平成25年03月21日建設委員会
中野区議会建設委員会〔平成25年3月21日〕
建設委員会会議記録
○開会日 平成25年3月21日
○場所 中野区議会第4委員会室
○開会 午後2時13分
○閉会 午後2時36分
○出席委員(8名)
南 かつひこ委員長
高橋 かずちか副委員長
中村 延子委員
内川 和久委員
いながき じゅん子委員
吉原 宏委員
久保 りか委員
来住 和行委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
都市政策推進室長 長田 久雄
都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当) 横山 俊
都市政策推進室副参事(にぎわい・商業振興担当) 滝瀬 裕之
都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子
都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当) 石井 大輔
都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 宇佐美 吉久
都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)、
都市基盤部副参事(都市基盤整備推進担当) 立原 英里雄
都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)、
都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 石井 正行
都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当) 佐々木 啓文
都市基盤部長 尾﨑 孝
都市基盤部副参事(都市計画担当) 相澤 明郎
都市基盤部副参事(地域まちづくり担当) 田中 正弥
都市基盤部副参事(道路・公園管理担当) 古屋 勉
都市基盤部副参事(建築担当) 豊川 士朗
都市基盤部副参事(防災・都市安全担当) 佐藤 芳邦
○事務局職員
書記 江口 誠人
書記 細川 道明
○委員長署名
審査日程
○議案
第42号議案 平成24年度中野区一般会計補正予算(関係分)
第43号議案 平成25年度中野区一般会計補正予算(関係分)
委員長
定足数に達しましたので、建設委員会を開会いたします。
(午後2時13分)
本日の委員会における審査日程について協議したいので、委員会を暫時休憩いたします。
(午後2時13分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午後2時13分)
本日の委員会における審査日程についてお諮りいたします。
お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり審査を進め、第42号議案と第43号議案は関連があるので一括して議題に供したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
それでは、議事に入ります。
議案の審査を行います。
審査日程の協議の際、確認したとおり、第42号議案、平成24年度中野区一般会計補正予算(関係分)と第43号議案、平成25年度中野区一般会計補正予算(関係分)を一括して議題に供します。
これらの議案は、総務委員会に付託されておりますが、建設委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明を求めます。
長田都市政策推進室長
それでは、第43号議案、平成25年度中野区一般会計補正予算のうち、都市政策推進室が所管しております補正予算の内容につきまして御説明をいたします。なお、第42号議案、平成24年度中野区一般会計補正予算につきましては、当室としての所管分はございません。お手元の議案書を御確認いただきたいと思います。第43号議案、こちらのほうをごらんいただきたいと思います。
第43号議案の5ページをお開きいただきたいと思います。歳出予算の3款都市政策推進費でございますが、都市政策推進室所管の補正予算といたしましては、1項産業・都市振興費に5,750万8,000円を増額するものでございます。これによりまして、都市政策推進室の補正後の予算額といたしましては、15億1,579万3,000円となるものでございます。
初めに、歳出予算の内容について御説明いたします。それでは、補正予算説明書の24ページ、25ページをお開きいただきたいと思います。
3款都市政策推進費、1項産業・都市振興費、2目産業振興計画費でございます。25ページの上段の説明欄をごらんいただきたいと思います。1産業振興計画、(1)産業振興協議会運営でございます。これは、平成25年度予算に計上してございました区内事業所実態把握調査につきまして、東京都の緊急雇用創出事業を活用することにより、特定財源を確保しつつ、区内産業データの収集を拡充して実施するため2,830万8,000円を増額するものでございます。
次に、4目都市観光・商業振興費でございます。同じく25ページの説明欄をごらんいただきたいと思います。都市観光推進でございます。これも同様に緊急雇用創出事業を活用することによりまして、都市観光資源の発掘、開発に係る都市観光基盤調査を実施するため、新たに2,920万円を計上するものでございます。
それでは、続きまして、歳入予算の内容について御説明をいたします。恐縮ですが、ページを戻っていただきまして、18ページ、19ページをごらんいただきたいと思います。
14款都支出金、2項都補助金の2目都市政策推進費補助金、6節緊急雇用創出補助5,970万9,000円の増額でございます。これは、先ほど御説明をいたしました産業振興協議会運営と都市観光推進において計上いたしました事業の実施に伴う増額でございます。
以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
尾﨑都市基盤部長
それでは、第42号議案及び第43号議案の都市基盤部所管の御説明をいたします。
まず、第42号議案、平成24年度中野区一般会計補正予算につきまして補足説明をいたします。
議案の5ページをお開きいただきたいと思います。歳出予算の9款都市基盤費の補正予算は、2項地域まちづくり費を4億413万円増額するものでございます。この増額補正によりまして、都市基盤部の予算額は148億5,849万1,000円となるものでございます。
初めに、この補正予算の歳出の内容につきまして説明をいたします。
それでは、補正予算説明書の16、17ページをお開きいただきたいと思います。2項地域まちづくり費、1目まちづくり事業推進費の2まちづくり事業推進、(1)木造住宅密集地域整備3億5,916万2,000円の増額でございます。国の補正予算に連動した木造住宅密集地域整備事業の前倒しに伴う道路用地購入費の増額によるものでございます。
同じくその下の(2)不燃化促進事業4,496万8,000円の増額でございます。これも国の補正予算に連動した不燃化促進事業の前倒しに伴う耐火建築物の建築費助成金の増額によるものでございます。
次に、この補正予算の歳入の内容について御説明をいたします。
補正予算説明書のページを戻っていただきまして、10ページ、11ページをお開きください。下の表の13款国庫支出金、2項国庫補助金の7目都市基盤費補助金、2節住宅市街地総合整備1億5,628万8,000円の増額でございます。これは、木造住宅密集地域整備に伴う増額でございます。
同じくその下の3節、不燃化助成2,240万円の増額でございます。これは不燃化推進事業に伴う増額でございます。
同じくその下の14節、今回特別措置された地域の元気臨時交付金6,509万8,000円の増額でございます。これは木造住宅密集地域整備及び不燃化促進事業に伴う増額でございます。
次に12、13ページをお開きください。14款都支出金、2項都補助金の8目都市基盤費補助金、1節防災密集地域総合整備8,539万4,000円の増額でございます。国庫補助金と同様、木造住宅密集地域整備及び不燃化推進事業に伴う増額でございます。
次に繰越明許費でございます。20、21ページ、最後のほうのページでございます。お開きください。9款都市基盤費、2項地域まちづくり費のまちづくり事業推進、木造住宅密集地域整備の3億5,916万2,000円については、道路用地取得が年度内に終了しない見込みのため繰越明許費としてございます。また、同じくその下のまちづくり事業推進、不燃化促進事業の4,496万8,000円についても、助成事業が年度内に終了しない見込みのため繰越明許費としてございます。
以上が平成24年度中野区一般会計補正予算でございます。
続きまして、第43号議案、平成25年度中野区一般会計補正予算について補足説明をいたします。
こちらの議案の5ページをお開きいただきたいと思います。歳出予算の9款都市基盤費の補正予算は、1項都市計画費を1,200万円増額し、2項地域まちづくり費を4億413万円減額するものでございます。この補正によりまして、都市基盤部の予算額は146億9,063万1,000円となるものでございます。
初めに、この補正予算の歳出の内容を説明いたします。それでは、補正予算説明書の32、33ページをお開きください。
1項都市計画費、5目住宅費の2住宅運営、(1)区営住宅等1,200万円の増額でございます。これは区営南台三丁目アパート屋上防水工事による増額でございます。
同じくその下、2項地域まちづくり費、1目まちづくり事業推進費の2まちづくり事業推進、(1)木造住宅密集地域整備3億5,916万2,000円の減額でございます。平成24年度補正予算(第6次)、先ほど申し上げたものに連動いたしまして、道路用地購入費の減額によるものでございます。
同じくその下の(2)不燃化促進事業4,496万8,000円の減額でございます。これも平成24年度補正予算(第6次)に連動した耐火建築物の建築費助成金の減額によるものでございます。
次に、この補正予算の歳入の内容を御説明いたします。
補正予算説明書のページを戻っていただきまして、16、17ページをお開きください。13款国庫支出金、2項国庫補助金、7目都市基盤費補助金、2節住宅市街地総合整備1億5,628万8,000円の減額でございます。これは、先ほど御説明いたしました平成24年度補正予算に連動した減額でございます。
同じくその下の3節不燃化助成2,240万円の減額でございます。これにつきましても、先ほどの平成24年度補正予算に連動した減額でございます。
次に18、19ページをお開きください。14款都支出金、2項都補助金の8目都市基盤費補助金、1節防災密集地域総合整備8,539万4,000円の減額でございます。これにつきましても、先ほどの平成24年度補正予算に連動した減額でございます。
次に20、21ページをお開きください。17款繰入金、1項基金繰入金、11目区営住宅整備基金繰入金、1節区営住宅整備基金繰入金1,200万円の増額でございます。これは、区営南台三丁目アパート屋上防水工事による増額でございます。
以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
これより本件に対し質疑を行います。質疑はありませんか。
中村委員
25年度の補正予算のほうでお伺いをしたいんですけれども、24ページ、25ページの産業振興計画費の区内事業所実態把握調査の拡充なんですけれども、どれぐらいの拡充を考えられているのか教えていただいてもよろしいですか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
対象件数規模で申し上げますと、当初計上してございましたのが約2,000件のサンプルでございました。今般全数調査というふうに拡充させていただく。おおむね把握できますのは、公表されている限りですと、大体1万件ぐらいになるかなというふうに想定してございます。
いながき委員
区営南台三丁目アパート屋上防水工事というところなんですけど、この時期に補正が出てきたということは、最近何か水漏れ事故があったということでしょうか。
相澤都市基盤部副参事(都市計画担当)
1月の中旬にかなりの降雪がございまして、屋上にそういう状態があって、そのときに再度、雨漏りが一部発見されました。それで、専門家に現場を調査させた結果、緊急に早急にこの工事を行うべきであるということになりまして、当初の予算計上時にはわからなかったものが発生したということでございます。
いながき委員
公共施設が老朽化していく中で、例えば昨年、伝統工芸展か何かの最終日に勤労福祉会館で水漏れ事故があって、そのときもちょっとした騒ぎになって、品物に水がかからなかったからよかったということなんですけれども、こういった水漏れ補修というのは事前に定期点検などでわからない、ちゃんとチェックすれば、このように事故が起こってから対処するのではなくて、そういうふうにふだんからの定期点検で未然に防ぐということはできないものなんでしょうか。
相澤都市基盤部副参事(都市計画担当)
ここの住宅、区の施設も同様でございますが、定期的に点検を行いまして補修もしているところでございます。具体的に言いますと、ここについては、平成10年度に屋上防水工事を一度行っております。その後、平成21年度にも部分補修をしてございますが、何分にも、その施設によって日当たりの状態とかさまざまな条件が異なってきますので、やはりこういう突発的なこともやむを得ず、どうしても発生してしまう状況もあるというふうに考えてございます。そういう状況が発生した場合にはすぐこういう対応をきちっとしていくことが大切であるというふうに考えてございます。
いながき委員
そのかかる金額としては、やはり未然にきちんと点検して事前に補修するほうが、このように実際に事故が起こってから工事を行うよりはコストは安く済むということではあるんでしょうか。
相澤都市基盤部副参事(都市計画担当)
大きな意味で言えば、この間の橋梁の長寿命化計画も御報告させていただきましたし、住宅では、長寿命化計画を独自に持っております。トータルコストを削減する上でも、やはり日常の点検をきめ細かに行って、適切な時期に補修することがトータルコストを下げていくことになるというふうに考えてございます。今後とも施設点検をきめ細かに行って、トータルコストが下がるような改修工事に取り組んでいきたいというふうに考えてございます。
いながき委員
そうすると橋のように、この区営住宅もたしか長寿命化計画か長期保全計画か何かこれからつくられるのか、もうつくられたのか。じゃあ、そういうものをきちんとつくれば、こういう突発的な事故はやはり起こらないということでよろしいんでしょうか。
相澤都市基盤部副参事(都市計画担当)
住宅につきましては、昨年度内部的にそういう長寿命化計画を策定してございます。それに基づきまして保守点検は行っているところでございます。突発的な事故を全く100%防ぐことができるということではございませんが、先ほど申し上げたとおり、丁寧に保守点検を行うことによって適切な維持管理を行っていきたいというふうに考えてございます。
来住委員
先ほどの質疑との関係で、第43号議案になると思うんですが、産業振興のところで今回単に拡充をするということで、区内事業所の実態把握調査ということで行われるんですが、経年的にといいますか、事業所給与統計調査というのもたしか5年に一度行われていると思うんですけど、今回は区として1万件ですか。対象をさらに拡大してということで、産業調査などでは、たしか1万四、五千件の区内の事業所というのが件数的には出ていたかなというふうに思うんですけども、いずれにしても、その対象としては区内の事業所、企業というのが全て対象になるというような認識でよろしいんでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
把握できる範囲で全数を調査するというものでございます。
来住委員
調査の中身、これからだと思うんですが、直接歩いてといいますか、対面してといいますか、そういう調査の内容もかなり充実した形で考えられるということでよろしいんでしょうか。
横山都市政策推進室副参事(産業・都市振興担当)
当初に計上しておりましたものですと2,000件に対して郵送調査という形で計上させていただいておりました。今回は約1万件規模を想定しているところでございますけれども、郵送のほか、郵送回答がないところに対しては訪問調査を全数やらせていただくというものでございます。
来住委員
ぜひ実態把握をできるだけ細かく正確に広くやってほしいなと希望しておりますので、よろしくお願いします。これは要望しておきます。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、質疑を終結いたします。
意見について伺います。まず、第42号議案について意見はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
意見がないですね。それでは、第42号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定します。
次に、第43号議案について意見はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、第43号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
以上で本日の日程を終了しますが、委員、理事者から御発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で建設委員会を散会いたします。
(午後2時36分)