平成30年09月28日中野区議会決算特別委員会建設分科会

中野区議会建設分科会〔平成30年9月28日〕

 

建設分科会会議記録

 

○開会日 平成3028

 

○場所  中野区議会第4委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後1時10分

 

○出席委員(8名)

 佐野 れいじ主査

 小林 秀明副主査

 杉山 司委員

 内川 和久委員

 小林 ぜんいち委員

 石坂 わたる委員

 酒井 たくや委員

 来住 和行委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 都市政策推進室長 奈良 浩二

 都市政策推進室副参事(産業振興担当) 浅川 靖

 都市政策推進室副参事(グローバル戦略推進担当、都市観光・地域活性化担当) 藤永 益次

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当) 石井 大輔

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 石橋 一彦

 都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当) 小幡 一隆

 都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当) 江頭 勝

 地域まちづくり推進部長 角 秀行

 地域まちづくり推進部副参事(まちづくり企画担当、西武新宿線沿線まちづくり企画担当) 荒井 大介

 地域まちづくり推進部副参事(北東部まちづくり担当) 高村 和哉

 地域まちづくり推進部副参事(北西部まちづくり担当) 藤原 慶

 地域まちづくり推進部副参事(西部まちづくり担当) 菊地 利幸

 地域まちづくり推進部副参事(東部・南部まちづくり担当) 森 眞一郎

 都市基盤部長 豊川 士朗

 都市基盤部副参事(都市計画担当) 安田 道孝

 都市基盤部副参事(道路担当) 井上 雄城

 都市基盤部副参事(公園担当) 細野 修一

 都市基盤部副参事(建築担当) 小山内 秀樹

 都市基盤部副参事(住宅政策担当) 塚本 剛史

 都市基盤部副参事(防災担当) 中川 秀夫

 

○事務局職員

 書記 立川 衛

 書記 野村 理志

 

○主査署名


審査日程

○議題

 認定第1号 平成29年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について(分担分)

 

主査

 定足数に達しましたので、ただいまから建設分科会を開会いたします。

 

(午後1時00分)

 

 平成29年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について(分担分)を議題に供します。

 昨日の答弁保留につきまして、理事者より、まず答弁を求めたいと思います。

中川都市基盤部副参事(防災担当)

 昨日は答弁保留をしてしまいまして、大変申しわけございませんでした。では、この時間で報告をさせていただきます。

 行政評価結果の268ページ、(2)の事業・取組みの有効性・適正性、その中の上から二つ目、2番にあります「事業や取組みについて、区の役割や関与は適切であり、優先度や緊急性を適切に判断して行われている」というところで、横並びで、都市基盤部の分野がございまして、一番右側の列、防災のところに丸がついていないというところを、きのう、お答えできませんでした。

 これに関しまして、まずは、経緯としましては、本年度、この行政評価を、自己評価ということで、我々、防災分野が、自分で自分たちを評価いたしました。その後、6月7日から6月22日の期間、部間相互評価ということで、都市基盤部は経営室さんが部間で評価をするということでやっていただきました。その中で、防災分野のやりました事業内容についての部分で、実は、評価の指標としますところが、防災で掲げていますのが2項目ございまして、1項目めが、災害等に対応する食料や水の備蓄率を上げていきたい、もう一つは、防災訓練の参加者数、人数を上げていきたいと、二つの評価をしていただくことになっております。

 我々の中でも、PDCAに基づきまして、1年間やったことで、よかった点、悪かった点というのはしっかりと自己評価させていただき、この御指摘いただいた2のところを、丸をつけて出しました。その結果、今、申し上げました部間評価で、経営室さんのほうから、この丸が消えてしまったと。その理由といたしまして、非常食、飲料水の備蓄に関しての周知徹底や、備蓄している割合を上げていくところで、防災対策における個人備蓄などに関しては、対象者へのきめ細やかな対応を継続的に行う必要があるという御指摘といいますか、区役所内部のことですので、アドバイスし合うといったところだと思います。この指摘といいますか、アドバイスに基づきまして、丸が消えてしまったというのが、この丸がない理由でございます。

主査

 ただいまの答弁に対して質疑ございますでしょうか。

酒井委員

 ありがとうございます。自己評価をされて、その後に部間評価が入って、経営室のほうから評価がされて、結果として、この「区の役割や関与は適切であり、優先度や緊急性を適切に判断して行われている」というところの丸が落ちたということだと思うんですけれども、まず、部間評価というのは、二つの指標だけを見られるんですか。

中川都市基盤部副参事(防災担当)

 二つの指標に対しまして、細かく、自分たちで自己評価をするシートがございまして、それに基づいて評価をされたものだと思います。

酒井委員

 簡単に答えてください。部間評価というのは、経営室のほうで見るのは、2番のところに関しては、二つの指標のみを見ているということですか。

中川都市基盤部副参事(防災担当)

 そのとおりでございます。

酒井委員

 その対象になったのが個人備蓄率の向上ということですよね。中野は単身世帯が多いので、そういった方々の備蓄率の向上をすることが防災力のアップにつながる、そのとおりだとは思うんですが、ただ、個人の備蓄、単身者だとかの備蓄を上げていくというのは、かなり難しいところもあると思うんですね。そういう中で、そこだけで、防災分野のみが都市基盤部の中で、事業や取組みについての区の役割、関与、それから優先度や緊急性のところの丸が落ちるというのは、ちょっとどうなのかなと思うんですよ。なぜなら、現場の皆さんは本当に、防災分野の皆さんはよくやってくださっていますよ。学校現場や、それから地域でも、本当に皆さん、防災訓練等々、よくやってくださっていますし、それから、普段の、平時の仕事においてもそうだと思うんですよ。こういうのがなくなっちゃうと、現状をしっかり見ていただいて、やっぱり評価していただくことが必要なのかなとは思うんですが。

 それで、経営室のほうで、その丸をなくしたわけでしょう。その後のやりとりってないんですか。いやいや、うちはしっかりやっているんだとか、そういうものはないんですか。どういうふうに決まっていくんですか。

中川都市基盤部副参事(防災担当)

 部間評価の結果というのは、通知されたのが7月27日でございます。フォルダ内に入っておりますので、データを、我々、防災分野の職員が確認して、こういう評価を得たんだと。最終的な結果が出ているだけなので、結果に対しては、復活の折衝のようなことは、制度的にはございません。ただしなんですが、事前に、評価をするに当たりまして、どういう具体的な仕事を、何をしているんですか、こうですかという質問をし合う期間はございます。

酒井委員

 そのヒアリングはあったんですか。

中川都市基盤部副参事(防災担当)

 部間評価、先ほど申しました6月7日から6月22日の間は、ヒアリング期間ということで、とられております。

酒井委員

 昨日、質問させていただいたところ、すぐに、お答えできなかったんだと思うんですね。そう考えると、行政評価のあり方ってどうなんだろうな、PDCAのところがどうなんだろうなというのは、少し疑問に感じるところです。全庁的な問題なのか、ここの所管のみなのか。それから、これは都市基盤部ですから、最終的には分野のほうで評価されて、部のほうでそれは受けとめるわけですよね。そうですよね。ですので、そういったところを受けとめていただいて、今後、せっかくやっているんですから、結果が出て、じゃあ、どういうところが足りなかったのかだとか、もしくは、しっかりやっているんだったら、経営室のほうにしっかり話すべきだとも思いますし、そういった取り組みをしていただきたいと思います。ありがとうございます。

主査

 他に質疑ございますでしょうか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 ただいまの答弁に対しまして質疑はないということで、以上で、認定第1号の当分科会の担当分の質疑を終了させていただきたいと思います。

 そのほかに何か意見がございましたらば、どうぞ。

来住委員

 休憩してください。

主査

 休憩いたします。

 

(午後1時08分)

 

主査

 再開いたします。

 

(午後10分)

 

 提出期限である本日正午までに意見の提出はありませんでした。そこで、当分科会としては、特に意見なしということで、全体会に申し送ることとしたいと思いますが、それに御異議ございませんでしょうか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 御異議ありませんので、そのように決定をさせていただきます。

 以上で当分科会の全ての日程を終了しますが、各委員、理事者からその他の発言はございますでしょうか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、以上で建設分科会を散会いたします。

 

(午後1時10分)