平成18年07月11日中野区議会中野駅周辺整備・交通対策特別委員会(第2回定例会)
平成18年7月11日中野駅周辺整備・交通対策特別委員会
中野区議会中野駅周辺整備・交通対策特別委員会〔平成18年7月11日〕
中野駅周辺整備・交通対策特別委員会会議記録
○開会日 平成18年7月11日
○場所 中野区議会第1委員会室
○開会 午後1時02分
○閉会 午後3時20分
○出席委員(14名)
藤本 やすたみ委員長
長沢 和彦副委員長
いでい 良輔委員
北原 奉昭委員
久保 りか委員
むとう 有子委員
かせ 次郎委員
若林 ふくぞう委員
市川 みのる委員
飯島 きんいち委員
佐藤 ひろこ委員
篠 国昭委員
柿沼 秀光委員
池田 一雄委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
政策担当課長 川崎 亨
土木担当課長 遠山 幸雄
拠点まちづくり推進室長 石橋 隆
公園・道路担当課長 野村 建樹
江古田地域センター所長 戸辺 眞
拠点まちづくり担当参事 秋元 順一
都市計画担当参事 尾﨑 孝
中野駅南口周辺整備担当課長 上村 晃一
○事務局職員
書記 岡田 浩二
書記 黒田 佳代子
○委員長署名
審査日程
○陳情
(継続審査分)
(17)第119号陳情 中央環状線新宿線沿線の地域環境保全に努めることについて
(17)第133号陳情 中心市街地活性化法の適用について
○所管事項の報告
1 中央環状新宿線の整備にともなう換気塔工事説明会の概要について(都市計画担当)
2 中野区コミュニティバスの利用状況について(土木担当)
3 西武新宿線新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり構想(たたき台)について
(西武新宿線沿線まちづくり担当)
4 その他
(1) 中野駅周辺まちづくり推進委託報告書に関する答弁の補足説明(警察大学校等跡地整備担当)
○その他
委員長
定足数に達しましたので、ただいまから中野駅周辺整備・交通対策特別委員会を開会いたします。
(午後1時02分)
まず、審査日程(案)(資料1)について協議いたしたいと思いますので、委員会を暫時休憩いたします。
(午後1時03分)
委員長
それでは、委員会を再開いたします。
(午後1時03分)
審査日程(案)については休憩中に協議したとおり進めることにさせていただきます。
それでは、そのように進行させていただきますので、よろしくお願いします。
なお、審査に当たりましては、午後5時を目途に進めてまいりたいと思いますので、よろしく御協力をお願いいたします。
また、途中3時になりましたら休憩を入れたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、陳情の審査を行います。
平成17年第119号陳情、中央環状線新宿線沿線の地域環境保全に努めることについてを議題に供します。
審査日程をお諮りする前に確認をいたしましたとおり、審査を一たん保留とし、関連する所管事項の報告の1につきまして報告を受けることにいたします。
所管事項の報告の1、中央環状新宿線の整備にともなう換気塔工事説明会の概要について(資料2)の報告を求めます。
尾﨑都市計画担当参事
それでは、報告事項の1でございますが、中央環状新宿線の整備にともなう換気塔工事説明会の概要について報告をさせていただきます。
工事の説明及び主催は首都高速道路株式会社でございます。
説明会の概要でございますけれども、区内には2カ所換気塔が建設される予定でございます。
まず一つ目、東中野換気塔工事説明会でございます。6月21日午後7時から開かれました。会場は塔の山小学校でございます。参加人数は約80名の方が参加されております。
二つ目、本町換気塔工事説明会でございます。6月29日午後7時から開かれました。向台小学校で、約60名の方が参加されております。
工事説明の概要でございます。規模と工法について申し上げます。
東中野換気所及び本町換気所それぞれ北塔と南塔の2塔が新設されます。北塔、南塔とも排気塔の高さは45メートル、給気塔の高さは5メートルとなっております。本町換気塔につきましては、北塔が中野区、南塔が渋谷区になります。北塔は弥生町一丁目地内というふうになります。排気塔は、あらかじめ工場で生産された部材を現場で組み立てるという方式をとります。この工法によって、品質、強度の確保とともに、現場での騒音や振動低減、工期の短縮が図られるというような説明がございました。
作業内容でございますけれども、もう1枚の資料をごらんいただきたいと思います。
排気塔の工程でございます。
高さ2.5メートルの--これはセグメントと申すものでございますが、それを積み上げていきます。18段積み上がりますと45メートルの高さになります。大型クレーンで積み上げてまいりますけれども、3日で1段ずつということで、最終的には仕上げ、そういった工事がありますので、約2カ月半で完了するというような内容でございます。
そのセグメントでございますが、積み上げてまいりますので、当然、セグメント間については、鉄筋あるいはPC鋼棒というのがありますけれども、そういったもので固く連結するような形をとっております。ちょうど資料の中野・本町換気塔施工ステップの2番目でございますけれども、真ん中でございますが、2段目の積み上げのところの横に緑の線や赤い線がありますが、こういった鉄筋やPC鋼棒が入ってくるといった内容でございます。
一方、給気塔でございますが、これについては、型枠を組み立てて、現地でコンクリートを流し込む工法で構築するというような内容でございます。
それから、工事工程でございますけれども、2枚目の右下の資料でございます。
東中野換気塔につきましては、南塔から工事が始まります。排気塔を7月から9月の中ごろまで、その後に給気塔を建設するというような内容です。それから、北塔につきましては、8月から給気塔の工事、その後、排気塔の工事というような形で進められます。それから、本町換気塔でございますけれども、これについては渋谷区側の南塔から入ってまいります。給気塔が7月から、その後、9月と書いてありますけれども、排気塔の建設に入ります。それから、北塔、中野区側でございますけれども、給気塔が10月から、そして排気塔は19年になってから工事をするということで、年度内の完成というような予定でございます。
なお、工事説明で主な質疑がございました。幾つか御紹介しますと、換気塔の騒音対策、SPM(浮遊粒子状物質)、それから二酸化窒素の計測結果の現地表示、あるいは換気塔建設後の環境測定、さらには覆工板というのが工事に際して上を覆っているものでございますが、この覆工板の騒音、振動について、あるいは換気塔の耐震性について、そういったところで御質疑があり、応答があったというような状況でございました。
内容は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し、御質疑ありませんか。
かせ委員
確認の意味にもなるんですけれども、セグメントなんですが、先ほどの説明ですと現地で型枠に流し込んでつくるというふうに聞けたんですが、それでいいですか。
尾﨑都市計画担当参事
説明が錯綜していたのかもしれませんけれども、セグメント、これは排気塔をつくる際に使うわけでございますが、これは工場で生産をします。資料と書かれているところの上の段でございますが、セグメントを工場で生産して、それを持ってきて現地で積み上げるというような形でございます。型枠の方は給気塔を建設する際にコンクリートを流し込む工法であるというふうに聞いております。
かせ委員
わかりました。給気塔についてはそういうことだということで、じゃあ、このセグメントなんですが、搬入をして現地で組み立てていくわけですけれども、工期が非常に短くなるということで、これはいいんですけれども、その場合に、この委員会でもしばしば問題になっていた、いわゆる耐震性の問題ですよね。特に長周期地震動に対してどうなのかということがまだ解明されていないと思うんですけれど、いかがでしょうか。
尾﨑都市計画担当参事
このセグメントを積み上げていく工法を取り入れるという話でございますけれども、このセグメント間については先ほど申し上げた鉄筋あるいはPC鋼棒で固く連結されます。耐震性については当初から考慮されておりまして、阪神・淡路大震災の地震が起きても大丈夫な構造になっているというふうに聞いております。それ以上の地震が起きても、耐震性についてはかなり重点的に取り組んでいるという話で、耐えられる構造になっているというふうな説明がされております。
かせ委員
向こうからの説明ということだけであって、じゃあ、実際にどうなのかというのは向こうにお任せなんですよね。だから、それについても今後の安全にかかわることですからより詳細な検討をお願いするように取り計らうべきだし、そういった資料については委員会でも発表していただきたいというふうに思います。
それと、本会議の中でも言われましたけれども、将来について、陳情にもかかわりますことですけれども、将来、排気であるとか、それからビル粉じんであるとか、そういったことについてはどんどん軽くなっていくというような、そういう傾向ではあるだろうと思うんですね。そういう方向に研究も進んでいるようにも聞いておりますし、そうした場合に、この高い排気塔が将来にわたってそのまま必要なのかということについてもまだまだ明らかじゃない。そのときになって必要に応じてはこれを短くするということもあり得るんだろうというふうに思うんですが、そういったことについて公団の方にどういうふうに話をされているのか、お聞かせください。
尾﨑都市計画担当参事
今回、45メートルの換気塔の高さにするということは、従前どおり首都高の方で申し上げたとおりです。
将来の想定でございますけれども、確かに低公害車がふえる、そういったことは当然あるかと思いますけれども、どの時点でどの程度ふえるかということは今の時点では想定できませんので、45メートルの高さということで現在は考えている。将来、そういった事態に状況がなってきた場合はまた改めて考えるというようなことだと思います。
委員長
そのほか御質疑ありませんか。
〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
委員長
じゃあ、質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
それでは、続いて、平成17年第119号陳情を再度議題に供します。
本陳情につきましては、本日、陳情代表者の方がお見えで、補足説明の申し出がありますので、休憩して受けてよろしいでしょうか。
じゃあ、休憩をさせていただきます。
(午後1時16分)
委員長
それでは、再開をさせていただきます。
(午後1時20分)
何か御質疑ありますか。
佐藤委員
環境保全に努めるということですけれども、いわゆる地域の環境の情報提供ですね。議会でも御質疑があって、御答弁があったところですけれども、いわゆる排気の濃度だとかそういう数値というのを住民の方に情報提供していくということは環境保全の一歩ということで大事だと思うんですけれども、そこは具体的にどういった数値をどこでどんな段階で伝えていくのかということをちょっと説明していただけますか。
尾﨑都市計画担当参事
現在でも排ガス、そういったものにつきまして東京都の環境保全局にデータが集約されて公表がされておりますけれども、換気塔ができた際には、当然、その後のデータというのは東京都の方に報告する義務がございます。東京都の方に報告されて、そこで公表ということも当然あります。それから、首都高の方でも1カ月ないし数カ月をまとめるような形で、1日平均値という形で公表するというふうに伺っておりますけれども、そういったデータをホームページ上で明らかにしていきたいというような説明がございます。
佐藤委員
もっと具体的に言いますと、どこのホームページ上で、どういう機関で報告していただけるんですか。あるいは、区としてはどういった報告の仕方を住民の方にとられるのでしょうか。
尾﨑都市計画担当参事
区としてというよりも、山手通りの東中野、これは東部地域センターに設置されております測定局がありまして、そこのデータが東京都の環境局の方に集まりまして公表をされるような状況になっております。それともう一つは、この新宿線の供用開始、来年の12月までというふうになっておりますが、換気塔から排出される測定濃度、それにつきましては、先ほど申し上げたとおり、首都高の方で測定値を1日平均値としてデータ化しまして、そして1カ月ないし数カ月分をまとめてホームページで公表するというのが1点です。それともう一つは、現在の排気濃度を知りたいんだというようなお問い合わせに対しては、電話で連絡していただければお答えするというようなことを首都高の方からは申し上げているところです。
佐藤委員
区としてということではないということですけれども、要望になりますが、そういう首都高の方で1カ月ごとにホームページ上で知らされるというところを問い合わせがあればお知らせできるように区としても取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
委員長
要望ということでよろしいですね。
佐藤委員
はい。
かせ委員
今のお話ですと、東京都の方では現時点での測定値というのはわかると。電話をすれば答えられるということはわかっているわけですよね。それで、住民の説明会の中でも要望、意見が出ていたというふうにも聞いておりますけれども、現在どれだけの汚染状況なのかというのが住民の皆さんにとっては非常に重大関心事なわけですよね。だから、集約されているんだったら、それを表示することは難しいことじゃないわけですよ。だから、そういう表示装置があってもいいのではないかというのが住民の要望ですね。こういったことについてはこたえられるのではないかと。ましてや東京都がその気になればできることではないかというふうに思うんですが、いかがですか。
尾﨑都市計画担当参事
先ほど首都高の方のホームページ上の公表について申し上げましたけれども、その際に説明があったのは、いわゆる排気塔から浮き上がる。これが地上から100メートルぐらい上空に達するような形で、それがゆっくりおりてくる。その先が換気塔から900メートルの距離があるだろうと。そこに排気がおりてくるわけですけれども、その測定値を見ても環境基準をはるかに下回るような数値でしかないというようなことを首都高の方では説明をされていました。いわゆるそこでの排気塔からすぐ出た排ガスの濃度、それを公表することはあまり意味がない。いわゆる大気に拡散されて、それがおりてきたときには環境基準を下回るような測定値でしかないですよというようなものが1点あります。これの基本には、脱硝装置なりSPMの電気粉じん機、そういったものを使って排ガスをかなり抑えながら、なおかつ拡散されるようなシステムがあるんだというようなことなので、そこでの数値を公表するというのはあまり意味合いがないのではないかというのが私が聞いていた範囲の説明でした。
かせ委員
それは、大気中に拡散したときには、相当、何億倍ぐらいの濃度になっちゃうんだろうと思うんですけれども、問題なのはやはり総量ですよね。総量でどうなのかということがやっぱり問題にしなきゃならない一つのテーマですよね。そうしますと、トンネルの中でそういう排気ガスが発生して、それの90何%が浄化されたとして、それで大気中にどれだけ放出されるのかと。これはやっぱり大事な問題だと思うんですよ。そこを抑えないと、結局、回り回って広範囲にわたって汚染を広げることになりますから、発生源のところでどれだけ除去しているかということを明らかにすることでは、意味がないどころか、非常に大きな意味があるんだろうというふうに思うんです。技術的には難しいことではないと思いますので、これについては、住民の要望もあることだし、それが表示できるような取り組みにすべきだと思うんですが、これは中野区がそういうふうにやってくださいと言うことが大事なことだと思うんですよ。どうでしょうか。
尾﨑都市計画担当参事
SPM、浮遊粒子状物質、それから二酸化窒素、その除去ですけれども、説明会で除去性能の話がありまして、浮遊粒子状物質については80%以上除去できる。それから、二酸化窒素については90%以上除去できる。そのパーセントを下回らないように取り組んでまいりますということを言っています。もう一つは、先ほど申し上げた排気塔から上空に吹き上げて、ある面では拡散するというような形をとります。ですので、そのときの濃度を表示する意味合いはない。いわゆるそれで表示したところで結果としておりてきたものが環境基準以下というような状況がありますので、1日の平均値を公表するというのが首都高の考え方でありますし、またそういうような公表の仕方、これまでもやっぱり1日平均値という形でこういった排ガスの濃度を測定しているということもございますので、その点では異論がない。むしろ、そういう表示の仕方でいいのではないか。そのように考えています。
むとう委員
今のことに関連して、常に日本の公害対策というのは拡散しちゃうから大丈夫という考え方をずっととられているんですよね。それというのは本当に納得のできない話であって、私たちの生活の中で、今回の中央環状線新宿線、この問題だけではなくて、さまざまいろんな道路があって、みんな拡散しているから大丈夫大丈夫とその時点で言われますけれども、複合汚染になってきているわけですよ。だからこそやっぱり発生源でどれぐらい有害なものが出ているのか、そこを発生源ごとにきちんと公表して押さえて、そのトータルの規制というものをこれからしていかなければいけないわけです。だから、拡散するから必要ないんだという考えではなくて、その発生源ごとにどれぐらい汚染物質が排出されているのかということを中野区はしっかりと押さえて、総量規制をどうかけさせていくかということを国に対して働きかけていかなければいけないんですよ。だから、中野区はこれでいいんだということで終わってしまうのではなくて、中野区にまた二つこうやって排気塔ができて、そこで汚染物質ができるわけです。だから、発生源ごとにどれぐらい汚染物質が出ているのかということをきちんと押さえていくという姿勢を区としては持つべきであろうというふうに私は強く思うわけです。だから、そういう意味で今の御答弁では全く私は納得できません。区としての姿勢はこれでいいとは思えません。区の姿勢として考え方を改めていただきたいというふうに思うのですが、もう一度その辺の認識をお答えください。
尾﨑都市計画担当参事
排気塔から出る濃度、それを測定して公表するというようなお話だと思いますけれども、実際はそれが排気されて地上部分にどれだけ影響を与えるか、そちらの方がより影響が大きいわけですから、それをちゃんととらえていくべきだろうと、そのように考えているところです。ですので、排気された直後の濃度を公表するというのはあまり意味がないのではないか、そのようにお答えいたしました。
むとう委員
意味がないとする認識については全く平行線かもしれませんけれども、そちらが勝手にそう思うだけで、多くの区民はそれを意味あることだというふうに受けとめておりますので、排気塔ごとに今排気されている汚染濃度を公表するというシステムをつくるには相当お金がかかるんですか。何がネックでできないんですか。意味がある数字かどうかという判断はそれぞれみんな住民の判断ですよ。それを区が意味がないというふうに切り捨ててしまうところの姿勢がまずもって私は理解できないんですけれども、問題ないと言うんだったらなおのことその排気塔ごとに数値を公表できる。リアルタイムで通っている人が今これだけのものが出ているんだとわかって何がいけないんですか。わかるような仕組みをつくれるように働きかけたっていいじゃないですか。どうしてそれをしていただけないのかしら。お答えください。
尾﨑都市計画担当参事
まず、最初に申し上げたところは、リアルタイムというか、今濃度はどのくらいですかということを知りたいという方がいらっしゃれば、それはお問い合わせしていただければお答えできるというようなことがあります。一つはそういう方法がありますので、そこで確認がとれる。それからもう一つは、やはり脱硝装置だけではなくて、このシステム全体、排気塔から吹き上げて、そして地上部分にどの程度影響があるか。そういったことでこのシステムはでき上がっていますから、単に排気塔の出口の濃度を表示するということが意味があるかとなると、その部分については逆に誤解を生じるかもしれない。システム全体を考えると、例えば900メートル先が一番影響を受けるというような説明もされておりますけれども、そこの濃度はどうだったのかというようなところの方がやはり住民の影響への評価としては正しいのではないか、そういうふうに考えますので、私として首都高が説明している内容というのは妥当性があるなというふうに考えているところでございます。
むとう委員
900メートル先の落下地点での汚染濃度がどうかということももちろん重要です。それも否定しません。それもきちんとやっていくことが必要だと思います。その一方で、今、リアルタイムで電話をかければわかりますよなんというすごく消極的な公表の仕方ではなくて、通っている人が、今これだけ出ているんだ、じゃあ、この時間はここを通るのをやめようかなとか、自分で判断できるわけですから、やっぱりリアルタイムで表示して公表する積極的な公表のあり方というものを区がどうして要望してくれないんですか。それは区民の多くの願いですよ。願いにこたえて相手方に要望することぐらいできるじゃないですか。それが意味があるかないかという受けとめ方は、あなたがすることではなくて、そこの沿線で暮らす住民が判断することですよ。それを一方的に意味がないと切り捨ててしまうことはもうあまりにも失礼きわまりない話だなと思いますので、その意味があるかないかのところを議論するつもりはありません。受けとめる人によって違うと思います。だから、電話をすればわかりますよというのではなくて、もっと積極的な公表のあり方というものを要望していただきたいと強く思いますので、答弁を聞いても同じなのかもしれませんが、そういう願いを聞き入れてはいただけませんか。
尾﨑都市計画担当参事
委員会でそういう意見があったということについてお伝えは当然しますけれども、現実問題としては、工事の説明会、そういったところでも同じような御意見が出され、質問もされています。そこで答えていた内容は私が今御答弁した内容ですので、首都高としてはそういう姿勢で取り組んでまいりたいということだけは申し上げておきたいと思います。
市川委員
周辺の近隣の住民を集めて説明会を開きました。それは首都高速道路株式会社、東京都の建設局が主催をして開かれました。こういう報告を受けているわけですね。この首都高速道路株式会社が手がけている今回の新宿環状線の工事とそれから排気塔、換気塔の問題、これらについて、中野区議会にはこの第119号陳情のような陳情がかねてより提出をされて、審査をしている最中でありますと。こういったようなことは、逆に言うと、区側から東京都の建設局だとか首都高速道路株式会社の側に提供をされていて、常にこの陳情がかかった際の審査の経過とかそのやりとりとか、そういったようなものは逐一報告をされているのかということをちょっとお尋ねをしたいんですれけど。
尾﨑都市計画担当参事
逐一報告をしているかというような話になりますと、それは日程的な問題もありますので、首都高と話し合う際に、こういった陳情が出されていて今議会で審議中ですという話はさせていただいております。ただ、内容について深く踏み込んだような情報提供をしているかというと、その点はそういう形でもないとは思いますけれども、一応流れとしては議会の審査を受けているということは伝えてあります。
市川委員
よく教育委員会であるじゃないですか。本会議の一般質問でだれだれ議員が教育委員会に関するこういった質問をされましたと。それについては教育委員会としてはこういう答弁をいたしましたと。ついては委員各位におかれましては御承知おきをいただきたいといったような会議録がよく示されているじゃないですか。あれと似たようなことと言ってはいけないんですけど、これは所管がそれぞれ違いますから、中野区と首都高速道路株式会社、また中野区と東京都の建設局といったその壁はあるんでしょうけれども、やはりそういったようなやりとりといったものは、こういったたぐいの我々当事者として解決を直接することができないといった問題については、逐次報告というよりも、今答弁にあったようなタイムリーに概略こういう尋ねがあった、こういう要望が出ていると。こういったことについてはこういう答弁をしたんだといったようなことをやはり報告するということはとても大切なことだと思いますが、もう一回念を押して、その点についてはどう思いますか。
尾﨑都市計画担当参事
その点につきましては、タイムリーにできれば一番いいと思いますけれども、内容についてどういう質疑があったか、どういう答弁をしたかということはお伝えしていきたいと思います。
市川委員
そういった中から、また次回これが継続された場合にも、さらにこの審査がつながって次の審査へとつながっていった場合にも、さらなる質疑に対してあなたたちが答弁ができるといったことにもつながっていくと思いますので、これは要望ですが、させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。
委員長
そのほか御質疑ありませんか。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
委員長
ほかになければ、陳情の取り扱いを協議いたしたいと思いますので、委員会を休憩いたします。
(午後1時39分)
委員長
それでは、委員会を再開させていただきます。
(午後1時44分)
平成17年第119号陳情、中央環状線新宿線沿線の地域環境保全に努めることについてを継続審査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、以上で第119号陳情の審査を終了いたします。
続きまして、平成17年第133号陳情、中心市街地活性化法の適用についてを議題に供します。
この件につきましても、ちょっと勉強会等というようなこともありましたけれども、なかなか日程調整できないまま本日に至っております。
また、本陳情につきましては、陳情者から補足説明の申し出がありますので、休憩して受けてよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
委員長
陳情者の方には、補足説明をあまり長くならない範囲でしていただければと思います。
休憩をいたします。
(午後1時47分)
委員長
委員会を再開をさせていただきます。
(午後1時58分)
本件に対して何か御質疑ありますか。--ありませんか。
池田委員
今回の法改正で変わった点ですね。わかる範囲で説明していただければと思いますが。
石橋拠点まちづくり推進室長
まちづくり三法と言っているわけでございますけれども、今回は二つの法律が改正になっております。一つは中心市街地活性化法、それからもう一つは都市計画法ということで、二つの法律の改正がもう既に先月たしか国会を通過いたしまして、中心市街地活性化法につきましてはことしの8月から--これは予定でございますけれど、施行の予定であると。それから、都市計画法につきましては来年の秋に一応施行を予定しております。
主な改正点でございますけれども、都市計画法につきましては、一つは大型店の郊外立地の規制ということで、床面が1万平米を超えるスーパーとか映画館など大型集客施設、こういうものが建てられる地域を商業、近隣商業、準工業という三つの用途地域に限定をしたということが一つの改正点でございます。
それから、2番目といたしまして、従来、都市計画法の開発許可の対象になっておりませんでした病院とか学校、こういうものも開発の許可の対象になりました。したがいまして、開発許可の対象にすることによって、病院とか福祉施設とか学校とか、こういった人が集まるような施設について、市街化調整区域に建てる場合には許可が必要だということで、基本的にはできるだけそういうものを許可しなくて市街化区域の中に呼び込んでいくというような趣旨で、そういった意味で開発許可の対象に新たにしたということが2点目の変更でございます。
それから、3点目といたしまして、まちづくりの公益的な調整という観点から、知事がそういった公益的な観点からいろんな調整をする仕組み、こういうものをつくったということが3点目の大きな改正でございます。
都市計画法につきましてはこの3点が大きな改正ではないかというふうに考えております。
これは私のちょっと感想になりますけれども、今回の改正そのものが中野駅の周辺のまちづくりにこの三法なりを導入したときに必ずしも直接的に大きな影響を及ぼすものではないかなというふうに思っています。ですから、今回の改正というのはどちらかというと地方都市を視野に置いた中での改正が行われたということで、これが中野区にこういった仕組みを導入するに当たって直接的な大きな影響があるというふうには思っておりません。ただ、先ほど陳情者の方からちょっとお話がございましたけれども、あくまでも中心市街地活性化法というのはそれを入れるということが目的ではなくて、どういうまちづくりをしていくかということを考えた中でその一つのツールとして考えていくべきではないかと思っています。ですから、あくまでも中心市街地活性化法というのはいいまちをつくるためのいろんな手法の中の一つの手段として考えるべきではないかなというふうに考えております。
それから、先ほどもお話がございました東京の中で幾つか中心市街地活性化法に基づいて基本計画をつくって取り組んでいるまちがございます。先ほどのお話の三鷹とか自由が丘とかございますけれども、実は私どもは5月17日に自由が丘の方に訪れまして、目黒区と意見交換をしたり、あるいは現地を見てまいりました。
自由が丘につきましては、そもそもこの制度が導入される背景としては、当初パチンコ屋さんができるという話があって、そういうものに反対していこうという中で一つのまちの中の結束みたいなものができたということが一つの背景にあります。それから、自由が丘の周辺につきましても、二子玉川であるとか三軒茶屋であるとか恵比寿であるとか、こういうところのまちづくりがかなり進んでいるということで、自由が丘そのものが総体的に地盤沈下してくるのではないかという、そういうまち側の危機感があって、そういうことがきっかけになって中心市街地活性化法というものを導入してまちの活性化を図っていこうということで動き出した経過がございます。そもそも平成11年度でございますけれども、これはまちの方から自由が丘まち活性化研究会というのを立ち上げまして、それを区がバックアップするような形で検討がスタートしたという背景がございます。--もう少しよろしいですか。ちょっと長いですけど、よろしいですか。もう少しだけお話しさせていただきます。
そういった背景の中でいろいろ検討してきたという経過がございます。この制度を導入すれば何でもかんでもうまくいくかというと必ずしもそうではなくて、自由が丘も必ずしもうまくいっていないという状況がございます。当初、基本計画の中では66の事業というのを盛り込んだわけですけれども、現実に動いているのは6事業。その中の一部だけという状況がございます。特に地元区が強く言っていましたのは、一つは、こういった仕組みなりつくったものの、現実にはなかなかマンパワー、そのノウハウがある人がいない。それから、そういうノウハウのある人を入れようとしてもなかなか資金的な問題があってその対応ができないと。大きくはそのマンパワーの問題と資金不足の問題があって、ほかの地区から比べればかなり進んでいるように見られるけれども、なかなか進んでいないというのが実情だという話を聞いてまいりました。
こういったことも踏まえまして、もし今後、中野サンモールなりブロードウェイ地区にこういった仕組みを取り入れていくということであれば、やはりそのマンパワーをどうするか、資金不足をどうするか、そういうものの資金調達をどうしていくかと。そういうものをある程度検討して、そういう課題に対してどう対応していくかということをやはり十分詰めた上で、中野のブロードウェイなりサンモール地区なり、そういうところに導入していく必要があるのではないかというふうに考えております。
池田委員
大型店が出店できるのが近隣商業地域、商業地域、準工業地域というふうに三つの区域に絞られたというのは、一応これまで大型店出店に反対をされてきた地方の商店組合を中心とした皆さん方の働きかけが一定程度反映したのかなというふうに思うわけですけれども、都市計画法の改正でいえば、開発促進区の制度などを設ければそれも白紙になるというのが一方ではまた改正されていますから、ちょっとどうなるのかなと。1足して1引いているんじゃどうなのかなという感じもしますね。特に、私は、中野で考えた場合に、この中心市街地活性化法の中で今度、特例区域というのが設けられるようになりましたよね。第1種と第2種とありますけれども、この特例区域をこれは都知事が設けることになるわけですけれども、都知事が設けた場合には出店調整なんかは一切必要なくなるということになるわけですね。今後、警大跡地の中、あるいはそのすぐ直近に商業、業務用の超高層ビルが建つと、1万平米を超すようなそういう大型店が出るというようなことも考えられないこともない。そのときに特例地域を設けられたら、これは少し大変なことになるなと。周辺の商店街の皆さん方や住民の皆さんに相談なしに出店できるという今度この中心市街地活性化法の改正なわけですから、それはちょっと困るなという、そういう改正も同時にやられているんですが、そのことについてはどう思われますか。
石橋拠点まちづくり推進室長
今回の法律改正については、特に地方都市の中心部からそういったにぎわい施設がだんだんなくなって中心市街地が寂れているという状況の中で、むしろその外側にいろんな集客性のある施設ができることについて規制をしていこうという背景の中で法律改正が行われたという経過がございます。今回の法律の中身、制度そのものの中身、それについてはもう少し私どもとしては十分中身そのものをちゃんと把握していかなきゃいけないというふうに考えておりますけれども、今、池田委員からおっしゃられた警大等跡地にどういうものをつくるかというところについては、今後検討していく中身でございますので、そういった検討をしていく中で法律との関係の中でどう対応していったらいいか、それについては今後の課題だというふうに考えております。
飯島委員
今の御答弁、ちょっと気になるんですけど、まちづくり三法の改正にかかわってのお話ならわかるんだけど、中心市街地活性化法の改正の問題と都市計画法が改正された部分と混同されているようなところもあるんじゃないか。つまり警大云々というのと都市計画法の改正がどうかかわっているのかというのはまた別の問題で、今おっしゃったように、要するに大型のショッピングセンターの立地に関しては市街化調整区域から市街化区域に移しましょうというのが今回のいわゆる都市計画法の改正の中心ですよね。つまり、今まで中心市街地にそういうのは立地しては困るから外へ出ていってくださいと言っていたのを、外に出たのではますますその中心市街地は寂れるから再び集客施設を呼び戻しましょうというのが都市計画法の改正上、つまり用途上の規制を緩和とやったことですよね。中心市街地活性化法の改正は、これまでいわゆるタウン・マネジメント・オーガニゼーションについては、むしろ行政がかかわってこの協議会の主体になっていく、計画も行政がつくりなさいと。いわゆる民間に任すものについて行政の責任の明確性を打ち出したこと。それから、まちなか居住なんていうことについてもさらに支援していく。つまり住宅政策といわゆるにぎわい政策とを合体させていこうと、こういうことがいわゆる中心市街地活性化法の改正のポジションですよね。それから、同時にそうしたことについていわゆる意見を聞いていく、そういう仕組みをつくっていくんだと。こういうところが3点の大きな改正点じゃないんですか。その辺はどうなんですか。整理してもう一度お答えください。
石橋拠点まちづくり推進室長
今回の法律改正については、先ほど申し上げましたように、中心市街地活性化法の改正、それから都市計画法の改正ということで、二つの法律が改正になったということで、私がちょっとお話をした中では誤解を招いた表現をしたのかなというふうに思っています。基本的には二つの法律をごっちゃに御説明をしたところがございまして、そもそも法律の意図しているところ、あるいは今回改正の意図しているところはそれぞれ法律によって異なるわけですから、その辺のところについての御説明がちょっと舌足らずであったかなというふうに思っています。
私の認識としては、都市計画法の改正というのは、どちらかというと物理的に市街化調整区域等にできる大型店舗、こういうものについて法律的に規制していこうという話でありまして、中心市街地活性化法の改正については、むしろ中心市街地にいろんなにぎわい施設ができることについて行政がある意味で主体的にかかわる中でいろんな協議会をつくるといったような一つのそういう方法もとりながら積極的に図っていこうということで、法律そのものの意図しているところは大きく違っている部分があるかなと思っております。そこのところについて十分御説明できなかった部分についておわびしたいと思っております。
飯島委員
それからもう一つ、陳情者の意図するところは、適用の検討をお願いしたい、旧法の話ですけどね。新法も、本来、中心市街地をどう活性化するかということ。それに関連して中野駅周辺のまちづくりで何ゆえこの中心市街地活性化法の適用が検討されなかったのかと。ここがそもそもの出発点なんだと、こうおっしゃっていますよね。しかし、今お答えになった話を聞いていると、その適用をするかしないかはともかく、中心市街地活性化法が考えているスキーム、新しい改正中心市街地活性化法でもいいですよ。このスキームと中野駅周辺で行政が考えているまちづくりのスキームまでいかないけれども、構想のすり合わせ部分について、可能なのか可能でないのか。課題とすれば何があるのか。前段階的な検討というのはやっているんじゃないですか、そういう意味で。と思うんだけど、どうなんですか。
石橋拠点まちづくり推進室長
中心市街地活性化法で考えているメニューというのは、国でいけば経済産業省、それから国土交通省ということで、非常にハード・ソフトを含めたいろんなメニューがあるというふうに考えておりますし、現実にあると。その中で、各地域地域の特性というものを踏まえながら、その地域に取り入れた方が望ましい、そういったメニューを取り入れているというのが実態だというふうに思っております。
中野駅周辺については、必ずしもいろんなすべての手法について我々が全部把握をして、それの1個1個についてどういうメニューであればこの地域に取り入れられるかというような検討については、ある程度の検討は行っておりますけれども、1個1個全部について検討しているという状況ではないので、先ほどの話に戻りますけど、必ずしも十分に検討されてこなかったという経過はあるのかなというふうには思っております。
飯島委員
私もすべてがわかって物を申し上げているわけではありません。しかし、最近の国土交通省の取り組みだと、駅そのもののにぎわいのつくり方に関して、今、国土交通省はある種の考え方を持っているようです。しかも、渋谷駅という具体的な場所で絵をかき始めていますね、こういうやり方という。それから、道づくりルネサンス検討会というのが今度、報告書を出しました。道のあり方というのもさまざまな検討をされている。そういうものとまちづくり交付金という制度の拡充もある。一方で中心市街地活性化法で考えているさまざまなメニューもある。お金の問題というのは確かにそういう意味ではちょっと多様な広がりを持っています。それから、人的な問題、これは非常に課題としては大きなものがある。
そういう意味では、今後取り組まなければならない課題は中野駅周辺のまちづくりをどうしていくのか。計画はできました。しかし、それを具体的にさらにそれを肉づけし、構想をきちっと計画に移していく。それぞれのエリアごとのもろもろの取り組みは違っているわけですから、そうすると、そういうところで何を適用してどうやっていくのかということについてはこれから細目検討が始まりますよと。細目と言ったってかなり大きい塊としての。そのさらに下に何がつくかということになるわけでしょう。そうすると、1度整理をして、じゃあ、一体どういうことがここで考えられるんだということは取り組まなきゃならない課題じゃないのかなと。
そういう意味では、後ほどどなたか提案されるかもしれませんけれども、1度いわゆる改正まちづくり三法の前の案の段階で勉強会もやって、具体的に、じゃあ、中心市街地活性化法が改正されて何がどうなるんだ。この辺もやっぱりきちっとつまびらかにしながら物は検討する必要があるんだろうと僕なんかは思っています。現に自由が丘に行ったりなんかして話は聞いているわけでしょう。こういうのは検討の一部じゃないのとかと思ったりするんです。
それはさておいて、そうだとすると、いろんなメニューがそろいつつある。課題は、認識はやっぱり全国的に出てくる。じゃあ、東京というこの大東京圏の中ではどうなんだと。さまざまな位置付けのつけ方の中で、そういう点では集約してある程度区の考えも煮詰めなければならない時期に来ている。こう思ったりしているんですが、その辺の時期の見計らい、そういうことについてはどうお考えですか。
石橋拠点まちづくり推進室長
中野駅周辺については警大等跡地のように更地のところに何か建物を建てていろんな機能を入れ込んでいくというところと、もともともう既にまちとして拓けている、あるいはにぎわいがある。特にサンモール、ブロードウェイというのは、恐らく東京の商店会の中でもかなり活力があって、かなり収益力もある。そういう意味では、こういう言い方をしてはちょっと失礼かもしれませんけど、必ずしも困っている状況ではない。ある意味では非常に優良商店街かなというふうに思っています。そういったところをどういうふうにさらに活性化させていくかというところで、警大のような跡地のところと、もう既ににぎわいのある商店街とどうやってリンクさせていくのかというところが一つのテーマかなというふうに思っております。
特にサンモール・ブロードウェイ地区というのは、むしろ行政がいろんなメニューをつくって、これはどうだ、これはどうだということを何か我々が迫るのではなくて、先ほどの自由が丘でも申し上げましたように、むしろ地域の方でそういった活性化の必要性みたいなものがあって、地域みずからが自分の地域をもっとにぎわいのあるものにしたい。そういう発意の中で、例えば地域が何か研究会をつくる、あるいは検討会をつくる。その中に行政が入っていって行政としての役割を果たしていくというのが本来の形かなと思っております。ですから、我々としてサンモールなりブロードウェイに打って出るのではなくて、むしろ地域の方からこういう必要性があってこういうまちにしたいという声を、私どもはそれを聞かせていただく。そういう中で、どういう手法なり--中心市街地活性化も一つの手法ですけれども、どういうやり方をしていくのがいいのかということを区の立場としていろいろ物申していく、あるいは区としていろいろ汗をかいていくと。そういうやり方を私はするべきではないかというふうに思っております。
長沢委員
ちょっとよくわからないけれど、あまり重なっちゃいけないと思っているんですが、区としては今後どうするのかというところで、実は、前に3月なり12月のところで、同じようにこの陳情をめぐって、確か御答弁の中で、記憶違いでなければ、例えば3月の時点では、庁内に会議体なんかも設置して三法の調整、研究を行うんだと、そういう御答弁があったと。12月のところではもうちょっと違って、やっぱり年内に中心市街地の活性化については連絡調整を図り、検討もしたいんだと、そういう御答弁があったかなと記憶しているんですね。
そうすると、先ほどの御説明で、他の委員さんからも言われましたけど、自由が丘というのはその一つとして他の事例として自治体としてこういうことをやっている。そのときに、中野区としての判断はどうだというような、そんなお話かなというふうに思うんですけど、これまでの過去の経緯でそういう形で検討したい旨の御発言があったんですけれども、その辺については、この間、経緯としてはどういうふうにそういうふうな連絡調整なり、庁内に会議体を設けてなり、その辺にちょっと触れられていなかったんですが、いかがでしょうか。
石橋拠点まちづくり推進室長
実は庁内にまちづくり推進会議というのがございまして、これは私どの室が事務局になっております。その下に幹事会というのがございます。いわゆる推進会議のその下に幹事会というのがございまして、その会については何回か開いております。その中で、特に基本的には幹事会の場でいろいろ議論しておりますけれども、その中で、いわゆる今回の法改正の動きであるとか、それからほかの地区の事例であるとか、そういう勉強をしてきたという経過がございます。
今回、自由が丘におきましては、その会の検討の一つとして、現実に机上でいろいろ議論していてもなかなか実態はわからないだろうということで、当初は自由が丘であるとか三鷹であるとか候補にあったんですが、まず、自由が丘というのがかなりいろんな取り組みをしているということもあったので、自由が丘を見ようということで、目黒区にお願いをして見てきたという経過がございます。ですから、庁内にはそういう検討組織もございますので、今後そういった、今回、法改正がございましたので、法改正等を踏まえた形で、さらに私ども庁内でできることについては庁内でもう少しいろいろ検討を詰めていきたいというふうには考えております。
市川委員
陳情者の方がおっしゃっているように、この適用を検討するといったことがありますよね。そういうまちづくり推進会議などで、そのような中心市街地活性化法などをテーマにして、これらをどのようにして適用していこうか、そういうような検討をしていますと。こういうことは過去においてずっとつながってきているわけですね。たまたまこのまちづくり三法の改正もあって、改正後どうなっていくんだろうか、どのような形で適用ができるのであろうかといったようなことを自由が丘などに出向いて、目黒区の話なども聞いて検討しておりますということで、備えはしているわけですね。備えはどうあれ、まちづくりの主人公はそのまちに住んでいる、そこでまた事業を営んでいる、そこで店を開いている、権利を持っている側のいわゆる主観でもって動いていくわけでございまして、例えばサンモール・ブロードウェイ地区などにおいて、これからまちづくりの学習会などを開いていきたいんだと、勉強会などもしてみたいんだと。警察大学校等の跡地の問題もこれから開発をされることを見越して、我々のまちをどのような形で今後維持していこうか考えているんだといったような投げかけが行政の側にあって、そういった中において、行政側が出向いたときに、初めてこのようなまちづくり三法の中の中心市街地活性化法のようなものがありますと。今回改正されてこのような適用の仕方がありますと。ついては、考えてみる一つのツールとして、これは皆さん一つのツールとして抱えてみませんかと。ついては、これらに詳しい方を講師として区の方で招いてみても結構ですよと。こういったような形で、区があまり押しつけるような形で中心市街地活性化法の適用を検討して、それを適用してくださいと言って持っていくといった形にこの中野駅周辺まちづくりがあるんじゃなくて、あくまでもそこでブロードウェイやサンモール等の商業地域の中でその学習会などを開きましょうといった、いわゆる住民発のところから投げかけを受けて、その中に適用を検討したらどうでしょうかといった形で持っていくというふうに受けとめておいてよろしいのかということをちょっとお聞きします。
石橋拠点まちづくり推進室長
まさにそのとおりだと思っております。私どもとしては、法律の中身であるとか、いろんなメニューであるとか、ほかの地区の事例であるとか、そういうものをいろいろ勉強して整理をしていくと。我々としてのストックをちゃんと整理をしていくと。地元からそういう投げかけがあったときに我々はそのときに地元に出向いていって我々のストックそのものをちゃんと御説明させていただくと。その中で、地元の方が望む方向に沿う課題としていろいろ支援できるところは積極的に支援していくというような形でまちづくりを進めていければというふうに考えております。まさに市川委員が言われたとおりというふうに私どもは考えております。
委員長
そのほかはありますか。--よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、陳情の取り扱いを協議いたしたいと思いますので、委員会を休憩させていただきます。
(午後2時23分)
委員長
再開いたします。
(午後2時24分)
平成17年第133号陳情、中心市街地活性化法の適用について、継続審査とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
平成17年第133号陳情の審査を終了させていただきます。
それでは、続きまして、所管事項の報告に移りたいと思います。
理事者から報告を受けたいと思います。
2番の中野区コミュニティバスの利用状況について(資料3)。
遠山土木担当課長
それでは、中野区コミュニティバスなかのんの利用状況につきまして御報告申し上げます。
なお、今回御報告申し上げるのは5月までということで、日程の関係で6月分が間に合いませんでした。申しわけございません。
それでは、資料に基づきまして御報告を申し上げたいと思います。
まず、各月ごとに12月から5月までの集計ができております。
真ん中あたりに利用者合計というのがございます。11月30日からスタートしてございますが、12月が1万3,308人からスタートしてまいりまして、5月が1万6,452人という状況になってございます。なかなか傾向を読み取るのは難しいんですが、徐々に利用客がふえているのかなというような受けとめをしてございます。
主な内訳でございますが、現金利用者が約4割、それからカード、それからシルバーパスの利用者が3割というふうにとらまえてございます。
その右側でございます。1便当たり平均が直近の5月で10.4人ということ。6カ月の平均が9.8人でございました。
1日平均が--これは51便走っておりますが、5月で530人、6カ月平均で505人というふうに出てございます。
平日、それから土・日・祝日の1日平均もとってございますが、平日の場合が500人、それから土・日・祝日が513人という集計が出てございます。
それから、2番目に、これまでの6カ月間の最多、最少利用日の状況がございます。
最多につきましては、3月10日の日に1日723人という数が出てございます。最少につきましては、お正月、元旦の日が265人ということで、この6カ月の中では少なかったということでございます。
今後につきましては、関東バスの方に逐一いろいろと担当者レベルで連絡を取り合って情報を共有しているわけでございますが、1年間を過ぎたところで検証ということではございますが、私どもは6カ月、半年間で大体状況が見えてまいりましたので、公式非公式は別といたしまして、いろんな採算性の問題、それから議会と利用者からもいろいろな御意見も承ってございますので、関東バスの方といろいろお話し合いを始めたいなと思ってございます。
雑駁ですが、以上でございます。
委員長
以上の報告について何か御質疑ありますか。--よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、続きまして、3番目の西武新宿線新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり構想(たたき台)について(資料4)の報告を求めます。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
それでは、お手元の資料に基づきまして、西武新宿線新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり構想(たたき台)について御説明させていただきます。
最初に、一つ、目的でございますけれども、区内北部を東西に横断する西武新宿線は、20カ所の踏切があり、朝夕のラッシュ時には踏切遮断のため、慢性的な交通渋滞が生じており、地域の利便性、安全性及び市街地の南北分断などが大きな課題となっています。これらの問題を抜本的に解決するためには、鉄道と道路の連続立体交差化を早期に実現していくことが必要であり、そのためには、駅前広場や道路などの都市基盤やオープンスペース等が不足している沿線のまちづくりを積極的に進めることが重要です。新しい中野をつくる10か年計画では、西武新宿線踏切問題と沿線まちづくりにつきまして、「西武新宿線沿線のまちづくりと連続立体交差化によって、分断のない安全で活力のあるまちをつくります」としてございます。
続きまして、西武新宿線新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり構想(たたき台)につきましてでございますが、区は、これまで勉強会等の場で地元ニーズを把握しながら、沿線まちづくりについての検討を進めてまいりました。このたび、検討が先行している新井薬師前・沼袋駅周辺について、「西武新宿線新井薬師前・沼袋駅周辺まちづくり構想(たたき台)」を取りまとめました。この構想は、連続立体交差事業にあわせ、沿線まちづくりを地元の方々と検討を進めるための素材として、まちづくりの方向を示した「たたき台」です。
なお、野方・都立家政・鷺ノ宮駅の3駅周辺につきましては、今年度中を目途にまちづくり構想(たたき台)の作成をしたいと考えてございます。
今後の進め方でございますけれども、これからお話しする構想をここで委員会説明後、7月18日に西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟理事会で報告をいたします。その後、9月中旬ごろになりますけれども、地元説明、意見交換会を地域センター、また個別商店会、町会等に入って説明申し上げ、意見交換をしてまいりたいというふうに考えてございます。
それでは、資料をめくっていただきまして、最初に、3枚ある資料のうち西武新宿線連続立体交差化と沿線まちづくりについてでございます。
現状と課題は、まず、踏み切り問題につきましては、先ほど申し上げましたけれども、20カ所以上の踏切があり、そしてほとんどがピーク時に40分以上踏切が遮断しているボトルネック踏切でございます。また、朝夕のラッシュ時には踏切の遮断のために、中野通りをはじめ、区内の主要道路などで慢性的な交通渋滞が生じており、地域の利便性、安全性及び市街地の南北分断などが深刻な問題となってございます。
まちづくりの課題としましては、三つ、駅周辺では、駅広場やそれにつながる道路が不足しており、バスやタクシー等の公共交通による駅へのアクセスやサービスなどが十分に確保されない。また、駅付近の商店街通りは、幅員が狭く歩道等もないため、自動車と歩行者等の動線とが重なり、買い物客等の安全が脅かされているという現状がございます。さらに、周辺には木造密集市街地が広がっており、そのほとんどが緊急車両の通行が難しい狭隘な道路であることから、住環境や防災上課題となってございます。
次いで、主な経緯等でございますけれども、代表的なもので御紹介しますと、昭和60年代、その前も含めてですけれども、踏切問題の慢性的な交通渋滞や地域の分断などが深刻な問題となっておりまして、その後、平成5年4月には西武新宿線の複々線化計画の都市計画決定がございましたけれども、これにつきましては西武鉄道側から複々線化事業の延期の発表がございました。その後、右側へ移りますけれども、平成9年7月に中野通りのアンダーパス案の検討が行われましたけれども、地元では多くの反対が出されました。平成14年10月には西武新宿線検討会の報告があり、東京都から4案が提示されたところでございます。その後、平成15年5月、西武新宿線沿線まちづくり及び踏切対策検討会を東京都・西武鉄道・中野区の3者による検討会を設置して開催してございます。平成16年1月に西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟の結成がありまして、都知事や国土交通大臣に要請活動を行ったところでございます。平成16年1月に沿線まちづくりを考える地元勉強会が発足いたしまして、沼袋ほか、今、四つ勉強会が動いているところでございます。平成16年6月、東京都が踏切対策基本方針を策定いたしまして、連続立体交差化の検討対象区間として20区間を指定してございます。その中で中野区も2区間が位置付けられました。平成18年1月に中野区が新しい中野をつくる10か年計画を策定しまして、「西武新宿線沿線のまちづくりと連続立体交差化によって、分断のない安全で活力のあるまちをつくります」としてございます。
続きまして、2枚目のカラーでなっている資料でございますけれども、これは目的につきましては今申し上げたところでございます。
その下に整備課題としてございますけれども、整備課題は五つの視点からまとめました。
一つは土地利用等、二つ目に道路・交通、3点目に防災、4点目に生活環境、五つ目に都市景観でございます。中をお読み取りいただきたいと思います。
右側の整備方針でございますけれども、三つの視点からまとめました。
一つは、まちの骨格である道路等都市基盤の整備促進。2点目に、「生活の心」「交流の心」である駅周辺の整備。3点目に、安全で快適に住み続けられるまちの実現といたしまして、それぞれの項目はお読み取りいただきたいというふうに思います。
続いて、3枚目の構想図、たたき台でございます。
まず、このエリアでございますけれども、南側を早稲田通り、北側を新青梅街道、西側を環状7号線、東側を区境で囲まれた20町丁、約3.5平方キロメートルが対象となっております。町丁名で申しますと、上高田、新井、沼袋、松が丘の全域と野方一丁目から四丁目となっております。人口は約6万8,000人強となってございます。このエリアを東西に西武新宿線が走りまして、2駅9カ所の踏切があります。
続きまして、内容の説明を簡単にさせていただきます。
まず、土地利用の更新でございますけれども、西武新宿線を挟んで北部を、緑色で塗られている範囲ですけれども、住環境保全ゾーンといたしました。ここでは、市街地環境の改善、駅前商店街通りの歩行者空間の確保、狭隘道路の解消などを目指します。
次に、西武新宿線の南側でございます。茶色に塗っているエリアですけれども、ここは住環境改善ゾーンといたします。東京都の防災都市づくり推進計画で整備地域に指定されている区域を含んでございます。具体的には、密集市街地の整備・改善、建物の不燃化・耐震改修、駅へのアクセス道路の整備、狭隘道路の解消などを目指します。この中に平和の森公園周辺地区が少し濃い茶色で塗られておりますけれども、この地域は平和の森公園が広域避難場所となっており、災害に強く住みやすいまちにしていくために、平成5年に地区計画を定め、約73.8ヘクタールのエリアで道路の整備計画や建築物の規制などの地区整備を進めてございます。水色の道路が地区施設道路となってございます。ここでは地域まちづくりが担当いたしまして密集事業とか不燃化事業が進んでいるところでございます。
次いで、交通結節点ゾーン--赤枠の中でございますけれども、都市計画マスタープランでは、新井薬師前駅、沼袋駅周辺については、「商店街の活性化を図り、周辺区民の日常生活を支える生活の心に育成・整備する」としております。この生活の心を含めた駅周辺を赤枠で交通結節点ゾーンといたします。ここでは、駅へ適切なアクセス道路がない、また駅前にバスターミナルや自家用車やタクシーの駐停車帯がないなどの駅へのアクセス、交通手段の乗りかえがスムーズでないことが課題となっております。そこで、駅前広場の整備、駅へのアクセス道路の整備、駅周辺の再開発の推進、駅舎の整備、駐輪場の整備、交流広場の整備などを目指します。
次いで、幹線道路網の整備でございますけれども、このエリアの中には東西に早稲田通り、新青梅街道があり、南北道路としましては環七、中野通り、そして都市計画道路としてもみじ山通りが計画化されております。
次いで、商店街通りでございますけれども、新井薬師前駅は南北東西に商店街が広がっておりますけれども、北部に伸びる哲学堂通りが歩道、車道が未分離で、かつバス通りであり、安心・安全に買い物ができることが求められております。また、沼袋駅では北部に商店街が広がっております。ここでも歩車道未分離で、一方通行ですが、狭い通りをバスが走っており、安心・安全に買い物ができることが求められています。そこで、2駅ともに北部に伸びる駅前商店街通りの歩行者空間の確保のため、整備していくことを目指していきます。
次いで、西武新宿線の線路敷のところでございますけれども、現在、西武新宿線が走っている鉄道敷につきましては、これは将来の構造形式は未定ですが、連立事業の実現後、地下化、高架化のいずれにしましても、貴重な防災軸、歩行者軸としての活用が期待されておりますので、このような「防災軸・歩行者軸」という記載をさせていただいております。
今、御説明しました中で、赤字の部分がこれから整備ステップを考えていく上で、これまで述べた整備課題のうち赤字で記しているものが特に整備が急がれる計画であるという位置付けでございます。具体的には、駅前広場の整備、駅へのアクセス道路の整備などでございます。これは沼袋駅、新井薬師前駅両方にかかっているアクセス道路、そして駅前広場を指してございます。駅前広場やアクセス道路というのは、連続立体交差事業を想定いたしますと、一体的に進めていかなければならない基幹施設でございますので、計画検討が急がれるという意味でございます。
なお、駅前商店街通りの歩行者空間の確保も急がれる課題でございますが、時間をかけて地元の方々とさらに協議を進めてまいりたいと思っております。
以上、3種類のシートで説明させていただきました。本日は整備すべき課題の方針、方向性を示したもので、今後はもちろん御意見をいろいろいただきながら構想にし、そして、その後、また基本計画、整備計画など、数年にわたるステップを経ながら、実効性のあるまちづくりを進めていきたいというふうに考えてございます。
雑駁でございますけれども、以上でございます。よろしくお願いいたします。
委員長
以上の報告について御質疑ありませんか。
飯島委員
この絵のところのいろいろお話を聞いて、何となく西武新宿線の北側にものがいっぱいあるような気がするんですが、これは西武新宿線新井薬師前とか沼袋駅周辺まちづくりとは南北両方合わせてですよね。例えば、新井薬師前駅付近があるじゃないですか。上の方は駅前商店街通りの歩行者空間の確保とかとなっているけど、南の方だって商店街があったりとか、もちろん歩道があるからもういいんですよということじゃないものではないのかな。しかも、ここはバスが通ったりとかいろいろしているのね。南側の方も少しいろいろあった方が--あった方がというか、ないとどうも--北高南低とは言いませんよ。何かちょっとそういう南北のボリュームに差があるような気がするんですが、その辺はいろいろとやっているときに聞いていても、もう北の方のとは別なんですか。その辺は、そんなことはない。どうですか。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
御説明の中に、特に駅前商店街通りの説明の中で、歩車未分離の商店街が広がっているというような御説明でこの二つの代表的な商店街を挙げたわけですけれども、例えば商店街だけでなくて、この南側の今、委員から御指摘のあったところ、いろんな生活道路がまだございます。上高田本通りから朝日通り等の生活道路の整備とか、まだ幾つかいろいろ課題はあるかと思います。これにつきましては、現在の整備イメージとしては記載しておりませんけれども、まちづくりは継続していくものでございまして、この構想だけでこの地域のまちづくりが完了するとは考えておりません。今後とも地元の方々と、またこれをよりもう少し詳しくする基本計画等々を、そういう中でいろんな事業のもう少し細かいことも考えてまいりたいというふうに思ってございます。
飯島委員
例えば、この赤い字は緊急の事業ですよね、整備する。さっきの上高田本通りとか薬師柳通りとかあるところにも、駅へのアクセス道路の整備とあるじゃないですか。これは具体的にはどの道路を想定しておっしゃっているんですか。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
現在、新井薬師前駅の南側、通称五中つつじ通りというのがございまして、これは新井薬師前駅のところまでが名称がついていて、それより以西については名称がございません。沼袋の方はバス通りになっている通りとございまして、現在、幅員が11メーターか12メーターぐらいある通りでございます。
飯島委員
駅へのアクセス道路の整備と書いてある住環境改善ゾーンですよね、ここの上高田とかおっしゃった五中つつじ通りとか、いろいろ書いてあるじゃないですか。そこには、緊急の整備が特に急がれる計画として、赤い字で駅へのアクセス道路の整備とあるので、その駅へのアクセス道路の整備を想定している道というのはどれなんですか。それは五中つつじ通りだということですか。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
失礼いたしました。この凡例で申し上げますと、ピンクのところに、ピンク地で、黒枠で書いてある通りが特に急がれるアクセス道路と言われるものでございます。説明が不十分で申しわけありません。
市川委員
そうすると、この赤字で書いてありますよね、駅へのアクセス道路の整備と書いてありますね。この濃いピンクで両わきを黒い、これがそうだよね。それで、このアクセス道路の整備というのはどういうことを指しているんですか。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
アクセス道路の整備につきましては、これから整備の内容につきましては、今年度の調査の中で、拡幅していくのか、そういう線形ですね、そういうようなことも、いろんな事業手法、また事業整備費なども想定しながらの検討をしてまいりたいと思っております。
市川委員
これは、赤字は急ぐんでしょう。急ぐ課題なんでしょう。その程度の答弁じゃちょっと情けないと思うんです。
それで聞きますけど、じゃあ、具体的に言いましょう。このピンクで両側が黒枠になっている道路、ずっとこの道路沿線の容積があるでしょう。これは道路沿線の容積はどういうふうになっていますか。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
ちょっとざっくりな説明で申し上げますけれども、中野通りを挟んで新井薬師方面への東側の茶色い部分、ここが第1種住専地域でございます。それから、新井小学校の南側のこのピンクで囲まれた急ぐべきアクセス道路というふうにしているところの両側は住居地域でございます。
容積率につきましては、住居地域の方は300%、新井薬師の方の第1種住居専用地域の方は200%となっております。
市川委員
ということは、中野通りを挟んで西側、この絵で見ると左側、これは住居地域だから300%。中野通りを挟んで右側、東側は1住専で200%。こういう理解でよろしいですか。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
そのとおりでございます。
市川委員
ということは、駅へのアクセス道路の整備というならば、例えばこの1住専である中野通りより東側、五中つつじ通りの延長というのか、この道路の容積の緩和などを考えていますか。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
まだ用途地域の見直しとか容積率等々の具体的な検討は入ってございません。用途、容積というのは、まず用途地域の見直しというのは地区計画の原則が前提となっておりますので、この中で区がまだ提案したりとかそういう検討はしてございません。
市川委員
じゃあ、この五中側、いわゆる中野通りより右側、1住専側の沿線住民の皆さんから用途地域・地区の見直しなどを考えていただきたいといった趣旨の要望が出て、300%を確保したいと。こういったようなことになれば、急ぎ、前倒しをして考えてみたいと、こういうふうにして考えておいてよろしいですか。
尾﨑都市計画担当参事
地区計画のお話ですので、私の方からちょっとお話しさせていただきますけれども、建物の用途、形態、あわせて周りの道路とか公園の公共施設の範囲、そういったものを一体として総合的に計画していく、その中で地区計画というのが出てくるわけです。地区計画には地区整備計画というのが当然必要になってきますので、今回の話ですと提案型の話になりますが、単に容積率のお話ではなくて、そのまち、その地区をどういうふうに将来的にまちづくりしていくんだという議論の中である一定のまちづくりのルールが出てくるんです。そこの中で地区計画が定まってくる。もう一つは、それにあわせた用途地域の検討というのがあるならば、それはまた別の要件なんですけれども、ある一定のエリアについては見直しを図る。そういうことを東京都の方に申し出ていくというような手順としてなっていると思います。その前提となるのが地区計画をどういうふうに定めていくのか。その必然性があるか。そういったものをちゃんと議論の中で権利者が合意形成を図りながらまちづくりのルールをつくっていく。それが大前提でまちが変わるというような形になっています。
市川委員
中野通りより西側には地区計画がかかっているんだよね。だから、これは容積率が300%を確保されているんだよねと、こういうことになっているわけですね。この中野通りより東側には地区計画の網がかかっていないんですよね。だから、このまま据え置きになっているよね。だから、この沿線の住民の皆さんが一つひとつの街区の中から地区計画の勉強会を開いて地域要望として上げていきたいんだということになった場合、ましてや駅へのアクセス道路の整備として、濃いピンクとして、重点項目として急ぎ整備をしていきたいといった道路として位置付けをしている、この構想の中ではなっているわけだから、ということは、前倒ししてでもそれらの要望についてはこたえていきたいというふうにとらえておいてよろしいかと聞いている。
尾﨑都市計画担当参事
提案型のまちづくりをこれから進めていきたいというようなお話ですので、全体としてはこの駅周辺のまちづくり基本構想というものがあって、それで議論の延長の中で地区計画というものに発展していって、その中で、まちづくりのルールを定め、地区整備計画をつくっていくというような話になれば、当然、私ども、早急に対応をしていきますし、御相談にも乗っていきたいというふうに思っています。
市川委員
要するに、容積率の緩和には非常に厳しい中野区であるわけだ、都市計画行政が。最近の傾向では専らダウン。たまたま、僕が言いたいのは、この中野通りより東側、新井薬師前駅までの五中つつじ通り、この通りだよね。この道路は容積率200%なんだよね。ここだけ下がっちゃっているんだよね。あと濃いピンクのところは全部容積率300%なんだよね。この新井薬師前駅から五中までの間は、これは確か近商かなんかで、ここは全部300%以上確保されているんだよね。ちょうど新井薬師前駅から中野通りまでの間だけが200%になっているはずなんですよ。それを言っているんです。ここを緩和して他の道路の沿線の容積率と連続性を持たせるような考えをもって地域の近隣の住民の皆さんから要望が上がってくるなり、地区計画の網をかけてでもここの用途の変更を求めたいといったような要望があったときには、そういう話には積極的に乗り出していくのかということを尋ねている。
尾﨑都市計画担当参事
最初に緩和ありきというお話ですと、その前にやっぱりその地域の快適な住環境を守っていくとかいろいろな将来像があるかと思いますけれども、そういった議論を進めていって、その中で必然的に出てくる用途地域の変更というものがあれば、それはまた別途、用途地域の変更の手続をとっていかなければならない。そういうふうに思います。
最初から緩和をするためにというような話になりますと、それはちょっと議論が逆転しているのかなというふうに思います。あくまでもまちづくりをどういうふうに考えていくのか、どういうふうにそこに住んでいる方が提案されていくのか、それをしっかりと理論づけていただいて、その中で用途地域の変更が妥当であるというようなことが出てくれば、それについてまた別途、用途地域の変更ということで当然対応していかなければならない話かなというふうに受けとめております。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
関連でございますけれども、今、新井薬師前駅周辺ではまちづくりの勉強会が立ち上がってございますので、今、委員からも御指摘のありましたような課題も含めて、地区計画等々も今後想定しなきゃいけない協議事項になっていくかというふうに思います。そういうような声が上がっていれば出していただいて、勉強会等々の中で協議事項等、私どもと都市計画担当で一緒に相談に乗らせていただきたいというふうに思っております。
かせ委員
これから検討されるということですから注視していきたいというふうに思いますけれども、1点だけお聞きしますけれども、都市計画道路、いわゆるもみじ山通りですけれども、この道路は上高田本通りまでで、それから北は道路が現在ないんですよね。それで、いろいろ経過があってこうなっているんだと思うんですけれども、住民の側からすれば、もうこれは死んでしまったような計画であって、またここに線が引かれているのかなという思いがするんだろうと思うんです。これはどういう経過でこの線が入ったんでしょうか。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
現在、都市計画道路となってございますので、特に東京都の第3次事業化計画には含まれておりませんけれども、これから整備時期等については未定でございますけれども、都市計画道路として入れさせていただいたものでございます。
かせ委員
あくまでもこのまちづくりの構想ですけれども、これは連続立体化ということを主題としてやっているものであって、東京都の都市計画道路になっているからといって、現在ない道路、しかも、かつて住民のさまざまな運動があって実施できなかった道路ですよね、これはね。そういうようなことが一緒くたになって出ているということは非常に不自然ですよね。だって、全然違うんだから。連続立体とは関係ないじゃないですか。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
委員からお話がございましたけれども、まず都市計画道路として位置付けられているものはこういうまちづくり構想には当然反映されるべきだと思っておりますし、また、連続立体交差化事業の採択基準、要件からすれば、この都市計画道路はあるべき道路だというふうに位置付けられているものです。
佐藤委員
バリアフリー基本構想に基づいた地区別の基本構想づくりというのがありますよね。この前も御質問したところです。それとの関係というのは考えられているのかどうなのか。同じこういう図をつくるのであれば、その順序がバリアフリー基本構想の方は重点整備地域が先行ですよね。そうすると、新井薬師前・沼袋駅周辺は重点整備地域の先行地域には入らないですよね。でも、この西武新宿線沿線まちづくりでは先行に入っていますよね。また、ここに野方、都立家政、鷺ノ宮の3駅についても今年度中をめどにやると書いてありますよね。でも、鷺ノ宮とか野方とかはまだこういう段階じゃないわけですよね。片方で野方と鷺ノ宮はバリアフリーの重点整備地区に入っていて、いわゆる先行してバリアフリーの地区別の基本構想づくりに入らなければいけないということですが、同じやるんだったら、今度、法改正でいわゆる点から面へという形での法改正もされたところです。同じ面をとらえてやるのであればそれも含めてやるという、同じ部ですよね。同じ部で取り組むから、同じように住民の方とのいわゆる意見交換も含めてこういう構想づくりをされた方がいいのではないかと思うんですけど、その辺の整合性というか、共同作業みたいなのは一体どんなふうに考えられているのか、お伺いします。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
交通バリアフリー法等との関連でございますけれども、アクセス道路とか歩道と車道のいろんな検討とか、そういうことにつきましては、交通バリアフリー法、また新たな法改正になりましたバリアフリー法等からの検討をすべきだというふうに思っております。旧の交通バリアフリー法の観点からの整理は、昨年度の検討報告の中で、それぞれの駅の交通バリアフリーの視点から中野区でまとめました交通バリアフリー計画を踏まえ、検討しております。
この西武新宿線沿線まちづくりの構想の具体化といいますか、整備の時期といいますのは、なかなか時間がかかるステップというふうに認識してございます。それぞれ駅前広場やそこにつながるアクセス道路の整備につきましても、都市計画決定等々、また事業決定といくまでには7年から8年ぐらいかかって、実際の事業着手にはその一、二年後ぐらいと。このきょうお示ししたまちづくり構想が現実的に動いていく期間というのは少し長いスパンで見ていただきたいというふうに思います。
あとは、それぞれの駅の交通バリアフリーの視点からの整備につきましては都市整備部と整合を図りながら進めていきたいと思いますけれども、この西武新宿線沿線、私どもの担当に限っては、少し長いスパンで見ていただきたいというふうに思ってございます。
佐藤委員
交通バリアフリー基本構想の方が先行してやるということなんですか。
それで、これは、既に構想図には新井薬師前・沼袋駅周辺のバリアフリー基本構想は反映されている図面と考えていいんですか。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
まだ中野区の交通バリアフリー計画を踏まえていますということでございまして、具体的に新井薬師前と沼袋で動かしているわけではございません。先ほど申し上げました整備ステップ、検討ステップを踏まえての時期でございますので、その基本計画、整備計画を考えていくときに新たな交通バリアフリー新法に基づいた整備を検討してまいりたいと考えております。
佐藤委員
これから基本構想をつくるのは、これもそうですけど、野方、都立家政、鷺ノ宮も今年度中ですよね、構想自体は。だから、その整備自体はこれから七、八年かかるということですけれども、構想自体をつくられるのは今年度中ですよね。そうしたら、それに同時に反映させていくというのは可能じゃないですか。
上村中野駅南口周辺整備担当課長
野方から西の3駅のまちづくり構想図(たたき台)を今年度目途にこういうような形で進めてまいります。ですので、ここに新法交通バリアフリー法がどう反映されているかというレベルがこの中には全然まだ、この絵の中には、ここをどうするというようなまだ将来イメージみたいなものでございますので、それはもう少し先の基本計画とか整備計画の中で、それは野方から西も含めて、そういう時期になるかと思います。
尾﨑都市計画担当参事
拠点まちづくり推進室とそれから私どもの都市整備との両方かかわっている問題かなと思います。バリアフリー新法が制定されました。6カ月以内に施行というような形になりますので、それに基づいて私どもは動いていきたいとは思っております。それで、今の時点ですと、こういう新法ができますと国の方針というのが出てきます。それに基づいて十分読み込みながら次の段階へ進んでいくというような話にしていきたいと思っておりますけれども、いずれにしても、高齢者や障害者の方の利用しやすいようなまちをつくっていく、そういったことが基本でございますので、特定経路をどうしていくのかとかそういった問題も今後出てくるはずでございます。こういった駅を拠点とするようなまちづくり構想でございますから当然関連はあるということで、このバリアフリーにつきましては、隣の部でございますから当然情報を共有しながら、その辺をちゃんと視野に入れて考えていくような整備ができるように取り組んでまいりたいなというふうに思っております。
佐藤委員
同じ駅周辺ということですよね。そして、もちろん長い目で見た整備ということでいえば、期間的にも一致した取り組みになるんだろうと思いますし、特定道路の整備計画にしたって、道路整備ということでいえば、同じ道路を整備すると、このように整備しますという図も、引き方も関係性がすごくあると思うので、同じような地域を別々の図面で見ているというんじゃなくて、住民の人の生活は一体ですから、やっぱり同じ構想、あるいは同じ図面ということでぜひ落とし込んでいけるような形での協議の仕方を進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
委員長
そのほかございますか。。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、ただいまの報告は以上で終了いたします。
そのほかに何か御報告ありますか。
秋元拠点まちづくり担当参事
前回の当委員会におきまして、池田委員からの中野駅周辺まちづくり推進委託報告書の第2部、17ページ記載の1世帯当たり種目別支出額、平成16年度の月額33万2,884円の額が少ないのではないかという質疑がございまして、数字を精査をする旨の回答をいたしてございます。
このことにつきまして精査した結果、結論から申し上げますと、この金額に誤りはないということでございます。
この資料の出典でございますが、これは「平成16年都民のくらしむき(年報)」の第3表「生計支出7分位階層別1世帯当たり年平均1か月間の用途別生計支出」からのものでございまして、第1階層の月額11万3,753円から第7階層の月額75万9,620円までの7段階に分かれてございまして、このうちの平均月額といたしまして33万2,884円という額が打ち出されたというものでございます。よろしく御理解のほどをお願い申し上げます。
池田委員
今、第7階層が75万円というのが出されましたけれども、あの三菱総研の計画自体は、税金を払える人をハイグレードの超高層マンションに呼び込むんだということを大前提としてつくられているわけだから、この平均の1カ月の消費支出額が32万円程度を選ぶというのは、結果はともあれ、計算の前提の仕方としての数値としては不適正だなという感じを持ちました。第6段階あたりで1カ月の消費支出が40何万円ぐらいになるわけですから、もしそういう大前提で数値計算をするとするのであるならば、第6段階あたりを選ぶのがやり方としては通常ではないかなという、そういう感想を私は持ちます。
委員長
よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
委員長
ほかに何か御報告はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、所管事項の報告を終了いたします。
次に、その他ですけれども、お諮りしたいことがありますので、委員会を暫時休憩させていただきます。
(午後3時10分)
委員長
それでは、委員会を再開させていただきます。
(午後3時14分)
それでは、ただいまお諮りをしましたように、学習会の日程調整が講師の方とつきましたら、9月11日もしくは12日午後1時からまちづくり三法についての学習会を開催させていただきたいと思います。
ただし、日程調整がつかない場合には学習会は開催ができませんので、その場合には、次回の委員会は3定中に開催する委員会になります。
また、緊急の場合がありましたら、また御連絡をさせて、委員会を開催させていただくというようなことにさせていただきますが、それでよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、そのように決定をさせていただきます。
以上で本日予定していた日程はすべて終了しますけれども、委員各位、理事者から何か発言はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の中野駅周辺整備・交通対策特別委員会を散会いたします。ありがとうございました。
(午後3時20分)