中野区議会建設委員会〔平成26年2月17日〕
建設委員会会議記録
○開会日 平成26年2月17日
○場所 中野区議会第4委員会室
○開会 午後2時01分
○閉会 午後2時18分
○出席委員(8名)
小林 秀明委員長
来住 和行副委員長
伊東 しんじ委員
平山 英明委員
林 まさみ委員
佐野 れいじ委員
近藤 さえ子委員
市川 みのる委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
都市政策推進室長 長田 久雄
都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当) 横山 俊
都市政策推進室副参事(都市観光・商業振興担当) 滝瀬 裕之
都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子
都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当) 石井 大輔
都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 宇佐美 吉久
都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)、
都市基盤部副参事(都市基盤整備推進担当) 立原 英里雄
都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当) 池田 中
都市基盤部長 尾﨑 孝
都市基盤部参事(都市計画担当) 豊川 士朗
都市基盤部副参事(地域まちづくり担当、大和町まちづくり担当) 荒井 弘巳
都市基盤部副参事(弥生町まちづくり担当) 安田 道孝
都市基盤部副参事(道路・公園管理担当) 古屋 勉
都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 志賀 聡
都市基盤部副参事(建築担当) 小山内 秀樹
都市基盤部副参事(防災・都市安全担当) 大木島 実
都市基盤部副参事(生活安全担当、交通対策担当) 中井 豊
○事務局職員
書記 江口 誠人
書記 竹内 賢三
○委員長署名
審査日程
○議案
第1号議案 平成25年度中野区一般会計補正予算(関係分)
委員長
定足数に達しましたので、建設委員会を開会いたします。
(午後2時01分)
本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり審査を進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
それでは、議事に入ります。
議案の審査を行います。第1号議案、平成25年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。
本議案は総務委員会に付託されておりますが、建設委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明を求めます。
尾﨑都市基盤部長
それでは、第1号議案、平成25年度中野区一般会計補正予算につきまして、都市基盤部所管の補足説明をさせていただきます。
議案の5ページをお開きいただきたいと思います。
歳出予算の9款都市基盤費の補正予算は減額補正となります。4項都市基盤整備費を5,620万円減額するものでございます。この減額補正によりまして、都市基盤部の予算額は148億8,950万1,000円となるものでございます。
初めに、この補正予算の歳出の内容を説明いたします。
それでは、補正予算説明書の84、85ページをお開きください。
4項都市基盤整備費、2目公園整備費の1大規模公園整備、(1)公園整備5,620万円の減額でございます。中野四季の森公園拡張用地の土壌汚染調査結果により土壌汚染対策が不要になったこと等に伴い工事費を減額するものでございます。あわせまして、同節1大規模公園整備、(1)公園整備におきまして、(仮称)鷺の宮調節池上部多目的広場整備等に伴う4億1,600万円の財源更正を行うものでございます。
次に、この補正の歳入予算の説明をいたします。補正予算書のページを戻っていただきまして、40ページ、41ページをお開きください。
真ん中の表の13款国庫支出金、2項国庫補助金の7目都市基盤費補助金、1節都市再生総合整備9,100万円の減額でございます。これは、(仮称)鷺の宮調節池上部多目的広場整備に関する工事の出来高に伴う補助金の減額でございます。
次に、44、45ページをお開きください。
上の表の17款繰入金、1項基金繰入金の7目まちづくり基金繰入金、1節まちづくり基金繰入金4億1,600万円を増額するものでございます。これは、国庫補助金の減額や、(仮称)鷺の宮調節池における覆蓋整備工事等の繰越明許に伴い起債をとりやめた財源を補正するものでございます。
同じく、その下の表の20款特別区債、1項特別区債の1目特別区債、1節都市整備債3億6,700万円の減額でございます。これは、中野四季の森公園拡張用地部分の工事費の減、及び(仮称)鷺の宮調節池上部多目的広場整備の繰越明許に伴う減額でございます。
次に、繰越明許費でございます。94、95ページをお開きいただきたいと思います。
9款都市基盤費、1項都市計画費の東中野駅前広場整備2億2,359万8,000円について、広場及び自転車駐車場整備が年度内に終了しないため、繰越明許費としてございます。
同じく、4項都市基盤整備費の鷺の宮調節池整備5億円について、覆蓋整備工事が年度内に終了しないため、繰越明許費としてございます。
同じく、6項防災・都市安全費の備蓄倉庫新設工事1,301万2,000円について、備蓄倉庫新設工事が年度内に終了しないため、繰越明許費としてございます。
以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
それでは、これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。ページもちょっと言っていただきたいと思います、質問のページ。
平山委員
84ページ、85ページの鷺の宮調節池の上部多目的広場等の財源更正の件で、ごめんなさい、何点か伺ってよろしいでしょうか。これ、国庫支出金が9,100万円減額になった、補助金が来なくなったということなんですが、これ、工事の出来高によってということは工事のおくれによってという理解でいいんですか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
上のほうの国庫支出金の部分ですけども、これは当初見込んでいた国の補助金に対する内示額が若干少なかったという部分と、それからまた上部広場のほうを整備するというお金につきましては、当初前払い金を想定したものなんですけども、これが現在実績がないものですから、国のほうの補助金が実績が出てからということになりますので、この分が今回見込めなくなったということで、合計額が9,100万円、これが国庫支出金のほうの減額になります。
それから、下のほうの特別区債のほうなんですけども、これは3億2,500万円という減になってございます。これは次のページのほうで、45ページで先ほど御説明がありましたように、来年度に繰越明許ということで想定しているうち、繰越明許につきましては起債が取り扱いできないと、区債を発行することができないということで、この部分を3億2,500万円を減にしているということで、これらの減額に対して今回これを見合いとして、繰入金として4億1,600万円を繰り入れていくということで、上の部分は工事の、確かに両方とも工事のおくれでございますけども、国庫支出金のほうは見込みの額との少なかった分と実績が出ていないということでの減になっているということでございます。
平山委員
ごめんなさい、ちょっとよくわからなかったんですけど、工事のおくれによるものと、あとは前払い金として見込んでいたものがあったんだけどそれが実際前払い金としては来なかったという説明でいいんですか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
国の補助の対象になっております。なっているんですが、まだ現在、上部広場のほうにつきましては実績が出ていません。工事ができていませんので、そのために、実績がないところについては補助金はまだ出せないという話で、今後それはまた対象になってくるということでございます。
平山委員
それは当然実績がなかったら出ないと思うんですけど、要するに、いろんな理由があって工事がおくれちゃって、工事は繰越明許をかけてという形になるわけですよね。それで、9,100万円分、当初それぐらいの工事をしようと思って見込んでいたんだけども、工事自体もなかったし、工事自体もできなかったのでその分が入ってこないですよと、それで繰越明許をかけましたと。それで、来年度はその実績に応じてこの分の補助金が入ってくるということなんですか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
最終的に全てこの分については、このうちの内示額との差額についてはもちろん出ませんけども、上部広場のほうにつきましては対象になるということになります。
平山委員
当初見込むわけですよね、社会資本整備の総合交付金が何%ぐらい来るだろうと。その内示された時点での見込み差というのはどれぐらいあったんですか。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
25年度につきまして2,500万円になります。
平山委員
結構な見込み差があったんですね。
もう一つだけ。それで、このまちづくり基金を繰り入れられるわけですよね。まちづくり基金って、こういった公園整備とかなんとか、要するに基金の条例がありますよね。目的がありますよね。こういったものも全部使えるということでよろしかったんですね、これは確認なんですけど。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
いろんな基金がございます。それで、私どものほうとしては、このような取り扱いで今回見込めなくなった国庫支出金や特別区債のほうについて、それはいわば穴埋めするという形になっております。これは財政当局のほうで一番最もふさわしい適正な方法で行っているというふうに私どもは理解しております。
平山委員
何か余計なお答えが多いのであれなんですが、要は条例に照らしてこの基金の使い道というものは間違いないんですよねということを聞いているんです。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
はい、そのように考えております。
林委員
繰越明許費について伺いたいんですが、東中野の駅前広場のほうがまた年度内に終了しない見込み、これ、何かずっとおくれているんですが、そのことに関しての――ああ、ごめんなさいね。ページ数は繰越明許なので94ページ、95ページの繰越明許費のものなんですが、またこのように繰越明許ということになってしまっているんですけども、なぜこのようになってしまったのかの説明と、今後どうなっていくのかということについて詳細をお願いします。
豊川都市基盤部参事(都市計画担当)
東中野駅前広場整備は、現在、地下駐輪場の躯体工事を行っております。それで、実はこの地下駐輪場につきましては、昨年の12月に都市計画決定を受けた後、事業認可の申請をしました。この事業認可がおりたのが若干見込みより遅くて年度末となりまして、その事業認可後、さまざまな施工調整をした結果、年度当初から少しずれ込んでの工事着手となりました。その辺の関係があって、本来ですと、今年度は駐輪場の躯体工事をした後、2次製品と言っております、いろんな駐輪場の設備ですね、これを搬入して終わりという予定が、この2次製品の設置が翌年度にずれ込んだためにこの分繰り越しになったと。想定としては、これらも含めて26年度末には全て完了するという予定になっております。
林委員
よろしくお願いしたいと思います。
あともう1点、この下にある、94ページの6の防災・都市安全費の備蓄倉庫新設工事なんですけれども、これ、予算額が1,300万円余なんですが、執行されていないと思うんですけど、これはどういうような状況になっているのか、説明願いますか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
こちらのほうは、旧第六中学校跡地の北西の500メートルの土地、防災広場と備蓄倉庫を整備するという点でございます。
広場整備のほうは、今、順次工事が始まっているところですが、こちらの備蓄倉庫のほうですね、昨年8月28日の建設委員会で報告をさせていただいたところですが、入札の不調のほうになっておりまして、現在も契約手続のほうが済んでいないというところでございます。この原因といたしましては、吉野町でも土砂災害等々がありまして、人孔蓋の上昇ですとか、人員の確保困難、あとプレハブの工場のほうが3月ごろまではあかないといったような理由で入札が不調になっているところでございます。こちらのほうを、今回これを認めていただければ、再度入札のほうに進んで契約したいというふうに考えてございます。
古屋都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
答弁のほうですね、ちょっと一部修正させてください。先ほど前払い金のところで工事のおくれに伴って云々とございましたけども、その点につきましては、国の補助金の考え方から、出来高が上がった年度に交付するという考え方でございますので、25年度は交付がされませんけども、26年度にこの分については交付されるということになります。
委員長
ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、質疑を終結いたします。
意見について伺います。意見はありますか。
〔「意見なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、第1号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定します。
以上で本日の日程を終了しますが、委員、理事者から御発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
では、以上で建設委員会を散会します。
(午後2時18分)