平成23年12月12日中野区議会震災対策特別委員会(第4回定例会)
平成23年12月12日震災対策特別委員会
中野区議会震災対策特別委員会〔平成23年12月12日〕
震災対策特別委員会会議記録
○開会日 平成23年12月12日
○場所 中野区議会第1委員会室
○開会 午前9時59分
○閉会 午前11時55分
○出席委員(14名)
吉原 宏委員長
小林 ぜんいち副委員長
若林 しげお委員
高橋 かずちか委員
木村 広一委員
中村 延子委員
石川 直行委員
林 まさみ委員
浦野 さとみ委員
長沢 和彦委員
伊藤 正信委員
篠 国昭委員
やながわ 妙子委員
佐伯 利昭委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員(18名)
経営室長 川崎 亨
危機管理担当部長 荒牧 正伸
経営室副参事(経営担当) 髙橋 信一
経営室副参事(施設担当) 小山内 秀樹
地域支えあい推進室長 長田 久雄
地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 野村 建樹
区民サービス管理部長 登 弘毅
区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当) 浅野 昭
環境部長 尾﨑 孝
環境部副参事(地球温暖化対策担当) 鈴木 郁也
都市基盤部長 服部 敏信
都市基盤部副参事(都市計画担当) 相澤 明郎
都市基盤部副参事(地域まちづくり担当) 田中 正弥
都市基盤部副参事(まちづくり事業推進担当) 伊藤 正秀
都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 石田 勝大
都市基盤部副参事(建築担当) 豊川 士朗
都市基盤部副参事(防災・都市安全担当) 佐藤 芳邦
都市基盤部副参事(生活安全担当) 高橋 均
○事務局職員
書記 岡田 浩二
書記 土屋 佳代子
○委員長署名
審査日程
○議題
大地震の対策と復興計画について
東日本大震災等の被災地の復興支援について
○所管事項の報告
1 被災地支援業務にかかる区職員の派遣について(生活安全担当)
2 その他
(1)東日本大震災に伴う災害廃棄物の受け入れについて(地球温暖化対策担当)
○その他
委員長
それでは、定足数に達しましたので、ただいまから震災対策特別委員会を開会いたします。
(午前9時59分)
本日の審査日程について御協議いただくため、委員会を休憩いたします。
(午前9時59分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前10時00分)
本日は、休憩中に御確認いただいたとおり、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
なお、審査に当たっては12時を目途に進めたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。
それでは、議事に入ります。
大地震の対策と復興計画について、東日本大震災等の被災地の復興支援についてを一括して議題に供します。
それでは、杉並区の防災公園「桃井原っぱ公園」の視察を行いますので、委員会を休憩いたします。
(午前10時00分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前11時47分)
それでは、所管事項の報告を受けたいと思います。
1番、被災地支援業務にかかる区職員の派遣についての報告を受けます。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当)
では、被災地支援業務にかかる区職員の派遣につきまして(資料2)御報告を申し上げます。
お手元の資料をごらんいただきたいと存じます。
本件は、東日本大震災による被災地自治体への区職員の派遣につきまして御報告をさせていただくものでございます。
すぐ下の表をごらんいただきたいと存じます。
表の中の一番上、宮城県石巻市への派遣でございますが、10月26日の本委員会にて11月までの派遣について御報告を申し上げましたが、さらに12月5日から来年3月末まで派遣延長の要請がございましたので、引き続き4人の職員を税務課に派遣することといたしました。業務内容は、11月までと同様罹災状況の調査に関する業務でございます。
次の欄にございます仙台市若林区への派遣、さらにその下、東松島市、亘理町、岩沼市への派遣につきましては、10月26日の委員会で御報告を申し上げた内容のとおりでございますので、説明のほうは省略させていただきます。
以上をもちまして私からの説明とさせていただきます。何とぞよろしくお願いいたします。
委員長
ただいまの報告について質疑はありませんか。
長沢委員
すみません。ちょっとごめんなさい。前に報告いただいたときに伺えばよかったと思っていますけど、上の二つ、宮城県石巻市と宮城県仙台市若林区は、これは特別区を通じての派遣、下のは区が協定を結んでいる際の派遣というふうに理解していいですか。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当)
今、委員お話しのとおり、上の2件につきましては、東京都特別区長会を経て、人事担当課長会のルートによって依頼を受けたものでございます。下の3件につきましては、復興支援協定に基づく派遣でございます。
長沢委員
今、御説明いただきました石巻市の従事の期間を延長するということですかね。それは特別区長会というか、いわゆる特別区のそっちのほうの要請ということもあるかと思っています。
それで、下の3件、いわゆる中野区が独自でやっているというところの従事の期間については、これは区のほうのあくまでも判断、場合によってはこれもまたさらに延期になり、そういうこともあり得るというふうに見ていいんでしょうか。
高橋都市基盤部副参事(生活安全担当)
今、委員から御質問の東松島市、亘理町、岩沼市、こちらの被災地への派遣の支援をどうするかにつきましては、本定例会中の一般質問においてお答えしましたとおり、来年度も現在の派遣の枠組みを維持し支援を継続する方針でございます。
委員長
他に質疑ございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本報告は終了します。
その他、報告ありますでしょうか。
鈴木環境部副参事(地球温暖化対策担当)
それでは、東日本大震災に伴う災害廃棄物の受け入れにつきまして口頭で御報告をさせていただきます。なお、本報告につきましては関連ということで区民委員会でも報告をさせていただいたところでございます。
まず、災害廃棄物の受け入れについてでございますが、11月24日の木曜日に特別区長会、宮城県女川町、東京都、宮城県の4者は、女川町の災害廃棄物を23区内の全清掃工場において焼却処理をし、その焼却灰を東京都の埋立処分場に処分することにつきまして基本合意を締結いたしました。
これは、3月11日に発生いたしました東日本大震災により、宮城、岩手、福島の3県の災害廃棄物が合計で約2,300万トンに上り、被災地での処理には能力的、時間的な限界があり、震災復興にも影響があることから災害廃棄物の処理を広域応援体制として支援するものでございます。
中野区には清掃工場がございませんが、この災害廃棄物を23区で受け入れることにつきまして区民の皆様の御理解と御協力をお願いするものでございます。
2点目は、受け入れる災害廃棄物についてでございます。
今回の災害廃棄物の受け入れにつきましては、宮城県女川町で発生いたしました木くず等の災害廃棄物約5万トンを処理するものでございます。受け入れの際には、被災地からの搬出時にアスベスト等の有害物質の除去と放射能の測定を行いまして、国の災害廃棄物処理ガイドラインの安全性の基準を満たしたものだけを受け入れるものでございます。運搬の方法は、鉄道貨物輸送による専用コンテナで搬入することになっております。
また、事前に品川区、大田区にございます清掃工場におきまして試験焼却を行いまして、検証を終えた後に本格的な受け入れを開始するものでございます。
3点目に、受け入れの期間でございますが、受け入れの期間は平成24年2月から平成25年3月までを予定しております。
最後に、区民の皆様への周知でございますが、ホームページの掲載につきましては11月24日の基本合意締結の共同記者会見後に掲載をさせていただきました。当委員会への報告が本日となりましたが、御理解をいただきたいというふうに思います。また、12月20日付の区報におきましてもお知らせをいたします。
以上、簡単ではございますが、東日本大震災に伴う災害廃棄物の受け入れについての御報告とさせていただきます。
委員長
ただいまの報告について質疑はありませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
次に、審査日程のその他ですが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、委員会を暫時休憩いたします。
(午前11時54分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前11時55分)
次回の委員会は、1月19日(木曜日)午後1時より当委員会室で開会することとし、江東区にあります防災体験学習施設「そなエリア東京」の視察を行いますので、御承知おきください。
以上で本日予定した日程はすべて終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、本日の震災対策特別委員会を散会します。
(午前11時55分)