか」との質疑があり、「GISデータを更新することで精度を保っていきたい」との答弁がありました。
次に、新区役所整備中、モデルオフィス検証用機器の賃借料について、機器の内訳が問われ、「令和3年7月からリースしているノートパソコン23台と多機能スキャナ1台、令和4年8月からリースしているノートパソコン12台である」との答弁がありました。これに対し、令和4年度に機器を拡充した理由が問われ、「タッチペンの機能など、機種によって性能が違い、様々な機種で検証する必要があることから、拡充したものである」との答弁がありました。これに対し、「同じ所属での検証が多いように感じる。所属を入れ替えて、モデルオフィスの検証をしてはどうか」との質疑があり、「他所属での検証も重要であり、今後、実現できるか検討していく」との答弁がありました。
次に、区民費、シティプロモーション中、ふるさと納税事業委託について、「ふるさと納税が増えれば、委託費も増えていくものと思うが、どのような見込みか」との質疑があり、「返礼品の開発に力を入れている。カードゲームが返礼品として好調であることと、区内飲食店のグルメ券発行により、歳入が8,600万円ぐらいまで上がると見込んでいる。運営経費としてはその約半分ということで、4,000万円強という予算を組んでいる」との答弁がありました。これに対し、「いろいろと試行錯誤し、新たなチャレンジもしてもらっていると認識している。全国的にも注目されやすい返礼品の開発を進めてもらいたいと思うがどうか」との質疑があり、「ふるさと納税そのものには反対の立場だが、区内事業者をアピールする機会にもなると捉えて、力を入れているところである。今後も、返礼品の開発に努めていく」との答弁がありました。
次に、諸支出金、財政調整基金積立金中、財政調整基金の年度間調整分について、年度末残高の目標を200億円とする根拠が問われ、「リーマンショック時の予算編成における一般財源50億円程度の減少が3年続いても耐え得る残高確保としての150億円に、物価高騰等の状況下における財政体力を維持するための50億円を合わせて、200億円という考え方を示している」との答弁がありました。これに対し、「今後の財政調整基金の積立・繰入計画において、残高400億円というのは積み過ぎである。まず、積立てありきではなく、弾力的に考えてもらい、必要なところに基金を使えるよう考えてもらいたい」との要望がありました。
このほか、SDGsの推進、ホームページのリニューアル、区制50周年記念行事タイムカプセル保管経費、人財マネジメントシステム利用サポート業務委託、区有施設営繕工事、公契約審議会委員報酬等、災害対策組織整備、防犯カメラ整備事業、デジタルデバイドの解消、多機能ユニファイド・コミュニケーションの導入などの質疑がありました。
次に、一般会計歳入では、旧本町図書館貸付料に係る算定根拠、財政調整基金繰入金について質疑がありました。
次に、第6号議案、令和5年度中野区用地特別会計予算、第7号議案、令和5年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分、第9号議案、令和5年度中野区介護保険特別会計予算の分担分については、質疑はありませんでした。
以上が質疑応答及び要望の内容です。
なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。
以上で総務分科会における審査の報告を終わります。
○立石副委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○立石副委員長 なければ、以上で総務分科会主査の報告を終了します。
○ひやま委員長 次に、区民分科会主査の報告を求めます。
○伊藤主査 2月24日、27日に行いました区民分科会における審査の経過について報告をいたします。
当分科会では、第5号議案、令和5年度中野区一般会計予算の分担分、第7号議案、令和5年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分及び第8号議案、令和5年度中野区後期高齢者医療特別会計予算について、審査を行いました。
当分科会における主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。
初めに、第5号議案、令和5年度中野区一般会計予算の分担分の歳出では、区民費、新庁舎窓口サービス準備中、全庁共通発券機システム構築委託等について、職員周知機能の詳細が問われ、「全庁共通発券機システムには、職員周知の機能がある。その職員周知機能によるチャイム音やポップアップ表示で、来庁者が窓口に来ていることが分かる仕組みであり、執務スペースに職員呼び出し用の天つりモニターを設置する予定である」との答弁がありました。これに対して、「区民を待たせないこと、職員の業務に支障が出ないことが重要なので、十分研究してほしい」との要望がありました。
次に、産業中、アニメコンテンツを活用した地域ブランディング事業について、「来年度も継続して実施するのか」との質疑があり、「中野区、練馬区、杉並区の3区合同の実行委員会方式で行っており、来年度は実施する予定だが、都の補助金は単年度事業であるため、今後の都の動向によっては見直しの可能性もあり得る」との答弁がありました。これに対し、「都の補助金は、3区合同で出るもので、中野区単独だと出ないのか」との質疑があり、「中野区単独でも対象にはなるが、先進性が求められており、3区合同で広域的に取り組んでいるところで補助対象となっている」との答弁がありました。
次に、商業中、商店街チャレンジ戦略支援事業費補助について、「商店街側が、事業内容を前年の9月に提出する必要があるが、その時期に翌年の事業内容を全て提出するのは難しいため、柔軟な対応はできないのか」との質疑があり、「都の補助事業であり、年度当初に当該年度の実施分を申請する必要があるが、変更申請もあるので、相談していただければできる範囲で対応していきたい」との答弁がありました。
次に、文化振興・多文化共生推進中、ニュージーランド子ども交流事業運営委託について、「今年度は新型コロナの影響で交流が行えなかった。このまま交流がなくなってしまったら困るので、バックアップ施策として、オンラインでの交流を行えるようにしてはどうか」との質疑があり、「来年度はニュージーランドからの受入れを予定しており、行き来を通じた交流ができるものと認識しているが、オンライン交流についても今後の検討課題としたい」との答弁がありました。
次に、文化財について、「歴史民俗資料館専用のホームページが存在していない。これまでもホームページ作成の要望をしてきたが、予算は計上されているのか」との質疑があり、「予算は計上していないが、検討課題としていきたい」との答弁がありました。これに対し、他の委員から、「現在、ツイッターでの情報発信が行われているが、インスタグラムでの情報発信はできないのか」との質疑があり、「インスタグラムでの情報発信について、研究していきたい」との答弁がありました。
次に、環境費、環境企画調整中、脱炭素社会の実現に向けた分析調査等業務について、調査内容を問われ、「世帯状況や電力状況等の様々なデータの収集や、区民や事業者に対してのアンケート調査を通じて、二酸化炭素の排出状況に関する現状把握を行う。その上で、効果的な二酸化炭素の排出削減の分析を行い、事業者からの施策提案等を通じて、脱炭素ロードマップを作成していく」との答弁がありました。これに対して、他の委員から、「区民の意識を変えていくことが大事である。調査・分析の後、区民参加の下で取り組んでいく仕組みが必要ではないか」との質疑があり、「積極的に取り組んでいる方の紹介をするなど、波及効果のある仕組みについても考えていきたい」との答弁がありました。
次に、環境・緑化推進中、太陽光発電システム補助について、「蓄電システムが設置されていないと、太陽光発電システム補助の対象にはならないのか」との質疑があり、「太陽光発電システム補助は、蓄電システムの設置が条件とはなっていないが、蓄電システム補助に関しては、太陽光発電システムと連携することが条件となっているので、既に太陽光発電システムを設置しているか、もしくは同時に購入することが要件になっている」との答弁がありました。
次に、ごみ減量推進中、東京二十三区清掃一部事務組合分担金について、分担金の増要因を問われ、「光熱水費や焼却灰の資源化経費の増加など、清掃工場の運営経費が伸びていることによるものである」との答弁がありました。
そのほか、一般会計歳出については、キャッシュレスセミセルフレジ賃借料等、産業経済融資等利子補給金、棟方志功関連事業、中野区ウクライナ避難民に対する生活支援一時金、中野区国際交流協会に対する補助、物品の蓄積等による不良な生活環境の解消に関する審査会委員報酬等、ごみの集積所監視カメラ設置委託等、プラスチック使用製品資源化に伴う広報などについての質疑がありました。
続いて、一般会計歳入については、文化施設における自動販売機使用料及び産業振興センター等での自動販売機設置貸付による財産収入についての質疑がありました。
続いて、第7号議案、令和5年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分では、当初予算(案)の増要因についての質疑がありました。
続いて、第8号議案、令和5年度中野区後期高齢者医療特別会計予算については、質疑はありませんでした。
以上が区民分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。
なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。
以上で区民分科会における審査の報告を終わります。
○ひやま委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○ひやま委員長 なければ、以上で区民分科会主査の報告を終了します。
次に、厚生分科会主査の報告を求めます。
○小林主査 2月24日及び27日に行いました厚生分科会の審査の経過について報告いたします。
当分科会では、第5号議案、令和5年度中野区一般会計予算(分担分)、第7号議案、令和5年度中野区国民健康保険事業特別会計予算(分担分)及び第9号議案、令和5年度中野区介護保険特別会計予算(分担分)の審査を行いました。
初めに、第5号議案、令和5年度中野区一般会計予算についての分担分のうち、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。
初めに、6款地域支えあい推進費、地域施設中、沼袋小学校跡施設維持管理費について、「沼袋小学校跡施設は、今後、すこやか福祉センターになるということだが、用途地域の変更等の手続は進んでいるのか」との質疑があり、「具体的に必要な手続等は今後検討していく」との答弁がありました。これに対し、「現在、沼袋小学校跡施設を使用している方々もいる。進捗状況等はきちんと議会に報告してほしい」との要望がありました。
次に、区民活動センター運営中、貸出用タブレット端末の購入についての目的を問われ、「ICT環境の向上を目的とし、オンラインを活用した講座や情報発信、オンライン会議での使用のほか、貸出し時以外は窓口に設置し、ウェブアプリやホームページの閲覧にも利用する考えである」との答弁がありました。これに対し、「ICT環境の向上という目的としては、区民活動センターの予約システムのほうが大切である。どのような進捗状況か」との質疑があり、「全庁的なデジタルシフトという方向性の中で検討を進めているところである」との答弁がありました。これに対し、「区民活動センターの利便性をどう高めていくのかが、区民にとって関心の高いところだと思う。そういった本当に大切なところを予算の中で示していけるよう、今後も検討してほしい」との要望がありました。
次に、地域包括ケア推進中、ひきこもり支援事業について、拡充の中身と増額分の概要を問われ、「今まで相談につながっていなかった方を掘り起こしていくため、委託先の社会福祉協議会の委託費の増と、広報を充実させるための増額である」との答弁がありました。これに対し、「相談窓口を増やしたことで、相談につながる方が増えたことは非常に大事である。現状の課題をどう捉えているのか」との質疑があり、「支援の継続性が課題であると認識している」との答弁がありました。
次に、地域子育て支援中、リトルベビーハンドブックの作成について、「23区初の取組であると思うが、今回のハンドブックを作成することによって、支援の在り方が変わってくるのか」との質疑があり、「心のケアをしていく内容に加え、区独自の制度を掲載し、より連携しやすい形を取っていきたい」との答弁がありました。これに対し、「ハンドブックを作成しても、支援策や支える仕組みが変わっていないということになってはいけない。これをきっかけに、支える仕組みが深まっていくことが重要である。この政策を進めていく中で、見えてくる課題にきちんと対応していかなければならないと思うが、いかがか」との質疑があり、「今までの支援に加え、さらなる安心を与えられる支援を行っていきたい」との答弁がありました。
次に、高齢者支援基盤整備中、シルバー人材センター運営補助について、「会員募集チラシを新聞折り込みで頻繁に見かける。広告の在り方など、事業効果もしっかり見ていくことが、補助金を出している区の役目ではないか」との質疑があり、「会員の活動については、区も支援する必要があると考えており、必要な経費を補助していきたい」との答弁がありました。これに対し、「シルバー人材センターの事業は大切であり、効果的な会員募集の在り方についても考えてほしいがどうか」との質疑があり、「会員の募集について、区も応援したいと考えている。今後も連携して進めていきたい」との答弁がありました。
次に、7款健康福祉費、スポーツ活動中、小中学校校庭開放について、「閉校した学校の校庭を開放しないのは非常にもったいない。そういう検討はされていないのか」との質疑があり、「旧向台小学校や旧上高田小学校については、地元などから利用希望があり、これに対応してきたところである。今後、統一的な運用を定める方向で検討していきたい」との答弁がありました。それに対し、「地域の人たちのためになる使い勝手のよいやり方を検討してもらいたい」との要望がありました。
次に、在宅福祉中、重症心身障害児(者)等在宅レスパイト事業について、今年度と比べ、約200万円の増額となっている理由を問われ、「これまで利用回数に月4回という制限があったが、これを撤廃し、年間96時間使用できることで、利便性が向上し、利用者の増加が見込まれるためである」との答弁がありました。
次に、生活援護中、婦人保護事業の強化について、「国の事業を適用し、今回拡充されたと思うが、処遇改善を図るとともに、機能強化を図ることも重要である。今回の拡充の中身は何か」との質疑があり、「婦人相談員用の携帯電話購入と通信料のほか、婦人相談員の報酬を9%上げている」との答弁がありました。これに対し、「関係機関や民間団体等と連携を図る、プラットフォームの構築も重要であると国からも示されている。生活援護課だけでなく、庁内できちんと連携を図りながら、プラットフォームの構築を考えてほしい」との要望がありました。これに関連して、「新庁舎では、4階に生活援護スペースが配置され、相談をすぐ受けられる体制が整うと聞いているが、困難な悩みを抱える女性の相談をここで受けるのが最適かどうか、しっかり庁内で議論をしてほしいがどうか」との質疑があり、「一つのフロアで生活相談や婦人相談の連携ができることは有効と考えている。今後の女性を取り巻く環境を鑑み、課題を抱えた女性が相談に来やすい環境を整えていきたい」との答弁がありました。
このほか、ヤングケアラー支援について、高齢者補聴器購入費用助成に係る検討会について、障害者福祉会館における医療的ケアの実施についてなどの質疑がありました。
また、一般会計歳入については、質疑がありませんでした。
次に、第7号議案、令和5年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分については、質疑がありませんでした。
次に、第9号議案、令和5年度中野区介護保険特別会計予算の分担分について質疑を行ったところ、フルセルフレジについての質疑がありました。
以上が当分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。
なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。
以上で当分科会における審査の報告を終わります。
○ひやま委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○ひやま委員長 なければ、以上で厚生分科会主査の報告を終了します。
次に、建設分科会主査の報告を求めます。
○いさ主査 2月24日、27日に行いました建設分科会の審査の経過について報告いたします。
当分科会では、第5号議案、令和5年度中野区一般会計予算の分担分及び第9号議案、令和5年度中野区介護保険特別会計予算の分担分について審査を行いました。
当分科会における主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。
初めに、第5号議案、令和5年度中野区一般会計予算の分担分の歳出のうち、都市基盤費では、都市計画中、統合型GISの構築に伴う電子データ化について、「現在紙で販売している用途地域図や都市計画概要図は7,000分の1の縮尺だが、新たに導入する統合型GISではどうなるのか」との質疑があり、「東京都の基準に従い、2,500分の1の縮尺によりホームページで公開する予定である」との答弁がありました。
また、他の委員から、「新庁舎移転に向けたペーパーレス化について、ペーパーレス化という記載で予算化されている、されていないの違いは何か」との質疑があり、「都市基盤部など技術系の部署には、大型で特殊な図面等があり、他部署とは異なるためである」との答弁がありました。
次に、土木事業調整中、新庁舎移転に伴う河川情報システム整備について、その内容を問われ、「河川監視システムのクラウド化と、水位情報を庁内へ伝送する光ファイバーケーブルの新庁舎への移設工事である」との答弁がありました。これに対し、クラウド化による利用者の利点を問われ、「庁舎内のサーバーが被災や停電した場合、システムが停止してしまう課題があったが、クラウド化することにより情報を確実に伝達することができる」との答弁がありました。
次に、道路維持中、LED街路灯灯具交換工事について、「区内全ての街路灯を交換する予算なのか」との質疑があり、「まずは、2009年から2011年に設置した街路灯を3年かけて交換していく」との答弁がありました。
これに関連して、他の委員から、「今後の交換時期はどのようになるのか」との質疑があり、「2012年度以降に設置した街路灯は、技術革新等により灯具の寿命が延びているため、2年後に照度測定を実施し、どの時期に交換するのが効果的か見極めたい」との答弁がありました。
次に、道路整備中、河川管理土木施設定期点検委託・修繕工事について、区の所掌の範囲を問われ、「東京都から、河川の表面管理を委任されている」との答弁がありました。
また、他の委員から、新区役所整備に伴うけやき通りユニバーサルデザイン化について、「新区役所の公開空地と道路を『ほこみち』として指定できるように規制緩和してはどうか」との質疑があり、「『ほこみち』制度は道路空間の利活用である。道路と建物の一体的な利用については、別の制度を用いて行うことになろうかと考えている」との答弁がありました。これに対し、「区民が気軽に活動できるような空間の活用も行ってほしい」との要望がありました。
次に、交通政策中、新たな公共交通サービス導入調査委託、実証実験等について、「今年度と比較して実証実験の期間が長くなるが、予算額が変わらないのはなぜか」との質疑があり、「運賃収入を多く見込んだ経費としているためである」との答弁がありました。
次に、住宅政策中、住宅確保要配慮者入居支援事業について、見込みの件数を問われ、「あんしんすまいパック利用助成が18件、債務保証サービス利用助成が4件、緊急連絡先確保利用助成が4件、セーフティネット住宅あんしん保険料助成が5件、あんしん居住サービス利用助成が3件と見込んでいる」との答弁がありました。
次に、まちづくり推進費、まちづくり計画中、東中野駅東口周辺まちづくり検討支援について、「1,000万円近い予算がついているが、どのように使われるのか」との質疑があり、「解消すべきまちの課題をまとめ、最終的にはまちづくり整備方針のベースになるような計画の作成を委託するものである」との答弁がありました。
これに関連して、他の委員から、「来年度まちづくりを検討して、今後どのように進んでいくのか」との質疑があり、「来年度作成するベースに基づき、再来年度に方針を定める。それ以降は方針に基づき、各事業を具体的に実施していく」との答弁がありました。これに対し、「今後五、六年が勝負になってくるかと思う。丁寧に進めてもらい、地元の悲願のために取り組んでほしい」との要望がありました。
また、他の委員から、野方駅・都立家政駅・鷺ノ宮駅周辺まちづくりの検討について、「だんだんと具体的な案が示されてきている。オープンハウスを開催するなど、地元の意見を聞く機会を設けてもらいたいがどうか」との質疑があり、「来年度中に地域に入っていくことを検討している」との答弁がありました。
次に、中野駅周辺まちづくり中、中野駅周辺事業間調整等について、その内容を問われ、「各まちづくり事業者等で構成する事業間連絡調整会議の運営支援業務、公共基盤デザイン等検討の学識経験者への謝礼、今後行われる駐車場地域ルール運営委員会の委員への謝礼が入っている」との答弁がありました。これに対し、「この事業間調整はいつまで実施していかなければならないのか」との質疑があり、「令和6年から8年にかけて複数の事業が同時に進むため、令和8年度までの実施を想定しているとの答弁がありました。
このほか、セルフサービス端末の導入、狭あい道路拡幅工事等、哲学堂公園保存活用計画に基づく施工計画検討、中野二丁目自転車駐車場開設経費、市街地再開発事業補助等(囲町東地区)、中野駅西側南北通路・橋上駅舎整備本体工事等、中野駅周辺エリアマネジメントビジョン推進業務委託などについての質疑がありました。
続いて、一般会計歳入について質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。
続いて、第9号議案、令和5年度中野区介護保険特別会計予算の分担分について質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。
以上が建設分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。
なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。
以上で建設分科会における審査の報告を終わります。
○ひやま委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○ひやま委員長 なければ、以上で建設分科会主査の報告を終了します。
次に、子ども文教分科会主査の報告を求めます。
○森主査 2月24日、27日に行いました子ども文教分科会における審査の経過について御報告いたします。
当分科会では、第5号議案、令和5年度中野区一般会計予算の分担分に関し、審査を行いました。
初めに、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容を報告します。
まず、子ども教育費、子ども政策中、子育て支援ハンドブックおひるねの発行について、その更新内容を問われ、「リニューアルするホームページとの整合性を図りながら、休止していた期間に実施した新たな取組などを盛り込んだ内容とする」との答弁がありました。これに対し、「庁内で子育て中の職員から成るPTを設置し、利用者目線でおひるね作成に取り組むべきではないか」との質疑があり、「関係所管と連携し、作成していきたい」との答弁がありました。
これに関連して、他の委員から、発行部数と配布場所について問われ、「1万部ほど発行し、区役所3階子ども総合窓口、すこやか福祉センター、地域事務所、子ども・若者支援センターなどで配布する」との答弁がありました。
次に、保育園・幼稚園中、新庁舎移転に向けたペーパーレス化について、「移転のために、現在ある紙資料をPDF化するのは分かるが、新庁舎移転後に紙で提出された書類の処理方法について、検討は進んでいるのか」との質疑があり、「入園申請書など紙の書類については、その場でPDF化することで電子化していくのが基本的な考えである」との答弁がありました。これに対し、「電子化された書類の原本はどのくらいの期間保存するのか」との質疑があり、「細かいルールについては、総務部を中心に区全体で調整を図っていく」との答弁がありました。
次に、子育て支援中、子ども食堂運営費補助について、内訳を問われ、「1団体当たり30万円を上限として、24団体を想定している。また、現在、子ども食堂のない地域において子ども食堂を立ち上げる際には、初期費用として10万円上乗せした補助を検討しており、3団体分を見込んでいる」との答弁がありました。これに対し、「団体への補助金の支給までの間、立替え費用が生じている。支給時期について改善は図られているのか」との質疑があり、「年々改善しており、今年度は一昨年度よりも2か月短縮して支給した。来年度は組織内の体制を強化することで、より早い支給ができるよう検討を進めている」との答弁がありました。
次に、育成活動支援中、若者育成支援事業について、「今年度は様々な事業を実施したが、どのように評価しているか」との質疑があり、「ハイティーン会議、若者会議ともに参加者には好評をいただいた。課題となっていた情報発信については、ツイッターアカウントの立ち上げなど、改善できたと考えている」との答弁がありました。
これに関連して、他の委員から、「若者全体に対して働きかけるべき事業であると考えるが、特定の若者に対しての事業となっており、広がりがない。広がりを持たせる工夫は行っているのか」との質疑があり、「新たに情報発信に取り組んだところである。現在、ツイッターのフォロワーは少ないが、こうした新たなPR発信が広がっていくことで、活動に興味を持っていただけると考えている」との答弁がありました。これに対して、「学校などと関わりを持つことにより、事業の対象を広げていってほしい」との要望がありました。
次に、子ども・若者相談中、若者相談について、「児童相談所には、緊急時に24時間365日の対応ができる窓口ができた。みらいステップなかのには、子育てのワンストップ相談体制ができ、相談業務は充実してきた。しかし、依然として平日昼間の窓口が主であり、働いている人たちが平日の夜や休日に相談ができる体制が整っていない。区としての相談窓口のありようを考えてはどうか」との質疑があり、「休日・夜間の相談体制や、直接相談を受ける以外の方法についても部内で検討していきたい」との答弁がありました。
次に、学校再編・地域連携中、学校運営協議会・地域学校協働活動の一体的推進体制の構築について、事業拡充の内容が問われ、「今年度開始した明和中学校区に加えて、令和5年度には、モデル地区としてさらに二つの中学校区で行っていきたい」との答弁がありました。これに対し、「地域学校協働活動については、地域コーディネーターが重要な役割を担うことになる。今年度実施している明和中学校区では、そういった人材を確保できたのか」との質疑があり、「現在、候補の方がおり、今後活動していただきたいという話で進めている」との答弁がありました。
次に、教育事業中、スクールロイヤー謝礼について、スクールロイヤーの役割を問われ、「学校が抱える様々な問題に対して、まずはメールや電話で相談を受け、その上でケースによっては直接面談等にも入り、法的観点から助言を行う役割である」との答弁がありました。これに対し、「学校の負担を減らしていく上で、大きな力になっていただけると思う。教育委員会からも学校のサポートに努めていただきたい」との要望がありました。
次に、教育施設保全中、施設整備工事について、対象の小学校を問われ、「バリアフリー化改修工事については、緑野小学校、塔山小学校、啓明小学校、江原小学校、上鷺宮小学校の5校である。環境改善改修工事については、江原小学校、啓明小学校、上鷺宮小学校の3校である。また、学級数増対応工事については、谷戸小学校である」との答弁がありました。これに対し、「谷戸小学校の学級数増対応工事は、校舎に増築棟を設置するとのことだが、体育の授業はどうなるのか」との質疑があり、「近隣の谷戸運動公園の使用を調整している。また、距離があるが、旧中野中学校の校庭についても使用を検討している」との答弁がありました。これに対し、「旧中野中学校を使用することになった場合は、移動中の児童の安全面に配慮してほしい」との要望がありました。
このほか、子どもの権利に関する普及啓発、空き定員活用定期預かりモデル事業、実質ひとり親家庭への給付、児童館ふらっとサンデー事業、里親支援事業、小中学校運営に係る教材・教具購入等、学校図書館指導員の委託化と蔵書の充実、通学路児童見守り業務委託などについて質疑がありました。
また、一般会計歳入については、質疑はありませんでした。
以上が子ども文教分科会における主な質疑応答の内容です。
なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。
以上で子ども文教分科会における審査の報告を終わります。
○ひやま委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○ひやま委員長 なければ、以上で子ども文教分科会主査の報告を終了します。
以上をもちまして、分科会の主査報告を終了します。
冒頭で確認したとおり、討論は省略します。
委員会を休憩します。
午後1時42分休憩
午後1時44分開議
○ひやま委員長 委員会を再開します。
これより第5号議案から第9号議案について、順次、採決を行います。
第5号議案、令和5年度中野区一般会計予算について、起立により採決を行います。
お諮りします。第5号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○ひやま委員長 起立多数。よって、第5号議案は可決すべきものと決しました。
次に、第6号議案、令和5年度中野区用地特別会計予算について、簡易により採決を行います。
お諮りします。第6号議案を可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○ひやま委員長 御異議ありませんので、そのように決定します。
次に、第7号議案、令和5年度中野区国民健康保険事業特別会計予算について、起立により採決を行います。
お諮りします。第7号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○ひやま委員長 起立多数。よって、第7号議案は可決すべきものと決しました。
次に、第8号議案、令和5年度中野区後期高齢者医療特別会計予算について、起立により採決を行います。
お諮りします。第8号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○ひやま委員長 起立多数。よって、第8号議案は可決すべきものと決しました。
次に、第9号議案、令和5年度中野区介護保険特別会計予算について、起立により採決を行います。
お諮りします。第9号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○ひやま委員長 起立多数。よって、第9号議案は可決すべきものと決しました。
次に、意見についてですが、お手元の資料のとおり意見が提出されております。
令和5年(2023年)3月1日
予算特別委員会
第5号議案(一般会計予算)に対する意見(会派から)
◆公明党議員団
1 文化振興・多文化共生推進費中「中野駅周辺エリアマネジメントビジョン推進業務委託」については、本来、まちづくり推進費に組まれるべきものが区民費として計上されている。予算と組織は一体との区の方針どおりの予算編成に厳に努められたい。
2 新区役所整備事業の全庁共通発券機、職員周知機、フルセルフレジ等の導入にあたっては、関連する全ての委員会へ報告を行い、最小の経費で最大の効果となるよう努められたい。
○ひやま委員長 提出された意見を事務局に朗読してもらいます。
〔事務局次長 朗読〕
○ひやま委員長 これより付帯意見についてお諮りします。
第5号議案に対する意見1について、起立により採決を行います。
お諮りします。第5号議案に対する意見1を付帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○ひやま委員長 起立多数。よって、本意見は付帯意見とすることと決しました。
次に、第5号議案に対する意見2について、起立により採決を行います。
お諮りします。第5号議案に対する意見2を付帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○ひやま委員長 起立多数。よって、本意見は付帯意見とすることと決しました。
以上をもちまして、予算の審査を全て終了しました。
この際、区長から発言を求められておりますので、これを許可します。
○酒井区長 長時間にわたりまして、熱心な御審査をいただききまして誠にありがとうございました。ただいま令和5年度予算案につきまして、可決すべきものとの御決定をいただきましたことに御礼を申し上げます。
ただいまの付帯意見はもとより、審査の中でいただきました御意見等につきましては、十分配慮いたしまして、積極的に区政運営に努めてまいります。ありがとうございました。
○ひやま委員長 以上で本日の日程を終了します。
予算特別委員会を散会します。
午後1時49分閉会