令和7年09月12日中野区議会総務委員会(第3回定例会)

中野区議会総務委員会〔令和7年9月12日〕

 

総務委員会会議記録

 

○開会日 令和7年9月12日

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後5時21分

 

○閉会  午後5時57分

 

○出席委員(10名)

 河合 りな委員長

 大沢 ひろゆき副委員長

 斉藤 けいた委員

 市川 しんたろう委員

 立石 りお委員

 大内 しんご委員

 平山 英明委員

 羽鳥 だいすけ委員

 中村 延子委員

 酒井 たくや委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 副区長 青山 敬一郎

 副区長 栗田 泰正

 企画部長 岩浅 英樹

 企画部企画課長 中谷 博

 企画部ユニバーサルデザイン推進担当課長 大場 大輔

 企画部資産管理活用課長 半田 浩之

 企画部財政課長 竹内 賢三

 企画部広聴・広報課長、企画部秘書担当課長 矢澤 岳

 総務部長 濵口 求

 防災危機管理担当部長 吉沢 健一

 DX推進室長 滝瀬 裕之

 総務部総務課長 永見 英光

 総務部物価高騰支援給付金担当課長、総務部防災危機管理課長 永井 亨忠

 総務部法務担当課長 尾関 信行

 総務部庁舎管理担当課長、総務部施設保全担当課長 増子 英宏

 総務部職員課長 中村 洋

 総務部人事政策・育成担当課長 松丸 晃大

 総務部施設課長 大須賀 亮

 総務部契約課長 滝浪 亜未

 総務部防災担当課長 吉田 暁

 総務部生活・交通安全担当課長 久保 貴

 総務部DX推進室デジタル政策課長、総務部DX推進室デジタル基盤整備担当課長 瀬谷 泰祐

 総務部DX推進室働き方DX推進担当課長 青木 大

 会計室長 古本 正士

 選挙管理委員会事務局長 永田 純一

 監査事務局長 高橋 英昭

 

○事務局職員

 事務局長 堀越 恵美子

 事務局次長 分藤 憲

 書記 田村 優

 書記 志賀 優一

 

○委員長署名

 

審査日程

○議案

 第81号議案 みずの塔ふれあいの家内装改修等工事請負契約

 第84号議案 感震ブレーカーの買入れについて

 第99号議案 緑野中学校校庭整備等工事請負契約

 

委員長

 定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。

 

(午後5時21分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり審査を進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 それでは、議事に入ります。

 議案の審査を行います。

 初めに、第81号議案、みずの塔ふれあいの家内装改修等工事請負契約を議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 それでは、第81号議案、みずの塔ふれあいの家内装改修等工事請負契約につきまして補足説明いたします。(資料2)

 本議案は、議会の議決に付すべき契約案件、予定価格1億8,000万円以上の工事の請負に当たり審査を頂くものでございます。

 工事件名、みずの塔ふれあいの家内装改修その他工事、工事場所は中野区江古田一丁目9番24号、工期は令和8年3月13日まで、工事概要につきましては記載のとおりでございます。

 1番、契約金額は消費税相当額などを含め2億801万円。

 2番、契約者は進藤建設株式会社。

 3番、契約の方法は一般競争入札。

 4番、予定価格は消費税相当額などを含め2億806万5,000円。

 2ページ目、5番の契約者の営業概要につきましては記載のとおりでございます。

 3ページ目に入札経過調書を記載してございます。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

斉藤委員

 落札率が99.9%ということで、契約金額と予定価格がほぼ同じということなんですが、近年の資材高騰なども含めて、今後も含めて、この辺りの契約金額の落札率というのは大体このぐらいの数字が予想されるのかを教えていただいてもよろしいですか。

滝浪総務部契約課長

 99.9%がこの先も同じように出てくるかというと、そこはそうですと言うのは、なかなか難しいものがあるんですが、今回のものにつきましては、契約者のほうから積算内訳書の提出を受けておりまして、独自の単価により積算されておりまして、結果として総額がこの予定価格に近くなったものということで、99.9%となったものでございます。

中村委員

 この議案なんですけど、先議の理由を教えてください。

滝浪総務部契約課長

 みずの塔ふれあいの家につきましては、夏休み期間中の子どもの居場所への配慮、また工事期間までの準備期間を必要とすることから、第2回定例会ではなく第3回定例会といたしました。また、工事の着手後に必要な日数を十分に確保する必要があることから今回先議としてお願いしたものでございます。

酒井委員

 先議というものは、そもそも通常だったらば一定のスケジュールどおり行うでしょう。通常だったらば常任委員会で行いますよね。だけど、これは先議というものじゃないですか。何か物の本には、先議はあまり行わないほうがいいとかそういうのはあるんですか。

濵口総務部長

 先議につきましては、そういった特段の理由というものをお示しして、議会のほうに議決をお願いするというものでございます。通常の議案の審査で、日程等で支障がないものについては、当然ですが先議ではないということで上程するということを想定しておりますけれども、今回のみずの塔ふれあいの家の工事につきましては、工期の期日が令和8年3月末ということもございまして、早期に着手して子どものこういった施設の環境を整えたいということで、早く工事に着手したいというものでございます。

酒井委員

 それで、入札日時が8月なんですよ、令和7年の。これ別に、第2回定例会で通常に議案を上程して議決をしてというふうなスケジュールは取れなかったんですか。要するに、第2回定例会で議決して夏休み明けから、夏休みに配慮して工事をやるということはできなかったんですか。

大須賀総務部施設課長

 委員今御指摘のとおり、第2回定例会で契約してということはスケジュール的には可能だったかと思いますけれども、そうしますと工事の経費が今回より増えるということもありますので、最小限の経費でやるということで、今回この日程で組ませていただいたということになります。

酒井委員

 要するに、より間近で入札したほうがそのときの現在価格で対応できるから、事業者にとってもそういうところがありがたいといいますか、そういう理解でいいということですか。

大須賀総務部施設課長

 委員御指摘のとおり、工事費についても直近の単価ということになりますので、現状に一番近い価格ということもありますし、工期が長くなることによりまして管理費なんかも上がってきますので、そこは必要最小限という形で工事費をなるべく抑えた形というのも一つ理由としてはあります。

酒井委員

 もう最後にします。工期が長くなるとおっしゃったんですけど、その契約をしたから工期になるんですか。そうじゃなくて、工期は定めれば工期は長くならないんじゃないですか。違いますか。

大須賀総務部施設課長

 契約時点からの工期になりますので、その時点から経費が発生するものという考えになります。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 他に質疑がなければ、取扱いを協議するため委員会を休憩します。

 

(午後5時27分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後5時28分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより第81号議案について採決を行います。

 お諮りします。第81号議案、みずの塔ふれあいの家内装改修等工事請負契約を原案どおり可決すべきものと決することに御異議はありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第81号議案の審査を終了します。

 次に、第84号議案、感震ブレーカーの買入れについてを議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 それでは、第84号議案、感震ブレーカーの買入れにつきまして補足説明いたします。(資料3)

 本議案は、議会の議決に付すべき契約案件、予定価格2,000万円以上の動産の買入れに当たり審査を頂くものでございます。

 契約件名は感震ブレーカー配布事業委託(単価契約)でございます。履行期限は令和8年3月31日、感震ブレーカーの購入1万6,000個となります。

 1番、契約金額のうち感震ブレーカー購入経費は消費税相当額などを含め7,920万円。

 2番、契約者は株式会社JPメディアダイレクト。

 3番、契約の方法は指名競争入札。

 4番、契約者の営業概要は記載のとおりでございます。

 2ページ目には入札経過調書を添付してございます。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

大内委員

 購入経費というのがあるんですけれども、購入経費は固定費というか決まった金額なんですか。要するに、今回やったJPメディアダイレクトが、感震ブレーカーの購入経費というのは7,920万円でもうこれは決まっている、あるいはこれも会社によって違うということになるんですか。これはもう決まっている金額なんですか。

滝浪総務部契約課長

 こちらの契約金額は基本的に単価契約となっておりますので、これを上限としているというものでございます。

大内委員

 じゃ、感震ブレーカーの物はもう決まっているわけね。どのメーカーのどれと指定があったわけですか。

滝浪総務部契約課長

 仕様としては決めてございます。

大内委員

 じゃ、一応米印で書いてあるんだけれども、これも場合によっては購入経費が違うということもあるんですか。

滝浪総務部契約課長

 基本的に単価4,500円のものを購入して、この数が最大1万6,000個になるというものになります。

大内委員

 他の会社もこの金額で購入するという前提でここに書いてあるんでしょうか。他の会社が仮に委託したとしても、ほかの会社でも感震ブレーカーの購入経費というのは同じなんですか。要するに、会社によってこの購入経費というのは変わるわけですか。たまたま参考資料で、この会社はこれで購入経費をやっていますけれども、他の会社がもし受注した場合は、この購入経費も違っているということになるんですか。

委員長

 休憩します。

 

(午後5時33分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後5時33分)

 

滝浪総務部契約課長

 もし他の事業者が落札した場合には、この単価が違うことも考えられます。

大内委員

 これは1万6,000個一括購入ということで、例えば申込み案件が1万件しかなかったら6,000個は残って、また来年度使うとかそういうことになるんですか。あるいは、6,000個というのはこの会社が引き取る形になるんですか、これで契約しちゃっているから。

滝浪総務部契約課長

 申込者が少なかった場合は訪問して感震ブレーカーを設置することも含めて委託しているので、大幅に余ることは想定していないです。なので、翌年に回すということは想定していないです。

大内委員

 ということは、例えば申込み件数が1万6,000個分なんだけど、仮に1万個いかなくて6,000個残っていましたといったら、この請負会社が各家庭に回ってつけませんかと回るというところまで契約に入っているということを言っているのか。

滝浪総務部契約課長

 1万6,000個全部を配布し切れるかどうかは分からないですけど、基本的には訪問件数も含めてこれだけの訪問をしてくださいということを契約内容には入れていますので、1万6,000件に近い設置がなされるように事業者には仕様を渡しているものになります。

大内委員

 これは区報かあるいは何か、これは多分地域限定だろうから地域限定にチラシをまくなりしてやるわけでしょう、応募がされると。そのときに仮に申込者が少なかった場合は、各家庭に回ってこれを取り付けませんかというところまで契約に入っているんですか。

吉田総務部防災担当課長

 契約仕様上は、1万6,000個まずはポスティングで申請をもらいまして、足りない分については訪問配布を行うという形でございます。

 なお、本契約につきましては単価契約でございますので、実際の申込数の分支払うという形でございますので、例えば1万5,000個でしたら1万5,000個分の金額を事業者に払うということで、1万6,000個は最大1万6,000個という形でございます。

大内委員

 ということは、今言った1万5,000個の場合だと、16分の15をこの契約金額に掛けたお金を払うということを言っているんですか。

吉田総務部防災担当課長

 その理解でございます。

大内委員

 ただ、配布というところの末端のところは確かにそれで分かるんだけれども、例えばこれでいうコールセンターを設置したり、運営事務局だとか、普及啓発業務というのはそもそも固定費であって、それまでここにそういう計算にして。例えば仮に半分も配れなかったときに、この会社というのは非常に大変なことになってしまうのかな。要するに固定費はもう決まっているわけだから。でも、そういう契約になっている、確認ですけどね。別にいいんですけど、そういう契約になっているんですか。

吉田総務部防災担当課長

 単価契約の部分につきましては、ブレーカーの本体購入費ですとか、ブレーカーの配布輸送費ですとか、申請書の返送費といったものでございまして、運営業務費は固定で内訳がされていると聞いています。

大内委員

 そうすると、さっき言った16分の15じゃないじゃない、イコールじゃないでしょう。そうすると、単純に16分の8が固定費で、残りの16分の8が個数に応じて払うだとか、そういうことになるんですか。固定費分を引いた、あるいは感震ブレーカーを配布できなかったら感震ブレーカー分をまた区が引き取るだとかそういうことを言っているのかな。

吉田総務部防災担当課長

 委員のおっしゃいました購入経費の16分の15につきましては、購入経費分に係る部分でございます。

大内委員

 購入経費分のことね。でも、じゃ、その分残ったら区が引き取るんですか。それとも向こうがそのまま買い取る、それとも買わない。

吉田総務部防災担当課長

 契約上は申込みがあった分のみ購入していただくという形にはなりますので、残りは、余りはないということでございます。

大内委員

 じゃ、別に、変な話、逆に1万6,000個全部配布できたという前提だと上の金額になるけれども、下にわざわざ書いてあるのはそういうことなのね。もし配布できなかったらその分は差し引いた金額、ただ、上の部分はそれ以外の部分に関しては全部固定費なんですか。

吉田総務部防災担当課長

 契約金額の本体価格から購入経費を引いたものが固定費という形でございます。

大内委員

 それとあと、区民向けのコールセンターの設置とかいって、最初区がやるようなことを言っていたんだけど、たしか。区のほうで直接やるようなことを言っていたけど、言い方が悪いけど、全部委託会社に全て委託するわけですか。(「それは防犯カメラです」と呼ぶ者あり)それは防犯カメラだ、ブレーカーの場合は。

吉田総務部防災担当課長

 そのとおりでございます。

平山委員

 これは指名競争入札で10者指名されたと。この10者はどうやって選ばれたんですか。

滝浪総務部契約課長

 こちらの業者選定に当たりましては、東京電子自治体共同運営電子調達サービスの入札参加登録の有資格者のうち、今回の発注内容に合致する申請種目、取扱い品目に登録のある事業者を対象として選択したものでございます。

平山委員

 10者とされた理由は何ですか。

滝浪総務部契約課長

 内規で決めているものでございます。

平山委員

 ということは、このぐらいの金額であればこのぐらいの業者がいて、適切な競争が働いたほうがいいという判断ですよね。そう思うんですけど、実際は3者しか参加していないじゃないですか。これはどう分析されますか。

滝浪総務部契約課長

 今回の契約に関しては、物品の購入と、コールセンターと、あと訪問配布という様々な要素が絡んでいるものになります。そこがなかなか請け負う事業者にとっては、これらのものを一体的に請け負うことが難しかったのではないかと想像しております。

平山委員

 とは思うので別に責めているわけではないですけど、ただ事実としてこういうことが起きてしまって、競争としてはあまり望ましくないじゃないですか、結果的に。だったら事業者選定を、もう少し今後は同様の件があったら工夫していくとかということも大事なのかなと。

 せっかく所管がいらっしゃるので、この前、防災フェアに行ってきたんですよ。まさにこの商品を説明されていたんですけど、説明されている方はどなたになるんですか。

吉田総務部防災担当課長

 こちらはあっせん事業を行っている事業者に協力をお願いしています。

平山委員

 私も説明を聞いてきたんですけど、私と幾人かの区民の方がいらっしゃって、どっちがいいんですかねと聞いたら、いやいやそれはコンセントじゃないほうがいいですよと説明していましたよ。そういう意味で、しっかりとした議論を行った上で選択肢を広げていただいたというのは、やっぱり正解だったのかなと思いながら。実際商品も見たら、これはコンセントじゃないほうを選ぶんじゃないかなという気もしましたし、そういう意味ではよかったですね。

羽鳥委員

 今回限度の購入の個数が1万6,000個ということなんですけれども、今、平山委員からいろいろ意見がありましたけれども、コンセントタイプと簡易タイプをどういう内訳で考えていらっしゃるんでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 基本的には8,000個ずつですが、総額ですので、トータル1万6,000個ですので、希望によってはそれが前後することは想定してございます。

羽鳥委員

 それぞれの単価はどうなっているんでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 いずれも消費税抜きの価格でいうと4,500円になります。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、取扱いを協議するために委員会を休憩します。

 

(午後5時44分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後5時45分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、討論を終結いたします。

 これにより、第84号議案についての採決を行います。

 お諮りします。第84号議案、感震ブレーカーの買入れについてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第84号議案の審査を終了いたします。

 次に、第99号議案、緑野中学校校庭整備等工事請負契約を議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

滝浪総務部契約課長

 それでは、第99号議案、緑野中学校校庭整備等工事請負契約につきまして補足説明いたします。(資料4)

 本議案は、議会の議決に付すべき契約案件、予定価格1億8,000万円以上の工事の請負に当たり審査を頂くものでございます。

 工事件名、緑野中学校校庭整備その他工事、工事場所は丸山一丁目1番19号、工期は令和8年3月17日まで、工事概要につきましては記載のとおりでございます。

 1番、契約金額は消費税相当額などを含め2億4,200万円。

 2番、契約者は株式会社飛鳥。

 3番、契約の方法は一般競争入札。

 4番、予定価格は消費税相当額などを含め2億4,371万7,100円。

 2ページ目、5番の契約者の営業概要につきましては記載のとおりでございます。

 3ページ目に、入札経過調書を記載してございます。

 補足説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

羽鳥委員

 今回参加されている事業者は1者なんですけれども、第1回と第2回と2回あるのは、これは第1回の入札が行われた後に、評価点が低かったりとかして区から話し合ってもう一回出してもらったとか、どういった経過で第2回の入札まで行われているのでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 入札の場合、1回目で、ここでいう比較価格、ここを上回ってしまった場合、もう一度入札価格を入れることができるようになっています。

羽鳥委員

 あと、今回これが先議になっているのは、先ほどの第81号議案の契約と同じように、夏休みを避けてとかという理由でこういう時期に、この第3回定例会の先議になったということなんでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 委員おっしゃるとおり、学校からもできる限り夏休み期間も利用させてほしいという御要望があり、また工期を確保するために今回先議でお願いしているものでございます。

羽鳥委員

 あと、今回工事内容を見ますと、グランド改修工事などもあって生徒への影響もあるかと思うんですけれども、工事期間中というのは例えば部活動でありますとか、そうした授業だとか、そうしたところへの影響の配慮というのはどのようにされているんでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 授業につきましては、体育館や武道場、テニスコートなどを使用しながら対応すると聞いてございます。また、部活やイベントにつきましては、旧第四中学校跡施設のグラウンドを利用してということを聞いてございます。(「旧明和中学校……」と呼ぶ者あり)失礼しました。旧明和中学校のグラウンドを使用するとお聞きしております。

酒井委員

 今、校庭を、夏休みを避けてというふうな学校側から要望があったとあったじゃないですか。通常ならば学校教育に支障が出ますから、極力夏休みも工事期間にあって整備するのかなと思ったんですけれども、学校側からどういう理由で影響があるから夏休み明けからの工事が望まれたのか、ちょっと詳しく教えていただけますか。

滝浪総務部契約課長

 緑野中学校は校庭が広いことから、スポーツの大会や練習試合の会場になることが多いということで、夏休み期間中も利用させてほしいという御要望がございました。

酒井委員

 ということは、そのような理由があって、今回年度末までは何とか間に合わせたいという中で、この8月に入札を行って第3回定例会の初日に先議するというふうに、学校側からの声がある中で配慮してこういうふうになった、そういう理解でいいですか。

滝浪総務部契約課長

 委員おっしゃるとおりでございます。

大内委員

 あなたが答えられるかどうか分からないんだけど、普通今の夏は熱中症アラートが発令されたときでも部活をやっているのかと聞いたって分からないよね。答えられないと思うんだけど、普通考えると、8月とか今年の夏はかなり暑かったから運動とかやらせているのかね。だから多分、夏とか使えないんじゃないのかなと思って、もっとだったら早くからやって、例えば1月に終わるだとかにしたほうが、2月、3月使えるんじゃないのかなという。うちの会派の中でいろいろなそんな話が出ていたので、それは答えられないですよね、分からないですもんね。

 じゃ、もう一つ。やはり工期が一応半年なんでしょうか。

滝浪総務部契約課長

 この設計の中で工期を算定したところ、半年ぐらいで収まる見込みということで聞いてございます。

大内委員

 工事の中身というのはどこまで聞けるか分からないんだけれども、電気設備工事で電気は変えるんですか、新しいLEDとかに。

大須賀総務部施設課長

 電気の工事は、今回照明の改修工事が入っておりまして、LED化かどうかというのはこちらで今調べないと分からないです。

大内委員

 今はLEDだと思いますよ、普通は。ただ、多分ナイター設備とはちょっと違うから、夕方はちょっとまだ何とかできるようだと思うんですけれども、それにしても今近隣の住民だとかいろいろな対応でLEDだと思うんですけれども。それが今現在はないんでしたっけ、新設するのかな、今現在もあるのかな。

大須賀総務部施設課長

 今現在もありまして、それの更新になります。

大内委員

 これは学校なので、工事期間は3月17日なんですけれども、なるべく早く終わるようにそちら側も協力するというか、いろいろ言って。工事はすぐ止まっちゃうじゃないですか、今。現場代理人か何かが行っていて、その現場代理人がよく分からないからまた役所に聞いてとかいって、工事が止まっちゃうことがあるとよく聞くんですよ。要するに、区の担当者がしょっちゅう行ってこうしようだとかじゃなくて、あまり専門家がいないから現場代理人というところ、設計会社かどこか分からないそういうところに頼んで、またお金を払って頼んでいるじゃないですか。そうすると、聞くと現場代理人が判断がつかないから役所に行ってまた聞いてきますとかいうのが多いみたいなんだよね。そうすると、こういう学校のはやっぱりできるだけ早く工事してもらいたいし、いいかげんにしていいということではなくて。そういったところも担当のほうで一生懸命配慮して、うまく早く工事がスムーズにいくようにやってくださるようにお願いしておきます。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、取扱いを協議するために委員会を休憩します。

 

(午後5時55分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後5時56分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより第99号議案について採決を行います。

 お諮りします。第99号議案、緑野中学校校庭整備等工事請負契約を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第99号議案の審査を終了いたします。

 以上で本日の日程を終了しますが、各委員、理事長から何か発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本日の総務委員会を散会いたします。

 

(午後5時57分)