令和5年12月04日中野区議会厚生委員会(第4回定例会)

中野区議会厚生委員会〔令和5年12日〕

 

厚生委員会会議記録

 

○開会日 令和12

 

○場所  中野区議会第3委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後25

 

○出席委員(8名)

 日野 たかし委員長

 広川 まさのり副委員長

 井関 源二委員

 黒沢 ゆか委員

 間 ひとみ委員

 木村 広一委員

 高橋 ちあき委員

 中村 延子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 地域支えあい推進部長、地域包括ケア推進担当部長 石井 大輔

 地域支えあい推進部地域活動推進課長、地域支えあい推進部すこやか福祉センター調整担当課長 高橋 英昭

 地域支えあい推進部区民活動推進担当課長 池内 明日香

 地域支えあい推進部中部地区担当課長 河田 達彦

 地域支えあい推進部北部地区担当課長 関田 勇介

 地域支えあい推進部南部地区担当課長 田邉 敏幸

 地域支えあい推進部鷺宮地区担当課長 村田 佳生

 地域支えあい推進部地域包括ケア推進課長 河村 陽子

 地域支えあい推進部中部すこやか福祉センター担当課長、中部すこやか福祉センター所長 鈴木 宣広

 地域支えあい推進部北部すこやか福祉センター担当課長、北部すこやか福祉センター所長 荒井 弘巳

 地域支えあい推進部南部すこやか福祉センター担当課長、南部すこやか福祉センター所長 伊藤 廣昭

 地域支えあい推進部鷺宮すこやか福祉センター担当課長、鷺宮すこやか福祉センター所長 平田 祐子

 地域支えあい推進部介護・高齢者支援課長、地域支えあい推進部高齢者支援担当課長 古本 正士

 健康福祉部長、保健所次長 鳥井 文哉

 保健所長、健康福祉部地域医療連携担当課長事務取扱 佐藤 壽志子

 健康福祉部福祉推進課長 中谷 博

 健康福祉部スポーツ振興課長 鈴木 康平

 健康福祉部障害福祉課長 辻本 将紀

 健康福祉部障害福祉サービス担当課長 大場 大輔

 健康福祉部生活援護課長 葉山 義彦

 健康福祉部保健企画課長、健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長 中村 誠

 健康福祉部保健予防課長 鹿島 剛

 健康福祉部生活衛生課長 秦 友洋

 

○事務局職員

 書記 立川 衛

 書記 田村 優

 

○委員長署名


審査日程

○所管事項の報告

 1 昭和区民活動センター整備基本設計について(地域活動推進課)

 2 緊急連絡キーホルダー作成による外出時の見守りの充実について(区民活動推進担当)

 3 令和5年度中野区区民公益活動推進基金からの助成(チャレンジ基金助成)事業の決定について(区民活動推進担当)

 4 中野区地域包括ケア推進パートナーシップ協定制度の導入について(地域包括ケア推進課)

 5 教育センター跡地に係る保健所の移転検討について(保健企画課)

 6 令和6年度中野区食品衛生監視指導計画(案)の公表及び意見募集について(生活衛生課)

 7 その他

 (1)ひきこもり支援事業の広報について(地域包括ケア推進課)

 (2)中野区感染症予防計画の作成スケジュールの変更について(保健予防課)

 (3)新型コロナウイルスワクチン接種に係る使用ワクチンの追加について(新型コロナウイルスワクチン接種担当)

○地方都市行政視察について

○所管事務継続調査について

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、厚生委員会を開会します。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 なお、審査は5時を目途に進め、3時頃に休憩を取りたいと思いますので、御協力をお願いします。

 それでは議事に入ります。

 前回の委員会に引き続き所管事項の報告を受けます。

 初めに1番、昭和区民活動センター整備基本設計について、理事者の報告を求めます。

高橋地域支えあい推進部地域活動推進課長

 昭和区民活動センター整備基本設計について御報告をさせていただきます(資料2)。

 まず1、設計の内容につきまして御説明をいたします。別添の昭和区民活動センター整備基本設計を御覧ください。

 表紙、その裏、目次をおめくりいただきまして、1ページ目、計画概要の(1)施設概要でございますが、構造は鉄筋コンクリート造で、一部を鉄骨造。階数は、地下1階地上2階建てで、敷地面積が1,200.69平米となってございます。建物の延べ床面積が1,294.57平米。建築面積が450.5平米となっております。建物の高さは9.5メートルでございます。

 (2)計画コンセプトといたしましては、地域自治活動の拠点というところを基にいたしまして、建物内外のつながりを重視しつつ、バリアフリーや周辺の住環境に配慮しながら、地域と共存していく施設として各室や空間の配置を行いました。また、環境負荷低減につながるZEB Ready(ゼブ レディ)相当を目指しております。

 続きまして2ページ、建築概要となっております。こちらに関しましては、お読み取りいただければと思います。

 続きまして、部屋の配置などにつきまして3ページ以降の平面図で御説明をいたします。

 3ページをお開きください。1階の平面図でございます。東側、図の右側に広場を配置しております。現行の施設よりも1.5倍ほどの広さを確保しております。広場に面して建物の正面の出入口を設けまして、建物に入ったところはオープンスペースとしてホールを設けてございます。ホールの南側には、地域の皆さんが立ち寄り交流できる世代間交流スペースを配置しております。その南側の集会室には畳敷きのコーナーを設けます。また、正面玄関に向かう形で窓口事務室を配置しております。建物の北側には防災倉庫、建物西側には通用口を配置いたします。

 4ページが地下階の平面図でございます。地下には、多目的室と音楽室、地域活動室を配置しております。多目的室、音楽室は現施設にはございませんで、地域からの要望もありまして新たに設置するものでございます。

 2階に関しまして5ページのほうをお開きお開きください。洋室3室と調理室、地域交流スペースを配置してございます。左側、西側になりますけども、西側にあります洋室の二つは隣接しておりまして一体で広く使えるように配置しております。中央の地域交流スペースの右側、東側には広場に面した洋室を一室配置いたしまして、仕切りがスライディングウオールになってございまして、開放すると広場に面した広い空間とすることができるようになっております。また、南側には調理室を配置しております。

 次に6ページ、こちら最上階になってございまして、こちらには空調機器や太陽光パネルなどの機器を配置いたします。

 続きまして、7ページと8ページが立面図になっておりまして、9ページが断面図となっております。

 7ページの上の東立面図を御覧ください。本施設の敷地は大きく3段階の高低差がございまして、特に敷地の南側は周囲の土地を含めて地盤面が低いことから、周辺への視覚的な影響、圧迫感を低減することを考えました。この図の左側の部分が下がっているということが分かるかと思います。そのため建物の南側が、図の左側になりますけども、1階のみとなるような形状となっております。

 次に、10ページ以降を御覧ください。10ページは建物を東側から見たパースとなってございます。11ページは、1階の正面出入口を入ったところから世代間交流スペースと集会室の方向を見たものとなっております。実際には世代間交流スペースと集会室の間には壁が入る予定でございます。次に12ページは、2階の地域交流スペースと洋室4をつなげた様子を見たものでございます。

 それでは、かがみ文のほうにお戻りいただきまして、2番、区民説明会でございます。年明け1月19日と20日に昭和区民活動センターで地域の区民対象の説明会を実施する予定でございます。

 3が今後の予定でございまして、令和6年度に実施設計を行い、令和6年度に解体・建築工事、令和8年度に開設という予定で進めてまいります。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

井関委員

 太陽光パネルを設置するようですが、これで結構電気とか賄えるんでしょうか。それとも一部ということになるんでしょうか。

高橋地域支えあい推進部地域活動推進課長

 どのくらい電力が取れるかというのは、これから細かい、どういったパネルをどの程度配置するかによりますけれども、全体の電力を賄うというのは難しいということでございます。

黒沢委員

 近隣の保護者の方からは、小・中学生のお子さんが勉強することができるようなスペースが欲しいという声があったというふうに伺っているんですけれども、世代間交流スペースというところについては、団体登録などの予約をせずに使うことができるスペースというふうに見えるんですが、それは正しいでしょうか。また、そこで勉強するという子がいる可能性というところも考えてよろしいんでしょうか。

高橋地域支えあい推進部地域活動推進課長

 1階の世代間交流スペースでありますとか、2階の地域交流スペースというところは、地域の皆様から、高齢者をはじめ、お子さんたちとか、いろんな方に交流したり使っていただきたいということで多目的に使えるスペースということで、こういう形でしつらえましたので、どこをどういうふうに使うかというのは今後運用で決めていくことになりますけども、こういったところを使って、そういった活動に使っていただけるんではないかと思ってございます。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に2番、緊急連絡キーホルダー作成による外出時の見守りの充実についての報告を求めます。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 それでは、御報告させていただきます。緊急連絡キーホルダー作成による外出時の見守りの充実についてでございます(資料3)。

 1、事業の目的でございますが、おおむね70歳以上の方を対象に、自宅における緊急時に速やかな対応を行うため、緊急連絡先やかかりつけの病院等を記載した「緊急連絡カード」というものの作成を進めてまいりました。緊急連絡カードは、御自宅の冷蔵庫などに専用ボトルに入れて保管されているというものでございますが、これまでは外出時の緊急搬送、また、認知症などで徘徊をされた方が保護されたときなどの情報に活用することはできませんでした。そういったことから、高齢者の外出時の緊急措置にも対応するため、希望する高齢者の方に対しまして、緊急連絡カード情報にひもづけた緊急連絡キーホルダーを作成するものでございます。

 別添の資料を御覧ください。こちら、緊急連絡カードと今回導入しますキーホルダーの関係図となってございます。緊急連絡カードは、民生委員さんの高齢者訪問調査に合わせまして生まれたものでございまして、昭和54年から始めているものでございます。そういったもので、登録内容、それから保管方法、緊急時の対応ということでは今までと変わりなく使うことになってございます。ただ、今回、矢印のところにございますカード情報を番号でひもづけるということで、こちらの緊急連絡カードを作成いただいた方には緊急連絡キーホルダーということで、こちらの形状ですが、表・裏ございまして、表のほうには個人を識別する番号が入ったキーホルダーで、そこの裏面には緊急時に発見された方が110番、119番してくださいというような図になってございます。

 また、緊急時の対応としましては、駆けつけた消防隊、それから警察の方がキーホルダー番号を区のほうに問合せまして、緊急連絡カードの内容を区のほうは確認し、その情報を消防、警察のほうに伝えることで、人命救助、それから身元確認等につなげるといったものでございます。

 お戻りいただきまして、2の事業概要でございます。こちらは先ほど図のほうで説明させていただいたものと一緒ですけれども、カード情報にひもづけたキーホルダーを作成しまして、(2)のキーホルダーには番号、それから警察、消防の電話番号を記載してございます。

 (3)ですが、キーホルダーを携帯した区民の方につきましては、通報を受けた警察、消防が現場を確認後にキーホルダーの番号を区のほうに連絡し、区としては識別番号を要支援者情報台帳システムというシステム状況で緊急連絡カードの情報の内容を確認し、その後、警察、消防のほうに連絡をするということで本人確認を行うとなってございます。

 3、対象者でございます。こちらはおおむね70歳以上の高齢の方となってございます。

 4、申請受付でございます。申請開始は令和6年1月15日からとなってございます。また、窓口ですけれども、地域活動推進課、それから区民活動センター、地域包括支援センターとなってございます。

 5、今後の予定でございますが、12月中に民生児童委員さん、それから町会さん、それから警察、消防のほうには、本事業に関しましての説明を行いまして、年が明けた1月に区報、ホームページにより周知をいたします。同時に15日からキーホルダー製作の申請受け付けを開始するというという運びになってございます。

 報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

中村委員

 御報告ありがとうございます。現時点で今緊急連絡カードを作っている作成数というのはどれぐらいで、今後このキーホルダーに移行をしていく見込みというのがどれぐらいというのは、区のほうで何か計画があるのか、そこら辺教えてください。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 10月末現在ですけれども、作成者が4,348人いらっしゃいます。一応内訳ですけれども、70歳以上の方が4,335人、それから70歳未満という方が、障害のある方を含めまして60代の方ですが、13人ということでいらっしゃいます。おおむね区内には70歳以上の方が5万2,000人ほどいらっしゃいますけれども、その方、皆さんが必要とするとはちょっと限らないということでは、見込みとしましては、今後緊急連絡カードを周知していくに当たりまして、民生児童委員さんが高齢者訪問調査を3月にされるんですけれども、そこの新規の数が大体300人から400人ぐらいということになってございますので、新規で増えていくのが300、400人ぐらいかなというふうに見込んでございます。

中村委員

 これまで4,348人が登録されていて、これも今後はその更新をされていくものになるんですか。毎年3月の訪問調査が300人から400人ということで、そこは大体入れ替わってくるのか。それとも、だから全体としては、区として毎年大体この4,300、4,400人ぐらいを把握されている状況なのか。今後の推移というところでは、今後高齢者人口が増えていけば増えていく可能性も高いのかなとは思っているんですけれども、そこら辺はどのように考えていらっしゃるんでしょうか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 先ほどおっしゃられた今現在の方の更新状況なんですけども、実際、住民基本台帳に基づきまして転出とか、あとは死亡とかというところで、毎年行政も把握しております。また、民生委員さんの高齢者訪問調査のときに緊急連絡カードの内容が変わったという御報告があれば、そのときしていたんですけれども、実際更新を全体にかけるという作業を今までしていなかったんです。なので、今回のこのキーホルダー作成に当たりまして、情報を更新しないと警察、消防には新しい情報が行きませんので、そういった意味では今回を機にまず更新をしていただいた方からキーホルダーを作成するという形を取ります。毎年、高齢者調査に伴いまして更新をかけていくということと、あとはちょっと全体にというか、かける方向のスケジュールというところは、民生児童委員さんとも御相談させていただきながら開始していきたいと考えております。

中村委員

 ということは、今回更新をかけていくというところなので、4,348人のところが全部新しい情報に1回更新されるというふうに見込んでいていいんですか。ではなくて、御希望される方だけなのか。そこがやっぱり古いデータだとなかなか活用が必要なときにできなかったりというところがあると思うんですけど、そこら辺はいかがなんですか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 おおむね民生委員さんのほうの訪問で分かる方というのも3,000人ぐらいかなとは思うんですけども、その中でも、やはり情報が古い方もいらっしゃいますので、そういった方に関しましては区報とか、あとは何か民生委員さんが訪問されたときにチラシをお配りいただくとかで方針の周知はしていきますので。ただ、更新をしないとキーホルダーが発行できないという状況なので、更新していない方はデータで番号がついていないということで分かりますので、何かしらそういう方にも周知をして更新の作業を早めたいなと思っております。

木村委員

 こういった高齢者とか認知症の方の緊急連絡の事業というのは、うちの会派でもずっと要望させていただいて、ようやくこれがスタートするというところなんですが、ただ、以前もうちの会派で指摘させていただいたのは、要はこれは夜間とか休日は区が対応できないという課題が残っているというところなんですけども、現在その課題に対しての取組というのはどういうふうに考えているんですか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 現在、要は安否確認だったりということで24時間受けるということで電話は開設しているところですけれども、こちら、緊急連絡キーホルダーにひもづけた緊急連絡カードの情報に関しては、現在、特に24時間365日できるという状況ではないです。ただ、こちらの支えあいの部分だけじゃなくて、ほかの全庁的に調べると福祉部門でもあると思いますので、そちらに関しましては、全体的に考えていけるように調整してまいりたいなと思います。

木村委員

 こういった緊急連絡というのを24時間やっているのは、多分大田区とかは先にやっていたと思うんですけども、そういった実際やっているところが、例えば夜間とか休日とか通報という形で、要は通報数という意味で、どういった結果というか、ニーズというかは分からないんですけども、そういったものは調べたりはされていますか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 ちょっと今の段階では、夜間・休日に関して大田区だったりというところに確認していませんけれども、以前ちょっとお話を伺ったときには、さほど、夜、鳴りっ放しになるとかそういうこともなく運営されているというふうには伺っているところです。ただ、今回、こちらを導入するに当たりまして、やはりほかの部署、それから他区の事例を考えながら、本当に必要性があるのかとか、どれぐらいのニーズがあるのかというところは探っていきたいなというふうに思います。

木村委員

 それは、今後とも検討していただきたいと思いますし、今おっしゃったように、実際システムとか人をどう配置するかという話になるので、費用対効果という言い方は変ですけども、それとの考え方になるかと思うので、負担がなければ当然24時間やったほうがいいかと思うので、それはぜひ今後とも検討していただきたいというのと、今回キーホルダーなんですけども、実際本当に徘徊するような方であれば、キーホルダーはそもそもつけるかどうかというか、本当に持っていただけるかというのが一番の課題かと思うんですけども、その辺の対応というか、今回キーホルダーという形を取ったという意味では、どういったつけ方をアドバイスしていくつもりでしょうか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 委員おっしゃるように、認知症で徘徊等をされる方が何か持っているかというとそういうことはないので、こちら、民生委員さんが訪問調査される際に、そういった方の状況だったりを御覧いただきながら、どこにつけたらいいかというアドバイスもしていただけるように、こちらも研修会とかでちょっとお話もしていきたいなとも思いますし、あとはキーホルダーということで鍵をかけて出かけるということであれば鍵につけていただくとかいうところで周知はしていきたいなというふうには思っております。

木村委員

 今回事業が始まるので、まずシステムというか、そういった事業の構築がまず最優先されると思うので、これが経験を積んでいったらいろんな変化というか、対応が変わってくるかと思うんですけど、例えば大田区なんかはキーホルダーと合わせてシールも選択制としてやっていますので、シールなんかは、むしろ徘徊する方にとっては効果的なこともあるので、そういった可能性も含めて、より効果的なやり方はぜひ検討していただきたいと思いますが、いかがですか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 実際に桃園地区のほうでは見守りキーホルダーだったり、中野区内でも町会さんの取組だったりということであるのは存じ上げております。そちらのほうの状況も、いろいろニーズがあると思いますので、お話をし合いながら、そして大田区さんがやられているステッカーだったりシールだったりというところも今後こちらの状況を把握しながら、適宜変更できたらなというふうには思っております。

高橋委員

 一応確認なんですけど、このキーホルダーを作るに当たっては、まずやってみていい方向に行けばいいかなと思いますけど、カードもそのまま両方あるという理解でまずいいんですね。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 はい、両方あるということです。

高橋委員

 それで、今お話を伺って、中において聞いている限り、かなり民生委員さんのお力添えがないと、なかなか移行していくのが難しいんじゃないかなというふうに感じているんだけど、民生委員さんは常日頃から地域を守ってくださっている方だから、こういう方たちにも上手にお話をしていってくださると思うんだけど、いろいろ聞いて、話して、やってねというまでの努力が大変だと思うんですけど、一応民生委員さんにはこれから伝達されるんですか。それともある程度の理解を得ているというふうに思っていいのかな。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 民生委員さんの会長さん、それから代表の方にはお話はさせていただいております。その中で、あとプラスですけど、桃園地区の取組のほうとも長い間お話をしながらやってきているところです。その中でやはり訪問調査のときに何からしていくかというところでは、やはり緊急連絡カードの内容を更新することから始めて普及させていくというところはお話をさせていただいて、同意も得てございますので、そういった意味では、3月の訪問調査に合わせて各地区でお話をまたさせていただくなど丁寧に進めていきたいと思っております。

高橋委員

 これはお願いなんですけど、民生委員さんたちのお話を聞くと、やっぱり最近様々な相談というか問題が多くて、一人に取りかかっている場合ではない状況にあるとよく伺うんですよ。今日は3人、4人に会いに行くんだとかって、非常に熱心な中野区の民生委員さんたちが多いなと思うんだけど、ある程度負担になるのは当然なんだろうけど、理解をしてもらうがための役所のほうの努力も必要だし、まして警察、消防も、こういうのをつけていてもちっとも分からないよとならないように、きちんと民生委員さんたちとも連携が取れるような体制にしていってもらいたいんですけど、そのような進め方を考えていますか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 警察、消防にはこれからまた、以前からお話はしているんですけれども、正式に、警察なんかは署内で全部行き渡っていないとこの事業がうまくいかないので、例えばこういうチラシだったりを作って、連絡先もこちらですよというものを御用意させていただく。それから、そんなに連絡体制というところは、常日頃情報共有しているわけじゃないので、そういう情報交換の場を設けるとかしながら丁寧にやっていきたいと思うのと、あとは民生委員さんにも分かりやすいチラシだったりというところも作成しながら、皆さんに、口頭だけじゃなく、やはりチラシを持っていっていただくとかというところ。それから一部マニュアルだったりというところも必要かなというふうには考えております。

井関委員

 ちょっと確認させていただきたいんですが、この緊急連絡カードのところに既往症みたいなことを書く欄というのは、この備考とかその他特記事項のところを利用するというような感じでよろしいんでしょうか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 病名のところは、一応、歴ということで書くようになっている欄はございます。

井関委員

 歴、病歴、病名のところですか、欄で言ったら。これは何で質問させていただいたかというと、例えば、糖尿病の方が徘徊してインスリンを点滴しなきゃいけないとか、私は昔、秋葉原の連続殺傷事件のときに行ったことがありまして、その中で心臓マッサージされた方で肝炎の方がいらっしゃって、その血に触れたことによってまた感染の可能性があるから、再度周知しなきゃいけないみたいなことがありまして。なのでこういうものに既往症の何か情報が載っていれば、そういった二次災害みたいな、命が助かる精度が上がるのかなと思ってちょっと質問させていただいたんですが。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 そういった意味では、すみません、病名までしか書くところはないので、詳しいそういう内容についてはこちらにはない状態になっております。

広川委員

 高齢者の外出の見守りは本当に大切だと思いますし、この緊急連絡キーホルダー、これからどれぐらい効果が出てくるのかなというのを見ていきたいと思うんですけれども、一方で、すごくアナログだなと思ってしまって、ちょうど先週、群馬県の高崎市のことがニュースになっていて、高崎市は2015年から市内の高齢者にGPSの端末を貸し出しているんですね。それがすごく効果を上げているというので、ニュースになっていたのは、もう今年度10月末だけで211件の捜索依頼が出て、それが全て早期発見につながったということがありました。キーホルダーもあっていいと思うんですけど、こうした先進的な取組というところもぜひ考えていただけたらなと思うんですけど、いかがでしょうか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 キーホルダーは数年かけて今ちょっとキーホルダーに行き着いたというところもございます。先ほどのお話の高崎市の状況でいうとGPS端末というところは、やはりちょっと研究しながら進めていけるものであれば可能性を探っていきたいなとは思っております。

広川委員

 ぜひお願いします。GPSの端末だけじゃなくて、今例えば、靴の中にGPSを入れる、そういった実証実験とかがやられたりするので、ぜひそういうことも検討していただけたらと思います。要望です。

間委員

 特別委員会で大田区のほうに視察に行った際に、大田区さんの見守りキーホルダーについて学ばせていただいた際にたしかシールがあったよなと思ってちょっと確認をしたところ、アイロンシールなんかもあって、先ほど夜の徘徊なんていうこともおっしゃっておりましたけれども、そういった際にも同じ番号であれば有効かなというふうには思いますし、これまで議会からもそういった要望、御提案というのはあったのかなというふうに思うんですけれども、それは今回キーホルダーを作ってやっていく中で必要というお声があったら検討していくということでしょうか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 おっしゃるとおり、アイロンシールだったり、先ほどのステッカーだったりいろいろあると思うんです。GPSも究極あるかなとは思うんですけども、やはりアナログと言われるキーホルダー、まずそこから、すみません、始めさせていただいて、民生委員さん、それから警察、消防との連携もございますので、いろいろ意見を聞きながら丁寧にやっていきたいなと思います。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に3番、令和5年度中野区区民公益活動推進基金からの助成(チャレンジ基金助成)事業の決定についての報告を求めます。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 令和5年度中野区区民公益活動推進基金からの助成(チャレンジ基金助成)事業の決定について御報告いたします(資料4)。

 1番、事業内容でございますけれども、中野区区民公益活動の推進に関する条例に基づきまして、団体立ち上げ1年未満の非営利団体の事業を対象に助成しまして、地域における発展性、持続性につながる区民の公益活動を推進することを目的としてございます。

 募集期間ですけれども、令和5年8月18日から9月8日まで行いました。助成額は、1団体につき最大20万円ということで、割合につきましても、対象経費の10分の10ということで、政策助成の3分の2に関しまして10分の10ということで割合を変えさせていただいてございます。

 2の審査でございますが、審査方法は、中野区区民公益活動推進協議会におきまして、応募団体による公開プレゼンテーション及び事業企画の書類による総合評価により審査を行いまして、事業の助成金交付候補事業として選定した、確定したというものでございます。

 審査の基準でございますけれども、下の表にございます区民生活への貢献性、それから先駆性・創造性、発展性・継続性、実行可能性、区民ニーズの把握、それから経費の妥当性ということで審査をさせていただきました。

 裏面ですが、3番の交付、不交付の決定ということで、今回、交付決定事業及び交付額としましては5事業決定しまして、総額で78万4,800円となってございます。

 表にございます団体名と事業名でございますけれども、団体、まず上から、ぶらんけっと。事業名は「本五ふれあい公園における地域カフェ「本五カフェ」」。助成額ですけれども、申請いただいていた20万円そのまま助成額となってございます。

 また、上高田地区防災まちづくりの会。事業名は「上高田一・二・三丁目地区防災まちあるき」で、助成額は申請いただいていた6万5,000円そのままとなってございます。

 メドフィカですが、事業名は「障害児を受け入れるコンサート事業」としまして、申請額20万円ございまして、助成額もそのまま変わりございません。

 また、中野若者会議チャレンジ実行委員会ですが、事業名「若者によるチャレンジ実現応援プロジェクト」としまして、申請額11万9,800円がそのまま助成額となってございます。

 最後にハレノバですが、事業名が「ハレノバ企画(親子で銭湯体験イベント)」ということで、20万円申請がありまして、助成額20万円ということになってございます。

 なお、今回、不交付事業はなしでございます。

 4番、事業実施報告会の開催でございますが、開催日が令和6年3月23日ということで、今まだ時間は未定でございますが、公開制となってございます。また、対象団体としましては、令和5年度中野区区民公益活動推進基金からの助成を受けた決定団体になってございます。内容は、交付決定事業の実施報告。それから、次年度継続事業の審査としまして、こちら、この事業に関する要綱の第7条第2項にございます同一の団体が受けることができる助成の回数が通算して2回と限定しているものでございますので、令和5年度交付決定団体が次年度も事業を継続する場合は、報告会に併せて次年度の実施についての審査も行わせていただくということになってございます。また、助成対象期間につきましては、継続性を確保するため年度内の対象とさせていただくことになります。

 令和6年度の事業スケジュールとしまして、こちら令和6年3月中旬に、令和6年度の中野区区民公益活動推進基金からの助成制度の説明会を開催させていただき、4月から申請受け付けを開始いたします。5月には、助成金交付候補事業の選定をいたしまして、プレゼンテーション及び事業企画書類による審査を行います。6月には交付事業の決定とさせていただきたいと思っております。

 報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

間委員

 御報告ありがとうございます。こちらのチャレンジ基金がいよいよ団体さんが審査されて、実際に今もう様々活動をされていらっしゃると思うんですけれども、チャレンジ基金はやはり、まだ生まれたての団体さんをゼロに近い状態から地域ぐるみで支援をしていくということがすごく大切なところだと思うんですけれども、今この選ばれた五つの団体さんに対してどのような伴走支援というものを工夫されて行っているんでしょうか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 現在参加されている団体さん、まず初めの説明会の段階からいろいろな地域の情報だったり、それからどういったことがということで相談のほうには乗っているところでございます。また、事業交付決定に当たりまして、場所の確保のことだったり、それからどういったということでは、一応相談の支援はさせていただいているのと、あと区民活動センターで活動する場合、中間支援組織だったりというところ、それから区民活動センターの職員のほうには情報を共有しまして、支援につきましては、現在どういった支援をということで、話合いながら決めていくという状況でございます。

間委員

 私は南部のエリアとして、ぶらんけっとさんのこの事業が始まって本五カフェを先月見に行かせていただきました。非常にすばらしいおしゃれな、若い人ならではのアイデアがあそこにあったことに加えて、地域の方々も一緒になってやる、町会さんも一緒になってやるというところがやはりとても、この地域、中野区にとっても必要なことだなというふうに感じましたし、たまたま時間帯もあったんですけれども、すこやか福祉センターだったり、区民活動センターさん、また区の職員さん、社会福祉協議会さん、本当にいろんな方がそこに、まずは最初から見に来てくださってというところは、やっていらっしゃる皆さんにとっても非常に心強いと感じるものではないかなというふうに思いました。そこから、毎月開催ということなので、じゃあ、2回目というところに当たっても、地域でこういうことやりたいというところで地域のリソースを生かした次への展開というところを相談に乗っていただいて動いていただいて実現できそうだということも伺っています。やはり、そういったことをこの五つの団体さん全てでやはり行われていくべきだなというふうに思うんですけれども、皆さんそれぞれの地域にチャレンジ基金としてこういう団体が選ばれてこの場所でやるのでというのを、例えば区民活動センターの地域担当の方にお話をされたりとかという情報提供もしながら行っていっているものなんでしょうか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 もちろん区民活動センターの職員にも、その話も情報提供していますし、あとは中間支援組織、先ほど社会福祉協議会、それから運営委員会のほうにもお話をさせていただいておりまして、都度やはり、その方々から相談に乗れるような体制は区としてつくっていきたいと思っております。

間委員

 ぜひお願いします。政策助成でもそうなので、後々政策助成も使っていただきながら、持続可能な活動をしていただくということが大切で、だからこそゼロからの部分でのアプローチというところだと思うんですけど、後々やっぱり収益というところ、政策助成になると10分の10ではなくて3分の2という、今のところそういった制度である中では、収益の部分に関してのアプローチ、アドバイスだったりとかというところも一緒にやってくださっているんでしょうか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 10分の10の今の現状でも、ある程度団体さんとしては協賛に乗っていただいたりというところの取組も今入っているところは確認しています。あとは、ほかの政策助成で慣れていらっしゃる団体さんだったりと交流を持てるようなそういった場所も、今後交流会だったりというところで設定していき、団体さん間でやはりそういうやり取りもしていただけたらというところは、区としては積極的につないでいきたいなというふうに思っております。

間委員

 分かりました。ぜひお願いします。3月23日に事業実績報告会を開催されるということですけれども、中野区でもホームページで検索すると昔の見本市のようなものをやって、ごめんなさい、これは他区ですね。品川区でいう見本市のような、地域活動フェスみたいなものを平成何年かとかでやっていたと思うんですけれども、そういった形で政策助成の団体ではなくこのチャレンジ基金というところに焦点を当てながら、中野区としての地域活動の魅力だったりとかというところを様々な団体に、様々な区民の方にもPRをしていくものだと思います。それは、来ていただいた方のみに発信ができるものなのか、何か動画にまとめるなどをして、そのときそういったものがあるということを知らなかった方にもお届けができるような状態にしていくのか伺います。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 先ほどお話があった見本市という、要は地域活動、どういうものをやっているかというところの団体さんが集まって開催するフェスみたいなものに関しましては、実際、来年度新庁舎に移って場所を確保しながらオープンに皆さんに見ていただく、参加していただくという体制は取りたいというふうに考えております。また、来られない方に関しての発信方法だったりというところは、今「ためまっぷ」だったりを使ってございますけれども、そちらで御案内したり、あとは場合によっては動画だったり、それからチャレンジ基金、プレゼンテーションをさせていただいたとき、やはり皆さんすごくいいプレゼンがあったので、そちらに関してもぜひいろんな方に見ていただきたいと思っておりますので、何かまとめた形で皆様にお示しできたらというふうには考えておりますが、ちょっと今具体的にはというところは、すみません、検討させていただきたいと思います。

間委員

 ぜひどんな形があるか検討していただきながらというところでお願いいたします。

 最後に要望ですけれども、これまでも何度も言っていることではありますが、やはり地域活動というところを、今この課題に対して解決するために助成金を使いながら何とかしたいという、いろんな地域の方の思いがあったり、新たな団体も、若い方であれば、いつというタイミングが、やはりこのチャレンジ基金、また政策助成というところで年1回のタイミングに合わないというところで申し込まないという団体さんも、申し込めないという団体さんもある中で、区ではなくても、社会福祉協議会さんの助成金だったりもあるとは思うんですけれども、区としても、年に1回ではなくて最低でも年2回、申請が受けられるとかというような拡充の仕方も今後検討を重ねていただきたいと思います。要望で結構です。

木村委員

 1点だけ。これは政策助成と一緒で、例えば全体の予算が決まっていて、申請額がそれを仮に上回った場合は、何らかの形で案分するという、そういったスキームなんですか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 現在、予算を取っている中でちょうど半分ぐらいで収まってはいます。ただ、今後、基金であるので、基金が増えない限りは予算も増えないという状況になります。その予算の確保の仕方ということでは、基金に寄附していただくという方を募ると同時に、あとはやはり予算に関してはオーバーするところは案分をするのか、もしくは何件というふうに決めて、そこの中で団体さんを選定していくのかというところは、すみません、ちょっと今現在は協議会のほうに諮りたいと思っておりますので、案分というところか、予算の中で収めるということは方針としてはございます。

木村委員

 今回の予算は150万円だと、さっき半分と言っていたので、150万円だと思うんですけど、これは基本的には、今回受けた団体は、要は2回というのはつまり2年連続で恐らく、持続性をちゃんと評価しますので、来年度もこの金額なのかどうかなんですけど、基本的には同じ額を受けると。つまり、来年度また新しい団体を受けるとなると、要は来年度の予算は、要は2倍に増えるというイメージでいいんですか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 考え方としては2倍になると考えてございます。

木村委員

 そういった意味では、暫定で300万円になる。まあ、300万円になるかどうか分からないですけど、今回75万円なので。ただ、その基金の確保という意味では、恒常的にちゃんと予算が取れるのかどうかというところの取組というのはどういうふうにというか、先ほどちょっと答弁は頂いたんですけども、通常はやはりこの倍ぐらいの基金が必要だという意味では、それはどういうふうに考えているところですか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 やはり、そもそも基金というところの在り方というところに関して、もう1回ちょっと整理させていただいて、予算の確保の仕方というところも、政策助成とまた違った方向になってございますので、確保の仕方、基金をどういうふうに集めるかというところに比重が置かれてくると思いますので、そこはきちんと整理していきたいなと思います。

高橋委員

 この制度はやっぱり、新たにチャレンジしようと思っている団体さんにとってはありがたいことだと思うんですね。それで、間委員がおっしゃっていたように、区が伴走してあげないとなかなか軌道に乗らないというところは分かるんだけれども、木村委員がおっしゃっていたように、これを継続していくとなると、来年が倍、次も倍というか、次も同じ数、数、数となっていくわけじゃないですか。この方たちが頑張っている姿は、知っている人は知っているんだけど、私なんかこの人たちどこで、まあ、一番上は分かるけど、あとはどこでどうやって何、どういうふうにやるんだろうなというふうに、私たちが分からないんですよ。だから、審査会で、ああ、いいねとなったとしても、そのいいねを、ここの最後の3月23日の発表会みたいなものでしか、私たちがもし興味があってあそこへ行きたいですと応募して当たれば行けるというものでしょう。これは全員が行けるわけじゃないでしょう。事前申込みと書いてあるから。だから、何て言ったらいいんだか、すごく表現が難しいんだけど、新規の団体さんが頑張りたいから応援してくださいと言って中野から助成金をもらいました。それで活動していきます。それはすばらしくいいことだと思うんです。ただ、その活動がその人たちで終わってもらいたくないがための何か目に留まるようなものがないと、せっかくこうやってチャレンジ基金を使ってやってもらっている意味がないと思うんだけど、どう思いますか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 委員おっしゃるとおり、新規、今回出てこられた団体さん、本当に発表からいろんな内容まですごくよかったんですね。そういったことが、やはり来てくださった方だけじゃなくていろんな方に届くようになり、先ほどちょっとお話ししましたプレゼンのときの内容のパワーポイントだったりとかを皆さんにお示しできるような形とか、あとは、やはりそういったことで基金がより集まる可能性も出てくるので、そういう相乗効果も狙えるように、皆さんの目に届く、周知できるように広報をうちのほうもちょっといろいろ検討していきたいなと思います。

高橋委員

 行政がサポートしてあげるのも当然なんだけど、これを受けている団体さん自らも、やっぱりサポートしてもらっている以上、自分たちで発信していかなくてはいけないということもお知らせしてほしいんですよ。ただ、もうこれだけもらえて頑張っているんだからこれでやればいいんだって終わってもらっては困るわけです。ということをきちんと今回も、次の回も受ける団体さんたちには伝達をしていってほしいなと思うんですけど、そういうことはちゃんとやってくださいますか。

池内地域支えあい推進部区民活動推進担当課長

 お話あったとおり、団体さんが自立して地域でやっていけるためには、やはり伴走支援というところ、ある程度こちらのほうも、ここから先は御自分でというところはきっちりお示しできるようにやっていきたいと思います。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に4番、中野区地域包括ケア推進パートナーシップ協定制度の導入についての報告を求めます。

河村地域支えあい推進部地域包括ケア推進課長

 中野区地域包括ケア推進パートナーシップ協定制度の導入について御報告いたします(資料5)。

 産学官連携による地域包括ケア体制の充実に向け、中野区地域包括ケア推進パートナーシップ協定制度を導入することといたしましたので、御報告をさせていただきます。

 1、目的でございます。地域包括ケアに係る課題が多様化・複雑化する中、これまで構築してきた地域包括ケアシステムをステップにしながら、多様な担い手による主体的、創発的な取組を促していく仕組みや仕掛けが必要であると考えているところでございます。

 このたび導入する中野区地域包括ケア推進パートナーシップ協定制度は、区と民間事業者・教育研究機関・団体等――以下「民間等」と申しますが――と連携協力関係を構築し、民間等が自らの資源やノウハウを活用した地域包括ケアに資する地域貢献活動の取組及び地域のネットワークへの参加を促進することによって、中野区における地域包括ケア体制の充実を図ることを目的といたします。

 2、協定の相手方でございます。法人、個人の区分や業種業態、所在地に関わらず、協定内容を遵守し、中野区内において、地域包括ケアの推進に資する取組を行うことができる者といたします。なお、協定締結は単体に限定せず、複数あるいはコンソーシアム(協同事業体)の形態も想定するものといたします。

 3、取組事項でございます。民間等が行う地域包括ケアの推進に資する取組として認められるもので、取組例は以下のとおりといたします。

 民間等の事業活動に伴って行う地域包括ケアの情報共有や見守り支援、健康づくりや介護予防の講座・イベント、地域医療や介護に関する研究、実証実験、孤独・孤立に関する相談会などでございます。

 2ページを御覧ください。4、役割分担でございます。区の役割は、取組フィールドの提供・調整、区媒体における情報発信などでございます。一方、民間等の役割は、提案事業の実施、区への情報提供などとなります。

 5、中野区地域包括ケア推進会議への参加につきまして、協定締結事業者の地域のネットワークへの参加を促進するため、現在行っております中野区地域包括ケア推進会議にオブザーバー参加できるよう、会議運営の見直しを検討いたします。

 6、他の協定との関係につきましては、今後地域包括ケアに関する民間等との協定は、本制度に一本化することといたしますが、既存の高齢者等の見守りに関する協定や他の個別協定につきましては、相手方の更新の意向を確認し、合意が得られたものについては本制度に移行するものといたします。

 7、今後の予定でございます。令和6年1月、地域包括ケア推進パートナーシップ協定の受け付けを開始したいと考えてございます。

 御報告は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

黒沢委員

 ありがとうございます。このような協定は、かなり多くの民間事業者さんからのいろんな要望があったので、すごくいい取組だなというふうに思っております。

 2点質問させていただきたいんですけれども、裏面の4番の役割分担のところで、「区媒体における情報発信」というふうにあるんですけれども、こちらは、「けあプロ・navi」も想定されていますでしょうか。

河村地域支えあい推進部地域包括ケア推進課長

 ただいまお話をいただいたようなものですとか、あとはホームページ、うちのほうで所管としております「なかのメディ・ケアネット」等の広報も検討したいと考えているところでございます。

黒沢委員

 そちらの更新作業というのは、行っていただく課長は、地域包括ケア推進課になるんでしょうか。連携する部署などがあるのか確認させてください。

河村地域支えあい推進部地域包括ケア推進課長

 各所管の課長のほうということになりますので、例えば私のほうですと、ホームページ、あとは「なかのメディ・ケアネット」となりまして、先ほど御指摘いただいた「けあプロ・navi」のほうはほかの所管というふうになろうかと思います。

黒沢委員

 窓口は地域包括ケアのほうでこのような制度導入をして協定を結び、その後、「けあプロ・navi」に係る部分ですとかは、窓口は地域包括ケアですけども、情報を共有して、ほかの部署の課長が対応したりとかということが生まれてくるということでしょうか。

河村地域支えあい推進部地域包括ケア推進課長

 基本的には、地域包括ケア推進課のほうで取りまとめをさせていただき、広報の内容によって必要に応じて他の所管に依頼をかけるというような流れになろうかと思います。

黒沢委員

 ぜひそのつながりをしっかりと、中野区の区役所内がちゃんと連携が取れていないということにならないように、介護予防のところも含めて検討していただけたらと思います。ぜひ連携をしていただけたらと思います。

 もう1点が5番の「オブザーバー参加できるよう」という文言なんですけれども、もともと中野区地域包括ケア推進会議においては、年に数回というところで、委員さん同士もあまり深いコミュニケーションが取れないなというような声も聞いたことがありまして、このオブザーバー参加というのは、言葉からは、ただ聞いている、傍聴しているというふうに見えるんですけれども、地域のネットワークへの参加を促進するためということですが、どのように促進されていく予定なんでしょうか。

河村地域支えあい推進部地域包括ケア推進課長

 現在行っております地域包括ケア推進会議は年3回ということになっておりまして、町会、民生委員、三師会の皆様と団体の方に御出席をいただいているところでございます。ただ、この会議体のほうを設置しましたことで、地域包括ケアの第1ステージは基盤整備ができたというふうには認識をしております。各関係者の皆様から、課題はあるかとは思いますが、顔の見える関係ができるというふうに評価もしていただいているところです。この後、地域包括ケアは、高齢化がやはり一層進んでいく中で第2ステージに入るというふうに思っております。そういったときに、民間の皆様にお力を頂きながら進めていきたいというところがありますので、第1ステージでつくった会議体に今回協定を結ばせていただくような民間事業者の皆様もお入りいただいて、御意見も賜りながら地域包括ケア推進を図っていきたいというふうに考えております。

黒沢委員

 今お話あったようにオブザーバー、ただ傍聴するだけじゃなくて、意見もきちんと反映できるような関係性を持てるというところを確認できましたので、ぜひその言葉どおりの取組を期待したいと思います。ありがとうございます。

木村委員

 ちょっと1点、次の6番の他の協定との関係についてというところで確認なんですけども、ここはこれまでの民間等との協定は、本制度に一本化すると書いているんですけど、「民間等」というのは、今後新しく協定を結ぶところもありますけど、例えばここの高齢者の見守りでいろんな事業者と今まで結んできました。それは、相手の意向を確認して、こっちに制度移行するかどうか決めます。それ以外の協定というか、民間との協定というのはどういったものがあるんですか、今。要は移行しなきゃいけないものというのは。

河村地域支えあい推進部地域包括ケア推進課長

 現在想定しているところは、委員御指摘いただきました見守り協定というところが一番大きいかというふうには思っております。あとは企画部のほうで所管となります民間との協定というのもありまして、若干うちが今進めようとしているものとかぶる部分があるところもありますので、その辺りは、もしこちらに移行できるのであれば移行したいというふうに思っておりますが、相手方のいらっしゃるところではありますので、そこは意向を確認して、こちらに移行できるのであれば移行していきたいというふうに考えているところでございます。

木村委員

 あと「民間等」と書いているのは、例えば地域包括ケアの関係団体、いろいろ社協とかあるんですけども、中野区医師会とか、そういったものはこの「等」には入っていなくて、要は普通の純粋な――純粋なって、その区分けがよく分からないんですけど、その民間と支援団体の区割りというのが。各支援団体でもそれなりの協定は結んでいるかなと思っているんですけど、この一本化するというのがちょっと気になって、その整理がどうなるのかなというのがあるんですけども、これまでの従来の関係団体との一本化というところか、今後どうなのかという、分かりますか。

河村地域支えあい推進部地域包括ケア推進課長

 「民間等」の中には学識も含まれておりますので、学識関係者の方と直接の協定というよりは、民間の方、学識の方含めて協同体との協定というものを想定しているところでございます。

木村委員

 話が大きくなっていて、それは多分、今後想定される恐らく大学とかとの協定かと思うんですけども、従来ずっと地域包括ケア推進を一緒にやっていた諸団体というのは、ここでいう「民間等」の中に入っているのかないのかまず、それで協定とか結んでいないのかどうか。

河村地域支えあい推進部地域包括ケア推進課長

 これまでは、基本的には地域包括ケアを連携する事業所の皆様と全て協定を結んでいたということではないと認識しております。総合アクションプランのほうをつくらせていただいている様々なNPO法人等ともございますけれども、そういったものと一つひとつ協定を結んでいたということはなく、先ほど来お話に出ている見守りについては見守りに特化した協定というような形で結ばせていただいていたというふうに認識してございます。

木村委員

 もう最終確認で、制度を一本化するというのは、今までいっぱいあったのを一本化するという話じゃなくて、どっちかといえば、これから増えていきますよというのを、窓口をここにしましてここにまとめていきますよという考え方ということでいいんですか。

河村地域支えあい推進部地域包括ケア推進課長

 ただいま御指摘いただいたとおりでございます。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に5番、教育センター跡地に係る保健所の移転検討についての報告を求めます。

中村健康福祉部保健企画課長

 教育センター跡地に係る保健所の移転検討について、資料(資料6)により御報告いたします。なお、本件につきましては、本定例会中の総務委員会におきましても御報告する案件でございます。

 令和3年度に教育センターが子ども・若者支援センター等複合施設へ移転し、現在その跡地を教育センター分室として活用しているところでございます。教育センター跡地につきましては、区有施設整備計画に基づき、将来的には保健所の移転を予定しており、今後移転に向けた検討を進めてまいります。

 1、現保健所の概要でございますけれども、住所は中野区中野二丁目17番4号。敷地面積は、1,652平方メートル。延べ床面積は2,086平方メートル。建築年度は1973年でございます。隣接する延べ床面積554平方メートルの建物も保健所事務の補助スペースとして使用しているところでございます。

 2、検討の方向性でございます。(1)区有施設整備計画上の位置付けでございますが、保健所は教育センター跡地に整備する合同庁舎へ移転するとともに、隣接する野方保育園の土地と併せて検討することとしておりました。

 (2)現在の教育センター跡地でございますけれども、教育センター分室として活用してございます。

 (3)の保健所の移転検討でございますけれども、隣接する野方保育園との関係については、保育園における園庭の確保や利用者動線の分離などを鑑み、一体的な土地利用でなく、教育センター跡地のみを活用し、新たな保健所整備の検討を進めます。

 今後、保健所機能として必要な面積を精査してまいりますが、感染症拡大時の緊急対応や一定の駐車スペースを要することなどを考慮し、合同庁舎とはせず、保健所単独の施設を想定し、検討を進めます。

 現在教育センター分室で実施している各事業につきましては、保健所の移転検討と併せて今後の方向性を整理することといたします。

 3、今後の予定でございますが、令和6年度に教育センター跡地(保健所移転予定地)の土地測量を、令和7年度以降、順次、基本計画・基本設計等に着手することを考えてございます。

 本件につきましての御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

中村委員

 御報告ありがとうございます。ごめんなさい、これ、聞いていると、多分総務委員会のほうに行っちゃう気がしていて、なかなかここでどこまで聞けるのかが分からないんですけれども。今、保健企画課長から御説明いただいて、あくまでも来年度土地測量があるというところの中で、今後保健所としてどれぐらいの面積等々が必要かというところの検討は保健企画課でやるけれども、いや、ちょっとやっぱり、保健所のところがこれまでもともと新庁舎に入りますと言っていたのがなくなり、この合同庁舎になりますといって、障害者福祉会館との複合施設を整備するとなっていて、やっぱり保健所は一緒にできませんとなっちゃうのがどうなのというのがありまして。そこを指摘したいんだけど、それはちょっと総務委員会じゃないと多分指摘ができないのかなと思っているところなんですけど、ここの委員会の中ではどこまで何をどう聞けるのかなと思っていて、そこの保健所のそもそもの在り方というところは保健企画課長に伺えるという形なんですか。そのすみ分けというんですか、そこはどうしても総務委員会のほうになっちゃうということなんですか。そこをちょっと教えていただけるとありがたいんですけど。

中村健康福祉部保健企画課長

 区有施設整備計画の本体に関することは総務委員会になりますので、そちらでの御質疑をいただくことになるかと思いますけれども、保健所の機能として検討することにつきましては、私どものほうでお答えできるかと存じます。

中村委員

 分かりました。ということは、合同庁舎とはせずに保健所単独の施設を想定して検討を進めるというふうに決めたのは、保健所としての判断も入っていたという理解でいいんですか。それとも、資産管理活用課との調整の中でそういうふうになってきたのか。そこも教えていただけますか。

中村健康福祉部保健企画課長

 保健所の機能といたしましては保健所のほうでも検討いたしまして、おっしゃるとおり、資産管理活用課、企画部のほうとの調整によりこのような形というふうになっているものでございます。

中村委員

 ということは、やっぱり合同庁舎じゃなく、保健所単独の施設を想定するというのは、資産管理活用課のほうの判断という理解でいいですか。

中村健康福祉部保健企画課長

 隣接する野方保育園との一体的な建て替えということで合同ということも考えてきたところでございますけれども、動線ですとか、あとは共通で利用できるスペースがないということから、それぞれ別個に整備するものがよいという結論になったものでございます。(「休憩して」と呼ぶ者あり)

委員長

 委員会を休憩します。

 

(午後2時12分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時14分)

 

木村委員

 保健所の機能というところだけで純粋に聞くんですけども、現在の延べ床面積が2,086平米ということで、下のほうに書いているのが、今回のコロナ感染の拡大のときに緊急対応や一定の駐車スペースを要するということで、まず大前提として、今の施設の延べ床面積とか敷地面積だと不足しているという認識からスタートしているということでよろしいですか。

中村健康福祉部保健企画課長

 資料にございます延べ床面積、保健所本体の2,086平米、それから隣接する建物の554平米を使用しているところでございますけれども、そこを使用する状態で不足はしてございません。

木村委員

 じゃあ、この移転後、教育センター跡地のほうに移転するとしたら、必要な延べ床面積というか、建物の大きさのイメージとかになるんですけども、それは大体現行と同じ、ほぼ同程度というふうに考えているということですか。

中村健康福祉部保健企画課長

 基本的には同程度、少なくとも同程度の規模のものを考えてございます。土地の測量を来年度ということで考えてございますけれども、その中でどのような建物がどこまで建てられるかというものを明らかにして、具体的な検討に入っていきたいと考えてございます。

木村委員

 あとは今後の予定で、基本計画・基本設計着手とざっくりしたことしか書いていないんですけども、おおむねどれくらいの、何年後にという何か予定というか計画というのはあるんですか。

中村健康福祉部保健企画課長

 その後のスケジュールについてでございますけれども、今後、基本計画ですとか検討する中でスケジュールについても検討してまいりたいと考えてございます。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に6番、令和6年度中野区食品衛生監視指導計画(案)の公表及び意見募集についての報告を求めます。

秦健康福祉部生活衛生課長

 令和6年度中野区食品衛生監視指導計画(案)の公表及び意見募集について御報告させていただきます(資料7)。お手元の資料を御覧ください。

 まず概要です。食品衛生法では、区長は、国が定める指針に基づき、毎年度食品衛生に関する監視指導の実施に関わる計画を定め、これを公表し、広く区民の意見を求めることとなっています。このたび令和6年度の計画案を作成いたしましたので、区民の皆様から意見を募集するものでございます。

 2、計画案の内容でございます。国の指針を踏まえて、食中毒や法違反等の発生状況、食品衛生を取り巻く環境等、食品等に起因する衛生上の危害を防止し、区民の食生活の安全と健康を保護することを目的といたしまして、以下の7項目に分類して計画を策定いたしました。

 次、計画案の内容につきましては、文言の整理等で大枠に変更はございません。詳細は別紙をお読みいただければと思います。

 4、計画案の公表及び意見の募集でございます。募集期間は令和6年1月23日から2月5日まで。区報1月11日号で計画案の公表と意見募集の広報を行い、区のホームページ、区施設での公表、周知を行う予定でございます。

 最後に、計画の決定及び意見の募集結果の公表でございます。寄せられました御意見等を考慮いたしまして計画を決定し、意見とその意見に対する区の考え方を併せて3月下旬にホームページで公表いたします。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了いたします。

 次に7番、その他で何か報告はありますか。

河村地域支えあい推進部地域包括ケア推進課長

 ひきこもり支援事業の広報につきまして口頭にて御報告を申し上げます。

 区では令和5年度、ひきこもり当事者やその家族のみならず、広く区民にひきこもり支援窓口の周知及び支援の重要性を啓発するため、啓発番組やウェブ漫画、チラシの制作に取り組んでおります。このたび啓発番組が完成したため御報告いたします。

 啓発番組はジェイコム東京に制作を委託いたしました。番組のタイトルは、「一人で抱え込まない社会へ~ひきこもり支援の多様性~」でございます。ジェイコム杉並・中野局(中野エリア)にて次の4回の放送を予定しておりまして、12月1日は既に放映が終了しております。その次が12月9日(土曜日)9時から9時15分、12月18日(月曜日)14時15分から14時30分、12月24日(日曜日)9時から9時15分。放送後は番組を区のYouTubeアカウントでアーカイブ配信いたします。また、ウェブ漫画、チラシにつきましては、令和6年1月の完成を目指して、現在制作に取り組んでおります。

 御報告は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 他に報告ありますか。

鹿島健康福祉部保健予防課長

 それでは、中野区感染症予防計画の作成スケジュールの変更について御報告させていただきます。

 さきの第3回定例会において報告いたしました中野区感染症予防計画のスケジュールについてです。11月の案の作成、12月の議会報告といたしておりましたが、東京都の計画案との内容調整に時間を要するということから、案の作成が1月になる見込みとなりましたことをここで報告させていただきます。このことから、議会報告については閉会中の委員会となる見込みでございます。

 なお、令和6年4月1日施行のスケジュール案については変更はございません。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 他に報告ありますか。

中村健康福祉部新型コロナウイルスワクチン接種担当課長

 新型コロナウイルスワクチン接種に係る使用ワクチンの追加につきまして、口頭にて御報告いたします。資料はございません。

 11月17日付事務連絡により、新たに第一三共社製コロナワクチンの供給が開始になると国から通知がございました。この第一三共社製ワクチンは、12歳以上用のXBB..5対応1価ワクチンで、追加接種用、つまり3回目以降用のワクチンです。保管温度は摂氏2度から8度で、有効期間は7か月です。配送につきましては、1バイアル2回分、最小流通単位2バイアルですので、4回接種分を単位として卸業者から区を経由せず各医療機関に直接納品することとなります。このワクチンは今週から供給される予定で、区内では今月12月中旬より一部の医療機関で使用開始となる予定でございます。

 本件につきましての御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 他に報告はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。

 次に、地方都市行政視察についてです。

 11月1日・2日に行いました当委員会の地方都市行政視察について、お手元の調査報告書(案)(資料8)のとおり議長に報告したいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 次に、所管事務継続調査についてお諮りします。

 お手元の文書(資料9)に記載された事項について、閉会中も継続審査することについて御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午後2時24分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時25分)

 

 次回の委員会ですが、休憩中に御協議いただいたとおり、1月31日(水曜日)午後1時から開会するということで、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 以上で本日予定した日程は終了いたしますが、委員、理事者から何か発言はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本日の厚生委員会を散会します。

 

(午後2時25分)