令和8年07月07日中野区議会建設委員会(第2回定例会)

中野区議会建設委員会〔令和8年7月7日〕

 

建設委員会会議記録

 

○開会日 令和8年7月7日

 

○場所  中野区議会第4委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後5時08分

 

○出席委員(7名)

 加藤 たくま委員長

 いさ 哲郎副委員長

 井関 源二委員

 小林 ぜんいち委員

 斉藤 ゆり委員

 伊藤 正信委員

 山本 たかし委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 都市基盤部長 浅川 靖

 都市基盤部都市計画課長 塚本 剛史

 都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長 村田 賢佑

 都市基盤部道路管理課長 長沼 美春

 都市基盤部道路建設課長 石橋 一彦

 都市基盤部公園課長 宮澤 晋史

 都市基盤部公園マネジメント推進担当課長 鈴木 康正

 都市基盤部建築課長 石原 千鶴

 都市基盤部住宅課長 福澤 幸宏

 まちづくり推進部長 松前 友香子

 中野駅周辺まちづくり担当部長 小幡 一隆

 まちづくり推進部まちづくり計画課長 髙田 班

 まちづくり推進部野方以西計画担当課長 森 高志

 まちづくり推進部鷺宮まちづくり計画担当課長 角 秀行

 まちづくり推進部まちづくり事業課長、

 まちづくり推進部新井薬師前・沼袋まちづくり担当課長 井上 雄城

 まちづくり推進部まちづくり用地担当課長 辻 隆夫

 まちづくり推進部街路用地担当課長 田中 常夫

 まちづくり推進部防災まちづくり調整担当課長 守屋 昌宏

 まちづくり推進部防災まちづくり事業担当課長 安田 道孝

 まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長、

 まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長 近江 淳一

 まちづくり推進部中野駅地区・周辺基盤整備担当課長、

 まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長 増子 英宏

 まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長 大胡 広和

 

○事務局職員

 書記 田村 優

 書記 小鮒 貴仁

 

○委員長署名


 

審査日程

○陳情

〔新規付託分〕

 第16号陳情 中野サンプラザにある航空障害灯の点灯を求める陳情

○所管事項の報告

 1 野方駅整備株式会社の経営状況について(都市計画課)

 2 都市計画道路補助第215号線の変更について(都市計画課)

 3 歩きたくなるまちづくりに関する取組状況等について(ウォーカブル・モビリティ政策担当)

 4 歩きたくなるまちづくりの今後の進め方について(ウォーカブル・モビリティ政策担当)

 5 中野区公園再整備計画の取組の推進について(公園課)

 6 住宅等の耐震化促進事業の実施状況について(建築課)

 7 公営住宅等の現状及び今後の検討の方向性について(住宅課、まちづくり事業課)

 

加藤たくま委員長

 定足数に達しましたので、建設委員会を開会します。

 

(午後1時00分)

 

 本日、議会広報番組の再編集のため、JCOMマーケティング株式会社が当委員会の様子を撮影しますので、御承知おきください。

 報道機関の方から当委員会の様子を録音したい旨の許可願がありましたので、ご相談のため、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後1時00分)

 

加藤たくま委員長

 委員会を再開します。

 

(午後1時00分)

 

 傍聴者から録音の許可を求める申出について、これを許可するに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 報道機関の方に申し上げます。許可の申出の際にお示しいただいた目的以外に録音したものを使用しないこと、また、休憩中の録音は認められておりませんので、休憩になりましたら録音は止めてください。

 それでは、本定例会における審査日程及び3日間の割り振りについて御協議いただくため、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後1時01分)

 

加藤たくま委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後1時02分)

 

 本定例会における委員会の審査日程についてお諮りいたします。

 お手元の審査日程(案)(資料1)に沿って進め、1日目は陳情の審査、所管事項の報告の10番まで受け、2日目は残りの所管事項の報告以下を行い、3日目は進行状況に応じて改めて御相談したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 また、審査は5時を目途に進め、3時頃に休憩を取りたいと思いますので、御協力をお願いいたします。

 それでは、議事に入ります。

 陳情の審査を行います。

 第16号陳情、中野サンプラザにある航空障害灯の点灯を求める陳情を議題に供します。

 陳情者がおりませんので、補足説明がないということなので、これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

斉藤ゆり委員

 では、確認をさせてください。まずこの陳情書にあるとおり、現在のサンプラザにある航空障害灯の明かりはどうなっているのか。また、法定として何メートルの高さの建物にはそれをつけなければいけないというような定めがあると思うんですが、それについて確認させてください。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 現在、中野サンプラザの航空障害灯については点灯してございません。また、法定の点灯の必要な高さといいますと、高さ60メートル以上のビル、あるいは鉄塔、そういうところには航空障害灯だとかをつけなければいけないということになってございます。

斉藤ゆり委員

 ということは、中野サンプラザのビルの高さは、この法定に定められたとおり、つけなければいけない高さになっているということでよろしいですか。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 委員おっしゃるとおりでございます。

斉藤ゆり委員

 そうしますと、なぜ今、点灯がされていないのか、点灯しないという判断をされている事情を教えてください。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 中野サンプラザにつきましては、我々は昨年9月にまちづくり中野21から寄附を受けた形になっています。寄附を受ける以前から既に電気が停止しているため、航空障害灯については、ついていない状況でございます。

斉藤ゆり委員

 定められている高さであるにもかかわらず、電気が通っていないという理由でつけなくてもよいものなのか、安全上問題ないのか、何か手続をされているのか教えてください。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 前所有者であるまちづくり中野21が所有していた時代から電気が通電していないために、航空障害灯については停止しているといったことで、東京空港事務所宛てに航空障害灯機能停止連絡票というものを提出しておりまして、提出によりまして東京空港事務所から各航空事業者並びにパイロット、そういったところに、こういった建物は点灯していないといったところの情報提供がされるということで聞いておりますので、点灯していないこと自体については、この連絡票を出していれば問題ないというふうな回答を得ているところでございます。

斉藤ゆり委員

 大事なのは、申請を出されていますが、それによって安全に心配がないのかどうかというところだと思いますけれども、それについてきちんと説明をお願いします。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 こちらの連絡票を出すことによりまして、東京空港事務所から、先ほど申し上げましたけれども、パイロット、そういった方をはじめとする航空関係者宛てにこの情報というのはきちっと共有される仕組みとなっておりますので、現時点で安全上課題があるというふうには認識していません。

斉藤ゆり委員

 今の御答弁だと、連絡がされていれば安全なのだったら、もともと法定の定めというのは必要ないように感じるので、安全かどうかだけ、もう一度、どのようにそれが空港事務所のほうで確認されているのか、そこが一番ポイントだと思うので、そこをもう一度おっしゃってください。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 航空障害灯の機能停止連絡票というのを私どものほうから東京空港事務所宛てに発出してございます。それが向こうのほうで受理されますと、航空関係者宛てにこういった情報が共有される仕組みになっていまして、当然、パイロットのほうにも共有される仕組みとなっているところでございますので、安全上課題があるという認識ではございません。

斉藤ゆり委員

 今伺ってみますと、総合的に判断して、周りの建物の状況とか、サンプラザの高さとか、そういうことを総合的に勘案して、各航空会社に連絡があれば、このサンプラザに関しては明かりがついていなくても航空機の運航に安全上問題がないということで認識してよいということでよろしいでしょうか。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 中野サンプラザに限らず、航空障害灯とかを停止する場合というのはございます。全て同じ運用でやっていると聞いておりますので、委員おっしゃるとおりでよろしいかと思います。

井関源二委員

 サンプラザが営業を停止してから何か飛行機が近いようなことというのはあったのでしょうか。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 飛行機の運航については私どもは正直そこまで分かりませんけれども、一般的な形で答弁させていただきますと、中野駅のちょうど上空辺りを、新飛行経路運用に伴いまして、今現在、大体15時から19時までの間、南風運用の際に、羽田空港に着陸する便が飛んでいるかと思います。一体どのくらいの高度で飛んでいるかといいますと、中野駅周辺ですと、大体1,050メートルから1,200メートル上空を飛んでいるということですので、現時点でそこがすごい近寄ったとかというふうなことは聞いてございません。

伊藤正信委員

 今、サンプラザは使われていない、いわゆる廃ビルということでの認識なんですけれども、廃ビルでも航空障害灯というのはつけなければいけないということですか。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 単純に規定に従えばそういうことになろうかとは思いますけれども、我々も既に電気が来ていない状況というのが、寄附時点からそうなっておりますので、そこは連絡票なりを出して対応しているところでございます。

伊藤正信委員

 今、廃ビルでも、理由にも書かれている空港事務所管制保安部の指示に基づき3か月ごとに提出しているから問題ないということになっておりますけれども、先ほどもお答えになりました。これは定期的に運用していたときからもやっているわけですか。どうなんですか。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 たとえ運用していた時期であったとしても、例えばメンテナンスで止まる時期だとか、そういったときには先ほど言った連絡票というものをきちっと提出して、一時停止するといったところの連絡はするべきというふうに思っています。

伊藤正信委員

 運用していたときは障害灯はついていたわけですか。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 ついていたものと認識しています。

いさ哲郎委員

 今のやり取り、分かりにくかったので、端的に確認なんですけれども、廃ビルの場合は管制の側がこうしたルールを用意していて、そのルールどおりに運用しているということで合っていますか。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 そういう認識でございます。

小林ぜんいち委員

 確認で、二、三、お伺いしたいと思います。まず中野サンプラザの今運営されていない建物について、管理はまず前提としてどちらがしているんでしょうか。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 当課で所管してございます。

小林ぜんいち委員

 分かりました。今回、航空障害灯については点灯しなくてもいいですよと、許認可を行うところの東京空港事務所のほうで必要な書類を整えた上で、あと3か月ごとの状況報告をすることによっていいですよと言われているということで、設置するしないを所有者である中野区で判断するということはできるものなんでしょうか。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 新規に設置するという意味でのことかなと思っておりますけれども、現時点で中野サンプラザにつきましては、まちづくりのために最終的には再整備するということが決まっておりますので、現時点で新しくつけてということは考えているところではございません。

小林ぜんいち委員

 今回、点灯していなくてもよい理由の中で、一般論として確認しますけれども、例えば郊外でサンプラザのように92メートルを超えるような建物が仮にあって、周りには建物がない場合は、その地域の中で一番高い建物になります。そういったときというのは、許認可するところは先ほど言ったように東京空港事務所なので、区のほうで判断することではないかもしれませんけれども、そういったときには点灯の必要性というのは、今、廃墟というか、営業していない無人の建物の場合にも点灯しておく必要があるものなんでしょうか。もし分かったらお願いします。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 その辺の運用なんですけれども、そちらについては東京空港事務所さんの判断なのかと思いますけれども、例えば高層の建物が密集しているようなところですと、多少照度を落としていいだとか、そういう基準というのはあるようです。廃ビルだからいいとか悪いとかというわけではなくて、一応60メートルを超えるものについてはつけなければいけないという義務があるようですけれども、一方で、施行規則の中で航空障害灯の運用を停止するような場合には、きちっと国土交通大臣との連絡体制を取り整備するというふうに規定されてございますので、現時点ではそういった運用をしているといったことでございます。

小林ぜんいち委員

 分かりました。最初に聞いたのは、ポツンと高いビルが1棟残った場合には、周りには高い建物がないので、多分、協議の上で必要なのかなというふうに思って、今回の場合には、92メートルを超える、南口にも100メートルを超える、120メートル、150メートル近い建物が何棟かあります。高度から言うと、少なくとも近隣ですけれども、直近ですけれども、高度が下がっていくのに対して、高い建物がその先にある。新宿もそうですけれども。そういったことで、高度と、それから建物との関係を見ていったときに、これは私が想像する話なので、高度を下げていく手前にある低いビルには、特に廃止をされた建物についてはいいのかなという判断をされているのかなと個人的に思うんですけれども、そうしたときに、区として周りにあるからいいだろうということは当然言えないと思うんですけれども、判断の一つとして、点灯をしなくていいよというふうに空港事務所のほうから言われている。そういうときには、あえて近隣の様子だとか、それから施設の様子だとか、それから廃ビル、廃墟、使用されていないビルであっても、何か改めてつける必要があるんですかということを確認するようなことというのは区からはできるものなんでしょうか。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 今の対応につきましては、既にまちづくり中野21が持っている時代からそもそも電気が停止しておりますので、連絡票を出すという対応をまちづくり中野21の時代からしております。当初出すときに、近隣の状況だとかというのはどう説明したかというのは、正直、我々のほうでは不明なところはありますけれども、一定程度、委員おっしゃるように、様々な周りの建物がございますので、そういった中で国土交通省の航空局さんなりがそういう判断をしていただけたのかとか、そういうところはあろうかなと思ってはおります。

小林ぜんいち委員

 航空障害なので、基本的には飛行機とかヘリコプターとかジェット機だとか、いろいろ種類があるとは思うんですけれども、そういったことの運航に関わって、昼間は認識ができるけれども、夜間については特に認識ができなくなってくるので、赤色灯をつけて、建物の形状というか、ボリュームが分かる、大きさが分かる、高さが分かるようなことで、1段でつける場合もあるし、2段、3段として赤色灯をつけるような建物もありますけれども、今回の場合については92メートルの使われなくなった建物で、かつ電気も通っていない、そして東京空港事務所の専門部署であるところの管制保安部というところで、設置はもうされているので、つけなくてもいいですよ、点灯しなくてもいいですよということを判断しているので、基本的に区としては上部の許認可をされるところでの判断によって、点灯しない、または点灯をこれからもする予定がない、そういう判断ということでよろしいですか。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 委員おっしゃるとおりでございます。

山本たかし委員

 最後、ちょっと確認させてもらいたいんですけど、要は皆さんとしては、こういった状況になって、まちづくり中野21から引き継いだ状況として、空港事務所につけられないから引き続き提出をされていると。提出をされた際に、空港事務所からは何も来ていないんですよね。何も来ていないということをもって空港事務所が判断したという理解でよろしいですか。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 我々としましては、向こうできちっと受理されたかどうかというのは確認してございます。

山本たかし委員

 受理をされたということを確認して、それでも何も対応を迫るようなことがないから大丈夫だという判断でよろしいですかね。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 先ほど答弁しましたとおり、受け付けされたこと、受理されたことというのは確認してございまして、その後、確かに委員おっしゃるとおり、そういった話はないところから、我々としては大丈夫だろうと思っております。

山本たかし委員

 なので、あくまで判断をするのは空港事務所だという認識でおられるし、そういうふうに従ったということですよね。

近江まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長

 委員おっしゃるとおりでございます。

加藤たくま委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 質疑がなければ、取扱協議のため委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後1時19分)

 

加藤たくま委員長

 委員会を再開します。

 

(午後1時20分)

 

 質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 なければ、討論を終結いたします。

 これより本件について挙手にて採決を行います。

 お諮りいたします。第16号陳情、中野サンプラザにある航空障害灯の点灯を求める陳情を採択すべきものと決することに賛成の方は挙手をお願いいたします。

 

〔賛成者挙手〕

 

加藤たくま委員長

 挙手なし。よって、本件は不採択とすべきものと決しました。

 以上で第16号陳情の審査を終了いたします。

 では次に、所管事項の報告を受けます。

 1、野方駅整備株式会社の経営状況についての報告を求めます。

塚本都市基盤部都市計画課長

 それでは、野方駅整備株式会社の経営状況について御報告をいたします。(資料2)本報告につきましては、地方自治法の規定に基づきまして、中野区が出資する法人について、事業年度ごとの経営状況を区議会に御報告をするものでございます。

 こちらの報告書を御覧ください。第19期、2025年度の事業報告となります。

 表紙をおめくりいただきまして、1ページの(1)事業の経過および成果を御覧ください。野方駅整備株式会社は、野方駅の鉄道駅総合改善事業、これは駅舎の改築などを対象とした国の補助事業となってございますけれども、こちらを遂行するために西武鉄道株式会社と中野区より50%ずつの出資によりまして、2007年10月29日に設立した第三セクターでございます。国及び中野区より補助金をそれぞれ総工事費の5分の1ずつを受けまして、野方駅駅舎の改良工事を行った後に、駅舎を所有する野方駅整備株式会社が西武鉄道に有償で駅舎の賃貸を行いまして収入を得ている、そういったものでございます。第19期の売上高は1,814万1,314円、税引前の当期純利益は23万3,067円となっております。

 次に3ページを御覧ください。2、会社の株式に関する事項、(2)発行済株式総数、こちらは120株でございます。西武鉄道株式会社と中野区の2名の株主が60株ずつ所有してございます。

 3番の会社役員に関する事項でございます。第19期の役員構成につきましては表記載のとおりでございます。なお、役員は無報酬となってございます。

 次に6ページを御覧ください。こちらは貸借対照表でございます。表の左側が資産の部、表の右側上部が負債の部、表の右側下の部分が純資産の部、そういった構成となってございます。まず表の左側最下段の資産合計1億9,631万1,822円でございます。こちらの資産合計の大部分を占めておりますのが、表の中段にある固定資産1億8,727万2,219円となっております。次に表の右側でございます負債の部、こちらで中段にある負債合計が1億8,858万402円となっております。この負債の合計とその下にある純資産合計773万1,420円を足しまして、最下段の負債純資産合計1億9,631万1,822円が、表の左側の資産合計と同額となっている、そういったものでございます。

 次に7ページでございます。損益計算書を御覧ください。第19期の売上高は1,814万1,314円でございます。この売上でございますが、こちらは野方駅駅舎を西武鉄道株式会社に貸出しをした1年間の賃料によるものでございます。その下に売上原価とございます、1,603万3,267円。こちらの内容といたしましては、減価償却費、そして固定資産税等がこちらの金額となってございます。ここまでで210万8,047円の売上総利益が計上されており、ここから販売費及び一般管理費として要しました187万4,980円を引いた額が、営業利益、経常利益、税引前当期純利益23万3,067円となってございます。ここから各種税等の13万4,909円を引いた額が最下段の当期の純利益9万8,158円となってございます。

 次に8ページ、株主資本等変動計算書でございます。株主資本の1年間の変動を表したものでございまして、表の左列2段目の2025年4月1日残高の行では、資本金が600万円、前年度からの繰越利益剰余金が163万3,262円でございましたので、純資産合計が763万3,262円となっております。ここに当期の純利益9万8,158円が加わりまして、2026年3月31日残高としての純資産合計が773万1,420円となっております。

 主な説明は以上となっておりまして、13ページを御覧いただきまして、ここで監査報告書によりまして適正な処理について報告がなされているものでございます。

 本報告は以上でございます。

加藤たくま委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

山本たかし委員

 ちょっと確認させてもらいたいんですけど、12ページの給与と賞与とあるんですが、これは一体どういう方に払われているような性質のものになりますでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 野方駅整備株式会社につきましては、1人、事務員といたしまして西武鉄道のほうから出向社員がおります。そちらの方の人件費といたしましてこちらに計上されているものでございます。

井関源二委員

 ちょっと教えてほしいんですけど、これの売上げというのはどういった形で出てくるものなんでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 年間売上高、7ページにございます1,814万円余、こちらは野方駅整備株式会社の所有である駅舎を西武鉄道に1年間貸している賃貸料として西武鉄道から受け取った額、それが売上高として計上されているものでございます。

斉藤ゆり委員

 この会社につきましては、減価償却が済みまして、昨年度までの御報告を確認しますと、35期、令和23年だと思いますが、全部償却が終わった際には清算されるということで、過去の会議録で御報告いただいていますけれども、それで変更ないでしょうか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 こちらの会社につきましては、今、委員御案内ありましたように、第35期の令和23年度を予定してございますが、その年度をもって減価償却が全て完了するというふうな予定となっております。その際には、この会社自体も清算をするといったことで考えているところでございます。

斉藤ゆり委員

 今の連続立体交差事業の状況を見ると、恐らくその後も継続して野方駅はまだ続いているんだろうなというふうなことが推察されるわけですけれども、清算された後、こちらの持っていた野方駅というのは誰がどのように所有することになるのか確認させてください。

塚本都市基盤部都市計画課長

 全て減価償却が終了して、資産としてゼロになった、その際にはこの会社自体は解散となります。その際にこの駅舎そのものは西武鉄道のほうに無償で譲渡といったことで考えているところでございます。

斉藤ゆり委員

 ありがとうございます。ということは、逆に、あんまりこれは可能性ないですけれども、もし早くに何か進んで、まだ清算前に野方駅を除却するとかしなければならなくなったときはどういうふうになりますか。

塚本都市基盤部都市計画課長

 令和23年までの間に、何らか今後、連続立体交差事業等の進展があり、野方駅の駅舎そのものに何かしら工事といいますか、改修といいますか、そういった事態が起きた場合には、この会社というよりは、駅舎を場合によっては解体をする可能性もあろうかなと。そういったときにはこの会社自体も資産として持ち得るものがなくなりますので、その時点で清算をするというような形になろうかなと想定をしております。

加藤たくま委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 なければ、本報告について終了いたします。

 続いて、2番、都市計画道路補助第215号線の変更についての報告を求めます。

塚本都市基盤部都市計画課長

 それでは、都市計画道路補助第215号線の変更について御報告をいたします。(資料3)

 当該路線の一部区間につきましては、東京における都市計画道路の整備方針において、見直し候補路線として位置付けられておりまして、中野区の地域視点による再検証におきましても、当該区間の整備の必要性がない、そういったことが確認をされてございます。

 資料の1番でございます。都市計画の概要、こちらは資料記載のとおりでございます。

 2番、変更概要でございます。今回の都市計画変更につきましては、補助215号線について一部区間のみ廃止を行う、そういったものでございます。廃止を行う区間は、下の位置図にございますように、新青梅街道と千川通りの間、約640メートルの区間でございます。

 3番、今後の予定でございますが、今月より関係権利者等に向けまして都市計画変更の概要についての説明文を送付いたします。その後、オープンハウスを開催しまして、権利者の方などに御説明をした上で、10月頃を予定しておりますが、都市計画案の公告・縦覧を考えております。その上で年内には都市計画変更の手続を完了して、告示を予定しております。

 本報告は以上でございます。

加藤たくま委員長

 今の報告に対して質疑はありませんか。

斉藤ゆり委員

 補助第215号線につきましては、これまでも丁寧に御報告いただいておりまして、しっかりと都市計画手続、また住民への説明等々していただければと思います。

 一方で、ここにおきまして計画線にかかっている土地の中で、いろいろ持っていたり、そこがどうなるか分からないまま、そのまま八成公園付近とか、あと施設があったりとかしているところがあるんですけれども、所管とはちょっと変わりますけれども、土地開発公社が持っていた土地もあったりもしますので、これからどのようにそれについて整理をしていくのか、スケジュール感を教えてください。

塚本都市基盤部都市計画課長

 計画線がかかっている土地の中で、区が所有している土地、幾つかございます。例えば区道もそうですし、区道に指定をしていないけれども、区有通路、そういったものもございます。あと東京都なんかも土地を持っている部分が一部ございます。今、御案内のありました八成公園にかかる部分でございます。以前、土地開発公社のほうで取得をした土地の関連等もございますけれども、まずは今、都市計画変更の手続をしっかり行って、正式に都市計画手続が終了した上で、そういった今後の土地の取扱いというところは考えていくものでございますので、なかなか現時点で方向性を示すというところには至らないかなというふうに考えてございます。

斉藤ゆり委員

 地元住民の方々にも理解が頂けるように進めていただきたく要望いたします。

加藤たくま委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 なければ、本報告について終了いたします。

 続いて、3番、歩きたくなるまちづくりに関する取組状況についての報告を求めます。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 それでは、歩きたくなるまちづくりに関する取組状況等について報告をいたします。(資料4)本報告は、スマートウェルネスシティ調査特別委員会との重複報告でございます。

 歩きたくなるまちづくりの推進は、まちの魅力や安全性の向上だけでなく、区民の外出機会の増加による、人と人とがつながる新たな活力の創出や区民の健康増進等も期待できるなど、区が進める様々な施策にも波及効果を及ぼす効果的な取組でございます。区では、街路や公園等の都市施設のほか、民有地も含めた公共的な空間等につきまして、ウォーカブルな環境整備を推進することによって、誰もが自然と歩きたくなる快適で魅力的なまちの実現を目指しているところでありまして、現在までの取組状況等について報告をいたします。

 1、民間敷地へのベンチ等設置補助でございます。令和7年度から民間敷地へのベンチ等設置補助を開始いたしまして、令和7年度は写真にあるように、江古田地域において2か所に補助を行いました。令和8年度は、現時点で弥生町六丁目、中央三丁目、中野二丁目の3か所で地権者等と調整をしているところでございます。また。次ページに示すステッカーも併せて御覧いただきたいのですが、既に民間敷地で一般に開放されている休憩場所等につきましても、土地所有者等の理解が得られる場合には、区が作成したステッカーを貼付することで、さらなる利用環境の整備を進めていく考えでございます。

 続きまして、2、歩きたくなるまちづくりに関する実験でございます。歩きやすく居心地の良い空間づくりに向けまして、令和8年度には以下の2件の実験を実施する予定でございます。一つは、中野四季の森通りにおける歩道の暑熱対策事業といたしまして、保水・遮熱舗装整備を行うもので、7月以降に予定してございます。図は舗装の効果例を示したイメージでございます。二つ目は中野四季の森通りの周辺の道路・公園及び中野駅北口広場周辺でベンチ・日よけ等を設置するもので、8月以降に予定してございます。図は設置するベンチ・日よけの例でございます。

 これらの実験を通しまして、歩道の路面温度低減効果、利用人数や利用時間等の滞在状況、利用者の属性や利用方法などの利用実態、利用者アンケートによる快適性、周辺への波及実態、ルールや運用方法を含めた管理・調整の難易度等を把握してまいります。また、実験結果を検証した上で、当該エリアにとどまらず、広く区内の歩きたくなるまちづくりに生かしていく考えでございます。

 報告は以上でございます。

加藤たくま委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

井関源二委員

 御報告ありがとうございます。まずベンチ設置で何か区民の方から好意的に受け入れられたとか、よく利用されているとか、そういったような事例はありますでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 今、この設置したところそのものでまだちょっと声は聞いていないんですけれども、これから設置するものも含めまして、設置していただいた地権者さんの方には、ちょっと時間がたったぐらいのところでどういう状況かとか、そういったところも今後調べていきたいと思っております。

井関源二委員

 他区のことで申し訳ないですけど、新宿区なんかは意地悪ベンチといって非常に評判が悪くて、杉並区なんかはベンチに対して補助金を出して非常に好意的に受け入れられているというようなことを私は耳にしておりますので、これはいい政策だと思いますので、進めていただければと思います。

 それから、道路の保水・遮熱舗装整備で、サンプラザの前も水はけがいい歩道を使っているみたいな話を耳にしたんですが、結構高くて、なかなか広げられないという話も聞いたんですが、これについてはコスト的にはどうなんでしょうか。

石橋都市基盤部道路建設課長

 正確な金額というのはまだ比較しにくいんですけれども、例えば普通のインターロッキングブロックの舗装と比較した場合に、例えば遮熱性だけやる場合は1.4~1.5倍ぐらいで、保水性のインターロッキングの場合は1.7倍ぐらい。あと今回、いろいろ複合的に試したりするんですけれども、保水性の、さらに路盤までいくというものになると3倍以上だとか、あと新しい技術でパーマボイドという技術も使うと5倍ぐらいになったりだとか、あと金額によっては相当開きがあるので、効果と見比べながら今後ちょっと考えていきたいと思います。

斉藤ゆり委員

 ありがとうございます。いろいろ楽しみなんですけれども、まずベンチについて、民間の敷地にというのがなかなかやってみたら難しいのかなと思うんですけど、昨年度2件で、今も3件ということで、それに関してはどういうふうに評価されていますでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 自ら手を挙げてうちに置けますよというような声というのは、なかなか今のところでは難しいかなというところで、知っている企業さんであるとか、そういったところと話をしていったりして、今、3件といったところです。引き続きこういう取組については周知していったり、ベンチが増えていくことで、そういう取組をまた知っていただいて、うちもこういうものを置けるというようなところが出てくると望ましいと思っておりますので、そういった意味では、今後も引き続き進めていきたいと思っております。

斉藤ゆり委員

 もう少し営業をかけてもいいのかなというふうには思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 次の実験についてなんですけれども、いろいろ取り組まれることも評価したいと思うんですけれども、行政のやることですので、どうやってやった実験を評価していくのかということは大事だと思うんですが、今、どのように成果を測るおつもりなのか教えてください。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 ベンチと日よけ――日よけについては道路が狭いところとかでは置けなかったりするんですけれども、まず置いて、3か所ぐらいで中野駅周辺でやりたいと思っております。平日と休日それぞれの場所で1日ずつ、調査員みたいなものを配置して、どういう状況だったのかといったところは実際の数値、人数であるとか、どういう過ごし方をしていたのかとか、そういったところを見ていきたいと思っております。また、周辺への波及実態と書いてございますけれども、中野駅周辺で放置自転車も多いようなところもありますので、ベンチを置くことによって放置自転車というものがどういうふうに置く場所が変わったのかとか、そういったところも見ていきたいと思っております。ベンチの数とかが限られるので、いつどこにどれだけ置くのかというのはこれからになるんですけれども、長期的に置くことによって、例えば季節的な変化みたいなところ、利用者数が多いのか少ないのかとか、そういったところも職員が見て確認をしていきたいと思っております。

石橋都市基盤部道路建設課長

 遮熱性等々の舗装については、今回、3種類、地下駐輪場の前の辺りで考えているんですけれども、まず表面温度を取っていきたいなというのは基本的なところと、あと今、熱中症対策でよく評価されるWBGTという数値も測っていきたいなと。あとやっぱり数値だけでなく、体感というか、そういったところも、感想的なものも含めてアンケート等を実施していきたいと考えてございます。

斉藤ゆり委員

 では、アンケートを取る、それから調査員を数日置いて数等を調べるということだと思うんですけれども、ということは、この7月の人流とか温度とか、全部今からもう測って比べていくということにもなるんでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 今現在はベンチがないところなので、それが全く同じ状況じゃないので、同じ数値というところはなかなか難しいのかもしれないんですけど、例えば今ある道路の時間当たりの歩行者数というものは、先日、我々のほうでも調べています。なので、そういったところで、人数がどれぐらい変わるのかというのは分からないんですけれども、そういったところで比較できるものは比較をしていきたいと思っております。

石橋都市基盤部道路建設課長

 路面については今測る必要はないので、その場でやっているところ、やっていないところで比較をしたいと思います。

山本たかし委員

 今の実験のところで伺いたいんですけれども、平日と休日、考えられていて、ここにも書いてありますが、まだ調整中ということなんですけれども、時間帯とか、何台とか、どの辺の場所を考えられているかとか、もう少しだけお話しいただけることがあればお願いします。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 今、想定しているところでございますけれども、中野四季の森通りなんですけど、一つは中野四季の森公園内ですね。公園と道路の境目辺りで置こうと思っております。そちらにはパラソルとベンチを、今、5台ぐらいあるので、何台置くかというのは調整中なんですけれども、それで置こうと思っております。もう1か所が中野四季の森通りのサンクォーレの前辺りです。その辺で置きたいと思っています。今、電話ボックスとかがあるところの並びですかね。その辺で幾つか置いていきたいと思っています。ここは日よけを置くようなスペースがないので、ベンチだけになろうかと思います。

 もう一つは、北口広場、いわゆる広場そのもののところなんですけど、ここは占用そのものができないので、何日間か置くということがなかなかできなくて、日中置いてすぐ撤去みたいな感じになってしまうかと思います。なので、何時から何時までというところは調整中なんですけれども、広場周辺で何日間、置きっ放しにできるところがあるのかとか、そういったところは今調整中でございます。ベンチそのものの限りがあるので、最終的にどこに置きっ放しにしておくのかといったところは、これから調整するというところでございます。

山本たかし委員

 分かったんですけれども、要は休日とかにパラソルということになると、その管理というのはどのように考えていらっしゃるんですか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 まず買おうと思っているパラソルそのものが、いわゆる風とかにも強いもの、重量でちゃんと倒れにくいものというのを購入する予定でございます。調査員そのものがいますので、そこら辺で危険か危険じゃないかとかというのは、そのときは確認ができます。それ以外のときには定期的に確認をするとか、そういったところで職員のほうで危険がありそうな場合はちょっと片付けをしてというところを想定しているところでございます。

山本たかし委員

 分かりました。この実験というのはいつぐらいまでを考えていらっしゃるんですか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 実験というものがどこまでを指すのかというのはなかなか難しいんですけれども、調査員を立てるといったところでいうと、もう本当に夏場の何日間かというところになります。ただ、季節的な変化みたいなところというのは、引き続きずっと見ていくものなので、いわゆる年度いっぱいとか、来年度にかけてといったところも引き続き行うところもあるというような感じです。

山本たかし委員

 そうすると、一定、今年度内に委員会で報告というのはあまり考えていらっしゃらないような状況ですかね。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 どういうふうに評価できるかというのを今後見ていった上で、報告のタイミングについては検討していきたいと思います。

山本たかし委員

 分かりました。ベンチの設置補助の話なんですけれども、今年度は3か所、地権者等と調整されているということで、南側が出ていらっしゃるんですけれども、いろいろ皆さんの中で情報が集まってきたりだとかはあると思うんですよ。今ここに書けるものについては3か所ということで記載していただいていますけれども、検討の候補地、箇所ということになれば、何か所ぐらいお持ちでいらっしゃるんですか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 現時点におきましては、この3か所です。本当に可能性があんまりないかもしれないようなところも1か所というところと、先ほど営業をという話がありましたけれども、営業をかけてはいるけれども、まだ何の返事もないようなところもあるので、今のところは3件という数字しかお答えができない状況でございます。

山本たかし委員

 分かりました。大変かと思うんですけれども、北側も特に求められていると思いますので、よろしくお願いいたします。

伊藤正信委員

 歩きたくなるまちづくりに関する実験なんですけれども、保水・遮熱舗装の整備。整備しなければいけないんですよね。それとも、今、そのような状態になっているということでしょうか。これから整備するということなんですか。教えてください。

石橋都市基盤部道路建設課長

 整備はこれからですね。3種類やるんですけれども、広さとしては、2メートル、8メートルの16平米ぐらいを3か所なんですけれども、3種類のうちの2か所は1日で終わります。もう1個はちょっと複雑なので、5日間ぐらいかかるというふうに想定しています。それを7月中に終えて、8月、9月で実証実験をしてという形でいます。

伊藤正信委員

 場所も聞こうと思って、どのくらいの範囲かということで聞こうと思ったんですけれども、お答えになったので、2メートルの幅というか、2メートルの長さを3か所ですか。16平米と言いましたよね。もう一度詳しく教えてください。

石橋都市基盤部道路建設課長

 場所は地下駐輪場の手前ぐらいのところで、自転車レーンがあるところ、自転車の走行のところで、そこが2メートルと8メートルの長さで16平米、これを3か所やるというふうに考えています。

伊藤正信委員

 自転車レーンですか。歩道じゃないんだ。自転車レーンですか。歩道はやらないんですか。

石橋都市基盤部道路建設課長

 できれば歩道も含めて、あそこは6メートルあるので、そこでやりたかったんですけれども、歩道のほうをいじっちゃうと、点字ブロックがあるので、ちょっと複雑になるので、そこはちょっとやめました。なので、今回、2メートル、8メートルの、それでどのくらい効果が出るのか分からないんですけれども、まずそこから始めてみたいと思っています。

伊藤正信委員

 自転車レーンといっても人は歩けないですよね。歩道だったら分かるんですよ。冷水というか、温度を涼しく感じる。歩きながらね。でも、自転車はスピードがあるから、そんなに体感のあれは感じないと思うんですけれども、2か所は1日で、もう1か所はかかるというんですけども、もう少し詳しく御説明してもらえますか。

石橋都市基盤部道路建設課長

 中野四季の森通りは歩道と自転車が通るレーンを含めて6メートルありますよね。そのうちのいわゆる道路側のところが大体2メートルのところで来るので、そこは確かに自転車が通るところなんですけれども、今回検証するのは表面温度と、あとWBGTといったところの熱中症の輻射熱だとか湿度とかも含めた数値を取っていくので、歩いていない方でもいいかなと。ただ、さっきアンケートを取るといったので、そこに実際に僕らも行って、事業者も行って、どうですかというような感じでアンケートを取っていきたいと思うので、自転車レーンではあるんですけれども、やむを得ずそこでちょっと感想を取りたいなというふうに思っています。さっき言った、1日、5日というのは、工事期間だけなので、それから8月以降の2か月間かけて実証実験をしていこうかなと思っています。

伊藤正信委員

 そうすると、委員会報告してからすぐ工事にかかって、7月のどこかで舗装整備が終わって、実際に実験するのは8月、9月、2か月かけてそれぞれの、本当は酷暑の日が一番有効だろうと思うんですけれども、そういう日程なんかはもう決めているんですか。

石橋都市基盤部道路建設課長

 まず工事が終わった段階で、すぐに効果は当然現れるので、早いところでは7月中に始まっていくと。ずっとその間はやっているので、測定するのはもちろん日が当たっているところの日にやりますけれども、その間は効果がずっと出ているので、アンケートとかを取るのはどこかにスポットを当ててやるしかないんですけれども、一応皆さんが体感できる状況、ぜひ委員の皆さんにも体感していただきたいんですけれども、そういったアンケートを取りながらというか、僕らも実感しながら、2か月間で効果を検証したいと思っています。

伊藤正信委員

 アンケートを利用者の方に頂くということなんですけれども、アンケートの取り方というのは、ふだん歩いている方、また利用されている方に、どのようにしてアンケートを取られるのか教えてください。

石橋都市基盤部道路建設課長

 もう呼び込むしかないかなと思っています。我々がそこに行って、事業者と一緒に行ったりして、どうですかと。ここがこのパターンです、隣は何もしていないところです、実際にどうですかというのを聞きながら、歩いている人でもいいですし、その間にイベントがあれば、イベント等で利用している人にちょっと聞いてみたいなと思っています。

いさ哲郎委員

 表面からいきます。ベンチの設置の件ですけれども、区有施設、公的な場所での設置の話も検討があったと思いますが、今どうなっているでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 公有地といったところでございますけれども、今現在、ここでの報告もありましたけれども、中野四季の森通りとか、中野駅北口のそういったところに置くという実験を今回やるというところです。ここの取組が今、手続というか、検討というのが結構いろいろあって、そこを進めているところなんですけれども、そのほかにも区内の道路とか河川管理用通路とか、そういったところも幾つか置けそうだなといったところはピックアップしているので、そこにも置けるかどうかというのは並行して進めているんですけれども、優先的に今回御報告させていただいたところをやっていくというところでございます。

いさ哲郎委員

 分かりました。裏面の実験のところ、二つあるんですけど、まず最初の路面の件ですね。保水性舗装と遮熱舗装、この件なんですけど、以前に透水性補装のことを質疑したときに、そのときの答弁を覚えているんですけど、これはあくまで雨水対策であって副次的に遮熱の効果もあるよねみたいな答弁だったのを記憶しているんですが、今、前面にこの暑熱対策が出てきているので、どこかで考え方が変わったのかなとちょっと思ってはいるんですけれど、これって今、ここで実験をした後、その先、どのように、これは駅前なり駅周辺のところで使っていくかというのは何か考え方が今あるんでしょうか。

石橋都市基盤部道路建設課長

 この実験の後に、どれが効果があるかだとか、コストの見合いも含めて、まずやりたいのは中野四季の森通りの全面展開というか、そこが最初なのかなと思っています。それから、駅周辺で言うと、中野駅北口の駅前広場、それから西武線の沼袋駅なり新井薬師前駅の駅前広場、それから西武線の上部空間、先ですけれども、あるいは公園の園路、そういったところが可能性があるかなと思っています。

いさ哲郎委員

 分かりました。次の遮熱舗装なんですけれども、これはちょっと気になっていまして、2020東京オリンピックのときに、マラソンのコースで遮熱舗装をやるという話になったときに、市民の皆さんとか専門家が、遮熱舗装は太陽光を反射することで、路面温度は下がっても地上高1メートルぐらいの気温が上がるんだというような指摘をしていた記憶があるんです。だとすると、歩くには逆に向かないのではないかと。そのときもスポーツの観戦に行って、観戦に行った人たちが熱中症にならないかみたいな議論があったのを覚えているんです。今のところ、暑熱性もテストするのはいいと思うんですけれども、気温を測るに当たって路面と地上高だと、そういうところも測る計画はあるのかどうか伺います。

石橋都市基盤部道路建設課長

 そういう意味では、路面温度のまさに表面だけを測るところと、WBGTですか、そういうのも含めてもっと上のところとか、熱中症どうなのかというところも含めて、数値では確認していきたいと思っています。

いさ哲郎委員

 保水性舗装も併せてなんですけど、やっぱり人が歩くところで体感がどうなるのかというのはチェックをしたほうがいいのではないかと思うんですが、歩道は難しかったんですか。例えば点字であれば、点字ブロックも一緒に敷設するか、避けて別のところでやるかということは、どのような検討があったのか。

石橋都市基盤部道路建設課長

 確かにそれがいいかなと思いますし、2メートルだけじゃなくてもっと6メートルでやったほうが効果がいいのは分かっていたんですけど、まずコストをちょっと考えたのもありますし、あとやっぱり点字ブロックを1回外してしまうのは、その期間、さっき言った5日間、ないときもあるので、そこはやめようと。それは区のほうで判断をしたといったところです。

いさ哲郎委員

 この舗装の上に点字ブロックを再び設置する、仮に設置することはできないということなんですか。

石橋都市基盤部道路建設課長

 できます。できるんですけど、ただ、比較衡量して、そこに手を入れるのはやめようと。簡易にできる自転車レーンのほうでやりましょうと。確かに歩いている人は分からないんですけれども、そこはさっき言った、子どもたちとかを呼び込んで「どう?」というふうにやりながら、ほかと比較してアンケートを取っていこうと思って、それなら大体できるだろうというふうな判断です。

いさ哲郎委員

 分かりました。そのように工夫してやられようかなということで、今、子どもがということもおっしゃっていたので、それは安全の配慮はぜひ重々お願いしたいなと思います。

 あと1点、二つ目のベンチと日よけの設置についてなんですが、これってベンチと日よけがセットでないといけない実験でしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 セットで置く場所と、セットじゃない、ベンチだけというところがあります。その場所で置ける置けないというのが変わってくるというところが、自然とそういうふうになってしまう部分があるんですけれども、検証としては、同じ場所で日よけがあるパターンとないパターン、いわゆる日陰だったら座るけど、日陰がなかったら座らないとか、そういう違いも出てくるかと思います。同じ時間帯ではなかなか難しいかもしれないんですけど、太陽が動くので、日陰の方向も変わるので、常に日よけを置いたからといって、常に日陰になるというような置き方はなかなか難しいと思っているので、そういったところで比較はしていきたいと思っております。

いさ哲郎委員

 実は僕が聞こうと思ったのは逆のことでして、日陰をつくるだけ、日よけだけを置くようなことは考えていないのかなということです。具体的には、交差点の信号待ちのところに置いてみて、どうかなということは検討できないのかと。ウォーカブルの中では、歩いていて信号で止まる、座っている人に限らず歩いている人が、日よけがあるかないかで変わってくるんじゃないかと思うんですよ。この点はいかがですか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 検証項目としては新しい観点かなと思いますので、検討したいと思います。ただ、今の時点で道路上に、道路の交差点にこの日よけを置けるかどうかというのは、また道路管理者や交通管理者、そういったところと調整しないと、今の時点では何とも言えないところでございます。

小林ぜんいち委員

 歩きたくなるまちづくりの現状の取組状況なんですけれども、まず1の民間敷地へのベンチの設置等についてということで、なかなか進んでいないということで、この後の御報告、歩きたくなるまちづくりの今後の進め方について、ちょっと先走るというか、重複するというか、言い過ぎたら申し訳ないんですけれども、これ単体で今設置を考えているわけですよね。ピンポイントの場所にベンチを置くということで、昨年度も言ったかとは思うんですけれども、置くのは一義的な話で、歩きたくなるまちというのであれば、仕掛けをしていっていいのかなと思うんです。

 つまり、歩きたくなるまちの一つルートを区のほうで試行的に設置をして、例えば中野駅北口から――北口というのは、北口改札を出てすぐのベンチのあるところ、それからサンモールを抜けて、ブロードウェイを抜けて、あいロードを抜けて新井薬師に行って、それから哲学堂に行って、ぐるっと歴史民俗資料館から沼袋駅から通って、平和の森公園から中野区役所に帰ってくるような、例えばそういうルートをつくって、ベンチを置かせていただけるところに積極的に置いていただいて、民有地に置かせていただいているので、場所によってはパラソルなんかがあれば、例えば区民活動センターだとか、区の様々な施設だとか、公園だとか、そういったルートに、物語をつくらないと、ただ単にベンチを置くということだけが先なんですよね。歩きたくなるまちじゃなくて、ベンチのあるまちになっちゃうので、例えばルートをつくってあげて、そういうところを歩くとこんな場面がありますよ、情景がありますよと。また、去年少し言いましたけれども、外はみんなのもの、自分のうちの中は自分のものであっても、その境目である縁側的な要素のところをしっかりとつくってあげて、提案を区民というか、歩きたくなる、歩いてみようと思う人たちに提案をしながらやっていかないと、ベンチがあるのね、何でベンチがあるのというふうになっていってしまうので、今後の取組の中で、今後の進め方についてというほうに行っちゃうのかもしれませんけれども、物語をつくっていくことがすごく大事なんじゃないのかなというふうに感じるんです。

 現時点で3か所、これも偏在をしているということで、それはつまり提案の仕方が少し弱いのかなと思うので、その辺を工夫していくことが大事なのではないのかなと。せっかく弥生町六丁目、中央三丁目、中野二丁目と、結ぶものをつくってあげるという仕掛けをぜひつくってもらいたいなと思います。北の新井薬師ということを言ったので、南の方であれば、鍋屋横丁から妙法寺に行くというのが一つの北と南の――新井薬師に行くのと妙法寺に行くというのが中野の大きなまちの歴史的な原点でもあるわけですから、例えばの話ですけれども、そういったところもしっかりと入れながらいくと、進んでいくのではないかなというふうにまず思うんですけれども、いかがでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 委員おっしゃっていただいたとおり、そういう考え方で進めていくといったところのほうが、効果というか、見え方というか、そういったところもいいのかなと思います。じゃあどこでやるんだといったところはまたこれからなんですけれども、例えば中野駅周辺でいくと、今、千光前通りとか、なかのZEROまでの通りとか、ああいった道路を見ていると、民間の敷地の空いているところもあったりするというところです。そういったところでも、こういうベンチというのを置いていただけると、あの商店街というか、あの道というんですかね、一つそういうところで成り立つというか、そういったものも想像はしていたところでございます。今後、どこにどういうふうに置いていく、補助をしていくというか、そこら辺の関係者への伝え方というんですかね、そういったところは今後考えていく部分になるんですけれども、委員おっしゃっていただいたようなところも踏まえまして、引き続き、続けていきたいと思っております。

小林ぜんいち委員

 ぜひお願いしたいと思います。歩きたくなるまちづくりなので、都市基盤部都市計画課だけではなくて、まちづくりという視点もすごく大事なんだと思います。その総合的な連携がないと、単体でのまちづくりとか都市計画とか、何かつまらないものの寄せ集めだけがまちづくりになっていってしまうように思うので、この最初のところにもありますけれども、まちの魅力ってそういったものをつなぎ合わせていって、次に行ってみたくなる、曲がってみたくなる、進んでみたくなる、そしてこの先にも行ってみたくなるような仕掛けをつくっていくというのがないと、歩きたくなるというか、しんどいまちというか、別に歩かなくても、歩くんだったらここでもう帰ろうよというまちになっていってしまうので、そういう仕掛けが大事なのではないかなと思います。先ほどおっしゃっていただいたように、いろんなまちというか、商店街だったり、まちがあるので、そういったところをしっかりと、いわゆるまちづくり、地域で行っているまちづくり、中野区で行っているまちづくりと重ね合わせて進めていっていただきたいなと思うのがこのベンチの話です。

 もう一つ、歩きたくなるまちづくりに関する実験ということで、実証実験を行っていくというふうにあります。一瞬見たときに、これ、プールサイドでやったら、中野の暑いプールは少し涼しくなるんじゃないのかなとか思いながら、プールと重ね合わせて聞いていたので、すみません、プールのことばかり頭の中にぐるぐる回っているんですけど、実証実験を行うにしては、先ほども出ていましたけれども、非常に狭い範囲、物すごい狭い。もう少し別の場所も含めて、1か所だけではなくて、できないのかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。

石橋都市基盤部道路建設課長

 実際、本当はもっと全面的にやりたかったんですけど、どうしても最初の投資になるので、予算でもちょっと議論していただきましたけれども、この金額の中でできる範囲というところで今回のところに終わってしまった。これがどこまで効果として数字が出てくるのか。多分、表面温度はすぐに出ますけど、体感のアンケートだとか、あるいはWBGTもそこまで出ないんじゃないかとも言われているんですけれども、まずはちょっとやってみたいと。表面温度だけは確実にやってみたいと。今回、3種類やるので、それを比較したいというのがあって、またこれを今度報告したいと思いますけれども、それで全面展開やるかどうかという判断をしたいと思います。

小林ぜんいち委員

 ぜひその辺をお願いしたいと思います。WBGT、全部影響するわけですよね。湿度も気温も輻射熱も。そうすると、狭い範囲の中で行っても、ちょっとした風の具合、気候の具合によって、輻射熱って全然違うところに行ってしまったりとか、湿度もそこで体感ができなかったりとか、気温だけはそこの場所の気温が多分出ると思うんですけれども、気温も、気象上の気温のレベルで測るのではなくて、多分、道路面から何センチか、10センチとか、非常に低いところで測定するんだと思うんですけれども、周りの環境がすごく違うので、四季の都市(まち)の一画と、それから先ほども出ましたけど、千光前とか、野方のほうとか、南台のほうとか、まちの様相が全然違うので、展開を今後していくときに、データってすごくミニマムというか、精緻でないものに近いものになっていってしまうのかなと。これをもって、こう出たのでよしというふうになかなか言えない面積だということを思ったので、そのような提案をさせていただいたところです。なので、ぜひもう少し広い範囲で行って、別の場所も含めて、今後の中でやっていってほしいなと思います。

 あと、ベンチを置いたり日よけを置くということであるんですけれども、ベンチについてはさっき言ったような、物語がないと、ただ置いてあるというだけで、ただ疲れたから座るだけで、そこがごみ置場になっていってしまうようなことにもなったり、テントがあるから、日よけがあるから、そこでいるという、何かつまらないものになっていってしまうので、併せて実証実験をしたりしていく中で、次のまちづくりのことをもう少し明確にこの中に位置付けて実証実験をしていっていただきたいなと思いますけど、いかがでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 昨年12月の中野駅周辺の歩きたくなるまちづくりというところの報告の中で、中野四季の森通り、当初はF字通りとか、そういう名前だったんですけれども、そこについては道路の改良というんですかね、そういったところをやっていきたいという報告をさせていただいたかと思います。今回のベンチは、確かにただのベンチですし、そういったところはあるんですけれども、今年はベンチを置いて、目の前の通りにそういう需要があるのかとか、どういうふうな休憩の仕方をされるのか、読書しているのか、飲食しているのか、いろいろ様々かと思うんですけど、そういった状況を見ていきたいと思っております。来年に関しましても、今回と同じなのか、プラスアルファの実験というのが何かしらできるかというところを併せて検討しているところでございますけれども、そういった中で、中野四季の森通りを今後どういうふうにしていくといいのかという設計というか、道路そのものの構想というんですかね、そういったところにつなげていきたいと思っておりますので、一つずつ実験を通して進めていきたいと思っております。

小林ぜんいち委員

 長くなるので終わりにしますけれども、歩きたくなるまちなので、歩かせたくなるまちにならないようにしていってほしいなと思うんですよね。ここはこういうふうに整備しているので、ここを歩いてくださいって歩かせるまちではなくて、一般区民というか、市民が、中野のまちに来て、中野で降りたときに、中野のまちってあそこに行ってみたくなるよね、ここに行ってみたくなるよねと。桃園川緑道が比較としていいかどうか分かりませんけれども、あれができたときは非常にきれいで、多くの人たちが通行していたんですよね。子どもたちも、小さな子どもから小学生、中学生ぐらいの子たちもあそこで遊んだりしていた。環境がだんだん、周囲の環境も変わっていき、緑道そのものも変化をしていく、老朽化もしていくという中で、歩いてみたくなる公園というか、当時は法的な公園ではありませんでしたけれども、変わっていってしまうということもあるので、歩きたくなるまちに、どう中野を今後、5年、10年、場合によっては100年のまちとしていくかというのは、やっぱり歩かせたくなるまちではないと思うので、しっかりとした取組、基盤を持って、指針を持って、この両方を、ベンチの設置、それから補助についても、費用をかけて行っていくわけなので、この後の進め方の部分にも少し入ってしまいますけれども、各部署の連携で、しっかりとした中野のまちづくりの一つという大きなもの、建物や道路や敷地だけの話ではなくて、心の問題もすごく大事な要素になってくる、歩くということ、界隈を歩いてみるということはそういうことにつながっていくので、ぜひ先々のことまで考えてやっていっていただきたいと思います。要望にしておきますので、お願いします。

加藤たくま委員長

 委員として質疑をしたいので、進行について、暫時、副委員長と交代します。

いさ哲郎副委員長

 それでは、暫時、委員長の職を行いますので、よろしくお願いします。

 質疑はありませんか。

加藤たくま委員

 実験のところなんですけれども、私が学生時代というか、大学の助手時代も含めて専門的にやってきた都市環境という分野のところになるんですけれども、暑い東京を涼しくしようというのでいろんな研究をやってきたところで、やっぱりほかの委員も御指摘がありましたけれども、やっぱり2メートル掛ける8メートルというのが非常に狭いというので、一番懸念だなというところで、もちろんやったところに関しましては表面温度が下がるんでしょうけれども、結局、WBGTを測る際には、黒球温度という、日射と地面からの赤外線をちゃんと含んで、湿度と気温というところで測る指標なんですけれども、赤外線は地面から炭火のように発しているもので、地面の熱が高ければそれが出てきて、もちろん日射は反射角によって入ってくる。2メートル幅だと、多分、真ん中の1メートルになっているんですけど、1メートル幅のところが違う地面となると、その輻射熱がかなりそっちから入ってくる、日射もそっちから入ってくるとなったときに、本当にWBGTとしての数字が目に分かるような反応を示すようには感じられなく、せめて同じ面積だったら、4メートル掛ける4メートルだったらまだ効果が出るかなと思うんですけど、その辺の改良というのは可能なのかどうか伺います。

石橋都市基盤部道路建設課長

 結論から言うと、もう変えることはできないので、このまま進めるしかないかなと思っています。ただ、事業者とも相談しながらやってきたんですね。確かに厳しいと。特にWBGTは厳しいと。ただ、そういったいい条件の日を狙って、うまく取って、どこまで取れるか分からないけれども、ちょっとやってみようと。これが最低限の幅だというふうな形では一応議論をしながらやってきたので、これで一度進めていきたいと考えています。

加藤たくま委員

 どのぐらい成果が出るか分からないですけど、かなり厳しいなと思っています。私、打ち水でどのぐらい涼しくなるかという実験をやったんですけど、当時、墨田区の小学校のグラウンドいっぱい、小学生みんなでやって、水浸しになるようなことをやったら、地面の表面温度が50度から40度以下まで11度ぐらい下がって、そうしたら人の表面温度が5度ぐらい下がったんです。そのぐらい水浸しにしたら効果がやっと出たというようなものなので、そこら辺、打ち水をしたとしてもどれだけ効果が出るのかなというのが、WBGTとして反映するかは厳しいなと思っています。

 あとそのときも、僕はまだ勉強不足というか、研究不足だったんですけれども、気温を測る際に、例えば打ち水とかも実験をやると思うんですけど、その刹那な変化を捉えるために、気温計のセンサー部分の熱容量が大きいと変化がすごいでかくて、変化するのにすごい時間がかかっちゃうので、結局、下がった瞬間を気温計が捉えられないことがあるんですよね。この世で一番感度が高い温度計を自分で作ったんですけど、それは結局、銅線をやって作るんですけど、髪の毛よりも細い銅線でやると、もう刹那の変化も捉えられるみたいな、そのぐらいやらないと、WBGTの変化も捉えられないので、よくよくそういうのを測る際には、そういうところまで研究をしていただきたいなと。これは要望のレベルになってしまうんですけれども、今後、展開をしていく上で、2メートルのところだけから一気に広げるというのがなかなか検証として難しいのかなと思うんですけれども、次に向かってほかの場所でやるという可能性というのはあるんですか。

石橋都市基盤部道路建設課長

 確かに最初のほうに言っていただいたところで、すごい瞬間的にというか、なかなか難しいかなと。今回の新しい技術を使って、打ち水の効果的なところも、もっと持続的になる仕組みになったりするし、それが3日間、1週間、あるいは1か月ぐらいというような形の技術を今回使ってみようかなと思っているので、もしかしたら取りやすくなるかなというふうに思っています。

 あと、御意見を頂いているので、今回、これでスタートしますけれども、先ほど話したとおり、いろいろ展開をしたいなと思っていて、まずは中野四季の森通り、四季の都市(まち)地区というところで考えているので、一気にいくのではなくて、段階的にちょっとやってみたいなと。次はもうちょっと広げた上で、ある意味、実証実験レベルを拡大して、ちょっとやってみるだとか、そこはちょっと考えていきたいと思います。

加藤たくま委員

 面積が広がれば表面温度が下がって、地面が冷めると、地面からの赤外放射、赤外線が落ちるので、これはかなり効くんですけれども、地面自体が冷えると、そこで空気が地面に触れるので、気温を下げる効果も少しは期待できるので、そういうところも戦略的にやっていくためには、そういう長い道をつくっていかないといけないので、その辺もよくよく検討されて、歩きたくなるというか、最終的には通勤・通学する際に、区民の皆さんが少しは楽に感じられるような、そういった道づくりをしていただければと思います。これは要望で結構です。

いさ哲郎副委員長

 それでは、委員長と交代します。

加藤たくま委員長

 他に質疑ございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。

 続いて、4番、歩きたくなるまちづくりの今後の進め方についての報告を求めます。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 それでは、歩きたくなるまちづくりの今後の進め方について報告をいたします。(資料5)

 中野区基本構想が掲げる「つながる はじまる なかの」の実現に向けまして、区民が日常生活において自然に屋外の公共的空間で過ごせる環境を整えることで、多様な人の関わりや新たな活動が生まれる基盤を形成する必要がございます。本報告では、このための方向性を示した(仮称)歩きたくなるまちづくり構想を策定することとし、また、この構想を具体化させる取組の進め方についても現在検討中でございますので、その概要についても併せて報告するものでございます。

 1、構想の策定についてでございます。公共的空間の整備や活用につきましては、庁内各部はもちろん多様な立場の主体と調整・連携を行った上で、幅広く区民からの意見を募り、令和8年度末を目途に策定することといたします。庁内ではハード部門だけでなくソフト部門とも連携し、横断的な取組につなげてまいります。庁外におきましては、交通管理者、民間施設管理者、商店会等と意見交換をして、道路交通空間や民間空間の活用可能性を検討いたします。区民意見の反映といたしましては、歩きたくなるまちづくりをテーマとしたセミナー開催、意見交換会、パブリック・コメントを実施してまいります。

 2、事例集の作成でございます。構想の策定とともに、区内外の歩きたくなるまちづくりの先進事例や実験をまとめた事例集を作成いたします。この事例集は、新たなまちづくりや道路・公園等の基盤整備・改修等の際、そこに示された数々の成功例や、そこに表されたまちなか空間のつくりと使い方の視点を関係者の間で共通認識を得るためのコミュニケーションツールとして活用することを想定してございます。事例集は、構想の内容を踏まえて作成するとともに、以降も蓄積された取組例を逐次更新していくものといたします。

 次ページに移っていただきまして、3、(仮称)中野まちなかトライアルでございます。今後、区内の公共的空間等におきまして、歩きたくなるまちづくりの要素を含む新たな取組を試行的に実施する場合は、これを(仮称)中野まちなかトライアル事業と銘打ち実施してまいります。トライアルは、社会実験の実施・検証・整理・共有を通じて、空間の使われ方や居心地に関する知見等を新たに得るものとし、先ほど述べた事例集に蓄積し、さらなる取組へと展開していくことを想定してございます。

 進め方のイメージは、これまで説明してきた構想、事例集、トライアルと、これらを活用してエリア・施設等の検討を進めていくことについて、図として示したものでございます。

 4、今後の予定でございます。令和8年11月には構想(素案)を作成し、12月には本件に関するセミナーと意見交換会を実施いたします。令和9年1月には構想(案)を作成し、2月にパブリック・コメントの実施、3月に構想策定・事例集作成を予定してございます。なお、以降、トライアルの展開や事例集の更新も行ってまいります。

 報告は以上でございます。

加藤たくま委員長

 本報告についてご質疑ありますか。

斉藤ゆり委員

 御報告ありがとうございました。歩きたくなると申しましても、なかなかイメージが皆さん同じでなかったりもする中、構想といって理念を一つまとめられるのはとてもいいのかな、進みやすくなるのかなというふうに思います。先ほど前の項のご質疑で他の委員から、まちづくりは物語であるというふうなご紹介がありましたけれども、本当にまさにそうだと思いますので、そういう思いをぜひ基盤で持っていただきたいなと思います。

 一応構想というのがそういうふうに理念、考え方になると思うんですけれども、昨年の第4回定例会の建設委員会の御報告で、実際にどういうふうに進めていくかという具体的な部分に関しましては、ウォーカブルな環境整備に関する基本方針というところで定めていきたいというふうに考えてございますというご発言があったんですけれども、こちらとの兼ね合いというのはどういうふうになるのか教えてください。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 昨年の第4回定例会といったところでございますけれども、そのときまでウォーカブルな環境整備に関する基本方針を検討するというふうに言ってございました。ウォーカブルな環境というものが、いわゆる地域によって物理的にも住民の考える質的にも内容が異なると考えられますので、より柔軟で、かつ具体的に活用できるツールとして、事例集を作成するといったところで考えてございます。なので、先ほどおっしゃっていただいたウォーカブルな環境整備に関する基本方針というものが事例集といったものに、ちょっと名前と取扱いのところを変更して今後進めていきたいと考えてございます。

斉藤ゆり委員

 分かりました。またウォーカブルというものの定義も、そのときに大変質疑させていただいたんですけど、何となく一つにまとまらないところもあったので、第4回定例会で御報告がありました基本方針が、事例集の作成というものに発展していくという御報告だったというふうに思います。こちらに関しましては、事例集というと、事例だけ並んでいるのかなとか思うんですけれども、イメージとしては、規定の計画ではなく、きちんと段階を踏む計画というよりは、もっとハンドブック的な、参考書的な、そんなイメージなのかなというふうに思って伺っていたんですけれども、イメージとしてはそんなふうに認識していてよろしいでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 どういうふうにまとめるかはこれから検討していくので、最終的な形というのはまた今後示していきたいと思っております。2ページ目の図の中に事例集といったところが真ん中ら辺にあると思います。括弧で、まちなか空間のつくりと使い方に関する事例等を整理というところでございます。歩きたくなるまちづくりというものが、例えばベンチがあればいいとかそういう話ではないんだと思うんですけれども、ただ、あればどういうふうになる、こういうように配置するとこういうふうになったみたいな事例があると思うので、そういったところを分野別というんですかね、いわゆる休憩施設としてはこういうふうに整理できるとか、まとめ方も工夫をしていって、委員おっしゃるとおり、地域の方も我々行政のほうも参考となるものとしてお互いに見て、このまちにはこういうものが使いやすいよねとか、あるといいよねとか、そういうふうに使っていただけるといいのかなと思っております。

斉藤ゆり委員

 分かりました。ボリュームとかはどのぐらいなんでしょうか。それから、冊子にするのか、随時更新していくためには、オンラインで更新を進めていくというのも今どき一つの方法だと思いますけれども、そんなところ、何かイメージされておりますでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 随時更新をしていくので、冊子でまとめるといったところは今のところ考えてございません。区のホームページなりにいわゆるデータとして整理をして、それをいつでも誰でも見られるような状態にしたいと思っております。

斉藤ゆり委員

 構想のほうはこれからまとめられると思うんですけれども、今、SWCの考え方もございまして、庁内ほとんど全ての所管にもまたがるこの歩きたくなるまちづくりというところにはなると思うんですけれども、他の所管で取り組んでいるものも含めるんでしょうか。それともメインは都市基盤部、まちづくりのほうの所管の中のものというふうに思っていらっしゃるんでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 いわゆる道路とか公園とか、そういったところを扱っているのが都市基盤、まちづくりといったところなので、メインはそこなのかなと思ってございます。ただ、例ですけれども、例えば道路空間にアニメとか芸術とか、そういったものを何か配置というんですかね、そういうふうにしていくと、歩いていて楽しいとか、休まるとか、いろいろあると思うんですけど、そういったところについては、いわゆるソフト部門のほうで考えていかれるといいかなと思っておりますので、そういった意味では、ハード部門だけじゃなくて、そういったソフト部門と連携をするというところで考えてございます。そこの整理の仕方については、今後検討していきたいと思っております。

斉藤ゆり委員

 ハード部門、ソフト部門というのも、また何がハードでソフトなのかというのも整理も必要だと思いますので、そこのところもいろいろディスカッションしながらつくり上げていけるといいのかなと思います。

 あと、都市計画マスタープランもそうなんですけれども、一つの理念があって、構想があって、それでぶら下がっていくいろいろな実例も事例もあって、中野区、とても縦に長くて、地域によっても変わっていたりします。そういう地域事例等はどういうふうにこの構想の中で位置付けたり、事例の中で位置付けたりしていかれるんでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 地域ごとに違うといったところはまさしくそのとおりなのかなと思っております。なので、まちづくりで、各地域のまちづくりという検討が進められているというところでございますけれども、それはまちづくり担当とその地域の住民の方と話し合われて進めているというところでございます。今回、構想とか事例集をつくることによって、新たな視点というものが追加されるかもしれないですし、今まで検討していたものがまさしくそのとおりだという地域もあるかと思います。そこについては地域ごとに考えていければいいのかなと思っておりますので、それぞれのまちが個性を発揮して、いいまちをつくっていくといったところが中野らしさといったところにつながると思っておりますので、そこら辺を進めやすくしていけるような構想づくりをしていきたいと思っております。

斉藤ゆり委員

 先ほどの道のしつらえとかも実証していくということで伺いましたけれども、一つ、やっぱりとても大きなコンテンツとして、ベンチを置けばいいというわけではなくて、どんな緑を置くかとか、そこにどんな景観、魅力のある景観があるかということもすごく大事だと思いますので、その辺の視点は大事に、こちらのトライアルをしていく中でもキーワードとして持っていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 景観の視点といったところは重要な視点かなと思っております。休憩できる場所があれば、そこで自分の居場所的なものができるし、もしくは複数人で休憩場所で過ごせばコミュニケーションの場ともなるというところです。その周辺に適切な緑みたいなものが配置をされていて、居心地が良くなるとか、緑があって店舗の1階部分とか、そういったところに、いわゆるお店自体の魅力も高まっていけば、全体的な景観として成り立っていくわけなので、そこら辺を総合的に見て、座ったときに見る方向が居心地のいい空間で感じられるような景観の向きにベンチを配置するとか、そういったところも併せて検討していく必要があると思うので、そういった観点も今回の構想づくりの中では入れていきたいと思っております。

斉藤ゆり委員

 お願いします。本当にデザインをしていくということが、とても魅力あるまちづくりを進めていく中で大事だと思いますので、デザインしていくということを観点に入れていただきたいと思います。

 もう一つお願いをしたいのが、公共交通サービスについてです。モビリティハブとも言いますけど、いろんな交通の手段があって、そこが結節点で、そこで交流が生まれるとか、公共交通が使いやすいことでそこまで歩いていけるとか、その視点もとても大事だと思いますけれども、そこはポイントでしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 これから整理をしていくんですけれども、まさしく委員がおっしゃられたように、中野のまちといったところで考えたときに、公共交通で例えば北部の地域から中野駅周辺に来るといったときには、やっぱり公共交通でまず来るといったところが必要になります。その上で中野駅周辺の歩きやすいまちができていればいいと思っておりますので、公共交通と、そのまちの歩きやすさといったところはセットで考えるべきだと思っております。なので、今、中野区に関しましては公共交通は比較的充実しているという状況なので、そこについては引き続き今の公共交通レベルを下げないようにしていくという取組をやるということも一つ位置付けをした上で、各まちというんですかね、エリアごとに歩きたくなるまちというのを進めていくという考えでございます。

伊藤正信委員

 歩きたくなるまちづくりの構想を年度末までに策定するということの報告ですけれども、まず歩きたくなるためには、歩行者、また自転車、自動車もあるわけですよね。そういった意味で、歩く人、自転車に乗る人、車で道を走る人、それぞれバランスを考えなきゃいけないのかなと思っています。あまりに歩道が狭くて歩行者が歩きにくい道もありますよね。中野区内の道路には。そうすると、もう自転車と歩行者が行き交うとなると、やっぱり歩きにくいなというふうに感じるわけですよね。ましてやガードレールのない歩道なんかは、車も接してくる可能性もあるので、そういった意味では、やっぱりこの3者がバランスを取っていかなきゃいけないと思うんですけれども、その辺はどのような考えをお持ちでしょうか。お伺いします。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 歩行者と自転車と車というところでございます。実際には中野の道路って狭くて、それを一瞬で広げるということは不可能なので、道路の拡幅とかそういった事業というのは引き続きやっていくというところで、時間がかかる取組かとは思うんですけれども、それは引き続きやっていくべきものだと思っております。その中で、今ある幅員の中で歩きやすくするといった観点で言うと、例えば無電柱化も一つの取組だと思いますし、路面の色を塗って歩行者と車両を分けるというか、ちょっと分かりやすくするとか、そういったところもやっていくところだと思うので、個別の施策はその道路ごととか、その地域ごとになってしまうと思うんですけど、そういった既存の取組も進めながら、できるところというのは順次やっていきたいと思っております。

伊藤正信委員

 結局、そういった歩きたくなるまちづくりをするには、インフラの整備というのは非常に大切だと思いますし、できるところから徐々にやっていく必要があると思います。また、歩きたくなるまちづくりをするに当たって、しっかりとした定義とかコンセプトを持っていかなきゃいけないのかなと思っていますね。その辺はどのように考えていますでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 歩きたくなるまちとか、居心地の良いとか、どういったものなのかといったところは分かりにくいというところがあるので、中野らしい歩きたくなるまちとはどういうものなのかとか、そういったところの定義付けは、今後ちょっと考えていって、皆様に報告のできるタイミングで考えを示していきたいと思っております。

伊藤正信委員

 これからいろいろ庁内でも議論したり、また、庁外では交通管理者とか、ここに書かれているように民間施設の管理者とか、商店会の方々といろいろ意見交換をしながらやっていくと思うんですけど、やっぱりしっかりとした定義、またコンセプトを定めていかなければいけないと思いますので、その辺を具体的にどうやって、また書かれていますけれども、いろんな意見を集約してつくっていくんでしょうけれども、その辺をしっかり具体的にお示しいただければありがたいんですけど、いかがでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 ちょっとやり方というか、今後の進め方の部分になるんですけれども、いろんな地域、自治体とかで、歩きたくなるまちづくりとかウォーカブルとか、そういった計画的なものを様々持ってございます。そういったものを参考にしながら、歩きたくなるまちづくりとかウォーカブルとか、そういった定義みたいなものはこんなもんなんだろうということを想像しつつも、中野らしさといったところを考えていったときに、こういうような感じなのかなというところを出していって、地域の方にも示していって、意見を伺って、必要に応じて修正をしていく、そういうふうに決めていきたいと思っております。

伊藤正信委員

 ぜひ方向性もしっかりと議論していただいて、定義、コンセプトをしっかりと定めていただきたいなと思っております。

 それから、2番の事例集の作成ということですけれども、こういう歩きたくなるまちづくりというのは大体、観光地が多いと思うんですよね。23区で言えば浅草だとか上野、また東京都外で言えばいろいろ観光地がありますよね。京都、奈良、また大阪だとか、そういうところがピックアップされると思うんですけれども、事例集の作成に当たってはどういうまちをイメージしているのか。それとも実際に行って体験してくるのか。その辺の作成の仕方というのはどのように考えていますでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 いわゆる日本全国の事例で全てが中野区で適用できるようなものであるわけではないことは、そう思っております。例えば23区の例でいきますと、有名なところでいくと、千代田区でいう丸の内仲通りとか、あの規模ぐらいの道路であれば中野区でもあるだろうというところもありますし、横浜の元町のショッピングストリートとか、そんなに道幅が広くないけれども賑わっているような事例というところもございます。いわゆる観光地的なところ、観光地の要素もあるとは思うんですけれども、いわゆる観光だけのところという事例というよりも、実際にその場で生活している方とか、道路が狭いところでも何かやっているとか、そういったところの事例というのがピックアップを幾つかできればいいかなというふうに思っております。

井関源二委員

 以前、川沿いの活用みたいなのを聞いた記憶があるんですけど、記憶違いでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 川沿いや、例えば桃園川緑道のような緑道は、歩行者の歩行空間かなと思っておりますので、この川沿いはこうするとか、緑道はこうするという書き方はしないと思うんですけれども、歩行者空間としてはこういう方向でというようなところを構想の中では整理していきたいなと思っております。

井関源二委員

 この進め方のイメージでいうと、それはどこに入る感じになりますでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 歩きたくなるまちづくり構想の中に、そういう歩行者空間的な章というか、項を設けるのか、ちょっと整理の仕方はあるんですけど、そういったところは書いていきたいというのと、緑道的なところとか、河川管理用通路の事例みたいなものも事例集として整理できるのであれば、そこら辺も整理していくという考えでございます。

井関源二委員

 ちょっと細かい話で恐縮ですが、川沿いとか緑道とか、この時期、ユスリカの大群があって、私なんか非常に散歩したくなくなるんですけど、そういった対策とかというのはできないんですか。

宮澤都市基盤部公園課長

 一般的な蚊とかの対策でございますけれども、公園の排水のますとかに錠剤とかを入れて、発生抑制はしているところでございます。

井関源二委員

 ありがとうございます。あと健康福祉部でしたでしょうか、スマートウォッチを活用するというのをやっていらっしゃいますけど、そこを例えば何か、ルートヒストリー的な機能があるかどうか、ちょっと私は分からないんですけど、どういうルートを皆さん使っているかというデータがあれば、そこを優先的に整備すると、区民の歩くユーザーの方の満足度が上がるかと思うんですが、いかがでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 歩きたくなるまちづくり構想をつくったところで、全ての場所が同時にすごく変化させられるかというと、そうではないと思っております。やっぱり一番取組としてやりやすいのは、まちづくりとかそういったふうに入り込んでいる地区であるとか、先ほど委員からありましたけど、どこかここの道路はというようなところを定めたところになろうかと思います。その中で、いわゆる区民の方がよく使われている道路とか、そういったところを把握をした上で、そういう道路の設定というのは考えていきたいと思っております。

いさ哲郎委員

 最初の構想の策定のところなんですけど、先ほど来から質疑が出ているソフト部門というところ、この点については、やはり庁内の全庁的な取組になってくるだろうということと併せて、具体として当委員会ではそこに向けたハードの整備の話が中心になるわけなんですけれど、それぞれの場所でそれぞれソフト的な戦略であったり、また協力していく団体みたいなところも変わってくると思うんですね。必ずしもにぎわいではないだろうと。歩きたくなるまちづくりでは、区民の皆さんの健康づくりであったり、いろいろな側面があるというところでは、いろいろな団体と連携しながら、それぞれの場所の考え方のところで、それぞれにソフト的な戦略も変わってくるということになるんだと思うんですけれども、その全体がこの構想の中に入ってくる。こういうイメージでいいですか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 この構想づくりの中で、庁内部署としては、例えば健康の部署であるとか、区民部の文化振興・多文化共生推進課とか、そういったところ、様々なところと話をしていきたいと思っております。話し合ったところで、すぐに全てこういうふうにやりたいんだという答えってなかなか出切らない部分があるかと思います。なので、今回、事例集みたいなもので、ソフト的な使い方としてはこういうのがあるという事例はどんどん増やしていくこともできると思いますし、中野まちなかトライアルというふうに書いてありますけれども、そういった部門の人が道路とか公園の空間でこういったことをやりたいんだとかというアイデアがあれば、これまでは道路・公園空間で、全てができるとは限らないんですけれども、やれるかもしれないと考えられるふうになると思うので、そういったところで活用していっていただきたいし、そこに向けて我々基盤部門も協力をしていきたいという考えでございます。

いさ哲郎委員

 その事例集というのは、あくまで区内を想定しているんですか。それとも近隣自治体でこういういい事例があったけれども、これはどうなるだろうみたいなことも入ってくるのか、どうなんでしょう。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 区内だけの取組ではなくて、区外も含めて中野区に合いそうなものをピックアップして載せていくといったところです。

いさ哲郎委員

 歩きたくなるまちづくりそのものが結構範囲が広いのと、やれそうなこともあることが多い中では、この事例集で扱う範囲もかなり多くはなるのかなということで、どういうピックアップになってくるのかはちょっと気になるところではあるんですけど、だからこそ、ここではこうやる――今、井関委員からも川沿いとか緑道の話が出てきましたけれど、そういうところは他の自治体はどうしているんだという事例が出てきたり、それぞれのところでそれぞれ進めていくというのも大事じゃないかと思うんですけれども、これって何か大方針があってから進めるものなんですか。ここでは個別事例を集めていくという話になっていくので、また大きな方針を決めてそれで進むと、別のところにあるような気がするんですけれど、いかがでしょう。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 歩きたくなるまちづくり構想を検討していくわけなので、それに資するような事例を集めてくる予定でございます。なので、そこと大きく離れるような事例を幾らでも載せるというものではないのかなと思っております。

いさ哲郎委員

 ということではなくて、物事の進め方のお話でして、何か大きなものが決まっていく中で、その下がぶら下がっていくのか、同時に事例を集めていくのかということなんです。いかがでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 今年に関しましては同時に進めてまいります。いわゆる事例集に関しましては、今年、ある程度同時に整理していきますけど、来年以降も、これも合いそうだなというものがあれば載せていきますし、書き方として変えたほうがいいなというのは随時変えていく部分もあるかと思います。

いさ哲郎委員

 そのために今期は特別委員会も設置されているということだと思うんですけれども、建設委員会の側では、当面は報告は一緒にやっていく格好になりますか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 建設委員会で歩きたくなるまちづくり構想であるとか事例集の中身については、今後、検討が進んでいく各段階ごとにご報告させていただく予定でございます。

加藤たくま委員長

 休憩します。

 

(午後2時58分)

 

加藤たくま委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時20分)

 

 先ほどの報告の続きで。

小林ぜんいち委員

 歩きたくなるまちづくりの今後の進め方についてということで、先ほどは現況のこと、それから実証実験などについて伺いました。今回は今後の進め方ということで、今後の予定の中に、本件に関するセミナーと意見交換会の実施を12月に予定されています。これは具体的にどのような内容なのか教えていただけますでしょうか。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 内容は、歩きたくなるまちづくりとかウォーカブルとか、そういったところの観点の内容を想定したセミナーを考えてございます。具体的な中身についてはこれから、どなたにセミナーの依頼をするかとか、そこら辺も含めて今後検討してまいります。

小林ぜんいち委員

 分かりました。セミナーとか意見交換会によって区民の皆さんがどのような思いを寄せているのか、それから、セミナーはどっちかというと一方的になりやすいと思うんですけれども、講演者というか、登壇者の思想的なものをどうしても影響しやすくなってくると思うので、この辺はどういうことを考えているのかは今後見ていきたいなというふうに思っています。

 そういった意味で言うと、さっきも言いましたけれども、広い視点で見ていったときに、中野のまちをどういうまちにしたいのかというのが一番大きいと思うので、道がどうとか、区役所・サンプラザ跡地がどうとか、北口が、南口がどうとかということもあるんですけれども、グランドデザインVer.3でもうたわれていることにもなりますけれども、中野のまちって、主導者というか、マスターアーキテクトがいることが非常に大事だというふうに私は思っています。それは庁内にいるということが大事だと思っています。

 この間、本会議でも少し話がありましたけれども、横浜のまちづくりがすごく成功してきているという中の一つに、固有名詞を出していいかどうか分かりませんけど、田村さんという方と国吉さんという都市計画家がいて、その方々が横浜のまちを主導してつくってきている。歴史的なものを踏まえて、通りの景観の色の、そして建物のということで。そういった方がいたから横浜のまちは大きく守られてきているのかなと個人的には思っています。当時、そういう方々からいろんなお話を伺ったり、また勉強する機会を得させていただきましたけれども、そういったことが中野のまちにも本来は必要。どこのまちにもですね。マスターアーキテクトという方が庁内にいるということがすごく大事であるというふうに、これまでも言ってきましたけれども、改めて思います。なぜかというと、歩きたくなるまちというのは、ただの道とか川沿いとか公園とかというだけではなくて、中野のまちはこういったまちなんだよというところから攻めていかなければいけないのかなと思っています。

 質問が長くなるといけないので、その上で、どういうセミナーや意見交換会をしながら中野のまちをつくっていくのか。それはさっき少し言いましたけれども、ウォーカブル・モビリティ政策担当や道路建設課や公園課や都市計画課やまちづくりの担当だけではつくっていけないものというふうに思っています。その辺を区としてどういうふうに考えているのかについて伺いたいと思います。分かりますかね。単体ではなくて、先ほどの書面の中の構想策定に当たっていろんな部署と連携を取っていきますよというふうにあります。連携を取るのはいい。散漫にならないようにしていってほしいと思うんですけれども、やっぱりどういうまちにしたいのかって、中野区の考えていることを打ち出す場面というのはあるのかないのか。また、どう考えているのかについてお伺いしたいと思います。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 どういったまちにしたいのかというところに関しましては、エリアごとに多少違う部分があるかと思います。そこに住んでいる方々の思いというものも尊重していかなければいけないと思いますので、そういった中で決めていく部分も多分にあるのかなと思っています。一方で、先ほど委員おっしゃっていただいた、横浜の例を出していただきましたけれども、中野区としてどういうふうにやっていくかというのはこれからの部分になりますけれども、例えば私は今、ウォーカブルの担当といったところで、まちづくりのところの会議みたいなものにも出たりしますし、公園とかそういったところの会議にも出たりしているというところです。これからそういう関わり方については、またいろいろ学んでいかなきゃいけない部分があると思うんですけれども、やはり一つの方向性を向いていく、その方向性というのは、そのまちごとという部分があると思うんですけど、その中でも大切にしたい部分というのは、今回、まちづくり構想といったところで整理をしていくことかなと思っておりますので、そこに向けて、いわゆる課が違うとか、そういったところではなくて、一緒につくり上げていくといったところは引き続きやっていきたいと思っております。

小林ぜんいち委員

 ありがとうございます。すごく大事なことだというふうに思います。中野のまちをつくっていく、手づくりをしていくということになるので、そこには思想性がないと、ただつなぎ合わせていく。道路はこう、まちはこう、公園はこう、それぞれが立派に育っていくことは、それはそれでいいんですけれども、それを携えて一つにして、中野のまちという、決してイメージとは言いませんけれども、中野のまちはこういったまちで、だから歩きたくなるまちなんだよね、行ってみたくなるまちなんだよね、降りてみたくなるまちなんだよねというところに結び付けていくことが非常に大事なので、基本構想の策定に当たって、様々な御意見や、それからそれぞれの立場の方々が、それぞれが意見を発出されるのは非常に大事なことだと思いますし、また意見を聴取する、周知をしていくことも大事なんですけれども、それをしっかりと束ねていってほしいなと思います。特にこの構想策定に当たってですね。

 さっき言ったように、道の幅、幅員と、それから、そのまちのにぎわい、まち並みというのは、沼袋区画街路第4号線で幅員を広げたことによって生まれた街並み誘導型地区計画、中野で3番目に実施していくことになりますけれども、そういったものがまちの形成にどういうふうに寄与しているのか、もしくはどういった影響を与えているのかということも併せて、着工していないのですぐには言えませんけれども、鑑みることもすごく大事だと思っています。それがさっき言ったまちづくりという立場、区で言うと、ただ単に4号線の拡幅に関わる担当部署だけではない中野全体のまちづくりを見ていくことにもすごくつながっていくのかなと思っています。なので、他人事としないで、取りあえず文面にはいろんな部署と書いてあるので、都市基盤部もまちづくり推進部も一緒になって知恵を出し合っていくということがすごく大事だと思うので、そこは本当にやってほしいと思うんですよ。まちづくり推進部だけでは絶対できないし、都市基盤部だけでも絶対できない。もっと言えば、ウォーカブルの担当だけで一生懸命これをやろうとしてもできないというのも、明々白々だと私は思っています。いろんなところを見てきたことによってですね。区民もそこに協力しないとできない。区民が協力しないまちづくりなんか絶対に成功するわけないと思うので、ぜひそういう視点を忘れないでやっていただきたいと思います。最後にその区の姿勢を伺います。

村田都市基盤部ウォーカブル・モビリティ政策担当課長

 委員おっしゃっていただいたとおりかなと思っておりますので、これまでも、先ほど申し上げたとおり、ほかの課が行っている会議とかそういったところに参加をしていますというところもありますし、今回、歩きたくなるまちづくり構想をつくっていくという段階においても、ウォーカブルの係だけではなくて、まちづくりとか基盤、それぞれの各課、それ以外のいわゆるソフト部門と先ほどから申し上げているようなところとも意見交換をしたりとか、一緒になって方向を向いていくといったところをまずやっていきたいと思っております。その上で、その進め方というのも引き続き一緒になってやっていければと思っております。

加藤たくま委員長

 他にご質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 なければ、本報告を終了いたします。

 次に、5番、中野区公園再整備計画の取組の推進についての報告を求めます。

宮澤都市基盤部公園課長

 それでは、中野区公園再整備計画の取組の推進について御報告申し上げます。(資料6)本報告は、中野区公園再整備計画の公園施設の配置・改修及び安全・安心の確保等について、取組状況と令和8年度の予定について報告するものでございます。

 初めに、1の(1)公園施設の配置・改修のうち、経緯と今後の予定でございます。お手数ではございますが、別紙2を御覧ください。また、公園再整備の対象となる公園については、別紙1に地図と表でお示ししてございますので、併せて御覧ください。別紙2のとおり、核となる中規模公園を対象にオープンハウスやワークショップ等を通じて地域の声を取り入れながら、令和4年度以降、公園再整備を段階的に進めております。令和8年度の予定でございますが、表中の赤枠で囲んでいるとおり、上から順に、丸山塚公園は実施設計、中央公園は10月頃に工事着手、中央西公園、丸山公園、栄町公園は実施設計を進めていくものとしております。

 次に別紙3を御覧ください。別紙3は各再整備公園の整備案、ワークショップ最終案の内容を示しているものでございます。1ページ目には、今年度工事予定の中央公園の整備案、2ページ目、3ページ目には丸山公園、栄町公園のワークショップ最終案を示しており、公園ごとに主な改修等とイメージパース、現況平面図、計画平面図を記載してございますので、お読み取りいただければと存じます。

 かがみ文にお戻りください。続きまして、2、安全・安心の確保についてでございます。公園及び地域の安全・安心な環境づくり、防犯性の向上、迷惑行為の防止等のため、公園内に防犯カメラを設置することとしており、令和8年度は19公園に19台を設置していく予定でございます。別紙1の地図上に青い丸と三角で、防犯カメラを設置している公園等を示すとともに、紙面の右側の表に設置する公園と台数、これまで設置してきた公園と台数を整理してございますので、詳細につきましては後ほどお読み取りいただければと存じます。

 続きまして、かがみ文の3番、利用ルールの見直し及び公園運営の検討についてでございます。

 (1)概要についてです。公園再整備の基本設計時においては、地域住民が参加するワークショップにて整備内容や利用ルール等を検討してございますが、整備内容の検討に多くの時間を要し、これまで取り組んできた各公園において、利用ルールについては課題の確認にとどまってございます。このため、令和8年度に実施設計を行う丸山公園において、昨年度に引き続き試験的にルール検討に関するワークショップを開催し、地域や公園利用者が公園の利用ルールをつくる仕組みの構築に向けた検討を行います。また、小規模公園等の身近な公園の利用や魅力の向上を目的として、公園内で地域住民が行う花壇管理や清掃といったボランティア活動の拡充に向けた検討、ドッグランやキッチンカーの設置等に伴う課題や要件等の検討を進めてまいります。各取組については、ワークショップ、アンケート調査、試験的なイベント等を適宜行いながら検討を進めてまいります。

 (2)今後の予定についてです。令和8年7月以降に丸山公園におけるワークショップを年度内に4回程度開催いたします。また、ドッグランやキッチンカーなどのイベントについては、内容を検討の上、開催していきたいと考えてございます。

 御報告は以上でございます。

加藤たくま委員長

 ただいまの報告に対して質疑ございますか。

斉藤ゆり委員

 御報告ありがとうございました。令和3年度に公園再整備計画をつくられて、計画どおり今進められていて、私の地元だと、例えば上鷺東公園、また隣の大和公園など、本当に明らかに利用者が増えました。こちらに関しては、整備前と今とを比較する方法がなくて、すごく残念だなと思うんですけれども、アンケートだけではなく客観的な何か評価ができると、今後のためにもいいと思うんですけれども、何かそれについて人数とか使われ方とか評価する方法ってないんですかね。ちょっとお伺いします。

宮澤都市基盤部公園課長

 当初は見込んでいなかったんですが、上鷺東公園と南台公園については、工事後に利用者のほうに、職員のほうで少しアンケート調査というか、満足度的なことは調査をかけてございます。ただ、やはり利用者数的な、要は定量的なデータというのは、なかなか取る方法は難しいかなと現状では思っているところでございます。

斉藤ゆり委員

 でも、整備前の公園の、例えばある1日とか、数日使った方の人数を調べ、その後、1回整備後に調べということはできるのではないかと思うので、やはりちょっとデータを取っておくのも一つかなとは思いますので、ご提案しておきます。

 それから、安全・安心のほうで、防犯カメラが計画的に設置されたとか、地元では評判がいいのは、やはりトイレがきれいになったということも大変お声をかけていただいておりまして、うれしく思っております。そして、ルールのほうも、やはり整備内容について丁寧にアンケートを取っていただきまして、それが反映されるという経緯が必要なんですけれども、丸山塚公園の例もございますので、今後、どのように区民の方、地域の方の意見を聞いていくというところで、何かちょっとポイントで考え直されたとか、取組を工夫されたとかということがあったら御紹介ください。

宮澤都市基盤部公園課長

 基本設計時におけるワークショップであったり、小学校への出前講座、小学生へのアンケート、そういったところについては、丸山塚公園も含めて変えたところは大きくはありません。ただ、やはり丁寧に説明していくという意味では、町会などへの情報提供の仕方というか、説明の仕方というか、そういったところは丁寧にやっていくという部分については、丸山塚公園の陳情以降というか、努めているところでございます。

斉藤ゆり委員

 丁寧に聞いてくださっていると思うんですけれども、実はアンケートの取り方が割と限定的だったり、これはちょっと主観も入るので、地域の方にとっては誘導質問ではないのかというようなお声を頂いたりもするので、その辺は工夫していただきたいと思います。アンケートの取り方はできるだけ客観的に、母数も含めてというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。

宮澤都市基盤部公園課長

 なるべく恣意的にならないように、アンケートを配布する際には確認した上でやっていきたいと思います。

斉藤ゆり委員

 こちらにもありますけれども、とても大事なのが、子どもの権利に関する条例が施行されまして、学校に授業に行かれていて、その思いが上鷺東公園などではとても生かされたと子どもから聞いております。なかなか学校も忙しい中、公園課のほうからお声をかけても実現しないということもあったというふうに伺っておりますけれども、そういうことこそ、いろいろ事情はありますけれども、学校とも連携しながら、ぜひ授業を進めていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

宮澤都市基盤部公園課長

 ちょっと取れなかった地域というか、小学校への出前授業みたいなのができなかった地域もございましたが、現状進めているものについては学校とも十分連携を取れて、出前授業等、やれておりますので、これを引き続き、続けていきたいと思っております。

斉藤ゆり委員

 次に、ルールにつきましても、ルールづくりということが一つ、駄目なことばっかり書いてあるという中野区の公園の評判でしたけれども、こちらに関しても改善されようということで、今回、ルールをつくるための仕組みを考えていくということで書かれておりまして、大変期待をするところではありますけれども、今回はワークショップということですけれども、今後、これはどういうふうに次の整備には進められていくんでしょうか。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 公園のルールにつきましては、丸山公園を中心にして、基本設計時にルールのことも少し話になりまして、ルールのアンケートをしたときにも、ボール遊びのことですとか、そういうもので意見がございましたので、今年度、ルールづくりについて、丸山公園を中心として意見を交換してワークショップという形で話を聞きまして、今後、そのルールをつくるためにどうしていったらいいのかというところを検討していって、それがほかの地域の公園ですとか、そういうところに波及できるようなものを検討していきたいと考えてございます。

斉藤ゆり委員

 期待しております。

 それから、地域の方からは、何グループかにお話を頂いたのが、公園整備に力を出したいと。ボランティアをしたいとか、清掃したいとか、花壇をきれいにしたいという方々からのお声を聞きましたけれども、実際のところ、かかる経費についてのなかなか助成が出ないとか、意外と困っているのが、その機材をどこに置いていいか分からないということで断念されたりということがありました。これは今後の進め方にもよりますけれども、やはり公園というのは地域でみんなでつくっていくものでもありますので、こちらに関してはぜひ工夫をしていただきたいと強く思っておりますけれども、いかがでしょうか。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 公園のボランティア活動につきましては、今年度も積極的に取り組んでいこうかなと考えているところでございます。まずは花壇の管理活動ですとかを中心に、小さい公園とかを、そういうところで親しみのある公園にしていってもらいたいというところを考えているところでございます。それに伴って、先ほど委員おっしゃられたとおり、ルールの緩和ですとか、ちょっとした補助、支援の仕方、そういうところがどういうものが必要かというところを今年度把握をしていきたいと考えてございます。

斉藤ゆり委員

 ぜひよろしくお願いをいたします。公園ってすごく身近なところなので、小さいことですけれども、それが良き公園につながっていくのかなというふうにも思います。

 最後になりますけれども、恐らくいろいろな工夫もされていきながら、それを基に次の改定に向けて進められていくと思うんですけれども、そちらが前も御報告があったんですけれども、どのようにこの整備計画を進められていくか、スケジュールを御紹介いただければと思いますが、いかがでしょうか。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 現在の中野区公園再整備計画、令和4年3月に策定したものになってございますけれども、今年度、その再整備計画の検討を始めまして、来年度の策定に向けて取り組んでいきたいと考えているところでございます。

加藤たくま委員長

 ちょっと休憩していいですか。

 

(午後3時44分)

 

加藤たくま委員長

 再開します。

 

(午後3時46分)

 

山本たかし委員

 今後のところの小規模公園等の身近な公園というところで、ドッグランとかキッチンカーの検討をこれから行っていただけるということなんですけど、このイベントというのは、ドッグランのイベント、キッチンカーのイベント、あるいはドッグランとキッチンカーを合わせたイベント、これについてはいかがですか。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 こちらのイベントにつきましては、いろいろ想定を今検討しているところでございます。ドッグランにつきましては、ドッグランのイベントとともにキッチンカーを呼ぶことも可能かなと思ってございます。また、キッチンカーを単独でやる公園も出てくるかなというところを想定しているところでございます。

山本たかし委員

 全部ですかね。だから、要は身近な公園って、全部の公園が近隣に住まれている方は身近な公園だと思うので、どのぐらいのどういった公園を想定されていらっしゃるのかなというところをもう一度お願いします。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 こちらの小規模公園等の身近な公園についてというところで、こちらにつきましては公園内で地域住民が行う花壇管理や清掃のボランティアを中心としたものを考えてございます。ドッグランにつきましては、それなりの大きさの公園でないとできないというところがありますので、そういう点を踏まえて大きめな公園を考えてございます。キッチンカーにつきましても、やはりあまり小さ過ぎる公園だと、車の搬入をしたときにほかのところで公園の利用ができないというところがございますので、キッチンカーにつきましても中規模以上の公園というふうに考えてございます。

山本たかし委員

 先ほど来の歩きたくなるまちづくりに関してもそうなんですけど、要は散歩したくなるまちということだと思うんですよね。散歩といったら、ペットを飼われている方は毎朝、犬を飼っていらっしゃる方は毎朝、毎晩、散歩されていて、特に私は妙正寺川沿いが近いので、相当の方が散歩されていて、健康づくりで、高齢の方も大変多くおられて、そういったところの人間関係なんかも大変コミュニティが醸成されていて、ここを本当に期待したいなと思っているんですよ。いろんな施策を酒井区長になってからやってきたんですけど、ペットとの共生の施策というのは、ある意味、なかなか手がつかなかったところでもあったので、いよいよなのかなとも思って大変期待しておりますので、また報告いただける感じになるんですかね。これというのは今年度末までには。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 ドッグランのイベントにつきましては、ドッグランのイベントをただやるだけではなく、しっかりとアンケートを取りまして、状況を把握して、その次、どういうことをやっていくのかというところの検討の素材にもなりますので、その結果につきましては、どのような形かで委員会等に報告させていただきたいと考えてございます。

伊藤正信委員

 公園の施設の配置と改修ということで、これから公園の整備が行われるわけですけれども、最近、やっぱり公園というのは子どもの遊具が多くて、高齢者がなかなか行きにくいというか、子どもが多いということで。ところが、最近は高齢者も公園に行って、健康遊具がほとんどないと。今までの公園は。ところが、今度は中央公園だとか丸山公園には健康遊具というのがありますね。これはいわゆる高齢者が健康維持のために、また増進のために使いたいという声が結構あるんですよね。子どもの遊具ばっかりで、大人が行っても、高齢者が行っても、私たちが行っても、全然ないのよといった声が恐らく届いているかと思うんですけれども、中央公園の健康遊具というのはどのような遊具なのか教えていただけますか。

宮澤都市基盤部公園課長

 具体的には、背伸ばしベンチ、ちょっと名前があれなんですけれども、あとは、ちょっとつかまりながら乗って体を昇降するような運動ができるものと、あとは、絵じゃないとなかなか御説明できないんですけど、一応4種類入れさせていただいているところでございます。

伊藤正信委員

 四つの健康遊具があるということですか。それとも、私がイメージしたのは、背伸ばしベンチとか、背伸ばしボードだとか、また腹筋ベンチなんていうのもあるみたいですね。そういったものなんでしょうか。

宮澤都市基盤部公園課長

 申し訳ございません。先ほど4種類と言ってしまったんですけど、七つ入っていまして、名前で言うと、背伸ばしベンチ、バランス円盤、リズムボード、あと足つぼ、腕伸ばし測定と、あとコマ落としというものと、うんていですね。そういった種類になります。

伊藤正信委員

 ありがとうございます。結構あるなと思って、私は1種類ぐらいかなと思っていたんですけれども、最近、韓国の公園には、もうジムにあるような遊具があるみたいです。非常に高齢者も多くその公園を利用したりしているようで、お隣の新宿の中央公園なんかにも健康遊具があったりして、非常に充実しているという高齢者の話も聞いております。これからやっぱり公園は、子どもから高齢者までみんなが楽しめる公園づくりにしていただきたいなと思ってお聞きいたしました。

 また、安全・安心の確保については、防犯カメラを取り付けたということで、この防犯カメラも有効に設置しているのかどうかということが疑問に思うんですけれども、こういった防犯カメラの設置に関しては専門家の意見も聞きながら設置しているのかどうかというのはいかがでしょうか。

宮澤都市基盤部公園課長

 専門家というわけではないんですけれども、設計を委託していて、その後、次年度に設置をしているので、そういった業者さんというか、防犯カメラの専門的な方とお話ししながら、つけていっているという状況です。

伊藤正信委員

 専門家、防犯カメラの業者さんと言いますけれども、警察の刑事さんの知見なんかも拝借するとか、そういったことで公園の防犯カメラの設置はしたことはないんでしょうか。

宮澤都市基盤部公園課長

 基本的に公園に設置しているといっても、なかなか全域は撮れないといったところで、画角等、当然、犯罪とかいたずらが多いところを、今までの実績からそういったところを映すような形でやっていて、警視庁のほうと直接この位置でというような協議はこれまではしていないかなといったところです。

伊藤正信委員

 やっぱり防犯カメラの業者とも相談をしながら、また警察関係の犯罪につながらないような設置の方法もこれからは必要になってくるのかなと思っていますので、ぜひ取り入れていただきたいなと思っております。

 また、公園のルールの見直しと運営の検討結果ですけれども、今まで整備内容の検討に多くの時間を要していたということは、いろんな意見を聞きながらルールを決めていったりすると思うんですけれども、とにかく公園というと、先ほども委員からありましたように、使用に厳しいということでありますけれども、我が会派からも求めてきた、さっきの一般区民のキッチンカーだとか、またフリーマーケットの利用、もう少し緩和していけばいいのかなと思うんですけれども、そのような考えはありますでしょうか。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 公園のルールにつきましては、今現在、禁止ということが多く言われていて、そういうところの解消のために、今回、丸山公園を使ってワークショップをして、この公園のルールについて地域の方がどういうふうに参加していけるのかというところを議論していきたいというところになってございます。今現在、区のほうで、苦情等々の意見を聞きながら、どんどん禁止、禁止という形で、ちょっとルールを狭めてしまっているところがあるのかなと感じるところでもございますので、そういう地域の声を踏まえながらルールを緩和するという仕方を検討していきたいと考えてございます。

伊藤正信委員

 公園の近隣の住民の方の意見も当然必要だと思います。いろんなイベントをやると、うるさいだとか、もう少し静かにやってくれだとか、特に中野四季の森公園なんかでイベントをやると、近隣の方にすごく苦情が来たという意見もあっただろうし、その辺は少し意見を集約して進めていただきたいと思います。

 また、場所と時間帯によっては、子どもたちがボール遊び、例えば子どもたちが学校から帰ってからの15時から17時を利用するだとか、午前中は高齢者がグラウンドゴルフをやるとか、そういったことで時間帯のルールなんかも決めていけばいいのかなと思うんですけれども、その辺の考えはいかがでしょうか。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 公園のルールにつきまして、そういった形の時間限定ですとか、人限定とか、そういう個別の地域によっての公園のルールというのは非常に有効かなと考えてございます。そういったところをどうやってその公園の中で決めていくのか、そういうのを今回決める実験の要素として、丸山公園を使って検証していきたいというところがございますので、今回やったワークショップの検証を地域の公園に生かしていきたいと考えてございます。

伊藤正信委員

 今後、整備していく公園だけじゃなくて、今ある既存の小規模、中規模、大規模の公園でも、いろいろルールがあるわけですよね。その辺も使い方を幅広く柔軟に緩和していただければなと思いますけれども、もう一度お伺いいたします。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 公園のルールにつきましては、様々な御要望を伺いながら、どのようなルールがいいかというところ、なかなか苦情ですとか、近隣の方の声ですとか、そういうところも多々ございますけれども、やはり利用される方の利便とそのバランスが非常に重要かと思ってございますので、今後も広く意見を聞きながら、ルールの緩和等々に検討を進めていきたいと考えてございます。

井関源二委員

 ちょっと確認させてください。ドッグランとキッチンカーを検討しているのは丸山公園だけ、取りあえずそこということでしょうか。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 ドッグランとキッチンカーにつきましては、丸山公園以外の公園で検討してございます。

井関源二委員

 ちなみに、今検討されているのはどちらかというのはお分かりになりますでしょうか。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 まずドッグランにつきましては、まだ場所の候補地自体を検討、選定している状況でございます。キッチンカーにつきましては、水遊び場がある施設で、夏の期間にできればなというふうに考えてございます。具体的に、今、事業者と話しているところで挙げますと、上鷺東公園ですとか、新井薬師公園、南台公園なんていう、ちょっと地域のいろんな場所でできるようにというところで、今、話を進めているところでございます。

井関源二委員

 渋谷区にお住まいの方から、渋谷区の公園は花火が禁止だけど、中野区の公園は花火ができてありがたいという意見を頂きまして、今回の再整備計画に入っている公園というのは、花火ができるという認識でよろしいでしょうか。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 花火につきましては、手持ち花火だけ可という形になって、打ち上げ花火とかそういうちょっと大きい音が出るものについては、中野区でもできないという状況でございます。

井関源二委員

 たまに区民の方から、江古田の森公園みたいにプレーパークをやりたいというお問合せを頂いておりまして、今回の再整備計画の中で、プレーパークをやる予定の公園というのはありますでしょうか。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 今現在、再整備のところで検討している公園の中で、プレーパークというところはございません。

井関源二委員

 私、以前、ドッグランと一緒にスケボーをできるところもちょっと検討していただきたいというようなことを言ったんですが、今回の再整備計画でスケボーをできるようにするみたいなことは検討されていますでしょうか。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 現在のところ、スケボーというところで、その器具を限って検討しているところはございません。

井関源二委員

 川に近い公園に行くと、土のうが積んであると。土のうを持っていっていいということのようなんですが、今回の再整備計画、この地図を見る限りでは、土のうの置いてある公園が見つけられなかったんですが、土のうを置く予定の公園はありますでしょうか。

長沼都市基盤部道路管理課長

 土のうにつきましては、今現在、いろいろなところに配置しているところではございますが、新規で置くところについては、今現在のところ、検討はしていないというところになっております。

井関源二委員

 以前、こちらの委員会で私、トイレのことについていろいろ質疑させていただいて、取りあえずは手洗い石けんが欲しいということを質疑させていただいたんですが、今回のむとう議員の一般質問でもトイレについていろいろ質問がありまして、一応管理者ですり合わせするというような答弁だったと思いますが、今回の再整備計画でその辺、トイレの考え方というのは入っておりますでしょうか。

宮澤都市基盤部公園課長

 トイレにつきましては、ユニバーサルデザインに配慮した、トイレ改修のある公園についてはそういった形で改修をしていっているというところでございます。

井関源二委員

 そういう多目的トイレ整備というのは非常にいいと思いますが、手洗い石けんとか、あとは生理用品とか、そういうのは置く予定がありますでしょうか。

宮澤都市基盤部公園課長

 手洗い石けんや除菌の液だとかというのは、なかなか公園では難しいかなと考えてございます。盗難であったり、破壊であったり、そういったことをされる懸念が高いもので、現状は置いておかない方針であります。

いさ哲郎委員

 時間もあれなんで手短にしようかな。一つは、今回、公園整備の経緯と今後の予定という別紙2で出ているんですけれども、中規模公園って14園あったと思うんです。あと残り6園というのがまだここには現れないんですけれども、この先では大体年間2園ぐらいでやっていっているので、3年ぐらいでやっていくということで考えておいていいのか、まずこの辺はどうでしょう。

宮澤都市基盤部公園課長

 現状の公園再整備計画においては14公園を位置付けておりまして、この表に載っていない6公園がございます。今年度、令和8年度から令和9年度にかけて、先ほども答弁させていただきましたが、公園再整備計画を見直していきたいと思っております。残っている公園というのが、なかなか都市計画道路の関係であるとか、まちづくりの関係であるとか、そういった関連の事業の展開なども考慮しながらスケジュールを組まなければいけないなと思っておりまして、その計画の見直しの中で改めてスケジュールを組み直してみたいと思っております。

いさ哲郎委員

 過去の質疑で、小規模公園については今、中規模公園のような整備計画がないですよねということを聞いていたことがありまして、今のこの中規模公園の整備が終わった先では検討の余地はあるようなことを答弁いただいていたような気がしたのですが、改めて伺いたいんです。小規模公園、この次どうするのかというところ、この先に課題となって出てくるということと、緑道ですね、桃園川緑道、中野区唯一の緑道についても公園の扱いになっているわけですから、場所によっては工事が終わってから50年以上たっているということで、その検討をし直すのであれば、その先のことも改めて多少検討に入っていいんじゃないかと思うんですけれども、今のところそういう考えはありますか。

宮澤都市基盤部公園課長

 公園再整備計画の中で、小規模公園を含めて現在ある170公園を全て再整備していくような計画というのはなかなかないかなと思っております。ただ、現在も遊具等については長寿命化計画をつくって、公園施設を適宜しっかりと更新していって、ある意味、再整備というか、保全に努めているところでございまして、その辺りをもう少し分かりやすく計画のほうでしていきたいと思っております。

いさ哲郎委員

 必要な整備もあるし、更新もあるから、やりながらでいいと思うんですけれども、計画は持つべきじゃないかなというふうに思うので、これは意見として述べておきたいと思います。

 それと、緑道に関しては、あまり詳しくやりませんけれども、ウォーカブルの中での位置付けも出てくる。それで、実際に古くなっていると。それを小手先では、ちょっとこの先、維持補修というのは難しくなっているんじゃないかと思うんです。それはぜひ検討していただきたいなということにしたいと思います。

山本たかし委員

 すみません。ちょっと質疑漏れだったんですが、ただ、今、井関委員も御指摘されたところで、花火の件でして、重々ルールは分かっています。中野区がどういうルールでやられているかというのは分かっていまして、要は5名でお願いしますって一応書かれているじゃないですか。それはオーケーで、例えば僕の仲間のお母さんやお父さんは分かっているんだけど、実際、小さい公園でやろうとすると、地域住民に怒られるんじゃないかというのがあるので、実際、誰もやっているのを見ないですしね。すごいはばかられるんですよ。そういったところのブロックをどう使いやすいようにしてあげられるのかというのも、キッチンカーなどの設置等に伴う課題の「等」の中にぜひ入れていただきたいんですよ。

 5名以上となると、隣の杉並区で我々は馬橋公園を使わせてもらったんですけど、花火の新ルールをつくって、やれる場所をつくったんですよ。1団体30名以内という。それもやれる花火は同じですよ。大きい花火も駄目だしということなんだけれども、そういうのをちゃんと事前申請で登録をしてやれるということは、私は杉並区を使わせていただいて、保育園時代のお父さんとかお母さんと子どもたちで、いい思い出が本当にできたんですよ。そういったところの利用というのも、大きい公園ではやれるようにというような検討も進めていただけないかなというお願いなんですけど、いかがでしょう。

鈴木都市基盤部公園マネジメント推進担当課長

 公園の使い方ということで、いろいろルール等々ございまして、場所によってできることをもう少し具体的に考えていければと思ってございますし、公園ごとにこういう意見があるというところの集約をして、その地域の人たちがどういう意見の出し方をしたら、区のほうで受け止めて、それに対してどう働きかけていくのかというところも踏まえて、今回、丸山公園で、いろんな花火ですとか、ボール遊びですとか、そういうところも踏まえて検討をしていきたいと考えてございます。

加藤たくま委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 なければ、本報告について終了いたします。

 続いて、6番、住宅等の耐震化促進事業の実施状況についての報告を求めます。

石原都市基盤部建築課長

 それでは、住宅等の耐震化促進事業の実施状況について御報告いたします。(資料7)本報告は、事業の進捗状況について毎年実施しているものでございます。

 資料を御覧ください。表の左から、促進事業項目、助成開始からこれまでの実施状況の累計、また令和7年度の実施状況を記載してございます。

 初めに、住宅の耐震診断の実施状況について御報告いたします。なお、括弧内は戸数を表記しており、事業項目に各助成を開始した日付を記載してございます。上から順でございます。木造住宅の耐震診断は2段階あり、簡易耐震診断はチェックリストと外観目視に基づいて判断するもので、令和6年度は86棟でした。また、一般耐震診断は図面を作成し、床や小屋裏まで詳細に診断を行うもので、こちらにつきましては17棟でございました。なお、旧耐震基準の簡易耐震診断時に除却工事助成を選択することが明確な場合においては、簡易耐震診断のみを実施いたしているため、実施件数は少なくなってございます。

 次に、非木造住宅の耐震診断の助成件数ですが、こちらは1棟でございます。また、非木造住宅耐震改修工事助成の件数は1棟でございました。

 次に、緊急輸送道路沿道建築物に対する実施状況でございます。緊急輸送道路沿道建築物で耐震診断助成を実施した建物は1棟、耐震改修助成は3棟でございました。

 次に、木造住宅の耐震補強工事や建て替え助成の実施状況について御報告させていただきます。まず木造住宅の耐震補強工事の実施状況です。この数値につきましては、区の助成制度を利用した工事に限らず、耐震補強工事を実施した木造住宅の件数を示しており、令和7年度は9棟でございました。なお、木造住宅の耐震補強助成を実施したものにつきましては、区の助成を実施したものについては0棟ということで、実施のほうの件数はございませんでした。また、木造住宅の建て替え助成でございますが、こちらは令和7年度は0棟、木造住宅の除却助成につきましては80棟でございました。

 次に、その他の助成といたしまして、室内の安全対策として、家具転倒防止器具取付け助成がございますが、令和7年度の実績は19件でございます。また、ブロック塀の撤去助成につきましては22件でございました。

 参考といたしまして、耐震性が不十分な木造住宅の除却戸数の推計値を掲載しております。これまでの累計戸数につきましては1万5,893戸となっており、令和7年度の推計値は715戸でございました。また、耐震性が不十分な木造住宅の戸数の推計値は4,593戸となります。

 最後に、耐震化率の推移について御報告いたします。こちら、令和7年度末の耐震化率ですが、住宅は93.6%、病院や社会福祉施設などの民間特定建築物は92.7%、防災上重要な区有施設は100%、緊急輸送道路沿道建築物は89.4%でございます。

 御報告は以上でございます。

加藤たくま委員長

 本報告に対し質疑はございますか。

斉藤ゆり委員

 御報告ありがとうございました。耐震の状況ということなんですけれども、細かく聞くととてもたくさん聞けちゃうので、大きなトレンドだけ2点ほど伺いたいんですけど、住宅の簡易耐震診断の棟数が、令和5年、6年度と比べると少なくなっているんですけれども、これはなぜでしょうか。

石原都市基盤部建築課長

 こちらの状況につきましては、推計ではございますが、今現在、建設コストが高騰していることによって、建物の建て替え件数自体も少なくなっております。そういった状況が影響しているのではないかと考えてございます。

斉藤ゆり委員

 そうなんですね。分かりました。ありがとうございます。

 あともう一つ、すごく特筆すべきが、家具の転倒防止器具の取付け助成なんですけれども、令和5年度から6年度がすごく上がっていまして、なのにもかかわらず、令和7年度にまたすごく下がっているんですけれども、これはなぜなんでしょうか。

石原都市基盤部建築課長

 こちらは、令和6年度は能登半島地震があった影響もありまして、数値自体がかなり上がっているような状況でございます。家具転倒につきましては、各住戸のほうにお配りしているチラシでの啓発であるとか、また耐震フォーラムでも実際にそういった家具転倒の重要性ということで展示も行っておりまして、そういったところで普及啓発のほうは引き続き行っていきたいと考えてございます。

斉藤ゆり委員

 やはり災害が身近であると、対応する区民が多いということが今伺って分かりまして、でも、忘れた頃にやってくるとか、喉元過ぎればということもありますので、ぜひ啓発は続けていただきたいと思います。

 一応、耐震化率の推移を見ますと、ちょっと評価が甘いのかもしれませんけど、おおむね9割を超えつつあるということで、目標は100%なわけですけれども、大変いい数字が出ているのかなと思いますけれども、これに関して御担当としてどのように評価されているのか、最後に伺います。

石原都市基盤部建築課長

 これまで区のほうでは耐震化が不足する住宅は残さないというような考えの下、住宅の耐震化率の目標を100%として取り組んでまいりました。実際には耐震化促進計画における予測においては、耐震化率は96%を見込んでいたところでございます。ただ一方、先ほど申し上げましたとおり、建設コストの高騰等により、実際には着工数は減っているところが影響もあるかと思いますが、現在は住宅の耐震化率としては93.6%、90%を超えているということもございまして、区が助成を開始した平成16年以降の、平成17年度末と比べて、耐震化自体は着実に進んでいるのではないかと考えてございます。

伊藤正信委員

 報告ありがとうございます。毎年この時期に報告を頂いているわけですけれども、進んでいるとはいえ、ちょっと数的に少ないかなと思っております。先ほども答弁があったように、物価高騰とか建築がちょっと滞っているということでの答弁でしたけれども、今年度末には100%ということですけれども、これを達成するためには、令和8年度というのはこの数字はどのぐらいの幅で多くなければいけないのかなという予測とかはされているんでしょうか。

石原都市基盤部建築課長

 先ほど少し申し上げさせていただきましたが、この100%という目標につきましては、耐震性が不足する住宅を残さないという考えの下、区としては目標を100%として取り組んでおりました。ですので、実際には耐震化促進計画、現在の計画における予測では96%になる見込みとして考えていたところでございます。ただ一方で、やはり耐震化を進めていく必要があると考えてございますので、普及啓発等は行っていく必要はあると考えておりますし、また、工事費の高騰による影響というところも踏まえまして、今年度から助成に関する基本単価自体を上げる対応もしてございまして、そういったところから引き続き耐震化の促進というところは進めていきたいと考えてございます。

伊藤正信委員

 あと、木造住宅の除却の助成は80棟あったんですけれども、住宅の建て替えの助成がゼロというのはどう解釈していいのか分からないですけれども、更地にしちゃうと、その後、建物が建たないというか、そういう状況をどのように把握されておりますか。

石原都市基盤部建築課長

 除却助成の条件といたしましては、除却だけではなく建て替えも条件になっておりますので、建て替えをする前提の下、除却に対して助成をするものでございます。こちらは以前からこういったお話もやはりありまして、実際には除却助成自体を選択する方が現在多くなってございます。そちらのほうは、やはり除却助成につきましてはローンとかそういったところの問題もございますし、また建て替え助成につきましては耐震化以外の助成が東京都のほうでもいろいろと出ているところもございまして、そういった組み合わせで、皆様、建て替えのほうを考えている方が増えてきているところから、現在は、建て替え助成はこちらに書いてあるとおりなく、ほとんどの方が除却助成を使われて建て替えをされているというところになっております。

伊藤正信委員

 3年、4年前でしたっけね、全区が除却対象になったということで、えらい進んでいたんですけれども、この建て替え助成も、東京都の助成もあるでしょうけれども、やっぱり区としても建て替えを促していくことが大事だと思っておりますので、その辺はよろしくお願いします。

 また、ブロック塀の撤去等の助成も22件ということですが、昨年と比べてどうなんでしょうか。これ、増えているんでしょうか。いかがでしょうか。

石原都市基盤部建築課長

 令和6年度の実績につきましては34件でございました。

伊藤正信委員

 ちょっと減っているなと思っているし、いまだに危険なブロック塀なんかはたしか1,000件ぐらいあるのかな。今現在、どのような状況なんでしょうか。教えていただけますか。

石原都市基盤部建築課長

 著しく危険なブロック塀の件数につきましては、令和7年度10月末時点の推計ではございますが、1,270件ございます。こちらにつきましては、耐震化促進事業による助成以外にも、やはりブロック塀の対策として建築課のほうでも重点的に取り組んでいる事項ですので、引き続き行っていきたいと考えてございます。

井関源二委員

 ちょっと教えていただきたいんですが、この耐震化促進事業の中には、地震由来の耐火も、火災の防止というところの考え方も含まれているんでしょうか。それとも地震由来の火災の抑止というのは別にまた何か事業があるんでしょうか。

石原都市基盤部建築課長

 こちらは耐震化促進事業ですので、原則としては耐震化を目的としてやっているものでございます。一方で、木造住宅の耐震補強工事助成のほうがあるんですけども、こちらは建て替えではなく、耐震補強をやっていただくものなんですが、その要件といたしまして、古い建物につきましては火災の危険性等も多いものですので、防火改修も一緒に併せてやっていただくこと自体が助成の条件となってございます。

井関源二委員

 私、当選したばっかりのとき、研修で中野区は首都直下地震時の火災の危険というのが非常に高いと言われているというようなレクチャーを受けて、最近、割と類焼、延焼の可能性は非常に下がったというお話を伺ったんですが、二、三日前に中野区で火災があって、7棟ぐらい類焼、延焼したということですが、けが人は出なかったという、人的被害は出なかったというような、それは結果、こういう耐震化促進事業がうまくいってそういうことなのか、それとも、まだそこの地域はうまくいっていなくて、7棟類焼、延焼したのかというのを、もし御説明いただけることがあれば御説明していただきたいんですが、いかがでしょうか。

石原都市基盤部建築課長

 耐震化促進事業につきましては、やはり地震時の影響が大きいというところで、建物を耐震化するというところが目的でございます。建て替えを行っていただければ、今現在の基準に合わせて防火性能も上がるんですけれども、古い建物につきましては、やはりそういったところが不足しているというところが多々見受けられているところでございます。耐震化促進事業で建て替え事業等を進めることによって、火災に対する耐火性能というところも上がっていきますし、先ほど少し申し上げた、補強する上でも防火改修というところが条件としておりますので、そういったところから火災に対する安全性というところも一緒にやっていただきたいというふうなことは考えているところでございます。

加藤たくま委員長

 休憩します。

 

(午後4時26分)

 

加藤たくま委員長

 再開します。

 

(午後4時27分)

 

いさ哲郎委員

 ちょっとだけ聞きます。緊急輸送道路沿道建築物の工事なんですけれども、令和8年度末で100%を目指すということですが、現状としてはほかの指標よりも9割に乗っていないというところでは気になっているんですけれども、現状は何棟ぐらい残っている感じですか。というのと、この先、100%に至る目算みたいなものがあるのかどうか併せて伺います。

石原都市基盤部建築課長

 まず残数につきましては、すみません、ちょっと御確認をさせていただきたいので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。

 緊急輸送道路沿道につきましては、100%の目標に対して89.4%というところで、やはりまだなかなか進んでいないというところの状況ではあります。これにつきましては、大規模な共同住宅であるとか、そういったものになりますので、やはり工事費も多くなる、また工程も多くなるというところで、なかなか進まないということで、区としてもやはりここは重点的に取り組んでいく必要があるのではないかと考えてございます。今年度、耐震改修促進計画の見直しというところがございますので、そちらのほうで今後どういった取組をしていくのか、また東京都のほうもやはりそういった取組を始めておりますので、そちらにつきましてはまたお示しできればなと思っているところでございます。

いさ哲郎委員

 今、半分ぐらいお答えいただいた感じなんですけど、いろいろな居住者がいて困難があるからこそ、令和8年度末で100%でという目標でやっていけるのかなというところの気持ちでお聞きをした次第なんですね。だから、最初から難しければこういう目標にしないほうがいいんじゃないのかなという気持ちもあって聞いていたところなんです。なので、残数だけ後で教えていただければ。

石原都市基盤部建築課長

 令和6年度末の残数でございますが、特定緊急輸送道路が76棟、一般緊急輸送道路が174棟でございます。

いさ哲郎委員

 ありがとうございます。なかなか厳しそうな感じですけれども、ちょっと努力はしていただきたいなと思います。

 それと、ブロック塀のことは今出たんですけれど、家具の転倒防止ですね。ずっと課題になっていて、進んでいるとは言い難いというところでは、抜本的な考え方を変える必要があるんじゃないかと思うんですけれども、この点はいかがお考えでしょうか。つまり、今までのようなやり方で、安全対策ということで、棟数に対して足りないよねというところをどう進めていくのかということです。

石原都市基盤部建築課長

 こちらにつきましては、本来であれば建物の耐震自体をやっていただきたいところはあるんですけれども、なかなかそれが難しいところで、実際には家具が転倒したことによる被害が大きかったというところがありまして、区のほうでは家具転倒防止器具の取付け助成を行っているところでございます。こちらは、いきなり耐震化が難しい方とかに対しましては、こういったところで少しでも地震時の被害が軽減されるというところは、やはり普及啓発は必要だと思っております。ですので、先ほど少し申し上げましたとおり、例年9月に耐震フォーラムをやっている中では、そういったところの有効性というところも実際に展示をしたりとかしてやっておりますし、また、耐震化助成とはいえ、耐震化だけではなく、区民の方、全住戸に配布しているチラシのほうにはこういった助成も載せておりますので、引き続き普及啓発というところはやっていきたいなと考えてございます。

いさ哲郎委員

 それはぜひ取り組んでいただきたいんですが、やっぱり助成の対象と金額について拡大していくということは、この先、課題になってくるんだろうと思うので、そこら辺りはちょっと意見として述べさせていただきたいなと思います。

小林ぜんいち委員

 住宅等の耐震化促進ということで、一つは、まずこれは区の一般財源のほかに特定財源も入っていると思うんです。棟数も中野区の場合、地域によっても違いますし、沿道によっても違うんですけれども、予算ではないので、予算のところで聞くべき話なのかもしれないんですけれども、特定財源というのは傾向としてはどうなんですか。割落としがあるのか、もしくはずっとほぼほぼ一定なのか。工事費も上がってきている中で、まずどんな状況にあるんですか。

石原都市基盤部建築課長

 国の特定財源につきましては、やはり年度ごとに若干変わるというところはございます。そちらは区のほうも要望を出しているところでございまして、緊急輸送道路沿道であるとか、特定緊急につきましては、規模が大きいものですので、実際、そういったところも加味して、いつ事業を実施するかというところを所有者さんとヒアリングしながら行っているところでございますので、やはり国の動向は見ながら進めていきたいと考えてございます。

小林ぜんいち委員

 ありがとうございます。工事費が大きくなれば、事業性の視点も含めて、事業主さん、建物の所有者さんは、それを行うか行わないかということも当然出てきて、それによって大きな予算を取っていても、また棟数が少なくても、規模が大きいだけに、その辺の事業を行うか行わないかという判断が事業者によって大きく変わってくるのかなと思うので、獲得をしっかりしながらアプローチもしっかりしていってほしいなと思います。

 そのアプローチをするという中で、先ほど普及啓発事業を年に1回行っていますということがありました。意識のある方はそういう場に出向いていったり、自ら区のほうに連絡をしていったりして、耐震についてとか、それから補強についてとか、工事についてということでいろいろ御質問されると思います。やり方として、例えばですよ、区民活動センター圏域ごととか、もう少し小さい単位で、身近な単位で行っていくと、行きやすくなるというか、相談しやすくなる、そういったこともあるのではないのかなと。東京土建だとか、建築士事務所協会とか、様々な団体が関わって普及啓発もされたり、また相談にも乗っていただいているところもあるんですけれども、そういう分散をした、少し偏在を解消したようなところでの相談会、普及啓発ということについては考えてはいらっしゃいますか。また、考えていないとすれば、今後どうされるか教えてください。

石原都市基盤部建築課長

 区のほうでは、例えば建築士事務所協会様、また東京土建様とかが参加されています耐震改修促進協議会と連携してございまして、そういったところの方々からも、耐震の普及というところで相談とかをしていただけるようにしているところでございます。また、例えば先ほど申し上げていました特定緊急輸送道路、そういったところにつきましては、個別に職員が訪問したりとかして、そういった必要性であるとか、御相談であるとか、そういったところの取組も進めていきたいと考えてございますので、いろいろなところの手法を用いまして、普及啓発、耐震化の促進について進めていきたいと考えてございます。

小林ぜんいち委員

 分かりました。緊急輸送道路沿道については、30年ぐらい前に、例えば青梅街道だとか早稲田通りとか、全戸調査みたいなことをたしかしたことがあるはずなんですけれども、その上で調査した結果、どういうふうに進めていくのかということを区のほうでも検討されて進めてきているかとは思います。木造も非木造も沿道も含めて、財産をどういうふうに今後されていくかという方々のお考えがある。事業主だったり、個人のお宅だったりという中に、やはり費用対効果の、工事費をかけてでもやらなければならないんだけれども、その工事費が捻出できるかどうか。そして、助成などがあるんだけれども、それを使ってでもやるにしても、なかなか自分のところではできないという方々が多いんだと思うんですね。かといって、それを強制的にやってくれということもできないですし、また、集合住宅などの場合には使い勝手の問題も出てくるし、それから入居されている方々一人ひとり、一戸一戸の方々に伺っていくということになってくると、まちづくり全体としても影響も一方である中で、この耐震の促進事業そのものが急激的に行われていくわけではない。

 そういった背景の中で、先ほど言いました普及啓発というのはすごく大事である。身近で行っていくことが大事である。遠くまで赴いてとか、逆に言うと、区というのか、相談窓口とかに来るだけを待っていてもしようがないと思うので、意味がないと思うので、どういうふうにしたらそういう声を確実に聞きながら、また耐震化をどのように進めていくのか。簡易耐震であったとしても、しながらもどういうふうに進めていくのかというところを、もう一歩、考えていかないと、今までと同じような普及啓発をして、今までと同じような窓口を設けて相談をし、回答をしていくというだけでは、災害というのは忘却との闘いなので、そこをもう少し、もう一歩、形を変えた取組をしていってはどうかなと思うんですけれども、今年は今年で形が決まっているんでしょうから、今後の取組としていかがお考えでしょうか。

石原都市基盤部建築課長

 耐震化につきましては、やはり普及啓発は大切なところでございます。ただ一方で、例えばそのままチラシを配ったりとか、それだけでは皆様のほう、なかなか進まないところがございます。先ほど特定緊急につきましては、やはり緊急性の高いというところがございますので、ここについて解消するというところを区のほうでも相手方に働きかけてやっていく必要があるということは考えておりますので、先ほどの戸別訪問もそうですけれども、いろんなところを考えながら区としても取組は進めていきたいと考えてございます。

小林ぜんいち委員

 ぜひお願いしたいと思います。特に緊急輸送道路沿道については、そこが唯一の、区というか、都心部というか、外との連携の取れる道路でもあり、そこが生命線でもあったりするわけですし、そしてそれが閉ざされてしまうことによって、つまり道路を閉ざすということもありますけれども、逆に隣地側への大きな被害ということも想定される中で、閉ざされてくると、私たちの生命にも関わってくること。生命って、壊れて命を失うとか、けがをするとか、そういうことだけではなくて、生命線になってくるということもありますので、そういったこともしっかりと、この耐震化を進めていくという根底に置いていただいて進めていただきたいと思います。それはもう要望です。

 さっきおっしゃっていただきましたけれども、一人ひとりのできるできないという理由も当然そこにあるので、そこも上手に聞いていただきながら、どうしていったらできるのかということもその中から見つけて、また新しい、場合によっては促進事業の取組についてもしていっていただきたいと思います。要望でいいです。終わります。

石原都市基盤部建築課長

 先ほどいさ委員から御質問のありました特定緊急輸送道路の残数につきまして、令和6年度と申し上げていたんですが、実際には令和7年度末時点での件数でございます。

 また、小林委員のほうで特定財源の割合についてお聞きしていたところを申し伝えていなかったんですが、割合については一定ですので、特にそれが変わるというところはございません。

加藤たくま委員長

 よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 本件については終了いたします。

 続いて、7番、公営住宅等の現状及び今後の検討の方向性についての報告を求めます。

福澤都市基盤部住宅課長

 それでは、公営住宅等の現状及び今後の検討の方向性について御報告させていただきます。(資料8)

 本報告につきましては、公営住宅等の長寿命化及び今後のあり方に関する計画の策定に向け、住宅種別ごとの現状の概略をお示しするとともに、管理運営上の課題及び今後の検討の方向性について報告するものでございます。

 なお、本報告につきましては、住宅課で管理する区営住宅等のほか、まちづくり事業課にて管理するまちづくり事業住宅を含むことから、連名で報告をさせていただきます。

 それでは、1番、背景と目的でございます。近年、公営住宅政策につきましては、これまでの建て替え中心から既存ストックを有効活用する長寿命化型へと転換が求められてございます。また、少子高齢化の進展等に伴う住宅需要や世帯構成の変化が顕著となっており、中野区においても同様の傾向になってございます。また、令和8年3月に策定した新たな中野区区有施設整備計画におきまして、区有施設につきましては建築後60年をめどに建物耐久度調査等を実施し、長寿命化が可能であると判断された場合には、大規模改修を行った上で、建築後80年で建て替えすることを原則としてございます。

 このような背景から、区が管理する公営住宅等についても効率的・効果的な維持管理により長寿命化を図りまして、ライフサイクルコストの縮減を目指すとともに、事業の平準化により計画的に公営住宅等の更新を進めていくことが求められてございます。

 2番、公営住宅等の現状でございます。区が土地及び建物を所有いたしまして管理運営を行っている公営住宅等につきましては、16団地・28棟・508戸でございまして、配置及び棟数や間取り等の概要については別紙にて整理してございます。また、公営住宅等につきましては、区営住宅、福祉住宅、まちづくり住宅の3種類に区分されております。それぞれの住宅の概要につきましては(1)から(3)の記載のとおりでございますが、こちら、別紙のほうを用いて御説明させていただければと存じます。恐れ入りますが、別紙のほうを御覧いただければと思います。

 別紙の右側のほう、表を作成してございます。一番左側のほうに番号を振っておりまして、区営住宅は①から⑬となってございます。併せて、左側の地図に各住宅の位置を示してございます。公営住宅法に基づき東京都にて整備されました都営住宅を区に移管されたものでございまして、区の南側のほうに3団地、区の北側のほうに10団地ございます。間取りにつきましては、一部、単身者用の1DKを除きまして、2DK、3DKの家族世帯向け住戸がメインとなっているところでございます。ただ一方で、移管された住宅の多くにつきましては、昭和40年代から50年代に建設されており、老朽化が進んでいるところでございます。今後、築50年以上の住宅が増加し、更新時期の集中による財政負担の増大というところが懸念されているところでございます。

 続きまして、⑭⑮の福祉住宅となります。こちらは住宅に困窮している高齢者や身体障害者が地域で自立した生活を送れるよう、住宅のバリアフリー化や緊急通報装置の設置等により設備面に配慮し、さらに管理人または生活援助員を配置した住宅となってございます。区が所有し、管理運営を行っている福祉住宅につきましては、単身高齢者用のものになりまして、区の南側、北側にそれぞれ1か所ずつございます。

 最後に、⑯まちづくり事業住宅でございます。こちらは区が実施するまちづくり事業施行地内の住宅で、当該事業の施行に伴いまして、除却または建て替えが行われる従前住宅の居住者のうち、転居先の住宅を確保することが困難な方、または住宅の建て替え期間中に仮住居を必要とされる方に提供する住宅となってございます。こちらは中野通り沿いにある南台まちづくり住宅を区のほうで管理してございます。

 それでは、恐れ入りますが、表紙の裏面のほうにお戻りいただけますでしょうか。3番、公営住宅等の長寿命化に向けた課題でございます。公営住宅等の建物や設備の老朽化への対応や長寿命化に向けた効率的な維持管理の考え方を整理する必要がございます。

 4番、今後の検討の方向性でございます。公営住宅等の長寿命化によるライフサイクルコストの縮減を図っていくため、中長期的な計画修繕により効率的なストックマネジメントの視点を検討してまいります。なお、他の区有施設と同様、建築後60年をめどに耐久度調査等を実施し、長寿命化の可能性を判断してまいります。また、併せて福祉・子育て・まちづくり施策との連携による地域価値の向上に資する利活用の方向性についても検討し、公営住宅等の長寿命化と利活用に関する内容を含めた(仮称)中野区公営住宅等活用計画を策定してまいります。

 報告のほうは以上でございます。

加藤たくま委員長

 本報告について質疑ございますか。

斉藤ゆり委員

 御報告ありがとうございました。公営住宅、なかなか経年で老朽化しているということで、これから考えていかなきゃいけないということは理解するところなんですけれども、今後の検討の方向性で触れられていますように、今後、区として住宅政策をどうするか、そして公営住宅をどのように活用していくかというところがまず前提にあって、それからの施設整備を進めていかなければならないと思うんですけれども、このたび検討される中野区公営住宅等活用計画の策定に当たって、そういう検討というか協議というのはどのように進められていくのか、まず伺います。

福澤都市基盤部住宅課長

 今後の在り方というところでございますが、まず区営住宅のほうにつきましては、生活が困窮している方、そういった方々に住まいを提供する、そういったところの目的がメインとなってございます。まずはそういった方を、引き続き住まう場所を確保するというところ、プラスアルファといたしまして、今後、建て替えに合わせて中野区の課題というふうなところを、この区営住宅と合わせてどう解決していくかというところを考えていく、そういったところを今考えているというところでございます。

斉藤ゆり委員

 今お答えいただきましたけれども、やはり基本的には住宅確保要配慮者等々、福祉的に必要な方の住まいの確保ということがメインにあるというようなお答えだったと思うんですけれども、それが一応全体の中でどのぐらいのパーセントになるのかとか、あとどこの地域の建物でそれを確保していくのかとか、あとさらに、例えばこの間、区営住宅で少し整理されましたけれども、子育て世帯にもうちょっと住んでもらいたいとか、あと高齢単身者世帯が増えていく中、そちらのほうはどうするのかとか、また一方で、民間の住宅も活用しながら、居住支援協議会等とも連携を取りながらのセーフティ住宅をどうするかとか、総合的なことがいろいろあると思うんですね。そこはもう少し前提として考えていくことが必要だと思うんですけれども、いかがですか。

福澤都市基盤部住宅課長

 委員のおっしゃるとおり、そういった方々につきましてはいろいろと配慮していくというふうなところは重要だと考えてございます。ただ一方で、区営住宅のほうにつきましては、住宅確保要配慮者の中でも生活に困窮している方々、低所得者の方というふうなところを対象として募集をして、住まう場所を御提供しているというところがございます。まずはそういった住宅確保要配慮者の中のそういった方々を対象とした住まい確保というふうな視点で、取組のほうは進めていきたいと考えているところでございます。

斉藤ゆり委員

 ですから、全体どのぐらいの戸数にしていくのか、そして、その中でどの程度の方々に、住宅確保要配慮者の方々のお住まいとして、どのような形で準備していくのか。今この場で、住宅政策について議論する場ではないので、ここまでにとどめておきますけれども、まずそこをしっかり考え方を検討されたいというふうに思いますので、お願いをいたします。

 長寿命化を進めていくに当たりまして、いろいろな方法があると思うんですけれども、おおむね順番に、区立小・中学校の整備計画のように建て替えが中心でいくんだけれども、新しいものに関しては長寿命化で整備していくという考え方でよろしいんでしょうか。

福澤都市基盤部住宅課長

 こちらの公営住宅のほうにつきましても、築年数が古いものから順次、耐久度調査を行いまして、そこの判断をもって長寿命化をするかどうかというところを決めてまいります。その中で、あとは入居されている方につきましては、仮住居の確保とかそういったところの課題も出てきますので、そういったところについて対応しながら進めていきたいと考えているところでございます。

斉藤ゆり委員

 ここまでにしますけれども、背景と目的のところに「公営住宅政策は、厳しい財政状況等を踏まえ」と書いてあるんですけれども、厳しい財政状況等が第一の目的、今、そういう状況じゃないのかなと思いますので、より平準化していくとか、環境配慮とか、そういう意味合いも強いので、ここの書き方はどうかなと思ったので、申し上げておきます。

井関源二委員

 通常のマンションの大規模改修だと、屋上の防水とか、外壁とか、水回りとか、エレベーターがあるところはエレベーターの改修とかが想定されますけど、公営住宅における大規模改修というのはどういったことを想定されるんでしょうか。

福澤都市基盤部住宅課長

 委員おっしゃられるとおり、屋上の防水ですとか、また外壁の塗装、そういったところにつきましても計画修繕の中で取り組んでいくものになってございますので、そういったところで長寿命化を図っていくというふうに考えているところでございます。

井関源二委員

 以前、浦野議員が、区営住宅のお風呂の事情が非常に悪いということをずっと言っていらっしゃるそうなんですが、これはいい機会なので、大規模改修に合わせてバスルームも改修したらいかがかと思うんですか、いかがでしょうか。

福澤都市基盤部住宅課長

 そういったようなお話、これまで数々あったというふうなことは認識はしてございます。今回の公営住宅の建て替えに合わせまして、そういったところの設備につきましても、今後、どうしていくかというふうなところについて検討してまいります。

いさ哲郎委員

 まず一つ、今回、この報告が今後の検討の方向性というところで、少し長いスパンと大きな話で出てきているんですが、昨年9月だったか、区営住宅の子育ての優遇というのがあって、そのときのやり取りで、そうしたら子育て世帯が入ってくる分、今まで住まれていた御高齢の方とかが出ていくことになるんじゃないのというやり取りをした記憶があるんです。このことで確認したいのは、9月ぐらいの募集の後に、実際にどのぐらい子育て世帯が入ってきたのかなというのが数字で持っていらっしゃるかどうか、分かれば教えてください。

福澤都市基盤部住宅課長

 昨年の令和7年度の区営住宅募集に関しましては、子育て優遇措置を実施させていただいているところでございます。実際、昨年度につきましては、まず空き住戸としては2戸、その他のほうで、入居されている方が退居された後に入れる補欠というふうな形で26戸、募集をさせていただいていたところでございます。実際、補欠登録されている方がどの程度入っているかというところ、すみません、今、数字のほうでは持ち合わせていないんですが、昨年度の当選割合というふうなところで、子育て世帯とその他の世帯の割合というふうなところにつきましては、令和7年度については子育て世帯が57.1%、優遇措置を行う前の令和6年度につきましては51.1%ということで、割合といたしましては6%程度、子育て世帯の方の割合が増えたというところになってございます。

いさ哲郎委員

 重ねてですが、そのこと自体を否定するつもりはないんです。子育て世帯もやっぱり低廉な価格で入る住宅が必要ですし、そこが子育て世帯の大きなテーマになっているのは事実なんですよね。それが全体の公営住宅の戸数が増えない中で、割合だけが変わっているという点は問題ではないのかということをかねがね聞いてきたわけなんです。それが公営住宅の在り方の今後の方向性というのが出てくる中で、そこの問題が残ったまま、どういう方向が示されるのかなというのはちょっと疑問があります。この問題はやはり住まいの問題全体として考えなければいけない問題であって、この間の住宅確保要配慮者支援事業も正直うまくいっていないという中で、実際に増えたけれども、どのぐらい――何件かですよね。そういうところも、子育て世帯だってもうちょっと住まえるように拡充していく必要があるし、少子高齢化の中で御高齢の方が増える。今、物価高騰もあるし、所得の低い方も増えていく。かつ別の角度で、単身シングルの問題というのも出てきて、結婚を選ばない人たち――僕もそうですね。結婚を選ばない人たちが増える。若い人たちも結婚を選ばない。そのまま年数がたっていけばそういう人はどんどん増えるということでは、住宅事情というのは大分変わってくるし、単純に不足するというのは予測されることだと思うんですよ。そういう中で、区が責任を持つ公営住宅のところをどうしていくのかというのは、このままというわけには私はいかないと思うんです。この点については、現時点ではどのようにお考えですか。

福澤都市基盤部住宅課長

 委員おっしゃるとおり、子育て世帯だけではなく、単身高齢者の方、そういった方々につきましても、行政として配慮していくというところは必要だと感じているところでございます。今回、区営住宅のほうにつきましても、最初は夫婦、家族で入居されている方、それがだんだん年齢を重ねるごとに、配偶者の方が亡くなられて単身高齢者になってしまう。そういったような住まいも多く出ている状況でございます。ただ、そういった方々がそのままファミリー向け住戸にお住まいになっているというふうな状況もございますので、今後、公営住宅の建て替えというふうなところに関しまして、そういった方々の割合といいますか、状況というふうなところも踏まえて、ファミリー世帯用、あとは単身者用、そういったところの割合を少し工夫するなどして、それぞれの住まいの確保ができるような、そういった検討のほうも考えていきたいと思っているところでございます。

いさ哲郎委員

 なかなか苦しいですよね。結局、戸数が増えないと話にならないけど、そういう政策や見通しは持てていないというのが今の区の状況だと思うんです。これ、どう打開するのかというのは、住宅課だけでは解決できない問題ではないかとも一方で思うんです。これは全庁的な取組にぜひしていただきたいなと思うんです。そもそもの住宅確保要配慮者の事業であっても、もっとたくさんの属性の方がいらっしゃいますよね。性的少数者の方がいたり、外国の方がいたり、それから、この議会の質疑の中でも、親亡き後の暮らしをどうするんだという話が出てきて、高齢になっていく障害を持った人たちがどう過ごしていくのかというのもテーマになっていて、全部が住宅のテーマなわけですよ。それを公営住宅を長寿命化するとかそんな話では、とてもじゃないけど間尺に合わないということだと思うんです。

 という中で、過去、こういうやり取りをしているときに、公営住宅を増やさないよという答弁も、実はその当時の部長から得ていましたということもやり取りしていると思うんです。そのときには、中野区には民間の住宅ストックが多いからこれを活用するんだとおっしゃった。じゃあ、どうするんですか。公営住宅を増やさないけど、民間のところを活用して、こうした在り方、公的なものであったり、住宅確保要配慮者に使ってもらうような事業をどうやってやるのかというところに真剣に向き合っていただきたいなということです。もう答えはあんまりないと思うんですよ。民間のところを借り上げて区営にするとか、それを東京都にやってもらって、都営を増やしてくれと求める。あとは、自治体の努力で家賃補助をする。これまで求めてきた方法しか、解決の方法はないと思うんです。ここに向き合ってほしいなということを、要望にしておきます。

小林ぜんいち委員

 今日の御報告は、公営住宅等の現状と今後の検討方向ということで、区営住宅を中心にして現状をどう捉えて、今後、中野区区有施設整備計画の中で区営住宅をどういうふうにしていくのかなという御報告だと思います。なので、主は現状どういった建物があって、どういう建物の状況なのかということであると思います。この中に、長寿命化を図り、ライフサイクルコストの縮減を目指す、事業の平準化というようなことを今後の更新の中で進めていくことが求められているというふうにあるんですけれども、この建物が建った年代を見ると、昭和40年代に建てられた建物が、五、六棟というのかな、一つのところでも昭和42年と43年にあったとかということで、私は、個人的なことをまず言うと、建て替えを考えていったほうがいいと思っているんです。耐久度調査といっても、耐久性だとかその建物の設備面だとか、今後、修繕を加えたときに80年とするのか、何十年とするのか分かりませんけれども、昭和40年代に建てられた建物というのは、そもそも品質管理も非常にまだ未熟だった時代に建てられている建物が多いので、そこに耐力があるからと単純に見えたとしても、そういう建物については建て替えをしていくべきだと私は思っています。どちらかというとそういう傾向の考え方なので。そういった中で、中野の区営住宅の在り方、それから区営住宅に住まれる方々の人数、それはその次の話だと思うので、今日はあくまでも現状と今後の検討ということなので。

 長寿命化を図ることも大事なんですよ。学校の再編が行われて、学校を建て替えていくというふうにシフトされたというのは私はいいと思っているんですね。中野区の場合は、早い段階に学校の建て替えを進めていったことによって、今、多くの建物が新築されて、新しい建物で、また新しい基準の建物で進んでいる。でも、他区はそこが遅れているというのが一つあります。そういうのを比較したときに、やはりこれから建設コストも上がってくる。時間もかかってくる。そういった中で、中野区の公営住宅をどういうふうに考えていくのか、またどういうふうに進めていくのかというときに、単純に長寿命化、寿命を延ばしていくだけというよりも、今、バリアフリーがなかったり、それから設備面も相当古くなってきているというようなことを考えると、エレベーターもない。階段で3階、4階まで上がっていかなければならない。しかも高齢者も増えてきているということを考えていったときに、当時の都営住宅として建てられたものがほとんどですから、比較的広い土地に建物がある。そうすると、建て替えの促進にも実はなっていくというのを裏腹に持っているというふうに私は思うので。長寿命化も大事なんですよ。耐久度調査も大事なんですよ。それを否定するつもりはない。公営住宅を中野区で広げていくということも、それも一つの考え方だと思います。

 もう一つ、さっき幾つかありましたけれども、子育ての支援をするために、30年くらい前に中野区では民間のいわゆる集合住宅を借り切って、そこに補助を出す。子育て世代、幼稚園から小学生ぐらいの子どもたちがいる家庭を中心に、七、八棟を借り切ってそこに補助を出してきた。家賃については20年かけて近傍と同じようになっていくというようなスライド方式を設けて行ってきた。公営住宅も一つによってはそういう考え方も含めて、高齢者住宅なんかでもそういうところもありますけれども、今後の検討というところでは必要なのではないのかなと。建物の長寿命化を図るということも大事だけれども、建て替えを促進するということも大事であるというふうに思うという主張が一つ。

 それから、民間の集合住宅を借り切っていくという、子育てで30年くらい前に中野区で1回行った。20年くらいかけて行ってきた。そういったことも大事なのではないのかなということと併せて今後については考えていかなくちゃいけないというふうに思うんですね。

 なので、話を絞って質問をすると、耐久度調査を行った結果、80年とするのか、60年とするのか分かりませんけれども、どういうふうにしていきたいという、まず前提としてどういうふうに考えているのか伺います。

福澤都市基盤部住宅課長

 委員御指摘のとおり、建て替えの需要と民間の借り上げで子育て世帯のほうをカバーする、そういった取組も必要だというふうには感じているところでございます。ただ一方で、今後、様々な区有施設が建て替えの時期を迎えてくるというふうなことも現実問題としては出てございますので、そういったところも踏まえながら、どういった在り方が一番いい選択肢になるのかというふうなところも含めて、今後、検討してまいりたいと考えているところでございます。

小林ぜんいち委員

 質問するのに言い過ぎちゃったからあれなんですけれども、使いやすい公営住宅ということがすごく大事だと思うんですよね。さっきも言いましたけれども、バリアフリーでなかったり、階段ばかりであったりとか、しかもそれが3階、4階になっていく。間取りも非常に狭い。これを見ると20平米から30平米のところも公営住宅の中にはある。さっき質疑の中にもありましたけれども、浴室の問題だとか、段差の問題だとか、それから、お隣近所との建物としての関係性の問題だとか、遮音だとか、いろんな問題がある中で、解決をしていくということも大きく視野に入れて、今後の検討をしていってほしいなと思うんです。この字面だけ読んじゃうと、調査して今後の更新を検討していく材料にしたいんだというだけしか読み取れないのでね。しかも、長寿命化していくことがよさそうなニュアンスにどうしても読み取れてしまうので、ごめんなさいね。そういうこともあるので、もう少し、行く行くどうしていきたいのか。中野の公営住宅をどうしていきたいのかというところを、本当は明確に打ち出していただく。この次の報告というか策定のときに、していっていただきたいなと思います。これは要望にして終わります。

加藤たくま委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 なければ、本報告について終了いたします。

 休憩します。

 

(午後5時07分)

 

加藤たくま委員長

 委員会を再開します。

 

(午後5時08分)

 

 本日はここまでとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 次回の委員会は、明日7月8日(水曜日)午後1時から当委員会室で行うことを口頭をもって通告いたします。

 以上で本日の日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

加藤たくま委員長

 なければ、以上で本日の建設委員会を散会いたします。

 

(午後5時08分)