令和8年01月28日中野区議会厚生委員会

中野区議会厚生委員会〔令和8年1月28日〕

 

厚生委員会会議記録

 

○開会日 令和8年1月28日

 

○場所  中野区議会第3委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後4時21分

 

○出席委員(6名)

 細野 かよこ委員長

 山内 あきひろ副委員長

 黒沢 ゆか委員

 ひやま 隆委員

 南 かつひこ委員

 浦野 さとみ委員

 

○欠席委員(1名)

 高橋 ちあき委員

 

○出席説明員

 地域支えあい推進部長、地域包括ケア推進担当部長 石井 大輔

 地域支えあい推進部地域活動推進課長 渡邊 健治

 地域支えあい推進部中部地区担当課長 石橋 一彦

 地域支えあい推進部北部地区担当課長 阿部 正宏

 地域支えあい推進部南部地区担当課長 田邉 敏幸

 地域支えあい推進部鷺宮地区担当課長 中村 誠

 地域支えあい推進部地域包括ケア推進課長 池内 明日香

 地域支えあい推進部医療・介護連携推進担当課長 高橋 かほる

 地域支えあい推進部中部すこやか福祉センター担当課長、中部すこやか福祉センター所長 鈴木 宣広

 地域支えあい推進部北部すこやか福祉センター担当課長、北部すこやか福祉センター所長 中村 志保合

 地域支えあい推進部鷺宮すこやか福祉センター担当課長、鷺宮すこやか福祉センター所長 平田 祐子

 地域支えあい推進部介護保険課長 落合 麻理子

 健康福祉部長 杉本 兼太郎

 保健所長、健康福祉部地域医療連携担当課長事務取扱 水口 千寿

 健康福祉部福祉推進課長 細野 修一

 健康福祉部スポーツ振興課長 原 拓也

 健康福祉部障害福祉課長 鳥井 文哉

 健康福祉部障害福祉サービス担当課長 河村 陽子

 健康福祉部生活援護課長 葉山 義彦

 健康福祉部生活保護担当課長 網野 和弥

 健康福祉部保健企画課長 高橋 宏

 健康福祉部保健予防課長 宮下 奈緒

 健康福祉部生活衛生課長 村田 佳生

 

○事務局職員

 書記 川辺 翔斗

 書記 砂橋 琉斗

 

○委員長署名


 

審査日程

○議題

 地域活動の推進について

 地域子育て支援及び地域保健福祉について

 介護保険及び高齢者支援について

 社会福祉について

 スポーツについて

 福祉事務所及び保健所について

 保健衛生について

○所管事項の報告

 1 中野区基本計画(案)について(地域支えあい推進部、健康福祉部)

 2 中野区区有施設整備計画(案)について(地域支えあい推進部、健康福祉部)

 3 控訴事件の判決及び同判決に対する上告の提起について(介護保険課)

 4 中野区新型インフルエンザ等対策行動計画(案)について(福祉推進課、保健予防課)

 5 手話言語理解促進事業について(障害福祉課)

 6 障害福祉サービス事業所の人材確保対策に対する支援の実施について(障害福祉課)

 7 訴訟事件の判決について(障害福祉サービス担当)

8 (仮称)中野区受動喫煙防止対策条例案に盛り込むべき事項に係るパブリック・コメント手続 きの実施結果について(保健企画課)

 9 公衆喫煙所整備に関する考え方について(保健企画課)

10 保健所衛生検査業務の委託について(生活衛生課)

11 その他

○その他

 

細野かよこ委員長

 定足数に達しましたので、厚生委員会を開会します。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 なお、審査は5時を目途に進め、3時頃に休憩を取りたいと思いますので、御協力をお願いします。

 それでは議事に入ります。

 地域活動の推進について、地域子育て支援及び地域保健福祉について、介護保険及び高齢者支援について、社会福祉について、スポーツについて、福祉事務所及び保健所について、保健衛生についてを議題に供します。

 初めに、所管事項の報告を受けます。

 1番、中野区基本計画(案)についての報告を求めます。

渡邊地域支えあい推進部地域活動推進課長

 それでは、中野区基本計画(案)(資料2)について御報告いたします。

 本報告は、全ての常任委員会において共通の資料により御報告するものでございます。

 それでは、鏡文、中野区基本計画(案)についてを御覧ください。

 このたび中野区基本計画(案)を作成いたしましたので、素案に対する意見交換会等の実施結果と併せて御報告をいたします。

 1、意見交換会等の実施結果でございます。

 (1)意見交換会でございますが、11月から12月にかけて、区民と区長のタウンミーティングといたしまして7回実施し、91名の方に御参加をいただきました。

 (2)意見募集でございます。電子メール及び電子申請、合わせて18件の御意見を頂きました。

 (3)関係団体等からの意見聴取でございます。67団体に対しまして実施し、560人の方に御参加をいただきました。

 (4)素案に対する主な意見の概要及び区の考え方でございます。別紙1を御覧ください。素案に対する主な意見の概要及び区の考え方につきましては、402項目ございます。当委員会に関連する項番を申し上げます。内容につきましては後ほど御覧いただければと思います。

 まず、1ページの4番、2ページの5番と8番、3ページの15番、4ページの25番から5ページの41番まで、10ページの81番、17ページの135番と140番、19ページの149番から152番、20ページの161番から21ページの173番まで、22ページの182番から30ページの249番までと253番、32ページの266番と270番、38ページの311番、46ページの379番から382番、384番から47ページの388番まで、それから48ページ398番と399番でございます。それでは鏡文のほうにお戻りください。

 2、素案から案への主な変更点でございます。別紙2を御覧ください。

 項目ごとに主な変更点として整理してございます。ページの欄に、別紙3、中野区基本計画(案)の該当ページを記載してございますので、必要に応じて別紙3を御覧ください。

 別紙2、素案からの主な変更点の1ページを御覧ください。

 上から2段目、第2章、策定の背景について、2点変更してございます。まず1点目は、将来人口推計の年齢3区分別人口推移のグラフの色を変更してございます。2点目が、3の(3)起債・基金を活用する主な事業のうち、沼袋駅周辺地区基盤整備(区画街路第4号線)について精査中である旨を追記してございます。

 第4章、重点プロジェクトにつきましては、3点変更してございます。まず1点目ですが、各プロジェクトページの冒頭に記載している「プロジェクトの理念」を「2030年に向けた方向性」に変更してございます。2点目が、計画案プロジェクト1「子育て先進区の実現」における取組の中に、「政策15施策36主な取組①地域での医療提供の充実」、こちらを追記してございます。3点目が、プロジェクト3「活力ある持続可能なまちの実現」につきまして、環境に配慮したみどり豊かなまちづくりに関する記述を追記してございます。

 それから第5章、基本目標別の政策・施策でございますが、各施策について、現状データそれから現状と課題及び成果指標の現状値につきまして、2025年度中野区区民意識・実態調査結果に更新してございます。

 ここからは当委員会に関連する項目について御説明をいたします。

 初めに、地域支えあい推進部の説明をいたします。別紙2の素案からの主な変更点の2ページを御覧ください。

 施策3、人のつながりと愛着が生まれる地域づくりでは、事業の展開のうち「地域活動団体活性化支援事業」の後期の展開を追記してございます。3ページを御覧ください。施策13、児童虐待の未然防止、早期発見・早期対応につきましては、現状データのうち「すこやか福祉センターにおける支援検討会議の検討事例数」について、2024年度の値に更新をしてございます。それから施策15、一人ひとりの子どもの状況に応じた教育と支援の充実についてでは、主な取組の「⑤就学前からの切れ目ない支援の継続」を追記してございます。施策19、妊娠から子育てにかかる切れ目ない相談支援体制の充実では、現状データの「第1子出生時の母の年齢別人数」及び「産後ケア事業利用実績」について、2024年度の値に更新して、さらに事業の展開のうち「乳幼児健康診査」につきまして、前期の展開の「5歳児健診の試行実施」を「5歳児健康診査の実施」に変更しまして、さらに後期の展開につきましても、「5歳児健診実施、拡充に向けた検討」から「推進」に変更してございます。それから6ページお開きください。用語解説の部分になりますが、「コミュニティソーシャルワーク」それから「ポピュレーションアプローチ」、この2点を追記してございます。

 地域支えあい推進部所管の変更箇所は以上でございます。

細野健康福祉部福祉推進課長

 それでは、引き続きまして健康福祉部の御説明をさせていただきます。六つございます。

 最初に、別紙2の3ページを御覧いただきたいと存じます。

 施策15、一人ひとりの子どもの状況に応じた教育と支援の充実についてでは、先ほど御紹介した主な取組の⑤の追記のほか、事業の展開に「療育相談」を追記してございます。それから施策21、特別な配慮を必要とする子どもとその家庭への一貫した相談支援体制の充実でございます。こちらでは主な取組③の本文を成人移行を含めた記述に変更し、主な事業名を「医療的ケア児支援事業」から「医療的ケア児等支援事業」に変更しております。それから事業の展開のうち「医療的ケア児等支援事業」について、「家族・きょうだい支援の充実」の後期の展開を「推進」から「ピアサポート支援」に変更してございます。

 続きまして、4ページを御覧いただきたく存じます。

 施策30、障害者への相談支援体制と地域生活移行を支える環境の整備でございます。こちらでは事業の展開のうち「障害者の夕方支援」の後期の展開について、「推進」から「障害者の居場所支援の促進」に変更してございます。また、事業の展開のうち「障害者施設基盤整備・誘導」の後期の展開について、「推進」から「各施設整備に向けた関係機関との協議・調整」に変更してございます。施策34、誰もが身近に運動・スポーツ活動に取り組める環境づくりでございます。こちらでは成果指標と目標値のうち「1回30分以上の運動を週1~2回以上行っている区民の割合」について、目標値を変更してございます。また、事業の展開のうち「障害者スポーツ事業」について、前期・後期の展開を追記してございます。続きまして、施策36、地域医療体制の充実でございます。こちら主な取組①の主な事業「休日診療・小児救急医療体制整備」について、新規・拡充事業(◎)に変更し、事業の展開を追記してございます。

 最後に5ページを御覧いただきたく存じます。

 施策52、安全・安心な生活環境の確保でございます。こちらでは、主な取組①の本文に生活環境の悪化の防止に関する記述を追記し、事業の展開に、「旅館業及び住宅宿泊事業の条例見直し」を追記してございます。

 それでは、恐れ入りますが、鏡文にお戻りいただきたいと存じます。

 4番、パブリック・コメント手続の実施でございます。案に対するパブリック・コメント手続を1月29日から2月18日まで実施いたします。区民への周知につきましては、区報2月5日号及び区ホームページ等で周知するほか、区民活動センター、図書館等で資料を公表いたします。

 最後に、今後の予定でございます。パブリック・コメント手続を実施した後、3月の策定を予定してございます。

 御報告は以上でございます。

細野かよこ委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

ひやま隆委員

 すみません、端的に。まず、様々な変更点を御説明いただいたんですけど、できれば、今後変更点などは一覧にしていただくですとか、口頭でずらずら御説明いただくよりも、何かもう少し資料の中で工夫をしていただければなというふうに、こちらのほうは要望させていただきます。ちょっとやっぱり一気に言われても、なかなか追えないところもあるので、そこはちょっとお願いしたいなというふうに思います。

 この変更点の中で、今回重点プロジェクトのところで――これですね、「地域での医療提供の充実」を追記したということで、これ拝見すると、◎のところで休日診療とそれから小児救急のところについてこれからしっかり力を入れて進めていきますというところなんですけれども、これは基本的なところで、現状ここにどういった問題意識を持っているのか。そこについて、まず御説明ください。

高橋健康福祉部保健企画課長

 休日診療ですとか小児救急医療体制整備ということで記載のほうさせていただいているところでございます。この事業につきましては、平常時の区民の生命を守るということで医療体制を整備するということでは非常に重要な事業として認識をしているところでございますけれども、今医師会等々と連携をしながら実施をしている事業になりますけれども、物価高騰の関係だったりとか人員の体制というところで医師会のほうでもかなり苦慮して実施をしていただいているというような実情がございます。なので、今回は医師会からの予算要望という形でも単価の増額というところも頂いているところではございますけれども、安定してそういった事業が今後も継続できるような形を検討していかなければいけないということと、あとは小児救急の体制につきましても、今子どもが減ったりですとか、ワクチンがかなり充実をして重症化する方というのはかなり少なくなっているという現状はございますけれども、やはり子どもの健康、急変するような可能性もありますので、そういったところは安心して暮らせるような形で充実と、またあとは体制をやっぱり維持するというところも大事だと思いますので、関係機関と意見の交換をしながらそういったところを検討してまいりたいというふうに考えています。そこは課題だと認識しております。

ひやま隆委員

 特に今、まさに今のシーズンなんですけれども、このインフルエンザが特に子どもたちの間でやっぱりはやっていますし、それに胃腸炎なんかも大分この時期は出ているということで、かなり今の時期は特にこの休日診療あるいは小児救急なんかもまさに今かなりどこに行っても混んでいるというふうな声も頂きますので、そこはしっかり今後進めていくべきだというふうに私も思っております。その上でやっぱりこのところについてはもう少し分かりやすい広報といいますか、周知ってもう少し必要なんじゃないかなというふうに思っていまして、やはり周りのお父さん、お母さんからも、様々ここの、どこに行ったらいいんでしょうかというふうな問合せもやっぱり頂くことがあって、現状どういったふうに広報というか周知しているのかというところと、やっぱりもう少しそこを周知徹底していく必要ってあるんじゃないかなというふうに私は思うんですけれども、その点についてはいかがお考えですか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 現行は当然ホームページですとか区報ですとか、そういったところで広報させていただくと同時に、お子様を持つ方に直接情報を届けるということで、母子手帳の中にそういった情報を入れたりとか、そういった形で周知のほうを行っているところでございます。ただ、やはり区としても、こちらは一次救急ということで、病院でできることとできないことというのも当然あるんですけれども、そういったところをやはり区民の方にはまだまだ周知というのが行き届いていないところもあるというふうに認識しておりますので、工夫をしながら周知というのは進めていきたいというふうに考えております。

ひやま隆委員

 そうですね。やっぱり今おっしゃっている例えば区報のところとかって、ここの恐らく区に関わる、携わる方であれば区報って結構おなじみだと思うんですけど、ただ、例えば新しく中野区に来られた方とかって、そんなに区報って実は我々が思っているほど、そこまでやっぱり情報を収集する媒体としてはなかなか定着していない人も当然いらっしゃるんですよね。ですので、例えば中野区のSNS、例えばLINEであったりですとか――公式LINEとかね。そういったところも活用していただきながら、そこの周知のところについては工夫をしていただきたいというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 やはり広く、お子様を持つ御家庭ですとか、休日診療であれば広く区民にそういった情報を伝える必要があると思いますので、引き続き工夫のほうはしてまいりたいというふうに思います。

黒沢ゆか委員

 こちらの「素案からの主な変更点」の3ページです。こちらは私も、前回だったと思うんですが、指摘させていただいていた医療的ケア児だけの表現ではどうなのかというところで、同じようにやはり当事者の方からの御意見も出てきて、変更となってよかったと思っておりますが、やはりこの「等」という表現がなかなか、行政用語というか、私とかであればイメージは膨らむのですが、普通の御家庭の方々ですと、「等」の中に18歳以降が入っているかというと、ちょっと想像が難しいなというのは所感としては思ったところです。なので、どこか文章の中で酌み取れるようになっていればなというふうに思うんですけれども、その辺りは、詳しくちゃんと見れていないんですけれども、どのようにお考えでしょうか。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 今お話を頂きましたように、18歳以降も含めての医療的ケアということで、今回素案のほうから案に修正をさせていただいたところです。具体的には、計画の施策21のところになりますけれども、ページとしましては138ページとなります。主な取組③の医療的ケアを必要とする子どもへの支援の中の2行目のところに、「アウトリーチによる訪問相談を実施します。また、成人移行も含め」ということで、「等」の部分を御説明させていただいた記載となります。

黒沢ゆか委員

 しっかり「成人移行も含め」と記載されておりますので、よかったと思います。ありがとうございます。さらに追加点として「ピアサポート支援」というものが変更になっていて、非常に前向きなものだと思っているんですけれども、こういったピアサポートをしてくださるような方々というのは中野区内をイメージしているのでしょうか。それとも全国的なオンラインのサロンですとか、イメージがあれば教えていただけたらと思います。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 こちらの家族・きょうだい支援の充実というところは、後期のところ「推進」としていたところを、改めて「ピアサポート支援」とさせていただきました。まずは区内の支援体制を整備したいということと、あと近隣区でもかなり取組が充実してきているところがありますので、そういったところとの連携をまず進めていきたいというふうに考えております。

黒沢ゆか委員

 医療的ケアといっても、本当に症状だったり様々ですので、なかなか区内だけでというところが難しいのかなと思ったので、ぜひ近隣区含めて連携をしていただけたらというふうに思います。ありがとうございます。

 もう一点なんですけれども、こちらは「素案に対する主な意見の概要及び区の考え方」の26ページになります。最後の217番のところです。私も、1、2年前だったと思うんですが、永福学園を視察させていただきまして、ICTがしっかり活用されているなというのはこの目で拝見してきました。しっかりとそれによって意思決定支援というところを目指して活動もされている生徒を見て、この取組を18歳以降の中野区の生活介護施設でも続けられないものかというふうに思っておりまして、かみさぎこぶし園だったりとかも見させていただきましたが、まだまだ導入というところには至っていないなということを認識しております。こちらの区の考え方のところで、一番最後の「制度の拡充等について、国や東京都に求めていく」というふうになっているんですけれども、この制度というのは何を指していらっしゃるのかということと、また中野区としてはこういった意思決定支援に向けたこういったICTの活用などが、どういった制度の拡充があれば進めていきたいというふうにお考えなのか教えていただけたらと思います。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 今回医療的ケア児の支援の中でICTの活用というところは、区長も参加しているタウンミーティングのほうでお話を頂いたところでございます。ちょうど今週の月曜日、区長も含めて永福学園のほうの視察にも行ってまいりまして、ICTを活用した授業のほうも見させていただいたというところでございます。実際に永福学園でお使いのタブレットを卒業後も御利用いただくような形で進めているというふうに学校のほうからも教えていただきましたので、そういったものも活用し、各生活介護の事業所と連携し進めていきたいというふうに思っております。そのときの制度というところに関しては、今年度に関しましても、かみさぎこぶし園で実際そういった支援を受けたいという方がいらっしゃって、進められればというところがあったんですけれども、やはり支援員の確保ですとか、そういった時間にそういった丁寧な支援を生活介護の中で行うということがなかなか難しいというようなお声もありましたので、そういったところに関しては制度化できるようなことを東京都とも連携していきたいというふうに思っております。

黒沢ゆか委員

 といいますと、制度の拡充というところは、要は支援員の確保・人員体制、そういったところに対してICTを使った支援を行う場合には、十分な予算であるとか、施設に対しての補助だったりとかを進めてほしいというようなことでよろしいですか。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 委員御指摘のとおりでございます。

黒沢ゆか委員

 ありがとうございます。分かりました。そうしましたら、中野区立の生活介護の施設2拠点、そして民間の事業者にも情報提供など、こういった取組が行われているので可能な範囲で取り入れていってはどうかというような、何か協議会とか会議体の中で紹介などもしていただけたらなというふうに思うんですけれども、そういう取組は可能でしょうか。人員の体制の制度設計はこれからだとしても、こういう取組が既にあって、できる範囲でできることをというようなことをまずは啓発の部分から始めていただけたらなと思うんですけれども、いかがでしょうか。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 既に自立支援協議会の様々な部会の中に民間事業所を含めて事業所の皆様にも御参加いただいておりますので、そういった機会を通して周知を図れればというふうに考えてございます。

浦野さとみ委員

 細かくやると時間もあれなので、ちょっと全体に関わってなんですけれども、もしかすると企画部かもしれないので、分かればなんですけれども。ちょうど5年前に、今の現在の基本計画を策定するときに、やっぱり同じように意見交換会だったりとかというのは当然踏まえてやってこられたと思う。たしか5年前のときって、ちょっと時期が少しずれて、素案のたたき台とか改定、ちょっとステップがあって、若干時期がずれて策定されたと思うんですけど、そのときのちょっと資料と比べると、関係団体の方の意見聴取が、5年前のときは360人ぐらいだったのが今回560人というふうになっていて、すごく増えているなと思うんですけど、ただ現地での参加の方とかを見ると、そこはちょっと減っていたりもするんですけど、今回区の全体の計画の中でその団体により広く意見を頂くために、積極的に呼びかけをされたりとかそういうところで工夫されたことがあるのか、それとも日程の中で団体がたくさん参加してくださったのか、何かそういうところって把握されていることってありますか。もしあれば、ちょっと御紹介ください。

渡邊地域支えあい推進部地域活動推進課長

 地域支えあい推進部につきましては、今回主に地区長連ですとか、民生児童委員、あと保護司会等々に意見をお聞きしたというような形になっていまして、そういう意味で5年前と同じような対象ということで基本的にやっていますので、大きくは変わってないのかなというふうには私としては思っているところです。ただ、他の団体すべてを私は把握しているわけではないので、ちょっとそちらのほうは分からないという状況です。

細野健康福祉部福祉推進課長

 意見聴取については、基本的には現基本計画を策定する際に御意見を頂いた団体に行うという、そういう全庁的なルールの中でやらせていただきました。健康福祉部所管では、中野区健康福祉審議会のメンバーの方々、社会福祉協議会、中野区体育協会、中野区医師会、歯科医師会、薬剤師会等の御意見を頂戴したところでございます。

浦野さとみ委員

 そうすると、今のここの所管に関するところでは大体前回も行ったところで聞いていて、もしかしたらほかのところで何かあったかもしれない。でも、数字で見ると、すごい増えているなというふうには思ったんです。その意見の中身も本当にたくさん出されていて、ある意味5年前に比べると、出される意見もすごい多様化しているなというふうに思ったんですね。今回基本計画の策定の背景だったりとか、位置付けのところであったりとか、行政の実際の文書の中にも、行政のいろいろなライフスタイルの中でニーズが多様化しているということであったりとか、あと中野区固有のことで言うと、単身世帯のところが増えている中でいろんなライフスタイルで多様化が進んで支援の在り方とかを検討していくということがあって、それに対する形でいろんな意見もやっぱり出されているのかなというふうには全体として思いましたというか、感想を持ちました。

 なので、これはこの場でも何回か繰り返し、あと特別委員会のほうでも申し上げているんですけど、それだけ行政ニーズが多様化していて、生き方も本当に多様化している中で、今までの行政サービスの枠にとらわれない支援の在り方というのも当然必要になってくるだろうというふうに思います。特に、中野区ではこれからのスマートウェルネスシティのところの取組を進めていっていく中で、本当に逆に幅広いので、どこに――担当課長や部長も、その点かなり庁内での横断的な取組というところでは御苦労もされていると思いますし、努力もされているというふうに伺っているんですけど、なので、もちろんこの計画に基づいてこれからの5年間やっていくことになるとは思うんですけれども、やっぱりこの意見、私は意見を出してくれた方はやっぱりすごい財産だと思うんですね。この区の計画に対して実際声を寄せてくださったり、足を運んでくださったりというのはすごく大事なことだと思うので、やっぱり区長が8年前に掲げた対話の区政の中で、前は意見を出しても、なかなか聞いてもらえずにいたところが、区長の大事にしている対話の区政の中で、それを聞き置くだけにするのではなくて、やっぱり双方向の関係にしていくという中でという意味では、住民参加の大事な機会であったり場だなというふうに思うので、区としても当然これからそういうのは大事にしていくと思うんですけれども、出された意見に、我々議員も含めてですけど、今までのサービスにとらわれないで新たな視点を持って取り組んでいくということが、すごくよりこれから大事になっていくのではないかなと思うんですけれども、ちょっとざっとした聞き方で恐縮ですが、今回の全体の出された意見での受け止めであったりとか、今後のこの計画を実際に実施していく中での思いであったりとか、ちょっとそれぞれ聞かせていただければと思います。

石井地域支えあい推進部長

 この間意見交換会を進めてまいりましたが、先ほど御指摘あったとおり、関係団体の数であったり、参加者数の数の多さというのもありますけれども、意見交換会の進め方ということで申しますと、いずれのタウンミーティングもワークショップの形でやっております。参加者数はそれぞれですが、4、5人ぐらいのグループになって、その中でテーマを設けてそれぞれ意見を頂くと。そこで付箋に書いて貼っていただいたりしますので、それを取りまとめたものがこの主な意見の中にも反映されているということで、その点ではかなり数が多いなというふうに思っております。

 この間の区政の対話のやり方ということで、もちろん一問一答でやる場合もございますけれども、ワークショップといったような形式も取り入れながら、区民の方と対話をし、様々な意見、やはりなかなか意見を言いづらい方もいらっしゃるので、むしろそういった形のほうが出しやすいということで出てきているものも多いかなというふうに思っておりますし、グループでやることによってより意見を言いやすい、同じようなテーマで意見を言いやすいといったようなこともありまして、この間進めてきたものがこういった形で活きているだろうというふうに考えております。

杉本健康福祉部長

 この基本計画、区の基本計画となるものでございますので、区の現状や今後の見通しを踏まえまして、区民に最も身近な自治体として区がどのような課題認識を持っているのかということを区民の皆様に知っていただく、加えてどのような施策をしていくのかというような考えを区民の皆様によく知っていただき、その上で様々な御意見を頂き、今回計画として策定してまいりたいというふうに考えてございますので、区民の皆様から寄せられた意見も踏まえまして、しっかりと施策を推進してまいりたいというふうに考えてございます。

浦野さとみ委員

 ありがとうございます。今両部長からあったように、実際いろんな意見が出されて、今区民に知ってもらうということもありましたけど、やっぱり参加する区民の方も御自身のテーマだけでなくて、いろんな意見があるということを知るという機会としては、そういう意味での今そこも大事な点だったなというふうに思いました。で、もちろんさっき私申し上げたように、寄せてくださる方や参加してくださる方は本当に財産だと思うんですけど、同時になかなか言えない方であったりとか、参加してくる方というのは何かあって参加してくる、伝えたいという思いもあってだと思うんですけど、やっぱり声を上げられない方であったり、そもそもこういう場にも来られなかったりという、なかなか可視化されない実態というところを、私たち議員も含めてですけど、どう課題として把握して、そこにやっぱり支援を行き届かせるのかというところも、やっぱり見えている問題と見えてないことで大事だなというふうにも思いますので、そこは行政側にということだけではなくて、私たち議会側も含めて、地域でいろんな声をどの議員の皆さんも聞いていると思いますので、そこは行政課題として一緒に共有もしながら、いろんな本当に多様化する課題の解決のためにそこは力を合わせていけることだと思いますので、これからパブリック・コメントして実際に来年度からスタートしていくことになると思うんですけれども、そこは私も、自分自身も含めて、これができたから終わりということではなくて、よりそれを具体化するために力を合わせられるところはしていきたいなと思います。すみません、最後ちょっと感想みたいになってしまいましたが、ありがとうございます。

南かつひこ委員

 「素案からの主な変更点」で、まず施策19のところで5歳児健診のところですけれども、「5歳児健診の試行実施」から、前期ということなので――だと思うんですが、5歳児健康診査の実施に変えるということは、来年度から試行的実施を行うということで報告を頂いて、区立幼稚園2園と区立保育園6園、大体人数にして150名をまずは試行的に実施していくということですけれども、この前半の、前期の部分でこの5歳児健診というのが試行的から本格的な実施へ、こども家庭庁のほうでも2028年度までに5歳児健診、各自治体、100%の自治体ができるようにということで補助も出しているというところですけれども、それに合わせる形で、だからこの前期の部分で本格的な実施にしていくということなのか。その辺はどういうお考えなんでしょうか。

鈴木地域支えあい推進部中部すこやか福祉センター担当課長

 今委員御指摘ありましたように、令和8年度におきましては試行的な健診を行うという方向で検討しているものでございます。今御指摘ありましたけれども、前期については令和8年度と令和9年度の2年間がその前期と定められております。今回変更した理由ですけれども、今は令和8年度の準備に向けた検討はしているんですが、令和9年度をどうするのかということを考えたときに、まだこれから検討を進めていくところですけれども、令和9年度に本格実施を行うということも視野に入れて検討していく方向性ですので、今回変更したものでございます。

南かつひこ委員

 分かりました。令和9年度から本格実施ということで、この後の後段の部分を見ると、後期の展開として、5歳児健診実施、拡充に向けた検討から推進にしていくということは、令和9年度から本格実施という形にされるということなんですけれども、試行的実施のときは、先ほど言ったように区立幼稚園2園、区立保育園6園、150名程度を試行的にやっていくということなんですが、基本的に中野区大体2,000人の5歳児の方がいらっしゃるので、本格実施となれば2,000名をターゲットといいますか――に向けてやっていくということが非常に必要になってくるのではないかなと思うんですけれども、その辺の考え方、それは後期検討していくということなのか。その辺の考えはどういう考えなんでしょうか。

鈴木地域支えあい推進部中部すこやか福祉センター担当課長

 今、先ほど申し上げましたように令和8年度の準備に向けた検討をしている段階でございまして、令和9年度の検討はこれから行っていくものでございます。令和9年度、今想定しておりますのは2,000名の本格実施を行うということも視野に入れて令和9年度の取組については検討していくということでございます。それがうまくいくような形で今準備、努力をしているところでございます。

南かつひこ委員

 分かりました。試行的な取組からぜひとも本格実施2,000名を視野に入れてしっかりと5歳児健診をすることで、今発達障害の比率が非常に高くなっているというデータも出ております。10%を超えるぐらいの、特に小学生とかのほうは10%を超えているというようなデータも出ておりますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。

 それに関連してなんですけれども、施策15のところで「事業の展開に「療育相談」を追記」というふうにありますけれども、今現在アポロ園とゆめなりあのほうで療育相談等を行っているかと思うんですけれども、今の療育相談の実施状況というのはどういう状況なんでしょうか。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 ただいまお話をいただきましたように、アポロ園とゆめなりあで療育相談のほうを実施をさせていただいております。昨年度はアポロ園のほうはちょっと事業者が変更になったというところでお待たせをするようなこともございましたが、現在はスムーズに対応できているというふうに考えております。

南かつひこ委員

 現在スムーズに対応はできていると。相談ですよね、これはあくまで。実際にはアポロ園なりゆめなりあなり、しっかりと療育のために通わなきゃならないような状況のお子様もいらっしゃるかと思うんですけれども、そういった場合になかなか定員とか限られている状況にあろうかと思うんですけれども、その辺でちょっと私よく分からないんですけれども、そういう定員が今満杯の状況の中で待機されているような、そういう数字とかというのはお持ちなんでしょうか。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 療育相談はまずは療育が必要かどうかを判断させていただくような機会となっておりまして、療育相談が必要ということになれば、区立であればアポロ園、あとゆめなりあにお通いいただく。そのほか民間事業所もかなり増えてきているというような状況でございますので、待機をしているということではないというふうに考えております。ただ、やはり区立の人気がかなりあるものですから、区立の利用を目指して民間事業所を利用している方はいるというふうに考えてございます。

南かつひこ委員

 非常にそういう区立への思いということが、保護者の皆様からしたら安心感があるのではないかなと思います。そういったところを解決するというかカバーするために、以前御報告いただいた平和の森小学校のいずれ跡地になるところに療育センターを拡充するというお話なんですけれども、これ規模的な、療育が必要なお子様の定員であるとか、療育相談の体制であるとか、そういったことはどのようにお考えなんでしょうか。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 ただいまお話をいただきましたように、平和の森小学校跡地に整備する複合施設の中に児童発達センターを設置したいというふうに考えております。規模としましては、現在アポロ園は児童発達支援、ゆめなりあのほうは児童発達支援と放課後等デイサービスということでやっております。両方とも保育所等訪問支援というようなこともやっておりますので、そういった機能も踏まえてフルスペックのものをつくっていきたいというふうには今検討しているところでございます。

南かつひこ委員

 先ほど来からもお話ししましたように、やはり今はそういった発達が少し気になるお子さんの率が非常に増えてきていますので、平和の森小学校跡地に今後計画されている児童発達支援センターの充実をしっかり検証――これまでの検証をしながら、よりよいすばらしいものにしていただきたいと思いますので、これは要望させていただきます。

山内あきひろ委員

 すみません、一つ確認させてください。先ほど別の委員からもお話がありました重症心身障害児のほうのレスパイトに関して伺うんですが、重症心身障害児のほうのレスパイト及び育児疲れ等のレスパイト、あとは高齢者のほうの介護のほうのレスパイト、それぞれレスパイトといっても、同じ言葉ですけれども、それぞれ窓口が違うと思うんですが、それぞれ今三つ具体的に申し上げましたが、この三つの相談窓口というのはそれぞれ別々でしょうか。それとも今一つにまとまっていますでしょうか。

高橋地域支えあい推進部医療・介護連携推進担当課長

 高齢者に限らずなんですが、在宅療養というふうな関係の部分でございますが、在宅療養している患者様、区民の方の御家族に何かそういった介護の負担ですとか、そういった療養のお世話、支援の疲れが出たりということがあった場合なども含めて、こちらの在宅療養推進事業の一つでございます緊急一時入院病床確保事業というものがございます。そちらは従来、そういった体調が悪くなった場合に、主治医の医師の判断と入院先の病院の判断で入院ができる、そういった病床を確保しているという事業でございますが、その病床のそういった利用がない場合にそういったレスパイト的な利用ということも含めて運用しようということで、令和6年からそういった対応を取っています。そういった相談窓口は、主治医でありましたり、もしかしたら在宅療養相談窓口でありましたり、地域包括支援センター窓口でありましたりということで、様々で固まってはいないところでございます。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 施策21のところに記載しておりますレスパイト事業が私の所管のところになりますけれども、こちらにつきましては、訪問看護師が一定時間御自宅に訪問して、2時間とか4時間訪問している間にお母様がレスパイトするというような事業になりますけれども、これに関しましては障害福祉課とあと各すこやか福祉センターのほうで申請のほう受けつけている状況でございます。

山内あきひろ委員

 ありがとうございます。ちょっと課が渡るんで、今二つの課からお答えいただいたんですが、私がダブルケアをやっているときに、レスパイトという考え方はまだあまり一般的ではなかったんですが、その中で認知症の高齢者を介護している、また子育てをしている中で、それぞれ窓口は別々だったんですね。なので、例えば高齢者のほうの介護でレスパイトで行って、一時的なそういった、今課長が御説明いただいたような処置をしていただいても、やはり子育てのほうは、これは変わりません。ですので、本来であれば同時にそれをやっていただく必要があると思うんですが、今私が一番最初に伺ったのは、それは同時にやらないとあまり本人のレスパイトには本来はならないと。なので、中野区としてそういったことを連携して今できているのかどうか、もし複数にわたるようであれば部長のほうでお答えいただいても結構なんですが、その辺もし現状お分かりであれば伺います。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 一つの家庭の中に複数支援の必要な方がいらっしゃるというケースはあるかと思います。障害の場合の事業に関して申しますと、重症心身障害児者がいらっしゃる御家庭というふうなことになりますので、そういったことの支援の中でレスパイトの御紹介はさせていただいているというところでございます。そういった支援の中で、管轄がこれはすこやか福祉センターなんでとか、これは障害福祉課なんでということではなく、こういうサービスがあるということは区の支援者または障害者相談支援事業所の職員等も把握はしておりますので、必要なサービスを紹介しているというふうに認識してございます。

山内あきひろ委員

 ありがとうございます。重症心身障害者の場合はそうだと思うんですけれども、いわゆる子どもが2、3人いる、介護している中ということでは、今課長が御説明いただいたようなことも同じようにされるといった認識でよろしいんでしょうか。ちょっと答える課が変わってくるかと思うんですけれども。ごめんなさい、今障害児のほうでお答えいただいたんですけれども、いわゆる子どもが普通に、一般的なと言うと、ちょっと語弊があるかもしれないですが、お子さんが2、3人いる中で高齢者の介護もしている中、そういった中で、今障害児のほうはお答えいただいたんですが、似たようなことが障害児でなくてもそういったことがきちんとされているのかどうかの確認です。

高橋地域支えあい推進部医療・介護連携推進担当課長

 先ほど在宅療養ということの関連でお答えしたところでございますが、一般的に地域包括支援センターなどを介護の場面で、レスパイトというようなショートステイを利用されたりですとか、そういった無料スペースを使いたい、こういったところがレスパイト的な支援ということも通常は行われていると考えてございます。そういう中で、そういった高齢福祉、介護の支援者が関わる中で、御家族にやはりそういったダブルケアというようなお子さんがいらっしゃって、そうした状況、かなりお子さんのほうとしてもそういった状況が厳しいという状況は、そういった把握をしましたらば、しかるべきところに相談をつないで、そういった対応を一緒にやっていくということは通常行われているということで考えてございます。

細野かよこ委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 質疑がなければ、本報告について終了します。

 次に、2番、中野区区有施設整備計画(案)についての報告を求めます。

細野健康福祉部福祉推進課長

 それでは、所管事項の報告、2番、中野区区有設整備計画(案)(資料3)について報告させていただきます。

 本件につきましては、全常任委員会で報告する案件でございます。

 初めに、1番、意見交換会等の実施結果でございます。意見交換会につきましては、基本計画と併せて資料に記載のとおり実施させていただきました。

 (2)、意見募集でございます。こちらについては、電子メール2件、電子申請2件、計4件の御意見がございました。

 (3)、関係団体からの意見聴取につきましては、67団体、560人の方に御参加いただいて、御意見を頂きました。

 (4)、素案に対する主な意見の概要及び区の考え方でございます。こちらは恐れ入りますが、別紙1を御覧いただきたく存じます。素案に対する主な意見の概要及び区の考え方について、75項目に取りまとめさせていただいています。当委員会所管分中心に簡潔に御説明させていただきます。

 まず、項番8から11まで、体育館、スポーツ・コミュニティプラザに関することでございます。区では新たな施設の整備は予定してございませんが、施設の運営に当たって、より使いやすい施設となるように改善を図っていくとともに、施設・設備の更新の際はユニバーサルデザインに対応した施設整備を推進してまいります。

 項番16でございます。区立小・中学校の校庭の人工芝化に係る御意見を頂きました。人工芝では専用のシューズを使用した上で野球部などの部活動や少年野球チームが活動しております。

 続きまして、項番22、高齢者会館に関する御意見でございます。高齢者会館につきましては、健幸プラザとして16館を継続していく考えでございます。高齢者会館のない地域につきましては、民間施設等を活用した介護予防事業の実施等を検討してまいります。

 すぐ下の項番23及び項番24、地域包括支援センターに関することでございます。運営法人の選定につきましては、今後もプロポーザル方式による選定を予定してございます。また、新設する地域包括支援センターは、令和9年度に運営開始予定でございます。

 項番25から28は、障害福祉施設に関することになります。障害者福祉会館や障害者福祉事業団に係る御意見がございました。区の考え方につきましては、お読み取りいただきたく存じます。

 それから続きまして、項番29及び30は保健所に関することでございます。保健所につきましては、教育センター分室及び野方保育園移転後の跡地を活用し、複合的な健康危機が起きた際も十分に対応ができるよう検討を進めてまいります。

 項番31及び32はすこやか福祉センターに関すること、項番33は社会福祉会館に関すること、そして項番34は区民活動センターに関することになります。区の考え方につきましては、お読み取りいただきたく存じます。

 引き続き、別紙2を御覧いただきたく存じます。別紙2は素案からの主な変更点でございます。

 初めに旧職員研修センターについて、令和7年10月から中野区障害者福祉事業団への貸付を開始したことに伴いまして、分類をその他施設から貸付施設等に変更いたしました。そのため第1部の4ページ、第3部55ページ、第4部78ページを修正しております。

 では、鏡文にお戻りいただきたく存じます。

 3番、中野区区有施設整備計画の案、本体でございますが、こちらについては、別紙3を御確認いただきたく存じます。

 それから4番、パブリック・コメント手続の実施でございます。案に対するパブリック・コメント手続を1月29日から2月18日まで実施いたします。区民への周知については、区報2月5日号及び区ホームページ等で周知するほか、区民活動センター、図書館等に資料を置いて公表いたします。

 最後に5番、今後の予定でございます。パブリック・コメント手続を実施し、3月の策定を予定してございます。

 御報告は以上でございます。

細野かよこ委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

ひやま隆委員

 すみません、1点だけ。ここの意見交換会の御意見の中で、5ページのところの32番かな、「北部すこやか福祉センター移設に当たって、乳幼児親子から高齢者まで幅広く利用できる施設にしてもらいたい」というところがあって、現行の考え方でいうと、北部すこやか福祉センターは今の都有地のところに持っていって、今の現状の北部すこやか福祉センターについては、これについては介護保険施設かな、そちらのほうに転用するというふうにこれまで説明をされてきました。私もこの間申し上げてきましたけれども、例えばこの御意見にもあるとおり、やっぱり南部すこやか福祉センターにも、あるいは中部すこやか福祉センターにも、例えばこの乳幼児親子の皆さんが使えるような広場があったり、やっぱりそういう地域差というのかな、そういうのがこの北部すこやか福祉センターを移転する際には差が出ないような形でぜひ工夫をしていただきたいというふうにこの間申し上げてきたつもりです。

 区の子育てひろばの所在地のあれで見ると、特に江古田のこの辺の地域ってぽっかり空いているんですよね、この子育てひろば、乳幼児親子の広場のところが。なので、この間も要望してまいりましたけれども、こちらの御意見にもあるとおり、やはり幅広く利用できるような施設、特にやっぱり乳幼児の親子の方が利用できるようなスペースというのはぜひ設けていただきたいというふうに思っておりますけれども、この点について、この間検討してまいりますというふうな御答弁いただいてまいりましたけれども、改めてどういうふうに今お考えなのかをお聞かせください。

渡邊地域支えあい推進部地域活動推進課長

 北部すこやか福祉センターにつきましては、都有地のほうに新たなものを建築したいということで、こちらのほうの計画にも記載しているところになります。委員御指摘のとおり、都有地につきましては、今の土地よりも狭い土地というところになりますので、具体的にいわゆる乳幼児が集まる子育てひろばのスペースを確保できるかどうかにつきましては、現在検討しているというところになります。できたら来年度あたりに基本計画の検討を進めたいというふうに考えておりまして、その中で詳細に詰めていきたいというふうに検討しているところになります。

ひやま隆委員

 これはまだ検討段階なのであれなんですけれども、今の現状のところについてこの跡地を転用するというところで、今介護保険施設を軸に検討されているんですけど、ここに例えば入れていくというふうなことも含めて検討されるのか、それともここはもうそういった機能というのは難しいのか、そこについては今どのように認識されていますか。

渡邊地域支えあい推進部地域活動推進課長

 今の計画案の中には介護保険施設のほうを誘導していくということで考え方としてありますので、その中に入れられるのかどうかということも一緒に考えることができるかなというふうには思っております。

ひやま隆委員

 ありがとうございます。ぜひ地域差というところでやはり不公平感というのかな、そういうのが出ないように、今の現在のあるところも含めての検討というところなので、ぜひそういったところはしっかり前向きに進めていただきたいなというふうに改めて要望させていただきます。

浦野さとみ委員

 私も1か所だけ。別紙1の5ページの一番下の、項番でいうと33番の社会福祉会館のところについてです。これは出された御意見に対しては配置等は変更はなくて、これから利用者と団体等の声も聞きながら、これは今でも適宜そういう形でやっていると思うんですけれども、スマイルなかのになると思うんですけれども、ここは特に建て替えの予定とかもないということになると思うんですけど、今1階にある以前の喫茶、いつか――去年の6月でしたか、末で、突然という形で休止となって、今開かれていない状況になっていると思うんですけれども、今ここの計画の中では特に、施設自体は変わるわけじゃないので、そこについての言及等もないわけですけど、今あそこのスマイル喫茶というのはどういうふうな状況になっているのかというのをちょっと経緯と今の状況も含めてまず確認をさせてください。

細野健康福祉部福祉推進課長

 喫茶として活用させていただいていた部分については、委員おっしゃったとおり現在休止の状況です。区ではこの会館のスペースの活用について様々な検討をしている段階でございます。

浦野さとみ委員

 区のホームページ上だと当面の間休業しますみたいな形になっているんですけど、実際に今の御答弁だと区としては検討をしているということなんですけど、何か現時点で具体的に示せるものというのは現段階ではないということになるのでしょうか。

細野健康福祉部福祉推進課長

 現時点で具体的なところは確定しておりませんが、会館が社会福祉に関する区民の自主的活動の支援と、あと障害者の福祉の向上を図ることを目的としてというところではあるので、その目的に沿った事業を検討していきたいというふうに考えております。

浦野さとみ委員

 今の御答弁の、ここにも書かれているように、施設の目的というのがあって、基本的にはそれにのっとる形でやっていきたいというところの方向性としては変わっていないということだと思うんですけど、実際あそこを長くされてきたので、現状どうなっているのかという声だったりとか、あとやっぱり今までの喫茶という形で再開してほしいという声はかなり聞いていますので、実際あそこは食事を、お茶を飲んだり、御飯を食べたりということで利用されている方も当然いると思いますけど、やっぱりあそこに足を運ぶことがその方の生きがいになっていたりとか、そこで出会う方とのコミュニケーションだったりとかということで、ただ食事をするだけということではない目的もあって、それなりのそういう役割も果たしてきたと思うんですけど、そこの、これまでの利用者とかのそういうお声というのは区のほうにも届いているのか。また、そういう今私がちょっとお話したような形で使われてきたというところについては、区としても認識はされているということでいいんでしょうか。

細野健康福祉部福祉推進課長

 委員のおっしゃられたとおり、喫茶の場所を楽しみに、またはずっと御利用いただいていた方がいらっしゃったことは認識しておりますし、働いていらっしゃる方や利用者からもお声は頂いたことはございます。そういった方々の居場所や活動場所については、他の区の施設なども活用していただきながらやっていただきたいと考えますし、あの場所の利用についてもこれから一番よりよい活用方法となれるように検討を進めていきたいと考えております。

浦野さとみ委員

 今何かそこを目的を変えて利用しようというふうには現時点では思っていないということは分かったので、そこはよかったかなと思うんですけど、ただ、場所としてもあそこの会館全体を使う方にとっても非常にいい場所というか、会館を他の目的で利用される方にとっても、休憩したり、そこで人と交流したりという意味ではすごく大事な役割を果たしてきたと思うので、ここに書かれている施設の、先ほど課長が述べた自主的な活動の支援だったり障害者の福祉の向上というところの観点で、まだ現時点ではどういう形で再開できるのかも含めて分からないというか、現状では先ほどの御答弁以上のことは難しいのかなと思うんですけど、でもそういう声があるというのはぜひ――まあ、把握されているということではあったんですけど、ぜひその再開を目指して取り組んでいってほしいなというふうにも改めて私からも要望したいと思うんですけれども、もう一度ちょっとその点御答弁お願いします。

細野健康福祉部福祉推進課長

 現時点で喫茶室のあの場所を具体的にこうしますということは、検討段階ということで申し上げられませんが、この会館の設置目的に沿って様々な可能性と事業を検討して、よりよい活用ができるように検討を進めてまいりたいと考えております。

黒沢ゆか委員

 1点だけお伺いします。旧沼袋小学校については、現在暫定的な活用になっているかと思うんですが、この担当課というのは今まで地域活動推進課だったんですが、今後はどのようになっていくか、お伺いしたいです。

渡邊地域支えあい推進部地域活動推進課長

 旧沼袋小学校の施設の管理という点で、地域活動推進課のほうが所管しておりました。基本的には今後資産管理活用課のほうがそちらのほうを管理していくということで整理をしているところになります。

黒沢ゆか委員

 すなわち来年度からは資産管理活用課のほうで持つような形になるということでしょうか。

渡邊地域支えあい推進部地域活動推進課長

 土地等につきましては資産管理活用課、ただ、建物につきましては子ども教育部のほうが学童クラブで使っていますので、そちらのほうが引き続きということになろうかと思っております。それから、土地の使い方につきましても、ある程度地域の方が使われている部分がありますので、その地域との窓口につきましては、引き続き地域支えあい推進部のほうが窓口になっていくということで考えております。

黒沢ゆか委員

 ありがとうございます。気になっているのが、意見でもありましたけれども、やっぱりお子さんのスポーツする場所というのが本当に限られていまして、あの近辺ですと、すぐ近くの公園でサッカーをしている方々がかなりいらっしゃって、三つぐらいの小学校からわーっと集まって、土日だったり放課後にかなりサッカーをやっています。そこの抽選が漏れるとずっとグラウンドを走り続けるというようなことを伺っておりまして、どうにか沼袋小学校の跡地を使えないかなという話も伺ったことがあります。

 以前、担当課に聞いたときには、やはり住宅地でありますし、ボールということは危ないのではないかというような話も伺ってはいたんですけれども、この年末年始私実家が埼玉なんですけど行ったときには、住宅地の中にそういった空き地でボール遊びをしている事例なんかも当たり前に拝見もしておりまして、何かできない理由というところがなかなか納得感がまだないというのも私の中にあります。

 今利用がされているというお話があったんですけれども、ゲートボール程度しか聞いておりませんで、夕方の時間何かやっているというのも見ていないので、この計画がいつどのように検討されるのかというのはまだ明確ではない中で、あのような空き地をこのままにしておくのはすごくもったいないなというのは、民間感覚だと普通に考えるとちょっとあり得ないなと思ってしまうところがあるので、どうにか活用について、この暫定的な活用についてもう少し検討いただけないのかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。

渡邊地域支えあい推進部地域活動推進課長

 現時点は一般開放を一部しておりまして、地域の方に、特定の時間になりますけれども、御活用いただいているというところです。その中で、現時点では野球ですとかサッカー、こちらのほうは禁止ということにさせていただいておりまして、ただパス練習ですとかキャッチボール程度であれば可能というふうにしております。ですので、地域の要望等も含めて検討は継続していきたいと思います。

黒沢ゆか委員

 パス練習であるとかそういった活動であれば利用はできるということと、予約というのも相談次第では可能なのでしょうか。団体予約のようなもの。

渡邊地域支えあい推進部地域活動推進課長

 今では具体的にどのような団体でどうするかというところは考え方があるわけではございませんので、そちらにつきましても今後の検討ということでさせていただければと思っております。

黒沢ゆか委員

 ありがとうございます。検討に入れていただけたらというふうに思います。本当に子どもたち、しっかり体動かすということが難しい中で、熱中症対策で夏はなかなか動けないと、秋冬一生懸命何かやりたいと思っても場所がないという、中野区の非常に苦しい状況の中でどうにかというところを一緒に考えていただけるとありがたいですので、よろしくお願いいたします。

南かつひこ委員

 すみません。区有施設整備計画の案ということで、以前もちょっとお伺いしたかもしれないんですけれども、まず、北部すこやか福祉センターの整備なんですが、現状のところ、あそこは非常に高低差があるというところから、特に障害をお持ちの方々が上まで登り切れない――特に車椅子の方ですね、というようなお話があって、都有地である江古田四丁目のほうへというふうになったというのは非常にいいことだなとは思っています。これまでは、旧沼袋小学校跡地のほうへというような話があったので、交通の便から考えれば非常にその点は評価できるというふうに思うんですが、問題は広さがどうなのかなというのがちょっと気にかかっておりまして、まず現在の北部すこやか福祉センターの全体の職員数とかというのは、この新しいところでは全員問題なく配置ができるという考えでよろしいですか。

渡邊地域支えあい推進部地域活動推進課長

 現在の北部すこやか福祉センターが移転していくという考え方の中にありまして、職員につきましても現状どおりということで検討は進めているところになります。

南かつひこ委員

 それで職員は――あそこは第一種低層住居専用地域ですよね。だから、そんなに高い建物が建てられない。だから、広さ的にはさほど変わらないのかなというような気がするんですけれども、あとは職員は全員配置ができるということなんですが、事業内容について何か、これはできない事業が出てくるとか、子育てひろばであるとか、障害者の相談事業であるとか、そういったこともこれまでやっていたと思うんですけれども、その辺は大丈夫なんですか。

渡邊地域支えあい推進部地域活動推進課長

 現時点の考え方は、北部すこやか福祉センターとして移転していくという考え方になります。ただ、子育てひろばの専用室が設けられるかどうかということにつきましては、今後詳細に検討していかないといけないだろうというふうには思っているところです。事業の展開につきましても、基本的には今のものというふうに考えておりますけれども、またほかのものがあるのかどうかということも含めて、最も区民にとって望ましい形を検討していきたいと考えております。

南かつひこ委員

 ぜひ、なかなか非常に、第一種低層住居専用地域なので、あそこ恐らく3階までぐらいしか建てられないのかなと思いますので、その辺はよく工夫をしていただきたいなというふうに一つ要望しておきます。

 それとあと、保健所と障害者福祉会館等の再編ということで、教育センターの分室とあと野方保育園の跡地を活用して保健所になるわけなんですけれども、ここは近隣商業地域なので、かなり容積率が十分取れるというか、今の保健所以上のものが建物的には建てられるのかなと思うんですが、そういう意味ではここは保健所だけということにやはりそういう考えになるんでしょうか。複合施設的なものも入れようと思えば、建てようと思えば十分建てられるだけの容積率とかそういったことがかなり緩和されると思うんですけれども、その辺はどうなんでしょう。これ企画部のほうになるのか、どうなんでしょう。答えられますか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 現在移転を予定している土地ですけれども、委員おっしゃるとおり近隣商業地域と一部が第一種中高層住居専用地域といったところの複合というか、混ざったような土地になっています。面積といたしましては、現状の保健所の面積が1,652平米で、移転を検討している土地の面積が1,605平米なので、ほぼイコールぐらいの土地の広さなのかなというところです。現状は保健所のみでの整備ということを検討しておりますけれども、というのが現状というところでのお答えになります。

南かつひこ委員

 それ以上複合的なことを聞いてもなかなか答えられないと思うので。そうしますと、保健所がそちらへ移転をして整備されます、そしたら、旧保健所の跡地になりますけれども、そこに障害者福祉会館と障害者施設等が整備されるということになってきますよね。そうしますと、今の障害者福祉会館、ちょうど沼袋の交差点で今ちょうど区画街路第4号の拡幅整備がされているところにあるんですが、あそこもやはり近隣商業地域なんですね。障害者福祉会館が将来的に今の保健所のところに移ってしまったとしたならば、あそこの建物自体は区民活動センターぐらいしかなくなるという理解になるんですけれども、その辺の、要は玉突きになってしまっているんですけれども、障害者福祉会館の今後の展開とかというのはどのようにお考えなんですか。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 ただいま御質問いただきましたことにつきましては、別紙1の「素案に対する主な意見の概要及び区の考え方」の4ページの一番下、27のところに記載をさせていただいております。南委員から御質問いただいたような中身のことをこちらのほうでも意見を頂いたところでございます。現在、生活介護がやはり足りなくなるという一つの課題があります。それは特別支援学校卒業生の人数を把握しておりまして、例えばかみさぎこぶし園とか障害者福祉会館とか、様々重度の障害者が利用する施設のほうを御利用いただいているんですけれども、数年後には足りなくなってくるという課題がございますので、今資産管理活用課とももう一つ生活介護がつくれないかということの御相談はさせていただいております。そういったときに一つやはり課題になるのが、バスがつけられるかですとか、マイクロバスが運行できるかというようなことが課題になっておりまして、なかなか候補地が上がっては、難しいかなというようなところを今年度やり取りしてきたところでございます。そういったこともありますので、区としましては障害者福祉会館の整備に当たっては、マイクロバス等の送迎ですとか様々な条件をクリアできたところにしかるべき施設を整備したいというふうに考えているところでございます。

南かつひこ委員

 ちょっと確認の意味でお尋ねしますが、今生活介護等様々に御苦労されていらっしゃる利用者の方々もいらっしゃいますので、障害者福祉会館の機能が保健所のほうに移った場合に、そこが空くので、あそこは障害者福祉会館のマイクロバスとかがそこで十分駐車をしたり送迎をしたりしていらっしゃいますので、そういったことを考えれば将来的には生活介護の事業を考えられるのではないかということで、それを今――まだそういったことが展開が示されてはいませんが、いずれそういったところを詳しく区有施設整備計画とか、また別な形で報告とか、所管の報告とかでお示ししていただけるという理解でよろしいですか。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 こちらの区有施設整備計画の期間としては2035年までというふうになっておりますので、それまでの期間にどうしますということが今書けない状態にはなっているかと思います。ただ、区としましては、そういった施設の必要性というところは非常に認識をしておりますし、今、夕方支援というようなことでも多数お声がけいただいていますので、生活介護の施設の整備とともにそういった居場所的な機能もつけたいと思っている。ただ、障害者福祉会館の今の場所については、とてもいいところだと思っているんですけれども、うちの所管でというふうなことはちょっと申し上げることができないので、併設している区民活動センターのお考えとかもあるかと思いますので、ちょっとお答えがなかなか難しいところかと思っております。

南かつひこ委員

 分かりました。課長は課長で一生懸命障害者のことを、一生懸命推進していただいて、そこはあとは区民活動センターの担当所管と調整をしながらということになってくるかと思うんですけれども、いずれにしてもやはりそういった障害とか困っていらっしゃる方々、それをやはり第一義に考えられるような中野区の整備計画であってほしいと思いますので、その辺はよく検討をしていただきたいと思いますので、要望としておきます

細野かよこ委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 質疑がなければ、本報告について終了します。

 次に、3番、控訴事件の判決及び同判決に対する上告の提起についての報告を求めます。

落合地域支えあい推進部介護保険課長

 それでは、控訴事件の判決及び同判決に対する上告の提起について御報告いたします。(資料4)

 本報告は、総務委員会におきましても共通の資料により御報告するものでございます。

 資料を御覧ください。

 本件は、中野区民が中野区に対して介護保険料の徴収に係る損害賠償を請求した事件でございます。

 本事件につきましては、令和7年10月14日の厚生委員会におきまして、東京地方裁判所に控訴の提起がなされたことを御報告させていただきました。

 このたび、令和7年12月18日に東京地方裁判所におきまして、棄却判決の言い渡しがなされました。また、令和7年12月23日に相手方より東京高等裁判所に上告の提起がなされ、令和8年1月6日に上告状が区に送達されましたので、ここに御報告させていただきます。

 事案の概要、控訴の趣旨、判決、上告の趣旨につきましては、お読み取りいただければと存じます。

 私からの御報告は以上でございます。

細野かよこ委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、4番、中野区新型インフルエンザ等対策行動計画(案)についての報告を求めます。

宮下健康福祉部保健予防課長

 中野区新型インフルエンザ等対策行動計画(案)について御報告いたします。(資料5)

 令和7年第2回定例会の厚生委員会で報告いたしました中野区新型インフルエンザ等対策行動計画の改定に当たりまして、有識者及び東京都知事への意見聴取を踏まえて、区行動計画案を作成いたしましたので、御報告いたします。

 まず、有識者への意見聴取につきましては、庁内各所管と調整し作成いたしました原稿につきまして、昨年の秋ごろに、中野区医師会、中野区歯科医師会、中野区薬剤師会の各団体に御意見を頂けるようお願いをしたところでございます。こちらの原稿に対しまして御意見が中野区医師会様からの2件のみでございました。歯科医師会、薬剤師会からの御意見はございませんでした。医師会様から頂いた御意見につきまして、具体的には別紙1に記載がございますので、お読み取りいただければと思います。

 続きまして、東京都知事への意見聴取についてでございます。医師会様から頂いた御意見等を基に落とし込んだものを素案といたしまして、東京都知事への意見聴取をしたところでございます。そこで、東京都から頂いた指摘は、国の手引きに沿ったものにしてほしいという修正意見や都の行動計画との整合性を図るために修正すべき点というもので、一部重複もございまして合計75件という形でございました。こちらは区行動計画(案)に全て反映したものとなってございます。別紙2に案の概要、別紙3に案の全文を添付してございますので、お読み取りいただければと思います。

 今後の予定といたしましては、本日の委員会の御報告の結果を基に改めて改定案を確定させていただきまして、必要であれば東京都との調整も考えつつ確定させていきたいと考えております。

 どうぞよろしくお願いいたします。

細野かよこ委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、5番、手話言語理解促進事業についての報告を求めます。

鳥井健康福祉部障害福祉課長

 それでは、手話言語理解促進事業について御報告いたします。(資料6)お手元の資料を御覧ください。

 中野区手話言語条例及び中野区障害者の多様な意思疎通の促進に関する条例、これに基づきまして、手話が言語であることに対する理解を促進するための事業を次のとおり実施するというものでございます。

 1番、事業の考え方でございます。令和2年4月1日でございますが、両条例を施行してございまして、区の責務として手話が言語であることに対する理解の促進のための必要な施策、または意思疎通手段の普及に必要な施策を実施することが規定されてございます。一方で、令和4年度に実施いたしました障害福祉サービス意向調査の中では、障害者に対する理解の程度につきまして十分に進んでいる、ある程度進んでいると回答した方は3割程度でございまして、高いとは言えない状況でございます。こうしたことも踏まえまして、手話を使用する全ての人に対して社会的障壁がない地域生活を実現するために、日常生活や社会生活を営む上で必要である手話について理解を深める機会を創出したいと考えております。

 2番、来年度の事業の予定でございます。実施時期につきましては、手話言語国際デーとなってございます9月23日を含めました2日間程度を考えてございます。(2)、場所は本庁舎1階のオープンスペースでございます。(3)、事業内容でございますが、2日間にわたりまして以下のイベントということで、ア、イベント1、内容は手話を使った脱出ゲームの開催、対象者としましては小学5年生から中学3年生の方とその保護者90組を想定してございます。裏面に参りまして、イ、イベント2でございますが、手話をテーマとした映画の上映、映画出演者によるトークショーを検討しております。対象者は区内在住等の方で100名程度を考えております。ウ、イベント3でございますが、区役所本庁舎につきまして世界平和を表す青色ということでライトアップ、これを考えております。

 3番、今後の事業の方向性でございますが、広く手話言語の理解を促進していくために、イベントの内容ですとか会場などを幅広く考慮しながら、参加者の方のアンケートの結果も踏まえて実施していきたいと考えてございます。

 御報告は以上でございます。

細野かよこ委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

ひやま隆委員

 今回の様々な事業を拝見すると、脱出ゲームであったりとかかなり面白そうな内容で、なかなかまだ周知というのが必要な分野だと思いますので、こういった一人でも多くの方の興味とか関心とかを引く取組というのはすごく僕はいいと思っています。

 ただ、その上で実際に手話言語条例であったりですとか意思疎通の促進に関する条例って、まだまだこれ自体の周知というのは本当に足りていないと僕は思っています。やっぱり手話言語国際デーとかというのも、こういうのもなかなか普通の一般の区民の方って知っている方というのは実はそれほど多くないんじゃないかなと思っているんですけれども、当然そういったものも含めて、こういったイベントを通じて周知していくんだろうと思うんですけれども、例えば区報であったりホームページであったり、あるいはSNSであったりとか、この条例自体の意義、意味、それをもう少しやっぱり区民の方にお伝えしていく必要というのはあるんじゃないかなというふうに思うんです。その点についてはどういうふうに考えておりますでしょうか。

鳥井健康福祉部障害福祉課長

 委員御指摘のとおり、まだ周知につきましては十分であるとは思ってございません。こうしたイベントを通じてということもございますし、また小・中学生にも手話等に関するリーフレットの配布も行ってございますけれども、今回は9月ということで行う予定でございますので、あくまでも主管課としての考えでございますが、区報での特集号といったことも要望していきたいというふうに考えております。

ひやま隆委員

 ぜひそういったところはしっかり進めていただきたいと思います。

 このイベントで脱出ゲームというのは、これ私はあまりイメージが湧かないんですけれども、これはどういった、これはほかの例えばそういった自治体なんかで実際こういうのをやって、かなり反響というか評判がよかったものなのか、それをちょっとお聞きしたいのと、実際に対象者って、90組というのは、これはどうやって募集されるんでしょうかというところについて教えてください。

鳥井健康福祉部障害福祉課長

 まずゲームなんですけれども、手話を使いながら謎を解いていって、結果として脱出ができたという形を取るような、1階のナカノバなんかを使うゲームなんですけれども、実はこれは令和8年度につきましては中野区の主催ということで行いたいと思ってございますけれども、昨年度、中野区聴覚障害者福祉協会のほうで、この脱出ゲームにつきましては、3月なんですけれども主催をされて、区が共催いたしまして実施をしてございます。その際は120名ほどの募集をかけたんですけれども、全部いっぱいになりまして、当日はちょっといろいろ風邪の方等もありまして100名程度の参加だったんですけれども、参加者の皆様から大変御好評を頂きました。そのとき時点でございますが、23区の中では初めてそういった脱出ゲームが行われたということで聞いてございます。ネット等で調べますと、都外のほうで一部こういったものをやって好評を博したというような記事は見ておりますけれども、この辺りではまだ少ないというように思ってございます。そうした3月の内容も踏まえまして、区としてもこれは主催をするにふさわしいイベントであろうということで、来年度実施の検討をさせていただいているという状況でございます。

 それから募集のほうでございますけれども、今申し上げたような昨年度の3月に行ったものにつきましては、学校のほうの協力を頂きまして、全対象となる児童の皆さんにチラシを配布いたしまして、たくさんの御応募を頂いたと思ってございますので、今後も似たような形で参加については募っていきたいと思っております。

ひやま隆委員

 すみません、私ちょっと存じ上げなくて。昨年度やっていたんですね。で、大変好評だったということで。そうですか。じゃあ、ぜひこういったのももっと周知を図りながら、もう少し、もっとさらに盛り上げていっていただきたいなと思います。

 それからイベント3の世界平和の青色のライトアップなんですけど、これは何かこの手話言語に関わるものについては、このライトアップ、もちろん世界平和を示す青色のライトアップ、それは結構なんですけど、手話言語って、それに関わるものってこれ以外に何かライトアップの色とかシンボルとかって特にないんですか。要は、世界平和と手話言語というところの親和性というのがもう少しこう近いものって何かないのかなと。手話言語と世界平和ってどう親和性があるのかなというふうに思うんですけれども、そこの点についてちょっとどうでしょう。

鳥井健康福祉部障害福祉課長

 ちょっと説明が不十分で申し訳ございません。世界聾?者の連盟というのがございまして、そちらのほうでこの色を連盟のマークのロゴ色として採用しているというちょっと事情がございまして、それに該当する青色を使いたいというふうに考えてございます。

山内あきひろ委員

 ありがとうございます。先ほどひやま委員から質疑もございましたが、より多くの子どもたちに、2日間にわたりということなんですが、イベント1としてはより多くの子どもたちに参加していただきたいと思います。昨年度の3月に関しましては我が家も参加したんですが、ちょっと記憶が定かではないんですが、そのときってアンケートって取られたんでしたっけ。

鳥井健康福祉部障害福祉課長

 主催団体のほうでアンケートは取っております。

山内あきひろ委員

 ありがとうございます。では、今回中野区が主催ということで、その前回の主催団体から、例えばこういったアンケートが出たとかそういったような情報交換等々はされましたでしょうか。

鳥井健康福祉部障害福祉課長

 アンケート結果については見せていただいてございます。

山内あきひろ委員

 ありがとうございます。では、そのアンケートを受けてこういった形でやろうと、そういったことで今回イベント1、イベント2という形ですが、そういったアンケートを受けて、その結果でこのような形になったという理解でよろしいですか。

鳥井健康福祉部障害福祉課長

 イベント1につきましては、アンケートを取りまして、大変中身的には御好評頂いたと思っているんですが、小学1年生から参加ということで、少し難しかったというような御意見も頂いております。また、時間制限があまりなく、長くお昼休みを超えてまたやるようなイベントだったんですけれども、それについての御意見等もございましたので、来年度の実施に当たりましては、そうしたことを踏まえて、昨年度の主催者は聴覚障害者福祉協会でございますけれども、来年度につきましては区の主催とし、できれば団体のほうとも共催できないかということでの調整もしておりまして、それぞれ意見交換しながら、アンケート結果も踏まえまして、このように少し学年を上に上げるとか、ちょっと工夫を考えたいというふうに思っております。

山内あきひろ委員

 ありがとうございます。先ほど学年を上に上げるということでしたけれども、我が子の場合は直接参加はできなかったんですよ。まだ小さかったので。ただ、ここに連れてきた理由としては、手話だよということで言っても、それはもう子どもはちんぷんかんぷんなんで分からない。ただし、ゲームという言葉が入っていたので、ゲーム、それって楽しそうだねということで、行くだけ行ったんですね。結果的には参加できなかったので、もちろん――ごめんなさい、今質疑の中で思い出したんですけど、アンケート書いていなかったです、そういえば。それで、ただ、ゲームということで非常に多くのお子様がいらっしゃいました。先ほどひやま委員のほうからも一部質疑ございましたが、より多くの子どもに参加してもらうために教育委員会や子ども施設等々と、そういったところと連携してどういったお知らせをしていくか、もし具体的に決まっているところがあったら。チラシ以外に、例えば児童館に貼っていくだったり、前回やった方法とはまた違う方法をもし考えていらっしゃるんだったら伺います。

鳥井健康福祉部障害福祉課長

 今委員御紹介のとおり、これまでの周知方法としまして、対象となる全児童・生徒にチラシを配るということが昨年度ございましたので、来年度につきましてもそれについては考えているところでございますが、今委員御紹介のような区立学校の保護者向けの連絡ツールといったものもあるというように聞いてございますので、そういったものをちょっと活用できないかということにつきましては関係部署と調整したいと思ってございます。

山内あきひろ委員

 最後にします。イベント2に関しましては、こちらは在勤、在学とありますが、少し年齢層が高い、そういった方々をターゲットとしているのか、また周知方法も変えるのか、この点を伺います。

鳥井健康福祉部障害福祉課長

 イベント2につきましては、映画ということで、現在ちょっと検討しておりますのは、昨年度の映画でございますけれども、聴覚障害の方の両親から生まれた方のことについて取り上げた映画でございますけれども、こちらにつきましてはある程度年齢的には上の方が対象になるかなというように思ってございます。これにつきましては、基本的にはホームページや区報等でPRをしたいと思ってございますけれども、今先ほど委員のほうからも周知のやり方についてということでございましたけれども、検討していきたいと思ってございます。

細野かよこ委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、6番、障害福祉サービス事業所の人材確保対策に対する支援の実施についての報告を求めます。

鳥井健康福祉部障害福祉課長

 障害福祉サービス事業所の人材確保対策に対する支援の実施について御報告いたします。(資料7)お手元の資料を御覧ください。

 来年度に実施予定としてございます訪問系障害福祉サービス事業所における人材確保対策の支援事業につきまして、内容の予定につきまして以下のとおり御報告をするものでございます。

 1番、事業の名称でございますが、訪問系障害福祉サービス事業所人材確保対策支援事業でございます。

 2番、事業の目的でございます。障害福祉サービス等を提供する居宅介護・重度訪問介護事業所におけるヘルパーを補助する人材の確保、それからヘルパーとして従事するための資格取得に要する経費を補助することによりまして、在宅の障害児・障害者の皆様の支援体制、この整備を促進することを目的としてございます。

 3番、補助対象者は、区内においてこの事業所を運営する法人でございます。

 4番、実施内容、(1)でございますが、業務支援活用事業ということで、事業所が新規に採用した職員の方、無資格の方でございますが、必要な資格を取得してヘルパーとして就業する前の有期雇用期間中に当該事業所のヘルパーの監督の下で介護業務の支援を行う場合の当該採用職員の方の人件費を補助することを検討してございます。この米印にありますとおり、有資格者の方については対象外でございます。(2)人材確保支援事業でございますが、(1)の事業を活用した事業所が無資格の新規採用職員の方に対して負担をする、ヘルパー業務を行うための資格取得費用、これを補助するというものでございます。

 5番、今後のスケジュール、予定でございますが、今年の4月に対象となる事業所への周知を行いまして、6月から受付を開始、2月に終了いたしまして、以降実績報告を頂きまして、補助金を交付したいというふうに考えてございます。

 御報告は以上でございます。

細野かよこ委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

黒沢ゆか委員

 御報告ありがとうございます。この事業については東京都でつくっている事業だと思うんですけれども、ほかの区などでは令和7年度からこちらの実施がされているということも知っております。多数ではないかもしれないんですけれども。なかなか障害福祉系のこういった支援のメニューというのがない中で東京都がつくってというところの流れで、いち早く取り入れていっていただきたいというふうに思っていて、今回入ってくださるのはとてもうれしいと思っているのですが、今後もさらなる訪問系以外のサービスにおいても、東京都議会議員などを通して東京都でしっかりメニュー化してほしいなというのは私個人として要望している中で、こういうふうにタイムリーに手を挙げていただきたいというふうにやはり思いまして、1年遅れになるとやはりその分ほかの区ですとかに流れていってしまうという可能性もありますので、その辺りのスピード感というのは今後どのようにしていこうとか、所管で思われていることなどございますでしょうか。

鳥井健康福祉部障害福祉課長

 この資料には書いてございませんが、この事業を実施する場合につきましては、東京都が区市町村に対して補助というものが現在制度としてございますので、それを活用したいと思ってございます。その制度につきましては、昨年度からあったというものでございますけれども、私どもが承知している範囲では昨年度は都内で利用した自治体はちょっとなかったというふうに聞いてございます。今委員から御紹介ありましたとおり、今年度、区部で申し上げますと、4区ほど事業を開始しているという状況がございまして、私どもはそちらのほうの状況も聞きながら、来年度の実施の検討を始めたというところでございます。

 今年度の実施につきましては、昨年度にも検討はしたわけでございますけれども、事業所のほうにアンケートをやっぱり取るわけですけれども、その時点では少しの、1、2の事業所の意向であったということがございまして、今回につきましては、やはり今年度に事業の利用意向の調査を訪問系のサービス事業所に取りまして、それよりも増えてきたという状況もございまして、他の自治体での一定の利用もあるという情報もちょっとございましたので、来年度事業を開始するということで検討させていただいてるという状況でございます。

黒沢ゆか委員

 ありがとうございます。経緯について。なかなか最初この事業どうですかと言ったときに、イメージが湧くかなというと、事業所もなかなか精査するのが難しいのかなとも思います。こちら都の事業、10分の10の事業なんでしょうか。というのも、もしそういうものなのであれば、まずやってみるということがすごい大事なんじゃないかなと私は思っているほうでありますので、その辺りも含め、今後はぜひ手上げを進めていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

鳥井健康福祉部障害福祉課長

 私どもが事業所に補助する場合の補助率は、基準額はございますが、10分の10でございますけれども、その事業を実施する自治体に対する東京都の補助は4分の3というふうになってございます。こういった特定財源もございますので、委員御指摘のとおり、必要なものは迅速に利用していくということは今後も気をつけてまいりたいと思ってございます。

細野かよこ委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 7番、訴訟事件の判決についての報告を求めます。

河村健康福祉部障害福祉サービス担当課長

 訴訟事件の判決について御報告をさせていただきます。(資料8)

 こちらにつきましては、昨年6月10日、令和7年第2回定例会厚生委員会で、訴訟の提起について御報告をさせていただいたものの判決となります。また、本報告につきましては、1月の閉会中の総務委員会において御報告をさせていただいております。

 事件名、特別障害者手当認定請求却下処分取消請求事件でございます。

 当事者、原告中野区民、被告中野区。

 訴訟の経過でございます。令和7年1月17日東京地方裁判所に訴えの提起、4月16日訴状送達、11月28日東京地方裁判所で却下判決の言渡しがございました。

 事件の概要ですが、本件は原告が行った特別障害者手当の受給資格に係る認定の請求に対し、中野区長が却下する処分を行い、その後本件処分に係る審査請求及び再審査請求が裁決により棄却されたところ、当該裁決に至った理由は適切でないと主張し、本件処分の取消しを求めたものでございます。

 請求の内容としましては、中野区長が原告に対して行った本件処分を取り消すというものでございます。

 判決につきまして、主文は、本件訴えを却下する、訴訟費用は原告の負担とするというものでした。判決理由の要旨としましては、原告が裁決書を受領しましたのは令和6年7月5日で、本訴訟提起をしましたのが令和7年1月17日で6か月の出訴期間を経過しており、その期間を過ぎる特段の理由もないということから、本件の訴えは不適法となったものでございます。

 詳細につきましては、お読み取りをいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

細野かよこ委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、8番、(仮称)中野区受動喫煙防止対策条例案に盛り込むべき事項に係るパブリック・コメント手続の実施結果について報告を求めます。

高橋健康福祉部保健企画課長

 それでは、(仮称)中野区受動喫煙防止対策条例案に盛り込むべき事項に係るパブリック・コメント手続の実施結果について報告いたします。(資料9)

 (仮称)中野区受動喫煙防止対策条例案に盛り込むべき事項に係るパブリック・コメント手続を実施いたしましたので報告するものでございます。

 1番、パブリック・コメント手続の実施結果でございます。

 (1)意見募集期間、令和7年12月8日月曜日から令和8年1月7日水曜日まで実施いたしました。(2)意見提出者数16名に加えまして、1団体より意見の提出のほうを頂いております。(3)提出された意見の概要及びそれに対する区の考え方でございます。お手数ですけれども、別添の資料を御覧ください。代表的な意見とそれに対する区の考え方をピックアップして紹介いたします。

 ページ1、③の3番、受動喫煙防止対策には分煙が効果的だが、中野区には区管理の喫煙場所が中野駅にしかない。区の責務として中野駅周辺に喫煙場所を増やすとともに、他の区内の駅等に人が集まる場所には喫煙場所を整備することを条例に盛り込むべきに対し、区の考え方として、区では中野駅周辺のほか、分煙化を実施している公園内に喫煙所を設置している、今後区が新たに喫煙場所を設置する場所は中野駅周辺のみとするが、当分の間中野区に設置している公園内の喫煙所を維持するとともに、公衆喫煙所設置費等助成制度を創設することで、駅を中心として民間事業者等の公衆喫煙所整備を推進していくというものでございます。

 おめくりをいただいて、ページ2、⑥の6番でございます。土日に少年野球やサッカークラブなど学校施設の校庭を利用しているが、保護者等々が校門付近で集まってたばこを吸っているところを見たことがある。校庭を利用する団体等にも禁煙であることを周知し、罰則強化及び対策強化をしてほしいといった内容でございます。区の考え方といたしましては、小・中学校の敷地内については、屋内・屋外問わず現在も禁煙としているものでございます。また、敷地外の公道におきましても本条例の施行により禁煙となるものでございますので、今後関連部署と連携しながら周知を徹底していくといったところでございます。

 ⑦の8番でございます。閉鎖型、開放型双方必要な措置が講じられた喫煙場所と認めるべきと考える、安価に整備できる開放型の喫煙所を整備することにより、より多くの箇所に整備ができるはずであるといったものに対しまして、区の考えといたしましては、区が指定する喫煙所については受動喫煙防止の効果が高い閉鎖型が望ましいというふうに考えておりますけれども、公衆喫煙所の立地等に応じて対応するといったものでございます。

 おめくりいただいて、ページ3の10番でございます。区が多くの喫煙所をつくることには限界があるので、飲食店、たばこ屋等の店先にある、既にある灰皿については指定喫煙場所と指定して、安心してたばこが吸える場所としてほしいといったような意見に関しまして、区の考えといたしましては、区が指定する喫煙場所は区設置・民間設置のいずれも、屋内・屋外を問わず、必要な措置が取られているものと認める場所に限るとしたものでございます。

 続いて4ページ目、その他の15番でございますけれども、受動喫煙防止対策には分煙が効果的であることから、他区同様、助成制度をつくるべきと考える。その際、設置費用はもとより、賃料、清掃等の維持管理費用も助成対象として、また厚生労働省や総務省から発出されているよう開放型についても設置可能とすることによって民間事業者が設置協力をしやすい設計のほうをお願いするといった内容でございまして、区の考えといたしましては、設置に係る費用を助成するだけでなく、維持管理に係る経費についても対象とすることで検討している、喫煙所については受動喫煙防止効果の高い閉鎖型が望ましいと考えておりますけれども、公共の場所から一定の距離が取れる場合については開放型についても可とすることを考えているといったようなことでございます。

 その他意見については、お読み取りいただければと思います。

 鏡文にお戻りください。

 2番、条例案に盛り込むべき事項からの変更点でございます。変更点はございません。

 3番、今後の予定でございます。令和8年3月の第1回定例会におきまして、条例案のほうを提案したいというふうに考えてございます。

 なお、参考として、(仮称)中野区受動喫煙防止対策条例案に盛り込むべき事項をお付けしておりますので、お読み取りいただければと思います。

 報告は以上です。

細野かよこ委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

黒沢ゆか委員

 ありがとうございます。2点ちょっと確認をさせていただきたいと思います。

 1点が、最近区民の方からやはり喫煙している方々が非常に多く困っているとかというお悩みも頂く中で、やはり外国人の方が特に目立つという話もあります。恐らくこちら巡回をしていただくように今後なると思うんですけれども、そういった方々が注意をされたりする場合に、外国人対応というところはどのようにお考えでしょうか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 今回4月から巡回というのを考えていきたいと思っておりますけれども、外国人の方に対してこういった形でルールが変わっていくんだということを周知することは必要だと思っておりますので、巡回は委託で行っていくということを考えておりますけれども、そういった翻訳機みたいな、そういったものも仕様に入れた上で、複数の言語で対応できるような形で巡回のほうは行っていきたいと考えております。

黒沢ゆか委員

 ありがとうございます。翻訳機などを使って巡回員の方が外国人の方にもしっかりと御指導などをしていただけるということですね。そして、巡回も常に行っているわけではないと思うんですけれども、目の前で喫煙していて、区民の方もここは駄目なんだよって声をかけるということなんですけれども、それでもやめていただけないみたいなときに、分かりやすく窓口となるようなところが周知されるべきかなと。区のほうに御連絡して困っていますとか相談できるような窓口があるといいなというふうに思うんですけれども、その辺りはどのようになっていますでしょうか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 所管が保健企画課になりますので、うちのほうに問い合わせていただくというのも当然あるんですけれども、この事業の実施に当たりましてはコールセンターの実施ということも考えていきたいというふうに思っておりますので、そういったところを広く周知を行いまして、こういった受動喫煙とかたばこの関係はここに連絡をすればいいんだというところが広く区民に周知ができるように努めてまいりたいというふうに考えております。

山内あきひろ委員

 報告ありがとうございます。今回条例をつくるということで、前回も申し上げましたが、条例だけできて吸う場所がないと、これは被害はさらに広がる。例えば、私有地であったりとか、私道であったりですね。ですので、いろいろな御意見の中でもありますけれども、やはりまず吸う場所をきちんとつくらないと、そもそも条例をつくってもさらに被害が一部の地域では広がってしまうんではないかというところで、まず場所をきちんとつくっていただくということが大事かと思うんですが、それを踏まえた上で、最後のこの15番のところ、「開放型も可とする」というふうにここに記載しております。今、中野サンプラザ前で一時的にたばこを吸う場所がございまして、あれを開放型というふうに言うんであれば、なるほど、あそこはどんつきになっているので、たばこを吸う方しか行かないから、あれは一定以上離れているので受動喫煙という意味では被害としては少ないかなと思うんですが、その他の場所として中野区として開放型の場所というのはどういった場所を想定されているのか伺います。

高橋健康福祉部保健企画課長

 区として整備をする場所といたしましては、中野駅周辺と、あとちょっと後の報告でもありますが、分煙化実施公園については維持をするということで考えておりますけれども、そこについて、中野駅周辺についてはやはり人が多いということもございますので、基本的には――基本的にはというか、閉鎖型の整備というのを考えておりまして、分煙化実施公園につきましては、一定距離が取れるところにつきましては開放型のような形で、閉鎖型じゃないものについて設置をするということで考えています。

細野かよこ委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 では、質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 3時になりましたので、休憩します。

 

(午後3時00分)

 

細野かよこ委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時19分)

 

 次に、9番、公衆喫煙所整備に関する考え方についての報告を求めます。

高橋健康福祉部保健企画課長

 それでは、公衆喫煙所整備に関する考え方について報告いたします。(資料10)

 (仮称)中野区受動喫煙防止対策条例の検討に伴い、区の公衆喫煙所整備に関する考え方についてまとめましたので報告するものでございます。

 1番、公衆喫煙所設置の背景と必要性でございます。区では中野区吸い殻、空き缶等の散乱及び歩行喫煙の防止等に関する条例を定め、喫煙所整備など喫煙に係る環境整備に努めてまいりました。また、改正健康増進法及び東京都受動喫煙防止条例の施行に伴い、受動喫煙を防止する観点から令和3年1月より公園の分煙・禁煙化を行ってございます。今般、(仮称)中野区受動喫煙防止対策条例において、区内公共の場所全面での喫煙禁止を検討しており、誰もが快適に過ごせるまちづくりを実現するためには、公共の場所における喫煙を禁止するとともに、適切な喫煙場所の整備を進めることが重要であるというふうに考えてございます。

 2番、区が設置している公衆喫煙所でございます。記載のとおり、中野駅周辺地区に3か所、区内分煙化実施公園に6か所でございます。

 3番、今後の公衆喫煙所整備に関する考え方でございます。(1)区が設置する公衆喫煙所でございます。区が設置する公衆喫煙所は原則閉鎖型の喫煙所といたしまして、ただし公共の場所から十分な距離が取れる場合には開放型の喫煙所も設置可というふうにいたします。二つ目として、現在区が設置している公衆喫煙所は、新条例施行後も区の指定喫煙場所として継続して運営のほういたします。ただし、分煙化実施公園の喫煙所のうち、園内の通路等から十分な距離が取れていない喫煙所につきましては、閉鎖型に改修し、改修が終わるまでの間については一時休止いたします。今後、区が新たに設置する公衆喫煙所を設置する場合には、設置する場所は中野駅周辺地区のみとするものでございます。(2)公衆喫煙所設置費等助成制度については、詳細を次の4番にて御報告いたしますので、お読み取りいただければと思います。

 続いて、4、公衆喫煙所設置費等助成事業(案)についてでございます。(2)助成対象者を御覧ください。本助成事業につきましては、設置及び維持管理に関する経費について助成を行います。そのため、ア、公衆喫煙所を設置する権限を有する者及びイ、公衆喫煙所を維持管理する権限を有する者を対象といたします。(3)助成対象とする公衆喫煙所でございます。屋外公衆喫煙所及び屋内公衆喫煙所ですが、屋外開放型の喫煙所については、公共の場所から一定の距離が取れる場合に限り助成対象といたします。(4)助成対象経費及び助成率等でございます。ア、設置経費につきましては、①助成上限額を御覧ください。助成上限額は屋外公衆喫煙所(閉鎖型)及び屋内公衆喫煙所が700万円、屋外公衆喫煙所(開放型)が400万円でございます。②助成対象経費は記載のとおりでございます。③助成率は最重点整備地区及び重点整備地区が10分の10、その他地区が2分の1でございます。続いて、おめくりいただきまして、イ、維持管理経費でございます。①助成上限額は月額10万円でございます。②助成対象経費は記載のとおりでございます。③助成率は、設置費用と同様に、最重点整備地区及び重点整備地区が10分の10、その他地区が2分の1でございます。④助成期間は当該助成を開始した月から5年まででございます。(5)その他、本助成金を活用し設置された公衆喫煙所については、区の指定喫煙場所として取り扱うものとします。(6)今後の予定でございます。予算案のほう通りましたら、令和8年3月中旬から区報、ホームページによる周知のほうを開始いたしまして、4月より申請受付のほうを開始します。

 報告は以上です。

細野かよこ委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

ひやま隆委員

 御報告ありがとうございました。今後の喫煙所整備のところで、区の考え方のところでちょっと気になるところがあって、原則区が設置する公衆喫煙所は閉鎖型とするという原則ですよね。ただし、――ここからだよね、「公共の場所から十分な距離が取れる場合には、開放型の喫煙所を設置できるものとする」というところなんですけれども、これは現状開放型の喫煙所というのはこの東西連絡路、今あそこから移動して、旧サンプラザ前のあそこのところだと思うんですけれども、あそこ以外でこの開放型というのはどこかありますか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 現状、今委員おっしゃられた喫煙所と、あとは公園内の喫煙所が開放型となっております。

ひやま隆委員

 例えば、十分な距離が取れる場合には開放型を設置できるってあるんだけれども、例えば今のこの東西連絡路の、あそこの移動した喫煙所って、あれって十分な距離が取れるというよりか、受動喫煙防止の観点から、あれは分煙がちゃんと実現できているというふうに担当は思っていますか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 今お示ししている考え方というのが条例施行後の考え方というふうになりますので、それ以降については、今代替として置かれている喫煙所については対象外になるものというふうに認識しております。

ひやま隆委員

 だから現状、これは当然この条例ができた後の考え方なんだけれども、現状あれは、今の状態というのは分煙がちゃんと実現できているというふうに。今の現状の認識を聞いているだけです。

高橋健康福祉部保健企画課長

 今屋外の喫煙所については、そういった国が示している指針だったりとか、あとは一定の距離が取れているかどうかというところで対策が取れているかどうかということについては判断をするべきかなというふうに思っております。なので、十分な対策が取れているかというところは、今設置しているのが環境部になりますので、こちらのほうで取れている取れていないという判断をするものではないというふうには認識しておりますけれども、一定そういった配慮のほうはされているというふうに認識しております。

ひやま隆委員

 いや、今のこの東西連絡路の喫煙所、今の設置している開放型のところって、私は少なくともあそこを通るたびに、やっぱり匂うな、臭いな、多分みんな思っていると思いますよ、あれ。全然分煙できていると思っていないし、風向きによってはすごいひどいですよ、あれ。だから、僕自身は当然吸われる方の権利というのは当然保障されるべきだと、これは僕の立場なんですよ。だけれども、当然吸いたくない人、望まない喫煙というのを私は絶対にしたくないんですという方の権利も保障されるべきだ。だから、僕はきちんとした分煙が実現されれば、当然その喫煙所というのは区として設置しても、そこは考え方というのは一定理解はするんだけれども、ただ、やっぱりああいう開放型のところで今の現状なんか見ちゃうと、やっぱりあれ駄目だよねと。実現できていないよ、分煙がというふうに思っちゃうんでね。だから、ああいうのをもし区の考え方の中で、いや、あれは十分、受動喫煙防止の対策の考え方に照らして、あれはいいんだというふうな考え方であれば、ちょっと僕それは見直したほうがいいと思いますよというふうに思っているんです。そこはどう考えていますか。

杉本健康福祉部長

 従前、中野駅北口の東西連絡路下に設置されていました喫煙所につきましては、この考え方、新しい考え方にのっとった施設ではないというふうに考えてございます。したがいまして、現在区として、所管外ではございますが、区としまして閉鎖型の喫煙所の整備を進めているところでございます。また、今閉鎖型の喫煙所をつくるまでの間、暫定的に整備をしているもの、こちらにつきましては、やはり今区が検討してございまして、条例案を可決していただいた場合に、施行を予定している10月以降の考え方ということであれば、現行の代替の場所も十分な距離が取れているとは言えないというふうに考えてございます。しかしながら、現行区が定めているポイ捨て禁止条例ですとか、路上喫煙禁止、そうした点からは現状の区の定めているルールの中では逸脱はしていないものというふうに考えてございます。

 今後につきましては、今課長から説明、また答弁もいたしましたように、公共の場所から十分な距離が取れる場合ということで、おおむねの目安としては無風の状態で7メートルぐらいというのが喫煙による煙の影響が出るというふうに厚生労働省等も考えを示しておりますので、こうした十分な距離が取れるところを開放型の喫煙所として例外的に認めていきたいというふうに考えてございます。

ひやま隆委員

 部長ありがとうございます。今おっしゃったところで、僕、これ次聞こうと思っていたんだけど、要は十分な距離が取れている場合というふうなところの文言って、これって僕はこの文言ってすごく、もう少し分かりやすく言ったほうがいいと思うの。要するに、公共の場所から十分な距離というよりかは、要するに受動喫煙防止の観点からその被害が抑えられる状態、場所というところについては設置できるというふうにしたほうが物すごく僕は分かりやすいのかなと。要は、十分な距離が取れる場合って、じゃあ十分な距離ってどういう距離よというふうに僕はちょっと疑問に思っちゃって。そこは今部長の説明だと、じゃあこの十分な距離イコール受動喫煙防止の観点からすると、そういった被害がないというふうな距離、こういう理解でいいんですか。

杉本健康福祉部長

 委員御指摘のとおりでございます。

ひやま隆委員

 そうすると、今の先ほどの答弁だと、区内の公園のところって今開放型ですよね。ここについては、基本原則これは閉鎖型に全部変えていくのか、それとも、これらの公園の中で十分距離が取れているんですと。被害ないんですと、受動喫煙の。それはどこにこれは当てはまるのでしょうか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 現行今6か所の分煙化実施公園というのがございます。今は公園課のほうでつくられている基準に従って、今も、先ほど部長のほうからも御説明した7メートル、園路だったりとか遊具だったりとか、そういった人が立ち入るところから十分な距離が取れているところに喫煙所については基本的には設置をしているというところでございますけれども、今は公園内でのみそういった距離というのを取っているといった状況です。例えば、今回は公共の場所全体が禁煙になりますので、公園外の道路などからの距離というのは今までは考えられていなかったというところを、今回は公共の場所全体ということでそういったところも鑑みて、6か所のうち3か所についてはそういったところを満たさないというところで閉鎖型に改修することを考えています。

ひやま隆委員

 逆に、このまま閉鎖型じゃなくて開放型でいく公園は具体どこですか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 開放型のままで実施を予定している公園につきましては、哲学堂公園、平和の森公園、江古田の森公園でございます。

ひやま隆委員

 これ、担当の課長、実際行かれたことありますか。これ結構、今おっしゃっている哲学堂公園とそれから平和の森公園と江古田の森公園、これ、例えば哲学堂公園ってテニスコートの隣だと思うんですよ。確かに距離は、今さっきの7メートル満たしているんだけど、あそこもあそこで結構テニスを実際やっている人からすると、風向きによっては相当煙来るよというふうな苦情ってやっぱりありますよ。ですし、平和の森公園も、あそこのバーベキュー場というか、あそこの裏のところですよね。あそこも結構散歩している方とかも、ジョギングされている方もいらっしゃるし、実際煙ってやっぱりゼロじゃないと思うし。やっぱりこれはどうなんでしょうかね。今言った三つというのは十分な距離が取れているというふうなところで受動喫煙防止の被害がないというふうに区として判断されているということなんでしょうけれども、果たして本当にそうなんでしょうかねというところって、これはちょっと僕は、地元の感覚からすると、はて本当かねって思うんですけれども、これについてちょっと改めて御説明していただいていいですか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 喫煙所については、私が保健企画課長になったタイミングで全て回らせていただいて、一定の区民の方とかも使われている様子というのは拝見させていただきました。設置している場所については、園路等々から十分な距離が取れている、その地域にはそこを目指していかない限りは近づかない場所なのかなというふうには認識しております。委員御指摘のとおり、そういった運動施設からの距離というのも比較的近い場所にあるところもあるのかなというふうには認識しております。ただ、なかなか全ての場所が当然閉鎖型にできて全て影響がないということであれば、それに越したことはないというふうには当然認識はしておりますけれども、費用等のコストを考えて、一定の条件の上で設置のほうは考えていきたいというところでこういった案を示しているとところでございます。

ひやま隆委員

 やっぱりこれはもう少し、実際に運用始まってから、この条例を制定してからやっぱり改めて、当然これチェックってされるんだろうと思いますし、当然開放型でいくところであったとしても、これは始まってから改めてそういったところというのは確認をされながらやっていくんだろうと思いますけれども、やっぱりこの開放型というところについてはしっかりお考えになったほうがよろしいかと思いますし、現状、この区の考え方の中で、じゃあ受動喫煙防止がきちんと達成できるのかというところについても、やっぱりそこはよくよく始まってからも含めて検討していただきたいなというように思っています。

 それとあとは――取りあえず大丈夫です。ありがとうございます。よろしくお願いします。

南かつひこ委員

 私もひやま委員のお考えというか御意見、ごもっともだなと思うんですけれども、私は今たばこをやめてから二十数年以上たっておりますので、吸っていたときは1日2箱ぐらい吸っていたので、結構なヘビースモーカーでありました。だから、吸いたい人の、喫煙者の気持ちもよく分かります。やめてから、今もそうなんですけれども、たまに道を歩いていると、急にたばこの匂いがつーんと来るんですね。で、周りを見ても吸っている方がいないんですよ。あれと思ったら、30メートル、40メートル向こうのほうからぽわんというたばこの煙が見えて、あの煙を感じたんだと思うんですね。だから、物すごくやっぱり、人それぞれというところはあるかもしれませんが、そういったたばこの匂いって結構遠くまで飛んできているというのが私の実感なんですね。

 だから、そういうことを考えると、この開放型って本当にいいのかなって。今厚生労働省のほうで一定の距離があれば認めているということなんですけれども、これはちょっと随分昔の話ですけれども、アメリカなんか裁判の国と言われるぐらい、煙の副流煙を吸っただけで裁判になったときもあるというようなことも聞いたことがありますし、そういうことを思うと、日本では健康増進法に基づいて分煙、禁煙とかというような形で規定されてきているんだと思うんですけれども、それを考えると、何でこの開放型をつくる必要があるのかなって。先ほどひやま委員の質疑の中で予算がかかることでもあるというふうにおっしゃるんですけれども、区民の命――命とまでは言わないけれども、区民の方の健康を考えれば、予算のことを言うよりも、予算ではなくて、そちらの区民の健康のほうを考えて予算組みをするべきではないかなと思うんですね。だから、開放型よりも閉鎖型の、この助成制度なんかにしても閉鎖型のみにすればいいんじゃないかなというふうに思うんですけれども、やっぱりその辺がちょっと理解ができなくて。以前ヘビースモーカーであった私が最近たばこの匂いに敏感になったのかもしれないですけれども、そういう区民の方はたくさんいらっしゃるかと思いますので、また吸う方の権利も必要でありますから、吸う方の権利からしたら閉鎖型のほうが堂々と吸えるわけですよね。だから、それを思えば閉鎖型のみにやっぱりすべきじゃないかなと思うんですけど、その辺はどうでしょう。

杉本健康福祉部長

 区で設置している公衆喫煙所だけでなく、民間による公衆喫煙所についても推進してまいりたいというふうに考えてございます。閉鎖型の喫煙所を設ける場合には、設置費用や空気清浄機等のランニング費用、これらのほかに建物の管理等、人の出入り等ございますので建物の管理やエアコン等も設置してくるということ、また建物の構造によりましては建築基準法上の制約を受けるということで、区が目指す公共の場所における喫煙を禁止するとともに、適切な喫煙場所の整備を進め、誰もが快適に過ごせるまちづくりの実現という意味では、なかなかハードルが高いのかなというふうに考えてございます。委員御指摘のように、喫煙されない方の健康というような意味合いからしますと、先ほどの答弁の繰り返しにもなりますが、厚生労働省のほうで定めている一定の基準というようなものがクリアできれば、区民の健康も守ることができるというふうに考えています。

南かつひこ委員

 先ほど来の答弁の繰り返しということなので、しようがないかなと思うのですが、吸う人の権利もあれば吸わない人の権利もあるので、やはり吸わない人からしたら、たばこの煙って本当に嫌な思いをすることがほとんどなものですから、それは民間のほうの喫煙所ではそういった建物、構造が様々違うでしょうし、そういう空気清浄機や、また閉鎖型だと、おっしゃるようにこの昨今の酷暑の中では空調設備を入れなきゃならないとか、そういったこともあるでしょうけれども、そういったことを含めてやっぱりもう少し検討していただく必要があるのかなと思いますので、これを聞いてもまた同じ答弁になってしまいますから、強く強く要望させていただきたいと思います。

浦野さとみ委員

 私も基本的には今のお二人の立場と一緒で、吸う人の権利もあるし、当然吸わない方の受動喫煙防止の観点が非常に大事だと思います。さっきちょっとひやま委員の冒頭であった、今の東西連絡路の下の、今サンプラザ前に移っているやつは、ちょっとやり取りを聞いていて、環境部のということがありましたけど、でもそれだとそれこそ縦割りで、こっちでは片や今条例準備をしているのに、あれは設置したのは環境部だからって言ってしまうと、それはちょっと聞いていても、なかなか、じゃあ条例をつくっている所管として本当にそれでいいのかなというふうにはちょっと聞いていて思いましたので、条例が制定されたときに照らせば、それは当てはまらないというか、なるけどという。それはそうなんですけど、でも現時点で今準備を実際しているわけですから、そこはちょっとそういうふうに言ってしまうと、あまりよろしくないのかなというのは聞いていて思いました。ちょっとそれは指摘をしたいと思います。

 それで、私もやっぱりここの公共の場所から十分な距離が取れる場合と取れていない場合というのが非常に気になって、今のお二人の質疑の中でおおむね7メートル、厚生労働省の基準も確かにそのようになっていて、直径では14メートルという形になっているかと思います。ただ、さっきも御答弁あったように、あくまでも無風の状態で、風というのは何か数メートルは、無風なときというのはほとんどないわけですから、じゃあ7メートル取れているからそれでいいのかというと、またそれもちょっと……。厚生労働省が定めているので、国がそうしているからと言ってしまえば、それはそうかもしれないですけど、でも風は日によって当然違うわけですし、だからそこはやっぱり私も本来的には、ちゃんと受動喫煙防止という観点に立てば、閉鎖型というのが望ましいというふうに思います。

 それで、さっき哲学堂公園と平和の森公園と江古田の森公園は、それが十分な距離が取れている、裏を返せば残りの新井薬師公園と中野上高田公園と白鷺せせらぎ公園は閉鎖型にするということなんだろうと思うんですけど、これも今の区の基準で言えばそれぞれ当てはまっているけれども、新しい条例ができた折には、その三つが道路との距離の関係でということだと思うんですけど、ちなみに今区が現在開放型で考えている三つについては、実際には距離というのはどれぐらいになるんですか。それぞれ公園によっても違うのかとは思うんですけれども。要は、7メートルは確保されているということなんだと思うんですけど、もう本当に7メートルきっかりぐらいなのか、10メートルとかもう少しあるのか、ちょっとその辺、公園回られたということなので、確認させてもらっていいですか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 実際に公園のほうに回らせていただいて、一定の距離が取れているなというふうな認識を持っているところです。実際にじゃあ7メートル本当に取られているかどうかという目線でのちょっと回り方を、すみません、していなかったので、そういった基準では設置されているというところで見て回ったというところですので、具体的に何メートルじゃあ園路からから離れているというところまでは、すみません、認識をしてございません。

浦野さとみ委員

 私は7メートル取れていればいいという立場ではないんですけれども、遠ければ遠いほうが、それはもし区として開放型でいくんだということであれば、それはやっぱり距離を現状でも、例えば今設置する段階でどの場所に設置するかというのは当然公園課とも議論して今現状あるとは思うんですけれども、基本的には全部閉鎖型というのが私も望ましいと思うんですけれども、もし三つを開放型にするのであれば、例えばせめて一応少しでも距離を広げることが可能なのかというのは、そこはちょっと改めて見ていただく必要もあるのかなというふうには思いました。なので、それはちゃんと見ていただいて、基本的には閉鎖型が望ましいと思います、私も。ただ、今の考え方の下でいくのであれば、そこは最大限距離を確保することは必要かなというふうに思います。

 それで、これから閉鎖型を予定している三つなんですけど、これは実際いつぐらいになるんですか。その条例が制定をされて、実施ということになるタイミングなのか。ちょっと来年度の予算等も関わってくると思うんですが、いつぐらいを今現時点では想定しているんでしょうか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 閉鎖型を設置するに当たりましては、方法といたしましてはコンテナ型とトレーラー型みたいな中野四季の森公園に今置いてあるようなものの2パターンになるのかなということです。公園内には法律の関係から一定の建築物の制限等もございまして、どういった形でどこに置けるのかというのを今公園課と検討しているところでございます。ただ、コンテナ型を設置する場合にはやはり建築確認ですとか、そういった手続が一定期間かかるというところで、一旦条例の施行までは難しいんじゃないかというふうに見込んでいるところでございます。それがちょっと具体的にどれぐらいになるのかというのは、まだちょっと何をどこに置くのかというところが決まり次第大体スケジュールが分かってくるというところですので、できる限り早い設置のほうはしていきたいというふうに考えてございますけれども、具体的に今どれぐらいというのはまだちょっと未定ということでございます。

浦野さとみ委員

 そうすると、来年度中なのか、いずれにしても10月にはちょっと間に合わないということなんですね、現時点では。そうすると、ここに書いてあるように、一時今ある閉鎖型にする3か所については休止をするという形なんだろうと思うんですけど、これも結局たばことかもごみとかも、いたちごっこじゃないですけど、吸えていた場所が今度吸えなくなりますとなると、じゃあその同じ公園の敷地内のちょっと離れたところで吸おうとか、習慣で当然そこにあると思って来られている方がいらっしゃると思うので、逆にじゃあ休止をしたことによって、逆に近隣のまたちょっと人影見えないところだったりとかとなったら、それはそれで本末転倒の話になってしまうので、そこへの、逆に休止期間中の対応というのも必要になってくるんじゃないのかなと思うんですけど、その辺りは今、まだ10月以降の具体な時期はとおっしゃっていたんですけど、その辺の逆に対応という、対策というのは今どのように考えているんでしょうか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 今委員おっしゃったとおり、あると思って吸いに来たけどなかったみたいな方が出ると、やはりその近辺等で吸ってしまうみたいなことも起きてしまうと思いますので、事前の周知と、あと今後どういった形でそれが整備されていくのかというのを事前に周知することは必要だというふうに考えています。ただ、こちらの公園についてはそういった十分な距離が取れるところがないために閉鎖型を取るというような形になるので、代替での臨時喫煙所みたいな設置というのは難しいんじゃないかというふうに今は考えているところです。

杉本健康福祉部長

 補足をいたしますと、こういった一時休止をする喫煙所につきましては、課長からも答弁ございましたように、しっかりした御案内、いつぐらいまでどういった目的で休止をするのか、いつごろの再開を想定しているのかというような周知をしっかりとするということと、併せまして巡回指導等も実施して、健全な環境の保持に努めてまいりたいというふうに考えてございます。

浦野さとみ委員

 そうなんですよね。やっぱりただ休止しますというだけだと、人って目安が分かるか分からないかでも全然違うと思いますし、逆にそこは、今部長からあったように、分かりやすくちゃんと時期が示せるのであれば、そこを明示するということが当然必要だと思います。同時に、実際に来年度のところで条例が可決をして施行されていって、半年は巡回指導をまずして10月からということなので、すごく大変だと思うんですね。区の様々な条例そうですけど、やはり住民の皆さんに周知をされて、それが実践されていくという。例えば今区の子どもの権利の条例も、本当に何年かかけていろんな部署に広がって、やっと周知をされて区のいろんな取組にも反映されてきているのと同じように、まずはやっぱり周知をとにかくしていくということが本当に大事だと思うので、そこの閉鎖型にするというのも当然条例に基づいてやっていくという意味では、条例を知っていただく一つの機会にもなっていくと思うので、もちろん期間的なことと併せて、区としてこういう条例を可決したら、制定してこういうことでやっているんだというそこの目的の部分もきちんと知らせていくということが必要なんじゃないかなと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。

高橋健康福祉部保健企画課長

 こういった条例のほうがもし可決されまして、制定される、施行されるまでの間、半年程度期間があるというところでございます。周知につきましては、以前も御説明したとおり巡回指導の中で個別にお伝えを、吸っている方については個別にお伝えすることもできますし、あとは駅周辺等を中心にそういった一般の方へのも含めた周知のイベントみたいなものもちょっと実施したいというふうに考えています。なので、条例の目的ですとか、どういったことに制限がかかるのか、どういった形でお願いするのか、どういったふうに行動していただきたいのかというのを明確にした上で、広く区民の方には周知していく必要があるところでございますし、あとはまた中野区に来街者の方というのも来られた際にたばこを吸われる方もいらっしゃると思いますけれども、継続的にそういったことで周知をしていかないと、そういった方には伝わらないと思いますので、事前の周知も大事ですし、そういった施行後の周知というのも広くいろんな媒体を使いながらやっていきたいというふうに考えています。

浦野さとみ委員

 多分かなりいろいろ最初はトラブルも当然起きたり、さっきもあった外国籍の方への対応も一つそうだと思うんですけど、相当いろんなまた始めたことでの課題というのも出てくると思うので、そこに出てきたことに対して対応できるように周知を含めてお願いしたいと思います。

 ちょっと1個前の報告でお聞きしてもよかったんですけど、こちらで聞いているのでいいんですけど、さっきも申し上げたように、やっぱりどうしてもいたちごっこになっていて、最近ちょっと寄せられた声としては、新井区民活動センターのところで、あそこは劇場というか小さい小劇場みたいなところがあって、あそこの今平和の森小学校新校舎を建設している下水道局との間の通路、週末は結構その劇場に出演される方がたくさん人がいたり、近くにコンビニもあって、夜遅くまであの辺人がたまっていて、音の問題は音の問題でちょっと御近所の方からもあるんですけど、やっぱり結構たばこを吸われて、お酒飲みながらとか食事しながらで、結構近隣の方にごみとたばこが投げ捨てられて、あの辺の周りの方はステッカーを区に頼んで貼ってもらっているおうちが多いんですけど、新井区民活動センターのところに一定スペースがあるので、あそこに人がたまっていって。そこに今度新井区民活動センターのところに貼ったら、向かいの今度クリーニング屋のところで吸って。で、今クリーニング屋はシールが欲しいって言って貼って。だから、シールがないところを選んで行っている。当然だからルールの問題、マナーの問題なので、それは区の責任ということではないと思うんですけれども、だからやっぱり吸う側、吸われる方のルール、マナーの向上ということも当然必要ですし、そうやって本末転倒な取組になってしまってはいけないと思うので、それで一つ前の条例の周知というところがより一層大事になってくるだろうなと思うので。これが逆に住民間のトラブルにならないようにしていくということもすごく大事だと思うんですね。そこで言い合いになって何かが起こってしまうということは、それは行政としても避けなきゃいけないことだと思うので。なので、そこに本当に区の姿勢というか、非常に問われてくると思いますので、あらゆる機会を通じて、そもそもの目的のところであったりとか、区として取り組んでいくんだというところを、もう聞いたよというぐらいしつこく繰り返し言っていくということが大事かなと思いますので、そこは認識としては同じだと思いますので、ちょっと要望という形で最後述べさせていただきます。

細野かよこ委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、10番、保健所衛生検査業務の委託についての報告を求めます。

村田健康福祉部生活衛生課長

 それでは、保健所衛生検査業務の委託について御報告させていただきます。(資料11)

 お手元の資料、経緯でございます。保健所では地域保健法及び食品衛生法に基づき、衛生検査を実施してきました。衛生検査には高度な専門知識・技術を要し、検査に従事する職員の人材育成や検査機器のランニングコスト、検査室に関わる改修費用などの課題があることから、これまでも衛生検査業務の一部を委託し、業務の効率化を図ってきたところでございます。

 このたび、区民が安心して暮らせる衛生環境を維持するため、検査業務の委託内容を拡充することとしたので御報告いたします。

 2、保健所で実施している衛生検査業務の内容。現在委託により実施している検査についてはお読み取りください。新たに委託する検査は、食品細菌検査、ウイルス検査、腸内細菌検査でございます。

 3、委託先でございます。食品衛生法かつ水道法に基づく国の登録を受け、食品等の検査を行う能力を有する民間の登録検査機関に検査委託をいたします。委託のメリットでございます。食品細菌検査・腸内細菌検査等に使用する機器のランニングコスト、検査試薬・器材が削減できます。次に、検査室として使用している現保健所庁舎3階部分の有効活用ができます。さらに、高度専門知識・技術を要する検査業務を委託することで、柔軟な組織運営が可能となります。

 4、今後の予定でございます。令和8年4月より食品細菌検査等の衛生検査業務の委託を開始いたします。

 御報告は以上でございます。

細野かよこ委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

浦野さとみ委員

 これちょうど1年前ですか、閉会中の委員会に報告されて、当時今まで委託していなかったものの一部の委託ということで報告されていると思うんですけれども、なので、この報告の2の(1)にある二つの検査については今年度4月から委託をされていると思うんですけれども、去年の報告の1年前のときにも、そこにも委託する経緯としては保健所の衛生検査業務の専門性の維持というのと経費の削減と大きくはその二つが書かれていたと思います。それで、その資料の中に一部委託のメリットというところが記されていて、そのときは食品化学検査と水質検査ということだったわけですけど、残りの、今回新たに委託する検査の食品細菌検査と腸内細菌検査等については引き続き保健所で実施することで、食の安全確保、集団胃腸炎などの感染症、食中毒確定後の有症相談など迅速に対応することができるという御報告だったかと思います。そうすると、今回一部残すことで、そこは迅速に対応できる、保健所に残すことで対応できるんだとしていたものを今回新たに委託をする。そうすると、ちょっと1年前の御説明のところと矛盾をしているというか、1年前では逆にメリットとしていた部分を今回委託するということになると思うんですけど、ちょっと整合性というのか経過というのか、そこをちょっと再度御説明お願いします。

村田健康福祉部生活衛生課長

 委員御指摘のとおり、1年前には検査の拡充ということは考えておりませんで、一部委託ということで水質検査と食品化学検査のほうの委託をさせていただいております。

 委託の状況を今年度その二つの検査に関しまして勘案しましたところ、十分スピード感を持って実施結果が反映されるということが分かりまして、委託に任せるという部分を拡充しても安全性ですとか確実性ですとかが確保されるということが判断材料になりまして、また先ほども御報告の中で申し上げましたが、衛生監視の人材育成というものが非常に時間がかかる、そこを昨年度見越せなかったのかと言われますと、そこはなかなか痛いところではあるんですが、他区の委託状況などを勘案して非常に検査委託というものが進んでいる、当区においても今後新保健所の検査機能の部分を検討していく中でも、恐らく検査委託の拡充というのは検討していく課題にもなろうというところで、このたび思い切って検査の拡充ということを考えさせていただき、御報告をさせていただいたところでございます。

 二つ申し上げましたが、人材育成の部分で非常に課題があることから、そうさせていただいております。

浦野さとみ委員

 1年前は逆に残すことで迅速な対応をメリットと言っていたことが、今の御説明だと今年度にこの二つの検査の委託を実際してみて、そこのところは逆に今回新たに委託をしたとしても、今まで同じように迅速に対応できるという御判断をされたということでいいんですか。

村田健康福祉部生活衛生課長

 委員おっしゃるとおりでございます。

浦野さとみ委員

 そこは今、例えば実際検査の依頼があってどれぐらいかかっていて、逆に委託を新たにすることで日数的にというのは、その迅速さというところは変わりがないというか、今の状態をきちんと維持できるということでいいですか。ちょっと具体な日数のところを確認をさせてください。

村田健康福祉部生活衛生課長

 すみません、答弁保留させていただきます。

浦野さとみ委員

 分かりました。じゃあ、そこはちょっと……。で、要は一連の、さっきの答弁の中で1年前にはそこは見越せなかったということだったと思います。確かにほかの区も委託が進んでいて、去年この御報告があったときに他区の状況というのを当時の委員の方が質疑されていて、23区でも半分以上が委託をしているという状況はあったかと思います。今回この新たに委託する三つのところというのは、今の、さっき他区の状況もってありましたけど、実際23区でどれぐらいここを委託をされているのかというのもちょっと併せて伺います。

村田健康福祉部生活衛生課長

 食品検査、先ほど申しました化学検査と細菌検査両方委託をしている区は現在9区と把握しております。また、水質検査のほうは12区というふうに把握しております。水質検査は中野区を含んでの12区になります。

浦野さとみ委員

 すみません、私の聞き方が悪かったですね。新たに委託するこの三つの食品細菌検査とウイルス検査、腸内細菌検査のところで現在委託が進んでいるってさっき御答弁あったかと思うんですけど、そこについての他区の状況を伺います。

村田健康福祉部生活衛生課長

 腸内細菌検査の委託については少々お時間ください。答弁保留になります。

杉本健康福祉部長

 食品細菌検査委託を行っているところは9区ございます。食品細菌検査のみを委託している区はございませんが、全体としまして、食品検査の委託を行っている、全体的に行っている区は9区ございます。そういった状況でございます。

浦野さとみ委員

 実際にその委託業者というのがそこまでたくさんあるわけではないというので、去年の質疑のやり取りを議事録確認すると、都内3事業者ということがありましたけど、これは実際事業者として増えて、要はほかのところも委託が進んでいて、中野区も今回委託をするという中で、実際その事業者さん側の受け皿というのか、そこはどうなのか、ちょっと確認をさせてください。

杉本健康福祉部長

 今回こういった案を御提案するのに当たりまして、状況を確認してございます。都内に検査機関がある登録検査機関というのが九つ、9機関ございまして、そのうち今回中野区で考えているようなものというようなものに対応可能な施設が4施設ございますので、十分な競争性であったり、検査の履行能力があるというふうに考えているところでございます。

浦野さとみ委員

 1年前に比べても事業者としてもそこは増えていて対応できる、じゃあ、ちょっとさっきの日数のところは御答弁をお待ちする――分かりました。やっぱり一番心配なのは、要は区民の方にとって、1年前はメリットとしていたときのその相談の対応であったりとか、この検査を迅速にできるというところが、やっぱりそこができなくなってしまったり、遅れてしまうということを一番避けなければ当然いけないと思うんですけれども、そこは今の状況を基本的には確保できるということだったと思いますので、そこの点は分かりました。

 それで、今回の中で検査室として利用している3階の有効活用ってあるんですけど、当然そこでやらなくなるからそこはスペースとして空きますよね。去年の報告でもその化学検査をやっていた4階を使わなくなるから有効活用できるってあるんですけど、今実際この4階はどうなっているのかというのと、3階を今度使わなくなることで有効活用というのは。保健所の機能としてどういうふうな今有効な活用が4階でされているのかというのと、3階についてどうされていくことになるのかということを確認をさせてください。

村田健康福祉部生活衛生課長

 保健所の4階部分については今のところは器材がそのままになっておりまして、文書室のような形で活用しております。3階につきましては、今後全く検査をやらないというわけではございませんで、食品衛生係が引き続き簡易な検査にはなるのですが、行っていく部分で検査機能として活用する部分がございます。それと、来年度保健所のレイアウト変更がありまして、若干打合せなどをするスペースが数に限りが出てくることから、検査に影響が出ない範囲でそういったスペースを活用しての職員規模の打合せなどには活用させていただきたいなと思います。引き続き行う検査の中には、区民の方が持ち込まれた、例えば食品の苦情に関するような、異物が入っているのではないかとか、これはカビなんだろうかというようなお問合せに対し、食品衛生係のほうで顕微鏡等を使って観察をして、区民の方にその場でお返事ができるようにしていくような形ですとか、あとは一斉監視に行きまして、基本的には収去検査といって検体を持ち帰りまして細菌検査をするんですが、それを全ての事業所に対してしているわけではなくて、スタンプ検査という簡易な形で検査をする部分がございます。それに関する検査の機能ですとか、器材等の維持管理も含めて検査室の機能は残っていくことになります。(「委員長、すみません、先ほどの答弁保留の部分、よろしいですか」と呼ぶ者あり)

細野かよこ委員長

 浦野議員、じゃあ先によろしいですか。

浦野さとみ委員

 はい。

杉本健康福祉部長

 先ほどの答弁保留部分でございますが、食品細菌検査の日数ですが、検査項目や菌の種類により若干変動するというところなんですが、一般的には3日から7日程度ということで、大腸菌群とかですと2、3日程度、黄色ブドウ球菌は3日から5日、またサルモネラ菌等については4日から7日程度かかるというような状況でございます。現行保健所で検査を行う際にも今と同等の日数を要していまして、委託をかけることによっても同じような日数で検査が可能だということが事業者等のヒアリングを行った結果確認できましたので、十分な対応が可能ということで今回委託に踏み切りたいというふうに考えているところでございます。

浦野さとみ委員

 日数のところは今御説明あった細菌の種類によってそれぞれちょっと幅はありますけれども、委託事業者も増えていて、直営のところではなくても、委託をしたとしても同じ日数で対応できるということで分かりました。

 多分一番のこの委託の主要因というのは、さっき課長の答弁でもあったように、やっぱり人材育成のところと、あと多分保健所業務としていろいろ民泊の対応であったりとかかなり増えてきているというところもあるんだろうなというふうに思います。そういう意味では、現状の皆さん、本当に新たなそういう意味では対応しなきゃいけないことが増えてきているんだろうと思うんですけど、なかなか職員体制ということになると、ここだけの判断ではなくなってくるとは思うんですけど、実際にはやっぱりそこの、人がなかなか割けないから委託というのは一つの考えではあると思うんですけど、やっぱりより専門性が必要な分野のところで委託をすることによって、そのノウハウが蓄積されていかないとか途絶えてしまうということは、もちろん保健所に限ったことではないとは思うんですけれども、それはやっぱり行政にとっては一つの損失になってしまうと思うので、そこの人材育成という観点では、今回委託をして、取りあえず検査のところは日数は同じで対応できるということだったんですけど、その人材育成というノウハウの継承というところも含めての対応というのは今どのように考えているのか伺います。

村田健康福祉部生活衛生課長

 委員おっしゃるとおり、新たな課題がいろいろ生じてきておりまして、生活衛生課内でいろいろ割いていかなければいけない人材というのが生じてきているのかなとは感じています。もちろん配置について今この場でお話しできるようなことは何もございませんけれども、衛生監視職として、例えば民泊も含めて環境衛生に関わる施設に対しての監視業務ですとか、医薬環境衛生のほうで薬局、薬事法による改正があった部分の薬局やドラッグストアに対してのフォローについてなども喫緊の課題でございます。そういったことにエキスパートとなる職員を育てていくこと、それから食品衛生のほうで同じ衛生監視職として働いていますが、ローテーションでそういった仕事を回していって、それぞれの業務に精通していく職員を人材育成していくことは必要かなと思っております。

 検査の業務に対しては検査技師という検査技術という職があったんですが、その採用がもう平成2年で止まっておりまして、それ以降区としての採用がなかったために、なかなか専門特化した手技、技術的な面ですね、そういった実験をするような手技が難しい職員が、そこに関わる人材育成に時間がかかるということで課題を感じていまして、今回の思い切った、人材育成という観点からも委託ということを考えさせていただいております。

浦野さとみ委員

 これは多分恐らく健康福祉部や保健所だけの課題ではなくて、行政全体としての中間層の部分がやっぱりなかなか、人がそもそもいないという課題だと思うので。本当に実際大変だと思うので、当然職員課にも含めてそういうことは御相談はされているんだろうと思うんですけれども、ちょっとここは保健所だけで、民泊の問題も保健所だけじゃなくて行政全体の課題として捉えて、そこに人員が必要じゃないかということもこの間本会議等でも述べてきましたけれども、ここだけで解決しようとすると、それはやっぱりなかなかそれも大変だろうなというふうに思うので、引いてはやっぱりそれが区民の、さっき検査のところは変わらないということではあったので、そこは少し安心はしたんですけど、ただその技術の継承とかというところを考えると、その先々を考えていったら、そこはすごく心配な部分でもあるので、もちろん部署の中で対応できることと区全体での課題のところは非常に大事な課題だと思いますので、総務部のほうの職員課も含めて、そこはやっぱりちゃんと現状を知っていただきながら、人員の確保というところも一緒に解決していくことが必要かなと思いますので、既にそれは共有もされているんだろうとは思うんですけれども、こちらからも総務部のほうにも課題を伝えて、皆さんのほうからもちょっとやっぱり、全体の問題として認識していく必要があるなと思いましたので、そのことは改めて部署からもちゃんと伝えられたほうがいいのかなというふうには思いましたが、何かそのことでのもし御見解があれば……。なかなか言いにくいこと――じゃあ要望にしておきましょう。

細野かよこ委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。

 次に、11番、その他で何か報告はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 なければ、以上で、所管事項の報告を終了します。

 審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午後4時20分)

 

細野かよこ委員長

 委員会を再開します。

 

(午後4時20分)

 

 休憩中に確認しましたとおり、次回の委員会は第1回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は、正副委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 以上で、本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

細野かよこ委員長

 なければ、以上で本日の厚生委員会を散会いたします。

 

(午後4時21分)