平成19年10月12日中野区議会本会議(第3回定例会)
平成19年第3回定例会本会議第4日(10月12日)
1.平成19年(2007年)10月12日、中野区議会議事堂において開会された。
1.出席議員(42名)
1番 内 川 和 久 2番 ひぐち 和 正
3番 白 井 秀 史 4番 平 山 英 明
5番 つぼい え み 6番 いながき じゅん子
7番 林 まさみ 8番 山 口 かおり
9番 せきと 進 10番 いでい 良 輔
11番 伊 東 しんじ 12番 佐 野 れいじ
13番 北 原 ともあき 14番 南 かつひこ
15番 小 林 秀 明 16番 の づ 恵 子
17番 奥 田 けんじ 18番 近 藤 さえ子
19番 牛 崎 のり子 20番 小 堤 勇
21番 吉 原 宏 22番 大 内 しんご
23番 伊 藤 正 信 24番 きたごう 秀 文
25番 久 保 り か 26番 やながわ 妙 子
27番 酒 井 たくや 28番 佐 伯 利 昭
29番 むとう 有 子 30番 長 沢 和 彦
31番 か せ 次 郎 32番 山 崎 芳 夫
33番 斉 藤 金 造 34番 篠 国 昭
35番 市 川 みのる 36番 岡 本 いさお
37番 飯 島 謹 一 38番 江 口 済三郎
39番 藤 本 やすたみ 40番 佐 藤 ひろこ
41番 来 住 和 行 42番 岩 永 しほ子
1.欠席議員
な し
1.出席説明員
中 野 区 長 田 中 大 輔 副区長(経営室) 石 神 正 義
副区長(管理会計室) 沼 口 昌 弘 副区長(政策室) 西 岡 誠 治
教 育 長 菅 野 泰 一 区民生活部長 大 沼 弘
子ども家庭部長 田 辺 裕 子 保健福祉部長 金 野 晃
保 健 所 長 浦 山 京 子 都市整備部長 石 井 正 行
拠点まちづくり推進室長 谷 村 秀 樹 教育委員会事務局次長 竹 内 沖 司
計画財務担当課長 長 田 久 雄 経営担当課長 川 崎 亨
1.本会の書記は下記のとおりである。
事 務 局 長 山 下 清 超 事務局次長 髙 橋 信 一
議事調査担当係長 大 谷 良 二 書 記 黒 田 佳代子
書 記 永 田 純 一 書 記 荒 井 勉
書 記 菅 野 多身子 書 記 廣 地 毅
書 記 松 本 明 彦 書 記 丸 尾 明 美
書 記 鳥 居 誠 書 記 杉 本 兼太郎
書 記 岡 田 浩 二 書 記 松 本 桂 治
議事日程(平成19年(2007年)10月12日午後1時開議)
日程第1 認定第1号 平成18年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について
認定第2号 平成18年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第3号 平成18年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第4号 平成18年度中野区老人保健医療特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第5号 平成18年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第2 第51号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例
日程第3 第52号議案 中野区印鑑条例の一部を改正する条例
第53号議案 中野区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例
日程第4 第55号議案 特別区道路線の認定について
第56号議案 特別区道路線の認定について
第57号議案 特別区道路線の認定について
追加議事日程
日程第5 議員定提出議案第13号 議員の派遣について
午後1時00分開議
○議長(市川みのる) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。
この際、御紹介申し上げます。平成19年10月1日付で、本区副区長に就任されました西岡誠治さんを御紹介申し上げます。西岡誠治さん。
〔副区長西岡誠治登壇〕
○副区長(西岡誠治) ただいま御紹介されました西岡でございます。去る10月1日付で副区長に就任させていただきました。田中区長の目指す政策の実現のために、微力ながら全力を尽くしていきたいと思います。区議の皆様の御支援を何とぞよろしくお願いいたします。
○議長(市川みのる) 以上で紹介を終わります。
この際、申し上げます。10月10日付をもちまして、お手元に配付の文書とおり、委員会参与に人事異動がありましたので、念のため御報告いたします。
人 事 異 動 表
発令年月日 平成19年10月10日
【 部長級 】
区長発令 発令権者 中野区長 田中 大輔
発 令 |
氏 名 |
旧 |
備考 |
経営室危機管理担当部長 |
清 水 流 作 |
( 任期付新規採用 ) |
|
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認定第1号 平成18年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について
認定第2号 平成18年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第3号 平成18年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第4号 平成18年度中野区老人保健医療特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第5号 平成18年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
(委員長報告)
○議長(市川みのる) これより日程に入ります。
日程第1、認定第1号から認定第5号までの計5件を一括議題に供します。
平成19年(2007年)10月11日
中野区議会議長 殿
決算特別委員長 吉 原 宏
(公印省略)
決算の審査結果について
本委員会に付託された下記決算は、審査の結果、原案を認定すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
認定
第1号 |
平成18年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について |
10月11日 |
認定
第2号 |
平成18度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について |
10月11日 |
認定
第3号 |
平成18年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について |
10月11日 |
認定
第4号 |
平成18年度中野区老人保健医療特別会計歳入歳出決算の認定について |
10月11日 |
認定
第5号 |
平成18年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について |
10月11日 |
○議長(市川みのる) 決算特別委員会の審査の報告を求めます。吉原宏決算特別委員長。
〔吉原宏議員登壇〕
○21番(吉原宏) ただいま議題に供されました認定第1号、平成18年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、平成18年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成18年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、平成18年度中野区老人保健医療特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、平成18年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、以上5件の決算特別委員会における審査の経過概要とその結果、並びに主な質疑、要望及び問題点の指摘等について御報告申し上げます。
なお、決算の内容につきましては、本会議における提案説明や当委員会における詳細な総括説明がありましたので、省略させていただきます。
それでは、初めに審査経過の概要とその結果について御報告申し上げます。
当委員会は、9月25日の本会議において設置され、同日直ちに委員会を開きました。
初めに、正副委員長の互選を行い、その後、五つの分科会の設置、分科会分担区分の決定及び分科会委員の選任を行いました。続いて、各分科会の正副主査を選任し、理事会の設置と理事の互選を行いました。そして、直ちに理事会を開会し、審査方法や日程など決算特別委員会の運営について協議を行い、その内容を委員会に報告し、決定いたしました。
9月26日には各事業部長から総括説明を受け、翌27日は各委員が決算議案を検討するための決算検討日といたしました。そして、9月28日、10月1日、2日及び3日の4日間にわたり、15名の委員が総括的な質疑を行いました。
なお、総括質疑等に資するため298件の資料要求を行い、資料の提出を受けました。
10月4日、5日及び9日の3日間は分科会ごとの審査を行い、10月11日の当委員会において各分科会主査の報告を受けた後、討論を省略して直ちに採決をいたしました。
採決は認定ごとに行いました。
初めに、認定第1号について、起立により採決した結果、起立多数で認定すべきものと決しました。
次に、認定第2号について、採決した結果、異議なく認定すべきものと決しました。
次に、認定第3号について、起立により採決した結果、起立多数で認定すべきものと決しました。
次に、認定第4号について、採決した結果、異議なく認定すべきものと決しました。
次に、認定第5号について、起立により採決した結果、起立多数で認定すべきものと決しました。
次に、委員会での審査過程における主な質疑、要望及び問題点の指摘等について御報告いたします。
初めに、教育問題について、学校再編に係る中期・後期の計画に関して、合意を得るための取り組みについてただされました。また、学校教育法改正など教育三法成立の意義と区の対応について問われました。
次に、安全・安心な学校運営について、施設のセキュリティー対策の効果や情報セキュリティーについてただされました。また、学校の耐震性能の建物と基礎を合わせたトータルな判断が求められました。
次に、2006年度決算と区政運営について、基金の積み立てではなく、区民の暮らしを支える施策に充当すべきとの立場から、介護保険料の負担軽減や、子育て世帯・母子家庭の支援策、区民健診の充実などが求められました。
次に、教育について、義務教育における基礎的な金融教育の必要性と、現在の学校での取り組みについてただされました。また、学び方を獲得していない子どもに対する教育委員会の具体策について問われました。
次に、18年度決算の財政分析について、区民の担税力向上のための総合的な施策の必要性が問われました。また、将来のために基金の適切な積み立ては重要との見解が示されました。さらに、国民健康保険料の収納率向上について問われました。
次に、災害対策について、避難所の職員態勢、運営会議の開催回数増と態勢強化のための消防団参加の必要性などがただされました。また、災害協定の定期的な内容確認や、協力団体への識別用品の配付、医薬品備蓄の必要性が問われました。
次に、青年の暮らしと雇用への支援について、区内の不安定就労や失業中のネットカフェ難民の実態把握や、就労支援サイト「ぐっJOBなかの」のPR強化、そして、ハローワーク分室の誘導などについてただされました。
次に、東中野のまちづくりについて、西口駅前広場に係る地元との協議や、軌道上空活用に係るJRとの協議の状況についてただされました。また、駅周辺道路の勾配問題や、駅周辺全体の活性化について問われました。
次に、施設使用料の見直しについて、団体に対する新たな助成の仕組みや、申請・交付の手続について問われました。また、人件費や建物の減価償却費の算入など、使用料算出の考え方がただされました。
次に、生活保護について、保護世帯数の増に対して、生活相談件数の減少した理由がただされました。また、稼働年齢層への就労支援や、精神保健プログラムの取り組み状況と成果について質疑がありました。
次に、高齢者等への住宅施策について、高齢者福祉住宅への厳しい入居状況を踏まえ、今後は民間活力の活用など、さまざまな手法で高齢者が地域で住み続けられる施策の推進が求められました。
次に、ひとり親家庭の保育料算定の見直しについて、父母の課税がなく祖父母の所得税で保育料を算定するケースについて質疑があり、自立を目指す離婚女性などは事情を考慮すべきとの見解が示されました。
次に、監査ついて、監査委員の指摘に対して改善措置を講じず、後に不適切な事務処理を生んだ事例を紹介し、指摘を受けとめた対応と外部監査の実施などについてただされました。
次に、自動二輪の駐車場について、区が管理する利用率の低い自転車駐車場や、住宅街にある自転車駐車場をバイク駐車場に活用することについて質疑がありました。
次に、中野区の組織及び人員体制について、基本的な役割を果たすための人員確保は必要との指摘があり、職員2,000人体制で対応は可能なのか、また、専門職の激減への対応はできるのかなどについて問われました。
以上が主な質疑、要望及び問題点の指摘等であります。なお、このほか項目のみを挙げてみますと、西武新宿線連続立体交差事業について、地域包括支援センターの今後について、図書館行政について、広報戦略について、中野まつりと無形文化財との関係について、中野坂上周辺まちづくりについて、地域経済の担い手、中小企業・中小業者の施策振興の充実について、学校再編について、野方駅について、高齢者虐待についてなどの質疑及び要望等がありました。また、ただいま報告いたしました幾つかの項目については、複数の委員から質疑及び要望等があったことを申し添えておきます。
なお、決算特別委員会は、議員全員をもって構成されていることから、質疑等の紹介は以上のとおり、概要といたします。詳細につきましては決算特別委員会の会議録により御承知いただきたいと存じます。
また、各分科会における質疑応答につきましては、当委員会において各分科会主査から詳細な報告があり、委員会会議録に記載されておりますので、その内容を割愛させていただきます。
以上で、簡単でございますが、決算特別委員における審査経過の概要とその結果、並びに主な質疑、要望及び問題点の指摘等についての報告を終わります。
○議長(市川みのる) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
長沢和彦議員、伊藤正信議員、むとう有子議員、平山英明議員から討論の通告書が提出されていますので、順次通告議員の討論を許します。
最初に、長沢和彦議員。
〔長沢和彦議員登壇〕
○30番(長沢和彦) ただいま上程されました認定第1号、平成18年度一般会計歳入歳出決算並びに認定第3号、平成18年度国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算に対して、日本共産党議員団の立場から反対討論を行います。
第1は、そもそも区民生活と区民要求にこたえなかった決算であるという点です。歳入では、特別区民税や特別区交付金などが大幅増収になりました。
一方、多くの区民は増税と負担増の影響を受けました。給与や所得・収入は、連続的に落ち込んでいるのにです。だからこそ区は、国の悪政によってもたらされた区民の痛みや苦しみに寄り添い、和らげる施策・事業を予算編成の段階から、あるいは補正予算を組んででも対応すべきでした。私たちは、区が実態として現れているのに何もしようとしない、いや、「それで構わない」としていることを見過ごすことはできません。
なお、私どもが質問や予算の組みかえ案などを示したときに、区からは「経常化した経費」については、「財政が逼迫する」などの答弁が繰り返されてきました。しかし、すべてが「経常化した経費」の事業ではない事実誤認を指摘するとともに、「構造改革」路線、わけても増税・負担増路線による区民への影響、その深刻さから経済的負担の軽減策を提案していることを強調しておきたいと思います。
第2に、区民の暮らしを尻目に剰余金づくりと基金積立に専念している点です。当該年度は、基金積立に一般会計で約105億円と、区政史上最大の金額を積み立てました。その上、剰余金は05年度のおよそ42億円に続いて約39億4,000万円にもなりました。この年度の最終補正において、財政調整基金をはじめとした各基金に約61億円を積み増しし、基金合計は約280億円にもなっています。つまり「余らせ過ぎ」が、これだけの剰余金と基金の積み増しを可能にしたのです。
それではどうやって余らせたのか。このことが厳しく問われています。例えば決算説明書の歳出総括を見ると、不用額で「未執行による残」が各分野で散見されます。本来ならば、予算計上の段階できちんと精査されなければならないはずです。同時に、執行上の工夫や柔軟な対応が必要でもありました。こうした執行のあり方が、剰余金と基金積み増しの原資を「つくり出す」結果となりました。
また、区は、基金積立については「適正」とか「計画的に」と言っています。しかし、「財政運営の考え方」では、今年度からの数字を落としているだけで、06年度については明示されていません。しかも、今定例会の冒頭に提案された補正予算では、当該年度の「決算剰余金を財源に10億円を財政調整基金等に積み立てる」としていたのを、財政調整基金に約25億円、まちづくり基金に3億円と、28億円を超える基金積立を早々と行いました。これでどうして「適正」、「計画的」などと言えるでしょう。
第3に、警察大学校等跡地や中野駅周辺まちづくりをはじめ大規模開発事業が、区政運営の中で最優先に進められている点です。警察大学校等跡地の公園やF字道路の用地取得については、「開発者負担の原則」は既に破綻をしました。しかし、区はそれを認めようとしません。要は、中野駅周辺まちづくりまで手を伸ばして再開発・整備を行うことで、開発事業者に協力金なるものを出してくださいとしているだけです。区がそれでは今後、中野駅周辺まちづくりにどれくらいの財政支出をするのか。そのことは明らかにされていません。開発事業者が利するだけの話です。しかも、「広い緑豊かな防災公園を」との区民の願いは、ここでも背を向けられたままです。
区民の暮らしと福祉に目を向けず、開発会社化にひた走る区政運営と、その一端である06年度決算は認めることはできません。
最後に、国民健康保険事業特別会計決算について述べます。
国民健康保険料は年々上がり続け、10年前と比較するとおよそ2倍にもはね上がりました。特に当該年度は、年金課税の強化と定率減税の半減によって、雪だるま式に保険料の値上げとなりました。しかも、前年度と比較して所得割料率は引き下がったものの、均等割額は1,200円アップの3万3,300円にもなり、低所得者ほど一層過酷な負担になったことは看過できません。
本定例会では、受診抑制につながる短期証・資格証明書の発行を問題にし、申請減免の改善などを図ることを提案してきました。今の事態の大本には、国民皆保険を突き崩す国による相次ぐ制度改悪と国庫負担率の引き下げがあります。
国保事業が区民のいのちと健康を守る役割をきちんと果たし、あわせて、区が国と都に財政支援を要求することを強く求めて、認定第1号と第3号への反対討論とします。
○議長(市川みのる) 次に、伊藤正信議員。
〔伊藤正信議員登壇〕
○23番(伊藤正信) ただいま上程されました認定第1号、平成18年度中野区一般会計歳入歳出決算につきまして、自由民主党議員団を代表いたしまして、賛成討論を行います。
平成18年度一般会計歳入歳出決算は、歳出面では公債費の抑制、歳入面では特別区民税と都区財政調整交付金の大幅な増などにより、一定の収支の改善が見られました。
中野区はこれまで、行財政5か年計画や経営改革指針、さらに中野区行政革新5か年プランによって絶えず行財政運営の改革に取り組み、安定した財政基盤づくりに努めてきました。平成18年度は、「新しい中野をつくる10か年計画」の中でも財政運営の健全化に向けて経費の削減に取り組む平成18年度から20年度までの3カ年の「安定化期間」の初年度であります。経費の抑制を図り、未収金対策の強化にも取り組み、歳入の確保を図る一方、中長期的な財政見通しのもとに財政調整基金や減債基金、義務教育施設整備基金、まちづくり基金など各種基金への計画的な積み立てを行い、持続可能な財政運営への取り組みをさらに進めたことに対して、反対する党もありますけれども、我が会派としては高く評価するものであります。
決算の性質別内訳として、公債費が63億786万円と、前年度に比べ1.4%の減、人件費が265億7,488万円と、前年度に比べ1.4%の増、扶助費が186億102万5,000円と、前年度に比べ3.5%の増となっており、この三つの経費を合わせた義務的経費の合計が514億8,376万5,000円、前年度に比べ1.8%の増加となりました。経営改革による職員数削減の効果は明確ですが、今後の退職手当の増加があります。こうした将来の需要への対応として財政調整基金への積み立てが必要になります。職員数削減による人件費の削減に対して、扶助費は今後も増加する傾向を示しています。義務的経費が増加傾向にあり、歳入の伸びが期待できない中で、政策的な新規・拡充の施策展開を確保していくことが引き続き課題となっています。
財政指標などから区の財政の現状を見ると、経常収支比率が78.8%と前年度との比較で1.3ポイント改善しました。23区平均は73%です。公債費比率は8.3%で、前年度との比較で0.9ポイント上昇しました。23区の平均は6.8%です。積立基金の現在高は270億3,104万円余と、前年度より約94億7,000万円増加しています。23区の平均は474万円余です。このように、かつての危機的な状況から改善した姿を示していますが、23区との平均値とは開きがあります。かつて中野区では、経常収支比率が100%を超したことがあり、基金の残高の合計が46億円にまで減少しました。財政再建を目指した取り組みに専ら注力し、基礎的自治体として新規の施策が実行できない状態でした。このことを我々は忘れてはなりません。景気の動向に影響を受けない財政基盤を構築するため、引き続き施策の見直し改善を進め、経費の節減を目指す必要があります。
今後も財政運営を計画的に行い、中長期的な財政需要や収入要因を的確に把握し、計画的な基金・起債の活用などの取り組みを一層進められ、経済環境や状況の変化に柔軟に対応できる財務体質を築くよう期待するところであります。
中野区は、10か年計画において「四つの戦略」と「行政革新」によって中野区の未来への扉を開く取り組みを始めました。区の戦略的な取り組みが効果を上げることによって、効率的な予算の執行と一般財源の確保が図られていくものと考えます。歳出の状況の分析だけではなく、歳入と歳出の関係に十分注意を払い、財政的に自立する姿を追求する必要があります。三位一体改革と都区のあり方検討で問われていることは、中野区が地方分権の流れの中で将来を展望し、自立した経営主体となることです。田中区長の区政経営の改革はまさにこのことに照準を合わせ、一つひとつ成果を上げてきております。
区は、経済情勢や国の動向を注視しながら、真に基礎的な自治体としてその役割を十分に発揮していくため、「新しい中野をつくる10か年計画」を着実に推進していかなければなりません。今後の区の積極的な取り組みをお願いいたしまして、賛成討論といたします。
○議長(市川みのる) 次に、むとう有子議員。
〔むとう有子議員登壇〕
○29番(むとう有子) ただいま上程されました認定第1号、2006年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場から討論いたします。
2006年度は、景気回復の兆しが見えてきたと言われていましたが、生活の場で実感することはできません。例えば学校給食費や学用品、修学旅行費などの就学援助費の支給額は、生徒総数の減少に伴い多少減額となっているものの、支給を受けている生徒の割合にここ数年変化はなく、およそ25%を占めています。子育て世代の生活がいかに苦しいかを物語っています。さらに、2006年度は小泉改革の痛みが65歳以上の高齢者や低所得者を直撃しました。老年者控除廃止や公的年金等控除額引き下げ、老年者非課税措置廃止や定率減税の段階的廃止などの税制改悪が生活の苦しさに追い打ちをかけました。それらにより、特別区民税はおよそ22億9,000万円増収となりました。国で決められる税制度については、区レべルではいかんともしがたいことだからこそ、増収となった税金は区民に還元すべきだと考えます。普段元気に仕事をしている人は、ほとんど区役所に来る用事がないと思います。離婚をしたり、病気になったり、リストラに遭ったりと、困ったときに区役所を訪れる方が多いのではないでしょうか。困ったときに役に立つ施策、つまり、セーフティーネットの構築が公的サービスの原点だと思います。
総括質疑でも触れましたが、ここ数年来、区政運営を見ていますと、セーフティーネットをどのように構築すべきかという視点が欠如しているように思えてなりません。ひとり親家庭の保育料算定の見直しを求めて質疑をいたしましたが、離婚をして2歳の娘を引き取り、アパートを借りるお金がないため、実家に泣きつき、安く住まわせてもらい、区立保育園に子どもを預け、アルバイトをしながら自立への道を探っている母親に対し、同居させてもらっている祖父母の課税額で保育料を算定し、とても本人には支払えない額を請求する中野区でよいのでしょうか。この事例をもとに近隣区に電話取材をしたところ、杉並、渋谷、新宿、練馬区では、保育料が無料になるとのことでした。税金の使い方として、母子家庭の自立のために、保育料を無料にすることに異議を唱える区民は少ないと思います。低所得者に増税を求めたのだからこそ、その税金は低所得者に少しでも役に立つような公的サービスの向上に使うべきです。
また、2006年度から、びん・缶の資源回収は、民間事業所がこれまでの委託料金を下回る金額でコンテナの出し入れまでも行うことになり、行政サービスの質を変えずに、これまで町会などに支払っていた報奨金2,200万円の経費削減ができるはずでした。しかし、この経費削減と引きかえに、町会・自治会活動推進助成金が新設され、約2,543万円が支出されました。この助成金額の根拠として、町会・自治会の加入の有無に関係なく、そのエリアの世帯数×150円、150円のうち回覧代が30円だったはずですが、私がリサーチした範囲では、加入していない世帯には、相変わらず回覧板は回ってきていないようです。そもそも、初めに助成金ありきではじいた助成金額の根拠付けに無理がありました。「連携・協働」という名のもとに、特定団体と行政のもたれ合いの関係がまた一つここで生まれてしまったのではないでしょうか。
2006年度中野区一般会計予算に対する反対討論の中で触れた、当時の我孫子市長の言葉を、長くなりますが再度引用いたします。「市民との連携・協働というけれど、本来行政がやるべきことをボランティアやNPOに任せ、コストを削減しているだけではないか。また市民の側も、本来市民の力でやるべきものまで市が協働と言っているのだから、もっとお金を出してほしい、あるいは事務所を提供してほしいなどと要求していないか。それは協働とは違う。協働とは自立した者同士に成り立つ関係だ。行政の仕事をNPOに委託したり、参加してもらうというのは、しょせん税金を使った行政の仕事の中での連携だ。そうではなくて、税金を使った仕事と税金を使わない民間の事業とが対等に連携していく社会、公共をつくっていくことが協働の定義である」と語っておられます。新しい中野をつくる10か年計画の中で区民との協働を唱っていますが、本来目指すべき連携・協働はこのようなことであろうと私は思います。この考えに照らしたとき、新設された町会・自治会活動推進助成金は承服できません。任意団体への助成金はゼロ・ベースで見直すべきだと再三指摘してまいりましたが、それもせずに新設してしまいました。また、2006年度予算は、区長選挙を目前にしての思惑が見てとれるものでした。
これから検討される2008年度の予算は、セーフティーネット構築に向けての予算となることを願って、簡単ではありますが、認定第1号、2006年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定に対する反対討論といたします。
○議長(市川みのる) 次に、平山英明議員。
〔平山英明議員登壇〕
○4番(平山英明) ただいま上程されました認定第1号、平成18年度中野区一般会計から認定第5号、平成18年度中野区介護保険特別会計まで、計5件について、公明党議員団の立場から賛成の討論をいたします。
平成18年度の一般会計決算は、歳入総額958億6,658万円余、前年度比0.1%、歳出総額919億406万円余、前年度比0.4%の伸びとなりました。また、実質収支額は39億4,047万円余で、前年度より2億7,675万円余の減少、実質収支比率は5.6%となりました。
普通会計ベースでは、歳入の伸びが23区平均4.7%に対し、中野区は0%、歳出は伸びが23区平均4.0%に対し、中野区は0.3%でした。歳入の伸びは23区平均から比べるとかなりの低さと言えます。また、一般財源の伸び率は、23区の平均8.2%に対し、中野区は6.4%で、この点については決算特別委員会での質疑で明らかなように、一般財源の伸びが鈍い理由として、特別区税の伸びが他区と比較して小さいことが要因の一つとされています。特別区民税は、定率減税の段階的廃止などにより、前年度比8.9%の増となりましたが、これも23区平均の11.4%と比較すると低い伸びになっています。中野区の財政基盤を強化していく上からは、区内の産業振興をはじめ、高齢者などや子育て世代が安心して暮らせるまちづくりに向け、さらなる政策立案と施策の実施が望まれます。
次に、歳出については、一般会計での執行率は96.5%と、全体としては適正な範囲内にあると言えます。しかし、詳細に見ると、中には執行率が極めて低い事業や、全額未執行の事業がかなり見受けられました。中でも、最終補正で予算を組んだ事業の中で全額未執行となった事業もあり、事業の取り組みへ見通しの甘さがあります。例えば野方駅舎整備のための株式会社設立に伴う出資事業の全額未執行は、国の交付金交付をおくらせるだけでなく、この事業を心から期待している区民へのサービスのおくれや失望につながりかねないものとなり、厳しい反省を求めざるを得ません。
一方、我が会派として提案し、推進してきた教育、福祉、防犯・防災、環境、まちづくりなどについての効果的な事業が行われ、行政サービスの向上が図られました。
子育て支援については、私立幼稚園の負担について、公私の格差是正へ向けて保護者補助額・入園料補助額がそれぞれ増額されました。保育園においても区立本町保育園での一時保育室の整備、病後児保育、休日保育の拡大など、保育サービスが一層充実し、地域の皆様に大変喜ばれています。また、小学生の入院医療費も自己負担分の助成が図られました。
安全・安心施策では、子どもや地域の安全を守るための青色灯防犯パトロールカーの巡回が開始。また、区立小中学校全校に防犯カメラ、施錠システム及び校内緊急通報システムが設置されました。 高齢者施策では、認知症高齢者グループホーム2カ所、そして、区内初めての小規模多機能型居宅介護拠点1カ所が整備されました。
環境施策としては、地球温暖化防止戦略の取り組みとして、区役所本庁舎に環境マネジメントシステムを導入し、「ISO14001」を取得。また、「グリーン電力証書制度」に参加して、二酸化炭素370トンの排出削減を実現しています。
まちづくりにおいては、災害時に地域の防災拠点ともなる江古田の森公園を整備しました。また、西武線沿線地域の方々を巻き込んだ地道な勉強会が続けられ、その結果が西武新宿線鉄道立体交差化の事業化に向けた大きな前進へとつながりました。こたれらについては評価するところです。
なお、地方自治法第235条の5「出納の閉鎖」、地方財政法第3条第2項「財源の補足」、地方自治法第231条「歳入の収入の方法」及び中野区予算事務規則第25条「収入の確保」などの法令・規則に基づいた、より一層の適切な会計処理を行うことを申し上げて、賛成の討論といたします。
○議長(市川みのる) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
これより、認定ごとに分けて採決をいたします。
初めに、認定第1号について起立により採決いたします。
上程中の認定第1号を委員長報告どおり認定するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、認定第1号は認定するに決しました。
次に、認定第2号について採決いたします。
上程中の認定第2号を委員長報告どおり認定するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
次に、認定第3号について起立により採決をいたします。
上程中の認定第3号を委員長報告どおり認定するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、認定第3号は認定するに決しました。
次に、認定第4号について採決をいたします。
上程中の認定第4号を委員長報告どおり認定するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
次に、認定第5号について起立により採決いたします。
上程中の認定第5号を委員長報告どおり認定するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(市川みのる) 起立多数。よって、認定第5号は認定するに決しました。
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第51号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例
○議長(市川みのる) 日程第2、第51号議案、中野区事務手数料条例の一部を改正する条例を上程いたします。
理事者の説明を求めます。
〔副区長石神正義登壇〕
○副区長(石神正義) ただいま上程されました第51号議案、中野区事務手数料条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明をいたします。
第51号議案、中野区事務手数料条例の一部を改正する条例は、温泉法の改正に伴い、温泉利用の許可を受けた地位の承継の承認申請手数料を新設するとともに、条例で引用している温泉法の条文の番号を整理するものです。この条例の施行時期は、公布の日です。
本議案につきまして、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(市川みのる) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
上程中の議案は、会議規則に従い、総務委員会に付託いたします。
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第52号議案 中野区印鑑条例の一部を改正する条例
第53号議案 中野区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例
○議長(市川みのる) 日程第3、第52号議案及び第53号議案の計2件を一括上程いたします。
理事者の説明を求めます。
〔副区長石神正義登壇〕
○副区長(石神正義) ただいま上程されました第52号議案及び第53号議案の2議案につきまして一括して提案理由の御説明をいたします。
第52号議案、中野区印鑑条例の一部を改正する条例は、印鑑登録の廃止の申請、印鑑登録証明書の交付の申請等につきまして、電子申請を開始することに伴い、当該申請等の手続を改めるものです。この条例の施行時期は、平成19年11月1日です。
第53号議案、中野区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例は、廃棄物処理手数料を改定するとともに、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正に伴い、条例で引用している条文の番号を整理するものです。この条例の施行時期は平成20年4月1日ですが、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の改正に伴う規定整備につきましては交付の日、新たな優良ごみ処理券の交付等に関する規定につきましては、平成20年3月1日です。
以上、2議案につきまして、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(市川みのる) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
上程中の議案は、会議規則に従い、区民委員会に付託いたします。
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第55号議案 特別区道路線の認定について
第56号議案 特別区道路線の認定について
第57号議案 特別区道路線の認定について
○議長(市川みのる) 日程第4、第55号議案から第57号議案までの計3件を一括上程いたします。
理事者の説明を求めます。
〔副区長石神正義登壇〕
○副区長(石神正義) ただいま上程されました第55号議案から第57号議案までの3議案につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。
第55号議案から第57号議案までの3議案は、いずれも特別区道の路線を認定するに当たり、道路法第8条の規定に基づき、議会の議決をお願いするものです。
第55号議案の路線は、河川監理用通路、認定外道路、公共溝渠等を特別区道路線として認定するもので、区間は中野区白鷺二丁目1798番から1180番まで。延長は248メートルです。
第56号議案及び第57号議案の2路線は、いずれも警察大学校等移転跡地に設置する道路を特別区道路線として認定するものです。区間はいずれも中野区中野四丁目2番から同地番まで。延長は、第56号議案の路線が635メートル、第57号議案の路線が160メートルです。
以上、3議案につきまして、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(市川みのる) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
上程中の議案は、会議規則に従い、建設委員会に付託いたします。
お諮りいたします。
この際、本日の日程を追加し、日程第5、議員提出議案第13号、議員の派遣についてを先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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議員提出議案第13号 議員の派遣について
○議長(市川みのる) 日程第5、議員提出議案第13号、議員の派遣についてを上程いたします。
議員提出議案第13号
議員の派遣について
上記の議案を提出します。
平成19年10月12日
中野区議会議長 市川 みのる 殿
提出者 中野区議会議員 斉藤 金造
平山 英明
伊藤 正信
佐伯 利昭
山崎 芳夫
飯島 謹一
議員の派遣について
地方自治法第100条第12項及び中野区議会会議規則第122条第1項の規定により下記のとおり議員を派遣をする。
記
1 派遣目的
第18回東京都道路整備事業推進大会に参加
2 派遣場所
日比谷公会堂
3 派遣期間
平成19年10月22日
4 派遣議員
議長において決定する25人以内の議員
(提案理由)
東京の広域化する交通渋滞の緩和や、安全で快適なまちづくりに資するため、道路、橋梁、鉄道立体交差化及び都市モノレール等の整備促進を図ることを目的とした、同大会に議員を派遣する必要がある。
○議長(市川みのる) 提案者代表の説明を求めます。斉藤金造議員。
〔斉藤金造議員登壇〕
○33番(斉藤金造) ただいま議題に供されました議員提出議案第13号、議員の派遣についての提案理由の説明を申し上げます。
本議案は、第18回東京都道路整備事業推進大会に議員を派遣しようとするものです。同大会は、平成19年10月22日に開催されるもので、国会、政府、都に対してよりよい道路の整備を求める宣言や、道路整備財源の充実強化を図ることを求める決議を行うなど、東京の広域化する交通渋滞の緩和や安全で快適なまちづくりのために、道路、橋梁、鉄道、連続立体交差及び都市モノレール等の整備促進を図ることを目的としています。
同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(市川みのる) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件は、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件につきましては討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の議案は、原案どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
この際、陳情の取り下げについてお諮りいたします。
お手元に配付の文書のとおり、陳情の取り下げの申し出がありますので、これを承認いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(市川みのる) 御異議ありませんので、さよう承認するに決しました。
陳情取下願
平成19年9月4日
中野区議会議長 殿
陳情者 住所 中野区
氏名 中野区民
陳情者 住所 中野区
氏名 中野区民
陳情者 住所 中野区
氏名 中野区民
陳情者 住所 中野区
氏名 中野区民
平成19年6月12日付をもって提出した次の陳情を、取下げいたしますから、よろしくお取り計らい願います。
第10号陳情 東ノランドの継続について
(取下げ理由)
委員会審査の状況を考慮して
○議長(市川みのる) 次に、請願・陳情の常任委員会への付託について申し上げます。
お手元に配付の請願・陳情付託件名表(Ⅰ)に記載の請願・陳情につきましては、記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。
請願・陳情付託件名表(Ⅰ)
《区民委員会付託》
第4号請願 割賦販売法を抜本的改正を求める意見書を政府等に提出することを求めることにつ
いて
第15号陳情 悪徳商法を助長するクレジットの被害を防止するため、割賦販売法の抜本的改正を
求める意見書を政府等に提出することについて
《厚生委員会付託》
第14号陳情 飼い主のいない猫の不妊・去勢手術代の助成について
第16号陳情 東中野地域における子供のための遊び場を確保することについて
第17号陳情 原爆症認定制度の抜本的改善を求める意見書を提出することについて
第18号陳情 住宅地上空における鳩の群翔の禁止及び防疫措置の実施について
○議長(市川みのる) 本日はこれをもって散会いたします。
午後1時49分散会