中野区議会建設委員会〔令和3年9月10日〕
建設委員会会議記録
○開会日 令和3年9月10日
○場所 中野区議会第4委員会室
○開会 午後6時10分
○閉会 午後6時47分
○出席委員(8名)
いさ 哲郎委員長
渡辺 たけし副委員長
市川 しんたろう委員
斉藤 ゆり委員
木村 広一委員
小杉 一男委員
酒井 たくや委員
吉田 康一郎委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
都市基盤部長 奈良 浩二
都市基盤部都市計画課長 安田 道孝
都市基盤部道路課長 井上 雄城
まちづくり推進部長 豊川 士朗
中野駅周辺まちづくり担当部長 松前 友香子
まちづくり推進部まちづくり計画課長 千田 真史
まちづくり推進部中野駅周辺まちづくり課長、まちづくり推進部中野駅新北口駅前エリア担当課長 小幡 一隆
まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長、まちづくり推進部中野駅周辺エリアマネジメント担当課長 石橋 一彦
○事務局職員
書記 若見 元彦
書記 髙橋 万里
○委員長署名
審査日程
○議案
第50号議案 令和3年度中野区一般会計補正予算(関係分)
委員長
定足数に達しましたので、本日の建設委員会を開会いたします。
(午後6時10分)
本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
それでは、議事に入ります。
第50号議案、令和3年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。
本議案は総務委員会に付託されておりますが、建設委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることになっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明を求めます。
井上都市基盤部道路課長
それでは、第50号議案令和3年度中野区一般会計補正予算について、都市基盤部所管分の補足説明をいたします。
議案書の9ページをお開きください。歳出予算の9款都市基盤費につきまして、5,389万1,000円を減額し、64億865万4,000円とするものでございます。
初めに、この補正予算の歳出の内容について御説明いたします。
それでは24、25ページをお開きいただきたいと思います。9款都市基盤費、2項道路費、4目道路維持・整備費の1道路改良・維持、(1)道路河川維持につきまして、1,076万2,000円を増額するものでございます。これは、千葉県八街市で発生した下校途中の児童5人が死傷した交通事故を受け、車両の速度抑制を目的とした緊急対策として、通学路等に道路狭窄路面標示、路側帯部分のカラー舗装を実施するものでございます。
次に、4目道路維持・整備費の1道路改良維持、(3)道路整備につきまして、4,715万5,000円を減額するものでございます。これは、現在JRとの協定事業により進めております橋梁長寿命化修繕工事(上の原跨線橋)につきまして、工事の進捗に伴い、当該橋梁の高欄の部材の劣化が想定よりも進んでいることが判明したことにより、当該高欄の交換を行うこととしたため、当初予定しておりました高欄の塗装工事を取りやめたことにより、令和3年度の事業費を減額するものでございます。併せて、後ほど債務負担行為のところで御説明いたしますが、本件工事の事業期間を令和4年度まで延伸するため債務負担行為の追加をいたします。
次に、5目無電柱化・新設道路費の1無電柱化推進、(1)無電柱化推進につきまして、1,749万8,000円を減額するものでございます。これは、弥生町三丁目周辺地区避難道路1号の道路拡幅及び電線共同溝の整備につきまして、当初区の事業として進める予定でありましたが、道路拡幅整備と電線共同溝整備を設計を含めて一体として、公益財団法人東京都道路整備保全公社へ協定による委託事業とすることで公社側と調整が整ったことから、当初計上しておりました委託料の減額と、新たに負担金として増額するものでございます。なお、後ほど債務負担行為のところで御説明いたしますが、本件事業につきましては事業期間が令和8年度までとなることから債務負担行為の設定をいたします。
次に、債務負担行為の補正でございます。
34、35ページをお開きください。橋梁長寿命化修繕工事(上の原跨線橋)でございますが、先ほど歳出のところで御説明いたしましたとおり、当該橋梁の高欄を交換することとしたため、事業期間が令和4年度までとなることから債務負担行為を追加するものでございます。
次に、道路拡幅及び電線共同溝の整備(弥生町三丁目地区避難道路1号)でございますが、先ほど歳出のところで御説明しましたとおり、事業期間が令和8年度までとなることから新たに債務負担行為を追加するものでございます。
次に、この補正予算の歳入の内容について御説明いたします。
ページをお戻りいただきまして、10、11ページをお開きください。13款国庫支出金、2項国庫補助金、7目都市基盤費補助金、8節無電柱化事業を970万円減額するものでございます。これは、先ほど歳出で御説明いたしました道路拡幅及び電線共同溝の整備(弥生町三丁目周辺地区避難道路1号)の執行方法の変更に伴う住宅市街地総合整備事業補助金の減額でございます。
続きまして、14款都支出金、2項都補助金、7目都市基盤費補助金、7節防災密集地域総合整備を485万円減額するものでございます。これは、先ほど歳出で御説明しました道路拡幅及び電線共同溝の整備(弥生町三丁目周辺地区避難道路1号)の執行方法の変更に伴う東京都防災密集地域総合整備事業補助金の減額でございます。
都市基盤部所管分の補足説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
石橋まちづくり推進部中野駅周辺地区担当課長
私からは、まちづくり推進部所管分の補足説明をいたします。
議案書の5ページをお開きください。歳出予算の10款まちづくり推進費につきまして、98億7,500万9,000円から1,152万4,000円を増額し、98億8,653万3,000円とするものでございます。
まず、歳出の内容でございます。補正予算説明書の26ページ、27ページをお開きください。3項中野駅周辺まちづくり費、1目中野駅周辺まちづくり費の16節公有財産購入費につきまして1,152万4,000円を増額するものでございます。これは、現在事業中の中野三丁目土地区画整理事業の事業進展に合わせて実施する予定の中野駅西口地区地区計画で地区施設として定めました区画道路のうち、土地区画整理事業の施行地区外にある区画道路を整備する事業に関するものでございます。今回の補正は、この区画道路を整備するために必要な用地の取得等を進める上で、新たに地下埋設物等の支障移転が必要となったことなどから、それらに起因する補償費を増額するものでございます。
なお、当該事業は、令和2年度予算の7,790万2,000円を令和3年度に、今年度に繰り越した上で実施をしてございます。
また、この補正予算の歳入につきましてはまちづくり基金の繰入金を計上してございます。
以上がまちづくり推進部所管分の補正予算に係る補足説明でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
小杉委員
25ページのところです。通学路等車両速度抑制緊急対策工事とありますけれども、これは先ほど言われていた道路狭窄路面標示とか路側帯の部分カラー塗装ってありますね。これはそれぞれ何件なんですか。
井上都市基盤部道路課長
まず、路側帯のカラー舗装につきましては2か所でございます。それから道路狭窄の路面標示の箇所でございますが、全部で18か所実施するものでございます。
小杉委員
今回の死亡事故は子どもが亡くなられている事案ですのでしっかり受け止めて対応すべきだと思いますが、このいわゆる20か所は中野区の全域にかかるような感じですか。それとも1か所、特定のところに偏ってとかそういうのはあるんですか、どうですか。
井上都市基盤部道路課長
箇所といたしましては中野区全域でございまして、北部、南部それぞれございます。
小杉委員
これは、通学路の合同点検計画が現在あって、その上で毎年区域に分けて点検をしながら改善をしてきていると思うんですが、今まで改善が必要だ、ここは改善が必要だというふうに課題になっていたところの中にこれらは含まれているものなのか、それとも今回の事故を受け止めて改めて調査したらこういうふうになったのかというのはどちらのほうでしょうか。
井上都市基盤部道路課長
中野区通学路交通安全プログラムというものに基づきまして毎年合同点検を実施し、毎年改良箇所につきましては通常どおり行っておりまして、今回はこの千葉県の八街市で発生した事故を受けまして、国のほうから通達で、新たな視点で、見通しのよい道路や幹線道路の抜け道になっているところで速度が上がりやすいところ、それから大型車の進入が多い箇所につきまして重点的にピックアップをして点検をしていただきたいという通知がございましたので、それに基づいたものでございます。
小杉委員
その通知を踏まえて検討したら20か所あったよということなので、今までの例えば保護者とかPTAとか学校とかを含めた形で、ここは危険だからというふうにはほとんどと挙がっていなかったところが、今回改めて速度抑制すべきだというふうになったという理解でいいんですよね。
井上都市基盤部道路課長
委員おっしゃるとおりでございます。
小杉委員
分かりました。今回のこの改定、これ以外に対策が急がれるところがあれば情報提供を頂けるように学校長に通知を出されたという話を前に、夏に聞いたんですけれども、この今回の対応以外に変えるべきがあるところだって学校から何か寄せられたようなものってあったんですか。
井上都市基盤部道路課長
今、委員おっしゃいましたとおりで、各学校に対しまして、区のほうから危険箇所がないかということでピックアップをしていただくように調査をしているところでございまして、この調査の回答が8月末に回答期限で戻ってきておりまして、それを基に今リストアップをしているところでございます。今回は事故を受けて緊急対策ということで、道路課のほうで抜け道のマップを作成し、それに基づきまして区の職員が道路管理者の視点で危険箇所をピックアップし、今回の場所を抽出したというところでございまして、学校、PTA等からの要望につきましては、今後また別途、要望に基づいて対策が必要な箇所については対策をしていくことになります。
小杉委員
分かりました。今後、学校からの要望を受けたりとか保護者からの要望を受けたりとかして、改めて区として検討してもう一回提案していくという方向ということですよね。それは、今回の事故を本当にしっかり受け止めて、私も、あまり交通量がなくても自動車がかなりのスピードで入ってくる場所があって危険だという話も聞いたことありますので、しっかりと引き続き調査をしながら、声を聞きながら進めていっていただきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
それとともに、今回そういった調査をして進めていくんですが、最終的に決めるときというのは、道路管理者である区が責任を持って決めるという形ですか。例えば警察とかいろいろありますよね。基本的に調査は区がして、決定するのは、道路管理者である区が、区道であれば区が決定しているという、そういった決定でよろしいんでしょうか。
井上都市基盤部道路課長
最終的にこの箇所について決定する者は、道路管理者として中野区が決定いたしますが、中野警察署、野方警察署、両方とも交通課と協議を行っております。
小杉委員
分かりました。協議をしていただければと思います。
あと、すみません、話が変わりますけれども、基本的なことなんですが、今回の補正予算でも道路公園整備基金の繰入金を出し入れしたりとかしていますけれども、一般財源も使っているじゃないですか。基金条例だと区長が決めることができるというのはあるけれども、配分とかどういう形で、目的だとか、どういった形で基金をこうやって決めているんですか。そういった基準みたいなのが何かあるんですか伺います。
井上都市基盤部道路課長
今回の事業に関しましては全て一般財源でございまして、その財源の、さらに基金の活用等につきましては所管外なのでここではお答えできないということでございます。
酒井委員
まず、交通安全プログラムというのを設けておって、通学路の安全点検を毎年毎年やっています。それをもう少し詳しく教えていただいていいですか。どういった方が参加されて、いつ頃やっているか、まず教えてください。
井上都市基盤部道路課長
中野区通学路交通安全プログラムにつきましては、もともと平成24年に、全国で登下校途中の児童生徒が死傷する事故が発生したことを受けて、平成27年にこのプログラムをスタートさせたものでございまして、こちらのプログラムは小学校を中心としまして、各小学校のPTA等の学校関係者、それから交通管理者であります警察、それから道路管理者であります中野区で、中野区に関しましては都市基盤部の道路を担当する部門と、それから教育委員会の事務局、そのほかに第三建設事務所にも入っていただいて、合同でパトロール、点検を行いまして危険箇所をピックアップし、道路管理者として対策が必要な箇所については道路管理者の立場で改善をし、交通管理者としての取組が必要な場合は警察のほうで実施するといったものでございます。
酒井委員
平成24年、亀岡市の痛ましい交通事故の事件があって、そこから国土交通省からやっぱり通知があって、こういうふうな取組になっているのかなと思うんですけれども、それでさっきの御答弁だと、警察は警察で、道路管理者は道路管理者で、PTAはPTAで、それぞればらばらにやっているというふうなことなんですか。僕、いつ頃やっているんですかって聞いたんですけど。例えば今年度はいつやりました。ばらばらなら、ばらばらでちょっと教えてください。
井上都市基盤部道路課長
説明が不足していて申し訳ございません。合同パトロールということで、学校関係者、中野区、警察と道路管理者等が合同で点検をするものでございます。今年度に関しましては、9月から11月にかけて順次実施する予定でございます。
酒井委員
秋頃に毎年やっているのかなと思うんですけれども、今回、新たな視点を設けたところ、道路管理者として早期に行ったところ、20か所ほど改善しなきゃならないなって出てきたんだと思うんですけれども、それはそれでよかったなと思うんですが、新たな視点を設けなくても、こういった交通安全プログラムで各学校で合同点検しておれば、危険なところって出てこないのかなと思うんですよ。どうして出てこなかったのかなという、むしろそちらのほうがちょっと気になるんです。要するに、毎年毎年やっていて、見通しのいいところ、でもスピードが出るんだったらここも改善しなきゃなというふうになるのが本来だったらば必要なんじゃないのかなと思うんですけど、その点はどうお考えですか。
井上都市基盤部道路課長
これまでも、この通学路の交通安全プログラムに基づきまして、毎年社会的にクローズアップされるような大きな事故等を受けながら、そのたびに視点を変えて合同点検を行ってきたところでございますが、今回は千葉県の八街市の事故を受けて、また新たな視点で危険箇所をピックアップしたものでございます。
酒井委員
平成24年は京都の亀岡市、令和元年の大津市の痛ましい事件、今回は八街市、令和3年、そういう社会的な現象があって、そういう視点で常に取り組んでいるんだっていうのは僕、違うと思うんですよ。子どもたちのそもそもの通学路というのは全ての視点で安全なのか、もちろん今回新たな視点を入れていただいたのはありがたいと思っているんですよ。当然感謝しているんですけれども、そういった社会的事象があるからというんじゃなくて、むしろ抜けがないような形でチェックしていく、こういうことが必要なんじゃないのかなと思っているんですけど、その点はどうですか。
井上都市基盤部道路課長
その点につきましては委員おっしゃるとおりであると考えてございます。これまで合同点検の中でも様々な視点で点検はしてきましたが、今回は千葉県の事故を受けて、改めて別な視点から点検を実施したところでございまして、この点につきましても、様々なこれまでの経験等を踏まえまして、今後も実施していきたいと考えてございます。
酒井委員
様々な視点で改善できるところは改善していっていただきたいと思うんですけれども、やっぱり劇的に変わるときというのは、そういう社会的な痛ましい事件が起こったときしかなかなか動かないように思うので、せっかく毎年やっているんですから様々やっていただきたいと思っています。
それで、ちょっと改善点で、例えばPTA、警察、それから中野区、道路管理者としてやっているんですよ。他方、子どもたちの観点というのはどこにあるのかなと思うんですよ。その点というのは今後そういったことも検討できるんですか、それともそういったことは必要ないんだって考えていらっしゃるのか、いかがですか。
井上都市基盤部道路課長
合同点検を実施するに当たりまして、教育委員会、もちろん学校からの参加もいただいておりますし、それから、PTAの方にも参加をしていただいております。学校関係者の方が参加してございますので、学校関係者の中で、学校の実際に通われている方の意見も吸い上げながら実施していければと考えてございます。
酒井委員
ありがとうございます。やっぱり子どもは我々とまた視点も違うと思うので、そういった声も聞けるようにしていただけるとありがたいなと思っています。
今回、狭窄面標示と路側帯のカラー舗装なんですよ。国土交通省からはハンプといいまして、ちょっと凸部分というんですか、道路がちょっと盛り上がって、それでスピードを抑えるというふうなこともぜひやっていただきたいというふうな通知もあったかと思うんですけれども、今回それは含まれていないんですけれども、道路管理者としてチェックした中では、そういったハンプというふうな道路にちょっと盛り上がりをつけるというんでしょうかね、そういったものは必要なかった、そういう理解でいいですか。
井上都市基盤部道路課長
今、委員おっしゃいましたハンプ等につきましては、速度抑制効果が高いというふうに認められているものでございますが、中野区の道路事情を勘案しますと、中野区内でハンプをつけると、そこが振動、騒音の原因になって、沿道の方々からそういったものの設置の理解がなかなか得られないという事情がございますので、今回は路面標示でスピード抑制をするという方法を選択いたしました。
酒井委員
ありがとうございます。今回、道路管理者としてチェックをしました。今まさに、その9月から10月ですかね。PTA、警察、そしてまた中野区が一緒になってやっているんだろうと思います。そこでまた新たな視点だとか改善点が出てくるんだろうと思います。こういった通学路の安全というところには、しっかりと今後お応えをしていただきたいと思います。要望で結構です。
木村委員
同じく通学路の件ですけれども、今いろいろ質疑がありました。もちろん改善するところは、変な話、予算が幾らでもあれば幾らでも恐らく改善できるかと思うんですね。限られた予算の中でどうするかという話かと思うんですけれども、毎年やっているこの交通安全プログラムというのは、これは何か予算というのは決まっているんですか。これぐらいの規模で改善するとか、そういうのはどうですか。
井上都市基盤部道路課長
毎年の予算でございますが、この合同点検に基づきまして、警察からこういった改善策がよいのではないかといった警察からの要望がございますので、それに基づいて実施するもので、毎年その要望に基づいて予算化をしてございます。
木村委員
ということは、その年に点検をしてみないと幾らかかるか分からないというか、要は当初予算では予算化されないということですか。
井上都市基盤部道路課長
点検をして、それを基に警察から要望が参りまして、それを次年度の予算に反映をして対策を実施していくといったものでございます。
木村委員
今回の点検に関して、予算とすれば1,076万円ですか。これは当然点検があって、修繕箇所があって初めて何か所というふうに出したのか、それとも、もともとこれぐらいの予算の中でやって、これぐらいの箇所というふうに決めたのかどっちなんですか。
井上都市基盤部道路課長
今回抽出した箇所につきましては、国土交通省、国からの通知に基づいて道路課で点検を行いまして箇所を抽出し、予算化したものでございます。
木村委員
じゃあ、この新たな視点で見つけた箇所に関しては全て抽出して、それに対して予算化したということかと思います。先ほどから様々ありましたけれども、交通安全プログラムを毎年やっているのはやはり視点が違うので、今回新たな視点で修繕をしたとしても、毎年続けるこの交通安全プログラムに関しては、少なくとも予算を削るとか、今回出したからもういいだろうということはないようにしていただきたいと思うんですけれども、そこはいかがですか。
井上都市基盤部道路課長
委員おっしゃるとおりでございまして、毎年合同点検を実施しておりますので、それに基づいて適切に予算を要望していきたいというふうに考えてございます。
木村委員
あと、無電柱化のほうでちょっとだけ確認なんですけれども、債務負担行為の総額が2億9,000万円か、6年間で――かと思うんですけれども、これは国、都、また区、あと電線管理者ですか、これは何%ぐらいずつ出すということなんでしょうか。
井上都市基盤部道路課長
こちらにつきまして、特定財源につきましては、国費であります住宅市街地総合整備事業のほうで2分の1、それから東京都の補助金として東京都防災密集地域総合整備事業の補助金が4分の1でございます。
木村委員
分かりました。電線管理者は負担は特にないということですか。
井上都市基盤部道路課長
電線管理者の負担金につきましては別途頂く予定でございます。
木村委員
じゃあ、この負担の中には入っていないと。今回その減額された分、今年度いろいろ調査する分、設計委託でしたっけ。これは同じ案分になっているんですか、今言った金額と、案分の割合ですけれども。
井上都市基盤部道路課長
令和3年度の事業内容につきましては、詳細設計のみとなることから、事務費、監督事務費等は補助金の対象となってございませんので補助額が減額しているところでございます。
斉藤委員
ちょっと休憩していただけますか。
委員長
休憩します。
(午後6時43分)
委員長
再開します。
(午後6時46分)
井上都市基盤部道路課長
先ほど小杉委員からの御質問で特定財源のことに関することでございますが、全額一般財源というふうに申し上げましたが訂正させていただきます。特定財源として国費等が入らないという意味でございました。
それから、合同点検に関するところで、毎年各小学校ごとに合同点検を実施しているといったニュアンスで答弁をしてしまいましたが、それぞれ二、三年に1回と訂正させていただきます。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、質疑を終結いたします。
意見について伺います。第50号議案について、意見はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、第50号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
以上で第50号議案の審査を終了いたします。
以上で本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で建設委員会を散会いたします。
(午後6時47分)