平成24年12月07日中野区議会厚生委員会(第4回定例会)
平成24年12月07日中野区議会厚生委員会(第4回定例会)の会議録
平成24年12月07日厚生委員会 中野区議会厚生委員会〔平成24年12月7日〕

厚生委員会会議記録

○開会日 平成24年12月7日

○場所  中野区議会第3委員会室

○開会  午前10時04分

○閉会  午前11時46分

○出席委員(8名)
 北原 ともあき委員長
 甲田 ゆり子副委員長
 石川 直行委員
 いでい 良輔委員
 白井 ひでふみ委員
 金子 洋委員
 大内 しんご委員
 佐伯 利昭委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 地域支えあい推進室長 瀬田 敏幸
 地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 朝井 めぐみ
 地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)、
 中部すこやか福祉センター所長 遠藤 由紀夫
 中部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 松原 弘宜
 中部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 波多江 貴代美
 北部すこやか福祉センター所長 服部 敏信
 北部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 大橋 雄治
 北部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 中井 豊
 南部すこやか福祉センター所長 橋本 美文
 南部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 松本 和也
 南部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 杉本 兼太郎
 鷺宮すこやか福祉センター所長 村木 誠
 鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 齋藤 真紀子
 鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 高橋 昭彦
 健康福祉部長 田中 政之
 保健所長 山川 博之
 健康福祉部副参事(福祉推進担当) 小田 史子
 健康福祉部参事(保健予防担当) 向山 晴子
 健康福祉部副参事(健康推進担当) 石濱 照子
 健康福祉部副参事(障害福祉担当) 永田 純一
 健康福祉部副参事(生活援護担当) 伊藤 政子
 健康福祉部副参事(学習スポーツ担当) 浅川 靖

○事務局職員
 書記 河村 孝雄
 書記 鈴木 均

○委員長署名

審査日程
○陳情
〔新規付託分〕
 第23号陳情 65歳以上の障害者福祉手当(第二種)の削減・廃止を中止することについて
 第24号陳情 「障害者福祉手当(第二種)」見直し案について
○要求資料の提出
 1 23区における障害者福祉手当(第二種)の実施状況(平成23年度)
○所管事項の報告
 1 中野区中部すこやか障害者相談支援事業者の選定結果について(地域活動推進担当)
 2 平成24年度中野区業務委託の提案制度による応募業務の審査結果について
           (地域活動推進担当)
 3 「健康づくり月間」事業の実施について(健康推進担当・学習スポーツ担当)
 4 その他
 (1)人工芝改修工事実施による哲学堂公園庭球場の休場について(学習スポーツ担当)
○地方都市行政視察について
○所管事務継続調査について
○その他

委員長
 定足数に達しましたので、ただいまから厚生委員会を開会します。

(午前10時04分)

 本日の審査日程についてお諮りいたします。
 本日は、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 なお、審査に当たっては12時を目途に進めたいと思いますので、よろしく御協力のほどお願いいたします。
 陳情の審査を行います。
 第23号陳情、65歳以上の障害者福祉手当(第二種)の削減・廃止を中止することについて、第24号陳情、「障害者福祉手当(第二種)」見直し案についての2件を一括して議題に供します。
 昨日の陳情審査の中で資料要求がありました。本日御用意いただいておりますので(資料2)、一旦陳情審査を保留とし、これを受けたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、陳情の審査を保留いたします。
 資料要求は、既にお手元に配付しておりますので、御確認ください。
 この資料に対し、何か質疑はありますか。
いでい委員
 本日、昨日要求しました資料ということで出していただきましたけれども、これ、中野区が身体3級、知的4度、5,000円、5,000円、その他、20歳未満の身体2級知的3度以上は5,000円というふうに書いてあって、身体4級と精神がありませんよと。23区の中で、中野区も含めて身体4級については22区がゼロということになっていますし、精神においては21区がなしということになっています。しかし、他区それぞれ、いろいろな角度で、金額の過多があるんですよ。これはどうして、中野区が下から数えて4番目という金額にもかかわらず、他のサービスが充実しているからいいんだという理屈は通らないのかなという感覚はあります。なので、他区の、もうちょっと状況を。昨日伺ったのは、社会資本が整備されていて充実したサービスが受けられているし、それが区の独自の施策だというふうに言われたらそれまでなんですけれども、私は、この資料だけではなくて、他区の状況を、その該当される方々に対する、その人たちが受けるサービスの内容についてもお聞きしたいなというのが本音です。なので、ちょっと質疑にならないんですけど……。この資料だけではなくて、さらに、新たにもっと詳しく、他区の状況を教えていただけたらと思いますが、いかがですか。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 障害福祉施策の他区――23区全体における状況ということでございます。障害福祉施策につきましては、まず基本的な内容につきましては、障害者自立支援法に基づきまして、自立支援給付という形で実施をしてございます。また、各区におきましては、さらに地域生活支援事業ということで、各区の特色のある施策を実施をしてきているというところでございます。
 本日配付をさせていただきました資料につきましては、そのような詳細につきましては記載はございませんが、中野区につきましては、昨日御答弁させていただきましたとおり、地域生活支援事業につきまして、23区の中でも数少ない、その事業全体について原則無料で提供させていただいているということがございまして、これにつきましては、他区にはない中野区の特色であるというふうに考えているところでございます。
いでい委員
 他区の御担当の方も必ずそういう答弁をされるだろうなと思いますし、他区の方がされているサービスが、中野区が、付き添いですとかそういったことに対してはもっとほかにもやっているんじゃないかなと僕なんかは思うんです。23区のことは置いておいても、東京都の条例に基づいて各自治体で条例を制定して施行しているということですから、三多摩のほうはいかがですか。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 今回資料要求がございましたのが障害者福祉手当(第二種)の23区における状況ということでございましたので、これについて提出をさせていただいたところでございます。三多摩のほうにおける障害福祉施策の状況については、詳細についてはまだ把握ができていないというところでございます。
いでい委員
 三多摩におきましては、第二種の手当がまた細分化されていて、細分化された目ごとというんですかね、それごとに支給をされているところもあると伺いますけれども、中野区はその取り組みについてはいかがですか。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 三多摩のほうにおきましては、この障害福祉手当につきましても、より細かくさまざまな形で実施をされているところもあろうかというふうに受けとめております。23区につきましては、そうした中では、この第一種と第二種という形で、そういった形で23区においては実施をしてきているというところでございます。
いでい委員
 わかりました。では、三多摩のほうもできれば詳しく、資料のほうを出していただきたいなと思います。受給者の対象の数というのは、中野区の方のほうが多かったりはしますけれども、支給の額で、トータルでいくと、はるかに三多摩のある市のほうが高いのではないかということも判断材料にさせていただきたいなと思いますので、資料を要求したいと思います。
委員長
 では、ちょっと委員会を休憩します。

(午前10時12分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前10時13分)

 今、いでい委員のほうから資料要求がありました、多摩地域における障害者福祉手当(第二種)の実施状況についての資料要求を委員会として要求することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
大内委員
 この資料以外のことでもいいんですか。ほかのことでも。まだ資料のことをやっているんですか。
委員長
 今の資料のことです。
大内委員
 では、この資料で、とりあえず1点だけ聞いておきたいんだけど、中野区は5,000円となっているんだけど、いつから5,000円になったの。前はもっと高かったんですか。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 5,000円になりましたのは、平成13年に7,750円から5,000円に変更してございます。
大内委員
 7,750円の前は幾らだったんですか。いつごろ。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 保留をお願いします。
大内委員
 その7,750円の前の金額があって、7,750円にしたのはどういう理由で7,750円にして、どういう御説明をされたのか。7,750円から5,000円にした平成13年、その時点ではどういう説明をされて、御理解をいただいたのか。その辺はどうですか。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 平成13年に7,750円から5,000円に見直しをしたというときの理由としては、そのときの社会情勢でありますとか、あるいは区の財政状況を踏まえて見直しをしたというふうに承知をしているところでございます。
大内委員
 財政状況が悪かったって、どのように悪かったの。年間予算で幾らがどう減ったとか、それは説明してもらえますか。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 当時の記録が今手元にございませんので、子細に今、御説明は、この場ではできません。すみません。
大内委員
 では、当時、財政状況が悪くなったというのは抽象的な言い方で、別にデータを持って言っているわけではなくて、今の中野区の財政状況が悪くなってきた、当時と比較してどうこうというのは全然把握していないということなんですか。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 財政状況と申しますのは、当時、区を挙げて行財政の5か年計画によりまして、区の事業の全ての見直しを行ったといったような経緯がございます。
大内委員
 それと合っているかは、ちょっとこれは前回、事業見直しのときの質疑の概要なので正確なものではないんですけれども、障害福祉予算が平成15年当時、約30億円で、今は大体60億円になっていると、倍増しているといったことも述べているんですけれども。これは、この資料の質疑が終わった後にやらせていただきますので、とりあえず結構です。
委員長
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、資料要求について確認させていただきます。では、一旦休憩します。

(午前10時18分)

委員長
 委員会を再開します。

(午前10時19分)

 資料要求の期限でございますけれども、資料は次回の陳情審査を行うときまでに提出していただくということで御確認をいただきます。
 それでは、資料要求について他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、要求資料については終了いたします。
 それでは、第23号陳情、65歳以上の障害者福祉手当(第二種)の削減・廃止を中止することについて、第24号陳情、「障害者福祉手当(第二種)」見直し案についての2件を改めて一括して議題に供します。
 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
大内委員
 先日、事業見直しのところでも質疑をさせていただいたんですけれども、平成15年当時、障害福祉予算が約30億円だったものが、平成24年度に約倍の60億円ということでしたけれども、障害福祉施策を拡充してきたということなんですが、これは具体的にどういったことなんでしょう。支給がふえたということではないということだよね、対象者が。障害福祉施策を拡充してきたというんだから、どういった事業を拡充してきたんですか。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 御紹介いたしました、その30億円から60億円と申しますのは、障害福祉分野の予算全体ということでございますので、自立支援法に基づきます自立支援給付、それから地域生活支援事業、そういったものを全て含む事業という、その予算ということでございます。
大内委員
 今、自立支援法と言いましたか、それは中野区だけではなくて他区でもそういったものは適用されているわけでしょう。他区でも、そういった事業を拡充してきたんじゃないの、中野区だけじゃなくて。この間の答弁で、中野区だけ拡充してきた、独自の施策がある――例えば、施設の設備や事業者の設立、多様な社会資源が整ってきて、中野区においてはというようなことも言っているのね。今言っている法律的なものが整って拡充してきたというと、別に中野区だけの話ではないんじゃないの。どうなんですか。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 この障害福祉施策の充実ということにつきましては、平成18年に障害者自立支援法が施行されましてから、それぞれの自治体において、この法に基づいて施設の整備ですとかサービスの提供を行ってきているというものが基本にあるというふうに認識をしてございます。その中で、中野区では、地域生活支援事業につきましては、利用者負担を原則無料として行ってきたということでございます。
大内委員
 そうすると、以前から言っている中野区独自のサービスで言うと地域生活支援事業というのがありますよね。この事業を仮にやめれば、今言っている事業、障害福祉手当というのは継続できると。施策を選択するときに、この地域生活支援事業って、別にそんなに必要ないんじゃないの、それよりも今の手当をそのまま残しておいたほうがよっぽど障害者の方にとっていいですよというような考え方がもし出したら、それは対応できるんですか。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 今回、平成24年度の事業見直しにおきまして、地域生活支援事業も含めて全ての事業につきまして見直しをさせていただいたところでございます。その結果としまして、この地域生活支援事業につきましては引き続き継続をしていくということが必要であると、一方、障害者福祉手当(第二種)については、見直しが必要であるというふうな判断で、今回事業見直し案として提案をさせていただいたものでございます。
大内委員
 だから、今質疑しているんじゃないの。だから、それが、あなたたちはそういう判断をしたけれども、私たちの判断を――決まったわけでも何でもないけれども、地域生活支援事業というのは必要ないんじゃないですか、それよりも手当を残すことのほうが優先なんじゃないですかという、もしそういう考え方が出たときには、そういう対応もできるんですかと聞いているんです。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 今回の事業見直しで提案をさせていただいてございますこの項目につきましては、議会をはじめとしまして、区民の皆様の御意見を伺った上で、これを踏まえて決定をするということでございます。その際、この障害者福祉手当(第二種)の見直しを実施をしないということになった場合の対応といたしましては、それに見合う財政効果を新たに別の形の事業、施策を見直すことによって、その財政効果を達成するといったような項目を――そういった形でこの事業見直しの項目を新たに追加をしていくというような仕組みというふうには定められてはございませんので、この見直しをする場合には、来年度、平成25年度予算を編成していく中で、区の全ての施策を検討していく中で取り扱われていくものであろうかというふうに考えてございます。
大内委員
 だから、もう一度聞きますけれども、この中野区独自、特に毎回毎回中野区の特色というと、この地域生活支援事業しか出てこないんだけれども、別にこれは中野区独自でやっているわけで、他区ではやっていなくて、そんなに自慢するほどいい事業なのかなと。何で他区はまねしないんですか。これは無料だから、非常にいいということをおっしゃっているんだけれども、この地域生活支援事業のほうが手当の総額よりも上回っているというお話をしていましたよね、この間。そうした場合に、むしろこういった特色を出すよりも、普通に他区並みの手当をいただいているほうがいいという意見が障害者の方というか、多かったらば、そんなこだわる必要ないんじゃないの。何で中野区そんなにこだわっているの。何でそんなにこだわっているんですか。
田中健康福祉部長
 中野区が独自にやっている施策について、どれをやって、どれをやらないかということについては、施策の選択という形になろうかと思います。今、委員がおっしゃられたとおりの選択ということも理論上はあり得るというふうに思います。ただ、中野区が地域生活支援事業の利用者負担金を無料にしているということにつきましては、この地域生活支援事業が自立支援法の中での位置付けの中で、区独自の判断で行えるという事業に位置付けられているという事業でありまして、その中で、中野区の考え方といたしましては、障害者の生活に密着した事業かつ社会活動に参加をするという部分に着目をし、健常者であれば、通常ならば自由に、比較的容易にできることが、障害特性という観点からそれがなかなか困難だという基本的な部分に着目をして、例えば移動支援でありますとか、それから手話通訳者の派遣でありますとか、そういったような事業を基本としているわけですけれども、そういった部分については、これは最低限、行政の側で用意すべきだと、こういったような観点から、地域生活支援事業については負担を軽減する、原則無料で提供するという形でやっているものでございまして、これについては、現在のところ無料にしたいというふうに考えているところでございます。
大内委員
 そうなってくると、中野区独自でやっている事業、中野区の施策として、どうしても地域生活支援事業というのは残していきたい。でも、他区ではみんな――みんなとは言いませんけれども、ほぼ障害者福祉手当を受給している。他区でみんなやっているものをカットしてまでこれを残す理由というのはあるんですか。要するに、中野区の施策というのは、他区でやっている手当を出しているものを切っちゃっても、中野区で必要だと思う他区でやっていない地域生活支援事業を残すと、そういう選択をしたということなんですか。
田中健康福祉部長
 中野区としては、そのように選択をいたしたということでございます。
大内委員
 となると、まだ決定したわけじゃないからね。その辺のところを、地域生活支援事業がそんなにいいものなのか。他区で手当を出しているものを切ってまで残す本当に事業なのかって。この事業、僕はあまりよくわからないんだけど、わからないで質疑しているのも申しわけないと思うんだけど、ちょっとこれについての資料とかあるんですか。例えば、単なる地域生活支援事業というだけだと、非常に、これで2,500万円から3,000万円ほどかかっているんでしょう、多分。年間でそれぐらいだよね。だから、この事業自体をそんなに残す理由があるのかなというところの判断がつきかねているんだけれども、これについて資料なりなんなりして、説明されたほうがいいことですか、資料要求して。それとも、今口頭で、ここでぱっと言って、納得できるような施策なんですか。どうですか。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 地域生活支援事業は、大きくは六つの事業から成り立っております。一つは移動支援事業ということでございまして、障害のある方が社会参加をされる際にヘルパーが同行するといったような事業でございます。次に、義務教育通学等の支援ということでございまして、これは小・中学校等に通われる方についての同行の支援ということです。それから、三つ目が日常生活用具の給付ということで、ストーマの装具でありますとか、小規模住宅改修等を行ってございます。次に、人工肛門装具等の購入費の助成を行ってございます。また、難病患者日常生活用具の給付、それから訪問入浴サービス、こういったような事業を実施しているところでございます。
大内委員
 だから、僕が言っているのは、じゃあ、それの一つひとつの事業に幾ら予算がかかっていて、年間何人使っていてとかというような細かい資料を出さないと、その判断がつきかねますねと。私は別にこの地域支援事業をやらなくていいなんて言っているんじゃないんですよ。これも中野区独自の施策でいいと、でも、何か話を聞いていると、これをやっているからこっちのお金がないようにとれてしまうんですよ。中野区独自のこの事業をやるために、障害者福祉手当のは切らざるを得ないと、というふうにもとれるので、もうちょっと細かい資料をお出しいただけると、比べやすいのかなと思いますけれども、どうですか。
委員長
 ちょっと委員会を休憩します。

(午前10時33分)

委員長
 委員会を再開します。

(午前10時34分)

 それでは、委員会を暫時休憩いたします。

(午前10時35分)

委員長
 それでは、委員会を再開します。

(午前10時54分)

 引き続き質疑を行います。
大内委員
 ちょっとお時間をとっていただきましてありがとうございます。
 この地域生活支援事業というものは、非常に中野区独自で評価されているということも知っているんですけれども、一応、これについての予算というんですかね、あるいは利用者数だとか、そういったものの資料をちょっといただきたいんですけれども、委員長、諮っていただけますでしょうか。
委員長
 それでは、ちょっと委員会を休憩いたします。

(午前10時55分)

委員長
 では、委員会を再開いたします。

(午前10時57分)

 今、大内委員から資料要求がありました、23年度の決算ベースで、65歳以上の障害者福祉手当(第二種)の実績、それから中野区のこの対象人数あるいは中野区の独自手当の項目、事業費などについて、資料要求することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。(「あと、地域生活支援事業」と呼ぶ者あり)地域生活支援事業ですね。(「23年度の」と呼ぶ者あり)23年度の実績ですね。ということでよろしくお願いいたします。
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、取り扱いを協議したいと思いますので、委員会を暫時休憩いたします。

(午前10時58分)

委員長
 それでは、委員会を再開します。

(午前11時06分)

 お諮りします。第23号陳情、65歳以上の障害者福祉手当(第二種)の削減・廃止を中止することについてを閉会中も継続審査とすべきものと決することに賛成の方は挙手を願います。

〔賛成者挙手〕

委員長
 挙手多数。よって、継続審査すべきものと決しました。
 以上で第23号陳情についての本日の審査を終了します。
 次に、お諮りいたします。第24号陳情、「障害者福祉手当(第二種)」見直し案についてを閉会中も継続審査すべきものと決するに賛成の委員は挙手を願います。

〔賛成者挙手〕

委員長
 挙手多数。よって、第24号陳情についても、継続審査すべきものと決しました。
 以上で陳情の審査を終わります。
 次に、所管事項の報告を受けたいと思います。
 1番、中野区中部すこやか障害者相談支援事業者の選定結果についての報告を求めます。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 それでは、中野区中部すこやか障害者相談支援事業者の選定結果について(資料3)御報告いたします。
 9月10日の厚生委員会で事業者の選定を行うことにつきまして御報告をいたしました。このたび、事業者の選定を行いましたので、御報告いたします。
 委託内容ですが、中部圏域及び南部圏域の障害者と家族などを対象としまして、障害者自立支援法が定める基本相談支援に加え、各種福祉サービスの申請受付や障害福祉サービス利用に係る勘案事項調査等の関係業務の委託になります。
 選定までの経過でございます。公募期間は平成24年9月13日から10月15日まででございました。応募資格につきましては、次の①から③などの要件を満たす法人です。①としましては、都内で障害者自立支援法第5条に規定する「障害福祉サービス」について、応募時点で継続して1年以上の運営実績のある法人。②としまして、指定一般相談支援事業者、指定特定相談支援事業者、指定障害児相談支援事業者として、指定を受ける見込みのある法人ということになります。③としまして、計画相談支援、地域相談支援及び障害児相談支援につきまして、委託外の事業として実施をすることを資格の要件としています。応募法人は2法人でございました。
 選定方法につきましては、地域支えあい推進室が設置した選定委員会におきまして、応募法人の企画提案の書類審査とヒアリング審査を行い、その結果を評価選定委員会に報告し、評価選定委員会におきまして選定予定事業者の交渉順位を決定いたしました。
 4番、選定結果でございます。契約交渉順位第1位となりましたのは社会福祉法人愛成会でございます。
 委託期間は、平成25年4月1日から平成26年3月31日までの1年間でございます。
 なお、委託内容に沿って良好な運営が行われた場合、26年度以降も契約をする場合があるというふうに想定をしております。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
大内委員
 公募期間が9月13日から10月15日まで、参加申込書の提出期限は9月27日ということは、9月27日から10月15日までの公募期間というのは何なの。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 参加申込書の提出を9月27日までにお出しいただいて、その申し込みの方たちが応募書類を出していただくのが10月15日までというふうになっております。
大内委員
 それで、委託期間が1年間ですよね。ということは、平成25年度の9月にまた同じような、こういった公募をやるんですか。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 委託期間は1年でございますが、委託内容に沿って良好な運営が行われた場合に、何年間かはプロポーザルを行わずに継続して契約をするということがあるというふうに考えております。
大内委員
 そもそも大体1年間で受託されて、その後、場合によってはなくなるということも大変だと思うんだけれども、随意契約――随意というのかな、それがいつまで随意するかもわからない、決まっていないというのは、ここで了承しちゃうと、別に5年やっても10年やっても、あのとき了解しましたよねと言われても困っちゃうんだけど。せめて、おおむね3年間ぐらいやった時点でもう一度公募をかけるだとか、そういうものは何もないんですか。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 庁内の契約担当のほうで、その辺については基準を設けておりまして、3年もしくは5年まで継続して行うことはできますが、5年以上はできないというふうに基準がなっております。
委員長
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
 2番、平成24年度中野区業務委託の提案制度による応募業務の審査結果についての報告を求めます。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 平成24年度中野区業務委託の提案制度による応募業務の審査結果につきまして(資料4)御報告いたします。
 目的としましては、中野区区民公益活動の推進に関する条例に基づきまして、区民団体の公益活動を推進するため、公益活動を行う区民団体の発意により、区からの業務委託を提案できる制度であり、区の業務としてふさわしいものを選定し、その執行を提案団体に委託をするというものでございます。
 応募業務につきましての審査基準でございますが、2番のところにございますように、委託の可能性につきまして7項目、委託の効果につきまして3項目、団体の業務遂行能力につきまして6項目を定めているところでございます。
 裏面のほうをごらんいただきたいと思います。
 3番の決定状況ですが、今年度、応募業務が2業務ございました。採用候補業務となりましたのは1業務でございます。採用候補業務、不採用業務の名称と理由につきましては、後ほど別紙にて御説明をいたします。
 4番の審査経過でございますが、6月11日から13日にかけまして応募説明会をいたしまして、6月15日から7月2日までが応募期間でございました。7月23日から8月31日までが各部による内容審査の期間でありました。10月17日に各部による審査内容につきまして、区民公益活動推進協議会へ意見聴取を求めました。10月30日に協議会から答申をいただき、11月12日に区として決定をしたものを提案団体へ結果通知をしているものでございます。
 別紙のほうをごらんいただきたいと思います。
 本年度、2業務提案がございました。1番は特定非営利活動法人中野中小企業診断士会から、「どこでも経営相談」ということで、中小企業の事情に詳しい中小企業診断士が、経営相談を希望する区内の店舗・事務所等の希望場所に、営業時間後等の希望時刻に訪問して、アドバイス、提案、経営支援制度の紹介などを行うという内容のもので、区としては採用を決めたものでございます。採用の理由は、時間と場所を限定せず、経営相談に応じることで、経営相談の利便性向上を図り、区内の中小企業の活性化につなげることができるというふうに考えたものでございます。
 2番のタイニイアリスNPOARC、「中野を生き生きとした芸術の街に-」という御提案につきましては、内容が中野区在住の劇団を中心に全国の劇団に呼びかけ、区立劇場や各劇団所有の小劇場、アトリエの協力を得、また、各大学の協力も得られるように努めて、少なくとも12から18団体による演劇祭を催すというものでしたが、区としては不採用というふうに決定をいたしました。理由は、業務を実施するに当たりまして、会場、集客面、実施体制等の提案内容に具体性が不足しているというものでございました。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
いでい委員
 採用候補業務となりました「どこでも経営相談」を実施する団体の特定非営利活動法人中野中小企業診断士会の概要について教えてください。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 平成22年に特定非営利法人となりました中野区内の中小企業診断士の方たちの団体でございまして、経営相談やそのほか中小企業の振興に関する公益事業等を行っている団体でございます。
いでい委員
 団体は何人いらっしゃるんですか。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 会員数は61人というふうに聞いております。
いでい委員
 区の制度融資を利用する場合には、必ず中小企業診断士さんとの面談があって、それから金融機関との話になるじゃないですか。それを、今、区の制度融資の仕事を請け負ってもらっているのもこの団体ですか。――委員会が違う。じゃあ、休憩して……
委員長
 委員会を休憩します。

(午前11時17分)

委員長
 委員会を再開します。

(午前11時19分)

白井委員
 今回の提案制度なんですけれども、これは、委託契約を結ぶので、150万円、区がお願いすると、中身について何人受けたとか、どのくらい経営が改善したかとかにかかわらず、そのまま当然、詳細は受託された側の中野中小企業診断士会の方々のお仕事になるわけですけれども、当然、委託する側なんですね。詳細に何をどう委託するのかとか、ある程度、業務を提携前にお話ししていただかないと、一旦契約を結んでからだと、いわゆる診断を実際に受けた方が非常に少なかったとか、もしくは、改善につながらなかったからといって、どぎつい言い方をすると、150万を返してくださいと、こんな話は当然できなくなるわけですよね、委託契約だから。現在、その委託契約を結ぶに当たって、具体的に内容、どのような基準を区として定められているんでしょうか、お伺いしたいと思います。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 この150万円というのは、団体が提案されたときに御提案いただいた業務内容に対する、その金額でございますけれども、今回、この業務について、採用は決定いたしましたが、その後、担当所管であります産業振興の予算編成の検討の中で具体的な仕様と、それから予算額が検討されている状況になっております。御指摘のように、業務自体が効果があるように設計するようにということは、産業振興のほうで検討している状況になっております。
白井委員
 ちょっとお答えしていただけるかわからないんですけど、そうすると、区が例えば、先ほど診断士会は61人から成るというお話だったんですけれども、何人の具体的に診断士の方が動いて、実際、どのくらいの個別の経営相談に応じて、そこからさらに経営改善されたかというのと、もう一方、これは要求されている金額だけなので、必ずしもこの金額じゃないとすると、区が提示した条件が厳し過ぎる、もしくは予算が少な過ぎるとなると、診断士会さんとして契約締結に至らないと、こんなこともまだあり得るということでよろしいですか。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 今回は、区としてこの提案業務についての採用・拒否は決定いたしましたが、あくまで区としての契約に至るかどうかは、今後の検討の中で……(「中身の詳細を。すみません」と呼ぶ者あり)はい。趣旨としましては、採用の趣旨を酌んで、所管としても契約に向けて検討していくということになります。具体的な業務の内容でございますけれども、お申し込みがあった場合に、中小企業診断士会が専門的な相談員をそこに派遣するということで、1件当たり幾ら、それで年間に何件を見込むかということで、具体的な予算額を見積もっていくことになっているというふうに把握しております。(「ちょっと休憩してもらっていいですか」と呼ぶ者あり)
委員長
 委員会を休憩します。

(午前11時23分)

委員長
 委員会を再開します。

(午前11時25分)

大内委員
 まず、これの委託期間、今の時期に決まるということは、今年度、1月から3月で終わっちゃう、あるいは1年間とか、その期間はどうなんですか。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 今回の提案をいただいたものにつきましては、基本的には来年度の業務として御提案をいただき、今、採用の採否を決めておりますので、25年度――25年4月以降に実施をしていただく。基本的には、来年度予算の中で1年間をベースに考えて検討しているものでございます。
大内委員
 来年度予算。じゃあ、今年度予算ではないということなんですか、これは。だって、来年度予算は、まだ予算が通過していないのに出されたって、困っちゃうんじゃないの。それこそ、さっきの陳情じゃないけれども。だって、委員会で報告されても、来年度の予算はまだ審議していないんだからと言ったら、どうなっちゃうの。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 来年度予算の編成に向けて、区といたしまして、こういった提案を受け、採否について決定をしておりますが、あくまで採用の候補業務になりますので、この結果を受けて、所管が来年度予算の編成の中で検討しているという状況でございます。
大内委員
 じゃあ、まだ決定でも何でもないと、情報提供ということでいいの。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 業務委託の提案制度に対する公益の協議会の結果、そして、区としての採用・不採用については決定をいたしましたので、今回、御報告をさせていただきましたが、区として契約するかどうかは、まだ未決定ということになります。
大内委員
 来年度の予算の審議も何もしていないのに、もうこれに使いますよと決められても困っちゃう話だから。何か話を聞いていると、もう決まったようなというのが前提で聞かれちゃうとよくないのかなと思ったから、一応確認しておきます。そういうことでいいんですよね。
 それとあと、何件ぐらい、これは相談の機会というのかな、考えられるんですか、150万の中で。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 団体からの御提案は、50件程度を見込んで150万円という御提案になっています。
大内委員
 ということは、1件3万円ということでいいんですか。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 いろいろな事務経費も含めた上で、平均的には3万円というふうに考えられると思います。
大内委員
 これは、中野区で契約しているというのかな、中小企業診断士、来てもらえば中野区でもやっているでしょう。その場合の経費は幾らなの。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 その場合は、非常勤職員として採用していることになっていますので、勤務時間に合わせた支払いをしていますので、1件幾らという積算にはなっていないものです。
大内委員
 それで、中野区には今何人いらっしゃるとか。要は、中野区で今現在やっていて、それの効果がわからないと、所管が違うにしても、中野区が今、区内ではそういう窓口があってやっていますよと、これだけの費用効果がかかっていて、これだけ相談がありますよ、だからたくさん需要もある、その中で、今度、出張の中小企業の診断も行ったほうがいいんですよとかと言ってもらわないと、比べようがないというか。実際、中野区に相談に来られている方は1日1件あるかないかぐらいなんですという話なのか、たくさん来ているのかというのが、ちょっとその辺のところが全然わからないで提案されても質疑できないんだけど、どうなんですか。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 現在は区役所の中で企業の方においでをいただいて相談する形になっておりますので、所管としては、必要な方に対応する形になっていないということで、あまり多くの人が来ていない状況の中、今後は出張する形で時間や場所を相手の方の都合に合わせてやっていく制度として事業を組み立てていくべきだというふうに所管としても考えているところでございます。そのため、現在やっている業務についても、こちらができることになれば見直しをして、両方あわせて効率的に実施をしていくということで検討しているところでございます。
大内委員
 わかりました。あまりやると予算審議みたいになっちゃうと、変な話になるといけないから。
 あともう一つ、2番のほうは不採用になったんだけど、これは1,300万余の見積もり額か、あるでしょう。こういうものは、採用というか、書類を出すときに、大体幾らぐらいの金額でとか、何もなくて、とにかく提案してくださいという話なんですか。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 提案につきましての委託につきましての限度額等は一切設定はしておりません。
石川委員
 この「どこでも経営相談」の中で、「区内中小企業」と書いてあるんですけれども、例えば商店街等の要望があった場合はどのような扱いになるんでしょうか。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 具体的な仕様につきましては所管のほうで検討しておりまして、そこまではまだ決定はしていないものと考えております。
委員長
 休憩しますか。(「ちょっと」と呼ぶ者あり)
 委員会を休憩します。

(午前11時31分)

委員長
 委員会を再開します。

(午前11時33分)

 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 3番、「健康づくり月間」事業の実施についての報告を求めます。
石濱健康福祉部副参事(健康推進担当)
 それでは、「健康づくり月間」事業の実施について(資料5)御報告を申し上げます。
 お手元の資料をごらんください。
 初めに、目的でございます。平成17年度から毎年1月を「健康づくり月間」として、多くの区民に健康づくりの取り組みが定着するよう、さまざまな取り組みを行っております。今年度も区、関係機関・団体、事業者が各地域で区民が健康づくりについて学び、体験できる機会を提供してまいります。また、「健康づくり月間」事業の総決算といたしまして、昨年度まで新井区民活動センターで実施していましたリフレッシュ広場を、今年度から学習スポーツ担当と協力し、「なかの健康づくりフェスタ」として新たな事業展開を図ることといたしております。
 次に、2番目、「なかの健康づくりフェスタ」についてでございます。「みんなでいっしょに健康づくり・体力づくり」というキャッチフレーズで、平成25年1月27日12時半から4時半まで、中部地域スポーツ施設及び中部すこやか福祉センターのほうで実施いたします。内容といたしましては、スポーツ施設のほうでは、さまざまなスポーツ体験、それから、体力測定、健康測定等を行いまして、すこやか福祉センターのほうでは健康に関するブース、それから健康講座、それから物産を行う予定になってございます。実施体制につきましては、健康推進分野と学習スポーツ分野が協働実施いたしまして、そのほか、中野区民の健康づくりを推進する会、中野区スポーツ推進委員会、健康づくりパートナー等の協力を得て実施いたします。
 裏面をごらんください。
 「健康づくりフェスタ」以外のその他の「健康づくり月間」事業につきましては、例年どおり実施予定でございまして、広報につきましては、12月20日号の区報をはじめ、小・中学校、町会、関係団体の協力を得まして、ポスター掲示、チラシ等で周知を行ってまいります。チラシができましたら、各委員の方々にもお配りさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 御報告は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
いでい委員
 「健康づくり月間」事業は、何名ぐらい集まるというふうに想定されていますか。
石濱健康福祉部副参事(健康推進担当)
 月間事業全体といたしましては、毎年2,000名ぐらいを集客しておりますが、この「健康づくりフェスタ」そのものにつきましては、ちょっと今の段階では何名ということは予想が立たない状況でございますが、七、八十名は最低でも集客をしていきたいというふうに考えてございます。
いでい委員
 「健康づくり月間」の一つとして、この「健康づくりフェスタ」をされるということですから、これに対して、このフェスタのみに対して幾らの予算が使われているというのはわからないですか。わかりますか。
石濱健康福祉部副参事(健康推進担当)
 今、一応、この最後のつくりがまだ不十分でございますが、おおよそ講師料、広報等を含めまして60万から70万ぐらいの予算を見込んでございます。
いでい委員
 単純に、ざっくり言いますよ。1人約9,000円から1万円ぐらいかかって、健康づくりをやってくださいよ、体力測定やって、フライングディスクやって、大まかにしかまだ何名というふうには言えないというお話が冒頭でありましたから、そこまで聞きませんけれども、そんなことに金使っている場合じゃねえだろうという声も聞こえてくるわけですよ。何人かわからないけど、70人ぐらいは集めたいと思いますなんて、そんな説明ないじゃない、そんなの。だったらこんなのやめろよっていう話になるよ、本当に。冗談じゃなくて。区民の人たちが聞いたらどうなるの、本当に。これをやることによって、こんな効果が生まれて、こうですよという話になりますか。目標を改めて、再度、よく検討していただきたいと思いますが、いかがですか。
石濱健康福祉部副参事(健康推進担当)
 11月に健康づくりを推進する会と健康推進分野で鷺宮高齢者福祉センターで行った健康づくりのイベントでは、82名の方が参加していただきました。そのときには、予算のほうは10万程度ということでやらせていただきましたけれども、その後、その区民の方たちから、非常によかったということで、その後、高齢者福祉センター、高齢者会館等へ今まで通っていない方が通うようになったというような声も伺っております。
 今、委員の御指摘がありましたように、「健康づくりフェスタ」につきましては、年間を通しまして、健康づくり、それから1月の「健康づくり月間」の総決算ということで行わせていただきますので、今後、今の委員の御意見を踏まえまして、きちんと人が集客できて、さらにそれが、健康づくりの運動が一人ひとりの区民の中に根付くように、今後また検討していきたいと思います。
委員長
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 他に報告はありませんか。
浅川健康福祉部副参事(学習スポーツ担当)
 人工芝改修工事実施による哲学堂公園庭球場の休場について、口頭にて御報告をさせていただきます。
 哲学堂公園庭球場、テニスコートでございますが、平成25年2月1日から同2月28日まで、人工芝の改修工事のため休場させていただきます。同テニスコートは、平成14年度に張りかえを行ってございますが、近年磨耗が進み、非常に滑りやすくなっていること、随所に破れ、剥がれ等が生じており、その都度、部分張りかえを繰り返してきましたが、滑りぐあいのばらつき等により、今後危険性が高まってくるため、今回、6面の全面を改修するものでございます。全面改修の御要望は、かねてから体育協会等、利用団体からもいただいており、本工事につきましては、これら団体とは運営協議会の場で協議、調整を重ねてきたところでございます。
 今回の休場の周知につきましては、11月末から、哲学堂公園での掲示をはじめ、中野区生涯学習情報誌「ないせす」12月号、中野区ホームページ、ないせすネットの掲載等々により行ってまいります。
 御報告は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、報告は終了させていただきます。
 他に報告はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。
 次に、10月30日、31日に行いました当委員会の地方都市行政視察について、お手元に配付の調査報告書(案)のとおり議長に報告したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 次に、所管事項継続調査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の事項を調査事項として、これを閉会中も継続審査すべきものと決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定します。
 次に、その他に入りますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、ないようですので、次回日程等について御協議いただくため、委員会を暫時休憩いたします。

(午前11時42分)

委員長
 委員会を再開します。

(午前11時45分)

 休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の委員会は来年になります。1月21日(月曜日)午後1時から、当委員会室で開会したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定します。
 以上で本日予定していた日程はすべて終了しましたので、本日の厚生委員会を散会します。

(午前11時46分)