平成28年08月30日中野区議会子ども文教委員会

中野区議会子ども文教委員会〔平成28年8月30日〕

 

子ども文教委員会会議記録

 

○開会日 平成28年8月30日

 

○場所  中野区議会第5委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後4時18分

 

○出席委員(8名)

 森 たかゆき委員長

 広川 まさのり副委員長

 日野 たかし委員

 北原 ともあき委員

 小宮山 たかし委員

 いさ 哲郎委員

 高橋 ちあき委員

 久保 りか委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 教育長 田辺 裕子

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 横山 俊

 子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当) 辻本 将紀

 子ども教育部副参事(子育て支援担当)、教育委員会事務局副参事(特別支援教育等連携担当) 平田 祐子

 子ども家庭支援センター所長、教育委員会事務局副参事(教育相談連携担当) 神谷 万美

 子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)、教育委員会事務局副参事(就学前教育連携担当) 小山 真実

 子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)、教育委員会事務局副参事(幼児施策調整担当) 荒井 弘巳

 子ども教育部副参事(子ども教育施設担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当) 浅野 昭

 教育委員会事務局副参事(学校再編担当) 板垣 淑子

 教育委員会事務局副参事(学校教育担当) 石崎 公一

 教育委員会事務局指導室長 杉山 勇

 

○事務局職員

 書記 大野 貴子

 書記 香月 俊介

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 学校教育の充実について

 子育て支援及び子どもの育成について

○所管事項の報告

 1 中野区子ども・子育て支援事業計画の改定について(子ども教育経営担当)

 2 中野区子ども・子育て会議における部会の設置について(子ども教育経営担当)

 3 打越保育園・西鷺宮保育園民設民営化事業者選定結果について(幼児施策整備担当)

 4 第三中学校・第十中学校統合新校校舎等整備基本構想・基本計画(案)に係る意見交換会の実

  施結果について(子ども教育施設担当)

 5 第三中学校・第十中学校統合新校校舎等整備基本構想・基本計画(案)の修正について(子ども教育施設担当)

 6 桃園小学校・向台小学校統合委員会の設置について(学校再編担当)

 7 その他

 (1)平成28年度子育て支援ハンドブック「おひるね」の発行について(子ども教育経営担当)

(2)海での体験事業の実施結果について(学校教育担当)

(3)平成27年度に発生した都内公立学校における体罰等の実施把握の結果について(指導室長)

○地方都市行政視察について

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、子ども文教委員会を開会します。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程等を確認するために、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後1時00分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程案は、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 休憩中に御協議いただきましたとおり、この後、議題を宣告した後、委員会を休憩して視察を行い、視察終了後に委員会を再開し、所管事項の報告を受けたいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 また、所管事項の報告の1番と2番及び4番と5番はそれぞれ関連する内容とのことですので、一括して報告を受けたいと思いますが、御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 なお、審査に当たっては、5時を目途に進めたいと思いますので、御協力をお願いいたします。

 それでは、議事に入ります。

 学校教育の充実について、子育て支援及び子どもの育成についてを議題に供します。

 これより視察を行いたいと思いますので、委員会を休憩いたします。

 

(午後1時01分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後2時55分)

 

 所管事項の報告を受けたいと思います。

 1番、中野区子ども・子育て支援事業計画の改定について及び2番、中野区子ども・子育て会議における部会の設置についての報告を求めます。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 それでは、所管事項の報告のうち、1番、中野区子ども・子育て支援事業計画の改定について及び2番の中野区子ども・子育て会議における部会の設置につきまして、一括して御報告をさせていただきます。

 初めに、中野区子ども・子育て支援事業計画の改定につきまして、資料(資料2)をごらんいただきたいと存じます。

 平成27年4月に策定いたしました中野区子ども・子育て支援事業計画につきましては、平成27年から平成31年度の5年間にかけての計画ということでございます。ちょうど中間年に当たる平成29年度に中間の見直しを行いたいと考えているものでございます。

 1番の見直しの趣旨でございますけども、新しい中野をつくる10か年計画(第3次)の策定を踏まえまして、ここで新たに方向性を定めた事業あるいは個々の課題等につきまして、本事業計画に反映させてまいりたいと考えてございます。また、この間の乳幼児人口の伸び等を踏まえまして、乳幼児の学校教育・保育等の需要見込み及び確保方策の見直しを行いたいと考えてございます。

 主な検討事項でございますが、2に記載のとおりでございます。

 まず1点目でございますが、就学前教育の充実ということで、公私、幼保それぞれの果たすべき役割、また、保幼小連携による教育の推進、就学前の特別支援教育の充実、さらにはこれらにつきまして区の果たすべき役割、また、大きな2番目でございますが、児童相談所の設置を見据えた子育て支援施策の充実ということで、妊娠・出産・育児支援ということで、トータルケアということで取り組んでいるところでございますが、その充実について。また、虐待等への対応の強化ということでは大きな課題であると認識してございます。また、地域の子育てコミュニティづくり支援、さらに児童の放課後対策などでございます。

 最後に、3番目でございますが、繰り返しになりますが、各事業の需要見込みとか確保方策につきまして、改めて見直しを行ってまいりたいと考えてございます。

 検討の進め方でございますが、就学前教育の質の向上につきましては、子ども・子育て会議に部会を設置し、検討してまいりたいと考えてございます。

 そのほか、計画の見直しということでございますので、議会報告並びに関係団体との意見交換等を踏まえまして検討を進めてまいりたいと考えてございます。

 具体的には裏面の4でございます。今後のスケジュールをごらんいただきまして、まず、就学前教育について部会を設置ということでございますが、昨日、子ども・子育て会議が開かれまして、ここで部会を設置いたしました。今後、9月には第1回を開催いたしまして、年内には考え方を一定まとめてまいりたいと考えてございます。この内容を踏まえまして区として考え方をまとめまして、3月には議会、教育委員会への報告をしてまいりたいと考えてございます。その後、来年度にかけましては、子ども・子育て支援事業計画の改定ということで、先ほど申しました観点をもちまして検討を加えてまいります。9月、第3回定例会を目途に素案をまとめまして、その後、区民意見交換会、パブリックコメント手続を経まして、平成30年3月には計画改定としてまいりたいと考えているものでございます。

 続きまして、2番の中野区子ども・子育て会議における部会の設置についてということでございます(資料3)。先ほどの内容と重なりますが、今後の就学前教育のあり方などにつきまして、専門的に整理・検討するということで、中野区子ども・子育て会議に部会を設置するというものでございます。

 目的は、1に記載のとおりでございます。新しい中野をつくる10か年計画(第3次)の内容を踏まえまして、そのうち就学前教育、特別支援教育の充実など、区の幼児教育のあり方につきまして、専門的に整理・検討し、子ども・子育て支援事業計画の改定に反映させていきたいと考えてございます。

 検討のテーマは、先ほどの内容と重なります。2のとおりでございます。

 今後の予定でございますが、一部重なりますが、12月にかけまして部会、3回から4回開催いたしまして、一定の考え方をまとめてまいりたいと考えてございます。年明けには子ども・子育て会議におきまして意見の取りまとめを行いまして、区としてあり方をまとめ、3月には報告をさせていただきたいと考えてございます。3月には計画の改定という内容でございます。

 申しおくれましたけども、この部会につきましては、専門的な立場から学識経験の方の御助言をいただくということで、新たに臨時委員2名を委嘱したところでございます。お一人は共立女子大学児童学科准教授の田代幸代先生、またもう一方は、中野区内にございます、こども教育宝仙大学こども教育学部長の松原豊先生でございます。そのほか、部会には私立幼稚園の代表の委員の方、私立保育所等の運営をされている事業者の方、また、公募の区民委員などで部会を構成してまいりたいと考えてございます。また、事務局といたしましては、小学校長、区立幼稚園長、保育園長ということで、事務局の体制も固めながら検討を進めてまいりたいと考えているものでございます。

 報告につきましては、以上でございます。

委員長

 ありがとうございます。

 ただいまの報告に対して、質疑はございますか。

いさ委員

 部会の設置については、設置の目的として、「新しい中野をつくる10か年計画(第3次)を踏まえ」とありますので、これを踏まえてということで間違いないでしょうか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 今般、新しい中野をつくる10か年計画(第3次)を策定してまいりました。ここでは10か年計画という区の基本的な根幹の計画ということで、非常に大くくりの内容となってございます。これにつきましては、計画の具体的な進行あるいは考え方、手段、そういった細部の内容につきましては、今後検討し、子ども・子育て支援事業計画の改定の中で明らかにしていきたいというふうに考えてございます。

いさ委員

 10か年(第3次)を踏まえということで、私、ちょっと見直してみたんですが、148ページからの子育てサービス・幼児教育の充実というところ、次のページの4番のところに「幼児教育の充実」というのがあって、その中で「保幼小の連携」という言葉が出てきて、そこにぶら下がっているのですが、今、ここにいただいた資料としては、「保幼小連携」というのが「就学前教育の充実」という言葉にぶら下がる形になっているとすると、単純に「幼児教育の充実」という言葉が「就学前教育の充実」という言葉に変わっているのかなというふうに見えるんですけれども、そうなると、10か年計画の中に「就学前教育」という言葉が出てこないんですが、「就学前教育の充実」という言葉はどこでどんな議論があって、どこから出てきたものでしょうか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 今、御指摘の保幼小連携による教育ということでは、10か年計画で申しますと、「自ら学び可能性を拓く子どもが育つまち」展開3の施策のアというところで、「自らの道を切り拓き、生きる力を支える学力・社会性等の習得をめざした教育の展開」といったところでも、具体的には154ページ、②のあたりにあるんですけども、保育施設と幼稚園、小学校を中心とする保幼小の連携といった内容も記載しているところでございます。

 「幼児教育」という文言と就学前教育ということで今回は掲げているところでございますが、概念的には重なる部分があると思っておりまして、就学前教育ということになりますと、幼児教育よりも幅広いのかなというふうに考えております。特に就学前の特別支援教育の充実というような観点も非常に重要であるというふうに認識してございまして、159ページでありますけども、発達の課題や障害のある子どもの教育の充実というものも一つ大きな課題であるというふうに考えてございます。こちらにつきましては、就学前の教育というようなことでこれまでも考えていたものでございます。

いさ委員

 すみません。あまりすっきりしないというか、これまでも説明があったということなんですが、概念としては、就学前教育という言葉のほうが幼児教育より広くなるというふうにおっしゃっていましたよね。それと重なる部分もあるとおっしゃっていました。そうすると、逆に重なっていない部分というのはどこから出てきたのかなとか、どこが違うのかなというところが気になるんですけれども。つまり10か年計画の策定を踏まえたとなっていますけども、そうでない部分もあるのかなと今のお話を聞いているとちょっと聞こえてしまうんですけれども、そのあたりはどうなんでしょうか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 一般的に幼児の教育ということで考えているんですけども、広い意味ではゼロ歳から教育的な支援、そういった部分につきましても、区として十分考える必要があるということで考えておりますので、「就学前」という言葉の中にはゼロ歳からの対応を含むという考え方でご理解をいただきたいと思います。

日野委員

 子ども・子育て会議の部会の設置がされて、9月に第1回の部会を開催とあるんですけども、期間と何回程度開催される予定なのかというのをちょっと教えてください。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 すみません、説明が不足してございまして。部会の設置につきまして、9月に第1回開催ということで、12月、年内に3回から4回開いて、そこで一定の考えをまとめていきたいと考えてございます。その後、年明けに子ども・子育て会議におきまして議論いただきまして、子ども・子育て会議ではまとめていきたい。それを踏まえた上で3月に報告をしたいということでございます。

日野委員

 すみません、もう一つ確認なんですが、1枚目の資料で主な検討事項が(1)(2)(3)とそれぞれあって、子ども・子育て会議の部会の中では、このうち(1)就学前教育の充実が検討されるということでよろしいんですか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 すみません。説明が不足してございまして、就学前教育の内容の充実ということにつきまして、専門的に部会を設置して検討いただき、考え方をまとめていきたいと思っております。ほかの部分につきましても、子ども・子育て会議が子ども・子育て支援事業計画等をまとめるに当たりまして、さまざまな意見を聞く場ということで位置付けられている会議体でございますので、全般的に子ども・子育て会議の御議論、意見を踏まえて、区の計画につきまして検討していきたいということでございます。

日野委員

 そうすると、先ほど子ども・子育て会議の部会にかかわる方というのをおっしゃっていただいたと思うんですけども、(1)だけではなく、(2)(3)も含めて検討を一緒にされるということでよろしいんですか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 先ほど部会の内容で申しましたので、部会につきましては、就学前教育の充実を中心に議論を集中的にいただくということで考えてございます。そのほか、これも含めまして、子ども・子育て会議全体会では全般的な議論はいただきたいというふうに考えております。

小宮山委員

 主な検討事項の(1)のところに「公私、幼保それぞれの果たすべき役割」と書いてありますから、公立幼稚園の果たすべき役割についても検討されると考えてよろしいでしょうか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 公立、私立、それぞれの果たすべき役割ということで議論していきたいと。また、幼保それぞれの果たすべき役割といった観点からも、さまざまな視点から議論していきたいということでございます。

小宮山委員

 検討した結果、公立幼稚園の果たすべき役割が非常に大きなものがあって、重要なものがあるという結論が仮に出た場合は、子ども・子育て支援事業計画の改定に反映されると考えてよろしいでしょうか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 さまざまな観点から御議論をいただきたいと考えているところでございます。公立には公立の役割、あるいは私立には私立のよさということで考えてございますので、さまざまな形で御議論いただけるのかなと思っております。

高橋委員

 誤解をされないような答弁をしてもらいたいんですけど、確認しておきますけど、ここの部会というのは、要は就学前教育の質の向上、だから、公私と書いてあるけれども、こだわるということではなくて、いかに就学前のお子さんたちがどのようなことを望まれるか、また、中野区がどのようなことを対応してさしあげられるか、そういう部会を開きたいからつくるんでしょう。それをしっかり答えてくださいよ。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 ただいま委員の御指摘のとおりでございまして、就学前のお子様にとってどういった教育が望まれるのか、さらには、区として果たす役割は何なのかということでございます。いずれにしましても、基本となりますのは、さまざまな議論を経て決定してまいりました10か年計画を推進するに当たりまして、どういった取り組みあるいは具体的な施策が必要なのかといった観点から御議論いただくということで考えているものでございます。

高橋委員

 確かにそのとおりだと思います。なので、この部会のいろいろ検討されたことは、教育委員会、または子ども・子育て会議においても重要な役割を持っている、子ども・子育て会議の中において大きな役割がある、そして最終的に報告されていってつくり上がっていくという理解のもとに進めていかないと、変に誤解をされてしまう部分が多分にでき得る可能性があるから、今後気をつけて進めていってもらいたいと思います。これは要望しておきます。

日野委員

 今回の子ども・子育て会議の部会が設置されるということに関してなんですけど、10か年計画(第3次)をするに当たって、当然、理事者の方も課題がいろいろとあるというふうに認識されて設置されていると思うんですけども、今後新たにできる保育施設等、いろいろあると思いますけども、部会の中で検討される内容というのは、新しいところ、これからできるところの施設に対してだけではなくて、既存の幼稚園、保育園施設等に関しても適用されるものと考えてよろしいんですか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 新しい施設ということでは、今後の施設展開の基本的考え方は10か年計画のとおりと考えているもので、将来的にはそういった整備を進めていくということで考えてございます。その上に立って、既存の施設につきましても、さまざま大きな役割を果たしてきているというふうに認識してございます。特に私立園につきましては、建学の精神にのっとり特色のある教育を展開しているということでは、中野区にとってはなくてはならないものであるというふうに考えてございますし、そういった観点から、今後、その充実に向けてどういった手だてが考えられるのか、区の果たすべき役割は何なのかといったさまざまな観点から検討してまいりたいと考えているものでございます。

久保委員

 私、手元に子ども・子育て会議についての資料がなくて、教育要覧しかなかったので、教育要覧の平成28年度が手元にないので、任期第1期は平成25年8月27日から平成27年8月26日になっているんですね。今は任期としては第2期ということでいいんですか。いつまでが第2期の任期でしたっけ。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 第2期の最初の会議が10月6日ということでございますので、この10月から2年間ということでございます。

久保委員

 何年の何月。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 2015年10月6日が第1回ということでございますので、来年の10月5日までというのが任期ということになります。

久保委員

 約2年間ということでよかったんですかね。今までにも子ども・子育て会議は、さまざまな子育てや教育の課題ということについて、会議体を持って取り組んできたんだと思うんですよね。今回は10か年計画(第3次)の策定を踏まえということで、第3次のときに、これはまだ陳情もかかっていますけれども、区立幼稚園の廃止であったり、また、U18プラザの廃止であったり、あと、こちらのほうには児童相談所のことですとか、妊娠・出産・育児支援トータルケアですとか、就学前における子育てや教育の課題ということが明記されて、そういったことについて、実際のところ、10か年計画が先行しているようなイメージを私としては持っておりまして、教育委員会、また子ども教育部としては、どういうふうに就学前の教育のあり方というのを捉えているのかということを何度かお伺いし、その中でまた今後のビジョンであるとか、教育大綱の中にもそうしたものを反映していくというような御答弁があったように記憶しているんですね。重要な課題について、今まで子ども・子育て支援事業計画を策定する中で、実際のところには、今の10か年計画(第3次)の中できちっと明記されたことについて、まだまだ受け皿とか準備不足であった部分があったのかなというふうに思っているわけですけれども、その辺については、今回の子ども・子育て支援事業計画の改定の中で、また、今回新しく部会ができる中でしっかりと議論してきて、ここには区の果たすべき役割ということもありますので、そうしたところをきちっと今後示していただけるというような意味合いでよろしいんですか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 委員御指摘のとおりでございまして、子ども・子育て支援事業計画は平成27年4月からの計画でございます。新しい中野をつくる10か年計画につきましては、平成28年4月からということで、平成27年4月以降の考え方あるいはその後の区としてのさまざまな方針、さらには周辺の乳幼児人口の増など、さまざまな要因、こういったものから総合的に勘案いたしまして、計画につきましては改定をする必要があるというふうに考えてございます。10か年計画の新たに出てきた課題などに的確に応え得るような形で子ども・子育て支援事業計画の改定を行ってまいりたいと考えるものでございます。

久保委員

 スケジュールなんですけれども、本当はもっと前に就学前の教育検討部会というのが設置されていて検討されて、10か年計画のスタートと同時期ぐらいにいけると本当はよかったんじゃないかななんて思ったりするわけですけれども、これから来年の3月にあり方報告となっていますよね。その後また1年かけて計画改定というふうになっていますよね。割としっかりとスケジュールを調整していくんだなと思うんですが、10か年計画との期間のずれみたいのが出てくるようにも思うんですが、それまでの間というのは、現行の子ども・子育て支援事業計画が一応計画としては改定前までは実行されていて、その後、ここから変わっていくというような感じなんでしょうか、流れとしては。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 新しい中野をつくる10か年計画につきましては、区の長期計画ということで、基本的な最上位の計画であるというふうに位置付けてございますので、これがまず中心になるということでございます。これを着実に実現していくということでは、先に10か年計画がまずあって、そのもとに子ども・子育て支援事業計画がございますので、内容としましては、10か年計画が基本となるということで考えているものでございます。

久保委員

 計画期間が平成27年度から平成31年度で、平成29年度に中間の見直しを行うということで、その5年間の計画の中で、今後、子ども・子育て支援事業計画というのがどういうふうになっていくかわからないんですけれども、大体中間でローリングをかけるというか、見直しを行うというか、そういうことで今後もいくんでしょうか。というか、そもそもそういうふうにこの5年間の中間地点で見直しを行うという方向だったんですか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 子ども・子育て支援事業計画は、子ども・子育て支援法がございまして、それに基づいて国のほうから平成27年度から5年間の計画をつくるということで指針が示されているものでございます。また、この指針の中には、計画等の考え方と確保方策等につきまして大幅な乖離と申しますか、実態とそぐわなくなった場合には中間の見直しがあり得るというような規定がされておりまして、そういったことを踏まえて、中野区としても中間の見直しを行うということで考えたものでございます。

久保委員

 大幅な乖離があったからということなので、今の子ども・子育て支援事業計画と10か年計画を今後実行していこうというときには、この計画では乖離があったということですか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 すみません。指針の中の言葉なので、我々としましては、10か年計画という区の基本計画の中でさまざまな新たな方向性の施策を打ち出したり、あるいは先ほども申しましたけども、乳幼児人口の伸び等を踏まえまして、精度の高い計画というものが必要であるというふうに考えてございますので、そういった観点から10か年計画(第3次)の着実な実現を目指すための改定ということで御理解をいただきたいと思います。

久保委員

 着実な実現を目指すにしてはちょっと遅いように思うんですよね。平成30年3月に事業計画改定ですよね。そうすると、平成31年度なわけだから、平成30年度はどういう位置付けになるんですかね。今ある支援事業計画の見直しなんですか。それとも子ども・子育て支援事業計画の第2次みたいな感じで平成30年度からスタートするんですか。どちらですか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 国の指針ということで先ほど御紹介したんですけども、今のところ、国におきましては、平成27年度からの5年間の計画をつくるようにという技術的助言でございます。その際、中間の見直しを行った場合でも計画の終わりの年度は変わらないといったことも区のほうでは示しておりますので、そういう意味では中間の見直しであるということでございます。あくまでも計画期間は平成31年度までということで、それ以降の内容はまだ国からは示されていないということでございます。

久保委員

 要するに、平成31年度までの5年間の計画であって、10か年計画の着実な実現を目指すということで、10か年計画もスタートですよね。そうやって思うと、平成30年3月に事業計画の改定というのが時期的にどうなのかなとちょっと思ったわけですが、もう少し本当は事業計画の改定作業が早く行われなければいけないのではないかなと思うんですが、そういったことはないわけですか。これでスケジュールとしては大丈夫なんですね。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 大きな計画でございますので、取りまとめにつきましては、こういった年度をかけまして、さまざまな御意見等を賜りながら幅広く御議論いただいてつくり上げていきたいと思います。ただ、さまざまな課題について、区の基本的方向性ですとかそういったものにつきましては、必要に応じて随時考え方は示していく必要があるというふうには考えているところでございます。

久保委員

 何を心配しているかといいますと、新しい中野をつくる10か年計画(第3次)を着実に実現するとおっしゃいながら、10か年計画(第3次)よりも時期が少しおくれて子ども・子育て支援事業計画が改定されるわけですよね。残りの2年間で新しい中野をつくる10か年計画とマッチしてくるようになるんだと思うんだけれども、もっと早くに10か年計画として取りかからなければいけない課題というのがあるんじゃないかなと。それが子ども・子育て支援事業計画と現在はマッチしていないように私は思うので、そういう心配をしているわけです。今、副参事のほうからは、区の方向性というのは、その都度示していかなければいけないものだというようなことがあったので、前々からこの点については、この委員会の中でも幼児教育、就学前教育、また子育て支援のあり方というのをもう少し区の方向性がきちっと示されなければいけないのではないかということを言ってきたわけですね。それが何となく10か年計画(第3次)が先行していって、そういった部分がまだまだ追いついていないように私は今まで感じていました。なので、平成30年3月改定というと、本当にそれでマッチしていけるのかしらという心配があって、今、しつこいようですが、お伺いしたわけです。

 そうではなくて、本当に重要な課題については、区の方向性をその都度示していかなければいけないというようなスタンスでいらっしゃるわけだから、それは子ども・子育て支援事業計画の改定とか、あるいは部会ができたわけですから、この部会の位置付けとか、そういったところとはどういう関連になっていくわけですか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 部会において、さまざまな角度から御議論いただくに当たりましても、区の基本的方向性は示していかなくてはいけないと考えてございまして、そういった区の考え方を一定示した上で、それに対してさまざまな御議論いただくような形を考えているものでございます。

 また、先ほど計画にない事業はできないというような趣旨ではないんですけども、計画に載っていない部分につきましての考え方を明らかにした上で、例えば補正を組ませていただいたり、あるいは年度、年度の予算で考え方を御説明させていただいたり、そういったことでは、今後も取り組む必要がある部分については積極的に取り組んでいく必要があると考えてございます。

久保委員

 今、一番大きいのは区立幼稚園のことかなと思っているんですね。区立幼稚園廃止というのがずっと検討はされてきたんだけれども、やはり第3次の段階で唐突に出されたというような印象は否めないわけですね。じゃ、区立幼稚園が果たしてきた役割はどういうものなのか、また、その使命はもう果たしたというふうにおっしゃられていたわけですけれども、就学前の特別支援教育のモデルとして今まで区立幼稚園というのが果たしてきていると思いますので、そこでやられてきたところの継承というのはどういうふうにお考えになっていくのか。また、私立幼稚園のほうでも、今、預かりを全園がやられたりとか、さまざま努力はされているわけですけれども、私立幼稚園にももしかしたら区の考えている就学前の特別支援教育の充実ということが一定の負担をお願いすることになるかもしれないわけですね。でも、そういったことというのが今まで方向性が何ら示されていないというふうに私は思っていました。それが教育ビジョンや教育大綱に示されるというふうに思っていたわけですけれども、それともまたここは違うのだろうと思うんですね、事業計画の改定というのは。なので、子ども・子育て支援事業計画があり、教育ビジョンも改定している、また、教育大綱も策定をしているさなかであって、その中で筋が通ったというか、区としての就学前のあり方というのをどういうふうに示していくのだろうかというところが非常に気になっているところです。区の方向性はその都度、必要に応じて10か年計画を着実に遂行していくために示していきますというふうにおっしゃられたわけですが、またそれがばらばらになっちゃいけないわけですよね。いろんな区の方向性というのがきちっと一本化していかないと、ぶれると思います。なので、お示しになる時期とか、また、位置付けとか、そういったものがきちっと明確になっていかなければいけないと思うので、子ども・子育て支援事業計画の改定の御報告をされながら、今、区の方向性というのは、その都度、必要に応じて出していくというようなことをおっしゃられると、じゃあ、どこで何が示されるのかなというのが、こちらとしてはわからなくなっちゃうんですよね。その関係性みたいなものをもう少し明快にしていただきたいなと思うんですね。そこら辺はどうなんでしょうかね。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 就学前教育の充実の考え方につきましては、部会の中でさまざま議論いただいて、年内には考え方を一定まとめていただくようなことなんですけども、区としての方向性はその前に示していかなくてはならないというふうに認識してございます。第3回定例会には考え方を一定まとめて報告できればというようなことも考えているものでございます。

 また、先ほどビジョンの改定の内容についての整合性の御指摘もいただいたかと存じます。ビジョンにつきましても、現在検討しているところでございまして、今年度中に、予定では第4回定例会には素案というような形で出していきたいと。おおむね来年度の始まりぐらいには成案としてできているものというふうに考えてございまして、このビジョンの内容の中にも就学前教育の充実につきまして、必要な部分については盛り込んでいきたいというのが基本的な考え方でございます。

久保委員

 だから、区の方向性は区の方向性で一定のあり方というのを3定には示していきたいというようなことが言われていたり、ビジョンを4定で素案を出されるとおっしゃっていて、子ども・子育て支援事業計画は時間をかけて改定をしていって、10か年計画と乖離しないように改定していくということだと思うんですよね。子ども・子育て会議における部会の設置があるわけなんですけれども、そうすると、この部会って必要なのかしらと。別に子ども・子育て会議の部会を設置しなくても、区の方向性というのは随時お示しになられるんだとしたら、この位置付けは果たして何なんだろうというふうに思うわけですが、そこはどうなんですか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 就学前教育につきまして、区としての方向性は考えなくてはいけない。これは区の役割だと考えてございますけども、就学前教育の学術的考査というんでしょうか、そういった部分につきましては、専門的知見からの分析評価、議論、そういったものも必要だと考えてございまして、繰り返しになりますけども、今般、臨時委員として御専門の先生にも御参画をいただいて、御意見、御指導を賜りながら考え方をまとめていきたい。また、短期間のうちに集約を図りたいということで考えたものでございます。

久保委員

 計画の改定も理解できますし、子ども・子育て会議における部会の設置もいいことだと思いますよ。区としてしっかりと就学前教育のあり方や特別支援教育の充実を考えてくださるということは、非常にいいことだと思うし、専門的な知見をきちっと踏まえた上で学術的な裏付けと今おっしゃっておりましたけれども、そういったものを示していただけると非常にいいことだと思います。

 ただ、そういったものが出てくる前に、実は全て区の考え方というのは決まっていて、方向性も全て出てきてしまうのであったら、これがどういうふうに生かされるのかなということを心配しているので、そういったところは整合性を図れないといけないと思うんですね。どうしても10か年計画が出てきたことによって、何となく後追いでいろんなものが出てきているように見えてしまっているので、そういう心配をするわけですけれども、きちっとそこを埋めていただくというか、納得できるように区民の方たちに示していただきたいと思います。

 3定でまた報告があるということでございますので、それをお伺いしながら、私たちも今後の就学前のあり方というのは会派としても十分に検討してまいりたいと思います。

委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 続いて、3番、打越保育園・西鷺宮保育園民設民営化事業者選定結果についての報告を求めます。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 それでは、打越保育園・西鷺宮保育園の民設民営化事業者選定結果について御報告申し上げます(資料4)。

 この内容につきましては、平成28年1月の当委員会におきまして、事業者の募集を行う旨、御報告を申し上げました。この事業者募集が終了いたしましたので、御報告申し上げるものでございます。

 1番といたしまして、民設民営化する施設につきましては、打越保育園と西鷺宮保育園でございます。選定方法は、他の事業者選定と同様に、応募事業者の事業提案書類及び運営する認可保育所の視察結果に基づきまして、選定委員会において審査を行った上、選定したものでございます。

 選定された事業者でございます。打越保育園につきましては、2事業者から提案がございました。このうち、ごらんのとおり、社会福祉法人青柳保育会が選定されたものでございます。

 また、西鷺宮保育園につきましては、現行の指定管理者であります清心福祉会からの提案がございまして、内容を審査した結果、民営化後につきましても同様の清心福祉会のほうが事業者として選定されたというところでございます。

 今後の予定でございます。両園ともに9月に入りましたら保護者説明会を行う予定となってございます。その後、打越保育園につきましては、大まかな予定でございますが、平成29年度には新園舎を整備させていただきます。平成30年度には新園舎へ移転をして、平成31年度には現園舎の撤去、また新たな打越公園の整備を進めていきたいというふうに考えてございます。

 なお、打越保育園につきましては、隣接いたします区立打越公園及び現園の園庭部分を活用いたしまして、新園舎の整備を進めてまいりたいというふうに考えてございます。

 また、西鷺宮保育園につきましては、平成29年度に仮園舎の整備、こちらは区立若葉公園を活用していきたいと考えてございます。平成30年度には仮園舎へ移転、現園舎を解体撤去後に新園舎の整備、平成31年度には新園舎へ移転し、仮園舎の解体撤去を行うというような予定でございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございますか。

いさ委員

 打越保育園については、法人が変わっているということなんですが、このあたりの経緯といいますか、どういうことがあったのか、教えてほしいんですけど。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 先ほど申し上げました平成28年1月の当委員会におきまして、民設民営化の事業者の募集をプロポーザル方式で行うというようなことで御報告申し上げたところでございます。この募集を3月9日から4月28日の間に公募いたしました結果、応募があった事業者が選定された事業者及びもう一つの事業者であったというところでございます。両事業者について選定をした結果、ごらんのとおり青柳保育会が選定事業者として決定したというところでございます。

いさ委員

 現行の事業者さんが手挙げをしなかった理由について、何か聞いていますか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 理由については、聞いてございません。

いさ委員

 事業者さんが変わるということは、そこの先生とか職員の皆さんも入れかえになるということだと思うんですけれども、そうなると、当然、そこの利用している子どもとか父母に混乱が起きるのかなという気もするんですけれども、そういうことがないようにしっかりやっていただきたいなと思います。

小宮山委員

 今の質問ともちょっと関連するんですが、現指定管理者が仮に手を挙げた場合、げたを履かせるというか、ポイントで有利になるようなことはあるのでしょうか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 選定の基準にそういったものはございません。

久保委員

 ちょっと一つだけ、打越保育園も西鷺宮保育園も、西鷺宮保育園は仮園舎ですけれども、公園に園舎を整備するということで、昨今、中野区内でもありましたけれども、保育園を公園に整備することに対しての地域の方たちのさまざまな御意見ですとか、そういったことが懸念される部分もあるかなと思うんですが、そこはしっかり地域の方たちにも御同意を得られるようにしていただきたいなと思うんですが、そういった準備はいかがですか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 公園活用につきましては、地域の方々に事前にお話をさせていただいたり、公園に面する方々及びその周辺の方々に対しまして、区としての考え方等を御説明するような機会も持たせていただきたいと思ってございます。そういった意味で、近隣の方々及び保護者の方にもぜひ御協力いただきながら園整備を進めてまいりたいというふうに考えてございます。

委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 続きまして、4番、第三中学校・第十中学校統合新校校舎等整備基本構想・基本計画(案)に係る意見交換会の実施結果について及び5番、第三中学校・第十中学校統合新校校舎等整備基本構想・基本計画(案)の修正についての報告を求めます。

浅野教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 それでは、第三中学校・第十中学校統合新校校舎等整備基本構想・基本計画(案)に係る意見交換会の実施結果及び第三中学校・第十中学校統合新校校舎等整備基本構想・基本計画(案)の修正について、一括して報告させていただきます。(資料5、資料6)

 この基本構想・基本計画(案)につきましては、6月に報告をさせていただきまして、この報告に基づきまして、基本構想・基本計画(案)について意見交換会を実施いたしました。

 開催日時、会場、参加人数につきましては、資料のとおりでございます。6月30日に東中野区民活動センター、7名の参加者、7月2日、東部区民活動センター、13名の参加者、7月4日、弥生区民活動センター、11名の参加者でございました。

 意見交換会で寄せられた主な意見・質問については、別紙のとおりでございます。

 まず、中学校につきましては、基本的な考え方について教えてほしいですとか、あと、トラック、屋内プール等についての要望がございました。また、近隣の方からは、現在の第十中学校でも体育館、音楽室の音というのはある程度するので、新しい学校についても防音対策をしっかりとしてほしいという御要望がありました。

 これらの御意見、御要望に対しまして、区の考えといたしましては、資料に書いてございますように、学校の配置につきましても、後ほどまた説明いたしますが、いろんな条件を勘案いたしまして、敷地の西側から南側に配置するというふうな判断をした次第でございます。また、校庭ですとかプールにつきましては、今後、課題についてもさらに検討を進めていき、設計などでも工夫をしていきたいというふうに考えております。防音対策についても、同じような考えでございます。

 それから、ビル風につきまして、そういうお話が出ましたけども、特段大きな影響があるというふうには考えてございません。施設の整備に当たっても、例えばもし仮に風の影響ということであれば、施設の中で影響ないようにどのように検討していくかということは、今後の課題でございます。

 それから、次に、図書館についてでございますが、図書館につきましても主な御意見、御要望としては、東中野図書館と本町図書館の統合についての御意見、御要望が多くございました。それぞれのところでやるには、施設の規模として限界があるということですとか、あるいは今回新しい第十中学校の敷地を活用いたしまして、蔵書ですとか、あるいはいろいろなコーナーを設けるですとか充実を図っていくことで、そういった部分にお応えしていきたいというふうに考えております。

 それから、高層階でなく、低層階ということも御要望がございました。これは後ほどまた配置の中で説明させていただきます。

 それから、(仮称)総合子どもセンターにつきましては、不登校の子どもにとって、学校の敷地の中にある施設に行くのは敷居が高いのではないかというような御心配の御意見もございました。また、別々の場所にあったほうがいいのではないかという御意見もございましたが、これにつきましては、今回1カ所にまとめることで、子ども家庭支援センターと教育センター機能を合わせた一貫した対応ということも考えてございますので、そういった形での対応を考えているということと、動線につきましては、事情のある子どもさんも通いますので、十分配慮してそういった施設として反映していきたいという御回答をいたしたところでございます。

 次に、第三中学校・第十中学校統合新校校舎等整備基本構想・基本計画(案)の修正についてでございます。

 前回、6月にお示ししました案では、特に(仮称)総合子どもセンター、図書館、教育センターにつきましては、フロアをこの場所にということだけで、部屋の配置ですとかそういったものについては全く白紙のものでお示しいたしました。そういったものを検討いたしまして、施設の再配置を行ったということと、それから、基本的な考え方の整理、また新たに外構計画、デザインコンセプトの追加等行ったものでございます。

 それでは、表紙に「平成28年8月修正版」というふうにございます資料に沿って主な修正点を御説明いたします。

 まず、12ページでございます。統合新校校舎等整備の基本的な考え方というところで、当初ここではみんなの学校というコンセプトを冒頭に入れまして、それから学校、各施設というふうな形の配置をいたしておりましたが、建物全体が学校とそれ以外の施設という形でありますので、まず基本的な考え方として、校舎に加えて敷地の有効活用を図り、図書館や子ども家庭支援センター、教育センターを併設するという、そこに冒頭の部分を移してございます。冒頭で申しましたみんなの学校というふうな表現もよくわかりづらいという部分もございましたので、12ページの真ん中、中学校の基本コンセプトのところで、学校が地域の方とのつながりということを非常に強調しようということで、「地域と共にある学校」という基本コンセプトにいたしました。それに基づきまして、幾つかの機能ですとか考え方というものを中学校のところに盛り込みました。前回の案ですと同じような表現を2回繰り返しておりましたので、そこのところを整理したものでございます。

 それから、次に、17ページでございます。それを受けまして、全体施設計画のところに、前回ではもう一つ前の章のところに入れていました複合施設の整備というものを盛り込みまして、それに基づきまして、18ページ、これは前にも入れておりました中学校の施設規模でございますが、その次のページに(仮称)総合子どもセンター、図書館、教育センターについて、基本的な施設規模の一覧を入れてございます。

 それから、21ページのところに、次の諸室と機能図の図書館エリア、相談支援ゾーンについての記述が前回では入っておりませんでしたので、21ページに新たに入れてございます。

 それから、23ページ以降が基本配置案でございまして、第1次検討、これは先ほど区民意見交換会で申しました校舎の位置についてのことでございますが、校庭をどこに持っていくかということで4案、これを検討した結果として、校庭を東側にしたという根拠をお示ししたものでございます。

 24ページ以降が今回三つの案をお示ししてございます。前回も三つの案でございましたが、前回は複合施設につきましては、6階建ての案を二つと8階建ての案を一つでございました。実際、部屋の配置ですとかあるいは利用者の方の滞在スペース、そういったものなどを盛り込んでいきますと、統合施設につきましては、8階及び10階ぐらいが必要であるということがわかりました。

 また、24ページの上から見た見取り図の下のところにつきましては、少し見づらいかもしれませんが、クリーム色のところが学校ですが、そこにaと印がついておりまして、それをまっすぐ下ろしました下のほうにa´というふうについてございます。また、山手通り側にbという表示がありまして、横にいきますとb´というふうにあります。そのラインで下に断面図を入れてございます。また、各学校図書館、総合子どもセンター等について、色分けをしてございます。

 案1でございますが、学校の施設は3案とも変わりません。また、学校につきましては、現行の第十中学校の校舎の延べ面積、体育館、校庭につきましても、今回の3案ともそれを上回る広さを確保してございます。その上で、1案は(仮称)総合子どもセンターを2階から5階、図書館を5階から8階にする案でございます。それぞれの部屋の配置につきましては、25ページ、26ページのほうにお示ししてございます。

 次に、案2でございますが、こちらは山手通り沿いの近隣商業地域で最大建てられる高さでどうなるかという部分も含めまして検討した案でございます。学校につきましては、先ほどと同様変わりませんが、ここでは10階建ての案でございます。(仮称)総合子どもセンターが2階から6階、図書館の一部が2階に入ります。7階から10階が図書館ということで、28ページが2階から4階、29ページが6階から10階までの部屋の配置でございます。

 なお、10階建ての場合には、非常用エレベーター、学校との連絡通路というのを必ず設けなければなりませんので、その分のスペースがそれぞれ出ております。28ページが見やすいので、そこで御説明いたしますが、28ページの2階の部分をごらんください。ブルーで示したところに非常用エレベーターというふうに囲ってございます。こういうふうな形で非常用のエレベーターを必ず設置し、また一定の空間を設けなければならないということと、学校のクリーム色の部分が複合施設のほうに出ておりますが、これが連絡通路、この部分は確保しなければならないということでございます。

 それから、30ページからが案3でございます。これは先ほど意見交換会で申しました図書館を低層に持ってきてほしいという御要望がありましたので、それを踏まえて立ててみた案でございます。1階と2階が図書館、体育館と武道場が3階に配置になりまして、4階の部分、教育センターの機能がここに入ります。5階から8階が総合子どもセンターという案でございます。

 それから、33ページに外構計画というのも新たに入れまして、また、次にデザインコンセプトを入れてございます。

 それから、今後の留意事項の中でも一部駐車場の問題ですとか、幾つか新たに設けたものがございます。

 今は配置案の中身についてざっと御説明いたしましたが、配置案の1-8階建てにつきましては、特色といたしましては、1階の部分、共通エントランスが分けられてございますので、図書館、(仮称)総合子どもセンターの出入り口での利用者の利便性は高いのではないかというふうに考えてございます。ただ、図書館につきましては、ボランティアや子育て支援団体の活動室、ヤングアダルトコーナーというのは、中高生が過ごせるような部屋を設けようということで計画したものでございますが、それらの部屋を設けるだけのスペースはございませんので、これについては、最上階の教育センターの研修室などとの共同利用ということが考えられます。

 それから、案2、図書館につきましては、それぞれ教育、子ども、ビジネスゾーンなど特色あるフロアごとのゾーニングというのが可能になります。

 それから、(仮称)総合子どもセンターにつきましても、相談室とかプレイルームなどの部分に余裕を持った配置が可能でございます。ただ、先ほども申しましたように、非常用エレベーターの設置、学校との連絡というのが義務づけられていますので、そのためのスペースをとらなければならないということと、非常用エレベーターが1階ずつとまらなければならないものですから、そういった部分では、8階建てのような、現在の配置で考えますと、専用の入り口がないということで、その位置がわかりづらいという部分がございます。

 それから、案3の場合には、図書館の利用者の方には非常に便利な配置になりますが、図書館の上に武道場と体育館を配置しなければなりません。先ほど区民意見交換会の中で、外もそうですけども、中でも防音ということが必要になってきますが、完全には解消できないという課題がございます。

 それと、もう一つは、武道場、体育館というのは、災害時の避難所という機能がございますので、ほかの2案は武道場が1階部分、体育館が2階部分に確保できておりますが、3階というところでは、避難所としての利便性という部分では課題があるというふうに考えてございます。

 今後の予定でございます。今回の3案をもとにいたしまして、基本構想・基本計画の決定を行いまして、前回の基本構想・基本計画(案)の説明と同様、地域のほうで説明をさせていただきながら、基本設計、実施設計を進めていきたいと思っております。

 それから、並行しまして、第三中学校、第十中学校の統合は平成30年4月、現在、第三中学校のほうはそれに備えた改修工事を行っているところでございます。平成30年から平成32年度にかけて第十中学校の解体工事、供用開始という予定でございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございますか。

久保委員

 これは今、修正されたものが出てきたんですよね。私、前回のものと比較ができていないのでわからないんですけれども、今後の予定のところでは、平成28年9月、基本構想・基本計画決定となっていますよね。今回修正されたものでも三つの案がありますよね。この三つの中から一つを選んで決定されるということなんですか。

浅野教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 そのとおりでございます。

久保委員

 先ほどもこれにはこういう課題がありますというような御説明があったんですけど、課題があるものを選んでいいのだろうかと思ってしまうんですよね。修正するのだったら、課題をクリアして修正したものをきょうお示しすればよかったのにと思うんですけど、その辺はいかがですか。

浅野教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 今回、これは委託業者のほうから出てきた案でございまして、さらにこれをもう少し設計する段階ですとかそういった部分で課題の克服が可能であるかどうか、もう少し時間をとって検討させていただきたいと考えております。

久保委員

 時間をとってということですが、9月にはこの三つの中から一つを選ばれるわけですよね。その一つを選ぶんですか。今、課題があることは認識されていらっしゃるわけでしょうから、課題があるまま残して進められるわけにはいかないとは思うんですよね。そうなってくると、課題を解決した上で基本構想・基本計画に進まなければいけないと思うんです。そこのところはどういうふうに調整をされるんですか。

浅野教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 先ほど課題というところで申し上げましたが、そういった部分が設計の中で解消できる問題なのか、あるいはもともとのところでこの計画に少し修正を加えて決定できるものかというふうな時間の検討を加えるということでございます。

久保委員

 時間をといっても、9月に決定ということだから、時間はあまりないのではないかなと思ってお伺いしているわけですね。課題があると言われて、それが設計の中で克服できるかどうかということを検討するとおっしゃられましたけれども、それができない場合は、その案というのは、計画というふうには言えないのではないかなと思うんですね。三つの中から一つを選ぶということなのか、そうではなくて、さらに三つの中から集約をしていって、もう一つ新しいものが出てくるという可能性もあるわけですか。

浅野教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 基本的には、この三つの中で選んでいくという形をとっていきたいと思っております。

久保委員

 三つの中からお選びになるということで、今、御説明されたことのさまざま課題をクリアしていただいて、基本構想・基本計画ということで示されて、それが決定して出ていくと、それに基づいて設計というふうに進んでいくわけですから、非常に重要だと思うんですね。今の段階でまだ案が三つあるということも、次に私たちが委員会で御報告を受けるときには、三つの中の一つになって、計画が決定しましたということで報告を受けるという段階になるのかなと思いますと、非常に不安に感じるわけです。

 ですので、御説明を聞いていて、本当に納得できるところできちっと選んでいただいたんだなというふうに思えるように、委員会としても、そういうところがないと、何となく妥協して三つの中から一つを選んだように思われてしまってもいけないと思うので、そこはしっかり慎重に御検討いただきたいと思うんですけれども、いかがですか。

横山教育委員会事務局次長

 今、御指摘をいただきました事業者のほうから3案、さまざま技術的な検討等も含めまして、受領したと、その間、区のほうからこういうことも検討内容に入れて案をつくれという指示をしてまいったところでございます。ただ、出された案につきましては、このままどれか一つを選ぶということではなく、諸課題についてはクリアできるような条件を付して基本構想・基本計画として決定したいというふうに思っております。

 出された案につきましては、いずれも実現が不可能というものではございませんで、改善の余地があるかなと受けとめてございまして、今後、我々のほうの技術的な検討等も含めまして、条件をつけた上で決定してまいりたいというふうに思ってございます。

委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 続きまして、6番、桃園小学校・向台小学校統合委員会の設置についての報告を求めます。

板垣教育委員会事務局副参事(学校再編担当)

 それでは、桃園小学校・向台小学校統合委員会の設置について御報告いたします。(資料7)

 設置目的ですが、平成31年4月に予定しております桃園小学校と向台小学校の統合を円滑に進めるために、学校統合委員会を設置するものでございます。

 協議事項ですが、学校統合委員会では、(1)から(4)の内容につきまして協議し、その結果を取りまとめ、教育委員会に報告するということになっております。まず、統合新校の名称、校章、校歌及び校旗に関すること、また、統合新校で使用する学校指定品に関すること、それから、統合新校の校舎等の施設に関すること、その他統合新校に関する重要事項、ただし、教育課程に関することは除きます。

 設置日ですが、平成28年6月20日です。

 設置期間は平成31年3月31日までとなっております。

 委員の名簿ですが、裏面をごらんください。

 町会・自治会の関係から5名の方、PTAのほうからは各学校2名ずつ、それから、校長推薦につきましても各学校から2名ずつ、公募につきましては2名の方、学校関係で校長、副校長、教育委員会2名となって、以上21名でございます。

 表面にお戻りいただきまして、学校統合委員会の周知につきましては、協議状況につきましてはニュースを発行しまして、統合する両校の児童の保護者、地域の幼稚園・保育園の保護者へ配付いたします。それから、関係する町会・自治会には回覧をお願いしているところでございます。それから、区民活動センターなどの窓口において配付いたします。それから、教育委員会のホームページにおいても周知をしてまいります。

 あわせて、学校統合委員会の開催予定、会議要旨等につきましても、ホームページで掲載をしております。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 続きまして、7番、その他に入ります。

 何かその他で報告はありますか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 それでは、私から口頭報告をさせていただきたいと存じます。

 案件は、子育て支援ハンドブック「おひるね」の発行についてでございます。先週末、「おひるね」ができ上がりまして、各議員の皆様にお配りをさせていただいたところでございます。

 今後、区の子ども総合相談窓口、あるいはすこやか福祉センター、区役所総合窓口、地域事務所等で配布するほか、保育園、幼稚園などを通じまして保護者の方にも配布させていただきまして、御活用いただきたいと考えてございます。

 口頭にて御報告をさせていただきます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 他にございますか。

石崎教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 私からは、海での体験事業の実施結果について口頭にて御報告をさせていただきます。

 海での体験事業、ことしで5回目の実施となります。7月30日から8月5日にかけて、2泊3日を3回実施いたしました。参加者は全体で93名でございました。

 この事業の参加者の応募につきましては、学校や小学校PTA連合会などの御協力を得ながら、参加の増加に努めました。また、今年度の3回目は学校を指定しての事業といたしまして、あわせて教育委員や学校等の視察も行いました。参加者保護者を対象に行ったアンケートでは、参加した児童、その保護者ともに大変よかったということで、事業は好評であったと認識しております。

 今後、アンケートの結果の分析などを行い、事業内容の充実、実施方法の工夫など来年度に向けて検討を行っていきたいと思ってございます。

 私の報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 他にございますか。

杉山教育委員会事務局指導室長

 平成27年度に発生した体罰の東京都の調査結果について、口頭で報告させていただきます。

 東京都では、小学校で26人、26校、中学校で31人、29校の体罰が発生いたしました。

 中野区での体罰の報告はございません。

 報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 他にありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 よろしいですね。

 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。

 次に、当委員会の地方都市行政視察について協議をするため、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後4時14分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後4時15分)

 

 休憩中に御協議いただきましたとおり、当委員会の今年度の地方都市行政視察の日程は、10月20日(木)から21日(金)とし、視察先及びテーマは、札幌市の札幌市子どもの権利救済機関「子どもアシストセンター」についてと札幌都心部子ども関連複合施設(資生館小学校ほか)についてとすることで御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定をいたします。

 以上で地方都市行政視察については終了いたします。

 次に、審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後4時16分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後4時16分)

 

 休憩中に御確認いただきましたとおり、次回は第3回定例会中の委員会とし、急な案件が生じた場合は正副委員長から連絡させていただくということで御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 以上で本日予定していた日程は全て終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はございますか。

高橋委員

 1点だけ。これはお願いなんですけれども、指導室になるかと思うんですけれども、今、小中学校でオリ・パラのいろんな選手を呼んで授業をやったりとか、講演を聞いたりとかというのを多分やっていらっしゃいますよね。この委員会で詳しく報告されたかどうかは定かに記憶していないんだけれども、私たち議会は、スポーツ議連というのがあるんですよ。だから、議会と行政が一体になって、公立学校、また私学も行くかもしれないけど、そういう子どもたちに対して、応援をしたいという気持ちもあるんですね。だから、本年度は大分計画が入っていらっしゃるようですけど、東京オリンピック・パラリンピックまで、毎年毎年やっていくんじゃないかなと思うんですけど、それに当たっては、計画が決まったとか、計画する前とかというのをぜひとも私たちも情報を早目に教えていただきたいというのがお願いです。これは中野がお金を出してやっているのか、東京都から来ているのかということすらも何もわからないで、私たちは子どもたちから聞いたりとか保護者から聞いたりとか、そういうことに終わっちゃうので、ぜひとも私たちは議連もあるし、こうやって委員会もありますので、何とか情報は早目にいただきたいと、これはお願いですので、今後よろしくお願いいたします。

委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で子ども文教委員会を散会いたします。

 

(午後4時18分)