中野区議会議会運営委員会〔平成30年12月3日〕
議会運営委員会会議記録
○開会日 平成30年12月3日
○場所 中野区議会第2委員会室
○開会 午前11時00分
○閉会 午前11時31分
○出席委員(7名)
伊東 しんじ委員長
小林 ぜんいち副委員長
高橋 かずちか委員
平山 英明委員
大内 しんご委員
酒井 たくや委員
長沢 和彦委員
○欠席委員(0名)
○委員外議員(0名)
○議長・副議長
いでい 良輔議長
南 かつひこ副議長
○出席説明員
副区長 白土 純
経営室長 髙橋 信一
○事務局職員
事務局長 吉村 恒治
事務局次長 古本 正士
書記 鳥居 誠
書記 冨士縄 篤
書記 井田 裕之
書記 有明 健人
○委員長署名
審査日程
○議題
1 委員会参与の変更等について
2 本会議の運営について
○議事日程
○議事の順序(平成30年12月3日)
(1)開議
(2)一般質問(5名。甲田ゆり子議員、いさ哲郎議員、山本たかし議員、渡辺たけし議員、若林しげお議員)
(3)延会(明日の会議は口頭通告)
3 陳情
〔継続審査分〕
第8号陳情 政務活動費の飲食を伴う会合への使途の禁止に関する陳情
4 その他
委員長
定足数に達しましたので、議会運営委員会を開会します。
(午前11時00分)
本日は、お手元の議題のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう進行します。
議題に入ります。
初めに、1番、委員会参与の変更等について、次長の説明を求めます。
古本区議会事務局次長
それでは、資料1をごらんいただきたいと思います。本日付けで、区長から議長宛てに、中野区議会委員会参与の変更について通知がございました。
次のページでございます。別紙をごらんいただきたいと思います。1ページ目は厚生委員会参与の変更について、次のページ、2ページ目は少子高齢化対策調査特別委員会参与の変更について記載をされております。
さらに、資料2でございます。こちらは、12月1日付けの幹部職員の人事異動表でございます。内容につきましては、お読み取りをいただきたいと思います。
委員長
ただいまの説明に対して質疑はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう確認します。
次に、2番、本会議の運営について、次長の説明を求めます。
古本区議会事務局次長
それでは、議題をごらんいただきたいと思います。
まず、議事日程でございますが、議題に記載しております点線内のとおり用意してございます。
次に、議事の順序でございます。議事日程の点線の下に記載しております議事の順序のところをごらんいただきたいと思います。
(1)本日の開議宣告。(2)一般質問。本日は5名ということで、甲田ゆり子議員、いさ哲郎議員、山本たかし議員、渡辺たけし議員、若林しげお議員の順番となります。以上終わりまして、(3)延会宣告。明日の会議は口頭をもって通告する、このような順序になろうかと思います。
なお、11月30日の一般質問の時間の実績をまとめました資料を参考におつけしてございますので、ごらんいただきたいと思います。該当会派の次の質問者は、表の中ほどの列、「残時間※C」と記載の時間からスタートすることになろうかと思います。
委員長
ただいまの説明に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう確認します。
また、本日の本会議も一般質問の途中で休憩を入れたいと思います。取り扱いを御協議いただくため、委員会を休憩します。
(午前11時03分)
委員長
委員会を再開します。
(午前11時04分)
休憩中に御協議いただきましたとおり、本日は一般質問の2人目が終了したところで20分程度の休憩を入れ、再開時刻の目途を事務局長からお知らせすること、また、やむを得ず午後5時を過ぎそうな場合には、適宜時間延長を行うことをあらかじめ確認しておきたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう確認します。
次に、3番、陳情の審査を行います。
第8号陳情、政務活動費の飲食を伴う会合への使途の禁止に関する陳情を議題に供します。
これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。よろしいですか。
平山委員
本陳情で、事例として、東京都議会のことが記されていますけれども、他区の現状というのはお答えになれますか。
古本区議会事務局次長
前回のときに、飲食を伴う支出については認めていない区は5区ほどあるという話でございましたけれども、実質的に計上されていない区もありますので、5区かもう少しは、そういう認めていない区があろうかというふうに把握しております。
平山委員
その実質的に計上していない区というのは、どういう意味ですか。
古本区議会事務局次長
そういう申請が出てきていないような区もあるそうです。
平山委員
ということは、例えば規定等を改正されているわけではなく、現行規定では、飲食を伴う会合であったとしても支出を認めるという形になっているけれども、何か議会の中での申し合わせのようなもので、全ての会派が、要は使用を控えているとか、そういう認識でいいんですか。
古本区議会事務局次長
委員おっしゃるとおりでございます。
平山委員
それは何区あるんですか。
古本区議会事務局次長
厳密にはなかなかあれなんですけれども、そういうのも含めまして、23区のうち9区あります。そういうのも含めまして、実質的に計上していない区があります。
平山委員
改めて伺いますけれども、規定を変更した区が何区で、規定を変更していないけれども支出を控えているという区が何区なのか、できれば具体的に区名までお答えをいただきたいと思うんですけれども。
古本区議会事務局次長
認めていない区というのが5区、前回ありまして、実績がない区というのが4区ですけれども、区名までは。
委員長
今そのように求めているよ。
古本区議会事務局次長
はい。全て言いますと、文京区、墨田区、品川区、世田谷区、足立区、豊島区、北区、荒川区、練馬区でございます。
平山委員
だから、5区と4区あるわけですよね。5区がどこで、4区がどこかというお答えをしていただけませんか。
古本区議会事務局次長
以前確認したところによると、実績がないという区が、豊島区、北区、荒川区、練馬区の4区です。
委員長
だから、規定を設けていて認めていない区が5区なんでしょう。それが何区であって、残りの4区は、規定には定めがないけれども自粛している。それを分けてちゃんと説明して、ゆっくりと。
古本区議会事務局次長
すみませんでした。規定がある区でございますけれども、文京区、墨田区、品川区、世田谷区、足立区で、あと、実績がないという区が、豊島区、北区、荒川区、練馬区でございます。
平山委員
改めてお伺いしますけれども、いわゆる実績がない区というのは、議会の中でそういう申し合わせをしているという確認はとれているんですか。それとも、そうでないかという推測ですか。
古本区議会事務局次長
そういう申し合わせがあったかどうか、一つひとつの区で確認はしておりません。
平山委員
もう一つ、規定を変更した時期は、5区についてわかりますか。
古本区議会事務局次長
聞き取った中でございますけれども、文京区が、いつからかというのはわからないんですけれども、平成25年のときからは認めていないという実態があるというのが文京区です。墨田区なんですけれども、こちらは平成30年4月から、何らかのそういう手引きというか、その指針の中で確認されているそうです。品川区は、平成25年3月からです。世田谷区は、平成25年4月から。決まりがある区で、順に行きます、次に、豊島区さんが25年4月から。
委員長
ちょっと待って、豊島区は、先ほどの答弁だと、規定は設けていないということだよ。
古本区議会事務局次長
設けていないけれども、実態というか。
委員長
さっき、5区――ちょっと待って。(「委員長、休憩していただいてよろしいですか」と呼ぶ者あり)休憩いたします。
(午前11時12分)
委員長
再開いたします。
(午前11時21分)
平山委員
今、休憩中も確認をさせていただきましたが、他区の現状等を含め、もう少し詳細に情報を得た上で議論を進めさせていただきたいと思っております。
つきましては、正副委員長で取り計らいをいただいて、各区の現状について具体的な形でお示しをいただくようなことを行っていただけないかなというふうに思っております。
委員長
ただいまお求めがありましたので、他区の状況について事務局に精査を依頼したいと思います。
立民さん。
酒井委員
ちょっと今回初めてなので、確認させてください。
今回の陳情に関しては、恐らく広聴費の部分の飲食費のところだと思うんですけれども、この広聴費の対象といいますか、中身のところを、政務活動費の1円からの領収書の公開とあわせたときに見直されていると思うんですけれども、そのあたりの内容をちょっと確認させてください。
古本区議会事務局次長
1円以上の支出の際に、領収書を添付するようになった時期については。
酒井委員
いや、違います。広聴費の内容があわせて見直されていると思うんです。
委員長
どのような支出に充てられるかというその内容を、今、明文化されている部分は示してほしいということなので。
古本区議会事務局次長
手引きの中で、広聴費のところで、どのようなところに支出できるかというので、今例示されているのが、広聴会費というところとか、あとは他団体の会合参加費ということで、それぞれ、前者のほうでいくと、案内とか配布用資料費など、あと、会場費とか、機材借り上げ費、人件費などがあります。留意事項のところで、そういう飲食に関係するところであれば、新年懇談会、懇親会の参加も同様に広聴費で支出してよいというふうになっております。
酒井委員
すみません、聞き方が悪くて。広聴費の支出できるものである、何ていうんですかね、留意事項のところが見直されているでしょう。「案内状の存在を原則とするが」だとか、いろいろなそういうのが新たにつけ加えられたんじゃなかったですか。もしくは新年会、懇親会への参加も可能ですよだとか。
要するに、今まで広聴費で幅が広かったものを、領収書を1円から添付するときに、議会としても、もう少しこの広聴費の対象を明確にしようということで見直されたわけですよね。そこを確認しているんです。
古本区議会事務局次長
それは、今委員おっしゃったのは平成27年の改正のときでございます。
委員長
よく聞いてほしいんだけれども、内容を改めた、改めた部分をとりわけ詳しく説明してほしいと。
古本区議会事務局次長
すみません。広聴費のところで、平成27年のときに新たにつけ加えたところですけれども、今まで例示のところに記述がなかったのを記述を行ったことや、留意事項のところに、以前ですと、業界団体等からの会派宛ての案内状があって、会派として出席する際の会費相当費は広聴費で支出してよいというそこの規定だけだったんですけれども、それ以外のところをつけ加えております。
禁止事項についても、以前の規定では、私的及び会派の慶弔関係の交際経費という記述だけだったものをつけ加えまして、禁止事項の中では団体の年会費でありますとか、人件費関連で三等親以内の親族の雇用、このあたりを新しくつけ加えました。
酒井委員
要するに、先ほど説明があったとおり、広聴費に関しても、より明確に支出の対象を縛るといいますか、議会としても示したわけですよね。ちょっとそれをお尋ねしていたんです。
それとあわせて、こういった飲食の伴う会合等々に支出しているものというのは、そのほかに、例えば、区長交際費であったりだとか、議長交際費というのがあるわけでしょう。それはもちろん全く別物なんですよね、行政を代表して。それから、議会を代表して行かれている。他方、この会合の参加費の記述に関しても、会派宛ての案内状があり、会派として行くのであれば、支出は可能である、支出してよいというのがあるんです。そう考えると、この陳情に関して縛りに縛っていくと、僕自身は、今後さまざまなところにも影響が出るのかなというふうにちょっと思うところもあるので、確認をさせていただきました。意見なので結構です。
委員長
他に質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、取り扱いを協議したいと思いますので、休憩したいと思います。
(午前11時27分)
委員長
委員会を再開します。
(午前11時27分)
お諮りします。第8号陳情、政務活動費の飲食を伴う会合への使途の禁止に関する陳情は、閉会中も継続審査すべきものと決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定します。
以上で第8号陳情についての審査を終了します。
次に、4番、その他に入りますが、各委員、理事者、事務局から発言はありませんか。
公明党さん。
平山委員
さきの委員会で予告をさせていただきました、中野区議会議員定数条例の一部を改正する条例について、案文を準備させていただきました。もしよろしければ、案文を御配付いただければと思うんですが。
委員長
ただいま公明党さんから発言があった議員提出議案について、配付するということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、事務局から配付してもらいます。
〔資料配付〕
委員長
ただいま配付をさせていただきました。公明党さん、補足の発言は。
平山委員
ありがとうございます。中野区議会議員定数条例の一部を改正する条例について、今定例会で提出を予定させていただいております案文を、きょうのところは配付をさせていただきました。背景といたしましては、議会改善検討会でさまざま議論を尽くしてまいりましたが、最終的には結論が出ずという形でございましたので、昨今の人口や中野区の一般会計等の行政の実態を踏まえ、また、他区との比較を踏まえ、また、近年の中野区議会の状況を踏まえた上で、私どもとしてはこのような条例改正が必要ではないかというふうに思っております。また、正式に提出をした際に提案理由も説明させていただいた上で質疑も受けさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
委員長
参考までに、本件につきましては、明日の当委員会で取り扱いを御協議いただく予定ではありますけれども、ただいまの御発言に対して質疑はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、本件については、明日、12月4日の当委員会で取り扱いを御協議いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、さよう確認します。
他に、各委員、理事者、事務局から発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
意見書等の提案は、原則として、明日、12月4日の当委員会が最後となりますので、御承知おきください。
本日の本会議の開会予定は午後1時ですが、この後、議会運営協議会、広報委員会も開かれます。場合によっては、広報委員会の終了時点で改めて皆さんに御協議いただき、議長に決定していただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、さよう確認します。
次回は、明日、12月4日(火曜日)午前11時から当委員会室において開会しますことを口頭をもって通告します。
以上で本日の議会運営委員会を散会します。
(午前11時31分)