平成22年02月01日中野区議会建設委員会
平成22年02月01日建設委員会
中野区議会建設委員会〔平成22年2月1日〕
建設委員会会議記録
○開会日 平成22年2月1日
○場所 中野区議会第4委員会室
○開会 午前9時59分
○閉会 午後11時31分
○出席委員(7名)
佐野 れいじ委員長
いながき じゅん子副委員長
せきと 進委員
小林 秀明委員
むとう 有子委員
市川 みのる委員
江口 済三郎委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
都市整備部長 石井 正行
都市整備部副参事(都市整備部経営担当、都市計画担当、住宅担当) 登 弘毅
都市整備部副参事(都市計画調整担当) 田中 正弥
都市整備部副参事(交通・道路管理担当) 滝瀬 裕之
都市整備部副参事(公園・道路整備担当) 石田 勝大
都市整備部副参事(建築担当) 豊川 士朗
まちづくり推進室長 川崎 亨
まちづくり推進室副参事(まちづくり推進室経営担当、地域まちづくり担当) 上村 晃一
まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当) 松前 友香子
まちづくり推進室副参事(中野駅周辺整備担当) 秋元 順一
まちづくり推進室副参事(地域まちづくり担当) 角 秀行
まちづくり推進室副参事(地域まちづくり担当、西武新宿線沿線まちづくり担当) 萩原 清志
○事務局職員
書記 河村 孝雄
書記 鈴木 均
○委員長署名
審査日程
○議題
安全で快適に住めるまちづくりについて
○所管事項の報告
1 「新しい中野をつくる10か年計画(第2次)」案について
(都市整備部・まちづくり推進室)
2 落合駅自転車等整理区画の整理手数料の改定について(交通・道路管理担当)
3 緑確保の総合的な方針(案)について(公園・道路整備担当)
4 区立沼栄橋公園の開園について(公園・道路整備担当)
5 訴訟事件の判決について(建築担当)
6 第5期中野区住宅政策審議会の発足について(住宅担当)
7 その他
(1) 神田川整備工事説明会について(交通・道路管理担当)
(2) 国の登録有形文化財への野方配水塔の登録について(公園・道路整備担当)
○その他
委員長
定数に達しましたので、ただいまから建設委員会を開会いたします。
(午前9時59分)
初めに、本日の審査日程について御協議をいただくため、委員会を休憩いたします。
(午前9時59分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前10時00分)
本日の審査日程についてお諮りします。
本日は、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、そのように進めさせていただきます。
それでは、議事に入ります。
安全で快適に住めるまちづくりについてを議題に供します。
所管事項の報告として、1番目、「新しい中野をつくる10か年計画(第2次)」案についてを議題に供します。
登都市整備部副参事(都市整備部経営担当)
このたび「新しい中野をつくる10か年計画(第2次)」案(資料2)を取りまとめましたので、御報告をいたします。
この資料は、各常任委員会共通のものでございます。
まず、お手元に分厚い本文というのがございます。ちょっとごらんいただきたいと思います。
内容といたしましては、昨年8月に御報告いたしました素案と同じところがほとんどということでございます。その関係で、ここでは主に別添資料を用いて御説明をいたしたいと思います。
本文の表紙の裏に目次がございます。目次の項目ですけども、素案と比べますとかなり詳しくなっております。ただ、構成そのものは変化はございません。
また、今回は、素案では見出しだけでございました、目次でいいますと最後のほうになりますけれども、「第4章 持続可能な行財政運営のために」がきちんとした形で今回本文に入っております。
なお、参考資料としまして、資料1「人口の推移」、それから資料3「用語の意味」が新たにここでは加わっております。
今回示されました「第4章 持続可能な行財政運営」ですけども、本文で187ページから196ページになります。188から189ページが基本方針が書かれております。190ページが財政見通しということになっております。この財政見通しでは、中野区の基準となる一般財源規模を650億円として設定をしております。これをベースにしまして、経常経費、あるいは各種基金の繰り入れ・積み立てなどの金額を想定するということになっております。
191ページから193ページが財政フレームということでございます。基金の積み立て・繰り入れ、起債の想定額等を入れております。
194ページから195ページには、「起債・基金を活用する主な事業」というものが掲載をされております。194ページには、まちづくり関連の事業というのが並んでいるということでございます。
では、素案からの主な変更点について御説明いたします。別添資料のほうをごらんいただきたいと思います。別添資料2-1がございます。これは本文の部分の変更箇所ということでございます。時間の関係もございますので、都市整備部とまちづくり推進室関連のものについて御紹介をいたします。
別添2-1の3ページのナンバー16をごらんいただきたいと思います。本文ですと58ページになります。「産業と人々の活力がみなぎるまち」の「キ 交流拠点のまちづくり」の目標値でございます。交流拠点各駅の1日の平均乗降人数を訂正しております。左側が素案で、右側が案ということでございます。交流拠点となる駅は6駅ございますけど、そのうち西武新宿線の3駅、これは新井薬師前、野方、鷺宮でございますけれども、その乗降人数を誤って算出していたというため、今回訂正をするということでございます。
次に、4ページになります。ナンバー21、22でございます。本文でいいますと76ページになりますけれども、「安心して住み続けられるまちづくり」の中の目標値でございます。南台四丁目、一・二丁目、それから平和の森公園周辺地区の不燃領域率が21番目でございます。それから、22番目が地区施設道路の整備率、この数値の変更でございます。これは素案以降、改めて事業実績ですとか過去のデータをもとに目標値の精査を行って、その結果、修正をしたということでございます。
また、その下になります。ナンバー23になりますけど、本文でいいますと85ページでございます。ここでは新たに公園への犬の同行入園に関する課題に取り組むという記述を追加しております。
次に、別添2-2をごらんいただきたいと思います。これは、ステップで素案から変更した箇所ということでございます。
ステップの1から3までがそれぞれ2年ごとになっておりまして、ステップ4が4年間の期間を想定しています。したがいまして、ステップ1が平成22・23年度、ステップ2が24・25年度、ステップ3が26・27年度、ステップ4が28年度から31年度までと、そういった大まかな想定をしております。
まず、1ページ目でございます。ナンバー4、(仮称)南部防災公園がございます。整備時期を、財政運営の観点等から、ステップ2からステップ3へ変更しております。
それから、この資料の5ページになります。2段目、ナンバー23、「新しい交通システムの社会実験・検証」でございます。これはステップ1からステップ2に変更いたしました。
それから、ナンバー24、その下になりますけれども、東中野駅駅前広場の自転車駐車場開設ですけども、広場の整備の工程等にあわせまして、ステップ3をステップ2に早めるということにいたしております。
それから、同じページのナンバー25、その下になりますけども、もみじ山通りです。これは、記載の表現の変更ということで、内容や時期の変更等ではございません。
それから、その下、ナンバー26、「落合駅付近地下横断通路整備」でございます。これは、素案にはなかった項目でございます。今回の案で新たに追加したというものでございます。これは、東京都、東京メトロ、中野区の3者間で地下横断通路をつくるということで、合意がほぼ整いつつあるという段階に至りましたので、今回、新たに追加をしたということでございます。
次に、6ページになります。一番上のナンバー28、哲学堂公園でございます。これは、哲学堂公園全体の保全・改修を素案ではステップ3といたしておりましたが、そのうち公園部分と運動施設を分けまして、公園の保全・改修をステップ2、運動施設のほうをステップ4というふうに変更いたしております。
それから、その下のナンバー29の妙正寺川公園の改修につきましては、実施時期を後ろにずらすということでございます。
次に、別添2-3でございます。これは、施設配置のステップの変更でございます。このうち2ページをお開きいただきたいと思います。一番下にございます「東中野南自転車駐車場(移転)」と書いてございます。これは駅前広場の地下につくる自転車駐車場の完成時期でございますけれども、先ほど言いましたように、広場の工程にあわせまして完成時期を前倒しするということで、素案ではステップ3としていたんですけども、今回ステップ2に変更するということでございます。
同様のことが4ページにも記載がございます。
それ以外の変更箇所でございますけれども、まちづくり事業用地というのが素案ではございました。「キッズ・プラザの整備に伴う児童館廃止後の児童館跡地を南部地域のまちづくり事業として活用」というふうに素案ではなっておりますけれども、今回の案では、この部分につきましては、4ページになりますけれども、児童館の部分でございますが、「売却予定等」に変更がされております。
それから、別添資料3になります。この1月に実施いたしました素案の意見交換会の実施結果について、簡単に御報告いたします。
まず1枚目でございますけれども、実施日でございます。1月21日と23日に行いました。二日合わせて、参加者は23人ということでございました。
配布資料は、素案と、参考資料で財政の見通しについての2点でございます。
意見交換会の質疑の概要でございますけれども、素案に関するものの質疑が、ここで紹介されているように、1ページから3ページにかけて23項目。それから、財政見通しに関するものが18項目。これは5ページから6ページに記載されております。その他が12項目で、6から7ページに掲載されております。
まず、素案に関するものでございます。都市整備部とまちづくり推進室が所管しているものについて御紹介をいたします。
2ページになります。5と6でございます。警察大学校等跡地にはスポーツ施設等をつくる考えはないかといった御質問がございました。これにつきましては、警大跡地には産学連携、あるいは産業の活性化という役割がございます。したがいまして、スポーツ施設につきましては、新たに区内につくる大規模公園などに設置するというふうにお答えをしております。
それから、8番目、これは用途地域地区の変更についての御意見がございました。
また、9番目のところは、「なかのん」の増便をという御意見でございます。これにつきましては、採算面での難しさということもあり、10か年への記載については御意見としては伺いますというふうにお答えをしております。
それから、3ページになります。10番は、道路が狭いという御意見がございます。
それから、その下には、ナンバー11ですと、マンション建設の際にファミリー世帯のものを設けるよう規制できないかという御意見がございました。これについては、現在は指導要綱で行政指導を行っていますが、これを条例化したり、あるいはファミリー向けの比率を高めるよう検討しているというふうに回答しております。
それから、ナンバー12では、ファミリー向け住宅は高額で住めないという御意見でございます。これについては、多数の方に家賃補助を行うというのは、現実問題としてはかなり難しいと。それから、家賃相場全体を下げるということもなかなか現時点では難しいというふうにお答えをしております。
それから、ナンバー13、空き家の多い地区もあると。それを利用したり、あるいはリバースモーゲージを考えたらどうかという御意見でございます。これにつきましては、国の動向もあり、また、制度的に導入しても現実はあまりうまくいっていないという課題もございます。したがいまして、今後考えていきたいというふうに回答しております。
次に、財政の見通しに関する質疑でございますけれども、まちづくり関連のものにつきましては6ページになります。34番でまちづくり基金の使い道ですとか、あるいは、36番で警察大学校等跡地の開発協力金の条件についての御質問がございました。
内容的には以上でございますけれども、最初の1枚目のペーパーに戻っていただきまして、「今後の予定」でございます。
今回、各常任委員会に御報告いたしましたけれども、今月8日から3月1日までパブリックコメントを行いまして、その上で10か年計画(第2次)を決定するということになります。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございますでしょうか。
何かございますか。(「リバースモーゲージとは何」と呼ぶ者あり)はい。
登都市整備部副参事(都市整備部経営担当)
リバースモーゲージというのは、不動産を担保にしてお金を借りるという、そういうシステムでございます。
せきと委員
別添2-1、3ページの16番で、平均乗降人数を計算間違えたという御説明でしたが、もう少し御説明いただけるとありがたいんですが。
上村まちづくり推進室副参事(地域まちづくり担当)
この交流拠点の各駅につきましては、6駅を想定しておりまして、東中野駅、中野坂上駅、新中野駅、そして西武線の鷺宮駅と野方駅と新井薬師の駅の六つを都市マスで交流拠点と位置付けておりまして、この六つのうち西武線の3駅について、いわゆる乗降客数をダブルカウントしていたためということで、約7万人強多くしたものでございます。JR等につきましては乗降数が発表になっていますので、×2で降車数も入れてやっておりますけれども、西武線については、乗降客数で発表されているのを、こちらのミスでダブルカウントしたものでございまして、7万人強の差が出てしまったということでございます。申しわけありませんでした。
委員長
他に質疑ございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
よろしいですか。
他に質疑がないということで、質疑がなければ、以上で本報告については終了をさせていただきます。
続きまして、2番目、落合駅自転車等整理区画の整理手数料の改定についての報告を受けます。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
それでは、落合駅自転車等整理区画の整理手数料の改定について(資料3)御報告をさせていただきます。
別添資料「落合駅自転車等整理区画の整理手数料の改定について」の資料を用いまして、御報告させていただきます。
東京メトロ東西線落合駅に隣接してございます落合駅自転車等整理区画でございますが、他の整理区画の手数料及び新宿区が整備中の自転車駐車場料金との整合を図るため改定を行ったものでございます。なお、これに伴いまして、中野区自転車等放置防止条例施行規則の一部改正を行いました。
施設の概要でございますが、所在地は東中野三丁目14番、収容台数は160台、開所時間等につきましては記載のとおりでございます。
改定の内容でございますが、改定前・後ということでございまして、年間利用5,000円だったものを7,200円、それから、6カ月の場合は3,000円を3,600円、1日利用は100円で変更なしというものでございます。
参考でございますけれども、ほかの整理区画3カ所につきましては、年間9,600円、6カ月4,800円でございます。
裏面をごらんいただきたいと思います。
落合駅の周辺自転車駐車場案内図でございますが、上の囲み、現在新宿区が開設準備を進めてございます(仮称)新宿区落合駐輪場でございますが、こちらのほうが1カ月600円の利用料金を予定しているということでございます。こちらとの相互乗り入れの関係上、年間利用と6カ月の利用料金の整合をとったということでございます。
表にお戻りいただきたいと思います。
実施日ということでございまして、本日から改定料金を適用させていただきたいと思います。申し込みでございますが、2月6日(土曜日)から現地で受付開始となります。
なお、下の米印でございますが、本日付で改定をいたしますが、新料金の適用は4月1日からということでございます。
周知方法でございますが、2月5日号の区報掲載のほか、ホームページやポスターなどにより行うこととしてございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございますでしょうか。
むとう委員
今のところで、参考で、他の整備区画の手数料が書かれておりますけれども、他のところはみんなまちまちで違う理由はどうしてなんですか。区内の中でこれだけ値段の差が出ているのはどうしてなのか、教えてください。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
自転車駐車場を含めまして、こういった整理区画の料金でございますけれども、他の有料制の例えば中野駅北口のそういった駐輪場でございますと、例えば設備が屋根があるとか、そういった設備的なものとか、あとは立地の関係がございます。そういったものを勘案いたしまして、こういった整理区画につきましては、こういった料金を定めているといったところでございます。
むとう委員
このたびは新宿区との整合性をとるということで同じ料金にしたということのようなんですけれども、参考までに、中野区で放置自転車を撤去されると、取りに行くのに5,000円ですよね。新宿区はお幾らなんですか。その辺の整合性はつくんでしょうか。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
新宿区につきましては3,000円でございます。
むとう委員
その辺は、整合性はよろしいんですか。というか、気になりますよね。駐輪場の料金を同じにしても、新宿区さんのほうが安いということになると、中野にとめるというよりも、新宿区に放置がふえちゃうんじゃないかという懸念はないんでしょうか。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
撤去手数料の考え方につきましては、新宿区のほうは3,000円ということでございますが、実際に持っていかれた場合の取られる料金は異なってくるわけでございますけれども、一応、区のほうは全体で5,000円ということでさせていただいておりますので、そういうような形で進めさせていただきたいと思います。
むとう委員
いいんですけれども、新宿区とはそのことについては整合性とかお話し合いの中では出てこなかったんですか。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
撤去手数料の料金の整合については、それぞれの区の考え方というのがございますので、特段協議をしたという経緯はございません。
むとう委員
そうしたらば、自転車駐車場の利用料金だって、それぞれの区の考え方で整合性をとる必要はないというふうになっちゃいませんか。今の御説明だと。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
委員御指摘のとおりの部分ございますけれども、一応今回につきましては、既存の整理区画の隣に新宿区のほうで設置を進めている駐輪場との料金を決める中で、利用する方々にとっての相互乗り入れということもございますので、まずは使っていただける方に対して料金を合わせたというところでございます。
せきと委員
今回、こういう整合を図るためという施行規則を改定するとありますけれども、問題意識が何カ月前かの時点であって、本日こういう報告になったと思うんですけれども、どれぐらい前のところからこういう問題があるなというのはお考えだったんですか。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
委員御指摘のこういうというのは、料金の……。(「今回の落合駅の件で」と呼ぶ者あり)従前、この落合の整理区画でございますけれども、設置が平成16年から開設をさせていただいたところでございます。そのときにも既に新宿のほうもこういった駐車区画といいますか、そういったものを設置するといった協議がございました。中野区のほうは、16年4月1日から開設をさせていただいたわけですが、その後、新宿区側の設置のほうがおくれてございまして、ずっと無料の仮設自転車置き場といったものを設置して、現在に至ってきたというところでございます。そういった中で、当初、新宿区と区のほうも5,000円ということで、平成16年の当時からそういった協議はさせてきていただいたところなんですが、ようやくこのたび、新宿のほうの開設の運びというようなお話が来たところでございます。
委員長
他に質疑ございますでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
それでは、3番目、緑確保の総合的な方針(案)についての報告を受けます。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
それでは、お手元に配付させていただきました資料(資料4)に沿いまして、御説明をさせていただきます。
本件につきましては、平成20年8月より、都区内全域における緑の減少への対策をさらに強化するために、東京都、区、市町村が合同で検討を進めてきたわけでございます。今回「緑確保の総合的な方針(案)」についてまとまりましたので、御報告をさせていただきます。
本編が全体で80数ページにわたりますので、添付資料の資料番号1番の概要資料で内容について御説明をさせていただきます。
めくっていただきまして、資料番号1番をごらんください。
まず、「「方針」の必要性」でございます。緑化推進の各種施策につきましては、都市公園等の創出は増加傾向にあるわけでございますが、既存の緑、例えば丘陵地の樹林地でありますとか農地などは、これを上回って減少しているというような状況でございます。その右側でございますが、そのために、緑の減少への対策を強化していく必要があるという観点。具体的には、総合的な観点から望ましい緑のあり方や取り組みの方向性を明らかにする必要があるという認識のもとに検討してまいったわけでございます。
その次の「「方針」の位置付け」でございますが、東京都では、平成18年12月に「10年後の東京」の実行プログラム、あわせて「実行プログラム2009」を平成20年12月に改定しておるわけでございますが、その中で、ふやす緑と守る緑の施策について位置付けておるということでございます。その中の緑をふやす取り組みについてでございますが、新たに1,000ヘクタールの緑の創出ということでございます。そのうちの都市公園の整備につきましては、平成18年3月に「都市計画公園・緑地の整備方針」ということで公表済みでございます。中野区においても、既に当委員会でこの当時報告をさせていただいておるということでございます。
その右側の緑を守るという取り組みでございますが、今回御報告をさせていただく「緑確保の総合的な方新(案)」は、主としてこの緑を守る取り組みに関する事項でございまして、既存の緑について、一定の基準で分類し、今後10年間に確保することが望ましい緑を明確化。あわせて、まちづくりの緑施策を明示するということでございます。
その次の「策定の経緯等」でございますが、平成20年8月から検討を開始しまして、今回、案がまとまったということでございます。東京都については、この4段目でございますが、東京都のパブリックコメントを今月2月23日から3月24日まで行うということでございます。関係区市町村も所定の手続を行うこととなっております。中野区については、緑に関する施策であります都市計画マスタープラン、「緑の基本計画」について、既にパブリックコメントを実施しておりますので、区のホームページで意見募集を行うということにしております。その後、4月中旬ぐらいには合同検討委員会の確認を経て、方針を公表する予定でございます。
その次の「「方針」策定のポイントと枠組み」でございます。この中で、特に三つ目の「上位計画との整合性」ということでございます。各区市町村の「緑の基本計画」を尊重して、調整を図るということでございます。
その次の「計画期間」でございますが、平成22年から10カ年、原則5年ごとの見直しということ。さらに、2年後に時点修正をする予定であるということでございます。
裏面をごらんください。「方針の構成と方向性」でございます。先ほど申しました既存の緑を守る方針ということでございます。この資料で「系統分類」というふうに書いてございますが、いわゆる山地、丘陵地、崖線、屋敷林等の緑を分類しまして、確保することが望ましい緑の区分、これは担保性の高い順番に確保地として水準1番、2番、3番というふうに区分し、また、これ以外に今後10年間にかかわらず確保地に上げていくものとしてまして「確保候補地」というふうに表現しておりますが、そういった事柄を整理したわけでございます。これらを、この本文の中に載っていますが、リスト化し、5万分の1の図面で表現・整理するということでございます。
中野区で、例えば本編のほうの後ろから3ページ目をごらんくださいませ。こういった図面が出てまいるわけでございます。この図面は、東京都下全域を表現しておる中の、中野区に関係する部分をコピーしたものでございます。先ほど申しました山地、丘陵地、崖線、屋敷林等と、それと緑にかかる制度ですね。いろんな法令がありますが、そういったものを表現しておるわけでございます。中野区についていいますと、崖線はありませんし、特定の屋敷林を現時点で対応するということは検討してございませんので、対応するものはないということでございます。
それと、もう一度概要資料のほうに戻っていただきまして、「緑のまちづくり指針」というところでございます。この中で、「(まちづくりの中で取組む緑施策)」ということでございます。まちづくりにあわせまして、今後10年間に緑のまちづくりの方向性、緑化誘導策を1万分の1のリスト表で整理・表現するということでございます。もう一度、あちこち申しわけございませんが、本編のほうの図面でいいますと、後ろから2ページ目、それと一番最後の図面でございます。これが図面でございまして、中野区に関係するところを添付させてもらっています。1万分の1で表現するということでございます。この中で、中野区では、地区計画として位置付けられております中野四丁目、新井二丁目、野方一丁目、南台一・二丁目を表現しておるわけでございます。
すみません、あちこち申しわけございませんが、もう一度概要のほうに戻っていただきたいと思います。
これらを実現化させるために、「新たな施策(先行プロジェクト事例)」ということでございます。ここに書いてございますように、既存の緑を一層確保するために、こういった保全方策等を検討していこうじゃないかということ。その次の段落に「緑のまちづくりをさらに進めるために」ということで、例えば、都市緑地法の緑化地域制度の指定推進という事柄、その他として、民間主体の(仮称)「東京の緑を守る将来会議」の創設、国への法改正の要望云々ということでございます。
それで、もう一度、すみません。一番表紙のほうに戻っていただきまして、「方針(案)の内容」は今概要で御説明させていただいたとおりでございますが、大きな2番の「意見募集について」でございます。中野区としましては、区報の2月20号で意見募集の案内を掲載させていただきます。区のホームページでこの今申しました方針(案)、この本編並びにこの図面は中野区だけではなくて全域、図面枚数でいいますと、約400数十枚にわたるわけでございますが、こういったものをホームページで載せるということでございます。膨大な資料でございますので、閲覧用の方針(案)を公園・道路整備分野の窓口に置きまして、意見募集を行うということ。区に寄せられた御意見等は、区として取りまとめて、東京都へ報告をさせていただくという段取りでございます。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございますでしょうか。
むとう委員
端的に言って、今回このことによって、緑を守る取り組みが強化されていくということのようなんですけれども、具体的に中野区で実際に行われること、これによって新たに行われる取り組み、緑を守るための新たな取り組み、何か出てくるんでしょうか。そこだけお答えください。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
緑の取り組みにつきましては、既に「緑の基本計画」、平成21年8月ですね、かなりの議論をさせていただきましたので、この内容に即して進めていくということになろうと考えております。
むとう委員
そういたしますと、今回のこの方針ができたからといって、中野区の緑を守る取り組みで新たに加えられるものとかというのは特段ないということですか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
さようでございます。
せきと委員
確保地というのは、東京都が一方的に決めて、ここだよというふうに示してきたんですか。それとも、確保地というのをこれから決めるんだが、中野区のほうでどこかいいところあるかいというような打診はありましたか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
概要版で御説明させていただきましたように、確保地の水準1・2・3とございまして、これは合同検討会の中で、それぞれ区、市、村の中で要望等を受けとめて、東京都がまとめていただいたということでございます。
せきと委員
市区町村レベルでの話し合いで、もうちょっと地元の住民の方々の話を聞くというのはやっぱり難しいですよね。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
東京都が音頭をとって、この確保、総合方針(案)をまとめたことはそうなんですが、やはり各区市町村のそれぞれ独自の施策、独自の条例等お持ちですので、それらを今回まとめ上げたというのが実態でございます。したがって、個別に各市町村で区民の御意見を伺ったかどうかというのは定かではございません。
せきと委員
私は、屋敷林の保全というのがすごく関心があるんですけれども、この本文にも書いていますとおり、相続税の問題ですとか国レベルで克服しなきゃいけない点が随分あろうかと思うので、こういうのは今後も注視していきたいと思います。ありがとうございました。
委員長
他に質疑ございますでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告については終了させていただきます。
続きまして、4番目、区立沼栄橋公園の開園についての理事者側の報告を受けます。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
区立沼栄橋公園の開園について(資料5)御報告をさせていただきます。
この公園につきましては、野方五丁目1番地におきまして、平成20年3月に環状七号線地下調節池妙正寺川取水施設の完成後、その周辺整備事業の一環として、東京都第三建設事務所が建設工事を進めてきたわけでございまして、区立沼栄橋公園の工事が完了し、区が引き継ぎまして、開園する運びとなったものでございます。つきましては、区立公園条例第2条第1項の規定に基づきまして、告示をさせていただくということでございます。
1番目の「所在地及び面積」につきまして、野方五丁目1番でございます。面積773.36平米でございます。裏面をごらんください。場所については、このような妙正寺側取水施設の案内図のほうでございますが、すぐ左側にございます野方五丁目1番でございます。公園の平面図が、その下段に表現をしております。
表面にもう一度お戻りください。2番目の「用地及び整備工事について」でございますが、先ほど御説明させていただきましたように、周辺整備事業の一環として公園を整備したものであります。東京都第三建設事務所が行いまして、中野区が引き継ぐということでございます。
3番目の「施設内容について」でございますが、公園の中のダスト舗装約470平米、多目的に利用するということでございます。あと、ベンチでありますとか、水飲み台とか、園内灯、植栽についてはハナミズキ、コブシ、ツツジ類でございます。
4番目でございますが、私ども中野区として引き継ぎ、開園をするということでございますので、開園式を今月2月7日(日曜日)午前10時から11時に行わせていただきたいと思っているところでございます。場所については、沼栄橋公園内ということでございます。
一番下の「参考」でございますが、この公園条例に基づく告示予定日でございますが2月5日、供用開始日を2月7日ということで予定をしております。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございますでしょうか。
江口委員
小さな公園でしょうけど、トイレを設置しなかった理由は何なんですか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
この公園の整備につきましては、東京都のほうで地元の町会長さんを含めて、平成20年2月ごろお打ち合わせをしておるということでございます。その中で、地域の方々との御意見の中で、トイレを設置すると、ホームレスという言葉が適切かあれなんですが、ホームレスが住みついて困るという御意見等もあり、トイレは設置しないということになったそうでございます。
江口委員
そういう確かに御意見もあるでしょうけど、今まで中野区が公園の設置をしたときに、トイレのないことで一番迷惑をこうむっているのは近隣なんですね。特に、こういう小規模の公園というのは、年齢的に低い方たちの遊び場になる傾向が強いので、トイレが我慢できないということで、これはもう散々私は議会で言ってきたのは、近隣のところへ行って貸してほしいとか、男の子は変な話、外でということでなってしまうという形があって、やっぱりそういうのは行政がきちんと指導して、確かに町会からそういう意見が出たといっても、その人たちは責任とるのかといったら、とってくれた例はないんですよ。大変厳しい言い方するかもしれないけど。そういうのはやっぱり強引につけるという形でやっていただかないと、じゃあ、公園の中でトイレがあるところにホームレスが住みついているのかといったら、そんなに幾つも例はないんですよね。ホームレスが出入りしているところは。もう一つは、巡回という形で区がその対応を今しているわけですから、やっぱり新しい公園についてはもう――後から結局要望が出てきて、プレハブ的な、簡易的なトイレをつけると。非常に利用しにくいというケースがいつも中野は後手後手で出てくるんだけど、何で今回、そういう点は強行にその辺を説明しなかったんですか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
委員御指摘の件もありますが、東京都が河川整備の一環で、その残地として公園を整備するということでございまして、この底地そのものも河川区域であるわけでございまして、そういったことから、私どももそれほど強く御指導申し上げられなかったというのが実態だろうと思っているところでございます。
江口委員
関係ないでしょう、そんなの。今の理由は。違いますか。要は、どこの跡だって、公園は公園なんですよ。河川の関係でつくってもらったから、じゃあ、区民はそういうことで利用するんじゃなくて、公園として利用するんですよ。そういうときに、水飲み場もつくっているんですよね。そうなれば、やっぱりどうしてもトイレというのは必要だし、例えば、災害のことも考えたって、そこに避難するわけじゃないけど、トイレがあるのとないのでは全然違うんですね。だから、そういう意味でやっぱり行政の持っていき方、考え方そのものをきちんと明確にしていないから、町会の人たちからの意見で、ホームレスがいてしまうからというのでトイレはつけなかったと。やっぱり利用者のことを考えるのが本来の行政の姿であって、この周辺に、トイレに行くときはどこへ行くんですか。野方地域センターですか。そういうものじゃないんですよ。やっぱり小さいお子さんたちが夢中で遊んでいるときは、そこで用が足せるということをつくっていくことが区民に対して温かい行政の姿であって、別に豪華なトイレをつくってくれなんて私は要望しているわけではないんで、今は、水洗方式の中で、毎日のように、区が皆さんの温かい税金を使って清掃活動をして、におい等の問題もないわけですね。必ずトイレをつけたくないというのが、総論賛成、各論反対で出てきているのは、私は長い議会生活であるんですね。だけど、つけちゃわなければ、周りが迷惑します。そういう意味で、ぜひそういう発想を変えてもらいたいんですけど、もう一度考え方を。今の考えでは、私は納得できません。いかがでしょうか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
公園の整備内容について、今の委員の御指摘もありますけれども、東京都がつくられたということもありまして、どういうことが可能か、もう一度東京都のほうと相談をさせていただきたいと思っております。
江口委員
だから、東京都がつくったからといって、東京都に言えばいいでしょう、最初の段階で。ところが、今お答えになったのは、町会からそういう必要はないと言ってきたというんだけど、その方は責任とれるんですか、本当に。よく住民代表でいろいろ入ってくるけども、全体的なことを考えて、利用する立場のことを考えたときに、果たしてどうなのかと。まして、この辺にはそれだけの日当たりをするところの場所がないので、非常に条件的にいいところですよね、外に出る場合。ただ、ほとんどが皆さんこの辺は広い家ですから、それが必要ないかもしれないけども、だれでも多目的に利用できるという公園であれば、やはりトイレというものはどうしても必要な私は施設だと思うのを、なぜ最初から、東京都からこれを譲り受けるわけだからといって遠慮しちゃっているんですか。おかしな話でしょう。東京都がつけないと言ったのか、それとも中野区が言わなかったのか。それとも、町の人の反対があって、やらなかったのか。はっきりしてください。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
繰り返しになりますが、整備の内容については、東京都が事業主体となってこの公園について整備されたわけでございます。公園の中身については、基本的には東京都が責任を持ってやられるというふうな認識でございます。実際の利用勝手等について、私どもが公園の中のトイレがどうのこうのという議論をしたことはございません。
江口委員
言っていないんでしょう、だから。おかしいですよ、そんなのは。大小関係なく、利用する立場のことを考えれば、トイレというのはつくるべきなんですよ。まして、水飲み場をつくっているんだから、トイレなんかできるはずでしょう。それだけの設備を持って、配水関係を持っているわけだから。そういうことをやらないで、まして新設公園ですよ。それにそういうものがなくて、後でまたトイレが欲しかったとなれば二重の手間になるし、二重の予算でやらなきゃいけないというのは当然のことなので、ここはじゃあ、ずっとトイレはつけないということでいいんですね。住民から要望があっても。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
考え方として、東京都が整備されて、私どもが引き継ぎ、その後、当然いわゆるメンテナンス、管理運営が出てきますので、その中で今後検討してまいりたいというふうに思います。
江口委員
ちょっと待って。違うじゃない、答えが。東京都と話し合ったときに、東京都と区と住民ということを言ったじゃないですか、最初に。それでこれができたと言ったんでしょう。そのときに、区が積極的にそれを言わなかったのは、住民が反対したから言わなかったと。僕は明確にしておきたいんです、これは。こういう正式な委員会の中で。そうじゃないと、必ず後でトイレをつけてくれという要望があったときに、また結局そこでどうなるのということになるので、ぜひお願いしたい。それはなぜかというと、私もあるとき地元の公園で経験がありました。トイレは必要ないという反対が起きた。だけど、やっぱりその人を説得に私行きました、最終的に。区の職員にも説得に行ってもらった。そして、最後にトイレをつくった。それが本当に利用されることが多いんですね。そのトイレは。小さな公園ですよ。なぜかというと、通りすがりの人たちも使うんです。公園のトイレというのは。公衆トイレですから。そういう意味でのことを考えたときに、やっぱりこういうものは最初からなきゃ私はおかしいのに、東京都がつくって、東京都の計画でと。じゃあ、話し合いの中に区はいなかったのかとなるけど、最初の話では、いたんでしょう。それで、住民もそこにいたんでしょう。そういう中の結果というんだったら、はっきりこれは明確にしたほうがいいんですよ。住民の意向でやめたんだったら、そういうふうに記録にしておいてくださいよ。それじゃないと、我々困りますよ。いかがですか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
先ほど御説明させていただきました公園の設計内容について、平成20年2月でございますが、東京都が地元の町会と説明・相談をされたということでございます。その場には中野区の職員は同席はしておりませんでした。したがって、この中でトイレは必要ないよということでございましたので、今後ともそういう方向性の中で運営管理をしていきたいというふうに考えております。
江口委員
もう一つは、このことがそういう形になったときに、区側に、都が住民説明をしたというときに、議会にこういう形で都が案を示してきたと報告されましたか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
ちょっと調べてみなければわかりませんが、私の記憶では、この公園の整備内容について、報告をさせていただいたことはないというふうに認識しております。
江口委員
おかしいじゃないですか。要は、区立公園として引き継ぐということは、もう最初からわかっていることでしょう。東京都の事業にしても。移管されるということは。だけど、それは住民説明がある前に、やっぱり議会のほうに、東京都がこういう整備内容を示してきたと。我々はあそこに視察に行ったときは、あそこに公園として提供していただくということは聞いているわけじゃないですか、議会のほうは。だけど、この図面が都から出たときに、やっぱり住民代表である議会のほうに、こういうふうに都が示してきたけど、議会側の意見はどうなんだということを当初求めて、議会の意見を聞いて、そしてさらに、そのことを踏まえて住民説明の中で住民の意見を聞いて最終的に調整すると。それが本来の進め方のことなんじゃないですか。あまりにも、それは議会軽視ですよ。ほかのこともあるようですけど、たくさん。だから、これはやっぱりおかしいですよ。7日に開園式なんて、とんでもない話ですよ、私からすれば。そういうことが明確になっていないで、都から移管されたから、じゃあ、開園しますと。そんな簡単なものじゃないでしょう。たまたまこれは小さいからいいですよ。違いますか。本来、議会にきちんと報告するのが筋なんじゃないですか。それで、議会の意見を求めて、そして、住民の意見を求めて、そしてそれを調整して、都の仕事であっても区が音頭をとるというのが本来の姿なんじゃないでしょうか。違いますか。
委員長
理事側の答弁をお願いします。(「ちょっと休憩願えますか」と呼ぶ者あり)
暫時休憩をいたします。
(午前10時55分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前10時56分)
ただいまの質問に対して、公園・道路整備担当のほうで答弁をお願いします。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
委員の御指摘もこれありでございますが、この公園の整備内容については、繰り返しになりますが、東京都が整備するということでございまして、その中でこういう整備工事を進められたということでございますので、その辺はちょっと御理解をいただければと思っているところでございます。
石井都市整備部長
経緯については、事実としては今担当副参事のほうから答弁申し上げたようなことでございます。ただ、その中で、御指摘いただいたように、区の関与、これがちょっと都との関係においてタイミング、その他、これも少し反省すべき点があるなというふうに考えております。
このトイレの問題でございますが、運営を今後していく、供用開始をしていく中で、当然いろいろな声が、そのトイレだけではなくて、あろうかというふうにも思っておりますし、その辺を勘案しながら、今後の対応も考えていきたいと。また、こういうたぐいの都の事業、いずれ区に移管される予定のあるようなこういった箇所については、御指摘いただいたように、きちんと事前にその都区の協議を済ませた上で、また、議会への報告、それから住民の意向、この辺もきちんと織り込んだスケジュール、これで進んでまいりたいというふうに考えております。
市川委員
これは面積がダスト舗装――ダスト舗装というのは、どういうのだっけ。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
土系の舗装でございまして、小学校のグラウンドでありますとか公園の中、例えば、この近辺ですと杉山公園の広場等についてもダスト舗装を使っております。一般的に使う舗装材でございます。
市川委員
それで、これは470平米あるんだけれども、470平米というと直線で、縦横は何メートル×何メートルくらいになりますか。
委員長
休憩いたします。
(午前10時59分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前10時59分)
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
この裏面の図面、公園の平面図をごらんください。ゲートボールが、いわゆる長手方向でございますが、長手方向は十分とれるわけでございまして、縦方向ですね。縦方向のたしか21メートルはとれなくて、とはいっても、ゲートボールの練習コートとしては十分使えるというふうに思っております。
市川委員
それを、そうかなと思って質問したんだけど、ゲートボールを日ごろ愛好している方たちね。例えば、ゆうあいクラブの中にもゲートボール部はあるでしょう。体育委員会があって。そういう人たちに、こういった公園が今度開園するんですよという情報提供はしていますか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
現時点では、まだ供用開始されていないということもありまして、事前に私どものほうからPRはしておりません。
市川委員
早くしてあげたほうがいいですよ。囲町公園が使えなくなって、その間、あの工事があるでしょう。あれは、中央防災公園。その間、平和の森公園の少年野球場を使って、それで今、皆さんそれで喜んで使ってくださっていますよね。それで、今度、中央防災公園に帰ってくるんだけども、この間、たしかいろいろと議会のほうから要求もあって、素案を見直して、ゲートボールができるようになって、消防団のたしか訓練ができるようになってと、そういう空間が生まれましたよね。それほどにここは交通の便がいいところだから、いろいろ大会を開いたりするのにはうってつけの場所なんだけど、だけど、やっぱり身近なところで日ごろ練習をしていて、例えばこの野方ブロック・エリアの地域の地区町連の中に入っているようなゲートボールチームの皆さんは、ここに公園が一つできることによって、やっぱりこういった活動がより活発になるわけですから、早く提供してあげたほうがいいと思うんですね。これは要望。
それともう一つです。開園式をやりますね。開園式というのは、だれを呼びましたか。だれが招かれているんですか、来賓として。開園式の式次第というのかな。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
開園式の御招待客でございますが、まず、区議会関係につきましては議長、副議長、建設委員会の委員の先生、それと地元選出の委員の先生、それと地域町会として野方町会関係、大和町の関係の方です。それと、これが招待状をお配りさせていただいている範囲でございまして、あわせてこの公園の隣接区域に、いわゆるポスティングということで、2月7日に開園式をやりますよという案内状を、先週金曜日、木曜日でしたか、ポスティングを約300枚ほど、この公園を中心として、これは東京都三建のほうともこの地域ということでございましたので、配らせていただいたということでございます。
市川委員
先ほど要望しましたゲートボールのチームの代表者、この地域に大体チームがあるでしょう。調べればわかるんだから、その代表者の方にも、おくればせながらといっては大変失礼かもしれないけども、2月7日に開園式がありますから、どうぞ皆さんいらしてくださいというふうにして御案内したほうがいいと思うんだけど、どう思いますか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
ゲートボール関係の方々は、大至急調整させていただいて、対応させていただきたいと思っております。
市川委員
じゃあ、それは出してくださいね。
それと、議会なんですけども、建設委員長はこの案内をもらっていないと。副議長も、今ここで聞いたら、もらっていないと。小林委員は、郵送で送ってきたと。私はもらっていないんです。地元だから、送ってきたと。さっき聞いたらば、建設委員と、地元と、正副議長というけど、ちゃんと到着していないのは、どうしてなの。
委員長
暫時休憩いたします。
(午前11時04分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前11時06分)
市川委員
今のは答弁保留にしておいて、もう一回、確認なんだけども、区議会事務局にきっと持ってきたんだと思うんですよ。それで、そこから各議員にお願いしますというふうにとっているんだと思うの。もちろん、区議会事務局もきちんと議員には渡しますよ。間違いなくやります。けれども、議員は、この1月の時期は、よく覚えておかなきゃいけないのは、新年会やら何やらといって日程がみんな表でとられているから、控室に足を運ぶ機会がないわけですよね。こういった開園式の案内一つにしても、きょうここの委員会で報告をする所管事項の報告1件にしても、例えば、どうしても急を要する場合があるじゃないですか。急を要する場合は、ちゃんと常任委員会というのは常設されているんだから、その委員長に、副委員長にちゃんと連絡を入れて、携帯電話持っているんですから入れて、こういう案内を出しますと。ぜひ当日来てくださいという一言がないと、案内の紙を出しました、入れておきました。それだけではだめなんだよ。議長にもちゃんと言って、議長、ぜひ来てくださいと。当日はこういったセレモニーがありますから、こういうことをやってくださいと。ここがあなたの出番だから、ここでしゃべってくださいとか、建設委員長はここが出番だから、ここでごあいさつしてくださいとか、そういう一つのこれは根回しというのかな、そういう前段階の準備というか、そういうものが最近は、これに限らずですよ、中野区は議会に対してのそういう前段階の準備が非常に手薄になっています。それは指摘をしておきます。気をつけてくださいね。
委員長
暫時休憩します。
(午前11時08分)
委員長
再開いたします。
(午前11時10分)
石井都市整備部長
すみません。いろいろと手違いといいますか、時間的な切迫している中で間際に投函なり、あるいはいろんなお知らせが届くようにということでは努力はしてつもりでございますが、結果、このようなことでございますので、御指摘のいただいた根回しといいますか、その御理解をいただくいろんなこと、これから手抜かりなくやってまいりたいと思います。
市川委員
それで、よろしくお願いをします。これは、この件に限らずといったのは、うちの委員会だけじゃないんですよ。区民委員会とか厚生委員会とか文教委員会とか、他にもあるわけなんですね。だから、全般にわたって、こういうところが少し手薄になっていますよと。今こんな話をしたらば、思い出したでしょう。西武新宿線の連続立体交差事業の野方WIZのときもね。でもやっぱり、急を要するときは、連絡をするんですよ。連絡をするときは、それなりに、それは担当副参事と部長とで回っていくわけですよ。そうやって、筋道つくっていくわけですよ。そういうものを手紙、文書一つでやるのと人が動くのでは、全然違いますからね。それで、また動き方によって、みんなが大きな力を出しますからね。だから、今江口委員のほうから指摘のあった質問にしても、そういうところにきちんと目を向ける議員もいるでしょうし、そういったことを大事にしていただきたいということを切に切に要望しておきますから、よろしくお願いします。
委員長
他に何かございますでしょうか。他に質疑ございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告については終了させていただきます。
続きまして、5番目、訴訟事件の判決についての報告を受けます。
豊川都市整備部副参事(建築担当)
それでは、訴訟事件の判決につきまして(資料6)御報告をいたします。
本報告は、昨年7月27日の当委員会において報告をいたしました、区を被告といたします訴えの提起が東京地方裁判所にあった事案につきまして、このほど判決が出ておりますので、その報告をするものでございます。
お手元の資料をごらんいただきたいと思います。
事件名は、損害賠償等請求事件でございました。
当事者は、原告が板橋区民、被告が中野区でございます。
訴訟の経過でございますが、平成21年6月12日に東京地方裁判所に訴えの提起がございまして、同年12月27日に東京地方裁判所で訴えの一部却下、一部棄却判決の言い渡しがあったというものでございます。
それから、事案の概要でございます。本件は、中野区長が、原告の建築に係る建築物について、これがいわゆる違反であると。そういったことから、使用禁止命令及び是正措置命令、あわせて水道の給水装置の申し込み並びに電気及びガスの供給の申し込みに対する承諾の保留、こういったいわゆる供給保留でございますが、これを水道・電気・ガス事業者に要請をしたものに対しまして、原告が、まずこういった各命令、すなわち使用禁止命令、是正措置命令、これは違法であるとして取り消しを求める。それから、②といたしまして、こういった命令をしたことや、この命令を撤回しないこと。それから、先ほどの供給保留の要請等をしたこと。こういった要請を撤回しないこと。こういったことが国家賠償法上も違法であって、これらにより、本件建物が使用できず、得べかりし利益に相当する被害をこうむった。そういったことで賠償を請求した。そういった事案でございました。
請求の趣旨でございますが、3点ございまして、まず1点は、中野区長が原告に対してした本件建物についての使用禁止命令及び除却命令を取り消せと。それから、2番目といたしまして、被告は、原告に対して500万円を支払えと。それから、3番目は、仮執行の宣言を求めると。こういった内容でございました。
それで、判決でございますが、まず、主文といたしましては、これは原告の求めをいずれも却下するというものでございます。それから、その余の請求も却下。それから、訴訟費用と原告の負担と。そういったものでございました。
それから、(2)の判決理由の要旨でございます。本件訴訟は、争点が三つございまして、判決文の中ではそれぞれの争点ごとに詳しく判決理由が述べられておりますけれども、本日は概略を御説明いたします。
まず、アの争点1、本案前の主張でございます。これは、簡単に申しますと、こういった建築基準法の規定に基づいた処分の取り消し、これを求める訴えについては、これはまず、建築審査会の審査請求及びその裁決、その後でなければ訴えを起こすことができないという規定になっておりますが、この使用禁止命令に関しましては、そういった訴えがされておらないということでございます。さらに、この訴えのできる期間につきましても、大幅に超過をしていると。そういったことで、この訴え自体が不適法になると。そういった内容でございました。
それから、イの争点2、本件各命令等の適法性及び争点3の損害賠償請求についてでございます。
まず、(ア)でございますが、本件建物は、そこに書いてあるさまざまな規定に適合しておらないと。そういったことから、中野区長は、原告に対しまして、建築基準法に基づく使用禁止命令及び是正措置命令、それから電気・ガス・水道の供給保留、これを要請したものでございますけども、このことは、原告が主張するような違法性は全くなくて、損害賠償請求の対象とならないと。そういったものでございます。
それから、その下の(イ)でございますが、これはこの原告が近隣住民と和解が成立しておりまして、和解内容が実現すれば、違反内容が是正されると。したがって、これをもって中野区長が是正措置命令の撤回などをしなかったのは、職務上尽くすべき注意義務を果たしていないと。そういった主張につきましても、現実に違反を是正するための措置が全くとられる見込みがないと。そういったことから、是正措置を撤回する必要がなかったと。そういった内容でございます。
結論から言いますと、中野区がこの原告に対して行いました違反の指導、これは適法であると。そういった判決でございました。
委員長
ただいまの報告に対し、何か質疑ございますでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告を終了いたします。
それでは、次に移らせていただきます。
6番目、第5期中野区住宅政策審議会の発足についての御報告を受けたいと思います。
登都市整備部副参事(住宅担当)
それでは、第5期中野区住宅政策審議会の発足について(資料7)御報告いたします。
住宅政策審議会につきましては、これまで第4期の任期というのがございました。それは昨年の12月が任期ということでございました。今回は、その次の第5期ということでございます。
この第5期の審議会の目的でございますけれども、昨年策定いたしました住宅マスタープラン、あるいは現在策定中の「新しい中野をつくる10か年計画(第2次)」に基づく施策展開を推進するに当たり、現行の住宅に関する条例ですとか、あるいは共同住宅等建築指導要綱の条例化などについて調査・審議するということを目的にしております。
設置根拠としましては、中野区における住宅まちづくりの基本に関する条例でございます。
3点目の審議内容でございます。今回の審議内容でございますけれども、区長の諮問に応じまして、今回は特に住宅に関する条例ですとか、あるいは共同住宅等建築指導要綱の条例化について調査・審議をするというものでございます。ちなみに、今回の10か年計画(第2次)の案でも、共同住宅の指導要綱の条例化というのはステップ1で行うという予定を考えております。具体的には、ワンルームマンションへの規制などが今回の審議の中心になるということと思います。前回の第4期で、大筋ではワンルームにつきましては規制強化の方向性が打ち出されております。今回は、それを踏まえまして、その具体的な内容について詰めていくということになろうかと思います。
委員構成でございます。裏面に委員名簿がございますけれども、学識経験者4名、区民委員のうち団体推薦が8名、公募委員が2名の合計14名でございます。
最初のページに戻りまして、委員の任期は2年ということでございます。
2月8日に第1回の審議会を開催する予定でございます。その後、22年度に2回ほど全体会の開催をいたしまして、7月には答申をいただきたいと考えております。この答申を踏まえまして、建築指導要綱の条例化等に取り組んでいきたいと考えております。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑はございますでしょうか。
小林委員
この条例化に関して、詳しいというか、内容がわかるのはいつぐらいになるんでしょうか。このスケジュールの中で。お示しいただける時期というのは、いつごろになりますでしょうか。
登都市整備部副参事(住宅担当)
現在は、共同住宅指導要綱でございます。これを条例化するということでございます。条例につきましては、当然議会の案件でございますけども、我々としましては、来年度中には条例を提案いたしたいと思います。
市川委員
この住宅政策審議会を発足するでしょう。委嘱して、委嘱状を渡して、今度、事務局のほうからまず一つのたたき台を示すわけですよ。そのたたき台というのはさまざま、例えばさっきこれ10か年計画の区民の意見の中にもあったような、ワンルームマンションの中のファミリー向けの部屋の割合をふやすとか、いろいろたたき台というのをつくるじゃないですか。そのたたき台というのはこの審議会に対して示すわけなんだけども、あれは、たたき台というのは我々の側には出てくるものなの。
登都市整備部副参事(住宅担当)
具体的には第4期の、前回の住宅政策審議会で大筋では大体方向性は打ち出されています。細かい中身じゃなくて、規制強化ということで、現在要綱で指導しているけども、それをもうちょっと強制力を与えるような条例化ですとか、そういった方向性は打ち出されております。それを踏まえて、今回、もう少し具体的な中身というのを審議していただこうということでございます。先ほど委員おっしゃったように、例えば、現在ワンルームの比率、ファミリーの比率が5分の1となっているけれども、それを3分の1にするのか、あるいは2分の1にするのかとか、そういった議論ですとか、あるいは、ワンルームというのはそもそも何なのかということですね。何平米以上の住宅、何平米以下をワンルームと考えるのかとか、その辺も含めまして審議をいただこうということでございます。ですから、審議会で条例案そのものを議論するということではなくて、ある程度具体化したものを出していただこうと、こういうことでございます。それを踏まえて、区として条例化を検討して、議会のほうに提案するということでございます。
当然、審議会の答申については、この委員会に御報告をするということになろうかと思います。その上で、区として条例の中身を考えていくということでございます。
小林委員
事前に、この委員会のほうできちんと出していただけるということですね。審議会である程度決まってしまうというよりも、その前の段階でお示しをいただけるということですかね。
登都市整備部副参事(住宅担当)
と申しますか、審議会のほうで一定の考えをお示しいただきたいということでございます。その上で、区として中身を検討して、考えるということでございますので、審議会の結果については当然これは御報告いたします。その上で、委員会でさらに御審議いただくということになろうかと思います。その上で、条例の提案をするということになるかと思います。
委員長
他に質疑ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
ないようでしたらば、以上で本報告を終了いたします。
続きまして、7番目、その他の項に入らせていただきます。
その他の項で、理事者側から何かございますでしょうか。
滝瀬都市整備部副参事(交通・道路管理担当)
口頭の報告でございますけれども、このたび東京都のほうから、神田川整備工事の説明会につきまして情報提供がございましたので、御報告させていただきます。
神田川の整備工事につきましては、東京都第三建設事務所におきまして鋭意進めてきているところでございますが、このたび本町三丁目、新橋上流の約70メートル間におきまして、新橋の架けかえ及び護岸の改修を行うことになったというものでございます。
これについての説明会が2月9日(火曜日)午後7時から、弥生地域センターで行われるということでございます。
委員長
ただいまの報告に対して、質疑ございますでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
他に理事者のほうからございますか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
国の登録有形文化財への野方配水塔の登録でございます。この件につきましては、昨年6月9日の建設委員会で、登録有形文化財の申請について報告をさせていただきました。その後の経過について御報告をさせていただきます。
昨年7月に中野区から文化庁へ申請を行いました。昨年12月11日に、文化庁文化審議会の審議議決を経て、文部科学大臣に登録すべきという答申がなされまして、12月11日付で報道発表されたということでございます。2月上旬には、官報告示をもって発効するということでございます。
同様の内容につきまして、文教委員会で口頭報告されることと聞いております。
委員長
ただいまの御報告に対して、質疑ございますでしょうか。
せきと委員
改修計画は、まだ時期は決まりませんか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
10か年計画の中でも御説明させてもらっていますが、この登録を受けた後、具体の話をさせていただくことになると思いますが、時期等については、現段階では未定でございます。
委員長
他にございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告についても終了させていただきます。
他に報告事項はございますでしょうか。よろしいですか。
それでは、以上で所管事項の報告をすべて終了いたします。
次に、大きなその他の項目がございます。大きなその他の項目で、何か委員側、そしてまた理事側からございますでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、以上ですべて終わらせていただきます。
それでは、次回の委員会の日程等がございますので、暫時委員会を休憩させていただきます。
(午前11時28分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前11時30分)
休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の委員会は第1回定例会中としたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、そのようにさせていただきます。
以上で本日予定しました日程はすべて終了いたしましたので、本日の建設委員会を散会いたします。
(午前11時31分)