中野区議会区民委員会〔令和6年10月8日〕
区民委員会会議記録
○開会日 令和6年10月8日
○場所 中野区議会第2委員会室
○開会 午後1時00分
○閉会 午後2時53分
○出席委員(8名)
市川 しんたろう委員長
細野 かよこ副委員長
武井 まさき委員
武田 やよい委員
甲田 ゆり子委員
小宮山 たかし委員
石坂 わたる委員
酒井 たくや委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
文化・産業振興担当部長 高村 和哉
区民部区民サービス課長、区民部新区役所窓口サービス担当課長 小堺 充
区民部戸籍住民課長 白井 亮
区民部税務課長 滝浪 亜未
区民部保険医療課長 宮脇 正治
区民部産業振興課長 網野 和弥
区民部文化振興・多文化共生推進課長 冨士縄 篤
環境部長 浅川 靖
環境部環境課長 伊東 知秀
環境部ごみゼロ推進課長 鈴木 康正
清掃事務所長 秦 友洋
○事務局職員
書記 細井 翔太
書記 砂橋 琉斗
○委員長署名
審査日程
○所管事項の報告
1 令和6年度子ども育成文化・芸術事業認定制度(区公認制度)における認定事業の決定及び子
ども・若者文化芸術振興基金を活用した事業の実施について(文化振興・多文化共生推進課)
2 中野区の文化芸術振興に係る連携協定の締結について(文化振興・多文化共生推進課)
3 なかの芸能小劇場の改修工事に伴う休館について(文化振興・多文化共生推進課)
4 ウェリントン市への訪問及び今後の交流について(文化振興・多文化共生推進課)
5 旧中野刑務所正門の進捗状況等について(文化振興・多文化共生推進課)
6 その他
(1)同性パートナーにかかる住民票の続柄の記載について(戸籍住民課)
(2)棟方志功の集いへの参加及びサミットの今後について(文化振興・多文化共生推進課)
(3)2024年秋の環境関連事業の実施について(環境課)
○地方都市行政視察について
○所管事務継続調査について
○その他
委員長
定足数に達しましたので、区民委員会を開会いたします。
(午後1時00分)
本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおりに進めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
なお、審査は5時を目途に進め、3時頃に休憩を取りたいと思いますので、御協力をお願いいたします。
それでは、議事に入ります。
昨日に引き続き所管事項の報告を受けたいと思います。
1番、令和6年度子ども育成文化・芸術事業認定制度(区公認制度)における認定事業の決定及び子ども・若者文化芸術振興基金を活用した事業の実施についての報告求めます。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
次世代育成に資する文化・芸術の鑑賞・体験機会の充実策に基づきます区の公認制度及び子ども・若者文化芸術振興基金を活用した事業の実施につきまして御報告いたします。(資料2)
まず1番、子ども育成文化・芸術事業認定制度における認定事業の決定でございます。こちらにつきましては、事業の認定のメリットといたしまして、こちらに掲げております区の文化施設などの利用料金を減額して利用できるとともに、区のほうで各種広報媒体を通じた情報提供を行うといったようなところが認定事業のメリットとなってございます。今般、(2)にございます募集要件に基づきまして募集を行いました。募集の期間は(3)のアにありますとおり、6月3日から6月28日までで行いました。募集の方法につきましては、区のホームページ及びSNSにより行ったところでございます。こうした応募を行ったところ、4事業の応募がありまして、その後、区のほうで審査基準別紙1になりますが、こちらに基づきまして審査会を設置いたしまして、申請事業の提出書類及び公開プレゼンテーションにより審査を行いました。裏面をおめくりください。審査結果ですけれども、認定事業数3ということでございまして、詳細につきましては、別紙2のとおり事業を認定したところでございます。
それでは別紙2を御覧ください。こちらに掲げております1から3におけます事業を認定したものでございます。内容につきましては、上から演技、ダンス、アクション、殺陣から好きな演目に参加できるワークショップとステージの発表を内容とするもの、続きましてコンテンポラリーダンスを踊るダンスワークショップ、続きましてダンスレッスンと発表会、こちらをセットにした事業を認定したものでございます。認定の区分につきましては、上から優、良、良となってございます。こういった事業を認定いたしました。
それでは2ページ目にお戻りください。今後のスケジュールでございますけれども、9月から来年の3月末まで、各認定をした事業の実施者のほうで各種事業を実施する予定でございます。そうしまして、来年の4月から5月の間で各認定事業の評価及び検証を行っていくものでございます。
続きまして2に移りまして、「中野区子ども・若者文化芸術振興基金」を活用した今年度の事業の予定でございます。今年度につきましては、(1)と(2)にありますとおり、音楽の鑑賞・体験事業とアートの体験事業を行う予定でございます。それぞれ詳細につきましては、まず(1)の音楽鑑賞・体験事業ですけれども、区内在住のバイオリニストなどによるクラシック音楽のミニコンサート、楽器体験になりまして、実施場所につきましては鷺宮区民活動センター、南中野中学校の体育館、中野区役所1階のイベントスペース(ナカノバ)、こういったところを活用して実施することを予定しているものでございます。事業実施のスケジュールですが、令和7年の1月中旬を予定しております。こちらにつきましては、区内在住のバイオリニストによるファミリーコンサートがなかのZERO小ホールで2月に実施されますので、こういったことと連動を図り、周知などの連携を図りながら行っていきたいというふうに考えてございます。
続きましてアートの体験事業のほうですが、中野ミューラルプロジェクトの協力事業者によるアトリエDONGURI内を装飾するワークショップを考えているところでございます。実施場所はなかのZEROの2階、アトリエDONGURIになります。スケジュールにつきましては、令和7年の1月中旬を予定しております。
御報告は以上となります。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はございますか。
武井委員
1番、子ども育成文化の認定制度における選定事業の決定で、応募事業者数が4事業とありますが、所管としては多かったのかこんなものか、御感想はいかがでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今般、スケジュールとしても限られたところではございましたけれども、4事業から応募があったということは、それなりに評価というか、集まったなと考えているところでございます。一方で、さらに多様な文化芸術の枠からの御応募を頂くということが今後必要かなというふうに考えてございますので、そちらに向けましては、今回実施した内容というか、実績を踏まえまして、広報とか周知の方法を考えて、今後幅広い事業の応募があるように来年度以降工夫してまいりたいというふうに考えてございます。
武井委員
こういった団体にはなかなかいい、減額の内容はメリットだと思うので、ぜひ今後も周知して、さらに減額以外にも地域の方にこういった認定を受けた団体がいるというのを広めるとか、そういったことで団体さんにも地域にもお互いいいような影響が出ると思いますので、ぜひそうしていただきたいと思います。
小宮山委員
募集要件の中に、直近3か年に1年以上中野区内で活動した実績を有する団体や事業者であることということが含まれております。私は、区内のいろいろな公益活動をする団体には割と詳しいほうですが、今回選ばれた団体の皆さん、私はあまり知らない方が選ばれたなと思っています。区内で活動した実績というのが、ボランティアベースで公益活動をしていたのか、あるいは営利活動も含まれる、例えば営利のダンス教室とか、そういったものも含まれると思うんです。営利活動をしていた人たちとボランティアベースで活動していた人たちを、区内で1年間活動していたという同じ土俵に乗せて評価していくのはいかがかなと思うんですが、今回の方々はどういった活動をされてきた方なのか教えてください。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
別紙2の上からいきますけれども、ワイプロにつきましては、区内で演技ですとかダンスですとかアクション、殺陣、こういったワークショップステージを、ここにありますとおりなかの小劇場ですとか、そういったところを使って過去行ったと。なかのZERO小ホールの中でこちらの講演を行ってきたという実績がございます。2につきましては、中野区内に本拠地を構えていて、中野区内だけでなく全国でこういった活動経験があるような団体となってございます。3のChappy Coreになりますけれども、こちらにつきましては区内でダンス教室等々を開いていて、そういった活動を長年というんですか、3年以上やってきたといったような実績がございます。
小宮山委員
今のお答えだと、営利ベースでやってきた人なのか、非営利ベースで、ボランティアベースで頑張ってきた人たちなのかというのは判断できなかったんですけれども、今後何か提供していただく際には、この制度を使って区民に対して提供していただく際には、お金はどの程度取ったり取らなかったりするのか、その辺り教えてください。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今回区の公認制度を利用しますと、区有施設が減額になるといったところでございまして、そういったところを使いまして、より区民に参加しやすいような形態になるように行っていただくというふうなことで考えてございます。
小宮山委員
その辺りの料金が、参加しやすい料金になるようにちゃんとチェックのほうをよろしくお願いいたします。
あと事業認定のメリットとして、区及び指定管理者の広報媒体を通じた情報発信を行うとなっております。今、なかのZEROがいろいろな主催事業を行う際にとても大きなメリットだなと、なかのZEROの指定管理者の大きなメリットだなと私が感じているのは、小学校、中学校、区立学校にチラシを配布できることです。もちろん枚数はたくさんかかるんでしょうけれども、今回の事業者がそれを望めば、区立学校にチラシ配布できるようにはなるんでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
こちらにつきましては、今般もらっているところが、幅広いチラシを配ってほしいという要望はなかったというふうに聞いてございますけれども、そういったところを別に排除しているものではなくて、幅広い中で、学校も含めて周知していければと思っています。あわせて区のほうではまるっと中野をはじめとしたSNSの媒体なども活用しまして、広報には努めていきたいというふうに考えてございます。
甲田委員
審査会が行われましたけど、それが今もホームページに載っていまして、公開でプレゼンテーションをやったというのはすごくいいことだなと思います。私も別の用事で行ったとき、区役所にたしか来ていたような気がするんですけど、ちらっと、やっているなというのは見たような気がします。多分、そういう形で一般の区民の方も見ることができたのではないかなと思うんですけれども、オブザーバーの方が質疑している様子もホームページに載っていますが、どんな質疑が出て、大体どのくらいの方々が見ていらしたのかとか、そのときの様子を少し教えていただければと思います。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
オブザーバーの方々からは、例えば子どもに対する貢献度ですとか、事業の波及効果ですとか、今後事業を継続して行っていく場合の実行可能性とか発展性、こういったところに対する質疑等々があったというふうに認識しております。観客ですけれども、具体的に把握はしていないところですけれども、10数人というんですかね、複数名、後ろのほうで見ていたというのは、私も審査に加わってございましたので、そういった形で認識をしてございます。
甲田委員
このような形で審査会をやるというのはすごくいいことだと思いますので、今後もぜひ公開な形でやるといいなと思います。
あと、ちょっと細かいところですけど、認定された団体がこれからそういった催しをやっていく際には、自分でその対象施設の予約をして、施設を使って何か事業を行っていただくということですけど、優は上限80万円、良は上限50万円と書いてありますが、回数というのは、1回でも10回でも、それは特に自由なんでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
委員おっしゃるとおりでございまして、あくまで金額の上限というところで考えてございます。
甲田委員
そうすると1回でやめてしまってもいいし、金額は自分で出すということであれば何十回でもやっていい、自由ということなんでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
一応減額の上限は定めてございますので、理屈上は、何十回でも繰り返すことは可能ですけれども、今回応募頂いたところからそういったことはなかったというところでございます。
甲田委員
分かりました。今年初めてですので様子を見ていただいて、回数だけが特によしあしを決めるわけではないですけれども、ただ広報もやっていただけるということは、かなりそれはメリットだと思いますので、たった1回きりで、もし上限使い切らずに広報していただいてということもできてしまうということもありますので、限りなく区民のためにきちんとやっていただけるように、それは今後もしっかりと見ていただきたいなと思います。一応要望にしておきます。
石坂委員
今回、子ども育成文化・芸術事業認定制度のほうで三つが採用されて、応募が四つあったということだと思うんですけれども、落ちてしまった団体は、ジャンルはどんなジャンルのものだったか、まず確認させてください。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今回残念ながらこちらに認定されなかった事業の内容ですけれども、こちらについてもダンス系のものだったというところでございます。
石坂委員
いずれもダンスということで、ちょっと偏りが気になるところではありますけれども、今回採用された1から3が、いずれもダンスですけれども、こちらは、例えば対象年齢の差ですとか、内容が一応書いてある中で若干違いは分かるんですけれども、そうした差が分かる点があれば教えてください。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
それぞれみんな対象というところでは異なっておりまして、例えばですけれども、ワイプロですと中野区の子どもを主としてやる。子どもなので幅広い形で、今回これを選んでいる趣旨が幅広い子どもというところでございますので、基本的には幅広い子どもを対象として行っていく事業だというふうに認識してございます。
石坂委員
子どもと言っても、幼児向けとか小学校向けとか中高生向けというところはどうなんでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
特にダンスが踊れればと認識しているところでございまして、大体未就学児、小学生から、そのような対象年齢となってくるかなと認識してございます。
石坂委員
審査の基準も明示されているところではありますけれども、落ちたところはなかなか聞けるものではないと思うので、出ているこの三つの中で、一つだけ優で、残り二つは良ですけれども、審査基準を通して、この優になった団体が、良になった2団体と比べて秀でている点があれば教えていただけますでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
優と良になった違いでございますけれども、子どもでもいろいろな境遇の方がいらっしゃると思いますので、幅広いところからの参加で、他と分け隔てなく参加できるような仕組みを構築しているとか、こういった形でやったほうがいいのではないかという、先ほどのオブザーバーの意見や我々の意見をいろいろ加味して事業を構築していくという今後の改善性が見られたといったところも一つポイントになっているところでございまして、あと幅広く中野区内で展開していく上で、影響力みたいなところも優になったポイントだったというふうなところでございます。
石坂委員
逆に、良の団体が優になるのに足りなかった点があれば教えてください。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
やはり多くの子どもたちに参加してもらいたいと考えますと、例えば良の中でも、発表もセットになったワークショップもございますけれども、例えば発表をしたらどうかといったところに対して、ちょっと発表はできないんだというような、それぞれで決められている形もあろうかと思うんですけれども、そういった工夫がなかなか見られなかったといったところになります。
石坂委員
今のような視点をしっかりと実際にやって、また評価する際にも、実際のところはどうだったのかをしっかりと見届けていただけたらなと思うところです。
それから、今後、来年以降もやっていくときに、やはりより幅広いジャンルのものが展開される状況を目指していただけたらなと思うところです。また、そうしていく際に、審査をするときに、例えば絵を描くという団体が三つあって、それで歌を歌うというところが一つあったとする。絵を描くところは点数がいいんだけど、若干歌のほうは点数が低いんだけど、ただジャンルを幅広くするためには歌が入っていたほうがいいよねということもあると思うんですけれども、今の審査基準だと、そこをばらけさせるような審査基準はないのかなというのも気になるところですけれども、来年以降、幅広くしていくとか、あるいは新規性がこれまでにないジャンルであるとか、ほかと違うジャンルのものが入りやすくするような何かしら工夫ができないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
初めに、今回はダンスに限られているといったところでございますけれども、ダンスは、結構ニーズは高かったのかなというふうに思っております。一方で、ジャンルの広がりみたいなことが今回十分なかったということは、やはりこの制度がまだ十分浸透していなかったといったところにも原因があるのかなというふうに認識しております。現在、例えばシェアノマでの公募による様々なワークショップも行われているとか、あとナカノバで多種多様な文化芸術を含めた利用も増えておりますので、そういったイベントや企画によって接点を持って、接点を契機としてこの制度の周知を図っていくと。いろいろなジャンルからこういった事業の応募があるといったところにつなげられていければなと考えているのが一つでございます。
あと委員おっしゃった審査の中で幅広にといったところでございますけれども、こちらは個別の審査の話にはなっていくかなというふうに思いますけれども、審査の中で、審査基準を含めてですけれども、幅広に選んでいく上でどういうふうにできるかというのは、また今後、今年の実績を生かして検討していきたいというふうに考えてございます。
武田委員
1点だけ。私も今石坂委員が御質問されたことと同じことが気になっていて、事業の応募者も含めてほとんど同じジャンルだったというところは、お知らせの仕方というところで何か課題があったのかなというところを、今どういうふうに思われているかちょっともう一回お聞きしたいんですが。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
繰り返しになりますけれども、今回ジャンルの広がりが見られなかったというのは一つ課題かなと。これは、制度の浸透ですとか認知度、これがまだ十分上がっていなかったといったところでは課題に考えているところでございます。
武田委員
ぜひ本当に幅広く、いろいろなところが応募できてくるようになればいいのかなと思っているんですが、周知の段階で、事前相談機関というのも設けていらっしゃるんですけれども、この事前相談のときには相談があったけれども、実際の申込みには結びつかなかったところはあったんでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
事前相談期間を設けておりまして、その前には説明会も開いてございます。こういったところに来ていただいた、実際相談に来ていただいた方の中で応募してこなかった事業者、団体もいました。
武田委員
数的にはかなり差がありますか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
正確な数まで把握していませんけれども、数団体はいたというふうに確認してございます。
武田委員
今後の募集の仕方とか事業の組み方の検討の際に、実際に事前相談には来たけれども、申請に結びつかなかったというところから、何かヒアリングとかお声とかは聞いていらっしゃるんでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
一部聞いているところですと、自分たちがやろうとしている日程とスケジュールが合わなかったとか、いい会場もなかったという声は聞いているところでございます。
武田委員
スケジュールの点も、どうしても年度でやっていこうとなって4月当初というか、上半期に募集をかけるとどうしても下半期になってしまうと。でも下半期になってくると、地域でもいろいろなことがあったりとか、学校も行事が多かったりという時期とちょっとかぶっちゃうのかなというのもあって、すぐにということではなくて先々ですけど、可能であれば、例えば上半期と下半期に両方審査ができて、下半期にやったときは来年の年度当初にできるみたいな、事業の時期の実施の検討というのは可能でしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
2回に分けての募集ができるかというのは今後検討かなというふうに思いますけれども、今年度は6月中の募集で、7月に入って認定事業の決定というスケジュールでいきましたけれども、来年度につきましては2回目になってきますので、もうちょっと早い時期での応募を考えているところでございます。
武田委員
可能であれば、通年何らかの形でイベントができるよというやり方を目指していただけるといいなと思いますので、ぜひ御検討頂ければと思います。要望で。
酒井委員
まず区公認制度の認定事業から教えてください。これは4事業の応募があったんですけれども、上位3組に選ばれなかったところはどういった提案だったんですか。簡単に。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
こちらもダンスになりまして、ラジオ体操を使ったダンスというような提案でございました。
酒井委員
そうしますと、大体ダンスだったということですよね。それで、この1、2、3と優、良、良と選ばれた三つの申請者がいるんですけれども、これはどこでどういうイベントをするか、どこでいつするか、それぞれ簡潔に教えていただけますか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
それぞれの細かいスケジュールというのは、私のほうで今把握しているのは、こちらの実施予定時期というところにあります、1番のところですと令和7年2月から、2番目のところですと令和6年11月から、3番目のところですと令和6年9月からといったところで、今一応考えているのがなかのZEROホールのホールを使ったワークショップですとか、そういったところを事業計画で認識してございます。
酒井委員
ワークショップですから、段階を重ねていくのかなとも思うんですけれども、それぞれ何回くらい使うんですか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
申請のときの計画ですと、例えば2番目の山田うんのワークショップですと、11月頃からワークショップの1回目を始めまして、全部で5回のワークショップを考えていて、最後、事業レポートの公表というスケジューリングというふうに把握してございます。
酒井委員
5回行って、最後に発表会みたいな感じなのかなと思うんですけれども、これがそれぞれ、2番ですから良ですから、1回使うごとに50%割引になる、そういう理解でいいですか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
委員おっしゃるとおりでございます。
酒井委員
前回の区民委員会での審査の基準というところで、子どもたちの豊かな心の形成に資する文化芸術の鑑賞・体験機会として優れているか、子どもの参加しやすさ、事業の継続性、実行可能性、将来性とあるんですよ。子どもの参加しやすさというのは、誰もが文化芸術に触れられるようにというので、この事業を始めているところだと思うんですよ。他方、これは全部ダンスですよね。ダンスのこういった、やっていらっしゃるところというのは、会場を借りて発表会をするのも結構大変ですよね。ちょっと心配なのが、割引をしてダンススクールの発表会になっちゃうと、この趣旨とはちょっと違ってくるんだろうと思うんですよ。ですので、当然これはそういうものじゃない、それぞれワークショップを重ねて、そこに所属している子も参加するのかも分かりませんけれども、それでも僕ちょっとそこだと、結果発表会ありきになるんじゃないのかなとも思うんですよ。その辺どのようにお考えですか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
まさに今委員おっしゃるとおり、自分たちでもともとやっている事業の活動の延長線上といったところになってしまいますと、この認定事業の趣旨といいますか、もともと考えていた目的が出てこないものですから、そういったところにつきましては、分けて、ちゃんとこの事業で完結するような、今回認定事業で完結するような立付けにしているかどうかといったところも一つ審査のポイントだったというふうに認識しているところでございます。
酒井委員
そういたしますと、例えばダンススクールに通っているお子さんの参加を妨げるというのはちょっと難しいと思うんですけれども、他方、もうコミュニティができて、ダンスがうまい子がいて、そこからずっとその子たちがワークショップを重ねていって、結果として発表会につながっちゃうと、そのダンススクールの活動のように僕は見えちゃうんですよ。ということは、ダンスをやったことがない、もしくはダンススクールに所属していないという考え方でやるんですか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
ここで認定している事業に対する募集は、もともとやっているダンススクールとは別のものとして応募をして周知してやりますので、そこは切り分けが一定できているかなというふうに考えてございます。
酒井委員
その辺大事だと思いますので、せっかく区がこういう制度を立ち上げて、認定制度にして、結果そのダンススクールの発表会を割引にして行うということでは趣旨が変わってきますので、その辺はしっかりとヒアリングしながらやっていっていただきたいと思います。
それともう一点ですけれども、基金を活用した事業のところで、バイオリニストなどによるクラシック音楽のミニコンサート・楽器体験が、実施場所が区活と南中野中学校の体育館とナカノバですけれども、南中野中学校というのは学校の行事の中で行うのか、そうじゃない形でやるのか、どちらですか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
学校の行事とは関係なくやるものでございます。
酒井委員
この間、それぞれの委員の皆さんからも、やはり所得が低い家庭ほど文化に触れられる機会が少ないというのが数字で出ている中で、いろいろな子どもたちにこの基金を設立した趣旨の下、文化に触れられていただきたいというお話をしておった中で、今回、区内3か所ですよね。じゃあ、今後どういうふうに展開していくのか、学校との連携もあるでしょう、幼稚園に行く、保育園に行くというのもあると思うんですけれども、今後はどのようにお考えですか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今回初めてですので、ここでの実績、やってみてどのような反響を得られるかというところで次年度以降も考えていきたいと考えてございまして、もし来年度同じようなことをやるんでしたら、また場所につきましても、その中で検討していければなというふうに考えてございます。一方で、アウトリーチ的な事業につきましては、今指定管理者のほうでもアウトリーチで児童館に行ってやっているところでもございますので、そことは重ならないように、そこも一定考えて、場所については今後も考えていければなというふうに考えてございます。
酒井委員
最後に1点だけ。新型コロナで、鼓笛隊とかあったのがなくなってしまっている学校があるんですよ。新型コロナの影響であったり、指導者不足であったり、ちょっと難しいかも分かりませんけれども、せっかく区として、こういうクラシックコンサートができる方だとか、楽器ができる方、場合によっては指導できる方とつながりがある中で、やはり学校行事の中で生かしていくような、連携していくような、そういう鼓笛隊なくなったんだったら復活させてあげようくらい、それは学校の考えなんですけれども、そういうことも今後考えながら、せっかくこういった事業があるので、つながって始まるような取組をぜひしていただきたいと思いますが、最後に確認させてください。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
学校だけではなくて、幅広い主体というか、場所の中で、みんながつながりを持って、中野区にいる文化芸術の人材ですとか、そういったものを活用して、幅広く中野区の文化芸術を盛り上げていければなというふうに考えているところでございます。
小宮山委員
先ほどもちょっと言いましたけれども、この制度がこれまで区内でこつこつと非営利ベースで頑張ってきた人たちが報われるような制度であればいいなと私は願っていたんですが、蓋を開けてみると、これまでの活動がどこまで非営利だったり営利だったりするのかよく分からない、見当のつかない人たちが含まれているなという印象を受けました。そこで募集要件を見直してみますと、直近3年間に1年以上中野区内で活動した実績を有する団体や事業者であることというのが含まれていまして、これがやはり応募する人たちにとってはとても高いハードルになっていると思うんです。結果として選ばれた人たちも、これまで区内で、公益ベースで活動してきた人たちなのか分からない人たちが結局選ばれているのであれば、この1番ハードルの高い区内で活動した実績があるというのは募集要件には含めずに、ポイントとして加算する方式にしてしまえば、そして門戸をもっと広げてしまえば、よりたくさんの人が応募できる。そして区内で今まで地道に活動してきた人たちはポイント加算でもちろん評価もされる。今まで区内にいなかった、ダンス以外の活動の人たちも応募できるような形になるんじゃないかと思うんですが、そういった変更についてはいかがでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今回もそうですけれども、特に非営利、営利を分けてというか、そこで募集を行ったというところではなくて、幅広い文化芸術の活動実績がある団体とか事業者から応募を募ってきたといったところでございまして、今後どういうふうに審査を行っていくかですけれども、審査方法につきましては、今後ちょっと検討はしていきたいというふうに考えております。
委員長
他に質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告について終了いたします。
次に2番、中野区文化芸術振興に係る連携協定の締結についての報告を求めます。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
それでは、このたび中野区とコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社は、中野区における子ども・若者を中心とした文化芸術振興に向けた連携協定を締結することとなりましたので報告をいたします。(資料3)
この連携協定の締結に至った経緯でございます。まずコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社につきましては、さよなら中野サンプラザ音楽祭実行委員会が主催いたしましたさよなら中野サンプラザ音楽祭において、特別協賛という形で協力をしておりました。その後、中野区が展開いたします中野ミューラルプロジェクトの趣旨に賛同しまして、中野区が実施しました中野サンプラザプロジェクションマッピングにおいて、記念品を提供するなどの協力を頂いたといったところがございました。これらの関連イベントへの協力を契機としまして、中野区が進める日常的かつ身近に感じる文化芸術を広げていく施策ですとか子ども・若者に関する文化芸術の体験・鑑賞機会の充実策の実施について、同社から賛意と協力の意向が示されたということがありましたので、今回連携協定を締結しまして、これに基づく取組を進めていくことにしたところでございます。
続きまして2番、主な連携内容ですけれども、まず、子ども・若者の豊かな心を育む多様な文化芸術の鑑賞及び体験の機会の促進に関すること、続きまして文化芸術の振興に関することというふうな連携内容となってございます。
3番、今後の具体的な展開の予定でございますが、まず区有施設に設置しておりますコカ・コーラボトラーズジャパン社、自社が置く自動販売機にアートを施しまして、その売上げの一部を中野区子ども・若者文化芸術振興基金に寄附をするといったところがまず一つございます。もう一つは、区内にアートを施した自動販売機を新たに設置いたしまして、その売上げの一部を同じく子ども・若者文化芸術振興基金に寄附をするといった具体的な取組が今進行してございます。
協定の締結日ですが、令和6年10月15日に予定しているところでございます。
御報告は以上となります。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はございますか。
武井委員
こちらの連携協定の今後の具体的な展開で、その売上げの一部を基金に寄附するとありますが、一部というのは、具体的なパーセントとか大体1台これくらいとか、分かって言えるのであれば教えてください。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
一部がどの程度なのかといったところは今後詰めていく内容になります。今後新たに設置するところにつきましても、同じく設置者との相談になっていきますので、今後具体的に詰めていくような形になろうかというふうに考えてございます。
武井委員
これは、割合や金額によってはとてもいいことだと思うので、もしそれがいい数字であるならば広めていただきたいなとは思います。
あと、自動販売機にアートを施しと書いてあるんですけれども、平面なので絵だろうなと思うんですけど、どのようなアートとか、想定はあるのでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
その辺り、具体的な絵の図柄につきましても、今後具体的に詰めていく事柄になります。基本的にはフィルムを貼るような形を想定していまして、どういった絵柄にするか、どういったところから応募を募るか、これらにつきましても実際連携協定を締結して具体的に事業を進めていく中で検討していければというふうに考えてございます。
武井委員
中野区はアール・ブリュットに力を入れていますし、子どもが描いた壁画もありますので、ぜひ区民の皆様も参加できるようなアートになるといいなと思います。こちらは要望とします。
甲田委員
今後の具体的な展開というところの、先ほど売上げの一部のほうも私も聞きたかったんですけど、決まっていないということですが、区有施設に設置するコカ・コーラボトラーズジャパンの自販機というのは今何台くらいあるのか分かりますか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
具体的に何台くらいかというのは、ちょっと今把握はしていないところでございます。
甲田委員
それはちょっと把握しておいたほうがいいんじゃないですかね。だって連携協定といって今具体的なことが二つあって、一つは、区有施設に設置するというのは、これからするのか、してあるものが何台かあってということですよね。売上げの一部を寄附してくれる。2番のほうは、会社が自ら民間の土地に自販機を新たに設置して、その売上げを寄附してくれるという理解でよろしいですか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
3番の(2)につきましては委員おっしゃるとおり、民間事業者が設置する場合といったところでございます。
甲田委員
それはそれで普通にやっていただけるということですけど、区有施設に設置するとなると、やはりほかの会社も結構入っていますし、いろいろな意味を持たせて今まで自販機を運用してきていると思いますので、かなりいろいろな調整が必要になってくる。そこに新たに、こういう協定を締結しているからということで、自販機を何台も設置していくとなると、またそれはそれでいろいろなハレーションもあるかもしれませんので、どういうふうに考えているのか。新たに設置しというのは、どこら辺くらいまで、どういったところに設置をするという考えなのか、その辺ちょっと教えていただければと思います。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
2番目につきましては、民間事業者で設置していくところでございますので、それはもう民間ベースでの話になります。1番につきましては、今、中野区内の区有施設におけます自動販売機の設置につきましては、入札で設置しているところでございます。ですので、そこで今回コカ・コーラに決めるというところではなくて、今まず入っているのがコカ・コーラ、実績があるというのが数台というか、幾つか台数がありますので、そちらを対象としてまず行っていくといったところで考えてございます。
甲田委員
全然何も決まっていないという状況ですね。台数も今は把握していませんし、売上げの何パーセントくらいというのも特に決まっていないという状況の中で、具体的なと言ってもなかなか具体性はまだ見えないよというふうに理解しちゃったんですけど、よろしいですか。
休憩いたします。
(午後1時45分)
委員長
再開いたします。
(午後1時48分)
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
区有施設において正確な数字は把握しておりませんけれども、数十台、コカ・コーラボトラーズジャパンの自動販売機が設置されているのは把握しているところでございます。また、売上げの一部がどれくらいになるのかにつきましては、場所場所によって入ってくる売上げの規模も異なりますので、そういったところを加味しながら、こちらに寄附する割合、パーセンテージを今後調整・検討していきますので、そういった視点も持ちながら今後事業者と協議していきたいというふうに考えてございます。
甲田委員
企業が協賛してくださるということは、私は全然否定しません。企業の社会貢献というのはすごくあると思います。ただ、行政がやるときに、ほかに影響を与えてしまうようなことがあってはいけないのでということと、あと誤解があってはいけないので、一応協定締結するのであれば少し確認はしておいたほうがいいかなということもあります。こんなことはあまり言いたくないんですけど、中野サンプラザ音楽祭のプロジェクションマッピングのときに、コカ・コーラが配られていたことについて、私は全然、協賛していただいているからいいと思っていたんですけど、区民の皆さんは全然違うふうに取る人もいて、あれだけお金をかけた、そしてコカ・コーラを区が税金で買ってそれを配っているんだと思った人もいて、ちゃんとそれはお話ししましたけど、そういうふうに取る人もいるんだなというのを改めてそのときに考えたところなので、しっかりその辺は、こうやって協賛してくださってこういうふうにやっているんですよということを、きちんと区民に分かるように説明することも必要かなと思っていますので、その辺のところを注意しながら進めていっていただければと思います。要望です。
武田委員
1点だけ。区内に新たに設置しというところで、この新たにというのは全く新しく置きましたよということの御報告があって、それはそういうアートをつけたものにしていきますよということなのか、今あるものの機能を改善するために更新をして変えたよというところから、これを施したものを置いてもらうという形になるのか、どうなんでしょう。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今委員おっしゃった更新みたいなところも一定含まれるところでございます。しかし、あくまで設置者との相談になりますので、そことの話合い、その結果が大前提といったところになります。
武田委員
そうすると、更新も対象になるけれども、もともとの土地の所有者の方との合意が取れなければ、これは地域では進んでいかないよと。ただ区内の施設については、まずは既存のものからアートが作られていくようになったときに、ラッピングを張り替えていくというようなイメージで進めていくという感じでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
基本的には委員おっしゃるとおりでございます。
石坂委員
今回主な提携内容としては、(1)子ども・若者の豊かな心を育む多様な文化芸術の鑑賞及び体験の機会の促進に関すること、(2)文化芸術の振興に関することとある中での具体的な展開として、自動販売機にアートを施すとか売上げの一部を寄附するという形になっているわけですけれども、主な連携内容から考えると、具体的な展開はさらにほかのこともあり得るような感じがするんですけど、何かしら想定されているとか、あるいはコカ・コーラボトラーズジャパンのほうは、他自治体でも文化、スポーツ、芸術関係の提携を結んでいる例があるようですけれども、中野区でも展開しているような他自治体の例などあれば教えてください。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今後この協定に基づきます具体的な展開につきましては、この協定の趣旨にのっとりまして、今御紹介している自販機に対するアートの施しと基金の寄附、これだけではないほかの展開につきましては、今後事業者と協議して検討し、実施していければというふうに考えてございます。
石坂委員
そうしますと、今回御報告頂いているのは今の段階ではこれだけだけれども、主な連携内容に書いてあるこの二つの範囲であれば、ほかにも広がれるような中身の連携の協定の文書になっているという理解でよろしいでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
委員おっしゃるとおりでございます。
石坂委員
今回は自動販売機にということですけれども、コカ・コーラボトラーズジャパンに関しては、中野区内外でもダイバーシティ関係のイベントだとか、LGBT関係の団体でも出展されているようなところでよく目にすることがあるんですけれども、その際にコカ・コーラのペットボトルの周りのラベルというんですか、あそこにいろいろ施したオリジナルのものを作っているのを見かけることがあるので、様々協力してもらう形なども広がり得るものだと思いますので、また実際に具体的な体験・鑑賞機会に関わってもらうなど様々なことができると思いますので、ぜひその辺をいろいろと検討していただけたらと思います。これは要望としておきます。
委員長
他に質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、3番、なかの芸能小劇場の改修工事に伴う休館についての報告を求めます。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
それでは、令和7年度に予定していますなかの芸能小劇場の改修工事に伴いまして、施設を休館いたしますので御報告いたします。(資料4)
まず1の休館期間でございますが、令和7年10月14日から令和7年12月14日までを予定してございます。
2番目、工事の概要でございますが、舞台照明、あと客席用照明設備の改修工事となります。
3番、関連といたしまして、同時期になかの小劇場が入っております中野区社会福祉会館全体におきまして、空調設備改修工事を予定しているところでございますので、こちらの工事も併せてこの期間内に行う予定でございます。
最後、その他ですけれども、休館中の利用に関しましては、なかのZEROホールや野方区民ホール、中野区役所1階ナカノバなどの利用の案内を促して、別の施設での講演ですとか事業の利用を図っていきたいというふうに考えてございます。
御報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、4番、ウェリントン市への訪問及び今後の交流についての報告を求めます。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
それでは、ウェリントン市への訪問と今後の交流につきまして御報告いたします。(資料5)
まず今回の訪問の目的でございますが、中野・ウェリントン友好子ども交流事業を視察するとともに、ウェリントン市との交流を図るため、表敬訪問、現地視察等を実施するといったものでございました。
2番、期間でございますが、令和6年7月28日から8月1日まで、訪問を実施いたしました。
3の訪問者ですけれども、中野区長をはじめ、随行職員としまして、私、文化振興・多文化共生推進課長と、同課の職員2名、計4名で訪問したものでございます。
4の訪問先でございますが、まず7月30日には中野・ウェリントン友好子ども交流事業の視察といったところで、子どもたちが体験入学をしてございますウェリントンカレッジを訪問視察したものでございます。続きまして、7月31日にはウィリントン市長への表敬訪問ですとか多文化共生関係団体代表者との会談、マオリ族関係者との会談を行ったものでございます。
5番、訪問の成果でございますが、ニュージーランドやウェリントン市の現状を把握するとともに、同市とは子ども交流をはじめといたしまして、文化・スポーツ・産業・経済・教育・防災など幅広い分野での交流に向けて、両自治体間での情報交換ですとか認識の共有を図ったといったものでございます。また今後さらに意見交換等を行いまして、具体的な交流につなげていくことが確認できたというふうに認識しているものでございます。
最後6番、今後の交流の考え方ですけれども、オンライン会談などを活用しながら、情報共有、意見交換を図りまして、両自治体の特性の理解を深めていって、交流・連携していく分野や方法などにつきまして、具体的に検討・調整を進めていくという考えでございます。なお、現在の友好子ども交流につきましては、ホームステイを前提としていることから対象校が限られているなど参加が限られているといった課題を認識しているところでございます。これにつきましては、より多くの中野区の子どもたちが当事業に参加できるよう、訪問や受入れの在り方につきまして、中野区国際交流協会ですとかウェリントン・中野教育協会などと協議を図っていくことを考えてございます。また子どもたちとのオンラインでの定期的な交流などにつきましても、学校等と相談しながら検討していければというふうに考えてございます。
御報告は以上となります。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はございますか。
石坂委員
今回、初日に子ども交流事業の視察をされて、2日目の一つが市長へ表敬訪問されたという中で、訪問成果として、文化・スポーツ・産業・経済・教育・防災など幅広い分野での交流に向けた意見交換ができたということですけれども、それに加えて、7月31日の2項目目、3項目目で、多文化共生関係団体代表者との会談ですとかマオリ族関係者との会談という形で書いてあります。特にニュージーランドの場合のウェリントンですと、白人の人だけでなくてマオリの方だとか、移民の方など様々な人種、民族、文化を持つ方々が暮らしている地域がある中で、こうした会談ができたことはとても有意義だと思うんですけれども、やはり中野区の多文化共生に生かせそうな何かもこれで得られたのかどうか教えてください。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今回この訪問先にあります多文化共生関係団体代表者やマオリ族関係者との会談につきましては、ウェリントン市側からの働きかけといいますか、御協力があってこういった会談が実現したものでございます。先ほど委員おっしゃったとおり、ニュージーランド、ウェリントンにつきましては、やはりマオリの方をはじめ、先住民族のほかに多民族国家を国全体で形成しているところでございますので、中野区も今外国人人口が増えていて、多文化共生を進めていく中で、どういった形で友好的な多文化共生社会を作っていくのがいいのかどうかといった会談をさせていただきました。その中でいろいろイベントですとか行事での交流を図るということが、やはり現地でも大事だといったところは十分な意見交換、こちらにも応用が利くといいますか、ためになる結果が得られたというふうに考えているところでございます。
石坂委員
そうした多文化共生が進んでいるまちに中野区の子どもが行く、またそのまちから子どもたちが来てくれるということの中での、子どもの中でそうした醸成できる部分もたくさんあると思いますし、やはりそこに関わっていく区の職員の多文化共生にも生かせるものが今後もたくさんあると思いますので、今回の機会だけに限らず、そうした視点も常に持ち続けていただきながら交流を進めていっていただきたいと思います。これは要望としておきます。
甲田委員
交流訪問お疲れ様でした。短い期間の中でいろいろなことを得られたんだと思います。ちょっとお聞きしたいんですけど、このウェリントン・中野教育協会というのはどういうことをやられている協会なのか教えていただければと思います。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
友好子ども交流が1980年代の後半から始まってございます。こちらは民間レベルでのといいますか、初め、中野区の教育委員会にも働きかけがあってこういった交流がスタートしたわけですけれども、それを支える現地の団体としまして、民間団体ということでこういうような団体があったと。なので、基本的にこちらでやられていることは中野区の子どもたちの交流、毎年行っている交流のいろいろ調整を行ったり、現地での手配を行ったり、そのようなことを行っている民間ベースの団体でございます。
甲田委員
そうすると、中野区としては国際交流協会がやってくださっていることと行政がやっていることと、どちらの感じになるんですかね。中野区のほうは、調整は行政がやるんでしたか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
現在、友好子ども交流事業につきましては、中野区から国際交流協会に、事務の委託といった形で進めていただいていますので、基本的には、そういった調整事につきましては国際交流協会のほうで行っていただいているといった認識でございます。ウェリントン・中野教育協会につきましては、現地での受入れ校の調整ですとか、ホームステイの受入れ先ですとか、参加者の募集、こういったところも含めて行っているというふうに認識しているところでございます。
甲田委員
分かりました。昨年私も国際交流協会評議員としてウェリントンの子どもたちのお別れ会に参加して、本当に感動しまして、すばらしい交流だなということを目の当たりにして、区民の方でも私の親しい方が、やはり子どもが中学生だったときに迎え入れて、行ったという経験を語っていらして、ずっと思い出となってすばらしい交流を中野区はやってくださっているということを語り継いでくださっている方もいて、これは本当にしっかりと続けていく価値があるのではないかなと思いますので、またその内容についても、ぜひ区民の皆さんに分かるようにお知らせをしていただければと思っておりますので、要望としておきます。
委員長
他に質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、5番、旧中野刑務所正門の進捗状況等についての報告を求めます。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
それでは、旧中野刑務所正門の移築・修復工事に係る進捗状況及び今後につきまして御報告させていただきます。(資料6)
まず1番の工事の中断につきましては、前回8月の閉会中の委員会でも御報告させていただきましたが、6月27日から移築・修復工事を中断したところでございますが、こちらにつきましての詳細ですけれども、正門につきましては、荷重を分散して支えているために、1ページ目にあります写真のとおり、下部に行くにつれて広がるように、階段状にれんが基礎で支えられているといったような構造が取られてございます。工事を進める過程で、れんが基礎の段数が設計時に想定していたよりも多く、基礎幅が大きいといったようなことが判明したということでございます。繰り返しになりますけれども、こういったところの基礎幅が違う、大きさが違うといったところから補強方法の見直しですとか安全性の確認の必要があったために工事を中断していたところになります。
続きまして裏面にお移りください。2番、検証結果及び工事の再開でございます。設計の再検証及び安全性の確認につきましては、文化財保存の観点のほか平和の森小学校の新校舎整備工事への影響も考慮に入れながら行ってまいりました。その結果、現存するれんが基礎を生かし設計の変更を行うと、構造計算ですとか建築基準法に関する手続等を再度行う結果となってしまって、結果として工期を大幅に延伸する必要がありました。一方で、正門のれんが基礎を一部撤去いたしましても、建築物の体力が減少しないことが確認されました。またそういった確認された事柄に基づきまして工事を進めましても、安全を確保しながら施工することが可能といったところにつきまして、工事施工者を交えて、そういった視点での検討も行いました。結果、れんが基礎の一部撤去につきましては、正門の現状変更に当たるものの、上述のとおり文化財保存の観点、工期延伸、安全性の確保等を総合的に判断しまして、もともとの設計書に合わせ撤去するという判断を行ったものでございます。なお、基礎の形状につきましては、撤去の前後でしっかりとした記録・保存を行っていく考えでございます。これらの検証結果を受けまして、令和6年9月2日に移築・修復工事は再開したといったような流れとなります。
3番、工事中断の影響でございます。まず(1)正門の移築・修復工事の経費でございます。工事中断期間における設計の再検証と安全性の確認作業、工事再開に向けた人員、資材の調達、作業手順の変更等によりまして、工事及び工事監理におきまして、経費の増が生じるといったところが今分かってございます。(2)今後の正門移築・修復工事のスケジュールでございます。工事の中断期間に加えまして、れんが基礎の撤去工事により、約4か月半の工事の遅れが生じる見込みでございます。
最後に4番、今後の予定でございます。令和6年度3月末、埋蔵文化財の本格調査業務につきましては一応完了の予定というふうに考えてございます。変わったところでございますけれども、令和7年度、もともと移築工事につきましては令和7年の7月中に完了予定で考えてございましたが、今般のこういった工事の中断によりまして、11月末に変更となってございます。その後につきましては、令和8年度2月頃に曳家後工事、これは修復工事ですけど、完了を予定しておりまして、3月末に記録・保存業務の完了、続きまして令和10年度の5月頃に正門の公開開始を現状のところ予定しているところでございます。なお、当初の予定からの変更につきましては、別添の表を参照していただければというふうに存じます。
御報告は以上となります。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はございますか。
武井委員
この旧中野刑務所正門の報告は度々受けているという印象を受けます。建物の耐久力が減少しないことを確認したとありましたが、こちらは耐震診断みたいなことなのでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
耐震診断ではございませんで、こういった工法を取ったとしても、数値の上でもともと想定していた数値内に収まるといったような確認をしたものでございます。
武井委員
下のこの一部分を削除して移設が可能ということであれば、もっと早く下のほうを切って移設がスムーズにいったのかなという印象を受けてしまいます。また今回の移設で、たしか予算が余計に、補正予算か何かでかかっていましたよね。金額を確認させてもらっていいでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今委員おっしゃっているのは、今般議案で出ているこちらは、令和6年第2回定例会で補正を行いまして、こちらにつきましては労務単価ですとか、そういったところの変更でございます。金額としましては、1,771万円の増といったような議案の内容と把握してございます。
武井委員
ありがとうございます。度々申しているんですけれども、何が言いたかったのかと申しますと、計画当初は、令和8年には正門の公開開始とありました。そして金額に対しても、当初は移設で5億円、また曳家でさらに先日伸びて、またプラス5億円になって、本当に莫大な費用がかかっていることに対して、自分としては胸が痛むといいますか、本当に大きなお金ですよね。地域の活動している地区委員会さんでは、数万円の補助が出てやっと赤が出ないで運営できると言ってみんな一生懸命ないお金で頑張っている中、簡単にこういった何億円という数字が出てしまうのは問題だと思います。この先本当に大丈夫なのかという心配があります。もしさらなる耐震補強が必要でまたお金がかかるとか、そういったことがあるんじゃないかと、報告の多さを受けると感じてしまいますので、そういったことが本当にこれからはないようにしていただきたいと思います。要望です。
石坂委員
今回新たにより深いところの段が見つかったというところで、その部分は撤去して移築しても、構造の体力が移築に問題ないということですけれども、下の部分をなくしてしまうことは、将来的に、例えばこの門が東京都とか国の文化財になり得るかもしれないときに、下を撤去してしまっていることが後になってデメリットになる心配はないのかどうか教えていただけますでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今般ここを撤去してという工法を取ったといったところは、委員からも御案内が今ありましたけれども、文化財保存の観点ですとか工期の延伸ですとか安全性、こういった全てのことを総合的に判断して行ったものでございます。一方で、やはりしっかりとした記録・保存を行って、物はなくなってございますけれども、一部を残して今後ちゃんと調査するというところも担保してやってまいります。またさらにそれにつきましては地中の埋設になってしまいますので、今後につきましては、記録・保存を行った内容を含めまして、今後国ですとか都の指定文化財になるときには判断されていくものかなというふうに認識しているところでございます。
石坂委員
少しでもそこは毀損されないような形で進めていただければと思いますし、記録を残していく際には、ちゃんと今後の様々な調査などにも耐えるような形でしっかりと残していただくようにお願いして、要望としておきます。
武田委員
この工事自体は、やはり地下に埋まっているものは何が起こるか分からないというところでは、ほかの工事でもあり得るところではあると思いますので、文化財として保存をするということを決めてこれを実証していくということについて、確実に実証していっていただければなと思います。
ちょっと御質問で、第1回定例会のときに、今後の情報発信というところでは、移築・修復に係る様子をホームページ等により随時公開していくとともにというふうにあるんですけれども、完全に終わるということの前から、移築・修復工事の経過を区民の方にお知らせをするよという方針をお持ちだったかと思うんですけれども、その辺りは、今後はどのようにされていくんでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
第1回定例会の3月のときの区民委員会のほうでそのような御報告をさせていただいて、今後の情報発信につきましては、ホームページでの情報発信ですとか、報道機関による取材ですとか、番組制作、こういったものを促していくというような御報告をさせていただいたというふうに認識しております。情報発信につきましては、今だんだん材料がそろってきていますので、今後まずはホームページ等々からの情報発信を随時進めていけるように準備を進めていきたいと考えてございます。
武田委員
随時進めていくというところは、新たな予定として令和10年度の5月頃正門の公開開始というところで始めるということではなくて、その前から進捗に応じた形で、このときにはホームページ等の発信とともに歴史民俗資料館とか区役所の1階でも展示を行っていきますよというふうになっているんですけれども、そういったことも企画はされていくという理解でいいんでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今いろいろ掘っていって段数が違うという事実ですとか、あと十字舎房の一部が見つかるとか、そういった発見がされているところでございますので、そういったところが随時見つかっていて素材もそろいつつございますので、実物を公開できるかというのはありますけれども、まずはホームページ等を活用して、まずはそれを知ってもらう。そこでパネルになるのか何になるのか、今後検討ですけれども、企画展示ができれば今後企画をしていきたいというふうに考えてございます。
武田委員
文化財として活用できるところということについては、幅広く活用の方法を検討していただければなと思います。
あと1点、以前工事説明会をなさったと。そのときに工事の仮囲いというんですかね、あの白い壁になっているところに、何らか可能な範囲で門のことについての説明だとか歴史的なことを書くとか、何かしら掲示をしてもらえないかという御意見があったと。それについては今後検討されるというふうな答弁を頂いていたかなと思うんですけど、その辺りは今いかがでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
それにつきましては、今般工事も遅れてきているということで、その時期につきましても鋭意どうするか検討しているところでございます。その辺りどういうふうな形でやるか、そこに展示する内容、掲示する内容につきまして、今後予算の中で検討していければというふうに考えてございます。
武田委員
説明会の中で出た御意見というところもありますので、十分に御検討頂ければなと思います。要望で。
甲田委員
今回、工事の変更という御報告が、この絵がすごく分かりやすくて、やはり口頭で言われている中では、掘ってみたら今までの想定と違っていたということだけではよく分からなかったのですが、こういうふうに4段目、5段目があったんだということが視覚に訴えてよく分かるんですけれども、こういった説明というのは、区民の皆さんにどういうふうにお知らせをされる予定でしょうか。例えばホームページとか説明会とかあるんでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
基本的にこういう事実がございましたといったところでは、今後ホームページ等々で中野刑務所正門の移築・修復の進捗状況といったところで広報していければ、周知していければというふうに考えてございます。
甲田委員
一方で、地域の方々には工事の延伸とか期間の延伸とか、そういったことの説明をされているかと思うんですけれども、今回のことと合わせてどんなふうに説明される予定でしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
近隣の住民の方々には、今後近隣住民のポストへ通知という形で投函を予定しているものでございます。また、新校舎の供用開始にも今後影響が出てくるのかなというふうに認識しているところでございますので、こちらにつきましては、平和の森小学校保護者を対象とした説明会、あと近隣保育園、幼稚園への説明会、説明会というより周知ですね、こういったことを予定しているというふうに聞いているところでございます。
甲田委員
ぜひこういった詳しい内容についても、近隣の方も分かるような形で説明をしていただければなと思います。
あと、工事の追加費用が発生すると思うんですけど、それはいつ頃分かるんでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
金額等々につきましては今精査しているところだと聞いてございます。こちらにつきましては、補正予算を第4回定例会で御提案できればといったところで進んでいるところでございます。
酒井委員
前回口頭報告でちょっと遅れますよということで、今回この結果を受けて、平和の森小学校が令和9年度の供用開始から令和10年度になりました。今の3年生が、当初の予定だったらば卒業式は新しい校舎でできる予定だったんですよ。今回その子たちはそういったことができなくなってしまった。新校舎を楽しみにしていた児童もいたかもしれません。平和の森小学校は、今現状、運動会も児童が多くて校庭ぱんぱんで、普通教室も足りないような状況ですよね。担当さんは、そういったことは御存じですか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今700人近い児童があちらで授業を受けていると、生活をしていると認識しているところでございます。
酒井委員
運動会であったり、地域行事であったりは行ったことありますか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
そういった個別の行事には参加したことはございません。
酒井委員
機会があれば行っていただいて状況を見て、やはりこれは今後絶対遅らせちゃならないんだというのを思っていただきたいと思います。恐らく今の3年生は新しい校舎で卒業式は迎えられるというふうに思っていたかもしれませんから、これがまた遅れちゃうと、やはりまた影響も出ますので、担当さんは遅れのないようにしっかりと取り組んでいただきたいと思いますが、いかがですか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
今回のケースにとどまらず、これまでも平和の森小学校への影響については考慮して、スケジュール、進捗状況についても確認をしていったところでございます。今後につきましても、そういったところにつきましては、十分気をつけながら進めていきたいというふうには考えております。
委員長
他に質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、6番、その他で何か報告はございますか。
白井区民部戸籍住民課長
同性パートナーに係る住民票の続き柄の記載について口頭にて御報告をいたします。
区では、同性パートナーに係る住民票の続き柄の記載について、11月を目途として記載を希望する方を対象に、夫/妻(未届)の記載を開始する方針としましたので御報告をいたします。なお、当該続き柄の記載につきましては、東京都パートナーシップ宣誓制度、中野区パートナーシップ宣誓のいずれか、または双方を利用している中野区民のうち、同一世帯に該当する区民双方の申出によって行うことを想定してございます。
御報告は以上となります。
委員長
ただいまの報告に対して質疑はございますか。
武田委員
今の御報告で、これは何かしら別途証明を出すということではなくて、通常発行している住民票の続き柄について妻(未届)なり、夫(未届)なりという記載をするということでよろしいですか。
白井区民部戸籍住民課長
委員御指摘のとおりでございます。
武田委員
このような形をされるということについてはとてもいいことだというふうに思っています。ただ一方で、法律上まだ同性婚というものが、裁判の判例はあったとしても認められていないという状況の中で、これは法的な解釈としてはどういったところをクリアしてこの形を取られるようになったんでしょう。
白井区民部戸籍住民課長
今般の検討過程におきまして、区の法務担当にリーガルチェックを行うなど確認を行ってきてございます。夫/妻(未届)の記載につきましては、その例が住民基本台帳事務処理要領に定められておりますが、同性パートナーの方を事実婚と同様の記載でございます夫/妻(未届)と記載することについては、法令で禁じられているものではなく、記載することで直ちに違法となるというものではないというふうに判断をしてございます。住民基本台帳事務の続き柄の記載につきましては、区としての判断で行うことが可能であると認識してございます。
武田委員
公的に住民票として発行されるものというところで問題はないというお話を確認させていただけたと思うんですけれども、これもう一回ちょっと確認ですが、手続的には御本人たちから申出を頂いて、続き柄の記載を変更するということで間違いないでしょうか。
白井区民部戸籍住民課長
先ほど委員のほうからございました公証する部分でございますが、こちらにつきまして、続き柄については一定の注釈をつける、そういった形での記載になるということをまず想定してございます。
2点目のほうについてでございますが、本人からの申出によってということを想定してございますので、本人から申出があった場合には、そういった部分を御説明した上で住民票に記載をしていくというふうに考えております。
武田委員
この申出についてはどういった形で周知といいますか、例えばパートナーシップの宣誓制度で宣誓書を既に発行されている方には直接御通知を差し上げてできますよということを御案内するのか、一般的な広報でとどめるのか、どういった形で進めるんでしょうか。
白井区民部戸籍住民課長
そちらについては同性パートナーシップ宣誓を所管してございます企画課とも現在調整中でございますが、こういったことを求めている方に伝わるような形での広報をしていきたいというふうに、今現在検討中でございます。
武田委員
今まで望んできた方がすごく多くいらっしゃるとは思いますので、皆さんに漏れがないように周知をしていただければと思います。要望で。
石坂委員
これが進んでよかったなと思うところであります。今までも同居人という続き柄記載で住民票を申請されてきた方はいるかと思いますけれども、改めて今回こうした形で、住民票のほうで夫(未届)、妻(未届)という形に、今まで同居人だった方が変更するケース、あるいは新たに申し込まれるケースがあるかと思いますけれども、周知の仕方ですとか、その辺りはどのように考えていますでしょうか。
白井区民部戸籍住民課長
先ほどもお伝えしましたが、同性パートナーシップ宣誓を所管してございます企画課と歩調を合わせながら、どういった形で広報するかは現在検討中でございます。
石坂委員
同居人から夫(未届)、妻(未届)にする場合は変わらないわけですけれども、新たに今まで別世帯だった方が住民票を申請した場合、カップル二人ともが国民健康保険の方の場合は、国民健康保険料に関して変更が生じる場合があるかと思うんですけれども、それは変更があり得る、特に減る場合等々もあるという理解でよいのかどうか教えてください。
白井区民部戸籍住民課長
国民健康保険料について変更があるとか、そういったことは現在考えてございません。
石坂委員
議会では聞いていないかな。過去に、同居人で大丈夫となったときには、今まで別だった方を一緒の世帯にすることで国民健康保険料が変わるというふうに、すみません、議会での答弁だったか平場で聞いたのかあれですけれども、そういうふうに担当がおっしゃっていたことがあったんですけれども、その辺りは。
休憩いたします。
(午後2時31分)
委員長
再開いたします。
(午後2時33分)
甲田委員
この件につきましては、石坂委員が第2回定例会で質問されて、また我が会派の久保議員も先般の一般質問で質問させていただきました。住民票の変更によって何か具体的な支障が出るかどうかということを確認させていただいて、そのときの一般質問の答弁では、現時点において具体的な事例が起きるかどうかについては承知していないということだったんですけれども、今回改めて、その後も特にこのことによって具体的な支障が出るということはないという理解でよろしいでしょうか。
白井区民部戸籍住民課長
一般質問でも区長のほうから御答弁をさせていただきましたとおり、私どものほうで、現在具体的に支障があるということを把握はしてございません。
甲田委員
これまでは同居人とか縁故者という形でやむを得ずされていたと思うんですけれども、やはり申出があれば取り扱ってきたということだと思うんですけれども、その同居人とか縁故者という方々が変わる可能性がありますので、大体中野区でどれくらいの世帯の方がその続き柄を希望してきたのかということは把握されているのでしょうか。現状を教えていただけますか。
白井区民部戸籍住民課長
これまで区の窓口等において夫(未届)、妻(未届)という形での記載を同性パートナーという方たちが御希望されたという事例が何件かあるということは把握してございますが、その全容についての把握はございません。
甲田委員
分かりました。あくまでも希望される方ですけれども、中野区は同性パートナーシップ制度をやっていますから、そのパートナーシップ制度を利用している方、また東京都のパートナーシップ制度を利用している方が11月から適用になるのであれば、変えたいというふうに窓口に来られる方もいらっしゃると思いますし、先ほどもあったように新たに取扱いを受けたいんだというふうに希望される方もいらっしゃると思うんですが、その新たに希望される方の場合は、パートナーシップ宣誓をされていない場合には、お二人とも中野区民で同居であれば、まずパートナーシップ宣誓を受けていただくことが必要であると思いますが、その辺の窓口の連携、またその当日来たときにすぐにパートナーシップを頂いて続き柄の訂正ができるのかどうか、その辺りを教えていただけますか。
白井区民部戸籍住民課長
委員御指摘の転入等に合わせてこういった記載を申し出される方というケースかと思いますが、パートナーシップ宣誓につきましては企画部で所管をしてございますが、基本的にはパートナーシップ宣誓に当たっては予約制となっていると聞いております。ただ所管のほうでは、必要書類がそろっていて対応できる体制であれば、予約なしでも受け付けているということも聞いてございます。転入同時の場合に、予約なしであった場合でも条件がそろっていれば、その日のうちに全て手続を完了することができるようになると考えています。一方で、予約制を原則として取ってございますので、企画部のほうに、あらかじめ何日に転入手続をしたいので、同時にパートナーシップ宣誓もしたいといったことを、予約を事前に頂ければよりスムーズな対応が可能になるのかなというふうに考えております。
甲田委員
様々な取扱いのルールがあるでしょうから、その辺、新しくまたほかでやっていないことを始めることなので、分かりやすく広報するとともに、そういった方々が来られたらすぐ分かるような書類とか資料をぜひ作っていただいてお渡しするような形、また部署部署でしっかりと連携を取っていただくということを庁内でもしっかりと詰めていただければなと思いますので、これは要望にしておきます。
委員長
他に質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、答弁保留があるので一旦保留としておき、他に報告があれば受けます。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
それでは、棟方志功の集いへの参加及びサミットの今後について口頭にて御報告させていただきます。
去る9月14日及び15日に富山県南砺市におきまして「棟方志功の集いinなんと」が開催されました。この集いは、棟方志功画伯のゆかりの自治体の長が集い、意見交換・交流を行うとともに、棟方志功サミットが一巡し、サミットの今後の開催方針ですとか事業につきまして協議する機会とすることを目的として開催されたものでございます。中野区からは区長、議長をはじめ、4名が参加いたしました。内容といたしましては、記念講演、企画展、徑道めぐりのほか、首長会議、情報交換会が行われました。今後の棟方志功サミットにつきましては、2年に1度、青森市と南砺市を交互に開催市として行うこと、また来年度につきましては棟方志功の没後50年に当たるため、青森市において別途サミットではないイベントも開催することが確認されたところでございます。中野区におきましては、今後中野区にゆかりのある人物の一人といたしまして、棟方志功を知ってもらう取組を企画していきたいと考えてございます。
御報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はございますか。
石坂委員
最後に、棟方志功について知ってもらう機会という話がありましたけれども、具体的にどんなものを考えているのでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
例えばですけれども、中野区は、作品は持っていないところでございますので、例えば版画ですとか、そういった体験ワークショップをやった際に、棟方志功を合わせて知ってもらう機会を設ける、そういった中で周知していくと。中野区にゆかりのある人物の一人として今後扱っていければなというふうに考えているところでございます。
石坂委員
版画というのは、単に版画を作るだけではなくて、棟方志功の版画も学べた上での版画制作ができるという理解でいいんでしょうか。
冨士縄区民部文化振興・多文化共生推進課長
具体的な内容につきましては今後、どういったことができるかにつきましては、今例を申し上げたところでございまして、どういったところで周知が効果的に行うことができるか、ここも併せまして、どういった企画をしたらいいかも考えていければと考えてございます。
石坂委員
そういう形で進めていただければと思いますし、棟方志功にちなんで版画を作りましたけど、棟方志功がどういう人か知りませんということはないような形で検討頂ければと思います。これは要望としておきます。
委員長
他に質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告については終了いたします。
他に報告はございますか。
伊東環境部環境課長
2024年秋の環境関連事業の実施につきまして口頭で御報告いたします。
今週末から11月上旬の約1か月間におきまして、環境関連の四つの事業やイベントなどを行います。
まず1点目、子ども生き物観察会でございます。これは現在行っております生物多様性保全に向けた生き物調査の一環としまして、10月12日(土曜日)、江古田の森公園にて実施をいたします。対象は小学生で、定員は低学年が15名、高学年が15名でございます。講師は、現在生き物調査を委託している事業者の専門員でございます。
2点目は花と緑の祭典2024秋の開催でございます。10月19日(土曜日)は10時から16時、翌20日(日曜日)は10時から15時まで、中野四季の森公園で開催いたします。
3点目は環境交流ツアーでございます。今年度は10月26日(土曜日)、群馬県みなかみ町に日帰りで実施をいたします。参加される区民の方には中野の森において植樹体験などを行っていただきます。
最後に、なかのエコフェア2024でございます。11月9日(土曜日)10時から15時で開催いたします。なお、昨年度までは中野四季の森公園のイベントエリアで開催してございましたが、今回はメイン会場として区役所のナカノのソトニワ、そしてナカノバ、シェアノマ、庁舎内の会議室で実施をいたします。
報告は以上でございますが、委員の皆様方におかれましては、お忙しいとは存じますが、お時間等ございましたら、ぜひエコフェアなどにお越しいただければ幸いでございます。
委員長
ただいまの報告に対して質疑はございますか。
小宮山委員
中野の森の植樹事業というのは、新規の植樹はしないと聞いていましたが、今回の植樹体験というのは、イベントとかセレモニー的に植樹をするという理解でよろしいでしょうか。
伊東環境部環境課長
今回、参加者については新たに植樹を行うという形でございます。
小宮山委員
植樹を新たにしたら、鹿の食害が出るから何百万もかけて柵を作るとか、そういうことが出てきてしまう可能性もあるかと思うんですが、どの程度の規模で植樹を行うのでしょうか。
伊東環境部環境課長
今回、定員約30名で募集してございまして、その30名が植樹できる範囲で、具体的な本数はこの場で手持ちにございませんが、日帰りで行ける時間内で植樹できる数の植樹を行うということで計画してございます。
小宮山委員
過去に中野区で鹿が植えた木を食べてしまうからといって、何百万円かの補正予算を組んだことがあったように記憶しております。今回30人で100本も植えればいいかと思いますけれども、新たな植樹をすることによって、また新たな費用負担が起きないようにしていただきたいんですが、その辺りは大丈夫でしょうか。
伊東環境部環境課長
過去にそういった獣害を防ぐための網を設置したとか、そういったことがございますが、既にそういったことを施してございますので、今後はそういったことはないというふうに認識してございます。
石坂委員
今の植樹のところで、中野の森の中でまだ今後も植樹ができるスペースは残っている状況なのかどうか教えてください。
伊東環境部環境課長
中野の森でございますが、平成26年度から実施してございます。10年ほどたってございまして、それほど多くの場所は残ってございませんが、まだ若干の場所は残っているという状況でございます。
石坂委員
そうすると、その場所を遊ばせておくのではなくて、今後もスペースが残っているところに植樹を続けていくという理解でよいでしょうか。
伊東環境部環境課長
委員御指摘のとおりでございます。
小宮山委員
今回のバス旅行以外にも、事業として植樹を続けていくということですか。
伊東環境部環境課長
みなかみ町につきましては、隔年で行っておりまして、今年はみなかみ町、来年は福島県の北方町、別の事業を行いますので、次行くとしたら再来年、令和8年度になりますので、そのときのことについては今後検討していくというふうに考えてございます。
委員長
休憩いたします。
(午後2時46分)
委員長
再開いたします。
(午後2時47分)
小宮山委員
先方の森林組合による事業としての植樹は既に終了したと聞いていますが、その辺り確認させてください。
伊東環境部環境課長
そのようなことでございます。
委員長
他に質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告について終了いたします。
また、先ほどのその他報告の中の同性パートナーに係る住民票の続柄の記載についての中で、答弁保留がございました。準備が整ったということでございます。
宮脇区民部保険医療課長
先ほどの御質問にありました件でございます。あくまでも住民記録上、同一世帯に記録されるということであるならば、続き柄、また同性パートナーであるか否か、そういったところも関係なく同一世帯として計算をされるということになります。
石坂委員
それが正しい答弁だと思うんですけれども、今まで一緒だった方はいいんですけれども、新たに一緒にするというのは、ほかの例でもそうだということですけれども、これを機に続柄が新たになるということで同一世帯にしようという人が出てくるときに、国民健康保険料が変わるというのを知らなかったという人も出かねないので、そこはやはり分かりやすい形での周知、案内をしていただければと思いますが、いかがでしょうか。
白井区民部戸籍住民課長
今委員御指摘のこと以外にも、様々御質問等々制度を開始しますと頂戴すると思いますので、そういったものを踏まえまして、丁寧な案内に努めていきたいと思います。
委員長
他に質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
その他で三つ報告がありましたけど、全てよろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
委員長
他に報告はございますか。
なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
次に、地方都市行政視察について御協議頂きたいことがございますので、委員会を暫時休憩いたします。
(午後2時49分)
委員長
再開いたします。
(午後2時51分)
休憩中に御協議頂きましたとおり、当委員会の今年度の地方都市行政視察は、福岡県福岡市のスタートアップ公共調達サポート事業についてと、福岡県の県有施設における脱炭素化計画についてとし、日程は11月6日(水曜日)から11月7日(木曜日)の2日間としたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
以上で地方都市行政視察について終了いたします。
次に、所管事務継続調査についてお諮りいたします。
お手元の文書(資料7)に記載された事項について、引き続き閉会中も調査を要するものと決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
審査日程のその他に入ります。
委員会は暫時休憩いたします。
(午後2時51分)
委員長
再開いたします。
(午後2時52分)
休憩中に御協議頂いたとおり、次回の委員会は11月15日(金曜日)午前10時からとし、急を要する案件が生じた場合は正副委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
以上で本日予定した日程は終了いたしますが、委員、理事者から何か発言はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の区民委員会を散会いたします。
(午後2時53分)