平成20年09月04日中野区議会厚生委員会
平成20年09月04日中野区議会厚生委員会の会議録
平成20年09月04日厚生委員会 中野区議会厚生委員会〔平成20年9月4日〕

厚生委員会会議記録

○開催日 平成20年9月4日

○場所  中野区議会第3委員会室

○開会  午後1時00分

○閉会  午後2時58分

○出席委員(8名)
 佐藤 ひろこ委員長
 小林 秀明副委員長
 山口 かおり委員
 やながわ 妙子委員
 酒井 たくや委員
 篠 国昭委員
 市川 みのる委員
 来住 和行委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 子ども家庭部長 田辺 裕子
 子ども家庭部経営担当課長(育成活動支援担当課長、男女平等担当課長) 瀬田 敏幸
 子育て支援担当課長(子ども家庭支援センター所長、地域子ども施設連携担当課長) 浅野 昭
 子ども健康担当課長 原田 美江子
 保育園・幼稚園担当課長(幼児研究センター所長、幼児教育担当課長) 白土 純
 地域子ども家庭支援センター担当課長 野村 建樹
 保健福祉部長 金野 晃
 保健所長 浦山 京子
 保健福祉部経営担当参事 岩井 克英
 保健予防担当参事(結核予防担当参事) 本保 善樹
 生活衛生担当課長 古屋 勉
 健康推進担当参事 尾﨑 孝
 福祉推進担当課長 伊東 知秀
 中部保健福祉センター所長(中野地域包括支援センター担当課長、
 北部保健福祉センター所長) 鈴木 郁也
 南部保健福祉センター所長 高里 紀子
 鷺宮保健福祉センター所長 大石 修
 障害福祉担当課長 辻本 将紀
 障害施設担当課長 大橋 雄治
 生活援護担当課長 黒田 玲子
 保険医療担当課長 柿内 良之
 介護保険担当課長 飯塚 太郎

○事務局職員
 書記 荒井 勉
 書記 土屋 佳代子

○委員長署名

審査日程
○議題
 子育て支援及び子どもの育成について
 保健衛生及び社会福祉について
○所管事項の報告
 1 「新しい中野をつくる10か年計画」の改定に伴う達成状況調査の結果等について(子ども家
   庭部経営担当・保健福祉部経営担当)
 2 東中野小学校の暫定活用のあり方について(案)(子ども家庭部経営担当・保健福祉部経営担
   当)
 3 「食育推進キャンペーン」マスコットキャラクターの決定について(子ども健康担当)
 4 橋場保育園給食用リフト周辺のPCB含有調査の結果について(保育園・幼稚園担当)
 5 中野区立幼稚園園児募集要項について(保育園・幼稚園担当)
 6 中野本郷・北原・かみさぎ学童クラブの運営事業者募集及び今後のスケジュールについて(地
   域子ども家庭支援センター担当)
 7 地域子ども家庭支援センター等の開設について(地域子ども施設連携担当)
 8 宮園高齢者会館の移転について(地域保健福祉担当)
 9 第六中学校跡施設の活用について(障害施設担当)
10 その他
 (1)本郷保育園の移転について(保育園・幼稚園担当)
○その他
 (1)健康づくり健診・成人歯科健診の自己負担金について
 (2)キッズ・プラザ塔山の開所式について

委員長
 定足数に達しましたので、厚生委員会を開会いたします。

(午後1時00分)

 本日の審査日程ですけれども、お手元に配付の日程(案)(資料1)のとおりに審査を進めたいと思いますが、ご異議はございませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

委員長
 ご異議はございませんので、そのように進めます。
 審査にあたっては、5時を目途に進め、3時ごろに休憩をとりたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
 それでは、議事に入ります。
 子育て支援及び子どもの育成について、保健衛生及び社会福祉についてを議題に供します。
 所管事項の報告を受けます。
 まず、1番、「新しい中野区をつくる10か年計画」の改定に伴う達成状況調査の結果等についての報告を求めます。
瀬田子ども家庭部経営担当課長
 それでは、1番「新しい中野をつくる10か年計画」の改定に伴う達成状況調査の結果等について、私のほうから御報告させていただきます。
 本件につきましては、去る6月10日及び7月28日の総務委員会におきまして、10か年計画の改定に係る目的、考え方、改定スケジュールなどを御報告してきているところでございます。今回、各常任委員会におきまして、現計画の達成状況調査の概要を御報告させていただくものでございます。
 お手元に資料(資料2)がございます。調査の結果でございます。調査の結果、大きく二つに分かれてございまして、1の(1)ステップの達成状況、それから2番目といたしまして、成果指標の達成状況として、総括表としてまとめてございます。
 主にここでは領域のIからⅣまでのそれぞれのエリアごとを柱にいたしまして、ステップ1、これはおおむね17から18年度の期間を指してございます。ステップ2につきましては、おおむね19年度から20年度を指してございます。なお、10か年の中ではステップ3、ステップ4につきましても、それぞれ落とし込んでございますが、ここでは19年度末現在から20年度ということで、ステップ2までの状況ということで表にしてございます。
 領域のII「自立してともに成長する人づくり」が、主に子ども家庭部を中心に取り組みが盛り込まれてございます。また、領域のIII「支えあい安心して暮らせるまち」につきましては、主に保健福祉部を中心とした取り組み項目が盛り込まれてございます。
 ステップの達成状況をごらんください。そこに丸、三角、ひし形とございますが、例えばですが、ステップの1、17年度、18年度で達成をした――それぞれの達成の基準の時期でございますが、すべて19年度末時点でございます――達成が丸。それから、着手をして既に始めているものが三角。それから、未着手のものがひし形という整理でございます。
 ステップの1につきましては、全体で合計で202の取り組み項目がございますが、そのうち領域IIの部分が58項目、領域IIIが48項目ございます。達成したものが領域IIで53、着手で5、未着手はゼロ。領域IIIにおきましても、同じように達成したものが42、着手が6、未着手ゼロということでございます。全体としまして、達成したものが全体の約8割。それから、着手したものが約2割弱といったところでございます。
 同じようにステップの2、19年度、20年度につきましても、同様にごらんいただきまして、全体で127の取り組み項目がございます。領域IIにおきましては、32項目。それから、領域IIIにおきましては、取り組み項目が33項目ということでございます。全体の割合といたしましては、達成が39、これが約3割でございます。それから、着手が69ということで、これが54%、約半数。それから、未着手が15%ということで入ってございます。
 同じように成果指標の達成状況をごらんください。これもそれぞれの領域ごとに二重丸、丸、三角という形で整理をしてございます。二重丸につきましては、当初、この10か年計画、現行計画の中で前期5年、それから10年後の目標値を定めてございますが、ここでは前期5年を目安にいたしました21年度目標値の達成状況につきまして、19年度末現在で達成をしたものにつきましては二重丸。そしてまた、当初の値からは向上しておりますが、目標値にはまだ達成に至らないが、近づいているものが丸。それから、当初の値からは向上していないものというものが三角という形で整理をしてございます。
 これもそれぞれの領域ごとに足し合わせまして、全部で73の成果指標といたしまして、二重丸、既に達成をしたものが26。これが全体の35%。それから、向上して近づいているものが丸ということで、24項目、33%。それから、向上していないもの、三角が23項目。これが32%ということでございますので、おおむね大体3割前後ずつの割合で指標の進捗状況が図られておるということでございます。
 お手元にこの総括表とは別に、別冊の1というホチキスどめのものと、別冊の2というものを配らせていただいていると思います。それぞれステップの達成状況につきましては、別冊の1。それから、成果指標の達成状況につきましては、別冊の2のほうでまとめさせていただいております。それぞれ別冊の内容については、後ほどお読み取りをいただければと思います。
 最初の総括表の裏のほうに今後のスケジュールが記載してございます。現在、9月当初ということでございまして、既に8月から調査に基づく現状把握、有識者からの意見聴取等を進めてございます。9月より計画素案の策定作業に着手いたしまして、ごらんのように、12月からさらには各個別計画案の骨子を計画素案に盛り込む作業、また最終調整。21年の3月に計画素案の決定を予定してございます。その後に5月に意見交換会、7月に計画案の決定、9月にはパブリックコメント手続を踏まえまして、平成22年の2月に最終的に計画の決定を行う予定で、スケジュールを組んでございます。
 以上、雑駁でございますが、御報告にかえさせていただきます。
委員長
 ただ今の報告について質疑はありませんか。所管の部分について質疑をお願いします。
来住委員
 別冊の2を広げているんですが、6ページの下のほうの保育所の待機児率。それから、その上のもう一つありますけれども、必要なときに子どもを預けることができた保護者の割合という、この数値が出ているんですが、ちょっとよく読み取れないんですけれども、19年度の実績で待機児率が2.33%というのは、何を分母にというか、何をもとにこの数字というのは――申しわけないんですけれども――出てくる数字なんでしょうか。
白土保育園・幼稚園担当課長
 これは保育所の定員が分母でございます。
来住委員
 そうしますと、今、定員というのは区立、私立、それから認証等も含んでの定員なのかというのが1点、それから、定員相対で入れない子どもの数、もし数字でわかれば、教えていただけますか。2.33というのは、今、何人ということを意味しているのかということですね。
 21年度目標、26年にいくと0%になるから、全員、待機児ゼロということが達成できるということで目標数値になっていますけれども、20年度の現状との関係でこの21年度の目標値はできると、いわゆる待機児ゼロにできるということでいいんですか。
白土保育園・幼稚園担当課長
 分母の保育所の定数については、認証保育所等も含んだ数でございます。
 19年度の実績、この2.33%でございますけれども、19年度4月1日で待機児が71名というふうに記憶しておりますが、この数をもとにして出した数字でございます。
 21年度の目標値0%でございますが、これは待機児が解消すると。新定義の法則でありますが、それを目標にしているところでございますが、20年の4月1日現在で144人の待機児が出ておりますので、なかなか今の時点で21年度にこの0%という目標を達成するということに関しては、厳しい状況にある、というふうに考えております。
来住委員
 そうしますと、きょうのこの21年度の目標値では待機児がゼロということになる目標数値ではあるけれども、10か年計画の見直しの中で、先ほどスケジュールを報告いただきましたけれども、この中で素案の決定、最終的には22年2月に計画の決定ということになるんですけれども、21年度目標値が0%、いわゆる待機児ゼロということは、これはもう不可能ということの目標数値だったということでよろしいんですか。
白土保育園・幼稚園担当課長 
 この10か年計画を策定した時点では、昨今のような待機児の急激な増加、これについては必ずしも予測ができていなかったというふうに思ってございます。ただ、行政といたしましては、待機児解消のために、国を挙げて対策に取り組んでいるところでございまして、中野区といたしましても、民営化による定員の拡大であるとか、あるいは認証保育所の開設の誘致であるとか、さまざまな対策を総合的に実施いたしまして、この解消に努めているところでございます。
来住委員
 そうしますと、次の決定段階では、26年度以降の目標値が出てくるということになるんでしょうか。ちょっとそこを教えていただきたい。要するに21年度目標値はもう達成が不可能ということになって、22年の2月に計画が決定されますので、その計画の目標値というのは、どういうテンポで出されてくるのかというのを1点お聞きしたい。
白土保育園・幼稚園担当課長
 待機児の状況、これにつきましては、今後どのように推移していくのかといったところにつきまして、できる限り把握をしながら、将来の目標値の設定、これに反映させていきたいというふうに考えてございます。
来住委員
 すみません。保育のことじゃないんですけれども、この報告いただいた領域Ⅲ「 支えあい安心して暮らせるまち」ということで、三角が10項目ありますね。成果指標の達成状況の中で、この領域IIIが19あるのに、三角が10個ありますから、そういう意味ではこの「支えあい安心して暮らせるまち」の施策の部分というのが、文字どおりこれからという部分がありますけれども、この中で何か特徴的な目標との関係、成果達成指標との関係で紹介できるものがあったら、ちょっと御紹介いただけますか。
岩井保健福祉部経営担当参事
 それでは特徴的なものということで幾つかお答えをしたいと思います。
 13ページをお開きいただきたいと思います。ここには生活保護から自立した世帯数ということを掲げてございます。当初の実績が102世帯、18年度実績135世帯、19年度実績140世帯ということで、19年度を見てみますと、21年度目標、また26年度目標についてクリアしていると。生活保護の方たちに対してさまざまな自立支援に向けた取り組みによって、このような成果になっているというふうに受けとめております。
 また、一方、12ページでございます。下から3段目、国民健康保険料の納付ということでございますけれども、これにつきましては、当初の実績が85%でございましたけれども、19年度実績については、当初実績よりはやや下回っているということでございます。さまざまな取り組みというものは区として行っていますけれども、社会状況など、さまざまなことが影響しまして、このような状況になっているということでございます。
 この納付率の向上につきましては、引き続き努力をしていくという考えでございます。
やながわ委員
 先ほどの待機児のところなんですが、ちょっとお聞きしたいんですが、年齢別に見ると、待機児で一番多い年齢はどの辺なんでしょうか。
白土保育園・幼稚園担当課長
 今現在の待機児で一番待機している人数が多い年齢層でございますけれども、やはりゼロ歳から1歳、特にゼロ歳と1歳の待機児が多いという状況でございます。
やながわ委員
 この間、何かの調査で育児休暇を80数%とっているという、これは全部じゃないんだと思いますが、私も大変小さいお子さんの待機児が多いなということは、すごく実感しているんですね。この育休が80数%進んでいるというと、大体1年間が目安になるんだと思うんですね。長いところは2年3年あるんでしょうけれども、ごくごく限られたところなので。
 私、ゼロ歳もそうなんですけれども、やっぱり育休明けの1歳児保育というんですか、ここがなかなか入れない。ゼロ歳も含めてそうなんでしょうけど。この辺をやっぱり今後の計画を考えるときに、この辺が一つのポイントじゃないかなと。
 きのう認証保育園の園長先生たちと話し合ったんですが、やっぱりゼロ歳よりも1歳のほうがいっぱいだというんですね。すぐ定員オーバーになるぐらい、1歳児が多いと。むしろゼロ歳のほうが定員があいちゃって、運営に支障を来すというぐらいな状況らしいんですね。それはもう公立の保育園だって同じなので、私はむしろ1歳児保育あるいはゼロ歳児保育、低年齢の保育の計画も少し変えていかないといけないのかなというふうに感じているんですけれど、その辺はどうお考えでしょうか。
白土保育園・幼稚園担当課長
 委員御指摘のとおり、ゼロ歳、1歳、特に1歳の待機児が多いと。あきが少ないというような状況は把握してございますので、待機児対策を考える上でもそこにウエートを置いて考えていかなければいけないんだろうというふうに考えてございますけれども。面積の基準でゼロ歳、1歳というのは非常に面積をとりますので、直ちにそれを拡大するというのは、なかなか難しい状況ではございますけれども、そういった点を十分踏まえて、これからの計画を考えていきたいというふうに思っています。
山口委員
 障害分野で2点ほどお聞きします。
 まず、別冊1のほうなんですけれども、16ページですけれども、企業内通所授産事業検討のところで、これがステップ2のところで未着手になっております。ステップ1のところでは「検討」とあって、実施ができていない状況なんですけれども、まずこの企業内通所授産事業についてどういったものかお聞きしたいのと、どういった検討になっていて、今、どこまで働きかけ等が進んでいるかを、まずお答えいただけますか。
辻本障害福祉担当課長
 企業内通所授産の事業内容ということでございますけれども、小規模作業所等が企業から一定の業務委託を受けまして、そこに通所している障害者の方が、企業等から提供を受けた場所におきまして授産活動を行う、と。これによりまして、企業との連携を深めながら、その後一般企業への就労等を図っていくといったような内容の事業でございます。
 これにつきましては、ここのステップの中では反映をされていないんですけれども、実際に平成16年度に実施をした経過がございます。この計画を立案する際には有効な一つの事業であるというふうな認識のもと、10か年計画にものせたところでございます。
 ただ、その後、自立支援法の施行でございますとか、さまざま就労についての施策が充実してきたところでございます。その中で、やはりこの企業内通所授産事業だけではなくて、さまざまな就労支援の事業総体の中で、さらに検討を深める必要があるというふうなことで、現在検討しているところでございます。
山口委員
 小規模作業所の所得保障というか、就労に対しての援助というのは、すごく大切な分野だなというふうに思うんですけれども、今おっしゃった自立支援法でそこの部分が充実してきたかどうかというのは、少し私は疑問なんですが、ぜひ企業への連携を深めるという点では、小規模作業所に限らず、区内に幾つも認可に限らず作業所がございますから、そこに対しても企業と連携を実施しながら、就労を進めるということで頑張っていただきたいというふうに思います。
 もう一つお聞きしたいのは、今度は別冊2のほうなんですけれども、9ページの障害者の社会参加の促進と就労機会の拡大とあるんですけれども、ここで言われている障害者なんですが、手帳所持者を指していらっしゃるんでしょうか。
辻本障害福祉担当課長
 3障害手帳所持者の方を対象としてございます。
山口委員
 この中で、毎日外出するですとか、あと年金・手当以外に給料など就労による定期的な収入があるとあるんですけれども、これはどういった調査方法で割り出しているんですか。
辻本障害福祉担当課長
 3年に1度でございますけれども、障害福祉サービスにかかわる意向調査ということで、定期的にアンケート調査を実施してございます。これは保健福祉総合推進計画策定にかかわる調査ということでございまして、その中の調査項目ということでございます。
山口委員
 目標値に対して下がっておりますけれども、これに対しては、中野区としてどういった対策なり、こういうふうにして目標値に近づけていこうというものはございますでしょうか。
辻本障害福祉担当課長
 まず1点目の、ほとんど毎日外出する障害者の割合ということで、数値的には若干当初の見込みよりも下がっているという実態でございます。ただ、今回のアンケート調査を分析しておりまして、感じているところでございますけれども、やはり高齢化並びに重度化がかなり前回調査よりも進んでいるのかなというふうに受けとめているところでございます。
 ただ、一方で、委員御案内のとおり、例えば外出の際のヘルパーさんの事業、移動支援事業などにつきましては、利用人数並びに時間とも増加傾向にあるといったこともございます。さらに地域生活支援事業につきまして、原則無料ということで、区として取り組んでいるところでございまして、今後障害者の方の社会参加につきましては、区としても力を入れて進めていきたいというふうに考えているところでございます。
 2点目の就労等による定期的な収入のある障害者の割合、これもやはり就労促進ということは、自立支援法をまつまでもなく、非常に大きな課題であるというふうに認識してございまして、実際に就労している方の数ということでは、17年度、18年度、19年度にかけまして、25名、25名、39名ということで、かなり力を入れてきている成果も出てきているのかなということもございまして、今後もいろいろな手だてを講じまして、就労の促進には力を入れていきたいと、このように考えているところでございます。
委員長
 ほかに質疑はございませんか。質疑がなければ、以上でただ今の報告については終了いたします。続きまして、2番目、東中野小学校の暫定活用のあり方について(案)の報告を求めます。
瀬田子ども家庭部経営担当課長
 それでは、東中野小学校の暫定活用のあり方について(案)(資料3)ということにつきまして、これも保健福祉部との所管が重複しておりますが、私のほうから御報告させていただきます。
 本件につきましては、前回7月28日の厚生委員会におきまして、一定御報告をさせていただきました。その後、庁内におきまして関係部署におきまして、一定の検討が進められまして、暫定活用のあり方(案)の一部につきまして、変更点が生じてございます。今回改めまして、変更点を中心に御報告をするものでございます。
 変更点は大きく二つございます。資料をごらんください。この中で変更したところでございますが、裏のページ、1番の(5)でございます。使用料。ここにつきまして、前回、基本的に利用については無料ということで、一部、調理室での使用等についてなお書きがございますが、ここは実費ということでの御報告をさせていただきました。ここにつきまして、活動用途の内容によって、一部有料とさせていただく形で考え方を整理してございます。
 ちょっとお戻りいただきまして、1枚目の1の(1)をごらんください。当該施設の利用にあたりましては、地域の区民施設としての活用を図ることから、今般、各地域センターでそれぞれ、集会室ですとか、さまざまなスペースを提供してございますが、そこにおきまして地域センターで規定してございます使用料に準じまして、その利用のあり方を改めて定めてございます。
 1の(1)のマル1からマル5まで列記してございますが、このうちマル1からマル4、先ほどの使用料のところの記載を見ていただければと思いますが、マル1からマル4につきまして、基本的に無料ということで変わってございません。
 マル5のその他の区民の自主的活動というところがございます。こちらにつきまして、一部有料という考え方を入れさせていただいております。例えばこれまでどおり、町会ですとか、地区委員会ですとか、あるいは老人会ですとか、基本的な公益活動にかかわる部分の御利用については、地域センター同様、無料ということになりますが、例えばでございますが、同好会ですとか、例えば体操のそういった趣味の集まり、あるいは演劇団体といったような、必ずしも公益というところでの接点がないかたちではあっても利用したいといったような団体の利用の申し込みの場合、体育館におきましては、そこの表にございますように、3時間をユニットといたしまして1,400円。校庭につきましては、2,400円。校舎につきましては、多目的室が3時間単位で600円、家庭科室につきましては1,200円という形で、有料という形でこの金額を定めてございます。
 変更点の2点目でございます。3番、今後のスケジュールのところでございます。前回の御報告で、地域説明会につきまして、8月25日から29日にかけまして、午前2回、夜間で3回ということで、5回の枠で説明会を予定してございました。この間、地域活動の方を中心に、それぞれ関係団体ですとか、そういったところとの意見交換等も重ねながらということで、基本的に昼間に1回、夜間に1回ということで、9月12日の午後と17日の夜間ということで、説明会を2回という形で絞らせていただき、今後これに向けて、現在もPR等をさせていただいているところでございますが、そこの点が変更点の2点目でございます。
 ほかの項目につきましては、前回の御報告と変更はございません。
 以上、御報告にかえさせていただきます。
委員長
 ただ今の報告について質疑はありませんか。
酒井委員
 まず、変更点の今後のスケジュールの中で、以前、8月25、26、29日、地域団体と調整してというのが、9月12日と17日になったんですけれども、これは地域団体との調整の中でこの日程に決定されたんですか。
瀬田子ども家庭部経営担当課長
 申しわけございません。詳細については、区民生活部のほうでの経過がありますので、ちょっと詳細までは承知してはおりませんが、検討の過程の中に地域団体その他との調整がありましたので、その間の時間が要したというようなことが一つあろうかと思います。ただ、9月のこの時期をそういった団体と調整したことだけで決めたかどうかについては、ほかの要素もあったかというふうに思ってございますが、今、御質問いただいた要素も一部あったというふうに聞いてございます。
酒井委員
 ちょっとわかりにくいので、もうちょっとわかりやすく……。私は、地域団体と調整した上で、どうしてこの日に決めたのかというのをお尋ねしているんですけれども、それには地域のそういったさまざまな――以前は地域団体と調整して日程を決めようとしたわけですね。今回、この日になったのはどうしてですか。
瀬田子ども家庭部経営担当課長
 失礼いたしました。先ほどの検討の経過の中で、地域団体とそういった調整の場を持ちながら、今回につきましても、団体等との御意向も踏まえて、この時期に決めてございます。
酒井委員
 本当にそういったさまざまな地元地域の団体の意向でこの日になったんですか。なぜかといいますと、細かい話なんですけど、9月13、14日から祭礼が、お祭りがあるわけなんですね。その前日にこの日なんて、一番地元地域は大変で、地域の主立った方は、もう細かい話ですと、神酒所をつくらなきゃならないだとかでばたばたしているのに、どうしてこの日程なのか、と。前回はさまざま地域の団体の皆さんと調整して、8月のある日程に調整していたというふうにお話があったのに、どうして今回はそういう日程なのかなというのが、気になったんです。ちょっと所管と違うのかもわからないんですけれども、地域、地域と、いつもお話が出る中で、その地域の現状を一方で押さえられていないところがあるんじゃないのかなというふうに思ったもので、お尋ねしたんですけれども。
 地域の皆さんが12日でいいというふうにおっしゃっているんならいいんですけれども、一方でさまざま小学校を活用するにあたっての主立った方が参加できない可能性もあるわけですよね。17日の夜間に出ればいいのかもわからないんですけれども、そういった地域の実情も――もうこれは決定したことですから、仕方ないんだと思うんですけれども、今後は十分にそういったところも加味していただきたいなと思っていますので、よろしくお願いします。
 それから、今後のスケジュールのところで、前回と変更点じゃないんですけれども、ちょっと確認したいんですが、平成21年の4月から5月に施設の整備の工事をいたします、と。6月から利用開始するというふうにあるんですけれども。今後のスケジュールの中にですね。それで、その上に「主な施設整備等。暫定活用のため、次のとおり整備する。利用禁止部分の遮断。出入り口の扉・鍵等の整備。エアコンの移設。管理人室の整備」これ、4月と5月、2カ月かかるんでしょうかね。もう少し早くできないのかなというのがございまして。さまざま手続等々あるんだろうと思うんですけれども、地域にとっては、学校がなくなった中、2カ月閉まっているというのは寂しいというのもある中で、それから一方で整備しなければならないというのは理解できるんですけれども、利用禁止部分の遮断とかぎの整備、エアコンの移設、管理人室の整備だったら、もう少し早くできるのじゃないのかなと思うところがあるんです。
 それと、5月にはここ東中野地域は、地域の子どもたちのためにこいのぼりのお祭りをやっているんですね。小学校校庭にこいのぼり100ぐらい上げて、地域から400人から500人ぐらい、地域の方がそこのお祭りに来てくださってやっているんです。それを5月にやっているんですね。こいのぼりのお祭りですので。そうしたら、それもまた6月からだとできない。これがやっぱりまた地域のそういった現状を加味していただくと、何とか前倒しにしていただけたらありがたいなと思うんですけど、そのあたりどうでしょうか。
田辺子ども家庭部長
 3月末まで小学校運営をしておりまして、その後、備品等の撤去等もございます。そういうスケジュールの中で4月、5月に工事ということで予定をされているんだろうというふうに思うんですけれども、私どもは地域の子どもさんの育成団体ともお話をいろいろさせていただいておりまして、地域の方からも、今、委員御指摘のあった御要望をいただいております。今後、10月に方針決定ということになるわけですけれども、その間にそうした各団体の御意向等も十分伺いながら、所管と十分詰めさせていただこうというふうに思っております。
酒井委員
 それと、ちょっと細かい話なんですけれども、そういった地域の方々の意向を聞いた上で、これ4月から5月、施設整備となっておりますけれども、前倒しする可能性がある。もしくは、そういったイベントの日にはその日だけをあけてもいいわけですから、そういうことに柔軟に対応してくださるということですよね。
田辺子ども家庭部長
 短いというか、限られたスケジュールの中でどこまでできるかということはあるかもしれませんけれども、十分地域の意向を反映できるよう、検討していきたいと思います。
酒井委員
 すると、その前倒しは難しいだろうと思うんですけれども、そういった、ある1日ぐらいに関しては、十分にそれは、しかも祝日もしくは日曜日だと思うので、それは工事も入らない中では、そういったところは柔軟に対応していただけるということですね。しつこくて申しわけございません。
田辺子ども家庭部長
 ここでお約束できるということではありませんけれども、できるだけ柔軟な対応はさせていただきたいと思います。
酒井委員
 あと、表のほうで、利用できる施設に関して、校庭があると思うんですけれども、今、校庭と、それからコンパン・オアシスですね。教職員寮の上の部分には、子どもたちが遊べるアスレチックのような遊具があるんですね。それと、その前には鉄棒があったりだとか、それからまた校庭にはサッカーゴールでしょうかね。今後、子どもたちの健全育成の場でも、校庭に関しては活用してもらいたいというふうな方針だと思うんですけれども、そのような子どもたちの遊具に関しては、残していただけるんでしょうか。こういったものは、東ノランドのときもそうだと思うですけれども、綱引き合戦というんですか、やっぱりうちも欲しいというところもあるんだろうと思うんですね。そういう現状の子どもたちのための遊具や施設に関しては、どういうふうにお考えなんでしょうか。
田辺子ども家庭部長
 今後地域の方々がどのような活動をされていくかというようなことについても、お話し合いをさせていただこうと思っています。その中で、学校で使用していた、今お話しのような遊具だけではなくて、学校の備品等もございますので、そうしたものがどれだけ残せるかというような検討をさせていただきたいというふうに思っています。
酒井委員
 それは、そういったお声を聞いた上で、より要望に沿えるようにやっていきたいということですよね。
田辺子ども家庭部長
 十分お話し合いをさせていただきたいと思います。
酒井委員
 最後に1点だけすみません。以前から変更点が、使用料というものが発生するようになりましたよということだったと思うんですけれども、それで利用できる活動用途、これは地域センターと同じだと思うんですが、5番目のその他の区民の自主的活動に関しては、料金が発生しますよということだと思うんですけれども、その中で校庭や体育館が、今まで学校でありましたので、その学校の時間はもちろん学校が使っているわけですよね。それがそうでなくなった場合は、もう校庭も平日でも使えるわけですよね。体育館も使えるわけですよね。そうなった場合、さまざまな地域、東中野だけでなく、中野のほかのところから、ここを使わせていただきたいというふうな形にはなるんだろうと思うんですね。その一方で、この東中野小学校の跡地が地域のそういった既得権益になり過ぎるのも、私はよくないと思っているんです。
 ただ、一方で、地域がさまざま活動していく中で、利用の手続に関しては、2カ月前に抽選会を経てというふうになっておりますけれども、そういった中で、地域がやっぱりこの日は活用したいんだということがあったり、もしくは、田辺部長はもうかなりこの地域のことに関しては御理解してくださっていると思うんですけれども、そういう中での交通整理というんですか、その地域の活動と、一方で、校庭や体育館を借りたいんだと、北から南から、もしくはこれ、団体の要件5名以上というのでも、この要件を無理やり満たしている団体も一方であるわけですよね。ちょっとこれは所管が違うかわかりませんけれども。そういったところの交通整理をどう考えているんでしょうか。
田辺子ども家庭部長
 確かに今まで学校であったということで、利用できない時間帯がありましたので、当然全区的な活動団体がこちらを御利用されたいという御意向が出てくるということは、予想されています。現在、曜日等の調整もこれからしていかなきゃいけないというふうに思っているんですけれども、地域の方ができるだけ御利用できるような形を、お話し合いの中でどのようにできるかということも検討していきたいと思います。
来住委員
 先ほどの質疑でもありましたけれども、これまで利用できていた団体等が、校庭などの利用が引き続きできるようにするというのは、これは当然そういうことは必要だろうと思います。ただ、やはり学校そのものはまだ3月まで子どもたちが通っているわけですね。ですから、私たちは議会としては当然廃止をした仕組み、流れ、その責任も含めて、大人はわかるわけですけれども、子どもたちにしてみると、やはりなくなってしまうということ自身は、結果としては受けとめられていくんでしょうけれども、やはり子どもたちの心を動揺させたり傷つけるというようなことが、そういう議論が、利用についても十分慎重に進めて、廃校後の利用についても進める必要があるだろうというふうに思っています。
 それを前提にしているんですけれども、まず前回もちょっと確認をしたつもりなんですけれども、最初の本来用途が整備されるまでの間という、そういう暫定的な活用ということに、ここでもそういう位置付けなんですけれども、もう一度確認の意味なんですけれども、本来用途が整備されるというのは、いわゆる保育園の横に予定されている(仮称)区民活動センター等の建設等を見定めて、その時期を暫定という考え方でとらえてよろしいんでしょうか。だんだん詰まってきていますので、暫定という期間について、もう一度確認しておきたいんですけれども。
瀬田子ども家庭部経営担当課長
 前回の7月の委員会でも、この部分の期間のお話があったかと思いますが、一応区といたしましては、現時点におきましても、今、お話しをいただいた点も含めまして、おおむね3年間程度を予定してございます。
来住委員
 それから、裏面の、3時間という区切りが一区切りとして示されているんですが、今の教育委員会が当分暫定期間中は教育委員会の財産として継続されるというふうに思うんですけれども、他の学校等については、この小学校、東中野についてやはり3時間区切りの利用、ほかの学校の利用なども、今回申し込みが地域センターで、管理がそうなっていきますから、今回料金もそれに合わせたということなんでしょうか。料金の基本的な設定された考え方は、教育委員会の考えということで設定をされたということですか。
瀬田子ども家庭部経営担当課長
 先ほど御報告させていただきましたように、地域センターでの施設の使用料をいただいてございまして、それの規定がございます。基本的にはそれに準じた形で、こちらのこの金額についても、それをベースに算定をさせていただいております。午前とか午後とか夜間という区分での御利用が4区分、3区分とございますが、そういったものに応じて、おおむね3時間という形のユニットがふさわしいということから、この枠での定義にさせていただいております。
来住委員
 例えば午後ですと、1時から借りれば4時ということに、3時間区切りになりますね。その後は5時まで使う場合は延長ということで、2マスをむしろ借りるということになるんですか。
瀬田子ども家庭部経営担当課長
 参考までに区立学校につきましても、1回当たりの使用料を取る場合のケースでございますが、一応3時間以内ということで設定してございますので、それにも準じているということがございます。そしてまた、延長につきましては、基本的にこの時間の範囲でのルールで御利用いただく。片づけとか準備とか含めてということに、ほかもなってございますので、それに準ずる形で想定してございます。
来住委員
 最後にしますけれども、この使用料については条例で定めていくということになるんでしょうか。スケジュールでいきますと、10月に議会報告がされて、例えば四定なり一定でこの使用料についての定めというのは、どこでどういう形でなされるんでしょうか。
瀬田子ども家庭部経営担当課長
 使用料等につきましては、既に区で規定しているもの、それに準用するということで、条例で規定していくということで考えてございます。
酒井委員
 先ほどさまざま施設整備の工事の期間だとか、校庭等々の遊具だとか、いろいろお尋ねさせていただいた中で、「地域の意見をお聞きし」、というふうな御答弁だったと思うんですけれども、それはどうやって聞くおつもりなんですか。その9月12、17の地域説明会で聞くということなんですか。先ほど地域団体の意向を聞いてというふうにおっしゃっていましたけれども、どういうふうに集約していくんですか。
瀬田子ども家庭部経営担当課長
 ここでお示しいたしましたスケジュールにつきましては、きょうお示しした内容を中心とした説明になろうかと思いますが、先ほど例えば校庭のいろんな用具等を残すというような、個別の部分につきましては、今後、当然引き続き関係の団体等とのそういった意見を伺うということも、そういう場も設けていく形になろうかと思いますので、この説明会においてそういったものについて想定して準備をしていくということでは予定してございませんが、今後この説明会を踏まえて、この整備の期間の当然前の段階で、そういったものを伺う機会を設けていくということでございます。
酒井委員
 すなわち12、17日は地域の皆さんへの説明会で、それとは別に、例えば町内会だとか、友愛クラブさんだとか、さまざま活動をしている団体がありますよね。そことは個別で調整しますよということで理解はよろしいんですね。
瀬田子ども家庭部経営担当課長
 そのとおりでございます。
委員長
ほかに質疑はございませんか。質疑がなければ、以上でただ今の報告については終了いたします。続きまして、3番、「食育推進キャンペーン」マスコットキャラクターの決定について(案)の報
告を求めます。
原田子ども健康担当課長
 「食育推進キャンペーン」マスコットキャラクターの決定について(資料4)御報告いたします。
 「食育推進キャンペーン」活動を子どもから大人まで幅広く親しみやすいものとするために、マスコットキャラクターを決定いたしまして、今後広報・啓発に活用していく予定でございます。
 平成20年6月中旬に区立の小・中学校の全生徒さんに応募用紙をお配りいたしまして、ほかにホームページ等でも募集をいたしまして、7月10日までで締め切りました。応募資格は中野区在住、在学、在勤の方です。
 481点の御応募をいただきまして、20年7月24日に食育推進協議会の委員の方ですとか、東京工芸大の准教授などから成る選定委員会を開きまして、最優秀賞1作品――これは向台小学校6年の方です――ほか優秀賞13作品を選定いたしました。
 公表は、9月19日に区役所1階ロビーにおきまして、この全作品をパネルに展示いたしまして、発表いたします。9月20日の区報に、向台小6年生の作品をマスコットキャラクターといたしまして発表いたします。
 今後の活用でございます。食育を効果的に推進していくために、このマスコットキャラクターの着ぐるみをつくりまして、あっちこっちの催し物で活躍しますとともに、配布用のキャラクターグッズを作成いたしまして、あっちこっちでお配りする。あるいはホームページ、食育関連の印刷物等にも活用いたしまして、中野区の食育のシンボルとしての定着、浸透を図ることを考えております。
 裏面にこのキャラクターがございます。これは、色はまだ確定はしておりませんで、ピンクですとか、さまざまなことを考えております。基本的なパターンはこのようなものになります。
委員長
 ただ今の報告について質疑はございませんか。よろしいですか。以上でただ今の報告については終了いたします。
 次に、橋場保育園給食用リフト周辺のPCB含有調査の結果についての報告を求めます。
白土保育園・幼稚園担当課長
 それでは、橋場保育園給食用リフト周辺のPCB含有調査の結果について(資料5)御報告をいたします。
 7月28日の当委員会で口頭で御報告申し上げましたように、平成20年7月13日に橋場保育園の給食用リフト――ダムウエータと呼んでおりますけれども――の機械室で火災が発生いたしました。その火災に伴いまして、出火元のコンデンサにPCBが含まれているということが判明いたしました。
 昭和48年以前に製造された低圧コンデンサには、オイル――絶縁油でございますが――その中にPCBが含まれている可能性があるということでございまして、橋場保育園につきましては、築年度が昭和41年度でございまして、この低圧コンデンサの中にPCBが含まれている可能性がございました。このため、念のためにエレベーターリフトの周辺の調査を行ったものでございます。このほど、汚染の可能性があるリフト周辺の調査結果が出ましたので、下記のとおり御報告するものでございます。
 なお、この結果によりまして、特に措置を講ずる必要がないというふうに認められたため、7月25日から使用を中止しておりました給食用リフトにつきましては、8月4日に使用を再開いたしてございます。
 1の調査委託先でございますが、株式会社環境管理センターでございます。
 2の試料採取日は、本年の7月25日。結果の報告日が、8月4日が速報、8月11日に報告書を受領いたしました。
 試験方法につきましては、固体試料含有試験でございます。
 5の調査結果でございますけれども、リフト室内右側面、それからリフトかご上、それから機械室扉裏、機械室天井、機械室配電盤直近につきまして検査を行いましたところ、PCBの含有量につきましては、備考のところに書いてございますけれども、定量下限値(測定可能な最小値)未満であったということでございます。この定量下限値につきましては、0.04マイクログラム、これが100平方センチメートル当たりということでございますけれども、リフトのかご上につきまして、米印のところをごらんいただきたいと思いますが、オイルが他に付着しておりまして、共存物質による妨害がございましたので、100平方センチメートルあたり0.09マイクログラムに変更してございます。上記の結果でございますが、測定したどの場所でも定量下限値未満であることを示してございます。定量下限値未満というのはちょっとわかりにくい表現でございますけれども、安定した精度で測定対象の化学物質を測定できる濃度または量ということでございまして、安定した精度で測定できる量は存在しなかったということでございます。
 この結果、安全上問題はないというふうに考えてございまして、使用を再開しているということでございます。
 なお、今回の結果を受けまして、子ども家庭部では、保育園のダムウエータに低圧コンデンサがついているかどうか、これを調査いたしまして、低圧コンデンサがある9園すべてについて、保安装置つきのものに交換を完了しているものでございます。
委員長
 ただ今の報告について質疑はございませんか。なければ、以上でただ今の報告については終了いたします。
 5番目、中野区立幼稚園園児募集要項についての報告を求めます。
白土保育園・幼稚園担当課長
 それでは、お手元の中野区立幼稚園園児募集要項(資料6)に基づきまして、御報告をいたします。
 まず、1の入園申込資格でございますけれども、申込受付日、9月29日、30日に中野区に入園対象の幼児とともに在住している保護者でございます。
 2の入園対象でございますけれども、4歳児、3歳児ともでございます。
 3の募集人員等でございますが、いずれの幼稚園も2年保育、3年保育、いずれも16人の募集となってございます。
 申込受付日は、9月29日と30日ということでございます。
 その下の(2)のところをごらんいただきたいと思いますけれども、障害のあるお子さんもすべての幼稚園で募集をいたします。ただし、障害の状況によっては入園できない場合があるということでございます。
 それから、(3)のところでございますが、5歳児の募集につきましては、欠員のある幼稚園で随時受け付けます。
 それから、(4)のところでございますけれども、やよい幼稚園及びみずのとう幼稚園につきましては、幼児総合施設推進計画に基づきまして、平成22年度から認定こども園に転換いたします。これに伴って、施設の一部を使用して、認定こども園へ転換するための改修工事と運営事業者による子育て支援サービスを実施していきますので、御了承ください、という内容を書いてございます。
 それから、認定こども園への転換でございますけれども、保護者の方に周知をするために、別にチラシを作成いたしまして、募集要項と一緒に配布することにしております。その中で区立幼稚園児としての募集、在園は平成21年度限りであること、それからそれぞれの認定こども園の類型、それから平成22年度以降の保育料等について説明をしてございます。
 4の提出書類につきましては、そこに記載してあるとおりでございます。
 5の選考方法につきましては、募集定員を超えた場合につきまして、各幼稚園で抽選を行います。
 (1)の抽選日時及び会場につきましては、10月17日に各幼稚園で行います。
 それから、7のところでございますが、入園料及び保育料でございます。入園料は2,400円でございますが、米印のところにつきましてごらんいただきたいと思いますけれども、区立幼稚園の保育料につきましては、平成21年度は月額9,900円、22年度からは月額1万1,350円というふうになります。また、やよい幼稚園及びみずのとう幼稚園につきまして、平成22年度以降につきましては、運営事業者が設定した保育料が適用されますというふうに記載してございます。
 認定こども園の保育料については、まだ未定でございますけれども、先ほどのチラシのQアンドAの中で、大体目安となる金額について記載してございます。また、区からの補助金、これを差し引くと、どの程度の負担になるかという目安を示してございます。
 この募集要項でございますけれども、9月5日号の区報、それからホームページへの掲載、それから区立幼稚園、児童館、図書館、地域センターへのポスター掲示により周知を図ってまいりたいと考えてございます。
委員長
 ただ今の報告について質疑はございませんか。よろしいですか。ただ今の報告については終了いたします。
 中野本郷・北原・かみさぎ学童クラブの運営事業者募集及び今後のスケジュールについての報告を求めます。
野村地域子ども家庭支援センター担当課長
 それでは、お手元に配付をしております資料(資料7)に基づきまして御報告させていただきますが、その前に一言申し上げます。本来ですと、今回の公募に際しまして、先立って当委員会で御報告するのが丁寧なところだったのかなと思いますが、若干御報告のタイミングがおくれましたので、そのことについておわび申し上げます。
 なお、今回のこの3学童クラブの公募の内容につきましては、前回、谷戸学童クラブの公募と、内容、公募要項等については基本的に同様なものでございます。
 それでは、御報告させていただきます。
 既に当委員会でも御報告いたしておりますように、来年4月、平成21年4月に、中野本郷、それから北原、かみさぎ、この各学童クラブにつきまして、その運営を民間委託をいたすところでございます。それに先立ちまして、その運営事業者の公募を行いました。
 その状況でございますが、公募の期間でございます。本年7月31日に事業者を対象に説明会を実施いたしました。公募期間といたしましては、8月1日から8月22日までの期間を設定いたしております。
 なお、この募集要項につきましては、当区のホームページにも掲載をし、公表をしているところでございます。
 応募状況でございます。団体としては5事業者。株式会社が4社、それからNPO法人が1団体、計5事業者から具体的な応募がございました。
 今後のスケジュールでございますが、今月から――当委員会のきょうの御報告後でございますけれども――各応募事業者が現に運営をしております学童クラブの視察調査を行います。また、各事業者の財務状況につきましても、専門機関に委託をし、調査を行うところでございます。さらに、御提案をいただいている企画内容、提案内容についての審査を行い、10月の末に事業者を選定いたしたいというふうに思っております。
  その後でございますが、選定をいたしました事業者を交えまして、各学童クラブの利用児の保護者と協議の機会を設け、年が明けまして来年2月の中旬ぐらいからは準備のための委託、それから来年4月からは運営の全面的な委託という運びで持っていきたいというふうに思っております。
 なお、各学童クラブの保護者につきましては、この間どの学童クラブにつきましても、計5回ずつでございますが、説明会を行って、この内容について、保護者の方々の御意向を伺いながら進めてきているところでございます。
委員長
 ただ今の報告について質疑はございませんか。
山口委員
 計15回の説明会を行われたということなんですけれども、保護者の方からの意見で特徴的なことであるとか、今後選考にあたってどういった反映をしていくですとか、その点をお聞かせ願えますか。
野村地域子ども家庭支援センター担当課長
 事業委託ということにつきまして、保護者の方々の反応といたしましては、おおむね了解をいただけている。大きな反対というものはございません。ただ、せっかくの事業委託に際しては、さらにサービス内容の向上を図ってもらいたいという御要望をいただいてございます。
 それから、その選定におきましてでございますが、基本的には私どもは評価項目を設けまして、実際に運営をされているところを視察をさせていただき、一つひとつ項目ごとにチェックをさせていただく。それと、提案内容が具体性を持ったものなのかというようなところを、総合的に判断をさせていただいて、庁内で組織をいたします選定委員会の中で選定を行っていきたいというふうに思っております。
委員長
 ほかに質疑はございませんか。なければ、以上でただ今の報告については終了いたします。
 続きまして、7番、地域子ども家庭支援センター等の開設についての報告を求めます。
浅野子育て支援担当課長
 それでは、地域子ども家庭支援センター等の開設について(資料8)御報告させていただきます。
 これは平成20年10月に子どもと家庭を支える地域づくり方針、これに基づきまして、地域子ども家庭支援センター等の開設について準備を進めてまいりました。この10月にいよいよ開設ということでございますので、この場をおかりしまして、どのようなことをやっていくかということを報告させていただくものでございます。
 まず、地域子ども家庭支援センターでございますが、これは地域の子育て支援の中核という役割を果たしていきたいというふうに考えております。そこで、区内を四つ、これはおおむね現在の保健福祉センターのエリア、一部違うところもございますが、おおむねそこと同じエリアを対象としまして、そのエリアごとに地域子ども家庭支援センターを開設するものでございます。
 役割といたしましては、庁内にあります子ども家庭支援センターあるいは保健福祉センター、療育センターアポロ園などとの連携を行いまして、各種の総合相談事業あるいは子育てサービスの情報提供、また新たに、一部ですけれども、申請手続の窓口などを行っていくほか、乳幼児親子の仲間づくり、あるいはそういった乳幼児の親子の方たちの支援のための講座等、そういった取り組みを行っていくものでございます。
 主な事業といたしましては、まず相談事業がございます。これは子育て相談、これはこれまでも各児童館ではやっておりますが、さらにこれを対象を広げまして、内容によっては子ども家庭支援センターとの協力で相談を行ったりとか、そういった形で妊娠から出産、育児、しつけ、そういった幅広い相談を対象としていくものでございます。
 それから、次に地域育児相談でございますが、これは助産師、栄養士といった専門家のお力をお借りしまして、子どもの健康に関する相談を行っていくもので、これはおおむね月1回開催を予定しているものでございます。
 それから、次の発達相談ですが、これは親御さんのほうから自分の子どもさんについていろいろ感じていること、その中で発達上のつまずきの可能性がある場合、そういった場合に療育センターアポロ園の職員と協力いたしまして、これも月1回、療育センターアポロ園の職員がセンターのほうに赴きまして、そこで親御さんからお話を聞いたり、あるいは子どもさんの観察を行うと。そういった相談をするものでございます。
 それから、子育てサービスの提供では、母子健康手帳の交付をこのセンターでも行うことにしております。それからあと、取り次ぎ、情報提供ということで、いろんな子育てサービスの業務がありますが、その中で一時保育といった、子どもの預かりを扱うサービス。それと、あと子ども医療に関する申請、そういったものにつきまして、センターで取り次ぎをし、庁内の担当部署のほうに書類を送っていくと。それから、いろいろな区民の方からの問い合わせには、いろんなサービスの紹介という形で答えられるということで、現在窓口関係につきましては、3階の子ども総合相談窓口で職員が研修を受けまして、またマニュアルを整備したもので現在研修を進めているところでございます。
 それから、乳幼児親子の仲間づくりということで、これは乳幼児親子の交流の場というものを設けていくものでございます。これにつきましても、従来やっておりますものをより発展させていく形で進めていくものでございます。
 それから、地域子ども家庭支援センターの地域連絡会、これは地域子ども家庭支援センターを中心にいたしまして、今後中学校区を単位とした地域協議会というものが設立されていきますが、それを地域子ども家庭支援センターのエリア内でまとめる形で、地域連絡会というのを設けまして、その中でその地域の中での子育て支援のあり方、あるいはそういったいろんな関係団体同士のネットワークづくりに中心的な役割を果たしていくものでございます。
 名称でございますが、開設場所に応じまして、南中野児童館内に開設するものを「南部地域子ども家庭支援センター」、仲町児童館内に開設するものを「中部地域子ども家庭支援センター」、丸山児童館内に開設しますものを「北部地域子ども家庭支援センター」、鷺宮児童館内に開設するものを「鷺宮地域子ども家庭支援センター」という名称にいたします。
 開設時間でございますが、月曜日から金曜日までは10時から18時、土曜日につきましては9時から17時の開設時間でございます。
 それから、次にU18プラザ事業、これにつきましては、乳幼児から中高生までの子どもたちの活動を支え、年齢に応じたいろんな育成活動を行おうというものでございます。また、先ほど触れましたけれども、地区懇談会のような、そういった地域の子育てネットワークを推進して、家庭・地域・学校との連携等を深めていくという役割を想定しているものでございます。
 ここにつきましても、相談機能を設けまして、いろいろな相談を受けます。またその中で、先ほど申し上げましたような地域子ども家庭支援センターで行っているいろんな相談につなげていったり、あるいは子ども家庭支援センターとの連携を図って、必要な支援を行っていったりというような役割を、相談機能の中で果たしていくものでございます。
 それから、年代に応じた育成活動ということで、U18プラザにつきましては、中高生事業というものも展開していくことを考えております。例えば現在城山では大学と提携したいろんな事業を展開したりですとか、ボランティア講座を行ってみたりとか、そういった形を行うと同時に、中高生事業につきましては、時間も10時から20時という形で展開をしていく。これは週2回を想定しております。
 それから、地域の子育てネットワークの拠点ということで、中学校区単位の地域協議の場――これは地区懇談会というものでございますが――そういったものをU18プラザが運営いたしまして、地域のいろんな子育てに関する課題の解決等に取り組んでいくと同時に、次世代育成委員との連携を行いながら、地域の子育て活動を支援していこうと考えております。
 開設場所は、これは10月からは城山ふれあいの家で、21年度からはほかに8カ所で開設する予定でございます。
 開館時間は、月曜から土曜が一般的には10時から18時。中高生事業の実施、これは城山の場合は現在、火曜と木曜でこの事業を実施しようというふうに考えておりまして、その日につきましては、10時から20時までを開館時間といたします。
 それから、キッズ・プラザ事業ですが、これは小学生が小学校の施設などを利用して、学年を超えて交流し、豊かな体験ができるように、学校内での放課後の安全で安心な居場所づくりということで展開するものでございまして、現在塔山小学校内に10月からキッズ・プラザ塔山ということで、今、開設準備、現在はちょうど施設の工事をしているところでございます。
 開館時間は、月曜から金曜までが放課後から18時、土曜日と学校休業日につきましては、10時から18時としております。
 これにこういった展開にあたりまして、現在、各センターでの準備とあわせて、例規等の整備、これは所掌事項の明確化、あるいは開館日、開館時間を拡大する施設もございますので、そういった内容につきまして、そこにございますような五つほど、処務規程、要綱、施行規則の改正等を現在進めているところでございます。
 簡単ですが、以上でございます。
委員長
 ただいまの報告について質疑はありませんか。
篠委員
 10月から家庭支援センター、例えば鷺宮児童館で――課長がおっしゃることはよくわかるんですけど――今までの館長がいて、今までやってきた事業との兼ね合いは、地域によく説明できているんですか。変わりますけど、さらにいい形で変わりますよというぐらいの説明は、かなり一生懸命館長がやっている様子なんですが、その辺どうですか。
浅野子育て支援担当課長
 各児童館ごとに、そこの運営協議会の方々とか学童クラブの父母の方とかにも、地域説明等を行ってございます。それで、現在、先ほど報告の中でちょっと漏れまして申しわけなかったんですが、各施設ごとに相談機能を充実いたしますと、先ほど申し上げましたが、各センターごとに相談をできる部屋を、既存の部屋を利用しまして、相談室を設けてございます。その中で相談をしっかりできるようにということと、それからあと場所によってはカウンター等も整備いたしまして、窓口業務的なこともできるような形をとっております。
 それから、PRでございますが、9月20日の区報に特集号という形で、今、御報告させていただいたような内容を踏まえたものを、特集号として載せる予定でございます。
 それから、各地域子ども家庭支援センターごとに新たにホームページを立ち上げます。それはその中で単にそこの地域子ども家庭支援センターの紹介だけではなくて、先ほど申し上げましたような関連する子ども家庭支援センターですとか、あるいは療育センターアポロ園とか、そういったような関連するところにもリンクができるような形のホームページをつくりまして、多くの区民の方に知っていただこうというふうに考えています。
 それから、あわせて今、パンフレットを作成中でございます。これは4万5,000部を作成いたしまして、各児童館、それから幼稚園、保育園、小・中学校、それから医療機関等にも置かせていただいたり、あるいは区内のいろんな各施設に置く予定で、現在作成中という形で、区民の皆さんにいろいろ知っていただこうというふうな努力をしているところでございます。
篠委員
 母子手帳の交付とありますよね。こういう書き方だと、ここ以外では交付がされないというふうに読み取られちゃう可能性があるんですけれども、いいんですか。
浅野子育て支援担当課長
 母子手帳につきましては、現在区役所3階の総合相談窓口と、それからあと保健福祉センター、それから地域センターでも交付をしております。それに新たに今回、地域子ども家庭支援センターが母子手帳の交付場所として加わるものでございますので、御指摘のようなところは、例えばホームページ、区報等でもしっかり伝えていきたいというふうに考えております。
篠委員
 あと、この開設場所が四つありましたよね。この包括する範囲というんでしょうか、そのほかにも同じようなことをするところが、ここにもここにもあるんですよというより、この地域の人はここに行きなさいという案内になっちゃうのか。同じような子育てのお手伝いをするところは、この範囲の中に、ここにもここにもここにもあるんですよというのか。この4カ所のところに中野区じゅうの人がいらっしゃいという形になるのかということは、丁寧に説明できるんですか。
浅野子育て支援担当課長
 一応エリアとして想定しておりますのは、先ほど地域協議会等の関係がございますので、その一つの区切りの中でのエリアというふうに考えております。ですので、基本的には自分の住んでいる近くでここを使っていただくということで考えていただければいいと思うんですが、中には相談によっては、近くでやるのは非常に支障があるのでという方もいらっしゃるので、そういった方については特に拒むものではございませんので、どこでも4カ所で同等のサービスができるような形で展開していこうというふうに考えております。
来住委員
 中高生の――裏面ですが――20時までと。中高生事業日、城山ふれあいの家の開館時間ですね。この20時というのは、特に中学生など、確かに塾であるとか習い事とかありますから、一概に、それぞれの家庭の食事の時間もまちまちであることもまた一方ではありますけれども、20時以降帰るとなると、9時近くになったりするということもあると思うんですけれども、基本的にやっぱり家庭との関係、食事との関係等を考えて、この20時というのは、基本的には利用者や、それから今いる職員、学童、児童館関係の職員等々の中で、この時間の後ろの設定というのは定めてきたということですか。
浅野子育て支援担当課長
 時間延長に伴って、職員は少し従来の勤務とずらしながら、20時の開館終了まで職員が立ち会う形で考えております。
市川委員
 篠委員の質疑に関連してもう一度確認したいのですが、地域子ども家庭支援センターの中の主な事業に、例えば、乳幼児親子の仲間づくりというのがあります。乳幼児親子交流の場、機会の提供ですね。このセンターが4か所開設されます。先ほど篠委員から、この4か所で交流の場、機会の提供がされる、と。それにとどまらず、ほかにもこのような場があるのか、と言う質疑がありましたね。南部、中部、北部、鷺宮にしても乳幼児親子の仲間づくりといった事業がなされる施設が4センター以外にあるんですか。中野区内のあらゆる地域の格差がなくて施設の配置ができるんですか。細かい質問になりますが、どのように施設配置をおさえていますか。
野村地域子ども家庭支援センター担当課長
 今後展開いたします地域子ども家庭支援センターの機能といたしまして、乳幼児親子の仲間づくり、これを支援していこうという機能がございます。もちろん地域子ども家庭支援センターの中にそういった場を設定するということが一つございますが、これ以外に、現時点でも各児童館で子育てひろば事業を行っております。そのほか、区立の保育園あるいは民間保育園等でも、同種類、類似の事業を展開しておりまして、このあたりを今後、私ども地域子ども家庭支援センター展開の中で、もうちょっときちっと体系化をし、区内のすべての子育てひろば事業をきちっと運営し、支援をしていくという体制をつくっていこうというふうに思っております。
 その中の一つの形態といたしましては、私どもがすべて直営で行うということだけではなくて、そういった子ども関連施設に委託する場合もございましょうし、地域の育成活動団体の方々にお願いをするというような場合もあろうかと思っております。この辺の類型ですとか、私どもの支援の仕方ですとか、この辺についてもう少々お時間をいただいて、全体を明らかにしていきたいというふうに思ってございます。
市川委員
 ありがとうございました。
 それで、もう一つ、じゃあそれに関連をしまして、この裏面にキッズ・プラザ事業がありますね。塔山の児童館が10月から先駆けて、キッズ・プラザ事業を展開するわけですね。この事業名が「キッズ・プラザ塔山」になっています。今、担当課長がおっしゃったように、児童館機能の中に、例えば親子乳幼児事業だとか、そういったような機会の場の提供だとか、そういったものを収束して、ネットワークづくりをしていきたいんだというお話がありました。
 それで、このキッズ・プラザ塔山の位置なんですけれども、私はちょっと実際に、これは10月から始まる事業なので、現場を見てきました。ここに限って物を考えますと、子ども家庭支援センターは仲町になるんですよね。ここのエリアがそうなのかな。中部地域子ども家庭支援センター、仲町児童館になるんですね。非常にこれは遠いんですよね。それで、このキッズ・プラザ塔山が今現在、児童館として東部地域センターの中にあるんですよね。その東部地域センターの中の1階に、あれは何といったかな。ピヨピヨクラブだっけ、ありましたね。それがキッズ・プラザ事業として、塔山小学校のほうに一緒に移っていくわけじゃないんだよね。そこに、どうしましょうかということは、一つ課題として残るわけですね。それで、それを利用している親御さんからいうと、今、利用している1階の部屋を使いたいんだと、そんなようなお話もあるわけですね。
 ところが、いわゆるあそこの東部地域センター、あれはこの後出てくる宮園高齢者会館の今度転用で、高齢者会館機能としてあそこの場所を使うことになるので、そういった乳幼児親子の交流の場というのがなくなっちゃうんですよね。引き続き残してほしいといったような要望が、地域の町会の皆さんにもかなり伝わりまして、地域が一生懸命動いているんですよね。そういうことに対しての努力というか、区側の姿勢といったものも、10月から実際に事業が展開されるわけですよね。そういった中で、例えばこの塔山のような場合をどういうふうに考えているか。そこいらのところをちょっと尋ねておきたいんですね。お願いをします。
野村地域子ども家庭支援センター担当課長
 本年10月からこの塔山児童館の機能が塔山小学校の中に移転をする。そこでキッズ・プラザ事業を展開し、あるいは学童クラブ事業も同時に学区内展開をするというところでございます。本年度中におきましては、塔山児童館、9月の末で廃止となりますが、当面私どもの子ども家庭部の所管する施設、財産としては存続いたしますので、この地域子ども家庭支援センターあるいは城山のふれあいの家がU18プラザということになりますが、こちらの職員が御支援をするような形で、地域の方々とこの乳幼児ひろば事業、子どものひろば事業を展開したいというふうに思っております。
 その後でございますが、この後保健福祉部のほうからの報告事項の中にもございますけれども、現在の東部地域センター、それから塔山児童館の複合施設の1階部分、現在の児童館部分にそういった子育て支援のための機能を存続させるということで、庁内的な調整を図ってございます。
委員長
 ほかに質疑はございませんか。なければ、以上で本報告について終了します。
 続きまして、8番、宮園高齢者会館の移転についての報告を求めます。
鈴木中部保健福祉センター所長
 それでは、宮園高齢者会館の移転について御報告いたします。お手元の資料(資料9)をごらんください。
 趣旨でございます。宮園高齢者会館につきましては、10か年計画の中で、ことしの9月末で廃止されます塔山児童館の跡に移転するということになってございます。
 次は建物の概要です。御承知だと思いますが、東部地域センターの併設の建物の1階部分でございます。広さといたしましては、407.95平方メートル。
 整備する施設の機能と運営でございます。高齢者会館につきましては、地域の高齢者の憩いと交流の機能。そして、地域の高齢者の健康づくり。そして、介護予防の機能。今後は特に3番目でございますが、地域の高齢者の見守り、支えあいのネットワークの拠点としての役割、こういったことについても果たしていきたいというふうに思ってございます。
 運営につきましては、高齢者会館の運営は、現在順次、地域団体やNPO、社会福祉法人などに委託を進めてございます。この宮園高齢者会館につきましても、移転に合わせて委託を考えてございます。
 なお、建物の1階の部分、一部になりますけれども、地域の子育て支援のための子育てひろば機能も確保するという考え方でございます。
 最後に、スケジュールでございます。本年9月以降、利用者や地域を対象にいたしました意見交換会を行います。その後、来年度、平成21年度中に建物の設計や改修工事を行います。そして、平成22年4月に移転、開設と、そういったスケジュールでございます。
 以上、御報告申し上げます。
委員長
 ただ今の報告について質疑はございませんか。
市川委員
 先ほどの所管事項の報告の質疑の続きになるような……。このスケジュールを見ると、先ほどのお話を、担当課長のほうから答弁があったように、解決をしますということ。今も説明が中部保健福祉センター所長のほうからあったとおり、1階の部分に子育て支援のための機能を確保するんですよね。けれども、このスケジュールを見ると、21年度中は基本・実施設計で改修工事なんだよね。実際に開設するのは、平成22年の4月なんですよね。それまでの間に、まだあと1年半ある。この1年半はどうするのかということを、先ほど実は聞きたかったんですね。だから、ここに収束されて、きちっと、例えば乳幼児親子事業だとかいったようなものの機会の提供、場の提供ができることはわかりました。けれども、この間の期間というものはどうするんですかということを触れておきたいんですけれども、ちょっとこれ今、所管事項が宮園高齢者会館の移転のことだから、ずれちゃうんですね。だから、これはもう答弁は結構ですから、これについてはまた後で説明を個人的にいただきますけれども、こういったことも本当は答弁してくださいね。お願いします。これは要望です。
田辺子ども家庭部長
 すみません。答弁がちょっと不十分で申しわけありませんでした。先ほど課長からもお話ししましたように、今年度中、1年半のうちの半年分につきましては、子ども家庭部の所管施設ということで、城山ふれあいの家の事業として運営をさせていただこうと思っています。今後、21年度中、設計、工事とありますが、どの程度の工事期間になるかということも十分保健福祉部と調整した上、休止せざるを得ない期間について、代替の施設について検討していきたいというふうに思っています。
来住委員
 その宮園高齢者会館を移転した後の高齢者会館、現在の宮園高齢者会館については、検討はどのようになっているんでしょうか。
鈴木中部保健福祉センター所長
 移転した後の宮園高齢者会館の用途につきましては、未定でございます。
来住委員
 未定ですよね。としますと、特に今現在の宮園高齢者会館を利用されている方々は、中央一丁目の方々、それから東中野一丁目の方々。いわゆる山手通りから神田川に、大きくはエリアとしてはその一画での活動をされている高齢者団体や老人クラブの皆さんになっています。それで、多く出されている声は、山手通りを越えて、今整備されようとしている塔山児童館の跡に高齢者会館を移すということに対しては、たくさんの方々から私には困る、と。やはり今使っている宮園高齢者会館が安全だし――山手通りを越える必要もないので。しかも何年もこれまで利用してきたし、しかも今、おっしゃったように、すぐに宮園高齢者会館をどうするという計画もない中で、であるならば、今までのように利用ができるようにしてほしいんだという声なんですけれども、それは届いていますか。そういう声をお聞きですか。
鈴木中部保健福祉センター所長
 10か年計画の策定の際に、利用者の皆様との意見交換、そういった場を持ってございます。そういった中で、その当時御利用されていた皆様方の中から、高齢者会館の移転についての、委員がおっしゃるような御意見があったということについては承知してございます。
 その後、さまざまなやりとりの中で、10か年計画の策定の過程の中では、地元の皆さんも宮園高齢者会館の塔山児童館跡への移転ということついては、おおむね御理解されているのかなというふうに認識してございます。
来住委員
 一部にはそういう声もあるかもしれませんが、現実には地域の中では、今の宮園高齢者会館が非常に使い良いという声も多々あるということは、きちんと認識してほしいと思うんですね。
 同時に、今の東部地域センターの事務室の裏には、高齢者集会室というのも機能していまして、団体でも使えるようになっていますし、特に高齢者の団体や利用者が使える集会の部屋として確保されているわけですね。ですから、そういうことも考え合わせるならば、もう少しきちっと地域の声を把握していただくと。
 あわせて子育てひろば事業についても、私も地元では、引き続き今の場所で、塔山児童館の跡でできるように、という声もいただいているわけですから、慌ててこの段階で、22年4月の開設をするから、この段階でそういうスケジュールを決めて、それに合わせて21年度中に実施設計、改修工事をするということを前提とした説明会、そういうものではなくて、やはりもう少し今後の子育てひろば事業も含め、高齢者への配慮も含めた、区民施設のあり方、利用の転換をどうしていくのかという、もう少し内部的にもきちんしたものを持って、そして地域の中にきちんと説明をして、そして地域の意見を、子育てや高齢者を含めて地元の意見をきちんと酌んで、やはり今後の展開、施設の利用の転換をすべきだと思うんですね。
 ただ、このところいろいろ変更があったりして、いろんな声もいろんな施設の面ではありますので、ましてやここでは児童館の廃止ということに伴うものではありますけれども、そこはもう少し十分な検討をする時間、地域への説明の時間、それを把握して、持ち帰って、区として検討していくという、そのことも含めて、私は改めてこの問題、この場所については再検討すべきだと思いますけれども、いかがですか。
鈴木中部保健福祉センター所長
 現在の宮園高齢者会館につきましては、建物のつくりが3階建てでエレベーターもないといったような状況がございます。これは高齢者の皆様方、今も利用されている皆様方からも、なかなか階段を上って上のほうまで行くというのは大変だというような声もあるところでございます。そういったことで、やはり高齢者にとって使い勝手のいい、ワンフロアで事業が行えるような、そういった場所というのは、私どもも求めておりましたし、今回それが塔山児童館跡への移転でようやく実現するといったところだというふうに思ってございます。
 そういった移転に伴って、非常に使い勝手がよくなるだとかという、そういった面などもやはり考慮していかなきゃいけないというふうに、そういったことも重視していかざるを得ないのかなというふうに思っているところでございます。
 今後整備にあたりましては、利用者の皆さんの声を伺いながら、より使い勝手のいいレイアウトだとか配置だとか、そういったことについては努めていきたいというふうに思っております。
委員長
ほかに質疑はございませんか。なければ、ただ今の報告について終了いたします。
続きまして、9番、第六中学校跡施設の活用についての報告を求めます。
大橋障害施設担当課長
 第六中学校跡施設の活用について(資料10)報告いたします。
 前回の厚生委員会でも報告をさせていただきましたが、区立第六中跡地施設について、下記のとおり、区内の社会福祉法人及び学校法人に対し貸し付けを行い、暫定的な活用を図ることします。今、貸し付けの内容の詳細等が出てきておりますので、御報告いたします。また、あわせまして、8月21日に地域説明会を行いました。その報告をいたします。
 本報告につきましては、総務委員会、また文教委員会、この厚生委員会で報告するものであります。
 貸し付けの内容の詳細につきまして、以下の内容で現在各法人と調整を図っております。
 私のほうの所管になります、まず1番目、社会福祉法人愛成会愛成学園につきましては、貸付期間が平成20年の9月から21年の10月。9月、10月で必要な改修を行って、11月から学園の利用者の方が日中通っておいでになるというところです。また、給食室を使っての食事をつくって、愛成学園のほうに朝と夕方運ぶと。昼間はこの六中で食べると、そういうものです。
 使用部分といたしましては、六中跡地の校舎で、旧管理棟と言われていた1階の部分、約5教室程度を使用いたします。先ほど申しましたように、給食室もそこに含まれます。
 使用料等については、現在精査中ですが、高熱水費は実費をいただくことになっております。
 内容といたしまして、日中活動につきましては、愛成学園の利用者の方の主に作品等の作業、または受注を受けての軽作業とか、あとクラブ活動、またレクリエーション活動等を行うと聞いております。貸し出しの内容の中で、まず日中活動につきましては、月曜日から金曜日、大体時間が9時から5時まで。そして、先ほど申しました給食調理がありますので、こちらは月曜から日曜、365日で調理業務で給食室を使用すると、そういうものであります。
2番目の学校法人誠美学園大妻中野中学校・高等学校につきましては、お読み取りいただきたいと思います。
 貸し付けの条件等につきましては、行政財産のままの貸し付けを行うものです。また、建物は必要な範囲で、使用者の負担において変更を行うことを条件にして、使用許可を行うと、そういうものであります。
 続きまして、8月21日、地域説明会の報告をいたします。
 野方地域センターの洋室を使いまして、8月21日の夜7時から8時20分の間で実施いたしました。参加された方は35名でございます。
 そして、この質疑の内容につきまして、所管の範囲に入るものといたしましては、裏面をごらんいただきまして、裏面の一番下の質問でございます。愛成学園は入所施設もあるようだが、更生施設として24時間使用するのかと、そういう御質問がありまして、この点につきましては、主に日中活動として使用するものであり、利用者が夜間宿泊するとか、そういう使用は行わないと、そういう回答をさせていただいております。
 ほかの御質問、また回答については、お読み取りいただきたいと思います。
 私からは以上です。
委員長
 ただいまの報告について質疑はありませんか。
来住委員
 愛成学園の現施設は、入居というか、宿泊というか、24時間の方々がお住まいですよね。今回は建てかえに伴う賃貸でしたよね。そうすると、その部分は今のこちらで確保されて、宿泊部分はしないという、そういうことなんですか。ちょっとすみません。
大橋障害施設担当課長
 愛成学園さんにつきましては、建物の全面建てかえを行うということですけれども、60名の女性の入所者の方がおいでになりますけれども、今、1棟だけは新しい建物でありますので、1棟部分等を使って、もう一つ順次建てかえの中で工夫しながら、夜生活する部分については、現地で行う。そのかわりやっぱり日中活動部分、また給食施設については、どこか使えるところということでお話をいただいて、検討した結果でございます。
委員長
 ほかに質疑はございませんか。
 なければ、ただ今の報告については終了いたします。
 続きまして、10番、その他で報告はございますか。
白土保育園・幼稚園担当課長          
 本郷保育園の移転について口頭で御報告いたします。
 8月の末の金曜日、土曜日に引っ越しを行いまして、9月1日月曜日から新園舎で保育を開始してございます。ただ、9月1日につきましては、給食を近隣の弥生保育園で調理して運搬してございますが、次の日以降は現園で調理をしてございます。
委員長
 ただ今の報告について質疑はございませんか。よろしいですか。なければ、以上で本報告を終了いたします。
 ほかに報告はありませんか。
 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。
 審査日程のその他に入ります。日程について協議したいので委員会を暫時休憩します。
 
 (午後2時52分)
 
  再開します。
 
 (午後2時52分)

委員長
 次回委員会は第3回定例会中とし、急な案件が生じた場合は委員長から招集させていただくということでご異議ございませんか。

[「異議なし」と呼ぶ者あり]

委員長
 ご異議ございませんので、そのように決定いたします。
 本日予定した日程はすべて終了しましたが、委員、理事者から特にご発言はありませんか。
篠委員
 ちょっと確認しておきたいんですが、成人健診は何歳と何歳ですか。お医者さんのほうと歯医者さんのほうと、何歳までで、有料かどうか、それに触れてちょっと確認しておきたい。
尾﨑健康推進担当参事
 今年度大幅に健診の仕方が変わりまして、1点目は医療保険者が行う特定健診というのがございます。これは40歳から74歳までが対象になります。それから、75歳以上の方は後期高齢者医療制度がスタートしましたので、その75歳以上の方の健診というのが、また別にございます。
 そのほかに、医療保険に加入をされていない方、例えば生活保護の受給世帯の方。それと、今まで区がやっていた区民健診は35歳から対象にしておりましたので、35歳から39歳までの方、こういった方につきましては、区独自の健康づくり健診を実施しております。
 今、先生が御指摘された中で、例えばがん検診とか成人歯科検診、あるいは眼科検診、そういった基本的な健康診査以外の検診もございまして、これをすべて健診という形で実施しているものでございます。
 負担につきましては、自己負担額というものを設定しております。ただ、先ほど申し上げた区独自の健診につきましては、例えば生活保護世帯の方、そういった方がございますので、その部分についてはございません。それ以外の特定健診あるいは高齢者の健診、そうしたものにつきましては自己負担金という形で設定をさせていただいています。またあと、がん検診等ということになりますけれども、そちらのほうにつきましても、自己負担金というのを設定させていただいておりますので、そういった中で健診を実施しております。
篠委員
 無料というのは、生活保護というところを除きますと、すべてにお金がかかるということなんですね。
尾﨑健康推進担当参事
 今年度の内容で、先ほど申し上げましたとおり、自己負担金につきましては、例えば35歳から39歳、そうした中でも非課税世帯の方につきましては無料になりますし、それから生活保護世帯の受給者の方につきましても、それは自己負担金を徴収しないというふうになっております。
篠委員
 ですから、そうじゃない方については例外なくお金はいただくんですね。
尾﨑健康推進担当参事
 基本的にはいただきます。
篠委員
 歯科についてはどうですか。
尾﨑健康推進担当参事
 成人歯科検診につきましても、200円の自己負担金をいただいております。
委員長
 ほかにご発言はありませんか。
野村地域子ども家庭支援センター担当課長
 既に厚生委員会の委員各位のところに御案内を差し上げておりますが、先ほどのキッズ・プラザ塔山の開所式の件でございます。10月4日土曜日午前11時からということで予定しておりますので、よろしくお願いいたします。
委員長
 ほかにご発言はありませんか。
 なければ以上で厚生委員会を終わります。

(午後2時58分)