平成25年03月14日中野区議会区民委員会(第1回定例会) 平成25年03月14日区民委員会 中野区議会区民委員会〔平成25年3月14日〕

区民委員会会議記録

○開会日 平成25年3月14日

○場所  中野区議会第2委員会室

○開会  午後1時00分

○閉会  午後1時57分

○出席委員(7名)
 若林 しげお副委員長
 ひぐち 和正委員
 平山 英明委員
 林 まさみ委員
 浦野 さとみ委員
 伊藤 正信委員
 むとう 有子委員

○欠席委員(1名)
 かせ 次郎委員長

○出席説明員
 区民サービス管理部長 登 弘毅
 区民サービス管理部副参事(区民サービス担当) 藤井 康弘
 区民サービス管理部副参事(住民情報システム担当) 田中 謙一
 区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当) 浅野 昭
 区民サービス管理部副参事(税務担当) 長﨑 武史
 区民サービス管理部副参事(保険医療担当) 古川 康司
 区民サービス管理部副参事(介護保険担当) 小山 真実
 環境部長 小谷松 弘市
 環境部副参事(地球温暖化対策担当) 上村 晃一
 環境部副参事(ごみゼロ推進担当) 志賀 聡
 清掃事務所長 鳥井 文哉
 環境部副参事(生活環境担当) 堀越 恵美子

○事務局職員
 書記 関村 英希
 書記 竹内 賢三

○委員長署名


審査日程
○所管事項の報告
 1 採択された請願・陳情及び主な検討事項の処理状況について(環境部)
 2 中野区温暖化対策推進オフィスの貸付けに伴う一般競争入札の結果について
          (地球温暖化対策担当)
 3 事業系有料ごみ処理券及び粗大ごみ品目別手数料等の改定について(清掃事務所)
 4 議会の委任に基づく専決処分について(清掃事務所)
 5 食中毒の発生及び対応について(生活環境担当)
○所管事務継続調査について
○その他

副委員長
 定足数に達しましたので、区民委員会を開会いたします。

(午後1時00分)

 本日審査日程を確認するため、委員会を暫時休憩いたします。

(午後1時00分)

副委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時00分)

 ただいま休憩中に御協議いただきましたとおり、本日の審査日程はお手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 なお、審査に当たっては午後5時を目途に進めたいと思います。また、3時ごろになりましたら休憩をとりたいと思いますので、御協力をお願いいたします。
 それでは、議事に入ります。
 所管事項の報告を受けます。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 それでは、お手元の資料に基づきまして、採択された請願・陳情及び主な検討事項の処理状況について報告させていただきます。(資料2)
 陳情が2件ございました。1件目は、19年第14号、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術代の助成についてでございます。採択した定例会は、20年第4回定例会でございます。検討事項の趣旨でございますけれども、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術代を助成してください。これにつきまして処理状況ですが、普及・啓発を進め、地域での取り組みや対応について理解を広めながら検討を継続するとしてございます。
 二つ目の陳情、平成23年第10号、廃食用油回収のモデル事業についてでございます。24年第1回定例会でございます。陳情の趣旨は、家庭や集団給食から出る廃食用油を有効な資源として再利用できるよう、回収システムをつくるためのモデル事業を行ってください。処理状況といたしましては、区立小・中学校については実施済みでございます。区立保育園4園につきましてはごみゼロ推進担当から依頼し、モデル事業として小・中学校の回収に合わせて学期ごとの回収を行っており、引き続き回収箇所数の増加に努めているところでございます。
 あと、練馬区等他自治体の取り組みの調査視察と情報収集を行ってございます。また、リサイクル事業者からの情報収集、上記から中野区でのモデル事業実施のあり方を検討中でございます。
 報告は以上でございます。
副委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありますか。
むとう委員
 陳情の一つ目のところの飼い主のいない猫の不妊・去勢手術代についてなんですけれども、これ、随分たつわけですけれども、ずっと検討を継続となっています。実施できない理由は何なのか、ずばり財政的に厳しいということなのか、どういうことなのか。いつまでも検討を要することでもないわけで、助成金を出すか出さないかだけのことなので、何をどう検討を継続する必要があるのか、その辺もう少し詳しく御説明ください。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 陳情は平成19年でございます。しばらく地域での取り組みや対応について理解を広めながら検討を継続するということにさせていただいております。分科会で申し上げました内容と若干重複させていただいてしまうかもしれませんけれども、平成23年度から地域で取り組み始める町会の皆さんも出てきておりますし、この地域の取り組みと、あと、区がここ1年特に力を入れて行っております飼い主がいない猫の事業、こういった区の取り組みも御理解をいただきながら、助成金というのも確かに重要な要素でございますけれども、地域で飼い主のいない猫をどのように共生しながら、動物愛護の精神も持ちながら進めていただくかということを見きわめながら進めてまいりたいと思ってございますので、まずは地域の取り組み、区の支援などの御理解いただきながら助成金のほうも検討を進めてまいりたいと思ってございます。
むとう委員
 本当に面的に、広域的に地域というエリアがどれだけの規模を地域というふうにおっしゃっているのかわからないんですけれども、広く広域的に地域的にという、取り組むことができたらそれはいいのかなというふうに思うんですけれども、それはなかなかそうは進んでいかない状況が一方であって、東京都のモデル事業に手を挙げているところもこの間の質問だとなかったですよね。あったんでしたっけ――1カ所というような状況ですので、なかなか地域というカテゴリーでこの取り組みを広げるというのは難しくて、もう少し地域という、地域という概念にもよりますけれども、一つ地域というと町会単位とか商店街全部とかということになるのかなというふうには思うんですけれども、もっと小規模なところで、本当に市民活動のレベルで飼い主のいない猫問題に取り組んでいるグループも小規模ながら中野区にはあるというふうに私は認識していて、普及啓発だけでは飼い主のいない猫がふえてしまうことになかなか歯どめがかけられなくて、1回何匹も生まれちゃうわけだから、その取り組みだけだとやっぱり追いついていかないわけですから、不妊・去勢手術をしつつ、これ以上飼い主のいない猫をふやさないということを両輪でやっていかないと、なかなか減らないですよ。
 犬と違って登録もしていないから、何匹飼い主のいない猫が中野区中にいるのかという把握も難しいことだと思いますけれども、ずっと5年もたってまだ検討しなきゃいけないというのは、行政のやる気のなさを感じてしまうんですよね。本当に個人レベルで不妊・去勢手術をしようと思っても、つかまえるためにある程度餌やりをしてなついてもらってから確保して、そしてまた病院に連れて行くわけですけれども、餌やり代のお金から含めて相当かかっていくので、なかなか善意だけでは立ち行かない問題なんですよ。全額補助することは無理にしても、気持ちだけでも助成金をつけたらいいのにというふうにすごく強く思うんですけれども、どうしてそれができないのでしょうか。もうちょっとできない理由をはっきりしていただけないでしょうか。
 このままずっと不妊・去勢手術の助成はしないで普及啓発を進めていくことだけで中野区は不妊・去勢手術の助成金にまで踏み込むつもりはないということなのか。何年越しにも検討すべき内容でもないと思うんですけれども、議会に陳情が出たときに議員レベル、議会では相当議論されてこの陳情が採択されているわけですから、どうなんですか。実現されてはいかがかと思うんですけれども、担当としてはやりたいけれどもなかなかできないのか、何なのか。そもそもこの必要がないと考えているのか、もう少し、検討しているんだったら検討内容を、着手できない理由が何なのかということも含めてもう1回丁寧に御説明ください。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 不妊・去勢の手術代というものは、着手できない理由といいますとちょっと難しいものがございますけれども、ただ手術費を出すだけでは…。地域の根本的な解決の一つでもあるかと思います。条例の審議のときにもお話がございましたが、飼い主のいない猫については、区民の方にもいろいろなお考えの方もありまして、ただ捕まえて手術をするというだけでは、それを地域の方がなかなかよしとされる状況ばかりではないと考えてございます。まず、その地域で手術をするということの御理解をいただいた上で、公費がふさわしいのであれば公費という考えはもちろんあるという認識はございます。
 平成19年当時の陳情の理由の中に、「東京都の共生のためのガイドブックにもあるように」というふうなことを挙げていただいておりますけれども、こちらの中に手術だけを目的としないように地域の問題として住民の方が主体的に取り組む姿勢が大切であるというようなことですとか、あと、地域の中での募金やカンパなどによる手術費の創出というものを共通理解の上で行うというようなことも書かれてございます。陳情の御趣旨は手術費の助成ではございますけれども、こういった地域の御理解、あるいは区民の方の地域で面倒を見るといいますか、猫に対する餌やりについての御理解ですとか、そういったこともいろいろ抱き合わせながら手術費の助成というものは図っていく必要があると思ってございます。
 あと、相談、苦情の件数というのはやはり一つの目安になると思ってございまして、分科会でも申し上げましたが、23年度は368件の相談と苦情であったものが、この2月、今年度は257件というふうに減少しておりまして、実際その中身というのも、餌やりについての苦情というのは若干減少してございます。それが普及啓発によるものなのかというのは、強く区から言えることではないかもしれませんけれども、区としては段階を経ながらPR活動を行ってまいりましたし、そういった地域の方の中にも町会まで至らずとも、その地域で猫のために手術費を募集してやっているという方がいらっしゃることもだんだんわかってきております。そういった方とも情報を得ながら、どうしたら地域の中で飼い主のいない猫と地域の方が一緒に暮らしていけるような共生社会というものがつくれるのかということを当然ながらきちんと考えてまいりますし、そういった苦情が減ったということ、地域の中でそういった活動をしていらっしゃる方が出てきているということ、その活動されている方がおっしゃっていたんですが、何年か前に比べると、非常に地域の理解が得られてきているということも陳情としては何年も扱わせていただいておりますけれども、地域社会の中でのそういった意識の醸成というものがされているのではないかと担当としても捉えております。
 そういったことで、陳情については助成の金額を何とか捻出してということでございますけれども、地域で活動されているボランティアの方ですとか団体の皆様、あと、動物愛護推進員の皆様にも御検討をいただきながら、何とか猫のために何がいいのか、あるいは手術について、どのような手術費の捻出というものについて、アイデアみたいなものをもしいただけるのであればということで会議の中でも一緒に考えていっていただいておりますので、そういったお力、協力を得ながら区も進めてまいりたいと思ってございます。
むとう委員
 私は助成金だけを出せばいいなんていうことは一言も言っていませんで、当然のことながら普及啓発も大事で、地域での取り組みももちろん大事。だけど、それだけではなかなか解決できないし、そちらが把握している団体の接触と私が把握している団体の接触が違うかもしれませんけれども、私が接触できている団体では、助成金についてはやはり欲しいと言っていて、要らないと言っている団体と私、出会ったことがないんですね。だから、当然のことながら地域でできることとしてやっている地道な活動もありますので、それはそれで大事なことということはもちろんわかっています。だけど、それだけではやはりなかなか立ち行かなくて、先立つもの、何をするにもお金が必要になってしまうので、善意だけでは解決できませんよということなんですよ。これ以上飼い主のいない不幸な猫をふやしてはいけないというふうには、今ある命はきちんと全うさせてあげないといけないし、でもこれ以上飼い主のいない猫はふやしてほしくないというところで、猫が好きな人、嫌いな人も一致できる点ではあるんですよね。
 ですから、段階を追って検討しているということなんですが、今どういう段階にあって、どの時点で結論、いつまでも継続って、どこで結論を出すものなんですか。段階を追って取り組まれていることは、たまにいろいろな催しをやっていることも知っています。だけど、ずっとそのことばかりやっていて、助成金については一歩も踏み込まずというふうに見えてならないんですけれども、これは両輪でやっていくべきことだと私は認識を持っていますので、いつまでもずるずる検討、検討じゃなくて、段階を追ってやっているんだとするならば、どこで結論を出すというふうなお尻は決まっていないんですか。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 特にお尻といいますか、現段階で何年後に助成金を出すというようなところまでは計画してございませんけれども、この効果を見きわめながら、あるいはいろいろな地域の猫とかかわっていらっしゃる方にもよくお話を伺わせていただきながら見きわめてまいりたいと思います。手術費というものが、もちろん要らないという団体は一つもないと認識はしております。せっかく活動していただいている中で、地域のためにこそそういった募金も募ったりですとか、いろいろな適正な餌やりなどを行っていただいているわけですので、活動の支援を行う手段としての手術費というものは必要であるという認識はございます。ですので、区の行ってきた対応、あとは地域の中の動き、そういったものをいろいろな地域の方のほうの進捗状況ですとか取り組みの内容を区にも情報をいただきながら進めてまいりたいと思ってございます。
むとう委員
 最後にしますけれども、これまでずっとそういう団体と交流して意見をいただいているでしょう。十分聞いているでしょう。まだまだ聞き足りていないんですか。情報収集がまだ足りていないんですか。もう十分聞き尽くしているんじゃないかと私は思うんですけれども、5年もかけてまだ聞けていなくて、まだ聞き尽くしていないというならば、なお仕事はどうなっているのというふうに思えてなりませんよね。採択されて5年もたっているわけですから、もう十分取り組んでいる団体との情報交換であるとか御意見というのはこの間に収集し切れていなければいけないはずで、まだし切れていなくて、まだ収集するんですか。それだけ1個聞いて終わります。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 区の助成金を出させていただいている団体の方というのは動物愛護の推進員であったりする方もいらっしゃいますし、あとは、お電話で個別に御相談いただいて活動なさっている方というのもいらっしゃいます。情報が不足しているというような認識はございませんけれども、その地域、地域で取り組み方が違うということもだんだん、こちらもおくればせながらわかってきてございますので、そういった成功例といいますか、そういったものについてもどのように取り組まれていったかというような検証ですね、そちらも行わせていただきながら進めてまいりたいと思ってございます。
副委員長
 他に質疑はありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

副委員長
 質疑がなければ、以上で本報告を終了いたします。
 次に、中野区温暖化対策推進オフィスの貸付けに伴う一般競争入札の結果について、の報告を求めます。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 それでは、お手元の資料に基づきまして中野区温暖化対策推進オフィスの貸付けに伴う一般競争入札の結果について報告させていただきます。(資料3)
 本年に入りまして募集をかけまして、1月18日までに応募があったのは1社でございました。入札日が1月25日となってございます。落札業者は、代表事業者は株式会社千雅と申します。本社所在地は埼玉県ふじみ野市でございます。代表者名は代表取締役会長田中千代美様で、資本金は1,000万円の会社でございます。事業内容は、有料老人ホームの運営、グループホームの運営、居宅介護支援事業、訪問介護、通所介護等を埼玉県、神奈川県でやっているというふうに認識してございます。
 共同事業者でございます。これは複数の事業者が共同で事業を行うことも可としてございますので、事業者名は株式会社悠隆、本社所在地は宮崎県延岡市の会社でございます。事業内容は、千雅さんと同じ種類の有料老人ホームの運営とかグループホームをしている会社でございます。
 落札金額は、月額200万円という入札金額でございました。権利金は賃料の3カ月分を予定してございまして、これは出るときには返金するというものでございます。
 用途としましては、事務所・通所介護等で使うというふうに聞いてございます。スケジュールにつきましては、契約日は4月1日を予定してございますので、4月分からの満額賃料という予定でございまして、事務所として入居されるのは5月に入ってからというふうに聞いてございます。通所介護施設などは申請とかいろいろな手続がかかりますので、5月とはいかないかというふうに言っておりました。契約期間は5年間で、定期建物賃貸借契約を結ぶということでございます。
 報告は以上でございます。
副委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
むとう委員
 権利金、賃料の3カ月分なんですが、今、返金するっていうふうにおっしゃいましたよね。通常、不動産を借りる際には、権利金は普通は社会通念上は返金しない。保証金のほうを返金するというのが通常の使い分けかなというふうに思うんですけれども、中野区はどう、返金するのであれば、ちまたで使われている保証金になるのではないでしょうか。その辺どういうことでしょうか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 おっしゃるとおり、通念上保証金というものでございます。中野区の会計上の言葉の使い方をしまして、保証金の性格を権利金というふうに使っているということでございますので、このように表記させていただきました。
むとう委員
 そうすると、権利金の意味合いが通常の保証金という意味合いということですので、例えば中をいじったらもとに戻すとか、家賃が滞納されたらそれに充てるとかということに通常保証金というのは使われていくので、契約期間が終わったときには全額ほとんどの場合は返さないような状況に陥ることが常なんですが、通常の不動産だと。これもそういう意味の保証金と理解してよろしいんですか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 この権利金の使い方ですけれども、基本的には契約約款の中で、役割分担で区の役割をして、向こうの責めに帰するような使い方で施設の不具合が生じた場合は向こうが保証する、事に対応するということになってございますけれども、今委員が言われたことについては、そういうような使われ方もあるということでございます。
むとう委員
 じゃあ逆に、一般的に使われている意味合いにおける権利金というのは、とらないことにしたんですか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 いわゆる保証金的なもので、言葉としては権利金と使って保証金的なものをとるということでございます。
むとう委員
 つまり、一般的には権利金というと返さなくて、権利金と言ったり、礼金の意味合いを持ったものを権利金みたいな感じで使っているんですけれども、それはあえて考えなかったんですか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 考えてございません。
むとう委員
 これは一般競争入札ということなので、契約がやったものなのか、担当がやったのか、誰が一般競争入札をされたんですか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 環境部でさせていただきました。
むとう委員
 あまり詳しくないんですが、通常は契約の担当が一般競争入札はするわけですけれども、部としてできるというのは、どういう仕分けの中で、この部分だと部が契約できるとか、それはどういうことになっているんでしょうか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 これは普通財産ですけれども、財産管理を環境部がしてございますので、契約も環境部長になります。
むとう委員
 財産管理をしている場合は、その財産管理をしている部が契約もできるということでよろしいんですかね。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 はい、財産管理を担当している部が環境部でございますので、環境部が入札をかけました。
むとう委員
 それはどういうものに、規則とか条例とか、何に明記されているんですか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 中野区公有財産規則でございまして、第7条に部の事務、事業と関連がある普通財産の管理は、当該部の部長が行うと規定してございます。
むとう委員
 それは、借りる場合にも貸す場合にもそれが適用されるということですか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 そのとおりでございます。
むとう委員
 一般競争入札の場合も、それは適用されるんですか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 普通財産の管理は部長でございますので、一般競争入札もこれに基づいてやっているものでございます。
むとう委員
 じゃあ、一般競争入札でも、貸す場合においても借りる場合においても部の責任でできるという認識でいいわけですね。念のためにお尋ねしておきます。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 そのとおりでございます。
むとう委員
 それから、代表の方の名字が田中さん、田中さんなんですが、関連企業、関連事業者なんですか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 把握しているところで、親子の関係でございまして、同族会社でございます。悠隆さんの会社のほうが歴史が古く、千雅さんのほうが歴史が浅いという、設立年次を見ますとそういう関係です。
むとう委員
 契約内容がわからないのでちょっとわからないんですけれども、保証金のような権利金が3カ月分入るということですけれども、例えば契約の中でお家賃の滞りとかがあった場合とか、途中で立ち行かなくて出ちゃうとか、そういう場合、一応5年契約ということですけれども、途中でのトラブルについてはどういう契約内容になっているんでしょうか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 向こうの都合でこれを5年に至らない間に、期間満了までの契約を解除するという申し出が出たときには、違約金相当として契約期間満了までの賃料相当分の金員をいただくことになってございます。
林委員
 ちょっと聞き漏らしたかもしれないんですけれども、代表事業者と共同事業者という形で落札されたということで、責任を持っているのは上のほうの株式会社千雅ということになるんでしょうか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 契約は千雅さんと結びます。共同事業者は連帯保証人も兼ねます。そういう関係でございます。
林委員
 共同事業者の所在地が宮崎県というふうになっているんですけれども、事業内容がグループホームの運営とかで、先ほどの上は埼玉県や神奈川県で行っているという話だったんですが、下の方はどちらでやっていらっしゃるんですか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 あんまり詳しくは会社の実態はわからない部分もありますけれども、現在、西新宿に東京事務所がありまして、そこで主に千雅さんが詰め、一部悠隆さんも詰めているというような、要は、長く事業をやっているので、ノウハウがある社員がそこに詰めていろいろな研修とか、そういうふうにされているというところでございますので、延岡からわざわざ来るとか、そこら辺はちょっと、社員のやり繰りはわかりませんけれども、主に西新宿の借りている事務所を引き上げてここに入ってくるというふうに聞いてございます。
林委員
 あと、用途として事務所だけではなくて通所介護等ということなんですけれども、今の旧環境リサイクルプラザに対しての工事とか、手を入れるとかということはあったりするのか、あった場合はこちらの事業者さんが全部責任を持ってされるのか、教えてください。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 まず、必要な工事、造作を撤去するとか、そういうことにつきましては、現状のまま渡しますので、必要な工事は向こうの負担で行うということでございまして、今聞いているのは、1階を通所介護の事業所として開設したいということを話してございました。
林委員
 で、契約が終わるときにはきちんともとのとおりに戻して返してくださるというような契約でよろしいんでしょうか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 そのとおりでございます。
 今、もとどおりということでございますけれども、例えば4階の商品テスト室とか2階のカウンターとか、そういうものは区と協議の上、これは撤去しますよ、もとどおりにしませんということで、そこはもとどおりにしなくていいということになってございます。
林委員
 あと、ここには書いてないんですけれども、前の分科会のときに、区の責任として維持管理費を支払うということがあったと思うんですけれども、その費用が1,200万円ほどだったんですが、これは5年間、区としては1,200万円相当を支払うという予定として考えているんでしょうか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 分科会でも御説明申し上げたと思いますけれども、1,200万円の内訳として、排煙窓の修理工事費が130万円ぐらいございますので、これは今年度、25年度対応限りと見ておりますので、大体1,000万円前後かなというふうに見ております。
林委員
 ちょっと維持管理費の、21年と22年の決算を見たんですけれども、維持管理委託費としてエレベーターや空調、消防、特殊清掃などというものが内訳だと聞いたんですけれども、今回の1,000万円、1,100万円であるということなんですが、それの維持管理内容も同じということでよろしいんでしょうか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 21、22年決算だと3,200万円規模になっているかと思いますので、ちょっと比較する項目としてはかなり項目がなくなってございます、今回。区として維持管理するのは、この前申し上げましたけれども、空調の自動制御とかエレベーターの昇降設備とか消防設備、あと、地下水槽の清掃費、機械警備等が約1,000万円のうちの中身でございます。
林委員
 じゃあ、エレベーターと空調と消防や特殊清掃は残った、それ以外のものがなくなったということでよろしいんですか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 結構大きな業務でした受付業務委託費とか日常清掃、光熱水費、ここら辺で1,000万円を超える金額がかかってございます。
林委員
 例えば、このエレベーター、通所だといろいろな人が入ってくるんですけれども、それによって何かトラブルがあったりした場合は区が責任を持つのか、相手方が持つのか。エレベーターって意外とお金もかかるし、トラブルにもなると思うんですが、その点についてはどのような契約になっているんですか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 エレベーターのトラブルの内容というのがちょっとどういうものを言っているか、会社の関係の方が乗り降りするわけでございますので、通常の法定点検等は区でやりますし、不具合が起きれば区として対応せざるを得ないかなというふうに思います。
林委員
 いや、通所でたくさんの方が使うと、エレベーターを使う頻度が多かったりすると故障とかになるということもあるのかなと思ったんですけれども、その内容がまだわからないので。事務所として1階だけで、あまり使うことはないということで区側が担当、区側の維持とするというふうな考えでよろしいんでしょうか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 エレベーターは地下2階から6階まで使いますので、通常の使い方をいたしますので、通常のエレベーター管理をいたします。
林委員
 あと、関連してなんですけれども、事業見直しの中で見ると、環境リサイクルプラザの財政効果が3,700万円とか4,600万円になっているんですけれども、これっていうのは前の維持管理費のことで積算していらっしゃるんですか。今回のだと、全然財政効果の数字が変わってきてしまうんですけれども、その点についての報告は一緒にならないでしょうか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 今、22年度決算で3,200万円の数値で御説明申し上げてございます。それがこういう金額に、スキームの変更はありましたけれども、1,000万円程度の維持管理でいけるんではないかとというのが報告でございます。
副委員長
 暫時休憩いたします。

(午後1時36分)

副委員長
 では、再開いたします。

(午後1時37分)

 他に質疑はありますか。
むとう委員
 さっき聞き忘れたのでお尋ねしたいんですけれども、前のときはこういう形で使いますよというように、1階部分はこういうプラン、2階部分はこういうプランというようなものも報告があったんですが、今回この入札結果のこの業者は本当に大ざっぱに、今の御説明だと通所介護を1階でやりますということだけで、1階が何々、2階が何々みたいな、前回の業者のときにはプリントでいただけたんですが、今回そういうものはないんでしょうか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 今の時点で把握している、この千雅さんも全てまだ青写真を描けているわけではございませんので、事務スペースを2階を中心に、あとの上層階をどのように使おうかというのは検討しているということでございます。
むとう委員
 今回は前回の募集と違っているので、中身についてはもうお任せということで、そういう一般競争入札だから、企画提案型みたいなものではないわけですか。だから、そういうことはわからない中でここに落札は決まったということなんでしょうかね。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 このビルを1棟貸しで借りるところを募集したというところでございます。
むとう委員
 それで、前回のような縛りがないにせよ、何らかの環境によいことをしているということは随分ニュアンスとしては弱まりましたけれども、そういうものは貸し出す条件にちょこっとあったかと思うんですけれども、ここは何をしてくれるんでしょうか、そういう面では。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 募集要項には前回のスキームのような環境事業の展開ということではなくて、一定の環境に配慮した行動を行っているという会社の申し入れ、いわゆるうちのシートについて回答するということで、節電、ごみ減量とか省エネ、エコ活動等々の7項目を実践しておりますということを把握してございます。
むとう委員
 参考までに、7項目を一つずつゆっくり教えていただけますか、書きとめますので。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 1項目は節電でございます。2項目は節水、三つ目に紙減量、四つ目にごみ減量、五つ目に省エネ機器の導入、六つ目にエコ活動、七つ目に自動車対策というところでございます。
浦野委員
 ちょっと1点だけお聞きしたいんですけれども、これまでこの温暖化オフィスについてはいろいろその都度やりとりしてきたので、この段で1点だけお聞きしたいんですけれども、今回入ることになった介護系の事業所、区内にもいろいろあると思うんですけれども、今回この事業者が入ることで、環境部が所管ということですので、環境部として、区としてということになると思いますけれども、この会社が入ることでのメリットについてはどういうふうにお考えか、この点だけお聞かせください。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 会社の性格上、有料老人ホーム、グループホーム、デイサービス、訪問介護、通所介護というような事業内容をやっている事業者ということで、中野区もこれから高齢化で介護基盤施設等々が必要になってくる中で、一定の区民サービスの向上に、高齢者介護とかそういうところにつながっていければいいなというふうに認識してございます。
平山委員
 一つだけ。今回、介護関係の事業者ということで御報告をいただいておりますが、用途で見ると事務所と通所介護等と。これ、いわゆる入居型の施設のようなものというのは御検討はされていないと思っていてよろしいですか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 それは確認しましたけれども、今のところ考えていないというところでございます。
平山委員
 いわゆる定借ですので、介護の通所のサービス等々も含めて、定借というものがなじむのかどうかというのはちょっと不安があるなと。区内の高齢者の方々がお通いになるに当たって、5年後にはなくなっちゃうわけですから、それが中野区の介護サービスを行っていくという、これもここの委員会の所管ですので、トータルの面で考えたときには若干気がかりは残るなと思っておりますので、そこら辺の部分は事業者のほうともよく御相談をいただいて、当然環境に資するというだけではなくて、せっかく介護事業者に来ていただくので、中野の介護事業にもぜひ御貢献をいただきたいと思ってはいますので、そういう中で定借というのが引っかからなくもないんで、よくよくお話し合いをしていただきたいなと思っていますが、いかがでしょうか。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 確かに委員おっしゃるとおり、5年というところで施設の大型改修もなかなかできないというようなところもネックかなというふうに思ってございます。さまざま千雅さんと情報交換いたしながら必要なサービス、そういう展開ができるように要望等々していきたいと思っております。
副委員長
 他に質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

副委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
 次に、事業系有料ごみ処理券及び粗大ごみ品目別手数料等の改定についての報告を求めます。
鳥井清掃事務所長
 それでは、事業系有料ごみ処理券及び粗大ごみ品目別手数料等の改定について(資料4)御報告を申し上げます。お手元の資料をごらんください。
 中野区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の改正をこの前の第4回定例会でいただいてございます。これによりまして、廃棄物処理手数料が平成25年10月1日からの改定となりました。具体的には、1キログラム当たり32.5円から36.5円でございます。これに伴いまして、同日以降の事業系有料ごみ処理券の料金及び粗大ごみの品目別手数料等を次のとおり改定いたしますので、御報告を申し上げます。
 1番、事業系有料ごみ処理券の料金の改定でございます。
 事業系一般廃棄物に有料ごみ処理券を添付して排出をしていただくわけでございますが、この手数料につきましては条例改正いただきましたので、10リットルにつき69円を限度ということで定められてございます。これに従いまして、次のとおり料金を定めました。
 表をちょっとごらんいただきたいんですけれども、表の3段目に45リットル券、これが一番多く使われるごみ袋でございますが、これで申し上げますと、現行料金ワンセット10枚で2,740円でございますが、それが右の黒い四角でございますが、改定料金ということで3,100円になるというものでございます。
 次に、2番でございます。粗大ごみの品目別の手数料の改定でございます。
 粗大ごみの手数料は、重量区分、10キロといった範囲でございますが、これによりまして品目別に単価を設定してございます。条例改正によりまして、廃棄物処理手数料は1キログラム当たり36.5円になりますので、これに伴いまして次のとおり手数料を改定いたします。
 なお、実際に収集しております粗大ごみの品目数の約8割は、ここで言う重量区分の10キログラム以下のものでございまして、これにつきまして計算いたしますと今回も300円となりまして、金額の変更はございません。
 具体的に申し上げます。①でございますが、単価が300円のまま改定がない主な品目、これが10キログラム以下でございますが、椅子や子ども用自転車、ふとん、扇風機などでございます。
 次に②、単価が600円から700円になります主な品目、これが20キログラム以下でございますが、ソファー1人がけや自転車の大人用のものといったものでございます。
 次のページをごらんください。
 次に③、単価が900円から1,000円になる主な品目でございまして、これは30キログラム以下のものでございます。畳一畳、あるいはベッドマット、テーブルまたは座卓のこのサイズのものといったものでございます。
 次に④、単価が1,600円から1,800円になる主な品目でございまして、これは50キログラム以下のものでございます。ソファーの2人以上のもの、あるいはダブルベッドといったものでございます。
 ⑤、単価が2,200円から2,500円になる主な品目でございまして、これは70キログラム以下のものでございまして、両袖机や大きな箱物家具などが該当いたします。
 備考欄をちょっとごらんいただきたいんですけれども、今回の改定とは直接のものではないんですが、これに併せまして、以下の品目につきましては、その物の標準的な重量の変化を踏まえまして重量区分を見直し、20キログラム以下の料金というふうにしてございましたが、10キログラム以下の料金に変更いたします。ミシン(卓上式のもの)と湯沸かし器でございます。
 次に、3番、臨時に家庭から多量のごみを排出する場合の手数料でございますが、家庭から出るごみも通常無料でございますが、植木の剪定、引っ越しなどで一度に多量のごみを出される場合がございまして、区の今の基準では45リットルのごみ袋にいたしまして5袋以上出す場合でございますが、この場合は有料となってございます。
 清掃事務所では、このようなごみの場合は臨時ごみという形で事前に申し込みをいただきまして、通常の収集ではなく、個別の収集をしてございます。この臨時ごみの料金は、以下のとおり改定となります。
 45リットル袋の場合でございますが、200円から300円ということになります。この算定式につきましては、下に書いてあるとおりでございまして、現行料金のまま計算いたしますと277円となるんですけれども、100円未満を切り捨ててございますので200円、今回の新しい改定料金では、計算いたしますと312円となりますので、この100円未満を切り捨てるということで、200円から300円への値上げになるということでございます。
 報告は以上でございます。
副委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

副委員長
 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
 次に、議会の委任に基づく専決処分についての報告を求めます。
鳥井清掃事務所長
 では、議会の委任に基づく専決処分について(資料5)御報告を申し上げます。お手元の資料をごらんください。
 これは、私どもの職員がごみの収集中にマンションの外壁を破損いたしまして、これを弁償するというものでございます。
 1番、事故の概要でございますが、事故の発生日時は平成24年9月13日午後1時50分ごろでございます。事故の発生場所でございますが、中野六丁目の中野桃園シティハウスというマンションの敷地内でございます。
 3番、事故の発生状況でございます。清掃事務所職員が燃やすごみの収集作業中に燃やすごみの入ったごみコンテナを移動させる際、当該コンテナを上記敷地内建物の壁に接触をさせまして、当該壁のタイルを破損させたというものでございます。タイル4枚でございます。
 2番、和解の要旨でございます。相手方がこうむった損害3万3,600円について賠償する義務があることを認め、破損した壁の修理業者に直接支払いをいたします。
 3番、和解成立の日でございますが、平成24年12月11日でございます。
 4番、区の賠償責任の内容でございますが、本件事故は、清掃事務所職員がコンテナを移動させる際、コンテナと壁の間隔を十分とらずに移動させたため発生したものでございまして、区の賠償責任は免れないものと判断したものでございます。
 5番、損害賠償額でございますけれども、本件事故による相手方の損害額は、壁のタイルの修理費3万3,600円でございます。区に全責任があることから、区の損害賠償額はこの損害額と同じでございます。
 なお、この損害賠償金につきましては、特別区自治体総合賠償責任保険により全額補填される見込みでございます。
 備考欄でございますが、この事故を受けての対応でございますが、まず、所属長から関係職員に対する口頭による厳重注意をしてございます。それから、所属長から清掃事務所の職員全員に事故防止の徹底をいたしたところでございます。今回もこのような事故を起こしましてまことに申しわけございませんでした。
副委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

副委員長
 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
 次に、食中毒の発生及び対応についての報告を求めます。
堀越環境部副参事(生活環境担当)
 2月に食中毒事件が発生し、不利益処分等を行いましたので、その発生及び対応について、お手元の資料により御報告をさせていただきます。(資料6)
 事件の概要ですが、2月17日に2の原因施設で喫食した1グループ、5人中5人が吐き気、嘔吐、発熱、下痢、腹痛などの食中毒症状を呈したというものでございます。
 保健所食品衛生担当では、2月20日に喫食した方が受診した医院より通報を受けまして、下記の原因施設と患者の調査及び検査を実施いたしました。これらの結果、患者及び同店の従事者の糞便及びトイレからウイルスが検出され、さらに医師の診断もあったことから、当該飲食店が原因の食中毒と断定をいたしました。原因食品は、当該飲食店が調理、配達を行った寿司で、原因物質はノロウイルスでございました。
 区では、被害拡大防止のため、2月28日の営業自粛を指導し、3月1日から6日までの6日間、営業停止の不利益処分を行い、同時に区のホームページにおきまして当該事業者の名称等を公表したものでございます。
 原因施設、こちらは資料記載のとおりでございます。
 また、食品衛生法違反の内容ですが、食中毒の原因となりました食事の提供ということで、食品衛生法第6条の違反でございます。
 最後に、不利益処分等の内容ですが、こちらは営業停止6日間ということで、食品衛生法第55条に基づくものでございます。営業の自粛1日間を含みまして、計7日間営業を行っていないということになります。
 御報告は以上となりますが、休憩をお願いしてもよろしいでしょうか。
副委員長
 休憩します。

(午後1時53分)

委員長
 では、再開いたします。

(午後1時54分)

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

副委員長
 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
 次に、その他に入りますが、何か報告がございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

副委員長
 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
 所管事務継続調査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の文書(資料7)に記載された事項について、引き続き閉会中も調査を要するものと決することに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 議題のその他に入ります。
 次回の日程等について協議をしたいので、委員会を暫時休憩いたします。

(午後1時55分)

副委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時57分)

 休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の委員会は4月24日(水曜日)午前10時から当委員会室において開会したいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

副委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 以上で本日予定していた日程は終了しますが、委員、理事者から特に御発言ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

副委員長
 なければ、以上で本日の区民委員会を散会いたします。

(午後1時57分)