中野区議会建設委員会〔平成27年6月22日〕
建設委員会会議記録
○開会日 平成27年6月22日
○場所 中野区議会第4委員会室
○開会 午後1時51分
○散会 午後2時16分
○出席委員(9名)
甲田 ゆり子委員長
来住 和行副委員長
内川 和久委員
白井 ひでふみ委員
細野 かよこ委員
伊藤 正信委員
篠 国昭委員
酒井 たくや委員
近藤 さえ子委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
都市政策推進室長 長田 久雄
西武新宿線沿線まちづくり担当部長 角 秀行
都市政策推進室副参事(産業振興担当) 青山 敬一郎
都市政策推進室副参事(グローバル戦略推進担当、中野駅周辺計画担当) 石井 大輔
都市政策推進室副参事(都市観光・地域活性化担当) 滝瀬 裕之
都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子
都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 吉田 陽市
都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 立原 英里雄
都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当) 小幡 一隆
都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当、沼袋駅周辺まちづくり担当) 池田 中
都市政策推進室副参事(新井薬師前駅周辺まちづくり担当) 近江 淳一
都市政策推進室副参事(野方・井荻駅間沿線まちづくり担当) 小林 裕幸
都市基盤部長 尾﨑 孝
都市基盤部参事(都市計画担当) 豊川 士朗
都市基盤部参事(道路用地担当) 松原 弘宜
都市基盤部副参事(地域まちづくり担当、大和町まちづくり担当) 荒井 弘巳
都市基盤部副参事(弥生町まちづくり担当) 安田 道孝
都市基盤部副参事(道路・公園管理担当) 志賀 聡
都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 千田 真史
都市基盤部副参事(建築担当) 小山内 秀樹
都市基盤部副参事(防災・都市安全担当) 鈴木 崇
都市基盤部副参事(生活安全担当、交通対策担当) 伊東 知秀
○事務局職員
書記 関村 英希
書記 亀井 久徳
○委員長署名
審査日程
○委員会参与の紹介
○議案
第46号議案 平成27年度中野区一般会計補正予算(関係分)
委員長
それでは、定足数に達しましたので、建設委員会を開会いたします。
(午後1時51分)
本日の審査日程ですが、お手元の配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
初めに、委員会参与の紹介を理事者からお願いいたします。
長田都市政策推進室長
それでは、都市政策推進室を紹介させていただきます(資料2)。まず私、都市政策推進室長の長田久雄です。どうぞよろしくお願いいたします。
続きまして、西武新宿線沿線まちづくり担当部長の角秀行です。
角西武新宿線沿線まちづくり担当部長
角でございます。よろしくお願いいたします。
長田都市政策推進室長
産業振興担当副参事の青山敬一郎です。
青山都市政策推進室副参事(産業振興担当)
青山でございます。よろしくお願いいたします。
長田都市政策推進室長
グローバル戦略推進担当及び中野駅周辺計画担当副参事の石井大輔です。
石井都市政策推進室副参事(グローバル戦略推進担当、中野駅周辺計画担当)
石井でございます。よろしくお願いします。
長田都市政策推進室長
都市観光・地域活性化担当副参事の滝瀬裕之です。
滝瀬都市政策推進室副参事(都市観光・地域活性化担当)
滝瀬でございます。よろしくお願いします。
長田都市政策推進室長
中野駅周辺まちづくり担当副参事の松前友香子です。
松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
松前です。よろしくお願いいたします。
長田都市政策推進室長
中野駅周辺地区整備担当副参事の吉田陽市です。
吉田都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)
吉田でございます。よろしくお願いいたします。
長田都市政策推進室長
中野駅周辺地区整備担当副参事の立原英里雄です。
立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)
立原でございます。よろしくお願いいたします。
長田都市政策推進室長
中野駅地区都市施設整備担当副参事の小幡一隆です。
小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)
小幡でございます。よろしくお願いします。
長田都市政策推進室長
西武新宿線沿線まちづくり担当及び沼袋駅周辺まちづくり担当副参事の池田中です。
池田都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当、沼袋駅周辺まちづくり担当)
池田でございます。よろしくお願いいたします。
長田都市政策推進室長
新井薬師前駅周辺まちづくり担当副参事の近江淳一です。
近江都市政策推進室副参事(新井薬師前駅周辺まちづくり担当)
近江でございます。よろしくお願いします。
長田都市政策推進室長
野方・井荻駅間沿線まちづくり担当副参事の小林裕幸です。
小林都市政策推進室副参事(野方・井荻駅間沿線まちづくり担当)
小林でございます。よろしくお願いいたします。
長田都市政策推進室長
以上、都市政策推進室でございます。よろしくお願いいたします。
尾﨑都市基盤部長
それでは、都市基盤部を紹介させていただきます。
私、都市基盤部長の尾﨑孝でございます。よろしくお願いいたします。
次に、都市計画担当参事の豊川士朗でございます。
豊川都市基盤部参事(都市計画担当)
豊川でございます。よろしくお願いいたします。
尾﨑都市基盤部長
道路用地担当副参事の松原弘宜でございます。
松原都市基盤部副参事(道路用地担当)
松原でございます。よろしくお願いいたします。
尾﨑都市基盤部長
地域まちづくり担当、大和町まちづくり担当副参事の荒井弘巳でございます。
荒井都市基盤部副参事(地域まちづくり担当、大和町まちづくり担当)
荒井でございます。よろしくお願いいたします。
尾﨑都市基盤部長
弥生町まちづくり担当副参事の安田道孝でございます。
安田都市基盤部副参事(弥生町まちづくり担当)
安田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
尾﨑都市基盤部長
道路・公園管理担当副参事の志賀聡でございます。
志賀都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)
志賀でございます。よろしくお願いいたします。
尾﨑都市基盤部長
都市基盤整備担当副参事の千田真史でございます。
千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)
千田でございます。よろしくお願いします。
尾﨑都市基盤部長
建築担当副参事の小山内秀樹でございます。
小山内都市基盤部副参事(建築担当)
小山内でございます。よろしくお願いいたします。
尾﨑都市基盤部長
防災・都市安全担当副参事の鈴木崇でございます。
鈴木都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)
鈴木でございます。よろしくお願いいたします。
尾﨑都市基盤部長
生活安全担当、交通対策担当副参事の伊東知秀でございます。
伊東都市基盤部副参事(生活安全担当、交通対策担当)
伊東でございます。よろしくお願いいたします。
尾﨑都市基盤部長
以上、都市基盤部でございます。よろしくお願いいたします。
委員長
ありがとうございました。以上で委員会参与の紹介を終了します。
それでは、議事に入ります。
第46号議案、平成27年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。
本議案は、総務委員会に付託されておりますが、建設委員会の関係分について、当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明を求めます。
安田都市基盤部副参事(弥生町まちづくり担当)
それでは、第46号議案、平成27年度中野区一般会計補正予算について、都市基盤部所管の補足説明をいたします。
議案の5ページをお開きください。
歳出予算の9款都市基盤費の補正予算額、2項地域まちづくり費を3億3,465万7,000円増額するものでございます。この増額補正によりまして、9款都市基盤費の補正後の予算額は143億6,120万円となるものでございます。
初めに、この補正予算の歳出の内容について御説明いたします。
それでは、補正予算説明書の18ページ、19ページをお開き願いたいと思います。
9款都市基盤費、2項地域まちづくり費、2目弥生町まちづくり費の17節公有財産購入費を3億3,465万7,000円の増額でございます。本増額は、都営川島町アパート跡地の取得経費につきまして、不足額が生ずることが判明したため増額するものでございます。これについては、公共事業を目的とする公有地取得に関する公共減額に関する情報が、東京都との協議の中で、都側から区に対し正しく情報提供されなかったため、不足額が生じたものでございます。
次に、本件に関する補正予算歳入の内容について御説明いたします。
補正予算説明書のページをお戻りいただきまして、10ページ、11ページをお開きください。
表の一番上、13款国庫支出金、2項国庫補助金の7目都市基盤費補助金、1節住宅市街地総合整備4億4,139万6,000円を減額し、都営川島町跡地取得の経費の増額分の対応も踏まえ、13節住宅市街地総合整備(防災)として5億9,800万6,000円に増額して、新たな国庫補助の歳入として計上し直すものでございます。
これは、都営川島町アパート跡地の取得経費の不足分につきまして、国庫補助として確実に充当し、区の一般財源支出を可能な限り抑制するため、東京都と協議を行った結果、国が平成27年度に新設しました密集市街地総合防災事業のほうが補助金を確実に獲得でき、かつ弥生町の防災まちづくり事業の適用要件に合致することから、社会資本整備総合交付金から国の新規の補助金事業、密集市街地総合防災事業に切りかえ、計上し直すものでございます。
次に、10ページ、11ページの中ほどの表の一番下をごらんください。
14款都支出金、2項都補助金の8目都市基盤費補助金、1節の防災密集地域総合整備につきまして、7,830万5,000円の増額でございます。これにつきましては、御説明の都営川島町アパート跡地取得経費に伴い、都の補助金の増額分に関する補正でございます。
以上が補正予算に係る補足説明でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
酒井委員
今回、川島町アパートのところ、弥生町まちづくりのところが、種地のところを買う費用が、不足額が出てしまって、増額の補正予算のことだと思うんですけれども、この事業に関しては、まず東京都が、何でしたかね、木密地域不燃化10年プロジェクトというふうな形で、かなり力を入れた施策で取り組んできたわけでしょう。それで、まず経緯で言いますと、数年前から中野も手挙げをして、それで綿密な連携をとってきたわけですよね。なのに、こういった不足額が生じたわけなんですね。
区としては、まず手挙げをしたときに、この川島町アパートの跡地というものもあった、それは先ほど公共減額というようなお話ありましたけども、そういった都営アパートの種地があるというところもあったところもあって手を挙げたんでしたっけ、まず。
安田都市基盤部副参事(弥生町まちづくり担当)
そのとおりでございます。木密地域不燃化10年プロジェクトの不燃化特区に応募する前提として、都営川島町跡地はコア事業として欠かせないまちづくりの種地として、前提として協議をしていたところでございます。
酒井委員
すると、公共減額というものがあって、自治体間同士でしたっけ、公共同士のそういった土地の売買に関しては、減額制度があるというのが公共減額ですよね、まず。それを区としては考えて、この土地を選定して、東京都と連携をとってやってきた。すると、東京都のほうも、公共減額というものがあって、自治体から手挙げがあって、そこでこういった財源の問題というのは取り組んでいかなきゃならないわけなんですね。なのに、こういった不足額が生じたというのは、どういうところがあったんですか。
安田都市基盤部副参事(弥生町まちづくり担当)
公共減額は、地方公共団体が公共目的に土地を取得する際に減額を受ける制度ですけれども、これを前提に東京都、不燃化特区の窓口である都市整備局と協議をして、公共減額に関しても区としては一定の考えを示して、これに基づいて国庫、あと国、都の補助金を請求していたところでございます。それで、実際には、これに対して、土地を売る部署が財務局なんですけれども、こちらのところで財価審というところにかけまして、正式には最終的にこちらに情報が来たわけです。この際に、区の考えていた公共減額と東京都の都市整備局と財務局内部の公共減額に関するところがちょっと乖離があったというところでございます。
酒井委員
担当さんも大変なんだろうなと思うんですね。都市整備局とずっと調整しておって、そういう中で公共減額で、種地の川島町アパートに関してはこれぐらいの形で譲渡することができるだろうという中で進めておったにもかかわらず、予算もそれで計上されているわけですよね、今年度の分で。で、最終的に財務局のほうでノーになっちゃったということだと思うんですね。結局うちとしては、当初は6億円ぐらいで考えていたのが、9億円ぐらいまではね上がって、中野の持ち出しに関しては1億円ぐらいあるわけでしょう、追加で。すると、これ、今後もしっかり東京都のほうと話し合っていかなければならないと思うんですね。そういったところはどうなんですか。
安田都市基盤部副参事(弥生町まちづくり担当)
そのとおりで、強く東京都に対して抗議をしていったところでございます。本当にこの土地はまちづくりに必要不可欠な重要な種地として、区からも予算額、都、国庫補助について額を示して予算計上したところであるんですけれども、それも東京都からの情報をもとにやってきたところで、非常にちょっと区としてはつらいところというか、すごく抗議しているところでございます。
酒井委員
3億円が増額しなきゃならない中で、担当さんも工夫されて、国庫の財源の取得だとか、東京都のほうの制度を変えてさまざま工夫もされていると思うんですね。それでも区から一財として約1億円近く持ち出していかなければならないわけでしょう。すると、それでもやっぱり今の御答弁なんか聞いておりますと、東京都さんのほうの都市整備局とやっぱり財務局の間での連携というのがなかなかとれていなかったところが大きな責任なんだろうと思うんですね。すると、こういった、区民のそういった一財から1億円という中野の財産を持ち出していくんじゃなく、今後もそれ相応の東京都に対する補償といいますか、手当てというのを引き続き求めていくことはできないんですか。
安田都市基盤部副参事(弥生町まちづくり担当)
これについては、強く都に抗議するとともに、そもそも当初、国庫補助をちゃんとつけていただくという前提で、この跡地の協議をしておりまして、後で――先ほど説明したところ、不足分も含めて、国庫の新しい補助金として要望したところでありまして、それを入れますと、実際に区の負担額というのは1億円ではなくて、財調も見込まれるところでありますけれども、そうした上で4,000万円弱ぐらいになってくるというところです。
酒井委員
それと、さまざま工夫をすると、区の持ち出しというのは、今回、3億円の増額の補正になりますけれども、中身は4,000万円ぐらいの増額になるんだということなんですよね。けど、それでもやっぱり当初考えていて、かなり区としては東京都側とも綿密に打ち合わせした中で、また増額という話が来ている中では、やっぱり今後も改善するようなことを考えていかなければならないと思うんですね。そのあたりはどうですか。
尾﨑都市基盤部長
この事業は、不燃化特区のモデル地区という位置付けで、弥生町を進めてまいりました。川島町アパートについては、もうそれを種地にして、まちづくりのコア事業の核になる、そういったものとして位置付けをされております。このような事態が生じたのは、正直申し上げて私どもも非常に意外な展開になったというふうに思います。窓口である東京都都市整備局、それから示された額と、実際に財務局から示された額が3億円余りも違ってくるなんていうことはあり得ない話だと思っておりましたが、それが現実になった。その後どうするかということで、東京都と協議をいたしました。私どもは、都市整備局だけでなくて、財務局にもお伺いして調整を図ってきたところでございます。
そういった中で、今回の経緯につきましては、今後このようなことがないように、十分に確認をさせていただきますというようなことで、東京都に申し入れをしているとともに、実際の予算措置につきましてどうするかということで検討を進めてまいりました。今、担当のほうから申し上げたように、新しい補助事業というものがこの4月からスタートしております。それは、その事業に対して国は2分の1、都は4分の1補助をするという、その事業に対するものでございます。それが弥生町にも該当するということで、そこで75%の確保をする。あとの25%は区のほうの一財ということになりますけれども、これも市街地の事業改善のためのものでございますので、財調の措置が対応補正であるという確認をとって、全てにおいて財源の確保もできるという段階で、今回このような提案をさせていただいているというようなところでございます。
もちろんその問題の発端は東京都内部の調整のミス、我々に間違った情報を提供したということがありますので、その点については、今後このようなことがないように重々都市整備局並びに財務局に対して申し上げているところでございます。
白井委員
先ほど、今しがたの酒井委員から問題点、るる御説明があったところです。東京都から正しく情報提供がなかった。都市整備局と財務局の説明に大きな差があり、3億円ほどの金額の差があったところなんですけれども、仮に、民間で言うと、ちょっと金額が大きいですけど、6億円で家を建てておられた方が、でき上がってみれば、もしくは工事の途中でもいいでしょう、やっぱり合計金額が9億円になったんで、お金、後で3億円追加でくださいって、こんな契約に聞こえるんですよね。積算が間違っていましたって。補助金のもらい方が違ったんですと言われても、これ、民間的にはあり得ない。また、区の事業としても、補助金の金額的にはちょっと違いますけども、6億円の試算で見積もったものがやはり9億円出してと。防災上どうしても大事な観点だから、それは区としては、しかも事業は途中でもう始まっているというか、着工はとうに過ぎているところなんですが、最終段階に入って言われたからといって、今からやめますとも言えません。しかしながら、これって、話がそんなところじゃない。恐らく区側としてもそれはもう厳重に抗議をされたんだと思うんですけども、東京都としてどの程度責任を感じておられるんですか。区が抗議をしたはいいんですけども、東京都としての御返事はどういうところなのか、お聞きしたいと思います。
尾﨑都市基盤部長
我々、事業を執行する側としては、事業計画なり、条例上に基づいた執行なり、その裏付けになる予算がなければこれは成り立たない話です。それをそういう事態を生じさせたということは、東京都どう考えているんですかというような話を私は財務局に対してさせていただいています。これは本当に予算がちゃんとついていなければ執行できませんねと、大変申しわけないというような言葉をいただいているんですが、事、後の祭りになっておりますので、その後の対応につきまして、今回起きたことについて振り出しに戻るというわけにはいきませんので、今後このようなことがないようにということと、財源につきましては、先ほど申し上げましたけれども、事業の関連性のある都市整備局、そことの間で最善の策をどういうふうに講じるかということで協議を進め、具体的な補助事業名が上がってまいりましたので、東京都としても最善を尽くして財源の担保をしてほしいということで、今回提出させていただいた財源更正、それを御提案するような次第になったところでございます。
白井委員
大もとのところでの予定していたところの補助金金額が変わりました。そこで、新しく、たまたま新年度からあったところの補助金を活用して、国、そして東京都としても財源負担をしましたと。おおむね区としての1億円ほどの一財の投入となりましたけども、財調算定を含めると4,000万円ほどの一財の負担になりますと話がありましたけれども、これって本来誰が払うんですかって。一財投入して区が払うべきでもないし、財調算定といっても、金額丸々入るわけじゃないんですよね。パイとして見るわけの話なんです。
先ほど東京都から謝罪の言葉があったと言うんですけども、具体的にどう形としてあらわしていただけるんでしょうかというところが聞きたいところなんですけども、補助金の割り込み、一生懸命考えて、ほかに手を打てるものはないのかとやっておられたんだと思うんですけども、それ以外としては全く負担するおつもりはないって、こんな話なんでしょうか。
安田都市基盤部副参事(弥生町まちづくり担当)
補助金について対応していただいたところなんですけれども、一番は東京都に強く抗議をしまして、今回の件については、実際に東京都から情報をいただいたものをもとに予算を組んでおりまして、本事業は東京都が進める木密地域不燃化10年プロジェクトであるということで、非常に強く申し上げました。やり方としましては、この事業、32年度までの事業なんですね。予算が足りなかったから、通常ですと1年待ってということもあり得ると思います。ただし、32年というお尻が決まっている以上は、何とかこの事業を進めなくてはいけないし、既に代替地整備、あるいは道路用地の買収、始まっております。そういうところとの関係でいくと、もう絶対にこの部分は何とか東京都とやってもらいたいということを言いまして、今回に至ったところです。非常に反省しているということをおわびいただいたところですけれども、財価審という審議会をかけて用地譲渡に至っているので、価格については変えられないということを聞いています。
白井委員
最後にします。事業自体が途中で頓挫することがあってはならないので、予算措置をされれば賛成せざるを得ないなと、我が会派としては考えますけども、区側からも言われたと思うんですけども、当然議会側からも相当強い意見があったって、苦渋の選択ぐらいだと思います。事業自体をとめるわけにはいかないって。しかしながら、これちゃんと東京都として反省の上もそうですけども、よく考えてくださいね、こういうこと、というのもぜひ伝えていただければと思います。最後は要望です。結構です。
内川委員
これまでの議論を聞いていると、当初情報が正しく伝えられていなかった。それに対して、猛烈に抗議したところ、何とか財調の対応、補正まで入れて、区の持ち出しは4,000万円ということですけれども、先ほど白井委員も言っていましたけど、民間じゃ絶対これ考えられないですね。これ、ごめんなさいで済む問題ではないんですよね。今後、この弥生町もそうですし、大和町のまちづくりもありますよね。そういう長い目で見て、この部分の穴埋めと言っては語弊がありますけれども、それは絶対東京都に持っていかなきゃいけないですよ。それだけはきちんと肝に銘じていただきたい。意見です、これ。要望です。以上です。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、質疑を終結します。
意見について伺います。第46号議案について意見はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、第46号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定します。
以上で本日の日程を終了しますが、委員、理事者から御発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で建設委員会を散会します。
(午後2時16分)