令和6年03月21日中野区議会子ども文教委員会(第1回定例会)

中野区議会子ども文教委員会〔令和6年3月21日〕

 

子ども文教委員会会議記録

 

○開会日 令和6年3月21日

 

○場所  中野区議会第5委員会室

 

○開会  午後2時27分

 

○閉会  午後2時38分

 

○出席委員(8名)

 斉藤 ゆり委員長

 山内 あきひろ副委員長

 立石 りお委員

 河合 りな委員

 大内 しんご委員

 羽鳥 だいすけ委員

 久保 りか委員

 むとう 有子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 教育長 入野 貴美子

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 石崎 公一

 子ども家庭支援担当部長、子ども・若者支援センター所長、教育委員会事務局参事(子ども家庭支援担当) 小田 史子

 子ども教育部参事(子ども・若者支援センター児童福祉課長事務取扱、児童相談所長事務取扱、児童相談所児童福祉課長事務取扱) 古川 康司

 子ども教育部子ども・教育政策課長、教育委員会事務局子ども・教育政策課長、教育委員会事務局学校再編・地域連携担当課長 渡邊 健治

 子ども教育部子ども政策担当課長、教育委員会事務局子ども政策担当課長 青木 大

 子ども教育部保育園・幼稚園課長、教育委員会事務局保育園・幼稚園課長 半田 浩之

 子ども教育部保育施設利用調整担当課長、子ども教育部幼児施設整備担当課長 藤嶋 正彦

 子ども教育部子ども教育施設課長、教育委員会事務局子ども教育施設課長 藤永 益次

 子ども教育部子育て支援課長 原 拓也

 子ども教育部育成活動推進課長 細野 修一

 子ども・若者支援センター子ども・若者相談課長 菅野 多身子

 児童相談所副所長、児童相談所一時保護所長 神谷 万美

 教育委員会事務局指導室長 齊藤 光司

 教育委員会事務局学務課長 佐藤 貴之

 

○事務局職員

 書記 鎌形 聡美

 書記 川辺 翔斗

 

○委員長署名


審査日程

○議案

 第48号議案 令和6年度中野区一般会計補正予算(関係分)

 

委員長

 定足数に達しましたので、子ども文教委員会を開会します。

 

(午後2時27分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 それでは、議事に入ります。

 議案の審査を行います。

 第48号議案、令和6年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。

 本議案は総務委員会に付託されておりますが、子ども文教委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。

 それでは、理事者の補足説明を求めます。

渡邊子ども教育部、教育委員会事務局子ども・教育政策課長

 それでは、令和6年度中野区一般会計補正予算のうち、子ども教育部、教育委員会事務局所管分につきまして補足説明をさせていただきます。

 最初に5ページをお開きください。歳出の表、5款子ども教育費でございます。補正前予算額624億6,451万5,000円を764万5,000円増額いたしまして、補正後予算額624億7,216万円とするものでございます。

 それでは、歳出補正予算の個別の内容につきまして説明をさせていただきます。

 16ページ、17ページをお開きください。2項教育費でございます。1目教育政策費は、区立学校における医療的ケア児の受入れに係る経費452万4,000円を増額いたします。また、2目学校教育費につきましては、同じく区立学校における医療的ケア児の受入れに係る経費といたしまして312万1,000円を増額いたします。

 続きまして、歳入について説明をさせていただきます。

 10ページ、11ページをお開きください。13款国庫支出金、2項国庫補助金、4目子ども教育費補助金は、区立学校における医療的ケア児の受入れ経費に係る補助といたしまして、254万7,000円の増額でございます。

 説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

河合委員

 今回の補正の内容について、この経費はどのような経費なのか、まず経費の詳細を教えてください。

佐藤教育委員会事務局学務課長

 本経費につきましては、医療的ケア児の支援のため、会計年度任用職員の看護師としての人件費が一つと、もう一つは、訪問看護ステーションで医療的ケア児の支援を行うための委託費というもので構成されているものでございます。

河合委員

 これは当初の予算に比べて、対象の児童が増加したということでしょうか。

佐藤教育委員会事務局学務課長

 そのとおりでございます。就学相談を経て、当初予算の積算時には想定していなかった事態が起こりまして2名追加となったというところでございます。

河合委員

 あまり細かく聞くと、個別の子どもさんのことがすごく分かってしまうと思うので、そこについては細かくお伺いはしないでおこうと思うんですけれども、こういうふうに医療的ケアのお子さんというのは、当初と違って状態が変わってしまって後から追加になってくるということは、今回受入れとして一応予算が当初でついたのは初めてかと思うんですけど、こういうふうに年度の途中で状況が変わってしまう、年度当初だけど間に合わない状況になってしまうということは、今後もあり得るということでしょうか。

佐藤教育委員会事務局学務課長

 委員御案内のとおり、当初の想定と異なる形で医療的ケア児の支援が必要になるということは、今後も発生し得るというふうに考えてございます。次年度以降の予算積算に当たりましては、転入や児童・生徒の状況の変化等で、新たに医療的ケアが必要となった場合においても対応できるような予算積算をしたいというふうに考えてございます。

河合委員

 ありがとうございます。今回、補正を行って年度の当初に間に合わせるように動いていらっしゃるのかなと思うんですけれども、スピード感として、補正をこのように今回やって、きちんと間に合うのかどうかというところを確認させてください。

佐藤教育委員会事務局学務課長

 今回につきましては補正対応をさせていただいて、スピード感としては間に合うというふうに捉えているものでございます。

河合委員

 今後も今年の年度内に、対象児童はいなかったとしても、また引っ越してくる可能性もあると思うんです。そういうときに毎回毎回このように補正をかけていくということで、対象児童さんの望まれる受入れというのが、スピード感を持って対応していけるのかどうかというところだけ、ちょっと懸念があるんですけれども、それはしっかりと補正を小まめにかけて御対応していくということになっていくんですか。

佐藤教育委員会事務局学務課長

 医療的ケア児に関しましては、転校後すぐに医療的ケアを開始する必要があるというふうに教育委員会としては考えてございます。速やかな対応が求められているため、補正予算のタイミングが間に合えば補正予算という形で組んでいきたいと考えてございますけれども、速やかな対応が必要な場合には執行対応で行いたいというふうに考えてございます。

羽鳥委員

 歳入のところなんですけれども、今回、歳入の額としては254万7,000円ということなんですけれども、これは国の基準としてどういった根拠で積算されているのでしょうか。

佐藤教育委員会事務局学務課長

 こちらにつきましては、国補助が3分の1つくという形になっておりますので、そちらで積算しているものでございます。

羽鳥委員

 あと、看護師さんの確保なんですけれども、さっきも看護師さんが、なかなか確保できるのかというようなそうした議論もある中で、こういった費用としては計上しているけれども、確保できないなんていうことは起こらないでしょうか。

佐藤教育委員会事務局学務課長

 現時点においては、幸いなことに確保できているという現状がございます。ただ、やはり委員おっしゃるとおり、なかなか確保が難しいところはございます。それについては、こちらとしても周知の方法だったり、より一層工夫していく必要があるというふうに考えているところでございます。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、質疑を終結します。

 意見について伺います。第48号議案について意見はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ないようですので、それでは、第48号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 以上で第48号議案の審査を終了します。

 以上で本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、委員会を休憩させていただきます。

 

(午後2時35分)

 

委員長

 では、委員会を再開します。

 

(午後2時38分)

 

 以上で本日の子ども文教委員会を散会します。お世話になりました。本当にありがとうございました。

 

(午後2時38分)