中野区議会区民委員会〔平成30年11月13日〕
区民委員会会議記録
○開会日 平成30年11月13日
○場所 中野区議会第2委員会室
○開会 午前10時00分
○閉会 午前11時35分
○出席委員(8名)
伊藤 正信委員長
森 たかゆき副委員長
細野 かよこ委員
いでい 良輔委員
内野 大三郎委員
北原 ともあき委員
小杉 一男委員
久保 りか委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
区民サービス管理部長 上村 晃一
区民サービス管理部副参事(区民サービス担当) 古屋 勉
区民サービス管理部副参事(情報システム担当) 中谷 博
区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当) 伊藤 正秀
区民サービス管理部副参事(税務担当) 矢島 久美子
区民サービス管理部副参事(保険医療担当) 渡邊 健治
区民サービス管理部副参事(保健事業担当) 河村 陽子
区民サービス管理部副参事(介護保険担当) 辻本 将紀
副区長(環境部長事務取扱) 白土 純
環境部副参事(地球温暖化対策担当) 高橋 均
環境部副参事(ごみゼロ推進担当) 千田 真史
清掃事務所長 川本 将史
環境部副参事(生活環境担当) 高橋 英昭
○事務局職員
書記 若見 元彦
書記 松丸 晃大
○委員長署名
審査日程
○委員会参与の変更及び異動について
○議題
生活環境について
○所管事項の報告
1 組織改正(案)について(区民サービス管理部、環境部)
2 食中毒の発生及び対応について(生活環境担当)
3 その他
(1)上場株式等に係る配当所得等に関する特別区民税・都民税の課税誤りの影響調査結果(速報)について(税務担当)
(2) 中野区花と緑の祭典秋の開催結果について(地球温暖化対策担当)
(3)中野の森植樹体験ツアーの実施結果について(地球温暖化対策担当)
○その他
委員長
定足数に達しましたので、区民委員会を開会いたします。
(午前10時00分)
本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
議事に入る前に、お手元に配付の資料(資料2)のとおり、10月17日付で委員会参与の変更及び異動がありました。前環境部長の白土純さんが環境部長事務取扱の副区長として引き続き委員会参与となりますので、挨拶は省略いたします。
以上で委員会参与の変更と異動についてを終了します。
それでは、議事に入ります。
生活環境についてを議題に供します。
所管事項の報告を受けたいと思います。
1番、組織改正(案)についての報告を求めます。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
組織改正(案)について、資料(資料3)に基づき御報告いたします。
なお、本件につきましては、閉会中の全ての常任委員会において、それぞれ所管分の御報告をさせていただいており、私からは、当区民委員会所管分について御報告させていただきます。
お手元の1枚目の資料をごらんください。
区は、区民にとってわかりやすく、区政を効果的かつ効率的に運営できる組織を構築し、新たな区政課題への対応や取り組みの改善を図るため、組織見直しの考え方をまとめ、組織改正(案)として整理いたしましたので、御報告いたします。
まず、1番です。組織見直しの考え方です。経営本部体制を廃止し、構成している4室を部として再編し、部の事務を分掌させるため部に課を設置し課長を置くとともに、課の事務を分掌させるため課に係を置きます。また、組織の適正規模の観点から組織を見直し、関連性の強い事業や事務の統合・移管により、効率的・効果的な執行体制を確保いたします。
次に、2番の主な改正内容の案です。
ここでは、区民サービス管理部及び環境部のそれぞれの改正内容につきまして、区民委員会所管分として御報告させていただきます。
まず、(5)になります。情報政策と情報システムの運用を企画部に位置付け、一体的に取り組んでまいります。
次に、(7)です。産業振興、都市観光、文化施策及び国際交流の一層の充実を図るため、文化産業観光担当部長を配置し、区民部内に位置付け、一体的に取り組んでまいります。
資料の裏面に参ります。
次に(9)です。高齢者における地域包括ケアシステムの推進に必要な施策・事業を一体的に進めるため、区民サービス管理部の介護保険事業、これを地域支えあい推進部に移管してまいります。
次に、(10)です。環境部生活環境分野の事務――環境公害を除きますが、これを健康福祉部(保健所)に移管し、保健所において健康推進や保健予防の事務と一体的に取り組んでまいります。
最後に、(11)です。みどりの基本計画等の緑化推進の事務を環境部から都市基盤部に移管し、公園整備の中で一体的に取り組んでまいります。
以上が主な改正内容のうち当委員会所管分になります。
続いて、3番の組織改正の案になります。
組織全体の具体的な改正案につきましては、別紙のとおりになります。別紙をごらんください。
現在の組織は左側になりまして、来年度からの新しい組織の案は右側になります。各部が所管する主な事務分掌は右側に記載のとおりでございます。なお、網かけ部分がございますけども、こちらは、部と部との間で変更になる箇所になります。
簡単に、区民委員会の所管分について、上のほうから確認したいと思います。
まず最初は企画部になりますが、これは政策室から名称が変わったものになりますけども、この中に区民サービス管理部にありました情報システムがこちらのほうに移ってまいります。
次に、総務部を飛ばしまして区民部ですが、こちらは、これまでの区民サービス管理部の名称が区民部に変わるものでございます。この中で、区民サービス(消費センターを含む)と、あと、戸籍住民、税務、保険医療、これが残ります。新たに文化産業観光担当部長を配置いたしまして、ここに産業・都市観光及び文化・国際交流(生涯学習を含む)が入ってまいります。
教育委員会のほうを飛ばしまして、下から二つ目、地域支えあい推進部になりますけども、この中に、これまで区民サービス管理部にございました介護保険、こちらがこちらのほうに入ってまいります。
続いて、健康福祉部ですが、その下にあります保健所の中の保健企画、こちらの中の「保健事業を含む」とございますけども、この保健事業につきましては、これまで保険医療分野の中のデータヘルス計画などを所管しておりました保健事業担当になります。組織改正後は、健康推進などと一体的に取り組んでいくということになります。
続いて、一つ飛んで、生活衛生がございます。環境公害を除いて、環境部から保健所に戻ってまいります。
続いて、別紙の裏に参ります。
環境部になりますが、これまでの地球温暖化対策分野の名称が環境課に変わってまいります。あと、ごみゼロ推進と清掃事務所が残ります。
続いて、都市基盤部ですが、この中の上から四つ目、みどり公園課というところに緑化推進の事業が移ってまいります。
別紙の御説明は以上になります。
では、もう一度1枚目の資料のほうにお戻りください。
最後になります。4番ですが、今後のスケジュールです。本年の第4回定例会へ組織条例改正に係ります議案について提案させていただきたいと考えております。
御報告は以上になります。
委員長
ただいまの報告に対して質疑を受けたいと思いますが、質疑は区民委員会に関連するものに限らせていただきたいと思います。
質疑はありませんか。
久保委員
区民委員会に限ったところということで、かつての区民生活部のときでしたか、産業振興が区民生活部にあったというふうに、多分六、七年前でしょうか、記憶をしているんですけれども、新たな組織ということで、産業振興というのがそこから抜けまして、今回、文化産業観光担当という形の部長を設けるということなんですけれども、その辺のところが、以前の組織を変えたときと今回との違いというんでしょうか、その辺を御説明いただけますか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
確かにかつて産業振興が区民部所管のほうにあった時期がございましたけども、それから、平成23年4月以降、新しい経営本部体制が敷かれたときに、その中に都市政策推進室が入りました。その中の所管として、産業振興が都市政策推進室の所管になったという経緯がございます。そのときは、中野区の新しい重要な課題――にぎわい創出であるとか都市政策の中でそれを位置付けていくということで今までやってきましたけども、今回は、今、委員のほうから御指摘いただきましたように、新たに、観光都市の政策とか、あるいは国際交流などと一緒に区民部のほうに移管してまいります。これは、産業振興のような、にぎわいの創出とか、あるいは文化施策、国際交流などは、やはり関連性が非常に強い、高い施策であるといういろんな検討の結果でございます。その結果、担当部長を配置いたしまして、一つの部の中に整理して一体的に取り組んで、今まで以上に効率的・効果的な事業展開をしていこうということで、このような経緯、今回、区民部のほうにまた所属させていきたいということで御提案しております。
久保委員
担当部長を置くということは、区民部長と文化産業観光担当部長の、いわゆる部長級が2名ここに所属をするということになるんですか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
組織としては区民部の中に担当部長を配置していくということでございまして、部長が2名になりますけども、同じ区民部の中で一体的にその辺は取り組んでいくということでございます。
久保委員
先ほど、平成23年に都市政策推進室のほうに産業振興というのが移って、また今回戻ると。ただ、今、区民部の中に産業振興また戻すと言ったら変ですけど、文化産業観光というのを位置付けるというところが、一体的にというのが何が一体的だったのか。じゃあ、今回の、現状ある組織の中では一体的ではなくて産業振興が離れていることによって、組織としての不都合というのはあったんですか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
もちろん、部が異なっていても連携して取り組んでいくということがございました。都市政策推進室の中にあったときには、いわゆるトップマネジメントの中で、区の重要な課題とか、あるいは部をまたがったような課題について、迅速な判断といいますか、柔軟な対応とか、そういうことで経営本部の中で位置付けてございましたけども、そういう時期がございましたけども、今までは連携という形をとってきましたけども、今後は、同じ部の中に、ほかの、都市観光から国際交流あるいは文化施策を一体的に部の中の施策・事業といたしましてやっていくほうが、お互いに関連性が高いということもあって、取り組みやすいだろうということで、今回、また区民のほうでまとめていくということにしたわけでございます。
久保委員
今、関連性が高いとか、連携をとり合ってきたということをおっしゃっていたんですが、私は、今この区民委員会の中にいて、そういったことを御報告の中から感じたことがなかったので、具体的にはどういう連携を今まで経営本部の中にある産業振興と現状の区民サービス管理部が連携を図ってきて、どこがどういうふうに関係性が高いんですか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
ちょっと説明が不足しておりました。現在の区民サービス管理部では、産業振興のほうと一緒に事業を行うとか、そういうことは特に現在はないと認識しております。今後は、区民部の中で関係する事業を一緒に取り込んできて、そこで一体的に取り組みをやっていこうということでございます。
久保委員
でも、さっき関係性が高いとか連携してきたかのようにおっしゃっていたので、それはそうではなくて、現在は連携をとり合ってやっていかなきゃいけないような場面はなかったんですね、この平成23年4月以降は。それは確認なんですけど。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
事業として特に区民サービス管理部が産業振興のほうと一緒にやっていたという事業はないというふうには認識しております。私が最初に、産業振興が都市政策室の中に位置付けられて、それでやってきたというところで、連携というのは、ほかのいろんなところと、都市政策、経営本部の中に位置付けた都市政策推進室があって、その中で、都市のにぎわい創出とか、そういう視点で、いろんな事業等で連携をしたという、ほかの部分を含めて全庁的にという話で連携という言葉を使わせていただきました。
上村区民サービス管理部長
部の名称と所掌でなぞらせていただきますと、平成23年、区民生活部、ここにはいわゆる産業振興の部署を抱えていたと。それで、その前は区民部という時代がありまして、経済勤労課というので、消費者センター等々も含めまして一緒にやっていました。いわゆる区民生活に係る、商業も産業も消費者も区民生活に係るということで、区民部、区民の生活という意味で、視点でしたけれども、平成23年に区民サービス管理部を生み出したときには、区民のサービスを支える、いわゆるシステムも基盤も、そういう意味で、情報システムを持ってきたり、介護、国保、税というような形で、区民サービスの管理をするというような部署でやったものですから、そういう意味では、都市政策室の産業振興とはあまり親和性がないという時代をここ7年ぐらいしてきましたけども、もう一度立ち返って、区民部というような性格で、区民のサービスの一部はもちろん、生活にかかわることは持ちますけども、産業振興という、そういう部分も、もう一度ちょっと、前に立ち返るような組織ですけれども、それで区民部というふうな名称に行き着いたという議論の経過をたどっております。
久保委員
今のお話はそれでわかったんですけれども、要は、組織再編をして戻す意味、戻すというか新たな形を構築するんでしょうけれども、じゃあ、結局一緒に、現状は、この7年間は、やってくる必要性というのがなかったように聞こえたんですね。だけれども、これから関係する事業を一緒になってやっていく上で一つの組織の中に必要なんだということになりますと、具体的にはどういうことをされるということですか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
今までも行われていますけども、都市観光的な部分で、にぎわいフェスタとか里・まち連携事業とか、そういう事業については引き続き行っていくということでございます。
久保委員
にぎわいとか里・まちを一緒にやるために区民部に必要なんですか。それは別に今までも組織が違ってもできている事業であって、先ほどのお話だと、何か新しいことと言ったら変ですけれども、一緒に行っていく上で必然性があるのかどうかというところだと思うんですね。私が懸念をしているのは、組織としていい悪いということを言っているわけではなくて、例えば委員会の報告などの中に、今は建設委員会の中に都市政策推進室があって、産業振興ですとか、いわゆるにぎわいのあるまちづくりという観点でさまざま議論が行われてきたかと思うので、そういったところが少し変わってしまうと思うんです。それが今後の組織運営の中でどうなのか、やはり区民部に文化産業観光担当部長を、あえて部長を2名も置くのであるならば、やはりそれだけの意味合いをきちっと持たないと意味がないし、逆に言ったら、部長を置くんだったら単独の部でどうしていけないのかということもあると思うんです。なので、ここがどうしてそういう組織になるのかというところが、今の御説明だと正直見えてきていません。そこをもう少し具体的に、どのような組織、どのような事業を行うためにこういう組織にするのかというところをもう少し明確にしていただきたいと思うんですが、いかがですか。
上村区民サービス管理部長
具体的な、今の産業振興分野を区民部に位置付けるというところであります。一つの視点は、単独の部でもいいんじゃないかということについては、いわゆる庶務的な、部経営的なものを、部にすると部経営的な組織を持つことになりますので、ここは、担当部長というのは、前も中野区の組織でもございましたけども、そういう部経営的な、庶務的な機能は持たずに、事業に専任をするというような形の、たしかまちづくり担当部長は置いた形跡が前ありますけども、そのような認識で、単独にはしなかったということでございます。内容の中身は、産業振興でございますので、やはり商店街、それから、中小企業者、そういうところの生活の側面をしっかりとサポート、支援していきたいというようなところで、都市観光とか文化、そこら辺になると、またちょっと違った形になってきますけども、そしてもう一つは、文化行政なんですけども、あまり中野区は十分とは言えてこなかったんじゃないかなという認識が庁内にはございますので、そこについても、文化施設と生涯学習だけではなくて、プラスアルファ中野らしさという文化、もう一度そこら辺もしっかりと議論し、政策形成に持ち上げていく必要があるんじゃないかという認識に至ったものでございます。
久保委員
商店街振興ですとか中小企業支援、そういったことにより力を入れていくために区民部という形にするというふうにも今は伺えたところですが、「文化・国際交流(生涯学習を含む)」とここにありますけれども、ここって本当に、あっちへ行ったりこっちへ行ったりみたいなところがあって、かつては教育委員会の中に生涯学習があったりしていた時期もあって、しっかりここはやらなければいけないところだと思うんですけれども、あっちにやられたりこっちにやられたり。今のは、聞き方によっては、部経営という、そういった組織を持たずに、あるいはフリーにプランを考えていって動けるような組織にするという柔軟な対応のようにも聞こえますが、そういった部経営を持つまでの責任を持つ組織にはなっていないというような見方もできてしまうのかなという懸念があるんですが、その辺はいかがですか。
上村区民サービス管理部長
部としてのしつらえと、組織――課の数とか人数的には、それは御意見で、部として一本立ちさせて、それがやはりより力を与えて推進力となるというような御意見もあるかというふうに思いますけれども、部経営を持つと、そこら辺の、部経営を持つほどの組織でもないのではないかなと。今、規模的にですね。そんなような形で、課も二つでございます――今まだ課名は言っておりませんけども、イメージとしては二つの部署を抱えるというところで、独立した部ではないのかなという認識に至ったところでございます。
久保委員
独立するまでもないのかもしれません。今、産業振興センターですとか国際交流協会ですとか、そういったところもここに入ってくるのであろうと思っております。そうなったときに、今度、区民部のほうがかなりいろんな場面で大きな組織になっていくのかなと思うので、その辺のところで、本来的な区民部というところと本当に関係性がある事業になっていくのかどうか、本当にここに必要なのかというところが、私はいま一つ今の御説明だとわからないところでございます。
もう1点なんですけれども、先ほど部長のほうから、今までサービス管理部としてきたことによって、基盤なども含めてというお話があって、そのことによって情報システムがここに入ってきたわけですけれども、情報システムも、今までも、委員会の報告の中でも、総務と区民にまたがっているような部分もありました。これを、一定の成果を見たということにおいて、情報基盤というところを外して企画部のほうに情報システムは行く、そういうことなんでしょうか。今までの一定のここでの役割というのは終えて、そこはもう万全なのでというふうに考えてよろしいんですか。
上村区民サービス管理部長
情報システム、前の組織を御記憶の方は、企画部に情報政策があるという違和感はないかなというふうに、私なんかもそう思うんですけども、今の情報システムはどっちかというと内部管理で、次期システムを軌道に立ち上げたと。Nadiosの変更を、再来年の1月に移行するというところで、ほぼスケジュールどおり進んでいるということで、一方、情報政策についての取り組みが、ここはややおくれてきたんじゃないかなというふうに思っておりますので、ここはやはり企画部の中で、情報政策の意味合いも含めまして、またいろいろ、IoTとか、さまざまな新しいツールが生まれておりますので、そこら辺をどういうふうに区民生活にしっかりとサポートできるような体制、そういうことも組み上げる必要があるかなということで企画部というふうになったものでございます。区民サービス管理部では一定の成果を終えたというふうに考えております。
久保委員
わかりました。そこのところはそういうことでやってきて、新しいものがここのところ入っておりましたので――マイナンバーですとか、そういった中での必要性というのがあってこういう組織になっていたのかなというところは理解ができるところです。
介護保険なんですけれども、今回、地域包括ケア推進という視点で、介護保険も、これも委員会の中でも非常にまたがっていて議論がしづらかったところの一つでもあるので、地域包括ケア推進と一体的にできるように地域支えあい推進部のほうに入るということなのかというふうに理解はしているんですけれども、一方で、介護保険事業会計のほうがございまして、今までは区民サービス管理部の中に、国保ですとか介護ですとか後期高齢ですとかということで、特別会計というのはみんなあったわけです。これが、介護保険というところだけが分かれていくというところで、ある意味、部経営の中で、そこは問題はないんでしょうか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
今回、地域支えあい推進部のほうに移管されるということで、地域包括ケアの体制の中で一貫して行われていくということに大変意味があることなんですけども、実は、現在、高齢福祉のほうで担当しているほかの高齢者事業もございますけども、そういうものも介護保険の特別会計で扱っている部分もございます。あと、介護予防の事業であるとか、そして、本体の介護保険のほう。要するに、介護保険の会計上も、一本化されるということでは、今回、一つの部に集約されることは大変意義があるのだというふうに考えております。
久保委員
ここのところは、ある意味、地域包括ケアという新しい仕組みが入ってきて、そこに合わせていくような形にするということで、介護保険に関しては、特別会計も含めて、向こうに行っても別に区民部としてそれは何も不都合はない――先ほど連携とか関係性というお話があったのでね。そこはもう全く大丈夫ということで考えてよろしいんですか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
細かい事務に入りますと、例えば介護保険と後期高齢者も、健康保険との関係、負担の問題とか、いろいろ出てくるんですけども、そのあたりは、これまでのいろいろ積み重ねてきましたノウハウがございますので、部が離れたとしても同じ区の中の組織でございますので、連携して取り組んでいくことは十分に可能であるというふうに考えております。
久保委員
要するに、だから、特別会計についても、関係する部分もあるんだけれども、それはもう地域支えあい推進部で全てやっていくという、そういうことでよろしいという、大丈夫ということですね。
上村区民サービス管理部長
債権管理という部分では、私どもの区民部が――新しい部が、債権管理は、主要3債権など介護保険の滞納管理システムなんかも一緒になっておりますので、その部分については連携をしていかなきゃいけないかなというふうに思います。特別会計については、よくここで、決算分科会でも、所管外です、所管外ですというような、連発するようなことがなく、地域支えあい推進部のほうでやれて、メリットが出てくるんじゃないかなというふうに思いますので。どっちかが、いわゆる親和性とか事業のやりやすさとかまとめ方なので、不都合はちょっとは出てくるかもしれません、それぞれ。それで、いろいろ補いながらやってきているというふうなところがありますけれども、3債権についてはしっかり管理する、また、次期システムから介護保険システムが別になっているというちょっとメリットはあります。今までNadiosでやってきていないという、そこら辺はございます。
久保委員
わかりました。3債権については区民部でというところも、これまでも、介護保険のシステムも、この数年で多分大分見直しをされてきたことだと思うんですよね。今後また次期システムの中では介護保険については単独でというようなところも見られるので、特段大きな問題はないということで今の御説明はいいのかなということでわかりました。
それで、今、区民部のほうは理解ができましたが、今度は環境部のほうについてお伺いをしたいと思います。
環境部のほうが、環境、ごみゼロ、清掃事務所ということで、非常に区民の生活に密接した事業ではあるんですけれども、今まで委員会の報告などではどちらかというと地球温暖化の報告等が大きくて、みどりの基本計画の中でも再三私も申し上げましたけれども、組織のあり方というのはどうなのかというところは伺ってきたところです。ここについては、今までの地球温暖化対策分野というところと、新たな環境部の中でそれが切り離されることについては、特段連携とか関係性というところでは問題ないと思っていいんでしょうか。
高橋環境部副参事(地球温暖化対策担当)
これまで緑化推進担当という係で、みどりの基本計画、これについて、計画の改定案という段階まで来ておりますが、今回の組織改正によりまして、都市基盤部のほうに移管するということになります。ただ、基本計画(案)の中でもお示ししておりますとおり、全庁的な庁内の連携、ここでしっかり基本計画の内容を実現していくというところをより連携を強めてやっていくという主旨がございますので、そうした庁内連携の中でしっかり取り組んでいくことによって、今御質問の部分はしっかり取り組めるものというふうに考えております。
久保委員
地球温暖化対策の中で、緑化推進についてはみどり公園ということで都市基盤部のほうに行くんでしょうけれども、一方で、地球温暖化は、例えばエコポイントですとか、そういったことも事業としてやられてきたわけですね。それは、環境が担っていくということなんでしょうか。地球温暖化対策分野から、みどりと、またその他の事業というふうに分かれていくのか、そうではなくて、新たに環境という中で、何かまた違う事業がここに加わっていくということもあるんでしょうか。
高橋環境部副参事(地球温暖化対策担当)
こちらの環境の、いわゆる環境課につきましては、これまでの地球温暖化対策に関する業務に加えまして、現在生活環境分野にございます環境公害、こちらの環境公害の業務につきまして、環境課のほうに統合するという形で、環境に関する業務、地球温暖化対策も含めて取り組んでいきたいというふうに考えております。
久保委員
ということは、環境公害、いわゆるごみ屋敷のことであったりとか、地域猫であったりとか、そういったところが環境というところに入ってくるということですか。生活環境分野で今までそれは担っていらっしゃったわけで、生活環境分野の中の保健所に行く生活衛生の部分がありますね。それは、具体的には、現状取り扱っている中でいくとどんなふうに分かれていくんですか。
高橋環境部副参事(地球温暖化対策担当)
現在、生活環境担当は四つの施策がございまして、環境公害担当、衛生環境担当、食品衛生担当、医薬環境衛生担当とあります。今回、環境部のほうに残ります環境公害担当は、今おっしゃいましたごみ屋敷でありますとか、いわゆる公害でございます、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、こういったものの関係、あと、基本的なデータというものの収集・分析等を行っているものでございます。こちらに関しましては、まさに環境施策の一環のベースを支えるものでございますので、やはり環境部のほうに行ったほうがいいだろうと。その他の三つの施策に関しましては、いわゆる衛生的な面も、生活環境という意味では区民の健康に直結するものでございますので、そういう意味では近いものはあるんですけれども、衛生環境で扱っている地域猫でありますとか、あと、食品衛生ですね。あとは、民泊等、旅館、そういった環境施設に関しての衛生監視、こちらに関してはより保健所で取り扱う保健衛生的な観点のほうがふさわしいであろうということで切り分けをしたということでございます。
細野委員
まず、この組織改正によって、区民にとってわかりやすくというところ、資料の1行目にも書かれているんですけれども、この部分も非常に大事なところかなと思うんですが、例えば今回の組織改正によって、私なんかだと、中野区の今の副参事とかという言い方なんかが非常に正直わかりづらいなというか、なじみがないなというのは最初に感じていたところなので、それが例えば課長というような言い方になるというのは一つわかりやすくなるかなというのは想像できるんですけれども、ほかに例えば、区民にとってわかりやすくという部分では、どういったところが今回の組織改正によってわかりやすくなるのでしょうか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
一つ例を申し上げますと、今回、介護保険の関係では、地域支えあい推進部のほうに移ってまいります。ここでは結局、高齢者の方、介護を要するような方々について、同じ部の中で一貫してサービスを受けることができる。例えば介護保険が適用される前の方は、今だと高齢福祉担当というところで、6階のほうにございますけど、そこで例えばおむつのサービスとか、それ以外にも、生活援助で緊急通報の関係の事業であるとか、そんなのがいろいろございますけども、そういうものの次が、今度は介護予防という話だと、地域包括ケアの担当のほうになっていましたから、また違うところになっていたと。また、いよいよ介護保険の認定が必要だとなってくると、2階のほうの介護保険が担当するということで、非常に、区民の方にとっては、あっちにもこっちにも動かざるを得ないというふうな、そういう不便さということはあったと思います。そういうものが、今後は、案内の仕方もあると思いますけども、一つの部の中で、どんなふうにその方のケアをしていったらいいのかというような視点で、事業ももう一回流れを、あるいは組織のあり方とか、そういうものをもう一回そこで洗い直すといいますか、組み立て直すことができるということでは、区民にとっては利便性が上がってくるというふうには考えております。
細野委員
ありがとうございます。そうしますと、例えば、今の御説明によりますと、窓口のあり方自体も変わってくる部分があるということになりますか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
基本的には、そういうことも含めて組織改正を今回検討したものでございます。
細野委員
今の部分は結構大きなところかなというふうに思います。あっちへ行ったりこっちへ行ったりしなくても、できるだけそれが少なくなるなり、一つの窓口で済むようになるというのは、やっぱり利便性は高まるのかなというふうには思いますので、その部分もあるのだということがわかりました。
あと、すみません、ちょっと組織のことが本当に、私も苦手というか、よく理解し切れていないところがあって恐縮なんですが、端的に言って、今回の組織改正で何が一番大きく変わるんでしょうか。今までのあり方と比べてというところなんですが。
委員長
それはちょっと休憩。
(午前10時40分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前10時40分)
細野委員
失礼しました。そうしましたら、資料の「組織見直しの考え方」のところの3番に、「組織の適正規模の観点から組織を見直す」というふうな御説明があるんですが、この点についてもう少し詳しく教えていただけますか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
組織の規模の考え方でございますけども、平均的なことを申し上げると、例えば1人の上司が管理監督できる職員の数というのは7名ぐらいだろうというふうに言われているんですけども、そうすると、課長が7人の係長、そして、係長は7人の職員ということで、全体的には一つの課に大体50人ぐらいというふうによく言われております。ただし、例えば職務の性質といいますか、窓口業務が中心の課だったり、あるいはスタッフ的なことが中心になるセクションであったりというふうになってくると、やはりそれに要する職員の適正な規模というのは変わってくるんだろうと思います。したがって、何が適正かということになってくるんですけども、基本的には、職務の性格とか、そういうものによっていろいろ幅が出てくるということなりますけども、いろんな業務の中で、事務が円滑に回っていくというような、それが担保できるというような組織が、それを適正な規模で行うということだと思います。
細野委員
その観点から組織を見直すということを資料には書かれていますので、今回の区民委員会の所管の部分というところになると、大きく規模的な観点から見直されるというような部はどのあたりになるんでしょうか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
適正な規模であるべきなんですけども、今回は、組織の、いろいろと事業を見直す中で、さっき申し上げたような視点で適正な規模になるように配慮するということで今回検討を行ったということで御理解いただければと思います。
細野委員
先ほど久保委員も質問されておりまして、私も環境部のところのいわゆる担当事務がどういうふうに変わるのかなというのはちょっとわからなかったんですが、先ほどの御答弁でよくわかったんですけれども、ほかに何か現在のいわゆる担当事務の部分が今回の組織改正のところで変わるところはありますか。基本的には、今の担当事務を主な事務分掌のところでは移行していくというふうに考えていいのか。
高橋環境部副参事(地球温暖化対策担当)
現在、地球温暖化対策分野で所管しております緑化推進担当の業務がみどり公園のほうに移行する、それ以外は、先ほど生活環境担当の副参事が御答弁したような移行になるというものでございます。
久保委員
所管外だったらお答えいただかなくて結構なんですけれども、商工会館の所管なんかも今は産業振興なのかなってちょっと思っていたんですけれども、そうすると、今後のあり方ですとか、そういったところも今後は区民部の中で議論がされていくということで。確認ですけど。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
そのとおりでございます。
小杉委員
区民委員会のことだけというところなので、効率的・効果的な執行体制ということで、わかるようなところもありますけども、例えば今後、区民委員会で医療と介護の連携とか、そんな話になったりとか、緑化推進の話になったら所管外というふうになっちゃうと思うんですが、何かちょっとちぐはぐのような感じがしてしまうところもなくはないとは思うんですが、その辺はどうなのかなと思うんですけれども、いかがなんでしょうか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
今回の組織見直しに当たっては、例えばこれまでは目標体系という形ですね、それが先にあって、目標体系を定めた先に組織と、あと予算がぶら下がっていくというふうな、そんなイメージで行われていましたので、目標体系が少し変わるたびに組織がほかの部に行ってしまったり、現在がその結果でございまして、例えば高齢者の問題が厚生委員会になったり区民委員会になったりとかというふうになっております。でも、それをできるだけ同じ、関連する仕事とかは一体的にやったほうが効果があるとか効率的にできるというものについては一つにまとめていくというふうなことが今回の組織の見直しに当たっての考え方の一つでございます。それが効率的・効果的な組織のあり方ということで取り組んだ内容になります。
小杉委員
ちょっとよくわからないなと思うんですけど、全体としては、結構建設委員会とか厚生委員会のほうに仕事がちょっとふえるような感じになると思うんですが、そういった全体のところでも検討はされたのですか。全体の話かな。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
今回、産業振興とか文化とか国際交流が区民部のほうに一つにまとめられたというお話をしてきましたけども、これまでだと、委員会の所属については、例えば産業振興だと建設委員会だったり、文化ですと厚生委員会だったり、あるいは国際交流ですと総務委員会というのになっていましたけども、今後は、一つの、一貫したもので、同じ部の中で取り組んでまいりますので、これは区民委員会の中で議論を深めていくことができるだろうと。こういう業務について一つにまとめて、深めていくことができるというふうに考えております。
北原委員
今、組織の改正案について、ちょっと読ませていただきました。全体については総務委員会という話がありますけれども、組織をいじる場合、区民サービス管理部とか環境部だけをいじることはあり得ないので、全体の中で組織改正を図られたと思うんですけれども、新区長が就任したのは6月でしたね。それからですと、およそ5カ月です。その5カ月の間にこの組織改正というのはすごく大きな問題で、これは、区民サービス管理部とか環境部だけではなくて、全体にすごい影響を与えると思うんですね。この5カ月間の中で、この議論はどの程度されたのか、区民活動センターにも声がかかった、部のほうにお声がかかって、招集されて、会議が何回も持たれたと思うんですけれども、それについてはどのぐらいあったんでしょうか。
委員長
これは……(「環境部長だ、環境部長」と呼ぶ者あり)副区長が。どうなんだろうね。全体。(「でも、副区長のお立場で座られているわけじゃないんですよね」と呼ぶ者あり)いや、ここに副区長と書いてあるんだよ。環境部長事務取扱って。だから、指名するのに副区長になるということだよ。答えられるの。
白土副区長(環境部長事務取扱)
組織改正については、夏ごろから拡大部長会あるいは臨時の部長会を開いて、都合五、六回程度になると思いますけれども、一旦素案というか、たたき台をつくりまして、それを各部におろして、係レベルまでおろして、いろんな意見を吸い上げた上で、最終的にこの形にまとめてきたという経緯でございます。
北原委員
十分な議論がなされているというふうに信じたいと思いますけれど、今、夏からという話がありましたけれど、限られた本当に短い期間でこの組織改正(案)が示されたということは、相当の御苦労をされているのかなとは思いますけれども、同時に、スケジュールで見ますと、組織条例改正に係る議案提出が第4回定例会ということでありますね。そうすると、もう間近に迫っているわけです。これを議会に示されて、今後、きょうの委員会でやりとりがあって、あるいはその他の関連のところであると思うんですけれども、それで十分だというふうに思っておられるか、お答えをいただきたいと思います。
白土副区長(環境部長事務取扱)
議会でいろいろな御意見をいただいております。ただ、先ほどから御質問いただいておりますけれども、関連性の強い事業をできるだけ一つにまとめると。その切り方についてはさまざまあろうかと思います。あろうかと思いますが、今までの、区長がかわるまでの、前区長時代の区政運営、いろいろな点での課題、それから検証、こういったものも踏まえまして、私どもは、この改正案を取りまとめたところでございます。来年度の予算編成、それから組織運営ということを見据えて議論してまいりますと、どうしても時間的には制約があるという中で議論しておりますので、完璧なものが出せているかどうかということに関しては、それぞれまた課題の指摘もいただいておりますけれども、一定の時間の中で結論を出し、その中で、今後いろいろな課題が出てきた段階で、これは組織改正についても全くしないというわけではございませんので、必要な見直しをしながら前に進めていきたいというふうに考えてございます。
北原委員
ありがとうございました。ものすごく大きな、区政運営にとって大事なことです。来年度の予算編成も迫っております。限られた時間の中でこのことを――組織改正を進めていくということになりますと、本当に区の職員の皆さんがもう全力で取り組まないと間に合わないというふうに私は思います。組織改正に当たっては、少なくとも今よりはわかりやすくて、区民の人たちにとってサービスが提供できるような、そういう大きな目標があるわけですから、それに向かってぜひ取り組んでいただきたい。優秀な職員の皆さんでありますから、多分それができるというふうに私は思っておりますので、その要望を伝えておきたいと思います。お答えはいいです。
委員長
要望ですね。
北原委員
はい。
森委員
幾つか伺います。区民サービス管理部、環境部から出ていく部分と入ってくる部分とがあるということで御報告いただいていますが、例えば緑化推進なんかの話で言うと、公園のほうとくっつきますと。それはわかるんですが、公園のほうとくっついたからといって環境部との連携がなくなるわけじゃないわけですよね。どっちにあってもそこは連携をしていかないといけないというのが多いんだと思うんです。環境部のほうにあったほうがいいのか、公園のほうとくっつけたほうがいいのかというのは、その時々の区政の課題の状況での御判断になるのかなと思うんですが、いずれにしても連携が必要だということは、横串の刺し方というのはどういうふうにやっていくのか。組織的に何か対応がされるのか、個別の課題ごとに部課長を中心に取り組んでいかれるのか、そのあたりというのはどうなっているんでしょうか。
高橋環境部副参事(地球温暖化対策担当)
今お尋ねの緑化推進に関して申し上げますと、みどりの基本計画の改定案の中でも記載がございましたが、庁内で環境関連施策調整会議という会議体がございまして、こちらのほうで必要に応じて適宜開催するということで、今、御質問のございました緑に関するさまざまな連携、部をまたいだ相談・協議、連携等を図っていく会議体になりますので、そうした横串をしっかり刺すということで、組織改正によってデメリットが生じないようにしっかり取り組んでいきたいというふうに考えます。
森委員
ごめんなさい。ということは、緑化推進が環境部にあるのか公園のほうにあるのかに限らず、そこの会議体の持ち方自体は変わらないということなんですかね、今の御答弁だと。
高橋環境部副参事(地球温暖化対策担当)
環境関連施策調整会議は、緑化推進を担当する部局のほうで事務局となるということになりますので、会議体の持ち方自体にこの組織改正が直接影響を与えるということではございません。
森委員
ありがとうございます。本当はもうちょっと一般的に聞きたいんですけど、総務委員会の所管になっちゃうと思うので。聞かせていただきましてありがとうございます。
もう1個が産業振興とか都市観光が入ってくるというところの話で、区長選挙があって、区長がかわって、組織が変わって、新任の部長ができますというときに、一般的に考えれば、その部長ができる組織がやる仕事というのは、区長の公約の目玉の政策を進めるときにそういうのが出てくるというのはわかるんですが、私の認識する限り、産業振興とか都市観光ってそういう位置付けじゃないんじゃないのかなというふうに思うんです。そうすると、区民部に入ってくるにせよ、ここに部長級が必要だというところがあんまりしっくりこないんですね。つまり、区民部長の所掌する仕事の中にあればいいんじゃないかなという気もするんですけど、部長を置くという考え方。まず、部長をどういうときに置くのかというのもよくわからないんですけど、それと、今回の個別の話としてここに担当部長を置くという話と、もうちょっと御説明が欲しいなと思うんですがいかがですか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
今回、区民部の中で位置付けをした上で、文化産業観光担当部長を置くということなんですけども、結局このような、にぎわいづくりの関係の産業振興だとか、あるいはいろんな商工関係――経営のいろんな相談とか、外のいろんな機関との関係が出てくるとは思います。また、都市観光で文化施策とやっぱりいろいろと調整したり、国際交流ですとほかの外国とのいろんな交流とか、そういうことまでいろいろ範囲が広がってきますので、そうしますと、いろんな外部の団体とか、庁内にかかわらず、庁外の、外の団体とか機関とか、いろんなところとの調整とかも必要になってきますし、あと、中野区としてこれからこういうところにもっと力を入れていくんだという姿勢を示すという意味でも、担当部長を配置して、そういうものを組織としても位置付けていくということが必要だろうというような、そういう判断があったかと思います。
森委員
中野区としてここに力を入れてくんだというお話がありましたけれども、それにしては、事業の内容として具体的なものが見えていないわけですよ、先ほどの御答弁を聞いていても。例えば産業振興とか都市観光といったときに、外からいっぱい人に来てもらうためにイベントを区がいろんな形で、主催なり後援なりしてやって、人が集まってきてよかったよかったという話じゃなくて、もうちょっと区民生活にかかわる部分で、商店街振興なんていう話は少しありましたけれども、そういった方向に力を入れていくんだというならまだわかるんですけれども、具体的に、もうちょっと区民の生活にかかわる部分で、産業振興なり都市観光なりの事業の中身を考えていく、それで実施していく、そのための組織なんだというならまだわかるんですが、施策の中身自体が見えてこないので、そうおっしゃられても何かあんまりぴんとこないというか、腑に落ちないんですね。なので、新しい施策として何かお考えのところがあるのであれば、ちょっと聞かせていただきたいなと思います。
委員長
所管外になっちゃう。
上村区民サービス管理部長
お答えになるかどうかわかりませんけども、まず、事業を移管といいますか、全部の、ここに力を入れるからというか、内容がこうだからというようなところまで議論しているかというと、そこまでは至っていないのが事実でございます。ですから、中身について、今あるものをイメージしながら、これは健康福祉部から生涯学習と文化、文化財は教育委員会という整理がされつつあるというところでございます。
もう一つ、担当部長なんですが、数えますと、担当部長は6人います。現在は4室6部で10人の部長で、9部に再編する、プラス6人の担当部長がいると。全員部長級をさせるのか、これは人事なので、ちょっと私どもはここではお答えすることはできませんけども、そういうような、兼務ということもあり得るというふうにも聞いておりますので、人事についてはここでは控えさせていただきたいと思います。
森委員
そうすると、考え方として聞きますね。今で言うと、都市政策推進室に産業振興とかがあるのと、今度新しくできる区民部のほうにこれを持ってくるというときに、施策の考え方自体は変わるんですか。それとも、今やっていること、方向性自体は変わらない、それを執行するに当たってはこっちの組織のほうがいいという考え方でこうなっているんですか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
まず、基本的に、目標体系というのが今まであって、目標と成果ということで、それによって区政を運営していくという考えでございましたけども、こういう考え方は、これから別に組織が変わっても継続していくということでは確認しております。ですから、そういう体系のあり方ということで、目標の持ち方、そういうものは、今まで、例えば産業振興が持っている内容については、とりあえず新しい組織ができる当初はそういう考え方が維持されていくというふうに私どもは認識しております。ただし、新しい組織の中で、新しい部の中で、それをどういうふうにまたほかのものと関連づけたり、また新たな目標をつくってやっていくか、それは新たな組織の中で改めて検討していくということで考えております。
上村区民サービス管理部長
ちょっと補足ですけども、さまざまな議論がありました。都市政策推進室の持っている、産業振興、都市観光、地域活性化というのは、やはり中野駅周辺のまちづくり、西武新宿線沿線のまちづくり一体的であって、例えば商店街の再編なんかについても、まちづくりを、例えば沼袋の商店街やら大和町、そういうものと、まちづくりと、道路を整備する、駅前広場と一体的であるというところで、やはりなかなか、建設委員会がなじむかどうかというのはまた一方あるかもしれませんけども、都市政策推進室、いわゆるまちづくり部門として、ソフトの部分というのもなかなか切り離しにくいという議論もありまして、そこはかなり議論しました。ただ、どちらかといえば区民生活、いわゆる区民部のほうでやっていくということに今回なったということで、じゃあ連携のあり方をどうするのかという、いわゆる横串の部分について、しっかりと一体的に、言葉で今一体的といいますけれども、そういう仕組みもちゃんと構築しておかないといけないなという認識で整理したものでございます。
森委員
わかるんです。今聞きたいのは、連携がどうとかということではなくて、施策の内容、考え方、目的、こういったところが変わるのかどうか、変わるから組織が変わるのかというところがわからないんです。
上村区民サービス管理部長
お答えになるかはわかりませんけども、区としての施策でございますので、さまざまな切り口があるかというふうに思います。やはり区民福祉の向上、それから、まちづくりをしっかりと根付かせて、内外の来客数をふやしていくとか、そういう区政目標については変わりません。それはどのようなアプローチ、どのような部署でやっていくのかというのはまた考え方がございますので、その部のもちろん目標も立ててまいりますけども、大きなところでは変更はないかなという認識でおります。
森委員
そうすると、さまざま議論があったと御答弁いただいたんですけど、その結果、こっちに来る理由が今度はよくわからないんですよ。そっちのほうを御説明いただけますか、次に。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
産業振興と都市観光ですね、その部分について限って申し上げますと、なぜ区民部なのかということもあると思います。結局、区民部のイメージとしては、やっぱり区民の皆さんの生活にある程度密接に関係しているというところで、例えば都市環境の中に、現在の所掌ですと商店街の振興とか活性化ということがございますけども、やっぱりそういう商店街のことについては、日ごろの区民の皆さんの生活と密着している部分だと思います。それからまた、都市観光については、にぎわいフェスタとか里・まち連携事業については先ほどお話ししましたけども、こういうものは区民レベルあるいは向こうの市民の方と区民とのレベルの交流とか、あるいは国際交流に至っても、結局は、文化交流を介してだと思いますけども、区民の方と外国の方とのそういうレベルでの交流、そういうことがありますので、そういった意味では、ソフト部分について、今回、都市政策推進室のほうから、まちづくりの関係の中のソフト部分について、区民部に持ってきたという、そういう考え方でございます。したがって、残った、都市政策推進の中でのまちづくりのハード部分ですよね。そういうものは逆に、今度新しくできる地域まちづくり部とか、そういう中で所管していくということで、そういうものは切り分けたというふうには理解しております。
森委員
これで最後にしますけど、例えば都市観光という意味で言うと、四季の森公園のところで大きいイベントをやって、たくさん中野に人が来る、これはいいことなんですよ。他方、普通に公園を利用している人からすると、ここに週末のたびに人がわあっと集まってきたら、例えば子どもがそこの広場でボール遊びをできないとか、行ってみたら使えなかったなんていうことが起きるわけですね、具体的に。区民生活という意味で言うと、後者の利用のほうを重視していかないといけないんじゃないかなというふうに思うわけです。ここは、都市観光という部分と区民が生活する中で公園を使うという観点で、両立し得ないというか、限られたスペースをどういうふうに使っていくのかというところで、選択が生じるわけですよ。区民部に来る、区民生活に関連する部分でやっていくというなら後者が優先なのかなという気もするし、他方、都市観光といっている以上、人が来ることは否定できないわけで、否定できないというか、それはそれで大事だという考え方になるわけで、そのあたりの考え方が今後どうなっていくのかなというのを気にして聞いているんです。ちょっともう一回お答えいただけますか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
にぎわいの創出とか、いろんなまちとの交流とか、そういうものについては、大きなところで、総論的なところで、区民部において、ほかの文化施策とか、そういうものと一体的になって取り組んでいく、その結果、これまで以上に効率的な、効果的なことを期待していくということでございます。そういうことに伴って発生してくる、いろんな個々の課題とか、当然問題が発生してきますので、そういうものは所管のほうで個別に解決していくというような、そんなふうな考え方で、決してそれが区民部の所管になって区民生活と相入れないんだということとは、少し、捉え方の問題になりますけども、違うというふうに私どもは考えております。
久保委員
すみません。何度も申しわけないですね。さっき文化財は教育委員会というふうにおっしゃったのかなと思ったんですが、ちょっと確認なんですけれども、教育委員会のどこがとか中身になっちゃうと、そこはもうお答えいただけないのかもしれないんですけど、ちょっとそこら辺の仕切りが、文化産業観光担当というのが、今、文化・国際交流はないのでね、そういった担当というかセクションがこの中で、旧のほうの組織の中にないので、新しい取り組みなので、あえて部長を設けてまでということなのかもしれないんですけれども、それの中でも、ちょっと私は、今、文化財は教育委員会ということだったので、またイメージが違ってきているわけですけれど、そこら辺をちょっと確認させていただいていいですか。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
文化財は、この中では、文化の中で一応捉えております。それで、文化財については、現在も教育委員会の所管になっております。これは、平成23年ときに、教育委員会がかつて所管をしていたスポーツであるとか文化施策について、条例を制定して、中野区では、それは学校体育における体育を除いたスポーツの部分であるとか、あと、文化財を除いたところの文化、例えば生涯学習とか、そういう部分については、条例に基づいて、区長のほうが管理し、執行していくことができるという根拠条例を設けております。これは、もともとは、文化財保護法とか地方教育行政の組織及び運営に関する法律があって、その改正に伴って行ったことでございますけども、したがって、文化財について申し上げると、これは、教育委員会の所管で、現在のところ、今後も、組織改正を行っても、これについては継続して、変更はありません。ただし、教育委員会から現在は区長部局である健康福祉部、文化・スポーツ担当のほうで補助執行という形で行っていますので、実際の職務は区長部局のほうで、健康福祉部のほうでやっております。その考え方は今後も変わりませんので、今回、4月以降に組織が改正されるときまでは、健康福祉部のほうで、文化財を含めた事業についても教育委員会からの補助執行を受けて、そのまま続けて継続していくということでございます。
久保委員
ということは、歴史民俗資料館ですとか、それは文化産業観光担当がそのまま担っていくということでよろしいんですかね。それも、あり方としては、歴史民俗資料館の管理ですとか運営というのも補助執行という位置付けなんですか。すみません、文化財というそのものと、そこのところがよくわからないんです。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
歴史民俗資料館にもいろんな文化財がございますので、その文化財については教育委員会が所管をしていて、それで、補助執行で、そういう保存とか活用について、現在の区長部局のほうで行っているということになります。あと、歴史民俗資料館の管理運営、これは、今現在は委託して行っているところですけども、こういうことは区長部局のほうで行っているということでございます。
小杉委員
すみません。そもそも先ほど部長さんから区民部の歴史をひもとかれて、経緯を言われていましたけれども、こういった、今ホームページなんかを見ても、東京も新宿区なんかも、区民部というのはないんですよね。こういった区民部ということで設置をされているところというのは、やっぱり独特なやり方なんですか。一般的ではないのかどうなのかというのを、ちょっとごめんなさい、あんまりよく、ふだん調べてはない中で恐縮なんですけれども。その辺はどうなんでしょうかね。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
今回の組織改正に当たっては、23区というか、他の自治体の状況も一応は確認して、調査しているところでございます。例えば産業振興の関係で、区民部ということで所管しているところは、中野以外で6区ございました。したがって、特に区民部という扱いで行っているのが特別だというわけではないとは思います。あと、観光関係ということでも、区民部関係では、やっぱり4区が扱っております。ただ、逆に多いのは、産業政策とあわせて所管しているという区が逆に12区ほどありまして、区民とまた所管が違う、産業の育成であるとか地域の振興であるとか、そういうところで所管しているところは逆に、確かに現状は多いという状況になっております。
小杉委員
区民部であって、産業振興とかを区民部がやっているところが6とか4とかあるけれども、区民部というのがそもそもやっぱりあるものなんですか。あるものが多いというふうなことですかね。そうですか。税金のほうは、税務とかなんかは総務のほうなのかなと思ったりとか、保険医療なんかは健康福祉のほうが、区民にとってわかりやすいということであれば、そっちのほうが自然なんじゃないかななんて感じましたけども、一般的に、お金の、保険料の徴収のことを考えたら、税と一緒にということだとは思うんですけれども、そういうことではないのかなと思うんですけど、どうなんですかね。税金は総務部とか、医療は健康福祉部のほうが自然じゃないかななんて、住民の一人として感じたんですけど、それというのは、そういうやり方をとっているところは、例えば東京都を見ても、福祉保健局が医療のことやっていたりとか、新宿区も健康部がやっていたりとかするんですけれども、そういったのは、そういうのが自然、区民にとってはそのほうがわかりやすいんじゃないかなと思ったんですが、その辺の、区民部にあるということですけれども、その辺はそんなことはないですか。どうなんですかね。
古屋区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
確かに国民健康保険とかは健康福祉部所管のような、保健福祉部とか、そういうところにあった時代もありますし、税も、中野区でも総務部のほうにあった時代もありました。しかし、現在の中野区としての考え方というのは、国民健康保険ですと、例えば賦課決定をし、保険料を徴収し、それを収納して、給付をしていく、あるいは年金の事務もあったり、後期高齢者の医療制度もございますけども、そういうものを、例えば事務を行っていく上では、住民基本情報ということですね、そういうものを使って行っていきますし、また、税の情報も使っていきます。あるいは保険料の、そういう債権の確保に関しては税のほうと連携して行っていくという、かなり一体的に行っている部分が多いわけですよね。そういった意味では、今回の考えとしては、効率的な組織あるいは効果的な組織とかと言っていますので、この部分については、介護保険は今回は除きましたけども、残ったところについては同じような考えが維持されていて、そういうやり方のほうが中野区としては合理的だろうということで、区民部という中で継続して行っていくということでございます。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
2番、食中毒の発生及び対応についての報告を求めます。
高橋環境部副参事(生活環境担当)
私からは、区内の食品営業施設におきまして不利益処分に至る食中毒事例が発生いたしましたので、お手元の資料(資料4)に基づき御報告をさせていただきます。
まず、事件の概要でございます。平成30年9月22日、中野区内の飲食店で食事をした5名中2名が下痢、発熱などの食中毒症状を呈しました。症状は比較的軽症であり、入院患者、重症患者は出ておりません。中野区保健所では、10月5日、区内の診療所より通報を受けまして、飲食店と患者を調査いたしましたところ、患者の検便2検体中2検体、飲食店の鶏レバー生からカンピロバクター菌が検出されました。さらに、患者は下痢、発熱を主とする症状であり、発症までの潜伏期間が一峰性を示していること、また、発症の原因となり得る共通食品は当該飲食店が提供した食事以外にないことから、当該飲食店が提供した食事が原因の食中毒と断定したところです。原因食品は当該飲食店が調理・提供した食品で、原因物質はカンピロバクター菌でございました。区では、被害拡大防止のために、10月18日から22日まで5日間の営業停止の不利益処分を行うとともに、10月18日から24日まで7日間、区のホームページにおきまして名称等の公表を行いました。
原因施設の所在地は中野区中野、業種は飲食店営業――居酒屋でございます。
食品衛生法違反の内容といたしましては、食中毒の原因になった食事の提供ということでございまして、食品衛生法第6条第3号違反となります。
不利益処分等の内容は、食品衛生法第55条に基づく営業停止7日間のところ、2日は営業を自粛いたしましたので、減算いたしまして5日間となってございます。
委員長、ここで休憩をいただいてよろしいでしょうか。
委員長
委員会を暫時休憩いたします。
(午前11時22分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前11時23分)
ただいまの報告に対して質疑ありませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
次に、3番、その他で理事者から何か報告はありませんか。
矢島区民サービス管理部副参事(税務担当)
第3回定例会区民委員会にて御報告いたしました上場株式等に係る配当所得等に関する特別区民税・都民税の課税誤りの影響調査結果の速報につきまして、口頭により御報告いたします。
特別区民税・都民税の課税誤りの該当件数につきましては、71人、78件、うち税額の増額は8件、7万900円、税額の減額は60件、73万1,100円、税額変更なしは10件となりました。
また、今回、特別区民税における所得税額の変更に伴い、国民健康保険料につきましては減額が4件、後期高齢者医療保険料につきましては減額が3件、介護保険料につきましては減額が1件、保育料につきましては減額が1件です。
今後、税額変更となる該当者の方につきましては、11月中に、おわび文と、増額変更する場合は納税通知書及び納付書を、減額変更する場合は還付手続に関するお知らせをお送りいたします。
また、詳細につきましては、第4回定例会の区民委員会におきまして書面にて御報告いたします。
御報告は以上でございます。
恐れ入ります。委員長、ここで休憩をお願いいたします。
委員長
委員会を暫時休憩いたします。
(午前11時25分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前11時25分)
ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。(「休憩してもらってよろしいですか」と呼ぶ者あり)
委員会を休憩いたします。
(午前11時25分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前11時30分)
ただいまの報告に対し、質疑は他にありますか。よろしいですか。4定で書面が出るというので、またそのときに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
他に報告はありませんか。
高橋環境部副参事(地球温暖化対策担当)
それでは、中野区花と緑の祭典2018年秋の開催結果につきまして、口頭で御報告を申し上げます。
先月20日・21日の土曜・日曜の2日間にわたりまして、中野区花と緑の祭典2018秋を実施いたしました。当日は天候にも恵まれまして、実行委員の皆様、協力団体の皆様の御尽力によりまして、2日間で約9,500人の皆様にお越しいただきまして、事故やトラブルもなく無事に祭典を終えることができました。
御報告は以上です。よろしくお願いいたします。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
他に報告はありませんか。
高橋環境部副参事(地球温暖化対策担当)
それでは、中野の森植樹体験ツアーの実施結果につきまして、口頭で御報告を申し上げます。
先月28日、群馬県みなかみ町の中野の森での植樹体験や環境学習等目的にしました日帰りのバスツアーを実施いたしました。当日は、募集定員20人全員の御参加をいただきまして、事故やトラブルもなく無事に実施することができました。
御報告は以上です。よろしくお願いいたします。
委員長
ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。
細野委員
応募者はどれぐらいあったのでしょうか。
高橋環境部副参事(地球温暖化対策担当)
先着で20人ということで、その後、実際にはもう埋まった後にお電話いただいた方の数もございましたが、ちょっとそちらのほうは正確にはカウントしておりませんので、実際には定員以上の電話での御連絡があったと。
委員長
他に質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
他に報告はありませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
次に、審査日程のその他に入ります。
委員会を暫時休憩いたします。
(午前11時32分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前11時33分)
休憩中に御確認いただきましたとおり、次回の委員会は第4回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は、正副委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
以上で本日予定した日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。
白土副区長(環境部長事務取扱)
10月17日付で副区長に就任いたしました。また、11月15日付で人事異動が予定されております。ということで、今回が区民委員会は最後ということになりますけれども、私、区民委員会は、区民サービス管理部長として4年間、環境部長として約1年半ということで、5年半お世話になりました。この間、いろいろ真剣な御議論がございまして、私も非常に参考になりました。特に思い出に残っているのは、民泊に関する条例でございます。あのときは非常に活発な議論がありまして、結果として中野区独自の条例を成立させることができました。本当にありがとうございました。
今後、区政全般を見るという立場で中野区政を前進させていきたいというふうに思っておりますので、今後とも御指導、御鞭撻をよろしくお願いいたします。
委員長
ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
他に各委員、理事者から何か発言はありませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で区民委員会を散会いたします。
ありがとうございました。
(午前11時35分)