平成30年01月16日中野区議会少子高齢化対策調査特別委員会

中野区議会少子高齢化対策調査特別委員会〔平成3016日〕

 

少子高齢化対策調査特別委員会会議記録

 

○開会日 平成30年1月16

 

○場所  中野区議会第委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後

 

○出席委員(14名)

 酒井 たくや委員長

 小杉 一男副委員長

 加藤 たくま委員

 渡辺 たけし委員

 細野 かよこ委員

 羽鳥 だいすけ委員

 いでい 良輔委員

 甲田 ゆり子委員

 中村 延子委員

 伊東 しんじ委員

 平山 英明委員

 小林 秀明委員

 石坂 わたる委員

 篠 国昭委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 政策室長 髙橋 信一

 政策室参事(企画担当) 青山 敬一郎

 地域支えあい推進室長 野村 建樹

 地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 伊藤 政子

 地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当、地域包括ケア推進担当) 酒井 直人

 地域支えあい推進室参事(地域子ども施設調整担当)、

鷺宮すこやか福祉センター所長 上村 晃一

 中部すこやか福祉センター所長 志賀 聡

 北部すこやか福祉センター所長 小山 真実

 南部すこやか福祉センター所長 石濱 照子

 区民サービス管理部長 戸辺 眞

 区民サービス管理部副参事(介護保険担当) 古川 康司

 子ども教育部長 横山 俊

 子ども教育部副参事(子ども教育経営担当) 高橋 昭彦

 子ども教育部副参事(子育て支援担当)、子ども家庭支援センター所長 神谷 万美

 子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当) 長﨑 武史

 子ども教育部副参事(幼児施設整備推進担当) 荒井 弘巳

 健康福祉部長 小田 史子

 健康福祉部副参事(福祉推進担当) 岩浅 英樹

 健康福祉部副参事(障害福祉担当) 菅野 多身子

 都市基盤部副参事(住宅政策担当) 塚本 剛史

 

○事務局職員

 書記 松丸 晃大

 書記 鎌形 聡美

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 地域における見守りや支えあい活動の推進及び地域包括ケア体制について

 地域の子ども・子育て支援について

○所管事項の報告

 1 65歳に向けた啓発パンフレットの作成について(地域包括ケア推進担当)

 2 中野区子ども・子育て支援事業計画中間の見直し(案)について(子ども教育経営担当)

○その他

 

委員長

 それでは、定足数に達しましたので、少子高齢化対策調査特別委員会を開会します。

 

(午後1時00分)

 

委員長

 本日の審査の進め方について協議したいので委員会を休憩します。

 

(午後1時00分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後1時01分)

 

 休憩中に確認しましたとおり、本日の審査は審査日程(案)(資料1)に沿って進め、議題宣告の後に委員会を休憩し、今後の地域包括ケアのあり方についての学習会を行い、学習会終了後、所管事項の報告を受けたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 また、事務局職員が学習会の記録用写真を撮影したいということですので、これを許可したいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、これを許可します。

 なお、審査に当たっては5時を目途に進め、3時ごろに休憩をとりたいと思いますので、御協力をお願いします。

 それでは、議事に入ります。

 地域における見守りや支えあい活動の推進及び地域包括ケア体制について、地域の子ども・子育て支援についてを一括して議題に供します。

 学習会を行いますので、委員会を休憩します。

 

(午後1時02分)

 

委員長

 それでは、委員会を再開いたします。

 

(午後2時20分)

 

 所管事項の報告を受けます。

 1番、65歳に向けた啓発パンフレットの作成についての報告を求めます。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 それでは、65歳に向けた啓発パンフレットの作成について御報告いたします(資料2)。

 高齢者の社会参加の割合と要介護のリスクの低減効果との間に一定の相関関係が認められております。これは、国が行った2010年からの調査で、日本老年学的評価研究プロジェクトという中で因果関係というのが語られております。区では明治大学等と連携したりして大規模な講演会、それから各種講座の実施等、さまざまな介護予防に係る周知啓発を行ってきております。その取り組みの一環として、今回社会参加をテーマとした介護予防パンフレットを作成することにいたしました。このパンフレットによって社会参加、それから地域貢献を促進し、支えあいの地域づくりを進めていこうと考えております。

 まず1番、作成の趣旨でございます。地域で行われているさまざまな活動や相談窓口等の紹介パンフレットをこのたび、65歳という介護保険の第1号被保険者になる節目の年齢の方に配布をして地域活動等に参加するきっかけとすることを考えております。また、認知症のパンフレットは既にもう昨年の3月につくってございまして、こちらもあわせて送付し、認知症に対する備え等も同時に啓発することを考えております。

 2番の内容になります。(1)から(5)までということで、例えば、スポーツ・コミュニティプラザ等の施設の紹介、運動で元気に。それから、中野まなVIVAネットと生涯学習で関係するもの。それから、区民活動センター、町会・自治会、ボランティアセンター等の紹介で地域活動につながっていただきたいと。それから就労も今後は重要になってきますので、東京しごとセンターだとかシルバー人材センターの紹介、それから認知症にもかかわりますけれども、エンディングノート等、いざというときに備えるということで、以上の5項目で章立てを考えております。

 配布方法でございます。まず65歳、29年度に満65歳になる中野区民の方に直接郵送することを考えております。人数はおよそ3,300人ということで想定しております。

 今後のスケジュールですけれども、平成30年2月中旬に冊子を発送しまして、同時に区のホームページにも冊子の内容を掲載して、つくられた冊子で足らない部分についてはホームページのほうで補完できるような形で考えております。

 なお、今回経費についてですけども、郵送するのは定形外の120円の3,300通ということと印刷代ということで、あわせて送付する認知症のパンフレットにつきましては、もう既に印刷しているということなので今回の経費には含んでおりません。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

中村委員

 大体予算は合計で幾らぐらいになりますか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 およそ80万円です。

中村委員

 あともう1点、4月1日から3月31日までに満65歳になる方に郵送されるということなんですけれども、例えば区民活動センターとかそういった窓口等にこういったパンフレットを置くとかということは考えていらっしゃらないんでしょうか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 今回印刷が、ちょっと予算の関係で3,500部くらいで、部数は200部ぐらいしか余りがございませんので、それについては、やはりホームページでそこはカバーしていくということで考えてございます。

中村委員

 満65歳というタイミングももちろん大切だと思うんですけれども、例えば66歳とか67歳になられた方々に対しても周知はすごく重要かなと思っておりますので、部数が200部ぐらいということなので、窓口に置くというのはなかなか難しいのかもしれないですけれども、そういった周知の方法も今後考えていただきたいと思いますが、そこら辺はいかがでしょうか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 今回は65歳というタイミングということを捉えて、今まで行政でいろんな部署にまたがっていたものを一つにまとめてパッケージとして届けるということ、モデル事業というか、試しにちょっとやってみようということで取り組むものでございますけれども、今回の反応とかも踏まえながら、今後ほかの年代の方にもどうやってアプローチしていくかということも含めて、しっかり取り組んでいきたいと考えております。

石坂委員

 今回単年度でつくってみるというような形だったものですけども、今回うまく成果が出れば今後も継続的につくっていったりですとか、あるいは何年かに1回改訂するとか、そうしたことも視野には入っているんでしょうか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 ちなみに来年度はこの予算はまだついてございませんので、今回配布をした後に、ホームページのアクセス数とかも今回ちゃんと監視をいたしまして、どれぐらいの効果があったかちゃんと見まして、後年度以降に、成果があればそこをもっと求めていきたいと考えております。

石坂委員

 ホームページのほうでアクセスなども見ながらという話がありましたけども、これはパンフレットからホームページのほうに何らかの形でつながるようなつくりになっているようなものなんでしょうか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 現在想定しているのは、QRコードみたいなコードと、あとは検索でそのページがすぐ簡単に探せるようにということで、連動を一応考えております。

石坂委員

 特に65歳の方ということなので、もちろんこの年代の慣れている方はホームページのアクセスは慣れていると思うんですけども、まだ不慣れな方等もいらっしゃる年代だと思いますので、その辺、つないだ先のホームページ、ただそこに飛べばいいというだけではなくて、そこがちゃんと高齢者の方にアクセスしやすく使いやすいような構造にしていくとか、そうした工夫なんかもしておかないと、つくったらつくったでそのままになってしまう場合もあると思うんですが、その辺の工夫などはきちんとされるということで大丈夫でしょうか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 このたびこのパンフレットをつくって、同時にホームページのほうの編集というか、更新も新たにかけていきます。当然パンフレットも見やすくつくりますけれども、ホームページについても同様に配慮していきたいと思います。

甲田委員

 私、二、三年ぐらい前にこのことを質問したことがありまして、シニア世代の活躍についてということで、こういうパンフレットをつくったりだとか、あとは東京都だとかいろんなところでも、シニアの世代の方の仕事だとか地域活動とかそういうのを応援するサイトをつくっていたりしていますので、ぜひこのパンフレットをつくることをきっかけに、そういったサイトも工夫していただければいいんではないかなというふうに思っています。

 二つほどお聞きしたいんですが、ここにはシルバー人材センターとか、または町会・自治会、ボランティアセンターの紹介等とありますけども、65歳以上ということなので、老人大学が名前を変えてシニア大学になりましたけど、そういったものの紹介とかも、老人会のことも入れていただくといいんではないかなと思いますが、その辺はいかがでしょうか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 シニア大学は、友愛クラブさんがやられているものでよろしいですね。今回、友愛クラブさんについても御紹介はしていこうと考えておりますので、その中でそういうイベントがあるということも触れたいと思います。

甲田委員

 ぜひ生き生きと活躍する様子を伝えていただけるような工夫をしていただきたいと思います。

 それとエンディングノートというのも、これもかなり前に質問させていただいて、終活という意味で、このエンディングノートを活用すると、今の生活も見直せたりいろんな不安が払拭できたり、どういうところにどういう準備をしておけばいいのかということも見えてくるので、すごく簡単なものでいいと思うんですけども、ぜひ、社協に頼んでもいいと思うんですが、つくることも考えていただきたいなというふうに思うんですけど、その辺はいかがでしょうか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 実は、今回のパンフレットと別に、先ほど御紹介しました認知症のパンフレットをつくってございます。この裏側に、実はエンディングノートを意識した「私のページ」というページがございまして、ここに、将来どこで介護を受けたいかとか、誰に介護されたいか。エンディングノートまで詳しくはないですけれども、そういう一部、自分の将来を考えるようなページでございます。こちらをぜひ使っていただきたいと思います。

甲田委員

 そうですか。もうちょっと、例えば葬儀に使ってほしい写真だとか、例えばペットはどうするのとか、そういうことも含めて、もう少し楽しく書けるようなものもあるといいなと思うんですけど、いろんなものが出ていますので、そういったものも紹介をするとか、そういうことも含めてちょっと研究していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 もう少し楽しく書けるような形で工夫してみたいと思います。

伊東委員

 こうした社会参画ということで、ここに書かれているように、認知機能の低下だとか生活機能の低下が一定程度抑止されるということ。ただ、こうした社会参画というのは、何かにつけ、やっぱりきっかけ、動機づけがないとなかなか、アナウンスしても結びついていかないという部分があろうかと思うんですけれど、そうした意味でいうと、ここに五つほど項目を分けて掲載されているんですけれど、例えば65歳にならなくても、そうしたボランティア活動、それも大きなインセンティブのあるようなイベント、具体的に言いますと2020東京オリパラ、あれはボランティアによって支えられている大きなイベントでありますから、そういう機会を持って積極的に、中野区が仕切っていなくても、中野区を通じてそういう社会参画を働きかける仕組みというのがあってもいいのかなと。

 と申しますのは、私も昨日異業種の会の新年会にお邪魔した際に、そのメンバーから、今度東京マラソンのボランティアに参加するんだと。1万人ボランティアを募っていると。それでもう既に登録済みだと。100万人ほど動員が、要するに観客等で、そうした部分の中で高揚感があって、その人に聞いてみますと、やっぱり私はそのままオリパラのほうにも参画していきたいという気持ちを持たれている。せっかくのいい機会であれば、やっぱりそういう部分、全て中野区内で完結じゃなくてもいいので、そこから中野区を通じてそういうイベントに参加する。それでそういう方々をストックしておけば、プッシュ型でこういうことに参加しませんかという働きかけができるんじゃないかと思うんですけど、そういう取り組みは考えていらっしゃらないんですか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 今御提案のとおり、やはり大きいイベントでボランティア参加をされる方というのは、結構チャンネルが広く、アンテナと言うんですか、よくPRされているものに対して入りやすい傾向があるというふうに感じております。そういう大きなイベントとかを利用しながら、そこで例えばボランティアセンターの登録とそこをうまく連動させて名簿をつくるなり、今後の活動につなげるなりという、そういう工夫をしていきたいと考えます。

平山委員

 社会参加と要介護のリスクの相関関係がということで、すばらしい取り組みだなと思うんですが、2月中旬に冊子を発送されるということで、タイトルはもう決まっているんですか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 まだ決定ではないですけども、「平均寿命90歳時代への備え、65歳からの心豊かな生き方、長生きがしたい?、いえいえ、元気で長生きがしたいんです!」というタイトルを考えています。

平山委員

 ありがとうございます。65歳でいよいよ次のステップにという方々にとって、懸念をしたのは、介護予防という言葉が出てしまうことがいいのかどうか。何かトップページにというか表紙にそういうものがあったら、中身がよくても、これはちょっとまだ俺には関係ないかなというふうに、特に男性の方とか、そういう意識を持たれる方も多くいらっしゃるんじゃないのかなというふうに思うんです。それで、相関関係はあるんですけども、だけども、自然に社会参加へつながるというような中身であるといいのかなというふうに非常に思っておりまして、その辺はどうお考えになりますか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 一応、今原稿案がここにあるんですけれども、介護予防という言葉は極力使わないで、楽しく地域活動に入っていただきたいという視点でつくってございます。

平山委員

 安心しました。もう一つだけ、学校支援ボランティアがありますよね。教育委員会のほうと少し連携して、学校支援ボランティアって、もっといろんな人材のストックがあってもいいのかなと個人的には思ってはいるんですが、今これを議論すべきところではないので控えておきますけども、割と今の世代の65歳、仕事から卒業して地域に入っていくというきっかけの中で関心を強く持っていただけるのは、やっぱり学校教育に何かしら貢献できないかなということも大きいのかなというふうに思っているんです。そこもぜひちょっと、もうここまで進んでいるんですけど、御検討いただければなと思いますが、どうですか。

酒井地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当)

 原稿案の中に学校支援ボランティアの項目もございまして、区立の小学校、中学校、幼稚園でこういうボランティア活動をしてくださる方を募集するということで掲載しております。こちらもPRしていきたいと考えております。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に2番、中野区子ども・子育て支援事業計画中間の見直し(案)についての報告を求めます。

高橋子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)

 中野区子ども・子育て支援事業計画中間の見直し(案)について御報告をさせていただきます(資料3)。

 本計画につきましては、計画の見直し(素案)につきまして本委員会でも御説明させていただき、御議論もいただいたところでございますが、この間、区民意見交換会、また関係団体への説明会等を実施いたしました。また、区民からの意見募集も行いました。これらを踏まえまして、今回中間の見直し(案)を作成いたしましたので報告させていただきます。

 初めに、意見交換会等の実施結果でございます。一つ目に、区民意見交換会の開催状況でございます。区内4カ所で開催いたしまして、延べ34名の方に御参加いただき御意見をいただきました。

 続きまして、区民から寄せられた個別意見でございます。11月20日から12月15日にかけまして意見募集を行い、58名の方から意見をいただきました。

 裏面でございますが、その他関係団体等に関しまして、11月21日から12月12日にかけまして、記載の団体に説明会、また情報提供をさせていただきました。

 別紙を用いまして、その意見の内容、また計画の見直しの素案から案への主な変更点につきまして御説明させていただきたいと思います。

 別紙として2点、それから今回の案の本編を御用意させていただいております。まず、別紙1のほうをごらんください。こちらにつきましては、意見の内容につきまして、計画の構成に沿って分類をして整理してございます。

 計画の中に目標がございまして、その一つ目が「すこやかに育つ子どもたち」という目標でございます。こちらに関しましては、一つ目でございますけれども、区の産後ケアサービスにつきまして評価いただいた内容になっております。区としても、虐待予防としても有効として考えておりまして、今後も力を入れていきたいと考えております。

 3番のところでございますが、自宅で子どもを育てる家庭の、特に2から3歳児を対象とした取り組みの充実をという御意見でございます。区としても、今後さらに保護者同士の交流機会、また一時保育事業などにより、在宅育児家庭への支援拡大を図っていきたいと考えてございます。

 4番のところでございますが、区では子育て応援メール(メールマガジン)を発行しておりますが、他の媒体を使った子育て情報の提供もできないかという御意見でございます。

 二つ目の目標、「充実した教育や支援に支えられる子育て家庭」の部分でございます。1番、2番のところにつきましては、ニーズに対応した教育・保育施設の確保についての御意見でございます。3番、4番につきましては、区立保育園、区立幼稚園の民営化に対する意見となっております。

 ページ、進みまして2ページ目でございます。5番目につきましては、企業主導型保育室の利用者に対する補助について検討してほしいという御意見でございます。6番、7番につきましては、幼稚園・保育園職員の質の向上というところでの御意見でございます。8番、9番、10番につきましては、外遊びのできる環境づくり、また、子どもたちの体力向上に向けた取り組みの充実についての御意見でございます。11番、12番につきましては、認定こども園の整備に関しての御意見でございます。13番、14番、15番につきましては、一時保育の充実についての御意見。

 3ページ目にまいりまして、16番はファミリー・サポートの利用要件の緩和について検討できないかという御意見。17番は、中高生と乳幼児の触れ合い機会の拡大について検討できないかという御意見をいただいております。

 目標の3番目が「地域に育まれ豊かに育つ子どもたち」という目標を設定してございます。こちらにつきましては、1番目のところでございますが、登下校時の見守りについてシルバー人材センターの活用ができないものかという御意見。2番、3番につきましては、地域の子育て支援活動への支援の充実、また、計画の中にしっかりとその位置付けを記載できないかという御意見をいただいております。

 4番から、ページが変わりまして9番のところでございますが、こちらにつきましては、児童館の廃止、キッズ・プラザの今後の整備に対する意見を含めまして、小学生の放課後対応、また乳幼児親子の交流、仲間づくり機会の確保、また、中高生等への施策の充実についての意見となってございます。

 4ページ目の中ほどでございます。こちらからは需要見込みと確保方策、本編でいいますと、67から87ページの部分になります。

 一つ目の部分につきましては、学童クラブ事業の部分でございますが、本編ですと85ページの部分になります。地域の実感からすると、学童クラブ事業の需要見込みが少ないのではないかという御意見です。

 続きまして、2番、3番、4番、5番、6番までですが、こちらにつきましては、本編では74ページにございます地域子育て支援拠点事業、子育てひろば事業に関しての意見になっております。区の案の中では、子育てひろばの利用者が減る見込みとなっているが、多くの方に利用していただく、あるいは1人当たりの利用数をふやすという視点でとらえるべきではないかといった御意見、また、整備に当たっての御意見などをいただいております。

 5ページ目の7番、8番につきましては、今後の教育・保育施設の整備確保に当たっての御意見です。また、9番では、需要見込みの精度を高めるためのニーズ把握の工夫について御意見をいただいております。11番、12番につきましては、本編の86ページになりますが、児童の放課後の居場所の確保に関連して、子どもたちが伸び伸びと過ごせる環境づくりなどについての御意見をいただいております。

 6ページ目でございます。計画全体に関することについての御意見です。より多くの意見をいただけるようにするための工夫などについて御意見をいただきました。

 6ページ目の下の部分でございますが、その他の意見・質問等というところで、直接、計画に関する意見ではございませんが、幾つかいただいております。U18上高田の跡地整備についての御意見、また、待機児童緊急対策の進め方についての御意見、JR中野駅、東中野駅へのエレベーター設置について、子育て人口が増加した場合の小・中学校の受け入れ確保についての御意見をいただいているところでございます。

 以上、御意見を踏まえまして、素案から案への変更点、こちらについてまとめた資料が別紙2のほうになってございます。別紙2の方をごらんください。

 大きく3点ございます。1点目が第3章、本編の62ページの部分でございますが、「各目標における取組の柱と主な取組」の内容中で記載を追加してございます。先ほど御紹介させていただいた意見の中にもございましたが、地域での子育て支援に関する活動団体の連携強化、また、活動への支援等についての記載を追記しております。

 二つ目に、第4章の「需要見込みと確保方策」の部分で変更をしてございます。素案から案にかけて、需要の見込みについては変更のところはございませんけれども、今後の新規施設の確保の見込みにつきまして、具体的には保育園、地域型保育事業、認証保育所等につきまして整備する施設の数の組み合わせ、それぞれの種別の組み合わせを変更してございます。これは今後の区内の整備見込み等を踏まえたものでございます。その内容が別紙2の1ページ目の下の部分、本編では70ページの部分でございます。変更の内容につきましては、下線を引いた数字がございますが、その部分が変更になっております。

 続きまして、別紙2の2ページ目でございます。今申し上げました施設ごとの整備数の組み合わせを変更したことによりまして、確保方策の数字に連動して変化が生じております。上の部分は本編の71ページに当たるところで、2号認定、満3歳以上の表でございます。下線部分が変更点になります。

 2ページ目の下の部分、こちらは3号認定の0歳の平成31年度分の表でございます。

 同様に3ページ目ですが、本編では72ページ部分のところですが、3号認定、1、2歳の数字が変わっております。こちらについては先ほどの施設ごとの数を変更したものに伴っての数字の変更です。

 三つ目の変更につきましては、需要見込み確保方策の表記方法の変更でございます。本編の第4章、67から87ページにございますけれども、そちらにあります幼児期の学校教育・保育及び地域子ども・子育て支援事業の需要見込みと確保方策につきまして、今回の計画の策定が中間見直しであるということを踏まえまして、その見直し内容を見やすくするために、表中の数値の部分ですね。括弧内に当初計画の数値を追記する形で修正をいたしております。

 以上の内容を今回案の中で変更しております。

 説明資料の1枚目にお戻りください。裏面になります。今後の予定でございます。今回議会のほうに報告させていただきました。そして1月19日(金曜日)から2月8日の間にパブリック・コメント手続を実施したいと考えてございます。そしてそちらでいただいた意見を反映いたしまして、3月に計画決定というところで運んでまいりたいと考えております。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの説明について質疑はありませんか。

平山委員

 ありがとうございました。まず、これは今もしかしたら説明があったかもしれませんけど、幼稚園の数で、これは22園から21園になったのというのはどうしてですか。

長﨑子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 平成29年度に区内の幼稚園が1カ所、私立の保育園に転換したといったことで1園減になっているというところでございます。

平山委員

 もう一つ、その上の「青少年育成地区委員会や子ども会など子育て支援に関わる団体との」というところの文言を加えられましたよね。これはどういう理由ですか。

高橋子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)

 今回、意見の中で地域での活動というところも大事な要素であり、それをしっかりと位置付け、そして必要な支援をしていくべきであるということでいただきました。区としてもそのように考えているところですが、素案の記載ですとその部分が十分に読み取りにくいかなというところで、改めて本文を読み返しまして認識したところです。というところから、今回そこの部分がはっきり読み取れるようにということで記載を追加いたしました。

平山委員

 ということは、この素案にあった「地域の子育てや育成活動の中核となる人材」というのは、具体的に言うと、青少年育成地区委員会や子ども会など子育て支援に関わる団体の中で育成していくということなんですか。

高橋子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)

 地域の中にはさまざま活動の団体、活動がございますので、さまざまな形で育成がされていく話でございますが、ここでは代表的な例として挙げさせていただいております。

平山委員

 いや、代表的な例だったら、「等」とか入れないとおかしいでしょう。ちょっと文面の読み方が、加えられて具体的にここですよということを示したかったのか、具体的にしたかったっておっしゃったから、どうなのかということをお尋ねしているんです。文面を読む限り、まあ点が打ってあるから読み方が違うふうにも読めなくもないんですけど、「強化し、地域の子育てや育成活動の中核となる人材」云々ということが書いてあるので、頭にこれを持ってこられたということは、ここを中心にベースに考えていきますということなのかということをお尋ねしているんですけど。いい悪いと言っているわけじゃなくて、そうですかという確認をしているんですよ。

高橋子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)

 これまでの中野の中で実績もある地域に密着した活動でございますので、ここに書いた青少年育成地区委員会、子ども会というのは今後も引き続き大きな役割を期待したいところだと考えています。さらに、それ以外の団体もというところで、ここではこのような記載にしてございます。

石坂委員

 区民からの意見交換会で出てきた声に関して、特に3ページ、4ページあたりに中高生向けの意見が出ています。今回の事業計画を見たときに、中高生の部分というのが、見にくい、わかりにくい、薄い印象を与えてしまうところがあるんじゃないかと思います。ただ、もちろん、区のほうで何もやっていないわけではないわけですから、そのあたりをしっかりと、実行していく際ということにこの事業はなっちゃうんでしょうけども、やはり中高生向けの取り組みはどんなことをやっているのかということはしっかりと見える化をしていく。そうした中で新たにこうしたものが必要なのではないかとかということを検討していく。そのためにも、やはり中高生向けの取り組みを一旦全庁的にまとめて出していくということなんかも必要になると思うので、その辺いかがお考えなんでしょうか。

神谷子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 高齢児への支援に対してのPR的なところについては、あまり濃いものがないというような認識はしておりますので、どういった形で周知するのがふさわしいかといったことも含めまして、検討してまいりたいと考えてございます。

石坂委員

 しっかりと見える化を進めていただければと思います。あと、それからなんですけれども、出てきている意見全体を見た際に、障害児に関する意見というのがすごくないなという感じがしています。一応関係団体にも、表紙の裏面のほうに関係団体の聞き取りなどを行っていますが、これはすみません、その次以降に出ている区民からの声というのは、あくまでも意見交換会だけで、関係団体等で説明をした団体、あるいは情報提供を行った団体等から、そこから意見を吸い上げたりとかということはしていないのか。していても、ここには表示されていないということなのか、その辺のことをちょっと教えてください。

高橋子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)

 関係団体の方でいただいた意見も入ってございます。

石坂委員

 ただ、そうしたときにやはり関係団体からどういうふうに意見を聞いていくのか。あるいは関係団体をどう選ぶのかということもあると思うんですが、今回この意見の出方が、障害に関する意見がないのが、当事者の方とか家族、親御さんとかが全く要望がなくてというよりは、そこがちゃんと拾えていないんじゃないかと不安に感じるんですが、そのあたり、意見交換会は終わってしまったわけですけども、実際に実行していくときに、もうちょっと障害のある方の声、御家族の声を聞いていかないと、当事者不在のまま進んでしまいそうな感じがしてちょっと不安なんですが、そのあたりいかがお考えでしょうか。

高橋子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)

 今回この機会でいただいた意見に関しては記載のとおりでございますが、委員おっしゃるように、障害児の部分についても、引き続き御意見をいただきながら、また次回、今後施策を展開していくときに反映させていくべきと思いますので、そのアンテナは張っていきたいと思います。

渡辺委員

 意見交換会で寄せられた意見の中で、1ページの目標Ⅰの4番の子育て応援メールが非常によい取り組みだと。LINE利用者なども多いので、他の媒体を使った相談サービスも検討できないかということで、今後検討していきたいという回答をいただいているんですけど、子育ての世帯というのは、メールというよりはSNSのものでもあるので、こういったLINEを使った相談とかやってみたらどうかというのをちょっと所管の方に確認をしてみたら、そのときは、あまり考えていないというような回答をいただいたんですけども、その辺はちょっと状況が変わって検討し始めているという認識でよろしいんでしょうか。

神谷子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 子育て応援メールにつきましては、行政側等からの発信の内容をお伝えするというような目的を持って実施しておりまして、そうしたことの媒体について、ほかのSNSですとかそういったことを活用するというのは今後の検討の中には入ってくるかなと思っておりますけれども、実際に相談をやりとりするということになりますと、そういった個人の情報についてどんなふうにレスポンスをかけていくのかですとか、慎重な検討が必要なところかなというふうに思っておるところでございます。

渡辺委員

 他の自治体とかでこういった取り組みを既に行っているという事例もあるようなので、確かに証跡も残ってしまう、回答、やりとりとかというのは問題になる場合もあると思うんですけれども、SNSというものに関しては有効な手段だとは思いますので、そういった難しいところもあるかと思うんですけども、前向きに検討していただきたいと思います。要望です。

 あともう1点なんですけれども、2ページ目の7番のところで、幼稚園・保育園職員の質の向上のための処遇改善という回答で、キャリアアップの補助であったり宿舎借り上げの補助を行っていますよとあるんですけど、これは保育士さんだけのものかと思ったんですけど、幼稚園の先生も対象になっているんでしょうか。

長﨑子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 ここは主に保育士に対する処遇といったようなことでの回答をしているところでございます。質問の中には、幼稚園・保育園職員の質の向上といったようなことでの意味合いも込められているのかなといったところを感じているところでございます。保育士に対する宿舎借り上げ、それからさまざまなこうした支援といったところがある一方で、幼稚園教諭に対する支援のほうも充実させてほしいと、こういうふうな願いも込められている質問だというふうに感じておるところでございます。区といたしましても、そのような形の方策が何かできることがないのか、そんなことについては引き続き検討してまいりたいと、そのように考えているところでございます。

中村委員

 別紙1の2ページの13、14、15で一時保育のことについて触れられているんですけども、私も区民のお母さんから、やはりなかなか使えない状況だということで御相談を受けたこともあります。区が、例えば本編の49ページの「充実した教育や支援に支えられる子育て家庭」のところの取組の柱として、「多様で質の高い教育・保育の提供」というふうに「多様」という言葉をよく使われるんですけれども、区が多様な保育とかと説明をされるときは、例えば事業者の形態とかで使われる場合が多いのかなというふうに思っていて、保育園の形式というか、例えば新宿区だと、認可の24時間保育があったりとか、墨田区だと、ちょっと中野区とは定義が違う定期利用保育があって、それは自営業の方々が保育園のポイントの中ではない形で、保育園という形ではなく使える定期利用保育があったりとか、江東区のサテライト保育とかはちょっと中野区にはなじまないのかなというふうには思っているんですが、そういった多種多様な保育の提供ができているようなほかの23区というところもあると思うんですね。そういったところ、多様な働き方があるからこそ多様な保育がというところの中で、そういう考え方も入れていかないと需要と供給は絶対追いつかないと思うし、0歳で預けたくないのに預けているような現状もある中で、そういった部分を考えていかなきゃいけないと思うんですが、中野区としては今後そこら辺はどういうふうに考えていらっしゃるんでしょうか。

長﨑子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 今、入園相談のほうでの受け付けをさまざまさせていただきました。その中でもやっぱり親御さんの働き方ですとか、そういったものは非常に多様だなといったところも実感しているところでございます。そういった中で、多様で質の高い保育・教育というのを掲げているところでございます。どういった保育がこれからの時代に合うのか、そういったところについては先進的なところでやっている自治体等もありますので、そういったところの取り組みは参考にしつつといったところになろうかというふうには思っております。保育としては、まずは待機児童対策という形で保育所に入れるような環境、まずはこれを整備した上で、その中でもってどういった形の保育所の形態がいいのか、そんなことについては引き続き検討をしてまいりたいなと、そんなふうに考えております。

中村委員

 もちろん需要があって供給をしていくというのはすごく大切なことだと思いますし、今緊急対策も行っていて、そういった今の対策をしなきゃいけないというのは重々理解しておりますし、頑張っていただきたいとは思うんですけれども、そういった働き方に即したものをつくっていくことで、少し需要というものが下がっていったりとか、違う働き方で、多様な働き方によって、預けなくていいのに預けているというような現状もあったりする中で、ぜひ考えていっていただきたいなというふうに考えています。これは要望とさせていただきます。

委員長

 3時になりました。一旦休憩させていただきます。

 

(午後3時02分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時02分)

 

 それでは、他に質疑はございませんか。

甲田委員

 手短にします。

委員長

 いや、いいんですよ。

甲田委員

 まず意見交換会の持ち方なんですけど、私もちょっと傍聴させていただいたんですが、健康福祉計画の意見交換会と一緒にされたと思うんですけど、これはどうしてそうなってしまったんでしょうか。ちょっとその辺お聞きしたいんですが。

高橋子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)

 今回この計画では、当計画での説明部分の時間を記載しておりますけれども、例えば中野区役所で行った場合には、19時から19時45分までを健康福祉総合推進計画の説明、質疑。そして19時45分からこの計画の説明、質疑。また、その後に両計画を通じての質疑ということで進めました。この2計画につきましては、障害児の部分とか共通する部分も多いところがございます。また、地域福祉部分についても関連する部分がございますので、同時期、2回の計画のための機会を設けて来ていただくよりも、一度に来ていただき御意見をいただいたほうが、区民の皆さんの予定から考えるとよいのではないかということで、今回一つの工夫としてそのような形態で意見交換会を開催いたしました。

甲田委員

 そうすると、障害児の部分というのは健康福祉計画のほうで議論されて、それでこっちに入らなかったということなんでしょうか。

岩浅健康福祉部副参事(福祉推進担当)

 障害児の部分につきましては、健康福祉審議会での意見もいただいておりますし、福祉団体連合会からも意見をいただいております。その他、区民の意見交換会の中でも御意見が出ておりますので、それらも含めて健康福祉総合推進計画の中で反映をさせていくというものでございます。

甲田委員

 そうですよね。だから、こちらの子ども・子育て支援計画の意見交換会としては回答が出てこなかったということもあるわけですよね。ただ、ここは、少子高齢化対策調査特別委員会ですので、障害児のこともこの報告の中には、せっかく健康福祉部の方がいらっしゃるので、入れていただいてもよかったのかなというふうに思ったりもします。ちょっと報告の仕方なんですけども。それで、健康福祉計画の案については、区報の号外が今回出てましたよね。そういうのはすごくいいなと思ったんですけども、子ども・子育て支援計画については、その号外の中に、意見交換会の中で半分はこれですよというふうにうたってはいたんですけど、子ども・子育て支援計画はその場に行って初めて見るというような状況だったので、あらかじめ考えていくこともできなかったんではないかなという、ちょっと二つを比べてみますと、少し丁寧さに欠けてしまったんではないかなというふうにも思います。子育てに関しては相当区民の関心が今高くて、本当に子育てについて中野区が安心なサービスを提供しようとしているのか。それとも冷たいんじゃないかというところも、そういう厳しい御意見もある中で、よく説明していただけば、こういうことに力を入れているんだということがわかるような説明会になっていたんだと思いますので、ぜひ、広報の仕方にも工夫をこれからしていただきたいと思うんですが、その点はいかがでしょうか。

高橋子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)

 計画を策定する際に、区民の意見をいかにいただいて策定するかということは大事な話ですので、今回情報としてはホームページ等でも提供はしているんですが、それがより伝わりやすい形で、そして意見がおありの方がそれを表明しやすいようなことを今後も検討して工夫をしてまいりたいと思います。

甲田委員

 ありがとうございます。あと1点ですが、所管外のところで所管に伝えさせていただきますという中に一つ、区内の公園で十分に遊べるスペースがないというような、公園のことに関してかなり御意見をいただくんですけども、この意見交換会の中でも出ていたと思うんですけれども、今の子育ての状況を考えると、子どもの遊びのスペースが、空き地もないですし、道路で遊べないし、公園も、2年暫定ですけど、保育園になってしまったとか、いろんな御意見がありますので、公園の充実はすごく大事だなと思うんですけども、そういったこともちゃんと伝わっているのかどうかというところで、私もちょっとどうなのかなと思っているんですが、その点はいかがでしょうか。

高橋子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)

 意見については伝えております。また、本日も、委員のほうから御発言があったこと、そこについてもしっかり伝えたいと思います。

委員長

 他に質疑はございませんか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了いたします。

 3番、その他で所管事項の報告はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 以上で所管事項の報告を終了します。

 審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午後3時09分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時09分)

 

 休憩中に確認しましたとおり、次回は第1回定例会中とし、急な案件が生じた場合は正副委員長から御連絡をさせていただくということで御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 以上で予定した日程は全て終了いたしますが、委員、理事者から特に御発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 以上で少子高齢化対策調査特別委員会を散会いたします。

 

(午後3時09分)