中野区議会建設委員会〔平成30年9月11日〕
建設委員会会議記録
○開会日 平成30年9月11日
○場所 中野区議会第4委員会室
○開会 午後5時04分
○閉会 午後5時16分
○出席委員(8名)
佐野 れいじ委員長
小林 秀明副委員長
杉山 司委員
内川 和久委員
小林 ぜんいち委員
石坂 わたる委員
酒井 たくや委員
来住 和行委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
都市政策推進室長 奈良 浩二
都市政策推進室副参事(産業振興担当) 浅川 靖
都市政策推進室副参事(グローバル戦略推進担当、都市観光・地域活性化担当) 藤永 益次
都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子
都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当) 石井 大輔
都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 石橋 一彦
都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当) 小幡 一隆
都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当) 江頭 勝
地域まちづくり推進部長 角 秀行
地域まちづくり推進部副参事(まちづくり企画担当、西武新宿線沿線まちづくり企画担当) 荒井 大介
地域まちづくり推進部副参事(北東部まちづくり担当) 高村 和哉
地域まちづくり推進部副参事(北西部まちづくり担当) 藤原 慶
地域まちづくり推進部副参事(西部まちづくり担当) 菊地 利幸
地域まちづくり推進部副参事(東部・南部まちづくり担当) 森 眞一郎
都市基盤部長 豊川 士朗
都市基盤部副参事(都市計画担当) 安田 道孝
都市基盤部副参事(道路担当) 井上 雄城
都市基盤部副参事(公園担当) 細野 修一
都市基盤部副参事(建築担当) 小山内 秀樹
都市基盤部副参事(住宅政策担当) 塚本 剛史
都市基盤部副参事(防災担当) 中川 秀夫
○事務局職員
書記 立川 衛
書記 野村 理志
○委員長署名
審査日程
○議案
第68号議案 平成30年度中野区一般会計補正予算(関係分)
委員長
定足数に達しましたので、これより建設委員会を開会いたします。
(午後5時04分)
委員長
まず、審査日程についてお諮りさせていただきます。
本日の審査日程については、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めさせていただきます。
それでは、議事に入らせていただきます。
議案の審査を行いたいと思います。
第68号議案、平成30年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。本議案は総務委員会に付託されておりますが、建設委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、まず御承知おきいただきたいと思います。
それでは、本議案について理事者の補足説明を求めます。
石橋都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)
それでは、第68号議案、平成30年度中野区一般会計補正予算につきまして、都市政策推進室所管分の補足説明をさせていただきます。
なお、これから御説明させていただく2件の事案でございますが、関連する事柄を、先月、8月30日の建設委員会におきまして御報告させていただいております。1件が、中野駅西口地区まちづくりについて、もう1件が、中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業に伴う実施設計作業の進捗状況及び設計期間の行程延伸等についてでございます。今回の補正予算は、それらに起因して生ずるものでございます。
まず、歳入歳出予算事項別明細書でございます。議案の8ページをごらんください。
最初に、歳入でございます。14款都支出金につきましては、1,543万1,000円の増額、これにより補正後予算額は122億6,574万8,000円となります。
次に、9ページ、歳出でございます。3款都市政策推進費につきまして、1億234万6,000円の増額、これにより補正後予算額は34億1,898万4,000円となります。
内容の詳細について御説明いたします。12ページの歳出をごらんください。
3款都市政策推進費、3項中野駅周辺まちづくり費、2目中野駅周辺地区整備費の19節負担金補助金及び交付金につきまして、1億234万6,000円を増額するものでございます。
増額の理由でございます。これにつきましては、中野三丁目地区の土地区画整理事業におけるUR都市機構に対する補助金でございますが、中野駅西口広場予定地にある権利者との合意形成が進み、翌年度に予定してございました建物解体工事等に着手できる状態となってございます。これを受けまして、西口広場予定地にある建物解体工事に区画整理の施行者であるURが順次着手できるよう増額補正を行うものでございます。西口広場予定地の整備を進めることによって、中野三丁目土地区画整理事業の着実な事業推進はもちろん、中野駅西側南北通路・橋上駅舎等整備に係る施工ヤードの活用など、効率的な整備の実現に資するものというふうに考えてございます。
また、後ほど、繰越明許費調書のところでも御説明申し上げますが、中野駅西側南北通路・橋上駅舎の実施設計につきまして、これまで関係機関と事前協議を進めてまいりましたが、建築確認申請に向けた調整等に時間を要することから、実施設計の期間について、今年度内の平成31年3月までだったものを平成31年9月までと6カ月ほど延伸したく、繰越明許費のみ設定させていただきたいというふうに考えております。
この2点に対する都市計画交付金の財源更正といたしまして、中野三丁目地区の土地区画整理事業の増額分に対しましては、2,558万6,000円の追加交付が見込まれる一方、中野駅西側南北通路・橋上駅舎の実施設計につきましては、繰り越しによって今年度の1,015万5,000円の交付がございません。都合、1,543万1,000円の特定財源の追加計上をさせていただきたいというふうに考えてございます。
最後に、18ページ、繰越明許費調書でございます。
先ほど御説明申し上げました中野駅西側南北通路・橋上駅舎の実施設計につきまして、平成31年度への繰越明許費として、今年度内に完了しない実施設計作業分2億1,720万5,000円を設定させていただきたいというふうに考えてございます。
私からの説明は以上となります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
ありがとうございます。
それでは、ただいまの説明に対しまして質疑がございましたら、挙手をもってお願いしたいと思います。いかがでございましょうか。
石坂委員
今のお話にありました都支出金のほうが、前者、都市再生土地区画整理事業のほうはすぐ入ってくるけれども、中野駅西側南北通路・橋上駅舎のほうはすぐに入ってこないというのは、これはどういった理由なんでしょうか。
小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)
中野駅西側南北通路・橋上駅舎の実施設計費ですが、今年度、実施設計としては完了しない部分があるということで、今年度の都の都市計画交付金というところについては入ってくる見込みがないということで、減額しておるところでございます。
石坂委員
この財源は、実際やるときには繰り延べというか、時間が押してしまうという形で来年に入ってくる見込みだということはあると思うんですけれども、これは割られてしまったりとかということなく、ちゃんと来年やるときは、まるっと入ってくる見込みであるということで大丈夫ということでしょうか。
小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)
都の交付金につきましては、実際に作業が終わった後に交付金の申請をするという形になっておりまして、平成31年度分につきましては31年度分の作業が終わった後に、それに基づいて申請をすると、それに基づいて交付をされるというものでございます。
石坂委員
先ほど、一般質問でもさまざま駅周辺の話が出ていましたけれども、このスケジュールが一応約半年間延びる形ではありますけれども、さらに延びてしまって、さらに一般財源の負担が、一時的とはいえ発生してしまうリスクというのは、今の段階ではどのようにお考えでしょうか。
小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)
実施設計作業としましては、先日の建設委員会で御報告をさせていただきましたが、半年の延伸ということで、建築確認申請もとっていくということで考えております。その後、実際に工事に入っていくわけなんですけれども、そちらも報告のとおり、これまでの見込み、平成39年というところからは1年ほど短縮できる見込みというところでございます。
石坂委員
区長のほうも、先ほどいろいろな質疑の中で、基本的に進めていく方向であるようなことは言われていたんですけれども、その辺の検討によって、実施設計自体が延びてしまう、さらに押してしまうということはないという理解でいいということですね。
小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)
委員お話しのとおり、実施設計については、この延伸期間の中で終了していくという見込みで進めております。
来住委員
中野三丁目地区の土地区画整理事業、思ったよりも進展をしているということだと思います。これまでも丁寧な地権者への説明をしていただきたいということは、繰り返しお願いをしていたところですけれども、まだ個別的な、もちろんUR都市機構との関係なんですけれども、話し合いが進まない方々も何件かいらっしゃるということも、ちょっと情報としてはお聞きしているんですけれども、今後の見通しについて、まず全体的な見通し、その地権者との関係では、区としてはどのような判断をされているんでしょうか。
石橋都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)
個々の地権者と、今、丁寧に対応させていただいているところでございます。前回の御説明でも御報告させていただいているとおり、17件の地権者がいる中で、また、その中でも72件の借家人もいる中で、今、交渉が進んでいるというところでございますが、中には、おっしゃるとおりなかなか合意がとれないというところもございます。ちょっと個々の地権者の話になってしまいますので、何件とか、どういった状況だとかは申し上げにくいところではございますが、まだ合意に至っていないところの方々に対しても、URを中心に、また区としても慎重に、地権者の生活の背景とかを含めながら、慎重に対応していきたいというふうに考えてございます。
この区画整理の事業の期間が35年度までということでございますが、その中で努力をしていきたいというふうに考えております。
来住委員
丁寧にやっていただきたいと思います。
それで、UR都市機構が直接は作業をやっているわけですけれども、中には期日を迫って、ここがお尻なのでここまでにというようなことを――都市機構側の担当者がかわったりすることもありまして、個々の地権者の中には、戸惑いなどもちょっとある部分も聞いていますので、区としては、丁寧に丁寧にということで言っていただいていますので、そこは本当に、事業としては期限のある問題ではありますけれども、個々との、個人との話し合いについては、慎重な説明と丁寧な方策を十分尽くして、区として、UR都市機構に対してもそういうスタンスを持って臨んでいただきたいということを、重ねてこのことは要望したいと思います。よろしくお願いします。
委員長
今のは要望でよろしいですか。
来住委員
いいです。
委員長
他に質疑ございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、質疑を終結いたします。
次に、意見について伺いたいと思います。意見ございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、第68号議案については、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
以上で第68号議案、平成30年度中野区一般会計補正予算(関係分)の審査を終了いたします。
以上で本日予定した日程は全て終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言ございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の建設委員会を散会いたします。
(午後5時16分)