平成21年01月23日厚生委員会
中野区議会厚生委員会〔平成21年1月23日〕
厚生委員会会議記録
○開会日 平成21年1月23日
○場所 中野区議会第3委員会室
○開会 午後1時06分
○閉会 午後1時15分
○出席委員(5名)
佐藤 ひろこ委員長
小林 秀明副委員長
酒井 たくや委員
市川 みのる委員
来住 和行委員
○欠席委員(3名)
山口 かおり委員
やながわ 妙子委員
篠 国昭委員
○出席説明員
子ども家庭部長 田辺 裕子
子ども家庭部経営担当課長(育成活動支援担当課長、男女平等担当課長) 瀬田 敏幸
子育て支援担当課長(子ども家庭支援センター所長、地域子ども施設連携担当課長) 浅野 昭
子ども健康担当課長 原田 美江子
保育園・幼稚園担当課長(幼児研究センター所長、幼児教育担当課長) 白土 純
地域子ども家庭支援センター担当課長 野村 建樹
保健福祉部長 金野 晃
保健所長 浦山 京子
保健福祉部経営担当参事 岩井 克英
保健予防担当参事(結核予防担当参事) 本保 善樹
生活衛生担当課長 古屋 勉
健康推進担当参事 尾﨑 孝
福祉推進担当課長 伊東 知秀
中部保健福祉センター所長(中野地域包括支援センター担当課長、
北部保健福祉センター所長) 鈴木 郁也
南部保健福祉センター所長 高里 紀子
鷺宮保健福祉センター所長 大石 修
障害福祉担当課長 辻本 将紀
障害施設担当課長 大橋 雄治
生活援護担当課長 黒田 玲子
保険医療担当課長 柿内 良之
介護保険担当課長 飯塚 太郎
○事務局職員
書記 荒井 勉
書記 土屋 佳代子
○委員長署名
審査日程
○議案
第1号議案 平成20年度中野区一般会計補正予算(関係分)
委員長
定足数に達しましたので、厚生委員会を開会いたします。
(午後1時06分)
本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり審査を進めたいと思いますが、御異議はございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、そのように進めさせていただきます。
議事に入ります。
議案の審査を行います。
第1号議案、平成20年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。
本議案は総務委員会に付託されておりますが、厚生委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば、総務委員会に申し送ることになっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明を求めます。
田辺子ども家庭部長
それでは、子ども家庭部所管分につきまして、補正予算の補足説明をさせていただきます。
恐れ入ります。お手元の議案の16ページをお開きください。子育てサービス費でございます。これにつきましては、工事請負契約に係る前払金に関する要綱の改正に伴いまして、この前払金の額の算定方法が変更になります。限度額が引き上げられまして、1億円から2億円に引き上げられたということで、現在計上しております1億円に加えまして、さらに補正で1億円をお願いするものでございます。全体の事業内容ですとか事業規模につきましては、変更はございません。
この母子生活支援施設の整備でございますが、平成22年の4月開設予定でございまして、これにつきましては、20年度、21年度の工事ということで、債務負担行為をお願いしております。参考までに26ページ、27ページでその概要がございます。前払金の変更に伴いまして、この債務負担行為につきましても限度額が変更になります。
以上、御説明を終わります。
金野保健福祉部長
続いて、保健福祉部所管の補正予算について御説明いたします。
18ページをお開きください。9項介護保険費、1目介護保険運営支援費です。右側、19ページの説明欄をごらんください。1、介護サービス支援、(2)事業者運営助成です。ここでは中野区の緊急経済雇用対策として、無資格の区民を新規に採用する区内の介護保険事業所を対象に、介護サービスに従事するに当たって必要な資格取得のための講座・研修の受講費用等を助成するため、100万円を増額いたします。助成額は1人当たり10万円とし、平成21年2月より実施いたします。
なお、本事業は平成21年度も継続して実施する考えでございまして、21年度当初予算案にも計上を予定しております。
説明は以上でございます。
委員長
ただいまの説明に対して質疑はありませんか。
来住委員
介護保険運営支援費なんですけども、効果を上げていくということで、その利用の内容が、制度ができて利用が進むということが大事だというふうに思うんです。まず1点は、これによりますと、無資格の方を新規に採用した区内の介護保険の事業所が対象ということになるんですけども、新規に無資格の方を雇用するというのは、事業所にとっては一定の期間、資格を取るまで――例えば、ヘルパーの2級の資格を取っていただくまで、いわゆる研修、講習、講座を受けていただくということになるんだと思うんですが、一定の期間、資格がない方を事業所が雇用するということにならざるを得ないと思うんです。これは、新規の採用を、いわゆる雇用関係を結ぶということが――これを読む限り、そういうふうに読み取れるんですけども、そういうことでしょうか。
飯塚介護保険担当課長
これにつきましては、まず介護保険事業所というのは施設系ですね、施設系というのは特養とかデイサービスなんかも含めてなんですが、こういうところは特に資格がなくても採用ができるわけです。採用ができて、それでヘルパーを取らせることができるということでございます。訪問のヘルパー等々は2級ヘルパーを持っていないと登録そのものができないということがありますので、これは内定ということになると思います。雇用した場合に、働きながら資格を取るということになるんですが、夜間の講習とか土日の講習とかがありまして、そういう点では、きちんとこれは十分にやっていけるものだと考えてございます。
来住委員
事業所との関係でいうと、いわゆる雇用の内定でもこの制度としては活用できるということでよろしいんでしょうか。
飯塚介護保険担当課長
はい、内定した段階で活用できるということです。
来住委員
そうであると、恐らく事業所のほうも利用しやすいのかなというふうに思います。しかし、内定でも雇用関係は発生するというふうに思いますけども、ぜひいい活用が進むということが、せっかくの制度ですので、大事だというふうに思います。
それで、今後、細部については要綱等で定めるということになるんでしょうか。
飯塚介護保険担当課長
はい、要綱等で定めるということになります。
来住委員
要綱はこれからだと思うんですけども、例えば1事業者が複数の方を申請するということも起こり得ますよね、事業所の力にもよりますが。要綱の中で今後それらも含めて検討されるんでしょうけども、事業所によって複数の申請も可能とするというような考えはあるんでしょうか。
飯塚介護保険担当課長
事業者の中で複数の雇用をするという申請をしてくる方は当然いると思います。
来住委員
それも可能になるという方向でということでよろしいということですね。
議決をされて、補正の場合は2月ですよね、2月ということになるんですけども、これは事業所、特に介護事業者への周知ということになると思うんですが、どのようにお考えですか。
飯塚介護保険担当課長
区内に大体150事業所ほどあるんですが、そこにはすべてファクス等で通知をするということにしております。
委員長
ほかに質問はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で質疑を終結いたします。
意見について伺います。第1号議案について意見はありませんか。――よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、第1号議案、平成20年度中野区一般会計補正予算(関係分)について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、御異議はございませんので、そのように決定いたします。
本日予定した日程はすべて終了いたしますが、委員、理事者から特に御発言はありませんか。――よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で厚生委員会を散会いたします。
(午後1時15分)