中野区議会総務分科会〔令和2年3月5日〕
総務分科会会議記録
○開会日 令和2年3月5日
○場所 中野区議会第1委員会室
○開会 午後4時11分
○閉会 午後4時35分
○出席委員(9名)
山本 たかし主査
内野 大三郎副主査
立石 りお委員
内川 和久委員
小林 ぜんいち委員
白井 ひでふみ委員
浦野 さとみ委員
大内 しんご委員
酒井 たくや員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
副区長 白土 純
副区長 横山 克人
企画部長 高橋 昭彦
企画部企画課長(企画部参事事務取扱) 石井 大輔
企画部情報システム課長(企画部参事事務取扱) 平田 祐子
企画部基本構想担当課長 永見 英光
企画部業務改善課長、ユニバーサルデザイン推進担当課長 藤永 益次
総務部長 海老沢 憲一
危機管理監 志村 和彦
危機管理担当部長、新区役所整備担当部長 滝瀬 裕之
総務部総務課長、総務部特別定額給付金担当課長 浅川 靖
総務部職員課長、人材育成担当課長 中谷 博
総務部経理課長 吉沢 健一
○事務局職員
事務局長 長﨑 武史
事務局次長 小堺 充
書記 鎌形 聡美
書記 五十嵐 一生
○主査署名
審査日程
○議案
第6号議案 令和3年度中野区一般会計予算(分担分)
第7号議案 令和3年度中野区用地特別会計予算
第8号議案 令和3年度中野区国民健康保険事業特別会計予算(分担分)
第10号議案 令和3年度中野区介護保険特別会計予算(分担分)
主査
定足数に達しましたので、総務分科会を開会します。
(午後4時11分)
第6号議案、令和3年度中野区一般会計予算(分担分)、第7号議案、令和3年度中野区用地特別会計予算、第8号議案、令和3年度中野区国民健康保険事業特別会計予算(分担分)及び第10号議案、令和3年度中野区介護保険特別会計予算(分担分)を一括して議題に供します。(資料1)
昨日の答弁保留について、理事者に答弁を求めます。
平田企画部情報システム課長(企画部参事事務取扱)
昨日、内川委員の御質問に答弁保留をしてしまいまして、誠に申し訳ございませんでした。
委員、御質問のテレワークシステムに係る経費でございますが、具体的には、補助説明資料115ページの2款企画費、2項情報システム費、4目情報基盤費のうち、事務事業1情報基盤、(1)情報基盤の内訳のうち、まず、6項目あるうちの一番上の機器賃借料、保守委託の中でテレワーク用パソコンのリース料が1年分1,174万円、また、その下の回線使用料の中にデータセンターの使用料が152万2,000円含まれているところでございます。令和3年度予算につきましては、運用経費のみが計上されているところでございまして、構築経費は含まれておりません。その理由につきまして、これから御説明させていただきます。
まず、テレワークシステムでございますが、令和2年度の5月の臨時会の補正予算で議決をいただきましたが、当時の社会状況からパソコンの供給が払底していたことと、仮想統合サーバー事業者との和解が成立していなかったこと、また、10月に地方公共団体情報システム機構(J-LIS)から補正予算で検討していたものと比較しましても経費が格段に安く、安全性の高いテレワークシステムが発表されたことなどから、令和2年11月17日、閉会中の総務委員会で構築方法の変更について御報告したところでございます。
しかし、この御報告におきまして、議会の御理解を得られなかったということから、第4回定例会の総務委員会で御報告をし、そこでの御議論を踏まえまして、さらに令和3年1月の閉会中の総務委員会の御報告を予定しておりましたが、当日、審査終了までに御報告に至りませんでした。
テレワークシステムの構築、調達を年度内に執行するためには、1月の閉会中の総務委員会で御報告した後に直ちに契約手続を進める必要がありましたが、1月中に総務委員会に御報告できなかったということから、議会の御理解を得た上で年度内に執行することが望めなくなりました。このため、構築経費につきまして、第10号補正での予算繰越しの可能性も考えたところではございますが、議会の御議論を踏まえまして、令和2年度中に構築するスケジュールを見直しまして、さきの第10号補正で全額減額補正を行ったところでございます。
減額した構築費につきましては、今定例会の総務委員会で改めて区の考え方を御説明した後、第2回定例会での補正をお願いしたいと考えているところでございます。
御答弁は以上でございます。
高橋企画部長
ただいま課長のほうから御説明させていただきましたが、2点補足させていただきたいと思います。
まず、一つ目です。10号補正で全額減額をした時点で、当初予算については、事務作業上、修正できないタイミングであったため、本年4月からの運用経費が当初予算に含まれることになることを説明をすべきだったというふうに現時点で考えてございますが、その減額、10号補正の時点では説明をいたしませんでした。その点については大変申し訳なく考えてございます。深く反省しているところでございます。
2点目でございますが、現時点では、先ほど課長から説明させていただいたとおり、区としては、テレワークのシステム構築の再提案の時期につきまして、第2回定例会を想定してございます。その結果として、当初予算に提案している予算につきましては、執行できない期間の運用経費が含まれる形で当初予算に計上されることになってしまいました。
また、先ほど御説明いたしました運用経費については、当初予算成立時点では執行せず、今後提案させていただく予定の構築経費の補正予算の成立をもって、執行できる予算として扱うものとして捉えてございますが、そうした変則的な形になった御提案ということで、その点もおわび申し上げたいというふうに思います。
今後のテレワークのシステム構築の進め方でございますけれども、先ほど課長が申し上げましたとおり、今定例会の総務委員会で改めて区の考え方を御説明し、その上で、令和3年第2回定例会の補正予算で構築費用の計上をお願いしたいと考えてございます。
また、当初予算の扱いにつきましては、誠実に対応させていただきたいと考えてございますので、何とぞ御理解をいただきたいというふうに思います。
主査
ただいまの答弁について質疑はありますか。
休憩します。
(午後4時18分)
主査
再開します。
(午後4時18分)
内川委員
今、御担当のほうから答弁保留の部分の御答弁をいただきました。部長のほうから、10号補正のときに減額した。それから、昨日の分科会まで相当時間があったにもかかわらず、実はそのランニングの分の費用が残っていましたということは、昨日の時点まで十分に説明する時間があったと思うんですよ。それをなぜ、昨日聞いてというか、今日ようやくそれが出てきたんですかね。
高橋企画部長
委員、御指摘のとおり、当初予算の積算に当たっては、その中身について精査しておるところでございますから、当然に10号補正提案した時点でその影響ということは予見できた話でございます。その点、まずはその提案時点、補正予算の提案時点で御説明いたす話だというふうにございますが、結果として、御説明の機会を設けることができず、今に至ってしまいました。申し訳ございません。
大内委員
今、内川委員の質疑まだ終わっていないんですけれども、ただ、こういったような予算の仕様というのは、あまり今までなかった。ついこの間、もう全体会が一応終了して、終了というか、4日間ほどやったんですけれども、結局、これ質疑するに当たって、この予算を提出した区長がいない、この場に、責任者が。これ、区長がいないとね、君たちは事務執行だけだから、あくまで、やっぱり考え方とかそういったものを示していただくには、やっぱり区長がいないと、質疑がちょっと前に進まない部分も。区長にも考え方を聞かなければいけないとなると、なかなかこの場でできるの。(「休憩してもらっていいですか」と呼ぶ者あり)
主査
休憩いたします。
(午後4時20分)
主査
再開します。
(午後4時26分)
高橋企画部長
今、御意見ございました。区としての捉え方ですけれども、今回の案件につきましては、総務分科会で今御議論いただいていますが、予算案の提案全体に及ぶ話というふうに捉えられますので、もし可能であれば、議員、議会全体で御説明し、やり取りをさせていただく機会を設けていただき、その上で進めていただくようなことができればと考えておるんですが、いかがでございましょうか。
大内委員
そちら側からそういう提案もあって、私も、区長もやはり本当はこの場にいて、話を聞いてもらいたい、考え方も聞きたいという部分もあるので、場合によっては、主査の判断で、全体会をもう一度開いて質疑を行うということも、どうでしょうか。
主査
休憩いたします。
(午後4時27分)
主査
分科会を再開いたします。
(午後4時29分)
理事者から御提案があり、各委員の皆様からの御意見で全体会を開きたいという御提案もいただきました。休憩中に御協議いただきましたとおり、正副主査で預からせていただいて、実現に向けて対応させていただきたいと思っております。理事会の場で諮らせていただきたいと思っております。よろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
主査
それでは、他に質疑はございませんか。
白井委員
質疑がないわけではないんですけれども、全体で、仮に諮っていただいて、全体で質疑をやるとなれば、同じ質疑の繰返しをしなければならないと思っています。なので、一旦、総務分科会としては質疑を保留していただいて、全体会の開催の場での質疑と諮っていただければと思うんですけれども、御提案とさせていただきたいと思います。お諮りいただければと思います。
主査
分科会を休憩いたします。
(午後4時30分)
主査
再開いたします。
(午後4時34分)
主査
総務分科会を本日のところは一旦保留とし、理事会の連絡については正副主査から後ほど御連絡をさせていただくということでよろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
主査
それでは、そのようにいたします。
それでは、今日の総務分科会は散会いたします。
(午後4時35分)