平成17年10月13日中野区議会総務委員会(第3回定例会) 平成17年10月13日総務委員会 中野区議会総務委員会〔平成17年10月13日〕

総務委員会会議記録

○開会日 平成17年10月13日

○場所  中野区議会第1委員会室

○開会  午後2時28分

○閉会  午後3時32分

○出席委員(9名)
 伊藤 正信委員長
 奥田 けんじ副委員長
 小堤 勇委員
 大内 しんご委員
 長沢 和彦委員
 佐伯 利昭委員
 佐藤 ひろこ委員
 斉藤 金造委員
 大泉 正勝委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 助役 内田 司郎
 収入役 山岸 隆一
 区長室長 寺部 守芳
 まちづくり総合調整担当部長(まちづくり総合調整担当参事) 石橋 隆
 経営改革担当課長 鈴木 由美子
 政策計画担当課長(政策担当課長) 川崎 亨
 計画担当課長 奈良 浩二
 総務部長(未集金対策担当参事) 石神 正義
 総務担当参事 橋本 美文
 広聴広報担当課長(平和人権担当課長、平和担当課長、人権担当課長) 鈴木 郁也
 財務担当課長 篠原 文彦
 営繕担当課長 秋元 順一
 人事担当課長 長田 久雄
 情報化推進担当課長 白土 純
 防災担当課長(危機管理担当課長) 斎木 正雄
 税務担当課長 遠藤 由紀夫
 副収入役 村田 宏
 選挙管理委員会事務局長 柳澤 一平
 監査事務局長 石﨑 新一
 
○事務局職員
 事務局長 山下 清超
 事務局次長 高橋 信一
 書記 荒井 勉
 書記 松本 桂治

○委員長署名



審査日程
○議案
 第65号議案 平成17年度中野区一般会計補正予算

委員長
 定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。

(午後2時28分)

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり審査を進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 それでは、議事に入ります。
 第65号議案、平成17年度中野区一般会計補正予算を議題に供します。
 なお、本議案は当委員会に付託されていますが、他の委員会にて関係分を審査し、賛成多数となった意見があれば、総務委員会に申し送られることになっておりますので、御承知おきください。
 それでは、本件について理事者から補足説明を求めます。
篠原財務担当課長
 ただいま上程されました第65号議案につきまして、提案理由の補足説明をさせていただきます。
 お手元の議案の4ページと5ページをお開きいただきたいと思います。
 第65号議案、平成17年度中野区一般会計補正予算につきましては、歳入歳出にそれぞれ3億6,803万2,000円を追加計上するものでございます。これによりまして、既定予算との合計額は937億5,117万1,000円となります。
 初めに、この補正予算の歳入の内容につきまして説明を申し上げます。
 歳入の原資といたしましては、14款の都支出金が5,000万円でございます。それから、18款の繰越金につきましては、16年度の決算の剰余金3億1,803万2,000円を充当するものでございます。
 次に、歳出でございますが、該当するページによりまして説明をさせていただきます。
 お手元の資料の14ページと15ページをお開きいただきたいと思います。
 今回の補正につきましては、9月4日の大雨によります災害対策の経費を補正するものでございます。災害対策、それから、災害救助並びに災害復旧の経費につきましては、第2款の総務費に計上をしてございます。また、災害援護資金につきましては、第5款の保健福祉費、また、災害対策のうち都市整備部所管分につきましては、第6款の都市整備費に計上してございますので、あらかじめ御承知おきいただきたいというふうに考えております。
 最初に、第2款総務費の2目広聴広報費でございます。被災者向けの広報紙の発行に係ります経費といたしまして、92万5,000円を補正するものでございます。次の4目財務費でございますが、災害対策車両の充実を図るために車両5台を購入するほか、既存庁有車の拡声器、これを設置する経費といたしまして942万円を補正するものでございます。
 続きまして、16ページと17ページをごらんいただきたいと思います。
 第2款総務費の8目防災費でございます。右の表になりますが、1の災害対策といたしまして、防災情報システムの整備、これのほか、消毒に関する経費、それから、清掃車の雇い上げ、土のうの配備にかかわる経費といたしまして計上してございます。また、被災世帯の児童・生徒に対します学用品の支給にかかわる経費、これらの合計2,778万4,000円を補正するものでございます。
 また、2の地域防災では、洪水ハザードマップの電子データ化、これのほか、水害救助用のボート3そうを配備する経費といたしまして154万9,000円を補正するものでございます。
 さらに、3の災害復旧につきましては、大和保育園、大和西児童館の復旧工事のほか、区立公園の6カ所、それから護岸、区道の補修経費、並びに第四中学校の校庭、それから図書館、区立上高田公園、運動公園など、こういった教育施設の復旧のために、工事費といたしまして7,433万8,000円。防災費の合計では1億367万1,000円を補正するものでございます。
 続きまして、18ページ、19ページをごらんいただきたいと思います。
 第5款の保健福祉費の2目福祉資金でございます。こちらは区の応急資金の拡充のために、2,000万円ほどを計上してございます。また、災害援護資金といたしまして、国、それから東京都の都制度の貸付金といたしまして5,000万円、合計7,000万円を補正するものでございます。
 続きまして、20ページと21ページをお開きください。
 第6款の都市整備費、2項土木費でございます。1目の道路管理費では、災害対策といたしまして水防倉庫の新設、建てかえのほか、排水ポンプの配置費といたしまして285万9,000円を、それから、河川情報システムの拡充といたしましては、水位警報局、サイレン警報局、監視カメラの配備拡大、このほか地域センターに情報端末機を増設するといった経費のために、1億2,135万9,000円を補正するものでございます。
 また、2目の道路保守整備でございますが、河川側道のスコープ調査、これのほか、未改修の護岸の点検調査費といたしまして4,089万8,000円、それから、妙正寺川の護岸補修工事といたしまして1,890万円を追加計上するものでございます。
 なお、これらによります土木費の補正額は1億8,401万6,000円となります。
 以上が9月4日の大雨に伴います補正予算の補足説明でございます。よろしく御審議の上、御賛同いただきますようお願いを申し上げます。
委員長
 これより本件に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
長沢委員
 16、17ページの防災費なんですが、防災情報システムの整備ということで、川添公園防災行政用無線拡声子局移設というんですかね。ここの理由として伺ったのは、ビルが建ったことにより電波受信が悪くなったために、若干動かすようなお話だったと思うんですね。今回こういう形で無線の拡声子局のところ、他にもあるかと思うんですが、鳴らなかったのはここだけなんでしょうか。
斎木防災担当課長
 今回ここが鳴らなかったということで、こちらの方、職員、その後、何日か行って確認をしましたところ、鳴った日と鳴らない日があった。5時のチャイムですね。そういう状況でしたので、当然、電波が何かに遮断されているんだろうということで、専門業者を連れて、どういう措置がいいのかということで、今考えています。移設することによって解消できるという確認がとれましたので、こういった形で御提案させていただきました。
長沢委員
 ありがとうございます。それと、ここに出ていないものでどうだったのかちょっとお聞きしたいことがあるんですが、私どもにも連絡のある、携帯メールを使った注意報なり警報ですが、それについては改善・見直しが必要なのではないかというお話もあったと思っているんですが、それは今回の補正では対応するものではないんですか。
斎木防災担当課長
 携帯電話のメール機能を活用したシステム、これについては、今後どういう形でそれを区民の方が使えるかというようなことを今研究しているところなんですが、こちらの災害情報を業者の方へ提供すると。それを業者が情報提供するというやり方では可能だろうということ。月額200円ぐらいの利用料を支払って、区民がシステムを立ち上げている業者へアクセスすることによって、そういう情報がとれると。今、一般区民向けにそういった情報提供ができるのかどうか、研究しているところでございます。
長沢委員
 区民のところは次に聞こうと思ったんですけど、区民のことはわかりました。私たちのところも、結果的には一定改善をして、要するに今度の補正のところでは間に合わないというか。確かに見直しをされるようなね。つまり今回の9月4日の例で言いますと、8時11分ですかね。送信されてきたのが14分だか、その程度ですかね。それ以降はないわけですね。これでは余り意味がないんじゃないかということを指摘させていただいたところなんですけども。その辺の改善、要するに質的なところでの改善というところではどのように検討されているのか、そのことをお聞きしたんですが、いかがですか。
斎木防災担当課長
 今のシステムは、これまで御説明したとおり、配信基準を設けてございまして、23区西部に警報が発令されたときには自動的に配信されると。我々職員は、それに基づいて今まで参集をしていたわけですけども、それでは間に合わなかったということがわかりましたので、これからはレベルをちょっと下げてといいますか、注意報の段階で参集するように配信したいというふうに考えてございます。それ以外の今の配信基準については、今のところ特に手をつけるということは考えてございません。
長沢委員
 基準のところ、つまり注意報も来ていたのかな。注意報から警報に変わりましたというのが多分最初だったのかなと思うんですね。もうちょっと技術的なことで私は伺っているつもりなんです。要するに基準をどこで参集するかというよりは、私どもに、それは区民向けにということでいいんですが、送信していただく内容については、どういった時点でいただけるものなのか。今回の例で言いますと、警報になりましたと。あとについては、わからない。ホームページで、河川の状況がどうなのかというのは見られますというお話で、その辺のところは決特の中でもあったと思うんですが、携帯電話でのメール機能として、どういった情報の提供の仕方をしていただけるのかと。改善について、どう検討されているかというところで伺ったつもりなんですが、いかがですか。
委員長
 ちょっと委員会を休憩します。

(午後2時40分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後2時40分)

長沢委員
 出ていればというか、出ていなかったのでちょっとお聞きしましたけど、まあいいです。
 それで、もう1点伺いたいのは、これもちょっと出ていないものなので、考え方としてどう検討されたのかというのをもう一つ聞きたいのは、これも余り繰り返しになるので、短めにしますけども、いわゆる家電リサイクルの問題で、他区、杉並や新宿での対応と中野が違ったと。これはやっぱり依然として区民の皆さんからいろいろな要望としても出てきているところなんですが、考え方としては、今後のということで検討されるということで区の方からの御答弁はいただいています。
 それで、今回、例えば杉並なんかでは、国の制度というんですか。災害廃棄物の処理事業ということで、補助率2分の1、これで、結局家電だけじゃなくて、水害で出たそういうごみ処理全体のこういう事業を活用して、今回補正も出されたようなことを聞いています。その点では、中野区としては、そういった国の事業を活用することは検討されなかったのかどうか、その点をお聞きしたいんですが、いかがですか。
篠原財務担当課長
 その制度については、活用は検討しておりませんでした。
長沢委員
 例えば、当然ながら負担ということがあります。今回もこの負担にいろいろ補正を組まれて、負担というか、お金については東京都の特別区交付金なり、以前の神田川での水害の中でも活用をされているわけですから、そういうところを期待をされているとは思うんですが、今回こういう形で国の補助としては2分の1ですから、そういう意味では財源的にも区の持ち出しとしては当然少なくて済むわけですね。そういったところで、言ってみれば、このごみはいいけど、このごみはだめという、ここがやっぱり区民としては納得いかない部分なわけですね。それが当然ながらこういう事業も活用できたのではないかと思うんですが、その辺のところ、何で検討されなかったのかというのをもう一度御答弁いただけますか。
石神総務部長
 今回の中では、災害救助法に伴って、いろんな形での国の制度が使われることになりました。8月15日の段階では、今回の制度、いろんな形で検討した結果なんですが、うちの方にはそういった制度がまだつくられていないということがありました。そういうことから、今回、この補正にそういった金額について出すということについては検討せず、次回以降、そういった制度については検討するということで、行わなかったものでございます。
長沢委員
 国の事業だけども、結局こういうのを、杉並区としてはこういう事業としての一定、要望なり、何かのところで持たれていたという、そういうことの違いということですか。
石神総務部長
 実際にそういった形については、私どもでは、当初から区として負担をしないという方向でいっていますから、そこで新たに負担を設けるという形ではなかったわけです。うちの方では8月15日、9月4日、この段階では、自己負担という形で判断をさせてもらいました。そのために、いろんな制度を検討するに当たっては今後の課題としたわけでございます。杉並、新宿では負担を求めずにやっていこうと決めたというふうに思いますが、その範囲の中でいろんな制度を考えたのではないかということでございます。
佐藤委員
 21ページのところの河川情報システムで、さらにサイレン警報局などを増設されるということですが、川沿いを見て回ったときに、新宿区では川沿いに、こういうサイレンがこういうときには鳴りますというふうな表示がありました。中野区ではそういう表示が川沿いになかったかのように思うんですけれども、ないとするならば、ぜひ増設の折ですから、どういうときの状態にサイレンが鳴って、鳴ったときにどういう対応をすればいいのかとか、しょっちゅう人の目に触れるところですから、例えばいざというときの避難場所がわからない方も今回多かったので、できれば、避難場所がどこなのかも記述されたような立て看板も立てられるといいと思うんですけれども、どういう状況なんでしょう。
石神総務部長
 中野にはついてございません。この部分については、建設委員会の方で検討されることだと思いますが、そういったことができればいいことでございますので、私どもの方で意見として聞きまして、伝えて、検討させていただきたいと思います。
委員長
 佐藤委員、今、21ページ、道路管理費の中に入っていて、今回、建設委員会でやっているんですよね。主に総務に関することを質疑していただければと。他の委員もお願いいたしたいと思います。
斉藤(金)委員
 簡単に聞くけど、災害対策車両の充実と。5台だけど、どんな車両なの、これ。
篠原財務担当課長
 5台今回購入いたしますが、2台につきましては小型のジープ、四輪駆動車にいたしまして、水が入らないような、そういったような配備もしていきたいというふうに考えております。
斉藤(金)委員
 じゃあ、あと3台は。
篠原財務担当課長
 あとの3台は、通常の5人乗りの小型の軽でございます。ただ、それには拡声器をつけまして、万が一のときは十分防災のPRができるような形にしたいというふうに考えております。
斉藤(金)委員
 それと、次のページの水害救助用ゴムボート、これはどんなところに置いて、どういうものを整備するんだか、ちょっと教えてください。
篠原財務担当課長
 これについては、今回、江古田と野方と大和地域、具体的には地域センターに配備することになるかと思いますが、そこの地域防災会の方が使えるような形で置いておきたいというふうに考えてございます。
委員長
 他に質疑ありませんか。広聴広報費、財務費、防災費ですね、この辺を中心に。よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、質疑がなければ、質疑を一旦終了いたします。
 まだ他の委員会から意見が出ていません。他の委員会の進捗状況を確認いたしましたが、まだ質疑が終わっていないようですので、委員会を暫時休憩します。

(午後2時49分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

(午後3時24分)

 先ほどの質疑に関して、答弁の訂正があります。
石神総務部長
 先ほど長沢委員の方から質問があった災害廃棄物処理事業についての国の補助金ですが、この制度については、都の方から知らせがありまして、所管部では、今回の件につきまして補助金申請をしたということでございます。補助金申請についてはまだ確定をしていないということでございますが、私の方の答弁で、先ほどはしていないということで言ったことについては、訂正をさせていただきます。
委員長
 よろしいですか。(「ちょっと休憩していただけますか」と呼ぶ者あり)
 では、委員会を休憩します。

(午後3時24分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後3時25分)

長沢委員
 中野区の方でも申請して、まだその許可がおりていないということではありますけども、ここで、災害廃棄物の処理事業の中では、私、先ほど杉並区の例で言わせていただいたんですが、家電リサイクル4品についてもこの事業の対象にはなるということで理解していいんですか。
石神総務部長
 補助の査定をする段階ではどういう形になるかわかりませんが、対象項目には入ってございます。
長沢委員
 そうしますと、やはり区の方は繰り返し、8月15日で負担をしてもらったので、それとの関係において9月4日もと。実際は、今後については前向きに検討されるような旨の御答弁をされているんだけども、この中で、そういう形で2分の1の補助を要するに国の事業としてもらえるということであれば、ましてやこの家電4品目についてもあるということであれば、やはりこれはそういう負担のあり方ということを、要するに区民から同じ水害に遭ったということで、一般の粗大ごみと同じようにそういうことが考えられるのではないかと思うんですが、その点についてはいかがですか。
石神総務部長
 私どもも財源対策ということを今、非常に求められておりますので、補助金だとか、支出金だとか、そういったものについての制度は十分把握しながら、区民の方にとってマイナスにならないような形でこういったことは申請していかなければいけないというふうに考えてございます。今後については、そういうことがないように十分対応していきたいというふうに考えてございます。
委員長
 この際、申し上げます。補正予算について、関係委員会から申し送られた意見はありませんでした。
 質疑はよろしいですか。では、取り扱いを協議したいと思いますので、委員会を暫時休憩します。

(午後3時27分)

委員長
 それでは、委員会を再開します。

(午後3時27分)

 質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、質疑を終結します。
 次に、意見の開陳を行います。
 意見はありませんか。
長沢委員
 本議案に意見を申し上げます。
 中野区が災害の問題において今後なるべく起きないようにしていくというところでは、河川の整備や、あるいは内水はんらんの整備といったこと、また、東京都に対しても区長みずからもそういう要望もされているというところでは、私どもも評価するものであります。
 意見の中身としては、一つは、今も議論のありましたところでありますけども、水害の中で被災された方々にとってみれば、やはり本当に重大な問題があったと思っています。その一つは、被災された方々にとってはささやかなものではありますけども、家電のリサイクル、他の自治体においては、負担がないような形で措置をされているというところでいえば、やはり中野区もこうしたことを検討すべきではなかったのか、このことを行うべきではなかったのかと思っております。しかも国の方の災害廃棄物の処理事業が、東京都から情報提供が遅かった。中野区としてもそれをつかむのが遅かったというところで、今も申請はしているけども、まだ結果としては許可されていないという事態であります。この点については、東京都や国のこうした制度を積極的に情報としてつかんでいくこと。そして、改めてこのリサイクルの問題については、やはり今後については前向きに検討していただくことを強く要望したいと思います。
 二つ目には、初動態勢の問題であります。被災者の方から、災害への対応が非常に遅かったということが出ています。区は、お隣の杉並区よりも2時間早かったということも言っていますけども、しかし、それは何の問題にもならずに、やはり区民にとってどうだったのか。このことが当然ながら物差しにならなければならないわけで、その点では、やはり警報が出た後のそうした参集なり、初動態勢が遅かったということは、問題を指摘せざるを得ません。ましてや8月15日の突発的なそうした問題があった、その3週間後にあったということでは、本当に8月15日の問題を教訓にしなければならなかったというふうに思っています。今後、区が水害に強く、そしてまた安心・安全のまちづくりをこれから進めていく上では、その点についても十分今後検討していただくこと、このことを申し上げて意見といたします。
委員長
 ちょっと委員会を休憩します。

(午後3時30分)

委員長
 では、委員会を再開します。

(午後3時32分)

 他になければ、意見の開陳を終結します。
 次に、討論を行います。
 討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、討論を終結します。
 これより採決を行います。
 お諮りします。第65号議案、平成17年度中野区一般会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決します。
 以上で第65号議案の審査を終了します。
 以上で本日の予定した日程は終了しますが、委員、理事者から特に発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 以上で本日の総務委員会を散会します。

(午後3時32分)