平成25年09月26日中野区議会決算特別委員会区民分科会 平成25年9月26日決算特別委員会区民分科会 中野区議会決算特別委員会区民分科会〔平成25年9月26日〕

区民分科会会議記録

○開会日 平成25年9月26日

○場所  中野区議会第2委員会室

○開会  午後0時59分

○閉会  午後4時52分

○出席委員(8名)
 ひぐち 和正主査
 いながき じゅん子副主査
 若林 しげお委員
 後藤 英之委員
 白井 ひでふみ委員
 金子 洋委員
 大内 しんご委員
 佐伯 利昭委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 区民サービス管理部長 白土 純
 区民サービス管理部副参事(区民サービス担当) 上村 晃一
 区民サービス管理部副参事(住民情報システム担当) 平田 祐子
 区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当) 田中 謙一
 区民サービス管理部副参事(税務担当) 長﨑 武史
 区民サービス管理部副参事(保険医療担当) 古本 正士
 区民サービス管理部副参事(介護保険担当) 小山 真実
 環境部長 小谷松 弘市
 環境部副参事(地球温暖化対策担当) 鳥井 文哉
 環境部副参事(ごみゼロ推進担当) 高橋 均
 清掃事務所長 杉本 兼太郎
 環境部副参事(生活環境担当) 堀越 恵美子

○事務局職員
 書記 永見 英光
 書記 井田 裕之

○主査署名

審査日程
○議題
 認定第1号 平成24年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について(分担分)
 認定第3号 平成24年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
    (分担分)
 認定第4号 平成24年度中野区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
 認定第5号 平成24年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(分担分)

主査
 定足数に達しましたので、区民分科会を開会いたします。

(午後0時59分)

 認定第1号、平成24年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分、認定第3号、平成24年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分、認定第4号、平成24年度中野区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、及び認定第5号、平成24年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての分担分を一括して議題に供します。
 昨日に引き続いて質疑を行います。
 昨日の答弁保留について、理事者が答弁できるどうか。よろしいですか。
平田区民サービス管理部副参事(住民情報システム担当)
 昨日答弁保留して申しわけございませんでした。決算の資料と、それから、予算の補助資料との関係で、再度御答弁申し上げたいと思います。
 まず、予算説明補助資料のほうの住民情報基盤システム賃借料・保守料に相対します決算の数値でございます。項目としては3項目ございます。203ページです。まず、基盤システム賃借料・保守料に含まれる項目でございますが、決算説明書のほうの上から6番目、住民情報システム等機器及びソフトウエアの賃借料、保守委託でございます。続きまして、無停電電源装置賃借料・保守委託でございます。それから、3番目が住民基本台帳ネットワークシステム機器賃借料、保守委託でございます。
 続きまして、予算説明補助資料の電算処理業務運用経費に含まれる経費でございます。全部で6項目ございます。一番上から順に電算処理業務用消耗品購入等、二つ目がデータ入力委託、三つ目が住民情報システム運用オペレーション業務一部委託、四つ目が住民情報システム運用支援委託、五つ目が住民情報システム改善支援委託等、それから、六つ目が回線使用料・ネットワーク作業委託等、以上6項目でございます。
 それから、予算説明補助資料の3点目、印鑑登録システムの住基カード対応等に含まれる項目でございますが、執行額の一番下、印鑑登録システムOSバージョンアップ対応委託630万円でございます。なお、印鑑登録システムの住基カード対応等についてでございますが、予算額につきましては1,200万円ほどございました。こちらの中身なんですが、3点ほどございまして、消耗品、それから機器賃借料、それからバージョンアップの委託料でございます。今回、賃借料と、それから消耗品につきましては、電算処理業務用消耗品及び住民情報システム機器等のほうに含めて決算は計上してございます。
 御説明は以上になります。
主査
 質疑はございませんか。
大内委員
 きのうの説明と違っているわけでしょう。きのうの説明はこういうふうに言ったんだけど、ここが違うと言ってくれないと、違いがわからない。ちょっときのうのことなので。多分、回線使用料・ネットワーク作業委託が、きのうは住民基本台帳システム賃借・保守料と言ったけれども、それは間違いで、電算処理業務運用経費だということ。それがまず1点。それと、予算書で言うシステム住基カード対応等が、一番下の印鑑登録システムOSバージョン対応委託と、あと、一番上の電算処理消耗品にも含まれていると、そういうことを言っているの。保留じゃなくて、それ、答弁訂正でしょう。さっき保留と言ったから、ちょっと聞いていて、何を言っているのかなと思ったんだけども。答弁訂正なんじゃないの、それ。まあ、保留も含めてだけど。
平田区民サービス管理部副参事(住民情報システム担当)
 申しわけございません。昨日御説明申し上げたものの中に誤りがございまして、ただいま委員御指摘がありましたとおり、回線使用料につきましては、昨日賃借料と申し上げましたが、業務運用経費のほうに含まれてございます。
大内委員
 決算処理上そういうふうになるのかもしれないんですけども、区民サービス管理部でもほかでも、例えば事務費だとかというのはちゃんと計上したりしているところもあるし、していないところがあったりするんだけども、消耗品費を、等と言われちゃえば、それも入っていると言われちゃうんだけど、予算を通した側で言うと、どう使われているのか全然わからないんですよね。要するに、これで予算を通したんだから責任を持ってよと言われたって、決算で、これは本当に合った使われ方をしたんですかという審議が非常にその後やりづらいという。例えば書き方としたって、普通、住民情報基盤システム賃借料が一番最初に出てくるんだったらわかるんだけど、いきなり備品購入費が一番上に入っているでしょう。書き方が統一していないといえば統一していないんだけど、一番、これ、下なんじゃないの、普通は。金額もそんなに大きくないし。だから、それが、やっぱり予算書を見て、決算書を照らし合わせて、しっかり予算が執行されているか確認をしたいんだけど、これじゃあ、ちゃんと使われているんですかって全然わからないんですよね。多分これだと、予算を審議しているときもよくわかっていないでうちらも審議しているのかもしれないんだけど。それは今後、きのうさんざん言いましたから、もうちょっと、予算のときにきっちり説明するのと同時に、決算書でもある程度わかるようにしていただきたいということだけお願いをまた再度しておきますので。もういいです、答弁は。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ、次の答弁保留について。
田中区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当)
 昨日、大内委員からの質問に対しまして答弁保留をしまして、申しわけございませんでした。予算説明書補助資料132ページの証明事務郵送分窓口案内等委託1,575万5,000円と、決算説明書211ページ、これの郵送請求にかかわる証明書交付事務等業務委託、これの中身についてということで、数字が若干合わないのではないかというようなことにつきまして、答弁保留させていただきました。申しわけございませんでした。
 予算説明書補助資料の1,575万5,000円の中には、郵送証明委託分とプラス、レジスターの保守というのを13万7,000円含めて、委託料として1,575万5,000円というような表記をさせていただいたところでございます。決算説明書では、レジスター保守につきましては、OA機器消耗品購入等というところに決算では説明をしているところでございます。
 答弁保留をさせていただきまして申しわけございませんでした。先ほども委員からのお話がありましたとおり、今後、適切にわかりやすいような表記の工夫はさせていただければというふうに考えてございます。
 それからもう1点、昨日の答弁の中でちょっと1点訂正がございました。金子委員からの御質問で、住基カード有料枚数というところで、私、664枚というふうに答弁させていただきましたが、正しくは1,151枚でございました。申しわけございませんでした。答弁の訂正をさせていただきます。
主査
 質疑はございませんか。
大内委員
 多分それ、僕が聞いたやつ。それで、証明事務窓口案内等委託の中にレジスターの保守が入ったの。これ、でも、そんなのに使っちゃっていいの、この項目で。だって、証明事務郵送分でしょう。(「窓口案内等という」と呼ぶ者あり)窓口案内等、委託でしょう。等の委託。それで、レジスターの保守。それ、窓口案内に使っているレジスターがあって、そのレジスターを委託していると。だから、窓口案内等の委託でいいと。そういうこと。
田中区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当)
 表記がわかりづらいというところは申しわけございません。窓口案内等の委託というところで、窓口案内の委託とレジスターの保守の委託を含めて、ここでは1,575万5,000円ということで説明をしていたところでございます。
主査
 休憩します。

(午後1時09分)

主査
 再開します。

(午後1時12分)

 それでは、決算説明書の214ページからです。214から215ページ、1目課税費について質疑はありませんか。
大内委員
 ちょっと今回、いろいろ委託業務について会派の中でも意見が出ていまして、要は、ここのところの委託等もあるんだけども、この中でもやはり、きのうのあったんだけど、他のところと按分して委託料を払っているというものがあるんですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 課税費の中の委託、さまざまございますけれども、ここの部分につきましては、ほかの分野等と折半しているような、そういったところはございません。
大内委員
 それと、このところのデータ作成委託とかあるよね。データは毎年委託するの、これ。それとも作成したら、もう次年度からは保守管理だとか、そういうものだけになるわけ。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 データ作成ということで、毎年確定申告ですとか、それから給与支払報告書、こういったものが大量に届きます。それを電算データにするということでの委託ということで、これは毎年計上しているところでございます。
大内委員
 あと、この年はトラブルは、発送で失敗した、間違ったとかトラブルがなかった年。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 昨年、24年度に特別徴収の絡みで、住所を間違えたといったようなトラブルが発生しております。その部分につきましては、郵送料を改めて出したというところで、この郵送料等のところに溶け込んでいるような、そんな形になっております。
大内委員
 じゃあ、もうちょっと、郵送料等ってどこに入っているか、何ページのどこですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 215ページの課税費のところの上から4段目、金額として2,485万750円、この中に入ってございます。
大内委員
 幾らぐらい入っているの。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 改めて事業者に送り直したということで、約70万ほどが追加の経費という形でかかっております。
大内委員
 そういうのというのは、トラブルが発生したという原因は何だったんですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 システム的なものでもって、いわゆるデータを置きかえなければいけないところが置きかわらなかった。それでもって、区内の転居の中の一部の特別徴収の課税の方に、住所が間違って通知をされてしまったというところで、それでもって、改めて事業者に対して通知を送ったといったようなところで、最終的には税のほうのチェック体制が甘かったといったところでございます。
大内委員
 あと、うちのほうできのう、これ、総務のほうなんだけど、情報政策官とかIT専門支援員っているでしょう。そういう人たちはこことは全然、あなたのやっているこういうのをチェックしたりはしないの。全然関係ないの。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 毎年行っている課税の処理の一環の中で起こった事故というところで、今回の事故に関しては、IT関係のものでもって精査を受けるといったようなところはありません。
大内委員
 それと、あと、一番下のところの、これは──今は課税費だけ。封入封緘作業委託ってあるでしょう。これは何。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 封入封緘作業委託というところでもって、電算で打ち出されて、さまざまデータを作成して、それを最終的に納税者に送るために、封筒から、その中に納税通知、それから納付書と、それを、封入封緘を作業という形で委託している、そんな経費でございます。
大内委員
 あと、もう一つ、マイクロフィルムというのは、これ、何。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 大量な課税資料につきましては、通常、紙で保管しておりますけれども、古いもの、ここで言いますと平成22年以前の課税資料につきましては、いわゆるフィルムに撮って、それで、写真で課税データとして保存をしているといったようなことでもって、このマイクロフィルムの撮影を委託していると、そんな経費でございます。
大内委員
 だから、22年まででしょう。23年度予算に何で載っているの。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 課税資料、いわゆる22年以前のもの、この段階では22年の資料についてを、それ以外の23、24については、まだ紙でもって税務のほうで保管をしていますけれども、その古くなったものを毎年毎年、290万といったようなことでもって写真を撮影するということで、これも毎年計上している経費でございます。
大内委員
 よくわからないんだけど、要するに、22年までに終わったんじゃないの。23年もまだ撮影している。要するに、22年度まで撮影したやつをもう一回撮影しているの。ちょっと説明がよくわからない。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 22年以前というふうに申し上げましたけど、申しわけございません。毎年毎年、その当該年度のものを撮影して保管ということですので、この撮影委託の部分については、平成22年のものを、課税資料を撮影したということでございます。
大内委員
 じゃあ、もうそれが最後の年で、要は23年までやったということなんでしょう、22年のやつを撮影して。24年とかはやっていないの。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 また来年になりますと、今度は23年のやつを撮影するということで、また今年度も行いますので、毎年2年前のものを撮影して、それで保管するということですので、毎年これは計上させていただいている経費でございます。
大内委員
 何となく、そんなフィルム撮影というと、昔の、まだそんなことやっているのというイメージなんだけど、やっぱりそういうものなの。もうスキャンしてとかじゃないの。そのほうが、だって、データ的にとっておけば安いんじゃないの。だって、フィルムでしょう。デジカメで撮っちゃったりとかじゃないの。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 今、こうした形で、課税の処理につきましても、紙から、いわゆる国税連携ということで、電子でデータが送られてきます。そういったものをイメージスキャニングして、それで保存をするというような、そんなことが主流になりつつあります。ただ、今、中野の税務の場合はこのような形で、資料をマイクロフィルムで撮影しているということですけれども、早晩、そんな形でシステム的なものも見直すという、そんな検討も今始めているところでございます。そんな形で、課税の処理の仕方、こういったものも少しずつ電算化を進めていきたいというふうに考えています。
大内委員
 いや、だから、だって、ITとか、すぐ隣の人、専門家がいるんでしょう。ちょっと、いや、別に、あんまり言っても変わらないんだろうけど、ほかの区はどうやっているか知らないけど、もうちょっと、フィルムでとっておくなんていうのは、ちょっと相談したら。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 電子申告という形もありますけれども、確定申告で、紙で申告される方もいっぱいいらっしゃいますので、そういったデータをどのような形で保存していくのかといったところについては、今後、そういったITのシステムを活用しながらやっていかなきゃいけないというふうには思っていますので。そういったところの中でもって、今後、このマイクロフィルムの撮影等についても、新しい方向性というのを模索していきたいというふうに思っています。
大内委員
 最後。マイクロフィルムが、撮影代というのが130万ぐらい残っているでしょう。140万ぐらいね。何でこれはこんなに残るの。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 この委託費等残という形でもって、マイクロフィルム以外にも、さまざま上にありますような委託の中の残、そういったものも全て含めて139万余という数字でございます。
金子委員
 215ページの課税のところ、執行額の中で、臨時職員の賃金というのが出ていますけども、この臨時職員はどういったところで仕事をされているんでしょうか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 この臨時職員につきましては、当初課税の繁忙期のアルバイトということで、主に1月から5月までということで、大量にアルバイトを採用しております。延べ人員162人ということでございます。作業の場所につきましては、税務分野の、一番サンプラ側にあります奥まったスペースのところで、当初課税についての通知の発送に向けて仕事をしているということでございます。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 214から217ページ、2目区税徴収費について質疑はありませんか。
若林委員
 先ほど大内委員からもお話があった、去年の3,000件のバーコードミスなんですけれども、これ、一番下にバーコード読み取りテスト委託とあるじゃないですか。要は、ここのミスだったんですかね。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 このコンビニエンスストアバーコード読み取りテスト委託、これにつきましては、実は昨年度、督促状ですとか催告書、これをこれまで自前で打って発送していたんですが、それをデータを渡して、委託を始めたというところもあります。それでもって、委託をするに当たって業者が、コンビニエンスストアでバーコードを読み取れるかどうかのテストということで、この29万出ているものですので、昨年の事故については関係はございません。
佐伯委員
 滞納整理のところでかなり頑張っていただいて、本当に敬意を表します。その中で、資料の37なんですけども、この中でかなりの差し押さえを行っているという中で、全体の差し押え件数がふえているにもかかわらず、交付要求の部分が減ってきているということは、これはやっぱり、自分たちで独自に頑張って差し押えをやってきているというような理解でいいんでしょうか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 交付要求、参加差し押えにつきましては、いわゆる滞納者の財産につきまして、その手続に参加をして配当を受けるという、そういったものでございます。なかなか滞納者の財産というんですか、そういったものがつかみ切れない中でもって、この件数自体は少し減ってはいますけれども、その分、債権のところの給与、預貯金、こういったところの差し押えというのを徹底してやった結果といったところで捉えているところでございます。
佐伯委員
 それで、交付要求に関してなんですけど、これは国税が優先するとか、優先権、いわゆる民間の債権とかというのと比較したときに、区税というのはどのくらいの位置にいるんでしょうか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 区税につきましては、民間の債権より当然優先をする。まず、国保等から比べても優先するといったところもあります。国税との絡みというところで申し上げますと、当然、国税の差し押さえ、そういったものと同等というふうな形で捉えているところでございます。
佐伯委員
 そうすると、国税と同等ということになると、同時に交付要求をかけたときにはどういう扱いになるんですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 ここで言っています交付要求につきましては、国税等からその資産が見つかったというところでもって、手続をするというふうな形になりますので、その辺は国税との連携というんでしょうか、いろいろデータ、資料のやりとり、そういったところで行っているというところでございます。
佐伯委員
 どっちが優先で取れるんですか。国税のほうがやっぱり先に持っていっちゃうんですか。金額も限りがあるわけですから、そういったときにはどういうふうになっていくんでしょうか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 場合によってなんですけど──申しわけございません。国税との絡みということでは、差し押さえをどちらが先にやったかというところで優先順位が決まるというところでございます。その順位については、法定の期限というんでしょうか、納期限がどちらが先か、それでもって順位が決まってくるということでございます。すみません。
大内委員
 これ、あれですよね、今、区税徴収費のところでいいんですよね。それで、(1)の滞納整理、予算書を見ると、区と都民税の滞納整理2,800万と書いてあるんだけど、その中に、これで言う執行内容なの、これ。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 予算説明書の補助資料で、区・都民税の滞納整理2,800万余という形で出ております。ここの部分につきましては、滞納整理で行いました、ここで言いますと214、215ページの滞納整理、ここの部分で賄っているところでございます。
大内委員
 となると、これ、予算のときに大ざっぱに書き過ぎじゃないか。だって、整理のこれ、報酬490万とか、これ全部、予算書で見る都民税の滞納整理の中に入っているの。滞納整理、催促及び催告、滞納処分、これで、この中に人件費から、それこそコンビニストアの読み取り、でかいので言うと封緘委託だとか、督促状、これ、郵便料が1,600万もあるんだぜ。これ、予算のときこれだけしか出していなくて、これで審議したのもすごいけど、ちょっと……。あと、その下の収納管理のほうもそうだけど、これも何か、わかりづらい。どうやって説明するんだ、これ。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 滞納整理につきましては、今、委員おっしゃるとおり、報酬ですとか、それから、郵便料といったような形でもって、項目出しできる項目もあるかなというふうに思っております。一括でこういうふうな形の記載をしておりますが、ぜひちょっと来年に向けては、この辺は精査をしなければいけないというふうに思っております。
大内委員
 というか、よく予算とれたね、これで。予算化、よくオーケーしたと。よくこれ、予算通るな、これで。まあ、仕方ない。これは感想だからいいですけど。要は、今言っていた住民税、コンビニ収納手数料って548万、予算書にあるでしょう。これはどれに当たるんですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 住民税のコンビニ収納手数料につきましては、表記が違って申しわけございません。この216、217の収納管理の上から3段目、中野区公金収納業務委託、この782万2,046円がコンビニ収納の部分に対応しております。
大内委員
 いや、うちでこれ、下のみずほ銀行のこと言っているのかなとか言って。合わなかったんですよ。この集金収納業務委託というのは、コンビニに支払っている金額のこと。みずほとかじゃない。確認、もう一度。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 今申し上げました公金収納業務委託につきましては、コンビニ収納の部分でございます。みずほ銀行、郵便局の収納につきましては、その下にあります収納磁気テープ作成委託、ここで、みずほ銀行で窓口、受けたものをデータ作成という形でもって委託をしている、この560万がみずほ銀行の部分でございます。
大内委員
 それで、じゃあ、住民税コンビニ手数料は548万で、一応予算決算のときの執行は780万じゃないですか。これはコンビニで発行した人が予想より多かった、そのためにこの部分がふえたと、そういうこと。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 はい、そのとおりでございます。当初、この548万7,000円で組みましたけれども、年度の途中で件数が非常に多かったというところで、流用させていただいております。288万8,000円ほど流用させていただきまして、その結果で、このような形の決算、782万2,046円というふうになっております。
大内委員
 どこから流用したの。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 流用の部分につきましては、決算書のほうになりますが、決算書118、119ページに記載をしてございます。決算書118、119ページでもって、課税費から区税徴収費へ流用、888万8,000円というふうに記載がされているんですが、その中の600万が実は、還付金のほうが足らなかったということで、600万は還付金のほうに流用しまして、288万8,000円をコンビニのほうに充てたと、こんな仕組みで流用させていただいたところでございます。
大内委員
 わかりました。
金子委員
 215ページの督促状・催告書郵便料について伺いたいんですけれども、この督促状、催告書の出した件数はどのようになっていて、その前の年度と比べてどのように変化しているかを教えてください。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 督促状と催告書でございますが、一応年5回ずつ送っています。普通徴収で申し上げますと、督促状につきましては、今年度8万7,470件送りました。昨年度も同等の8万8,983件ということで、督促状は少し減っているというところでございます。一方、催告につきましては、今年度、24年度11万1,202件送っています。昨年は7万9,989件ということで、これは実は24年の4月の第1期のところで、徴収率向上に向けて、4月は現年だけ送っていたのを、過去の過年度分も含めて送ろうということでもって、件数を24年4月ふやしたというところで、金額的にも郵送料がふえているというところでございます。
後藤委員
 主要施策の成果の別冊の122ページのところ、収入というか、成果なんですけど、これ、住民税滞納繰越分調定額に対する収入率、22%目標のが95.5%の達成で、非常に飛躍的に向上しているわけですよね。その理由もその下に書いてありますけれども、滞納整理のやり方として書いてありますが、これ、あまりにも目標とかけ離れたいい成果、これはどこを中心としてなされたんでしょうか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 24年度目標を22%に掲げまして、実際のところ18.4から21に上がりました。この辺の数値につきましては、当然、差し押えですとか、先ほど申し上げました滞納整理、こういったものを一生懸命やった成果だというふうに思ってはいるところですけれども、やはりどういった形の目標をこの滞繰分については上げていくのかというのは、今後の滞納整理をどのようにやっていくかといったところでも変化していかなきゃいけないというふうに思っています。
 また、一方、23区の平均を見ても、まだ25とか24という形で、届いてはいませんので、ぜひこういった23区の平均に届くような形で、今後も滞納整理は進めていかなければいけないというふうに考えております。
後藤委員
 それと、気になりますのは、差し押えを頑張ってやられたということなんですが、差し押さえの費用ってかからないんですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 差し押えの手順としましては、まず財産調査ということで、銀行ですとか、それから、生命保険会社等に資産があるかどうかというのを郵便で照会等をいたします。それが発見された段階でもって、書面でもって差し押えをしますといったことをやりますので、基本的には、かかる部分については郵送料的なものが主だったものというふうに思っております。
後藤委員
 じゃ、差し押えの手続にかかる費用については、ちょっと僕、よくわからないので、行政の場合はかからないということなんですかね。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 はい。特に調査等に要する経費というのはかかっておりません。
金子委員
 あと、臨戸徴収について伺いたいんですけれども、平成24年度中には臨戸徴収は、何件ぐらいの臨戸徴収が実際行われたんでしょうか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 24年度全庁を挙げた臨戸徴収強化対策ということで、昨年の9月から12月まで行いました。職員60名を応援をいただきまして、その期間中、訪問件数、約5,000件を訪問したというところでございます。実際取れた金額は約200万余ということですけれども、不在だった場合には不在箋というのを置いて、直接職員が来ましたよといったようなことを周知するような、そういったものを入れました。それによって、1カ月後の収納実績は約9,100万円ほど取れたと、そんな成果が出ております。
金子委員
 あと、納税相談はどのくらい行われているのでしょうか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 臨戸徴収という形でもって相談件数というのは、その打ち返しでもって電話ですとか、それから、窓口に来庁いただくという形の反応もありました。実際の件数というのはつかんではおりませんけれども、その後に分割納付の相談等、そういったものでもって1億円ほどの成果も上がっているというところですので、件数的には把握はしていませんけれども、そういった分割納付というところでも成果はあらわれたのかなと、そんなふうに思っているところでございます。
主査
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 216から217ページ、3目諸税費について質疑はありませんか。
若林委員
 これもそうなんですけれども、予算書と決算書、やっぱり見比べるに当たって、何回も同じような話なんですけど、予算書の137ページ、納税事務ということでまとめられていたり、あまりにもアバウト過ぎるような気がするので、比べるのに本当に、ちょっとてこずりそうなので、やっぱりこういうのも今後ちょっと気をつけていただければなと思うんですが、いかがですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 ここの諸税については、軽自動車の関係のさまざまな委託ですとか、それから、負担金といったような項目もあります。そういった中で、やはり項目出しできるものにつきましては、できるだけつまびらかに載せられるような、そんな工夫はしたいというふうに思っております。
大内委員
 だから、今、若林委員が言っているのは、例えば一番上の帳票費、予算書は(原付)のほうにはちゃんと帳票費、各種の印刷費ということで出ているんだよね。でも、上の課税、納税というのは出ていなくて、いきなり一番上に書いてあって、なおかつ不用額まで書いてあると、不用額があるということは、やっぱり項目があるんだなと。でも、こっちには書いていないんだよね。下のほう、原付のほうにはちゃんと書いてあるからわかるんだけど。これって非常に、間違っている表記じゃないんだろうけど、書き方がさ。不用額が出ているということは、最初から項目出ししてあるのかと思うじゃない。目的があって、でも、そんなの書いていないしさ。だから、そういうのもぜひね。こういうことが──まあ、せっかくですから聞いておきます。何で上に書いていなくて、下に書いてあって、不用額って出るの。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 原動機付自転車の登録・廃車につきましては、項目が少ないということで、このような形で出ているわけですけれども、上につきましては、たばこ税、それから、軽自動車税の課税、納税ということで一くくりにしてあります。等の中には、先ほど言った負担金ですとか、それから、さまざまな事務経費的なものを含めてというところですけども、こういった等につきましては、なるべく項目出しできるものについてはしていきたいというふうに思っております。
大内委員
 だから、確かに決算になっちゃうと書き方に苦労するのはわかるけども、もうちょっと、予算で言うところの帳票費というのは、上で言う等のほうに入っていて、手数料ではないわけでしょう。じゃあ、464万5,000円のうちのこの値する執行額というのは、執行している内容というのはどれがそうなのかなというのがもうちょっとわかるようにして。特に納税とか、よくわからないんですよ、初めてだと。そういうふうにお願いをいたします。
後藤委員
 2の原動機付自転車等の登録・廃車の不用額で、帳票印刷費等残とあるんですけど、これは記載されていないんですけど、これはどういうふうに捉えればいいんですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 不用額につきましては、まとめて11万7,459円という不用額が出ております。これにつきましては、原動機付自転車の登録等を、転出した方については廃車をしていただかなきゃいけないんですが、そういった登録・廃車をされていない方についてのはがき等を送るといったところでの執行残というところでございます。
後藤委員
 ちょっと予算書の137ページの、これ、結局、この数字もちょっとわからないんですけど、これ、(2)原動機付自転車等の登録・廃車、自転車標識が189で、各種帳票の印刷等が213、これ、どこがどういうふうに対応しているんでしょうか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 予算書で言いますと、原動機付自転車の標識18万9,000円といったところにつきましては、決算説明書217ページの原動機付自転車標識購入というところで12万4,766円、これに対応しております。その下の帳票印刷費につきましては、勧奨用と郵送料と合わせて21万3,000円というところで対応しているところでございます。
後藤委員
 こういう場合は、じゃあ、原動機付自転車標識購入が12万4,766円、予算では18万9,000円の場合は、残とか、そういうのは出てこないんですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 標識の残というものも、この不用額の帳票印刷費等残という中に溶け込んでいるというところでございます。
後藤委員
 そうすると、各種帳票の印刷費等というものの中に、決算説明書の中の帳票印刷費等、原動機付自転車等勧奨通知等郵便料の執行額の分と、6万863円、9万8,912円と、不用額合計の11万7,459円、これを足すと各種帳票等の印刷等、予算の額になるというふうに考えればいいんですか。と、残が入るか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 はい、委員おっしゃるとおりでございます。それで数字は予算の数字、40万2,000円と合うという形でございます。
後藤委員
 こういうのも非常に何かわかりづらくて、結局、対応できていないと思われますので、これもちょっと表記の仕方──表記の仕方というよりも、やはりちゃんと予算書と決算書が対応するようにお願いいたします。
白井委員
 ちょっと基本的なところなんですけど、教えてもらいたいんですけど。原動機付自転車というのは、自分が住んでいる市区町村に登録する。引っ越して、所有者は変わっていない。その場合、もう一回登録をし直すということでいいんですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 はい、委員おっしゃるとおりでございます。
白井委員
 軽自動車税に含まれているんでしょうけども、毎年、例えば50㏄原付ってどのくらい払うものですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 原動機付自転車につきましては、50㏄以下、年間1,000円でございます。
白井委員
 ちなみに、登録するときって登録料、あとは廃車するときに廃車料というのはかかるんですか、費用は。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 50㏄以下につきましては、登録料、廃車料等はかかりません。
若林委員
 先ほどちょっとお話しした中にもあるんですが、予算書の中に各種帳票の印刷等とありますね。決算書のほうを見ると、原動機付自転車届け出通知、郵便料があるじゃないですか。この郵便料はどこに含まれていますか、予算の中で。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 これにつきましては、予算説明書の補助資料の各種帳票の印刷等の21万3,000円の中に含まれております。
若林委員
 決算書を見ますと、帳票印刷等6万と原動付の郵便料9万8,000円があるんですが、明らかに郵便料のほうが高いですよね。それで、昨日の答弁の中に、基本的に高いものを予算に上げたり、項目出しして、低いほうを等に含めるというお話を昨日聞いたと思うんですが、これはいかがですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 決算の数値で言いますと、確かに委員おっしゃるとおり、郵便料が9万8,000円、帳票が6万円というところで、金額的には郵便料のほうが多いというところは事実でございます。あくまでも印刷等につきましては、先ほど言った、区外転出者に対する廃車の勧奨をするはがきといったところの項目というところで、各種帳票の印刷等というふうな形で予算書は表記をしましたけれども、数字の多いところを載せるというところにつきましては、わかりやすいような表記ということをやっていきたいというふうに思っております。
後藤委員
 ちょっとこれ、等の扱いについて、きのうの郵便料等というのは、あれ、何費と言うんですか。(「役務費」と呼ぶ者あり)役務費。役務費というところで一くくりにしていると。ただ、この場合は、等というのも同じ役務費みたいな、同じくくりの中に入るものなんですか、これ、等でくくっているものというのは。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 あくまでも帳票の印刷等ということで、はがき、それから、帳票の印刷というのは一般需用費というふうになります。それから、郵送料については、先ほど来言っている役務費という形でもって、節が違うというところはありますけれども、そうした勧奨のはがきを送るという中で、このような各種帳票の印刷等ということで表記をしておりますので。事業全体については、このような形でもってやっているというところでございます。
後藤委員
 原動機付自転車標識って、これも同じ性質のものなんでしょうか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 標識につきましても、これはナンバープレートというところでございます。これにつきましては、一般需用費で購入という形で処理をしているところでございます。
後藤委員
 一般需用費と役務費というのは、これは、すみません、わからないんですけど、同じ項目に入る、同じ性質のものなんですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 いわゆる支払う節というところでもって一般需用費、それから役務費という名前がありますけれども、当然、その事業をやる中で、この事業については、印刷するのでは11の4、いわゆる一般需用費からお金を出しますし、郵便料については12節役務費から出すといったような形でもって、支出をする項目ということで認識をしていただければというふうに思っております。
白井委員
 先ほどの原動機付自転車なんですけど、今、どのくらい登録されているものですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 登録につきましては、年々台数としては下がっております。今、登録につきましては、50㏄のバイクにつきましては、原付自転車、24年度は4,441台でございます。昨年度、23年度が4,516台でございますので、毎年やはり数としては、年々50㏄については少なくなってきているというところでございます。(「登録・廃車件数。全ての件数」と呼ぶ者あり)失礼しました。すみません。ちょっと件数、お待ちください。
白井委員
 後でいいです。他の自治体では、オリジナルナンバーみたいなのをつくっていたりするところがあるんですけど、ちなみに、決算の中で標識購入12万4,766円と書いてあるんですけど、1枚当たり区で購入するのはどのくらいの値段かというのは、後で結構なんですけど、わかりますか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 この標識購入つきましては、単価49円で落としております。昨年2,425枚ということで、12万4,766円という数字になっております。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 218から219ページ、4目税務管理費について質疑はありませんか。
若林委員
 138ページ、予算書の中に中野区納税貯蓄組合連合会補助金、恐らく中学生の絵のコンクールとか、そういうのに使われるなんていう話をしていたんですが、その26万円というのはどこに行かれていますか、決算書の中で。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 納税貯蓄組合の補助金でございます。決算説明書219ページの一番下の段、税務関係補助金26万7,000円というところに明らかにされております。
若林委員
 これそのものが中野区納税貯蓄組合の補助金に当たりますか。ほかは入っていませんか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 予算書26万7,000円、決算書も26万7,000円ということで、この金額は全て納税貯蓄組合の補助金ということで充てております。
若林委員
 予算書の中で中野区納税貯蓄組合連合会と書いてあって、こちらのほうでは税務関係という形になっているんですが、要は丁寧に書いていただいたほうが、これと同じものであればいいと思うんですが、いかがですか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 ここに限らず、その上の分担金というところも、予算書で適合しますのが東京税務協会分担金といったようなところもございます。金額についてはイコールというところですので、ぜひこういったところにつきましては、予算書と同じような項目ということでの表記をしていきたいというふうに思っております。
大内委員
 これ、目内流用しているの。要は、電算システムの運用改善と税制の管理項目だったでしょう。この中で。こういうの目内流用と言うの。やっているわけ。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 この中で、電算システムの運用改善のところのアプリケーションサーバー、RAIDバッテリー交換、ここにつきましては、流用という形で一部、委員おっしゃるとおり、目内の中でもってお金を流用しております。
大内委員
 もうちょっと詳しく。要するに、大体金額で言うと、大したことないんだよね、金額的には。ただ、全然予算書と決算書のところの数字が、事務事業のところは同じなんだけど、事業メニューのところで若干違ってきているというか。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 金額につきまして、予算書と多少違っております。これは先ほど言ったアプリケーションサーバーのバッテリー交換、このために10万円を、この下にあります広報活動から電算システムのほうに10万円お金を移していると、流用しているというところの結果でございます。
大内委員
 じゃあ、ここでもたくさん賃借料、これ、機器賃借料とソフトウエアの、これもソフトとハードということで多分金額が出ていて、保守管理委託、両方にまた保守委託費とあるんですけども、こういうのというのは安くならないの。要するに、これの不用額というのは出ていないんだけど。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 この3段目からシステム関係の賃借料、それから保守委託、これにつきましては全て5年リースということでやってございます。ということで、この金額につきましては、例年このような同じような金額、約1,350万余ということで計上させていただいているものでございます。
大内委員
 それで、システム機器賃借料って227万8,000円、保守委託が139万もするの。要するに、ソフトウエアのほうなんかは740万で、保守委託が230万とか出ているんだけども、こういうのというのは、ちょっとほかのと比べていないからわからないんですけど、このぐらいが相場なの。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 システムのパソコン、それからプリンター、それからサーバー、そういったものも一切合財という形でもって賃借をしているというところでの740万余という金額でございます。それに対応します保守委託というところでもっては、やはり滞納整理のさまざまな対応に即したということでの保守委託ということで、5年リースでこのような形の金額がかかっているというところでございます。
大内委員
 よくわからないから聞くんだけど、要するに賃借料、物を借りて、なおかつ、借りるのにお金を払って、さらに、それを保守委託するのにまた払うの。何となく普通、貸したら貸したところが責任持って面倒見ますよじゃなくて、そこが貸しっ放しで、なおかつまた保守委託で金を取るの。こういうのセットじゃないの。普通、例えばそういうふうに物を借りたところが貸しますよ、あと、メンテナンスも面倒を見ますよじゃなくて、メンテナンスはまた別に金を払ってくださいということなの。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 物を借りるというところでの賃借料、それから日々の業務、それを適正に運用するという中での保守委託ということで、システムについてはこのような計上をしております。5年リースというところもありますので、当然、5年たった後どうするかといったところについては、また改めてその協議をしなければいけないというふうなところで思っているところでございます。というところで、今後、その辺の予算的なものについては、なるべく廉価であるような、そんな形の協議は続けていきたいというふうに思っております。
大内委員
 だから、もうちょっと、答えのところだけでいいから、全体は要らないから。それは、契約会社は同じところなの。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 5年リースということで、同じ会社でございます。
大内委員
 いやいや、僕が言っているのは、賃借料を払っているところと保守委託しているところは同じ会社なんですかと。あるいはシステムもソフトウエアもね。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 滞納整理支援システムにつきましては、賃借しているところ、保守しているところというところで、会社名については、それぞれ業者名については違うところでございます。
大内委員
 それってどこ。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 総務の資料96でございます。それの4ページのところに、滞納整理支援システムというところで業者が出ております。総務96の資料の4ページというところでございます。
大内委員
 ちょっと休憩でいいですか。
主査
 休憩します。

(午後2時01分)

主査
 再開します。

(午後2時17分)

 答弁保留、お願いします。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 白井委員から求めがありました原動機付自転車の登録・廃車の台数でございます。24年度につきましては、原付登録が1,184台ありました。対して、廃車につきましては1,527台ということで、登録よりも廃車のほうが上回っているという数字でございます。
白井委員
 事業概要の30ページのところに、原動機付自転車の登録・廃車件数と両方書いてあって、合わせると24年度は4,441台と、さっきの数字なんです。今のやつだと、現段階、中野区は何台原付が登録されていますかというのと数字がちょっと合わない感じなんですけど。
長﨑区民サービス管理部副参事(税務担当)
 今申し上げました千何百という数字につきましては、登録と廃車の数ということで、全体に今、中野区で管理しております登録の台数につきましては、原動機付自転車は事業概要にあります4,441台という数字でございます。
主査
 よろしいですか。
 じゃあ、他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 220から223ページ、1目後期高齢者医療費について質疑はありませんか。
若林委員
 予算139ページ、予算のほうで、後期高齢者入院時負担軽減支援金ということで、170件ということで上げています。執行額は2,112ですけれども、これは目の流用ということでいいんですか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 委員の御指摘のとおり、目内で流用したものでございます。上の1番の後期高齢者医療制度運営のところから200万円を、2番の後期高齢者入院時負担軽減事業のほうに流用したものでございます。
若林委員
 ほかにも通用することだと思うんですけど、やっぱり決算書には、当初予算と違う予算の現額がここに載せられてしまうのはやむを得ないんですかね。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 今回の流用につきましては、2番の高齢者入院時負担軽減事業の申請件数が予定よりも多かったことがございまして、予算をオーバーしそうになったので、やむを得ず目内での流用をさせていただいたというところでございます。
若林委員
 予算を通している側として、170人ということで予算を私ども通していることになりますけれども……。結局、私どもとしては、この状態のものを予算として通しているもので、目内の流用をされたら、どうなのかな。全てのことに言えますけれども。節も目もいいということで、あれなんですけれども、何か審査がどうなのかなという疑問を抱いているんですけど。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 こちらの後期高齢者入院時負担軽減事業でございます。この事業は、住民税非課税の方が31日以上入院したときに2万円を支払うというものでございます。24年度は窓口での案内とか、非課税の方に対して案内を強化したことがございまして、前年、23年度が126件の実績から、平成24年度は212件と件数が伸びたものでございます。
大内委員
 今の話で言うと、それは委員会で報告したの。目内流用でも、金額がでかいのはちゃんと報告しなきゃいけないと言われているはずだよね。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 これについては報告はしておりません。
大内委員
 だって、200万でしょう。それ、たしか予算課から通達なりなんなりなかった、部長。要するに、委員会で、流用の大きいやつはちゃんと報告するようにと言われていないの。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 この流用につきましては、予算担当と相談をして、部内で決定したものでございます。
大内委員
 違うよ。委員会でちゃんと、たしか流用に関して、大きい額のやつはちゃんと委員会で言ってくれと。たしかそういうのあったよね、厚生委員会で、前。流用が多過ぎて。それ、全部のところに通達が出たんじゃないの。出ていないの。金額がでかいのはちゃんと委員会で報告してくださいということで、言ったと思ったんだけど。いや、だから、彼は前、区民委員会にいて、知らないのかなと。報告がないと言うから。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 この件につきましては、当初の予定よりも途中での申請が多かったことがございまして、やむを得ず流用させていただきました。今後、こういう件があれば、適宜報告とさせていただきたいというふうに思います。
大内委員
 別にルール上、ルールというか、中でやむを得ないとされているからいいんですけども、そのかわりちゃんと報告してくださいよということがたしかあったと思ったので、今後、気をつけて。言ってくれれば、別に今みたいな質疑はないわけだから。
 それと、あと、これで言うところの郵便料ってわかるんだけど、通信料というのはどこに入っているんですか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 予算補助資料の中の通信料でございます。執行額のところで言いますと、上から4段目の納入通知書等郵便料とか、あとは、その次の公金取扱収納手数料のあたり、この二つに含まれております。
大内委員
 だから、それも郵便料等だから、手数料も入っちゃっているの。いや、だから、それが1点と、通信料は、この通信料って要らないでしょう。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 こちらの納入通知書等郵便料というのは、こちらも郵便料だけです。次の公金取扱収納手数料の中に、マルチペイメントといいまして、さまざまな支払いをするときに使う手数料とか、あと、通信料が含まれております。これが、年間1万122円が含まれております。
大内委員
 じゃあ、予算書にわざわざ通信料と書いてあるけど、1万幾らのために書いてあるの。そういうこと。さっきは書くなと言って、今度は書けと、書いたら文句言われるんだろうということになっちゃうから、あまり言わないけど。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 ここの郵便料と、及び通信料の中には、先ほど委員の御指摘のとおり、郵便料とか、あとは公金取扱手数料、あとは通信料、この3種類が含まれております。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 222から223ページ、2目国民年金費について質疑はありませんか。
金子委員
 223ページ、国民年金被保険者数が7万8,983人と出ておりますが、この国民年金の被保険者となる対象者の数というのは把握はできるものなんでしょうか。把握していれば、対象のうち国民年金に加入している割合はどれくらいになるのか知りたいんですけれども。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 国民年金の被保険者数、223ページのところでございますけども、7万8,983人となっております。申しわけありません。全体の中での数字というのが、ちょっと手元に資料がないので申し上げられないんですけども、前年度で申し上げますと、平成23年度が7万9,837人と、やや減少しているといったところでございます。
金子委員
 予算書や主要施策の成果別冊などで、国民年金事務について、届出書の受理及び事実審査とともに、年金制度の周知に関する相談ということが記されていますが、周知に関する相談についてはどのような取り組みが行われているんでしょうか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 区役所のほうで行っておりますのは、窓口に来られた方に対して、国民年金の制度を御案内すると。あとは、各種免除の制度がありますので、その案内をするといったようなところがあります。
金子委員
 あくまで窓口に来られた方に対してということのようですけど、やはり国民年金の制度に対する信頼もなかなか高まらないこともあって、特に若い層で国民年金に加入していないという人がかなり多いのではないかと推察されます。対象になる人がどれくらいいて、その中でどれくらい入ったのか、入っていない人がどれくらいいるのかというのを、区としてもよく調査をして、そういったところへの働きかけをしていく必要があるのではないかと思いますけども、いかがでしょうか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 区のほうで行っておりますのは、国民年金の事務は日本年金機構が行っておりまして、区のほうで行っているのは、法定受託事務といいまして、先ほど言いましたように、資格の各種届け出とか、あとは保険料免除の申請など、あとは協力連携事務といいまして、各種制度の周知であるとか相談とか、そのような形で年金機構と区のほうと役割分担して行っております。
佐伯委員
 すごい素朴な質問で申しわけないんですけども、国民年金にかかわる区の執行事業予算というのは149万程度ですよね。これ、何で区がやっているんですか。日本年金機構──いや、これはもちろん法的なことがあると思うんですけども、恐らくこれ、区の取り扱っているものというのは、たしか私の記憶では、かつて年金課長というのも区にいたような気がするんですけど、それがどんどん縮小されて、今、国民健康保険の副参事が一緒にやっていらっしゃるわけじゃないですか。これ、いつまで──ここで言っても仕方がないかもしれないんですけど、いつまでも区でやっている事業ではないんじゃないかなというような気もするんですけど、率直にいかがでしょうか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 確かに、以前は区のほうで国民年金の保険料の収納とか、そういうのもしてございました。今のような形になったのが、平成14年4月まで区のほうで徴収をしておりましたが、その後、役割分担をしまして、区のほうは相談とか、窓口での業務というようなところで切り分けられております。
佐伯委員
 繰り返しになりますけど、ここで言っても仕方がない話なのかもしれませんけども、やっぱり150万弱程度の事業予算のものをわざわざ区が職員を置いてやっていくということよりも、年金機構のほうで一括でやってしまったほうが、やっぱり事業の効率としてはいいんじゃないかなというような気がするんですけども、率直な御感想で結構ですけど。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 区役所は区民の方に身近な窓口ということで、このような形で実施しているものというふうに認識しております。
大内委員
 予算書で言う照会用通信料と申請書類郵便料というのは、決算書で言う届け出・免除申請勧奨等郵便料及び専用電話料なの。だとすると、予算書では申請書と照会用と書いてあるんだけど、ここでは一緒になっちゃっているの。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 予算説明資料のほうの申請書類郵便料とか通信料のところでございます。まず、郵便料のところは、決算の資料で言いますと、上から4番目の届け出・免除申請勧奨等の中に含まれております。照会用通信料というものも同じ項目、今、紹介したところに入っております。
大内委員
 だから、何でこういう書き方になるの。照会用通信料という予算が出ていて、これだと、届け出・免除申請のための電話料というふうに読めちゃうんだよね。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 この中身としましては、勧奨用の郵便料と、あと、専用電話料というのは、日本年金機構との情報のやりとりのために使っている電話回線のものの内容になります。
大内委員
 だから、何でこうやって一緒に書いちゃうの。書き方がおかしくないかというの。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 この内容につきましては、届け出とか、あとは免除の申請をする際には、年金機構のほうとやりとりする場面が出てまいりますので、そのあたりでも一つの項目にしております。
大内委員
 だったら、予算書は何で書かないの。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 確かに委員のおっしゃるとおり、予算書のほうは分けて記載をしておりますけども、申しわけございません。これも今後わかりやすいように、表記のほうは工夫したいというふうに思います。
大内委員
 あと、参考図書の購入というのがあるんだけど、これは何なの。事務費でやっているの。何で買っているの。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 参考図書の購入は一般需用費でございまして、国民年金のハンドブック、職員が使う書類とか、あとは、窓口で説明するときに使うもの、あるいは年金実務に関する本を買った代金でございます。
大内委員
 だから、項目で言うと事務費で買っているの、これ。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 そうです。予算書のほうでいきますと事務費の中で買っております。
大内委員
 あと、一番下の協会会費って、これはどこから出ているの。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 こちらにあります日本国民年金協会会費というのは、予算書の中でいきますと、1番の事務費のところに含まれております。
大内委員
 事務費の中に入っていいの、これ。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 これも事務費の中で、分担金に類するものですけども、消耗品とか印刷等の中に含めさせていただいておるところでございます。
大内委員
 だから、それでいい、ありなの。どうなの。みんな、じゃあ、そういうのを書いちゃっているの。こういう分担金だとかって、みんな事務費で扱っているの。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 このお金に関しましては、月1回「年金広報」という冊子が来るものでございまして、この四つの項目の中では、1番目の事務費のところに入れているものでございます。
大内委員
 本代ということなの、じゃあ。本代ですみたいな言い方になっちゃっているんだけど。要は、会費というのは事務費なんだ、くくりで言うと。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 こちらの実際支払いするときの項目ですけれども、補助金及び交付金という節から執行しております。
大内委員
 じゃあ、それは事務費でいいんですね。間違いないんですね。今後、お金、だったら、これは事務費だなとなるよ。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 今回、予算書のほうにはこの四つの項目しかありませんが、分担金の協会会費のところがちょっとわかりにくかったので、今後工夫させていただきたいというふうに思います。
白土区民サービス管理部長
 今、大内委員のほうから御指摘ありました表記の問題でございますが、あるところでは会費というか、負担金というような書き方、ここでは事務費という中に含めているというところで、統一がとれていないということもございますので、今後、来年度予算の補助資料の記載については、区民サービス管理費の中で統一的な記載のあり方について検討して、そういったことにしていきたいと思ってございます。
大内委員
 今のちょっと話だけど、国民年金保険料免除と猶予という人たちは、どういう人のことを言っているのかな、対象者。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 免除といいますのは、保険料を払わなくてもいいと。保険料の支払いが免除になるというもので、あと、猶予というのは、後から払えると。例えば学生とかで、その期間だけ払えないけども、後から払いたいというような方の場合は、猶予のほうの申請をしていただくというものになります。
大内委員
 いや、だから、免除というのは具体的にどういう人を言うの。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 免除に関しましては、所得によりまして、免除でいきますと、例えば若年者の猶予でありますとか、生活保護を受けている方とか、あと、法定されたそういった内容の方が免除になります。あと、猶予のほうでいきますと、先ほど言いましたように、学生で、その期間払えないと。後で払いたいというような方が猶予のほうになります。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 222から223ページ、3目国民健康保険事業特別会計繰出金について質疑はありませんか。
若林委員
 223ページ、執行額のところで、その他一般会計繰出金というのはどういうものに当たりますか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 その他繰出金の内容ですけれども、ここにある上の三つのものは法定繰出金といいまして、法律で決まっているものでございます。その他の繰出金のところでございますけども、これは国民健康保険事業特別会計の歳入を補うところのものとして、内容としては、国保会計の歳出を賄うものとして一般会計から国保会計のほうに繰り出しているといったような内容のものになります。
若林委員
 要は、足りないから補いのために毎回計上されているということでよろしいですか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 はい。確かにそういった側面はございます。国民健康保険事業特別会計の歳出を賄うために、歳入として一般会計のほうから繰り出しているものになります。
若林委員
 その他の不用額は何でこんなに多いんですか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 この繰出金につきましては、国民健康保険特別会計の医療費が日々支払っていきますけども、それを見きわめながら、どれぐらい繰り入れていくかというようなことを行うんですけども、なかなか全体の総額も大きいものがございまして、執行額としては9割ぐらいは執行しておりますけども、どうしても不用額として、このような数字で毎年出てきているものでございます。ちなみに、平成23年度と比べましては、不用額は減ってきている状況にございます。
主査
 よろしいですか。(「休憩」と呼ぶ者あり)
 休憩します。

(午後2時44分)

主査
 再開いたします。

(午後2時44分)

金子委員
 223ページの国保の繰出金ですけれども、保険基盤安定繰出金、これについてどういうものか教えてください。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 保険基盤安定繰出金といいますのは、一般会計から国保会計のほうに繰り出すものでございまして、内容としては、ちょっと長くなりますけども、一般被保険者の方に関して、保険料を軽減した内容を、区の一般会計から国保会計のほうに繰り出すといった内容になります。
金子委員
 保険料の軽減ですけれども、軽減についてはどのようにして定められているんですか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 この内容の国保会計のほうにちょっと関係するんですけども、国民健康保険の保険料の均等割というところの減額に当たるものでございます。
金子委員
 この財源は全て区の一般財源なんでしょうか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 この保険基盤安定繰出金のところでございますけども、この経費につきましては2分の1が国でございます。4分の1が都になります。区の負担は4分の1ということになります。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 224から225ページ、4目後期高齢者医療特別会計繰出金について質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 質疑がなければ進行いたします。
 226から227ページ、1目介護保険運営支援費について質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 質疑がなければ進行いたします。
 226から227ページ、2目介護保険特別会計繰出金について質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 388から389ページ、1目環境部経営費について質疑はありませんか。
大内委員
 これ、中野区、環境経営費の人件費、1の地球温暖化対策関係と2の部経営のところまででいいんだよね。ここに臨時職員賃金とあるんですけども、これはどういう人たちのことを言っているんですか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 この臨時職員賃金でございますが、部内で病気休暇などの職員が出た場合のアルバイトの賃金というものでございます。
大内委員
 あと、聞くところは大してないんだけど、民間との派遣研修受講料って、これは何をやっているんですか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 これは部内で、民間団体あるいは東京都の関係機関等に職員の研修を参加した場合の受講料というものでございます。
大内委員
 予算書を見るとAED賃借料と書いてあるんだけど、AED、どうしちゃったの。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 申しわけございません。AEDにつきましては、この決算説明書の事務費等の等に入ってございまして、AEDは2台設置をしてございます。
後藤委員
 人件費のところで、昨年度に比べて1人、14人から15人にふえているんですが、これはどういうことですか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 確認させてください。
主査
 答弁保留にします。
後藤委員
 これ、予算書の211ページでは、さらに18人、短時間2人を含むということになりますと、16人の正規職員ということになるのかな。だと思いますけれども、ここでも数字がちょっと違うんですが、これも含めてお願いします。
 それと、あと、もう一つ、2の部経営のところで、民間等派遣研修受講料、これもまあまあ額が計上されているんですけれども、これ、どういう方がどういう研修を受けられたんでしょうか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 これは保健所関係の職員の専門的な研修でございまして、それぞれ食品監視や衛生監視、医療監視等の職種がございますけども、例で申し上げますと、ごみ屋敷等の解消に関する研修ということで、関係の株式会社で受講してございます。また、ネズミ・衛生害虫駆除技術の研修ということで、財団法人のほうで研修を受けたというものがございます。そのほか、食品とか水質とか家庭用品等の検査実務、こういったものにつきまして、東京都の関係機関で受講したというものでございます。
後藤委員
 こういう研修というのは23年度にはなかったものなんですが、大体どれくらいの、何か必然性があったときにやるとか、あるいは何年に一度やるとか、それと、今回は何人が受講したとか、そういったことを教えてください。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 環境部ができまして、環境部の中で、主に保健所中心でございますが、専門職がおりますので、これらの人材育成を計画的に図っていく必要があるであろうということで、こういった研修の費用を確保いたしまして実施をしたというものでございます。24年度につきましては、7名の職員がこういった研修に行ったという状況でございます。
後藤委員
 今お聞きしたのが、これは計画的にということなんですが、去年はあって今年はない。だから、何年に一度ぐらい、どういうタイミングで行われている研修ですか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 失礼いたしました。研修の計画を組んでございまして、現在、24年度から27年度までの4年分につきましては研修の計画をつくってございます。さまざま、衛生監視、食品監視、環境監視、薬事監視等ございますので、それぞれの職員がそれぞれの技術、知識を身につけられるように、各職員の名前を年間、年度年度の計画に落とし込みまして、順番に職員の能力向上を図るというような計画でございます。
主査
 よろしいですか。
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 388から391ページ、2目地球温暖化対策費について質疑はありませんか。
大内委員
 エコポイント事業経費で約1,200万あるんだよね。なかのエコポイントの参加登録制だから1,295、これとエコポイント事業経費というのは関係しているの。要は、参加登録世帯に対しての事業経費。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 エコポイントの事業経費でございますが、この年、1,200万円余使ってございますけども、大きな経費といたしましては、エコポイントをウェブ上で登録するというような制度、仕組みをつくってございましたので、その経費、それから、24年度は23年度から開始しました事業でのポイントが実際に発生をしてきて、そのポイントに対しましてポイント券の付与といったことがございましたので、それらに関しまして、区内共通商品券等を購入するといったような経費がこれらになっているというものでございます。1,295世帯になったから、世帯の伸びに応じて、そのまま事業経費が伸びるとか減るといったものではございませんで、固定経費が一定多いという状況にございます。参加世帯がふえて、登録がふえて、ポイントの申請もふえれば、その分の共通商品券等を買う経費はふえるというような関係にはございます。
大内委員
 これ、要は、事業経費はいろいろあるんだろうけども、光熱費が去年1年間たってある程度減ったら、ポイントをつけてあげるということを言っているんでしょう。幾らぐらいあげるの、これ。幾らで幾らあげるの。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 この年度につきましては、家庭での電力の使用量の関係で、使用量の削減率、前の12カ月に比べて今回の12カ月がどれぐらい削減できたかという率に応じましてポイントを差し上げたというものでございます。このときで申し上げますと、15%以上20%未満で1,000ポイント、20%以上25%未満で2,000ポイント、25%以上の方は5,000ポイントという形でポイントを差し上げたというものでございます。
大内委員
 具体的にポイントというのは、そのまま金券で言う、区内商品券の円でいいの。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 1ポイントが1円相当というものでございます。ただ、ポイントがポイント券という形に交換されるのは500ポイント単位ということで、500ポイントを超えていればポイント券1枚、その1枚を差し上げまして、それを御自分の御希望のもの、区内共通商品券、QUOカード、あるいは環境基金への寄附といった形で御利用いただけるというものでございます。
大内委員
 具体的に、そのポイントを付与したというか、あげたのは、何ポイントあげたの、トータルで。要は、この事業費の中にそれが入っているんでしょう。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 まず、最終的に事業費といたしましては、ポイント付与が何ポイントかということでの特に経費というものはございませんけども、そのポイントがたまった結果、500ポイントを超えてポイント券になったと。それを区内共通商品券等にかえるという場合に、私どものほうで区内共通商品券を購入いたしますので、その経費として出てくるというものでございます。
大内委員
 だから、要は、幾らあげたの。何ポイントあげたの、区民に対し。あるいは、まだあげていないのが幾ら残っているってあるわけじゃない。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 この年度に付与いたしました総ポイント数でございますが、138万5,300ポイントでございます。このうち、それぞれの御家庭によりますが、500ポイント単位になったということで、ポイント券になった枚数が2,598枚でございます。そのうち、その年度の中で交換をされましたのが2,312枚。2,312枚の内訳でございますが、区内共通商品券が843枚、QUOカードが1,447枚、環境基金への寄附が22枚でございました。
大内委員
 じゃあ、このポイント事業経費の中、1,200万の中に今言った138万が入っていると、そういうこと。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 ポイントそのものは、ポイントを差し上げましたということだけでございますので、それらを実際にポイント券、500ポイントなり、それらを交換されるというときに、私どもが必要な共通商品券等を購入するお金がこの中に入っているというものでございます。この年度の経費の中で、共通商品券やQUOカードを購入したお金は約133万円でございます。(「それはポイント事業経費の中に入っているのかと」と呼ぶ者あり)入ってございます。
大内委員
 となると、あと、ほか、何に使われたの。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 なかのエコポイントの主な経費でございますけれども、一番多いのがなかのエコポイント運営管理業務委託、先ほど申し上げました、ウェブ上で登録やエコポイントの付与ができる、これが998万5,500円でございます。次に多いのが、先ほど申し上げました共通商品券やQUOカード等の購入費でございまして、約133万円。そのほか、先ほど申し上げた500ポイントになったら1枚差し上げるというのは、ポイント券とか、あるいは環境イベントに参加していただいたら10ポイント差し上げると、そういうシールみたいなものがございまして、こういったものの印刷経費が33万6,000円といったものが大きなものでございます。
大内委員
 それで、これ、目標というのは、大体2,000世帯ぐらいを目標にしているんでしょう。全然達成率も悪いんだよね。31年までやっているかどうか知らないけど、3,000世帯あるわけでしょう。ずっとやって、それはいいけど。あと、1,200世帯があって、それは毎年同じ人が登録しているの。それとも、要するに、今年減らして、また来年減らして、再来年減らしていけば、ずっとポイントをもらい続けるの。あるいは単年度でその方は終わりになるの。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 一度参加登録していただきますと、基本的にはずっと継続していくということでございまして、ただ、やめたいという方とか、あるいは引っ越しをされたというような方については減っていくということでございます。
大内委員
 毎年、新規って何人ぐらいいるの。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 23年度末で1,099世帯でございましたので、24年度末が1,295世帯でございましたので、この時点では、24年度は200世帯ほどふえたということでございます。
大内委員
 言い方は丁寧じゃないけど、200世帯ふやすために幾ら使っているの。ということにならない、費用対効果で考えると。九百何十万、さっき何とかと言っていたよね。そのぐらい使っちゃうの。だったら、みんなあげちゃったほうが安いじゃないかということはないんだけどさ。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 初期投資、あるいは年間の業務を維持するという意味でのこういった経費がかかってございましたけども、25年度につきましては、こういう業務委託経費はやめまして、職員が直接行うというような形をやってございまして、経費的には大幅に減っているという状況でございます。
大内委員
 それで、これは、エコポイントというのは当然、あなたの課なんかでもやっぱり電気量というのは減らしているの、毎年。地球温暖化防止課となるのか、わからないけど。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 私どものセクションを含めまして、本庁舎の電気代を経営室のほうで払っているという状況でございますけども、私どもの分野はこういった業務をしておりますので、庁内全体で取り組んではおりますが、率先して電気を朝消しておく、昼も消す、夕方早く消すというような形での節電は心がけているつもりでございます。
大内委員
 関連してということになるけど、中野区は毎年、今、何%ぐらい減っているの、そうしたら。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 中野区では中野区役所と。(「庁舎で言うと」と呼ぶ者あり)ちょっと経営室のほうで所管してございますので、私、データを持ってございません。
大内委員
 データを持っていないというか、あなた、自分たちは何やっているか、把握していないの。いや、庁舎は努力しているんです、何%減っているか知らないんですって、こういうことをやっていて、自分たちのところは関心ないというか、知らないというのはちょっとあれじゃないか、よくないんじゃないの。
主査
 ちょっと休憩にしてよろしいですか。
 3時になりましたので、休憩をとりたいと思います。今の質問に対しての答弁を休憩の後にお願いしたいんですけど、よろしいですか。
 休憩いたします。

(午後3時05分)

主査
 再開いたします。

(午後3時25分)

 先ほど答弁保留がございましたので、そちらのほうからお願いをいたします。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 先ほどお尋ねいただきました分野の職員数につきまして、年度途中で1減になっているという部分でございますけれども、これにつきましては部内異動で、他の分野に年度途中で異動があったというものでございます。
主査
 これ、所管外の質問ということで、ちょっとここでは質問ができないということで承知していただけますか。よろしいですか。
 では、先ほどの質疑から回答をお願いいたします。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 先ほど本庁舎の電気につきましての御質問がございました。主要施策の成果の別冊に一定のデータが載ってございますので、御紹介させていただきますと、別冊の55ページでございまして、施設分野の分野の成果指標の真ん中のところでございます。本庁舎から出されるCO2の増加、抑制率ということで、電気・ガス・水道使用量で考えたものということでございまして、基準年は平成17年度でございますが、24年度におきましてはマイナス25.8%という形での節減がされているところでございます。
大内委員
 直接この所管では担当じゃないということなんだけど、あなたの部署が部署だからね。そのままちょっと気を使って見ていていただければなと思いますので、お願いします。
金子委員
 ただいまのエコポイント事業なんですけれども、このポイントの還元への財源はどのように構成されていますでしょうか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 財源につきましては、環境基金からの繰入金で賄ってございます。
金子委員
 全額環境基金からの繰り入れでしょうか。都からの補助金はついていないんでしょうか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 エコポイントの経費全体のうち、ポイントの交付に直接要した、先ほども申し上げました130万円余のものを除いた経費のうち、2分の1につきまして東京都の補助金が入ってございます。
金子委員
 それから、地球温暖化防止対策審議会委員報酬、委員14人で2回審議会が開かれているということで、14万が支出されていますけれども、この審議会ですが、この審議会の委員の委嘱についての報告が平成24年2月の区民委員会にされているようですけど、この審議会で、2回開いてどういうことを話し合われたかという報告は、議会にこれまでされているんでしょうか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 直接開くたびに内容を御報告するということはいたしてございません。ただ、これらの中、例えば4月にカーボンオフセット事業の基礎調査の報告をしてございますけども、これにつきましては、地球温暖化防止対策審議会におきましても議論いただいて、御意見等もいただいておりますというような形での御報告はしたところでございます。
白井委員
 389ページ、温暖化対策推進オフィス施設維持管理についてなんですけども、施設維持管理委託151万9,140円、これは事業の選定について1年間見送るといいますか、改めて選定し直すというところで、いわゆる到達点のほうの管理費を費用ということでまずよろしいんでしょうか、お伺いします。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 この施設維持管理委託経費151万円余でございますけども、夜間の機械警備の業務委託、あるいは自家用電気工作……。(「リサイクルプラザ」と呼ぶ者あり)失礼しました。この経費につきましては、中野区温暖化対策推進オフィス、旧環境リサイクルプラザのものでございます。失礼いたしました。
白井委員
 言い間違えました。リサイクルプラザ。ここが貸し出しができるわけだから、この費用というのは、25年度からでいいのかな。で、かからないということでよろしいんですかね。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 25年度につきましても、貸し主としての果たすべき経費というものがございまして、予算的には1,283万円余を25年度は計上はしてございます。
白井委員
 予算書のほうは212ページ、今の25年度の話かな。24年度のほうのやつでは、温暖化対策推進オフィス緊急用維持補修費というのに440万と出てくるんですね。440万8,000円。ここのやつで維持管理になってくると、600万を超えているという形なんですけども、この差について御説明お願いします。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 先ほど申し上げました1,200万余は25年度の予算でございます。今お尋ねの24年度につきまして、予算説明書補助資料におきましては、440万8,000円ということで計上させていただいてございましたが、決算といたしましては643万円余というふうになってございます。この経過でございますけれども、この年度につきましては、当初、貸し出しをして、ほとんどの経費につきましては、借りる側に負担をしていただくというスキームでこの予算編成を24年度行ったものでございますけども、結果的に借りるところがなかったということがございまして、区のほうで一定の維持管理をする必要があったと。それから、24年度の借りていただく事業者の募集の中で、25年度当初から借りる先が決まったということがございまして、1年9カ月ほど閉館をしてございましたので、その間の点検作業、それから、点検の結果としての一定の維持補修作業がございまして、予算よりも多くかかったというものでございます。
白井委員
 そうすると、どこからか流用しているという形だと思うんですけども、どこから流用されたものになりますか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 このものにつきましては、維持管理経費が足りないということがございましたので、予算説明書の補助資料で申し上げますと、なかのエコポイントの経費がございますけども、この中から248万円余をオフィスに、また、2行目のなかのエコフェア等各種事業の中から2万5,000円余をこちらに流用したというものでございます。
白井委員
 これ、補正を組みましたっけ。予算のどうたらは、今の言った三つの事業、温暖化防止推進のやつで、合計を出すと2,900万。予算現額のやつは3,500万ついているんですけど。補正でしたっけ。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 これにつきましては、昨年の9月の第3回定例会におきまして補正予算の議決をいただきました。先ほど申し上げましたカーボンオフセットの事業の基礎調査の経費でございます。その分の補正があった分、予算額がちょっと膨らんでいるというものでございます、当初よりも。
白井委員
 わかりました。
後藤委員
 389ページの温暖化対策企画調整の事務費、不用額の事務費残の金額がありますけれども、2万9,380円と9万1,620円、これはどういう内容なんでしょうか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 この事務費の残の内訳でございますけれども、地球温暖化防止対策審議会の会議録をつくる際のテープ反訳の委託経費の残が4万2,000円余、それから、印刷製本費、消耗品等の残が5万円程度というものでございます。
後藤委員
 これは24年度は委員が14人で2回やって、23年度は14人で1回やりました。そして、事務費は、23年度が14万6,150円、残が17万6,850円、今年度は、24年度は何分の1かに減っている。大幅に事務費が減っているんですが、これは事務費の内容が変わったんですかね。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 23年度のこの関係の事務費は14万6,000円余ということでございますけども、この年につきましては、さまざま、審議会発足に伴います消耗品の関係の印刷等があったということで、この経費がかかってございます。24年度につきましては、そこまではかからなかったというものでございます。
後藤委員
 これ、たしか、この事務費は予算でいくと、地球温暖化防止対策審議会運営費等の24年度でいくと12万1,000円に当たるんですかね。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 この温暖化対策企画調整の部分は二つに分かれてございまして、委員報酬のみを計上した部分と、それ以外に印刷したり、本を購入したり、あるいはテープ反訳をしたりといった経費とに分かれているというものでございます。
後藤委員
 事務費の金額がちょっと、かなり違うので気になるんですけれども、審議会を運営するための反訳代であるとか事務費であれば、こんなに差は出ないと思うんですね。例えば印刷物をどこかに配布していくとか、そういうことで部数が違うとか、そういうことであれば差は出るのかなと。去年のほうが広報というか、広げる必要があったのかなと思われるんですが、これはどういうところでこういう乖離が出ているんですか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 24年度は確かに2万九千幾らということで少ないわけですが、23年度につきましては、資料等の、一番最初にさまざまな資料を委員さんにお配りして、環境政策、地球温暖化対策について御理解をいただくというようなことがございますので、さまざま印刷代金等がかかったというものでございます。
後藤委員
 もう1点、念のため。次の391ページですが、ここ、念のためお聞きしますけれども、不用額の各種事業費残780万円、これはどういう金額でしょうか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 各種事業費残でございますけれども、エコポイントの事業費の残が650万円余、それから、なかのエコフェア等各種事業の残が129万円余、それからもう一つは、カーボンオフセットの事業の基礎調査の残が1,000円というものでございます。
後藤委員
 カーボンオフセットの事業は、業務委託はことしから始まっていて、金額が結構大きいんですけど、去年はこの事業費残は162万円余なので、600万以上の額があるんですけど、これはカーボンオフセットのところの残が大きいんですか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 先ほど各種事業費残の内訳ということで申し上げましたけれども、大きなものといたしましては、なかのエコポイントの残が650万ということでございます。
後藤委員
 ただ、実績においてはそんなに大きく変わっていないわけですよね、これ。これはどこでどういうふうにそういう残が出てくるのか、ちょっとわからないんですが、もう一度御説明いただいていいですか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 この残780万の多くがなかのエコポイントの残ということで申し上げましたけども、このなかのエコポイントの残の理由でございますけれども、先ほどのまずポイントの経費でございますけれども、ポイント経費といいますのは、ポイントが交付された結果、500ポイント以上に達してポイント券になった。そのポイント券になったものを交換にいらっしゃるというときに、区内共通商品券等を購入しておく必要がございますけども、それらにつきまして思ったほどなかったということで、これが550万ほど残ったというものが大きなものでございます。
金子委員
 389ページ、中小企業者等省エネルギー診断業務委託というのがありますが、この省エネルギー診断業務というのは具体的にどういったことを行うんでしょうか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 これは区内の中小規模の事業所を対象にいたしまして、規模で申し上げますと、エネルギーの使用量が原油換算でおおむね15キロリットル未満、光熱水費でいいますと1年間に100万円未満の事業所を対象にいたしまして、専門家が各事業所を訪ねまして、その事業所で使っている電気やガスや水道、全ての面につきまして、どこか省エネできる部分がないかということにつきまして調べまして、それを数字化いたしまして、事業者の方に御提案すると、改善提案するというものでございます。
金子委員
 この間の決算特別委員会でも取り上げましたが、1990年から2010年までの間、業務床における延べ床面積当たりのエネルギーの消費量が、二酸化炭素の消費量がほとんど変わっていないという現実があります。その後、震災と原発事故を受けて、省エネルギー、節電の取り組みというのは強められているとは思いますけれども、中小企業にとどまらず、大きな企業についてもしっかりと省エネへの取り組みをやはり診断して、指導していく必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
鳥井環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 委員のおっしゃるとおりでございまして。ただ、事業所を対象にいたしました省エネルギー診断につきましては、東京都と区市町村の間で役割分担がございます。区市町村は、先ほど申し上げました1年間のエネルギー使用量が原油換算でおおむね15キロリットル、光熱水費の合計で言いますと100万円未満のものを区市町村は対象にするということにしてございまして、これを超える15キロリットル以上のものにつきましては、東京都が行うというふうな役割分担になってございます。そちらのほうで大きな事業所につきましても厳しく診断をされているというふうに思ってございます。
主査
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 390から391ページ、3目緑化推進費について質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 質疑がなければ進行いたします。
 392から397ページ、1目ごみ減量費について質疑はありませんか。
若林委員
 393ページの資源ごみとごみの分け方・出し方の印刷、これの配布状況を教えていただけますか。
高橋環境部副参事(ごみゼロ推進担当)
 こちらの分け方・出し方の配布状況でございますが、日本語版の汎用、これを転入者用としまして4万2,000部印刷いたしました。また、同じく日本語版、早朝収集地区用、収集の時間が早い地区向けの印刷を500部。それから、外国語版、英語、中国語、ハングル、それぞれ1,200部、合計3,600部、こちらも転入者用でございます。
若林委員
 その配布状況はどれぐらい、転入者の数ということになるんでしょうけれども。
高橋環境部副参事(ごみゼロ推進担当)
 こちらにつきましては、戸籍住民等の窓口、あるいは地域事務所等、転入される方が手続をされる窓口で配布ということで、現状、一定の在庫もあるということでございまして、申しわけございませんが、今、残りの在庫、これ、在庫があるということは確認しておりますが、何部配布したかというところの詳細は承知してございません。
若林委員
 総括質疑のほうで、うちの会派の高橋ちあき議員が質問した中に、ごみを幾ら減らそう、減らそうと言っても、やっぱりこういうものをちゃんと仕分けができるような状態じゃないと、ごみの問題って解決できないと思いますので、総括質疑でもお願いしましたけれども、全戸配布、皆さんに知っていただくということをぜひやっていただきたいということを要望させていただきます。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 396から401ページ、2目清掃事業費について質疑はありませんか。
佐伯委員
 ごみの適正排出啓発のところなんですけれども、主要施策の成果の別冊213ページを見ますと、集積所のトラブルの解決率、これが目標に対して、98%に対して90.7%にしか至っていないというところで、こういった現状については、御担当としてはいかがお考えでしょうか。
杉本清掃事務所長
 今、委員御指摘いただきました集積所の解決率の率が目標に達していないという部分につきましては、相談の内容が複雑多岐にわたっていて、長期化する傾向等もございます。速やかに私どものほうで着手はしてございますが、そうした働きかけを粘り強く今後も行っていく必要があるというふうに思ってございます。
佐伯委員
 そういった中で、トラブルが22年度は170件、23年度は減ったけども、24年度また140件とふえてきているわけですけども、いわゆるこういった問題、適正な排出等を指導していく指導班、こういった皆さんの役割、指導班というものに対して、その重要性というのはどのようにお考えでしょうか。
杉本清掃事務所長
 指導班の指導業務につきましては、非常に重要だと。ごみの適正排出ですとか、ごみの減量化に向けて重要だというふうに認識してございます。現在、指導業務が複雑になっていると。相談の内容が簡単に解決しないケースがふえているというところでございますが、繰り返しになりますが、粘り強く対応してまいりたいというふうに考えてございます。
佐伯委員
 我々もごみの集積所のトラブルというのはよく苦情を受けるほうですから、ぜひその辺やっていただきたいと思います。
 もう1点なんですけども、ごみの適正な排出のところで、いわゆる民間事業者が収集しているものについて、すみません、ちょっと自民党さんの資料をお借りしますけども、委託の部分で、結構区内の事業所でも民間の収集事業者が来ているところがあると思うんですけども、我々見ていると、民間の事業者というのはそれこそ、燃えるごみもなければ、燃えないごみもなければ、あげくの果てには段ボールまで一緒に突っ込んでいっちゃうと。多分、所沢のインターあたりでおりると処理施設みたいなのがいっぱいあるから、ああいうところでどんどん処理していくのかなと思うんですけれども。やっぱり区民の皆さんに対してこれだけ分別をしっかりやってくださいと、いわゆる啓発活動をしている中で、同じ区の施設、そこから排出されるものについて分別されていないという現状、そういったことについては、御担当のほうとしてはしっかり、いわゆるそれらの施設に対して、民間の事業者、民間だからなかなか言えないのかもしれませんけども、そういったところに対しても分別をきっちりやっていくようにということは、指導と言ったらおかしいですけど、そういったことを投げかけるということはできないんでしょうか。
杉本清掃事務所長
 事業者向けの啓発につきましては、各種PR、印刷物でのPR、それからホームページ等を含めまして、あるいは事業者の皆さん、機会を捉えまして直接の働きかけ、こういったことをしっかりやっていきたいというふうに考えております。
佐伯委員
 ぜひ、やっぱり区民にいろいろと啓発活動をしているわけですから、例えば我々がハンバーガー屋さんなんか行って、食べ終わった後にごみを入れて、トレーを置いてくださいと書いてありますけども、燃えないストローも紙のコップも全部一緒ですよね。あれを外で分別しているというのは見たことありませんから、恐らくあれ、みんな一緒くたにして持っていっちゃうんでしょうから、そういったところというのをぜひね。恐らくこういったものって家庭ごみも多いですけども、そういった事業所から出るごみというのも相当量あると思いますので、ぜひそのあたり、区民の皆さんにそれだけの啓発活動をするのであれば、そういったところに対してもお願いしたいと思いますので、これは要望しておきます。
後藤委員
 これ、399ページのごみの収集、燃やすごみの清掃工場が7から8にふえているんですけど、この理由をまず教えてほしいのと、あと、動物死体処理数595体とあるんですが、これ、どういう動物なのか、ちょっと教えてください。
杉本清掃事務所長
 区内で収集いたしましたごみの搬入先につきましては、今、近隣の杉並工場と、あと、練馬工場が建てかえの工事を行ってございます。そうした関係で、どこの工場に搬入するという部分につきましては、清掃一部事務組合のほうで調整をして、中野の状況等を踏まえまして工場を決定しているというような状況でございます。
 あと、2点目のお尋ねの動物の死体でございますが、こちらは区内等で発生した多くは猫ですね。猫とか犬が亡くなっているということで、そうしたものについて1頭2,600円で引き取りを行っているというものでございます。
後藤委員
 ちょっとこれ、関心が若干あるものですからお聞きしますけど。例えばハクビシンってあるじゃないですか。ああいうのってこの中に含まれているんですか。
杉本清掃事務所長
 ハクビシンやタヌキも、委員御指摘のとおり、近年ふえています。また、カラスですとかハト、ネズミ、こういったものについても清掃事務所のほうにお問い合わせをいただき、こちらで収集しているというような状況でございます。
後藤委員
 特にハクビシンの話をよく聞くんですが、ハクビシンってこの中に何匹ぐらいいるんですか。
杉本清掃事務所長
 すみません。先ほど申し上げましたように、犬・猫が大半を占めていまして、その他の動物はその他という分類で集計をしてございます。その他の合計としまして135頭と。カラスとかハトとか、委員お尋ねのハクビシンもこの中に含まれるというものでございます。
大内委員
 401ページ、4の車庫管理運営費の車庫用地賃借料2,800万、これはどの部分。どこ。
杉本清掃事務所長
 中野駅の北側にございます、北口広場の駐輪場のお隣の部分でございます。
大内委員
 これは誰に払っているの。
杉本清掃事務所長
 あちらの土地につきましては、中野区土地開発公社が保有しておりまして、そちらに賃料をお支払いして、借り受けているというものでございます。
大内委員
 じゃあ、土地開発公社の歳入に入っているんだね、当然見ればね。こういうのというのは、お金は国費だとか、特定財源、いろいろ入っているの。一財だけなの、これ。
杉本清掃事務所長
 一財でございますが、都区財調で算定されていると。都区財政調整交付金の中で算定されてございます。
大内委員
 じゃあ、もしあれが中野区のものになっちゃったら、今、土地開発公社だけど、中野区のものと引き取った場合は、賃借料は発生しないの。
杉本清掃事務所長
 そもそもが、平成12年に清掃事業を区に移管した際に、各区に清掃車庫というものがございませんでした。中野区につきましても、豊島にございます清掃車庫、こちらから中野の清掃車両を配車しているというような状態でございました。これが平成12年に清掃事業の移管を行う際に、各区に駐車場も整備をするということで、各区で駐車場整備を行いまして、その際に用地を取得した自治体については、その費用が補助金等で入ってきていると。中野区の場合は用地取得を行わなかったので、今、現行は仮設の賃料を財調算定をされているというところでございます。したがいまして、この後、具体的に用地を取得とか、あと、あちらの土地が区のものになったということになりますと、恒久的に清掃車庫として使用するとかいうようなことになった場合には、また別途協議が必要になろうかと思います。
大内委員
 じゃあ、将来的にあそこは暫定というか、清掃車庫がずっとあるわけじゃないので、ほかで、どこかで清掃車庫を取得するということになったときには、改めて算定を見直すというか、するわけ。全額出るのかどうか知らないけども、ある程度都費だとか、そういったところでまだ面倒を、もらえるということ。
杉本清掃事務所長
 協議を行っていくということでございます。
大内委員
 そうした場合、全額大体出すの。それとも半分半分とかあるの。
杉本清掃事務所長
 算定された面積につきましては、10分の10交付されることが多いというふうに聞いてございますが、全ての面積が算定されるかどうか、これは東京都との交渉というようなことになろうかと思います。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 402から405ページ、1目衛生環境費について質疑はありませんか。
若林委員
 403ページ、空き地除草作業、これ、区有地になるんですかね。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 こちらは区有地ではございませんで、民間の土地でございます。
若林委員
 そうですよね。何で民間のをやられるんですかね。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 こちら、空き地についての条例がございまして、害虫ですとかの虫が発生するような衛生環境の悪化を防ぐために、これは管理者の方から料金をいただいて行っているものでございまして、まず、歳入で100%賄えているものでございます。
若林委員
 ということは、歳入のほうにそれが載っているということですよね。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 はい。歳入に載ってございます。
若林委員
 歳入になると、どこに載っていますかね。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 こちら、お手元の区民分科会分担分の補助資料の15、16ページにございまして。決算説明書で申し上げますと、86、87ページにございます。こちら、中ほどにございます3番の環境費受託収入の1番、草刈り受託ということで満額計上してございます。
主査
 よろしいですか。
若林委員
 はい。合っています。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 404から407ページ、2目食品衛生費について質疑はありませんか。
若林委員
 405ページ、監視指導件数7,806件ありますけれども、これは何店舗に対してのものになりますか。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 こちら、店舗数にいたしますと2,561件となります。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 406から407ページ、3目医薬環境衛生費について質疑はありませんか。
後藤委員
 医務薬事監視の407ページですが、医療監視事務等とあります。薬事監視事務等もありますが、この二つについてちょっと内容を説明してください。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 まず、医療監視事務等の内容でございますけれども、こちら、主に追録図書、事務用品などで18万円、あと、医療関係の通知の送料ということで2万6,000円ほど計上してございます。あと、薬事監視でございますけれども、こちらも同じく、追録図書、事務用品などで65万5,000円。あと、薬局への通知が6万8,000円。あと、薬局の説明書のようなもの、こちらが10万円。あと、9区で合同して講習会を行っておりますが、この費用といたしまして3万円というものがございます。
後藤委員
 事業実績のところに、監視指導件数93件とありますが、これはどういう、それと医療施設のところですね。監視指導件数93件の内訳というか、内容。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 こちら、93件の内訳でございますけれども、まず、診療所が30件、あと、歯科診療所が17件、あとは助産所が1件、あと、施術所といたしまして、はり・きゅうですとか、あんまのようなもの、こちらが27件。あと、柔道整復といたしまして18件。計93件というものでございます。
後藤委員
 この監視指導という内容についてちょっと教えてもらえますか。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 こちら、いろいろな設備が整っているかですとか、あと、資格のある方がきちんと従事しているかというようなところをチェックしてございます。
後藤委員
 じゃあ、この93件については、何かしらの問題があり、それに対して指導をしたということなんでしょうか。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 問題があるということではございませんで、いろいろ更新の時期がございますので、そちらですとか、定期的に順番に確認をしているものでございます。
大内委員
 今のところなんですけども、薬事関連施設のがありますよね。これ、1,794施設あって、監視指導したのが1,267件って、半分以上いろいろ監視指導した。そんなに問題がよくあるんですか、これ。上だと大体1割、1割内ぐらいなんだけど、これ、6割か、もっと、7割ぐらいか。そんなにこれ、多いんですか。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 そうですね。こちら、薬局もございますが、例えば麻薬の小売ですとか、毒物・劇物というようなものもありますので、こちらもきちんと確認をしに行かないといけないというところでございますので、そういった視点で監視を進めているところでございます。ただ、問題のある施設というのはございません。
大内委員
 じゃあ、ほかのところは、指導に行ったけども、別に指導することは何もなかったと、そういうことなの。行ったけど、全然問題ないから、指導とかしないで、ただ確認したと。ちょっとこの劇物は問題ですとか、これは薬事法にひっかかりますよと指導したのがこれだけあると、そういう意味。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 そうですね。あと、3年ぐらい前ですか、薬事法の改正というのがございまして、というのは、ドラッグストアでも最近薬を売ってございますね。あれの最終的な期限が24年の5月だったんですけれども、駆け込みの監視というのもございまして、あと、施設の構造を変えなければなりませんので、1回では足りないこともあったものですから、1店舗について複数回行ったという事例も多いものでございますので、1店舗1回という形ではございません。
大内委員
 それで、上のほうもそう、優良施設も、これは全施設のことを指しているんですか。それとも、もっとあるんだけども、3年で1回ずつやるとか。要は全施設、中野区内で言う。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 今回改正がありましたので、時期が早まったのもございますが、通常、薬局ですと6年に一度という形でございますので、同じ店に毎年行くということは基本的にございません。
大内委員
 だから、そうすると、薬事関連施設のは1,794店舗掛ける6ということ。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 1,800店舗ほどございますけれども、更新が6年に一遍来ますので、ちょっと簡単に申し上げますと、その1,800を6で割ると、それが通常の更新のイメージということになります。1回免許を取りますと6年有効でございますので、次の更新のときには見に行っておりますので、1,800割る6ですと300ぐらいですか。通常の更新に伴うものは300程度。
大内委員
 それじゃあ、これは1,794施設あるけども、これを6で割ったところに指導に行っているということでいいの。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 おおむねで言いますとそうでございますが、今回、薬事法の改正が入りましたことにより、6年たっていなくても、営業の形を変えたところには臨時的にこの時期、二、三年ぐらいになりますが、監視数がふえている。たまたまそういう時期であるということになります。
大内委員
 だから、これを見ると、1,794施設に行って、そのうち監視指導した件数が1,267件というふうに読めるんだけど、そういうことじゃないのね。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 表記がわかりづらくて申しわけございません。監視対象としての、現在区内にある総施設数が1,800ぐらいありまして、そのうちの監視指導件数1,267となってございますが、こちらは先ほど申し上げました複数回行っているところもございますので、店舗数にしますともっと減るものでございます。
大内委員
 じゃあ、現実に医療施設と薬事関連施設があるんだけども、24年度には何店舗、何施設回ったんですか、両方とも。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 1店舗でいろいろな業種の許可を取っているところがございまして、薬局数で言いますと170店舗でございました。薬局のほかに、例えば販売ですとか、医療機器の管理みたいなものを1店舗で二つ、三つ取っているお店もございますので、お店にしますと、薬局は170件になります。医療施設は基本的に監視件数と同じでございまして、93、ほぼ同じ件数でございます。この中身で言いますと、医科とか歯科、あと、助産とかあんまというのは基本的に別の事業になってございますので、ほぼ店舗数とイコールという形になってございます。
大内委員
 そうすると、結果的に言うと、行くと大体指導しているわけだ。医療関係というの、病院というのも大体93店舗と言ったよね。同じぐらい。大体行くと1個指導していて、薬局関連と言えばいいのかな、これは170店舗ほど見たけど、1,267件指導したというと、大体行くと、そっちはもう七、八件指導しているということ。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 そうですね。薬局、例えば医薬品販売とかということになりますが、重なっている部分で言いますと、大体二つか三つぐらいでございます。あと、1,267、この中でも、管理医療機器というものが結構多くございます。これが700ぐらいございます。これは何かと申し上げますと、例えば健康器具、電気を通して治療したりですとか、そういったものも監視対象になってございますので、これが結構薬局以外に多いものになってございます。
大内委員
 これで最後にします。どういう指導。例えば医療機関だと、医療機関というか、病院だと93件指導しているというけど、例えばどういう指導をするんですか。要するに、医師免許を剥奪するような、そんな指導なんていうのはなくて。どういう指導をしているの。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 今、後藤委員にお答えしたのとほぼ同じ内容になってしまって申しわけございませんが、医師免許というのは、剥奪するようなものではなくて、基本的に店舗をあけるときに医師免許は確認してございますが、そういった何か事件・事故がありましたときは警察マターになりますので、保健所で免許を剥奪するというのはございません。具体的な内容としましては、施設の構造、ちゃんと、区画といいまして、壁が仕切られているかとか、あとは、衛生的に器具がきちんと洗浄されているかとか、そういった衛生面の指導が保健所の内容になります。
後藤委員
 どんな方がこの1年間で何人ぐらい、これ、全部合わせてですけども、何人ぐらいの体制で行って、一体どういうガイドラインに基づいて指導をして行っているんでしょうか。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 職員数でございますね。医務と薬事、合わせまして3名で主に体制、当たってございます。ガイドラインですけれども、薬事と医務につきましては、東京都と合同で指導してございますので、そういった薬事法に基づく内容ですとか、こちらについてきちんとマニュアルが整備されてございます。あと、東京都で監視のハンドブックというのをつくっておりまして、特別区で合同で、同じ基準で監視をしているものでございます。
後藤委員
 これ、職員数3名ということですが、主に、衛生費なので、衛生に関することなのかな。なんですけど、それなりにやっぱり見るところとか、専門スキルが必要なような気がするんですが、どんな方が行っているんでしょうか。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 衛生監視という職員でございまして、主に薬剤師免許を持っている職員が当たってございます。
主査
 よろしいですか。他に質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 406から409ページ、4目環境公害費について質疑はありませんか。
大内委員
 この執行額、ちょっとあるんですけど、公害対策指導、公害苦情処理、工場等の規制指導、具体的にどういったことをしているんですか。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 公害対策の指導事務等でございます。こちらは、支出しました項目としましては、デジカメの購入費ですとか、あと、参考資料ですとか、あとは現場に向かいます車の車検代とかになってございます。あと、公害等苦情処理でございますけれども、こちらは苦情でございまして、臭気計、においですね。あちらの機械の点検ですとか、データ処理に使うパソコンの賃借料などが入ってございます。あと、最後に工場等規制指導、これはまさに工場、ございますね。こちらに、1,000件ほどございますので、そちらに指導のための資料を送付しているというような経費でございます。
大内委員
 それと、これ、前、説明を受けたと。環境現況調査のあれで、大気汚染自動測定機、損害賠償金、これは何でしたっけ。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 こちら、大気汚染の自動測定機賃貸借契約解除に伴う損害賠償ということでございますが、昨年の第2回定例会でも、総務委員会の審査案件、あと、所管事項として本委員会でも御報告をさせていただきましたけれども、平成20年の7月から7年間契約していた機器について、22年度より休止しておりましたが、24年度をもちまして廃止としたものでございます。
大内委員
 そうすると、24年度はまだ賃借料を払っていて、年度の途中で解約した。要は、これには途中までの賃借料が入っていて、そこから先、解除、賠償金のお金がこれだと思うんですけども、その辺はどういうふうにやっているのかな。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 こちら、23年の末日でもって終わってございます。それで、和解をいたしまして、2定で議決いただきまして、それで満額返済となったものでございます。実際、賠償金とはなってございますが、相手方に実質的な損害は与えていないので、民法上、損害賠償金という名目にはなってございますが、和解に至ったものでございます。
大内委員
 それと、あともう一つ、その下の浮遊粒子状物質測定装置ベータ線線源撤去とかって、これはどういうやつなの。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 複雑な名称で申しわけございません。こちら、先ほどの機械と同時期に廃止としたものでございまして、浮遊粒子状物質というのをSPMという言い方をしてございますが、これも汚染物質でございますが、測定をするときに、ベータ線という放射線を当てて量をはかるものなんでございますが、こちら、放射線物質でございますので、特別な処理が必要になります。別項目で充ててございますが、専門業者に機器の廃止に当たって撤去を別扱いで委託したというものでございます。
大内委員
 あと、光化学スモッグ対策事務というのはどこに入っているんでしょうかね。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 光化学スモッグについては、特に機材などを必要としてございませんので、支出はございませんが、例えば各施設にファクスを送るときなどの消耗品費程度でございます。408、409ページの事業メニュー2の環境現況調査費、こちらの環境現状調査事務のほうに入っている経費でございます。消耗品費でございます。
大内委員
 そうすると、予算で18万8,000円計上していて、8万4,000円で、そうしたら、環境調査の不用額が出てきてもよさそうなんだけども、今度、事務費になっちゃうの。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 こちら、予算の補助資料の中身でございます。こちら、光化学スモッグ対策等事務費ということで18万8,000円ございますが、名称として光化学スモッグを代表として挙げてございますけれども、光化学スモッグそのものの経費というよりは、住宅地図ですとか、いろいろな大気汚染全般にかかわるものの経費というものが最も多い内容となってございます。間接的にさまざまな汚染物質のものを確認、処理するための経費となってございます。
大内委員
 今まで言ってきたから、ここでも言っておかなきゃなと思うんだけど。これも光化学スモッグ対策事務費で出ていて、これを見ると、環境現況調査事務等と事務費残がぴったり数字が合うわけでしょう。多分これのことを言っているんでしょう。だから、それもちょっと、やっぱり工夫してくださいね。本当に使われているのかな。予算で僕たちが執行したやつをちゃんと使っているのかなと、そういうふうに見てしまうので、すみません、お願いします。
金子委員
 公害苦情等ということで、公害苦情相談が986件、苦情が80件、相談が316件というのが出ていますけれども、この中身について、時間もないので、そんなに詳しくは述べられないと思うので、全体的な特徴や傾向を教えてください。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 まず、公害苦情の主な中身でございますけれども、騒音が主でございます。こちらが58件ございます。あとは、振動ですとか、悪臭、あと、粉じんというものになってございます。あと、相談316件の内容でございますけれども、こちらも、ちょっと種類別に申し上げますと、工場と作業場というところが30件、あとはアスベストなどが15件。あと、建設作業が一番、アスベスト以外の建設が107件。あとは、細かいものになりますと、低周波ですとか、空き家の管理というようなものが種々相談の中には含まれているものでございます。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 諸支出金に入ります。460から461ページ、3目特定目的基金積立金のうち事務事業10、環境基金積立金が当分科会の分担分となります。質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ進行いたします。
 次に、一般会計の歳入について一括して質疑を行います。資料は区民分科会用の歳入補助資料をお使いください。質疑はありませんか。
金子委員
 住基カードの発行の手数料については歳入のほうでということでしたので、それについて伺います。
田中区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当)
 歳入決算説明書補助資料、区民分科会分担分の6ページになりますけれども、こちらの12款使用料及び手数料、2項手数料の1節諸証明というところの真ん中よりやや下のところに、住民基本台帳関係の一番下、住民基本台帳カードというのがございます。件数としては1,151件、歳入金額が52万6,500円となってございます。
主査
 よろしいですか。他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ、一般会計分担分についての質疑を終了します。
 次に、国民健康保険事業特別会計について一括して質疑を行います。決算説明書の483ページから539ページになります。
 なお、次のものは当分科会の所管外となりますので、御承知おきください。まず、歳入のうち、492から493ページ、1項国庫負担金の3目特定健診・保健指導負担金、498から499ページ、1項都負担金の2目特定健診・保健指導負担金、500から501ページ、1項繰越金の3節特定健診・保健指導繰越金、次に、歳出のうち、536から537ページ、1項保健事業費、538から539ページ、1項償還金及び還付金の1目一般被保険者保険料還付金等のうち健康福祉部所管のもの、以上が当分科会の所管外となります。
 それでは、質疑はありませんか。
大内委員
 所管が違ったら言ってください。538ページの一般被保険者保険料還付金、その下の一般被保険者保険料過誤納還付金って、これ、どういったものなんですか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 諸支出金の一般被保険者保険料還付金等のところでございます。この中で所管となっておりますのは、右側の説明のところで言いますと、平成23年度国庫支出金精算における返還金といったところがここの担当になっております。この内容につきましては、前年度交付されたものを実績報告して、4月に返還されたものでございます。この二つ、その下にある283万というのは所管外のものでございます。四つ項目がありまして、上の二つが該当になりまして、一般被保険者保険料過誤納還付金というのは、保険料を間違えて、例えば2回分納められたりとかといった方に対しまして、保険料をお返しするというものがこちらのもので、4,300万円余り。
大内委員
 そういったものが4,300万もある。そんなに間違っちゃって多く払っちゃう人がいるの。多分言っているのは、取り過ぎちゃったとか、そういうのも入っているわけ。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 再計算しまして返すものとか、あとは複数支払って返すものも含まれております。保険料が安くなって返すものも含まれておりますし、間違えて2回払ったり、行き違いで払ったりしたものも含まれております。
大内委員
 じゃあ、取り過ぎちゃった場合、それが半年たった場合は6%の金利がつくとかあるの。現金しか関係ないの。だって、逆に、滞納すると14%か何か、すごいじゃない。逆に、取り過ぎちゃった場合は、あなたたちが間違えたということで、そういうのがつくの。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 保険料を還付する際には、還付加算金という制度があります。ですけども、今回返すものに対しては、そういうものは発生しておりません。
大内委員
 具体的に4,300万のうち、あなたたちの間違えたというのは幾らぐらいあるの。要するに、区民の方が間違えて二重払いしちゃったとか、あると。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 先ほど説明しましたけども、その中で、被保険者が遡及して資格を喪失すると。例えば会社に入られて、その間ずっと保険料を払っていらっしゃったんですけども、さかのぼって国保が喪失されているような場合もございます。あと、先ほど申しましたように、再計算されて還付されるようなものというのもございます。どれぐらいの件数かというのは、ちょっと集計しておりませんので、ちょっとわかりません。
大内委員
 区が間違えて取っちゃったというのは幾らぐらいあるの。さっき言ったじゃないですか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 間違えて取るというか、窓口とか銀行とかで、区民の方のほうが複数、幾つかの納付書で納められたりというのがございます。間違えて区のほうが取るというのはないというか、収納したもので、同じ月のものが2回とか入ってきた場合について返すというものでございます。間違えて取ったというか、結果的には間違えて取った形にはなりますけど。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ、国民健康保険事業特別会計についての質疑を終了いたします。
 後期高齢者医療特別会計について一括して質疑を行います。決算説明書の541ページから559ページになります。質疑はありませんか。
若林委員
 この前報告のあった未収というものは、24年度予算に反映、25年度になるんですか。
古本区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
 先日の保険料の誤りというのは25年度の内容になります。内容としましては過去のものですけども、25年度の保険料が変更になるというような形になります。25年度のもの、保険料がふえたり減ったりというような形。
主査
 休憩します。

(午後4時43分)

主査
 再開いたします。

(午後4時44分)

 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ、後期高齢者医療特別会計についての質疑を終了いたします。
 次に、介護保険特別会計について一括して質疑を行います。決算説明書の561ページから605ページになります。
 なお、次のものは当分科会の所管外となりますので、御承知おきください。まず、歳入のうち、576から577ページ、3項雑入の3目サービス収入、4目成年後見費用求償収入及び6目雑入中、健康福祉部所管のもの、次に、歳出のうち、594から595ページ、1目介護予防特定高齢者事業費、596から597ページ、2目介護予防一般高齢者事業費、596から599ページ、3目地域支援任意事業費中、事務事業1、権利擁護等、事務事業4、家族介護支援、598から601ページ、4目包括支援センター運営費、以上が当分科会の所管外となります。
 それでは、質疑はありませんか。
大内委員
 違ったらまた言ってください。566ページの部分はうちの所管でいいんですか。これのところの第1号被保険者保険料、1、2、3あるんだけど、これ、それぞれどういった中身なのか、簡単で結構なので。
小山区民サービス管理部副参事(介護保険担当)
 566ページのまず1、現年度分特別徴収保険料、これにつきましては、65歳以上の高齢者の方を第1号被保険者と言います。特別徴収というのは、年金から介護保険料を天引きしているやり方になります。2の現年分普通徴収保険料というのは、年金が年額18万以下の方については、年金天引きではなく、納付書にて支払いをしていただいております。普通徴収というのは、納付書によって支払っていただいている方になります。その方の現年度分の保険料になります。滞納繰越分普通徴収保険料というのは、現年度分ではなく、その前の過年度分の保険料で、その分の保険料を翌年度に繰り越して徴収する分というものになります。
大内委員
 となると、1のほうの現年分特別徴収というのは、天引きだから、予算額はあるとしても100%徴収。その下の2の現年分普通徴収保険料というのは、予算額より調定額が高いじゃないですか。これ、要するに、思ったよりたくさん納付してくれて、下の滞納になる方が少なかったと、そういうふうに理解すればいいの。
小山区民サービス管理部副参事(介護保険担当)
 実際に普通徴収の徴収率も上がっております、0.7ポイント。あとは、65歳到達、65歳になられて間もない方につきましては、すぐには年金天引きができないので、ある一定期間この普通徴収という形になりますので、私たちが想定した人数よりもふえていたりすると、ここがふえてしまうということもあります。
主査
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ、介護保険特別会計についての質疑を終了いたします。
 以上で本日の質疑を終了いたしますが、質疑漏れはありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 なければ、以上で認定第1号、平成24年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について(分担分)、認定第3号、平成24年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について(分担分)、認定第4号、平成24年度中野区後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成24年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(分担分)について、当分科会分担分の質疑を終結したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 御異議ありませんので、質疑を終結いたします。
 意見の提出についてですが、質疑を終結した部分について意見がある場合は、明日9月27日正午までに、対象となる議案の番号及び会派名を明記の上、文書で事務局まで提出するようお願いいたします。
 本日予定した日程は全て終了しますが、委員、理事者から発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

主査
 次回の区民分科会は9月27日午後1時から当委員会室において開会することを口頭をもって通告します。
 以上で本日の区民分科会を散会いたします。

(午後4時52分)