中野区議会子ども文教委員会〔令和8年8月21日〕
子ども文教委員会会議記録
○開会日 令和8年8月21日
○場所 中野区議会第5委員会室
○開会 午後1時00分
○閉会 午後5時07分
○出席委員(8名)
白井 ひでふみ委員長
武井 まさき副委員長
木村 広一委員
広川 まさのり委員
間 ひとみ委員
小宮山 たかし委員
石坂 わたる委員
森 たかゆき委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
教育長 田代 雅規
子ども教育部長、教育委員会事務局次長 石崎 公一
子ども家庭支援担当部長、子ども・若者支援センター所長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 森 克久
子ども教育部参事(子ども・若者支援センター児童福祉課長事務取扱、児童相談所長事務取扱、児童相談所児童福祉課長事務取扱) 古川 康司
子ども教育部子ども・教育政策課長、教育委員会事務局子ども・教育政策課長 小堺 充
子ども教育部子ども政策担当課長、教育委員会事務局子ども政策担当課長 佐藤 祐斗
子ども教育部保育園・幼稚園課長、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 林 健
子ども教育部保育施設利用調整担当課長、子ども教育部幼児施設整備担当課長、教育委員会事務局幼児施設整備担当課長 田中 淳一
子ども教育部子ども教育施設課長、教育委員会事務局子ども教育施設課長 原 太洋
子ども教育部子ども・若者支援課長 久島 知子
児童相談所副所長 菅野 英司
児童相談所一時保護所長 河村 陽子
教育委員会事務局指導室長 井元 章二
教育委員会事務局学務課長 佐藤 貴之
教育委員会事務局学校支援担当課長 関田 勇介
○事務局職員
書記 森園 悠
書記 浅見 航輝
○委員長署名
審査日程
○議題
学校教育の充実について
学校と地域の連携について
知的資産について
子どもの育成及び若者支援について
○所管事項の報告
1 物価高騰対策について(子ども教育部、教育委員会事務局)
2 旧鷺宮小学校跡地における複合施設整備の検討状況について(子ども・教育政策課)
3 不登校生徒の進学先の確保について(子ども・教育政策課、指導室)
4 平和の森小学校移転後跡地における施設整備の検討状況について(子ども政策担当、幼児施設整備担当)
5 常設型フードパントリーの開設について(子育て支援課)
6 不妊治療費助成事業の拡充について(子育て支援課)
7 (仮称)キッズ・プラザ中野本郷及び乳幼児機能強化型児童館の運営事業者の募集について(育成活動推進課)
8 令和9年度以降における育児休業中の学童クラブ利用について(育成活動推進課)
9 その他
(1)2027年中野区二十歳のつどいの実施について(育成活動推進課)
(2)「海での体験事業」の一部中止について(学務課)
(3)田村市と区立中学校生徒等による交流事業の実施結果について(学務課)
○その他
白井ひでふみ委員長
定足数に達しましたので、本日の子ども文教委員会を開会いたします。
(午後1時00分)
本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
御異議ございませんので、そのように進めます。
なお、審査は5時を目途に進め、3時頃に休憩を取りたいと思いますので、御協力をお願いします。
それでは、議事に入ります。
審査日程(案)に記載の所管事務を一括して議題に供します。
所管事項の報告を受けたいと思います。
初めに、1番、物価高騰対策についての報告を求めます。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
それでは、物価高騰対策について御報告いたします。(資料2)
なお、本件は、建設委員会を除く各常任委員会において、共通の資料により御報告するものでございます。
区では、長期化する物価高騰の影響により、経済的に厳しい状況に置かれた区民や区内事業者を支援するため、国や都の動向を踏まえ、この間実施してきた対策に加えて、さらなる対策を講じてまいりますので、その内容等について御報告いたします。
当委員会の所管事項としまして、子ども教育部、教育委員会事務局の関係事項を御説明いたします。
初めに、1の実施中または実施済みの対策についてでございます。
児童養護施設等物価高騰緊急対策につきましては、東京都が令和8年度に実施する物価高騰対策を踏まえ、都区間協議の結果により、児童養護施設等の負担軽減のための支援を行うものでございます。
私立幼稚園・保育所等物価高騰対策(4月~6月分)につきましては、私立幼稚園・保育所等に係る物価高騰の負担増に対し補助を行うものでございます。
民間学童クラブ物価高騰対策(4月~6月分)につきましては、民間学童クラブに係る物価高騰の負担増に対して補助を行うものでございます。
続いて、2の実施を検討中の対策についてでございます。こちらは、東京都が令和8年度に実施している物価高騰対策事業の実施期間が延長されたため、区においても実施期間の延長を検討している事業でございます。子ども教育部、教育委員会事務局の関係では、私立幼稚園・保育所等物価高騰対策及び民間学童クラブ物価高騰対策について、引き続き各施設等に係る物価高騰の負担増に対する補助を行うことを検討しているものでございます。
続きまして、3のその他についてでございます。上記対策のほか、今後も区民生活や経済状況等を注視し、時期を逸することなく必要な対策を行ってまいります。
本件につきましては、御報告は以上でございます。
白井ひでふみ委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
石坂わたる委員
物価高騰対策ということですけども、これは今回、私立幼稚園・保育園、あと民間学童クラブですけども、これは大体どのぐらいの規模のものなのかということと、あとこれは一般財源で行われているのか特定財源で行われているのか、その辺のことが分かれば教えていただくことは可能でしょうか。
林子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長
まず、私のほうからは、保育園とそれから幼稚園のほうについてお答えをさせていただきます。規模感といたしましては、私立幼稚園等が17園、それから私立保育施設等が127園というところでございます。それから、一般財源か特定財源かというお尋ねでございますけれども、私立保育施設につきましては全額特定財源で行い、私立幼稚園等につきましては、一般財源で行うというところでございます。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
私からは、民間学童クラブのことについてお答えいたします。規模感といたしましては、民間学童クラブ17か所に対する補助といった形になります。それから、こちらのほうは全額区の一般財源で行うといった形になっております。
石坂わたる委員
ありがとうございます。恐らく特定財源のほうは国とか都とかが示されているものに沿って行うことになるんでしょうけど、一般財源のほうは区独自で行うということだと思うんです。その辺はどういった基準で金額設定をするのかですとか、どういった部分の物価高騰対策分を見込んでいるのかというのはあったりするのでしょうか。
林子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長
まず、金額の算定に当たっては、東京都から保育園の補助単価が示されておりまして、それをベースにして幼稚園のほうを算定してございます。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
民間学童クラブにつきましても同様で、保育園の補助単価のほうを学童クラブ分で算定いたしまして、そちらの伸び率ですとかそういったものを勘案しまして、補助単価といったものを算定しております。
石坂わたる委員
各基準目標で算定していくという形で区のほうで決めていく形ではあるわけですけども、とはいえやはり一般財源のほうってある程度区の裁量があってできる部分もあるのかなというところで、必ずしも国や都の示す方法どおりである必要はないのかなと思うところです。例えば中野区の特にこの事業者において、国や都のほうとはまた別な特段のニーズがあったりする可能性もあるかと思います。例えば、災害時の避難用の防災関係の備品なども各園で用意されているだろうと思いますし、備蓄などもしているかと思いますけども、それぞれについて各園がどういうふうに考えていて、どの部分が困っているのかというのは、今回実施するに当たって、これまでにヒアリングをしているとか、あるいはこれを機に何かこういう部分が必要だとかというヒアリングをするというのはあるんでしょうか。
林子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長
まず、先ほどの災害の物資なんかにつきましては、国の例えば公定価格ですとか、あるいは区の独自加算なんかで、メニューとしてございます。また、私立、特に保育園等につきましては、定期的に意見交換会を行っておりますので、その中でもまた御意見についてお伺いしていきたいというふうに考えてございます。
石坂わたる委員
今回の報告の中でも、上記の対策のほか時期を逸することなく必要な対策を行っていくということですので、よくやり取りしながらしっかりと聞き取りをして、必要な措置を進めていただくよう、幼稚園のほうも学童クラブのほうもよろしくお願いいたします。要望としておきます。
白井ひでふみ委員長
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、2番、旧鷺宮小学校跡地における複合施設整備の検討状況についての報告を求めます。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
それでは、旧鷺宮小学校跡地における複合施設整備の検討状況について御報告いたします。(資料3)
本件は、関連する総務委員会、区民委員会及び厚生委員会との重複報告となります。
令和8年3月に策定した中野区区有施設整備計画では、旧鷺宮小学校跡地について、鷺宮区民活動センター、鷺宮図書館、鷺宮地域事務所を移転整備するとともに、鷺宮すこやか福祉センター、健幸プラザ鷺宮及び鷺宮地域包括支援センターを移転整備することについて検討することとしております。今回はその検討状況を御報告いたします。
まず、1、本跡地の活用の考え方です。本跡地では、図書の貸出しだけでなく、子育て世代が交流したり、1人で学んだりすることができる多機能な図書館や、イベント、サークル活動などができる多目的ホール、会議室などを整備いたします。また、転出入等の手続窓口に加え、子育てや健康、高齢・障害福祉などの身近な相談窓口も併せて設置することで、子どもから高齢者まで幅広い地域住民が利用、活用、交流し、世代を超えたつながりを生み出す拠点として、複合施設の整備を検討いたします。あわせて、今後のまちづくりを見据えた敷地内動線や防災に資するスペースの設置についても検討していくこととしております。
次に、2、本跡地に整備、検討する機能について、本委員会の所管部分を御説明いたします。表面の中ほど、(1)の鷺宮図書館を御覧ください。鷺宮図書館については、複合施設としての回遊性やサービスの利便性の向上、鷺宮地区の伝承文化の継承といった視点を踏まえ、利用者にとって居心地のよい空間を創出してまいります。また、乳幼児から高齢者までの多様な利用に応え、誰もが利用し続けたいと思える図書館を目指して整備してまいります。
次に、3、地域説明会の開催です。令和8年10月22日(木曜日)19時から20時半まで、鷺宮区民活動センター3階洋室2号において開催いたします。地域ニュースやホームページ等を通じて周知を行い、当日は本跡地の活用の考え方、整備する機能、今後の予定等を御説明する予定です。
最後に、4、今後の予定です。令和8年11月以降、ワークショップやオープンハウスなどを実施し、地域住民の皆様から御意見を伺ってまいります。令和9年度以降は、整備方針、基本構想及び基本計画の策定、基本設計・実施設計を経て、建築工事、竣工へ進めていく予定でございます。
御報告は以上です。
白井ひでふみ委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
間ひとみ委員
御報告ありがとうございます。この後御報告いただく予定の平和の森小学校移転後の跡地の活用とこちらの複合施設とで大きく違いがあると思うところは、図書館、区民活動センター、地域事務所、すこやか福祉センター、健幸プラザ、地域包括支援センターと、多くの機能が、本当に多様な年齢層であったりとか多くの方が利用されるというところがこの施設の特徴なのかなというふうに思っています。という中で、まだこの段階では、それぞれの施設がどのぐらいの面積を持てるのかだったりとかというところというのは決まっていないかと思うんですけれども、区民に対しては、4の今後の予定にあるとおり、ワークショップやオープンハウスというのをやっていく一方で、庁内での面積、機能というところの話合いというのはどのように実施をされていくというふうになっているんでしょうか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
現状も関係所管が集まったPTを構成しておりまして、そのPTで継続的に検討していくことになりますが、目途としては11月までに委員御案内の実際のフロアの配置の関係、どういった構造でどこに何が入るのかといったところを決めて、後に議会にも報告をさせていただこうというふうに考えております。そういったスケジュール感で考えております。
間ひとみ委員
そうしますと、今後の予定のワークショップ、オープンハウスというところが11月からとあるので、庁内で一定フロアの配置とかをお示しした上での、一緒にお答えいただきたいのはワークショップとオープンハウスの違いというところも含めて、こういったことが実施されていくというところで、この二つの違いというところも併せてお答えください。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
委員御案内のとおり、まず、たたき台としての案、これを検討によってお示しした上で、ワークショップ、こちらは区民の方に参加していただく、各団体等を通じて推薦していただいてというものになりますが、そこで実際の具体の御意見を頂くような検討の場を設け、その情報を知らしめる場面としてオープンハウスがある、ワークショップの延長線上にあるといったように御理解いただければと思います。
間ひとみ委員
今御答弁の中で、団体から推薦というふうにおっしゃっていたかなというふうに思うんですけれども、ワークショップ自体は地域で厳選された方々で、一定この機能はどうなんだ、広さはどうなんだだったり、配置についてなどの御意見を頂いて、それを受けてオープンハウスで幾つか資料を提示するということになるかと思うんですけれども、改めて広く全ての区民の方が参加できる形でのオープンハウスという形でやられるというイメージでよろしいですか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
御意見を頂く際には、特定の団体の意見に偏ることなく、広く参加を募りたいというふうに考えております。団体というのは一つの例示であって、そのきっかけとしては団体の推薦ということになりますが、例えばその対象とする団体とか、どういった方を幅広く、年齢層だったりとか属性だったりとか、そういったことを考慮しながら募集をかけるということになろうかと思います。
間ひとみ委員
分かりました。図書館と一つに言っても、中野東図書館のように非常に充実を図った、若者のスペースまであるような図書館というところもあれば、地域開放型学校図書館のように小じんまりとしたスペースというところもあるかと思うんですけれども、そこら辺は今のところどういった図書館になるというのは所管で考えをお持ちなのか、それも全体の調整の中で決まっていくということなのか、答えられる範囲でお願いします。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
具体的な図書館の機能、形としてお示しできるものは今のところありませんけども、今日的な図書館の在り方としてのイメージとして説明するならば、中野東図書館のように、赤ちゃんのコーナーもあるし、中学生の学習ルームもあるし、飲食もできるスペースがあるというような機能は備えたいというふうに考えております。
間ひとみ委員
分かりました。本当にそれぞれ入る施設の機能というところが重なり合うこともできるような機能なんじゃないかなというふうに見て思うわけでして、そういったところでそれぞれが逆に重なるからこそ、1つでいいんじゃないかとか、そういった工夫もできるのかなというところで期待はするところです。ただ、これ一つひとつが大事ですし、一定のスペースを要する機能なんじゃないかなと思うと、これが全部入るのかなというのがやっぱり心配でもあるんですけれども、そういった中で何かが削られていくみたいなことというのも起こり得るのか。これが答えられるのかどうか分からないんですけれども、何かそういった点も踏まえて意見を聞いていくのか、あまりにも確保できる場所が少ないから、所管としては今おっしゃっていただいたような機能を持ちたいんだけれども、全体の調整の中ではそうはうまくいかなくて、すごく小さいスペースしかできませんでした、理想はこうでしたけど現実はこの程度ですということになったらちょっともったいないのかなというところもありまして、それは所管が主張していけば場所が取れるというものなのか、何かどうなっていくのかなということをちょっと心配するんですけれども、いかがでしょうか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
その点につきましては、まさに全体最適化の考え方になりまして、各所管、各施設のほうがこういったスペースが欲しいということは当然意見としては上げてきますが、全体の施設の担うべき機能、それから動線、おっしゃったように重なり合いをどう生み出すかというところもございますので、あと当然、敷地的な制約、建築基準法の制約、第一種低層住居専用地域だったりしますので、特例が使えるか使えないかとかそういったこともあるようですが、その辺りは全体的な最適化の中で調整していく話になると思います。
石坂わたる委員
今回、今ちょうど間委員の質問の中でも例として中野東図書館が出てきていましたけども、そうしますと規模感であるとか蔵書の量なども、やはりそのぐらいの想定でいるのかどうか。特に新しくなる館ですので、もともと鷺宮図書館にあった蔵書はもちろんですけども、新たにどの程度蔵書を入れるとかということも強化していくということは必要だと思うんですけど、その辺っていかがお考えなんでしょうか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
先ほど答弁させていただいた内容と重複する箇所もあるんですが、図書館の広さ、現行697平米あるんですね。これ以上の大きさは確保できる見込みかなというふうに考えておりますが、ただ先ほど申したように、いろんな制約があるし、全体の最適化のところでは、実際の数字が出せるかというところで申し上げますと、今のところは具体のおよその規模感ですが、ちょっとまだ申し上げられる段階ではございません。
蔵書につきましては、その面積の大きさに比例してきますので、今の規模感、現行の蔵書数が6万3,000冊弱ですから、面積が多くなればそれ以上用意できるものとは思います。ただ、そこもまだ具体の数字はお示しすることはできません。
石坂わたる委員
ありがとうございます。規模感が同じくらいになるか大きくなるかというところがあるわけですけども、ただ、同じくらいの面積の規模感であっても、やはり新しい図書館になるに当たって、これを機に場合によっては増やすというよりは入替えになるのかもしれません。やはり新しい蔵書はしっかりと入れていかないと、せっかく新しい図書館になるのに中は古いというわけにはいかないと思いますので、その辺はしっかりと考えていっていただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
蔵書の数はもちろんですけど、例えば先ほどの伝統文化のコーナーをどうつくるかとか、先ほど申しました赤ちゃんコーナーをどういうふうにすこやか福祉センターの健診なんかで使っていただくかとか、そういう連動性も考えながら総合的に考えてまいりたいと思います。
石坂わたる委員
ぜひそういうふうにやっていただきたいと思います。あと、企画するものも重要だと思うところであります。特に鷺宮図書館なんかですと、場所は地域センターを使ってですけど、鷺宮図書館が主体になっている形で外国語お話し会なんかを行ったりしていますので、やはりそうした内容的なものも、しっかりといいものは引き継いでいただいて、さらにそれを拡充していくですとか、そうした、場所もそうなんですけど、いろいろ企画する主体というのかな、中身的な部分もしっかりと強化していくことは重要だと思うんですけど、いかがお考えでしょうか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
委員御案内のとおり、現行やっている取組はもちろんのこと、さらにそれをブラッシュアップして、施設の機能と効果が得られるような活動も支援していくといったことを考えたいと思います。
武井まさき委員
私からも少しだけ、地元のことなので質問させていただきます。この複合施設の検討状況、今、間委員がいろいろ聞いてくださったのでその付け足しといいますか、所管は違うと思うんですけども、この今出ていた内容というのはどれくらい決定なのか、それともまだ検討で入ったり、入らない施設が図書館も含めてあるのか、もし分かるのであれば教えてください。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
施設につきましては、今私が申し上げて御説明させていただいた六つの施設につきましては入る、この複合施設の中にデフォルト施設として入っていくということは前提でございます。あとは大きさだとかフロアとか配置とか、そういったものを検討していくということになろうかと思います。
武井まさき委員
ありがとうございます。前提としてこれが入るということでありまして、以前も結構何回もこの施設については地域の意見交換会などをやってくださって、様々な意見も本当に多く出たんですけども、そういった意見がやっぱり地域としてはどこまで反映されるのか、そしてそういった地域への説明が私としてはまだ足りないんじゃないかなと思って、これからまだ本当に、地域の方に聞くと、もうスターバックスができるんじゃないかという方も結構多いんですよ。本当に皆さん期待している施設なんですけども、もっと丁寧な説明をしていただいて、この先また地域説明会、住民の意見聴取という予定がありますよね。このときに、やっぱり地域の方が意見を言ったら意見が通るのか、どの程度が通るのか。例えばさっき石坂委員が言っていました広さとか蔵書数とか、そういうのが通るのか。それとも、壁の色をこうしてくれとか冷水器を入れてくれとか、そういう意見が通るのか。何かそういったことも丁寧に地域に説明していっていただきたいと思うんですけども、いかがでしょうか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
意見を聴取して聞いたきりにはしないというところで、何が実現可能性があるのかとかそこら辺もフィードバックをしていくということが必要と思います。そこにつきましては、企画部の責任所管のほうに、そのような丁寧な説明をする機会を設けるようにというような旨で申し送りをしておきます。
武井まさき委員
ありがとうございます。本当に期待している施設なので、地域がこんなのは想像していなかったと思われないようにいい施設にしてほしいので、丁寧な説明をしていけばみんな納得してくださると思うので、本当にその説明だけは丁寧によろしくお願いいたします。要望です。
小宮山たかし委員
武井委員が質問するかと思ったらしなかったので、私が質問しますけども、ここは毎年地域の盆踊りの会場になっているスペースだと思います。ほかに代わりになるようなスペースってあまりないんですよね、鷺宮エリアに。今現在校庭があって、広いスペースがあるんですけども、今後はどうなるのか、盆踊りができるようなスペースが確保されるのか、されないのか、教えてください。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
いわゆる跡地利用の話も含めて、現況は、旧鷺宮小学校跡地は避難所になっているんですけども、跡地利用のことも含めて、その地域の活動をどう支援していくのかというお話になると思うんですが、現状、そこまでお示しできる状態にはなっていません。その点も含めまして、課題認識を持ちまして所管のほうには伝達しておきたいと思います。
白井ひでふみ委員長
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
休憩していただいていいですか。
(午後1時26分)
白井ひでふみ委員長
委員会を再開いたします。
(午後1時34分)
他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、3番、不登校生徒の進学先の確保についての報告を求めます。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
それでは、不登校生徒の進学先の確保について御報告いたします。(資料4)
近年、不登校児童・生徒数は増加傾向にあり、中学校卒業後の進路や学びの継続をどのように支えていくかが重要な課題となっております。こうした状況を踏まえ、不登校生徒が卒業後も地域の中で安心して学び続け、社会的自立につながることができる環境の確保について、検討内容を御報告するものでございます。
まず、1、不登校生徒の進学状況です。
(1)の種別を御覧ください。過去3年間、半数以上の生徒が通信制へ進学しており、最も多い進学先となっております。令和7年度は、全日制18人、定時制17人、通信制43人、未定4人で、合計82人となっております。
次に、(2)の地域別です。区内の進学者は、令和5年度の6人から令和7年度には21人となり、3年間で3.5倍に増加しております。
続いて2ページ、(3)不登校生徒が進学した東京都内の主な進学先と人数を御覧ください。令和5年度から7年度までの進学実績として、都立高校は85人、私立の通信制高校は140人となっております。区内では、都立の稔ヶ丘高等学校に17人、中野工科高等学校に8人、私立通信制のフェリーチェ高等学院に14人が進学しております。区内の都立及び私立高校への進学者は39人です。また、区外では、杉並区、練馬区、新宿区、豊島区の都立及び私立高校に108人が進学しており、区内に加え近隣地域の高校も主な進学先となっております。
次に、2、不登校生徒にとって区内の高校に進学するメリットです。
1点目は、安心して通学できる環境です。住み慣れた地域に学びの場があることで、通学負担や登校への心理的なハードルが軽減され、生活リズムの安定や継続的な通学につながることが期待されます。
2点目は、支援の継続性です。区内に学びの場があることで、区立中学校、教育相談機関、スクールソーシャルワーカー、福祉機関等との連携が図りやすくなり、義務教育段階で構築した支援体制を卒業後も円滑に引き継ぐことが期待できます。
3点目は、地域との交流、協働の創出です。区内の高校生が地域活動に参加したり近隣の小・中学校や教育支援室等でボランティア活動を行ったりすることで、高校生の自己有用感や社会性の育成に加え、地域全体で子どもたちの学びと成長を支える環境づくりにつなげることができます。
次に3ページ、3、区内の高校に進学した不登校生徒の声です。通学に関しては、住み慣れた地域であるため不安が少ないことや、通学時間が短く自分のペースで学校生活に慣れることができるとの声がありました。支援に関しては、中学校で支えてくれた教員や相談員に相談しやすいこと、自分のことを知っている人が近くにいることで安心して高校生活を始められるとの声がありました。また、地域とのつながりに関しては、友達や地域とのつながりを大切にしながら高校生活を送ることができることや、地元で少しずつ自信を取り戻しながら新しいことにも挑戦できそうだとの声がありました。
最後に、4、今後の検討課題です。
1点目は、中学校卒業後の支援です。高校進学に当たり、新たな環境への適応や通学負担、対人関係への不安などを抱える生徒もいることから、現在、区長部局の相談・福祉機関で行っている継続的な支援について、さらなる連携体制の充実を図る必要があります。
2点目は、義務教育段階への継続的な関わりです。現在、区内の都立・私立高校では、地域や区立小・中学校、フリーステップルームと連携した高校生によるボランティア活動などを行っております。また、区立小・中学校やフリーステップルーム、教育相談室等と連携しながら、不登校児童・生徒の学びや居場所づくりを支えております。こうした連携をさらに充実させ、中学校卒業後の進路選択や高校生活への円滑な移行につなげてまいります。
3点目は、区内における多様な進学先の確保です。生徒や保護者にとって身近な進学先があることが重要であるため、区内関連部署と連携し、一人ひとりの状況や学び方、生活スタイル等に応じた進学先を確保するとともに、地域の中で安心して学び続けることのできる環境の充実を検討してまいります。
御報告は以上です。
白井ひでふみ委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
間ひとみ委員
御報告ありがとうございます。この報告が、ちょっと唐突感があるというか、プロセスが見えないなということを感じているんですけれども、そもそもどういうプロセスがあってこの区内における、最後のところですね、タイトルでもありますけど、区内における進学先の確保をしなきゃいけないというふうになったのか、そのプロセスの部分を教えてください。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
先般の第2回定例会の当委員会におきまして、令和7年度不登校児童・生徒の支援状況等について報告させていただきました。その際、不登校生徒の進路の状況を踏まえ、不登校生徒が多様な進学先を選択できるよう支援の在り方を検討していくと御報告させていただきました。さらにその後、先日7月31日に開催された総合教育会議におきまして、不登校生徒の中学校卒業後のフォローアップや通いやすい進学先の確保について、区長や教育委員が協議をしました。こうした議論を踏まえまして、やはり不登校生徒の中学校卒業後の進路や学びの継続をどのように支えていくのか、それが重要な課題であると認識しておりますので、本委員会で皆様の御意見を伺いたいという場面としまして御報告させていただいたものでございます。
間ひとみ委員
その総合教育会議の中でということってすごく大事なことだと思うんですけれども、どうして今回の資料にそれが書かれていないんでしょうか。ここが唐突すぎるとやっぱり感じるわけですよね。一応そういうプロセスがあってここにたどり着いているのであれば、そういった経緯もお示ししていただくのが丁寧だと思うんですね。その辺はいかがでしょうか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
今私が御説明させていただいた経緯、教育委員会として考え方を積み上げてきたという経緯につきまして、本来ならば資料に記載させていただいたほうが丁寧な御説明につながったものかと思っております。
間ひとみ委員
とはいえ、私も傍聴をいたしましたけれども、ついこの間あった総合教育会議、そんなに時間がたっていなくてという中で、前回、委員会の中でも、もちろん不登校支援というところでは状況を報告は頂いたんですけれども、何か教育委員会らしくないなというふうに思ってしまうのは正直なところです。
タイトルにあるとおり、不登校生徒の通学先の確保というところで、結論として区内における多様な進学先の確保というのがあるんですけれども、私はやっぱり進学先の確保以上に、どうソフトの部分をしっかりと支援をしていく、伴走支援をしていけるのかというところのほうが重要かなというふうに思っています。仮に区内に施設がなかろうとも、我が会派としては、高校生の支援というところも大事ですよねというのを訴えてきた中ではもちろん大歓迎なんですけれども、大事なのはソフトの支援なんじゃないのかと。それがここに大して示されていないというところがとても気になります。唯一そうかなと思う部分でいえば、4の今後の検討課題の中の(1)、最後のところに「更なる連携体制の充実を図る必要がある」というところかなと思います。前回の委員会の報告の中でも、じゃあすこやか福祉センターとの連携ってどうなっているんですかということを伺ったときに、正直、情報提供というところにとどまっているというような御答弁だったと思います。そこをどのように充実させていって、具体的にどう支援を拡充するのかというのがありきで、区内での進学先というところを併せて報告いただきたいなというのがあるんですけれども、その辺は、今ここで見えなくても、所管としてお考えのことってどういうことなんでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
先の委員会でも御報告させていただいたとおり、卒業後の生徒に関しましては、すこやか福祉センターとの連携というのが重要だというふうに考えているところであります。現在は、要保護児童対策地域協議会という場で情報交換をしていくということがメインの支援ということで、そこで情報提供することですこやか福祉センターにつながり、必要なときに必要な支援が受けやすいように、円滑に受けられるような体制を今整えているところですけれども、やはり情報だけをやり取りしているという状況ですと、なかなか実際に生徒なり保護者がそこで支援を受けてみようという行動に移らないという現状もございますので、今年度から学校または教育委員会がコーディネーター役となって、卒業前の生徒、それから保護者の方と個別に相談機関の担当の方と顔合わせをして、状況を情報共有するというような機会をさらに拡充をしていきたいなというふうに考えてございます。
間ひとみ委員
そういった口頭で御説明いただいたような拡充の部分を、しっかりと資料としてもお示しいただくことが大事かなというふうに思います。
3の区内の高校に進学した不登校生徒の声の中の「支援に関すること」というところの中に、「中学校で支えてくれた先生や相談員と相談しやすいので心強いです。」というのがあります。こういったところも実際あるかと思うんですけれども、別にここって、少なくともこういう御意見があるのであれば、区内の既にある高校と中学校との連携をさらに強めていくということも可能かと思うんですね。なので、すこやか福祉センター以外の部分でも、どういったところに目を向けて支援を拡充させていくのか、一定考えもおありかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
区内の進学先との連携ということでいいますと、最近、指導室で主催をしている研修会の中で、特に中学校の進路指導をメインで担当する先生方が、例えば区内の都立稔ヶ丘高校ですとか都立中野工科高校、こういったところに実際現場に行っていただいて、高校の先生から御説明を受け、そして連絡体制を構築して、不登校のお子さん、もちろん保護者の方の許可を得た上でというところではありますけれども、情報交換をできるような体制が整いつつあるところでございます。
また、フリーステップルームを中心として行っています、学校に通いづらい保護者の会に、都立中野工科高校や都立稔ヶ丘高校の先生方に実際に来ていただいて学校説明を行っていただいて、そういったところから都立稔ヶ丘高校や都立中野工科高校へ行ってみようという、実際に進学しているお子さんも徐々に増えてきておりますので、やはりここら辺の区内の学校との連携というのはもっともっと進めて、できれば教育委員会がこのように主導せずとも、各学校の先生方が実際に現場に行って、生徒と一緒になって学校見学会に参加するような、そういう自主的な取組というところまでつなげていきたいなというふうに考えてございます。
間ひとみ委員
ありがとうございます。区内であろうと区外であろうとよく聞くのが、夏休みまでは通っていたけれども、その後が続かないというお子さんもいらっしゃるというふうに聞いているんですが、夏休み後もしっかりと通っていらっしゃるお子さんの把握とか、それがその後の追っかけていくというところにもつながっていくと思うんですけれども、その実態把握というところは今どのようにやっていて、今後改善があればしていく等、お考えをお聞かせください。
井元教育委員会事務局指導室長
御指摘のとおり、まさに今夏休み期間でして、その前に例えばフリーステップルームに通っているお子さん、そこから卒業して進学をしたお子さんの状況などは把握をしております。また、各学校においても担任の先生が把握をしているところですけど、なかなか1年間通して通学ができているかというところをしっかりとスクリーニングのような調査をかけて行えているというところまではまだまだ行えていない部分がございますので、やはりそういったところをさらにきめの細かい支援というものをやっていこうかというふうに思っています。まずは今年度、フリーステップルームではそのような取組はしっかり行っていきたいというふうに思っておりますし、また、高校1年生のお子さんがフリーステップルームに来て、現役の小・中学生と触れ合う機会みたいなものも定期的に設ける中で、しっかりと職員が卒業生の状況を把握できるような、そういった体制をつくっていきたいと考えてございます。
間ひとみ委員
そうですね、高校生が中学生にメンター的に関わったりするというところでも、つながりでいろいろ把握というところにもつながるといいかなというふうに思います。
3番の、戻りますけれども、区内の高校に進学した不登校生徒の声で、「区内の」で限定なんですよね。区外の学校に行っている子たちの声というのがここにはないんですけれども、そういったところの情報収集もされていた上で、今回区内に限定して書かれているということなんでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
今回は、区外の高校に進学したお子さんに直接声を聞いているということはございません。昨今、区内に進学するお子さんが非常に多くなっているという現状がありますので、どうしてそういう現状があるのかということを調査するために今回聞き取っておりますので、区外の生徒さんに関しては今回の調査の対象外とさせていただいております。
間ひとみ委員
これあるあるなんですけれども、利用者の声だけを聞いて、なぜそれを利用しなかったのかという対象外の方の声は聞かないというのが本当によくあるなと思います。今回が区内の高校というところに目を向けていたがために区外というところが聞けていないのであれば、やはりそこもしっかりと把握した上で、区内の学校に行っていようと区外の学校に行っていようと、全ての不登校を経験した高校生に対してどう支援するのが必要かということを分析した上での制度の構築というところをしっかりとやっていただきたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
今後、支援の在り方を検討する中で、そういった生徒の声も反映しながら検討を進められるようにしてまいります。
広川まさのり委員
この報告は不登校生徒の進学先の確保ということで、書かれている内容を見ると、1つ目ではこの3年間で区内進学者数は3.5倍になっている。2のところでは不登校生徒にとって区内の高校に進学するメリットというのが書かれていて、3つ目に区内の高校に進学した不登校生徒の声ということが書かれているのを見ると、区としては不登校の生徒に区内の高校に進学をしていってもらいたい、増やしていきたいという、方向性としてそういうことなんでしょうか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
不登校生徒も含めまして多様な進学先の確保という広いレンジで考えておりまして、今回の資料は一つの仮説を検証するためのデータ分析、つまりそういう選択肢のありようとして、区内にそういう受皿があったほうがいいというものになっておりまして、そういった方向で……
白井ひでふみ委員長
違う違う。不登校生徒の子どもたちに、区内の学校に通ってもらいたいという意図なのかと聞かれている。不登校生徒も含め、ではない。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
不登校生徒が通える場所としては、区内が望ましいのではないかなと。通ってほしいという恣意的なところまでは意図しておりません。
石崎教育委員会事務局次長
我々としては、多様な選択先を広げていきたいというふうに思っています。その中で、今までの子どもたちの声であるとかを踏まえた中で、区内に一定程度需要があり、区内で学びたいという声があるのであれば、そこに対してはきちんと応えていきたいというふうには思っております。
広川まさのり委員
その多様なところというのは大事だと思うんですけども、ちょっと偏りがあるんじゃないかなと。この内容について。何かどちらかというと区内のほうに誘導していくような、そういう内容に見えなくもないと思います。先ほども間委員からありましたけども、区内じゃなくて区外の進学を選んだ、そういう声は聞かれていないと。ここにも載っていないわけですよね。この報告の中では、区内に進学することで登校への心理的ハードルの低下が図られるというようなことも書かれていますけども、逆に区内の、地域の学校に通うことに心理的なハードルを感じる方もいると思うんですよね。その辺りの声もしっかりと聞いていくべきだと思うんですけど、どうでしょうか。
石崎教育委員会事務局次長
資料の2ページ目のほうに、区内区外限らず、今の進学先については把握しているところは記しているところでございます。何も区内にあればそれで全てOKかというと、そういうことはないというふうに思っています。進学先として、ここにも書いてありますけれども、全日制の高校であるとか通信制の高校、通信制の高校といってもスクーリングがあるとかないであるとか、そういった学びの種類によって、子どもにとって合う、合わないというのはあると思いますので、そういった意味で多様な学びの場が身近なところにあればいいのか、当然、委員おっしゃるように、身近にあるところで知り合いに会う機会があって嫌だとかという声もあると思いますので、そこも含めた中での多様な学びの場というのが必要ではないかというふうには感じているところでございます。
広川まさのり委員
もちろん多様な学びの場というのは、これからもしっかり確保していってもらいたいと思うんですね。先ほどもちょっとありましたけど、進学しなかったとか、進学したけれども中退した、そういう生徒の声というのはやはり把握していく必要があるんじゃないかと思うんですね。卒業まで継続できているのかとか途中で退学する生徒がどの程度、どういう理由でいるのかというのを把握していくつもりはありますか。
井元教育委員会事務局指導室長
今年度も、フリーステップルームのほうでは、区内の学校に進学されたお子さん、それから区外の学校に進学されたお子さんの現状を把握しているところでございます。通えなくなってしまった理由というところまではまだ現在聞き取れてはいないんですけれども、そういったところもしっかりと聞きながら、高校進学後もフリーステップを拠点にお子さんの支援を続けられるような体制は取ってまいりたいと考えております。
広川まさのり委員
まだ十分に聞き取れていないということなので、その辺りはいろいろと仕組みを考えていってもらいたいというのと、中退した後どういった支援ができるのか、学び直しであったり就労であったり居場所であったりにどうつなげていくのかというところをぜひ考えていただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
多様な学びの場に含まれる内容としましては、今、委員から御案内いただいた就労の動機付けになるものとか、そういったような内容も関知できるような形で考えていければよいかなと思っております。
広川まさのり委員
ぜひよろしくお願いします。先ほどからあるように、多様な進学先の確保ということも言われていますけれども、それぞれ選択肢が増えれば、多様になればなるほど、情報が増えるわけですよね。その情報をやっぱり区のほうから生徒や保護者に分かりやすいように提示する、そういう取組が必要だと思うんですけども、その辺りはいかがでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
多様な進学先の情報提供につきましては、現在も行っているところですけど、やはり新たな場所等がまた設けられましたら、そういったところは逐一丁寧に御説明をしていきたいというふうに思っておりますし、先ほど申し上げましたとおり教育支援室のほうでも保護者会等もやってございますので、そういったところでも最新の情報をしっかりとお届けできるような機会を設けていきたいというふうに考えてございます。
木村広一委員
今回の報告ですけど、不登校の対策というのは、前回というか今年度に入って本当に力を入れてというかしっかりと取り組んでいくと。その延長というか、さらに卒業後もしっかりと支援していくということでは、こういう報告というのは非常に大事かなというふうに思っております。さらに、多様な選択という意味では、その中で、今回というか3年前ですかね、ここに書いているとおり、中野区内にそういった不登校を受け入れる通信制学校ができたからこういった現象というか、今までなかったことなので、その成果というか状況をこれから客観視して、中野区にとってどうなのかというのはいろいろ検証するのは非常に大事かなというふうに思っております。
そういった意味で、私もこの学校の地元ですので、この間も地元の盆祭りで生徒たちと一緒に夜の8時半まで作業というか一緒に物を売ったりとか、本当に地域に貢献する子どもたちが一緒にすばらしい取組をされていますし、あとはやっぱり地元の不登校を経験してきた父兄からも、これはいろいろ賛否があると思うんですけども、やはり中野区内で近くに通わせたいということも昔から結構あったので、そういったところで中野区内にそういった通えるところができたというのは、一つの非常に大きな進展だというふうに思っております。
そういった意味で、今回の報告というのは、今の中野区の現状の不登校の生徒たちの進学先という意味で、今どうなのかということを報告することは非常にいいと思います。その上で、ここの中で、例えば区内の高校に進学するメリットというふうに3つ書かれていますけども、メリットと書かれているんですが、実際これは想定されるメリットなのか、既に今行われているというか今ある学校の状況を見てこういったメリットがあったとか、その辺の詳しいことを教えていただけますか。
井元教育委員会事務局指導室長
こちらに書かれているメリットは、現在の生徒の状況を見てこういったよさがあるというふうに認識して、こちらに記載しているものでございます。やはり、例えば支援の継続性という意味でいきますと、スクールソーシャルワーカーに関わっているお子さんが非常に多くて、高校に行くとなかなか学校の先生とのつながりというのは薄くなるんですけれども、スクールソーシャルワーカーとは常日頃連絡を取っているところなんかが実際にありますし、それを介してフリーステップルームに来てボランティアをやるみたいなこととか、そういったものも非常に今現実として目に見えるメリットとしてあるというふうに認識をしているところでございます。
木村広一委員
そういった意味では、ここで出ているメリットというのは、今実際に行われているところで感じたメリットということになるかと思うんですけども、そういった意味では、中野区内にそういった学校ができたからこそ分かったというか検証できた結果というふうに思っております。そういった意味では、今この中野区でのいわゆる不登校生徒への対策という意味では、これは私立学校ですけども、一つの区の不登校生徒に対する取組を補完しているという機能というふうにも捉えられるかと思うんですけども、その辺はいかがですか。
井元教育委員会事務局指導室長
例えばフリーステップルームにおきましては、毎週の水曜日の午後に体を動かすような体験活動を行っているんですけれども、そういったところにこの近隣の高校生が来てくれて、子どもたちと一緒になって遊んでくれたりとか、体を動かすとか、そういったボランティアというものが定期的に行われているというところは、非常に小・中学生にとっても効果的な取組になっているかなというふうに考えてございます。
木村広一委員
それで今、機能というところの話なんですけど、いわゆるこういった高校が中野区内にあるというところの一つの機能、今の学校がどうこうというよりも、中野区の今後の不登校生徒に対する支援という意味では、そういった中野区内に学校があったほうがいいという認識を恐らく持たれていると思うので、今のその学校というよりも、中野区内に今後もそういった学校があったほうがいいということを教育委員会としてももし仮に認識されているのであれば、それはそれでいろんな所管との調整が多分出てくるかと思うんですけども、教育委員会としてもそこはそういった機能ということが必要だということはぜひ所管にも伝えていったほうがいいかと思うんですが、いかがですか。
石崎教育委員会事務局次長
特定の学校ということではなくて、やっぱり先ほどから申し上げているとおり、多様な選択肢があったほうがいいというふうに思っていまして、区として使える資源であるとか資産であるとかというものとか、支援ができるものというのは教育委員会内だけでは限りがありますので、区がこういった方向性で教育委員会が行きたいというふうに決めた際には、全庁を挙げてどこの部分にどういった支援ができるのか、どういったものが提供できるのかというものは、全庁的に考えていきたいというふうには思ってございます。
石坂わたる委員
何点か伺いますけども、最初に3ページ目ですね。先ほど他の委員からも質問がありました、区内の高校に進学した不登校生徒の声とありますけども、こちらどのようにこれを把握したのかを知りたいところです。例えば全対象者に何かしら聞き取りをしたのか、あるいは無作為抽出したのか、あるいは何かきっかけがある方に行っているのか、教えていただけますでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
こちらは、今年6月から7月にかけまして、フリーステップルームに通っていたお子さんの中から、区内の高校に進学したお子さん3名の方に話を伺って聞き取った内容でございます。
石坂わたる委員
その3名はどういうふうに抽出したのか教えていただけますでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
まず、声のかけやすいお子さんがいますので、そういったお子さんに聞いたというところでございます。
石坂わたる委員
そうしますと、恐らくフリーステップルームに卒業後も来ているような子たちかなと思うんです。そうするとやっぱりうまくいっている子である可能性が高いんじゃないのかなと。逆にうまくいっていなくてひきこもってしまっていると来られませんから、その点ちょっと偏りがあると思うんですが、いかがお考えでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
御指摘のとおり、フリーステップルームに卒業後も通ってきているお子さんに今回聞いてみましたので、先ほども答弁させていただきましたけども、今後については、やはり広く様々な方の声が反映できるような検討をしていきたいというふうに考えてございます。
石坂わたる委員
あくまでも聞きやすい子たちに聞く機会があるのはとてもいいことだし、こういう声がありましたよと紹介いただくのも重要ですけども、これだけ見ますと、どういうふうに抽出したのか分からないので、やはりそれは、委員会の資料としては作り方を考えていただきたいなと思います。客観性などの問題もありますので。
あとそれと、1ページ目に戻りまして、不登校生徒の進学状況の種別という形で、通信制高校という形で令和7年度であれば43名という数字が出ていますけども、この中で、完全に自宅で勉強されているお子さんもいれば、サポート校に行かれているお子さんもいると思うんですけども、その内訳とか細かい数が分かればうれしいですけど、大体どのぐらいとかというのは把握されていたりとかするんでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
詳細な数字につきましては今手元にないんですけれど、2ページにございます(3)の表の私立高校(通信制)、ここに書かれている学校に関しましては、全てサポート校の、いわゆる近隣にキャンパスがあって、週に1回なり2回なり通っていくような体制の学校がここにリストアップされておりますので、ほとんどの生徒さんがそのような学び方をしているという状況でございます。
石坂わたる委員
その辺も、自宅で勉強されているのか通えているのかもあると思いますので、そこも載せ方を考えていただけたらなと思います。
あと、先ほどの間委員や広川委員の質問の中でだと、多分、分からないところかなと思うんですが、一応念のために伺いますけども、この合計の数の中、82名と令和7年度があって、6年度が88名、5年度が90名という形ですから、まだこの子たちは高校卒業まで至っていないわけですけども、大体不登校だったお子さんがどの程度卒業できているとか、あるいはどの程度中退しているとか、留年の発生の状況ですとか、そういうところの大体の数とか、あるいは傾向とかというのを把握されていますでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
先ほども答弁申し上げたとおり、卒業後のお子さんの学習の状況というところは、まだまだ把握が不十分なところでございます。
石坂わたる委員
そこは把握できていないというところがある中で、やはりそれも今回、不登校生徒の進学先の確保の中で、区内のほうが支援しやすいのは分かるんですけども、実際その辺が区内と区外で差があるのかというのも今後調べていただきたいなというふうに思うところです。
あとそれと、引継ぎについて、先ほど学校や教育委員会のほうが情報についてコーディネーター役を果たしていくという話が出ましたけども、やはり気になるのが引継ぎ先というのかな、その引継ぎ先について、やはり情報だけじゃなくて、ふだん学校に来られたときとか、あるいはフリーステップルームでもいいですし、あるいはN組でもいいですけども、どういうふうにその子が勉強している状況なのかというのを見てもらう機会というのはないものなんでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
在学中にすこやか福祉センターなどにつながったお子さんに関しましては、そういったところで実際に面談をするというところまでつながっているところもありますけれども、まだまだそういったケースは多くありませんので、今後増やしていく必要があるかなと考えてございます。
石坂わたる委員
今、すこやか福祉センターの話も出てきましたので、すこやか福祉センターが絡めばというところではあるんでしょうけども、学校や教育委員会がコーディネーター役を果たすというのはいいなと思う反面で、やはりどうしても、先生方が異動してしまって、その子が高校3年間過ごす間に、改めて中学校のほうに何かお願いしようと思っても、もう人がいないとかそこまでは対応できないということが出てきてしまいそうな感じもするんですけども、その辺りは、その子が高校3年間を過ごす間というのは、継続的に関わってもらい得るのか、そこは難しいのかというのはどうなんでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
在学中にスクールソーシャルワーカーに関わったお子さんに関しましては教育センターのほうで、また、あと教育相談室も同じですけれども、そういったお子さんに関しては教育センターのほうで情報をしっかりとストックして、いつでも連携できるような体制を整えているところでございます。
石坂わたる委員
ただ、今後全面的にこれをやっていくのであれば、そうした関わりがないお子さんについてはどうしていくのかも重要だと思うんですが、その辺ってどうなんでしょうか。
井元教育委員会事務局指導室長
やはり在学中にしっかりとスクールソーシャルワーカーが関わるような機会をさらに拡充して、より多くのお子さんをサポートできるような形を取っていきたいというふうに思っております。
石坂わたる委員
ありがとうございます。あと、恐らく卒業後に関してはスクールソーシャルワーカーが関わるという話がありましたけど、そこはスクールソーシャルワーカーの業務として位置付けられて今後これを進めていくのか、あと私どもよく分からないところが、関わってもらうことはうれしいことでありますけども、スクールソーシャルワーカーがあり、また、すこやか福祉センターがあり、また、場合によっては子ども・若者支援センターなんかもこの部署にはあるわけですけども、どこが最終的に責任を持って関わっていくのかというところの責任の所在というのはどうなんでしょうか。
石崎教育委員会事務局次長
その関わり方というのはすごく大切だというふうに思っています。やっぱり継続的に関わるということであればそれまでのつながりを通じたすこやか福祉センターになるでしょうし、単発に相談したいという場合には子ども・若者支援センターがそこの中心的役割を担うと思っていますので、そこについてもしっかり、こういう場合はここに相談というようなところを整理した上で、きちんと子どもたちに周知できるようにしていきたいというふうには考えてございます。
石坂わたる委員
ぜひお願いしたいというか、実際に起こり得ることとして、どこかがやっているだろうと思われてしまうのが一番怖いので、そこは責任を持って手を出していっていただけたらなと思うところです。
あと、最後のページのところですけども、区内における多様な進学先の確保について、このタイトル自体も不登校生徒の進学先の確保なのでとても重要なところではありますが、ただ、生活スタイル等に応じた多様な進学先を確保する必要があるというところがある中で、とはいえ高等学校は都立であったりとかしますし、今回の資料で示された進学先なんかでも、区内に都立稔ヶ丘高校というチャレンジスクールが中野区はあるし、都立中野工科高校もあるしというところはメリットでありますけども、例えば唯一の単位制、無学年制の新宿山吹高校は中野区にはありませんしとかという中で、中野区の中に何かしら確保するために東京都や国に対して何か要望して、中野区内にそれを拡充していくという考え方まで、そこまで含んで考えていくのか、あるいはそこではない何か別の形で確保という点で何かされていくのかどうか教えていただけますでしょうか。
石崎教育委員会事務局次長
一足飛びに全てが完全にできるということは難しいと思っておりますので、今回、こういった方向性で進めていくというところで、一歩一歩できるところから進めていきたいというふうには考えているところでございます。
石坂わたる委員
ありがとうございます。やはり確保も視野に入れてやっていただくことはとてもありがたいところではありますけども、ただ今回、報告内容を伺ったりですとか、あるいは現状に鑑みたときに、やはり不登校生徒の高校進学後についていかに把握をして、サポートを続けていくのかというところが重要なことであって、進学確保について、確保がそこで動きますよという段階では恐らくないんじゃないのかなと思うところなんですけども、やはりその辺りタイトル出しという言い方も変かもしれませんけども、やはりこれだと場所を確保していくというふうに読めてしまうタイトルですし、その辺りどうサポートしていくのかというところにウエートを置いたような表現の仕方とかを、今後、また多分これに関しては報告の機会があると思いますので、ちょっとそこは工夫をしていただければと要望しておきます。
森たかゆき委員
御報告ありがとうございます。まず、間委員のほうからちょっと唐突ですねという話をさせていただいたときの答弁でよく分からなかったんですが、教育委員会として議論を積み重ねてきたとおっしゃいましたか。ちょっとそこを確認させてください。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
教育委員会の定例会においても、先般の第2回定例会の報告案件、それから総合教育会議は委員も御出席されていましたので、そういう場面の設定もいたしましたし、そういった議論の場を設けてきた、協議の場を設けてきたという認識ではあります。
森たかゆき委員
そういうことが聞きたかったんじゃなくて、基本計画に不登校支援とあるわけですよ。ここには児童・生徒しか書いていないんですけど、このときから高校生というものも視野に入れていたんですか。当時、そんな話は全く聞いていなかったけれども、実は考えていたというようなことがあるんですか。
石崎教育委員会事務局次長
これまで、教育委員会としては、一義的には義務教育、区立である小・中学校について議論してきたところで、ここのところ不登校対策について近年かなり力を入れて中野区の教育委員会としては進めてきたというところでございますので、その先についてスパン的に重ねてきたかと言われれば、ここ数年というか最近のところで間口を広げて議論をしたというようなことにはなりますので、計画の中に位置付けるほどきちんと議論を積み重ねてきたかということについては、なかなかそこまではこれまでは広げて考えてこられなかったかなというところでございます。
森たかゆき委員
だと思うんですよ。基本計画の不登校対策のところを素直に読めば、これは小・中学生が対象なんですよ。だけど、ここに来て高校生のという話が、私から見ると降って湧いてきたように出てきている。これはすごく大事なことだと思っているんです。少し昔話をすると、もう十数年前ですけど、不登校じゃないですけど、少し支援が必要な高校生の方の御相談で教育委員会とお話をさせていただいていたときに、高校生は東京都ですからと当時言われたんですよ。いや、違うでしょと。区立の小・中学校があって、高校はない。都立の高校があるというだけじゃん、それって。高校生だって区民でしょう。ちゃんと支援しなきゃ駄目だよと思って、当時子ども文教委員会の委員長を最初にやったときだったので、福岡市の施設がそういうのをやっているといって視察まで行ったんですが、そのときからすると隔世の感があるわけですよ、こんなことまでやってくれるというのは。奨学金の話もそうです。学習支援事業も高校生に広げてくれました。これものすごくいいことだと思うんですが、画期的であるがゆえに、あまりに唐突感が強過ぎると思っているんです。しかも、私は、中野区教育委員会は「小・中学校教育委員会」だと思っています。区立の幼稚園があと二つありますけどもね。一般的に教育委員会がやるような文化事業とか社会教育の事業は移管しちゃっているわけじゃないですか。そっちをやらないで高校生のほうには広げる。こういう意味でも非常にこれは大きな話だと思うんです。なので、やるのはいいんだけれども、もう少し体系立った位置付けと意思決定のプロセスが必要じゃないかなと思っているんですが、いかがでしょうか。
石崎教育委員会事務局次長
今、委員がおっしゃったまさにそこのところを、教育委員会というか私どもも考えています。これまで、昔委員から言われたときも、高校進学先についてはその状況は分かりませんというところでした。一方、ここのところ、委員おっしゃったように奨学金の制度が出来ました、塾についても高校生年代まで行きましたというところの中で、不登校についてどうなんだみたいなところを考えたときに、そこが一番ちょっと今、学びの場の継続ということについてはどうなんだといったときに、なかなか考えられていなかったなというのはあります。そこをどこがやっていくんだと考えたときに、教育委員会なのか、中野区の一つの施策の売りとしては、教育委員会と子ども教育部が連携をしてやっていく、一体的にやっていくというところがあります。私は子ども教育部長でもございますし、教育委員会事務局次長でもあるので、今回子ども・教育政策課長のほうから報告をさせていただいていますけれども、まずは教育委員会、子ども教育部のそこの主務担当の部長のところでこの問題についてどう考えていくのかというところを考えていこう、考えましょうというところで、今回この御提案をさせていただいたというところでございますので、そういった意味では今後しっかりと、そこをどこが担当していくのかというところも含めて考えていきたいと考えているところでございます。
森たかゆき委員
よく分かりました。だから、逆に言うと、今はその段階ということなんですよね。それで、この報告は、今後の予定が一言も書いていないわけですよ。要するに、どこがどういう責任を負うかという議論をちゃんと庁内でやってもらわないといけない。それは区長部局を含めてやっていかないといけないという話と、先ほど来、他の委員がいろいろ質問しているとおり、まだいろいろ実態が分かっていないところがあるから、そこを調査していかないといけないという意味でいうと、今ここに今後の予定を載せられるほどの話が煮詰まっているわけではなくて、今後、中長期にわたって検討して実現をしていきたい、こういうふうに考えているということなんでしょうか。
石崎教育委員会事務局次長
今回の御報告については、このタイトルにありますように、不登校生徒の進学先の確保についてというこの幅広い支援、これまでいろんな委員からハードができればそれでいいのかということでもないし、伴走支援はしっかりしていくべきではないのかという様々な御意見を頂いて、今後はそれについてしっかりと構築していくわけですけども、その中の一部分である、そうはいってもまずは子どもたちが多様な選択ができる一つの場所を区として考えたほうがいいよね、それについての考え方についての全体の一部分について御報告をさせていただいたというところでございます。委員おっしゃるように、その全体像があるでしょうと。まさにそのとおりでありまして、そこについては今後しっかりと区長部局、教育委員会事務局が一体となって考えていく必要があるかなというふうには考えてございます。
森たかゆき委員
よく分かるんですが、質問は「やっぱり少し時間がかかって構築していくような取組なんですか」なんです。
石崎教育委員会事務局次長
時間軸については今結論が出ているということではなく、しっかり取り組んでいくべきものだと考えてございます。
森たかゆき委員
不登校生徒にとって区内に進学するメリットって(1)(2)(3)と書いてあって、これは私から見ると「という生徒もいるよね」という話であって、(1)と(2)については、私はこれがデメリットになるようなお子さんもいるんだと思います。地域、自分のことを知っているところから少し離れて、高校についてはちょっとリスタートをしたいというような意向のお子さんもいらっしゃるんだろうと思います。(3)については、別にこれは、例えば区内の高校に通っている他区の生徒だってこういうことをやっているわけですから、地域性云々の話ではないと思います。という意味でいうと、一定区内で身近な場で通えるところが欲しいというお子さんもいるということに過ぎないと思っています。逆に言うと、過ぎないんだけれども、一部そういうお子さんもいらっしゃる。それに対して受皿の枠が足りませんよという話だったら話は分かるわけですよ。だけど、そういう仕立てにはなっていなくて、いやいや、区内に進学するのがいいんですという資料になっている。そこにものすごく違和感があるわけですよ。だから、区内に誘導しようとしているんじゃないかというふうに見える。そうじゃないんですよというのが御答弁なので、そうじゃないところを次の報告のときにはぜひお示しをしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
石崎教育委員会事務局次長
先ほど、他の委員の方からも区内にあればいいということなのかと御指摘いただいたときの御答弁と重なることですけども、教育委員会としては多様な場を提供するということが必要だというふうに考えてございます。それがしっかりと伝わるような資料作りに努めていきたいというふうに考えてございます。
白井ひでふみ委員長
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
ちょっと休憩していただいていいですか。
(午後2時28分)
白井ひでふみ委員長
委員会を再開いたします。
(午後2時39分)
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、4番、平和の森小学校移転後跡地における施設整備の検討状況についての報告を求めます。
佐藤子ども教育部、教育委員会事務局子ども政策担当課長
それでは、平和の森小学校移転後跡地における施設整備の検討状況につきまして御報告をさせていただきます。(資料5)
本件につきましては、共通の資料により総務委員会及び厚生委員会でも御報告をするものでございます。
令和8年3月策定の中野区区有施設整備計画では、平和の森小学校移転後の跡地に中高生年代向け拠点施設を含む複合交流拠点、児童発達支援センターの整備、野方保育園の移転を行うこととしております。本跡地における施設整備の検討状況について御報告をいたします。
1番、本跡地の活用の考え方でございます。こちら多様な区民が交流できる場とすることで、気軽な相談場所としてだけではなく、多世代交流による世代を超えた価値の創出や地域コミュニティの醸成に資する複合交流拠点を整備します。また、区の発達支援の中核機能を担う児童発達支援センターと、医療的ケア児を含めて保育が可能な保育園を整備し、個々のニーズに応じた横断的な療育相談など、質の高い支援や保育を実現してまいります。
本跡地の活用に当たっては、防災まちづくりの視点を踏まえまして、広域避難場所である平和の森公園へのアクセスを意識した敷地内の動線を整備し、平時にはオープンスペース、非常時には防災スペースとして機能する魅力ある広場空間の整備を検討してまいります。
次のページに移っていただき、2番、本跡地に整備する機能でございます。本委員会にて所掌する機能について御説明をいたします。
まず、(1)のア、中高生年代向け拠点施設でございますが、中高生年代が自由に過ごせる居場所機能に加え、交流、学習、音楽活動、軽運動、相談支援等の機能を備え、中高生年代の社会参加や地域とのつながりづくりを進める拠点としてまいります。
次に、(3)の野方保育園でございます。区立保育園の担ってきた機能、役割に加えまして、これまで預かることができなかった医療的ケアの必要な子どもを受け入れるとともに、地域の子育て支援を充実してまいります。あわせて、児童発達支援センターや複合交流拠点との連携、交流を図ってまいります。
次のページを御覧ください。3番、本跡地の活用のイメージですが、施設や広場の大まかな配置、平和の森公園への動線を含め、検討に当たっての着眼点を示したものになります。
続いて、4番、地域説明会の開催につきまして、8月31日の19時から、区役所6階にて説明会を開催する旨、中野区報と区ホームページにて周知をしてございます。本日の報告内容に沿って、本跡地の活用の考え方などを御説明する内容となります。
次のページに移っていただき、5番、今後の予定でございます。令和8年12月には、このたび報告する各機能に係る基本構想の案を策定いたしまして、順次こちらの案について意見交換会や意見募集を実施いたします。寄せられた意見を踏まえまして、令和9年3月に基本構想を策定予定となってございます。令和9年度以降の予定につきましては資料に記載のとおりでございます。
御報告は以上でございます。
白井ひでふみ委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
間ひとみ委員
御報告ありがとうございます。こちらの施設に関しても、旧鷺宮小学校のところと同様に、広さであったりというところはまだ決まっていない状況での報告かと思います。という中で、もう少し鷺宮小学校のところよりは広さもあるのかなと思うんですけれども、地形がちょっと特殊というところで、どういう建物を建てていくのかというところが気になる部分であります。というのは中高生年代向けの拠点施設というのは、やはり中高生が自由に過ごせる、ほかに気を遣わなくて過ごせる特別な場所であるべきだと思っていますので、小さい子たちがすぐ近くにいるような状況だと、やはりそこに気を遣ってしまったりというところもあるかと思うので、一定そういったところにも配慮した建物でないといけないのかなというふうに思っているんですけれども、それが、例えば1棟にするのか2棟にするのか3棟にするのか4棟にするのかで全然変わってくるかと思うんですが、そういった議論というのは今のところどういうふうになっているのか、お答えできる範囲でお願いいたします。
佐藤子ども教育部、教育委員会事務局子ども政策担当課長
委員おっしゃっている中高生年代のスペース、機能につきましては、やはり我々のほうとしてもある程度の専用の諸室であったりとか機能が必要なものというふうに考えております。各施設の機能、大きさ等につきましては、資産管理活用課のほうを中心に全庁的に取りまとめて決定していくというふうに考えてございます。現在、資産管理活用課のほうでは、この複合施設等の検討に係るコンサルティング業務の委託を出しておりまして、そちらのほうの成果物として想定ボリューム等、また、建築配置のパターンというものが検討されてくるというふうに聞いてございますので、現段階では配置の棟数等々に関してはまだ決まっていないというところになってございます。
間ひとみ委員
今後の予定の中に、12月にもう基本構想(案)が出てくるということですけれども、この前の段階で、もちろんというか報告が頂けるのか。我々がその建物に関すること等を知り得る機会というのはいつ頃になるんでしょうか。
佐藤子ども教育部、教育委員会事務局子ども政策担当課長
こちらは、全庁的に他の委員会、厚生委員会、総務委員会等との足並みを合わせるというところもございます。資産管理活用課のほうが音頭を取っている中で聞いているのは、この基本構想の案を策定したタイミングには、ある程度の施設の配置ですとか規模感というものが出てくるというところになってございますので、そういったものを議会等でも御報告していき、また、意見交換会、意見募集というふうに進んでいくというふうに考えてございます。
間ひとみ委員
ありがとうございます。中高生年代向けの拠点施設というところでは、(仮称)ティーンズベースのほうが今現在もできているというのが、非常にタイミングとしてよかったなというふうに思っています。実際にこの施設を造っていくに当たって、本当にこのスケジュールどおりに今年度中に基本構想を策定していくと、このスピード感でやっていくのであれば、やはりゼロから考えるよりはベースがあって、これをどのように、この中の大切な機能は何なのか、もっと加えるものは何なのかというところを、実際の施設ありきで考えられるというところが本当に役に立つかなというところですけれども、やっぱり中高生のリアルな声を聞きながら造っていくというところが重要な中で、どのようにそこの意見を聞いていくのかをお伺いします。
佐藤子ども教育部、教育委員会事務局子ども政策担当課長
こちらナカノティーンズベース(仮称)ということで、教育センター分室を活用した中高生年代の居場所に関しまして、8月1日から実施をしているところでございます。こちらのスケジュールのほうでは、12月に基本構想の案を策定するというふうに、その後意見募集をするというふうにありますけれども、各機能におきましては、それぞれの所管において必要な意見聴取を行うようにということで、資産管理活用課のほうで音頭を取って、全庁的に進めているところでございます。
こちらの中高生年代向けの拠点施設につきましても、現在あるこのナカノティーンズベースの利用者であったりですとか、こちらで開催される中高生年代が中心になった会議体、そういったものでこの施設の意見を聞いていくというところも考えてございますし、そのほかにも現在実施しているティーンズ会議、中野区の子ども会議ですね、そういったものを含めて広く意見を聞いていきたいと。そちらのほうをこちらの平和の森小跡の中高生施設のほうにもつなげてまいりたいというふうに考えてございます。
間ひとみ委員
児童館の中高生機能強化型とは違う施設なわけですから、やはりここでしかできないというところをしっかりと構築していただきたいなというふうに思います。
その次に、(2)の児童発達支援センターとも関わることですけれども、(3)の野方保育園のところで伺います。以前、1年ほど前、去年の第3回定例会で、児童発達支援センターと保育園というところを一体となって取り組んでいくということをやっていらっしゃるところで、世田谷区、近くでいえば保育園があるんですけれどもというところで質問をさせていただいたところです。御答弁の中でも、そういったところを参考にしながら区内のインクルーシブ保育というところもしっかりと取り組んでまいりたいということで頂いているんですけれども、ちょっとそこから考えると、まだ全然時間がたっていない中で、じゃあこちらに関しても基本構想をつくっていくまで時間がない中で、充実した調査等ができるのかというところがちょっと心配なところではあるんです。実際に御視察に行かれたり、そういったところの取組は既にしていただいているのかどうか、教えていただけますでしょうか。
田中子ども教育部、教育委員会事務局幼児施設整備担当課長
委員今御指摘の点でございますが、まず我々としては、今年度に入りまして児童発達支援センターと保育園を一体的に運営しているところ、都内でございますが、こちらの視察を行いました。そのほか医療的ケアの充実した取組をされている都内のまた保育園、それから複合施設内で認定子ども園を最近開設されたところ、その辺りについて現在視察を行っております。今後も関係部署とともに視察を行って、ぜひ参考にしていきたいと思っておりますし、基本構想に生かしてまいりたいと思っております。
間ひとみ委員
既に行かれていて、今後もというところで、すごく急いでいろいろやってくださっているんだろうなというところをお察しするところではあります。実際にやはり視察に行っていただければ受け取ることも多々あるかと思うので、児童発達支援センターと保育園をせっかく同じ土地の中で造ることができるという中では、ここの連携というところをぜひしっかりとやっていただきたいなというところです。
それで、医療的ケア児の受入れをしていく保育園となりますけれども、今後その医療的ケア児というのは何人ぐらい受け入れていくというところはもう決まっているのでしょうか。
田中子ども教育部、教育委員会事務局幼児施設整備担当課長
こちらの野方保育園につきましては10名を予定しております。現在、沼袋保育園、白鷺保育園、本町保育園のほうで各園2名受け入れておりますけども、来年度から弥生保育園のほうでも2名受け入れる予定となっておりまして、こちらの整備と合わせて18名受け入れていきたいというふうに考えております。
間ひとみ委員
18名ということは、沼袋保育園のほうは距離的には近いですけれども、そちらをのみ込むわけではなくて、そちらとは別途で10人新たに受け入れられるというようにするということですね。10人というと、これまでと全然環境が違うといいますか、区内にそういった施設がない中で、見え方であったりとか、本当に医療的ケアが必要な子がいても、普通の保育園との違いというのがいい意味の違いであって、本当にそれがすばらしい保育の環境なんだよというところがしっかりと伝わっていくということも非常に重要かなと思いますし、そのためにも支援体制だったりとかというのが必要だと思うんですけれども、いきなりその10人というところでいくのか、お考えをお聞かせください。
田中子ども教育部、教育委員会事務局幼児施設整備担当課長
医療的ケア児の支援に関しては、個別性もかなり大きくなっております。現在、区立保育園で受け入れて、我々のほうでもノウハウを蓄積しているところですし、段階的に拡大しているところでございます。その中で、やはり新しく野方保育園で実現するというところは、個別保育でしたり、今までできなかった医療的ケアのお子さん方の受入れ、そういうようなところについてぜひ打ち出していきたいと思っておりますので、その辺り、関係団体の皆様ですとか保護者の皆様も含めて御理解を頂けるように今後進めてまいりたいと思っております。
間ひとみ委員
いつも保育園は身近な存在ではあるんですけれども、先日、区立保育園のほうで医療的ケア児の受入れをしていただいているその現場を見せていただきまして、やっぱりもう見るのと聞くのとでは大違いだなというふうに感じました。子どもたちが一緒に過ごすことで健常の子どもたちも得られるよさというのが本当にそこにあって、温かい場であって、それが小学校での何か支援が必要な子に対する目線というところにも本当に大きく影響をしていくんだなということを感じました。ですので、区としてそこの部分をしっかりと育んでいく拠点になるように、ぜひとも児童発達支援センターとの行き来であったりそういったところもしっかりと設計をして、区民の皆さんにもそこをしっかりと発信をしていけるような拠点にぜひしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
石坂わたる委員
何点か伺います。初めに、2ページ目のところで伺っていきますけども、まず、アの中高生年代向け拠点施設という形ですけども、こちらに「中高生年代が自由に過ごせる居場所機能に加え、交流、学習、音楽活動、軽運動、相談支援等の機能を備え」という形で書かれていますけど、こちらは若宮児童館のほうとここに列挙されているものの部分で違いがあるのかそうではないのか、教えていただけますでしょうか。
佐藤子ども教育部、教育委員会事務局子ども政策担当課長
若宮児童館、こちらにつきましては中高生機能強化型の児童館として整備するというふうな計画になってございます。こちらの若宮児童館のほうは、あくまでも児童厚生施設として、ゼロから18歳までの子どもとその保護者というところを対象にしておりますので、中高生機能強化型といいつつも、乳幼児への対応というところも必要になってくる、また、諸室においてもそのようなものが必要になってくると考えてございます。
こちらの複合交流拠点の中の中高生年代向けの拠点施設につきましては、主にやはり中高生を対象として専用の施設として考えてございますので、中高生年代が自由に過ごせる、また、軽運動や音楽活動に打ち込める、そういった施設、機能を整えていきたいというふうに考えてございます。
石坂わたる委員
そうしますと、軽運動や音楽活動は若宮児童館のほうにはなくて、こっちのほうにあるという意味になるのかどうなのか、その辺をどうやって強化していくのかというところが分かりますでしょうか。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
若宮児童館のほうでもこういった軽運動ですとか音楽活動を行えるような諸室の整備というのを検討しておりますが、今お答えいたしましたように、中高生専用施設ではないといったところの違いが大きなところかというふうに考えてございます。
石坂わたる委員
とはいえ、恐らく、中高生しかいない場所なのか、小学生とか幼児もいる場所なのかというところの、この利用の違いはあるのは分かるんですけども、やはり中高生をこちら打ち出すということであれば、同じことが小学生、幼児がいない場所でできますよというだけではなくて、この場所だからこそできる機能、ほかにはない機能というのをやはり考えていくべき施設になると思うんですね。その辺っていかがなんでしょうか。
佐藤子ども教育部、教育委員会事務局子ども政策担当課長
中高生拠点施設ならではの独自性というようなところの御質問かと思いますけれども、現在、教育センター分室のほうで実施しているナカノティーンズベースにおきましては、先ほど申し上げました例えば体を動かすとかという機能のほかにも、デジタルの関係、3Dプリンターを置いたり、レーザープリンターを置いたりとか、また、動画編集に打ち込める環境ですとか、そういった機能も設けております。なので、中高生自身の興味、関心を引き出すような、また、将来に何かつながっていくような、そういったきっかけができる体験、そういったものを充実させていきたいというのを中高生拠点施設のほうでは考えてございます。
石坂わたる委員
そうしますと、そうしたことができる場所というのかな、部屋というか、物理的なものも確保して行うという理解でいいんでしょうか。
佐藤子ども教育部、教育委員会事務局子ども政策担当課長
まだ機能として確定しているというわけではございませんけれども、中高生自身が専用室で、例えば工作等に打ち込めるような、いわゆるクラフトルーム的なものであったり、そういったものも、先ほどの多目的ホールみたいなものとは別に専用施設としては設けていきたい、要望していきたいというふうに考えてございます。
石坂わたる委員
ぜひ、ここならではというものがなく、似ているけども利用者が違うだけということはないような形で、今、施設のことを含めほかのことも余地があると思いますので、考えていただけたらなと思います。
あとそれから、こちらの施設について「中高生年代の社会参加や地域とのつながりを支援する拠点」とありますけど、具体的にどのようなことを考えているのかありますでしょうか。
佐藤子ども教育部、教育委員会事務局子ども政策担当課長
今のところこちらの教育センター分室で実施しているナカノティーンズベースのように、ユースワークの専門性にたけたスタッフ等々が常駐するような形での運営を考えてございます。そういった中高生年代からの悩みを吸い上げるような、そういうものにたけたスタッフとの日々の関わりの中で、不安や揺らぎ、そういったものを感じ取って必要な支援につなげていくというような形で、相談機能を個別に設けるというよりは、日々の過ごし方の中で相談ができるようなことというものを考えてございます。また、中高生自身がイベントを企画したり、参画して地域と一緒にそのイベントの実施主体になれるというようなところも考えているというところで、そういった社会参画につなげていきたいということも考えてございます。
石坂わたる委員
そうしたことをやっていく上で、やはりこの施設って男女共同参画センターだとか保育園と同じような施設になるわけなので、やはり子どもたちが何か企画するというときに、じゃあ何か多様性に関することに取り組んだことをやりたいねというのであれば男女共同参画センターが絡むこともできるでしょうし、あと幼児と一緒に、子どものために何かやってあげたい、ボランティア的なことをやりたいということであれば野方保育園が関わることもできるかもしれませんし、そうしたやはり複合拠点ならではの、他の部分についても行政の縦割りを超えて、やはり子どもたちが主体的に関わりながら一緒に何かをつくっていくとか、情報を集めながらやっていくということができるような連携も必要だと思うんですが、その辺っていかがお考えでしょうか。
佐藤子ども教育部、教育委員会事務局子ども政策担当課長
委員のおっしゃる視点、大変大事なところかと思っております。まさに複合交流拠点ならではの多世代の交流ですとか、そういったことも必要なものと考えてございます。こちらのほうは男女共同参画センターと中高生年代向けの拠点施設というふうになっておりますけれども、中高生年代向けの拠点施設として一定の専用スペースがありつつも、例えばロビー機能であったりですとか、男女共同参画センターと関われる、また、それが同じ敷地内にあるであろう保育園であったりですとかそういったところとも関わり合いが持てる、また、そういったことをイベントとしても実施できる、そういったことがこの複合交流拠点で行われるような仕掛け、工夫をしてまいりたいというふうに考えてございます。
石坂わたる委員
ありがとうございます。あとそれから、こちらの施設は児童発達支援センターも入る形ですけども、障害のあるお子さんが、若者向けの様々なイベントにおいて、障害のあるお子さんを見かけないというのかな、別に拒んではいないというのは分かるんですけれども、なかなか参加しづらかったりとかきっかけがなかったりすることはよく見聞きするところであります。ここの場合は児童発達センターも併設されている中で、そこの児童発達センターのほうに利用されるような中高生世代のお子さんがいたときに、そのお子さんがじゃあ中高生年代向けの拠点施設のほうに行ってみようかなと思えたりですとか、そこで一緒に何か取り組んでいけるとかというようなこともやはり視点として必要だと思うんですが、その辺っていかがお考えでしょうか。
佐藤子ども教育部、教育委員会事務局子ども政策担当課長
まさに委員のおっしゃるとおり、保育園、児童発達支援センターというふうな形で整備していくものになってございますので、そういった児童発達支援センター側にもこういったイベントがあるというところ、また、そういったイベントに関しては障害をお持ちでも参加できるというところも含めて周知して、参加していただけるような仕組みとか協力体制というものは確保すべきというふうに考えてございます。
石坂わたる委員
ぜひお願いいたします。あとそれから、野方保育園のほうで伺いますけども、こちら児童発達支援センターや複合交流拠点との連携、交流を図るという形で明示されていますけど、こちら具体的にどのようなことを考えているのか教えてください。
田中子ども教育部、教育委員会事務局幼児施設整備担当課長
同じ敷地内にあります児童発達支援センターと緻密な情報共有、連携も行いますし、それから同時通園というのもあり得るかなというふうには考えております。それらのそれぞれの専門性を生かした質の高い支援というのを実現していきたいというのがまず1点ございます。それから複合交流拠点に関しましては、お互いの行事ですとか参加し合うような場、そういうような場については意識していきたいというふうに考えております。
石坂わたる委員
ありがとうございます。特に同時通園という話が出ましたけども、先ほど間委員の質疑のほうでも医療的ケアが必要なお子さんの支援を強化していきますという話ではありましたけども、児童発達センターとの同時通園を考えたときに、やはりそれ以外の障害をお持ちのお子さんの十分な数を受け入れられることですとか、職員のほうもこの児童発達支援センターと連携してスキルアップを図って手厚い支援ができるような形の保育園にしていくことが重要だと思うんですけど、その辺っていかがお考えでしょうか。
田中子ども教育部、教育委員会事務局幼児施設整備担当課長
委員御認識のとおり、医療的ケア児の支援についてもこちら専門的に行いますし、児童発達支援センターは区として初めてということになりますので、双方の職員にとってもよい刺激になると思っていますし、それぞれの支援の質を高めていけるというふうに考えております。
石坂わたる委員
ありがとうございます。そうしますと、ふだんからその数が明示されているわけではないですけども、やはりどうしても通常の保育園ですと、障害のあるお子さんはこれぐらいまでしか受けられませんよということがあったりしますけれども、その分のキャパシティーに関しても、この野方保育園に関しては多めになるのかどうかって分かりますでしょうか。
田中子ども教育部、教育委員会事務局幼児施設整備担当課長
具体的な点についてはこの後検討していくことになりますけども、区が新しく保育園を建てるということで、ユニバーサルデザインにも対応して、さらにいろんな障害をお持ちの方についても動線とかスペースの確保、また、医療的ケア児との交流も含めてですけども、その辺り十分なものを確保して受入れ体制を整えていきたいというふうに考えております。
石坂わたる委員
そのような形で、施設といったハード面でも、また、職員といったソフトの面でも、また、受入れのキャパシティーとしても増やしていっていただけるよう要望しておきますので、よろしくお願いいたします。
あとそれから、3ページ目で、新施設のイメージという形で出ていますけども、こちらの中で広場空間等の確保という言葉があります。これはこのスペースに関して、保育園も造られるわけなので、保育園の園庭の部分と、あとこの広場空間の部分というものの関係性というのはどういうふうになるのかというのは、今の段階で何かあるんでしょうか。
田中子ども教育部、教育委員会事務局幼児施設整備担当課長
こちら今後の検討になってまいりますが、保育園部分としては、法定ですとか、それから安全性の確保、プライバシーの確保も含めて、その両立がどこまで図れるかという点も踏まえて検討してまいりたいというふうに考えております。
石坂わたる委員
園庭のほうは、適宜分けることはありつつも、場合によっては交流が図れるような形で整備を進めていっていただけたらなと思うところです。
あと、こちらもともと小学校だった場所ですので、様々な木が、学校の校庭にあった木などもあるところです。特に正門のところには桜の木なんかもあったりするわけですけども、やはりそうした園庭の部分にしても、広場空間のほうは多少他の部署も絡んでくると思うんですけども、ただ、その園庭の部分なども含めまして、やはり今ある学校の木についても、この施設にかぶっている部分はしようがないですけども、庭になる部分についてはやはりその樹木もうまく生かしながら整備を進めていっていただきたいと思うので、その辺っていかがお考えでしょうか。
佐藤子ども教育部、教育委員会事務局子ども政策担当課長
こちらの施設のほうを建てていくに当たっては、当然、基本構想、基本計画というふうに進んでいくわけですけれども、それによって棟数等々も変わってくるというところでございます。実際の施設整備に当たっては全体的なところがございますので、我々のほうの所管だけでちょっとお答えすることが難しいところではありますけれども、そういった樹木は大切にというようなところの御意見があるというところにつきまして、今現在全庁取りまとめをしている資産管理活用課のほうには伝えていきたいと思います。一方で、老朽化しているような樹木等もあるかもしれませんので、そういったところへの対応は一定必要なのかなというふうに考えてございます。併せて企画部のほうには伝えたいと思います。
石坂わたる委員
これで最後にしますけども、こちらのまた今後の予定のところが令和9年度以降という形で、基本計画、基本設計・実施設計、建築工事、竣工とありますけども、こちら中野区の区有施設整備計画のほうですと2031年から2035年という形で書かれています。令和13年から17年だと思うんですけども、竣工はその期間に収まりそうか、それ以降になりそうなのかどうか分かれば教えてください。
佐藤子ども教育部、教育委員会事務局子ども政策担当課長
こちらは今現時点で複合施設として整備をしていく中で、コンサルティング業務委託を資産管理活用課のほうで出しているところです。それによって棟数ですとか配置、また、この施設の与条件、そういったものが出てくるというふうに聞いてございますので、現時点で令和9年度以降というような見込みしか立っていないところではございますけれども、区有施設整備計画上はそのような形、2031年から2035年というふうに置いておりますので、その中に収まるような形で進めていくというふうに認識してございます。
委員会を暫時休憩いたします。
(午後3時09分)
白井ひでふみ委員長
委員会を再開いたします。
(午後3時30分)
休憩前に引き続き質疑を続行いたします。
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、5番、常設型フードパントリーの開設についての報告を求めます。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
それでは、常設型フードパントリーの開設について御報告いたします。(資料6)
区では、生活に困難を抱える子育て世帯に対する食の支援として、子ども食堂運営費補助事業や長期休業中の食品配付事業を実施しているところでございます。しかし、これらの既存事業は、開催頻度や期間が限られており、支援が断続的となる課題があることなどから、既存事業の未開催期間を補完し、継続的な支援を行っていくため、新たな食の支援として常設型フードパントリーを開設いたします。
1番、事業の実施案でございます。
まず、(1)対象要件ですが、区内在住のゼロから18歳の子どもがおり、以下のいずれかに該当する世帯というところで、まず、経済的な困難を抱える子育て世帯というところで就学援助費受給世帯、またはそれに相当する所得の世帯、また、ひとり親世帯というところで児童扶養手当の受給世帯、こういったところを支援の対象といたします。
(2)開設場所でございますが、開設場所は中野区の社会福祉会館の1階を予定してございます。
(3)開設時間・期間でございますけれども、社会福祉会館の開館時間に合わせ、月曜日から土曜日の9時から17時で予定しているところでございます。
(4)配置する食品等でございますが、食品の内容としては、米や乾麺、インスタント食品など。ただし、管理の問題等がございますので、冷凍・冷蔵保存が必要な食品等は除きたいと思います。調達方法についてですが、食品などの調達につきましては、民間企業やフードバンクなどからの寄付によることを基本といたしますが、必要に応じ購入による補充も行うことといたします。
(5)の利用手続、利用回数でございます。オンラインによる事前利用登録・事前予約制とし、利用回数は、月1回を基本といたしまして、利用登録者数に応じ調整いたします。
(6)の食品受取方法等でございます。フードパントリーの施設の入り口に電子錠を設置いたしまして、事前予約した利用者に対し、予約した時間帯のみ有効となる開錠のパスのようなものをオンラインで発行することで、同じ時間帯に複数の利用者がフードパントリー施設内に立ち入ることがないようにいたします。
(7)相談支援でございます。こちらのオンラインによる事前予約時や、食品受け取りで実際にフードパントリーに利用者が訪れる、そういった機会を活用いたしまして、必要に応じた相談支援を行います。
2ページ目でございます。(8)の運営方式でございます。寄付食品の調達やフードパントリー等、食の支援の運営実績がある民間事業者などに運営を委託したいと考えてございます。
2番、今後のスケジュール(予定)でございます。この後、第3回定例会にて、本事業に係る補正予算案のほうを提出させていただきたいと存じます。こちらのほうを御承認いただけましたら、令和8年11月より施設工事など開設準備に入りまして、令和9年3月、今年度中の常設型フードパントリー開設を進めたいというところでございます。
御報告は以上でございます。
白井ひでふみ委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
間ひとみ委員
御報告ありがとうございます。今回場所も示されたというところで、社会福祉会館の1階ということは、スマイル喫茶があったところかなというふうに思います。そう考えると、場所としては人目につかないというところも担保できますし、駐輪場もすぐ横にあるという意味では、非常に場所としてはいい選択肢だなというふうに思います。ただ、面積が少し小さいかなというところではありますので、試験的にやっていくにはぴったりかなとは思う反面、その小ささの中でどのぐらい御希望に応えられるのかなというところも一定心配するところはございます。
それで、確認させていただきたいのが、今回の対象要件となる世帯というのは、母数としてどのぐらいの世帯がおありですか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
約3,300世帯というふうに想定しているところでございます。
間ひとみ委員
それで、(6)の食品受取方法等のところで、同じ時間帯に複数の利用者がフードパントリー施設内に立ち入ることがないようにすると。これは大事なことかなと思うんですけれども、これを担保するとなると、10分で出てくださいとしたとしても、予約として受け入れられる数が限定されるのかなと思うんですね。そこのところはいかがお考えなんでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
委員御指摘のとおり、今回完全予約制のような形にいたしますので、その中で1日の開設時間の中で区切って、1日にそうするとおのずと上限何組までというところが決まってくるかというふうに思いますけれども、実際3,300世帯が母数というところでございますので、その中で今回は登録制というふうにさせていただきたいと考えております。また、3,300世帯のどの程度、どのくらいの割合の方に御登録いただいて、また、御登録いただいた中でも実際の利用頻度がどれくらいになるかといったところもございますので、そういったところは事業開始後もしっかり利用状況を把握しながら、運営の部分についても随時調整していきたいというふうに考えてございます。
間ひとみ委員
まずは登録だけという御家庭もあるかもしれませんし、実際に受け付けられる数とニーズというところで合わなくて、もっと利用したいのにできないということも発生することも想定できるかなと思う中で、ロッカーでの対応であったりとか、時間帯で言えば日曜日ですとか5時以降というところも、24時間帯ではないというところですので、夜間の時間帯での受け取りも可能にするためにもどういうことが必要かというところの検討もしていかなければならないかと思います。この開設自体が今後のスケジュールの中で3月というふうに示されているので、4月以降であれば来年度というところで、こちらに関して来年度の予算というところの中で、どういったことを拡充していけるのかというところも考えていくということでよろしいのでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
まず、今回フードパントリーの開設についてということで補正予算なども検討させていただいている部分につきましては、これは令和8年度部分というところでございますので、施設のそういった開設に当たっての内装の工事ですとか、そういったところの経費が中心になってくるかと思います。ですので、令和9年度以降の運営の部分につきましては、また9年度当初予算のところで、そちらのほうで御審議いただければというふうに考えてございますけれども、そういった夜間などの利用状況、先行自治体のところを視察した中では、ひとり親世帯ということではありますけれども、やはり意外と日中ですね、御利用される方のほうがかなり多いという部分ですとか、今回相談支援というところも考えてございますので、夜間の部分についてはそういった形で、例えば夜間受取ロッカーを設置するですとかそういったところについては、また今後利用状況なども踏まえまして検討してまいりたいと思います。
間ひとみ委員
よろしくお願いします。今回も今年度の当初予算の分科会のときにも言いましたけれども、まずは長期休業中の食料の支援というところを始めたというところで、こちらが今後の拡充という部分に当たると思うんですけれども、その最初の長期休業中の食料の支援に関して、今のところの実績というところで、何セットあって、どのぐらい出たのかというところ、あと母数がどのぐらいというところを教えていただければと思います。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
長期休業中の食品配付事業につきましては、今年7月中に募集を開始いたしまして、こちらは試行実施というところで500世帯予定していたんですけれども、こちらのほうは申請時で500世帯全て御申請いただけたという状況で、全て配付できたという状況でございます。
母数といたしましては、最終的に就学援助世帯のところで増減等々ございましたけれども、2,000世帯前後というところでございます。
間ひとみ委員
そうすると、7月に募集して早々に埋まったということかと思うんですけれども、非常にニーズがあることなのかなというふうに思います。そこも踏まえると、やっぱりフードパントリーというところでも一定の需要が見込まれるかなと思いますので、なるべく御希望される方のところに届くようにというところは考えて進めていただく必要があるかなというところです。
このように、子ども食堂というところも含めて、区としてはこれまで食を中心とした支援というところを様々繰り広げていただいているところかと思います。そのほかにも、地域団体の活動として、学校の中で長期休業中におにぎりを子どもたちに食べてもらおうという活動をされているところもあったりして、何かそういったところがつながりあって、どのように子どもたちに届いて、御家庭に届いて有効的に働いているのかというところは、食の支援というところを広く見た上で整理をして次につなげていかなければならないかなというふうに思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
このたび事業の検討をさせていただいておりますこの常設型フードパントリーも含めまして、子育て支援課のほうで実施している食の支援、それぞれ、こちらは継続的な支援ですとか、あと食品配付というところでございますと、そういった夏休み期間など給食のない、そういったところでの食に関する、親の食事の負担の軽減といった部分も含めての支援ですとか、あとは子ども食堂、食料支援というだけではなくて、やはり居場所づくり、地域の活動への団体の支援、そういったそれぞれニーズに応じた支援というところを実施しているところでございます。まずはそういったそれぞれの事業の効果などをしっかり検証するとともに、今、委員御指摘いただきましたそのほかにも様々地域で食の支援の活動、そういったところに取り組まれている団体などもございますので、そういった状況もしっかり把握させていただいた上で、今後の子育て世帯に対する食の支援の在り方というところはしっかり進めてまいりたいと思います。
広川まさのり委員
常設型フードパントリーの開設ということで、「継続的な支援を行っていくため、新たな食の支援」ということで評価したいと思うんですけれども、何点か確認させてください。先ほど対象の世帯数が3,300世帯ということだったんですけれども、登録の見込みというのはありますか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
登録の見込みというところでございますけれども、先行している自治体というところで板橋区が実施しているんですけれども、そういった自治体の初年度の登録件数ですとか、あと子育て世帯への調査の結果で、子ども食堂などを利用したそういった状況などとかですね、初年度の登録状況というところで1割程度、400世帯程度というところで想定はしているところでございます。
広川まさのり委員
400世帯ということで、それは賄えるような体制でやっていきたいということでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
そちらの分ですね、また先行して実施している自治体の例などを見ますと、400世帯というところで、登録世帯がやはり全て、月1回だとしても年12回御利用されているというふうには限らないというところもございますけども、そういったところも踏まえながら、その分につきましては賄えるようにしていきたいと考えてございます。
広川まさのり委員
今回、対象が就学援助費受給世帯と、未就学児、高校生の場合は就学援助費受給基準所得相当の世帯と、あと児童扶養手当受給世帯ということなんですけども、今回の対象要件をこの就学援助費や児童扶養手当の受給世帯を基本とした理由は何でしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
やはり一定生活に困難を抱える世帯というところで、子育て支援課としましては、従前からも就学援助世帯ですとか、あるいはひとり親世帯、特にひとり親世帯の支援というところを中心に進めているところがございましたので、そういった今までの事業の対象などからも踏まえまして、今回こちらの記載の内容を対象としたいと考えたところでございます。
広川まさのり委員
やはり今、生活が苦しくてもこの就学援助費を申請していない世帯だとか、また、所得基準を僅かに上回る世帯でも大変な苦しい生活を余儀なくされているという方も存在するわけですよね。そうした世帯は今回の支援の対象とはならないということですね。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
どこまで支援の対象にするかという部分につきましては、確かにどこで線を引くかという問題がどうしても生じてしまうというところでございますけれども、今回はこの対象というところで考えているところでございます。
広川まさのり委員
そうですね、既存の制度の受給要件だけで線引きをするというのは、やはり限界があるかなと思っております。今後やっていく中で、対象を広げるとか、制度の対象者だけではなくて食に困っている子どもたち、子育て世帯へと枠を広げていくということはあり得ますか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
やはりこういった、まずはこの要件の中での利用状況というところも当然ございますし、また、区のほうでは子育て家庭の実態調査というところで、実際、困窮層ですとかその周辺層、どういったところが該当するかとか、そういった部分につきましても調査しているところでございますので、そういった各種調査の結果ですとか、実際の事業の利用実績などを踏まえまして、対象要件というところにつきましては、将来的にはやはりいろいろ検討していく必要があるというふうに考えてございます。
広川まさのり委員
まずはこういう形でスタートして、できれば徐々に徐々に、寄付も多く増やして、多くの方に使っていただけるような制度にしていただきたいと思います。
それで、利用回数なんですけども、月1回を基本とされています。しかも、利用登録者数に応じて調整するとあるんですね。まず、この月1回を基本とした根拠は何ですか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
こちらにつきましては、やはりこういった制限を設けない場合は、一度に大量の食品をお持ち帰りになるという場合もひょっとしたらあるかもしれませんというところもございまして、こちらはやはり同様の規模で実施している先行自治体の例など、あとは施設規模、食品等を一度に配付できるところなどを勘案しまして、まずは月1回というところから始めたいというところでございます。
広川まさのり委員
まずは月1回ということで、その1回の食品提供で、子ども1人当たり何日程度の食事を賄える量を想定しているのか教えてください。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
何日程度というところは、寄付の食品が集まる状況によっても増減というか前後するところがございますので、ちょっと難しいところではございますけれども、基本となる例えば食事、お米とかですね、そういったものでしたら1回に6合程度を持ち帰ることができるというようなところで今考えているところでございます。
広川まさのり委員
先ほども言いましたように、利用登録者数に応じて調整するとあるんですけれども、これは利用希望者が想定を超えた場合、利用回数を減らすとか量を減らすとか、そういう方向で調整するのか、それとも予算とかで食品の調達量を増やして対応するのか、どちらでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
実際に母数のところで申しますと3,300世帯、どの程度その中で御登録いただけるかというところは率直に申しましてなかなか想定が難しいところもございますので、こういった調整をするというところも報告内容の中には含めさせていただきましたけれども、実際にはやはり集められる食品数ですとか施設規模などに応じて、利用登録がもし想定を大幅に超えるような場合などにあっては、こういった調整もする可能性はございますけれども、そこはできるだけ御登録された方には御利用いただけるようにしていきたいと考えてございます。
広川まさのり委員
そうですね、困っている人が増えたら支給されるものが減るというような形にはならないようにしていただきたいと思います。
あと利用時間なんですけれども、常設型としていますが、日曜、祝日は利用できないと。仕事とか学校とかで平日に利用しにくい世帯というのがあると思うんですよね。その辺りはどう対応するんでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
先ほど御答弁させていただきましたとおり、日中のニーズというところもかなり高いというふうには考えているところではございますけれども、利用状況等ですとか実際利用されている方の御意見、声なども踏まえまして、そういった夜間、例えば施設のほうをやはり常時開設するような状態にするというのは非常に難しいとは思うんですけれども、その代わりに夜間の受取窓口、受け取り用の例えばロッカーを置くですとか、そういったことについては検討していきたいと考えてございます。
広川まさのり委員
分かりました。それで、配付品の内容なんですけれども、米、乾麺、インスタント食品等となっているんですね。冷凍・冷蔵品は除外されているということで、この冷凍・冷蔵食品を除外する理由は何ですか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
まず一つは、やはりスペースの問題もございます。冷凍・冷蔵食品を置くとなると、大きな冷蔵庫などを置かなければいけないという部分もございますし、あとはやはりこれもちょっと先行している自治体の視察の例で申しますと、冷凍・冷蔵食品に対応できるようにしていたとしても、やはりそういった食品がそもそも集まらなかったり、やはりあとどうしても常温で保存できる食品に比べますと、冷蔵庫に入れたとしても、やはり温度管理ですとか食品の管理などで難しいという部分も、視察先では聞きましたので、まずは冷凍・冷蔵食品は除外した形で始めたいというふうに考えてございます。
広川まさのり委員
それもやりながら、改善の余地があれば適宜していっていただきたいと思います。やはりこの内容を見ると、インスタント食品等が中心になっているのかなと思います。子どもの成長とか発達とかを考えた食支援になっているのかなというところはちょっと考えるんですけれども、例えば子どもの健やかな成長を支えるというそういう観点から、何かしら一定の基準を設けていくという考えはありますか。栄養バランスについて。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
やはり寄付を基本とするという中で、なかなか頂けるものをこちらのほうで選定するというのはちょっと難しい面もあるかなというふうには考えてございますけれども、恐らく様々な品目の食品が集まる中で、今回は子育て世帯向けのフードパントリーということですので、その中でもお子さんの口に合うような、そういったものを中心に品ぞろえを充実させていければいいなというふうには考えているところでございます。
広川まさのり委員
全て寄付に頼るんじゃなくて、いろいろそういうところも考えながらやっていってもらえたらなと思います。
最後に1点。相談支援を行っていくということなんですけれども、これ相談を受けた場合、どの部署とか、どの機関につなげていくのか。フードパントリーの職員が相談を受けて、そこで抱え込んでしまわないように、ちゃんと区として各部署とか社会福祉協議会とか、そういうところにちゃんとつなげていくという仕組みが必要だと思うんですけども、その点いかがでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
今、委員御指摘のとおり、しっかり必要に応じた相談などを受けられるように、例えば子育て支援課で申しますと、ひとり親相談というところで中心に実施しているところでございますので、そういった私どものひとり親相談のような区の相談窓口ですとか、あとは今回社会福祉会館の1階というところですので、社会福祉協議会などそういった団体での相談ですとか支援ですとか、そういったところにはしっかりつなげられるような仕組みというところは考えてまいります。
石坂わたる委員
最初に、裏面のほうから先に伺いますけども、2ページ目のほうで、今後のスケジュールで施設工事というものが入っています。こちら現状では、そんなに面積が広くない場所である。とりあえず当初始めていく中で、また改めて需要が増えるようであれば場所を変えてとかという可能性もあるのかもしれませんけども、ただ、今の手狭なところの中をどう工事するのかというところがあるかなと思うところです。特にスマイル喫茶だった場所なので、ガスや水道も引っ張っているような場所です。そこをどの程度工事するのかとか、あるいは逆にある程度戻せることも考えてやっていくのかやらないのかということもあると思います。それと、先ほど間委員のほうからこの場所は人目につかないという言葉もあったんですけども、ただ、私自身が特別なのかもしれませんけど、私は割とあそこって、社会福祉会館を使うときとか、あるいは中野ブロードウェイとの間の道を歩いているときに、今日はどんな人が来ているなとか、今日は誰がスタッフなんだなと見ながら通っていたので、その辺もガラス張りのままだと、人目を気にする方は気にするのかもしれないと思った場合、その辺の対策もするのかしないのかとかあるんですけど、この施設工事はどの程度のものを考えているのか教えてください。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
構造などを変えるような大掛かりな工事になりますと費用も期間もかかってしまいますので、なかなか支援開始までに時間がかかってしまうというところもございますので、基本的には内装等の工事というところにとどめたいというふうに考えてございます。今、委員から御指摘いただきましたとおり、あの場所は確かに大通りからは少し奥まったところにあるんですけれども、もともと喫茶店というところで周りがガラス張りになっている部分もございますので、例えばそういったところには目隠しをつけるですとか、あとは中ですね、限られたスペースではございますけれども、その中、空間を有効に活用して食品の陳列棚を設置するなど、そういった工事のほうを考えているところでございます。
石坂わたる委員
ありがとうございます。あとそれから、表面のほうの(6)の食品の受取方法は、会場パスをオンラインで発行して個別に開けて入ってもらうという形ですけども、一方で、(7)の相談支援のところは「利用者が訪れる機会を活用し」という形なんです。これはすみません、オンラインで開錠すると、その中にスタッフが常駐しているというようなイメージなのかどうか分かりますでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
現在考えている上では、フードパントリーの施設自体は無人と、スタッフのほうはいない形にしたいと思っております。ただ、内部にカメラ等を設置いたしまして、また、職員のほうとは連絡が取れるようなところで、少し離れたところで、何か対応が必要な場合は職員のほうに行っていただくと。そういったところで想定しているところでございます。
相談支援というところで申しますと、今回場所がそういった社会福祉会館の1階ですが、区役所にも非常に近いところでございますので、実際こういったフードパントリーを訪れる機会などに、そのまま必要があれば、例えば先ほど申したとおり子育て支援課のひとり親相談窓口のほうにおいでいただくとか、そういったところを考えてございます。
石坂わたる委員
そうしますと、じゃあこの委託事業者さんの職員が常駐しているというか、あるいはこういう話を聞いてほしいとかといったときに話を聞くような場所というのは、例えば会館内のどこか別の場所があるということなのかどうなのか、どうでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
ちょっと具体的に会館内にほかにスペースを設置できるかというところ、その辺りまではまだちょっと検討が進んでいないところでもございますので、そういった相談を希望される方がきちんと相談できるような仕組みというところはしっかり考えていきたいと思います。
石坂わたる委員
聞くような場所の確保も、その場所もそうですし、あと常駐していないという形で、呼べば来るという形であれば、呼べば来るのを呼ばれるまでの居場所もちょっと考えておいていただけたらなと思います。
あとそれから、その上のほうの(4)配置する食品等の中の②の調達方法のところで、寄付を基本とするが必要に応じ購入による補充ということですけども、そう考えたときには、ある程度寄付によって入ってくる部分とそうじゃない部分を見越して予算立てをするということが必要になるかと思うんですけども、これは現段階でどの程度、何割ぐらい寄付で何割ぐらいが、もちろん多い少ないは見込みどおりいかないとは思うんですけども、ただ、どの程度ぐらいまでは予算確保をしておくとか、そういう考え方とかというのはあったりするんでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
そういった部分については今積算しているところでございますけれども、やはりどうしても寄付という部分を中心としますと、やはり月によって例えば集まる食品の量に波があったりですとか、あと実際そういったフードパントリーなどで活動している団体にお聞きしますと、やっぱり品目によっては集まりにくい、今ですと主食に該当するようなものが集まりにくいとか、そういった状況はございますので、そういった状況を踏まえながら、そういった不足が生じる部分については購入等で充てていくようにというところで、今そういったところを積算しているところでございます。
石坂わたる委員
ぜひそこをしっかり確保していただきたいのとともに、やはりその分の予算確保というものも、単に区の既存の考え方でやっていくだけじゃなくて、例えば場合によっては状況を見ながらになるとは思うんですけども、その分のお金はふるさと納税みたいな形で、それ専門で寄付を募るとかということも考えられると思います。その辺の検討などもぜひやっていっていただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
現時点では、まずは寄付のルートの開拓というところで寄付食品と、あとは購入というところも考えてございますけれども、委員御指摘のとおり、将来的にはそういった購入の部分に寄付のところのお金を充てるですとか、そういったところも当然考えていけると思いますので、様々食品等の調達ルートを開拓していく中で、そういった手法についても検討していきたいと思います。
木村広一委員
相談支援のことでちょっとお伺いしたいんですけども、せっかくのこういった困窮世帯の方の接点というか、相談とか声を伺えるチャンスというか機会だと思いますので、具体的にこれ事前の予約時というのはこれはオンラインだと思うんですけど、そのときと、例えば利用者が訪れる機会のときに、どうやって相談につなげるような仕組みというか、具体的にどういうふうに登録というか、どういうふうに記述するのか分からないですけど、それをどういうふうにイメージされていますか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
現在検討中のところではございますけれども、まず、やはり1点はオンラインの予約というところですので、そこのところで御相談のほうを案内して、実際相談のほうを例えば御予約いただけるようにするとか、そういったところは一つ考えているところでございます。あと、こちらを訪れる機会を活用というのは、先ほど申したとおり、中野区役所の近くで今回開設というところですので、こういった相談にも来ていただきやすいかなという部分もございますので、そういった意味合いも含めての「訪れる機会を活用し」というところですので、直接フードパントリーに訪れていただいたところでも、例えばフードパントリーのところでそういった相談の御案内のところを掲示するとか、そういったところも考えていきたいというふうに思います。
木村広一委員
相談先の案内だけじゃなくて、例えばオンラインの中でも、何か記述できるような、声を拾えるような形を取るとか、その受け取りの先でも投稿するかどうか分からないんですけども、何か具体的に声が受け取れるような方式をぜひ取っていただきたいと思うんですけども、その点はいかがですか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
そうですね、実際にやはりそういったオンラインも活用するというところもございますし、あと当然フードパントリーを御利用いただいた方について、フードパントリー自体の御利用についてのアンケートなどそういったところも考えているところでございますので、そういったところと併せて、様々そういったお困りの声、そういったところについても拾っていけるようなところは検討してまいりたいと思います。
木村広一委員
じゃあ最後に、相談のことはそこで、あとは今自由に記述というふうに言ったのは、今回のフードパントリーが、例えば登録して取りに行く人だけに限定される可能性があったりとか、要は行きたいのに行けないとか、地域的な問題もあるかもしれないし、本人の事情的なところもあって、そういったニーズもやっぱり拾っていったほうがいいというふうに思うんですよね。来られる人だけじゃなくて。それで、場合によっては、もしかしたら将来的には1か所じゃなくてエリアをちょっと分けるとか、場合によっては配送とか、そういったこともニーズによってはあり得るかと思うので、そういったことも含めて、あとは食品の内容とか、いろんなニーズをまず把握するという、フードパントリーに関するニーズも把握するということもちょっと検討していただければと思うんですが、いかがですか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
そうですね、実際そういった部分につきましては、子育て支援課のほうでほかの食の支援なども行っております。その中で、例えば今回食品配付事業の部分につきましても、利用者のアンケートなどを今行って集計しているところでございますけれども、その中で、例えば配食以外にもどういった食の支援が必要ですかと、そういったところについても今回お聞きしているところでございますので、そういったアンケートの結果など、そういったところも踏まえながら、そういった食の支援に対するニーズというところはしっかり把握、分析していきたいと思います。
白井ひでふみ委員長
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、6番、不妊治療費助成事業の拡充についての報告を求めます。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
それでは、不妊治療費助成事業の拡充について御報告いたします。(資料7)
区では、都の不妊治療費助成事業の助成決定を受けている区民を対象に、不妊治療検査等助成及び特定不妊治療費助成事業を実施しているところでございます。このたび、都の不妊治療費助成事業の拡充と合わせまして、不妊治療における利用者の経済的負担の軽減を図るため、区において実施している不妊治療費助成事業についても拡充いたします。
まず、1番、不妊治療の種類でございます。現在、不妊治療の区のほうで助成しているものにつきましては、こちらの一覧のとおりとなってございます。治療の種類といたしまして、一般不妊治療、特定不妊治療、先進医療というふうにございますけれども、その中で、今現在、区として補助、助成を行っていますのは、一般不妊治療、先ほどの不妊治療検査等助成というところが該当しますけれども、こちらの部分。あとそれから、先進医療ですね。こちらは保険診療部分と併用して行う先進医療、こちらのほうの治療費に対して助成を行っているところでございます。
2番、拡充の内容でございます。今回拡充の対象としますのは、こちらの先進医療の部分です。保険診療の特定不妊治療、こちらと併用している先進医療の部分に加えまして、保険診療による体外受精、顕微授精、こちらの特定不妊治療の部分に該当しますけれども、こちらの部分の診療、あるいはこちらの特定不妊治療、保険診療分のみの治療についても対象とするというところでございます。
助成の対象となる治療の開始時期、拡充後の助成の対象となる治療の開始時期ですけども、令和8年4月1日以降に開始した治療といたします。
2ページ目のほうを御覧ください。3番の現行制度との比較でございます。
まず、現行の助成の対象というところでございますけれども、これはただいま御説明したとおり、東京都の特定不妊治療の助成の決定を受けていることを要件とし、保険診療の特定不妊治療と併せて実施された先進医療に係る医療費というところでございます。こちら拡充後は、東京都の不妊治療費助成の決定を受けていることという部分は変わりませんけれども、保険診療の体外受精及び顕微授精並びに併用した先進医療、また、保険診療分の治療のみの場合も対象とするというものでございます。
助成の回数については記載のとおりでございまして、拡充後もこちらのほうは変更いたしません。
また、助成の上限でございますけれども、区においては、東京都の助成のほうを受けて、さらに治療費のほうが助成額を上回った部分、こちらについて区としては5万円を上限に助成しているところでございます。助成額につきましても拡充後も変更のほうはいたしません。
最後、表の最後のところで参考として、東京都の不妊治療費助成の内容について記載しております。こちらのほうにございますとおり、東京都のほうでは15万円を上限に助成をしているところでございますので、区のほうでは、その15万円の助成を控除してもなお費用負担が発生する部分につきまして、5万円を上限に助成のほうを行うというものでございます。
拡充後の事業の実施時期は、令和8年10月1日でございます。
その他といたしまして、他区の実施予定というところで、現状、区の調査の結果、把握している内容について記載してございます。不妊治療費助成実施区で中野区同様制度の拡充を予定している区が12区、不妊治療費の助成を実施していますが東京都に合わせた拡充のほうを今のところ行う予定がないというのが5区、また、不妊治療費助成をそもそも区として実施していないというところが5区という状況でございます。
御報告は以上でございます。
白井ひでふみ委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
間ひとみ委員
御報告ありがとうございます。今回の拡充というところで、さらに不妊治療というところのハードルが下がるんだなというところが、本当に区として取り組んでいただけることはありがたいなというところです。私自身もやったことがないので、理解が乏しい部分もあるので教えていただきたいんですけれども、1回の治療というのはどういうプロセスがあるといいますか、1回とはそもそもというところを教えてください。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
こちらの1回の治療というのは、一連の治療について、それで1回とカウントするというところでございまして、こちらの報告資料で申しますと、不妊治療の種類、1番の表のところで申しますと、やはり不妊治療というのは段階的に、最初は保険診療適用の部分の治療から始めて、なかなか妊娠が難しい場合に先進医療のほうにというふうに進んでいくというところが一般的かと思いますけども、そういった一連の治療ですね。結果としては、例えばそれで妊娠されたというところであれば、それで1回というようなカウントというところになります。
間ひとみ委員
なので、何回かクリニックなりに通った中で、様々なことを試していき、それの一連の妊娠に至る至らないみたいなところの終わりはあるかと思うんですけれども、ワンクールといいますか、そういったところでかかった費用に対しての助成が拡充されるというところでよろしいでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
委員御認識のとおりでございます。
間ひとみ委員
既に認定されている方であったりとか、よくお調べになっている方であればそういったこともよく御存じなんだと思うんですけれども、やはりこれまで不妊治療を受けるというとものすごくお金がかかるというイメージで、なかなか踏み出しづらい若い女性もいらっしゃるかなというふうに思います。若くても子どもができづらいということはあるかと思うので、そういった中でここをぜひ活用してほしいというところは、区としてもしっかりと発信をしていくというところが大事かなと思いますし、今回、2の(2)のところで、助成の対象となる治療の開始時期は今年度の4月1日ということで、遡っての対象ということになるかと思いますので、ここもしっかりとお伝えしていかなければならないと思いますが、周知の仕方はどのようにお考えでしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
まず、こちらは、前提として東京都の不妊治療費助成事業のほうの決定を受けている方が対象ということですので、まず、東京都のほうでは既にこちらのほう、制度の案内をしているところでございますし、区におきましても、本委員会に御報告させていただいた後、速やかに、対象の方につきましては、まず区のホームページを通して周知のほうを図ってまいります。
間ひとみ委員
区として、対象の方というのは把握をされている状態でしょうか。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
こちらは、不妊治療を実際に受診されているかどうかというのは、やはり申請を頂かないとなかなか子育て支援課としては分からないところもございますので、まずは区のほうで広く発信するような形での周知になるかと思います。
間ひとみ委員
区のLINEなんかも見ていらっしゃる方は多いかと思いますので、広く届く形というのを模索していただきたいなと思います。
ちょっと関連して、現状をお伺いしたいんですけれども、不妊専門相談・ほっとピアおしゃべり会をやっていらっしゃると思うんですけれども、こちらのほうはどのぐらいの方が御利用されているのか、それ見れば分かるよという話ですかね。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
不妊相談支援事業のほうの実績でございますけれども、ほっとピアおしゃべり会ということで、そういった不妊の経験のあるカウンセラーの方を交えて、そういった不妊に悩んでいる方の情報交換を行うというところを実施してございますけれども、相談支援の実施状況でございますけれども、令和7年度は7件というところでございました。
間ひとみ委員
2か月に1回やっていらっしゃるんですかね。こういったところにもつながっていくお話かなと思います。かなり助成が受けられるということだと思いますので、分かりやすい金額の事例であったりとか、そういったところもしっかりと伝えることで必要な人に届くかなと思いますので、ぜひそこのところの工夫をよろしくお願いいたします。
石坂わたる委員
今回、不妊治療費助成、様々な方法がある中で、こうした国とかが行う事業について自治体ができる支援として、上乗せをするとか、あるいは国が取り組んでいないことを自治体のほうが行うような横出しという方法もあったりしますけども、今回のこの不妊治療費助成事業の拡充については全て上乗せという形で、東京都が認めているものに追加して費用を出すものであるという理解でいいのかどうか、まず確認させてください。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
委員御認識のとおりでございます。
石坂わたる委員
それで、世の中的には保険適用がされる治療法もあれば、あるいは国ですとかが助成しているものなんかもあるわけですけども、逆にそうされない、対象にならない方法もあります。例えば第三者の精子提供を受けるAIDなんかがそれに当たるわけです。ただ、この方法の場合というのが、もちろん完全に精巣が、様々な事情で、ない状態の男性の方が使えるものであるとともに、一方の妻のほうが生まれつきの女性、シスジェンダーの女性で、夫が女性から男性に性別変更されたトランスジェンダーの方の場合で、実際にAIDで出産されて、お子さんを育てていらっしゃる御夫婦の方も近年では少なくないという状況ではありますけども、やはり国や都が取り組んでいないけれども、区のほうでする必要があるのかないのか、それは政策判断としてする、しないはあると思うんですけども、やはり上乗せだけではなくて、既存の不妊治療費助成の対象になっていない人の横出しについてもやはり検討は、これはもう恐らくこれまでされていないと思うので、やはりそうした機会も設けていく、考えてみるということも必要だと思うんですけど、その辺っていかがお考えか教えてください。
藤嶋子ども教育部子育て支援課長
委員おっしゃるとおり、AIDにつきましては、一定そういった治療等々や出産というところの実績も蓄積されているところではあるというふうには認識しているところでございます。ただ一方で、AIDを含めましてそういった生殖医療の部分で現在保険適用となっていない治療法につきましては、やはり様々法整備の部分ですとか運用面の部分ですとか議論が残されている部分というところもあるというふうに捉えているところでございますので、まずはそういった状況等をしっかり注視してまいりたいというふうに考えてございます。
白井ひでふみ委員長
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、7番、(仮称)キッズ・プラザ中野本郷及び乳幼児機能強化型児童館の運営事業者の募集についての報告を求めます。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
それでは、(仮称)キッズ・プラザ中野本郷及び乳幼児機能強化型児童館の運営事業者の募集について御報告いたします。(資料8)
令和9年4月に中野本郷小学校が新校舎に移転することに伴い、新校舎内に(仮称)キッズ・プラザ中野本郷を開設し、中野本郷学童クラブを併設して一体的な運営を行います。また、文園児童館及び鷺宮児童館については、令和9年4月から乳幼児機能強化型児童館に移行、民間事業者への委託による運営に変更するため、以下のとおり運営事業者を募集いたします。
1番、委託内容は、(仮称)キッズ・プラザ中野本郷におきましては、キッズ・プラザ運営業務及び学童クラブ運営業務です。文園児童館、鷺宮児童館につきましては、児童館運営業務及び学童クラブ運営業務ですが、鷺宮児童館につきましては、併設学童クラブがありませんので、児童館運営業務のみとなります。
2番、事業者選定の方法は、企画提案公募型事業者選定方式を予定しております。
3番、運営委託に当たって強化する内容でございますが、これまで児童館が果たしてきた機能、役割に加えて、特に乳幼児親子を対象とした事業の強化及び乳幼児を含む利用者の声を反映した運営を行ってまいります。
(1)乳幼児親子向け事業に関しましては、子育て講座や乳幼児親子向けイベント、すこやか福祉センターと連携した事業、子育て相談や関係機関との連携などのほか、乳幼児と小学生以上が交流する場や乳幼児親子が子どもの権利について学ぶ機会を提供することとしております。
それから、(2)児童館の開館日時の拡充につきましては、子どもと子育て家庭のニーズを踏まえて開館日時を拡充した運営とし、現行火曜日から土曜日となっている開館日を月曜日から日曜日までの毎日、開館時間は現行午後6時までとなっているところを午後7時まで拡充いたします。
裏面を御覧ください。4番、今後のスケジュールでございますが、9月に事業者の公募を開始し、12月頃に事業者を決定し、令和9年4月から運営開始の予定でございます。
本件につきまして、御報告は以上でございます。
白井ひでふみ委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
間ひとみ委員
御報告ありがとうございます。事業者選定を行うということですけれども、キッズ・プラザ、学童クラブというところでいうと、利用者からの評価が高いけれども、事業者選定ということが行われることで事業者さんが変わってしまうというケースはこれまでもあったかと思うんですけれども、この事業者選定はどういうところを重要視して行っているのでしょうか。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
事業者選定に当たりましては、事業者からの企画提案のほかに、実際に事業者が運営している現地の調査、それからヒアリング審査といったようなところを行ってまいります。その中で、やはり現地調査におきましては、実際の運営内容ですとか子どもとの対応の仕方といったところを重視してまいりますし、企画提案に関しましては、子どもの声を反映した事業運営がなされているかですとかそういった実際の事業提案につきまして評価をさせていただくといった形となっております。
間ひとみ委員
価格というところが重要視されているわけではなくて、子どもに対してというところがどう担保されるのかというところで重要視をしているということでよろしいですか。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
この企画提案公募型の事業者選定方式につきましては、中野区の場合、価格点につきましては全体の点数の1割程度といったような形となっておりますので、全体が200点というふうなもし審査点数があったとしたら20点といった形になっておりますので、そこまで価格点を重視しているというわけではございません。
間ひとみ委員
分かりました。バランスはそれがいいのかどうかちょっとあれですけれど、とはいえ、事業者が変わったとしても、その事業者も結局丁寧にやってくれているよねというふうに、最初は保護者の方も心配があるけれども、その評価というところ、心配もなくなって、いい事業者でよかったというところもあるかと思いますので、悪いと言っているわけではなくて、どこを基準にしているのか、重要視しているのかというところで確認をさせていただきました。
キッズ・プラザ中野本郷に関しては、これは誰が予想できるわけでもないですけれども、仮にこの御時世の中で、学校が予定どおりに建たないような事態が起こってしまうということが起こった場合に、救済措置といいますか対策というところは一定お考えをお持ちなのかどうかお聞かせください。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
(仮称)キッズ・プラザ中野本郷に関しましては、やはり中野本郷小学校の新校舎建築といったところが大きな要素となってまいります。先般御報告させていただいたとおり、この学区内のにじいろほんごう、民間学童クラブですけれども、そちらのほうが廃止になるといったこともございますので、キッズ・プラザ内学童クラブの利用を予定していた児童の受皿を整える必要があると思っております。現在、リスクと対応策を洗い出して、検討を進めているところでございます。例えば別の手法で放課後の居場所等が確保できるかですとか、そういった可能性のほうを検討しているところでございます。
間ひとみ委員
何も起こらないといいなと思うんですけれども、そういった対策というところはしっかりとしていただければと思います。
3の(1)の乳幼児親子向け事業のところの中だったと思うんですけど、この中に子どもの権利について学ぶ機会を提供するということが書かれているかと思うんですけれども、中野区の子どもの権利に関する条例について事業者にしっかりと理解をしてもらう機会を持った上でやっていただいているのかというところを確認させてください。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
事業者のほうには、仕様書でしっかりと中野区もしくは全体的に子どもの権利に関することをしっかりと理解して、それを反映した運営を行うことといったようなことを定めておりますので、事業者のほうは、そちらのほうをしっかりと理解した上で、それに伴って子ども、乳幼児の声を反映させた運営を心がけていくといった形となっております。
間ひとみ委員
何か今の御答弁の感じだと、事業者が子どもの権利というものについて独自でお調べになって、解釈をして、事業を実施されるように聞こえるんですけれども、中野区として大切にしていることというものが中野区子どもの権利に関する条例の中にあると思っているんですけれども、そこはしっかりと、そこをベースとした事業でないと意味がないのかなというふうに思うんですね。そこのところを確認させてください。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
間違いなく中野区の子どもの権利に関する条例の中身、それからそういった趣旨、そういった事業展開といったところを理解した上で事業を進めていただくといったことを前提としております。
間ひとみ委員
分かりました。ありがとうございます。次に、児童館の開館日時の拡充のところなんですけれども、これは乳幼児機能強化型に限らず、全館で毎日午前10時から午後7時までというふうになるということでよろしいですか。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
こちらは、今回民間委託になる文園児童館と鷺宮児童館の開館日時を拡充するといったことになっておりますので、まだ委託前であるとか基幹型児童館につきましてはこれによるものではないといったことになります。
間ひとみ委員
分かりました。以前から、せめて乳幼児機能強化型だけでも9時からというところをやれないかということを申し上げてきたんですけれども、この午前10時から午後7時までというふうにした根拠、どういうふうにヒアリング等をされていたのかというところを教えてください。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
以前、当委員会ですとか一般質問の中でもお答えさせていただいたとおり、以前夏休みと土曜日に関しましては午前9時から午後5時といった開館時間でございました。ただ、夏休みにつきまして、平日と同じように18時まで使いたいといったお声をまず反映させていただいて、18時までやると、開館するといったものにさせていただいて、年間を通して10時から18時にしたといったところが最初のところでございます。今、毎年、アンケートを児童館のほうで取っておりますけれども、まださほど9時から開館してほしいといった声、幾つかはもちろんお声は寄せられていますけれども、そこまで多くないといいますか、各館によってばらつきがあるかなというふうに感じております。今、民間委託に際しましては午前10時から午後7時までといった形で統一をしておりますけれども、今後、また利用者の声を丁寧に拾って開館時間の拡充といったところも、基幹型児童館のほうも含めまして、考えていきたいというふうに思っております。
間ひとみ委員
子どもたちが過ごす居場所と捉えたときに、全てじゃなくていいので、やはり一つでも地域の中で9時から開いている場所、区民活動センターもあるんですけれども、そうじゃなくて子どもの施設として存在するということが親としても行き場所、過ごす場所というところで助かるというのもあるのかなと思いますので、9時からというところもやっぱり検討をしていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
今後、基幹型児童館の開館時間の拡充といったところも踏まえまして、9時から開館といったところは、そういった利用者の声に応えられるように検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
石坂わたる委員
ありがとうございます。これまで区の直営だったものが委託になっていくというところの中で、民間のよさが生きればいいなと思う反面、やはり変化に対して心配な方もいらっしゃるのではないかなと思うところです。特にこうしたこれまで区が担っていたものが民間に切り替わるというところがある中で、やはりこれまで基幹型でない児童館でも、ここを訪れる親御さん、あるいはお子さん、あんまり直接はないかな、でも親子の方から職員が相談を受けたりとかということもあったりですとか、気になるお子さん、御家庭を職員が見守っているなんていうこともあったと思うんですけども、やはり切り替わる際に引継ぎといいますか、気になる親子であるとか、あるいは相談履歴のある方については、その後もうまくつながるような引継ぎもしっかりと行うべきだと考えますが、その辺っていかがでしょうか。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
直営から民間に運営が切り替わる場合には、しっかりと直営のときのそういった利用者の様子であるとか、そういった気になる御家庭の御様子、それからそういった形をどういうふうに見守っていったらいいかですとか、そういったことはしっかりと引継ぎを行ってまいりますし、また、民間事業者になった上でも、そういった継続した見守りの状況ですとかそういったものは直営館、基幹型児童館とも共有をして、地域全体で見守りを継続していきたいというふうに考えてございます。
石坂わたる委員
ぜひそのようにしていただけたらと思います。そのとき、ちなみに基幹型児童館との連携というものの中には、当然そこにいる家事育児支援サポーターも含めたような形で、情報共有もそうですし、こう対応をしたらいいんじゃないかとか、その辺のことなんかもしっかりできるという理解でいいですね。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
基本的に家事育児支援サポーターは、基幹型児童館のほうで日々乳幼児対応のほうを行っていただいているところですが、やはりそういった委託になった館のほうからも、そういった相談ですとか見守りの状況ですとかといったところはしっかりと情報を共有して、同じように見守りの中でアドバイスであったりとかそういったことも含めて連携を、協力をしていきたいというふうに考えてございます。
白井ひでふみ委員長
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、8番、令和9年度以降における育児休業中の学童クラブ利用についての報告を求めます。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
それでは、令和9年度以降における育児休業中の学童クラブ利用について御報告いたします。(資料9)
1番、現在、区では、保護者が育児休業中の場合、復職を前提とした場合のみ学童クラブの利用を認めておりますが、令和9年度以降においては、要件の緩和を行いまして、利用を認めることといたします。
2番、要件等につきまして、(1)区立学童クラブの場合は、区の基準における待機児童がいない学童クラブに限り利用を認めることといたします。また、その利用申請は、一括受付期間終了後の令和9年3月10日以降の申請といたします。なお、既に学童クラブを利用していて、年度途中で育児休業に入る場合は、待機児童のいる学童クラブはその月末までの利用を認め、待機児童のいない学童クラブは要件を切り替えて継続利用を可といたします。
(2)民間学童クラブにおきましては、待機児童の有無にかかわらず利用を認め、利用申請も一括申請期間での申請を可とするものでございます。また、年度途中で育児休業に入った場合も継続利用を可といたします。
(3)共通要件といたしましては、育児休業の取得が両親のうちいずれかの場合のみ利用可とし、審査が必要な際の基準指数については、全ての要件の中で最も低い10点といたします。
表につきましては、ただいま御説明した要件をまとめたものになります。なお、表中「別紙参照」とありますのは、区立学童クラブと民間学童クラブの利用申請期間の違いを図示した資料となっております。
恐れ入りますが、別紙を御覧ください。上段が区立学童クラブ、下段が民間学童クラブとなっており、一般の利用と育児休業中の利用の申請期間をお示ししております。
また初めの資料にお戻りいただき、裏面を御覧ください。参考といたしまして、育児休業中の学童クラブ利用について、特別区の利用状況、検討状況を記載しております。4月の段階では、条件付きもしくは認めていない区が合計で16区ありましたが、7月に改めて確認したところ、現在はその16区のうち11区が認める予定があるとなっております。
本件につきまして、御報告は以上でございます。
白井ひでふみ委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
広川まさのり委員
育児休業中でも条件付きで利用が可能になるということで、これまでは育休を取得したら、上の子は学童が利用できなくなっちゃうという状況だったのが、一定改善されることになってよかったと思います。
今回の制度なんですけど、区立の学童クラブ、これは待機児童がいない場合のみになっているんですね。やはりこれ子どもにとっては、子どもの生活の継続性というところではちょっと問題があるんじゃないかなと思うんですけれども、その点いかがでしょうか。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
委員御指摘のとおり、やはり区立学童クラブのほうは、区でいうところの待機児童が多いといったクラブが多いといったような状況となっております。ただ、区立の場合は、退会をしたとしても、キッズ・プラザに併設する学童クラブであったり児童館に併設する学童クラブですので、退会して児童館を御利用いただく、またはキッズ・プラザを御利用いただくことで、それまでの学童クラブの友人関係といったところは継続できるというふうに考えてございますので、そちらのほうを御案内していきたいというふうに考えてございます。
広川まさのり委員
そうですね、キッズ・プラザが隣にあるのでというところで、それは理解できるんですけれども、子どもによってはその学童クラブが生活の場であり居場所であるという、そういう子もいるとは思いますので、できるだけそういうことも考えていただきたいなと、今後、思います。
この基準指数の10点というところなんですけども、この根拠は何でしょうか。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
こちらは、利用申請の審査の際に設けている指数になってございますが、例えば就労の要件の場合、勤務後直ちに帰宅をした時間が18時以降である日が週3日以上あることというのが20点で、一番高い点数といったようになっております。今までですと、求職中の場合というのが12点だったんですけれども、それに比べて、例えば自宅を留守にするといったことがそれよりも可能性としては多くないだろうといったところで、その12点より低い10点といったところを設けたということになります。
広川まさのり委員
これについても、今後やっていく中でいろいろ課題とかが見えてくるかもしれないので、対応していただきたいと思います。やはり今後の利用実績とか、あと待機児童の状況とかを検証していく中で、この指数の考え方の見直しということはあり得ると考えてよろしいでしょうか。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
学童クラブの利用申請に係る利用の案内ですとかそういった基準といったところにつきましては、定期的にといいますか、利用状況であるとかその待機児童の状況、申請状況といったところに鑑みて改善をしているところですので、またこの育児休業中の学童クラブの利用につきましても、何か課題であるとかそういったものが出てきたときには、しっかりと改善を図っていきたいというふうに考えてございます。
広川まさのり委員
ぜひ改善していっていただきたいと思うのと、あとこれすぐに改善したほうがいいんじゃないかなと思うのが申請スケジュールなんですけども、区立に関しては3月10日からということで、育児休業中の場合、これなぜ11月からの一括申請ではないのかというところを教えてください。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
やはり就労等を要件としている方よりも、その要件といったところについては差を設けるべきだというふうに考えてございます。第1期申請の後、第2期申請もあるわけですけれども、先にこの育児休業中の方が利用申請を行ってしまった場合、そこに、その後の申請で待機児童が発生してしまった場合は辞退というふうな形になってしまうので、そういった利用者の混乱等を招かないため、もしくは要件にしっかりと差を設けるといったところで、3月10日からの申請とさせていただこうかというふうに考えております。
広川まさのり委員
考え方としては分かるんですけれども、やはり学童クラブに入れるかどうかというのが分かるのがどうしても3月半ばとか後半とかになってしまうわけじゃないですか。となると、やっぱり保護者の仕事復帰とか、あと下の子の保育園をどうするのかとか、そういう家庭の生活設計に影響してくると思うんですよね。その点いかがですか。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
こちらの申請時期につきましては、育児休業中の方のみならず、第1期申請、第2期申請が終わった後に随時受付といった、3月1日からの随時受付といったところもありますが、そういった随時受付の開始の際には、要件といたしましては育児休業中の方以外でも同一の要件といいますか、決定時期といったところは変わりはないかなというふうに考えてございます。
広川まさのり委員
これからの事業でもありますので、ぜひやりながら随時改善を図っていっていただきたいと思います。要望です。
白井ひでふみ委員長
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、9番、その他で理事者から何か発言はございませんか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
所管事項報告の2番、旧鷺宮小学校跡地における複合施設整備の検討状況について、私の答弁させていただいた内容で答弁修正と補足をさせていただきたいことがございます。2点ございます。
1点目が答弁修正になりますが、こちら武井委員のほうから、どの施設の機能の整備が決まっているのかという御質疑がありまして、それに対して私から、六つの施設が入ることは前提となっているというふうにお答えさせていただいたのですが、これもまだ検討中で、全部六つ入るということは決まっておりません。
次に、補足になりますが、区民にはこの施設の内容がいつ明らかになるのかというところのお話が各委員からあったと思うんですけども、11月以降に施設のレイアウトと、あと面積が分かるたたき台が出てくると、これを議会報告させていただくという話を私がさせていただいたのですが、こちらも具体の面積と平米が分かるものではなく、その後のワークショップに情報提供して検討をしていただくためのイメージ図、こちらが出てくる、これを出すことの報告になるということでございます。
以上でございます。申し訳ございませんでした。
白井ひでふみ委員長
武井委員、質疑はありますか。
武井まさき委員
この説明会がありますよね、地域説明会。これって役所側もどなたか参加して、教育委員会からも参加したりとか予定はあるんですか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
具体的にこの説明会の参加者はまだ聞かされていないところでございまして、今後決まっていくものと思います。
武井まさき委員
先ほども言いましたけども、本当に丁寧な説明をしていただいて、地域と一緒に協力して造っていくという方向に持っていってほしいんですよね。正直、現状だと、地域説明会に行くと、役所から来てくれた所管の課長と地域の方が言い争いをしているみたいな、本当に何か残念な会が続いているようなイメージで、僕も肩身が狭くて、僕もやっぱりどうしても中立な立場、間にいたいんですけど、やっぱり地域の側に立ちますので、本当にすごく悲しい、せっかくいいものを一緒に造ろうとしているので、説明が本当に不足している、それに尽きるかなという印象を持つので、ぜひよろしくお願いいたします。
白井ひでふみ委員長
答弁修正について、他に質疑はありますか。
石坂わたる委員
こうした区民向けのワークショップで、オープンハウスも行うというところのタイミングで、ここで今回報告があるわけで、もちろんワークショップですとかオープンハウスをやっていくとか、様々に住民に意見聴取していく中で変わるということはあり得るし、それが全くないというのでは、それはそれで困ってしまうところではあります。一方で、やっぱりワークショップやオープンハウスに臨む際には、区のほうでこれでいこうということが普通決まったものを割とかけることが一般的じゃないかと思うんですけど、その辺ってどうなんでしょうか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
今、責任所管の資産管理担当のほうから確認できている内容としましては、私が最初申し上げたたたきではなく、あくまでもイメージだと。もちろん一定の論理立てはして、結論が導かれるようなファシリテートは区のほうでしていくとは思われますが、今の区の進め方の考え方は、あまり決め打ちをしないで、自由な議論ができるようにイメージから入っていくというような内容になっているということでございます。
石坂わたる委員
そこは区民の側も聞かれるときに、まだ決まっていませんけどこんな感じというふうに聞かれるのと、こういうふうにしようと思っていますと言っていただいて意見を求めるのでは、やっぱり区民のほうも意見の出しやすさが変わってくるんじゃないのかなと。むしろ決まっていないから幾らでも変え得るという段階で聞いたほうがいいという考えもなくはないのかもしれないけど、ただ、やっぱりそれってあまりにも漠然として、区民からもちょっと意見が出しづらいのかなと思うところですが、ここはこの部署だけで決めるわけじゃないので、ほかとの調整が必要なことは分かります。その辺はちゃんと今後考えていっていただきたいなというふうに思っているところですし、また、この資料のほうも、これも恐らく複数の委員会にまたがることなので、多分統一の内容だと思うんですけども、やはりその辺りのことがこの資料では伝わってこないところなので、その辺りも今後類似の報告事項があるときにはやはり記載の仕方などを考えていただきたいと思いますけど、そこの辺の2点いかがでしょうか。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
本日多々頂いた貴重な御意見をしっかり受け止めまして、所管のほうに伝えてまいります。
間ひとみ委員
御訂正された中で、全ての六つの機能が入るとは限らないというようなことだったと思うんですけれども、先ほど図書館を大きくしてほしいという声があってということもやり取りの中で出ていたと思うんですけれども、図書館が削られるということも可能性としてはあるということなのか、ちょっとよく分からないんですけれども。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
今申し上げられるのは、全ての可能性があるということになります。
間ひとみ委員
そうですよね。分かりました。様々な可能性があるというところで、イメージ図をワークショップで示すというところが、よく言えば皆さんとイメージのところから一緒に造っていけるという新しいやり方なのかなと思う反面、心配もあるんですけれども、そういった中で、図書館も含めて区民の皆さんに御納得いただける形というのをどう導き出していくかということだと思いますので、そこのところはそれこそ皆さんの腕というか、そういったところもあるかと思うんですけれども、どのようなことを、イメージをお出しした上で引き出して、意見を取り入れていくのかというところは、何か工夫とかをお考えなのか、伺います。
小堺子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
進め方自体の考え方は所管外になるんですけども、基本的には複合施設ですので、その複合施設のコンセプトをまず理解していただき、なのでこういう機能が必要であると、そういったことを共通認識、共有化しながら議論を進めていくものと思われます。
白井ひでふみ委員長
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
ちょっと休憩してもらっていいですか。
(午後4時54分)
白井ひでふみ委員長
委員会を再開いたします。
(午後4時55分)
以上で答弁修正の件は終了とさせていただきたいと思います。
その他で理事者から何か報告はございませんか。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
それでは、2027年二十歳のつどいについて口頭にて御報告申し上げます。
例年1月の成人の日に合わせて開催しております二十歳のつどいでございますが、今年度は1月11日(月曜・祝日)に、なかのZERO大ホールにて開催いたします。開催方法としましては、対象者数及び会場の座席数を考慮し、2回に分けての開催とさせていただきます。また、実施の内容につきましては、出席者の皆さんの思い出に残るように、実行委員会の皆さんとともに準備を進めているところでございます。
本件につきましては、中野区報9月5日号、また、区ホームページにて御案内をさせていただいており、対象の皆さんへの御案内につきましては、12月中旬ごろに案内状を発送予定でございます。
御報告は以上でございます。
白井ひでふみ委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
石坂わたる委員
毎年この二十歳のつどいについて、特に聴覚障害については手話通訳もついていて、ケア体制が整っていてというところではありますけど、大変気になるのが、中野区の二十歳のつどい、ほかの自治体の成人式、二十歳のつどいと比べたときに、やはり障害のある方の参加があまり目につかないなというのは気になっているところではあります。やはり手話通訳がついているけれども、聴覚障害の方のあまり姿が、そういうのも私が認識する範囲ではいらっしゃらないような感じがすごくすることですとか、あるいは中学とかで特別支援学級に行っていたような知的障害のお子さんの姿も見られないところが気になるところです。やはり来れば受け入れますよというだけではなくて、障害の対応をちゃんとしますよということを打ち出さないと参加しづらい方もいらっしゃるのかなと思うところでもありますので、その辺り周知の仕方を工夫していただければと思うんですが、いかがでしょうか。
鈴木子ども教育部育成活動推進課長
これまで、そういったところを個別にといいますか、具体的な御案内はしていなかったところでございますが、聴覚障害者の方に向けた手話通訳者がいらっしゃること、それから車椅子席があること、また、車椅子の参加者につきましては駐車場からの御案内が可能だとか、そういったところは、例えば案内状にそれを記すであるとか、そういったところで周知をさせていただきたいというふうに考えてございます。
白井ひでふみ委員長
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
その他で理事者から何か発言はございませんか
佐藤教育委員会事務局学務課長
海での体験事業の一部中止について口頭にて報告いたします。
令和8年度の海での体験事業は、7月23日から8月8日まで、1クール当たり定員70名、2泊3日の日程で、全8クール実施する予定でした。しかし、7月20日、本事業で宿泊を予定していた宿舎を利用していた都外の高校生数名が体調不良を訴えました。これを受けて、現地保健所が宿舎の検査を実施いたしました。そのため、児童の安全を最優先にし、7月21日に第1クールの実施を中止したところです。その後も、保健所の検査結果を待ち、判明次第判断を行うという方針を取りましたが、検査に時間を要したため、最終的に第1から第5クールまで中止となりました。7月30日、保健所より原因は特定できずとの結果が出され、翌31日に第6から第8クールの実施を決定することといたしました。なお、原因の特定には至りませんでしたが、今年度は宿舎での調理は取りやめ、外部の飲食事業者による食事提供に変更したところです。
また、中止となった第1から第5クールの代替として、小学校6年生を対象に第8クールの追加募集を行い、27名が新たに参加したところです。第6から第8クールの参加人数はそれぞれ60名、66名、79名でございました。
報告は以上です。
白井ひでふみ委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
石坂わたる委員
最後のところ、ちょっと言いよどんだ箇所を確認したいんですけども、本来申し込んだクールで参加できなかった方で、第8クールに申し込んだ方は全員参加できたという理解でいいのかどうか教えてください。
佐藤教育委員会事務局学務課長
委員御認識のとおりです。
白井ひでふみ委員長
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
その他で理事者から何か報告はございませんか
佐藤教育委員会事務局学務課長
田村市と区立中学校生徒等による交流事業の実施結果について、口頭にて報告いたします。
当事業は、様々な体験活動を通じて、子どもの豊かな人間性、社会性を育むとともに、異なる地域、環境で様々な人々と交流することで、社会参加や相互理解を深めていく機会とするため、今年度初めて実施したものでございます。
実施は8月4日(火曜日)から5日(水曜日)の1泊2日で、福島県田村市の市総合体育館等において実施したものでございます。今年度は、中野中学校のバスケットボール部の男子生徒22名が参加し、田村市の三つの中学校、大越中学校、常葉中学校、船引中学校のバスケットボール部と交流したものでございます。1日目には合同練習を通じて交流を深め、2日目には実践的な試合形式で互いに競い合いました。また、中野中学校の生徒間の協調性向上を目的として、初日には調理実習としてカレーライス作りを実施しました。翌日には自然学習体験の一環としてあぶくま洞の見学を行いました。生徒たちは田村市の中学生と仲よく交流し、自然体験を通じて貴重な経験を得られたことと思います。
報告は以上となります。
白井ひでふみ委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。
小宮山たかし委員
22名の生徒が貴重な体験を得られたことはすばらしいと思うんですが、そのコストはどこがどのぐらい負担しているんでしょうか。
佐藤教育委員会事務局学務課長
今回に関しましては全額区の負担としてございます。まだ全体、正確な金額は出ておりませんが、約70万円程度でございます。
小宮山たかし委員
70万円を全額区が負担して22名の生徒が恩恵にあずかったわけですが、それだと公平性の点からちょっと疑問があると思うんです。その22名がなぜ選ばれたのか、なぜ中野中学校なのかというところに非常に疑問がありますので、もうやってしまったことですけども、今後このような事業があるときは、ぜひ公平性の観点に配慮していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
佐藤教育委員会事務局学務課長
今回の田村市との交流事業に関しましては、検討までの時間があまりなかったというところもございまして、中学校長会と協議の上で参加校を決定させていただいたところです。参加人数を多くするというのはなかなか難しいところですけど、なぜ中野中学校だったのかというところは確かにございますので、次回こちらがまた田村市に伺う際には、どこかの学校をピンポイントでやるのか、それとも中野区の選抜チームというのを、例えば中体連等と協議して選出するのかというところは、検討課題としていきたいと思います。
石坂わたる委員
今の答弁の中で、中体連と相談してという話がありましたが、今回バスケットボール部でしたけども、ほかにも部活は様々ある中で、ほかの運動系の部活もあるし、場合によってはそれこそ文化部というのも考えられると思うんですけども、そこは何か今後もバスケットボールで交流していくという考え方なのか、あるいは様々なスポーツ活動、文化活動で行っていくということに対して何かしら考えがあるのかどうか教えてください。
佐藤教育委員会事務局学務課長
今回バスケットボールということでしたけれども、実施するのがおおむね8月の上旬ということを基本線で考えるとすると、基本的には室内スポーツになるかなと思ってございます。また、この交流事業が大人同士の中野区と田村市の交流というものがきっかけになってございますので、現時点で文化部ということはあまり想定はしてございませんでした。現状ではバスケットボールの交流ですけれども、それ以外の室内競技で、それぞれの自治体で部活動があって、それなりに活発に活動を行えている部活動であれば、それ以外の選択肢もあり得るのかなというふうに現状では考えてございます。
石坂わたる委員
経緯として運動部ということで、それは当面続くのかもしれませんけど、やはり例えば吹奏楽部であるとか、あるいは演劇部であるとか様々ある中ですので、やはりそこは運動だけに限定せずに、様々な可能性も探っていただきたいと、これは要望としておきます。
白井ひでふみ委員長
他に質疑はございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
他に報告はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
次に、審査日程のその他に入ります。
委員会を暫時休憩いたします。
(午後5時05分)
白井ひでふみ委員長
委員会を再開いたします。
(午後5時06分)
休憩中に御確認いただきましたとおり、次回の委員会は第3回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は正副委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
御異議ございませんので、そのように決定いたします。
以上で本日予定した日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はございませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
白井ひでふみ委員長
なければ、以上で本日の子ども文教委員会を散会いたします。
(午後5時07分)