平成23年03月08日中野区議会本会議(第1回定例会)
平成23年第1回定例会本会議第4日(3月8日)
1.平成23年(2011年)3月8日、中野区議会議事堂において開会された。
1.出席議員(41名)
1番 内 川 和 久 2番 ひぐち 和 正
3番 白 井 秀 史 4番 平 山 英 明
5番 つぼい え み 6番 いながき じゅん子
7番 森 たかゆき 8番 山 口 かおり
9番 せきと 進 10番 いでい 良 輔
11番 伊 東 しんじ 12番 佐 野 れいじ
13番 北 原 ともあき 14番 南 かつひこ
15番 小 林 秀 明 16番 林 まさみ
17番 の づ 恵 子 18番 近 藤 さえ子
19番 牛 崎 のり子 20番 欠 員
21番 吉 原 宏 22番 大 内 しんご
23番 きたごう 秀 文 24番 伊 藤 正 信
25番 久 保 り か 26番 やながわ 妙 子
27番 酒 井 たくや 28番 佐 伯 利 昭
29番 むとう 有 子 30番 長 沢 和 彦
31番 か せ 次 郎 32番 高 橋 ちあき
33番 山 崎 芳 夫 34番 市 川 みのる
35番 斉 藤 金 造 36番 篠 国 昭
37番 岡 本 いさお 38番 飯 島 謹 一
39番 江 口 済三郎 40番 佐 藤 ひろこ
41番 来 住 和 行 42番 岩 永 しほ子
1.欠席議員
な し
1.出席説明員
中 野 区 長 田 中 大 輔 副 区 長 金 野 晃
副 区 長 阪 井 清 志 教 育 長 田 辺 裕 子
政 策 室 長 竹 内 沖 司 経 営 室 長 川 崎 亨
管理会計室長 尾 﨑 孝 区民生活部長 鈴 木 由美子
子ども家庭部長 長 田 久 雄 保健福祉部長 田 中 政 之
保 健 所 長 田 原 なるみ 都市整備部長 服 部 敏 信
まちづくり推進室長 遠 藤 由紀夫 教育委員会事務局次長 合 川 昭
政策室副参事(企画調整担当) 小 田 史 子 経営室副参事(経営担当) 篠 原 文 彦
1.本会の書記は下記のとおりである。
事 務 局 長 山 下 清 超 事務局次長 石 濱 良 行
議事調査担当係長 佐 藤 肇 書 記 荒 井 勉
書 記 河 村 孝 雄 書 記 菅 野 多身子
書 記 東 利司雄 書 記 丸 尾 明 美
書 記 土 屋 佳代子 書 記 鳥 居 誠
書 記 細 川 道 明 書 記 鈴 木 均
書 記 岡 田 浩 二 書 記 竹 内 賢 三
議事日程(平成23年(2011年)3月8日午後1時開議)
日程第1 第7号議案 平成23年度中野区一般会計予算
第8号議案 平成23年度中野区用地特別会計予算
第9号議案 平成23年度中野区国民健康保険事業特別会計予算
第10号議案 平成23年度中野区後期高齢者医療特別会計予算
第11号議案 平成23年度中野区介護保険特別会計予算
日程第2 第12号議案 中野区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する
条例
第13号議案 中野区組織条例の一部を改正する条例の施行に伴う関係条例の整理に関す
る条例
第14号議案 中野区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第15号議案 中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
第16号議案 中野区職員定数条例の一部を改正する条例
第17号議案 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一
部を改正する条例
第18号議案 中野区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
第19号議案 中野区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を
改正する条例
第20号議案 中野区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第21号議案 中野区立幼稚園教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を
改正する条例
第22号議案 中野区教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の施行に伴う関係
条例の整理に関する条例
第23号議案 中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例
第24号議案 丸山小学校施設整備工事請負契約
第49号議案 和解について
第50号議案 株式会社まちづくり中野21の株式総会における議決権の行使について
日程第3 第25号議案 中野区区民活動センター条例
第26号議案 中野区地域事務所設置条例
第27号議案 中野区区民等による二酸化炭素の排出量の削減に係る取組の促進を図るた
めの施設の貸付けに関する条例
第28号議案 中野区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例
第29号議案 電子計算組織の結合について
日程第4 第30号議案 中野区すこやか福祉センター条例の一部を改正する条例
第31号議案 中野区地域支えあい活動の推進に関する条例
第32号議案 中野区立高齢者会館条例の一部を改正する条例
第33号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例
第34号議案 指定管理者の指定について
第35号議案 指定管理者の指定について
日程第5 第36号議案 中野区地区まちづくり条例
第37号議案 中野区自動車駐車場条例を廃止する条例
第38号議案 中野区集合住宅の建築及び管理に関する条例
第39号議案 中野区営住宅条例の一部を改正する条例
第40号議案 中野区民住宅条例の一部を改正する条例
第41号議案 中野区立福祉住宅条例の一部を改正する条例
第42号議案 中野区住生活の基本に関する条例
第43号議案 中野区まちづくり事業住宅条例の一部を改正する条例
第44号議案 特別区道路線の認定
第45号議案 特別区道路線の認定
第46号議案 特別区道路線の認定
日程第6 第47号議案 中野区立学童クラブ条例の一部を改正する条例
第48号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例
日程第7 議会の委任に基づく専決処分について
追加議事日程
日程第8 同意第1号 中野区教育委員会委員任命の同意について
日程第9 第51号議案 財産の処分について
日程第10 議員提出議案第1号 中野区議会委員会条例の一部を改正する条例
午後1時00分開議
○議長(伊藤正信) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。
これより日程に入ります。
お諮りいたします。この際、本日の日程を追加し、日程第8、同意第1号、中野区教育委員会委員任命の同意についてを先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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同意第1号 中野区教育委員会委員任命の同意について
○議長(伊藤正信) 日程第8、同意第1号、中野区教育委員会委員任命の同意についてを上程いたします。
区長の説明を求めます。
〔区長田中大輔登壇〕
○区長(田中大輔) ただいま上程されました同意第1号、中野区教育委員会委員任命の同意につきまして、御説明を申し上げます。
この同意案は、大島やよい委員が本年3月17日をもって任期満了となりますので、その再任につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものです。
大島さんは、昭和48年に慶應義塾大学を卒業後、昭和57年から弁護士として活躍され、この間、本区において平成14年10月から福祉サービス苦情調整委員を務められております。そして、平成19年3月に本区の教育委員に就任して以来、弁護士としての豊富な経験と中野区の教育に対するすぐれた識見を生かして、教育委員としての職責を十分に果たしてこられました。
このような大島さんの業績を高く評価し、引き続き教育委員に就任していただきたいと考えた次第です。
本件につきまして、何とぞ御同意くださいますようお願い申し上げます。
○議長(伊藤正信) 本件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の同意第1号に同意するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、同意第1号はこれに同意するに決しました。
──────────────────────────────
第7号議案 平成23年度中野区一般会計予算
第8号議案 平成23年度中野区用地特別会計予算
第9号議案 平成23年度中野区国民健康保険事業特別会計予算
第10号議案 平成23年度中野区後期高齢者医療特別会計予算
第11号議案 平成23年度中野区介護保険特別会計予算
(委員長報告)
○議長(伊藤正信) 日程第1、第7号議案から第11号議案までの計5件を一括議題に供します。
平成23年(2011年)3月7日
中野区議会議長 殿
予算特別委員長 いでい 良輔
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号 |
件 名 |
決定月日 |
第7号 |
平成23年度中野区一般会計予算 |
3月7日 |
第8号 |
平成23年度中野区用地特別会計予算 |
3月7日 |
第9号 |
平成23年度中野区国民健康保険事業特別会計予算 |
3月7日 |
第10号 |
平成23年度中野区後期高齢者医療特別会計予算 |
3月7日 |
第11号 |
平成23年度中野区介護保険特別会計予算 |
3月7日 |
(第7号議案 付帯意見)
○ (仮称)区民活動センターに係る経費については、地域事情を考慮し、十分な区民説明を図ることにより地域合意を形成した上で執行されたい。
○議長(伊藤正信) 予算特別委員会の審査の報告を求めます。いでい良輔予算特別委員長。
〔いでい良輔議員登壇〕
○10番(いでい良輔) ただいま議題に供されました第7号議案、平成23年度中野区一般会計予算、第8号議案、平成23年度中野区用地特別会計予算、第9号議案、平成23年度中野区国民健康保険事業特別会計予算、第10号議案、平成23年度中野区後期高齢者医療特別会計予算、第11号議案、平成23年度中野区介護保険特別会計予算、以上5件の予算特別委員会における審査の経過の概要とその結果、並びに主な質疑、要望及び問題点の指摘等について御報告申し上げます。
なお、予算の内容につきましては、本会議における提案説明や当委員会における詳細な総括説明がありましたので、省略いたします。
それでは、初めに審査経過の概要とその結果について御報告申し上げます。
当委員会は、2月23日の本会議において設置され、同日直ちに委員会を開きました。
初めに、正副委員長の互選を行い、その後、五つの分科会の設置、分科会分担区分の決定及び分科会委員の選任を行いました。続いて、各分科会の正副主査を選任し、理事会の設置と理事の互選を行いました。そして、直ちに理事会を開会し、審査方法や日程など、予算特別委員会の運営について協議を行い、その内容を委員会に報告し、決定いたしました。
2月24日には政策室長から総括説明を受け、翌25日は各委員が予算議案を検討するための予算検討日といたしました。そして、2月28日及び3月1日の2日間にわたり、16名の委員が総括的な質疑を行いました。
なお、総括質疑に資するため、213件の資料要求を行い、資料の提出を受けました。
その後、長沢和彦委員ほか6名から委員長あてに提出された第7号議案に対する予算組み替えを求める動議を議題とし、提案説明を受けました。
それでは、予算組み替えを求める動議の内容について御紹介いたしますが、その内容は多岐にわたりますので、概要を御紹介いたします。
その概要は、区民生活費中、地域センター窓口業務の継続、子ども家庭費中、認証保育所等保護者への補助、保健福祉費中、健診・がん検診等の一部負担への助成、教育費中、小・中学校施設の維持補修の予算の増額を求め、一方で、区民生活費中、タウンマネジメント推進、都市型産業支援、都市整備費中、中野駅地区基盤整備、東中野駅前広場整備、教育費中、選書業務の委託化予算などの減額等を求めており、不足する財源については、財政調整基金からの繰り入れにより賄うというものです。
また、3月2日及び同3日の2日間は分科会ごとに審査を行い、3月7日の当委員会において各分科会主査の報告を受けました。
その後、動議に対する質疑を求めたところ、4名の委員から質疑がありましたので、主な質疑の内容について報告いたします。
初めに、不要不急の歳出を見直す意義についてただされ、既に執行している事業についてどう影響するのか問われました。
次に、一昨年、昨年の組み替え動議と比較し、見直す事業について一貫していない姿勢に懸念が示され、特別会計と混同した組み替え動議は特別会計の原則に反する不十分な予算編成であるとの指摘がありました。
次に、中野駅周辺整備など、既に事業に着手しているものについて、契約解除に伴う損害賠償額を予算計上しているのか問われました。
次に、若者雇用支援事業の歳入について、既に補助金申請が終了していることについてただされ、提出された組み替え動議が正確な予算案として成立していないとの指摘がありました。
以上が予算組み替え動議に対する主な質疑です。
その後、質疑を終結し、討論を省略して、直ちに採決をいたしました。採決は議案ごとに行いました。
初めに、第7号議案の組み替えを求める動議を起立により採決した結果、動議は起立少数で否決されました。
続いて、第7号議案の原案を起立により採決した結果、起立多数で可決すべきものと決しました。
次に、第8号議案について採決した結果、異議なく可決すべきものと決しました。
次に、第9号議案について起立により採決した結果、起立多数で可決すべきものと決しました。
次に、第10号議案について起立により採決した結果、起立多数で可決すべきものと決しました。
次に、第11号議案について起立により採決した結果、起立多数で可決すべきものと決しました。
次に、委員会での審査過程における主な質疑、要望及び問題点の指摘等について御報告いたします。
初めに、基金について、当初予算が過去最大規模となった一方、学校施設用地の取得財源についてただされ、しっかりとした財務規律を遵守すべきとの観点から、基金・起債を適切に管理・活用し、安定的な財務体制を構築するよう求められました。
次に、人材マネジメントについて、人材育成計画の改定時期、指摘されてきた諸問題解決の状況や基本理念の表現などについてただされ、360度点検の実現や内部統制の仕組みの確立に向け早急な取り組みが求められました。
次に、教育行政について、学校間格差が生じないようにスクールカウンセラーを全校配置する取り組みが求められました。また、子どもたちの教育に影響が出ないよう、前期再編計画を検証し、後期計画を策定すべきとの要望がありました。
次に、震災対策について、緊急輸送道路等沿道建築物耐震改修等事業助成の実績が問われ、都と中野区の役割分担をただした上で、区内全域の住宅耐震化を促進するため、改修工事費の補助にとどまらず、より実効性のある耐震化促進施策が求められました。
次に、生活保護費について、年額平均受給額と国民年金の受取額を比較し、ふえ続ける生活保護受給者に対しチェック体制を強化し、扶助費の膨張を抑えるために職員の増員をすべきとの提案がなされました。
次に、高齢者施策について、高齢者の見守りの効果を上げるため、救急医療キットの手渡しによる配布が求められ、救急医療キット推進員の任命や、この委員への地域支えあいポイントの付与、さらに長寿医療健診受診者へのポイント付与が提案されました。
次に、児童館・学童保育事業について、区が受け皿を用意せずに児童館を廃止したために学童クラブに待機児童が発生しているとの問題点の指摘があり、乳幼児親子の居場所を確保するため、通える範囲内に施設を配置するよう求められました。
次に、地域コミュニティづくりについて、区政への区民の関心が大幅に下がっていると指摘し、(仮称)区民活動センターへの転換を新たな住民参加の仕組みと考えるかただした上で、地域の自主性に任せることを基本にすべきであるとの見解が示されました。
次に、旧富士見中学校の跡地利用について、耐用年数の観点から今後の施設の安全性が問われ、災害時に避難所としても活用できるよう器具や設備を整備した総合的な公共施設を建設すべきであるとの要望がありました。
次に、区立小・中学校の再編について、統合後の新校が地域や同窓会と連携・交流を行う重要性が指摘され、再編された学校の同窓会の歴史や伝統を大切にする認識を新校が持って対応するよう指導すべきであるとただされました。
次に、図書館運営について、電子書籍の重要性の観点から、閲覧方法の変化に対応すべく、広く区民に電子書籍の活用講習会を開催するよう求められました。また、他の機関が行わない地域としての中野の資料を積極的に収集すべきとの見解が示されました。
次に、高齢者の見守りについて、区内高齢者の年間孤独死件数や、手助けが必要であるにもかかわらずサービスを受けていない方への対応状況がただされ、民生委員や町会の見守り隊の活動を評価するとともに、行政におけるより一層の施策の推進が要望されました。
次に、区民活動との連携について、ともに区民活動を進めていくべきボランティアセンターと連携がとれていない状況について、区の見解が問われました。また、区民のボランティア精神を育てるコーディネーターとしての役割を区が担うよう求められました。
次に、予算への区民の意見反映について、環境リサイクルプラザを廃止するのであれば、清掃事務所内のリサイクル展示室をごみ減量やリサイクルについての体験・学習などもできるよう民間活力を活用して機能拡充すべきであるとただされました。
次に、持続可能な財政運営について、財政効率の観点から、(仮称)区民活動センターの委託方式についてただされた上で、長期的に区民が安心して運営できる方式を選定すべきとの提案がなされました。
次に、東中野駅前広場整備について、未執行の事業に関し減額補正を行うことは議会審議との関係で問題があるとの見解が示され、当初の計画になかった人工けた地盤の補強工事が突然必要になったのは問題であると指摘されました。
以上が主な質疑、要望及び問題点の指摘等であります。
なお、このほか項目のみを挙げてみますと、公教育の現状と教科書採択について、社会資産・施設のマネジメントについて、商店街地域コミュニティ等推進事業について、学校給食の公会計化について、支えあいポイントについて、HTLV-1対策について、障害者の就労支援事業について、スポーツの振興について、エコポイントについて、(仮称)区民活動センターについて、財政調整基金について、中学生への防災教育の推進について、里・まち連携について、子ども教育施策の充実について、子ども医療費助成についてなどの質疑及び要望等がありました。
また、ただいま御報告いたしました幾つかの項目については、複数の委員から質疑及び要望等があったことを申し添えておきます。
なお、予算特別委員会は議員全員をもって構成されていることから、質疑等の紹介は以上のとおり概要といたします。詳細につきましては、予算特別委員会の会議録により御承知いただきたいと存じます。
また、各分科会における質疑応答につきましては、当委員会において各分科会主査から詳細な報告があり、委員会会議録に記載されておりますので、その内容は割愛させていただきます。
最後に、当委員会において予算に付された意見を申し上げます。
第7号議案に対する賛成多数の附帯意見として、「(仮称)区民活動センターに係る経費については、地域事情を考慮し、十分な区民説明を図ることにより地域合意を形成した上で執行されたい」。
意見は以上でございます。
以上、簡単でございますが、予算特別委員会における審査の経過の概要とその結果、並びに主な質疑、要望及び問題点の指摘等についての報告を終わります。
○議長(伊藤正信) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
せきと進議員、吉原宏議員、のづ恵子議員、平山英明議員、林まさみ議員から討論の通告書が提出されていますので、順次、通告議員の討論を許します。
最初に、せきと進議員。
〔せきと進議員登壇〕
○9番(せきと進) ただいま議題に供されました第7号議案、平成23年度中野区一般会計予算、第9号議案、同国民健康保険事業特別会計予算、第10号議案、後期高齢者医療特別会計予算、第11号、介護保険特別会計予算に対し、日本共産党の立場から一括して反対討論いたします。
新年度予算案には、区民の暮らし福祉を下支えする施策が乏しいと言わざるを得ません。子宮頸がんや小児用肺炎球菌の予防に乗り出したこと、緊急雇用創出制度の活用など、よい点もありますが、要望の強い健康診査やがん検診の無料化には背を向けたままでありますし、木造耐震を含む住宅改修への助成制度創設の求めにも応じようとしません。
他方、大規模開発への歳出は惜しまない姿勢も問題であります。新年度予算は中野区政史上最大規模となっており、前年度比150億円、15.6%もの大幅な増加でありますが、要因の一つは大規模開発予算であり、中野駅地区整備13億3,000万、中野駅周辺整備5億8,000万、東中野駅前広場整備4億3,000万、合わせて23億5,000万にもなっています。
区は、長引く不景気のため財政は依然厳しいと言い、すべての事業の点検・見直しを進めて歳出抑制を図るとしていますが、大規模開発予算に関しては見直すことなく大盤振る舞いを続けています。予算全体は緊縮を図るが、開発予算は削らないとなれば、区民施策がしわ寄せされるのは必定であり、容認できません。
始まってしまった開発事業は中断することができないとも申されましたが、私どもは言ってきたではありませんか。区がひた走る開発の道は、とめようのない開発の連鎖、開発が開発を呼ぶ際限ない自己増殖の道であると。一歩踏み出せば引き返すことが難しくなるから、できるうちに立ちどまり、見直しなさいと。私どもの訴えを振り切って事業は始まってしまいましたが、今からでも遅くはありません。庁舎の移転新築中止をはじめ、大規模開発を必要最小規模開発へと見直し、開発の連鎖を断ち切る手だてを検証すべきであります。
そうした立場から予算組み替え動議を提出しました。木造耐震や住宅改修への助成制度、若者雇用支援、家賃助成、介護事業の充実、高齢者肺炎球菌の予防、学校耐震化の加速、認可保育園や特養施設の整備支度など、どれも要求から出た必要な施策であるゆえ、引き続き実現を追求します。
区民が置かれている生活苦の実態は、さまざまな機会を通じてお伝えしてきました。福祉の実施機関として、地方公共団体中野区は今何を最優先に置かなければならないのか、改めて問われていると思います。
以上で一般関係予算への反対討論を終わりますが、国民健康保険事業、後期高齢者医療、介護保険の特別会計についても一言申します。
高い保険料を払っているのに必要な給付が行き渡っていないという共通の問題があります。特に国民健康保険料は、例年の値上げに加え、新年度は旧ただし書き方式への移行がもたらす値上げと、二重の値上げとなっています。
3特別会計とも保険料の値下げを追求し、安心して利用することができる医療や介護の制度にしていくことを求め、討論を終わります。(拍手)
○議長(伊藤正信) 次に、吉原宏議員。
〔吉原宏議員登壇〕
○21番(吉原宏) 上程されました第7号議案、平成23年度中野区一般会計予算案につきまして、自由民主党議員団の立場より賛成の討論をいたします。
昨年春以降、我が国の経済は持ち直し傾向にあり、自律的回復への基盤が整いつつあります。しかしながら、引き続く円高傾向や海外経済の減速懸念により先行きの不透明感はいまだ払拭できない状況にあります。
そうした中、政府は有効な経済対策を打ち出すことができないばかりか、政権運営そのものが危機的な状態に陥っており、日本経済に大きな負の影響を与えています。国の平成23年度予算の裏付けとなる予算関連法案の成立についても全く見通しは立っておらず、中野区をはじめとする地方自治体の経営や国民生活に大きな影響を及ぼす事態に至るのではないかと強く危惧しているところであります。
さて、景気は回復傾向にあるとはいえ、区の基幹的収入である特別区民税や特別区交付金については決して楽観視できるものではなく、引き続き厳しい財政運営が続くことを区は想定しており、我が会派としても認識を共通にしているところであります。このことを前提にしつつも、中野区の平成23年度の一般会計予算額は区政史上最高の規模となる1,113億7,000万円となりました。その内容は将来を見据えた積極的かつ戦略的なものとなっています。
中野駅周辺まちづくりや西武新宿線連続立体交差事業に合わせた沿線のまちづくりなど、まちの活力を高める施策に財源確保策を講じながら積極的に推進しようとされています。これらのまちづくりでは、ユニバーサルデザインへの配慮や環境負荷の低減を目指し、だれもが住みやすいまちの実現を目指しています。予算特別委員会の中でこうした中野の将来を切り開く取り組みを不要不急とする予算の組み替え動議が出されたことは、全く理解のできないものであります。
また、今回の予算では、我が会派が新年度予算編成に向け要望した障害者雇用施策の充実、産業活性化の推進をはじめ、安全・安心で快適な地域環境をつくり出す大規模公園の整備や教育環境の整備、雇用や子育て、健康づくり支援、地域住民による支え合いや自治活動に関する事業など、きめ細かな施策が盛り込まれています。まさに住みたいまち中野、住み続けたいまち中野の実現に向けた発展性を期待できる予算となっています。
我が会派は、こうした積極的な予算を評価しつつ、予算特別委員会の審査の中では、着実な区政経営の実現を図る観点から、財政運営の方針や、起債や基金の活用方策について区の考え方を改めて確認いたしました。持続可能な財政運営を確実なものとするために、引き続き事業の見直し、改善に努めていただき、計画的な基金、起債の活用を図るとともに、社会経済状況の変化にも柔軟かつ的確に対応できる財政体質の確保に努めることを強く要望しておきます。
最後になりますが、予算特別委員会において、我が会派の提案により第7号議案に付された(仮称)区民活動センターに係る経費の執行に関する意見につきましては、十分留意していただくことをお願いいたしまして、賛成の討論とさせていただきます。(拍手)
○議長(伊藤正信) 次に、のづ恵子議員。
〔のづ恵子議員登壇〕
○17番(のづ恵子) 上程中の第7号議案、平成23年度中野区一般会計予算について、民主クラブの立場で反対討論いたします。
景気の先行きがいまだ不透明であり、大幅な税収の伸びも期待できない中、平成23年度一般会計の予算総額は1,113億7,000万円で、中野区での過去最大の規模になりました。
民主クラブでは、予算の規模の大小の評価をするのではなく、事業仕分けに見られるような施策の効果の検証こそ必要なことと考えます。どれを優先していくか、区民目線の丁寧な選択をしなければなりません。
歳入の大幅減に対応するための基金の取り崩しは理解するところでもありますが、歳入の増加も今後なかなか見込めないところ、このペースでいくと基金は枯渇してしまうおそれがあります。自治体としての歳入確保のための未収金対策等の方策が具体的に示されていない点は問題です。
生活保護の高齢者居宅介護支援事業や、給食費の悪質な滞納者に対する督促による毅然とした対応等、今までの体制を変更したところは一定の評価をいたします。しかし、一方で、事前に十分な説明もなく事業の見直しが行われたり、その手順について疑問を持たざるを得ないことが散見されます。
例えば、(仮称)区民活動センターにパイプ役として配置される職員の役割が説明もないまま支え合いの推進役になってしまったり、また、区民活動センターの関連の条例制定前に予算が提案され、なおかつ地域では開設に向けた準備が行われているのは、明らかに手順が違い、これは議会軽視にもなりかねません。(仮称)区民活動センターの転換に当たっては、地域の温度差もある中、7月に一斉転換できるのでしょうか。行政サービスの公平性を考えた中、地域の温度差、格差が生じてしまわないように努めなければなりません。
また、来年2月より行われる証明書自動交付システム(コンビニ交付)に関しては、実施されるまでの間、著しく住民サービスが低下する地域があると言わざるを得ません。こちらは議会からも再三指摘された点であり、対応策を考えるべきです。じっくり時間をかけて見通しを立てるきめ細かな計画が必要です。
また、すこやか福祉センターの2番目の計画である富士見中学校跡地も、中部すこやか福祉センターの問題点を十分に生かし、検証しながらの見直しも必要です。いまだに委託事業者が決まらない地域スポーツクラブなど、見込みだけで実行していくには危うさが伴います。
財政調整基金が減少し続ける中、平成23年度は新しい中野をつくる10か年計画(第2次)がスタートして2年目となります。昨年3月に、計画の先送りではなく、規模の縮小、あるいは政策的な選択をし、新規事業に対する投資を抑えるべきと申し上げましたが、また同じことを繰り返して申し上げなくてはなりません。
来年度より新しい組織体制となりますが、健康福祉部に学習・スポーツが入っていたり、今までの組織改編の積み重ねもあって、非常にわかりづらい組織となっています。わかりやすさはお金をかけずにできる、一番最初にできる住民サービスであります。この組織改編による区長のねらうところが全庁職員に伝わるように努力していかなければなりません。
地方政治の場においては、議会と行政が緊張関係を保ちつつ、協働できる部分は協働しながら、また競争すべき部分は競争しながら、信頼される区政を目指さなければならないと考えます。
時代の変化をとらえて持続可能な区政運営と言うならば、目標と成果による管理の目標をしっかり定め、区民にもっとわかりやすい形で説明責任を示すべきと考えます。
区民参加と説明責任がなされていない区政であるということを指摘して、反対の討論といたします。(拍手)
○議長(伊藤正信) 次に、平山英明議員。
〔平山英明議員登壇〕
○4番(平山英明) ただいま上程されました第7号議案、平成23年度中野区一般会計予算について、公明党議員団の立場から賛成討論を行います。
平成23年度一般会計予算総額は1,113億7,000万円で、前年度と比べ149億9,600万円、15.6%の増となり、過去最高の予算規模となりました。これは、投資的経費としてのまちづくり事業や公園用地の再取得など、まちの安全性と活性化を高めるための経費を大幅増としたほか、前年度は補正予算対応とした子ども手当を当初から予算計上したことや、生活保護費を含む扶助費の大幅な増加などの影響によります。
歳入については、昨年大幅に減少に転じた特別区税は、前年度比9億1,300万円余、3.2%増の296億1,900万円、2年連続で減少していた特別区交付金は、前年度比11億円、3.6%増の313億円が計上されています。
景気が改善に向けた動きも見られる中、特別区税、特別区交付金ともに微増を見込んでいますが、昨年の急激な歳入減からの回復には到底及ばない状況です。今後の区税収入の大幅な回復は見込めず、中・長期的な低経済成長社会を見通さなければなりません。
歳入を補うための財政調整基金からの繰り入れは、前年度より20億程度減らしたものの、約37億円を繰り入れており、今後も財政調整基金については年度間調整において確実な積み立てと節度を持った繰り入れが行われることが必要です。また、投資的事業に充当するため起債の活用を図り、結果として一般財源は1.4%の微増にとどめましたが、特定財源は51%の大幅な伸びとなりました。
今回の予算編成に当たり、目標体系の見直しに踏み込み、経常事業の拡充分の財源は経常経費の削減によって生み出すなど、経費削減に努め、区民生活を守る観点からの必要な事業費を確保したことは評価できます。
一方、歳出を見ると、本格的に動き出した中野駅周辺の開発や西武新宿線の地下化に伴う沿線まちづくり、また急速に進む高齢化社会に向けた支え合い体制の構築等、直面する区政の重要課題に対処するための予算としたことは評価しますが、高齢化社会への対応施策はさらなる拡充が必要であることを指摘しておきます。
我が会派の要望を反映した女性の生命を守る観点からの子宮頸がん予防ワクチン接種への助成の開始や、区民サービスの向上のための住民票等のコンビニ交付のスタート、また(仮称)なかの地域エコポイントの創設や、環境面に配慮し、省エネや区内産業の活性化にも寄与する街路灯のLED化の拡充・推進、ひとり暮らし高齢者等緊急医療情報キットの配布などの事業は高く評価するものです。
一方、多様なメニューにより対策を進めたとする保育園の待機児対策については、増加し続ける待機児の解消を目指し、計画的な対応の着実な実施が必要です。
この際、予算特別委員会において共産党議員団から提出された組み替え動議についても一言述べておきます。
その内容は、会計設置の本旨を損なう動議項目や、明らかに区民にとってはマイナスが発生する中野駅周辺の事業費の削除、締め切りの過ぎた補助金を当て込んだあまりにも不合理な財源の提示等、組み替え動議であるからとはいえ、無責任な代物と言わざるを得ません。
最後に、今回の予算で対前年度比の伸び率が214.6%となった特別区債については、世代間のバランスに立って、今後も公債費負担比率10%程度を堅持し、予算の執行に当たっては民間活力を含むさらなる歳入の確保に努め、引き続き無駄の削減と事業の適正化を図られることを求め、第7号議案、平成23年度中野区一般会計予算の賛成討論といたします。(拍手)
○議長(伊藤正信) 次に、林まさみ議員。
〔林まさみ議員登壇〕
○16番(林まさみ) ただいま上程されました第7号議案、平成23年度中野区一般会計予算に反対の立場で討論いたします。
日本経済は、平成20年から急速な景気の悪化により極めて厳しい状態に陥り、平成22年に入り、やっと最悪期を脱したとのことで、後半にはやや景気は上向いたかのように言われています。
しかし、中野区の財政状況は、今年度の予算の概要に書かれているとおり、特別区交付金と特別区民税の大幅な減収は避けられず、今後少なくとも3年間程度は大変厳しい財政運営を覚悟しなければなりませんと示されていました。
そして、平成23年度の予算の概要(案)には、23年度には足踏み状態を脱し、緩やかな景気回復が続くと見込まれるとも言われていますが、為替市場の動向や海外景気の下振れ懸念により、先行きの不透明感はいまだぬぐえず、都区財政調整における市町村民税法人分の税収も前年度比較で2.2%増を見込んでいるにすぎず、区の主要財源である特別区民税や特別区交付金についても同様に大幅な伸びは見込んでいませんとしています。
3年間程度は大変厳しい財政運営を覚悟しなければならない。基準となる一般財源規模を650億円とし、危機的状況にあるとの報告もあり、仮に景気が回復したとしても、納税義務者数の減少は避けられず、歳入の急激な回復は望めない状況であるならば、まさに今の中野区に必要なことは、中・長期的な見通しに立った安定的な財政運営を行うために、大胆かつ思い切った見直し、改善を行うことが必要です。そして、見直し、改善で成果を上げ、歳入規模に合った効率的、効果的な新たな事業の展開を図るべきです。
中野駅周辺整備事業を含めた大規模プロジェクトが4施策、2カ所の大規模公園用地の取得と整備、区民にとっての区の窓口である地域センターを活用し、新たな子育て、地域福祉の拠点とするなど、その機能を充実する方向に転換することを考えもせず、無駄な地域スポーツクラブや複合的施設すこやか福祉センターを区民の生活圏域を無視した行政目線での統一性のない4圏域での設置を計画しています。その予算は、史上最大規模の1,113億7,000万円です。
この予算は、私たち区民の生活のためのものでもなく、とても持続可能な財政運営・財政力に対応した区政経営のためのものだとも思えません。歳出を歳入に見合った形にするための事業の見直し、廃止にもこれという結果が出せず、37億円の財政調整基金を繰り入れなければなり立たない予算となっています。
区政全体の目標体系をトータルに見直し、事業の重点化、効率化を図り、歳出を歳入に見合った形に近づける全庁的な見直し作業を昨年行い、マネジメントを強化し、目標達成と経費削減の二つの視点からの事業の再検証を打ち出したものの、その削減効果は1億6,700万円でしかなく、今年度繰り入れられた財政調整基金37億円には遠く及びません。
また、歳入の確保に努めるとしながらも、平成20年に策定された債権回収の中で示された平成23年度の特別区民税の徴収目的は98%であるにもかかわらず、今年度予算の特別区民税の徴収率の目標は97%のままであり、1%、約3億円の税収アップのための目標すら設定できず、とても目標と成果による区政運営管理が行われているとは言えません。区政運営がいかに計画的に実行されていないかわかります。
さらに、施設改修計画や適正な施設配置計画が示されず、地域スポーツクラブやすこやか福祉センターのイニシャルコストとランニングコストなどの検証について何も示されないまま、健全な財政運営を行うために新たな施設建設を行わない取り組みや、長年区民に親しまれている地域センターの機能転換などについて、十分な検討、検証、そして議論が区民とされているとは思えません。また、議会に対しても地域福祉の充実イコール施設ありきの議論しかされていません。
施設改修計画や適正な施設配置計画が10か年計画(第2次)や目標体系の見直し方針策定時に盛り込まれなかったことも大きな問題です。
区民にわかりづらい組織改正を行い、早急に取り組まなければならない施設改修計画には、予算の裏付けもないまま手をつけず、大規模プロジェクトだけが優先された平成23年度予算は、区民のための予算とは言えません。
私は、以上の点から今回の予算について反対いたします。(拍手)
○議長(伊藤正信) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
これより議案ごとに分けて採決いたします。
初めに、第7号議案について起立により採決いたします。
上程中の第7号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(伊藤正信) 起立多数。よって、第7号議案は可決するに決しました。
次に、第8号議案について採決いたします。
上程中の第8号議案を委員長報告どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
次に、第9号議案について起立により採決いたします。
上程中の第9号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(伊藤正信) 起立多数。よって、第9号議案は可決するに決しました。
次に、第10号議案について起立により採決いたします。
上程中の第10号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(伊藤正信) 起立多数。よって、第10号議案は可決するに決しました。
次に、第11号議案について起立により採決いたします。
上程中の第11号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(伊藤正信) 起立多数。よって、第11号議案は可決するに決しました。
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第12号議案 中野区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例
第13号議案 中野区組織条例の一部を改正する条例の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
第14号議案 中野区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第15号議案 中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
第16号議案 中野区職員定数条例の一部を改正する条例
第17号議案 外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正
する条例
第18号議案 中野区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
第19号議案 中野区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する
条例
第20号議案 中野区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第21号議案 中野区立幼稚園教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する
条例
第22号議案 中野区教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の施行に伴う関係条例の整
理に関する条例
第23号議案 中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例
第24号議案 丸山小学校施設整備工事請負契約
第49号議案 和解について
第50号議案 株式会社まちづくり中野21の株式総会における議決権の行使について
○議長(伊藤正信) 日程第2、第12号議案から第24号議案まで、第49号議案及び第50号議案の計15件を一括上程いたします。
理事者の説明を求めます。
〔副区長金野晃登壇〕
○副区長(金野晃) ただいま上程されました第12号議案から第24号議案まで、第49号及び第50号議案までの15議案につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。
第12号議案、中野区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例は、議員報酬月額の引き下げ及び期末手当の支給月数の引き下げを行うものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第13号議案、中野区組織条例の一部を改正する条例の施行に伴う関係条例の整理に関する条例は、中野区組織条例の一部を改正する条例の施行に伴い、中野区大気汚染障害者認定審査会条例、中野区建築審査会条例、中野区職員の定年等に関する条例及び中野区次世代育成推進審議会条例について、所要の規定の整理を行うものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第14号議案、中野区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、1カ月につき60時間を超えて超過勤務をした時間に対する超過勤務手当の算定の基礎となる勤務に日曜日またはこれに相当する日に係る勤務を含めることとするため、規定を改めるものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第15号議案、中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例は、幼稚園教育職員の職の見直しに伴い、幼稚園の副園長が教育調整額の支給対象から除外となることから、平成23年3月31日に幼稚園の教頭だった職員が同副園長として平成23年4月1日から平成25年3月31日までの間に退職した場合における当該職員に支給される退職手当の支給額について経過措置を定めるものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第16号議案、中野区職員定数条例の一部を改正する条例は、職員の定数を改めるもので、改正後の職員の定数は、区長部局においては2,014人とし、教育委員会の事務部局においては83人とし、教育委員会の学校の事務部局においては93人とし、幼稚園の園長及び教員については10人とし、合計では現行の定数より65人減となる2,232人とするものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第17号議案、外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例は、一般の派遣職員に係る給与の支給割合を改めるものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第18号議案、中野区職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例は、保健福祉センターの廃止に伴い、防疫等業務手当の支給対象者から同センターに勤務する職員を削除するものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第19号議案、中野区立幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例は、幼稚園教育職員の職の見直しに伴い、職員の定義に係る規定の整備を行うものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第20号議案、中野区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例は、次の2点について規定を改めるものです。
第1点目は、幼稚園教育職員の職の見直しに伴い職員の定義に係る規定を整備するとともに、給料表の改定等を行うものです。
第2点目は、1カ月につき60時間を超えて超過勤務をした時間に対する超過勤務手当の算定の基礎となる勤務に日曜日またはこれに相当する日に係る勤務を含めることとするため、規定を改めるものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第21号議案、中野区立幼稚園教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例は、幼稚園教育職員の職の見直しに伴い、職員の定義に係る規定の整備を行うものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第22号議案、中野区教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の施行に伴う関係条例の整理に関する条例は、中野区教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の施行に伴い、中野区立体育館条例、中野区立歴史民俗資料館条例、中野区もみじ山文化の森施設条例及び中野区区民ホール及び芸能小劇場条例について、所要の規定の整理を行うものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第23号議案、中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例は、環境リサイクルプラザの廃止に伴い規定を整備するとともに、教育センターの施設の目的外使用に係る単位時間を変更するものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第24号議案、丸山小学校施設整備工事請負契約は、区立小学校の再編に伴う丸山小学校施設整備工事を行うため、契約を締結するに当たり議会の議決をお願いするものです。
工事の概要は、校舎の屋上の防水改修工事、外壁及び床の改修工事、電気設備工事並びに機械設備工事です。
契約の方法は一般競争入札、契約の金額は1億9,425万円、契約の相手方は武蔵野建設産業株式会社です。
この工事の完了予定は、平成23年11月です。
第49号議案、和解については、区が国から取得した土地の瑕疵に係る損害賠償について和解を成立させるに当たり、議会の議決をお願いするものです。
これは、区が国から道路用地として取得した中野区中野四丁目2番149ほか3筆の土地について、当該道路用地の地下埋設物の撤去に係る和解を成立させるものです。
和解条項の要旨は、国は、地下埋設物の撤去費用に係る賠償金として3,550万7,850円を区に対して支払う、本件に関し相互に何らの債権債務がないことを確認する、本和解に係る費用は相互の負担とするというものです。
第50号議案、株式会社まちづくり中野21の株式総会における議決権の行使については、株式会社まちづくり中野21の定款の変更に関し、区が当該会社の株主総会において議決権を行使するに当たり、議会の議決すべき事件等に関する条例第1条の規定に基づき、議会の議決をお願いするものです。
定款の変更の内容は、次の3点について規定を改めるものです。
第1点目は、会社が発行する株式の総数及び種類株式の発行数を減らすものです。
第2点目は、種類株式の発行数を減らすことに伴う規定整備を行うものです。
第3点目は、会社の解散事由に関する規定の削除を行うものです。
以上、15議案につきまして、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(伊藤正信) この際申し上げます。第13号議案から第15号議案まで、及び第17号議案から第21号議案までの計8件については、地方公務員法第5条第2項の規定に基づき、お手元に配付の文書のとおり、特別区人事委員会の意見を聴取いたしましたので、さよう御了承願います。
本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
上程中の議案は、会議規則に従い、総務委員会に付託いたします。
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第25号議案 中野区区民活動センター条例
第26号議案 中野区地域事務所設置条例
第27号議案 中野区区民等による二酸化炭素の排出量の削減に係る取組の促進を図るための施設
の貸付けに関する条例
第28号議案 中野区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例
第29号議案 電子計算組織の結合について
○議長(伊藤正信) 日程第3、第25号議案から第29号議案までの計5件を一括上程いたします。
理事者の説明を求めます。
〔副区長金野晃登壇〕
○副区長(金野晃) ただいま上程されました第25号議案から第29号議案までの5議案につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。
第25号議案、中野区区民活動センター条例は、区民活動センターを公の施設として設置するに当たり、名称、位置、施設、使用料等を規定するものです。
なお、この条例の制定に伴い、地域センターを廃止するため、この条例の附則で中野区地域センター条例を廃止するとともに、中野区議会議員及び区長の選挙における選挙公報の発行に関する条例、中野区区政情報の公開に関する条例及び中野区区民ホール及び芸能小劇場条例の改正を行うものです。
この条例の施行時期は、平成23年7月19日です。
第26号議案、中野区地域事務所設置条例は、区長の権限に属する事務を分掌させるため、出張所として地域事務所を設置するに当たり、名称、位置及び所管区域を規定するものです。
この条例の施行時期は、平成23年7月19日です。
第27号議案、中野区区民等による二酸化炭素の排出量の削減に係る取組の促進を図るための施設の貸付けに関する条例は、区民等による二酸化炭素の排出の量の削減に係る取り組みの促進を図るための施設の貸し付けに関し、貸し付ける施設、貸付条件等を規定するものです。
なお、この条例の制定に伴い、環境リサイクルプラザを廃止するため、この条例の附則で中野区環境リサイクルプラザ条例の廃止を行うものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第28号議案、中野区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例は、一般廃棄物処理業の許可の欠格要件に係る規定を改めるものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第29号議案、電子計算組織の結合については、コンビニエンスストアにおいて住民票の写し及び印鑑登録証明書の交付を受けることができるようにすることを目的として、中野区の電子計算組織を中野区以外の電子計算組織と結合するに当たり、議会の議決をお願いするものです。
結合の相手方は、財団法人地方自治情報センターです。
以上、5議案につきまして、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(伊藤正信) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
上程中の議案は、会議規則に従い、区民委員会に付託いたします。
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第30号議案 中野区すこやか福祉センター条例の一部を改正する条例
第31号議案 中野区地域支えあい活動の推進に関する条例
第32号議案 中野区立高齢者会館条例の一部を改正する条例
第33号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例
第34号議案 指定管理者の指定について
第35号議案 指定管理者の指定について
○議長(伊藤正信) 日程第4、第30号議案から第35号議案までの計6件を一括上程いたします。
理事者の説明を求めます。
〔副区長金野晃登壇〕
○副区長(金野晃) ただいま上程されました第30号議案から第35号議案までの6議案につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。
第30号議案、中野区すこやか福祉センター条例の一部を改正する条例は、新たに北部すこやか福祉センター、南部すこやか福祉センター及び鷺宮すこやか福祉センターを設置するものです。
なお、これらのすこやか福祉センターの設置に伴い、北部保健福祉センター、南部保健福祉センター及び鷺宮保健福祉センターを廃止するため、この条例の附則で中野区保健福祉センター条例を廃止するものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第31号議案、中野区地域支えあい活動の推進に関する条例は、地域における支えあい活動の推進に関し、その基本理念、区、区民及び事業者の役割、支えあい活動を行う団体等に対する情報の提供等を規定するものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第32号議案、中野区立高齢者会館条例の一部を改正する条例は、地域センターを廃止することに伴い、会館の使用及び使用料に係る規定を改めるものです。
この条例の施行時期は、平成23年7月19日ですが、一部は公布の日です。
第33号議案、中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例は、保険料の賦課方式及び保険料率を改めるものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第34号議案、指定管理者の指定については、桃二高齢者在宅サービスセンターの指定管理者を指定するに当たり、議会の議決をお願いするものです。
指定管理者として選定した団体は、特定非営利活動法人ヘルパーコールで、指定の期間は、平成23年4月1日から平成24年3月31日までの1年間としております。
第35号議案、指定管理者の指定については、多田高齢者在宅サービスセンターの指定管理者を指定するに当たり、議会の議決をお願いするものです。
指定管理者として選定した団体は、社会福祉法人奉優会で、指定の期間は、平成23年4月1日から平成25年3月31日までの2年間としております。
以上、6議案につきまして、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(伊藤正信) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
上程中の議案は、会議規則に従い、厚生委員会に付託いたします。
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第36号議案 中野区地区まちづくり条例
第37号議案 中野区自動車駐車場条例を廃止する条例
第38号議案 中野区集合住宅の建築及び管理に関する条例
第39号議案 中野区営住宅条例の一部を改正する条例
第40号議案 中野区民住宅条例の一部を改正する条例
第41号議案 中野区立福祉住宅条例の一部を改正する条例
第42号議案 中野区住生活の基本に関する条例
第43号議案 中野区まちづくり事業住宅条例の一部を改正する条例
第44号議案 特別区道路線の認定
第45号議案 特別区道路線の認定
第46号議案 特別区道路線の認定
○議長(伊藤正信) 日程第5、第36号議案から第46号議案までの計11件を一括上程いたします。
理事者の説明を求めます。
〔副区長金野晃登壇〕
○副区長(金野晃) ただいま上程されました第36号議案から第46号議案までの11議案につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。
第36号議案、中野区地区まちづくり条例は、区、区民等及び事業者の協働によるまちづくりを推進することを目的として、区、区民等及び事業者の責務並びに区民等が主体的に参加する地区のまちづくりに関する手続等を定めるものです。
なお、この条例に地区計画等に関する手続を規定することから、この条例の附則で中野区地区計画等の案の作成手続に関する条例を廃止するものです。
この条例の施行時期は、平成23年10月1日です。
第37号議案、中野区自動車駐車場条例を廃止する条例は、中野駅地区の第1期整備に伴い、中野区自動車駐車場を廃止する必要があるため、中野区自動車駐車場条例を廃止するものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第38号議案、中野区集合住宅の建築及び管理に関する条例は、集合住宅の居住水準の維持向上及び周辺環境への影響の配慮並びに家族世帯を対象とした住宅の供給の促進を図り、多様な世代が安心して快適に暮らせる活力と魅力に満ちたまちの実現を目的として、区長及び建築主等の責務並びに集合住宅の建築及び管理に関する基本的な基準等を定めるものです。
この条例の施行時期は、公布の日から起算して6月を超えない範囲内において規則で定める日です。
第39号議案、中野区営住宅条例の一部を改正する条例は、区営住宅への入居の申込資格に関し、暴力団員でないことをその要件とするとともに、当該住宅の明け渡しの請求ができる場合に暴力団員であることが判明したとき等を規定するものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第40号議案、中野区民住宅条例の一部を改正する条例は、区民住宅への入居の申込資格に関し、暴力団員でないことをその要件とするとともに、当該住宅の明け渡しの請求ができる場合に暴力団員であることが判明したとき等を規定するものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第41号議案、中野区立福祉住宅条例の一部を改正する条例は、福祉住宅への入居の申込資格に関し、暴力団員でないことをその要件とするとともに、当該住宅の明け渡しの請求ができる場合に暴力団員であることが判明したとき等を規定するものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第42号議案、中野区住生活の基本に関する条例は、すべての区民の住生活の安定の確保及び向上を図り、多様な世代が安心して快適に暮らせる活力に満ちたまちの実現に資することを目的として、区、区民及び住宅関連事業者等の責務並びに区の住宅施策の基本的な事項等を定めるとともに、住生活の向上に資する施策の充実を図るため、区長の附属機関として中野区住宅政策審議会を設置するものです。
なお、この条例の制定に伴い、中野区における住宅まちづくりの基本に関する条例を廃止する必要があることから、この条例の附則で同条例を廃止するものです。
この条例の施行時期は、公布の日から起算して6月を超えない範囲内において規則で定める日です。
第43号議案、中野区まちづくり事業住宅条例の一部を改正する条例は、まちづくり事業住宅への入居の申込資格に関し、暴力団員でないことをその要件とするとともに、当該住宅の明け渡しの請求ができる場合に暴力団員であることが判明したとき等を規定するものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第44号議案から第46号議案までの3議案は、いずれも特別区道の路線を認定するに当たり、道路法第8条の規定に基づき、議会の議決をお願いするものです。
第44号議案の路線は、開発行為により区に帰属した私道を特別区道路線として認定するもので、区間は中野区中野四丁目2番140から同番182まで、延長は580.06メートルです。
第45号議案の路線は、河川管理用通路を特別区道路線として認定するもので、区間は中野区上高田五丁目13番62から同番48まで、延長は65.13メートルです。
第46号議案の路線は、開発行為により区に帰属した私道を特別区道路線として認定するもので、区間は中野区上鷺宮四丁目679番28から同地番まで、延長は156.82メートルです。
以上、11議案につきまして、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(伊藤正信) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
上程中の議案は、会議規則に従い、建設委員会に付託いたします。
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第47号議案 中野区立学童クラブ条例の一部を改正する条例
第48号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例
○議長(伊藤正信) 日程第6、第47号議案及び第48号議案の計2件を一括上程いたします。
理事者の説明を求めます。
〔副区長金野晃登壇〕
○副区長(金野晃) ただいま上程されました第47号議案及び第48号議案の2議案につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。
第47号議案、中野区立学童クラブ条例の一部を改正する条例は、学童クラブの延長利用の拡充を図るため、当該延長利用の延長保育料に係る規定を改めるものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
第48号議案、中野区保育所条例の一部を改正する条例は、南江古田保育園を廃止するものです。
この条例の施行時期は、平成23年4月1日です。
以上、2議案につきまして、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(伊藤正信) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
上程中の議案は、会議規則に従い、子ども文教委員会に付託いたします。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第9、第51号議案、財産の処分についてを先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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第51号議案 財産の処分について
○議長(伊藤正信) 日程第9、第51号議案、財産の処分についてを上程いたします。
理事者の説明を求めます。
〔副区長金野晃登壇〕
○副区長(金野晃) ただいま上程されました第51号議案につきまして、提案理由の説明をいたします。
第51号議案、財産の処分については、財産を売り払うに当たり、議会の議決をお願いするものです。
売り払う財産は、旧仙石原中野荘に係る土地及び建物で、予定価格は、1億2,900万円です。
本議案につきまして、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(伊藤正信) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
上程中の議案は、会議規則に従い、総務委員会に付託いたします。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第10、議員提出議案第1号、中野区議会委員会条例の一部を改正する条例を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
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議員提出議案第1号 中野区議会委員会条例の一部を改正する条例
○議長(伊藤正信) 日程第10、議員提出議案第1号、中野区議会委員会条例の一部を改正する条例を上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。
〔山崎芳夫議員登壇〕
○33番(山崎芳夫) ただいま議題に供されました議員提出議案第1号、中野区議会委員会条例の一部を改正する条例につきまして、提案者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
本議案は、平成22年12月14日に議決されました中野区組織条例の一部を改正する条例に関連して、委員会条例第2条における常任委員会の所管の変更を行うものでございます。
改正内容は、総務委員会、区民委員会、厚生委員会、建設委員会及び子ども文教委員会の所管を定める規定を改めるものでございます。
本条例の施行は、平成23年4月1日といたします。
以上でございますが、同僚議員におかれましては、よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いを申し上げて、提案理由の説明を終わります。
○議長(伊藤正信) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件は委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の議案は原案どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
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議会の委任に基づく専決処分について
○議長(伊藤正信) 日程第7、議会の委任に基づく専決処分について報告いたします。
本件については、地方自治法第180条第2項の規定に基づき、2月21日付をもって区長からお手元に配付の文書のとおり報告がありましたので、さよう御了承願います。
22中経経第2836号
平成23年(2011年)2月21日
中野区議会議長 伊 藤 正 信 殿
中野区長 田 中 大 輔
議会の委任に基づく専決処分について(報告)
区が提起する訴えについて、議会の委任に基づき次のとおり専決処分したので、地方自治法第180条第2項により報告します。
記
1 当事者
甲 中野区
乙 中野区民
2 事故の表示
(1)事故発生日時 平成22年(2010年)6月3日 午前10時5分頃
(2)事故発生場所 東京都北区神谷一丁目22番先路上
(3)事故発生状況 甲の職員が運転する清掃車両(以下「甲車」という。)が、環状7号線内回
り神谷陸橋付近にて停車中のところ、後続の乙所有の車両に追突をされた。その反動により甲
車が前方に押し出され、停止していた前方車両に衝突をした。
(4)そこで、甲は乙に対し、甲車の修理費用を請求したが、乙は事故の責任は甲車の割り込みに
あると主張し、甲の請求を拒否した。
(5)よって、甲は乙に対し、請求の趣旨の記載のとおり判決を求めて、訴えを提起するものであ
る。
3 請求の趣旨
甲は、本件事故により、甲車の修理費用として金985,267円の損害を被った。よって乙は
甲に対し、985,267円及び985,267円に対する2010年6月3日から支払い済みまで
年5分の割合による金員(遅延損害金)を支払え。
○議長(伊藤正信) 次に、陳情の特別委員会への付託についてお諮りいたします。
お手元に配付の陳情付託件名表(Ⅰ)に記載の陳情につきましては、記載のとおり、環境対策特別委員会に審査を付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(伊藤正信) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
陳情付託件名表(Ⅰ)
《環境対策特別委員会付託》
第1号陳情 容器包装リサイクル法を見直し、発生抑制と再使用を促進するために法律の改正を国に働きかける意見書の提出について
○議長(伊藤正信) 次に、請願・陳情の常任委員会への付託について申し上げます。
お手元に配付の請願・陳情付託件名表(Ⅱ)に記載の請願・陳情につきましては、記載のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。
請願・陳情付託件名表(Ⅱ)
《総務委員会付託》
第1号請願 TPP参加反対の意見書について
《厚生委員会付託》
第2号請願 知的障害者に就労の機会を提供する施設の整備への支援について
第3号請願 国民健康保険料の引き上げをおこなわないことを求める請願について
《建設委員会付託》
第2号陳情 桃園川緑道の改善を求めることについて
○議長(伊藤正信) 本日はこれをもって散会いたします。
午後2時15分散会