平成21年07月27日中野区議会建設委員会
平成21年07月27日中野区議会建設委員会の会議録
平成21年07月27日建設委員会 中野区議会建設委員会〔平成21年7月27日〕

建設委員会会議記録

○開会日 平成21年7月27日

○場所  中野区議会第4委員会室

○開会  午前10時00分

○閉会  午前10時53分

○出席委員(7名)
 佐野 れいじ委員長
 いながき じゅん子副委員長
 せきと 進委員
 小林 秀明委員
 むとう 有子委員
 市川 みのる委員
 江口 済三郎委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 都市整備部長 石井 正行
 都市整備部副参事(都市整備部経営担当、都市計画担当、住宅担当) 登 弘毅
 都市整備部副参事(都市計画調整担当) 田中 正弥
 都市整備部副参事(交通・道路管理担当) 滝瀬 裕之
 都市整備部副参事(公園・道路整備担当) 石田 勝大
 都市整備部副参事(建築担当) 豊川 士朗
 まちづくり推進室長 川崎 亨
 まちづくり推進室副参事(まちづくり推進室経営担当、地域まちづくり担当) 上村 晃一
 まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当) 松前 友香子
 まちづくり推進室副参事(中野駅周辺整備担当) 秋元 順一
 まちづくり推進室副参事(地域まちづくり担当) 角 秀行
 まちづくり推進室副参事(地域まちづくり担当、西武新宿線沿線まちづくり担当) 萩原 清志

○事務局職員
 書記 河村 孝雄
 書記 鈴木 均

○委員長署名


審査日程
○議題
 安全で快適に住めるまちづくりについて
○所管事項の報告
 1 平成21年度(2009年度)第2回中野区都市計画審議会について(都市整備部経営担当)
 2 平和公園通り暫定歩道整備について(公園・道路整備担当)
 3 ハンガリー共和国からの彫刻の寄贈について(公園・道路整備担当)
 4 区を被告とする訴訟の提起について(建築担当)
○その他

委員長
 定足数に達しましたので、時間でございますので、委員会を開会させていただきます。

(午前10時00分)

 本日の審査日程についてお諮りします。
 本日は、お手元に配付の審査日程(案)(別紙1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議がありませんので、そのように進めさせていただきます。
 それでは、議事に入らせていただきます。
 安全で快適に住めるまちづくりについてを議題に供します。
 まず最初に、所管事項の報告を受けたいと思います。
 まず一番最初に、平成21年度(2009年度)第2回中野区都市計画審議会についての報告を求めます。
登都市整備部副参事(都市整備部経営担当)
 それでは、平成21年度の第2回都市計画審議会について(別紙2)を御報告いたします。
 開催日は7月16日で、報告事項は2件ございました。資料のほうをごらんいただきたいと思います。
 まず審議会委員の異動がございました。名簿でございますけども、区議会選出の飯島委員、奥田委員の辞任に伴いまして、委員の名簿にございますように区議会議長からの御推薦に基づきまして、久保りか委員、のづ恵子委員が新たに委員として加わりました。
 それでは、報告事項の第1点目でございます。(仮称)南部防災公園の都市計画についてでございます。資料をおめくりいただきたいと思います。1ページになります。これは、広域避難場所に指定されています東京大学附属中等教育学校一帯を中心とした防災拠点の形成を図るために、現在、東京大学附属中等教育学校の敷地となっている場所の一部に都市計画公園を整備するというものでございます。都市計画の位置は、裏面、2ページになりますけども、中野の南台一丁目ということでございます。
 より詳細な公園の配置図が資料の4ページになります。4ページをごらんいただきたいと思います。上が現状、下が計画案ということでございます。東大附属校の敷地の南西の角になりますけども、体育館、野球場、それから陸上のトラックを海洋研究所の移転跡地などに移転させる。その後に、あいた場所に防災公園を整備するというものであります。
 では、資料の1ページ目に戻っていただきます。1の都市計画公園の内容です。都市計画公園の種別としては近隣公園で、都市計画上の名称は南中野公園となります。面積は約1ヘクタールでございます。
 2のこれまでの経過と今後の予定でございます。これまで地域説明会を開いてきました。2回ほど開いております。それから、6月には都市計画決定の素案説明も開催をしております。都市計画審議会には9月に諮問する予定となっております。また、都市計画決定後の予定につきましては、3ページのほうの参考資料をごらんいただきたいと思います。矢印でお示ししていますけども、上の図が中野区のスケジュール、下の図が東大側のスケジュールということでございます。東大側の施設の移転にあわせまして、区では22年度に公園の基本設計、23年度に実施設計、24年度に整備工事というスケジュールでございます。
 審議会での質疑について御紹介しますと、まず防災公園という性格付けをされているので、都市計画公園としての位置を示すだけではなくて、その防災性能や大まかな整備内容を示してほしいとの意見がございました。これに対しまして、公園の具体的な整備内容については今後の基本設計等の中で検討し、示していくとの答弁がありました。
 また、緊急時に東大附属のグラウンドの使用ですとか、あるいは学校の敷地を通って防災公園へ行けるようにきちんと対応してほしいという御意見もございました。それにつきましては、今後の具体化を図っていく中で東大側に要望していきたいとの答弁がございました。
 さらに委員からは、今回の公園の都市計画は、都市計画審議会としては公園単体そのものの利用の仕方を議論するのではなく、南台地区の防災まちづくり全体の中の流れ、あるいは位置付けで見るべきものなので、諮問の際はそうした観点からの資料もお願いしたいという御要望もございました。
 次に、都市計画マスタープランの改定についてが2点目でございまして、それについて続いて御報告いたします。これは都市計画マスタープランについてパフリックコメントを経て、4月28日に改定をしたという御報告です。資料の7ページになります。都市計画マスタープラン策定までの経過をここで示しております。都市計画審議会のところは太字であらわしております。これまで審議会で5回ほど報告をし、議論をしてきたということでございます。
 次に、8ページ目以降の資料では、パブコメで出された意見の紹介を中心に御報告を行いました。既に建設委員会では5月に報告をいたしました内容ですので、ここでは資料説明は省略をさせていただきます。
 審議会での質疑でございます。まず、今回の都市計画マスタープランは区民参加も図られ、また事業者への配慮もされて評価できるものとなっている。今後、具体化、実行していくためには、区民と行政とのコラボレーション、協働を行っていくことが大切という御意見がございました。
 また、特にこのパブリックコメントでもらった意見の中で、都市計画マスタープランで記述するような内容ではないですとか、あるいは対応できないとお答えしたものがございました。それに対して、逆になぜそうなのかをきちんと説明していくことが大切であるですとか、あるいは都市計画マスタープラン以外のところでフォローできるものにつきましては、きちんとやっていくことも必要ではないかといった御意見がございました。
 また、他方では、今回の都市計画マスタープランの議論の中でまだ不十分なところもあったと。特に中野駅周辺の大規模開発については議論が残されているのではないかといった御意見もございました。
 また、都市計画審議会は都市計画決定に関する審議を行う場であるが、都市計画を行った後の事業の進捗について都市計画審議会に報告するという考えはないかといった質問がございました。これに対しまして、特に審議会の委員の関心が高かった案件につきましては、適宜、都市計画決定後であっても報告をしていきたいといった答弁がございました。
 最後に、次回の都市計画審議会の開催予定日ですけど、9月2日ということで決定をされました。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんでしょうか。よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、次に進めさせていただきます。
 次に、平和公園通りの暫定歩道整備について、行政側のほうの説明をお願いいたします。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
 お手元の資料(別紙3)に沿いまして御説明をさせていただきます。
 平和公園通り暫定歩道整備についてでございます。
 目的でございますが、東京都下水道局所管の中野水再生センターの東側の平和公園通りでございますが、現在、道路幅員が6.4メートルと狭く、交通量も多い道路であります。また現在、道路の片側、東側でございますが、ガードパイプが設置されておりますが、歩行者の安全確保という観点から、十分安全確保が図られているとは言いがたく、その対策として中野水再生センター東側の敷地の一部を借用しまして、歩道(幅員2メートル)を暫定整備するものでございます。
 お手元に配付させていただいた資料の下側に断面を書かせていただいております。現在おおむね6.36メートルの道路幅、その東側にガードパイプつきのいわゆる歩道が1.65メートルございます。図面に向かいまして左側に2メートルの歩道を暫定として整備するものでございます。
 工事概要でございますが、工事場所、中野区新井三丁目37番先。工事期間が7月下旬から11月中旬を予定しております。工事延長は約200メートル。工事内容は、現在仮囲い柵がございまして、それを撤去する内容。それと、歩道については透水性舗装工、面積約340平米。ガードパイプの設置、L195メートル、仮囲いの設置としてL165.5メートルでございます。なお、仮囲いの部分に壁面緑化としてアイビーを植栽するということでございます。
 資料の裏面をごらんくださいませ。このような形で植栽ますを設けまして、壁面約3メートルございますが、そこにアイビーのツタ類をはわそうという考え方でございます。
委員長
 ただいまの報告に関し、質疑はございませんでしょうか。
むとう委員
 参考までに、これすべての工事費用は幾らかかるものなんですか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
 現在、契約の入札手続中でございまして、工事期間7月下旬と書いてございますが、8月2日もしくは3日あたりに入札行為がございますので、申しわけございませんが、額等については差し控えさせていただきたいと思っています。
むとう委員
 今の御説明ですと、8月2日に入札ということですから、きょう示された工事概要でもう既に工事期間はこれとはそごが生じているということなんでしょうか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
 8月上旬入札でございますので、入札の明くる日から工事期間になります。申しわけございません。
むとう委員
 そういうことが事前にわかっていたら正しい資料を提供していただけるように要望いたします。お願いいたします。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
 申しわけございません。以後気をつけます。
せきと委員
 壁面緑化をされると、現在、壁にあります区内の学校の児童がかかれた絵はどのようになるんでしょうか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
 現在あります仮囲い柵については撤去させていただいて、そこにアイビーを植えるということでございますので、一部見にくくなるということは承知しております。
せきと委員
 じゃあ確認しますけれども、あの絵はそのまま残るということでよろしいんですね。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
 現在この壁面の絵は既にないということでございますので、申しわけございませんでした。
せきと委員
 これは私の確認が及んでおりませんでして。絵はどこに行ってしまったのでしょうか。
萩原まちづくり推進室副参事(地域まちづくり担当)
 この経緯なんですけれども、昨年、私ども北部のほうで下水道局とここに暫定で歩道を整備するのに場所を貸していただけないかということで交渉させていただきまして、その中で絵については昨年からかなり傷んでいまして、壁側のほうに来ているということで、下水道局のほうからこの絵の処分について相談が中野区のほうにありまして、基本的にはあの絵は中野水再生センターの工事のイメージアップの中で、各学校に協力をしていただいて、絵をかいていただいたということで、基本的にはそういう意味で下水道局の財産と形上なっておりまして、これについては下水道局の倉庫のほうで保管をしているというふうに下水道局のほうからは聞いております。
委員長
 他に質疑ございますでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了させていただきます。
 次に移らせていただきます。
 次に、ハンガリー共和国からの彫刻の寄贈について。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
 ハンガリー共和国からの彫刻の寄贈について(別紙4)御説明させていただきます。
 本件につきましては、先週、7月23日の総務委員会でも国際化担当から御説明をさせていただいているところでございます。
 内容については、まず背景でございますが、ことし、2009年は日本・ハンガリー外交関係開設140周年・国交回復50周年ということでございまして、2009年日本・ハンガリー国交回復50周年記念事業実行委員会、委員長河野洋平前衆議院議長並びに日本ハンガリー友好協会会長でもあるわけでございますが、実行委員会の主催により各種記念事業が実施されているところでございます。
 この記念事業の一環として、本年7月14日付で駐日ハンガリー大使から中野区長あての書簡によりまして、ハンガリー出身で晩年日本に帰化し、栃木県益子町で創作活動に当たっておられた故ワグナー・ナンドールさんの作品『哲学の庭』を中野区に寄贈したいという旨の申し出があったところでございます。
 その理由としまして、故ワグナー・ナンドールさんの遺志を引き継がれた奥様ですね。日本人でございますが、哲学堂公園の創立者である故井上円了博士の哲学に関する考え方というものは、故ワグナー・ナンドール氏の持っていた哲学観にもつながるということでございまして、哲学堂公園への設置を強く要望されたことでございます。
 中野区としましては、この申し出を受けて、設置を行うということでございます。
 なお、今回寄贈を受ける『哲学の庭』の彫刻は、同様のものがハンガリーの首都でありますブダペストに2001年に既に設置されていると聞いています。
 設置場所でございますが、裏面をごらんくださいませ。哲学堂公園の中の梅園と書いてございますが、そこに黒く塗りつぶしてある場所、ここを予定しております。妙正寺川の南側でございます。
 なお、先般も御報告させていただきましたけれども、東京都の名勝指定の区域はこの妙正寺川よりも北側でございますので、そういう観点から特段問題がなかろうというふうに判断しているところでございます。
 1ページ目に戻っていただきまして、設置面積は約150平米(広場スペースを含む)ということでございます。
 4番目の彫刻の構成でございますが、水盤を含む5体(アブラハム、エクナトン、キリスト、釈迦、老子)、その側面に設置される3体(聖フランシス、達磨大師、ガンジー)の計8体でございます。
 なお、今、事務的に打ち合わせをさせていただいておりますが、ワグナー・ナンドールさんの作品というのは、さらにプラス3体あるわけでございまして、場所のレイアウト等の余裕がありますれば、プラス3体(ハムラビ、ユスチニアヌス、聖徳太子)、合計11体の計画を今、練っているところでございます。
 彫刻の大きさですが、1体当たり約50センチの高さが180センチ、重さは140から170キロぐらいだと聞いております。
 2ページ目にいっていただきまして、6番目の今後の予定でございますが、本年10月から11月末で整地並びに設置工事を実施しまして、12月上旬には完成除幕式典というふうにさせていただく予定で、今検討をしているところでございます。
 その次の紙にそれぞれの彫刻の、ちょっと白黒でまことに申しわけないんですが、一番上にレイアウトの写真が載っています。これはハンガリーの首都のブダペストに設置されている写真でございます。それぞれの彫刻、アブラハムに始まりまして、わかる範囲でこのように書いております。
 説明は以上でございます。
委員長
 これに対しまして、質疑はございますでしょうか。
むとう委員
 聞き逃してしまったかもしれないんですが、現在どこにあるものを持ってくるのでしょうか。本物はハンガリーに同様のものがあり、さらに同様のものじゃないものはどこから中野に持ってくるんでしょうか。その費用等の負担もどういうお話し合いになっているんでしょうか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
 亡くなられたワグナー・ナンドールさんは、御遺言によりまして、3セットつくられておるわけでございます。そのうちの1セットが2001年に故郷であるハンガリーブダペスト、もう1セットは日本国のどこかということで検討されておられたそうでございます。もう1セットといいましょうか、それをニューヨークの例えば国連本部でありますとか、9.11、ゼロワンですね。かつてのワールドトレードセンターの跡地ということで考えておられたそうでございまして、この彫刻本体については栃木県の益子にアトリエがありまして、そこに既に設置というか、仮置きされているということでございます。
 それと、費用については、関係者の方々と今、どういうふうな費用負担割合にしようかということを寄贈者側と区の間で覚書を取り交わす予定でございます。基本的には、寄贈でございますので、彫刻本体を現場に据えつけるということまでは相手方の負担にしていただきたいと。私どもは、先ほども書きましたですけど、整地費ですね。整地等については私どもの負担になるのかなということでございます。
委員長
 他に質疑ございますでしょうか。よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、質疑がなければ、以上で本報告については終了をさせていただきます。
 続きまして、区を被告とする訴訟の提起についてをお願いいたします。
豊川都市整備部副参事(建築担当)
 それでは、区を被告とする訴訟の提起について御報告をいたします。お手元の資料(資料5)をごらんいただきたいと思います。
 本事件は、違反建築物に対する区の行政処分、これに対する違反建築物の所有者が訴えをしたものと、そういったことでございます。
 まず事件名でございますが、損害賠償等請求事件でございます。当事者、原告は違反建築物の所有者ですが、板橋区民、被告は違反処分をしました中野区ということでございます。訴訟の経過でございますが、平成21年6月12日に東京地方裁判所に訴えの提起がございました。
 請求の趣旨ですが、4点ございまして、まず1番は、被告は、原告に対し、つまり中野区に対して、原告所有の建物につきまして使用禁止命令、除却命令等の解除の処置をとれ。2番目といたしましては、被告は、原告に対し、金500万円を支払え。3番目といたしまして、訴訟費用は、被告の負担とする。4番目は、仮執行宣言を求めると。そういった内容でございました。
 次に、原告が主張いたします請求原因の要旨でございますが、原告は、平成5年7月、原告が賃借をしている土地上に建築物、以下「本件建物」といいますが、を建築したところ、中野区から、本件建物につきまして、建築基準法違反等を理由といたしまして、同年9月30日付で使用禁止命令を、それから同年10月19日付で是正措置命令を受けました。
 平成6年5月、被告区は、原告に対しまして、本件命令を解除するための条件を提示いたしまして、平成7年3月、原告は、同条件を満たすに至りましたが、その後、被告区は、さらに条件を追加し、原告は当該追加された条件を満たせないまま今日に至っているという主張です。
 3番目といたしまして、しかしながら、当初被告区が提示した条件を満たした時点で、被告区による本件命令はその根拠を失っている。したがって、被告区は、原告が同条件を満たした時点で本件命令を解除すべきであったにもかかわらず、これを怠っており、この不作為は違法である。
 よって、原告は、被告区に対して、本件命令を解除するとともに、被告区の違法な不作為により受けた損害金として金500万円の支払いを求めるものであると。そういった内容でございました。
 なお、本件につきましては、原告と原告の隣ですね。相隣権利者との民事上の争いも関連しておりまして、今御説明した内容をより御理解いただくためには、このことについても説明を加える必要があるかと思います。
 つきましては、私といたしましては、本委員会を休憩をいただきまして、引き続き民事上の件について御説明をさせていただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。
委員長
 今、行政のほうから休憩の申し出がございました。その理由としては、より当委員会に理解を求めたいということでございますので、とりあえず委員長としては許可をさせていただきたいと思いますので、暫時休憩をさせていただきます。

(午前10時26分)

委員長
 委員会を再開させていただきます。

(午前10時33分)

 ただいまの報告に関しまして、質疑はございますでしょうか。
むとう委員
 もともとここは更地だったところに建てたんですか。建てかえたんですか。どういう状況だったんでしょうか。
委員長
 委員会を休憩します。

(午前10時33分)

委員長
 それでは、委員会を再開させていただきます。

(午前10時44分)

 ほとんど今、休憩中にいろいろ出てしまいましたけども、他に質疑はございますでしょうか。
小林委員
 今後、区としてはどのように進めていく予定なんでしょうか。
豊川都市整備部副参事(建築担当)
 こういった訴訟が提起されまして、区としては応訴いたしまして、争点については十分争う。そういった予定でおります。
小林委員
 基本的には、これは民事的な部分だと思うんですね。財産分与とか、そういう部分の兼ね合いがあるという考えでいいかなと思っているんですけども、その辺の民事のほうの流れという、そういうものというのはそちらのほうに任せるしかないんじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょうかね。
豊川都市整備部副参事(建築担当)
 基本的にはおっしゃるとおりです。ただ、今回の場合、区が訴えられましたので、当然それはそれで対応せざるを得ないと。それとは別に、現在もまだ私どもが発した命令は撤回されておりませんので、当然機会を追って、指導する機会があれば指導していきたいというふうに考えております。
委員長
 他に質疑はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、質疑がなければ、以上で本報告については終了させていただきます。
 他に報告がありますでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 以上で所管事項の報告をすべて終了させていただきます。
 次に、審査日程のその他に入ります。
 各委員、理事者から何か発言がございますでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、地方都市行政視察についての御協議をいただくため、委員会を暫時休憩させていただきます。

(午前10時46分)

委員長
 それでは、委員会を再開させていただきます。

(午前10時52分)

 休憩中に御確認いただきましたとおり、地方都市行政視察の視察先等の調整につきましては、正副委員長に御一任いただくということでよろしゅうございますでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、そのようにさせていただきます。
 次回の日程でございますが、前回の委員会で御確認いただきましたとおり、8月10日(月曜日)午前10時から開会をしたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように決定をさせていただきます。
 なお、会場につきましては、委員会室の工事の都合がございまして、お隣の第3委員会室での開催となりますので、御承知おきをいただきたいと思います。
 それでは、以上で本日予定しました日程はすべて終了しましたので、本日の建設委員会を散会いたします。

(午前10時53分)