中野区議会区民委員会〔平成２３年９月２８日〕

区民委員会会議記録

○開会日　平成２３年９月２８日

○場所　　中野区議会第２委員会室

○開会　　午後４時４５分

○閉会　　午後４時５３分

○出席委員（８名）
　かせ　次郎委員長
　若林　しげお副委員長
　ひぐち　和正委員
　平山　英明委員
　林　まさみ委員
　浦野　さとみ委員
　伊藤　正信委員
　むとう　有子委員

○欠席委員（０名）

○出席説明員
　区民サービス管理部長　登　弘毅
　区民サービス管理部副参事（区民サービス担当）　藤井　康弘
　区民サービス管理部副参事（住民情報システム担当）　田中　謙一
　区民サービス管理部副参事（戸籍住民担当）　浅野　昭
　区民サービス管理部副参事（税務担当）　青山　敬一郎
　区民サービス管理部副参事（保険医療担当）　古川　康司
　区民サービス管理部副参事（介護保険担当）　波多江　貴代美
　環境部長　尾﨑　孝
　環境部副参事（地球温暖化対策担当）　鈴木　郁也
　環境部副参事（ごみゼロ推進担当）　志賀　聡
　清掃事務所長　鳥井　文哉
　環境部副参事（生活環境担当）　堀越　恵美子

○事務局職員
　書記　関村　英希
　書記　竹内　賢三

○委員長署名


審査日程
○議案
　第７０号議案　平成２３年度中野区一般会計補正予算（関係分）

委員長
　定足数に達しましたので、区民委員会を開会いたします。

（午後４時４５分）

　本日の審査日程についてでございますが、お手元に配付の審査日程（案）（資料１）のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
　御異議ありませんので、そのように進めさせていただきます。
　それでは、早速ですが、審議に入りたいと思います。
　第７０号議案、平成２３年度中野区一般会計補正予算（関係分）を議題に供します。
　なお、本議案は総務委員会に付託されていますが、区民委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることになっております。
　それでは、理事者の補足説明を求めます。
青山区民サービス管理部副参事（税務担当）
　それでは、第７０号議案、平成２３年度中野区一般会計補正予算のうち、第５款区民サービス管理費、第４項税務費、第２目区税徴収費につきまして、御説明をさせていただきます。
　お手元の補正予算案の１２ページ、１３ページをごらんください。
　まず最初に、今回の補正予算に係る給付金の支給が必要となった経緯について御説明をさせていただきます。
　国税におきまして、遺族が年金の形で複数年にわたって受け取る生命保険金等につきましては、相続の時点で当該保険金の総額の一定割合に対して相続税が課税されておりました。従来は、これに加えて、毎年年金の形で受け取る保険金に対しても所得税が課税されておりましたが、平成２２年７月に保険金のうち既に相続税の課税対象となった部分については、所得税の課税対象とはならない旨の最高裁判決がございました。国税当局は、この判決を受けて、課税の取り扱いを改め、相続税と所得税を重複して賦課徴収した分を還付することといたしました。しかし、税法の規定上は、５年前までの分しかさかのぼって還付ができないため、国はことし６月に法を改正し、５年を超え１０年前までの分についても給付することとしたものでございます。
　一方、住民税につきましては、所得税の課税対象となった所得をもとに課税しております関係上、当該保険金については、所得税と同様、本来課税対象とならない所得に対して賦課徴収した事例がございます。このため、住民税につきましても、５年前までの分は既に還付金の予算から還付を行っておりますが、５年を超え１０年前までの分についても国税と同様に給付を行うため、これに要する経費につきまして、今回補正予算の御審議をお願いするものでございます。
　本件に係る対象者は５０人程度、給付に要する予算は１,３００万円を見込んでおります。また、予算の議決をいただけましたら、１０月３日から申請受け付けを開始したいと考えております。
　以上、どうかよろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
　ただいまの報告に対し、質疑ございますか。
むとう委員
　１０月３日から申請の受け付けをするということなんですけれども、該当者のほうにきちんとお便りというか、こちらのほうからお知らせということの徹底はなされるんでしょうか。
青山区民サービス管理部副参事（税務担当）
　既に還付を行っております５年以内の該当者の方で、この１０年前までに該当すると思われる皆様方には、個別に郵便で通知を送るということを考えております。
むとう委員
　これから郵便で通知をされるということですか。
青山区民サービス管理部副参事（税務担当）
　はい、そのとおりでございます。
浦野委員
　今の、むとう委員に関連してなんですけれども、恐らくその対象となる方は比較的高齢の方が多いのかなと思われるんですけれども、その申請をしたときに、向こうからそれに対してのアクションがない場合などは、何かまたさらなる方法でお知らせするというような方法は検討されているんでしょうか。
青山区民サービス管理部副参事（税務担当）
　先ほどの個別通知以外の方法としましては、区報、ホームページへの掲載、それから、基本的にはこれは国税の、所得税の取り扱いの誤りに起因しているものでございまして、基本的には、税務署にまず申告をして、それから区のほうにその情報なり、御本人の申請なりが回ってくるというような形になっております。そういった点で、税務署のほうで受け付けた方につきましては、必ずその必要書類をお持ちの上、区のほうにも届け出を出していただくよう税務署で案内を徹底するということを申し入れてございます。
浦野委員
　今の話ですと、多分、恐らくいろいろな幾つかの手続を踏まないと、ちょっとその対象の方にわかりにくい面もあるかと思いますので、今税務署のほうと、その周知徹底をしているということなので、ぜひそれはきちんとできるようにお願いしたいと思います。
委員長
　他にございますか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
　なければ、質疑を終結します。
　休憩いたします。

（午後４時５２分）

委員長
　再開いたします。

（午後４時５２分）

　意見について伺います。第７０号議案について、意見はありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
　それでは、第７０号議案について、意見なしとして、総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
　それでは、そのように決定をいたします。
　以上で第７０号議案、平成２３年度中野区一般会計補正予算（関係分）の審査を終了いたします。
　以上で区民委員会を散会いたします。御苦労さまでした。

（午後４時５３分）