中野区議会子ども文教委員会〔令和2年6月16日〕
子ども文教委員会会議記録
○開会日 令和2年6月16日
○場所 中野区議会第5委員会室
○開会 午後1時19分
○閉会 午後1時49分
○出席委員(8名)
高橋 ちあき委員長
斉藤 ゆり副委員長
吉田 康一郎委員
小杉 一男委員
いでい 良輔委員
中村 延子委員
平山 英明委員
むとう 有子委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
教育長 入野 貴美子
子ども教育部長、教育委員会事務局次長 戸辺 眞
子ども家庭支援担当部長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 小田 史子
子ども教育部子ども・教育政策課長、教育委員会事務局子ども・教育政策課長、教育委員会事務局学校再編・地域連携担当課長 永田 純一
子ども教育部保育園・幼稚園課長、子ども教育部保育施設利用調整担当課長、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 渡邊 健治
子ども教育部子育て支援課長、子ども家庭支援センター所長 古川 康司
○事務局職員
書記 松丸 晃大
書記 本多 正篤
○委員長署名
審査日程
○議案
第65号議案 令和2年度中野区一般会計補正予算(関係分)
委員長
定足数に達しましたので、本日の子ども文教委員会を開会いたします。
(午後1時19分)
本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
では、そのように進めます。
それでは、議事に入ります。
第65号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。
本議案は総務委員会に付託されておりますが、子ども文教委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることになっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明をお願いします。
永田子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長
それでは、第65号議案、令和2年度中野区一般会計補正予算のうち、子ども教育部、教育委員会事務局所管分につきまして一括して補足説明をさせていただきます。
初めに、5ページをお開きいただきたいと思います。
歳出の表の2段目、5款子ども教育費でございます。補正前予算額566億2万6,000円を1億8,798万円補正いたしまして、補正後予算額567億8,800万6,000円とするものでございます。
それでは、個別の内容につきまして御説明させていただきます。14ページ、15ページをお開きいただきたいと存じます。
2項保育園・幼稚園費でございます。1目保育園・幼稚園費は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための登園自粛等に伴い利用者負担額を軽減した認可外保育施設への補助でございます。補正額は1,539万2,000円でございます。
次に、5項子育て支援費でございます。1目子育て支援費の補正額は1億7,135万2,000円でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けているひとり親世帯への支援といたしまして、児童扶養手当受給世帯等に対して、1世帯当たり5万円の臨時特別給付金を支給するものでございます。この事業につきましては、国庫補助がございます。
お手数ですが、10ページ、11ページをお開きください。
一番上の段、13款国庫支出金、2項国庫補助金の4目、子ども教育費補助金でございます。母子家庭等対策総合支援事業の補助といたしまして、対象経費の10分の10、1億7,135万2,000円の補助でございます。
次に、14ページ、15ページにお戻りください。
一番下の段、2目子ども家庭支援費の補正額は123万6,000円でございます。子ども家庭支援センターが支援している家庭のうち、食の支援が必要な子育て世帯に対して配食を行うとともに、配達時に家庭の状況等の把握を行うものでございます。
御説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
ありがとうございます。
それでは、御質疑がありましたらお願いいたします。
中村委員
では、順番に聞いていきます。
一番最初に、14、15ページの私立施設給付のところなんですけれども、認可外保育施設に対する補助ということなんですが、これまで認可保育園とか認証保育所に関しては、登園自粛に伴った利用負担軽減の補助が出ていたと思うんですけれども、これがいわゆる最後と言ったらあれですけれども、これで全ての子どもたちのところをカバーできるという認識でよろしいでしょうか。
渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長
これまで、認可につきましては区のほうで軽減をしておりました。先日の補正の中で、認証保育所について、施設補助ということで承認いただきました。
今回は認可外ということになりますので、全ての認可外の保育所にはなりませんけれども、区としては、補助すべきところについては全てと考えております。
中村委員
ありがとうございます。
次の児童手当・子ども医療費助成のひとり親世帯臨時特別給付金のところなんですけれども、先ほど御説明の中で、児童扶養手当受給世帯等というふうにおっしゃっていたと思うんですが、そのほかのところを教えてください。
古川子ども教育部子育て支援課長
今回は、児童扶養手当の6月分の支給の方と、公的年金等を受給されておりまして児童扶養手当の支給が全額停止されている方で所得が少し下がる方、それから、新型コロナウイルス感染症を受けて家庭が急変するなどして収入が児童扶養手当を受給している方と同水準になる方といったようなところに、基本給付という形で1世帯5万円、あと、お子さん2人目以降に関してはお1人3万円といったような制度設計だということで、今、国のほうから情報提供があるところでございます。
中村委員
ありがとうございます。
児童扶養手当に関しては区で把握されているので、しっかりとお配りできると思うんですけれども、そのほかのところの周知方法に関してはどのように考えていらっしゃるのか。今のところどうやって、恐らくこれは手挙げになると思うんですけれども、しっかりと困った人にお金を届けないといけないと思っているんですが、そこら辺の周知方法に関しては何か考えていらっしゃることはあるんでしょうか。
古川子ども教育部子育て支援課長
周知方法に関しましては、私どもが児童扶養手当の対象として把握していない方が今回対象になるかと思ってございます。
そういった場合、基本的には区報ですとかホームページになろうかと思いますけれども、あと、そういった方が通う方もいらっしゃるであろう保育施設などにもポスター等を掲示するなどして、できるだけ広く周知を図っていければと考えているところでございます。
中村委員
ぜひ、保育園とか例えば学校とかにしっかりと届くような周知の方法をぜひよろしくお願いしたいと思います。
最後に、子育てサービスの在宅家庭支援サービスのところなんですけれども、これは事業者さんに委託をして食事を配るというか、配食をするということになるんだと思うんですが、事業者さんというのは、恐らく個人情報の兼ね合いとかもあると思うんですけれども、家庭の状況を把握するというところに少し課題があるかなと思っているんです。
例えば、そういった配食サービスをやられている事業者でも、恐らく、これまでの経験によって気づく、気づかないというのが出てきてしまうと思うんですけれども、そこら辺は、区でどういった事業者さんにお願いするとかという考えはあるんでしょうか。
古川子ども家庭支援センター所長
事業者に関しましては、現在、お弁当の配達の実績のあるところを想定しているところでございます。
また、委員から今御質問のありました情報の取扱いに関しましては、食事を届けるというところがございますので、氏名や住所はもちろんなんですが、アレルギーに関しましてはやっぱりきちんとお伝えすることが必要になってくるかなと思っております。
中村委員
ありがとうございます。
配達員の方の感覚というか経験によっては、なかなか気づかないというか、異変があったときに気づくというところがすごく大切な事業になってくると思うんですけれども、そこら辺に関しては、何かしら、チェックリストではないですけれども、そういったところを考えていらっしゃることはあるんでしょうか。
古川子ども家庭支援センター所長
配達する際に配達状況等の確認をしていくことは私どもも必要と考えてございまして、区があらかじめこんなところを見てきてくださいよといったようなところを配達の際にちょっと確認してもらう、それで、そこに該当するものがあれば区に報告いただくような、そんな仕組みづくりをしていければなと考えてございます。
平山委員
あらあら中村委員が聞いていただいたところとほぼ同じなんですが、最後の子ども家庭支援費の子育てサービスの在宅のところだけ、今なかったところで。
この事業の目的として、食事を届けながら家庭環境をよく見て、何かがあればきちんと対応できるようにということが狙いかと思うんですが、逆に、配達先から御相談を受けるとか、そういった想定はないんですか。
古川子ども家庭支援センター所長
配達先に関しましては、どの御家庭に配達するかというのは、あらかじめ子ども家庭支援センターのほうで事業者と打合せをする中で配達先を指定していきますので、御相談ということになれば、配達される方よりも、子ども家庭支援センターのほうに御連絡をいただくといった中で対応していければと考えているものでございます。
平山委員
それもそうなんですけど、顔を合わせるわけじゃないですか。そこが一つ何か相談のきっかけになるような、そういったこともあり得るのかなと思って、これは我々も昔提案をさせていただいたことがあるんですが、じゃ、今回はそういうスキームは考えていらっしゃらないということですね。
古川子ども家庭支援センター所長
配達される方が、御家庭からそんな御要望がございましたということで連絡いただくような、そんな形に今回はなろうかと考えてございます。
平山委員
今後進めていく中で、今回は新型コロナがどこまでどう影響が続いていくのかというのが分からない中で、まず始めてみようというような部分もあったんだろうとは思いますけれども、ぜひ、そういうところも今後検討をしていっていただきたいなと思っているのと、もともとの提案は、お弁当を届けるというよりも、食材等々を届けていく、要は、食品ロスともリンクをさせていこうということで提案をさせていただいたこともあるんですが、今回はそういう御検討はなかったですか。
古川子ども家庭支援センター所長
今回は、新型コロナウイルスに伴いましていつもと違う生活を送るパターンが増えているというところで、そういった観点でいえば、児童虐待の増加が危惧されるところがございまして、子ども家庭支援センターのサービスの幅を広げる意味で、配食サービスを検討させていただきました。食材を届けるというところまではまだちょっと検討が及んでいないところでございます。
平山委員
そうなっていくと、今度は所管をまたがなきゃいけなくなってしまうので、ぜひ、それもゆくゆく御検討いただけるとありがたいなと思います。
全体的な質問なんですけど、今日、補正予算が上程をされて、議会運営委員会でも、最終日に上程というのはなかなか異例じゃないかというような話もありました。私も、記憶している限り、1度補正が出されて、最終日に改めてこういった内容の補正が出されるというのはこれまでなかったというふうに記憶しているものですから。
今回の補正の予算の編成作業というか、皆さんのところで、第2回定例会に向けていろいろと必要な事業を取りまとめて予算編成をやっていくというような作業の指示、これはいつにあったんですか。
古川子ども教育部子育て支援課長
今回私のほうで補正でお願いさせていただいている2件に関しましては、第2回定例会に向けていろいろな施策の検討の中で検討を進めてきたところでございまして、特に、上段のひとり親世帯臨時特別給付金に関しましては、国の方針が急に固まったというところもございまして、国からは正式な通知がまだ出ていない状況でもありますけれども、この段階で補正をお願いしておかないと速やかな給付につながらないというところがありまして、今回何とか補正のほうで御議決いただければと考えているところでございます。
平山委員
だから、それが具体的にいつぐらいなんですかということをお聞きしているんです。大体で構わないんですけど。
委員長
指示が来たのがいつだか分かりますか。──時間かかりますか。指示がなくてはあり得ないわけでしょう。
戸辺子ども教育部長
予算査定に関係資料を出したのが、6月3日が最終でございますので、指示は、その1週間ぐらい前には補正予算についての案内があったというふうに理解してございます。
その後、区長の査定があり、議会に対しての内示という日程から考えますと、6月3日に最終的にうちが予算担当部署のほうにそれぞれの予算案について第1回の査定を受けたというところでございます。
平山委員
ここから先は本来総務でやるべき話なんですけど、皆さんのところは、これは補正予算で何とかという事業は1年に1回あるかないか。そうではなくて、全体的に定例会がある中で補正予算に入れるべきものがあるのかと協議をされて決まっていくもので、今回2回に分かれていたから、恐らく財務方か企画が2回に分けるというような形を取ったんだろうとは思うんです。
一つだけちょっと苦言を呈させていただきたいんですけど、予算ですので、きちんとした審議を行いたいと思っています。
初日に提案をされる先議というのは、急ぎであるので、初日に本会議の後に委員会を開いてやる。それは、どうしてもそのタイミングでないとという区側からの強い要請があるので、本来であれば常任委員会にかけてやりたいところなんですけど、そういう扱いにしている。それでも、議決は3日目の定例会の後なんですね。
今般、こういう状況が起きている中で、さきの委員会でも、削減をする、事業の見直しをするというようなものがありましたよね。本来であれば、見直しと新たにやるものはセットであるべきで、というのは、これは従来の補正予算じゃなくて、もはや予算の組替えなんですね。
当初、区が目指そうとしていた方向性、これが当初予算ですから、これを見直して新たに補正を組むということは、当初予算で議決した内容を見直しますというに等しいものなので、これはぜひ丁寧ないわゆる議会への対応を行っていただきたかったなと思うんです。
そういう意味では、最終日に出されて、今日しか審議のいとまがなくて、今日議決をしなくてはいけないというのは、我々にとってはかなり大変なことですし、もっと言うと、それだけのものですから、丁寧に議会に対して説明を尽くす、審議を尽くすという作業を経ていただきたかったなというふうに、これは率直な思いとして感じています。
これはあくまでも個人的な今の考えとしてお話をさせていただきましたので、意見というわけでも何でもないんですけど、そこのところは踏まえた上で、これからも非常事態が続くでしょうけど、非常事態だから議会としても協力すべきところは協力していきますけど、だけど、丁寧に議論をするということは、区民に丁寧に説明を尽くすということですから、そこの部分はぜひ意識をしてやっていただきたいなと思います。
もし御見解があれば。
戸辺子ども教育部長
今回の補正予算の御提案につきましては、財政部門のほうで調整を図ったところでございますが、関係部としてこうした御提案をするに当たり、やはり議会の中での十分な御審議、それとともに、区民への周知というものも踏まえて、十分な期間を置いて御提案すべきものというふうに認識してございます。
予算の編成作業につきましては、企画部主導でございますけれども、関係部といたしまして、十分審議ができるようにといった御意見をいただいたことにつきましては、当所管としても真摯に受け止め、また関係部についても調整を図りながら、十分な御審議ができる御提案の仕方について努めてまいりたいというふうに認識してございます。
むとう委員
私立施設給付のところで、今回は認可外保育施設に対する補助ということなんですけれども、保育園の種類として認可、認証、認可外とあるわけですけれども、これは全部一緒に、一斉にやらなかった理由は何なんでしょうか。
渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長
まず、認可につきましては、国からの通知が3月にありまして、それに基づいて行いました。認証につきましては、東京都の補助金の通知が4月にありまして、認証が入りました。そのような状況を鑑みて、認可外についても検討いたしましたので、ずれてしまったところがございます。
むとう委員
認可外については区が独自にやろうという判断だったんですか。
渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長
そのとおりでございます。
むとう委員
実際に、認可外で登園自粛等に伴い利用者の負担軽減を実施したという園は、何園中何園あったんでしょうか。
渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長
区内の認可外の施設で調べたところ、回答いただけなかったところもありますけれども、今回の対象とするところにつきましては全て登園自粛を一部の方がされているという状況でございます。
むとう委員
何園なのか、数字を教えてください。
渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長
14施設でございます。
むとう委員
回答いただけなかったところもあるみたいなことをおっしゃったということは、区内にある認可外については、調査とか、何かお手紙を出すとか、どういう把握の仕方をなさったんでしょうか。
渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長
電話で確認をしております。
むとう委員
電話して、電話に出たけれども、回答がいただけなかったところがあるということなんでしょうか。それは、全部、対象とする認可外施設、今回対象が14とおっしゃったけど、もっとあるよね。何施設中14がお答えされて、利用者負担軽減を実施したよということで、今回補助するのは14園ということのようですけれども、それは、何園に問合せをして、回答が来なかったのが何園で、実際に負担軽減をしたところが何園なのか。その数字というのは、負担軽減したけど補助金要らないというところもあったんでしょうか。
渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長
これから通知をするわけでございますけれども、6月の段階で、登園率について、認可外についても調査をいたしました。そのときに、21施設に電話をいたしましたけれども、つながらなかった等のところが3園ございました。
今回、認可外のうち、24のうち14を対象にしておりますけれども、そちらにつきましては登園の自粛をされている方がいらっしゃるという状況でございます。
むとう委員
電話をかけてつながらないというのはどういう状況、もうやっていないということなんですか。どういうことでしょうか。
渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長
園を閉め、休園されている状況があるのかなというふうには想定しております。
むとう委員
新型コロナの影響で園自体をその期間休園、でも、今後、新型コロナが落ち着いたらばまた開園するのかどうなのかというところで、つまり、こういうところも新型コロナ感染拡大を防ぐために自主的にお休みにしていたわけですから、今後、つながらなかった3園についても追って調査されるんでしょうか。
渡邊子ども教育部、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長
今後周知していくときには、電話ではなくて文書等で郵送していきたいと考えております。
むとう委員
認可外、いろんな保育所あるかと思いますけれども、やるなら不平等なことが起きないように、徹底的にきちんと連絡を取って、支給すべきは支給できるようにしっかりとやっていただきたいと思いますので、やってくださいね。
次に行きます。今のは要望で結構です。
子育てサービスで、配食等なんですけれども、配食という中身は、どういう形態で、何をどういうふうな形で具体的になさるのか、御説明をお願いします。
古川子ども家庭支援センター所長
配食に関しましては、子ども家庭支援センターで配食による支援が必要というふうに判断した御家庭に対しまして、相談しながらになりますけれども、お弁当を配達するといったことを考えているところでございます。
むとう委員
すみません、こだわっちゃうんですけど、お弁当ですから、容器はどうなるんでしょうか。それはまた学校給食のようにとんでもない使い捨て容器になっちゃうんですか、どうするんですか。新型コロナということもある中で、どういう容器でどういう形でというか、お弁当箱は何、それは例えばきちんと回収してもう一回使うのか、使い捨て容器なのか、その辺はどういう形態ですか。
古川子ども家庭支援センター所長
ちょっとまだお弁当の容器の形態までは決定しているところではございません。事業者を選定していく段階で、そういった中身につきましてもるる検討していく必要があるかなと考えてございます。
むとう委員
ここの所管からも多少外れてしまうんだけれども、要するに、すごくごみの量が増えているんですよ。テイクアウトということもあり、プラスチックの容器が問題となっている中で、相当日本中で増えているという状況にあるので、せめて、行政が関わってお弁当を届けるというのはとてもいい事業だと思うんだけれども、そこでまたごみを増やすようなことはしてほしくないんですね。
もちろん安全性も大事ですから、そこも加味しながらなんだけれども、使い捨て容器ではなくて、しっかり届けていく、次にまた届けに行くときに前の容器を回収するという、きちんと何回も使える容器というものを今後業者さんと検討していただけたらありがたいと思うんです。
これはお弁当ですから、どういう頻度でどういうふうに届けるんでしょうか。
古川子ども家庭支援センター所長
お弁当に関しまして、頻度に関しましてはほかのサービスとの組合せの中で各御家庭で違ってくるかと思うんですが、一応、一定期間、およそ2か月ほど頻度を決めてお弁当をお届けした後に、このサービスを継続すべきものかどうか一度判断をして更新するとか、ほかのサービスと組み合わせるなりといったところは見直しを行っていくように、そんな仕組みにしたいと考えているところでございます。
むとう委員
分かりました。
重ねて言います。使い捨て容器は使わないようにお願いしたいと思いますが、いかがですか。
古川子ども家庭支援センター所長
答弁の繰り返しになりますが、今後、事業者の選定等を行っていきますが、その中でその可能性については相談をしていきたいと考えてございます。
委員長
ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
ほかにはないようですので、質疑を終結いたします。
意見について伺います。この議案について御意見はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
意見がないようですので、第65号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
では、そのように決定をいたします。
以上で第65号議案の審査を終了いたします。
以上で本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から何か御発言はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
ないようですので、以上で子ども文教委員会を散会いたします。
(午後1時49分)