平成20年06月13日中野区議会防災まちづくり特別委員会(第2回定例会) 平成20年06月13日防災まちづくり特別委員会

中野区議会防災まちづくり特別委員会〔平成20年6月13日〕

防災まちづくり特別委員会会議記録

○開会日 平成20年6月13日

○場所  中野区議会第5委員会室

○開会  午後1時00分

○閉会  午後2時17分

○出席委員(13名)
 酒井 たくや委員長
 白井 秀史副委員長
 いながき じゅん子委員
 北原 ともあき委員
 吉原 宏委員
 大内 しんご委員
 きたごう 秀文委員
 やながわ 妙子委員
 長沢 和彦委員
 山崎 芳夫委員
 江口 済三郎委員
 佐藤 ひろこ委員
 岩永 しほ子委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 副区長(経営室) 石神 正義
 危機管理担当部長 清水 流作
 危機管理担当課長(防災担当課長) 志賀 聡
 区民生活部長 大沼 弘
 子ども家庭部長 田辺 裕子
 保健福祉部長 金野 晃
 保健所長 浦山 京子
 生活衛生担当課長 古屋 勉
 都市整備部長 石井 正行
 南部地域まちづくり担当課長 角 秀行
 中部地域まちづくり担当課長 上村 晃一
 北部地域まちづくり担当課長 萩原 清志
 土木・交通担当課長 遠山 幸雄
 建築担当課長 豊川 士朗
 教育委員会事務局次長 竹内 沖司

○事務局職員
 書記 永田 純一
 書記 菅野 多身子

○委員長署名


審査日程
○委員会参与の変更及び異動
○議題
 水害対策について
 避難場所の整備について
 災害に強いまちづくりについて
 危機管理対策について
○所管事項の報告
 1 平成20年度風水害対応訓練の実施結果について(防災担当)
 2 平成20年度中野区総合防災訓練の実施について(防災担当)
 3 (仮称)南部防災公園整備に伴う東京大学との協定の締結について(南部地域まちづくり担当)
 4 妙正寺川取水施設の完成について(土木・交通担当)
○その他

委員長
 それでは、定足数に達しましたので、ただいまから防災まちづくり特別委員会を開会いたします。

(午後1時00分)

 審査日程についてお諮りいたします。
 本日は、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めさせていただきます。
 なお、審査に当たっては、3時ごろに休憩を入れ、5時を目途に進めたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。
 それでは、議事に入る前にお手元に配付の資料(資料2)のとおり、4月1日付で委員会参与の変更及び異動がありました。本日、転出された方がお見えですので、初めに委員会を休憩してごあいさつをお受けしたいと思います。
 委員会を休憩いたします。

(午後1時01分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時03分)

 次に、変更及び異動のありました参与の紹介をお願いいたします。紹介された方は、その時点でごあいさつをお願いしたいと思います。
 それでは、保健福祉部長のほうからお願いいたします。
金野保健福祉部長
 生活衛生担当課長に新たに古屋勉が就任いたしました。よろしくお願いいたします。
古屋生活衛生担当課長
 古屋でございます。よろしくお願いいたします。
委員長
 次に、都市整備部長、お願いします。
石井都市整備部長
 先ほど御紹介がありました市川求にかわりまして、北部地域まちづくり担当課長、萩原清志でございます。
萩原北部地域まちづくり担当課長
 北部地域まちづくり担当課長の萩原です。どうぞよろしくお願いします。
石井都市整備部長
 今、あいさつしました佐藤にかわりまして、建築担当課長の豊川士朗でございます。
豊川建築担当課長
 豊川でございます。よろしくお願いいたします。
委員長
 皆さん、どうかよろしくお願いいたします。
 それでは、議事に入ります。
 議題を宣告させていただきます。
 水害対策について、避難場所の整備について、災害に強いまちづくりについて、そして危機管理対策についてを議題に供します。
 それでは、所管事項の報告を受けたいと思います。
 1、平成20年度風水害対応訓練の実施結果についての報告を求めます。
志賀危機管理担当課長
 それでは、平成20年度風水害対応訓練の実施結果につきまして御報告をさせていただきます。(資料3)
 訓練の目的でございますが、本格的な雨のシーズンを迎えるに当たりまして、台風や集中豪雨に適切に職員が対応できますように、各災害対策担当の所管部が基本的な活動を習熟することを目的といたしまして、実施いたしました。
 実施日時は、平成20年5月14日、午後1時30分から4時までの間で実施をいたしました。
 訓練参加者数でございますけれども、114名となってございます。
 3の状況想定でございますが、休日の午後、大雨・洪水警報が発令されたという想定のもとに、時系列で対応訓練を実施いたしました。
 4の訓練内容でございますが、訓練形式は、各災対部の訓練想定に応じまして図上訓練形式で実施をいたしました。こちらに記載はございませんけれども、訓練の流れを御説明させていただきたいと思います。
 大雨・洪水注意報の発表の一報を受けた時点での対応。それから、そこからその受けた後、情報連絡態勢を発令するまでの流れ。また、その情報連絡態勢をとってから後に2時間後、大雨・洪水警報の発表を受けます。それを受けての組織的な対応。また、その後の危険回避のための避難勧告発表に伴う対応と。このような4段階の時系列をもとにショートシナリオをつくりまして、それを中心に(3)に記載してございます訓練項目に基づきまして、各災対部が図上訓練を実施したところでございます。
 また、今回の訓練につきましては、この訓練想定に基づきまして、図上訓練形式で4段階のショートシナリオを2回繰り返したということで、1回目の実施結果をもとに、1回実施した後に反省会を開きまして、この反省をもとに2回目の実施をすると、そういったことで、繰り返し計8回訓練を行ったという形になります。
 結果といたしましては、より実践的な形に近い訓練になったかというふうに考えてございます。
 いずれにいたしましても、これからの雨の時期の対応が適切にできますように、今後とも工夫を重ねながら、こういった風水害訓練等に取り組んでいきたい、このように考えているところでございます。
 訓練の報告につきましては以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告は終了いたします。
 次に、2、平成20年度中野区総合防災訓練の実施についての御報告を求めます。
志賀危機管理担当課長
 それでは、平成20年度中野区総合防災訓練の実施につきまして御報告させていただきます。
 お手元の資料をごらんいただきたいと思います。(資料4)
 目的につきましては、災害対策基本法に基づきます区をはじめといたします防災関係機関、また住民の方々が一体となった訓練を9月1日を中心にその前後で実施するということで、相互の連携と協力体制の確立を図るということで、防災技術、行動力の向上ということを目的に実施するものでございます。
 実施日時につきましては、平成20年8月31日(日曜日)午前9時から午後1時までを予定してございます。
 本年度の実施場所でございますけれども、昭和・東中野地域センター管内、上鷺宮地域センター管内の2カ所でございます。
 訓練内容といたしましては、昨年から実施いたしました地域センター管内の全避難所を一斉に開設する。そこで、各防災会がそれの訓練メニューに従って総合防災訓練を実施するという中身でございます。
 今年度、昭和・東中野地域につきましては、桃園第二小学校、東中野小学校、第三中学校、明大中野中学校、それから大妻中野中学校・高等学校の5カ所を予定しております。また、上鷺宮地域におきましては、武蔵台小学校、上鷺宮小学校の2カ所の実施を予定しております。また、今回初めて明大中野あるいは大妻中野の会場をお借りして実施できる運びになりまして、当初の訓練の全体会から学校の先生方にも御参加いただいているところでございます。
 続きまして、訓練の内容でございますけれども、5でございます。発災型の対応訓練といたしまして、初期消火対応訓練、それから避難誘導訓練では、各地域から避難所までの避難誘導訓練、また避難所開設運営訓練では、地域内の全避難所を開設した後の情報収集、伝達訓練、それから炊き出し訓練、医師会等の御協力によりまして、医療救護訓練を行うほか、各防災関係機関の皆様方との連携による訓練を実施するところでございます。
 6の実行委員会でございますが、これは各地域で地域防災会の方々、または住民の皆様方が実行委員会形式でこの総合防災訓練を実施するわけですが、ここでの話し合いによりまして、訓練内容を個々の会場の取り組みについて決めていくものでございます。
 7の訓練参加団体・機関等につきましては、お読み取りをいただきたいと思います。
 最後になりますが、区議会議員の皆様方には別途御案内を差し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。
 以上、雑駁ですが、御報告とさせていただきます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
山崎委員
 御苦労さまです。私も何回か参加をさせていただいて、えらい暑かったときがあって、それで倒れた人がいたりして大変だなと思いました。
 それで、参加の団体のことで聞きたいんですが、それぞれ関係団体も含めて書いてあるんですが、こうした関係団体に区側が協力要請をして、この総合防災訓練がとり行われると、このように理解をしていいんでしょうか。
志賀危機管理担当課長
 総合防災訓練ということで、防災会議の主体となる防災関係機関、こちらに記載されているメンバーでございますが、この方々、各事業所としての責任といたしまして、この9月1日を中心とした防災訓練を区あるいは区民の皆様方と一体となって実施するという流れで、結果的には、防災会議の皆さん方に総合防災訓練の参加要請をしているという形でございます。
山崎委員
 何でこんなことを聞くかというと、私のところでは七中がそういう場所に当たったことがあるんですよ。それで、こうした方々、私も歯科医師会という形で白衣を着て救急業務をやったんですが、自衛隊のブースもありました。しかし、外で、自衛隊帰れ帰れのビラを配っている人たちがいるんです。私は、これはどういうことなんだろうなと。区が主催して、地域防災会の皆さんと協力をし合って、地域で地域を守るとやっているさなかに入り口で配っているんだよ、これを。これはどういう意味なんですか。
志賀危機管理担当課長
 私ども、事前にそういった反対の行動を起こされるということで情報が入りましたらば、会場内に出入りされては困りますと、また、ビラ等の配布をされては困りますよということで、立ち入りの禁止といいますか、排除をしているところでございますけれども、そういった行為はしないということであれば訓練の参加ということとみなして会場内には入っていただいても構いませんということでは御案内しているところではございますけれども、会場外におきましても、事前に妨害行為等があれば当然警察等の協力によりまして排除をしていくというように考えてございます。
山崎委員
 事前にそんなことしないと思うんだよね。そういう人たちは、事前にそんなことをするような常識がないからやるんだろうと、私は思っているんですよ。事前に、そういうことはやめてください、中に入らないで、協力してくださいというにもかかわりませず、その地域の入り口あたりでそうしたものを配ったり、あるいはそういうプラカードを持って出られるという方がいらっしゃったらどうなりますか。
志賀危機管理担当課長
 昨年、平和の森公園におきまして自衛隊のヘリの訓練ということで後方医療救護訓練ということで実施いたしました。あのときも事前に警察のほうにそういった行進をして反対行動をとるということの警備課のほうに情報がありました。それで、その情報が私どもに入っておりましたので、管内、それから平和の森公園周辺あるいは敷地内での妨害行為等がないように警備配置をいたしまして、警察とも連携して排除をしたところでございます。
やながわ委員
 私も地元でやるときには、毎回新山小学校で参加するんですが、実行委員会に出ていらっしゃる方はやっぱり町会の災対の代表の方だと思うんです。朝、音が鳴って最寄りの児童館に行って、そして避難誘導で学校まで行って、さまざまいろいろ分かれてやるわけです。そのときに、今山崎委員がおっしゃったように大変暑い。それで、間が長いわけです。わかっている人はごく少数で、参加する人はてれてれやるわけです。私も一体何をやっているんだ、これはと。待っている時間が長くて、ましてや暑い校庭の中に入ってきて、そのときに、職員が何人もいる。しかし、「何やってんの、今」って、私が聞くと、「わかりません」と言うんですよ。やっぱりこの辺の危機管理意識が、職員は主催者側だというぐらいに、さっき言ったように風水害の訓練もやっているわけで、職員がやっぱり主体的に振る舞わないと、集まってきている人たちって結構高齢者が多いわけです。そういう本当にこれが訓練かという感想をちょっと抱いているので、私はむしろ職員に対して危機管理担当課長のほうからきちっとその辺、この訓練の前の職員に対する意識啓発を再度徹底するべきだと私は思っているんですが、その辺はいかがですか。
志賀危機管理担当課長
 まず、大変暑い中での訓練ということで、9月1日前後ですと大変暑いんですけれども、昨年も給水対策等は実施いたしまして、昨年ちょっと大きなペットボトルで水等の準備はしたんですが、手違いで氷等が準備できなかったりとかそういったこともございましたけれども、ことしはちゃんと地域の皆様方にそういった給水等の準備もしていきたいと思います。
 また、委員、御指摘のとおり、昨年の訓練におきまして区の職員のとるべき体制といたしまして大変至らないところがあったということで、各地域防災会の皆様方からも御指摘いただいております。昨年の委員会の中でも、委員からも御指摘いただいているところでございます。ことしにつきましては、徹底した事前の周知を行いまして、シミュレーションを、訓練を1回通して行います。その上で、各当日の会場における訓練をしっかりとできるように、また、地域の皆様方に誤解のないように徹底してまいりたいと、このように考えております。
長沢委員
 御苦労さまです。ちょっと基本的なというか、初歩的なことを伺いたいんですけれども、この実施地域のところで、地域センター管内2カ所ですね。ただ、地域内のすべての避難所で行うという、このやり方は去年から始めたということでいいですか。
志賀危機管理担当課長
 はい。一昨年までは南北の2会場を中心とした、どちらかといいますとすべての関係団体、それから住民の皆さんを1会場に集めて、そこで見せる的な訓練を実施していたところですが、昨年からより実践的な、いざ避難所を開設して自分たちが実際に何をしなくてはいけないのかということを地域の皆様方、それから参加している皆様方により御理解を深めていただいて、会場の運営をスムーズに行えるような訓練に切りかえたところでございます。
長沢委員
 理由としては、参加というか、見ているだけではなくて実践的な参画をしていただこうというようなことなんですね。それで、ただといいますか、前は1カ所ずつですから、それぞれの南北で地域センター管内というのは変わっていないんだけれども、そうすると、全部のそれぞれの防災会というか、住民が出るとなると、本当に十何年に一遍ぐらいな総合防災になってしまって、そういう意味では、こういう形で地域センターのところですべての避難所のところで今関係するというのか、防災会というか、住民の方々が参画できるというのは、そういう意味ではいいのかなというふうに思ったりもするんですが、ただそうはいっても、南北の地域センター管内ということで、やっぱり何年かの中でじゃないと1周はしないと、1クールというか、サイクルにならないと。
 それで、ちょっと伺いたいのは、その訓練想定とか、また、そのもとでの訓練の考え方と内容というのは、基本的には変わらないんですか。例えば、この間いろいろシミュレーションというか、国のほうでも、あるいは東京都なんか、民間の機関なんかでもそうですけれども、大きな地震のところがというところで、いろいろ数値なんかも変わったりもしていますよね。ちょっと具体的に言えないので申しわけないんだけれども。ただ、そういったときに、ではそういう被害想定がありますと、そのときの場合、当然ながら内容的にも一定の修正が図られるのかなと、理屈上は。その辺はどういうふうに見ればいいんですか。
志賀危機管理担当課長
 まず、訓練の中身でございますが、6年から7年に1回、南北会場がセンターの数で違いますので、6年から7年でまた戻ってくるというような関係でやっております。訓練の中身につきましては、6年、7年に1回なんですが、最近、各地域における、例えば上高田であれば上高田連合ですとか昭和であれば昭和・東中野連合ということで、連合訓練を各防災会様でやっていただいております。江古田におきましても、昨年江古田の森公園で初めて実施したところでございますけれども、そういった連合訓練の中で学校を使った訓練等も実施しておりますので、比較的総合防災訓練に近い形での訓練の形態はとらせていただいているというところでございます。
 また、今御指摘の訓練内容がそれぞれ想定に応じて違うのではないかということでございますが、基本的な役割、求めるところが、昨年から実施しております発災型の訓練でありますとか、避難誘導でありますとか、避難所開設運営訓練、すべてここが基本になろうかと思いますので、そこの部分を中心としてより具体的な避難所に避難したときによりスムーズに実行できるような形でということで、基礎的な訓練を中心として地域の皆様方には実施をしていただいているところでございます。
長沢委員
 今、他の委員のほうからも出ましたし、たしか去年やった総合防災訓練の際のここの中での質疑だったと思いますけれども、出た、いわゆる職員のかかわりです。去年、私自身も出たんですけれども、職員のかかわり自身は、例えば去年の例にしても、あえて、いわゆる手出しをしないと。ここでいうところの防災の基本である「“自助、公助"の向上を目指す訓練」と、これを文字どおりとるならば、それぞれの皆さんのところでやっていただいて、なおかつそのときに助言なりを求められてきた場合は口も出しますし、手を出すというか、支援しましょうという位置付けでやられたのかなとも思ったんですけれども、そういうことではなかったんですか。
志賀危機管理担当課長
 当然、区の職員は区の職員としての役割がございますので、当然それによってやるんですけれども、昨年は初めての訓練でございましたので、当然、避難所に集合する職員それぞれの役割を持たせて避難所の中であえて口を出さないというようなことで実施したわけではございませんで、当然、避難所の運営にかかわる流れの中で、職員はきちんと地域の皆様方と協力してやりなさいということでの話をしていたんですけれども、実際、その地域の皆様方が持っているシナリオと区の職員のシナリオの時間的なずれがあったりして、今実際何をやっているのかわからないみたいなことが発生してしまったところでございます。
 ことしにおきましては、当然、また避難所に集合する職員と応急活動等を行う職員ということで、地域の中で2段階に分けまして、ことしの職員訓練の中では、避難所の開設運営のお手伝いをする職員と地域の中に分散し、被害状況調査を行うといったような訓練もあわせて行っていくように考えております。
長沢委員
 最後にします。一番最初に聞いた実施地域というか、その実施のやり方、あり方というところにかかわるんですけれども、結局、いろいろ参加団体とか機関なんかも出ているわけだけれども、例えば具体的に区の職員でいえば、これまでは地域センター管轄、北と南で1カ所ずつと、ところが今度は全避難場所になるわけです。当然、量の問題として、職員自身がどれぐらいの配置になるのかとか、当然そういう量的なものから指摘のものというは一定ある。そうなると、去年の教訓というのをことしは生かす、今のお話だと生かしていくんだというお話だけれども、実際には、職員の一定の数は決められている中で、それをやれるという保証というか、やれるというのは何をもってそういうことになるんですか。
志賀危機管理担当課長
 これまで見せる訓練という形の会場は南北1カ所ずつということにおきましては、避難所の数だけの避難所対応する職員あるいは地域に分散する職員が、その1会場にこれまで集合していたわけですけれども、それが各避難所ごと、あるいは地域センター管内ごとということで分散いたします。それが本来の地震対応に当たる組織体制図に基づいた職員配置の人数でございます。それによってそれぞれの役割、職員は、それぞれの役割に応じて災害対応の訓練を実施するということになります。
長沢委員
 本来的には、本当にその地域で災害、震災があった場合はそういう形でそれぞれの避難所へ行くわけだし、そのときの職員の、要するに量的にはやっぱりそこの配置を今度の訓練をするように、前回もそうでしょうけれども、それが実際の災害になったときもそうであるという話ですね。だからこそなんですけれども、ではそういう形でやるというなら、前は1カ所であるから職員もいっぱいいたし、来ていたし、そういう意味では、ある意味ではきめ細かに見れたということかなと思うんです。それが今度分散していく。分散していくことで、同時にそこのところで参加してもらうんだと、いわゆる住民の方が。例えば、去年私が出たところでいっても、やはり一つの学校に対してもそれなりに何百名か来るわけです。事態としては、去年も出ていたような意見というのはやっぱり感じるというか、あったわけです。やっぱり住民同士でも、事前にこういうことでやろうとなったんだけれども、結局うまく機能しなかった部分もあったわけです。平時のときからというか、やっぱりそういうのがあるわけでね。そういうところでやってもらいましょう、職員の意識啓発ということももちろん大事、職員自身がそういう意識を持ってやっていただくというのもあるんだけれども、実際の問題としてどれぐらいの、一つの避難所にどれぐらいの職員の方がいらして、どれぐらいの支援ができてということがもう一つあれなんですけれども、ちょっとそこのところだけもう一度お願いできますか。
志賀危機管理担当課長
 日常的に決められております各避難所にいる班長、副班長と呼ばれている職員が、まず50の避難所に対しております。それで、まず100名。それから、各避難所ごとによって職員の配置の人数が違うんですが、避難所班の職員配置としましては6から7ということで、大体合計8名から9名の職員が必ず指定の避難所に行くというような形で体制を組んでいるところでございます。
江口委員
 今回のこの訓練、私も何度も総括等で質問した形で、獣医師会が参加をされているようですけれども、ペットの避難も入りますか。
志賀危機管理担当課長
 この間、獣医師会の先生方とちょっとお話をさせていただきまして、今年度は1カ所、どこの会場かはまだ決まっていないんですが、7会場のうちの1カ所につきまして同行避難の訓練を初めて実施しようということで獣医師会と現在調整をしているところでございます。
江口委員
 ぜひそういう方向で今進んでいるのでやってみて、何が不都合なのか、何が問題なのか、避難者とのトラブルは起きないのかとか、またそういう総括をしてもらいたいんです。
 もう一つは、避難所の問題。これも総括で課長とは何度もやり合ったんですけれども、実行委員会が運営する。特に地域防災組織を中心にということで散々言われていますよね。私はそれで本当に大丈夫なのかと、いつもそういうつもりで質問しているんですけれども、ぜひこういう訓練で事前に打ち合わせして、各実行委員会が訓練内容を決めていくということであれば、それこそさっきの職員の問題もありますけれども、打ち合わせしたとおり決めたら、すべて地域防災の任せてみると。何ができる、できないのかということを1回そこでチェックしてもらいたい。なぜかというと、大変申しわけないけれども、地域防災組織のほとんどの中心者は高齢者なんです。果たしてその人たちが、全体の地域から集まってくる、もちろん町会に入っていない人もいるし、入っている人もいる、顔見知りじゃない人もいるし、他町会の顔もわからない場合もある、ということを見たときに、指揮がとれるのかという不安が非常に私はあるわけです。例えば、避難所開設はそういう形でしてもいいけれども、最終的には、やっぱりそこに配置される職員がリーダーとなって地域防災組織の幹部の皆さんと打ち合わせしながら運営するんだったらわかるんだけれども、あくまで住民組織が運営、1回やらしてみてくださいよ、できると思いますか、これ、できないですよ、こんな大きな組織を動かしたり、大きな人を動かしたり、あっちだこっちだとか。私はいつも言っているように、どうせ校庭でやっても、どこどこ町会はどこの教室に入ってくださいとかそういうのをやってみろと、一度はと言って、それでやっているところもあるようですけれども、そういう訓練もやっていたときにその指示ができるかどうか、その辺どういうふうに思っていらっしゃいますか。
志賀危機管理担当課長
 今回の訓練の準備もそうなんですが、地域の方々と実行委員会、この当日までに3回、それから避難所での訓練、事前の調整を3回、避難所ごとの訓練を含めてやっているところです。今回初めて、昨年の反省を踏まえまして、1回シミュレーションをしましょうということで、通しの訓練をその避難所訓練の打ち合わせのところでやっております。それによってすべてができるかといったらなかなか難しいかもしれませんけれども、そういったことを通しまして、より具体的に動けるような体制を整えていきたいなというふうに考えております。
江口委員
 もう少し現実的に、やっぱり区民の命というか、それから財産含めて守るという形で、そのための地方公務員でもあるわけじゃないですか。それから、災害時によっては、自分の区の帰れなければ地元で活動すると、そういう義務も負っているわけじゃないですか。そういう点で、やっぱりこの避難所を運営するときに、本当に何回かの打ち合わせだけで避難所全体の運営ができるのかというと、私が疑問なのは、災害が起きたときってこういうペーパーはないんですよね。訓練ですからペーパーがありますよね。ですが、実際にどこで集まってきたのをチェックして人数を確認するかとか、そういうのがあったとしても、これは相当やっぱりある程度頭の回転がよくなければできてこない。それに充てられた責任者というのは非常に負担ですよね。やっぱりそうじゃなくて、その実行委員会で避難所の中心と今回なる区民の人たちを中心に、そばに職員がいたり、それから例えば学校を使う場合には学校長がいて、それから副校長にしても、学校の中のわかっている人、そういう人がそばにいて、リーダーから、「これはどうなんだ」と言ったら「こうです」というアドバイスはするというような形で、その運営本部の中でそういう全体的なフォローをできるような体制という意味で職員ということは大事なんだけれども、私、これは絶対に住民に運営を任せてはいけないと思うんだけれども、どうなんですか、これ。
志賀危機管理担当課長
 避難所の開設、運営につきましては、基本的に地域の皆様方が中心となってやっていただかないとならない。区の職員は、当然その役割にのっとって避難所での活動、それから学校の先生方による避難所での運営活動ということが、それぞれの役割としてあると思うんですが、やはり中心となってやっていただくのは地域の皆様方が中心となってやっていただかなければ、とても区の職員だけでは対応し切れない部分もあろうかと思います。
 そういった意味では、今後とも、この総合防災訓練に限らず、地域での避難所運営訓練あるいは避難所運営会議、そういった中で、それぞれの役割をもう一度確認しながら的確に避難所の開設、運営ができるような取り組みを進めていきたいというふうに考えております。
江口委員
 確かに、避難命令が出て避難をするというのはある程度時間がたってからの状況で、相当の被害をその地域でこうむり始めている。また、危険度が増している。そういうことで出てくるわけで、いきなり避難所開設ということはあり得ないわけです。そういう場合には、もう職員の体制も結構でき上がってきているわけですよね。いきなり、例えば地震だ、火災だ、何かといったときに、避難所開設というのは行わないわけですから、最終的に本部長の区長が避難命令を出して避難所開設をするということになるわけでしょう。そういうふうになったときには、もう職員の体制も第二次、第三次ぐらいにでき上がってきて、そこに職員が行くと。ただし、それがやっぱり職員が行けないことも想定しているのであれば、やっぱり地域で、消防団の人たちは地域の顔ですから、そういう人たちに消防団との打ち合わせの中で、ここの団員の人はここの避難所を担当してもらうと、複数かなんか任命をお願いして、そういう場合にはそれ以外の消火活動に参加しないとか、そういう申し合わせをしながら消防団の人がそばにいてくれたり、そういうような形で、必ず区があいかわらず住民組織を中心にというやり方をするのであれば、周りには必ずいつもそういう連携がとれるところへ指示を出せる、確認がとれる、そういう人にいてもらわないと、幾らこういうシミュレーションつくったとしたって、この問題はだれに聞けばいいんだというのがわからないですよ。幾ら打ち合わせしたって、住民から、このことはどうなんですかと問い合わせがあったときに即答できる防災組織ってありますか、ないと思うんです。やっぱり即答できるというのは、そこの所管の人だから、一番は区であり、また消防であり、警察だろうから、そういう人たちの連携のもとで避難所運営、なぜかというと、避難所運営というのは相当パニックが起きるというんですよ。パニックを支える、抑えられるのは、住民のリーダーが抑えることは無理です。やっぱりそれだけの権限と資格と、そういうものを持っていないと抑え切れない。なぜかというと、何の権限であんたそれを言うんだと言ったときに、私はここの責任者を与えられていますといったって、そんなのは知らないとなるわけで、やっぱり公務員だとかそういう形の公の仕事を持っている人から発令されるということは、それだけの言葉も重いわけじゃないですか。そういうことはどういうふうに考えているんですか。
志賀危機管理担当課長
 当然、私たちの役割として避難所を開設したときの地域の皆様方の御協力によって避難所運営をしていくわけですけれども、そこの避難所に集まった区民の皆様方に対して、委員のおっしゃるようになかなか意思が伝わらない、情報が浸透しないというんですか、そういったところでは、やはりそこに集まっていただいた地域の防災リーダーである消防団の方々、また、あと区の職員、避難所の運営に携わる職員、そういったところで、避難所によって避難される人数もそれぞれ違うと思いますけれども、そういったところでは、まず第1に避難所の体制づくり、まず安全にそこに避難していただいて、避難所運営、避難所の活動を中心に、区の職員も対応していかなければいけないと思っておりますので、そういったところでは関係機関と連携し、もちろん消防、警察、消防団、そして区の職員、あと学校の先生と連携しながら避難所の運営をしていかなくてはいけないというふうには当然考えております。ただ、できるところの範囲というのは、やはり限られた人数ということもございますので、そういったところでは、地域の皆様方の特に町会、自治体、また防災会の皆様方が中心となってということでの考え方に立つかなというふうに思っているところでございます。
江口委員
 この辺は全然食い違うので、1回やってみてください。それでぜひ、地域の人たちに全部投げて、それで果たしてどこまでできるのか。例えば、今までの訓練でも、途中で訓練中に高齢者の人がぐあいが悪くて倒れたと。たまたま医師会だとかそういう方がいらっしゃいますけれども、そういうことで、救急車呼ぶとかそういうことはなかったわけだけれども、それはそのそばにいた人がすぐ助けて、それですぐお医者さんに連絡してということだから対応できますよ。ところが、そのときに、その中心的な本部は何を動いたかというとまず動いていないんですよね。わけがわからないから。本来は、責任者が全部指示しなければいけないことだけれども、その現場現場で指示がされてしまっているケースもあるわけでしょう。そういうことも想定されるわけだから、ぜひ一度、その避難所を、今回は相当の数いきますから、すべて順調にいったのか、いかなかった点は何なのか、その防災組織の大体持ち回りで会長さんがやるようですから、どこの会長さんがなるかわからないけれども、その人に全部託して、本当に誘導とか伝達だとか、そういうものがスムーズにいくかどうか。それをだれかがチェックをして、いい悪いという意味ではなくて、果たしてできるのか。そういうことをある程度まとまった段階でこの委員会にも報告してもらえますか。
志賀危機管理担当課長
 このような総合防災訓練をやるに当たって、地域の方々が中心となってどこまで避難所運営、開設訓練ができるか、そういったことを検証しながら今回は実施していきたいと思いますし、また、地域における日常的な訓練の中でも、そういったことを中心とした訓練がされて、より総合防災訓練のとき、あるいはいざ災害があったときにより確実に避難所運営、開設ができるような形で取り組んでいきたいと考えております。
江口委員
 もう一つ、こういう訓練というのは大体参加する人はほぼ決まっていて、町会等で動かれている人たちが、防災会の連絡で動員がかかって動くというケースがほとんどなわけです。ですから、比較的高齢者が多いということは事実です。問題は、中野の場合というのは住民移動が激しい地域というのはまだまだあるんですね。新住民というか、そういう人たちはなかなか訓練には参加してこないんですけれども、いざとなったら必ずこういうところに加わってくるというか、参加をせざるを得ない。さっきの風水害もそうですよね。どうしていいかわからない。区は一生懸命、区報だとかそういうPRとか、広報でPRしているかもしれないけれども、例えば水害の場合だったら自分の自動車、水害地域の場合はどこに避難するということで、もともと古い人はわかっているから避難できるところへ車をまず最初に移動するわけです、雨のときは。ところが、新しい人たちはわからないから、右往左往している。自分が区報だとか読んでいないから悪いんだというわけにはいかないので、そういう新しい住民の人たちに対してのこういう中野区が取り組んでいる、風水害も含めた防災対策、そういうのは今後どうするつもりでいらっしゃるのか。
志賀危機管理担当課長
 基本的には、風水害の季節には区報で、あるいは震災対策の9月の時期には区報で、年2回そういった形での広報を大々的にやっているわけでございますけれども、それ以外の取り組みといたしましては、中野区の防災地図ですとか中野区の震災対策といったものを地域センターあるいは防災の窓口等でお渡ししておるところでございます。あと、ホームページ等でも御案内しているところでございます。
 ことし小学校PTA、中学校PTAに対しましても訓練の参加要請ですとかしているところでございます。また、訓練になかなか参加してこないマンション等の管理組合の皆様方につきましても、私たちが訓練に行った際に、こういったことで総合防災訓練を8月31日に実施いたしますので、ぜひ御参加くださいというようなことは、日ごろの訓練の中で御案内をしているところでございます。今後とも、新たな転入者の方々につきましても、そういったことを周知できるようにいろいろと私どもも検討して、より具体的に啓発活動ができるようなことを検討していきたいなと思います。
江口委員
 これで最後にします。確かに、なかなか参加しないということがあって、我々も心配だし、多分区側もそこが心配する部分だと思うんです。強制できない、無理なわけですから。だから、訓練のときに、できたらその地域センター単位でやっているわけですから、その訓練中でもいいし、訓練のちょっと前でもいいから、本日は防災訓練の日でどこどこに避難場所を開設しておりますと、例えば何々小学校だとか、何々中学校だとか、そういう広報宣伝というのをやってみることというのはできないんですか。それは区の車だけでは無理なので、消防団の車だとか、それから消防署の車、そういうものも含めてお願いして、地域分散して。そうすると、そこに出ていない人たちも、確かにこういうふうな知らせはあった、出ていないけれども、中野区としてはそういう避難所訓練とかをやっているんだということは、意識は一応していくわけですよね。せっかくだったら、そういうPRを消防、警察、それから消防団等の車両を利用してやることというのはできないんでしょうか。
志賀危機管理担当課長
 訓練の前日にはポイント、ポイントに防災行政無線で、前日の土曜日に、明日総合防災訓練が実施されますと、また、当日の朝、本日は総合防災訓練が開催されておりますということで御案内を差し上げております。また、地域の学校近隣の方々にも、ポストに直接御案内の通知を入れたりしているところでございますけれども、委員、御指摘のように、区の広報車あるいは消防、警察等の車両でそういった広報活動ができないかどうかちょっと確認してみたいというふうに思います。
江口委員
 区の防災無線ですが、あれはほとんど聞こえないところが多くなってきたんですよ、地形が変わって。多分、調査しているかどうかわからないけど、ちょっとあれにもう頼る時代ではないので、たまたま出たから思い出して言うんだけど、ほとんど聞こえませんから、何を言っているのか。それで、2回ぐらい繰り返してもらうんだけど、窓を閉めたりという形であるときはまず聞こえない。本番のとき風雨が強いときなんかは、まず聞こえっこないので、だから、あの辺を頼るのではなくてということも含めたことでそういう訓練も一つの一環としてできないかという意味で言っている。
志賀危機管理担当課長
 防災行政無線につきましては、委員、御指摘のとおり建物の密閉性の高さということで、かなり聞こえづらいということで御指摘もいただいておるところでございますので、これから、現在も風水害のときには区の車両を回して早急な広報活動を行うようにということで対応しているところでございますけれども、こういった総合防災訓練の当日と前日につきましては、関係機関の皆様方とそういったことができるかどうか確認しながら実施していきたい。区の車両につきましては、当然回すようにして、広報活動を実施していきたいと思います。
きたごう委員
 1点お尋ねしたいと思います。この訓練参加のことなんですけれども、たしか予特でもお聞きしたことがあるんですけれども、子どもたちの参加です。今、江口委員の質疑の中でPTA関係というのが課長から答弁があったんですけれども、ちょっとその辺聞かせていただけますか。
志賀危機管理担当課長
 昨年の総合防災訓練で富士見中の子どもたちが防災隊ということで組織されまして、中野消防署が中心となって学校の先生あるいはPTAの方々にお願いをして、11名による富士見中防災隊というのが初めて組織されました。それを受けまして、ことしもよりそういった中学生、高校生の防災隊的なものが組織できればということで、早目に小P連と中P連の総会に参加させていただきまして、ぜひ総合防災訓練の参加をお願いしますということをお願いしたところでございます。
 また、今回も三中、東中野小学校等にお願いいたしまして、防災隊の結成等を呼びかけてはいるんですが、なかなか御理解いただけないんですけれども、これからもそういったところで積極的に声がけをし、また、区内にある都立高校、私立高校の先生方にもお願いしまして、そういった活動を展開していきたいというふうに考えております。
 また、特にここのところに来まして、富士高校が積極的に御参加をいただけるところで、昨年私も行ったんですが、ことしは1年生を対象とした炊き出し訓練ですとか防災訓練を区の職員と一緒になって全学年が取り組んでいただけるということで、またそこにうちの副区長が参加して講演をしていただきたいというような依頼も来ております。そういったところでは積極的に、富士高校さんなんかもそういった組織ができればというふうに考えているところでございます。
きたごう委員
 大変御丁寧な答弁ありがとうございます。確かに、私も昨年、消防団員として参加をいたしました。やっぱり富士見中ですか、軽可搬ポンプはよかったなと思います。これはぜひ引き続き呼びかけて、参加をぜひお願いしたい。
 それと、避難所は分かれてやっていますから、なかなか大勢の子どもたちが参加するということは難しいのかなと思いますけれども、やっぱりいざとなると、先生方も質問されていますけれども、お年寄りだけでは、訓練のための訓練ではしようがないなと。いざとなったら、もう中学生だって立派な大人ですよ。もう大人と一緒に働いてくれる、動いてくれると思うんです。ですから、実際に参加してもらって、目で見て実感して体で覚えるような、そういう訓練が大事なのかなと思います。
 あと、先生、学校、PTAだけではなく先生にもぜひね。その先生がいつもそこにいるとは限らないでしょうけれども、たまたま授業をしているときに、いつ災害が起きるかわからない。やっぱりそういうことも大事なので、先生にもね。これは日曜日だからなかなか出にくいんでしょうけれども、出たくないんでしょうけれども、ぜひ子どもたちと一緒に、先生も参加するから君たち出ようと、こんなふうな呼びかけをする必要があるのではないかと思いますけれども、その辺もう一度。
志賀危機管理担当課長
 総合防災訓練につきましては、今回の会場のところを中心として、また中学生、高校生について呼びかけを引き続き行っていきたいと思います。
 日常的な私たちの活動としましても、授業として、中学生、高校生の訓練を中心に防災講習会を開いていくように今年度取り組む予定でございます。また、今回、第1回の実行委員会を開催しましたときに、7会場の全学校の校長先生、教頭先生が参加していただきましたので、訓練等に当日も御参加いただけるということでお話を伺っておるところでございます。
委員長
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告は終了いたします。
 次に、3、(仮称)南部防災公園整備に伴う東京大学との協定の締結についての報告を求めます。
角南部地域まちづくり担当課長
 それでは、(仮称)南部防災公園整備に伴います東京大学との協定の締結について説明いたします。
 東大海洋研究所の移転に伴いまして、研究所の跡地ではなく、その跡地相当分、面積約1ヘクタールですが、区が取得しまして、東京大学教育学部附属中学校の敷地内に防災公園を整備するとともに、避難場所周辺道路の拡幅整備を行うというものでございます。
 お配りしております資料をごらんください。(資料5)
 初めに、1.協定締結の目的ですが、現在、東京都から広域避難場所として指定されている「東京大学教育学部附属中等教育学校一帯」を中心とした防災拠点の形成を目指し、南台一・二丁目地区防災街区整備地区計画に基づき、中野区と東京大学が相互に協力して公園及び周辺道路の整備を円滑に進めることとしています。
 次に、2.協定の内容等についてでございますが、まず取得の時期は、海洋研究所の移転に合わせまして平成21年度を予定しております。また、その他の内容につきましては、(仮称)南部防災公園と周辺道路の整備に関して、公園の位置、それから整備します公園道路の面積などを盛り込む予定としております。参考までに図面を載せておりますので、下の図面を見ながら説明をお聞きいただきたいと思います。
 まず、こちらの図の向きですが、上側が北、下側が南というふうな図面になっております。上側に方南通りという道路、「(補助62)20m」と書いてありますが――がありまして、向かって右側に海洋研究所があります。この海洋研究所が平成21年度に千葉県の柏市に移転するという計画がございます。
 それから、防災公園の大まかな位置ですが、避難場所の左側に太く点線で書いてあります「地区集散道路第1号」、こちらは通称東大附属西側道路と呼んでいますが、そこの道路に面しました南側の位置ということで丸く囲ってありますが、「(仮称)南部防災公園」と書いてあります。このような位置を想定しております。
 このような周辺地域からの避難動線などを考慮し、この西側道路に面した南側の位置ということの想定になっております。
 続きまして、公園の面積ですけれども、先ほども言いましたとおり、都市公園事業を行う予定ですので、面積約1ヘクタール、1万平米以上という想定をとっております。周辺道路につきましては、参考図の下側の黒い線、「区画道路第9号」と書いてありますが、これは現況、約5.4メートルなんですが、そちらの道路を6メートルに拡幅します。それから、敷地の右側を見ていただきますと、「区画道路第12号」と書いてあります。これは現況約4メートルなんですが、これを6メートル、それから敷地の上側にところを見ていただきますと、一部でございますが、海洋研究所の面しています「区画道路第13号」、こちらは現況約4メートルですが、6メートルにそれぞれ拡幅整備するという内容のものでございます。
 続きまして、3.今後の予定でございますが、平成20年度、今年度、この基本協定を早期に締結しまして、公園の説明会など、地元の方々へ情報提供しながら都市計画決定の手続を進めていきたいと考えております。平成21年度には、用地買収と公園の基本設計を行い、続く平成22年度には実施設計を行っていきたいと思っております。23年度から24年度までには公園整備の工事を予定しまして、防災公園の完成は平成25年度というふうに進めてまいります。
 以上、簡単ではございますが、説明を終了させていただきます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
岩永委員
 本会議でもお聞きしましたが、少しこの御報告があったこともありますのでお聞きをします。
 まず、南側と東側の6メートルに拡幅する予定の区画道路ですが、これは敷地というのは、いわゆる東大側の敷地に入っての6メートルの拡幅ということですか。
角南部地域まちづくり担当課長
 まず、南側にあります区画道路第9号ですが、先ほど言いましたとおり現況5.4メートルでございます。こちらのほうは予定しております道路の中心線からそれぞれ3メートルずつ拡幅予定でございますので、東大側につきましては数十センチ程度という想定です。
 それから、右側にあります区画道路第12号でございますが、こちらのほうは現況道路4メートルになっていますので、中心線からさらに東大側に2メートルセットバックするという内容のものでございます。
岩永委員
 東側は東大側に2メートルで6メートル確保できると。しかし、南側のほうは数十センチとなりますと、民家の側にも数十センチ程度のセットバックという形が残るわけですね。ここはずっと、御存じのように民家が建ち並んでいて、そう簡単に、一、二の三でじゃあ6メートルにしますというようなことにはならない、そう簡単にはならないのではないかというふうに思うのですが、そのあたりは少なくとも6メートルにするために皆さんセットバックしてくださいとか、建て直しをしてくださいとかというふうな話でもないでしょうし、それはやっぱり東大の側に含めて、こういう状況で防災公園もここに整備するということですから、6メートルにするには約60センチを東大側に整備していくということは十分可能ではないかと思うんですが。
角南部地域まちづくり担当課長
 こちらの避難路につきましては、南台一・二丁目地区、先ほど御案内しましたが、防災街区整備地区計画という計画に基づき道路の拡幅を進めているところでございます。当然、そういったことで、道路の線型につきましても、計画を策定するときに地元の方々との合意でこの計画がなっておりますので、当然、委員からの御指摘もありましたが、建物を建てかえるだとか、もしくは空き地なども交渉を重ねていながら買収を進めておりますので、そういった意味で、この区画道路第9号についても6メートルの拡幅が整備できるというふうに考えてございます。
岩永委員
 少なくとも、この今示されている防災公園の場所に防災公園を整備するということが示されてきたのは最近ですよね。前からここの場所に防災公園を整備すると、だから道路を6メートルにするに当たってはこうだと、そういう話ではなかったと思うんです。今の、課長が周辺住民の方たちとの道路、区画第9号をどう整備していくのかということでの話し合いをされてきたという、そういうときには、今示されている場所に防災公園の整備をするということが明確に示されていた時期ではないというような、そういう状況の違いというのがあると思うんです。ですから、ここにどうしてもさまざまな事情で防災公園の整備をするというのであれば、いわゆる東大側にセットバックをするというか、東大側に広げた6メートルの整備ということが、より公園整備に合わせて道路の広さを確保していけるのではないかと思うんですが。
角南部地域まちづくり担当課長
 防災公園の整備につきましては、平成10年度に東京大学と中野区が有識者によります検討会議を設けまして検討してきたという経過がございます。また、この検討の中で、防災公園の位置は海洋研究所の跡地では偏りがあるということで、防災公園の位置については東京大学教育学部附属中等教育学校敷地内を含めた構想とするという御検討結果もいただいています。区では、これらの検討を受けまして、海洋研究所跡地ではなくて避難区域の西側道路の拡幅整備という計画もございますので、そういった避難路などから考えて、この西側道路に面した南側というふうにした経過がございます。
 ですから、最近この位置が決まったということではなく、平成10年度当初から、跡地ではなくこの西側道路に面した南側の位置に防災公園をつくるという構想があります。そういった経過を経まして、防災街区整備地区計画というのを定めて、このような、その広域避難場所につながります避難道路の計画を策定したということでございます。
岩永委員
 課長の今の説明の経過の中にもありましたように、東大附属中学校も含めた中で考えていくということだったんですよね。明確にこの場所、今ここで書かれているようなこの場所だということが最初からあったわけではないという中での道路等についての話し合いであったのではないかというふうにして思っています。繰り返してやってもあれでから。要するに、東大の側に広げていくことで必要な道路の広さの確保ということは十分検討できるのではないかということがありますので、そういう検討などもぜひやっていただきたいということを言っておきたいと思います。
 同時に、本会議でもやりましたが、この場所、今示されているこの場所というのは、方南通りに接していないわけです。要するに、幹線と言われるところから見れば、学校と、それから多分校庭等になるのかなと思うんですが、そういう幹線道路に接していない中での防災公園の整備ということになると、当然、近隣の人たちとの話し合いを十分やっていくというようなことも必要になってくるし、いざ学校がやっていないときにどうするのかなというようなこともありますけれども、そのあたりの検討というのはどんなふうにされていかれるんですか。
角南部地域まちづくり担当課長
 この広域避難場所につきましては、避難の想定が南台一・二丁目地区、それから弥生三丁目・四丁目の方一部が入りますけれども、そういった避難される方の想定ということになっております。そういった想定を受けまして、こちら、今御説明をしましたけれども、点線部分の南側の道路があります。さらに、その西側には中野通りというのがあるんですけれども、そういった南台二丁目の方がお住まいですけれども、そういった方々がこの広域避難場所にスムーズに避難できるようということで、防災街区整備地区計画によります避難路の策定なども行っています。区では、そうした避難の動線なども考えて西側道路も拡幅整備を完了しておりますし、この防災公園の位置についても決定しているという経過でございます。
やながわ委員
 地元のことなので、一、二点お伺いしておきたいと思います。
 いよいよこういうスケジュールが出されまして、着実に進んでいるんだなということを考え、感慨深いものが実はあるんですね。この区画道路第9号、それから区画道路第12号、この交わるところの渋谷区の接点、本町というんですが、ここに中野区がちょっと土地を持っていて、郵政宿舎なんでしょうか、集合宿舎があるんですが、渋谷区はここをもう買うということで予算を18年度から計上しながら未執行で終わっていると。私が見る限りでは、あと残すところ数所帯になったなというふうに感じるんです。当初は、やっぱりまだ住民がいるということで、渋谷区もなかなか買う状況ではないということで、予算は計上しつつもここに手がかからなかったんですが、もうほとんど、夜なんか通ると、住んでいる人がいないなというぐらい、電気が一つ、二つかなというぐらいなってきました。渋谷区と中野区も、今こうした防災公園が進んできていまして、道隔てて渋谷区と、渋谷区の区長さんも、ここは小公園をつくりたいというふうに思っているそうなんです。ここで、テーブルをつくって、一体的な、あるいは同じ公園ですから、進めていったらどうかということで、総括質疑のときに、もう数年前に提案したところなんですが、その後、今こうやって計画が出ましたので、どうなっているのか、ちょっとお聞かせいただければと思います。
角南部地域まちづくり担当課長
 今回あります東大教育外部附属中等教育学校の南側には、渋谷区の本町が接しております。それで、今別の事業ですけれども、この避難場所周辺の不燃化ということで、区は計画しておりまして、当然、その南側の一部が渋谷区本町にかかっているということで、昨年来、渋谷区の担当する課との情報交換、それから意見交換などもしております。ことしもあちらのほうの組織が防災まちづくりの担当ということで新しくなりましたけれども、1回意見交換する会場を設けましてお話を伺ったところによりますと、渋谷区本町のほうでも防災まちづくりを中心に、防災街区整備地区計画の方針というのを定めているというふうに聞いております。先ほど御案内いただきました区画道路第9号、これは右側がちょっと白線になっていますが、これを渋谷区本町側にも延長していって、あちらのほうは渋谷区本町小学校があるんですけれども、そちらからの避難動線に考慮した計画になる予定だというふうにもお伺いしております。
 ですから、今後とも、渋谷区のそういったまちづくりの部隊とも連携しながら、この避難場所の安全性を高めていったり、周辺地域の防災性を高めていくという取り組みを続けていきたいというふうに考えております。
やながわ委員
 ぜひ、南台一・二丁目も超密集地域なんですが、この渋谷区本町も同じように大変密集地なもので、こういったところ、本当に区境ですので、いざとなったとき、渋谷の住民はこっちはだめよとかそういうわけにはいかないだろうと。そういうことを考えると、事前に、私はテーブルをきちっと、渋谷区、中野区、渋谷区でもそういうまちづくりができたということなので、一層意見交換をしつつ、公園整備をやっていただきたいと思います。
 あともう1点、この道路、区画道路第9号、第12号なんですが、この道路の拡幅は実施設計以降に実際的な工事というのはなるんですか。いつごろから計画、この計画どおりとすると、実施設計後なのかなと思うんですが、どうなんですか。
角南部地域まちづくり担当課長
 周辺道路の整備につきましては、今後、東大との協議の内容にも入ってくる内容で想定の話になるかと思うんですが、当然、この公園整備に合わせて周辺道路も整備していくものというふうになりますので、実際に整備工事に入るのは、予定にありますとおり23年とか24年とか、そのぐらいの時期になるということで予定をしております。
やながわ委員
 第9号、第12号の東大附属の万年塀というんですが、課長、ごらんになっておわかりになると思うんですが、大変危険だなという、もう反っちゃっているわけです。3年待って何かあったら、ここ逃げていく場所だから、私はそういう意味でどうなのかと。何回も指摘もしてきましたし、当時、この西側道路を拡幅するときに、木がいっぱいあったわけです。あの木を残せといって、ものすごい署名があって、結局、工事が何年間かおくれたという経緯もあって、しかし、今通ると南中野のシンボルの道路になっていますよ、きれいになっている。私もしげしげとあのイチョウ並木を眺めるんですが、こっちの第9号、第12号もうっそうとしているわけよ。私、いつも危ないなというのは、あそこ夜真っ暗なのね。私も時々一人で自転車を飛ばしながら来るんですが、怖いなと。だから、実施設計どおりじゃなくて、この万年塀の、むしろその万年塀を調査してもたないとならば、やっぱりこれは安全面から、防災面から、こういうところから先に工事を進めるべきだと、こういうテーブルの上にもその案を出さなければいけないのではないかと思うんですけれども、その辺は課長はどういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。
角南部地域まちづくり担当課長
 今、委員からお話がありましたとおり、区画道路第9号南側の道路とか区画道路第12号東側の道路ですけれども、かなり万年塀が老朽化していて、あと、高さも高いということが現状かと思います。今後、東京大学との交渉に当たりまして、そういった工事の内容、それから今の現況の調査等も含めて検討させていただきたいというふうに思います。
委員長
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告は終了いたします。
 次に、4、妙正寺川取水施設の完成についての報告を求めます。
遠山土木・交通担当課長
 それでは、妙正寺川取水施設の完成につきまして口頭報告を申し上げたいと思います。
 既に報道等で御承知かと思いますが、本年3月に野方五丁目で東京都が進めてまいりました妙正寺川取水施設の工事が完了いたしまして、神田川環状七号線地下調節池第二期と申してございますが、これが完成いたしております。当施設につきましては、昨年9月、当委員会で工事中に視察を行ったところでございます。本取水施設の完成によりまして、既に供用してございます神田川、善福寺川、両取水施設とあわせまして、神田川水系の各河川から豪雨に対しまして効果的に取水できるようになって、神田川流水の安全度がさらに高まったものというふうに考えてございます。
 簡単ですが、以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
北原委員
 今、説明ありましたが、これは昨年から既に仮取水口の取り入れ口があったと思うんですが、これがいよいよ完成したということでしょうけれども、実はにその間、例えば大雨洪水警報がこの間発令されたことがあったかどうか。それから、そのときに、警戒水位の中でこの取水口を実際に超えて環七の地下の調節池に入ったことがあるかどうか。あるいは、取水口の最大限どの程度まで水位が上がったかどうかというのがもしわかっていたら、報告していただきたいんです。
遠山土木・交通担当課長
 今、委員の御指摘のように、本施設につきましては19年度の3月に土木施設の部分が完了してございましたので、暫定的に取水できるようになってはおりました。その間、この妙正寺川での取水をしたというお話は特段は聞いてございません。数日前に中央のコントロール室がございます、善福寺川の取水施設にお尋ねしたところでは、先月の洪水のときに、神田川のほうでしたか、善福寺川のほうでしたか、そこでは取水は行ったということですが、この妙正寺川につきましてはそういったことは聞いてございません。
北原委員
 その神田川のほうではあったという話ですけれども、大雨洪水警報が発令されたことは、この間、この妙正寺川の流域であったんでしょうか。
志賀危機管理担当課長
 昨年の3月にということで先ほどお話がありましたが、その後きょうまで大雨洪水発令されたのが2回ほどございます。ただ、この間、幸いにして被害等も一切ございませんでしたし、妙正寺川水系では、先日ちょっと江古田で50ミリからの雨が降りました。それでも警戒水位を超えることなく、今のところ被害等は出ていないということでございます。
委員長
 他に質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告は終了いたします。
 5、その他で報告はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
 次に、その他でございますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、委員会を休憩いたします。

(午後2時17分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後2時17分)

 次回の委員会は、第3回定例会中に当委員会室において開会することとし、急を要する案件が生じた場合は、正副委員長協議の上、御連絡させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 以上で本日予定した日程はすべて終了しますが、委員各位から何か発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本日の防災まちづくり特別委員会を散会いたします。

(午後2時17分)