1.令和6年(2024年)3月6日、中野区議会第一・第二委員会室において開会された。
1.出席委員(41名)
1番 山 内 あきひろ 2番 武 井 まさき
3番 斉 藤 けいた 4番 井 関 源 二
5番 黒 沢 ゆ か 6番 大 沢 ひろゆき
7番 武 田 やよい 8番 いのつめ 正 太
9番 間 ひとみ 10番 市 川 しんたろう
11番 加 藤 たくま 12番 日 野 たかし
13番 木 村 広 一 14番 吉 田 康一郎
15番 立 石 り お 16番 内 野 大三郎
17番 広 川 まさのり 18番 河 合 り な
19番 細 野 かよこ 20番 斉 藤 ゆ り
21番 高 橋 かずちか 22番 大 内 しんご
23番 甲 田 ゆり子 24番 小 林 ぜんいち
25番 白 井 ひでふみ 26番 小宮山 たかし
27番 羽 鳥 だいすけ 28番 い さ 哲 郎
29番 杉 山 司 30番 ひやま 隆
31番 山 本 たかし 32番 伊 藤 正 信
33番 高 橋 ちあき 34番 平 山 英 明
35番 南 かつひこ 36番 久 保 り か
37番 石 坂 わたる 38番 むとう 有 子
39番 浦 野 さとみ 41番 森 たかゆき
42番 酒 井 たくや
1.欠席委員(1名)
40番 中 村 延 子
1.出席説明員
中野区長 酒井 直人
副区長 青山 敬一郎
副区長 栗田 泰正
教育長 入野 貴美子
企画部長 岩浅 英樹
企画課長(企画部参事事務取扱) 森 克久
財政課長 竹内 賢三
広聴・広報課長、秘書担当課長 矢澤 岳
総務部長 濵口 求
防災危機管理担当部長、防災危機管理課長事務取扱 杉本 兼太郎
DX推進室長 滝瀬 裕之
総務課長 浅川 靖
職員課長 吉沢 健一
区民部長、新区役所窓口サービス担当部長 高橋 昭彦
文化・産業振興担当部長、シティプロモーション担当課長事務取扱 高村 和哉
子ども教育部長、教育委員会事務局次長 石崎 公一
子ども家庭支援担当部長、子ども・若者支援センター所長、
教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 小田 史子
地域支えあい推進部長、地域包括ケア推進担当部長 石井 大輔
健康福祉部長、保健所次長 鳥井 文哉
保健所長、地域医療連携担当課長事務取扱 佐藤 壽志子
環境部長 松前 友香子
都市基盤部長 豊川 士朗
まちづくり推進部長 角 秀行
中野駅周辺まちづくり担当部長 千田 真史
1.本会の書記は下記のとおりである。
事務局長 堀越 恵美子
事務局次長 林 健
議事調査担当係長 鈴木 均
書 記 立川 衛
書 記 若見 元彦
書 記 鎌形 聡美
書 記 髙田 英明
書 記 田村 優
書 記 細井 翔太
書 記 早尾 尚也
書 記 堀井 翔平
書 記 金木 崇太
書 記 髙橋 万里
書 記 川辺 翔斗
1.委員長署名
午後1時00分開議
○杉山委員長 定足数に達しましたので、ただいまから予算特別委員会を開会します。
第6号議案から第10号議案までの計5件を一括して議題に供します。
初めに、先ほど開かれた理事会の報告を行います。
まず、本日の委員会運営について、主査報告は、総務、区民、厚生、建設、子ども文教の各分科会の順に行い、報告後、順次、質疑を自席で行うことを確認しました。
次に、討論については、従前の例に従い、省略することを確認しました。
次に、採決の順序、方法については、第6号議案を起立、第7号議案を簡易、第8号議案を起立、第9号議案を起立、第10号議案を起立により、順次、採決を行うことを確認しました。
次に、意見についてですが、第6号議案に対して、子ども文教分科会から申し送られた1件の意見を「意見1」、自由民主党議員団から提出された2件の意見を「意見2」「意見3」、公明党議員団から提出された1件の意見を「意見4」、井関源二委員から提出された1件の意見を「意見5」と扱うことを確認しました。また、「意見1」は起立、「意見2」は起立、「意見3」は起立、「意見4」は起立、「意見5」は起立により採決することを確認しました。
なお、意見は主査報告が終了するときまで提出できるため、提出があった場合には、委員会を休憩し、理事会を開いて協議を行います。
また、お手元の資料要求一覧の最終版については、会議録の巻末に添付すること及び要求資料のデータをCD-R等により希望する会派に配付することを確認しました。
以上が理事会の報告ですが、質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉山委員長 それでは、ただいまの報告のとおり委員会を運営することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○杉山委員長 御異議ありませんので、そのように運営します。
それでは、これより主査報告を行います。
○内野副委員長 初めに、総務分科会主査の報告を求めます。
○杉山主査 2月29日、3月1日及び4日に行いました総務分科会の審査の経過について報告いたします。
当分科会では、第6号議案、令和6年度中野区一般会計予算(分担分)、第7号議案、令和6年度中野区用地特別会計予算、第8号議案、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計予算(分担分)及び第10号議案、令和6年度中野区介護保険特別会計予算(分担分)の審査を行いました。
初めに、第6号議案、令和6年度中野区一般会計予算の分担分について、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容を報告します。
最初に、企画費、企画中、SDGsの推進について、この1年間の取組を問われ、「区として連携してSDGsの推進に取り組む企業・団体等を募集し、21団体をなかのSDGsパートナーとして登録した。また、今後、交流会を実施する予定である」との答弁がありました。さらに、「パートナーを巻き込んで、SDGsの考え方に基づいた社会的責任調達指針の作成を検討してもらいたいがどうか」との質疑があり、「パートナーとの連携の可能性を探りながら、調達指針を含め、どういったことができるか検討していきたい」との答弁がありました。
次に、平和・人権・男女共同参画中、ユニバーサルデザイン普及啓発事業経費の146万円の内訳を問われ、「職員120名を対象にしたユニバーサルマナー研修に約66万円、区民80名を対象にしたユニバーサルデザインサポーター養成講座に約48万円、ユニバーサルデザイン製品の購入費に約15万円などを計上している」との答弁がありました。これに対し、「事業を推進していく各部責任者にユニバーサルデザインの思想を持ってもらう必要があるのではないか」との質疑があり、「今後、区有施設を整備・改修するに当たっての考え方をまとめたガイドラインの策定等を通じて、各部責任者にも周知を図っていきたい」との答弁がありました。
次に、総務費、統計中、区民意識・実態調査委託、統計書作成等について、「令和5年度予算と比べ約160万円の増額となっているが、その要因は何か」との質疑があり、「統計調査支援システムのリプレースと区民意識実態調査委託の中で、2,000人の区民を抽出する際、区の年齢構成比に近づけるため、年齢要件を追加する変更等を行ったためである」との答弁がありました。
これに関連して、他の委員から、「年齢要件を新たに抽出項目とすることは評価できるが、アンケートの母数の取扱いが変更になるため、経年変化が追えるように変更の履歴が分かるようにしてほしい」との要望がありました。
次に、庁舎移転廃棄物等対策中、不要什器等廃棄業務委託について、「処理費用を6,000万円余計上しているが、先進自治体の例を参考にするなどして、さらに削減することはできないか」との質疑があり、「資源の有効活用やコスト削減の観点から様々検討した結果、資源の売却は逆有償になり、廃棄物処理法に抵触するおそれがあるため、処理過程の中でリサイクルするほうが処理費用の削減にもつながり、最適と考えた」との答弁がありました。
これに関連して、他の委員から、「現庁舎の備品のうち、処分する物品と庁外施設等へあっせんする物品の数量が曖昧なため、明確な数量を今後、議会に報告してほしい」との要望がありました。
次に、施設保全中、区有施設営繕工事について、「工事費の予算を所管と施設課に計上する際、どう区別しているか」との質疑があり、「基本的には所管で工事費を計上するが、外壁など施設の維持保全に最低限必要な部分は、施設課で保全工事として計上している」との答弁がありました。これに対し、「同じ所管で一括して工事を発注したほうが安くなるのではないか」との質疑があり、「予算は所管と施設課で分けて計上するが、実際の工事は所管からの執行委員により施設課から一括して発注している」との答弁がありました。
次に、契約中、電子契約の導入について、「11月から区長契約の一部で電子契約が導入されるが、全体としてどのぐらいのコスト削減が見込まれるか」との質疑があり、「年間の想定では、5,000万円以上の契約に係る印紙代について700万円以上、印刷代については10万円以上の削減を見込んでいる」との答弁がありました。これに対し、「年間の電子契約システムの維持コストはどれくらいか」との質疑があり、「26万8,000円ほどを見込んでいる」との答弁がありました。
これに関連して、他の委員から、「各所管で行っている少額随意契約においても、電子契約の導入の見込みはあるか」との質疑があり、「契約課で運用し、改善を見極めた上で各所管での導入を検討していく」との答弁がありました。
次に、生活・交通安全中、防犯パトロール団体資機材支給・保険料補助について、内訳を問われ、「防犯パトロール団体に支給するベスト、誘導灯、腕章等の経費が51万4,000円、パトロールを実施する方の保険料補助が302万4,000円となっている」との答弁がありました。これに対し、「令和5年度予算と同額であり、新たな防犯パトロール団体が増えていないと思うが、それについてどう考えるか」との質疑があり、「防犯パトロール団体の交流会などの様々な場を利用して制度の周知を図り、防犯パトロールを推進していただけるようにしていく」との答弁がありました。
次に、デジタル基盤整備中、生成AIの導入について、有料版のMS365Copilotを導入する時期と対象者を問われ、「4月に300名、6月に600名を追加し、計900名を対象としている」との答弁がありました。これに対し、「導入する対象者を900名とする根拠は何か」との質疑があり、「対象者については全庁的に利用希望の調査を行い、希望する職員と管理職を合わせて900名とした」との答弁がありました。
これに関連して、他の委員から、「対象者を900名とする必要性の検証を行ったのか」との質疑があり、「利用希望のある所管の業務内容を確認し、いずれについても活用の可能性があると判断した」との答弁がありました。これに対し、「5月に新庁舎への移転が控えており、導入時期と対象者については慎重に進めてほしい」との要望がありました。
このほか、ハイヤー・タクシー利用料、次期区有施設整備計画策定準備、動画編集クラウドサービス運用委託、特別区協議会、特別区人事・厚生事務組合分担金、タイムレコーダー賃借料、メンタルヘルス相談業務委託、防災意識の普及計画、新庁舎移転に伴う事務用品の共有管理などの質疑がありました。
次に、一般会計歳入では、市街地再開発事業等補助金や防災要員住宅についてなどの質疑がありました。
次に、第7号議案、令和6年度中野区用地特別会計予算、第8号議案、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分、第10号議案、令和6年度中野区介護保険特別会計予算の分担分については、質疑はございませんでした。
以上が主な質疑応答及び要望の内容です。
なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。
以上で総務分科会における審査の報告を終わります。
○内野副委員長 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○内野副委員長 なければ、以上で総務分科会主査の報告を終了します。
○杉山委員長 次に、区民分科会主査の報告を求めます。
○市川主査 2月29日、3月1日及び4日に行いました区民分科会における審査の経過について報告をいたします。
当分科会では、第6号議案、令和6年度中野区一般会計予算の分担分、第8号議案、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分及び第9号議案、令和6年度中野区後期高齢者医療特別会計予算について、審査を行いました。
当分科会における主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。
初めに、第6号議案、令和6年度中野区一般会計予算の分担分の歳出では、区民費、区民相談中、法律相談謝礼等について、「決算時に、専門相談のうち三つの相談の費用弁償の経費しか予算計上されていないことから、再検討するよう求めたが、その後、見直しは行ったのか」との質疑があり、「予算編成に間に合う時期に各関係団体に確認を行ったところ、社会貢献活動として実施しているため、費用弁償は引き続き無償でよいとの回答があり、その意向を尊重したものである」との答弁がありました。これに対し、「ボランティアに交通費等を出している事業もある。社会状況も踏まえ、毎年検証してほしい」との要望がありました。
次に、区民サービス企画調整中、キャッシュレスセミセルフレジ賃借料等について、「新庁舎への移転に向け、セミセルフレジの台数を増やすために予算が増額されている。既に2台のセミセルフレジが試行的に導入されているが、どのような成果があったのか」との質疑があり、「検証を行った結果、収納手続に関する対応時間が短くなった。区民サービスの向上や業務効率化を図ることができていると考えている」との答弁がありました。
次に、住民記録中、マイナンバーカード普及促進事務費等について、「今年度は商業施設におけるマイナンバーカードの申請サポートを委託していたが、その実績を踏まえ、来年度からどのように事業を展開していくのか」との質疑があり、「費用対効果を鑑み、事業の継続は難しいと判断した。次年度は職員が区民活動センターや高齢者会館に出向き、申請サポート事業を展開していく」との答弁がありました。これに対し、他の委員から、「委託ではなく、職員がサポート業務を行ったとしても得られる成果は同じなのではないか」との質疑があり、「委託の範囲は書類作成のサポートで、申請は区民が郵送等により行う必要があった。次年度は職員が専用のシステムを持って施設を回ることにより、その場で申請を完了することができ、以前より踏み込んだサポートができる」との答弁がありました。
次に、地域事務所中、電子マネー連動レジスター賃借料等及び移設等作業委託について、その内容を問われ、「現在、戸籍住民課で使っているレジスター3台は、新庁舎に移転後はセミセルフレジに移行する。契約期間は令和7年2月までであることから、有効に活用するため、地域事務所に移設し、今後の地域事務所のキャッシュレス決済の在り方について研究していく」との答弁がありました。
次に、産業中、産業振興センター指定管理者選定に係る財務診断委託について、「産業振興センターの機能転換が予定されている中で、来年度に新しい指定管理者を選定するに当たり、今までと違う機能を求めていくのか」との質疑があり、「新たな指定管理者となる令和7年度以降は、産業振興センターの機能について見直しや拡充を図ることを考えている」との答弁がありました。これに対し、「体育施設の使用方法など、区民が必要に応じて利用できるよう見直してほしい」との要望がありました。
次に、地域経済活性化中、デジタル地域通貨事業委託等について、その内訳を問われ、「約4億5,000万円がプレミアムの原資で、そのほかはプラットフォームの構築、広報費などの事務経費である」との答弁がありました。これに対し、他の委員から、「渋谷区のハチペイではプレミアム分の経費が年々増加しており、同様に中野区でも経費が増加していくおそれがある。一方で、東京都でもデジタル地域通貨の導入が検討されており、経費の面などを考えて都のデジタル地域通貨を利用し、区の事業を見直すことも考えられるのか」との質疑があり、「東京都、中野区のそれぞれの事業目的を鑑み、将来的に合流できるのであれば、都のデジタル地域通貨に切り替えることも検討の余地があると考えている。今後、東京都の動向を見極め、丁寧に進めていく」との答弁がありました。
次に、シティプロモーション中、新庁舎アールブリュット展示等企画・運営委託について、今年度と比べ増額となっている理由を問われ、「次年度は新庁舎1階、6階の会議室と、3階のキッズルームへの壁画制作を実施する予定であり、常設展示や企画展示など、年間を通したイベントの調整等を含めて積算をしているためである」との答弁がありました。これに対し、他の委員から、「区内の障害者団体とのコラボレーションや、四季の都市エリアを会場として事業の展開を図ってはどうか」と質疑があり、「運営委託事業者には、区が実施する文化関係のイベント等とのコラボレーションなど、連動するような形で企画立案を依頼する予定である」と答弁がございました。
次に、環境費、ごみ減量推進中、東京二十三区清掃一部事務組合分担分について、「分担金が年々増加傾向にあるが、清掃工場が老朽化しており、今後、建て替えが控えている。分担分の増加は避けられないが、持続可能な清掃行政を考えると、23区で現状を共有し、清掃一部事務組合に対し、財政状況の健全化の自助努力を促していく必要があるのではないか」との質疑があり、「23区でも現状が共有されており、中野区として意見を出している。引き続き、清掃一部事務組合の財政の健全化やスリム化に向けて働きかけていきたいとの答弁がありました。
そのほか、一般会計歳出については、消費生活相談、おくやみ窓口の開設に係る手続ガイド、戸籍住民窓口及びフロアマネージャー等業務委託、伝統工芸展開催補助、マイボトル用給水機設置業務委託、リサイクル展示室管理運営などについて質疑がありました。
続いて、一般会計歳入については、産業振興センター施設使用料、商店街チャレンジ戦略支援事業費補助、多摩産材利用促進プロジェクト事業費補助金、ペットボトルの回収に係る有償入札拠出金などについての質疑がありました。
続いて、第8号議案、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分では、保険者努力支援制度、窓口業務等委託、傷病手当金などについての質疑がありました。
続いて、第9号議案、令和6年度中野区後期高齢者医療特別会計予算では、保険料還付金についての質疑がございました。
以上、区民分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。
なお、当分科会で取りまとめた意見はございませんので、その旨、申し添えます。
以上で区民分科会における審査の報告を終わります。
○杉山委員長 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉山委員長 なければ、以上で区民分科会の主査の報告を終了します。
次に、厚生分科会の主査の報告を求めます。
○日野主査 2月29日、3月1日及び3月4日に行いました厚生分科会の審査の経過について報告いたします。
当分科会では、第6号議案、令和6年度中野区一般会計予算(分担分)、第8号議案、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計予算(分担分)及び第10号議案、令和6年度中野区介護保険特別会計予算(分担分)の審査を行いました。
初めに、第6号議案、令和6年度中野区一般会計予算についての分担分のうち、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。
初めに、6款地域支えあい推進費、区民活動推進中、区民公益活動に対する政策助成について、「地区の祭りを長いこと盛り上げていた団体へ政策助成金を申請しなさいというのは違うのではないか。令和6年度中に方向性を変えてもらいたいがどうか」との質疑があり、「令和7年度に向け、地域活動団体への支援を検討する中で、公益性の高い活動への支援の在り方についても検討していきたい」との答弁がありました。これに対し、「十分に精査してもらいたい」との要望がありました。
また、他の委員から、区民公益活動推進基金(チャレンジ基金)助成について、来年度の内容が問われ、「今年度実績のある5事業について継続申請を見込むとともに、さらに新規申請5事業を見込み、150万円から200万円へ増額している」との答弁がありました。これに対し、「団体が自走できるように、初期段階の伴走支援をしっかり行っていただきたい」との要望がありました。
次に、在宅療養推進中、がん患者へのアピアランスケア支援事業について、その内容が問われ、「がんにより外見上のケアが必要な方に対して、ウィッグ及び人工乳房等を助成するもので、1人2回、1個当たり3万円で積算した。令和6年7月頃の開始を予定している」との答弁がありました。
これに関連し、他の委員から、「都の補助はいつまであるのか」との質疑があり、「未定である」との答弁がありました。これに対し、「外見だけではなく、内面の相談も考える必要がある。利用者に対して、相談できる体制があることも併せて周知してもらいたい」との要望がありました。
次に、在宅サービス中、高齢者補聴器購入費用助成について、その対象者と実施時期が問われ、「専門の医師により補聴器使用の必要性が認められた区内65歳以上の高齢者で、生計中心者の前年の合計所得金額が350万円未満の方が対象である。令和6年8月頃の開始を予定している」との答弁がありました。これに対し、「何人の対象者を見込んでいるのか」との質疑があり、「片耳23人分、両耳91人分を見込んでおり、1台当たり4万5,000円で積算した」との答弁がありました。
次に、介護保険特別会計繰出金中、低所得者保険料軽減措置分について、前年度と比べて減額した理由が問われ、「対象となる被保険者が減少することなどのためである」との答弁がありました。これに対し、「生活に困窮し、保険料の納付が困難な方に対する区独自の保険料減額制度があるが、別のものか」との質疑があり、「別の制度である」との答弁がありました。
次に、7款健康福祉費、地域福祉推進中、犯罪被害者等支援について、「凶悪犯罪の被害者を支援する事業なのか」との質疑があり、「凶悪犯罪だけではなく、犯罪や交通事件の被害者を幅広く支援する事業である」との答弁がありました。これに対し、「相談件数は増加傾向にあるのか」との質疑があり、「横ばい傾向である」との答弁がありました。
次に、スポーツ活動中、民間事業者との連携事業について、その内容が問われ、「トヨタモビリティ東京株式会社及びトヨタモビリティサービス株式会社との連携事業であり、中学校のバスケットボール部及びバレーボール部を対象に、プロや実業団の選手によるクリニックを実施している」との答弁がありました。これに対し、「小学校でも実施してもらいたいがどうか」との質疑があり、「企業側とも交渉していきたい」との答弁がありました。
次に、子ども発達支援中、重症心身障害児通所支援事業所医療的ケア事業実施補助について、「拡充とあるのは、看護師の加配についてのことでよいか」との質疑があり、「御指摘のとおりである」との答弁がありました。これに対し、「一部の事業所には適用されるが、看護職員加配加算の対象となる施設では実質補助を利用できないとの話もある。重症心身障害児施設の運営に対して、もう少し幅広い補助を検討してもらえないか」との質疑があり、「運営上の難しい問題といったところにどういった支援ができるのかについて、事業所とも話をしながら検討していきたい」との答弁がありました。
このほか、災害時個別避難支援計画書作成経費について、ひきこもり支援事業について、福祉サービス第三者評価受審費用補助について、中野区社会福祉協議会各種事業運営補助について、中野ランニングフェスタ支援事業について、ホームレス自立支援事業分担金について、HPVワクチン予防接種について、飼い主のいない猫対策事業についてなどの質疑がありました。
また、一般会計歳入では、区民活動センター施設使用料について、新型コロナウイルス予防接種健康被害給付費負担金について、地域生活支援事業費等補助についてなどの質疑がありました。
次に、第8号議案、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計予算の分担分については、質疑がありませんでした。
次に、第10号議案、令和6年度中野区介護保険特別会計予算の分担分について質疑を行ったところ、介護認定審査会のオンライン化及び介護認定進捗照会システムの導入についての質疑がありました。
以上が当分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。
なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨、申し添えます。
以上で当分科会における審査の報告を終わります。
○杉山委員長 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉山委員長 なければ、以上で厚生分科会主査の報告を終了します。
次に、建設分科会主査の報告を求めます。
○南主査 2月29日、3月1日及び4日に行いました建設分科会の審査の経過について報告いたします。
当分科会では、第6号議案、令和6年度中野区一般会計予算の分担分及び第10号議案、令和6年度中野区介護保険特別会計予算の分担分について審査を行いました。
当分科会における主な質疑応答及び要望の内容について報告いたします。
初めに、第6号議案、令和6年度中野区一般会計予算の分担分の歳出のうち、都市基盤費では、建築調整中、建築審査会委員報酬等及び建築紛争調停委員会委員報酬等について、委員報酬の単価を問われ、「1回の出席で、建築審査会の会長は2万2,000円、委員の方は2万円、専門調査員が1万8,000円、建築紛争調停委員会の会長は2万2,000円、委員の方は1万6,000円である」との答弁がありました。これに対し、「時給に換算すると相当な報酬額となるが、妥当な額なのか」との質疑があり、「区で取決めがあり、報酬の額は妥当であると考えている」との答弁がありました。
次に、都市計画中、都市計画情報の更新に伴うGIS化業務委託等について、「都市計画情報の更新があるたびに発生する費用なのか」との質疑があり、「都市計画情報の変更が一定程度蓄積されたら、まとめて更新の依頼を考えている」との答弁がありました。これに対し、「現状、業務委託している更新作業について、今後、職員による対応は考えているのか」との質疑があり、「現時点では職員による対応は想定していないが、今後、システム事業者とのやり取りの中で、職員でも対応可能な部分があれば検討したい」との答弁がありました。
次に、都市施設中、未着手都市計画道路の検討業務委託等について、その内容を問われ、「都市計画決定はされているが、事業に一切未着手である補助215号線を対象に、実際に都市計画道路として整備する必要性があるかどうか、様々な視点で調査を行うものである」との答弁がありました。これに対し、「ほかにも都市計画決定されて未着手の路線はあると思うが、他の路線はどうなのか」との質疑があり、「都市計画道路のうち、全くの未着手の路線は補助215号線と補助63号線の2路線だが、今回の委託では補助215号線のみを調査する委託である」との答弁がありました。これに対し、「都市計画を見直すに当たっては、近隣の方たちの意見を聞きながら進めてほしい」との要望がありました。
次に、道路監察中、トレーラーハウス型喫煙所導入経費等について、喫煙所設置の理由を問われ、「新庁舎に喫煙所がなく、ポイ捨ての増加が懸念されるため、中野四季の森公園内に設置することとした」との答弁がありました。これに対し、「今回は車両の購入費を含んでいると思うが、毎年度発生する経費はどれぐらいか」との質疑があり、「維持していくに当たり、電気料や清掃等で年間約1,000万円の維持費がかかると考えている」との答弁がありました。これに対し、「相当のランニングコストがかかるので、限定的に本当に必要なところに設置してほしい」との要望がありました。
次に、道路整備中、道路附属物の総点検について、その内容を問われ、「道路標識、街路灯、反射鏡、擁壁等、約7,800か所を1年かけて総点検する」との答弁がありました。これに対し、「これまでも点検は行っていると思うが、なぜこのタイミングで総点検を行うのか」との質疑があり、「道路附属物に関しては10年に1回点検することになっており、前回の点検から10年経過するため実施する」との答弁がありました。
次に、交通政策中、新たな公共交通サービス導入調査委託、実証運行経費について、「実証運行の継続に際して、停留所間の距離が長いところに停留所を増設する必要があるのではないか」との質疑があり、「停留所の追加については、置ける場所が限られているので、検討し改善を図っていきたい」との答弁がありました。これに対し、「利便性の向上のため、運行頻度を高めてはどうか」との質疑があり、「増便については考えていないが、実績や利用者意向アンケートの結果等を検証し、適切なダイヤを検討していく」との答弁がありました。
また、他の委員から、交通政策検討調査委託について、「MaaSの導入検討についてはどのような検討を行う予定か」との質疑があり、「具体的にどういったMaaSを導入するか、MaaSの導入効果等も含め検討する」との答弁がありました。
次に、住宅政策中、セーフティネット専用住宅改修費補助について、「昨年度の実績はゼロ件だったと思うが、次年度予算では何件を見込んで計上しているのか」との質疑があり、「次年度予算においては3件として計上している」との答弁がありました。これに対し、「利用実績を増やすため、区はどのような支援を行っているのか」との質疑があり、「セーフティネット専用住宅の登録促進を図るため、住宅のオーナー等に対して入居者の死亡等に備えて支払う保険料の補助を行うとともに、住宅確保要配慮者の入居支援・相談支援体制などの取組と併せてセミナー等で周知を行っている」との答弁がありました。
まちづくり推進費では、まちづくり計画中、まちづくりの検討について、「洗心寮跡地の活用に関連した予算はどのくらい計上しているのか」との質疑があり、「令和5年度から繰越し予定の洗心寮跡地の解体設計費として約1,300万円、洗心寮跡地の維持管理費に約330万円、洗心寮跡地の活用検討に約670万円計上している」との答弁がありました。これに対し、「洗心寮跡地の活用に当たっては、地域住民に対する説明等を行う予定はあるのか」との質疑があり、「跡地活用の方向性について、必要に応じ、説明や意見聴取を行っていく」との答弁がありました。
このほか、景観計画策定に伴うアドバイザー等謝礼、中野区バリアフリー基本構想改定業務委託等、河川情報システム管理運営、LED街路灯灯具交換工事、狭あい道路拡幅工事等、哲学堂公園緊急対策工事、公園トイレ等改修工事及び実施設計、補強コンクリートブロック等撤去助成、放置自転車対策等業務委託、分譲マンション支援経費、木造住宅密集地域整備などについての質疑がありました。
続いて、一般会計歳入について質疑を行ったところ、社会資本整備総合交付金についての質疑がありました。
続いて、第10号議案、令和6年度中野区介護保険特別会計予算の分担分について質疑を行いましたが、質疑はありませんでした。
以上が建設分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。
なお、当分科会で取りまとめた意見はありませんでしたので、その旨を申し添えます。
以上で建設分科会における審査の報告を終わります。
○杉山委員長 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉山委員長 なければ、以上で建設分科会主査の報告を終了します。
次に、子ども文教分科会主査の報告を求めます。
○斉藤(ゆ)主査 2月29日、3月1日及び4日に行いました子ども文教分科会における審査の経過について報告いたします。
当分科会では、第6号議案、令和6年度中野区一般会計予算の分担分に関し、審査を行いました。
初めに、歳出に関する主な質疑応答及び要望の内容を報告します。
まず、5款子ども教育費、子ども企画財政中、子ども・子育てに関する講演会について、その内容を問われ、「子ども・子育て家庭に関心の高いトピックからテーマを設定し、オンライン形式で1回の実施を予定している」との答弁がありました。これに対し、「過去の講演会のテーマとした性教育に関しては、これからも力を入れてほしいと要望してきた。これまでの議論の中で、男女共同参画の所管にも担ってもらうことになっていたが、どうなっているか」との質疑があり、「性教育は令和4、5年度にオンライン講演会のテーマとして取り上げており、参加者も多かったことから一定のニーズがあったと認識している。今後は男女共同参画基本計画の性に関する知識や普及啓発の取組として、本取組の関係所管に検討を進めてもらうことで調整している」との答弁がありました。
次に、子育て支援中、(仮称)高校入学支援金について、積算根拠を問われ、「子どもの貧困対策の一環として行うことから、対象者を生活困窮世帯のおおむね290名と見込んだ。金額については、生活保護の生業扶助や他区の同様の趣旨の給付金等を参考に、8万円と算出し積算した」との答弁がありました。これに対し、「子どもの生活実態調査の結果等も踏まえてのことかと思うが、この事業を新規で実施することとした理由は何か」との質疑があり、「子どもの貧困対策として学習支援事業を継続して進めてきており、中学生までは一定程度の体制を整えてきた。その後の支援の継続として、国や都でフォローされていない部分について支援する仕組みが必要だと考えた」との答弁がありました。
これに関連して、他の委員から、「高校入学支援金だけではなく、高校卒業後の進学に関する入学支援金や就職支援金なども考えていく必要があるのではないか」との質疑があり、「今回の事業のさらに先に向けた支援に対する考え方については、今後検討していきたい」との答弁がありました。
次に、学校再編・地域連携中、鷺の杜小・中野本郷小通学安全対策等について、西武新宿線横断施設検討業務等の進め方を問われ、「関係所管と連携しながら、具体的な設置場所や施設等の課題について専門的な知見から検討を進めたい」との答弁がありました。これに対し、「すぐにでも着手してほしいが、スケジュールはどう考えているのか」との質疑があり、「西武新宿線連続立体交差事業の進捗状況も踏まえて施設設置の可否を判断していくことになるが、令和7年度予算に間に合うようなスケジュール感を持って進めたい」との答弁がありました。これに対し、「施設設置の可能性をしっかり持ちながら検討するとともに、今後も随時報告をしてほしい」との要望がありました。
次に、教育事業中、子どもの意見を反映させた教育活動の推進について、「学校によって児童・生徒数に差があるが、小学校は20万円、中学校は30万円という金額は変えないのか」との質疑があり、「来年度は多くの子どもたちから様々な意見を出してもらい、人数によって左右されるような中身ではなく、皆で一緒に活動したり、楽しめる中身を検討してもらいたいと考えている」との答弁がありました。これに対し、「この事業については課題があると指摘してきた。来年度はプロセスをつくるということだと考えているが、試行的に行う中で様々なことを考えていってほしい」との要望がありました。
次に、教育情報システム中、ICT環境整備について、「例年、予算額が大きく、自治体財政にかなり影響することについてはこれまでも指摘してきている。特定財源は見込めないのか」との質疑があり、「現時点では国や都から実施要綱等が示されていないが、今年度と同様の補助があると想定している」との答弁がありました。
これに関連して、他の委員から、「校務用と指導用の端末は来年度リプレースするとのことだが、学習用端末は令和7年度に予定しているとのことである。指導用端末と学習用端末のOSの統合については全体の在り方も含めて検討してほしいと要望してきたが、どうなっているか」との質疑があり、「教育委員会情報システム委員会で議論を重ねているとともに、今年度は学校情報化支援業務委託において、他区の事例や国の動向を参考に、OSの在り方について議論を進めているところである」との答弁がありました。これに対し、「教育の情報化推進計画は令和8年度改定であり、次期計画の途中で端末のリプレースをすることになると思うが、計画改定に合わせて方向性を示してほしい」との要望がありました。
次に、私立学校等保護者支援中、私立学校等保護者支援について、実施のスケジュールを問われ、「10月1日時点で対象者を決定し、12月から1月に区内共通商品券を送付する予定である」との答弁がありました。
これに関連して、多くの委員から、「区民にとって使い勝手のよいやり方なのか疑問であり、より喜ばれる方法で行政サービスを行うべきである。様々な場で多くの議員から指摘があったが、議会の意見をしっかり受け止めて考え直すべきではないか」との質疑があり、「いただいた意見については重く受け止めており、庁内でしっかり共有し考えていきたい」との答弁がありました。
次に、体験学習中、軽井沢少年自然の家運営(指定管理)等について、「他部署と連携して、稼働率を上げることに全庁的に取り組んでほしいがどうか」との質疑があり、「区民以外の方でも利用できるように検討しているところであり、今後も全庁的な検討を重ねていきたい」との答弁がありました。
そのほか、常設プレーパーク設置に向けた試行運営委託等、こども誰でも通園制度(仮称)の試行的実施に係る経費、新庁舎キッズスペース整備委託等、中高生機能強化型児童館整備の検討に係る経費、児童相談所相談援助業務モバイルシステム、学校再編計画の検証委託等、中野区立学校における働き方改革推進プランの改定などについて質疑がありました。
また、歳入については質疑がありませんでした。
以上が当分科会における主な質疑応答及び要望の内容です。
なお、当分科会では、私立学校等保護者支援については、給食費相当額を現金給付にて実施されるよう執行方法を見直されたいとの意見を取りまとめ、全会一致にならなかった意見として全体会に申し送ることとしましたので、その旨、申し添えます。
以上で、当分科会における審査の報告を終わります。
○杉山委員長 ただいまの報告に対して質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○杉山委員長 なければ、以上で子ども文教分科会主査の報告を終了します。
以上をもちまして、分科会の主査報告を終了します。
冒頭で確認いたしましたとおり、討論は省略します。
これより第6号議案から第10号議案について、順次、採決を行います。
第6号議案、令和6年度中野区一般会計予算について、起立により採決を行います。
お諮りします。第6号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○杉山委員長 起立多数。よって、第6号議案は可決すべきものと決しました。
次に、第7号議案、令和6年度中野区用地特別会計予算について、簡易により採決を行います。
お諮りします。第7号議案を可決すべきものと決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○杉山委員長 御異議ありませんので、そのように決定します。
次に、第8号議案、令和6年度中野区国民健康保険事業特別会計予算について、起立により採決を行います。
お諮りします。第8号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○杉山委員長 起立多数。よって、第8号議案は可決すべきものと決しました。
次に、第9号議案、令和6年度中野区後期高齢者医療特別会計予算について、起立により採決を行います。
お諮りします。第9号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○杉山委員長 起立多数。よって、第9号議案は可決すべきものと決しました。
次に、第10号議案、令和6年度中野区介護保険特別会計予算について、起立により採決を行います。
お諮りします。第10号議案を可決すべきものと決するに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○杉山委員長 起立多数。よって、第10号議案は可決すべきものと決しました。
次に、意見についてですが、お手元の資料のとおり意見が提出されております。
令和6年(2024年)3月6日
予算特別委員会
第6号議案(一般会計予算)に対する意見
◆子ども文教分科会
1 私立学校等保護者支援については、給食費相当額を現金給付にて実施されるよう執行方法を見直されたい。
(全会一致にならなかったもの)
第6号議案(一般会計予算)に対する意見(会派等から)
◆自由民主党議員団
2 経常経費の増大を抑制するため、事業の抜本的な見直し・廃止を着実に行われたい。
3 区民の健康増進が図られるよう受動喫煙対策においては、全庁的な施策の推進に取り組まれたい。
◆公明党議員団
4 生成AIの導入に当たっては、予算審査での指摘を踏まえ、必要最低数で効果の検証を実施したうえ、段階的に導入されたい。
◆無所属
5 庁舎移転廃棄物等対策「不要什器等廃棄業務委託」の予算執行にあたっては、リサイクルと経費節減に努められたい。
○杉山委員長 提出された意見を事務局に朗読してもらいます。
〔事務局次長 朗読〕
○杉山委員長 これより附帯意見についてお諮りします。
第6号議案に対する意見1について、起立により採決を行います。
お諮りします。第6号議案に対する意見1を附帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○杉山委員長 起立多数。よって、本意見は附帯意見とすることと決しました。
次に、第6号議案に対する意見2について、起立により採決を行います。
お諮りします。第6号議案に対する意見2を附帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○杉山委員長 起立多数。よって、本意見は附帯意見とすることと決しました。
次に、第6号議案に対する意見3について、起立により採決を行います。
お諮りします。第6号議案に対する意見3を附帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○杉山委員長 起立多数。よって、本意見は附帯意見とすることと決しました。
次に、第6号議案に対する意見4について、起立により採決を行います。
お諮りします。第6号議案に対する意見4を附帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○杉山委員長 起立多数。よって、本意見は附帯意見とすることと決しました。
次に、第6号議案に対する意見5について、起立により採決を行います。
お諮りします。第6号議案に対する意見5を附帯意見とすることに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○杉山委員長 起立多数。よって、本意見は附帯意見とすることと決しました。
以上をもちまして、予算の審査を終了しました。
この際、区長から発言を求められておりますので、これを許可します。
○酒井区長 一言御挨拶申し上げます。長時間にわたりまして、熱心な御審査を頂きましてありがとうございました。ただいま令和6年度予算案につきまして、可決すべきものとの御決定を頂きましたことに御礼を申し上げます。
ただいまの附帯意見はもとより、御審査の中でいただきました御意見等につきましては、十分配慮いたしまして、積極的な区政運営に努めてまいります。ありがとうございました。
○杉山委員長 以上で本日の日程を終了します。
予算特別委員会を散会します。
午後1時50分閉会