中野区議会防災対策調査特別委員会〔令和8年3月13日〕
防災対策調査特別委員会会議記録
○開会日 令和8年3月13日
○場所 中野区議会第1委員会室
○開会 午後1時00分
○閉会 午後5時00分
○出席委員(14名)
広川 まさのり委員長
日野 たかし副委員長
高橋 ちあき委員
山内 あきひろ委員
河合 りな委員
小林 ぜんいち委員
吉田 康一郎委員
小宮山 たかし委員
内野 大三郎委員
いさ 哲郎委員
細野 かよこ委員
杉山 司委員
伊藤 正信委員
山本 たかし委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
企画部長 岩浅 英樹
企画部資産管理活用課長 半田 浩之
防災危機管理担当部長 千田 真史
総務部防災危機管理課長 永井 亨忠
総務部防災担当課長 吉田 暁
地域支えあい推進部長 石井 大輔
地域支えあい推進部地域活動推進課長 渡邊 健治
地域支えあい推進部区民活動推進担当課長 加藤 雄也
保健所長 水口 千寿
健康福祉部保健予防課長 宮下 奈緒
健康福祉部生活衛生課長 村田 佳生
都市基盤部長 松前 友香子
都市基盤部建築課長 石原 千鶴
まちづくり推進部長 角 秀行
まちづくり推進部まちづくり計画課長 小幡 一隆
まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長 青木 隆道
まちづくり推進部防災まちづくり担当課長 安田 道孝
○事務局職員
書記 竹中 雅人
書記 梅田 絵里子
○委員長署名
審査日程
○議題
震災対策について
風水害対策について
防災DXについて
地域防災まちづくりについて
区有施設・民間施設の活用について
○所管事項の報告
1 災害時における協定の締結について(防災危機管理課)
2 採択された請願・陳情及び主な検討事項の処理状況について(防災担当)
3 ペット避難の検討・取組状況について(防災担当、生活衛生課)
4 若宮地区の防災まちづくりについて(防災まちづくり担当)
5 上高田一・二丁目及び三丁目周辺地区地区計画素案等説明会の実施結果について(新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当)
6 弥生町三丁目周辺地区防災まちづくりの進捗状況について(防災まちづくり担当)
7 大和町地区防災まちづくりの進捗状況について(防災まちづくり担当)
8 その他
○地方都市行政視察について
○その他
それでは、定足数に達しましたので、防災対策調査特別委員会を開会します。
(午後1時00分)
本日の審査日程について協議したいので、委員会を暫時休憩します。
(午後1時00分)
広川まさのり委員長
委員会を再開します。
(午後1時01分)
本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおりとし、議題宣告の後、所管事項の報告を受け、委員会を休憩し、午後3時から「風水害対策について」の学習会を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
広川まさのり委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
また、事務局職員が記録用写真を撮影することを許可したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
広川まさのり委員長
御異議ありませんので、これを許可します。
次に、所管事項の報告の1番から3番までについては関連しますので一括し、また報告の順番を入れ替えて、2番、3番、1番の順で報告を受けたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
広川まさのり委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
なお、審査に当たっては午後5時を目途に進め、午後2時40分頃に休憩を取りたいと思いますので、御協力をお願いします。
それでは、議事に入ります。
震災対策について、風水害対策について、防災DXについて、地域防災まちづくりについて、区有施設・民間施設の活用についてを一括して議題に供します。
初めに、所管事項の報告を受けます。
先ほど確認しましたとおり、1番から3番は関連しますので一括し、また順番を入れ替えて報告を受けたいと思います。
2番、採択された請願・陳情及び主な検討事項の処理状況について、3番、ペット避難の検討・取組状況について、1番、災害時における協定の締結についての報告を求めます。
吉田総務部防災担当課長
まず、2番、採択された請願・陳情及び主な検討事項の処理状況につきまして御報告いたします。(資料2)
令和6年第3号陳情、災害時における同伴避難所設置の検討を求める陳情でございますが、一昨年、令和6年第2回定例会で採択されております。この間の処理状況でございますが、ペットとともに生活を継続できる同室避難を含む同伴避難所の設置について検討を行いまして、区では、これまで各避難所において、飼い主が主体となってペットを飼養・管理する同伴避難を基本としてきたところでございます。
詳細につきましてはこの後の報告でも触れさせていただきますが、引き続きペット避難に適した場所の具体的な選定、必要な資機材の整備、関連団体との連携強化などを進めていく考えでございます。また、ペット避難に関するガイドラインを作成し、ペットの飼い主や避難所運営組織との意識共有を図っていく予定でございます。
2番の報告は以上になります。
次に、3番、ペット避難の検討・取組状況について御報告いたします。(資料3)
区では全避難所でペットの受入れと飼育管理を可能としているものの、避難スペースの確保、周知の徹底、資機材不足などの課題がございます。飼い主による備蓄推進や避難所における受入れ環境の改善に向け、現状、課題、取組状況について御報告するものでございます。
まず、項番1の現状についてになります。
(1)の地域防災計画上の位置づけとしましては、中野区におきましては全ての避難所でペットの受入れと専用スペースでの飼育・管理を行うこととしております。犬・猫・鳥などの小動物を対象に、原則として屋外での飼育・管理を基本としています。
(2)の避難所運営組織への周知としましては、各避難所において統一的かつ円滑なペット避難を実施するため、避難所運営マニュアルに対応要領を明記し、運営組織と共有しています。
(3)の訓練・周知の取組としましては、総合防災訓練でのペット避難訓練の実施や、保健所窓口や区ホームページなどによる備蓄・しつけ・健康管理などの周知を行っております。
続いて、項番2の課題でございます。
(1)の在宅避難を前提とした備蓄の推進としまして、自宅等が安全な場合には在宅避難が最も推奨される避難行動になります。そのため、平時からのペット用の備蓄を飼い主へ促す必要がございます。
(2)の避難所でのペット受け入れ環境の改善としまして、避難所ごとに専用スペースや動線の設定、運営組織と飼い主の役割分担の明確化のほか、共通ルールの周知徹底も課題となっております。
(3)のペット避難用物資の整備としまして、原則として物資は飼い主が持参することになりますが、持ち出しの困難に備え、一定のペット用物資を備蓄する必要がございます。
(4)の避難所以外の避難先の検討としまして、避難所に順応できないペットや飼い主が管理できないケースも想定されるため、避難所以外での受入れ先の検討が必要でございます。
次のページを御覧ください。
項番3の主な取組状況でございます。
まず、飼い主への周知啓発として、在宅避難の備えや避難所での飼育に関する知識の周知、災害時の行動を整理したガイドラインの作成・公表を進めます。また、総合防災訓練における実践的なペット避難訓練の継続や、イベント等での周知活動を検討いたします。
次に、避難所での受け入れ環境改善として、飼い主が協力しグループ単位で管理することを基本とし、ガイドラインや運営マニュアルの充実、全避難所での専用スペースや動線の確保を進めます。
3点目といたしまして、備蓄物資の整備ということで、基本的にはペット用の物資は飼い主が準備することとしますが、災害時には持参が困難となる場合も想定されることから、区として一定のペット用物資の備蓄を行います。
4点目として、民間団体等による避難支援の実施ということで、後ほど報告がございますが、区内の東京愛犬専門学校と協定を締結し、災害時の学生や専門家による支援体制を確保し、また、東京都獣医師会中野支部と連携し、負傷動物への診療を含む専門的支援を継続して行ってまいります。
項番4の今後の予定につきましては、記載のとおりですのでお読み取りください。
項番5のその他でございます。本報告をもちまして、令和6年第2回定例会で採択された陳情、「災害時における同伴避難所設置の検討を求める陳情」につきましては、その願意が達成されたことになると考えております。
私からの報告は以上になります。
永井総務部防災危機管理課長
それでは、1、災害時における協定の締結について御報告いたします。(資料4)
区は、災害時に備えて各種団体と協定を締結し、災害対応力の強化を進めているところでございます。このたび、新たに災害時における協定を締結する運びとなりましたので、御報告いたします。
項番1、災害時における愛玩動物及び飼い主の支援活動に関する協定になります。
(1)協定締結先は、学校法人東京愛犬学園東京愛犬専門学校になります。
(2)主な協定内容は、ペット及び飼い主の避難所としての利用、職員及び学生ボランティアによる獣医師会が実施する避難所等におけるペットの巡回健診への協力になります。
続いて、項番2、災害時における避難支援等に関する基本協定でございます。
(1)協定締結先は、東京都神社庁中野区支部です。
(2)主な協定内容は、災害時の相互情報の共有、神社敷地の一時集合場所及び炊事場等としての利用になります。
続いて、項番3の協定締結日につきましては、協定締結先と日程調整の上、決定する予定でございます。
私からの御報告は以上でございます。
広川まさのり委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
山内あきひろ委員
報告ありがとうございます。幾つか伺ってまいります。
まず、災害時における協定の締結について伺います。2番の、神社庁と協定を今回結ぶことになりました。神社の場合は非常に緑豊かな場所で一定の広さがある、そういったところから一時集合場所としては適切ではないかと。また、木々が多い場所ですので、雨露も防げる、そういった利点があると思いますが、そういったことからいわゆる今回の協定に至ったのか、理由を伺います。
永井総務部防災危機管理課長
協定を結んだ経緯等につきましては、委員の御案内もありましたとおり、災害時に広いスペースを活用した一時避難所としての、避難場所としての活用であるとか、雨露を防ぐといったようなところで、防災力の向上に資するといったところで協定を結ぶところでございます。
山内あきひろ委員
続いてはペットに関することで伺ってまいります。まず、先ほどありました協定の締結のところの1番です。今回、専門学校及び獣医師会等々と協定を結ぶことになりますけれども、専門学校のそもそもの受入れ頭数、あとは避難者と一緒ということですけれども大体何名、何頭というか、聞き方があれなんですけれども、大体どれぐらいを想定されているのか伺います。
永井総務部防災危機管理課長
受入れ頭数につきましては、愛犬専門学校と獣医師会と引き続き調整を進めているところでございます。おおよその受入れ頭数につきましては、犬・猫ともに各40匹ぐらいは入れると想定しているところでございます。
山内あきひろ委員
詳細についてはまた後ほど聞きますけれども。
あと、ペット巡回への協力というふうにあります。これは大体何名ぐらいで巡回されるのか、あとそれか何チームかに分かれて巡回されるのか、その点を伺います。
永井総務部防災危機管理課長
避難所と愛犬専門学校の避難所の両方に獣医師会が巡回する形になってきます。獣医師会の人数も限られておりますので、区内14か所の動物病院に従事する獣医師になってきますので、順次巡回していきたいと思っております。
山内あきひろ委員
今伺った、例えば3チーム制にして1チーム3名で回るとか、そういった細かいところはこれからの協定の中で詰めていく、そういった理解でよろしいですか。
永井総務部防災危機管理課長
委員御案内のとおりでございます。
山内あきひろ委員
分かりました。
続きまして、ペット避難の取組状況についてということで、現状について伺います。(1)の現状のところで、原則、屋外で飼育・管理することとしているとあります。原則以外はどういったケースが考えられるのか伺います。
吉田総務部防災担当課長
現時点の避難所におけますペットの受入れ場所の設定状況といいますか計画上では、多くが校庭ですとか飼育小屋付近を想定しておりますが、一部ひさしの下ですとか、駐輪場ですとかそういった部分も設定しているところがございますので、原則屋外という形で理解しています。
山内あきひろ委員
ひさしがあったりとかする駐輪場のところは、屋外にひさしがあるので、要は雨露を防げるけど屋外ということですか、それは。
吉田総務部防災担当課長
委員のおっしゃるとおり、屋外にはなります。
山内あきひろ委員
ということは、原則と書いてあるんですけど、基本的には屋外なんですよね、全ての場合において。分かりました、ありがとうございます。
その後、課題の前のところに一部書いてありますが、現状のところの周知の取組です。今、総合防災訓練におきましてペット訓練をしているというのは存じ上げているんですが、その中で周知徹底ということで、現状そういった総合防災訓練にいらっしゃる方に、ペット飼育について、ペットの防災についてどの程度周知が行き渡っているか。現状はどのように把握されているか伺います。
吉田総務部防災担当課長
ちょっと今手元にはないんですが、総合防災訓練でアンケートを取りましたところ、やはりまだまだ少ない状況ではあるという認識をしております。
山内あきひろ委員
そういった中で、今後の課題の主な取組として、3番の(1)で、先ほどペット避難ガイドラインをつくったりとか、イベント等で周知していくとあります。こうすることによって大体どの程度区民のほうに伝わると思っているのか。あとは数というよりも、細かい数は出せないと思うんですけれども、大体目標としているものがもし何かあれば伺います。
吉田総務部防災担当課長
具体的な数値目標につきましてはガイドラインを作成した上で、周知等の準備が整った上で検討させていただきますが、基本的にはそういったイベント等で主に多くの飼い主を中心に知っていただきたいと考えております。
山内あきひろ委員
分かりました。
次に、僕はあまり詳しくないんですけれども、気になった点があったので伺いますけれども、今回協定を締結することによって、こちらがペット、その他の飼い主のほうの避難所、そして神社庁のほうが一時集合場所となります。そういった場合、中野区BCP上で伺うんですが、基本的には一時避難所は3時間以内にたしか設置だったと思います。ただし、こういった民間等々の協力というのは3日以内となっているのですが、BCP上は今回協定を結ぶことによってどういった立ち位置になるのか伺います。
永井総務部防災危機管理課長
避難所の設置というところでいきますと、発災直後、広域避難場所というところで避難していただく、もしくは危険がなければ、火災等迫っていなければ避難所に避難していただくといったところで、3時間以内にそういったところが設置されるという認識でございます。
神社庁の一時避難場所ということにつきましては、あくまで基本は広域避難場所とか避難所に避難していただくのが原則になってきます。こちらは危険が迫っていない中、家のほうがちょっと不安だというところで避難する方というのは、これまでの震災も見られてきた行動心理になりますので、そういったところで神社庁の一時避難場所として対応していきたいと思っております。
山内あきひろ委員
ということは、3時間以内にこういった新しく協定を結ぶところは連絡を取り合って、一時集合場所ですから。僕のイメージですけれども、避難所に行く前に皆さんが集まって、それから一時避難所に行くのかな。ということは、ここに3時間以内にそういったことができるような想定にすると、そういった理解でよろしいですか。
永井総務部防災危機管理課長
神社庁につきましては基本的に社務所がありまして、そちらのほうに宮司がいらっしゃると。住居を構えているというところがほとんどになりますので、門のほうも開いている状況がございますので、そのスペースを活用していただくということもありますし、今後になりますが、各神社とそういったことが想定されるのでそこで対応していただく、対応する内容についても今後詰めていきたいと思っております。
山内あきひろ委員
次はペットのほうなんですけれども、BCP上は、ペット等の受入れ相談窓口というのが、優先度A-4の発災から1週間以内となっています。ただし今回の場合、例えば専門学校等々と協力して回るということで、受入れ頭数を先ほど伺ったんですけれども、基本的には一時避難所のところで受入れということですけれども、ただ、そこに入れなかった、もしくは選別、いわゆるトリアージして、例えばペットが病気だったり、けがをしているとか、そういった先で受入れ先とする場合は、基本的には一時避難所とかそういったところは3時間以内、ただしBCP上は、ペットの受入れは1週間以内となっています。つまりここで結構差が出てくるんですけれども、この点はどういうふうに考えているか伺います。
永井総務部防災危機管理課長
委員の御案内のとおり、一時避難所は3時間以内に設置していくといったところで、そこの中にペットを含む飼い主が避難してくるといったところで、一時的には避難所に行っていただくと。その後、獣医師会と連携しながら、あとは二次的な避難所となる学校のほうとも連携しながらなるべく早めに開設のほうをしていきまして、そちらのほうに案内することをしていきたいと思っております。
山内あきひろ委員
そうすると、なるべく早めにというのはどういった形にするか分からないですけれども、例えば現場ごとの判断になっていくのか、それとも例えばBCP上のA-4からA-3に上げて3日以内という形にしていくのか、あとはマニュアル等に組み込んでいくのか、その点はどのように考えているか伺います。
永井総務部防災危機管理課長
基本的には一時避難所に一旦はペット及び飼い主に避難していただきまして、その中で今後、取組の中でも触れていますとおり、環境のいい雨風を防げる場所というところを用意していきますので、そこの中は避難所の設営の中で開設を同時にしていきますので、そういったところで対応していくといったことになります。
山内あきひろ委員
分かりました。今の御答弁ですと、多分細かいところはこれからいろいろと考えていくところですので、現時点でははっきりと決まったものではないのかなというふうに理解しています。
最後に伺うんですが、この後の報告でもあると思いますが、視察に行かせていただきまして、犬山市のほうで私、質疑したんですけれども、犬山市のほうでは非常に先進的にこういった同行避難、同室避難が進んでいるというところで、そのとき私が伺ったのはアニマルセラピーです。災害関連死の中で幾つか段階があるんですけれども、その中で例えばストレスであったりとか、あとは孤独であったり、これらが災害関連死と関連してくると。そういった中で犬山市のほうに聞きましたら、犬山市のほうでは実際市としてそういった犬を飼っていると。平時では高齢者施設を回ったりとかしているので、今後災害時でも考えていきたいみたいなことのお答えを頂いたんですけれども。例えばアニマルセラピー、アニマルメンタルケアとか、実際災害時にそういったことの実績もあるようですが、中野区ではその点をどのように考えているか伺います。
永井総務部防災危機管理課長
犬山市のアニマルセラピー、職犬ということで職員扱いで飼っていて、それを平時において災害時にも生かすといったところで、とても有効的な、効果的な取組だと認識しております。
中野区のほうで同じようにできるかというとなかなか難しい部分はあります。ただ、災害関連死というところでとても重要な課題がございますので、そういったところでメンタル的な部分で生かせる部分について、他の自治体の取組等を研究してまいりたいと思います。
山内あきひろ委員
最後要望にしますけれども、これはメンタルケア的なことでいうと、例えば医師会であったり、ペットの扱いをどういうふうにしていくかということは獣医師会であったりとか、そういった関連団体と協力し合って、新たに協定を結ぶ専門学校等もございますので、そういうところと協力してメンタルケアのほうも今後考えていっていただきたいと思います。
河合りな委員
様々御検討を進めていただきありがとうございました。陳情が出たきっかけでここまで議論が進んだというのは、陳情が出てよかったなと思うところなんですけれども、これまで様々こういうふうにやってくださいというのが進んでいなかったからこそ、議論しなきゃいけない部分、課題点というのがまだまだいっぱい残っていると思っています。
今日の資料のペット避難の検討・取組状況についてからいきます。今回ここに今の課題ということをいろいろまとめていただいております。まず、課題の抽出の仕方というのをどういうふうに行っているのか教えてください。
吉田総務部防災担当課長
こちらの課題につきましては、実際に犬山市の事例なんですが、視察の結果等を踏まえて、他自治体と比べて区として不足していると思わしき部分を中心に抽出したところでございます。
河合りな委員
例えばですけど、この課題を洗っていく中で獣医師会と御協議をしたり、ペットを飼っている当事者の人たちと協議をする場というのは設けてきたんでしょうか。
吉田総務部防災担当課長
獣医師会とは総合防災訓練等を通じて、また今回、昨年の夏に行われましたエアーテントの検証等を通じて意見交換を行ってきたところでございます。また、飼い主サイドにつきましては、ガイドラインの作成を進めた上で、どこかのタイミングでお伺いしたいと考えているところでございます。
河合りな委員
ぜひ当事者の意見を聞いて、生かして、どんどん課題を抽出していってほしいなと思っている中で、今は、取りあえずというか、同室・同行避難というところがもっと進められるようにというのが一義目的としてあるので、まずそこが解消されていくというのは非常にいいことだと思うんですけど、そこが進んでいったときに、犬の中でも小型犬と大型犬だと全く性質が違いますし、猫のしつけができるものではなくて、猫の性質を生かした上で環境を整えるという状況が必要になってくると思っているんです。そういう意味では、同じ動物と一くくりにするんじゃなくて、こういう条件の場合はどうできるというのが、もっともっと深い議論が進んでいく中で出てくると思うので、それについては今後様々御対応いただきたいなと思っているんですけれども。まずは目の前の取組でいいんですけど、将来的にはそういうところも動物の性質を生かして、どういうふうな避難の形が取れるかというのは御検討いただきたいと思うんですけど、いかがですか。
永井総務部防災危機管理課長
今回、動物の愛犬専門学校と協定を結ぶに当たりまして、あと総合防災訓練でも獣医師会と話す機会がございます。連携しながら調整を進めてきたところでございます。委員の御案内のとおり、猫と犬の性質の違いというのは獣医師会からも伝え聞いておりまして、その中で、例えば実際の取組として、愛犬専門学校の中でも避難するフロアを分けるとかといったような形を実際にレイアウト上取ったりしております。避難所のほうでもなるべくそこは分けるようにと。なかなか猫のほうは、避難所の避難先としてはあまり向かないというようなことも聞いているところでございます。引き続き獣医師会と連携を取りながら具体的な対応を取ってまいりたいと思います。
河合りな委員
例えば大型犬とかは散歩を全然しないとすごくストレスがたまったりとか、そういう意味では、狭い場所に猫だったら閉じ込められるけど、大きい犬はなかなか難しいとかあって、そうなってくると必要となってくる、もしものために備蓄していくようなケージの大きさだったり数というのも、例えば猫だったらソフトケージでもよかったりとか、小型犬だったりとか、そういうふうに変わってくると思うので、ここはまた検討を今後進めていただきたいポイントかなと思っています。
その中で、今回課題の中で、避難所におけるペット受け入れ環境の更なる改善というところに、運営組織と飼い主の役割の明確化みたいなところで、今後実際に同行避難、同伴避難とかが進んできたときに誰が動物の面倒を見るのかという課題が出てくると思うんです。今回の運営組織と飼い主の役割の明確化というところと、次のページにも主な検討状況というところで、たしか受け入れ環境の更なる改善という中で役割のことも書いてあると思うんですけれども、これは今まさにどこまで検討が進んでいるのか、どういう状況にする予定なのか教えてください。
吉田総務部防災担当課長
運営組織と飼い主の役割分担でございますが、まず基本的に避難所でのペットの管理は飼い主で行っていただく。必要な資材ですとか、そういったものも飼い主で御用意していただく。一方で運営組織のほうではペットが受入れ可能であることをまず知っていただく、理解していただくということと、まずは避難所での運営ルール、こちらについても避難者に対して周知していただくといった形で、自助的な観点と共助的な観点での役割を今整理しているところでございまして、具体的にはガイドライン等でお示ししたいと考えております。
河合りな委員
多分今後、共用スペース、例えば猫や犬が出入りするときに使う場所の清掃はどうしていくのかとか、出てくると思うんです。基本的にはきっと、そこは防災会の皆さんが、通常一般の清掃はみんなで手分けしましょうねとやると思うんですけれども、ペットを飼っていない人が何で自分たちがそこの清掃までやらなきゃいけないんだみたいな話になると思うんです。そうなったときに、飼い主の人たちでコミュニティというか、そのときにちゃんとネットワークをつくってみんなで交代でやりましょうというパターンにするのか、事前にボランティアの組織をつくっておいて、そういうボランティアの人たちで、ペットを飼っている人たちが動物災害時ボランティアなんだというところで清掃するとか、練馬区でそういう取組があるんですけど、いろいろな取組のやり方があると思うのでそこは研究していただいて、次のステップになっていくと思うんです。実際に管理、運営していくときにはどういうふうな形態を取るのが一番望ましいのかというところは議論を進めていただきたいと思うんですけど、いかがですか。
吉田総務部防災担当課長
委員の御案内のとおり、やはり運営に当たって課題というのはさらに見えてくるところでございます。そういった避難所運営会議等で運営側の御意見をお伺いしたりですとか、あとは飼い主に自主的に管理していただくというのが理想なんですが、そこは難しいところも想像できますので、そこの部分でどういった形の組織的な割り振りですとか、そういったものも考慮しなきゃいけないのかといった部分で委員の御案内のような課題は認識しているところでございますので、そちらの解消に向けても取り組んでいきたいと思います。
河合りな委員
次のページに行きまして、3、主な取組状況の中に、基本的には在宅避難、動物を飼っていらっしゃる方は様々な動物の状況、状態があるので、特にこれは動物だけじゃなくて御家庭の中で様々課題を抱えていらっしゃる方というのは、自分たちの環境をなるべく変えたくないから在宅避難にしていこうというところだと思うんですけど、ここは理解促進はもうちょっと頑張っていただきたいなと思っているところです。特に心配しているのは、爬虫類とかちょっと特殊な動物を飼っている方が困ることが想定されるなというのがあって、やっぱり一義的には自分たちの家族なんだから自分たちできちんと命を守る方法を考える、事前に接続先を考える、というのが大事なことだと思うので、ガイドラインに関しては、特にそういう配慮が必要な動物に関しては、そういう預け先をきちんと事前に取り決めるなり、自分で探しておきなさいということは明記していただきたいと思うんですけど、それに関してはいかがですか。
吉田総務部防災担当課長
委員御案内のとおり、避難所で受入れ困難な動物に対して、別に預け先ですとかを事前に取り決めておくことは重要であると認識しております。こちらの資料には記載がないのですが、分散避難という考え方も出てきているところでございまして、具体的にはペットと飼い主を分散して預けるところに預けるといった考え方でございます。在宅避難と避難所避難以外にもそういった分散避難というのも選択肢の一つとしてあるということは周知していきたいと考えています。
河合りな委員
ぜひ、特にそういうところがこれから議論と周知になっていくと思うので、ガイドラインは一定、方向性が見えたらお示しいただけると思うので、それについてはお待ちしております。
今言ったように分散避難の話がありましたけど、そうは言っても、家の状況でどうしても在宅避難できない人が絶対出てくるんですよね。犬山市の視察のときにもお話を聞いてきたところ、動物がいるから避難は諦めた人たちがいたんですというお話、福島の震災の中であったという話がありまして、動物を飼っている人にとっては家族なので、そういう状況を起こしちゃいけないと思っているんです。分散避難というところは、しっかり分散避難も含めて最後の受入れ先は絶対にあるんだという状況は、きちんと検討していってほしいなと思っているので、それはやっていただける検討を今していただいている状況でよいということでよろしいですか。
吉田総務部防災担当課長
委員のお見込みのとおりでございます。
河合りな委員
最後に、今回協定を結んでいただいて愛犬専門学校と提携していただいたということで、非常によかったなと思っております。ありがとうございます。
先ほどお話の中で犬・猫と言っていたんですけれども、それで決まりなのか、それともさらに広げる予定があるのか教えてください。
永井総務部防災危機管理課長
愛犬専門学校のほうで預ける予定のものとしては、犬・猫を含めて、それ以外では小動物も一部預かる予定で考えております。
河合りな委員
それは一般的に、一時避難所で受け入れる予定の動物を受け入れるということですか。
永井総務部防災危機管理課長
委員の御案内のとおりでございます。
河合りな委員
先ほど山内委員も避難の流れのところを確認していたと思うんですけど、ここに書かれていないんですけど、協定内容は、ここが二次避難所になるというイメージなんですか。ここには記載されていないので、聞いていてそうなのかなと思ったんですけど、そういうことでよろしいですか。
永井総務部防災危機管理課長
動物専門学校の扱いにつきましては、まず一時避難所に避難していただいて、その中で例えば鳴きや、夜中中ほえ続けて避難運営上支障を来すといったような場合も想定されます。そういった場合に、二次的な避難所としてそちらの専門学校を指定していきたいと思っております。
河合りな委員
そうすると、ここは一番最初から開放されている場所ということではないという扱いですか。
永井総務部防災危機管理課長
委員御案内のとおりでございます。
河合りな委員
そうすると、ここに入る入らないを判断する人、先ほど山内委員が聞いていたんですけど、いまいち答弁がよく分からなくて。判断する人は獣医師会だったり愛犬専門学校の皆さんになるのか、それともそこの避難所を運営している人たちの中で、あの子はちょっと調子が悪そうだから連れて行ってほしい、あの子はストレスを感じていそうだから連れていってほしいという判断になるのか、そこの判断は誰が行うのか教えてください。
永井総務部防災危機管理課長
専門学校への移送の判断につきましては、まず避難所運営のメンバーのところで支障を来すというところを踏まえて、獣医師会とそこで判断していくといったようなことを想定しております。
河合りな委員
そうすると、ここに入るのは一定条件が要るということでよろしいですか。
永井総務部防災危機管理課長
委員御案内のとおりでございます。
高橋ちあき委員
先ほど、ガイドラインをつくってから飼い主さんたちに宣伝するというお話でしたけど、まず、ガイドラインをつくる前に、職員の皆さんだって犬とか猫とかを飼っていらっしゃる人がいるわけじゃない。そのほかにもいるかもしれないじゃない。だから、職員からガイドラインをどういうのにしたらいいかという基本的な案をつくりながらも、作成する前に飼い主さんたちに会って話を聞いてガイドラインをつくったほうが、より一層いいものになるんじゃないかなと思うんですけど、いかがですか。
吉田総務部防災担当課長
委員御案内のとおり、ペットに関わる方の意見を聞いた上で作成することは重要と考えていますので、そのように進めていきたいと考えています。
高橋ちあき委員
十分そういうふうにしていただきたいと思います。せっかくつくったガイドラインが何の役にも立たないではもったいないから、まずは職員から聞いていろいろ知識を深めて、それで飼い主さんに情報提供していただきたいと思います。要望です。
細野かよこ委員
なるべく他の委員と重ならないような形でお伺いしたいと思います。
まず、ペット避難の検討・取組状況についてのところなんですけれども、受入れ対象が犬・猫・鳥等の小動物となっていまして、避難所運営マニュアルを見ましても、たしか犬・猫・小鳥等ということで、「等」という表現になっているんですけれども、「等」というのが今具体的にどんなものを対象としているのか、まずお伺いします。
吉田総務部防災担当課長
「等」というのは例えばハムスターですとか、モルモットですとか、いわゆる小動物などを想定しているところでございます。
細野かよこ委員
1月に当委員会で視察に行きました犬山市では、視察報告にもあるかと思うんですけれども、飼っているペットは受け入れるということで、基本的にどんなペットでもというんでしょうか、受け入れるというような姿勢になっていて、柏市のペット避難受入れに関するガイドラインなんですが、こちらは真逆といいますか、かなり詳細に規定していて、動物販売業者なんかが販売用として飼育している動物、特定動物や特定外来生物、また魚類、爬虫類、両生類、昆虫なども対象外というような形でかなり詳細な規定があって、本当に自治体によってすごく違うんだなと。それは当然といえば当然というか、自治体の状況によって違うとは思うんですけれども。
裏面の主な取組状況の(2)①のところには、「避難所での受入れが可能なペットをガイドラインに記載する」というふうにありまして、ガイドラインの作成が来年度、令和8年度という予定になっておりますので、来年度その辺もしっかり記載していくかと思うんですが、今のところの中野区の方向性というんでしょうか、その辺りはどんなふうに考えていらっしゃいますでしょうか。
吉田総務部防災担当課長
こちらのガイドライン等についてもお示しできればと考えておりますが、現時点では犬・猫・小鳥などの従来の小動物を想定しているところでございます。ただ、個別の判断が難しいものですとか、必要な動物なども出てくるとは思っております。ですので、少なくとも有毒生物ですとか、攻撃性の高い動物といった危険性のある生物など、ほかの避難者に危害を及ぼすおそれのあるものですとか、あとは飼育に関しまして、ヒーターですとか温度管理ですとか、そういったろ過装置などの器具が必要なものについての受入れは難しいと考えているところでございます。
細野かよこ委員
災害時、ただでさえ想定どおりにいかないことがいろいろ起きてくると思います。混乱というのも実際の避難所では起こるかと思いますので、そういったときに、連れてきたけど受け入れられないとか、これ、何で駄目なんだみたいなことになる想定もある程度されるので、そういったところは一定分かりやすい基準というのか、あったほうがいいのかなというふうには思っております。ただ、何が正解というのはもちろんないかとは思うんですけれども。先ほど河合委員が言ったように、あらかじめ預け先を想定しておくということも併せて、その辺りはガイドラインのほうでしっかり考えていただきたいと思います。
それから、避難訓練についてなんですけれども、総合防災訓練で実践的なペットの避難訓練を行っているということで、中野区のホームページを見ますと令和6年度の報告というのが載っていまして、たしかアンケートを取っていらっしゃいますよね、参加者の方とかということで。いろいろ出てきているんですが、参加された方の感想なり、意見なり、提案なりというのは、今のところアンケートという形だけで聴取されているんでしょうか。
吉田総務部防災担当課長
参加者の御意見については、アンケートのほか、参加された獣医師会経由でお伺いしているところでございます。
細野かよこ委員
視察に行った犬山市では、これは実際に資料の中の写真でしか見ていないんですけど、避難訓練が終わった後に参加者の方が丸くなって振り返りをしているというような写真があって、それを見たときにすごくいいなと思ったんです。避難訓練の直後は本当に気になることとか、すごくリアルに細かなところなんかも多分思うところがあるんじゃないかなと思うんです。アンケートはアンケートのよさもあるかとは思うんですけれども、やっぱり実践的なという意味ではいろいろな方法で課題を抽出して、その課題をどうやって解決していくかというところに結びつけていただきたいなと思いますので、そういった方法もいいんじゃないかなと思いますので、ぜひ御検討いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
吉田総務部防災担当課長
実践的な訓練とありますが、効果的な訓練手法につきましては今後検討していきたいと思います。
細野かよこ委員
訓練だけではなくて訓練の後の課題抽出というか、そこら辺について結びつけていっていただきたいと思います。
災害時における協定の締結についてのところでお伺いしたいんですが、さっき山内委員がやり取りされていたんですが、私も御答弁がよく理解できていなくて申し訳ないんですが、2の神社庁のところなんですが、②は一時集合場所の利用と書いてあるんですが、一時集合場所というのが、先ほどのやり取りですと避難場所ということなんですか。その辺りを教えていただけますでしょうか。
永井総務部防災危機管理課長
こちらの神社の場所としての活用につきましては、先ほど、基本的には危険が迫っているときは広域避難場所もしくは避難所に避難するというのが原則でございます。ただ、それとは別に、危険が迫っていない中、行動心理として避難するという場合もございます。そういった場合に、一時ここに集まるというか、集まってしまうみたいな場合もございますので、そういったときに地域のコミュニティの中心となっている神社に、宮司に対応していただきたいと思っているところでございます。
細野かよこ委員
そうすると、一時集合場所というのは、そのものの定義というのはどういうものなんでしょうか。
永井総務部防災危機管理課長
ここは集合する場所だよという災害の中での行動として、災害対策、地域防災計画上位置付けるものではなく、近くに不安を感じて避難して、災害情報とかを得られない状況もございますので、そういったところで神社に入って災害情報を得るとか、例えばその中で負傷者がいれば、神社のほうから区のほうに上げてもらうといったようなことを考えております。
細野かよこ委員
位置付けられたものではないということなんですね。でも、災害時だから避難所としてもなるということですよね。これは中野区内の全ての神社の方が対応してくださるという理解でよろしいでしょうか。
永井総務部防災危機管理課長
区内に19の神社がございまして、そのうち常に住居を構えて常に宮司がいるところが大体13ぐらいになりますので、そちらのほうを考えております。
細野かよこ委員
そうしますと、一時集合場所というのを、すみません、私ちょっと知らなくて初めてこれで知ったんですけれども、それが仮に看板があったとしても、どういう場所かというのが分かるかどうかというのは疑問なんですけれども、何らか災害のときに、ここにいても大丈夫ですよみたいなお知らせの看板みたいなものというのはあったりするんでしょうか。
永井総務部防災危機管理課長
神社を、ここが災害時の集合場所という看板は今のところ考えておりません。
細野かよこ委員
そうしますと、周知というのもあれなんですが、どういうふうにされるんでしょうか。こういう場所も利用できますみたいなところは。
永井総務部防災危機管理課長
神社のそういった対応につきまして、なかなかここが集合場所だよというところで明確に位置付けてしまいますと、先ほどからの繰り返しにはなるんですけど、適切な避難行動というところで、あくまで危険が迫ったときには避難所なり広域避難場所というのが原則になってきますので、一定地域の中心でもある神社に人が集まってくるという場合も想定できますので、そういった場合に対応を宮司のほうにお願いするものでございます。
細野かよこ委員
分かりました、ありがとうございます。
小宮山たかし委員
ペット避難に関しては自助の精神があまり根付いていない、飼い主さんのほうに根付いていないことが最大の問題点だと私は考えています。そういう人たちが議員や行政に対して何とかしてくれと訴えてきているんですけれども、なかなか自分たちで何とかしようという意識があまり高くないのかなというふうに感じることがあります。総合防災訓練のペット避難というのは、具体的にはどんなことをしているんですか。
吉田総務部防災担当課長
総合防災訓練におきましては、事前に公募しましたペットの飼い主と一緒に訓練場所であります学校に来ていただいて、実際に避難状況、避難所経験をしていただくというところでございます。
小宮山たかし委員
避難所経験というのがよく分からないんですけれども、もうちょっと具体的に。避難所経験というのはどんなことをしているんですか。
吉田総務部防災担当課長
説明が悪くて申し訳ございません。具体的には避難所に収容されたような状況で、例えばケージに入ってそのまま置くと犬同士が鳴いたりですとか、そういった形でいろいろ、実際に想像するよりも困難な事象というのは出てきますので、そういったものを体験していただくところでございます。
小宮山たかし委員
しかし、実際の現場になると、恐らく避難所をつくるところから始めないといけないと思うんです。私は二つの避難所運営組織に参加していまして、本郷小学校、東大附属中等教育学校、二つの避難所運営組織に参加していつも会議には出ているんですが、私は55歳ですけど、私が若手の部類で最年少近い部類で、なかなか人間の避難もままならない、避難所開設訓練はやったりしますけれども、パーティションを作って、トイレを作って、あと倉庫の確認をして、そうしたらもう大体二、三時間たっちゃうので、それだけで終わってしまう。さらにペットの避難まで、避難所運営組織のおじいちゃん、おばあちゃんにやってくれと言われても、なかなか難しい問題だと思うんです。
でもやっぱり議員としては、ペットの避難を可能にしてくださいと皆さんから言われることも時々あるんですが、それを可能にするのは、中野区の職員は中野区内には20%しか住んでいませんし、公務員には参集義務があるとは言っても公務員の皆さんだって家庭があって、遠くに住んでいる人もいるし、なかなか、いざというときは頼りにはできませんと。だから、ペット避難を可能にするのはあなた自身ですよと言うと黙っちゃうんですよね。だから、自助の精神というのがあまり根付いていないんだなということをよく考えます。避難所運営組織の人たちは、割と俺たちがやるんだという意識がだんだんと、いろいろな訓練とか経験とかを通じて俺たちがやるんだ、区の職員はそんなに頼れないんだという意識が根付いてきてはいるんですが、それ以外の人たちに、区民にはなかなかまだ広がっていかない。
だから今度ガイドラインをつくるそうですけれども、ガイドラインでは区がいろいろなことを皆さんにやっていきますというアピールをするよりも、区は最低限のこれだけのことしかできませんと、あとそれ以上のことを実現するのはあなた自身なんです、あなた自身がやってくださいと。僕だって避難所運営組織の庶務係ですけど、ペットのうんこを片付けてくれと言われたって、いやもっとほかにやることあるから、うんこの片付けはあんた自分でやってくれと、そういう話になると思うんですよ。だからもうちょっと自助の意識を啓発していくものを総合避難訓練以外の場所で、何かもっとペット飼い主の自助意識を育てていくような仕組みを、取組がもっと必要なんじゃないのかなと思います。
だから質問としては、自助を促すようにしていったほうがいいんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
吉田総務部防災担当課長
委員御案内のように、避難所運営組織でも発災時についてはかなり人手の不足ですとか、ペットの避難所の設営まで人が行き渡るかというところは、なかなか難しいところがあると考えております。ですので、先ほど申し上げましたペットの避難所での運営管理については、あくまで責任は、主体は飼い主であるというところをガイドラインには明記したいと思いますし、また、避難所の設営ですとか、そこの部分までも飼い主のほうでやる必要があるのかなとは思っておりますので、その辺りの役割などを明確化するとともに、またそういった飼い主向けの防災で行うイベント以外にもペットに関するイベント等がありましたらそこで周知ですとか、保健所とかと連携させていただきながら周知していきたいと思っております。
いさ哲郎委員
今の質疑をしていてすごく気になったんですけれども、自助の意識がない飼い主はいますかね、そんなにたくさん。その考え方をもし区が持っているなら改めてほしいと思うんです。ちょっと考えてみてください、住んでいる家が半壊になりました、住めません、でもペットを飼っている、避難所に行けない、これは人の命を助けることにもなるでしょう。ペットを飼っているから行かないというわけにいかないでしょう。その上で、何かふんとかの世話だとかの話は当然飼い主がやりますよ。もしそう考えているなら本当に考えを改めてほしいと、改めて最初に言っておきます。それは違う。
聞きたかったのは一つだけ。ペット避難の検討・取組状況についての頭書きの1、現状の(1)のところです。2段目に、「受入対象は犬・猫・鳥等の小動物で、原則、屋外で飼育・管理を行うこととしている」と書いてあります。前段と後半ですごく矛盾があると思うんです。時間がないのでこっちで言いますけど、今、犬を外で飼っている人はどれぐらいいますか。いないですね。猫も中で飼えと中野区は言っていますよね。鳥、ケージで飼っている人、ケージを外に出している人はいません。みんな中で飼っているんです。それを原則屋外でとなったら、避難できないわとなっちゃいませんかという話です。
今の何もない状況から同伴避難になったことはいいんです。それは前進があるからすばらしいと思うんですけど、飼っている人のことを考えてほしいなと思うんです。さっきの責任の話もそうですけれども、やっぱりこれは視察に行った先の犬山市に倣って、同室避難はこの先考えていかなきゃいけないと僕は思うんです。先ほど検討しているという話があったようにも思いますが、改めてこれをお聞きしたいです。この先々については、例えば区内1か所でもいいですよ、同室避難できる場所というのは考えていくべきじゃないかと思うんです。この先の検討については、その選択肢を捨てずにやってほしいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
吉田総務部防災担当課長
今回御報告させていただきました取組につきましては、ペット受入れの環境の改善を全避難所で進めることを中心に、ガイドライン作成やマニュアル改定など、そういった周知を行っていくという方向性をお示ししたものでございます。
同室避難場所を設けることについては、区内の受入れのキャパ的なものもあったりしますし、そこで避難スペースですとか、動線ですとか、環境条件といった個別の課題がやはり見られるので、まず全避難所で着実に受入れが行われる環境整備を優先して進めたいと思っておりますが、並行してそういった同室避難の在り方についても検討していきたいと思います。
いさ哲郎委員
現状進んでいるということについて、とにかく評価はいたします。一方で、先々はせっかく視察に行ったんですから、視察先のいいところはきちんと取り込んで考えてほしいなということとともに区民を信頼してほしいと思います。ペットを飼っている人は協力しますよ、避難所に行ったら何でもやりますよ、自分たちでやります。そこは信頼してほしいと思います。
小林ぜんいち委員
まず、災害時における協定を結んだというふうにあります。協定はすばらしいことだと思っています。協定先として、ペットの飼い主との同室避難も含めて、同行避難も含めて、避難所としてどういうふうに運営していくかというアドバイスを頂くことも大事だと思っていますし、また、衛生面ですとか健康面についても大事だというふうに思います。もう一つ、神社庁としても結んだということであります。災害時には情報の共有をしたり、一時的な避難場所ということもあったりしています。
ちょっと気になるのは、災害時における避難支援ということで、避難所的な場所が開設されるのは相当大きな震災だと思うんです。3.11、先日15年経ちましたけれども、15年前の大地震を考えたときに、申し訳ないんですけれども、神社仏閣は一番最初に危険性が高い建物なんですよね。木造の建物の話をします。近代的なビルディングについては除外します。なぜかというと、大きな空間を重い屋根で、おおむね四つぐらいの柱で支えていて、それが地震によってゆがむと一気に潰れるというのが神社仏閣なんですよ。もう一つは、周りの環境として、例えば神社だと鳥居があります。だから中には大事な狛もあります。そういったところが3.11のときにも、私の家の近所でも幾つか鳥居が倒れたり、狛が倒れたりとかいうことがありました。
避難する場所としては非常にいいと思います。広い空間もあるし、広場もあるし、神殿もあるしということで、それはすごくいいと思っているんです。ただ、そういうことを考えると、避難するような地震、災害が起こるときは非常に倒壊建物も増えてくるわけです。倒壊というか被害を受ける建物も多くなってくるわけです。なので、そういうときに安全性の確保というのを誰がするのかということで、先ほどのお話を様々聞くと、神社の宮司さんたちに様々な受入れの準備をしていただくということであったんですけれども、その辺は具体的に、これは要望にしておきますけど、もう少し丁寧に検討していただいた上で受入れの体制をしっかりしていただきたいなというふうに思います。いかがでしょうか。
永井総務部防災危機管理課長
委員御案内のとおり、神社、お寺も含めて過去の震災の中で、灯籠であるとか鳥居であるとか、様々なものが倒壊しているという部分は認識しております。そこの部分につきまして神社とも共通認識がございまして、協定の中でそういった部分を含めまして環境改善、管理保全に努めていくといったような形で神社と協定を結んでいくところでございます。
小林ぜんいち委員
ぜひお願いします。私、避難所の一つであるところの運営本部長なんですよ、避難所全体の。全体の避難所を開設することも、鍵を開けるところからですけれども、開設も、それから避難所として開放することも、それから全体の系統の下に皆さんにいろいろお願いをしたり、区と連携を取ったり、様々な機関との連携を取るという責任者になっています。という立場で考えると、例えば学校とかそういう避難所の運営もありますけど、マンションで東京とどまるマンションというのがありますけれども、マンションに、自宅にとどまっていただくという場合についても、様々な地震の災害の状況もあるし、ましてや外に出ると避難所ではない施設というのは、責任がどの程度、避難していいと言われたから行ったら倒壊しちゃって潰れちゃったというふうになるといけないので、そういったことも含めて確認していただきたいと思うんです。
学校などの場合には基本的に区の職員が、もしくは建築士が安全性を確認した上でないと開放ができないというのがあります。地震だから一定開けろということにはなっていません。なので、避難所ではないところ、自宅ではないところ、マンションも含めてというのはよくよく考えて、大事な協定だと思うので、安全性を確保するということを1点していただきたいと思います。その上で集まっていただくことも大事だし、炊事場等の利用をしていただくことも大事なので、そういった点はよくお願いしたいと思います。今、課長からも答弁を頂いたので、そういうことでいいですね。
もう一つ、神社の敷地の中に一旦、一時的に避難された方々も含めて、在宅避難者に対する炊事場はいいんですけれども、情報の共有ということで、例えば小学校の避難所に行きましたというところに、そこに避難所運営本部と区の間で情報共有をされます。情報もたくさん入っている、物資も基本的に来ます。しかしながら、一時場所に行きました、自宅にいました、マンションにいましたという方はなかなか情報がまず来ない。その情報の発信、受信というか、どのように考えているのか。ホームページに載せますとか、ツイッターでやりますということだけではなくて、もう少し具体的なものがあるのかないのか教えてください。
永井総務部防災危機管理課長
神社における災害時の相互情報の共有というところの想定としましては、神社に避難してきた方の中に例えば負傷者がいるとか、あとは要配慮者が、避難支援が必要な方がいるといったような場合に区のほうに連絡していただいて避難支援に当たるとか、負傷者がいれば医療救護所もしくは緊急医療救護所のほうに移送の手続を取っていくといったようなことを想定しているところでございます。
小林ぜんいち委員
もう一方では、地域防災会は要配慮者などの名簿も持っていて、場合によっては避難するときに支援していかなくちゃいけない。例えば車椅子だったり、それから障害を持っていらっしゃったりとか、それから高齢であったりとか、病気を持っていらっしゃるとかということで、そういう人との連携が今度取りにくくなるわけです。ぽつんとどこかに行っちゃった、あの人。神社に行きましたとなると、区との関係はその方は守られるかもしれないんですけれども、防災会とすると、そういった方々の情報は受け取れなくなってくるんです。もちろん神社庁ということではなくてほかの施設もそうなんですけれども、そういったところについても今度具体的な話になってくると様々な課題も出てくるので、じゃ、こういうときはどうするのか、そうすると地域支えあい推進部との関係、防災会との関係、様々な施設との関係、全部連動していかないと情報共有にもなってこないんです。先ほど情報共有の話を確認したんですけれども。この辺について区はどのように考えているのか教えていただけますでしょうか。
永井総務部防災危機管理課長
要配慮者の安否確認とそれに係る関連機関の情報共有というところでございますが、例えば神社に避難してきた方が安否確認する要配慮者、名簿に載っている要配慮者という場合につきましては、区のほうに要配慮者がいるということで連絡を頂くというところで、例えばあった場合には、その名簿を基に各地域防災会、あとは区の災害体制、組織のほう、こちらで共有することになってきますので、そういったところで安否確認が取れると考えているところでございます。
小林ぜんいち委員
分かりました。短い時間の中で、なかなか情報共有はできないと思うんです。2日も3日もあればもちろんできる話なんですけれども、そういったことについてスムーズな情報共有が、以前も言いましたけど、これは防災危機管理課だけではなくて地域支えあい推進部とも関連が非常に大きいので、その辺はぜひお願いしたいと思います。
別なことで、神社庁と協定を結んだということは、何か支援を神社庁にされるのか。例えば防災物資を、防災備蓄品を、防災倉庫を置いていただくとか、資機材を置いていただくとか、そういったことはされるんでしょうか。
永井総務部防災危機管理課長
神社庁と現在調整はしているところですが、特に現段階で具体的なものを神社のところに事前に置いておくといったところまでには調整は進んでおりません。
小林ぜんいち委員
集合場所となると、例えば名簿なのか受信機なのか分かりませんけれども、受けたり発信したりするものも必要、先ほどの名簿の確認という話がありましたけれども、それを区と連携を取る。電気が切れることだってあるし、携帯の充電が切れることもあるし、電話がどの程度通じるか分かりませんけれども、そういったことも必要になってくるのかな。そして資機材がないと、例えば鳥居が倒れたとか、灯籠が倒れたりとか、何か安全性を確保するためというものもあったりするのかもしれないですし、それぞれ防災会の防災倉庫のようなものも必要なのかもしれないので、その辺は今後必要なのかなというふうに思います。場合によっては、備蓄品の量的には多くないんでしょうけれども、何かないと、炊事場は水が出たらそれでいいというものでもないと思うので、その辺も共有していただきたいと思います。
もう一個、ペットの避難ということで様々検討していただいている、また視察もしてきて同行避難、同室避難、そしてペットと自分の家族、子や孫のように一緒に避難所でも生活する。本当に大きな地震のときには自宅ではない場所で避難する、そうするとこれは大きな大きな精神的な安定剤にもなっていくということでもあります。
具体的に避難所、先ほどの、開設されました、なかなかペットに理解のある方もいらっしゃいますけど、ない方も。ない方というのはペットがアレルギー的に駄目である、身体的に駄目である、健康上駄目であるという方もいます。本当にペットのいらっしゃるお宅にはなかなか伺えないという体質の方もいらっしゃるので、全てが皆さん理解が進んでいるわけではないと思います。そうした中で、どこか1部屋、ペット同伴避難されてきた方の対応する場所をつくるというのは非常に大事だと思いますけれども、その辺はまず室内で閉ざされた空間、教室ですよね、学校で言えば。会議室とか。そういったところにするのであれば、この情報は避難所運営本部の中にまだ伝わっていないんです。私、本部長であって、知らないこといっぱいあるので、皆さんにこれどうするのと言われたら、「え、どうするんですか」みたいなところ。たくさんはないですよ、ちゃんと勉強しているつもりですけれども、町会長の皆さんもそれを知らない人たちたくさんいらっしゃるので、早めな情報提供をしていただきたいと思います。
それから、臭いだとか、音とか声とか、ペットのね、それからその対応は一朝一夕にいかないことがたくさんあると思うんです。その辺についても今後、区として具体的に、机上の話ではなくて避難所運営会議や避難所運営訓練などについて、来年度とかに向けて何か行っていく予定があるか教えてください。
吉田総務部防災担当課長
こちらの資料にも少し記載させていただいているんですが、今後の予定のところで、令和9年度避難所運営アプリへの反映というところを書かせていただきました。こちら先日、前回の防災DXの報告の際に、避難所運営アプリを導入するに当たりまして令和8年度中に要件の整理ですとか、そういったことを行っていくと御報告させていただいたんですけれども、そこで避難所運営アプリに載せるに当たって、実際に各避難所ごとのレイアウトですとか、そういった部分を改めてデータ化するですとか、そこについて避難所運営組織との協議をする必要があると考えております。通常の避難所運営会議のほかにも、そういった調整の中でペット避難についてもお伝えしながら具体的な場所について進めていきたいと考えております。
小林ぜんいち委員
ペットの多くが、これは獣医師会の先生たちの話ですよ。犬でもワンワンほえちゃう、ほかの犬を見ただけでもほえまくっちゃうという犬もケージに入れて、家族の、例えば私の犬だったら、私の猫だったら私の匂いのするものでくるんであげると一気に静まり返る。私も実際、第二中学校でも見ましたし、ほかの避難所運営訓練のときも、総合防災訓練のときも見ましたけれども、そういったことの具体的な記述もしていただきたいですし発信していただきたい。同行するのであれば、例えば服一つということはないな、毛布1枚でも全然違うわけで、ぐっとくるんじゃうと一気に鳴き声も収まってしまうし、それから隣り合わせに本当にくっつけるというのはあれですけど、本当に5センチ、10センチの隙間の中に並べても鳴きも騒ぎもしないというぐらい一気に環境が変わるんですよね。なので、そういったことについても皆さんに周知していただいたり、もちろん衛生面、健康面、それから医療的な面というのは獣医師会の先生たちにしっかりと指導していただかなければいけないんですけれども、そういったことについてもよくよく周知していただく。これから同行避難から同伴避難、そしてペットと共生していくという、それが1週間なのか、一月か3か月、半年になるか分からない避難所という中ですごく大事だと思うんです、具体的な手法が。
もう一つ、先ほど、東京愛犬専門学校との協定もありましたけれども、きっと学生の皆さんや看護学科とかの方々はそういったことについても知見を持っていらっしゃる方もたくさんいらっしゃると思うので、仮に巡回をされるようなことがあれば、そういったことまで少し踏み込んだものを避難所運営のほうに与えていただけると、神社庁、神社や協定先とのことも分かるし、避難所運営もすごくスムーズになってくるし、そして先に進んでいく。ペットはこういう性質があるんだ、こういう特徴があるんだ、だからこういうふうにすれば同行ができるんだ、同室ができるんだ、そして連れていってもいいんだ、もしくは私は自宅にとどまるんだ、マンションにとどまるんだという、そういったことにもつながっていくんだと私は考えるので、いろいろなパターンがあると思うので、またいろいろなステージがあると思いますので、よくよく庁内の連携もぜひお願いしたいなというふうに思いますけど、いかがでしょうか。
吉田総務部防災担当課長
委員御案内のとおり、こういった情報につきましても避難所運営組織ですとか、実際の地域に対して伝わる、周知できるように努めていきたいと思います。
吉田康一郎委員
いろいろ質疑されてきましたけど、実際数字で把握するということが、こういう審議を報告してもらう上で、前に質疑しましたとかいって状況も変わるし、やはりデータがある程度参考で分かるようなものも付け加えていただきたいんですが。
今、中野区、例えば登録の犬は大体1万頭ぐらいですよね。地域の偏在がきっとあると思うんです。だから僕も地元の避難所運営、商店会長として参加するようになっていますけれども、うちの地域には、在宅避難は中野は7割ぐらいを目標にしているのかな、3割ぐらいが避難場所に来ることを想定していると。その中でペットを飼っていらっしゃる方がこの地域にはどれぐらいいて、区全体での施策というよりも、ここは例えばマンションとかが多くてあまりペットを飼っている方がいらっしゃらないエリアとか、ここは結構ペットを飼っている方が多いエリアとか、多分若干濃淡があると思うんです。すると一部の避難所には、結構想定よりも多めにペットと同伴避難されたい方がいらっしゃる。ここは実は用意しようと思っているけど、あまりそういう方がいらっしゃらないとか、そういうことが分かる資料を出していただけるとありがたいです。
その上で、私自身も祖父が外で犬を飼っていたんです。子どもの頃は犬と一緒に散歩したりして、最近でも近所の方でちょっと散歩、今日代わってくれないかと言われて散歩を代わりでやったりしている一方、うちの前でなぜか犬が糞をするのが大好きな場所になっちゃって、一時期しょっちゅう毎日のように何か分からない糞があって、一生懸命表示をかけて、ここはトイレではありませんとか、うちの玄関はトイレではありませんとかやってもなかなか収まらなくて、何年かしたときにたまたま犬に糞をさせている人がいて、じっと見てあなたの顔を覚えましたよと言ったら、その後なくなったんです。だから、ペットを飼う方もきちんとした方もほぼ大多数でいらっしゃると思うんですけど、日常の散歩の糞の世話もしない人が実際存在するんです。ということも含めて、もちろん多くのペットを飼う方を信頼するのはベースとしてある上で、でも一部守らない、モラルの低い方もいらっしゃることも前提に、やっぱりここにちゃんとありますけれども、ペットを飼われる方が避難所の運営などについても、グループなりなんなり自分たちで管理するんですよと、それが前提ですよと。もちろんやりたいのにできない方への支援は当然します、するべきだと思います、区は、グッズも含めて。だけど自分たちで自主的にやらないといけないんですよということは、やっぱり啓発はすごく大事だと思うんです。この2点です。
エリアごとの7割は自宅だとして、3割ぐらいがどれぐらいの濃淡になるか毎年把握するのは大変だと思うので、だから概数でいいと思うんです。時々状況も、ペットをお持ちの方からきっと更新してもらえるような仕組みをつくって、そういう数の把握、それから自分たちでちゃんと避難訓練にも、やはりこの方に実際に出てきていただいて設営に参画してもらう、こういうことも含めて今後の令和8年度、令和9年度の取組にしっかりと位置付けていただきたいんですけど、いかがですか。
吉田総務部防災担当課長
犬に関しての地域差につきましては把握しておりませんので、該当所管等と確認させていただきながら、そういったものを避難所運営等々に活用できるかを含めて検討していきたいと思います。
あともう1点、そういったしつけといいますか飼い主の役割、こちらにつきましてもガイドラインを通じて、イベントを通じてといった形で周知はしっかりしてまいりたいと思っております。
広川まさのり委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
広川まさのり委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了します。
次に、4番、若宮地区の防災まちづくりについての報告を求めます。
安田まちづくり推進部防災まちづくり担当課長
それでは、若宮地区の防災まちづくりについて御報告いたします。(資料5)
本報告は、建設委員会と重複報告でございます。
若宮一丁目、二丁目及び三丁目(以下「本地区」といいますが)、こちらは東京都が行う地震に関する地域危険度調査で地域危険度が高く、防災性の向上に向けた取組が必要となっていました。こうした状況を踏まえ、区は本地区について、防災性の向上を図るため地区計画の策定を目指しており、これまで地区計画の素案を取りまとめ、関係権利者及び地域への説明を行ってまいりました。また、令和8年2月、本年2月ですけれども、区の都市計画審議会への報告も行いました。こうした経緯を踏まえ、現在、地区計画原案の取りまとめを行っているもので報告するものでございます。
1、地区計画の区域面積です。約66.2ヘクタールでございます。
2、地区計画(原案)の概要及び素案からの変更点でございます。主な変更点は(2)の表にあるとおりでございます。3点ございます。目標について、「さらにオープンスペースの確保と防災拠点の整備等により、緑豊かで安全な住環境の形成を目指す。」を追記しております。また、地区整備計画に、関係機関と調整しまして「公園5号」を追記してございます。こちらは洗心寮の跡地の一部を公園として整備する方向性を調整しました。方針附図につきましては、第四中学校跡地の「防災拠点」を加えております。
以上について、別紙資料の若宮地区地区計画(原案)について記載してございます。
恐れ入りますが、別紙資料を御覧ください。まず原案の概要でございますが、基本的に素案から大きく変わってございません。
2の地区計画の目標のところで、真ん中の段になるんですけれども、上から2段目に、「さらに、オープンスペースの確保と防災拠点の整備等により、みどり豊かで安全な住環境の形成を目指す」を加えました。
また、次のページの4、地区整備計画、4-1.地区施設の配置及び規模のところで、「公園5号」を新たに加えてございます。さらに4-3.道路ネットワークの形成に関する方針附図でございます。こちらにつきましては、第四中学校跡地の防災拠点を若宮地区側で加えてございます。
恐れ入りますが、表紙にお戻りいただきまして、3、今後の予定でございます。令和8年度は地区計画(原案)の説明会の実施を行った後、地区計画(案)の取りまとめ、説明会、公告・縦覧等を行って、都市計画審議会への諮問を経て地区計画の決定を目指してまいります。
御報告は以上でございます。
広川まさのり委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
広川まさのり委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了します。
次に、5番、上高田一・二丁目及び三丁目周辺地区地区計画素案等説明会の実施結果についての報告を求めます。
青木まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長
それでは、上高田一・二丁目及び三丁目周辺地区地区計画素案等説明会の実施結果について御報告いたします。(資料6)
なお、本報告は建設委員会との重複報告でございます。
初めに、1番、主な経緯等でございますけれども、本地区は東京都により整備地域、防災環境向上地区に指定されるなど、地域の危険度が高く防災上の課題のある地区でございます。区では令和6年に上高田地区防災まちづくり方針を策定いたしまして、補助第220号線の道路整備を契機としまして、防災まちづくりを推進する予定でございます。
次に、2番、取組み状況については、平成30年度の防災まちづくりの会設立からの経緯をまとめてございます。
続きまして、3番、地区計画素案等説明会の実施結果でございます。2月14日、19日に本地区全域の権利者に対して、防災まちづくりの概要、地区計画の素案等について説明いたしました。
詳細については、後ほど別紙にて御説明いたします。
最後に、4番、今後の予定でございます。令和8年度は、令和9年度の地区計画等決定及び防災まちづくりの事業導入に向け、都市計画法に基づく手続等を進めていく予定でございます。
続きまして、別紙について御説明いたします。なお、本資料は、地区計画素案等説明会の結果に加えまして、意見募集を図る資料として本地区全域の権利者に配布する予定のものでございます。
初めに、説明会の概要でございます。資料1ページ目の左側に記載のとおり、2月14日、19日に対面及びオンラインを併用いたしまして実施しまして、参加者はそれぞれ237名、133名でございました。説明会の内容につきましては、防災まちづくりの背景、方針、実現に向けた具体的な取組みに加えて、地域計画素案、用途地域の変更等について説明いたしました。
なお、説明内容につきましては、別紙1ページ目から3ページ目まで記載しておりますので、お読み取りいただければと存じます。
説明会当日に頂いた質問、意見募集で頂いた意見につきましては、別紙4ページ目にまとめてございます。その中で幾つか御紹介させていただきますと、左上から、防災対策の早期実現に向けた事項ですとか、都市計画決定後の防災まちづくりの進め方に対する総論的な事項に加えまして、地区計画の個別の制限として補助第220号線沿道の建物の高さ、最低限度7メートルに対する事項、垣またはさくの構造制限について、また右側に記載のとおり、無電柱化に対する意見がございました。また、資料右下のほうに記載の意見募集につきましては、2月24日時点で22名の方から意見を頂きました。今後3月30日までLoGoフォーム等で募集を継続いたしまして、頂きました質問、御意見につきましては今後の地区計画原案の検討に生かしていきたいと思っております。
御報告は以上となります。
広川まさのり委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
細野かよこ委員
御報告ありがとうございます。御説明のところで聞き漏らしたことがありまして、この資料そのものが地域に配布されるというようなことをおっしゃいましたでしょうか。
青木まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長
おっしゃられるとおり、説明会で実施した内容と、あと説明会に来ていただけなかった方もいらっしゃいますので、同じメンバーといいますか、全地権者に対してこれを配布していきたいと思っています。
細野かよこ委員
実はこの資料を拝見したときに、すごくいいなと思ったんです。私、実は何回か前のこの委員会で、都市計画の言葉は本当に分かりにくくて、一区民としてはというか、もう少しかみ砕いた説明とか、分かりやすい説明をしていただけないのかなということで意見を述べさせていただいたんですけれども、今回この資料の1ページ目の裏面、まず「地区計画とは」という説明から入っているんです。この説明がすごく、今まで見た中ではとっても分かりやすく書いていただいているような感じで、本当にこの資料は区民の方にとってもすごく見やすくて分かりやすいんじゃないかなと思ったので、これが委員会だけの資料だともったいないなとすごく感じたものですから、よかったと思います。
今回資料を作成するに当たって何か意識された点とか、何か工夫された点とかはありますか。
青木まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長
委員御案内のとおり、当日の説明はまた別にしっかりしているんですけれども、それが配布というところになりますので、より端的に分かりやすく、またなるべく平易な言い方としつつ、やはり説明すべきものは説明する必要がありますので、その辺を意識して作ったというところでございます。
細野かよこ委員
それで、時間もあれなんですけど、昨日、こちらの二次元コードを読み取って資料なんかも見せていただきました。当日の資料もすごくボリュームはありますけれども、本当に見やすいなというふうには感じたんですが、ここに音声もあると。ただ、音声がまだホームページにはアップされていなかった。もうこれはアップされていますか、まだですか。
青木まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長
今準備しておりまして、当日の説明についてYouTube形式にして載せようというところで、まさに今出来上がっているところなので速やかにアップしたいというふうに思っております。
細野かよこ委員
すみません、今、YouTube形式として。そうすると映像も一緒に見られるということなんでしょうか。
青木まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長
当日オンラインで説明を実施したというところもありますので、いわゆるオンラインでつないでいるところの説明の画像と併せて説明の音声を、そこを録音、録画しているような感じになっているので、それを載せられる範囲というところで載せようというふうに思っております。
細野かよこ委員
実は、音声と書いてあったので、できたら画像というか、それもあったほうが分かりやすいんじゃないかなというので要望させていただこうと思ったので、それもあるということですよね。それは本当にいいなというふうに思います。ぜひこういった、本当に資料を今回工夫してくださっているなというのが見て分かるので、こういった作り方というか、すごくありがたいなというふうに思います。
今回オンラインの参加者というところで結構たくさんの方が参加されたなというふうに思いますので、こういった試みというのもよかったのかなというふうに思いますが、補助第220号線の延焼遮断帯の形成のところで、11メートルの道路へ拡幅というのは分かるんですが、その次に「・新設整備」と書いてあって、この新設というのを御説明いただけますでしょうか。
青木まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長
補助第220号線のほうはいわゆる街路事業のほうで、区施行で実施するんですけれども、今御説明のあった新設というのは現道といいますか、今道路がない部分、具体的にはこのエリアでいきますと上高田本通りというのが真ん中で東西に走っているんですけれども、それよりも北側の新井薬師前駅のほうに抜けていくところは、元の道路がないところをゼロから造っていくというところで、新設ということで。それ以外のところはある幅員を広げていくというところになっております。
細野かよこ委員
道路のないところを新設していくというのは考えただけでもすごく大変なことでしょうし、年月もかかるのかなというふうには思っているんですけれども、かなり大変ですよね。本当にそれは新設でやっていくのか。新設の部分は、道路の長さはどれぐらいの感じなんでしょうか。
青木まちづくり推進部新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり担当課長
防災まちづくりとは別というわけじゃないんですけれども、街路事業のほうでやっているもので詳細なところは分からないんですけれども、手元にはないんですけれども、補助第220号線のⅡ期区間は大体500メートルぐらいの区間というところで、その中で一部新設の部分があるというところでございます。
細野かよこ委員
お聞きしただけでも、これは大変なんだろうなというふうには思うんですけれども、これだけでも説明会なんかにも多くの方が参加してくださっているのかなというふうには思いますので、こうした分かりやすい資料で、しっかりと区民の皆さんの意見も聴取しながら進めていっていただきたいと思います。
広川まさのり委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
広川まさのり委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了します。
次に、6番、弥生町三丁目周辺地区防災まちづくりの進捗状況についての報告を求めます。
安田まちづくり推進部防災まちづくり担当課長
弥生町三丁目周辺地区防災まちづくりの進捗状況について御説明いたします。(資料7)
本報告は建設委員会と重複報告でございます。
1、主な経緯等でございます。弥生町三丁目周辺地区は、平成25年に東京都により不燃化特区の指定を受け、防災まちづくりを進めています。これまで区は都営川島町アパート跡地を取得した上で避難道路5号、6号を整備し、防災機能を備えた公園を整備しました。また、UR都市機構により権利者用の代替地の整備や従前居住者用賃貸住宅整備を行っております。令和4年度には当初川島町アパート跡地に適用していた地区計画を地区全体に広げ、防災まちづくりを進めています。これらの取組により、当地区の不燃領域率は目標の不燃領域率70%をほぼ達成してございます。現在は地区北西部の弥生町二丁目19番街区の防災街区整備事業を進めているところでございます。
2、不燃化特区についてでございます。まちづくりの目標である不燃領域率70%を達成することから、本年度で東京都の指定を受けた不燃化特区の指定を解除し、今年度で不燃化特区の支援は終了いたします。
3、防災街区整備事業でございます。令和6年度に組合の設立認可を受け、現在組合を中心に事業を進めています。本年2月3日付で権利者全員の合意が得られたことから、権利変換計画認可を受けてございます。今後は建物の除去の後、建設工事の着工等手続を進める予定でございます。
4、その他でございます。UR都市機構は都営川島町アパート跡地に権利者用代替地を整備してございますが、今後、防災目的以外で地域に貢献する公共的活用の可能性について検討し、こうした活用について、UR都市機構は現在、区と調整、情報共有を行っているところでございます。
5、今後の予定でございます。令和8年度は防災街区整備事業に係る現在の建物解体及び共同住宅の建設工事の着工、令和10年度に工事完了、令和11年度をもって清算手続を終えて事業を完了することを目指しております。
御報告は以上でございます。
広川まさのり委員長
所管事項の報告の途中ですが、学習会を行いますので、委員会を暫時休憩します。
(午後2時38分)
広川まさのり委員長
委員会を再開します。
(午後4時45分)
休憩前に引き続き、所管事項の報告を続行します。
6番の弥生町三丁目周辺地区防災まちづくりの進捗状況についての報告を頂いたところです。
この報告に対して質疑はありませんか。
河合りな委員
報告ありがとうございました。弥生町三丁目、皆さんが長きにわたって取り組んできて、今視察も非常に申込みが多いということを聞いております。本当に今まで様々御尽力いただいてありがとうございます。
そういう中で、今回今まで出てきていない情報として、「UR都市機構が権利者用の代替地として整備した」という一文、公共的活用の可能性というところが入ってきたのはこれまで一回も聞いたことがない話かなと思ったので、ここのところをもう少し、現時点で話せる情報があったら教えていただきたいんですけど。あくまでそういう話が出てきているという状況なのか、かなり前向きにこれはやるんだという方向性が位置付けられて進めていく話なのか教えてください。
安田まちづくり推進部防災まちづくり担当課長
まだ検討中の段階なんですけれども、この土地は弥生町の防災まちづくり、不燃化特区の事業を進めるためにURと協定を結んで代替地を整備していただいた。その内容は弥生町まちづくり、防災まちづくりを進めるために、例えば道路の拡幅で引っ越さなくてはいけない人とか、あるいはほかの事業、弥生町である防災まちづくり事業、例えば弥生町二丁目19番の防災街区整備事業、こういったところでやはり建物を出なくてはいけない人のための代替地というところで今使っています。
弥生町のまちづくりが令和11年度に終了した後は、URが普通は民間に売却できるようになるんですけれども、そういう中で公共的活用、やはりURも公共的な組織でありますので、そういったところで検討しているという状況です。
河合りな委員
現時点では確定的な話ではないが、検討材料としてここの場所を提供して、まちづくりをもう少し何かに活用していきましょうという話が出てきているという報告として捉えていいということですか。
安田まちづくり推進部防災まちづくり担当課長
委員おっしゃるとおりでございます。
河合りな委員
実際に、そうすると話が進められるのが、ここの整備完了スケジュールが令和11年度と書いてあって、令和11年度の後から手をつけられるよう、着工して動かしていけるようにしていくみたいな感じでスケジュールとして検討していくのか、まだそこまでは話が進んでいないという感じですか。
安田まちづくり推進部防災まちづくり担当課長
委員おっしゃるとおりで、これから検討なんですけれども、既に空いている土地で地域のための行事を今もやったりしています。ぼうさい春市、ぼうさい夏市ということで、地元の方と共にいろいろなお祭りの場所とか、防災訓練の場所とか、様々な使い方を今実験的にやっていますけれども、そういった中で地域のためになるような公共的施設を検討していると聞いています。
河合りな委員
ここを検討していくときは、あくまでもURとしては、こちらに土地を寄附なりなんなりしていただいた状態でやっていく、土地の所有者としては区になっていくのかという辺りもまだ決まっていないですか。
安田まちづくり推進部防災まちづくり担当課長
URも事業者ですので、土地をそのまま寄附するとかというのはないんですけれども、例えば区に買っていただいたりとか、貸したりとか、そういったところも検討中でございます。
河合りな委員
様々今から検討中ということまで確認させていただきまして、いろいろありがとうございます。こういうふうにURさんが御理解を示していただいて、土地を使っていけるかもしれないというのは地元の人たちにとってもすごくいい話だなと思います。ぜひできれば令和11年度以降使い道が、すぐ手をつけられるような形で話合いを進めていってほしいなと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。要望で結構です。
広川まさのり委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
広川まさのり委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了します。
次に、7番、大和町地区防災まちづくりの進捗状況についての報告を求めます。
安田まちづくり推進部防災まちづくり担当課長
それでは、大和町地区防災まちづくりの進捗状況について御説明いたします。(資料8)
本報告は、建設委員会との重複報告でございます。
大和町地区は、東京都の「防災都市づくり推進計画」で整備地域に指定され、建築物の建て替え促進等により防災まちづくりを進めています。平成30年度には「大和町防災まちづくり計画」を策定し、東京都が進める補助第227号線大和町中央通りの拡幅、これに伴う延焼遮断帯の形成と並行して、防災上重要な避難道路1号線及び2号線の優先整備路線の拡幅事業を進めているところでございます。現在は地区計画導入を目指し、まちづくりを進めています。今般、本地区の防災まちづくりの検討を進める中で、避難道路沿道権利者へアンケート等を実施したので、進捗状況とともに報告いたします。
1、防災まちづくりの進捗状況でございます。本地区の不燃領域率の進捗状況でございます。令和7年3月現在ですけれども、約53.2%でございます。また、避難道路1号線、2号線の用地取得率でございますが、令和7年12月現在で約26%でございます。
2番目の防災まちづくりの進め方でございます。避難道路整備の考え方について今検討してございまして、添付されている地図を併せて検討状況を見てほしいと思います。避難道路1号線、2号線は優先整備路線として着実な整備を進めてまいります。また、他の避難道路に関する意向調査として、アンケート、意見交換会を実施しました。
恐れ入りますが、別紙を御覧ください。資料はアンケートの結果と意見交換会の結果を示したものです。資料の左側が避難道路3号線及び4号線のアンケート、意見交換会、資料の右側、(2)は避難道路5号線から8号線のアンケート、意見交換会を実施した結果でございます。
初めに、左側の(1)避難道路3・4号線でございます。地図の西側あるいは西北側の赤色の点線でお示しした路線になります。本路線は建て替え時、建物を後退していただいて、道路用地を区が買収して幅員6メートルに拡幅するとしての考えを、アンケート及び意見交換会を実施しています。アンケート実施結果及び実施期間の結果は資料のとおりでございます。回答率でございますけれども、表のとおり46.8%、約半分の回答率でした。アンケート結果は円グラフのとおりで、「協力できる」が18.8%、「協力できない」が41.2%、「わからない」が40%でございます。意見交換会、アンケートで出された主な意見ですけれども、両方とも結構重なっておりまして、敷地が狭くなると受け入れられない、道路部分を売却すると残った敷地で建て替えができるか不安、また、道路を拡幅すると交通量が増し交通事故のリスクが上昇するなどの意見がありました。
次に、別紙資料の右側の(2)避難道路5号から8号線でございます。地図では緑色の点線でお示しした路線になります。こちらは地区内で比較的道路幅員が広い、いわゆる3間道路、5.4メートルぐらいの幅員の道路でございます。こちらは道路幅員がある程度広いことから、土地の所有権を変えず、おおむねそれぞれ30センチ程度後退いただき、ブロック塀等の設置を制限し、6メートルの空間をつくるという考え方を示してございます。アンケートの実施結果は表のとおりで、回答率は47.4%、こちらも5割ぐらいの回答率です。円グラフで示されるように、区の提案に「協力したい」が40.1%、「協力できない」が33.1%、「わからない」が26.8%でした。アンケートや意見交換会で出された主な意見は、土地利用に制限がかかるため協力できない、制限される土地について区が買い取るべき、駐車場等に使用できなくなってしまうなどの反対意見が主にありました。
意見交換会では、実際には強い反対を表明する方が、非常に参加が多い印象でした。区はこれらのアンケートや意見交換会の意見を踏まえ、避難道路計画の再整理を行っていく予定です。こちらを大和町の防災まちづくり計画に位置付けてまいりたいと考えております。
恐れ入りますが、資料の表紙に戻りまして、2の(2)でございます。地域ルールによる防災性や住環境の向上を目指して地区計画のルールを検討いたします。また、避難道路ネットワークや地区施設の設置を併せて検討していきます。
今後の予定でございます。令和8年度は地区計画の基礎となる大和町防災まちづくり計画の改定を行うとともに、地区計画(素案)の検討を進めてまいります。地域への説明や意見交換会を行い、地区計画の決定を今後目指してまいります。
御報告は以上でございます。
広川まさのり委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
広川まさのり委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了します。
次に、8番、その他で理事者から何か報告はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
広川まさのり委員長
なければ、以上で所管事項の報告を終了します。
次に、審査日程の地方都市行政視察についてに入ります。
1月13日、14日に行いました当委員会の地方都市行政視察について、お手元の調査報告書(案)(資料9)のとおり議長に報告したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
広川まさのり委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
以上で地方都市行政視察についてを終了します。
次に、審査日程のその他に入ります。
委員会を暫時休憩します。
(午後4時58分)
広川まさのり委員長
委員会を再開します。
(午後5時00分)
次回の委員会についてですが、休憩中に御確認いただいたとおり、次回の委員会は第2回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は正副委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
広川まさのり委員長
御異議ありませんので、そのように決定します。
以上で本日予定した日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
広川まさのり委員長
以上で本日の防災対策調査特別委員会を散会します。
(午後5時00分)