平成20年12月05日中野区議会文教委員会(第4回定例会)
平成20年12月05日文教委員会
中野区議会文教委員会〔平成20年12月5日〕
文教委員会会議記録
○開会日 平成20年12月5日
○場所 中野区議会第5委員会室
○開会 午後1時00分
○閉会 午後3時55分
○出席委員(8名)
牛崎 のり子委員長
佐伯 利昭副委員長
平山 英明委員
いながき じゅん子委員
いでい 良輔委員
伊東 しんじ委員
大内 しんご委員
江口 済三郎委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
教育長 菅野 泰一
教育委員会事務局次長 竹内 沖司
教育経営担当課長 小谷松 弘市
学校再編担当課長 青山 敬一郎
学校教育担当課長 寺嶋 誠一郎
指導室長 入野 貴美子
生涯学習担当参事 村木 誠
中央図書館長 倉光 美穂子
○事務局職員
書記 鳥居 誠
書記 松本 明彦
○委員長署名
審査日程
○地方都市行政視察について
○所管事務継続調査について
○その他
委員長
定足数に達しましたので、ただいまから文教委員会を開会いたします。
(午後1時00分)
本日の審査日程を確認するため、委員会を暫時休憩いたします。
(午後1時00分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午後1時00分)
本日、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)に沿い審査を進めたいと思いますが、御異議ありませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
なお、審査に当たってはおおむね午後5時を目途に進めたいと思いますので、御協力よろしくお願いします。
それでは、これから委員会を休憩して視察を行いたいと思います。21年度芝生化対象校の北原小、23年度統合予定の丸山小、屋上緑化の実践例ということで、みやしろ幼稚園の順に視察を行いたいと思います。
委員会を暫時休憩いたします。
(午後1時00分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午後3時22分)
皆さん、視察御苦労さまでした。
それでは、地方都市行政視察について、お手元に配付の調査の報告書(案)(資料2)のとおり議長に報告したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように報告をさせていただきます。
以上で地方都市行政視察についてを終了いたします。
次に、所管事務継続調査についてお諮りいたします。
お手元に配付の事項を調査事項(資料3)として、これを閉会中も継続調査すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
次に、審査日程のその他に入ります。
各委員、理事者から何か発言はございませんか。
入野指導室長
区立中学校生徒におけます生活指導上の問題が起きましたので、御報告させていただきます。
事故概要でございますが、事故発生は8月28日の夕刻ということでございます。原因は、加害区立中学生が自身の携帯プロフィールサイトに中傷する書き込みを被害生徒――別の区立中学校ですが――の生徒が行ったと思い込みまして、呼び出した後、他区市の中学生と3人で暴行し、軽傷を負わせた疑いというものでございます。
事故発生後、当該区立中学生が身柄を拘束されたことは学校等から報告を受けていたところですけれども、この間、何回か警察に問い合わせをしても、容疑内容等の詳しいことを教えてもらえない状況でしたので、御報告ができずに本日に至ってしまいました。本日、3社、産経・朝日・東京新聞により状況が出まして、傷害容疑で逮捕された事実がわかりましたので、御報告できる状況になりました。本日も警察に問い合わせをいたしましても、新聞の記事以上の詳しいことはお知らせいただけませんでしたので、申しわけございません。なお、被害生徒は事故発生翌日から学校に登校しております。
教育委員会といたしましては、社会の動向とか、事故などのいろいろな状況をとらえまして、夏季休業前にもこのことについては文書、口頭をもって、インターネットや携帯による事故の防止については徹底をするようにということ、そして、ここのところやはりいろいろ社会的にも問題になっておりますので、あわせて9月、11月には文書、口頭によって研修会などにもそういう内容を入れまして指導してきたところでおります。大変こういうことになりまして申しわけなく思っております。今後、携帯電話の小・中学校の持ち込みは今、厳禁しているんですけれども、そういうことだけではなくて、実態を把握しまして、実態に合わせた具体的な指導を家庭と協力して取り組んでいくようにしていきたいと思います。申しわけございませんでした。
委員長
それでは、委員会を暫時休憩いたします。
(午後3時25分)
委員長
では、委員会を再開いたします。
(午後3時44分)
ほかに各委員、理事者から発言はございませんか。
大内委員
図書館のことなんですけども、今、10か年計画との中でどういう扱いをされているのか。要は、いろいろ耐震補強だ、耐震改修だとかやらなきゃいけないとか出ているんですけども、当委員会でいきなりこう決まりましたと出されても納得いかないので、途中の経過について、次回委員会を開くときに、要するに10か年の冊子でぼこんとはめられたものを出されるんじゃなくて、その前に、今、どんな計画をなされるか、報告できる範囲でしていただきたいんですけども、できますか。
竹内教育委員会事務局次長
今、委員のお話としては10か年のお話ですので、10か年の計画としては、まだ取りまとめの作業をやっている最中でございますので、当然に、どういう段階を踏むのかというのはまだ明らかになっていないわけですが、通常であれば、例えば素案というような形でまとめて委員会に御報告した上で、今後、意見交換会みたいなことをしていくのだと思いますけども、今のところまだそのスケジュールが明確になっておりませんので、次回そういったことがお出しできるかどうかというのは全く今の段階ではわからないところです。
大内委員
10か年は来年改定するのかな。だから、教育委員会としてどういう方針でいきたいのかなと。どういうふうな図書館、8館、全部で、中央図書館も入れると、運営について、老朽化したところもあるし。要するに、じゃあ、10か年も含めて、今、どういう計画を持っているのかというのだったら大丈夫かな。どういう考え方を持っているんですかと。
竹内教育委員会事務局次長
なかなか、教育委員会としてオーソライズされたものとしては今の段階ではないわけでございます。それからまた、殊に施設整備ということになりますので、当然、10か年のような区の施設の再配置というような、今後のあり方全体の中でないとなかなか決まっていかない問題でございます。ですから、そういった中で、10か年を当然取りまとめていく中で、我々もこれからの図書館のあり方をどうしていくのかというのはオーソライズした考え方というのを取りまとめ、また、教育委員会だけで取り決めても、やはりそれが計画にのって、区としてそれで施設整備をしていくということにならないと、全く絵にかいたもちでございますので。どこか、どういう段階でお見せできるのかというところは考え合わせながら、ちょっと今後の10か年の絡みの中で、そういったタイミングを考えていければというふうに思っております。
大内委員
じゃあ、出し方はお任せしますけど、要は、こことここの図書館は古いだとか、ここの図書館は今ここが問題になっているとか、そういったものだったら出せるわけですね。(「年数ですとか」と呼ぶ者あり)じゃあ、そういったものでも報告を、要するに今、課題になっていることですね。図書館なんかで、幾つかあるわけですから、ここの図書館はこういう問題があるとか、ここは順調に動いているだとか、蔵書数に問題ないとか、そういった報告をちょっと図書館、簡単でいいんですけど、できたらお願いをします。
委員長
大丈夫ですか。じゃあ、お願いします。
伊東委員
本会議あるいはいろいろな委員会、特別委員会等でも、小中一貫教育に触れての質疑が時々出ています。それについてはいろいろ鋭意研究しているところですという御答弁が続いてきているわけですけれど、どういうふうに研究されているのかなということがまだ全然見えてきていないと。きょう、地方都市の行政視察の報告書についてありましたけれど、宮城県の豊里小・中学校、視察に行かせていただいて、要するに、3・4・2制というような画期的な制度を取り入れた部分で、私も大変これは、やるのは苦労が伴うだろうなというか、まるっきり新たな試みなので大変なんだろうけど、それなりに成果も出ているような印象を受けたので。その部分はどうなっているのか、一度、こういうふうに研究を進めていますというのを報告できないものでしょうかね。
竹内教育委員会事務局次長
小中連携については突然出ている話でも何でもなくて、これまでも教育ビジョン、それから、さきの再編計画を考える中でもそういった考え方というのは出てきております。それから、既に特定の教科、特定の学校の間での連携の試みというふうなものですとか、実際に教科によっては教員の間での研究というのもやっております。そういったことから、これまでも本会議等で御答弁しているとおり、年度内に教育委員会としての考え方を取りまとめるということで進めておりますので、それについては取りまとめたところで御報告をさせていただければというふうに考えております。
伊東委員
年度内ということは、要するに、当委員会のほうにもちゃんと報告いただけるという形で。はい、わかりました。お願いします。
委員長
他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、委員会を暫時休憩いたします。
(午後3時50分)
委員長
それでは、委員会を再開いたします。
(午後3時54分)
休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の委員会は、来年2月5日(木曜日)午後1時からということで御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
以上で本日予定した日程は終了いたしますが、委員、理事者から何か発言はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の文教委員会を散会いたします。
(午後3時55分)