中野区議会震災対策特別委員会〔平成26年8月29日〕
震災対策特別委員会会議記録
○開会日 平成26年8月29日
○場所 中野区議会第1委員会室
○開会 午前10時00分
○閉会 午後0時17分
○出席委員(14名)
平山 英明委員長
北原 ともあき副委員長
甲田 ゆり子委員
石坂 わたる委員
石川 直行委員
伊東 しんじ委員
白井 ひでふみ委員
林 まさみ委員
吉原 宏委員
酒井 たくや委員
長沢 和彦委員
大内 しんご委員
高橋 ちあき委員
来住 和行委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
経営室長 竹内 沖司
危機管理担当部長 小田原 弦
経営室副参事(経営担当) 戸辺 眞
経営室副参事(施設担当) 石井 正行
地域支えあい推進室長 瀬田 敏幸
地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 朝井 めぐみ
地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当) 横山 俊
区民サービス管理部長 白土 純
区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当) 上村 晃一
都市基盤部長 尾﨑 孝
都市基盤部参事(都市計画担当) 豊川 士朗
都市基盤部副参事(地域まちづくり担当、大和町まちづくり担当) 荒井 弘巳
都市基盤部副参事(弥生町まちづくり担当) 安田 道孝
都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 志賀 聡
都市基盤部副参事(都市基盤整備推進担当) 千田 真史
都市基盤部副参事(建築担当) 小山内 秀樹
都市基盤部副参事(防災・都市安全担当) 大木島 実
都市基盤部副参事(生活安全担当) 中井 豊
○事務局職員
書記 大野 貴子
書記 細川 道明
○委員長署名
審査日程
○委員会参与の変更及び異動について
○議題
大地震の対策と復興計画について
防災地域まちづくりについて
東日本大震災等の被災地の復興支援について
○所管事項の報告
1 弥生町三丁目周辺地区の防災まちづくりの進捗状況について(弥生町まちづくり担当)
2 平成26年度中野区総合防災訓練の実施について(防災・都市安全担当)
3 平成26年度中野区災害医療救護訓練の実施について(防災・都市安全担当)
4 2014「東北復興大祭典 なかの」の開催概要について(生活安全担当)
5 2014「東北復興祈念展」の実施概要について(生活安全担当)
6 その他
(1)災害時避難行動要支援者の(仮)個別避難支援計画の作成等について(区民活動センター調整担当)
(2)警視庁震災警備総合訓練に伴う交通規制について(防災・都市安全担当)
○その他
委員長
定足数に達しましたので、震災対策特別委員会を開会いたします。
(午前10時00分)
本日の審査日程についてお諮りいたします。本日は、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定します。
なお、審査に当たっては、12時を目途に進めたいと思いますので、御協力をお願いいたします。
議事に入る前に、お手元に配付の資料のとおり、7月16日付で委員会参与の変更及び異動がありました(資料2)。本日、当委員会参与から転出された方がお見えですので、初めに委員会を休憩して御挨拶をいただきたいと思います。
委員会を休憩します。
(午前10時00分)
委員長
委員会を再開します。
(午前10時01分)
それでは、変更及び異動のありました参与の紹介についてお願いします。紹介された方は御挨拶をお願いいたします。
まず、経営室長から自己紹介をお願いいたします。
竹内経営室長
経営室長の竹内でございます。よろしくお願いいたします。
委員長
次に、区民サービス管理部長から区民サービス管理部参与の紹介をお願いします。
白土区民サービス管理部長
区民サービス管理部の委員会参与の異動について御紹介をいたします。
区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当)上村晃一でございます。
上村区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当)
上村です。よろしくお願いいたします。
委員長
ありがとうございました。
以上で委員会参与の変更及び異動についてを終了いたします。
それでは議事に入ります。
大地震の対策と復興計画について、防災地域まちづくりについて、東日本大震災等の被災地の復興支援についてを議題に供します。
所管事項の報告を受けます。
初めに1番、弥生町三丁目周辺地区の防災まちづくりの進捗状況についての報告を求めます。
安田都市基盤部副参事(弥生町まちづくり担当)
それでは、弥生町三丁目周辺地区の防災まちづくり事業の進捗状況について御報告申し上げます。(資料3)本報告は建設委員会と重複報告でございます。
3月の当委員会で御報告いたしました弥生町三丁目周辺地区の防災まちづくり事業計画につきまして、地域に対して説明会を実施いたしました。
まず(1)、説明会の開催日でございます。6月12日、7月10日及び7月11日の合計3回、南中野区民活動センター及び弥生区民活動センターで実施いたしました。なお、本説明会の開催に先立ち、弥生町三丁目周辺地区のまちづくりの会においても同様の説明を実施してございます。日にちが若干離れてございますが、6月12日は、特に公共整備型路線となる権利者を対象として御説明申し上げました。参加人数は資料のとおりでございます。1回目は権利者が対象となっておりまして、33名、2回目は15名、3回目は17名、合計65名でございます。なお、公共整備型路線につきましては、説明会後に全権利者に対して事業計画内容に関し個別説明を行ってございます。
次に(2)、説明会で行った主な内容でございます。内容は、1、地区全体の不燃領域率70%達成に向けた取り組みに関してでございます。すなわち避難道路ネットワークの整備、都営川島町アパート跡地の活用、建物の不燃化促進、地区計画の導入などでございます。また、あわせてUR都市機構との事業推進に関する協定締結や役割分担についても御説明申し上げました。
次に(3)、主な質問と回答でございます。配付資料の表に記載のとおりでございますが、不燃領域率に関するもの、道路の公共整備型路線と建替連動型路線に関するもの、行きどまり道路の解消や接道不良敷地の解消に関するもの、地区内の空き家に関するもの、また、都営川島町アパート跡地の今後の整備に関する質問などがございました。回答はそれぞれ資料に記載のとおりでございます。
続きまして、資料の裏面をごらんください。2番目、都営川島町アパート跡地の取得に関してでございます。都営川島町アパート跡地は、既に御説明のとおりURと東京都から共同に土地の取得を予定してございます。現在、東京都の財務局を含む各担当部局と、跡地取得に向け具体的な事務調整を行ってございます。今後、調整が整い次第、東京都に対して買い受け申請を行い、年度内の用地取得、区は避難道路、公園相当分ですが、これを目指してまいります。
次に3、避難道路整備についてでございます。別添のカラー資料の図面をごらんください。まず川島町アパート跡地、真ん中にあるところですけども、この跡地周辺に2本の新設道路、赤い路線で避難道路5号、6号となってございますが、この2本の路線につきまして昨年度から土地・建物の全権利者に対して、道路計画の説明及び公共整備型で優先整備する旨の説明をしてございます。本年度、計画に対して内諾をいただいているところでございますが、これに対して用地測量に着手してございます。跡地内外を通るこの2本の路線については、新設道路ということもあり道路認定を行っておく必要がございます。したがいまして、今年度の第3定例会におきまして、道路法8条に基づき区道の路線認定、すなわち区道の起点・終点、道路管理者を決める議案を提出する予定でございます。
なお、もう1本の公共整備路線、避難道路1号、もう一つの赤い南台に向かう路線でございますが、事業計画説明会実施後から各土地・建物の全権利者に対して、1件1件個別に道路計画の説明を実施しているところでございます。
次に4、地区計画の検討に向けてでございます。弥生町三丁目周辺地区の防災まちづくりの継続的かつ着実な推進を行っていくため、現在の町会、自治会から成る「弥生町三丁目周辺地区まちづくりの会」に公募委員を新たに加え、「(仮称)弥生町三丁目周辺地区まちづくり協議会」を設立し、地区計画導入に向けた弥生町三丁目地区全体のまちづくりのルールの検討を実施していく予定でございます。協議会につきましては、9月に全戸配布のまちづくりのニュースを通じて委員募集をかけていく予定でございます。
最後に今後の予定でございます。平成26年度は、避難道路5号、6号の新設道路の区道認定を議会の協力を得て行い、また、地区計画を検討する「(仮称)弥生町三丁目周辺地区まちづくり協議会」を設立し、検討に着手します。また、権利者の合意を踏まえ、跡地周辺の新設道路、避難道路5号、6号の用地買収の着手が年度内にできればと考えております。さらに、年度内に都営川島町アパート跡地を、土地開発公社を通じて取得していく予定でございます。平成27年度以降は、地区計画の決定手続や避難道路1号の用地買収の着手、また、UR都市機構による跡地の代替地等の整備、土地区画整理を予定してございます。また、区による公共整備型路線1号、5号、6号の整備や跡地への公園整備などを、平成32年度までの事業目標に向けて着実に事業を進めていく予定でございます。
報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に2番、平成26年度中野区総合防災訓練の実施についての報告を求めます。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
それでは報告させていただきます。平成26年度中野区総合防災訓練の実施についてでございます。(資料4)こちらは建設委員会との重複報告となります。
まず目的でございます。区をはじめといたします防災関係機関と住民が一体となって防災訓練を実施することによりまして、防災関係機関相互の連絡・協力体制を確立しますとともに、区民の方の防災意識の高揚と防災技術の向上を図るものでございます。
実施日時です。平成26年11月9日(日曜日)、9時から午後1時ごろまでを目途に実施する予定でございます。なお、例年ですと、9月1日の「防災の日」前後の日曜日の実施ということをやっておりましたが、近年夏の暑さということもございまして、日時を移しての実施ということになりました。
実施会場です。昭和・東中野区民活動センターの区域といたしまして、こちらのメイン会場は桃園第二小学校、もう一つは江古田区民活動センターの区域といたしまして、メイン会場は江原小学校となります。
訓練想定です。11月9日の午前9時、東京湾北部を震源といたしますマグニチュード7.3の地震が発生いたしました。この地震によりまして中野区内では震度6強の揺れが観測され、区内での建物倒壊、道路陥没等の被害のほか、交通、通信、電気、ガス等で相当の被害が発生いたします。また、火災が同時多発的に発生いたしまして、延焼による被害も拡大しているという想定で実施いたします。
訓練の内容です。まず、発災対応型訓練といたしまして、御自宅での護身訓練、防災活動拠点での資機材の点検、災害時要援護者等の安否確認等を行います。続きまして、避難誘導訓練といたしまして、実施会場であります避難所のほうに移動途上に、不測の事態に遭遇したという場合の対処訓練も実施してまいります。続きまして、避難所の開設・運営訓練ということで、避難所を開設いたしまして各資機材の取り扱い、設営、情報伝達等について訓練を行います。四つ目といたしまして、参加者体験訓練といたしまして、初期消火、救出・救助、応急救護訓練等を行います。また、障害者支援のためのふれあい体験等も、ことしも実施してまいりたいと考えてございます。
6、各地域の実行委員会の設置でございます。各訓練地域の地域防災住民組織、各防災関係機関の代表者によって構成いたします実行委員会におきまして、詳細な訓練の内容を決定し実行してまいります。現在1回目の実行委員会が開催されているところでございまして、今後、本報告を終えまして、2回目の実行委員会を経て決定していくというような段取りになってございます。
裏面に参ります。訓練参加予定機関といたしまして、まず地域の防災会でございます。昭和・東中野地域におきましては、昭和地域の8防災会と東中野地域の二つの防災会様、江古田地域におきましては、ここにあります6防災会様の参加をいただくことになってございます。
関係機関の参加です。官公庁といたしまして、両警察・消防・消防団、上下水道、陸上自衛隊の参加が予定されてございます。指定公共機関といたしましては、東日本電信電話、日本郵便、東京ガス、東京電力。公共的団体といたしまして、中野区の社会福祉協議会、医療関係といたしまして中野区の医師会、歯科医師会、薬剤師会、東京都柔道整復師会中野支部と。こちらは昨年まで「柔道接骨師会」という名前でございましたが、この8月から「整復師会」という名前に変更されたという連絡をいただいてございます。
協定団体といたしましては、東京都のトラック協会の中野支部、東京都米穀小売商業組合の中野支部、中野区国際交流協会、東京都獣医師会の中野支部、日本救助犬協会、社会福祉法人東京コロニー東京都葛飾福祉工場、中野区造園緑化協会、中野建設まちづくり協議会、中野区福祉団体連合会。また、最後の中野電設防災協力会は、ことし初めての参加ということをいただいてございます。
また、PTAも、この実施小学校に限らず、区立小学校、区立中学校のPTA連合会の参加もいただけるという形になってございます。
上記のほか、まだお声がけ途上というところもございます。災害時の協定団体にも、もう少し参加の促進をしてまいる所存でございます。
主催は中野区、企画・運営は中野区総合防災訓練実行委員会となります。
報告については以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
高橋委員
確認なんですけれども、一応訓練内容がこれだけあるということはわかりましたけれども、協力団体の中で東京都獣医師会が入っているんですけれども、いろいろ話を聞くんですが、ケージとかが訓練場所にないために、何のために獣医師さんたちが来ているのかなという、時々参加している意義が薄れちゃうという話を聞くんですけど、今回そういう用意をする予定はあるんですか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
今回もケージ、あと、つなぐリードというんですか、ああいうものについては、参加される御自身が持ってきていただくのが原則でございます。また、獣医師会様のほうでも幾つか準備をしていただいて、実際にその中に飼い主と離れておさめて、おとなしくしていられるというような訓練まで実施いただけるという形になってございます。
高橋委員
獣医師会が用意してくださるというのは、それはありがたいことなんですけど、避難する人が自分でケージを持ってくるというのは、非常に実際的には難しいことだと思うんですよね。だから、ある程度行政サイドでもそういうケージを、何個置けというのはちょっとわかりませんけれども、そういうものを用意すること自体も大事なことじゃないかなというのは感じています。
それから、PTAさんは、この学校のPTAと他校の方々もという話ですけど、小学校、中学校だけにかかわらず、東中野なんかは区立の幼稚園があるわけだし、幼稚園、保育園、未就学児に対しての広報活動というのはどうなっているんですか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
参加地域等々につきましては、区報とは別にパンフレット等々を回覧・掲示等を行いまして、幼稚園・保育園も含めまして幅広く広報されるという形をとりたいと思っています。
また、ケージにつきましては、その調達の方法を含めまして検討させていただきたいと思います。
高橋委員
ケージはぜひお願いしたいと思うんですけど。
やっぱり日曜日、大事な日に訓練をしても、実行委員会、町会の方たちが中心になってやると、うちのほうもそうですけど、なかなか出てきてもらいたい人が出てきてくれなくて、常に出る人は決まっているという話があります。なので、やっぱりこれは大事な訓練だから出てほしいという、要請と言ったら変だけども、親子さんとか、めったに出られない人たちが出られるような環境づくりというのも必要じゃないかなと思いますので、これは要望しておきます。
伊東委員
最後のほうに、上記のほか中野区と災害時協定締結団体の参加を促進するということで、今回参加予定の協定団体等はもう記載されているんですけど、じゃあ、実際に今回参加予定されていない協定締結団体が幾つ、どのような団体があって、それぞれの協定内容はどんなものなのか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
個別の商店と結んでいるものもございます。あと、食料の調達のため、あと、つくっていただくような協定を結んでいる学校等がございます。実際、今回はつくるような細工というのがございませんので、つくるような団体にはちょっと、来ていただいても実際の体験訓練というところになるのかなと思いますが、土木防災協力会等々もございますので、そういったところにも今お声がけ中という形でございます。
伊東委員
今の御答弁、よくわからなかったんだけれど、個別の食料供給だとか必要物資の供給という協定はわかります。また、避難所での食料、調理等の協定もわかるんですけれど、それらの参加を促進していくということで、どのような方策を持って今後参加を促していきたいのか、それが見えてこないし、それによってどういう効果が上がるのか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
日常の中では協定内容の確認というのを年に1回、電話連絡等で行っているところでございます。こういったところで今年度の防災訓練の参加についてというのも確認しながら、その協定の内容を確認していくということを行っていますので、そういったところで、例年訓練には参加いただいていないんだけれど、協定の内容はきちんと確認していくということも行っているところでございます。また、参加していただくことによって、実際にその協定の中身がより具体的に確認できるという効果が期待できると考えてございます。
石坂委員
訓練内容のところで参加者体験訓練の中で、障害者支援のふれあい体験があるのは例年どおりしっかりやっていただきたいなということはありますが、例年発災対応の安否確認ですとか避難誘導訓練のところは十分にできていない印象を持っていました。今回、まず発災対応型訓練のところで、災害時要援護者の安否確認等が入っています。乳幼児、高齢者、障害者等々いるかと思うんですけども、この要援護者の安否確認等の訓練はどのように行うんでしょうか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
これは、やはりいきなり行ってしまって、例えばきょうは用事でいないとかということもまず考えられますので、訓練という形になってしまいますが、事前に参加いただける方に連絡をして、その方のところに安否確認に行って、実際にはそのまま訓練に参加していただくために、会場まで一緒に来ていただくというところまでやっていただく形になってございます。
石坂委員
そうしますと、安否確認はもちろんですけど、恐らく移動の際に、もちろんフラットな場所ばかりではないので、ここが移動しづらかったとか、そういったことが実際出てくるかと思いますし、また、そのときは大丈夫であっても、実際被災しましたら、いろんな物が崩れてうまくいかない部分などもあると思いますけど、そうした声に関してもきちんと集約していくのかということと、あと、訓練は避難所に着いて終わりではないと思います。特に建物に入るとき、以前も質問させていただきましたけど、簡易型のスロープ等、各避難所に用意するという話にはなっているかと思うんですけども、そうしたものも実際に使われるような訓練はされますでしょうか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
まず集約のほうの話ですけれど、今回実際に訓練に参加していただけるレベルの方をお願いしたいということなので、車椅子等々の移動を今回は考えています。ベッド介護の方等々は、今回ちょっと安否確認というところまでで、実際の訓練場所までの参加というのは今回考えていないところです。
また、建物に入る細工ですけれど、この11月9日の日は、我々も今自作で持っているスロープ等がございます。また、今年度スロープ等の購入も認めていただいていますので、この日を目途に契約のほうを進めてまいりますが、ちょっとこの日にこの場所に間に合うのかというのは、今未定なところがございます。
石坂委員
今のスロープの件、間に合いましたらぜひやっていただきたいことと、あと、今年度は車椅子の方のみで、ベッド介助の方は難しいということでした。もちろん車椅子の安否確認から避難誘導というところでも前進だと思いますので、来年度以降の課題として、ベッド介助が必要な方の参加についても可能なのかどうなのか。可能であればどのように進めるのかということを、漏れなく検討を進めていっていただければと思いますが、いかがお考えでしょうか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
まず、訓練でけがとかをしてしまっては元も子もないので、その辺のところは一番に考えた上で、どのような形で参加いただけるのか、その辺については検討を重ねてまいりたいと考えてございます。
林委員
5番の訓練内容で、(2)の避難誘導訓練の中に、不測の事態に遭遇した場合というふうにあるんですけれども、不測の事態というのはどういうものを想定しているのか。また、地域ごとにいろいろあると思うんですけれども、地域のことをちゃんとわかっての不測の事態というのを用意されたのか伺います。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
メインで考えているのは、避難経路に火災が起きていて通れないですとか、建物が崩れて通れないというところがございます。地域性ということで考えれば、今回自分の防災会が通常行く避難所じゃないところが訓練会場に指定されているところもございますが、事前にこの訓練会場までの避難経路というのを提出いただくことになってございますので、その中の橋が落ちているとかいうところまで想定の中には含めたいなと考えてございます。
白井委員
5番の訓練内容、1番、災害時要援護者の安否確認等と書いてあるんですが、どのように安否確認を行うようにするんでしょうか。教えてください。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
これは、防災のほうで所管してございます、いわゆる手挙げ名簿で防災会様に救援をお願いしている方の中から、先ほど申し上げましたとおりちょっと御連絡をして、この訓練に参加していただける方のところに防災会の方が避難途上に安否確認に行って、そのまま訓練に参加していただくという形を考えてございます。
白井委員
これ、訓練なので、事前に参加されますかというのを確認した上で防災会の方が行くと。実際、訓練じゃなくてこれを想定すると、当然全員を、じゃあ、誰がどう回るかと、こんな話になってくるんですけども、訓練のための準備じゃなくて、あくまでも被害時を想定したときに実際どのように対応される形になるんでしょうか。防災会だけじゃ手が回らないだろうと考えると、準備されているのはあくまでも訓練前提という感じがするんですけども、災害が起きたときの対応の仕方。これから方式も変わるし、名簿も変わるし、個別支援計画も入ってくるというところなんですけども、今後ここはすごく大事なところかなと思うんですけども、今考えておられることはあるでしょうか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
この訓練の中では、今、委員おっしゃったとおり、この訓練に限定された形のことを考えてございます。今、新しいものも加わってくるというようなお話もございましたが、こちらのほうにつきましては今鋭意検討しているところでございますので、その中で十分な対応が図れるように、手を差し伸べられるようなことを考えてまいりたいと思ってございます。
酒井委員
すみません、確認だけさせてください。この昭和地域に関しましては、避難所が桃二以外で私立の学校があったかと思うんですね、明大と大妻で。関係機関等々で、これ、協力していただいているんですよね、もちろん。確認なんですけれども。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
すみません、学校関係がこの中に入ってございませんでしたが、当然同じ地域の訓練でありますので、協力というか参加という形になっております。
酒井委員
参加されるということでよろしいですね。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
はい、そのとおりでございます。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に3番、平成26年度中野区災害医療救護訓練の実施についての報告を求めます。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
では、報告をさせていただきます。平成26年度中野区災害医療救護訓練の実施についてでございます。(資料5)こちらは建設委員会との重複報告となります。
まず目的です。大規模地震及び大事故の発生に備えまして、被災現場での救助・応急救護活動、拠点医療救護所での医療救護活動に係ります防災訓練を実施いたしまして、地域住民の防災行動力の向上と、地域防災住民組織をはじめ、区及び医療関係機関の相互協力体制の確立を図るものでございます。
実施日時です。平成26年9月28日(日曜日)、8時30分からおおむね午後0時30分までを目途としてございます。こちらのほうは例年11月ごろの日曜日の実施ということがありましたが、こちらも先ほどの総合防災訓練の移動に伴いまして、日にちのほうを9月の後半というところに移動してございます。
実施地域です。こちらのほうは大和地域活動センターの区域ということで、メイン会場といたしまして第四中学校で実施します。
訓練想定です。平成26年9月28日、午前8時30分、東京湾北部を震源といたしますマグニチュード7.3の地震が発生いたしました。この地震によりまして中野区では震度6強の揺れが観測されまして、区内では建物の倒壊、道路陥没等の被害のほか、多数の負傷者が発生しているというところから訓練が始まります。
訓練内容です。まず、参加者の各家庭での護身訓練をいただきまして、会場のほうに参集をいただきます。今回は医療救護訓練ですので、拠点医療救護所の開設訓練をまず実施いたします。そして、救助・応急救護訓練を実施いたしまして、医療救護訓練といたしましては、負傷者の搬送、あと、負傷判定、これはいわゆるトリアージと言っているものでございます。それと、その後の医療処置ということで、医療救護訓練の活動まで行われます。また、二次避難所の開設訓練というところまで実施する予定でございます。
6番で実行委員会の設置でございます。訓練地域の各地域防災住民組織及び各防災関係機関の代表者によって構成いたします実行委員会において、詳細な訓練の内容を決定して実施してまいります。本日まで1回目の実行委員会が行われまして、この内容までが詰まっているところです。今後2回目の実行委員会を経まして、内容、計画を決定して準備を進めていく所存でございます。
7番です。訓練参加予定機関でございます。まず地域防災住民組織といたしましては、大和地域の五つの防災会様が参加していただくことになってございます。関係機関等でございます。医療救護訓練でございますので、中野区医師会、歯科医師会、薬剤師会、東京都柔道整復師会の中野支部様、今回警察、消防、消防団に関しましては、野方の区域ということで野方の警察、消防、消防団、中野区赤十字奉仕団の大和分団、二次避難所の施設管理者、二次避難所への要援護者輸送協力事業者、中野区福祉団体連合会等の参加をいただきます。
8番といたしまして、主催は中野区、企画・運営は中野区災害医療訓練実行委員会となります。
報告については以上です。
委員長
ただいまの報告に対して質疑はありませんか。
石坂委員
5番の訓練内容の(6)の二次避難所開設訓練ですけども、こちら、ことしはどちらの施設で行うのか教えてください。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
2カ所予定してございます。1カ所は、高齢者対応ということでベタニアホーム、こちらは江古田三丁目15番になります。もう一つは、障害者対応といたしまして弥生の福祉作業所、こちらは弥生町四丁目36番となります。
石坂委員
以前よりも2カ所にふえて、いいことではあるんですけども、ただ気になるのが、もちろん高齢者、障害者、特に災害のときにより被害を受けやすいのでわかるところでもあるんですけども、二次避難所として乳幼児関係が指定されていて、これまで恐らく避難所開設訓練は行われていないかと思うんですが、そのあたりはいかがお考えでしょうか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
訓練の参加者の中に乳幼児の方がどれぐらい見込まれるかというのは、ちょっと想定できませんでしたので、こちらのほうで今回は実施を考えました。今後、乳幼児をお連れの方々の区内の参加状況等も踏まえまして考えてまいりたいと思います。
石坂委員
それから、今回の参加予定機関等の中の関係機関のところで、医師会は入っていますけども、区内の総合病院等は参加するのかということと、もし参加するようであれば、今回中野から杉並のほうに移ってしまいますが、医師会には籍が残ることになっている佼成病院のほうはどうなるか、もしわかりましたら教えてください。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
失礼いたしました。中野区の災害医療連携会議を通じまして、各救急医療機関にもお声がけをさせていただきます。
石坂委員
佼成病院も含まれているかどうかというのはどうでしょうか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
移転までの間は当然、中野区で開業しているわけですから、このままお声がけをするという形になります。
石坂委員
もちろん参加してもらうときに、この時期はそうだから、その後いなくなってしまうからという判断ではなく、やはり医師会のほうに籍を残される先生方がいらして、今後も近い機関として担ってもらう部分があるかと思いますので、そのあたり、ことしで終わりという形ではなく、今後も引き続き関係性は保っていく前提で御参加いただくという認識で大丈夫でしょうか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
もちろん医師会に残る先生は、医師会を通じて御連絡を差し上げる形になります。病院につきましては、今度は杉並のほうで所管していただく形になりますので、病院自体へは、この手の訓練参加ということになれば、当然杉並区のほうからお声がかかっていくという形になろうかと思います。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
続きまして、4番、2014「東北復興大祭典 なかの」の開催概要についての報告を求めます。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
私からは、2014「東北復興大祭典 なかの」の開催概要について御報告いたします。(資料6)この御報告につきましては、建設委員会との重複案件でございます。
それでは、資料をごらんください。祭典名につきましては、2014「東北復興大祭典 なかの」。共催といたしまして、中野区「東北復興祈念展」、東京青森県人会「2014 青森人の祭典」でございます。主催といたしましては、2014「東北復興大祭典 なかの」実行委員会となります。後援でございますが、青森、岩手、山形、秋田、宮城、福島、青森県内の各市町村といったところでございます。協力団体、協賛につきましては、お読み取りをいただきたいと思います。
日時でございます。2014年10月25日、26日の土曜・日曜でございます。土曜日につきましては午前10時から午後8時、日曜日につきましては10時から午後5時で開催いたします。会場につきましては、中野サンプラザ広場、区役所1階、それから、区役所前広場、中野駅北口暫定広場でございます。一つここ、予定となってございますが、きょうこの資料を出した時点では予定になってございましたが、調整協議が調いました部分がございます。四季の森の北側道路、通称F字道路でございますが、そちらも使用するといったところで調整がついた部分がございます。
次に、趣旨でございます。大震災で被災された地域への継続的な復興支援、被災各県の復興の歩みや現状を紹介するとともに、東北六県の農水産物、工芸品、グルメなどの販売と、観光や文化などを発信し、日本国民の堅い絆と連携を一層強化するとともに、東北地方の地域振興を推進してまいりたいといったところでございます。また、中野区における宮城県を中心といたしました復興広域協働の復旧・復興活動を紹介いたしまして、区民の被災地の復興への理解を深めていきたいというふうに思ってございます。また、あわせましてねぶたの展示と運行を、予定でございますが、するほか、東北各県の主要行事のPRも行います。観光政策推進に寄与してまいりたいと考えてございます。
会場でございます。裏面をごらんください。A会場といたしまして、中野サンプラザ広場でございます。ここではメインステージ、展示ねぶた、それから、県のPRコーナーを設けたいと考えてございます。B会場でございます。中野駅北口暫定広場、これは各県市町村の物販及びグルメブースを設置。C会場につきましては、区役所の1階のロビーと、それから、区役所前広場になります。こちらは、後ほど御説明申し上げますが、東北復興祈念展でございます。被災地復興活動状況の紹介、それから、各県の観光・物産PR、防災体験だとか、それから、中野区が派遣しております派遣職員による3市1町の被災自治体による物販及びグルメブースを開設。それから、医師会の展示場所、救護所等々でございます。また、ここには書いてございませんが、先ほど申し上げましたとおり、呼び名はD会場としたいと思いますが、四季の森の北側道路、F字道路も使用するといったところでございます。
その次でございます。ねぶたの運行でございますが、これにつきましても、ここには運行計画及び提供されるねぶたについては現在調整・検討中と書かれてございますが、本日その調整が整いまして、ねぶたの運行につきましては昨年と同等程度の運行を進めてまいりたいということで、今検討に入っているところでございます。運行時間等につきまして、25日の土曜日、6時から7時、26日の日曜日につきましては4時から5時となってございますが、ちょっとここにつきましては予定ということで御理解いただければと思います。
大祭典の執行体制でございますけれども、大祭典につきましては、実行委員会と、それから、その中にあります各分科会がその企画立案・運営をつかさどっているところでございます。また、私ども中野区の復興広域協働推進担当が実行委員会の事務局となりまして祭典の全体調整を行い、区の取り組みもその中で進行管理をしていきたいと思ってございます。その下の実行委員会の構成委員、オブザーバー、従事職員の協力依頼、ここにつきましてはお読み取りいただければと思います。
私のほうからの報告は以上でございます。
委員長
委員会を暫時休憩します。
(午前10時39分)
委員長
それでは、委員会を再開いたします。
(午前11時41分)
先ほど休憩中に理事者側からお申し出がありましたとおり、「東北復興大祭典 なかの」の開催概要について、資料の訂正と差しかえがございました。その訂正部分について改めて御報告を受けたいと思います。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
それでは、2014「東北復興大祭典 なかの」の概要について、訂正部分の御説明を申し上げたいと思います。
文書中段の協賛のところをごらんください。ここに、先般ですと「予定」とございましたが、これはこの内容で確定させていただきたいと思います。
それから、その下のところでございますが、会場になりますが、ここに四季の森公園北側道路を使用させていただくといったところでございます。
また、趣旨のところの下から2行目になりますが、ねぶたの展示と運行といったところに「予定」とございましたが、運行いたしますので「予定」を外させていただきました。
会場につきまして、裏面をごらんください。先ほど私の説明では「D会場」という表現をさせていただきましたが、それは削除させていただきたいと思います。
ねぶたの運行といったところをごらんください。ここには先ほど「予定」としてございましたが、これを削除させていただき、この中に「四季の森公園北側道路を使用し、運行を行う」といった文章を入れさせていただいております。また、26日の日曜日でございますが、先ほどの資料では午後4時から5時と表記させていただきましたが、午後2時から3時の運行と変更しているところでございます。
私からは以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
林委員
メイン会場はふえないで、ねぶたの運行が四季の森公園の北側道路使用ということですが、ねぶたの運行のみをされるということなんですか。何か出展するとか、そういうことはないということなんですね。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
四季の森につきましては、ここの北側道路だけを使用といったところでございます。
林委員
では、この6時から7時と2時から3時の、この時間だけの道路の使用ということでよろしいんですね。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
運行時間はこのようになってございますが、やはり前後の時間で通行どめをさせていただいて、運行をさせていただくといったところでございます。
石坂委員
裏面のほうのC会場のところですけども、区役所1階及び区役所前広場となっていますが、ここに挙げられているもののうち、区役所1階の中で行うものが既に決まっていたら教えてください。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
区役所の1階部分と、それから、前広場でございます。まず、区役所の1階では、各県・市の観光PR、自衛隊の展示ブース、それから、私ども東北復興のための祈念展ということですので、3市1町に派遣してございます職員の帰庁報告が今回できればということで、昨年度まではパネル展示だけで済ませていたところを、今回は職員による帰庁報告をメインに考えさせていただいているところでございます。
石坂委員
帰庁報告の中身になると、後の祈念展のほうで聞いたほうがいいんですかね。
委員長
そうですね。
石坂委員
じゃあ、後で。
大内委員
まず最初に、四季の森を昨年はたしか会場として使っていたんですが、ことし使わないのはなぜなんですか。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
今回、四季の森につきましては、青森県人会のほうの仕切りに入ってございまして、なおかつ、今回四季の森の東建が持っています公開空地のパークアベニューといったところが、ほかの、名前を申し上げますとグリーンマーケット東京という団体がこちらを使用するといったことがあります。もう一つは、四季の森の公園は、私ども、先ほど申し上げましたように押さえてはあるんですが、県人会のほうでは、暫定広場とこちらの二つの場所を一度に運営するというのはなかなか難しいというような判断もございまして、四季の森は使わないといったところでございます。
大内委員
去年東建側の敷地でやっていたのは、あれは区が管理したということ。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
これは青森県人会でございます。
大内委員
青森県人会以外の県人会が、東建のあそこの敷地でやっていたよね。あれは青森県人会が仕切っているの。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
そのとおりでございます。
大内委員
じゃあ、お呼びがけしたのは区じゃないんだ。区が主体となっていろんな東北の県人会だとかに出展してくださいとやったような記憶があるんですが、あれは青森県人会がやったということ。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
これはあくまでも実行委員会でやってございますので、中野区と青森県人会、一緒ということで御理解いただければと思います。
大内委員
そうすると、青森県人会じゃないじゃない。実行委員会と青森県人会が決定するんじゃないの。青森県人会が決定すると今言わなかったか。実行委員会と青森県人会がというよりも、実行委員会の中に青森県人会が入っている。他のところも実行委員会に入っている。そこが決定したというんだったらわかるけど、青森県人会が決めたんですかという話にならないか。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
委員今おっしゃるとおり、全体の大枠としては当然実行委員会といったものでございます。四季の森につきましては、実行部隊としまして、あそこの仕切りは青森県人会が行ったということでございます。
大内委員
ということは、四季の森と、あと北口広場も青森県人会が実際仕切っていたということになるわけですか。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
昨年のことでよろしいですよね。これにつきましては、昨年、青森県人会につきましては主に四季の森公園でやっておりました。暫定広場につきましては、これは私どもと青森県人会が実行委員会の中で、ハネトの募集だとか起震車の体験といったところをやってございます。それから、協働でやらせていただいたのは、中野サンプラザのところにつきましては、これは実行委員会の中の、やはり中野区と県人会の中で、さまざまな経費につきまして按分しながら実行したといったところでございます。(「ちょっとだけ休憩してください」と呼ぶ者あり)
委員長
委員会を休憩します。
(午前11時49分)
委員長
委員会を再開します。
(午前11時58分)
大内委員
それで、ことし、本来なら多分四季の森でもイベントをやりたかったと思うんだけれども、日にちを決定するときに東建のほうとの調整で、普通はあそこがあいている日をイベントの開催日として決めると思うんだよね、去年の例からいくと。ことしはそれをやっているからできませんというと、当初のときにどういう決め方をしたのかなと思うんですけれども、それは何でなんですか。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
この会場の決め方につきましては、昨年このねぶたが終わった1カ月後ぐらいに、やはり実行委員会を開きまして、来年度、ようするに今年度ですね、いつやろうかというお話が出てございました。その中で、11月はちょっと気候的にも寒い時期というようなことで、10月にできないかという話が出まして、この10月25、26をメインで動きましょうというお話がありました。そこで、東建のほうに25、26で四季の森全体を使ってみたいけれどもというような話を申し上げたところ、もう既に、先ほど申し上げましたグリーンマーケットというところがその前の年からこの10月の末の週にやっていて、来年度についてもここがもう押さえてありますというような報告を受けました。その中でアベニューが使えないということがはっきりしましたものですから、じゃあ、公園の使用をどうするか、それから、規模をどうするかといった話し合いがずっと続いてまいりましたけれども、現在そういった話し合いの中で、四季の森の公園には出展せず、全てサンプラザ前の暫定広場へ、とにかくそちらのほうでやってみようというような話し合いが実行委員会の中でなされたといった次第でございます。
委員長
すみません、ちょっと委員会を暫時休憩します。
(午後0時00分)
委員長
委員会を再開します。
(午後0時01分)
大内委員
言いたいのは、当初使うという前提で日にちを決めていったんじゃないんですねと。日にちを決めてからあいているかどうか確認して使えないという。本来ならば、去年の例からいくと、あいている日を選んで決める、少なくとも。そういったことをしていないというのは、ちょっとおかしいのかなと。最初から使わなくてもいいという前提じゃなくて、結果的に使えなかったからことし縮小しちゃったというと、これから先やっぱり不安に思うので、しっかりその辺のところは、あそこを使うと。要するに、ことしからもう、先ほどあったけど、台車を引き取ってきて毎年運行できるということは間違いないということが出てきたわけだから、日にちを決めるときにもうちょっと考えてやっていただきたいなと。これはお願いしておきますから、もういいです。
それと、運行時間が1時間しかないんだけど、これ、1時間じゃ無理なんじゃないの、去年の例からいくと。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
昨年度もやはり1時間の枠の中で計画としてはやらせていただきました。先ほどこの前後、通行どめにいたしまして、その範疇の中で、この開催時間で運行したいという旨で動いているところでございます。
大内委員
だから、去年の例から見ると、1時間じゃ無理なんじゃないですかと。20分であそこからあそこまではねていって、10分休んで戻ってきたって、ちょっと、そんなふうには記憶していないですけどね。だから、後ろに延びるということは仕方ないということ。要するに、道路規制の問題もあるでしょう。そうなった場合に、もう時間がかかっちゃったから、行っちゃってもうおしまいですということにならないんですかと。要するに、ねぶたは先頭と後ろでタイムラグがあるわけだ、出発時間が。先頭は6時に出発しても、後ろはやっぱり15分ぐらいおくれてきちゃう。じゃあ、後ろはもう45分で行って帰ってこなきゃいけないということになるわけじゃない。それは大丈夫なの。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
その面につきましては、運行について非常に青森市の協力を得てやらせていただいているところがございます。私どものほうから、今、委員がおっしゃっていただいた中身につきましてしっかりお伝えし、1時間と決めた中身で運行ができるようにお話をしていきたいというふうに思います。
大内委員
間違えないで。1時間でやれと言っているんじゃないよ。1時間じゃ無理なんじゃないのかな。最低1時間半ぐらい、行って帰ってかかるから、その辺のところをもうちょっと時間を多目に考えてセッティングしたほうがいいんじゃないですかということを言っているので、1時間で終わらせろと言っているんじゃないですからね。間違えないでね。
それと、2日目なんだけど、当初の予定は4時から5時とかいうふうに私は思っていたんだけど、これ、何で急にまた2時から3時に早まったの。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
当初、先ほどの資料につきましても4時から5時という表記をさせていただきました。そのときの中身としましては、ねぶたの規模、運行できるねぶたの大きさが、前段では比較的小さなねぶたで運行できるという計画のもとで進めていました。今回時間を訂正させていただいたのは、大きなねぶた、これを運行できるということがわかりましたものですから、この大きなねぶたを動かすということ、それから、そのねぶたを最終的に保管場所にしまわなければいけない。それから、その後翌日のために解体していかなければならない。もしくは、解体したものをしまわなければならないといったようなところも含めまして、大きなねぶたになったものですから、時間を早めさせていただいているといったところでございます。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了します。
次に5番、2014「東北復興祈念展」の実施概要についての報告を求めます。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
2014「東北復興祈念展」の実施概要について御説明申し上げます。(資料7)これは建設委員会と重複の案件でございます。
趣旨につきましては、中野区が職員を派遣してございます石巻、東松島、岩沼、亘理の復興の歩みや現状を紹介するとともに、東北六県の農水産物、工芸品、グルメなどの販売と観光・文化などの発信を推進してまいりたいというふうに考えてございます。また、震災後の防衛省自衛隊や中野区の救援・復旧・復興活動の取り組みを紹介させていただいて、区民の被災地復興に対する理解を深めていただきたいというふうに考えて行うものでございます。
開催日は、2014年10月25日(土曜日)、26日(日曜日)でございます。時間につきましては10時から8時と、日曜日10時から5時でございます。
祈念展の内容でございますが、一つといたしまして、東北六県の観光・文化の発信といったところ。それから、もう一つ、(2)番になりますが、中野区における被災地復興広域協働推進事業の活動状況の紹介といったような内容で、ここには先ほども申し上げました派遣職員による基調報告をメーンに、パネル展示もしながら復興の状況、活動をお知らせしていきたいというふうに考えてございます。それから、(3)番といたしまして、石巻、東松島、岩沼、亘理及び被災自治体による農水産物、それから、工芸品、グルメの販売といったようなところで、24ブース、これは参加団体を今調整中でございますが、お声がけをして参加していただけるように今調整をしている最中でございます。4番として防衛省自衛隊の参加。それから、5番といたしまして、防災意識の向上ということで、中野区が持っております起震車、それから、消防庁からの応援で初期消火だとか煙体験、こういったものを予定しているところでございます。
裏面をごらんください。会場でございます。ここにも「調整中のため内容に変更の可能性があります」というふうに記載してございますが、区役所1階ホール、ここでは復興状況を、派遣職員による映像、それから帰庁報告、パネル展示及び観光PR、防衛省自衛隊の活動紹介といったようなところでさせていただきたいと考えてございます。区役所前でございますが、各県の農水産物、工芸品やグルメの販売。それから、区役所東側の通路では、防災体験といったところを予定しているところでございます。
予算措置につきましては、措置された予算内でしっかり遂行させていただければと思ってございます。
6番につきましては、お読み取りいただければと思います。
私のほうから以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
大内委員
今のこれのほうの中身等は区役所前でしょう。そのほかの北口広場とかサンプラザ側は、この実行委員会のほうが中心でやるという、そういうことになるの。これもやっぱり実行委員会のほうが仕切っているの。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
東北復興祈念展につきましては中野区の主催事業でございますので、中野区がこれを実施するといったところでございます。
大内委員
今言ったのは、区役所前の広場でブースをやるんでしょう。でも、先ほどの報告でも区役所前の広場も一応あったけども、あくまでもここの部分は区が主体となってやっていくと。それ以外のところは実行委員会形式のほうでやってもらうと。そういうふうに分けているんですね。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
委員のおっしゃるとおりでございます。
石坂委員
先ほど派遣職員の帰庁報告と口頭で話がありましたが、この映像などでの報告の部分だと思います。これは現地に行った職員の方がパネルとか映像の部分を用いながらというか、そこの場所を使いつつ帰庁報告を生でやるという理解で大丈夫でしょうか。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
委員のおっしゃるとおりでございます。
林委員
その帰庁報告の行い方なんですけど、時間とか区切ってするんでしょうか。どのようなやり方で行われるんでしょうか。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
帰庁報告をする職員につきましては、約3名を今予定してございます。その中で3市1町の復興状況、それから、現状の市民、町民の方たちの生活の状況、そういったものを紹介していくといったところでございます。
林委員
ですから、時間を区切って人を集めてされるのか、それとも、ずっとそちらの方々が立っていて、いらっしゃった方にそういうふうにされるんですか。
中井都市基盤部副参事(生活安全担当)
今スケジュールを組んでいるところでございますが、報告会という形でやりたいと思ってございますので、聞いていただける方たちをお集めして、その場で報告をさせていただくといった形で今計画を立てているところでございます。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了します。
6番、その他で何か報告はありますか。
横山地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
それでは、災害時避難行動要支援の取り組み状況につきまして、私のほうから口頭で御報告させていただきたいと思います。
まず、これにつきまして、1点目でございますが、要支援者の名簿につきましては、7月25日に災対本部、それから、各15の地域本部に配備をいたしたところでございます。都合名簿登載数は3万2,783人でございました。
次に、この名簿登載者の実態把握を兼ねた、個別の避難支援計画の作成に向けてでございます。さきの御報告以降、訪問予定の想定を立てているところでございます。この想定につきまして数件実際に訪問してみまして、より実態を把握した上で現実的な訪問予定の案を完成していきたいというふうに考えてございます。その結果につきまして、説明用のパンフレットですとか計画の様式等に反映していきたいというふうに考えているところでございます。この手順を一つ入れさせていただくこととした関係から、前回御報告いたしました、ことしの11月ぐらいから職員等による訪問を開始できればとの目途を示してございましたけれども、これについて繰り延べということになるかと思っております。
以上につきまして、取りまとめ次第、次の機会に改めて報告を差し上げたいと思ってございます。
報告は以上でございます。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
酒井委員
すると、前回の報告では、訪問計画の策定にあわせて27年度の時期も報告しますよというふうなことがあったかと思うんですけれども、当初27年度に要支援者名簿の確定だったと思うんですけれども、これ、年度はやっぱりまだちょっと見えないところがあるんですか。
横山地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
現在の訪問予定の想定では、区分の1、2、それから3、4について、それぞれどのくらいの期間がかかるかという想定は、机上ですけれども立てております。したがいまして、前回御報告を差し上げた期間が、ある程度平行移動的に後ろにずれていくということになるかなと思ってございます。具体的な日程等につきましては、次回の御報告とさせていただきたいと思っています。
石坂委員
今回のこの動きに関しまして、障害をお持ちの方から、実際中身が全然違うものですけども、今回の災害時の避難に関する個別支援計画、それと、ほかの部署がやっています障害福祉の関係の個別支援計画の関係が、当事者の方から話を伺ったときに、どの話かわからないという声をかなり耳にしますので、これが災害に関するものであること、また、その中身の趣旨ですとか、福祉の計画とはまた別のものなんですよということをきちんとお伝えいただくように御留意いただければと思いますが、いかがお考えでしょうか。
横山地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
現在障害者の団体とも適宜打ち合わせ、意見交換をさせていただいておりまして、その中でも御説明してきているところでございます。さらに徹底してまいりたいというふうに思っております。
林委員
1点だけ質問させてください。7月9日に報告したときには、大体対象者は3万1,500人というふうにされていたのが、2,000人ほどふえていたんですが、区分としては4の区分がふえたということでしょうか。
横山地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
まず一つは、区分の1、2、まあ、1のほうが重たいわけでございますけど、こちらにつきましても手帳保持者等の中で重度の方、こういったものを入れるというふうにしてございましたが、そういった人数がふえているところ、それから、区分の4、一番軽いというふうに想定してございますが、こちら等が時点修正で若干ふえているというような状況でございます。
委員長
他に質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告について終了いたします。
その他でほかに報告はございますか。
大木島都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
それでは、1件だけ口頭報告させていただきます。警視庁震災警備総合訓練に伴います交通規制について報告させていただきます。日時は平成26年9月1日(月曜日)、朝9時から9時5分の5分間でありますけれど、警視庁の実施いたします震災警備訓練に伴いまして、都内の幹線道路におきまして交通規制が実施されます。中野区に該当する場所といたしましては、環状七号線の都心方向への車両通行禁止箇所といたしまして,大和陸橋の早稲田通り上り車線が通行どめ。あともう1カ所、緊急自動車専用道路確保訓練区間として、青梅街道の鍋屋横丁交差点から杉山公園交差点までの全面通行どめとなります。短時間でありますけれど、月曜日の朝9時からの交通規制があります。中野区としての独自の対応はございません。
委員長
ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
次に審査日程のその他に入ります。
委員会を暫時休憩します。
(午後0時17分)
委員長
それでは、委員会を再開します。
(午後0時17分)
次回の委員会は、休憩中に確認したとおり、第3回定例会中の委員会とし、急な案件が生じた場合は正副委員長から連絡させていただくということで御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定します。
本日予定した日程はこれで終了しますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で震災対策特別委員会を散会いたします。
(午後0時17分)