平成17年02月04日中野区議会中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会の会議録 中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会会議記録 ○開会日 平成17年2月4日 ○場所 中野区議会第2委員会室 ○開会 午後1時02分 ○閉会 午後5時27分 ○出席委員(14名) 市川 みのる委員長 むとう 有子副委員長 佐野 れいじ委員 伊藤 正信委員 吉原 宏委員 高倉 良生委員 かせ 次郎委員 飯島 きんいち委員 佐伯 利昭委員 佐藤 ひろこ委員 来住 和行委員 若林 ふくぞう委員 斉藤 高輝委員 池田 一雄委員 ○欠席委員(0名) ○出席説明員 区長室長 田辺 裕子 まちづくり総合調整担当部長 那須井 幸一 政策計画担当課長 鈴木 由美子 保健福祉部長 菅野 泰一 保健福祉部経営担当課長 寺嶋 誠一郎 健康づくり担当課長 今 恵里 都市整備部長 石井 正行 都市整備部経営担当参事 服部 敏信 公園緑地担当課長 斎木 正雄 中野駅周辺整備担当課長 豊川 士朗 ○事務局職員 書記 松本 桂治 書記 廣地 毅 ○委員長署名 審査日程 ○陳情 (新規付託分) (16)第60号陳情 警察大学校等跡地の区画道路1号につながる区境に面した南北の道路等について (継続審査分) (16)第14号陳情 警察大学校等跡地の立地を生かした防災公園について (16)第16号陳情 中野駅北口広場の存続について (16)第19号陳情 警察大学校等跡地の開発利用計画について (16)第23号陳情 警察大学校等跡地の広域避難場所及び環境について (16)第30号陳情 中野駅周辺まちづくり計画について (16)第35号陳情 警察大学校等跡地利用について (16)第36号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の撤回などを求めることについて (16)第44号陳情 安全と環境重視の視点で、警察大学校等跡地の利用を進めることについて (16)第45号陳情 警察大学校等跡地に防災公園街区整備事業等の手法で防災公園をつくることについて (16)第46号陳情 「中野駅周辺まちづくり計画」の策定と住民投票制度について(2項) (16)第47号陳情 警察大学校等跡地の売却条件の再検討を財務省に要望することについて (16)第56号陳情 警察大学校跡地に、みどりの防災公園と総合グラウンド・スポーツセンターを建設することについて ○要求資料の提出 1 平成15年5月時における中野駅周辺まちづくり計画(案)への導入施設の検討状況について(中野駅周辺整備担当) ○所管事項の報告 1 中野駅周辺まちづくり計画素案について(中野駅周辺整備担当) ○その他 委員長 定足数に達しましたので、本日の中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会を開会します。 (午後1時02分) 傍聴希望者が15名を超えておりますが、希望者全員の傍聴を許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 委員長 では、審査日程(案)(資料1)でございますが、休憩にして協議をいたします。 (午後1時02分) 委員長 委員会を再開します。 (午後1時03分) 委員会をいま一度休憩にします。 (午後1時03分) 委員長 委員会を再開します。 (午後1時04分) それでは、本日は休憩中に協議したとおり進めさせていただきます。 [1]初めに、要求資料の提出について。前回来住委員の方から要求資料の提出のお求めがございました。説明を中野駅周辺整備担当から受けます。 豊川中野駅周辺整備担当課長 それでは、資料要求のありました平成15年5月時における中野駅周辺まちづくり計画(案)への導入施設の検討状況についてを、今お配りしました資料(資料2)に沿って御説明をしたいと思います。 平成15年5月に、当時中野駅周辺まちづくりを担当しておりましたまちづくり課が中野駅周辺まちづくり計画(案)を作成するに伴い、関係各課に対しまして、その当時想定される導入施設の検討状況、こういったものを調査をしました。その結果をまとめましたのが今お手元にあります資料の表でございます。 調査対象といたしました主管課といたしましては、上から順にいきますと、交通対策課、公園緑地課、資源循環推進課、清掃事務所、道路課、防災課、住宅課、生涯学習課、庶務課となっておりまして、想定施設名称、それから規模などは、今ごらんいただいているとおりでございます。ただ、これはその当時の各所管としてのあくまでも想定ということでございまして、これがすべて当時区の計画として確定をしていたということでは必ずしもございません。こういったものが所管としては必要と認識をしているという程度のものであったというふうには聞いております。こういったことで、その当時このような内容を一定整理をしたというふうなことでございます。 委員長 来住委員、質疑はありますか。 来住委員 資料ありがとうございました。出していただきました資料ですが、主管課がかなり多岐にわたっていますので、まず公園緑地課の部分ですが、中央部防災公園、これを当時といいますか、平成15年5月時における公園緑地課としての要望をされたということですが、もう少し中身を御紹介いただけますか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 そこにあるとおりでございまして、この当時の想定といたしまして、土地利用転換計画案にもありますような中央部防災公園ですね、約4ヘクタールの地区公園といったものを所管としては出したということでございます。 来住委員 後ほど報告がある計画素案との関係もございますので、中央部防災公園の中身、当時公園緑地課が求めていたもの、その位置付けは、公園緑地担当課長いかがですか。どういう位置付けをされていましたか。 斎木公園緑地担当課長 こちらで提出した書類の中身ですけれども、理由としては、中野区は、御案内のとおり公園面積が少ないということで、少しでも広くしたい、そういった意味では、跡地に防災公園を設置してほしい、そういう理由でございます。 では規模はどうかという話ですけれども、そこに書いてありますとおり、地区公園クラスの4ヘクタールということで提出した。ですから、そこに書いてあるとおりということでございます。 来住委員 4ヘクタールの防災公園の要望をされて、その理由等については、当時の2001年の土地利用転換計画案の中に示されていることで位置付けとして要望されたというふうに理解をいたします。 さらに、防災課の方に・・・・・・きょうは課長いらっしゃらないんですか。 委員長 前回の委員会で出席要求がないんです。 来住委員 ずっと出ていただくことになっていた……。 委員長 委員会を休憩にします。 (午後1時09分) 委員長 委員会を再開します。 (午後1時09分) 来住委員 委員長にお聞きしたいことがある。 委員長 委員会を休憩します。 (午後1時09分) 委員長 委員会を再開します。 (午後1時21分) この要求資料に基づきまして、来住委員、質疑をどうぞ続行してください。 来住委員 防災課のこの時点での計画案への課としての要望、防火水槽、備蓄倉庫、仮設トイレ、生活用水井戸、ヘリポート、駐車場というふうになっています。もちろん4ヘクタール等々の防災公園という位置付けは計画案の中にあったわけですが、それ以上の当然中身については、防災関係については、特にこういう施設設備については、位置付けがその後の計画案の議論にゆだねられていたわけですね。ここで、こういう形で防災課が施設整備について要望された、これはその根拠はどこに持たれているんでしょうか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 今、委員御指摘の6項目についてですが、防災課に問い合わせましたところ、こういった防火水槽、備蓄倉庫等、具体的に数字が出ておりますが、これは特にその当時何か計画上の位置付けがあったというわけではないというふうに聞いております。一般的に広域避難場所に指定されているということから考えて、おおむねこれぐらいのものが必要じゃないかということで回答をしたというふうに聞いております。 来住委員 そういう中野の中心部につくる防災公園の中に必要とされる施設ということで、当時こういう中身が出されたんだろうと思うんですが、既に平成12年の段階で東京都が都立公園の震災時利用計画の位置付けというのを出しております。もちろん都立公園ではありませんから、規模も違うわけですが、例えば光が丘のこういう都立公園の中に用意される震災時のいわゆる計画、こういう中身と、きょう示していただいた防災課の当時の出された6項目については、かなり準じているというふうに私は見受けました。そういう点での東京都の防災利用計画がもとになって、きょう示されたような中身での具体化、要望を当時されたんではないかというふうに私はここから感じているんです。かなり具体的ではないですか、防火水槽100トン槽を2基だとか、仮設トイレが500個であるとか、ヘリポートを含めて、かなり数字も含めた具体的な提案をなさっているということは、何らかのそこにもとがあるんではないかと思うんだけど、それは先ほど紹介したそういう東京都の位置付け、いわゆる都立公園に準ずるような位置付けがされてこういう要望がされたのかなというふうに思うんですが、そこは確認できますか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 今御指摘のような、どういった根拠かということまでは確認はしておりません。その当時、一般的にこういったものが必要じゃないかというふうな想定をしたというふうに聞いております。 来住委員 確認ができないんだと思うんですよ、当事者ではないですからね。例えば光が丘の公園なんかの場合には、ここまで準備されているかは別にしても、発災、いわゆる震災が起きてからの3日間をどうする、そしてさらに4日目からの3週間をどうする、例えば、そこでは当然仮設住宅の用地としてどの部分を確保する、そういうことまで位置付けながら、さらに3週間以降の公園の利用について、かなり具体的な方向性を都立公園のこの震災時の利用について、東京都が示す中で、それぞれで具体化をされているわけです。 したがって、きょう示していただいた防災課のこの要望も、そういうものに準じながら、当然中野区として、この01年の計画案に基づいて要望されたんだろうと--ちょっと確認できませんので残念ですけれども、もう少しそこを詳しくお聞きしたいんですが、課長がいらっしゃらないということで、次回にしたいと思うんですが、それで今回のこの要望の資料、これは01年の計画案の整備方針、いわゆるこの計画案をもとにして、防災課も公園緑地課もそれぞれの所管も要望をしたということでよろしいんですね。 豊川中野駅周辺整備担当課長 各所管とも、どういったものを根拠に要望したかというところは、ちょっとまだ知るところでありませんが、いずれにしましても、その当時、所管としては、関係するいろんな計画等を踏まえて要望したというふうに聞いております。 来住委員 それはもうだって、防災公園の4ヘクタールという数字まで出ているんですから、転換計画案がもとにならなければ、各課から要望を出せないでしょう。先ほど公園緑地担当課長だって、そこがもとになっているとおっしゃっているんですから、それはそれぞれの課から出ていますけど、そこがもとになって各課から出されたということでしょう。 豊川中野駅周辺整備担当課長 この検討状況の調査の際は、どういったものが想定されますかということを文書でお願いしましたわけでして、理由など詳しくまでは求めておりません。そういったことから、そのときどういう判断をしたかというのは、今となってはなかなかわからないという状況であります。 来住委員 考えられないじゃないですか。一つの課が要望するのに、何かがもとになければ数字を含めて出せるわけないじゃないですか。だって、さっき課長は、転換計画案がもとになっていると、4ヘクタールという数字はほかにないんですもの、そこにしか。それをもとにして出されているんですよ。なぜそう拒まれるんですか。違うんですか。根拠となる、何かほかにあるんですか。各課から出されています、かなり具体的じゃないですか。駐輪場にしたって。 いいですか、転換計画案の中の具体的な避難場所の整備の方針、紹介しませんけど、3点にわたって具体化されているんですよね。例えば、災害対応の拠点として防災対策の整備と必要な水、食料、物資等の備蓄を行うことから始まって、広場の面積も含めて具体化されているわけですから、ここがもとになって各課から、では、なぜ平成15年5月の時点で各課に求められたんですか、要望を出すように。 豊川中野駅周辺整備担当課長 これは、冒頭申し上げましたとおり、平成15年5月あたりから、中野駅周辺まちづくり計画を検討するに際しまして、こういった、例えば公共施設、そういったものはどれぐらい現在想定できるだろうかということで、この調査の基礎的な参考資料としてこういった調査をしたということでございます。 来住委員 それじゃ、中野駅周辺まちづくり調査委託をなさったのは--この各課に要望を出させた時と、調査委託をしたのはいつですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 委託をしましたのは、15年度は、たしか15年の6月からだったと記憶しております。 来住委員 ですから、調査委託をする際に、まちづくり課として各課が何を要望するのかということを書面で各課に出すように求められたんじゃないんですか。 もう一つ、時間があれですからあわせて聞きますが、調査委託の皆さんがなさったその目的は何ですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 御質問は二つあろうかと思います。 まず、前段の御質問ですが、これは繰り返しになりますが、まちづくり計画を検討するに当たりまして、公共施設としてはどのようなものが想定されるであろうかというふうな、一つの基礎的な資料として、所管の方で集めたというふうなことです。 それから、調査委託の目的でありますが、これは、以前から申し上げておりますけれども、清掃工場の建設が中止になって、この跡地の土地利用のより現実的な検討をしたいと、それとあわせて、跡地だけではなく、中野駅周辺全体をあわせた総合的なまちづくりを検討したいということから調査委託をしたというものでございます。 来住委員 調査委託を6月にしているわけですが、その仕様書の中で、当然委託の目的がはっきりうたわれると思うんですけれども、この移転跡地土地利用転換計画案は、その目的の調査する中には入ってないんですか。中野区が委託したときの目的の中には。 豊川中野駅周辺整備担当課長 転換計画案そのものは、この調査委託をした時点では一つの完結といいますか、でき上がっておりますので、それをまた新たに調査をするということはないと思います。 来住委員 違うんですよ。ちゃんと仕様書にあるじゃないですか。委託の目的ですよ。これは、だって、1,470万円で東京新都心建設公社に委託した目的は、中野駅周辺を対象に中野駅周辺地区整備構想や警察大学校等移転跡地土地利用転換計画案、中野二丁目地区市街地整備計画案などを踏まえて、中野駅周辺まちづくり計画素案を作成することを目的とするとなっているんですよ。当然、委託をする前に、各課にどういう施設を求めるのかということを、5月の段階で各課に求められたわけでしょう。しかも、委託した仕様書が、その足場となるのが、警察大学校等移転跡地土地利用転換計画案、この案が調査する上での目的の中の一つになっているんですよ。当然、各課から出てくるのは、そこをもとにした各課の要望が具体的に7項目ですか、防災課は6項目を出したということになるんじゃないですか。それも否定されるんですか。 那須井まちづくり総合調整担当部長 当時、転換計画というのは策定されていたわけですから、転換計画にある数字を例えば公園緑地課が言ってきたかもわかりません。これは平成15年5月に出してきたものでございまして、その後、きょうこれから御説明しようとしている素案、そういったものに考え方を盛り込んでいく、それからもちろん、今防災のことも御指摘にありましたけれども、これから調整していかなきゃならないこともあるわけでございます。そういった中で、関係各課と十分協議しながら、きょう素案を御説明させていただこうと思っているところでございます。 来住委員 ですから、経過があるわけですね。いわゆるまちづくり計画の調査委託をした、中野駅周辺まちづくり調査の委託をした、委託に基づいて調査されたものがたたき台になるなりして、言ってみれば、きょうのこれから報告されるものにまでつながってきているわけでしょう。もとはそこにあるじゃないですか。その最初の調査、いわゆる委託をされたまちづくりの調査のもとに、繰り返しになりますけれども、土地利用転換計画案、これを踏まえて中野駅周辺まちづくり計画素案を作成するということを目的とされて委託されたんではないですかと。これ、仕様書の目的の中に明記されているんですから。そうでしょう。 那須井まちづくり総合調整担当部長 転換計画案が一つ当時あったわけですから、それも踏まえ計画をしているわけですけれども、転換計画案のとおりこのまちをつくるというようなことを調査内容としたものではございません。そういった計画がありますよということでございまして、清掃工場が必要ないというような状況の中で転換計画案全体を見直していくのは当然だと思っております。 来住委員 だから、清掃工場がなくなっただけでね、ほかは基本的に変わっていないわけですよ。転換計画の案から言うならば。 先に進めますが、それじゃ、各課から出された、転換計画をもとにして出された各課からのもろもろの要望、防災に限らず、公園緑地に限らず、そういうものが出ていることについては、委託されたときに、何らかの情報の提供はなさったんですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 この調査は調査でいたしましたが、これはあくまでも一つの想定ということでございます。したがいまして、冒頭申し上げましたけれども、出されたものがすべて計画上に位置付けがあるわけではありません。そういった意味からも、参考にはいたしました。それから、今回まちづくりの計画素案などをつくる際にも、この中で取り入れているものもあります。 ただ、こういった施設すべてについては、警察大学校等跡地だけという話ではなくて、やはり区全体で考えるべき内容もありますので、そういった意味から、個別具体的にこれはどうするというようなことは、特に当たっているわけではありませんが、こういった資料も踏まえてこれまで検討していたということでございます。 来住委員 委託の際の一定の資料的なものとして、委託されたところには一応の伝えはされたという程度のものだったということで、お伝えはしたということでいいんですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 この中野駅周辺まちづくり計画の調査をしたということは、所管の方にはすべてお伝えはしてあります。 来住委員 内容については、どの程度のものを委託されたところにお知らせするかは別としても、調査をしたということで、当然転換計画案のそのものは渡されているでしょうけれども、それに附属するその他の資料、口頭を含めてお伝えはされたんですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 こういった資料も、調査委託先の方にはすべてお伝えはしております。 来住委員 そうしますと、委託契約が新都市建設公社に、6月13日に1,470万円でされていますよね。それで、引き続きその1カ月半後に、新都市建設公社は、日建設計に498万7,000円で委託をしたということになっています。それはそれでよろしいですね。平成15年7月28日に新都市建設公社から日建設計に委託をしたということですけれども。 豊川中野駅周辺整備担当課長 今おっしゃっている話は、私どもの関知するところではありません。 来住委員 関知をしないということですが、先ほど私がしつこく、くどく、それぞれの課から出されている要望、防災、公園緑地課のを紹介しましたけれども、これらについては、委託をされた新都市建設公社には、情報としてお伝えしたということです。じゃ、その先、この調査の中心部分を委託をした日建設計にはちゃんとその調査の中身として区が情報を提供したものが伝わったということは、確認はされてないということですか。関知しないということですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 新都市建設公社が、日建設計ですか、そこに中心部分を委託したという事実は全くないというふうに考えております。あくまで作業ですね、部分的な作業をやらせたというふうに認識をしております。 来住委員 中野区の監査委員会から指摘をされました平成16年度の財務監査結果報告というものが出されました。この中で、本件に関する部分ですが、指摘事項として、中野駅周辺まちづくり調査委託について次のとおり不適切な事務処理があったということで、3点を挙げられて監査から指摘をされていますが、これら1、2、3について、当然担当課としては御承知だと思うんですが、どういうことだったんですか。 委員長 委員会を暫時休憩にします。 (午後1時42分) 委員長 委員会を再開します。 (午後1時43分) 豊川中野駅周辺整備担当課長 今、来住委員の御指摘でございますけれども、監査からの指摘ですが、所管といたしましては、今回の契約については何ら問題はないというふうに判断をしているところです。 ただし、これは契約に関することでありますので、区としての考え方について、総務部門と調整をしているところでありまして、その考え方を監査委員に報告をしていくというふうなことにしております。このことについては、今後議会にも報告をしていきたいというふうに考えております。 来住委員 深く立ち入る質疑をするつもりはないんですが、当事者なわけですから、監査委員会から三つの点について何を指摘をされたんですかということをお聞きしているわけです。それ以上のものをお聞きしているわけではありませんので、その点について簡潔に、その3点は何ですか。 このまちづくりの、きょう報告になるここにつながっていく大事なものです。その最初の部分でこういう契約上の問題で指摘があったわけですから、何も別問題じゃないんですよ。もちろん、委員長がおっしゃったように、時間もありますので、その3点について。大事なことですよ。 豊川中野駅周辺整備担当課長 監査からの3項目としましては、まず1番目といたしましては、契約方法が適正ではなかったという指摘、2番目は、委託契約にある一括再委託の禁止について協議がなされていなかったとする指摘、それから3番目は、契約書に基づいた適正な検査が行われていなかったという指摘、以上、3点でございました。 来住委員 そうですよね。大事なことですよ。だって、まちづくり調査委託をあなたたちがしたわけですから、それがもとになって今日、こういう形でこれから報告になるわけですから、その最初のところで、どういう委託でどういう内容でされたのか、それが本当に適正であったのかどうかということは、今後私たち非常に関心を、議会としても当然大きな問題ですので、きちんと。それは間違いがなかったとか、適正でありましたとかいう結論はいいんですよ。でも、監査委員会という、こういう公のところからの指摘なわけですから、はっきりしてほしいということをお願いしたわけです。 今、おっしゃったように、方法の適正でなかった、いわゆる1,470万円の業者指定が随意契約、競争入札でなかったということですね。それから、いわゆる一括再委託の禁止があるのに、委託を、先ほど紹介したように日建設計の方に、一部とおっしゃいますけれども、ほとんどあれですよ、この委託契約書を見ますと、1,470万円で新都市建設公社が受けた仕様書と、それをさらに日建設計に契約を負わせた、再委託をした仕様書とほとんど同じですよ。 もう1回だけ聞かせてください、どこが違うんですか。 那須井まちづくり総合調整担当部長 この監査の件については、先ほど課長の方からもお話しさせていただきましたように、総務委員会に報告をしております。今後も引き続き審査等があるものと思っております。1月19日に総務委員会がありまして、私もそのメンバーでございますけれども、1番目の、先ほど課長が申し上げました随意契約につきましては、自治法上随意契約を実施してもよい規定がありまして、それに適合していると、それから総務部長の決裁であって、適切に行われていたという報告がありました。総務委員会でですね。 それからもう一つ、一括再委託についてでございますけれども、これについては、総務委員会で私がお答えをさせていただきましたけれども、委託先の財団法人新都市建設公社でございますが、一括再委託などは行っていない、公社は何ら事情も聞かれていないと、そういった中でこの一括再委託とされたことについては、承服しかねるという文書が近々きますということで、既にそういった文書が出されております。 来住委員 これ以上あれですが、情報公開で求めてとった資料ですので、この場で公にさせていただいているんですが、この委託の仕様書、目的からずっとあります。この日建設計に新都市建設公社が再委託をした。そのときのこれが新都市建設公社です。こっちが日建設計です。ほとんど中身は写しているようなもので、ただ、正確に言うならば、委託の中身の数字、相当な種別の内訳書があるんですが、その中で、あえて言うならば、中心ではない部分としての6カ所ぐらいのところがないだけです。あとは、もちろん成果物をどこにするかというのは、最後のところで違うわけですけれども、そういう違いだけでして、当初からのこのまちづくりに関する調査の過程の入り口の部分でですね、私は少なくともこういう形での委託の中で行われて今日に至っているということを指摘をしておきたいと思います。 さらに、私が昨年9月の決算特別委員会でこの件について伺いました。それは、財務省と中野区との協議の場に日建設計がどうしてそこに同席をしているのかということを伺いました。御記憶ですよね。要するに、皆さんは関与してないとおっしゃる新都市建設公社は中野区と契約関係にありますから、そこが財務省との交渉に出るということは、当然あり得ると思うんですが、日建設計が財務省との交渉の場に直接区との契約もないのに、皆さんがおっしゃるように一切、日建設計とは関与していないとおっしゃりながら、改めて伺いますけれども、なぜ日建設計が財務省との協議の場に参加をしたんですか。 那須井まちづくり総合調整担当部長 これは一度答弁をさせていただいておりますけれども、財務省はこれまで、これから素案で御説明させていただきますけれども、地区計画、再開発促進区等を規制・誘導手法としてまちづくりをやった事例として、これは防衛庁跡地の事例があると、そのときに日建設計を、これは財務省が委託をして活用をした、そういった今までの経緯とか手続について十分掌握しているということで、財務省がここに呼びたいというようなことがあったと記憶しております。 来住委員 決算特別委員会での豊川課長は、去年の5月の打ち合わせに、日建設計が参加をしたということについては、調査検討内容の細部の確認などのために、財務省が必要として同席をさせたものですという答弁をされました。しかしそれを、那須井部長は訂正をされて、その場で今のような話をされました。防衛庁の跡地の委託を日建設計がやっているので、しかしそれは、本来であれば、財務省が日建設計に直接出席を求めるというのが筋じゃないですか。そういう意味では、中野区とは一切この日建設計とは契約関係もないわけですから、どうして中野区が日建設計を財務省との協議の場に出席をさせる--それは財務省から中野区に依頼があったんですか。中野区の、部長の判断ですか。 那須井まちづくり総合調整担当部長 先ほども申し上げましたし、前の議会で答弁したこともきちんと今述べていただきましたとおりでございます。これは、いろいろなまちづくりだとかいろいろ考えているときに、民間のいろいろノウハウを持ったところの意見だとか、情報を聞くということも必要、状況によって必要もあろうかと考えております。そういった判断を財務省がされたものと考えております。 来住委員 財務省が判断をして、財務省が日建設計にその旨の連絡をして呼ぶということはあると思うんですが、中野区と日建設計との関係では、先ほどみずからおっしゃったじゃないですか。新都市建設公社との関係で日建設計は契約関係にあるだけであって、中野区は関知してないんでしょう、日建設計と。 那須井まちづくり総合調整担当部長 直接の契約は全くございませんけれども、新都市建設公社の委託作業のデジタル情報をつくるとか、パースをつくるとか、そういうことで、その年度末まで我々一部その下作業をしていたわけでございますから、そういった中でこういった国から依頼があったときに、それに応じたということだと、その当時の前後の詳しい状況はわかりませんけれども、そういったことだと認識しております。 来住委員 既にそのときには契約関係、いわゆる新都市建設公社と日建設計の契約関係は成立していたんですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 新都市建設公社と日建設計の契約関係について、いついつどういう契約をしたというところまで、私どもが正確に把握しているわけではございません。 いずれにしましても、今、担当部長が答弁したとおりでありまして、15年度一定の作業をしていただいたというふうなことから、連絡などをしていたところでございます。 来住委員 中野区と契約関係のない業者を、財務省から言われてそこに呼び出すということは--契約関係があれば起こり得ますよ。費用も、当然人件費もありますから。何らかの関係があるからこそ日建設計に対して財務省との交渉に出てくれということを部長がおっしゃったんじゃないですか。 那須井まちづくり総合調整担当部長 何回か経緯がありますので、そのすべてについて私は定かに記憶はございませんけれども、こういった民間のノウハウを契約なくして聞くということが、一般的にないことではないと思っておりますけれども。 来住委員 だから、部長の判断で日建設計を財務省と中野区との協議に参加をさせたということで、もし財務省が直接日建設計に出席を求めるんであれば、直接財務省から--中野区はだって何ら契約関係ないんですから、財務省が直接日建設計に出席を求めるというのが一般的に言っても筋の通る話じゃないですか。それをなぜ中野区がそういう役回りをしたんですか。何かあるんじゃないですかと聞いている。 那須井まちづくり総合調整担当部長 どの時点のどの、何日にどこを呼んだかということについて、今資料、きちんとした記憶はございませんけれども、必要に応じて、この事業が進むために財務省が過去の経緯を知っている社を来てほしいということに対して、区がそういった求めに応じるということ、そのときどういう前後関係があるかわかりませんけど、応じるということも、私は何ら問題はないというふうに思っております。 来住委員 もう時間的にあれですし、そういう財務省との協議の参加の日時等、今はっきりと記憶がないということですので、改めて委員長にお願いしたいんですけれども、この件に関しての財務省と中野区との打ち合わせ、それから出席、定かでないとおっしゃるので、どういう方が財務省との打ち合わせに出席されたのか。少し経過を含めて出していただければと思うんですけれども、ぜひ委員長、諮っていただけませんか。 委員長 委員会を暫時休憩にします。 (午後1時58分) 委員長 委員会を再開します。 (午後2時03分) ただいま休憩中に協議いたしましたとおり、来住委員並びに池田委員から要求のありました資料並びに情報につきましては、次回の委員会までに公開をして、この委員会でまた報告を受けるということになりましたので、よろしくお願いを申し上げます。 それでは、来住委員はあとは資料要求の件についてはよろしいですか。 来住委員 はい。 委員長 委員会を暫時休憩にします。 (午後2時04分) 委員長 委員会を再開します。 (午後2時33分) ただいま休憩中に協議をいたしましたとおり、通常の委員会ですと、委員会の最後に次回日程等を協議するんですが、さまざま年度末もかかっておりまして、この19期前期の委員会の日程ももう迫っております。かかる陳情の件数も多く、いろいろと委員の皆さん方に御協議いただいた結果でございますので、よろしくお願いをしたいと思います。 佐藤委員 休憩をお願いします。 委員長 委員会を休憩にします。 (午後2時33分) 委員長 では委員会を再開します。 (午後2時46分) ただいま休憩中にさまざま御協議をいただいたとおり、今後の日程を進めてまいりますので、限られた時間の中での審査、審議に御協力をお願いを申し上げます。 飯島委員 提供されたこの資料について質疑を伺っていて、何か余計わからなくなったというか、そういうことがありますので、ちょっと整理をさせてもらいたいんですね。 一つは、平成15年のいつの段階で、特別区区長会は、中野区のこの当該警大等跡地の清掃工場の建設について、もう取りやめるというふうになったんですか。つまり、何か説明を聞いていると、時系列的に何か事態を掌握されてないんじゃないのかなと、こう思うんですけど。 豊川中野駅周辺整備担当課長 平成15年8月だったろうと記憶をしております。 飯島委員 平成15年8月に中止をした。そうすると、15年5月の中野駅周辺まちづくりを担当したまちづくり課が中野駅周辺まちづくり計画案作成に伴って各課に出したのは、まだ清掃工場が建設されるという前提のもとでこういう調査をかけたと、こういうことですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 時系列的にはそのとおりでございます。 飯島委員 8月だったら、要するに、駅周辺について、いわばコンサルに調査をかけたのも、そういう決定の以前ということになりますか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 そのとおりでございます。 飯島委員 その段階で、清掃工場の建設を前提にした駅周辺のまちづくりの調査の依頼をしたんですか。どっちなんですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 ちょっとその辺の時系列の関係は、再確認をさせていただきたく思いますので、しばらく保留をさせていただきたいと思います。 委員長 答弁保留ですね。 飯島委員 そんなことを頭の中にきちっと整理されていなかったら話になりませんよ。じゃ、それはそれで後で答えてください。 じゃ、伺いますけど、これは、導入施設の検討状況についての調査ですよね、5月の時点での。これは一体その後どうなったのか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 各所管からこういった回答をいただきましたが、その後、こういったものを参考にしながらその後検討を進めたというふうなことでございまして、個別具体的に所管の方とこの内容について協議をしたというふうなことではございません。 飯島委員 そんなこと聞いているんじゃないですよ。所管が導入施設を検討していたんでしょう。検討していたその所管の検討はいかなることになったんですか。相変わらず同じような導入施設について、現在も検討しているのか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 これは必ずしもすべてが現在もこれということではないと思います。それは個別によって状況が現在とは変わっていることも当然あろうかと思います。 飯島委員 調査当時の主管課ですから、現在そういう主管課があるかないかというのは問題がありますよ。でも、何とか分野とかということで、同じようなことになっているわけでしょう。一部、わかりませんよね。我々もわからないし、あなたもわからないような、そういう組織構造になっているんだ、中野区は。そこで、まだ1年半ぐらい前、もっと前か、1年7カ月ぐらい前になるんですかね。導入施設検討していたんですよね、主管課が。普通は、もうこの導入施設はバッテンよというなら、この導入施設の検討は終わって、導入しないという結論が出ていたり、引き続き導入に当たって検討を考えるとかと、そうなっているのが普通なんじゃないのか。じゃなかったら、何でこういうものがつくれるんですか。いつまでも生きているものなのか、これは。生きているものは生きている。これは検討が終了して、導入は断念したものは断念したものという整理があって次のステップにいくんじゃないんですか、普通は。やったらやりっ放し、検討したら検討しっ放し、最後の締めくくりも何もしていなかったら、物事何もはっきりしたものになってないじゃないですか。しかも、時系列的に物事の状況の変化がいつ起きたのか。変化が起きたとすれば、それ以前の検討の導入施設だって、その事態の変更を受けてどうなったかということは、だって導入状況の調査というのはしなきゃならないことなんじゃないんですか。そういうもろもろのことはどうなっているのか。僕は全然立場違いますよ、この資料を要求された方とは。だけど、この資料が一体何なのか。お互いどういう位置付けのものかもわからないものをやったってどうにもなりませんよ、これ。 じゃ、公園緑地課というのは、中央部防災公園の4ヘクタール、これについて相変わらず導入の検討をしているんですか、していないんですか。今、伺いますよ。どうなっているの、これは。 斎木公園緑地担当課長 中央防災公園につきましては、住宅マスタープランでも表現されています。それから13年につくりましたみどりと基本計画の中にも、そういったことがうたわれています。そういったことを踏まえて、調査依頼の回答として、この時点で地区公園の4ヘクタールの防災公園ということでお答えをしております。 飯島委員 その後どうなったんですか。だって、あなたが委員会参与でいらっしゃってよ、必ずしもそういう公園緑地課が当時していた状況にあるかないかの判断はつくじゃないですか。じゃ、それで、うちはまだ検討しているんですよというんなら、それで結構なんだよ。別に否定するつもりは毛頭ありませんから。私は、防災機能を持つ公園とみんな言っていたから、防災公園なんだと、これは明らかにしましたよ。だから、防災公園の導入というのは当然でしょう。じゃ、どの程度の規模のものをどうするかについて、相変わらず変更がないから変更がない、こういうことになるわけです。じゃ、どうなっているんですか、それは。 斎木公園緑地担当課長 答弁がちょっと中途半端になりましたけれども、いずれにしましても、この問題が中野駅周辺、それから警察大学校等跡地利用問題という、こういう大きなまちづくりの中で問題が出てきたわけですから、前回決まりました、前回というのは、こちらで基本的な考え方としてあります4ヘクタールの防災公園については、一応、その時点での保留で、そのまちづくりの協議の結果を経て形が変わっていくのかな、こんなふうには考えております。 石井都市整備部長 この資料を、当時所管から各課、つまり、この警大跡地にかかわる部分でですね、導入施設の希望を出してというところでこのような内容が上がってきたと、こういうことでございます。で、これを受けて私どもは、この中野駅周辺まちづくり計画、全体50ヘクタールの中で、こういった施設全体を総合的に考えて、今回のお示しをするこの素案というところに集約をされているというふうに理解をしております。 この辺の、例えば中央防災公園の4ヘクタールという、当時のいろいろマスタープランその他あるわけでございますが、これらにつきましても、今回の基本構想等の改定、これに伴って、あるいはまた今回お示しをする中野駅周辺まちづくり計画、これによって変更をしていくという前提でのこの資料というところでございます。 飯島委員 要するに、これは5月の段階でこういうのを出しましたと、主管課はね。依拠する計画は、土地利用転換計画案ですね。当然それはそういうことだよね。それからそれぞれおつくりになった特定分野の計画がありますから、それはそういうことになると、それはそれで出したと。今度じゃあれですか、基本構想が改定されて、もろもろ手直しがある。都市計画マスタープランまでいじるかどうかわかりませんね。しかし、みどりの基本計画だって、それぞれもっと大きな状況の変化があるから、当然、考え方は出てくるでしょう。それから、中野区の地域防災計画についても、17年度見直しをしようかと、こうなってきている。こういう中でもろもろ変わってくる前提あるんですよと。変わってくる前提があるんですよということは、どこかでちゃんとはっきりさせたのか。 要するに、皆さんのお仕事って、どんな希望があるんですかと、希望とりましたよと。希望とったけど、あなたの希望におこたえするかどうかは、でき上がる計画を見てねと、そうすれば、入れられたか入れないかわかるでしょうと。そういうことじゃないじゃないのか。自分たちの中でだって連絡調整というのはできるんでしょう。そういうことをちゃんとおやりになるのが普通じゃないですか。 僕は、だからちゃんと最初に言ったのよ。考え方変わるのなら、土地利用転換計画案がまず変わるでしょうと。だから、生きているのか死んでいるのかと言えば、生きているんでしょう、多分、まだやめてないんだからね。そういういろんなことの中できちっと整理をして、今検討されているものは何なのか。じゃ、これは一体何なんだと。どっちにせよ、議論のベースだけはしっかりしてもらいたい。 物を買いたい、ベーシックな計画も状況によって変わるでしょうと。それはあるでしょう。だけど、それはそれなりに、ちゃんとそういう宣言をするんなら宣言をされて作業すべきだし、そういう作業に着手すべきだし、そういうことを行っていくべきじゃないですか。そうじゃなかったらわからないでしょう。 大体、自転車駐車場とかバイク置場とか、こういうのから始まって、環境資源循環センターと、もっと言えば清掃車車庫とか、その次に至っては、廃材及び資材置き場なんてというのは、そもそもどうするんだという話以前の問題みたいなものだってあるわけじゃないですか。そうすると、こういう要望、希望があったけど、現状検討がされるものについては、これとこれとこれだというふうに考えているとか、そういうことについては、考え方が一定程度担当のそういう主管課、あるいは分野担当の組織にやっぱり答えは返っているとか、そういうことをしながら作業って進めていくんじゃないでしょうかね。特命で何か進めているからといって、全部が全部そこで仕切られるものじゃないでしょう。公園緑地課だって困っちゃうでしょう、何の返事もこなきゃ。私たちは希望出しました。それは何か計画が出てくればわかるんだろうと思って、わかるはそれはね。だけど、それは、一たん、所管、特命課の方からかかる検討はこうなりますよと、こういう検討が進んでいますよ、それがやっぱり普通返ってくることなんじゃないかなと私は常識的には思うんですよね。 だから、これは、その当時調査をしました、この中で導入検討を現在も進めている施設もあれば、検討、導入については断念したものもあると、こういうものなんですか。それとも、全くそれは計画を示すことによって、自動的にこれとこれはだめになったと、こう示されるものなんですか。どっちなのか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 今回、まちづくり計画素案を取りまとめるに当たりましては、当時の各所管に対して一応内容の確認を再度しております。その中で、今回、これは入れる、これは入れないというふうな、一定の素案の段階での担当としての判断をしたところであります。そういった確認をしながら今後進めていきたいというふうに考えております。 飯島委員 時間をとってもいけないんでしょうけど。したと、普通だったら、こういうのをやった、その次にこういうのをやったというのがあって、それで物が見えてくることなんじゃないですか。やりましたって、それだって、資料要求があってやったようなことかもしれないじゃないですか。行政の、きちっと皆さんが作業を進めているのかね。 一つひとつきちっと委員長も御配慮をして、十分時間をとって審査をするということですから、審査するんだけど、しかし、こういう資料の位置付けや、やっている作業について、改めてその正当性やどうだこうだということについて、一々検討しなきゃならないような状況は時間のむだですよ。 だから、今、どういうことをしてきてどうなんだ、じゃ、これは一体、素案はどういうことなんだということをちゃんと説明していただきたい。この中に書いてあるんですよ、平成15年に特別区長会は云々と。それがいつだかわからないというんじゃ。そういうことをちゃんときちっと把握をして、ほかのことはやっていないんだから、素案の説明のときにはぜひそうしていただきたいし、また素案について質疑をするときには、ちょっと後でとかということのないようにきちっとしてやっていただきたい。要望ですから、いいです、これ以上答えなんか要りません。 委員長 今、飯島委員の方から、来住委員の方からお求めのあった資料要求についての質疑が続けてございましたけれども、他の委員さんの方からはございますか。この資料についてはよろしいですか。 佐藤委員 この資料だけですごい時間がかかっているので言わないでおこうと思っていたんですけれども、この資料要求に同意したときの条件で、生きているか死んでいるか、それも含めて私は示してほしいと言っていたと思うんですよ。来住委員は、たしか防災公園のあたりのところだけ出してほしいみたいなお話でしたよね。だけど、私は全体を出せと言いました。全体を出せと言ったときに、やっぱり今生きているものとやっぱり死んでいるものがちゃんとあるはずだ、じゃ、生きている、じゃなぜ死んだかということもきちっと説明した上で出してほしいというふうに言ったと思うんですけれども、それが何かちゃんと出されていないから、何か質疑があっちこっちしちゃうのかなと、今飯島委員の発言を聞いても思いました。これは私はほとんど死んでいるものばかりだというふうに認識しておりますので、その辺の説明がきちっとできるようにしていただきたいと思っております。これも要望ですし、またここで長く時間とるつもりはございませんので、何か一言あれば御感想を述べていただければと思います。 豊川中野駅周辺整備担当課長 先ほどちょっと申しましたように、今回、素案の取りまとめに当たりまして、各所管に問い合わせをしました。それで、例えば、先ほどあった廃材及び資材置き場、これはどちらかというと、単なる、単なると言いますか、どちらかというと、こういうものが一般的に足らないと、ですから、これを要望したんですという話とかですね。ですから、それぞれ所管ごとにかなり温度差があったのは事実です。そういったことを踏まえながら、今回、また所管各課に確認をしました。そういったところ、明確にこれは死んでいるというふうなことを言うというよりは、今回、中野駅周辺まちづくり計画の中へどれだったら入れることができるだろうか、そんなところを一定整理をしました。そういった中で、今回ここに書いてあるものの中で一部は中野駅周辺まちづくり計画素案の中へ入れ込んだというふうなことがございます。 それから、ここにあります施設、これは警察大学校等跡地ということではなくて、中野区全体の施設として今後検討されるというふうな性質のものもございます。ですからまだ、そういったものは決して死んだということではないかもしれませんが、少なくとも警察大学校等跡地というふうなことに限って見れば、一定の判断が今回その素案を出すに当たってされたというふうには認識をしております。 委員長 あとはよろしいですか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕 委員長 それでは、所管事項の報告に入るところだったんですけれども、時間が今3時5分ちょっと過ぎましたので、ここで15分休憩をとりたいと思います。 したがいまして、若干短くなりますけれども、3時20分までということでお願いをします。 委員会を暫時休憩にします。 (午後3時06分) 委員長 委員会を再開します。 (午後3時21分) なお、陳情の審査も後ほどございますので、その点も十分に考慮に入れまして、所管事項の報告、それからそれに対しての質疑等につきましては、お時間の配分等もよく考えていただきまして進めさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 豊川中野駅周辺整備担当課長 先ほど、飯島委員の御質問がありました答弁保留の件、御説明いたします。 時間の関係でございますけれども、平成15年7月16日、特別区の区長会総会で、清掃工場を中野はつくらないという方針が決定されたというふうなことでございます。その前の月、6月13日に中野区が駅周辺のまちづくりに関して調査委託をしたということです。 それから、その前の5月27日には、先ほど、表紙をつくりました、各所管への想定する施設の調査というふうなことで進んでおります。ただ、清掃工場中止の決定、7月16日に関しましては、これは7月16日に最終的な決定がされたということで当然あるわけですが、清掃工場をつくらないというふうな議論については、それ以前から随分やられておりまして、そういった流れを踏まえて中野区としてはそういった調査委託や各施設の調査を行ったということでございます。 飯島委員 そうすると、6月13日には、確か助役会とか何かに下命をして検討されていた、そこら辺の結論が上がって、区長会への報告がされていて、いずれこの決定の時間待ちだけであって、この段階ではそういうことが区長会で決定されることについては、承知をした上で調査委託をしたと、こういうことですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 そのとおりでございます。 委員長 よろしいですね。それでは、所管事項の報告に移ります。1、中野駅周辺まちづくり計画素案についての報告を受けます。 豊川中野駅周辺整備担当課長 それでは、お手元にお配りをいたしました中野駅周辺まちづくり計画素案、冊子(資料3)に従いまして説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 まず初めに、きょうお示しをいたします計画素案の位置付けでございますけれども、これは今後中野区としてまとめていきます中野駅周辺まちづくり計画、これがベースとなるものでございまして、今後、きょうお示しをしました計画素案をもとにいろんな議論ですとか、御意見、御要望、そういったものも受けとめながら、よりよいものにしていきたいというふうに考えているところでございます。 内容の構成でございますが、1枚めくっていただきますと目次が出てきます。全部で6章の構成になっております。 第1章が中野駅周辺まちづくりの基本的な考え方、第2章が中野駅周辺まちづくりのコンセプト、第3章が現状と課題、第4章が中野駅周辺まちづくりの基本方針、それから第5章が地区別まちづくり計画、第6章がまちづくりの推進、そういった構成になっております。 それで、10月の当委員会でお示ししました、たたき台NO.2、これは、この今、目次のうち第1章から第4章までをお示しをしたものでございます。ですから基本的には、今回たたき台NO.2に第5章、第6章を加えた上に第1章から第4章までももう1回再整理をしたというふうな内容になってございます。 したがいまして今回、初めから通してまた説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず次のページを開いていただきまして、第1章として、中野駅周辺まちづくりの基本的な考え方という章がございます。これも、基本的な考え方は以前と変わっておりませんが、主な点をかいつまんで御説明をいたします。 そこに書いてありますのは、中野のまちといいますのは、都心部に近接する交通至便なまちとして宅地化が進んだわけですが、都市基盤施設の整備が不十分なまま人口がふえました。したがいまして、人口密度が高く、防災上の脆弱性、危険性ですね、抱えるというふうなことです。 それから、産業に関しても、決して十分ではないというふうなことも言っております。 また、これまでややもすれば住宅都市、そういったとらえ方がされてきました。それはそれで一定の評価があるんですが、しかし反面、都市のさまざまな機能を高める取り組み、こういったものが不十分ではなかったかというふうな反省もございます。すなわち、人々が楽しく暮らし、働き、学ぶ環境や都市の活力、そういったものが不足しているというようなのが中野の現状かと思います。 そういった中野の中にありまして、中野駅周辺といいますのは、交通結節点になっていることから、あるいはさまざまな機能が集積をしております。そういったことから、これは中野の顔となるべき地域ではないかというふうに考えられます。しかるに、これまでは、そこにありますとおり、交通基盤施設の整備のおくれ、あるいは業務・商業のまだまだ不十分な集積、それから大規模施設の存在、これはなかなか一般の区民は立ち入れない大規模施設の存在、そういったこともありまして、必ずしも中野の顔として十分には機能してまいりませんでした。それからさらに今後、少子高齢化あるいは人口の減少、そういったものが一層進行することが予想されます。それから、産業構造の大きな変化あるいは都市間競争の激化、そういったことから、中野の活力をぜひ高めていく必要があります。そういったために中野駅周辺のまちが中野の顔としての役割を果たすことが一層問われているというふうな時期ではないかと考えられます。 こういったときに、そこにありますとおり、警察大学校等が平成13年に府中市に移転をしました。この移転跡地の土地利用については、先ほど来お話が出ておりますが、土地利用転換計画案というものを策定いたしまして、清掃工場といったものを中心に計画案をつくりまして、財務省に要望してきたところですが、先ほどお話をいたしましたとおり、平成15年には、23区内における清掃工場の新たな建設は中止ということが決定されまして、そういったことから、土地利用転換計画案についても見直しが必要というふうな状況になったわけでございます。 そこで、こういった土地利用の見直しを、単に土地利用の見直しだけではなくて、駅周辺のまちづくりに新たなきっかけをもたらすものというふうなことで考える必要があろうかと思います。そして、これを機会に、この地域全体を総合的な手法を用いまして、あと民間活力を使いまして、中野の真の顔として再生する。のみならず、区部西部及び多摩地区の玄関口として中野が東京を代表するまちの一つになるようにまちづくりに着手するというようなことが述べてあります。こういったことで基本的にまちづくりを進めたいというふうに考えております。 それから、3ページをごらんください。 ここでは、中野駅周辺まちづくりの基本的なコンセプトを述べております。大きなコンセプトとしては、そこにありますとおり、にぎわいと環境の調和するまちということでお示しをしてあります。 その下、黒丸が二つあります。これは、コンセプトに入る前に、中野のまちの位置付け、それから中野駅周辺のまちの位置付けについて若干説明をしてございます。 まず最初の黒丸の中野のまちの広域的な位置付けでございますが、これは主に公共の新しい都市づくりビジョン、これは東京都が平成13年に作成したものでございますが、これに基づいて大まかな説明をしてございます。すなわち、東京都というエリアだけではなくて、いわゆる1都3県ですね、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、これはおおよそ人口が3,300万ございます。東京圏という都市構造を考える際に、これまでのように多心型都市構造ではなくて、集積のメリットを生かした多機能集約型の都市構造に転換すべきであると。そういったことから、都市構造を実現するために、東京圏を大きくは五つのゾーンに区分をされておりましたが、中野区はその中でも都心部に相当しますセンター・コア再生ゾーン、これはおおむね環状6号線の内側でございます。それから、その周囲を取り囲む都市環境再生ゾーン、これはおおむね環6の外側からおおむね23区の外縁部付近というふうに言われております。そういったところを都市環境再生ゾーンと言っておりまして、その両方に中野区はまたがって位置をしております。すなわち、東京圏という広い目で見ますと、中野区というのは、センター・コア再生ゾーン、すなわち、高度な都市機能を担うゾーンと、それから都市環境再生ゾーンであります魅力的な住環境の形成とコミュニティの再生、そういったゾーンにまたがるという二つの機能を持っているというようなことが、広域的には位置付けをされるわけでございます。 それから次に、では中野にあって中野駅周辺のまちの位置付けでございます。これは具体的な事例としてお示しをしてございます。 まず1番目といたしましては、中野駅の存在というものがまず大きいかと思います。中野駅は、そこにありますとおり、中央線の中でも主要な駅でございます。特別快速はほぼ全部停車をいたしますし、それから東京メトロ東西線、これは実は東京メトロの中で、輸送別人員では第2位です、その始発駅、あるいはバス路線ですね、これも区内19路線中13路線が乗り入れをしております。そういったことも連携いたしまして、これは、中野区というよりは、東京23区内西部における重要な交通結節点になっています。 それから、次といたしましては、商業・業務・行政が一定集積をしております。特に最近はITとかコンテンツ産業、アニメーションなどもそうですが、そういった産業の、新たな産業集積が見られるというふうなことでございます。 さらに、中野区役所一帯として広域避難場所に指定をされておりまして、この機能を当然確保する必要があるということでございます。 それから次には、駅周辺のまちを取り囲みまして平和の森公園ですとか、新井薬師公園、もみじ山文化の森、中野通りの緑、そういった一定の連続する緑の空間が構成をされております。そういった緑のネットワークも意識する必要があるということでございます。 それから次は、これは冒頭の話と若干重複をいたしますが、中野駅周辺のまちというものが、先ほどの東京圏のゾーンの区分でいきますと、基本的には都市環境再生ゾーンに位置をしておりますが、センター・コア再生ゾーンに極めて近接をしております。ですから、広域的な位置付けといたしましては、両ゾーンの機能が期待されるまちであるといったことが言えようかと思います。すなわち、東京圏の高度な都市機能になるゾーン、それから住環境の形成を図るゾーン、そういった二つの機能でございます。 次といたしましては、これも同じく都市づくりビジョンで示されていることでございますけれども、中野のまちは、下北沢や三軒茶屋、自由が丘、そういったまちと同様にファッションや文化を発信する魅力と活気あふれるまちとして展開されるものとして位置付けをされております。 さらに、東京構想2000、これは東京都が平成12年に示したものでございますが、それによりますと、中野というまちは、住とにぎわいの相乗効果による大人の文化香る成熟した空間というふうに位置付けをされております。 次のページでございますが、そういったもろもろの状況を踏まえまして、中野駅周辺のまちを中野の真の顔と再生しまして、東京を代表するまちの一つとするために、以下にお示したようなコンセプトでまちづくりを進めるというようなことをお示しをしてございます。 まず、一つのコンセプトといたしましては、多様な機能がつながり個性を発揮するにぎわいの心というふうなことでございます。 そこに三つお示しをしてございますが、まず、緑でございます。中野駅周辺の文化の機能や緑は、区内の各地域にあるさまざまな文化の機能や緑と結びついて、区の全体の魅力を高めております。 次は、活気という点でございます。中野駅周辺のまちづくりは、文化や広場の機能、区・都・国等の公共公益サービスの機能、活気ある商業・業務拠点等々点在する緑の空間が快適な歩行者ネットワークとつながりまして、相互にその個性と機能を一層発揮するということでございます。 それから次は、交流ということでございます。多くの人々が訪れ、集うことにより交流が生まれまして、にぎわいが高まるような駅前にふさわしい都市基盤を整備するということでございます。 二つ目のコンセプトといたしましては、新たな交流が生まれ、創造性のふくらむまちということでございます。そこにお示ししておりますが、例えば、ソフトな物づくりやヒューマンサービス、そういったものを中心とした都市型産業を集積することによりまして、新たな産業創造の機会を生み出すこと、あるいは大学など教育機関を誘致することによりまして新たな文化圏を形成するということ、あるいは産業と大学、あるいは大学同士の連携、そういったものが図られまして地域の活力を向上するというふうなこと、あるいはアミューズメント施設、そういったものを導入しまして、人々の多様な活動が展開される広場を確保すること。あるいは住宅、世代や家族構成に応じました住宅の導入を図りまして、快適な都市生活を保障するということでございます。あるいは、こういったことを実現するには、民間の活力を導入してまちづくりの中心的な役割を期待するというものでございます。 三つ目のコンセプトといたしましては、安全で人に優しく地球に優しいまちということでございます。 緑豊かな広場を整備するとともに、地域に点在する緑を保全・育成しまして、自然や環境と調和した美しい都市空間をつくるということでございます。 次には、十分なオープンスペースを確保しまして災害時のまちの安全性を高める。それから、だれもが安心して行き交い、訪れ、過ごすことのできるユニバーサルデザインによるまちづくりを進め、人に優しいまちをつくるということです。あるいは省エネルギー、自然エネルギーの活用、省資源、リサイクルのまち、そういったまちをつくり上げまして、地球に優しいまちづくりを行うということでございます。 以上、そういったコンセプトで今後まちづくりを進めていきたいというふうに考えております。 それから、5ページをごらんいただきたいと思います。これは現状と課題を述べております。この地域の現状と課題でございますが、そこの図にありますとおり、四つの地域に区分をしまして、それぞれ現状と課題を述べております。大きく分けますと、中野駅とその回りのエリアでございます。それから中野駅南口地区、それからサンモール・ブロードウェイ地区、それから警察大学校等移転跡地・その周辺地区、以上この四つの大きな地区ごとに状況を述べております。このあたりは、前回の委員会で御説明しておりますので、説明の方は省略をさせていただきます。 それから、2枚開きまして9ページをごらんいただきたいと思います。ここでは、中野駅周辺まちづくりの基本方針をお示しをしてございます。以前お示しをしました素案たたき台NO.2におきましては、この4章というものは、まちづくりの基本方針というふうなことで書いておりまして、その内容としては、冒頭各地区の基本方針を述べた後、各項目ごと、例えば交通ですとか環境、項目ごとの基本方針を述べておりましたが、今回、再構成をいたしまして、各地区の基本方針は、第5章のまちづくり計画の方に集約をいたしました。ですから、今回のこの第4章は、項目ごとの基本方針、すなわち、9ページは活力に満ちたまち、それから11ページが安全で安心なまちの形成、それから、13ページが交通ネットワークと交通基盤施設、それから15ページが環境共生、そういった構成になってございます。それぞれの分野から基本方針を述べてございます。 まず、9ページに戻りまして、まず、基本方針の1番といたしまして、活力に満ちたまちでございます。そこに基本的な考え方を述べておりますので、読まさせていただきます。 中野駅周辺のにぎわいの心を育成するためには、IT、コンテンツなど都市型産業の創出や新規創業を促進するとともに、既存産業の経営革新を進めることにより、新しい時代の要求に十分こたえられる新たな産業集積を図ることが必要である。警察大学校等移転跡地などへそれら企業が立地し、情報と知識の共有、新たに立地する大学等も加えた産官学の連携促進によって個別企業の力を伸ばし、中野区全体の産業の活性化を推進する必要があると。 区内産業の立地条件は、テナント料で比較しますと、中央線沿線主要駅の中で、吉祥寺、三鷹よりも低く、新宿からの距離を考慮しますと、交通至便でありながら賃料が低いために立地のコストパフォーマンスが高いということが言えます。そういったことから企業家にとりましても、中野駅周辺は魅力があるんではないかというふうに考えらます。交通至便で地理的にも事業活動に便利で、交通の利便性やコストパフォーマンスの高さ、地理的優位性など産業を伸ばしていく条件は潜在しているということが言えます。この潜在能力を顕在化いたしまして、産業の活性化を高めていくために、中野駅周辺まちづくりにおきましては、新たな産業振興に役立つ機能を導入するということを示しております。 ということで、まず1番といたしましては、にぎわいの心の育成でございます。 にぎわいの心を育成整備するためには、そこにありますとおり、情報・ITなど都市型産業の創出や新規創業、既存産業の経営革新、そういったことを促進いたしまして新たな産業集積を図ることが必要です。そのためには、警察大学校等跡地にさまざまな企業の進出が行われまして、情報と知識の共有、産学官連携、そういったものによりまして、個別企業の力を伸ばして中野区の産業の活性化を推進しようというものでございます。 2番目といたしましては、産業成長に貢献する大学等教育・研究機関の必要性を述べてございます。 まず1番、新たな時代の要求に対応できる大学等教育・研究機関の誘致について述べております。 ビジュアルコミュニケーションですとかヒューマン・プロダクト、メディア・アート、そういった新世紀を迎えまして、新たに求められる分野にかかわりのある大学等教育・研究機関を誘致しまして、これからの中野のまちで成長すべき都市型産業の基礎的要素としたいと。また、それらを広く全世界に向けまして情報発信することにより、産業交流拠点としての地位も獲得したいということをねらっております。 それから、成長産業の連携という点では、ITやコンテンツなど現在成長途上にある産業分野と連携しまして、中野のまちが、東京におけるそういった分野の開発供給の主要な地位を占めることを目指したいというふうに考えます。 それから、三つ目といたしまして、ヒューマンサービス機能の拡大でございます。これは、医療、保健衛生、福祉などの産業分野、そういったところが大きいかと思いますが、この警大跡地につきましては、東京警察病院が立地をいたします。そういった立地を生かしまして、NPOなどと連携しながら、中野のまちのヒューマンサービス機能を拡大しましてまちづくりの展開を図りたいというふうに考えております。 次のページでございますが……。 委員長 豊川さんね、全部読もうとしたら大変時間がかかるから。大体概略を説明すれば、各委員よくわかっていますから。いいですね。 豊川中野駅周辺整備担当課長 はい。 では、3番目、集客性を高める商業基盤施設や文化・娯楽施設でございます。そこにあります核店舗や核事業所の誘致、それから都市型新産業の育成、そういったものを図りたいと考えております。 それから、そういったことを行うための規制・誘導施策でございますが、都市計画手法、これは地区計画ですとか再開発促進区、そういった手法がございます。 それから、事業手法、これは土地区画整理事業、市街地再開発事業などがございます。 それから、さまざまな産業振興施策、構造改革特区など新たな施策の活用、産学連携組織の設立推進、そういったことが考えられます。 5番目といたしましては、にぎわいのための具体的なまちのつくり方でございますが、例示をしておりまして、例えば駅を再整備する、駅前広場の機能改善を図る、回遊性を向上する、そういったことを通しましてまちのにぎわいをもたらしたいというふうに考えております。 それから、11ページでございます。ここでは、安全、安心ということについて述べております。 まず、まちの安全でございますけれども、第1番目には、災害時の安全性の確保ということを挙げております。現在、警察大学校等移転跡地を中心にいたしまして、中野区役所一帯として避難場所に指定をしております。これは、災害時にはおおむね9万7,000人が避難できる機能を有しておりますが、この警大跡地の土地利用を新たに開発した場合でも、この区域は引き続き広域避難場所としての機能を確保すること、それから新たな開発による人口の増加、そういったものを見込んだ十分な有効面積を確保したいというふうに考えております。 それから、広域避難場所の中央部付近には、新たに防災公園を整備したいというふうに考えております。 それから、こういった防災公園は、周囲のオープンスペース、そういったものと連なりまして、一団の空間を構成したいというふうに考えております。 それと、こういった空間は周辺の耐火建築物あるいは樹木といったものの適切な配置によりまして、市街地の大規模火災による輻射熱や熱気流、そういったものから安全性を高めたいと考えております。 それから、次のページでございますけれども、ここでは、防災公園について若干詳しく述べております。現在想定しておりますのは、広域避難場所の中心となる防災公園につきまして、おおむね1.5ヘクタールを確保したいというふうに考えております。この1.5ヘクタールの防災公園と隣接する0.5ヘクタールの公開空地を合わせましておよそ2ヘクタールの防災空間を確保したいというふうに考えております。 この防災公園の中には、必要な施設、すなわち、仮設トイレ、防火水槽、情報伝達設備、防災井戸、そういった必要な設備を設けたいと考えております。 また同時に、周辺のオープンスペースとあわせまして、まとまった空間を構成して、緑豊かなまちを実現したいというふうに考えております。 次は、木造市街地の防災性向上でございます。 周囲の市街地、そういった市街地の建物の耐震性向上、不燃化の促進、狭い道路の拡幅、そういった整備を推進していきたいと考えております。 その次には、災害時の医療拠点でございます。 東京警察病院は、平成19年度に開院いたしますが、この警察病院を、災害時に対応した医療機能、そういったものに位置付けをしまして、災害時の医療活動の拠点としたいというふうに考えております。 それから最後に、大学などとの連携でございますけれども、警察大学校等移転跡地に立地を想定しております大学等研究機関などにつきましては、キャンパスの施設や運用、帰宅困難者の受け入れ、そういった面で区と協働関係を築きたいというふうに考えております。 次に、まちの安心でございますけれども、これは最近いろいろ言われています防犯に関することでございます。当然こういった防犯に関しても配慮しながらまちづくりを進めるというふうなことでございます。 それから、13ページでございます。これは、交通ネットワークについて述べております。これにつきましては、前回の御説明した内容とほぼ変わっておりませんので、省略をいたしますけれども、広い範囲での道路ネットワークなどを意識しながら、まちづくり計画の区域におきましては、道路などの整備を検討するということでございます。 それから、15ページでございます。15ページについては、環境共生のことがお示しをしてございます。環境保全型のまちづくり、景観のすぐれたまちづくり、みどりのネットワークを形成するまちづくり、この辺は前回と記述が同じですので、省略をさせていただきます。 次のページをごらんください。16ページでございます。そこにありますような緑のネットワークを形成したいというふうに考えております。 それから、17ページの第5章でございます。ここの章からは、今度は地区別のまちづくり計画を述べてございます。 まず1番、これは全体の土地利用について、そこに概略の図をお示しをしてございます。おおむねそこにあるような土地利用を想定をしております。駅の周辺は商業・業務、それから西側は複合用途、そういったものが中心になろうかと思います。 次のページをごらんください。次のページからは、警察大学校等移転跡地の周辺地区におけますまちづくり計画について述べてございます。この警察大学校等移転跡地の周辺地区につきましては、そこに若干太字で書いておりますが、防災空間の確保とにぎわいの創造、そういったものを開発目標としたいというふうに考えております。 まず、まちづくり方針でございますが、警察大学校等移転跡地エリアにつきましては、そこにありますとおり、合理的かつ健全な都市機能の形成を図ると当時に防災機能の向上といったことを述べております。 それから、導入施設・機能といたしましては、住宅・業務・商業あるいは大学等、さまざまな機能の導入を予定しております。 それから、土地利用でございますけれども、一定の高度利用を図りながら、周辺の市街地と連携しましたにぎわいのある市街地形成にしたいと。それから、土地の高度利用によりまして、ゆとりある公園及びオープンスペースを確保したいというふうに考えております。 それから、区役所・サンプラザエリア、本文は19ページにございますけれども、これは、現在整備が予定されております北口広場、この正面に位置するところから、いわば中野駅周辺地区の新たな正面玄関ということが言えます。そういったことから、そういった立地を生かした新たな中野の顔となるような施設を導入したいと、商業・業務施設を導入したいというふうに考えております。 土地利用につきましては、将来にわたって引き続き新たな都市機能を備えた交流とにぎわいの中心として引き続き土地の高度利用を図りたいというふうに考えております。 それから、囲町エリアでございます。このエリアは、まだ具体的にこういうまちというところまでお示しはできておりませんが、基本的には、そこにありますとおり、住環境の向上を図りたいと、そういったことをしながら、駅至近の立地を生かした都市機能を生み出す地区としてまちづくりを進めたいというふうに考えておるところです。 それから、中野四丁目西エリア、これは、現在、中野サンクオーレの西側の街区でございますが、これに関しましては、再開発を行っています東地区と同様に、商業・業務・住宅地として高度利用を目指したいというふうに考えております。 それから、20ページをごらんいただきたいと思います。20ページからは、警察大学校等移転跡地の周辺地区のまちづくり計画でございますけれども、そこにおおむねの土地利用の状況、予定、想定を示してございます。防災公園が東西方向にありまして、その南側、あるいは東側に民間利用の土地、それから西側には文教利用、それから北側は公共公益利用、これは、北側は主に東京警察病院でございます。それから、もう一つの公共公益というのは、これは例えば区の施設、そういったものを想定をしております。それから、サンプラザのエリアは商業・業務利用、そういったことでおおむね想定をしております。 それで、具体的な土地利用計画は、21ページにお示しをしてございます。これは一つの例ですが、そのような施設が導入されるのかなというふうに考えております。 それから、21ページの下以降は、それぞれの施設、特に基盤施設につきまして、具体的なイメージをお示しをしてございます。 22ページ、23ページは、警大跡地に設けられます新たな道路のイメージと断面構成をお示しをしてございます。緑豊かな道路にしたいというふうに考えております。 それから、24ページですが、跡地中央部に設けられます防災公園について記述をしてございます。そこをちょっと読ませていただきますけれども、跡地には、広域避難場所の中心になる防災公園を配置しますと。これは先ほども記述がありましたが、民間施設の公開空地と一体になりまして広いオープンスペースを確保すると。そのオープンスペースは、地区内の緑道や街路の緑とつながりまして、緑のネットワークを形成するというものでございます。当然、防災公園ですから、そこにありますような必要な施設は設置をするということでございます。それから公園は、言ってみれば自然と親しむ場所でもありますから、ビオトープや自然観察、そういった機能もつけたいというふうに考えております。 それから、24ページの下の方に、広域避難場所の機能について述べております。これは先ほども安全のところで申し上げましたけれども、中野駅周辺一帯の広域避難場所機能を引き続き確保したいというふうに考えております。 25ページでございます。避難圏域と避難人口とありますけれども、現在避難想定人口は9.7万人でございますが、これに開発に伴います人口の増加、そういったものを見込んだ有効面積を確保したいというふうに考えております。 それから、跡地の民間利用、公共公益利用は、そこにお示しをしていますとおり、民間利用については、住宅、商業・業務、そういったもの、それから公共公益利用は、区庁舎、中学校の総合新校、次のページですが、体育館、警視庁の用地、警察病院、そういったものを想定をしております。 それから、文教利用といたしましては、大学等教育研究機関、そういったものを想定をしております。 それから、26ページ下のまちづくりの手法でございますが、こういったまちづくりを実現するために地区計画、これは再開発促進区ですが、これを決定して法的に担保したいというふうに考えております。また、地区全体で環境と共生し、安全地区を形成するために必要な制度の運用や調整を行う仕組みを準備したい、整備したいというふうに考えております。 それから、27ページでございますけれども、これはもう少し具体的に述べておりまして、地区計画、再開発促進区の方針を掲げる、それから地区計画の地区整備計画を掲げる、そういったことを少し具体的に述べております。 それから、28ページでございます。28ページのマル2でございますが、こういったことに関しましては、建築条例を定めまして一定の担保をとりたいというふうに考えております。 次に、民間活力の活用でございますけれども、こういった警察大学校等移転跡地のまちづくりにつきましては、開発者負担により公共施設の整備を行うことを原則としたいと考えておりまして、これは、例えば、土地区画整理事業ですとか開発許可、そういった制度が該当いたします。 それからマル4といたしましては、景観・環境共生・安心の担保ということでございまして、そこにお示しをしたような手法を用いまして、それぞれ担保したいというふうに考えております。 それから次には、熱や資源のトータルリサイクル、それから防犯環境設計への取り組み、そういったものに配慮をしてまちづくりを行いたいというふうに考えております。 29ページは、今度はサンモール・ブロードウェイ地区のまちづくり計画でございます。これは、現在もう既に既存の商店街、十分なにぎわいを持っておりますが、これの十分な活力の魅力を持った商業・業務地区と住環境の調和を図りたいというふうに考えております。 まちづくり方針でございますけれども、サンモール・ブロードウェイエリアの方針といたしましては、個性と魅力を持った活力ある商業・業務地区として、また都市型集合住宅地区としての再生を図りたいというふうに考えております。 それから、中野五丁目西エリア、これは、サンモール・ブロードウェイ地区の東側に隣接する地区でございますけれども、住宅機能、商業機能の調和のとれたまちづくりを目指したいと考えております。 29ページの下の方から、こういった地区のまちづくり計画でございますけれども、これは地域で自主的に取り組みをすることが重要でありまして、そういった取り組みを深めながらその具体的な計画を検討するというものでございます。 30ページ、(3)まちづくりの手法でございます。こういった既成市街地のまちづくりに関しましては、地区計画といったものを想定しまして適切な事業手法を検討していくというようなものでございます。 それから、31ページでございます。これは中野駅地区についてまちづくり計画方針、計画を述べております。これは、中野駅周辺地域の中心といたしまして、十分な交通キャパシティを備えまして、駅周辺の文化・商業施設等への集客の魅力を備えたいというふうに考えております。 まちづくりの方針といたしましては、これはまず、飽和状態の駅及び駅前広場の改善、それから東西南北方向の歩行者の回遊性の確保、そういったことを図りまして、中野の顔としての魅力ある駅、及び駅の周辺空間を形成したいというふうに考えております。さらに、周辺にあります緑、そういったものとネットワークの形成にも寄与したいというふうに考えております。 まちづくり計画でございますけれども、そこに述べてありますが、東西南北への連絡、魅力ある駅舎、そういったものを通しましてまちをつくりたいというふうに考えておりまして、具体的には32ページに若干お示しをしてございます。 土地利用計画、これは導入施設と機能ですが、といたしましては、中野駅駅舎の改良、それから自由通路の新設。自由通路は、そこにあります太い点線の矢印、そういった動線確保ができたらというふうに考えております。 それから、北口駅前広場、これは現在の北口駅前広場に加えまして、現在駐輪場のある広場予定地、そこを含めて整備をするというものでございます。想定といたしましては、バスターミナルなど交通機能は新しい北口広場に移したいというふうに考えております。 それから、南口の駅前広場に関しましては、歩行者とタクシープールを中心としての駅前広場に改良したいと考えております。 それから、33ページでございます。まちづくりの手法でございますが、この中野駅地区は、既に既存の都市計画の決定あるいは公共交通に寄与している土地、そういったものによって構成しておりますので、これは各事業者、あるいは公共側が連携して取り組む必要があります。そういったことを今後踏まえながら、具体的な事業手法を検討していきたいというふうに考えているところでございます。 それから34ページ、中野駅南口地区でございます。この地区は、全体としては商業・業務を中心としながら都市基盤や住居系用途の更新改善を通じまして、魅力ある商業・業務地区と良好な生活環境をあわせ持った地区としたいというふうに考えております。 まちづくり方針ですが、まず、中野二丁目エリアといたしましては、適正かつ合理的な土地の高度利用及び公共施設の整備、そういったことを通しまして、中野駅に直結した活力ある業務・商業地区の形成、あるいは居住機能の充実、そういったものを目指したいと考えております。それから、緑のネットワークにおける拠点の一つの整備、そういったことも重要かと思います。 それから、中野三丁目エリアでございますが、これは土地利用の目標といたしましては、現在の商業・業務、住宅等の複合的な土地利用を踏まえまして中野通り沿道の活性化、駅付近の街区の整備、それから街区内部にある個性ある店舗や住宅の混在、そういったものを通じまして、そういった整備を通じまして、駅に直結した活力のある、魅力のあるまちにしたいというふうに考えているところであります。 それから35ページ、五差路エリアでございます。これは、南口のいわゆる五差路ですね、の周辺でございますけれども、これは交差点の改良、そういったことを中心といたしましてまちづくりを図りたいというふうに考えております。 それから、36ページでございます。ここでは、南口地区のまちづくり計画について述べております。土地利用計画、導入施設機能といたしましては、中野二丁目エリアにおきましては、まとまった単位での街区整備の段階的推進、住宅団地の建てかえ、道路ネットワークの確保、歩行者回遊動線の強化、そういったものを通じまして、中野二丁目エリアの一体的なまちづくりを図りたいというふうに考えております。 それから、次のページ、37ページでございますが、中野三丁目エリア、これは、中野通り沿道の街区整備を進めまして、街区内側の小粋な道の形成、特色ある店舗の配置、そういったものを促進したいというふうに考えております。 それから、五差路エリアでございますが、これは交差点の線形の再検討、そういったことを通しまして沿道建築物の共同化なども促進していきたいというふうに考えております。 この手法につきましては、そこにありますとおり、市街地再開発事業ですとか、その他関連する事業、そういったものを予定をしております。 以上で各地区ごとのまちづくり計画は終わりますけれども、第6章では、これまでのまとめといたしまして、まず、こういったまちづくりの根本的な推進方針について四つばかり述べております。 まず1番目は、区民参加のまちづくりということでございます。区民と区の議論、討論の場の確保、各地区でまちづくり勉強会などの実施、それから区民や企業によるまちづくり組織設立の検討、そういったことが必要かと思います。 2番目といたしましては、公開によるまちづくりでございます。情報や検討会等の公開、そういったことによりまして議論や計画策定の公平性、透明性を確保したいというふうに考えております。 それから、3番目といたしましては、速やかな事業着手でございます。できるところから速やかに事業着手を図りまして、区民のまちの利用を早期に実現したいというふうに考えております。 4番目といたしましては、住民、民間、行政、それぞれの役割分担でございます。それぞれ三者が役割に応じまして、主体的にまちに関与していくことが重要というふうに考えているところでございます。 39ページでございます。これは各地区ごとにおおむねのスケジュールと言えるものではありませんが、進み方をお示しをしてあります。例えば、警察大学校等移転跡地の周辺地区におきましては、今後おおむね5年後内外には警大跡地の地区計画を決定をいたしますとともに、囲町などで地区と行政とでまちづくりの検討がされると。それからおおむね10年後ぐらいには、跡地のまちづくりはほぼ完成をいたしまして、その他地区におきましても、事業手法を決定して順次事業化を図る、それからサンプラザなどにつきましても、土地利用の検討をされるということでございます。 こういった流れがありまして、おおむね20年ぐらいには、ほぼこの地区のまちづくりは完成するのかなというふうな想定ができます。 それから、サンモール・ブロードウェイ地区でございますが、これは既成市街地ということもありまして、なかなかはっきりしない部分もありますが、やっぱりこれもおおむね20年ぐらいにはまちづくりが完成するのではないかというふうに考えております。 それから、中野駅地区でございますが、これは今後5年後ぐらいには、鉄道事業者、東京都、国、区等で協議、検討して具体的に整備の仕方を決めたいというふうに考えておりまして、10年後をめどに事業の実施ということで考えております。 南口地区につきましても、これはおおむね5年後ぐらいに市街地整備に具体的に着手をするということでありまして、10年後には先行する市街地整備が完了すると、20年後にはほぼ全体が完了するかなというような見通しがあります。 以上、このような形でまちづくりを進めていきたいというふうに考えているところでございます。 委員長 ただいまの所管事項の報告につきまして、質疑がありましたらどうぞ。 佐藤委員 時間もありませんので、また以後、次回に質疑の時間がちゃんと予定されているということなので、1点だけ質問をいたします。 皆さんから一番御要望が多くて、気になっている防災公園というのが、きちっと防災公園として中央部にまとまって位置付けられたということは、今回評価いたします。しかし1.5ヘクタール、隣接する0.5ヘクタール合わせて2ヘクタールということで、私は狭いという思いでおります。もうちょっと広くならないかと思いますが、今までの中に説明されてきた、いわゆる防災上のオープンスペースを3から4ヘクタール確保するという、3から4という数字が今までの御説明の中、あるいは文書の中でも、私が見落としていたのか、どこにもないような気がするんですけれども、その3から4ヘクタール確保するということはどうなっちゃったんでしょうか。それはやめられちゃったんでしょうか。それとももっと多くという御要望があるから、2ヘクタールを確保しながらより広くというふうに考えていらっしゃるのか、なぜその記述がなくなってしまったのか、お伺いいたします。 豊川中野駅周辺整備担当課長 12ページの記述かと思います。今私も説明をいたしましたし、委員も御指摘のとおり、防災公園自体はおおむね1.5ヘクタール、それから隣接する約0.5ヘクタールの公開空地と合わせておよそ2ヘクタールの防災空間を確保するということは記述をしております。 それから、以前お話をしておりました3から4ヘクタールのまとまったオープンスペース、今回は特に数字は記述をしておりませんが、マル2の防災公園の下から2行目のまとまった空間、これがおおむねそれぐらいの広さがとれるのではないかという想定はしております。 佐藤委員 その数字を、それを核にしながら3から4ヘクタールを想定していらっしゃるということなんですね。どうしてその数字を消しちゃったんですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 これが場合によっては、まとまった空間という表現が、どこまでまとまったか、つまり長く伸びたものを、例えば緑道、そういったものをどこまで入れるのかによって、まとまった空間の広さが、とり方が変わってくることも考えられます。そういったことから、想定といたしましては、恐らく3から4ぐらいはとれるかと想定しておりますけれども、今回は、そういった具体的な記述じゃなくて、こういった表現でまとめさせていただいたということでございます。 佐藤委員 質疑はこれからまたちゃんと読ませていただいて行いたいと思いますけれども、その核とするということはわかるし、そういうふうに位置付けられたということは、今までの考え方よりも一段と進んだということで評価いたしますけれども、さらに広く、なぜとれないのか、もっととれなかったのかということで、もう一度その辺は御検討していただきたい。これは要望としてまず添えさせていただきます。 委員長 要望でいいですか。 佐藤委員 はい。 吉原委員 去年、中野消防団と野方消防団の連名で火災のときの消火ポンプの訓練、操法練習ですね、それのスペースを確保していただきたいという要望書が前回出ているんですが、20ページの地図でそれを探すとなりますと、大体どの辺を想定しているんでしょうか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 今御指摘の地図で言えば、ちょうど防災公園、横長の防災公園ですね、この中にそういったスペースはとれるという想定でおります。 斉藤(高)委員 時間の関係上20ページを中心にお聞きします。 その中で、この図面がありますけれども、早稲田通り、いわゆる北側に公共公益利用とありますね。これは先ほど声が聞こえなかったんですけれども、現在、小・中学校の再編成が始まっている中で、この中央中学校、これは当然少し動くんでしょうけれども、これについてと、もう一つさっき何か、この本庁舎の話も出たかどうかわかりませんけれども、まず、この中学校周辺ですね、これはどのようにこの中で描かれているんでしょうか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 それでは、20ページの図と21ページの表をあわせてごらんいただきたいと思います。 今御指摘のエリアは、公共公益利用というエリアでございまして、それが21ページの表に対応をしております。現在想定をしておりますのは、区庁舎、これは防災センター、清掃事務所、車庫なども含みます。それから統合新中学校、それから中野体育館、警視庁用地、それから東京警察病院、こういったものを、この地図で示しております公共公益利用というエリアの中に入れ込みたいというふうに考えておりますが、具体的な配置規模等はまだ未定ということでございます。 斉藤(高)委員 それから今度、西側の文教利用ということがありますけど、これは9ページだったですかね、ここにはっきりと産業成長に貢献する大学等教育・研究機関の必要性が出てまいりました。ここまで出てくると、中野区もいろんな経過があるということで、東京都内の学校等でもいろいろ話題になっているような気がしますけれども、ここには、考えるのは、一つの学校が全部来るわけにいかないでしょうけれども、学部的にどういうものを想像しているんでしょうか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 まだこれは一つの想定でございますので、必ずこういうのが来るということではありませんが、私たちの想定としては、例えば9ページにお示しをしたような内容ですね。ですから、恐らく学部も既存の学部というよりは新たな枠組みを持った学部と。ですから、何もある大学が全部ここにくるということじゃなくて、こういった新たな時代に対応した新しい形の学部、大学の一部、そういったものが立地するんではないかというふうなことで想定はしております。 斉藤(高)委員 それから、今度は南側ですけれども、ここに民間利用というのがありますよね。この民間利用というのは、何ですか、住宅とかいろいろ考えが出るんでしょうけれども、現在ではどこまで、どのようなものが建つか、ちょっと難しいかもわかりませんけれども、これも想定ですけれども、この民間利用の敷地内ですね、これはどのようなものが建つ、そういうお考えなのかをお聞きしておきます。 豊川中野駅周辺整備担当課長 これも同じく21ページの表とあわせてごらんいただきたいと思いますけれども、現在の想定では、まず、住宅、それから商業・業務、そういったものが中心になろうかと思います。やはりオフィスだけですとか、そういったものは中野という立地上、なかなか難しいということもありまして、恐らく住宅が主体とはなりますが、一定の商業や業務機能を備えた施設と、そういったものが立地するんではないかというふうに想定をしております。 斉藤(高)委員 それから、この下にさらに囲町エリアとあるんですね、これは町会で言えば囲町町会になるんでしょうけれども、これは現時点でもいろんな陳情が出ておりますけれども、この囲町エリア、これはこれから、先ほど何か書かれておりましたけれども、これからどのような話し合いを、各地域の町会ですね、お話し合いを進めていくのか、そのスケジュールを教えてくれますか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 まず、囲町エリアに関しましては、20ページの図にお示しをしておりますが、警大跡地と囲町エリアの間に、区画道路2号というものを設けたいと考えております。この道路は、先ほど若干説明を飛ばしてしまいましたが、23ページにあるような、これはちょうど区画道路2号ですね、西から東の方に見た、正面に薄くある、これがNTTのあのビルを想定しておりますけれども、こういった道路を囲町と跡地の間に設けたいというふうに考えております。ですから、跡地の開発と囲町が一定の調和を保つのにもこういった道路をつくりたいというふうに考えております。 それで囲町の方のまちづくりでございますけれども、まず1番には、基本的に現在の既存の市街地でありますので、この辺の環境改善ということが必要かと思います。つまり、行きどまり道路の解消、そういうところが必要かと思います。それとあわせて特に駅に近い方の側につきましては、駅に近いという立地を生かした新しい用途、そういったものを想定できるかなと考えております。いずれにしましても、そういった住環境と新しい用途、そういったものが調和したまちにしたいというふうに考えておりまして、それにはまた地元の勉強会等を開きながら、御意見を聞きながら一定の双方向性を打ち出した上で、また進めたいというふうに考えております。特に具体的に何年後というのは今のところ持っておりませんが、そういった周辺の状況を見ながら、また順次御相談させていただきたいと考えております。 斉藤(高)委員 それからもう1点は、先ほど佐藤委員から話がありました防災公園、ここに正式には2ヘクタールの防災空間を確保するということですけれども、この20ページの図面だと、1.5ヘクタールと0.5ヘクタール、これはどう見ればよろしいでしょうか。今現在ある土地を見ながらね。 豊川中野駅周辺整備担当課長 これは、まだこれ以上のレベルの図面に落とすところまではお示しができる段階ではありませんが、考え方といたしましては、まず、ここに防災公園と示しております空間が、これは純粋に公園の部分でありまして、これはおおむね1.5ヘクタールぐらいかなというふうに考えております。それから、民間利用という土地の防災公園寄り、場所はわかりませんが、防災公園寄りの民間利用のところに、公園と同等の整備をした公開空地、そういったものを0.5ヘクタール設けまして、それと1.5ヘクタールの公園が連携いたしまして、一定の防災空間、そういったものを想定しております。 斉藤(高)委員 最後に1点だけお聞きしますけれども、この11ページに広域避難場所のことが書かれています。ここでは、収容予定人口、今までの9万7,000人は避難できるということで書かれておりますけれども、今、この図面を見ながら、幾つかいろんなのが建ってきますけれども、この9万7,000人はそのまま、もし警大跡地にこのような、例えばですよ、できた場合には、9万7,000人は収容できるんでしょうか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 今の想定では、既存の9万7,000人に加えまして、開発によって生じる人口、そういったものも含んだ必要な避難場所の確保をするというふうに想定をしております。 飯島委員 まず、明確な防災公園の言葉が出ている、概念規定がされている、これはそれぞれの委員が指摘をされているとおりで、この前の都市整備部の部長の御答弁もきちっと生かされているなと、こう思いますが、問題は、やっぱりどのくらいの広さを確保できるのか。おおむね1.5ヘクタールになった意味合いはどういうことなんですか。要するに、2ヘクタール確保したっていいじゃないですか、防災公園を。で、隣接する約0.5、これは要するに民間の公開空地なんでしょう。2ヘクタールという基本的なボーダーですよね。基本ボーダーを確保しなかった理由って何かあるんですか、特別に。 豊川中野駅周辺整備担当課長 公園の広さにつきましては、さまざま議論をいただいているというのは十分私ども承知をしておるところです。それで、今回はやはり空間としては2ヘクタールとりたいという思いはありまして、それは確保しました。しかし、例えば、いろんな事業手法等を検討している中では、こういった1.5ヘクタールの公園、それから隣接する0.5ヘクタールの公開空地、そういったものが、例えば開発者負担という事業手法を想定した場合であれば、一番現実的な広さかなというふうなところから、当然、この広さでありましても、避難有効面積は当然にして確保されるという前提がもちろんありますけれども、そういった前提に立った上でおおむねこれぐらいであればできるということで、こういった記述になったわけでございます。 飯島委員 例えば、1.99ヘクタールでもいいんじゃないのか。そういう理由があるんじゃないですかと私はお尋ねしている。 豊川中野駅周辺整備担当課長 もちろん、公園の広さについては0.5刻みじゃなきゃいけないという決まりはないわけでありまして、これは一つの目安として、1.5内外ぐらいであれば、いろんな事業手法や周囲の土地利用の状況といったことを踏まえて、しかも防災上必要な空間の確保、そういったことを踏まえながらも、おおむねこれぐらいであれば整合性がとれるというふうな判断から、おおむね1.5という記述にしたものでございます。 飯島委員 時間の関係もあるからこれ以上言いませんけどね。要するに、整合性のあるスペースって、どこからどうなるかなんて、この辺じゃ読めませんよね。2ヘクタールを超えたくない理由があるんなら、1.99でもいいでしょうと私は申し上げている。限りなく2ヘクタールに近いスペースを確保する。それと0.5で2.5になりますよ。4ヘクタールに限りなく、それぞれオープンスペース合わせておおむね3から4、公園緑地担当課長だって、そもそも書いてある数字になるべく近い方がいいに決まっているんだから。とすれば、近づけていく、空地を生み出していく努力は、まず行政が2ヘクタール、あるいは限りなく2ヘクタールに近い、そういう公園を確保する。その努力が必要だと何度も指摘してきたはずなんですよ。それがあって残りの2ヘクタールということになるわけでしょう。きっちり2ヘクタールなければならないなんて言っていませんけれども、おおむねそのくらいの、半分を確保する努力がなかったら、民間のいわば開発者負担をもって4ヘクタールの防災空間ですよ。防災公園は2ヘクタール弱かな、正確に言うと、あなたたちが考えているのはね。それで防災空間は4ヘクタールになるんだったら、まず行政がみずから責任の半分を負担するというのは普通じゃありませんか。2ヘクタール超えちゃうとまずい理由があるのか。 要するに、そういう事業手法を成立させるためだという理由があるんなら、そういう理由があるということを説明した方がいい。ないんならないで結構ですよ。その合理的な、あるいは整合のとれた数字というのなら。だけど、その合理的整合のとれた数字でも1.5でとどまる必要はないでしょう。1.999だっていいわけだ。2超えたくなければ、あるいは2で、2.01にならなきゃいいとか、いろいろわからないけどね、その数字は。しかし、もっと考えてみれば、そういう手法を使いながら、これから開発者負担の手法というのは非常に大事だと思いますよ、こういうのは。税金使って開発するだけが能じゃないもの。それは開発者の、その利益を受けるものは、その開発にかかる経費を負担する、こういう時代ですよ。だけど、それを成立させるための条件があるんなら、そういう条件もあるということを御説明された方がいい。次回詳細に質疑するときにちゃんと準備しておいてください。それが1点です。 それから、図面を用意しているような、していないような絵があるんですが。20ページのまちづくり概念図、もう少し詳細に物がわかるように落とし込んでくれませんかね。本当はカラーでできているんじゃないのか。だから、そうだとすれば、この1枚とか、要するに我々が理解する上に必要なものは、そういう図面として別途図面を用意するとかいう、そういう親切さが必要だと思うんですよね。この辺がこう、あの辺がああいうことがあって、もちろんそれが固定観念になって物が動かなくなっちゃうということもあるんだけれども、それにしても、我々の理解を進めるためにはぜひそういうことをお願いしたい。これは後で委員長にお願いしておきます。それを後でやります。 それから25ページ、こういう表現はやめてほしいということです。人口の増加を見込んだ有効面積を確保する想定であると、それはそのとおりなんですよ。昼間人口を想定しない広域避難場所の設定というのはおかしいんで、夜中に火事あるいは地震が起きるわけじゃないわけですから。そうすると、あらゆる状況を想定して、昼間人口、夜間人口、そしてどっちが大きいかということになれば、大きい方を前提に物を考えるとか、当然だから、ありがたいことなんだけど、そうすると、有効面積というのはどういう性格のものなのか。防災公園の、僕の主張は2ヘクタールと周辺に用意されるオープンスペース、防災空間の4ヘクタールプラスどれがどれだと、こうなってほしいわけです。閉鎖されたときの道路として、今まで利用されていたものについてのオープンスペースであるとか、道路であるとか、ピロティであるとか、こういう計算していくと、これだけ最低限、つまり、人口の増加を見込むと、じゃ10万人なのか、11万人なのか、1平米とすればどのくらいのスペースになるか、簡単に出ますから、その数字は。だから、こういう何か見込んだ有効面積なんてということで、ファジーにしないでほしいんだね、計画は。やっぱりそれはきちっとしたものをお持ちになっていただきたい。そういうことを次回のときまでにぜひやっていただきたいと思っていますが、どの程度の増加を見込むんですか。だってそれは、開発を想定して、ここに住宅棟なんかもあるなんてということになるとすれば、人が住むことになるわけでしょう。あるいは大学だということになれば、どのくらいのことが、人が来るんだよ、こういうことになるわけでしょう。そうすると、そういういわば交流人口、今はやっている交流人口も大事なことになるわけですけれども、そうすると、そういうことを想定して、そういうマックスのときに震災等が起きた場合はどうなるんだ。帰宅困難者はそこで受けるということになるわけでしょう。だから、そういうもろもろのことも含めた数字ができるものは、想定しているものについては想定として、あるいは見込みとしてお示しをしていただきたい。またそういうことがわかるようにしていただければと思いますが、いかがでしょうか。 あと、図表、小さいのはちょっと見えませんから、ちょっと大き目の、それは委員長に諮ってお願いをしたいと思っております。 豊川中野駅周辺整備担当課長 まず、図表につきましては、大変失礼いたしました。工夫をしたいと思います。 それから、今御指摘の人口の増加でございますが、これは当然、委員も御指摘のとおり、夜間人口だけじゃなく昼間人口の想定というものもあります。これにつきましては、現在、検討をしておりまして、おおむねというところで、一定の見込みはありますが、まだ具体的に、きょうの時点で何千人というふうにお示しをすることはできません。ただ、この辺も一つの想定を次回にお出ししたいと考えております。 飯島委員 課長が勝手に答えてしまいましたけれども、いずれにしろそれをきちっと一度出していただきたい。 それで最後に、28ページに、いわゆる手法として、区条例による計画の担保と、こういうのがあります。建築物の壁面の後退値の制限とかね、最高の高さの制限、最低限度、高度のね、こういう決め方というのは、ほかの手法によってもありますわな。だって当初、地区計画の導入みたいなことをお考えになっていらっしゃったんじゃないのか。あるいは景観法が制定されることによって、景観地区の指定によってもこれも可能になってくる。景観地区の指定によるやり方というのは、それなりに利益もあるわけですね。ここで、いわゆる建築条例を定めというふうになっているのはいかなる理由なんですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 これは、地区計画とセットで建築条例を定めるというふうな意味でございます。そこにありますとおり、地区整備計画に定めた建築物等に関する制限の実効性を担保するということでございます。現に、中野区におきましても、地区計画を定めた区域では、建築条例を定めている地区があります。そういったことから、そういったことをこのまちづくりにおいてもやりたいというふうに考えて書いたところでございます。 委員長 ただいま飯島委員の質疑の途中にございましたけれども、資料の内容ですね、カラーページのものはカラーページとして用意をしていただくということで、これは次回、先ほども休憩中に皆さんにお諮りしましたとおり2月16日、定例会の前日に、この素案の質疑をしようということで当委員会を1日設けました。そういうものに対しての資料の提供の仕方、これを十分に気をつけていただきたいということで、委員会の方として申し渡しておくということでよろしいですね。 (「はい」と呼ぶ者あり〕 委員長 よろしくお願いします。 それでは質疑を続行します。 佐野委員 二、三お尋ねさせていただきます。 まず、全体的に、最初に課長が御説明した1章から4章までは、ほぼ10月20日の計画NO.2と一緒であるということでございました。私もさっき見比べてみましたけれども、ほぼ斜めから見ても、横から見ても事例が変わったりはしていません、基本的にはですね。あるいは付け加えが行われました。問題は、5章、6章ということで、新たに今までの討議を踏まえてお出しになったというお話が冒頭にありましたけれども、私見ていて、どこがどう違ったのか。今までの経緯の中で、確かに防災公園の2ヘクタールとか、それからあと20ページのまちづくり計画とかですね、それから21ページのこういった図は出てきましたけれども、大きくどことどことどこが、前の10月20日に示された計画素案とどう違ったのか。ちょっと、幾つかポイントを御説明いただけませんでしょうか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 何点か大きなポイントがございますが、やはり一番大きいのは、先ほど来何回も御指摘を受けておりますが、防災公園という表現でございます。その辺は少し具体的に、もう少しイメージがわかるように、この間検討した上に記述をしたということでございます。 それからあと、これは1章、2章に関することでございますが、中野というまちの位置付け、この辺を若干議論して付け加えをしたりとか、あるいは大学などの立地、こういったところの、大学がなぜ要るのかというふうなことも内部で一度議論をしまして、付け加えをしたというふうなこともございます。 それから、各地区の整備計画につきましても、確かに地区によっては熟度が違いますので、余り前回から進歩がないところもありますが、例えば、ちょっと今回は間に合いませんでしたが、特に中野駅の関係、この辺は現在、調査検討しておりますが、これを踏まえながら今後出していきたいというふうには考えております。そういったところから、これはまだ、一つの成果ではありますが、今後まだ検討する部分が若干あります。その辺を含めた形で取りまとめをするという形になろうかと思います。 佐野委員 わからないんですよね。要するに、今度のは前のと違って、新たに5章と6章をお出しになったと、先ほど冒頭おっしゃったんですね。ところが5章と6章の中にも従前の中のものが入っていて、それに手直しをしたりいろんなことで、要するに私が言いたいのは、これからここの委員会で討議を重ねながら、パブリックコメントで、区民の皆さんにこれを諮っていくわけですね。そうした中で、果たして区民の皆さんに、このもの自体、これからやろうとしていることを理解していただけるかどうか。やはりそこに力点を置いてこういったものを作成していかなければいけないと思うんですよ。我々委員会の中では何回かいろんなことをやっていましたので、その専門用語なり何なりはある程度わかっていますよ。ですけど、これからこれを討議しながら、パブリックコメントに落としていって、またそれを手直しして、最終案に4月に持っていこうという先ほどお話でしたよね。そういうことを考えると、非常に美辞麗句は並んでいるんですよ。失礼な言い方かもしれませんけど。それから、非常に文章上はいっぱいあって、ボリュームがあるんですよ。やはりその中のポイント、エキス、そういうものをかいつまんで、ぴしっと整理整頓する必要があるんではないかなということを全体を通してまず感じたわけです。 で、具体的にちょっと御質問をさせていただきますけれども、例えば先ほどから問題になっている12ページの防災公園のところですね、ここでは先ほど佐藤委員も飯島委員も御質問しましたけれども、2ヘクタールの防災公園を確保するということで、これはあくまでも最低限を確保するということですよね。今、おっしゃったのは、今後進めていくからどういうふうになるかわかりませんというお話でしたけれども、少なくとも新たにここは出たことだと思うんですよ、言葉として。3だとか4だとか、いろいろありましたよね、でも2という数字が示された。この2ヘクタールは最低限は確保するし、先ほど佐藤委員が質問されたように、さらに3から4を含めて今後も検討していくと、そうとってよろしいんでしょうか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 今後の議論の推移はなかなか断定的には申せませんが、私たちとしては、一定の検討をした上で、おおむねここにありますとおり1.5ヘクタールの公園、0.5ヘクタールの公開空地、これらを合わせて2ヘクタールの防災空間、この辺でいけるんじゃなかろうかという一つの想定をしてやっております。議論のベースはその辺を中心にしていきたいと思います。その辺は今後の議論の行方を見守りたいと思います。 佐野委員 一番危険なことだと思うんですよ。数字というのはひとり歩きするんですよ。これが例えばパブリットコメントに出しますよね。これはどういうふうにされるかわかりませんよ。その場合に、行政側で検討しているときに、こういう文章でこのまま出しますと、これがひとり歩きします、間違いなく。ということは、区としてこれを確保するという意味合いが明確ではないわけです。まだ決まらない、こうだ、ああだということの中での要するに今数字を出されたわけですから、その辺については、非常に危険度を含んでいると思うんで今御質問したんですが、ちょっとその辺について。 那須井まちづくり総合調整担当部長 公園をどの程度の面積を配置するかということは、一つ、まちづくりの計画論と、それから先ほども御指摘をいただきましたように、この事業、資金計画を踏まえた事業をどのように成立するのかというような面も含めて検討していかなければいけないと思っております。この公園については、都市計画法等では、面積の3%、3%というようなことになりますと、面積でいうと4,200平方メートルぐらい、これにほかの開発ではプラスオープンスペースをつけているというようなこと、またはこの公園すらないというようなこれまでの経過はあるわけですけれども、私どもとしては、この1.5ヘクタールという公園をこの中にとっていく、13.7ヘクタールという土地の中に1.5ヘクタールをとっていく、それから民間の0.5ヘクタールの民地をそこに加える、これはいろんな民間の活力も利用して、それで2ヘクタールのまとまったものをとろうと。さらにですね、先ほど御指摘の3から4ヘクタールと言っていたのが書いてないということでございましたけれども、私どもは、3から4ヘクタールのオープンスペースをきちんと確保していきたいというふうに考えているわけです。あと、事業の方からいきますと、やはり開発者負担で、幾らでもとれるということではありません。道路の負担もありますし、この事業、先ほど飯島委員の方から、次回までにその資料をということでございましたので、そういった資料を用意いたしますけれども、そういった計画論と事業論からこの数値を出したもので、これはですね、現時点で1.5ヘクタールと0.5ヘクタール、防災公園と空地はとるというきちんとした数字でございます。 佐野委員 としますと、確保するんですね。これはもう区としてこういう方向だと、ここに確保すると書いてあるわけですから、要するに、最低限という表現がいいか、最高がいいかわかりませんけれども、計画の中にはっきりと確保するということでいいわけですね。このとおりだということ。 それとあわせて、もう1点、周辺のオープンスペースなどと合わせてまとまった空間を構成するとなっていますけれども、先ほど佐藤委員が3から4とかと、いろいろ前の経緯があるじゃないかと言いましたけれども、その辺はちょっとファジーな表現になっています。では、まとまった空間を構成するという意味は、どういうことなんでしょうか。 那須井まちづくり総合調整担当部長 御指摘のとおり、この数字を確保するということで考えていただいてよろしいと思います。 それと、まとまった空間というのは、この地区計画でまちづくりをするということは、一定の高度利用をすることを考えておりますけれども、その見返りといいますか、公共空地をきちんととるということでございまして、この一定の回廊といいますか、そういったもの、この緑陰ネットワークですね、16ページにございますけれども、この公園のちょうど下のこの点線、こういったところに一定の緑道等を配置したいということで、そういったまとまりのあるオープンスペースを確保していきたい。これだけじゃなくて、もちろん建物の間等の緑地、間というのはかなり狭いということじゃなくて、一定の広がりのある空間も含めてまとまりのあるものをとっていきたいと、このように考えております。 佐野委員 とっていきたい、確保する、この表現は非常に難しいんですよね。ここには確保するというふうに上にはなっていますから、これは決定ですよね、区としての考え方。その下の文章は、空間を構成するということで、まとまった空間を構成する。寄与するものと考えるからという文章なんですけれども、今のお話の中では、2ヘクタールは確かに確保すると。1.5で確保し、そのほかの周辺のオープンスペースなどを合わせてまとまった空間をさらに確保していくんだと、それについてはまだ数値的には、まだいろんな開発者負担なんかもあってはっきりはしていないと、そういう理解でよろしいんでしょうか。 那須井まちづくり総合調整担当部長 公園等についてはきちんと確保していくということで、これは今後都市計画の手続等できちんと確定していくということでございますけれども、今委員御指摘のとおり、民間に、例えば住宅の部分等民間が開発する部分もありますから、そういったことで建築の形状、それから建ぺいと容積の関係だとかがございます。ただ、私どもは一定の検討をしていまして、こういった今言ったような3から4ヘクタールのオープンスペース、それから先ほど防災のところでも申し上げましたけれども、9.7万人プラス昼間人口等を検討した上での数字、そういったものを確保、はっきり申し上げて、できるということを考えております。考えておりますというか、できるという想定のもとできょう素案をお示ししております。 佐野委員 わかりました。そういうことであれば、そういった方向で今区はお考えになっているということが明らかになりましたので、今後どうしていくかということになろうかと思います。ありがとうございました。 そのほか、私冒頭申しました、全体的にわかりづらいという中の一つとして、21ページに民間利用というところがありますね。商業・業務というところがあるわけですけれども、これは、今までの言葉とかやりとりの中で、開発者負担ということを区側は何回もおっしゃったと思うんですよ。そういう手法を取り入れて、区の財政の中から考えると、民間の力をかりながらこういったものを取り入れていきたいということを言っております。この冊子の中からうかがえるのは、全くその言葉がないような気がするんですよ。開発者負担というのはどこかに書いてありますか。どういうことで、ということで説明がなされているんでしょうか。この文章だけを見ますと、商業・業務は民間利用ですというのはわかりますよね。どういうふうにして建てるんですか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 まず、21ページの民間利用でございますが、これは基本的には民間が土地を取得をしまして、民間がこういった住宅や商業・業務施設をつくるというふうな想定でございます。 それから、開発者負担という話でございますが、それは、民間利用の上の基盤利用というところに、例えば都市計画道路、区画道路1号、2号、防災公園といったものは想定主体が民間、公共というふうに書いてあります。それから、文章上の表現としては28ページにございます。ページの上の方のマル3ですけれども、民間活力の活用によるまちづくりということで、警察大学校等移転跡地のまちづくりにつきましては、開発者負担により公共施設の整備を行うことを原則とするということでお示しをしてあります。 佐野委員 確かに28ページにありました。私もさっと見た限りではわからなかったんですけれども、ただこれ、公共施設の整備を行うことを原則として開発者負担というのは、一般のパブリックコメントにかけたときはわかりますかしら、皆さんに。我々は何回もこれを討議してきていますよね。しかし、我々のためにつくるんじゃないわけですよ、区は。あくまでも目線を区民に置いてつくらなければならないと思うんですよ。では、開発者負担というのは一体何ですかと言われたときに、これではわかりづらいと思うんですよね。したがって、民間のそういうものを導入する理由と、それからまた、開発者負担とはこういうものであるというものをちゃんとはっきりと説明の中に入れ込むべきだと思いますけど、いかがでしょうか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 今の御指摘を踏まえまして、説明等について工夫をしたいと考えております。 それから、文章なども工夫をしたいというふうに考えております。 佐野委員 それからもう1点、駅のことについてお尋ねをさせていただきます。32ページに、中野駅駅舎の改良と書いてありますよね。私は従前から、中野区の顔は駅にあるというふうに思っていますので、この駅、人の流れも含めてどう変えていくということが非常にこのまちづくりの中の中心になるんではないかというふうに思っている次第なんですけれども、従前のときには、駅舎をもう一つ持ってくるとかこないとか、持ってきたいとか、そういう話があったと思うんです。それで、この図を見ますと、下のところに、今度は、回遊のために南と北を通るような図になっております。前回までの中では、少なくとも区長がみずから中野駅のことについてJRと交渉に臨んだりいろんなことをしているというお話でしたけれども、ここの素案の中には、その経緯、そしてまたどうしていきたいということが書かれていないような気がするんです。それについてはどのように区民の皆さんにも御説明をするつもりでしょうか。 豊川中野駅周辺整備担当課長 JRといいますと、中野駅のことに関しましては、現在、この駅、それから駅前広場の整備に関します検討の委員会をJRを交えて立ち上げているところでございます。そういったところで、今後検討しながら、具体的に絵柄を書きたいというふうに考えておりまして、その辺、ちょっとまだ表現としては不十分ではありますが、33ページの方には、現在調査検討中であるというようなことでお示しをしてございます。このあたりも説明については工夫をしたいというふうに考えております。 委員長 調査委託かけたでしょう、年度内で。それで、その結果が出てくるのは、スケジュール案にのっとっていくと、計画案のところで出てくるんですよ、中野駅の駅舎のあり方が。そういうスケジュールでこの委員会は進んでいるの。それをちゃんと言わなきゃだめだよ。ということは、どこかといったら、3月の末に出てくるんだ、駅は。そうじゃないですか。その点気をつけてくださいね。いいですね。行ったり来たりになりますから。 佐野委員 今委員長がおっしゃっていただいたので、そのとおりだと私も思っています。少なくとも前回、前々回の委員会の経緯を踏まえますと、今交渉中であるという経過はわかりました。しかし、きょう現在でも、その交渉中であるという域から脱していない発言なわけですよね。そして、既にもう4月にはこういうものを区民の皆さんにもお知らせして、我々にもお示しするということを先ほどからおっしゃっているわけですね。とすれば、経緯の中であろうがなかろうが、やはり今までこういう努力をしていた、あるいはこうしていたということをわからせない限り、こんな図を書いたって全くの意味がないじゃないですか。区民はわかりますか、この図だけで。中野駅の交渉をどうやっているのか。中野駅は顔だと言っているじゃないですか。何も言ってないなら別ですよ。区側ははっきりと、中野駅は駅の顔でありまちの心と、サンプラザとあわせてやっていきたいということを言っているわけですから、やはりそれについては、今回最終的にまとめるであろう案の中に、しっかりと、その経緯も含めて、どうありたい、どうしたいということを区の意思を含めて書くべきだと思いますけど、いかがでしょうか。 那須井まちづくり総合調整担当部長 先ほど委員長からもお話がありましたように、この3月末に向けてきちんとその駅及びその駅の周辺ということを書き込めるように努力していきたいと思っております。 それでなお、先ほど課長からも説明させていただきましたけれども、この中野駅及びその周辺の構想検討委員会というのは、さらに国の関係者、それからもちろんJR、東京都も含めた、当初予定していたよりも大規模な委員会を設立いたしまして、この検討を進めることになりました。そういったことで、いましばらく検討結果の内容についてはお待ちいただいて、きちんと書き込んでいく。駅がまさしくこれから重要な、中野駅周辺の中心の中の中心、中野の顔になると考えております。そういったことで、今検討を精力的に行っておりますので、御理解をいただきたいと思います。 来住委員 議事進行で、休憩していただけますか。 委員長 委員会を暫時休憩にします。 (午後4時49分) 委員長 委員会を再開します。 (午後4時52分) それでは、ただいま休憩中に委員会の進行について協議をいたしましたとおり、所管事項の報告につきましては、きょうはここまでとします。そして次回のこの場でまた再度質疑を受け付けたいと思います。 それでは、大変傍聴者の方にも長くお待たせをいたしたんですが、陳情の審査に移ります。 付託された陳情が数多くございますが、新規付託分が1件、継続審査分が12件ですね。新規付託分につきましては、きょうこの委員会の場で書記がまず朗読をしますので、よろしくお願いをします。 それでは、平成16年第60号陳情、警察大学校等跡地の区画道路1号につながる区境に面した南北の道路等についてを議題に供します。書記の朗読を求めます。 書記 〔陳情文書表朗読〕 委員長 それでは、この平成16年第60号陳情、新規付託分の陳情をお出しになった方がいらっしゃいますか。きょう関係者の方、補足説明はありますか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕 委員長 では、委員会を暫時休憩にして補足説明を受けます。 (午後4時55分) 委員長 委員会を再開します。 (午後5時04分) 先ほど新規付託分だけ議題に供しましたが、関連もございますので、継続審査分12件も含めてすべて一括して議題に供します。よろしいですね。お願いをします。 委員会を暫時休憩にします。 (午後5時04分) 委員長 委員会を再開します。 (午後5時25分) それでは、ただいま休憩中にそれぞれ皆さんから陳情に対しての補足資料の配付、補足説明をいただきました。それに対してのお尋ねは次回の委員会ということで、各委員さん皆さん方の御協力をお願いしたいと、こういうことでございますので、よろしくお願いします。 それから、本日のところ、平成16年第14号陳情の署名が、前回の審査以降187名分が追加、合計1万4,605名分、平成16年第45号陳情の署名が3,252名分が提出されていることをお断りしておきます。よろしくお願いします。 それで、本日のところ、新規付託、継続審査分合わせて13件の陳情については、いかがいたしますか、取り扱いですが。 〔「保留」と呼ぶ者あり〕 委員長 保留でよろしいですね。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕 委員長 開会中のまま進めます。 これらの陳情につきましては、一括して保留ということで本日は取り扱いをさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、その他でございますが、何か委員さん、それから理事の皆さんの方から御発言ございますか。 池田委員 次回の委員会にぜひ防災担当課長に出席していただくよう、委員会として要望したいので、お取り計らいをお願いいたします。 委員長 ただいま池田委員の方から御要望のありました防災担当課長を出席要求することについては、各委員さんよろしゅうございますか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕 委員長 では、委員会の方に出席要求ということにさせていただきますので、よろしくお願いします。 ほかにありますか。 飯島委員 先ほど、何やら駅に関して検討会議が設置されたような話がありましたが、そういうのって報告事項なんじゃないのか。課長の答弁の中でそういうことを御披露されたって困っちゃうんでね。どういうメンバーでどうなんだと、それはやっぱりきちっと御報告いただけるものなら御報告をいただかなきゃならないことじゃありませんかね。ですから、ぜひその辺も次回、よろしくお願いしたいと思います。 委員長 飯島委員の方から御指摘のありましたJR中野駅の調査委託につきまして、その中に、先ほど答弁の中にありましたような関係協議機関の説明ですね、報告を次回の委員会で求めておきますので、よろしくお願いをいたします。 他の委員さんよろしいですね。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕 委員長 他にございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 委員長 それから、先ほど休憩中に協議をしましたが、次回は2月16日(水曜日)午後1時より、第2委員会室で開会するということで、よろしくお願いをします。 では、以上をもちまして本日の中野駅周辺整備・警察大学校等跡地整備特別委員会を散会します。ありがとうございました。 (午後5時27分) |