平成20年06月11日中野区議会建設委員会(第2回定例会) 平成20年06月11日建設委員会 中野区議会建設委員会〔平成20年6月11日〕

建設委員会会議記録

○開会日 平成20年6月11日

○場所  中野区議会第4委員会室

○開会  午後1時00分

○閉会  午後5時15分

○出席委員(8名)
 北原 ともあき委員長
 のづ 恵子副委員長
 ひぐち 和正委員
 南 かつひこ委員
 伊藤 正信委員
 久保 りか委員
 むとう 有子委員
 かせ 次郎委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 都市整備部長 石井 正行
 都市計画担当課長(住宅担当課長) 登 弘毅
 都市計画調整担当課長 田中 正弥
 南部地域まちづくり担当課長 角 秀行
 中部地域まちづくり担当課長 上村 晃一
 北部地域まちづくり担当課長(西武新宿線沿線まちづくり担当課長) 萩原 清志
 土木・交通担当課長 遠山 幸雄
 公園・道路担当課長 安部 秀康
 建築担当課長 豊川 士朗
 拠点まちづくり推進室長 佐藤 幸一
 拠点まちづくり担当課長(中野駅周辺整備担当課長) 松前 友香子

○事務局職員
 書記 河村 孝雄
 書記 岡田 浩二

○委員長署名

審査日程
○陳情
〔継続審査分〕
 (19)第22号陳情 中野4丁目地区地区計画の区立新中学校校庭と警察庁宿舎予定地について
○所管事項の報告
 1 中野区都市計画マスタープラン改定の基本的考え方について(都市計画調整担当)
 2 中野区みどりの基本計画改定基本方針について(都市計画調整担当)
 3 東中野駅周辺まちづくり調査委託の成果について(中部地域まちづくり担当)
 4 まちづくり推進のためのUR都市機構との覚書の交換について(中部地域まちづくり担当)
 5 妙正寺川取水施設の完成について(土木・交通担当)
 6 議会の委任に基づく専決処分について(土木・交通担当)
 7 地域住民による公園等の管理作業に関する要綱の制定について(公園・道路担当)
 8 区有施設のアスベスト再分析調査について(住宅担当)
○地方都市行政視察について
○所管事務継続調査について
○その他

委員長
 定足数に達しましたので、ただいまから建設委員会を開会します。

(午後1時00分)

 本日の審査日程についてお諮りいたします。
 本日は、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 なお、審査に当たっては、3時ごろの切りのいいところで休憩を入れ、5時を目途に進めてまいりたいと思いますので、よろしく御協力をお願いいたします。
 それでは、平成19年第22号陳情、中野4丁目地区地区計画の区立新中学校校庭と警察庁宿舎予定地についてを議題に供します。
 委員会を暫時休憩します。

(午後1時00分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後1時01分)

 先ほど休憩中に御協議いただきましたとおり、理事者より、本日の本陳情に関連した所管事項の報告についての発言と追加資料の説明を求められており、これを許可したいと思いますので、平成19年第22号陳情、中野4丁目地区地区計画の区立新中学校校庭と警察庁宿舎予定地についての審査を一たん保留したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、平成19年第22号陳情の審査を一たん保留とします。
 拠点まちづくり推進室長からの発言を許可します。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 答弁の修正、それから追加資料をお許しいただきましたので、発言させていただきます。
 昨日、拠点まちづくり推進室長の私と担当課長の答弁の中で、関東財務局で宿舎建設予定地と区有地との交換交渉を行ってきた旨、答弁いたしております。しかし、拠点まちづくり推進室としましては、内部での調整を図りまして、区有地の具体的な内容を準備して交渉してきたわけではございません。公開用地につきまして、財務省の意向を打診したということでございますので、「用地交渉」という言葉は適切ではなかったと思っております。
 したがいまして、「意向を打診した」というような答弁に修正させていただきたいと思っております。すみませんでした。
 それから、きょうお手元に追加資料をお配りしました。これの説明をさせていただきます。
 警察大学校等跡地の国家公務員宿舎建設に関する状況について(資料2)ということでございます。
 別紙3のほうにもあるんですが、まず、財務省が平成19年6月に国有財産の有効活用に関する報告書、これは国有財産の有効活用に関する検討フォローアップ有識者会議でございまして、それに基づきまして報告しているわけでございますが、移転先を進めるということがこの資料の中にあります。これが、具体的には別紙3、付表のほうの3になるわけでございます。
 それで、マークがしてあると思いますが、この23区内の宿舎の年度別の移転再配置計画試案につきまして、ここで建設21年度中野と表示されております、これが警察大学校跡地に計画されております国家公務員宿舎でございます。
 それから、左下のほうには、もう既に19年度ですけれども、宿舎の除却ということが表示されております。もう既に解体されているわけでございます。
 最後に、財務省としましては、この試案に示されたとおり、平成21年度、建設に着手するんだということで、昨日も答弁差し上げましたけれども、5月にお伺いしたときに、こういった具体的なお話をいただいたということでございます。
 資料の説明は以上でございます。
委員長
 ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。
久保委員
 きょう出されました、この再配置計画の試案とありますけれども、これはどういった位置付けなんでしょうか。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 これにつきましては、この国有財産の有効活用に関する検討フォローアップ有識者会議の中で、中野区だけでございませんけれども、23区の中でこういった具体的な配置、年次計画で、こういったものを試案として報告されておりまして、これを受けまして、財務省が具体的なスケジュールといいますか、これを使いまして進めていくというような位置付けでございます。
上村中部地域まちづくり担当課長
 私のほうから、今久保委員から御質問がございました有識者会議のことにつきましてちょっと補足で説明させていただきます。
 当委員会でも、昨年2回、国家公務員宿舎跡地利活用方針というものを、こういうもので説明させていただきました。その根拠、もととなるのが、財務省がいわゆる平成18年以降都市再生の検討をしていく中で、この一つ、国有財産の有効活用に係る有識者会議というものを財務省が音頭をとってつくった会議でございまして、さまざまな学識経験者等々が入っての有識者会議でございまして、ここで出された試案というものに基づきまして、中野区は国家公務員宿舎跡地の13敷地が対象となったということで、今お手元にあるのが平成19年6月15日ですけれども、最初に出されたのが平成18年6月、これはフォローアップという言葉はない、有識者会議で、第一次報告としてありました。それに基づきまして、中野区として国家公務員宿舎の跡地利活用方針を6月につくりまして、その後、今お手元の平成19年6月15日のフォローアップ有識者会議で、少し年次の変更等々がございましたので、9月に第一次修正版として報告をさせていただきまして、13敷地を跡地利活用で区としては検討したというような形がありまして、そのもととなるのがこの有識者会議の試案でございました。
久保委員
 ということは、試案ということではありますけれども、他の地域においてはちょっとわかりませんが、警察大学校跡地においては、この計画どおりに今進められているということなんでしょうか。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 5月に関東財務局にお伺いしてお話しした中では、今お話のように、21年着工ということで進めているんだということを知らされたわけでございます。
久保委員
 きのうもそういったお話はありました。建設着手したいのだということで、過去にこの委員会で報告があったときよりも5月の時点ではもっと計画は早まっているというようなお話もありました。先ほど「交換交渉」と、きのう進捗状況というペーパーの中にある言葉で、私もさまざま質疑をさせていただいたんですけれども、この「交換交渉」ということに関してのその訂正を先ほど室長がなさったということですか。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 はい。資料もそうですが、私と課長の発言の中で「交換交渉」という言葉を発言しておりますので、交渉ではなくて、あくまで打診といいますか、どうでしょうかというような打診をしたということでございまして、答弁修正をさせていただきました。(「すみません。休憩していただけますか」と呼ぶ者あり)
委員長
 休憩します。

(午後1時09分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後1時24分)

 ただいま御協議いただきましたとおり、この警察大学校等跡地整備の進捗状況につきましての報告を一たん保留しまして、そして所管事項の報告の1に入らせていただきます。よろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、所管事項の報告を受けたいと思います。
 1番、中野区都市計画マスタープラン改定の基本的考え方についての報告を求めます。
田中都市計画調整担当課長
 それでは、所管事項1番(資料3)の報告をさせていただきます。
 お手元の資料のタイトルはそのとおりでございますが、都市計画マスタープランを改定するに当たりまして、基本的にこんな考え方で中野区は取り組んでまいりたいという内容でございます。
 1から5までございます。
 1番がマスタープランの位置付けでございまして、1-1では、都市計画法に基づくマスタープランの位置付けと、それからそれがその後のこれからの中野区の都市づくりの基本的な指針になるとともに、用途地域その他の都市計画決定するものの基本的な方針になるという説明を加えているくだりでございます。
 1-2が、中野区都市計画マスタープランの改定の目的と基本的視点でございます。これは、前回5月の委員会で報告した内容と同じでございます。
 改定の目的でございますけれども、一つは、新しい中野区基本構想が平成17年に策定されましたので、ここでは持続可能な活力あるまちづくりといったところも大きな柱にしながら策定いたしましたが、それらとの整合を図っていく必要があるということが1点でございます。
 それから、2点目は、地球環境問題が深刻化してきている。あるいは、中野区の中では、中野駅周辺のまちづくりでありますとか、それから西武新宿線の連続立体化、また、沿線のまちづくりと、そういったことを推進する必要も出てきている。あるいは、統廃合小・中学校等の跡地活用も図らなくてはいけない。そういった新たに生じてきました都市整備課題にも対応していく必要があるといった点でございます。
 また、3点目には、中野区として持続可能な都市経営を行っていく上で、その活力と個性を強化していく必要があるだろうと。こういった点から、必要な部分の改定を行うということでございます。
 次のページをごらんいただけますでしょうか。
 これも前回御報告した内容でありますけれども、改定に当たっての基本的な視点でございます。現在の都市計画マスタープランを基本としていくということがまず一つ基本でございまして、そこに挙げました三つの視点から必要な改定を加えるという考え方でございます。
 一つは、中野らしい魅力あるまちづくりを進めていく。多様な都市機能・都市活動が集積する活力あるまちづくりを進めていく。それから、最後に、3点目としまして、にぎわいと環境が調和した持続可能なまちづくりを進めるといった点でございます。
 次に、目標年次も同様でございますけれども、20年後を目標として策定する。
 それから、2番にまいりまして、都市計画マスタープランの構成でございますが、大きくそこに挙げましたような四つの章立てで構成したいと思っています。都市計画マスタープランの位置付けは、きょう御報告した内容も含めた内容を、これまでの冒頭部分、今御説明申し上げたあたりが入ってくるようなイメージでございます。それから、中野区全体の将来の都市づくりのあり方を全体構想として示します。それから、三つ目には、地域別に少しきめ細かく将来のまちづくりの方向性を示す地域別構想を示したいと思います。4点目としましては、それらをどのように推進をしていくか。推進方策という形で構成を考えてございます。
 なお、地域別構想のところでありますけれども、都市整備課題を踏まえた形で、現在の都市計画マスタープランの地域区分につきましても見直しをしながら、地域別構想を策定したいと考えております。
 次に、3番でございます。都市整備の基本理念という形で、4番以降に示しております、ある意味でハードな部分の都市づくりの方向性に対して、その根底になるソフトな考え方ということで三つを掲げてございます。一つは、区民の安全・安心の実現であります。2点目は、持続可能な都市づくりの推進です。それから、3点目としまして、区民・事業者・行政の協働による都市づくりの推進。こういった理念に基づいて都市づくりを進めていこうということを示しているものでございます。
 次のページをごらんいただけますでしょうか。4番になります。都市整備の目標で、将来都市像と将来都市構造という2点を考え方として掲げております。
 まず、4-1の将来都市像でございますけれども、持続可能な活力ある都市をつくり、あるいは、まちの魅力を発信できる都市を目指していく。あるいは、区民の方々、住み続けたいと思われる都市を目指していく。そういった考え方を目指す将来像という形で、活力と魅力に満ちた持続可能な都市といった都市像を設定をしております。
 その下に書いておりますのは、そこで将来展開される特徴的なライフスタイルのイメージといったようなものを掲げて例示をしている部分でございます。ちょっと時間の関係もありますので、省かせていただきます。
 次に、4-2、将来都市構造でございますが、「都市拠点」と「都市軸」というものを都市の骨格として位置付けて強化をしていくということを挙げております。都市拠点としましては、順次、上から申し上げますと、広域中心拠点、そして、これは中野駅周辺をイメージしていきたいということであります。
 続きまして、中核拠点、さらに、地域拠点といったものと、それから水とみどりの拠点といったような拠点を位置付けていきたいと思っています。以前、まちの心という形で現在の都市マスタープランにも位置付けされている部分でございます。
 続きまして、都市軸でありますけれども、鉄道、幹線道路などの骨格交通軸と、それから多様な都市活動の軸、それから、まちにうるおいを与えるみどりの環境軸、それと、水とみどりの親水軸、そういった軸をもって骨格を形成したいというふうに考えてございます。骨格交通軸の部分では、鉄道、高規格道路、それから主要幹線道路、補助幹線道路等につきまして、例示的に考え方を示しております。そして、この幹線道路軸におきまして多様な都市活動が展開される、そういった軸だという位置付けをあわせてしていくものであります。この中で特にみどりある豊かな沿道空間あるいは街並みを形成していくべきだと考えます路線について、みどりの環境軸というふうな位置付けを図りたいということでございます。これも路線を例示をしてございます。
 さらに、緑だけではなくて水辺の軸といったものを別の水とみどりの親水軸という形で位置付けたいというものでございます。
 最後に5番目で、都市整備の基本的な考え方という形で7項目の考え方を示してございます。
 まず、5-1でございます。土地利用につきましては、一つは都市拠点、多様な都市活動の軸などにおきまして、土地の高度利用、有効利用の推進を図ります。それから、2点目には、小・中学校跡地などの大規模用地、そこにつきまして周辺との調和に配慮しつつ、都市再生の推進に資する戦略的な活用等を図りたいということでございます。それから、3点目には、快適な住環境を持つ住宅地を形成していく。さらに、危険度の高い市街地は改善を図る。そして、居住水準を高めていくといったことを推進をするということでございます。
 それから、5-2、活力を生み出すまちづくりでございますが、ここで一つ目に書いておりますのは、中野駅周辺になりますけれども、例示して幾つか挙げておりますような多様な魅力ある都市機能を集積を図り、活気とにぎわいあふれる中野の顔づくりを進めたいということでございます。
 それから、先ほど挙げました中核拠点、地域拠点あるいは多様な都市活動の軸におきましては、多様な都市機能集積の形成を図っていこうという考え方でございます。
 それから、さらに、まちの個性と活気をつくり出す都市文化について、活力を生み出すものとして創造・発信を図っていこうということでございます。
 それから、産業面の話として、商店街の活性化あるいは都市型産業、企業の集積、さらには産業インキュベーションを図り、創業を誘導していくといった考え方を示してございます。
 次のページにまいりますけれども、5-3であります。
 良好な住まいづくりでありますけれども、良質な住宅の建築による居住水準の改善を図るということであります。それから、個々の住宅の居住水準のみならず、住環境についても改善を図っていくということでございます。特にその中で木造住宅密集地域につきましては、防災性の改善も図っていく。それから、30代を過ぎ所帯を持たれた方も住み続けられるような、ファミリー世帯が住むことができるような住宅の供給を図っていきたいということであります。
 それから、5-4、安全・安心なまちづくりでございます。火災あるいは地震といった面につきましては、災害危険度の高い木造住宅密集地域におきまして、防災都市づくりの推進を図っていきたいということでございます。建物の共同建てかえあるいは街区を再編したまちづくりなどもしながら、災害に強い市街地を形成していくということを挙げております。
 さらに、個別の建物になりますけれども、不燃化、耐震性の向上を図っていく。さらに、安全なまちをつくるために、公園ですとかオープンスペース、あるいは農地の保全・整備といったこと、さらに緑の保全、緑化推進を進めていくということであります。
 それから、風水害の面につきましては、河川氾濫あるいは雨水流出抑制といったようなことが大きな取り組み事項として掲げていきたいと思っております。
 安心という部分で、人にやさしいまちづくりを推進したいということでございまして、バリアフリーを推進する。あるいは、だれもが住み続けたいと思うまちづくりを進めるといったようなことを挙げてございます。
 それから、5-5でありますけれども、環境と共生・創造するまちづくりであります。地球環境への配慮、また環境負荷の少ないまちづくりを進めてまいります。
 それから、みどり豊かなうるおいとやすらぎのあるまち、また自然と共生するまちといったところも推進を図ってまいります。新しい緑を育てる緑化推進、それから今ある緑を保全をしていくといったようなこと、それから公共交通を重視した交通体系を整備していくことによりましてCO2排出の量の削減にもつなげていくということであります。
 それから、先ほど都市の軸でも触れましたが、みどりの環境軸あるいは水とみどりの親水軸の整備によって、環境負荷にやさしい、あるいはまた、うるおいのあるそういった都市づくりを進めようということであります。同様に、動植物の生息空間につきましても区内でネットワーク化を図るということを進めたいと考えております。
 それから、景観まちづくりにつきましては、景観法も新しくできましたし、都市の魅力をつくっていく上でも欠かせない部分だと思いますので、新たに章として挙げているものでございますが、優れた都市景観の創造を図ろう、また、そういったものを阻害するような要素は極力排除をしていこうということであります。そして、街並みと調和に配慮していく土地利用、建物を誘導していきたいということであります。
 中野駅周辺について、改めてここでまた飛び出しをして書いておりますけれども、中野区の顔となるような景観の創出を図っていこうということでございます。
 それから、神田川景観基本軸の位置付けが既に、これも現在の都市計画マスタープランの後に、東京都によって策定されましたが、それを受ける形で、この軸沿いにおいて、水と緑の一体感が連続して感じられるような河川景観、また河川沿いの街並み景観をつくっていこうということでございます。
 それから、みどりの環境軸におきましても、みどり豊かな良好な景観の形成を図っていきたいと考えております。
 最後のページをお願いいたします。
 最後にこういった土地利用、都市活動あるいは都市機能、そういったものを支える都市基盤整備について挙げております。
 一つ目の交通ネットワークでありますけれども、人と環境にやさしい交通体系を整備しようということであります。先ほど来申し上げておるような環境の負荷の少ない交通といったようなものの整備を図りたいと考えております。
 公共交通の部分につきましては、西武新宿線の連立化の実現、また、ターミナル駅等におきます交通結節機能の強化といったようなこと、あるいはバリアフリー化の推進といったようなことを掲げております。
 道路の部分につきましては、都市計画道路の整備を進める。同時に、狭あい道路の整備でありますとか、あるいは狭あい道路地区の道路を再編しながら整備を進めていくというふうなこと、それから、歩きやすく、自転車も利用しやすいような道づくりを推進していくといったようなことを掲げました。
 それから、公園緑地整備の部分につきましては、みどり豊かなまち、環境にやさしいまちづくりの実現を公園整備あるいは今ある緑地の保全推進によって図りたいということでございます。都市計画公園の整備でありますとか防災公園の整備を今後推進してまいるということを挙げてございます。
 最後に、河川・下水道の整備の部分でございます。
 実際に事業を行っていただくのは東京都が中心になる部分ではあるんですけれども、豊かで快適な水循環あるいは災害時の安全な水循環が実現できるように、設備の更新あるいは安全性の向上、それからうるおいの増進、また古くなったものの更新といったような事柄を進めていこうという考え方でございます。
 以上が都市計画マスタープラン改定の基本的な考え方という部分でございます。
 7月末、8月にかけまして、区民に対して意見交換会を行う予定でございますので、この内容でもって意見をいただくようなお知らせを進めたいと考えております。よろしくお願いします。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
ひぐち委員
 2ページに、マル2に「多様な都市機能・都市活動が集積する活力あるまちづくり」と書いてあって、「産・学・遊・住などの多様な都市機能が集積し、」と書いてあります。これは具体的に産とか学とか遊・住をどんなふうにお考えになっているんでしょうか。
田中都市計画調整担当課長
 具体的には、今後、区民の方々の意見もいただきながら、より具体的に、この章ではなくて後ろのほうで明示できればと考えておりますけれども、産という部分につきましては、商業、これについては中野駅周辺だけをとりましても、下北沢、あるいは三軒茶屋に匹敵する集積を持っております。非常に集客力も高いというふうにも評価できると思います。その一方で、事業所というんでしょうか、企業の集積という部分につきましては、必ずしも新宿、池袋、渋谷にも副都心に近い中野区という立地条件にありながらも、必ずしも十分な集積を持っているとは言えないのではないかと考えておりますので、そういった事業所の集積といったようなことも進めたいと思います。
 それから、大学、あるいは高等教育機関についても、若い人のまちとしての性格を今後強めていくという意味も含めて挙げております。これは実際にプロジェクトとして警大跡地でも進めていこうとしている部分でもございます。
 それから、買い物ですとか、あるいはレジャーですとか、あるいは文化という形で集まっていただけるような場、そういったことを遊として挙げております。
 それから、もともと中野区は若い人も含めた多様な居住の場であったということでありますので、そういったものが、いろんな形のものが中野区内に展開をされる。もちろん住以外の部分につきましては、先ほども御説明した都市の拠点でありますとか、都市活動の軸でありますとか、そういったような部分が中心になって担っているかと思いますけれども、そんなような機能が複合をする、全体で見ればいろんな機能が立地をしているという中で、活力を持ち、またにぎわいもあり、そういったところを、まちを実現したいという考え方でございます。
ひぐち委員
 これは産・学・遊・住というのは、少しずつ、全然分類されている部分ですよね。だから住――ベッドタウンというんですか、そういう部分と、工業・産業、それから学校、そういう遊びの空間と、これを分断して都市をつくっていくのか、あるいはスクランブルにしちゃってそれをうまく調整していくのか、その辺はどんなふうに考えているんでしょうか。
田中都市計画調整担当課長
 基本的には、我が国も用途地域というものを置いております。基本的に用途はある程度、特に住宅地の部分については、住環境を守るということを前提にしつつ、その生活を支えるために必要な機能というふうなことでの基本的な都市計画の位置付けがございますので、そういうところで何でもミックスという考え方は当たらないのではないかと思います。
 もう少しまちの中心のところになると、先ほども申しましたが、都市拠点、あるいは都市活動の軸、そういった部分でさまざまな、それが生活を支える。また、あるいは外からお客様が集まってくる、そういうふうな機能になると思うんですけれども、それは少し駅の周り、あるいは幹線道路の沿道、そういったところに集約的に考えていく必要があるのかなと思っております。
ひぐち委員
 すごく難しい話になってくるのかもしれないですけれども、この産とか学とか遊とか住環境というのをくっつけちゃうというよりも、何かこうパイプでつながっているような、そういう組み立てができると、さらに都市の機能というのがはっきりわかってくるのかなとか、いろいろそんなふうに考えたりするんですけれども、その辺がちょっとこの文章だけですと、今後のことですからよく理解が難しいでしょうけれども、その辺がもう少し明確に出てくるように文章が書けるといいなと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。
田中都市計画調整担当課長
 御意見としてお伺いをさせていただきますので、ありがとうございました。
久保委員
 前回は、基本構想の策定に伴って見直すということでしたよね、前回報告をいただいたとき、都市マスはですね。今回「新しい中野をつくる10か年計画」という言葉が入ってきているんですけれども、この10か年計画って、今ちょうど見直しを行っていると思うんですね。今年度から見直しを図られますけれども、その場合は、この10か年計画というのは、今現時点ある10か年計画をベースにマスタープランは考えるということですか。
田中都市計画調整担当課長
 今、委員御発言のように、今年度は10か年計画についても見直しを始めてございます。作業を並行することになると思いますので、その新しい10か年計画の内容を踏まえつつ、まとめていきたいと思ってございます。ですから、今ある10か年計画は、もう次の時点ではフィックスされたものではないというふうなことになりますので、そんな連携をとってまいりたいと思っております。
久保委員
 そういうことに当然なるんだろうと思うんですね。すみません、見直しとか改定というところでいつも疑問に思ってしまうんですけれども、前のマスタープランにも「時代の変化の対応」というのがあって、「都市計画マスタープランは必要に応じ、区民との協働により的確に見直しを行う」となっているんですよね。これは今のこの改定作業に入る前は、マスタープランというのはそういった区民との協働によって的確な見直しというのはされたんですか。それとも今回初めて、見直しというのは飛ばして、もう改定というふうになるんですか。
登都市計画担当課長
 この用法ですけれども、改定・見直し、それほど区別して使っているわけではございません。今回も、当然区民の方の意見を踏まえて改定を行っていこうということでございます。ですから、今後、区のほうとしてはたたき台をつくりまして、これをもとに議論していきましょうということでございます。
久保委員
 ということは、今までの間には、今ある都市計画マスタープランを見直しというのはされていなくて、今回初めてされるわけですよね――ということですね。
登都市計画担当課長
 平成18年に一部修正というのは行っていますけれども、基本的には現行、平成12年にできたこの都市計画マスタープランで今までずっと続いてきたということでございます。
久保委員
 見直しも改定もさほど違いがないような、今御説明だったんですけれども、今あるこのマスタープランのどういうところが逆に残る、残されるものなんですかね。
登都市計画担当課長
 今の段階ですと、何とも言えませんけれども、現行の都市計画マスタープランが現状にそぐわなくなってきている部分というのもございます。例えば西武新宿線の連続立体化ですとか、そういったところにつきましては、やはり区として明確に意思を述べていますし、国の動きもそのようになったということから、訂正が必要だろうというふうに思っています。それ以外にも、例えば広域避難場所につきましても、これをつくった当時とは変わっている場所がございます。ですから、そういったことも含めて、少なくとも変えなければだめな部分というのはございます。
 それから、先ほど御説明をいたしましたけれども、新しい視点です。やはり地球環境問題ですとか、あるいは都市景観、そういった側面から今の現行都市計画マスタープランを見直していこうという考えでございます。
久保委員
 私が伺っているのは、そういうことは変えなきゃいけないことはわかるんですけれども、例えば現状のこのマスタープランの構成ってあるじゃないですか。都市計画マスタープランの構成って、ありますね。これはどのぐらい変わるのかなと思って、ちょっときょう出されていたペーパーと比較をしたんですね。まちづくりの目標、まちの将来像とか、基本的なまちの構造、要はその中のパーツ、パーツは変わっているかもしれないんですけれども、今ある都市計画マスタープランの構成そのものは著しく変わるわけではないというふうに思っていいんでしょうか。
田中都市計画調整担当課長
 基本的には、述べていることは、なくしているとかそういうことはございませんし、基本的にはちょっと順序が変わったり呼び方を変えたり、その中の、もちろん方向性のプランのところは一部変わってまいると思いますけれども、大きな構成は変わっていない、変えないという、そういう今の考え方の資料でございます。
久保委員
 そうなんだろうなと思うんですね。そんなに、例えばこの構成図というのがありますけれども、ここに言葉を今当てはめていっても、形がそんなに著しく変わるものではないのだろうなと思うんですね。だから、要は今ある現状に即して中身のいろんな部分が変わってくるんだろうなと思うんですね。多分一番大きく変わるのは、地域別構想のところがありますね。地域区分の見直しってあります。今は、これは15地域センターに即した形で地域区分というのが行われているわけですけれども、そもそも基本構想とか10か年の変わるところって、多分マスタープランにも一番大きい影響――もちろんさまざま都市計画上の問題とか西武線の問題とかもありますけれども、地域別構想というのはすごく変わってくるんだろうなと思うんですけれども、これは地域別構想というのはすごく変わってくるんだろうなと思うんですけれども、この辺はどのようにお考えになっているんですか。
田中都市計画調整担当課長
 それにつきまして、まだ結論といいますか、考え方を区として固めてはございませんけれども、ここにも書きましたように、一つは都市整備上の課題でもって、都市計画につながる基本方針でありますので、考える必要があるというふうに思っておりまして、現在の15地域のマスタープラン、地域区分でありますと、例えば中野駅周辺、あそこは四つに分かれているんですね、中野駅でもって。実は、あそこは中野駅がこれからの地域――中野の顔にしたいと区としても考えておりますので、そこはやっぱり一体的に扱っていく必要があるだろうというのが、一つ例示できると思います。
 もう一つは、地域のまちづくりを推進していくために、昨年度から区では地域まちづくりを三つに分けておりますので、その行政上の施策といいましょうか、区の体制にもばらばらではなくてある程度整合したほうがいいと考えております。ですから、今の15地域のものの、ある程度数としては少し束ねたような、境界は少しずれると思いますけれども、そんな取り組みをしたいと考えております。
久保委員
 ということは、一つには駅周辺があって、北部、南部というようなことと、また駅周辺以外の真ん中のエリアがあるというような、そんなような形で、今までの地域センターごとのまちづくりというよりも、エリアで区域を決めて、もっと大きな形でのまちづくりを検討していくという、そういうことでよろしいですか。
田中都市計画調整担当課長
 そのとおりでございます。やっぱり都市整備を考えていく上で、都市の態様でありますとか、市街地としての態様ですとか、抱えております都市整備課題の同一性というのは無視をしないような形の地域区分にしたいと考えております。
久保委員
 前回、御報告があったときに、こういったものを出すときには何らかの調査というのが考え方のベースになるんじゃないですかというようなことを伺いまして、来月にもこの調査の、いわゆる委託調査が決定するようなお話だった。それが5月の報告でございましたけれども、現時点でこの都市計画マスタープランの改定に当たっての委託調査というのは、どのような方向になっていますでしょうか。
田中都市計画調整担当課長
 今、入札の準備中です。ちょっとスケジュールがあきましたのは、残念ながら入札が不調に一度終わりましたので、再度、今入札の準備を進めていると思います。
久保委員
 入札が不調に終わったんですね、わかりました。じゃあ、またきちっとした考え方のベースになるような調査を、またその調査がゆだねられるようなところにきちっと決めていただきたいなと思います。
 そのことに関連して、調査自体が少し長引いてしまうというか、そういう可能性もあるのかなと思うのですけれども、この辺で、最初にお示しになられましたこの改定スケジュール案には何か変化はありますか。
田中都市計画調整担当課長
 当初の予定どおり進めてまいります。
むとう委員
 今あるマスタープランが3年間かかってつくられて、一応これをつくった時点では、20年後のまちの姿を描いてつくられたものなんですよね。ですからまだ、それが2000年3月にできていますから、まだ8年、ちょうど半ばまでしか来ていないわけですけれども、これを全部、かなりの分量で中身も重いものなので、全部を私が理解しているわけではないんですけれども、これを率直に素人ながら読んでみると、細かく、今言われたように15の地域センターごとに分かれていて、しっかり書かれていて、それなりの議論の末の到達点なんだろうなということは読み取れるんですけれども、今担当されて、新しくこのことを担当されたわけですけれども、これを読まれていてどのような感想をお持ちですか。具体的に今の現状とこの辺が違和感があるから、この辺は手を入れていかなきゃというところがあれば、御感想も含めて教えてください。
田中都市計画調整担当課長
 先ほど都市計画担当課長が答弁いたしましたように、そのまま今もって使えるところはもちろんあると思いますが、中野区にとって今進めていく施策にそぐわない部分が、先ほど答弁した内容になりますけれども、ありますので、そこはぜひ改めさせていただかなくてはいけないというふうに考えております。
 私の感想を述べてもあれだと思いますので、いいでしょうか。中野区としての、都市としてのコンセプトといいますか、将来像をどんなまちにするんだといった視点は全く欠けていると思います。それから、都市計画の基本方針なんですけれども、都市計画、都市施設についての記述がほとんどないんですね。公園のところは若干あるんですけれども、あと幾つかありますけれども、そんなところで。
むとう委員
 プロの目から見られた率直な感想をありがとうございました。本当に何というか、これは結構、こういうまちにしたいという大枠なものはすごく、素人の私なんかが読むと、すっと読めるような内容になっていて、割と、私は素人ですけれども、よくできているなというふうには思っているんですけれども、久保委員もおっしゃったように、1個1個の建物であるとかという条件、西武鉄道であるとか統廃合による廃校となる学校の活用であるとか、そういうパーツ、パーツ的な部分では変わってくるのはよくわかるんですけれども、でもここに書いてある、例えば警大跡地のところの考え方なんかも別に違和感なくて、この当時から「にぎわいの心」ということは言っておりますし、そこに入ってくるものが、清掃関連施設がなくなったりとかということでは変わってはいますけれども、あらかた書いてあることは、今も多くの区民が望むまちづくりの方向性と、そんなに変わっていないんじゃないかなという気がするんですよね。
 だから、これをせっかくつくって、今8年たって、どこまで、これが中野のまちづくりにこの8年間生きてきたのか。これによる成果みたいなものは検証されているんでしょうか。状況が変わったから変わるというのもあるんだけれども、これがやっぱり、せっかくつくって10年、20年後の姿を目指すところのまだ8年しかたっていないんですけれども、8年間でこのマスタープランがどういうふうに生かされ、こういうことが実現できて、この点がまだ全然これの目指す方向と食い違っているとか、そういう評価とか、そういうことはきちんとされたんでしょうか。何かされないまま、またこれから20年後の姿を目指すといって、次から次にリニューアルしていっても意味がないので、せっかくこれは3年間かけてつくったものですから、これがどう生かされてきたのかというような検証というものはどういうふうに行われたのか、教えてください。
登都市計画担当課長
 当然、この現行都市計画マスタープランの考え方に基づきまして、例えば防災まちづくりですとか一連のものというのは行われていますし、これにつきましては、当然これからも継続されるというふうに思っています。少なくとも改定の基本的な考え方におきましても、現行の都市計画マスタープランを基本としつつというのは大前提でございます。ですから、それを踏まえて、先ほど言いましたような状況の変化というのがございます。場合によっては記述を変えないとそごをきたしてしまうという側面もございます。ですから、そういうところにつきまして改定の手を加えていこうということでございます。
むとう委員
 先ほどちょっと久保委員もおっしゃったんですけれども、「必要に応じて区民の協働によって的確に見直しを行う」という記述があるんですよね。ですから、区民との触れ合いによってこういった見直しを行うという言葉どおりからすると、今回の改定に当たり、区民との協働という部分、協働ということをどういうふうに改定の際に生かされていくか、教えてください。
田中都市計画調整担当課長
 前回の委員会でもお答えを申し上げたと思いますけれども、やはり中野区で最近つくりました自治の基本的な条例、それに基づいて重要な案件は意見交換会とパブリックコメントをもってする。その原則に沿って協働を進めていこうと考えております。前にも申し上げましたけれども、いろいろな市民の方々の声を聞く機会があります。固定の、一部のメンバーの方から御意見をお伺いしながら案をつくっていくという形では、今回は進めない。そのかわりに、できるだけ多くの声を伺えるようにしたい。また、住民自治会、あるいはいろいろな商業者等の業界の団体の方々、そういった方々へのヒアリングなども進めたいと思ってございます。
 それから、委員に前回御指摘いただきましたように、できるだけ有意義な、意味のある意見交換会にしたいと考えておりますし、その内容、進め方についても工夫をしていきたいと思っております。
石井都市整備部長
 今申し上げたほかにといいますか、当然、この都市マスをつくっていく過程の中でいただく御意見、これについては今申し上げたとおりでございますが、これに伴って、現都市マスに沿った形でそれぞれの事業も動いております。当然そこでいただく御意見等も、当然その中から反映できるものもあるだろうと。したがって、総合的な形で区民の御意見を吸い上げながら、都市マスの形にまとめ上げていくということになるだろうと思っております。
委員長
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 次に、2番、中野区みどりの基本計画改定基本方針についての報告を求めます。
田中都市計画調整担当課長
 所管事項の2番目(資料4)の御報告をさせていただきます。資料は1枚の裏表でございます。
 今回、みどりの基本計画につきましても、改定を行いたいと考えております。1は、まず改定の目的でございますが、これも先ほどの説明と同じように、都市計画マスタープランと同じようになりますけれども、中野区の基本構想が新しく平成17年に策定をいたしました。そしてまた、このみどりの基本計画と申しますのは、都市緑地法に基づく計画の制度なんですけれども、これが平成16年に、以前は都市緑地保全法と言っていたんですけれども、名称とともに中身が改定されまして、みどりの基本計画の担う役割というものが強化をされました。
 そういったことを踏まえまして、今回、みどりの基本計画の見直しを行う必要があると考えたものでありますし、さらに地球環境問題、昨今も非常に時事の話題として国際的にも問題になっているところでありますけれども、これがかなり顕在化をしているということで、それの対応を図る必要が出てきたというふうに考えてございます。そういう状況を踏まえて、現在のみどりの基本計画の改定を行いたいと考えておるものでございます。
 改定に当たっての基本的な視点でございますけれども、みどりの保全、あるいは創出を進めるということが基本でありますけれども、環境基本計画も、先日新しく策定をいたしましたので、それと整合を図りながら、下に挙げております七つの視点で必要な変更を加えるという考え方でございます。
 一つ目ですけれども、地球環境改善ということに寄与する緑をそれぞれにつくり出して守っていくということが一つの視点になります。
 それから、2点目としましては、公園の芝生化、あるいは生物類の生息空間、そんなことを含めた個性ある公園整備といったようなことを検討して、盛り込んでいく。
 それから、都市計画の諸制度、あるいは環境軸、こういった新しい国・都の制度を取り入れた形での緑の創出を考えていくということでございます。
 少し補足しますと、都市計画諸制度と申しますのは、例えば地区計画の活用がありまして、今ある緑の保全というものが条例で厳しい制限をかけられるようになりました。以前は監督しかできなかったんですけれども、そこが改まったところでございます。
 それから、緑化地域というふうな地域地区がございまして、緑を、緑化を推進する地区の位置付けということがより積極的にできるようになりました。
 また、中野区で今後具体例が生じてくるかどうかわかりませんけれども、立体公園、地上でなくても公園を位置付けるということが、都市公園法で可能になってまいります。
 それから、公園管理を、民間地帯も含めた多様な主体が民間の公園を外部に担っていこう。きょうの後ろの報告事項の中にも関連する部分がありますけれども、そういうことも国の施策として新しく位置付ける。そんなようなことを踏まえた緑の創出をうたってまいります。
 それから、環境軸も、東京都で緑豊かな幹線道路、沿道、それを育てて、それは防災的な機能を持って、また都市の潤いを持たせるという施策が出されておりまして、中野区にもその候補路線がありますので、今回、そういったことも踏まえた緑の創出を考えたいと思います。
 それから4点目は、壁面緑化ですとか屋上緑化、そういったことを進めながら、知恵以外の部分でも緑の創出を推進していこうと。
 それから、既にもちろんこれも、5番もありますけれども、保護樹林、保護樹木、これを守る仕組みについて、さらにより進めていく方策を考えていきたいということであります。
 それから6番目は、新しく数値目標というものを、環境基本計画でもCO2削減という大きな目標を掲げておりますが、そこの一翼を担う緑ということも含めて、目標設定ということを行っていこうということでございます。
 そして、区が行うこういった事業だけではなくて、区民の方、あるいは事業者、あるいはNPOの方々が取り組んでいただくような緑の創出というのがございます。そういったところについても検討していこうということでございます。
 目標年次でありますけれども、この検討を、下に書いておりますように、都市計画マスタープランの改定を5年として進めたいと考えておりますし、また、都市計画マスタープランの緑にかかわる部分の、そこにまた反映をしていくという基本計画という位置付けも成り立ちますので、将来の姿としておおむね20年後を目標にしたいと考えてございます。数値目標については、あまり長期の目標ということで設定しますと、現実性がなくなることも想定されますので、これはちょっと、場合によっては10年ぐらいの中間時点の数値目標の設定も考えております。
 都市計画マスタープランと同じように、意見交換会、日常の手続でもって改定を進めたいと思っておりますけれども、意見交換会につきましては、都市計画マスタープランと一緒に行いたいと思っています。区民の方々にAの案件で来ていただく、Bの案件で来ていただくというのは、お問い合わせしないということも含めて、内容的には関係の深い部分ですので、一緒に進めようと考えています。
 スケジュールでありますけれども、都市計画マスタープランのスケジュールと同じような流れを考えてございまして、最終的に案をまとめるのは年内という形になりますけれども、それに向けて骨子をつくった段階で意見交換会でまた意見を伺いながら、内容を詰めていく。年明けからパブリック・コメントの手続に入るという形で、年度末に決定をするという予定を進めたいと思っております。
 都市計画マスタープランの意見交換会を7月末から8月ぐらいにかけて行う予定におりますので、ここでは都市計画マスタープランの緑の中で並行して、以下検討を進めたということを御報告する。具体的にはみどりの基本計画の案を、まだここではお示しはしないという予定をしておりまして、10月、11月ぐらいの第2回目の意見交換会の時期に、みどりのマスタープランを含めて御説明をして、意見をいただく交換会を実施したいと考えております。
 以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
久保委員
 今、課長も御説明の中でおっしゃっていましたけれども、改定時からおおむね20年後を目標とすると。10年スパンの目標を立てるのがいいのかなと思うんですけれども、現行のみどりの基本計画というのは、これは何年間の計画ですか。
田中都市計画調整担当課長
 現行の計画は、平成13年から10年間の計画でございます。
久保委員
 都市マスが20年というのはわかるんですけれども、みどりの基本計画も20年じゃなくて、もう目標は10年にしたほうがいいというようなことをおっしゃっているんだから、これは10年間の計画にするほうが、目に見えて変化もわかりやすくていいのではないかと思うんですが、何でこれは20年なんですか。
田中都市計画調整担当課長
 都市計画マスタープランにつきましては、20年先の都市の姿を考えていこうということで、それの部分の緑を、今回のみどりの基本計画の中で将来像として位置付けるということで、そういう意味で、連動させて20年という設定をしたものでございます。
久保委員
 連動されるのは計画上わかるんですけれども、20年のマスタープラン、都市マスが20年なので、これは20年であらねばならないんですか。
登都市計画担当課長
 特段みどりの基本計画の場合、何年でなければならないというものはございません。ただ、やはり都市の将来像、姿として都市計画マスタープランが20年後ということですので、20年後を想定した都市における緑というのを考えてつくろうということでございます。当然、途中、途中で見直しというのは行われるものでございます。
久保委員
 先ほど、ここには書いてはありませんけれども、口頭では10年間の目標を持ったほうがいいというなことをおっしゃいましたよね。であるならば、私は思い切って10年間の計画であるほうが、そのほうがきちっと計画としての実効性が担保できるような気がするので申し上げているので、できれば検討していただけたらなと思っています。
 それと、いつも緑被率と緑率のことで、これも前回の概要版の中にも、緑被率と緑率というのはこういうふうに出すんだというのがありましたけれども、例えば季節によって緑の分量なんてすごく違ってきてしまったりして、本当にわかりづらいんですよね、緑被率とか緑率というのが。この辺で、もう少し具体的に目に見えてわかるような形で、当然数値で出さなくてはいけないんだと思うんですけれども、こういった時期の、例えば夏の時期とか、冬になって木が枯れているようなところで、当然航空写真を撮ったりはしないと思うんですけれども、どんなところをポイントとしてとらえるのかとか、そういったこともまだこれからだとは思いますけれども、もっとわかりやすいような形で出していただけたらなと思っていますので、そこは意見として聞いていただければと思います。もう一回、この10年間の目標ということについて御意見を伺えばと思いますけれども。
田中都市計画調整担当課長
 前段のほうの目標年次につきましても、御意見としてお伺いしまして、検討させていただきます。
委員長
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 3番、東中野駅周辺まちづくり調査委託の成果についての報告を求めます。
上村中部地域まちづくり担当課長
 それでは、お手元の資料に基づきまして、東中野駅周辺まちづくり調査委託の成果について(資料5)御報告申し上げます。
 まず、かがみのほうをごらんください。1番の調査目的でございます。本調査は、西口駅前広場や山手通り拡幅整備など交通基盤関連事業の進捗とあわせて、活発化する民間レベルのまちづくりの動きなど地区の現状等踏まえ、将来のまちづくりの方向性を示す「まちづくり構想(素案)」作成に向けた資料とするものでございます。
 なお、本調査に当たり、専門家や学識経験者などから構成される「東中野駅周辺まちづくり調査研究会」を設置、開催し、多くの意見や提案をいただいたものでございます。
 それでは、別添の調査報告書【概要版(抜粋)】をごらんください。
 最初に、あけていただきまして1ページでございます。調査のねらいにつきましては、今申し上げたとおりでございます。将来のまちづくりの方向性を示す基礎となる「東中野駅周辺まちづくり構想(素案)」の作成に向け、調査研究会を開催し、多くの意見やアドバイスをいただいたものでございます。
 調査の範囲でございますけれども、昨年度調査から少し広げまして、山手通り沿道を含め、そして場所としては早稲田通りから大久保通りまで、半径500メートルぐらいのエリアでございますけれども、色濃く調査をかけたのは東中野駅周辺、それから山手通り、商店街通りというような形でございます。
 2ページをお開きください。まちづくりの課題といたしましては、5点、地区の強みと新たなインパクトの活用、二つ目に乗りかえ客などをまちに呼び込む工夫ということで、JR、12号線を含め、大江戸線を含めて計10万人弱の乗降客数をどういうふうにまち中に呼び込めるかということが課題である。また、三つ目に地区の一体性の強化と回遊を促す空間、仕組みづくり。商業・業務機能の強化、なかなか中野には商業・業務が弱いというふうに言われておりますけれども、この新たな山手通り等々駅周辺の、その民間プロジェクトを活用しながら、商業・業務をいかに張りつけ、誘導できるかというようなことが課題である。五つ目に、身近な都市基盤野整備による住みやすさと都市防災性の向上などが課題として整理いたしております。
 3ページ目に、まちづくり全体構想ということで提案でございますけれども、地区の位置付けとまちづくりの方向として、「ゆとりライフを実現するまち 東中野」というようなタイトルで提案をいただいております。これは東中野というのは、東京全体の都市像の中で、センターコア、環6の沿道、内側をセンターコアというふうに位置付けられておりますけれども、非常にポテンシャルが高い構造になってきているというところから、今はやりのワーク・アンド・ライフを実現する。働きながら暮らすとか、そういうようなことが実現できるまちではないかというようなところで、下のほうに具体的に3行書いてありますけれども、具体的には、商業・業務・居住の各機能を充実させ、職住近接型のまちづくりをより一層推進し、地区に働き、住まう人々が職住近接により生み出される余裕時間を、生活のゆとりや楽しみのために、うまく使えるようなまちづくりを目指すというような方向の提案をいただいているところでございます。
 4ページ目に、少し細分化して見てみるということで、まちの骨格構成を3点の視点から、一つは拠点として、西側の駅前広場等々を中心とするところ、また、東側の日本閣側のところの拠点、こういうところの拠点整備、また、それをつなぐ軸、沿線のJR沿いの軸、また山手通りという南北の軸、そして商店街を中心とする生活軸、また神田川と桜山通りとを結ぶ水と緑の軸というような視点からの形成。また、最後に三つ目に、エリアとして駅周辺商業・業務エリア、また山手通り等との沿道のエリア、そして商店街エリア、また、あんこの部分の住宅エリアというような形で、個々具体的な整備方針が、これがこれからもって進むべきであるというような認識に至っております。
 5ページ目は、それを図面化したものでございます。
 続いて、6ページ、7ページをおあけください。
 エリア別まちづくり構想の中での西口の拠点形成と東口の拠点形成という考え方がございます。ご存じのように、西口につきましては、環6に面して駅前広場、そして昨日御報告がありましたけれども、人工地盤等々の活用した可能性、そういうようなところを位置付けながら、どのようにこれを山手通りや駅前広場の整備に合わせた高度利用等と活性化することの試みが、どういうふうにできるだろうかというようなことの方針でございます。
 なお、ここで、この6ページの図面の中の駅前広場、緑、それから黄色い部分が人工地盤のところですけれども、そこの南側に赤色の部分がございまして、ここが東中野一丁目58番街区というふうに言われるところでございまして、平成18年から共同化に向けての検討をしてきたエリアでございます。これについてはちょっと口頭で御報告させていただきます。
 今後予定されている駅前広場とか人工地盤等々の活用と結ばれる南側に位置しておりまして、ここは隣接するため、この駅前広場整備事業等々と隣接するため、高低差や道路づけなどの影響があり、整備されれば表となり顔となるところでございますので、共同化事業等への機運情勢、そういうような合意形成を図りたいということで、区として声をかけ、勉強会を開催してきたものでございまして、平成18年度から19年度にかけて共同化事業、等価交換方式という事業を前提としまして勉強会を10回程度開催してきたところでございます。
 共同化事業、等価交換方式につきましては、一定の事業の理解は深めてきているところでございますけれども、しかしながら、8人の権利者で900平米の広さで行っておりますけれども、それぞれ権利者の建築物の築年数や債務状況や抱えているたな子さんの数とか、権利者個々の資産状況が抱える背景が違うというようなことがございまして、10回程度勉強会をしておりましたけれども、事業自体について一定の理解はできても、事業の仕組みなどを知ることにより、参加意欲の濃さとか考え方の違いがだんだん際立ってきております。
 現在、昨年からことしにかけて行ったヒアリング結果を総括して今後の進め方について判断しようと思っているところでございます。近々、区として方向性を定めて地権者の報告会を開催しながら今後の進め方とかを意見交換したいと考えているところでございます。58番街区のことにつきましては、ここでちょっと説明させていただきました。
 7ページのほうは東口についての記述でございます。東口周辺は西口に比べまして乗降客も少なく、西口と東口で比べると3分の1というような状況が調査の結果出ておりますけれども、土地の高度利用等もおくれており、にぎわいが感じられないとか、また、北側ではムーンロード周辺の都市防災上の問題も抱えてきている。古い飲食店街がございますけれども、こういうようなところをどのようなにぎわいのある空間づくりを進めるか、また、東口で進められていないバリアフリー等々もJRと共同して行っていきたいというふうな方針を区としては持ちたいと考えております。
 続きまして、8ページ、9ページをごらんください。
 8ページでございますけれども、これはあんこの部分を含めました東中野一丁目から五丁目までの全体の道路配置、道路状況でございますけれども、やはり狭隘道路、行き止まり道路の解消ということが課題として浮き彫りになっているというところでございまして、赤い線が4メートル未満の狭あいな道路なんですけれども、行き止まり道路も多く、災害時の救援活動が困難であったり、避難経路を確保できないなど都市防災の問題を抱えておりまして、4メートル未満道路の解消、また生活道路6メートル以上の幅員を確保していくとか、そのために都市計画制度などを活用しながら建てかえ誘導、必要な道路の整備を進めていくことが必要であるという認識でございます。
 9ページ目でございます。これは山手通り沿道における商業・業務地の形成方針ということで、22メートル道路が40メートル道路になりまして、歩道も9メートル程度の歩道が確保されてきれいに美装化されているわけでございますけれども、ところが、商業・業務の立地ポテンシャルが高いと考えられているんですけれども、拡幅整備が完了しているというところで、なかなか土地の沿道の高度利用がされていなくて、駐車場とか低層木造住宅がそのまますっかりあらわれて、裏側からあらわれてそのまま残っているというような状態とか、そういうようなことがありまして、何とかそういうにぎわい空間とか商業・業務の可能性ができないかというようなところで調査をかけた結果がこの絵でございまして、この茶色い部分が一定程度これから可能性があるのではないかというところで、例えば、駅の北側の部分の東側ですけれども、沿道に狭小な敷地や低層な住宅が多く残っておりまして、土地利用の更新が進んでいないエリアである。また、南側ですと、駅の南側の左側が西になりますけれども、ここは山手通りが拡幅されました。裏側がそっくりあらわれて低層住宅が山手通りに接道しているというような状況でございます。あと、その反対側の東側につきましては、山手通りの拡幅が、ここは影響は受けていない、そのままそっくり残っているので、建物更新が進んでいないエリアであると。このような3カ所をもう少し重点的に調査して浮き彫りにさせた結果が、このようなところで共同化の検討を進めてはどうかというようなところが調査結果として出ているところでございます。
 この調査報告につきまして、9ページで一応まとめさせていただいております。今後の取り組み、平成20年度の取り組みでございますけれども、この調査報告書は、調査研究会の提案をベースに取りまとめたものでございまして、まだ検討途中の段階にございますので、これを受け、今年度区としてさらに検討を進め、改定する都市計画マスタープランとの整合等も図りながら、まちづくり構想(素案)の作成を目指して作業を行っていきたいと思っております。作業内容として、具体的には、各エリアでの事業手法の検討、特に駅周辺、山手通り沿道での再整備の可能性、また東中野三丁目地区においても明大中野中・高等学校周辺の道路整備や防災まちづくりの視点からの検討など、さまざまなケーススタディを行っていきたいというふうに思っております。
 報告につきましては、雑駁ですが以上でございます。
 なお、調査報告書につきましては、委員会終了後、委員の方にはお届けしたいと思っております。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
むとう委員
 参考までに、調査委託費が幾らだったか教えください。
上村中部地域まちづくり担当課長
 決算前でございますので、契約額としまして798万2,100円でございます。
久保委員
 今後、都市マスとの整合性などもあると思うので、時期的なことなんですけれども、まちづくり構想(素案)は作成というふうになっていますが、いつお示しになる予定ですか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 作業的には今年度委託をしながら内部検討を進めていきたいと思っていますけれども、年度明けになるかというふうに考えております。
久保委員
 年度明けというと次年度ということですか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 今年度内での検討で、実際にできるのは次年度になると考えております。
久保委員
 「ゆとりライフを実現するまち 東中野」、私はこれを初めて見たような気がしたんですけれども、前の調査報告書にはそんな言葉なかったような気がしたんですけれども、この「ゆとりライフを実現するまち 東中野」というこのコンセプトはどこが決められたんですか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 先ほど申しましたけれども、調査の中で調査研究会をつくりまして、その中で東中野のイメージ、コンセプトというようなところで委員のほうから提案があり、それを採用させていただき、こういう表現をさせていただきました。
久保委員
 ということは、採用したんですね。では、区としてはこれから素案を作成していくときにも、「ゆとりライフを実現するまち 東中野」というのがコンセプトになるということですか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 失礼しました。区として採用したという言い方は訂正させていただきます。調査研究会からの提案をこの報告書の中では掲載をさせていただいておりますので、こういう表現をそのまま今後使っていくかどうかはまだ未定でございます。
久保委員
 この段階では、調査研究会としてのあくまで提案を受けたということですよね。そうでないと、ここに書かれていることで、私初めて見るものがいっぱいあるんですけれども、今までの調査報告の中では東口の広場ですとかそういったものというのはなかったように思います。あと、エリア別まちづくり構想の中でも、今まで「方針」という言葉は出ていたんですけれども、こんなに具体的な方針ではなくて、「拠点形成方針」というような形になってきて、要は、このまちづくりをどういうふうに進めるかというようなことが具体的になってきているなという気がするんです。特に8ページ、9ページ、住宅エリアにおける整備方針、行き止まり道路の解消なんていうのは、「地区計画制度などを活用し、建て替えを誘導しながら、必要な道路の整備を進めていく」とか、山手通りにおいても、「土地の高度利用がなされておらず」ということで、「共同化等を働きかけること」なんていうことが出ていて、非常に具体的な方針というのが示されているわけなんですけれども、これが今後東中野におけるまちづくりで進めていくまちづくりの手法というふうに思っていいんでしょうか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 まちづくりのさまざまな案を、いろいろ可能性を持つということは区としては必要なことだということで、それを段階的にどのように動いていけるかどうかというのは、なかなかステップを踏まなければいけないことでございますし、まちの権利者がどう考えて、どう自分の問題として進めてくれるかということはまだこれからの課題ですけれども、一定のこういう必要性、まちの課題をこのような方向で進めていくことが必要だということは、メッセージとしては持ち、出していくということも大事だなというふうに思っておりますので、これは調査研究会の提案でございますけれども、こういうものにつきましては、区としては同感しているものでございます。
久保委員
 ということは、この調査研究を進めてきて、当然、研究会からさまざまな報告があった中でこういったことをお示しになられているわけですから、区としてはこういった形でまちづくりを進めていくことが、今後素案をつくるに当たっても盛り込んでいかなければいけない課題であるし、地域の方々、この住んでいる地権者の方たちにもこの辺の課題があるんだということを御理解いただく、そういった課題であるというふうなことで今回示されたということですか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 委員の今の意見のとおりでございまして、そういう認識を持ちながら、さらに今後はこのいただいた提案が可能なのかどうかというようなところのケーススタディなどもやりながら、まちへアナウンスする時期とか、その進め方とか、そういうことも十分考えながら検討していかなければいけないと認識しております。
久保委員
 当然そういった課題がいろいろおありなのでこういうふうにされているんだろうと思います。これはまた、地域の方たちがどのように受けとめられるかというのは別問題として、今回区としては取りまとめられたこととして受けとめていきたいと思っております。
 あと、駅前広場の整備なんですけれども、この規模なんですが、ここにはすごく大きくグリーンの丸が示されていて、まさかこの全部を駅前広場にするということではないんだと思うので、このぐらいの位置に多少の規模で広場があったらいいなということで描かれているのではないかとは思いますが、実際には、東中野の駅、これは西と東合わせてでも構わないんですけれども、どのぐらいの広場スペースが必要なのかというふうに考えていらっしゃるんでしょうか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 7ページの中の記述では、「再開発事業等とあわせた地区の顔となる広場空間の創出」でございますので、具体的に都市計画上の駅広がどれぐらいのスペースがあるかどうかというようなところの議論は、検証はまだしておりませんので、あくまでも再整備です。また、広場となると交通結節とかさまざまなそういう交通量調査とかそういうさまざまな角度からの調査検討もしなければいけませんけれども、まだそこまでのレベルには至ってございません。
久保委員
 ということは、広場スペース、いわゆる今陳情などで議論されているような駅前の広場スペースとしてどのぐらいのスペースを確保しなければいけないかというような、区としては具体的な数は出ていないということでしょうか。
 あわせて伺いたいんですけれども、東中野の駅舎として考えた場合になんですけれど、例えば総武線がとまって上り下り両方ともの満員電車に乗っている乗降客が一斉におりてきたときに、例えば広場で一時的にどこかスペースを確保しなければいけないですとか、そんなようなことを想定して、東中野の駅としてはどのぐらいの広場を確保するべきというようなこと、この辺はJRとは協議をされていたりするんでしょうか。
登都市計画担当課長
 具体的に、例えば鉄道がとまって乗客がみんな広場のほうに出てくるということを想定して広場というのは今まで検討したことはございません。ここの広場としては、一般的な意味での災害時ではおそらく避難場所というよりは緊急活動をする場ぐらいというふうに我々は想定しています。今のところ、まだ、そういった何人入るかという検討はしたことはございません。
久保委員
 検討されていないのだったら、せっかくこうやって駅、駅舎も含めてさまざまこうやって東中野の駅の計画を検討されているわけですから、防災面のことも踏まえた上で広場の計画なども出されるべきではないかと思うんですが、その辺はいかがですか。
登都市計画担当課長
 ここの広場自体は防災上の位置付けというのはされていないところでございます。ただ、一般的な意味で、例えば人でしたら何人ぐらい入るかとか、その辺につきましては、今後、場合によっては算定する必要があるというふうにも考えていますけれども、今のところは特段そういったことでJRと協議ということは考えておりません。
かせ委員
 カラフルで立派な資料を出していただいたわけですけれども、あわせて、この東中野周辺のことについてはこれまでもいろいろ住民の方の運動であったり、また、さまざまな問題提起なんかがあるわけですけれども、そうした場合に、そういう住民の皆さんの意向がこの案をつくるときにどういうふうに反映されているのか。いかがでしょうか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 まちづくりにおいて、区民の皆さんと協働して進めるということは大事なことだと認識してございます。そこで、平成18年度に、これは昨年調査報告させていただきましたけれども、まずは住民の皆さん、また来街者、また商店主、また各種まちづくりの団体の方からヒアリングを行いまして、この東中野のまちがどのような形で進んでいったらいいだろうというようなことを来街者も含めまして商店街まちづくり団体、それから居住者・事業者アンケートを行いまして、このまちの将来像というようなことを把握しながら進めているところでございまして、居住者・事業者の共通の要望として一番大きかったのが商業・業務・住宅地が混在したまちというようなことがございますし、来街者の方々は必要な施設としては魅力的なお店というのが最も多いというようなことも、そういうような声も生かしながら進めているところでございまして、今後、区として一定の、まずは区としてしっかりとした骨格といいますか、まちづくりの方針、方向性というのをしっかりと持ちながら、時期を見て、また地域の方々とそういう意見交換の場を考えていきたいというふうに思っております。
かせ委員
 今の説明ですけれども、極めて基本的なことですよね、概論みたいなことですけれども。実際、住民の皆さんは具体的なことを考えていらっしゃるわけでしょう。例えば、先ほどの58番街の問題であるとか、それから、これは東口のほうですけれども、この辺の開発の問題、それから、これは結婚式場だった日本閣、あのあたりの問題であるとか、さまざまな動きがありましたよね。それで、決して今の段階でこういうような合意が形成されているというふうには思わないわけですけれども、そういう住民の皆さんの意向をどういうふうにこの中に反映させていくかということが聞きたかったわけです。
上村中部地域まちづくり担当課長
 これまでの環六沿道、また駅前広場整備、また共同化の動きなどにより、影響を受ける住民の皆さんのいろいろな考え方、御意見があったということは認識しております。そういうようなことを総合的にいろいろと勘案しながら、19年度につきましては学識経験者からなる調査研究会を設置しまして、幅広い分野から大所高所からそういうまちづくりの方針、方向性を議論していただいて、こういうような調査報告となったということでございます。
かせ委員
 住民の皆さんは、自分たちで自分たちのまちを考えるという、この地域の人というのは、もう既に大分前、10年ぐらい前からですか、まちのことを、東中野を楽しくする何とかとか、ちょっとわからないんですけれども、いろいろな運動があったわけでしょう。それで、急いでくれるなと、自分たちのまちは自分で考えたいという意向の強い地域ですよね。これを、今いろいろな議論がある中で、ここまで具体的な絵をかいてしまうということはどうなのかということなんですよ。その住民の意識というのはどういうふうにとらえているわけですか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 繰り返しになりますけれども、先ほど申し上げましたが、さまざまな方の意見があるというふうに認識しておりますし、今委員がおっしゃられた方の団体からも、18年度ヒアリングをしてございます。そういうことを総合的に踏まえながら、19年度は学識経験者からなる調査研究会から幅広い分野からの助言、提案をいただいていると。そういうことを受けながら、まちの方針や方向性はまちの基礎となる部分でございますので、そういう骨格部分は区が責任を持っていかなければならないと考えているところでございます。
かせ委員
 まちづくりというのは、区が責任を持ってやるという面もあるかもしれません。都市計画決定をするとかということはそうですよ。ただ、実際にそのまちをつくっていくということになりますと、やっぱり民間の人たちがみずからの発意で変えていくというのが多いわけです。だから、そういうことを言いますと、住民の皆さんの参加と協力というものがないとなかなかうまくいかないわけです。ですから、こういうまちづくりについては、私は決して急ぐべきではないし、それでまた十分に合意をとりながら進めていかないと、これは大変なことになるんだろうと思うんですよ。
 ついでながら、この駅の問題もそうですけれども、この商店街でいえば、この商店街の方たちはやはり自分たちの商売がそこで成り立つようにというような意向が強いわけでしょう。あるいは、道路の沿道の方たちについても、例えば東側のあたりにしても、旧来からの建物があるわけですけれども、そういった方たちというのは、それぞれの生活をここで営んでいるわけでして、そういうようなところですぐに開発に乗り出すというようなことにはなかなかいかないわけです。それはそれなりの熟度というか、そういったものが必要になってくるわけでしょう。
 というように、そうしますと、絵をかけばいいということではないと思うんですよ。それで、特に気になるのは、非常に具体的な話なので気にしてしまっているわけですけれども。住民の皆さんの意向を聞いたと言うんだけれども、こういう構想をつくっていく中にどうしてそういう方たちの意見が反映されるような仕組みをつくらなかったんですか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 繰り返しになりますけれども、今、委員からありましたけれども、住民の参画、協力が大事だと認識してございます。まちをつくるのはまちの方ですし、地権者の方が動かなければ共同化一つ成り立たないというのが現実でございます。
 一方、この東中野のポテンシャルといいますか、いろいろ可能性をやはり見ながら、民間も随分動き出しているような動きも感じておりますので、区として、やはり一定のまちづくりの方針、方向性を描くことが急務だというふうに考えております。それはある意味で、そういうような乱開発等を防ぐこともできますし、そういうようなことを一定の誘導をすることもできますので、区としては、まちづくりの方針、方向性をまず区として持つことが大事だということで、今、調査研究作業を進めているところでございます。
かせ委員
 やはり繰り返しになりますけれども、これから住民の中に行くんだということではなくて、やはり大事なことは、中野区でも自治基本条例の中でもうたわれていると思うんだけれども、やっぱり作成の過程の中から区民の意見、住民の意見を聞くということが大事だというふうに、区の方針としても持たれているわけだから、そのことについては、もうこういうものが出てきているわけですけれども、やはり今後こういう問題いろいろ出てくるんだろうと思うんだけれども、やっぱり住民の意見が反映されるようなそういう仕組みを常に思っていないと、やっぱりまずいだろうと思うんです。再度お願いします。
上村中部地域まちづくり担当課長
 繰り返しになりますけれども、この調査報告書は、調査研究会の提案をベースに取りまとめた途中のものでございますので、これが区の方針であるということではございません。今後、作業を続けていくものでございます。そういうことで御理解をいただきたいというふうに思っております。
むとう委員
 先ほど調査委託費を伺ったところなんですけれども、これは先ほどから東中野駅周辺まちづくり調査研究会が調査内容を決めて調査委託したということなんでしょうか。調査委託と研究会との関係性はどういう、検討の中でそうなっているのか、そのつながりを教えてください。
上村中部地域まちづくり担当課長
 調査委託は民間コンサルタント会社に委託をいたしまして、委託内容につきましてはさまざま現況の補足調査とまちづくりの課題の整理、全体構想の検討というようなことを委託をしながら、その検討に当たって調査研究会を設置するので、その運営補助、資料作成には当たるというようなところを委託内容でしておりまして、全くすべてが、この800万余が調査研究会のための経費ということではございません。
むとう委員
 あくまでも、そういたしますと、この調査研究会が東中野周辺のまちづくりを調査し、案をつくるために必要な現況調査などをコンサルタントに委託したという理解でよろしいわけですよね。
 調査研究会というのは、ここにこの成果、つまり委託するまでの間に何回ぐらいもう既に会議が開かれているんでしょうか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 調査研究会は、10月23日に第1回を開催し、平成20年2月8日までに4回開催したものでございます。そこにコンサルタント会社も、もちろん区の指示で、こういう資料をこういう研究会でこういうテーマでやるから事前にこういうような調査をするようにというような指示を出しながら進めているというところでございます。
むとう委員
 では、きょう示された調査報告書というのは、民間のコンサルタントに委託された調査報告書なんですよね。調査研究会が、この委託調査の内容を踏まえて出した報告書ということではないんですか。そこの兼ね合いはどういうことなんでしょうか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 まず、コンサルト会社にこのまちづくりの計画案策定業務を仕様として契約をしておりまして、その中で、まちづくりの課題の整理とか全体構想の検討をしていくんだけれども、東中野まちづくり調査研究会を設置しながら進めていく、その運営補助に当たるというような内容で4回やっているものでございまして、その時々の資料づくりと取りまとめ等、あと、それを今回の調査結果、成果物としてまとめるというようなところがコンサルの仕事でございます。
むとう委員
 そういたしますと、調査研究会そのものも民間のコンサルタントが運営している中の一つに組み込まれているということでいいわけですね。
委員長
 調査研究会と中野区の関係性のことですか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 申しわけございません。まず、区が構想素案を作成したいというところで、その検討を進めるのにコンサルタント会社に委託をしながら、区としては調査研究会を設置して、その検討を、素材を提案してほしいということで議論の場をつくったということでございます。
石井都市整備部長
 先ほど来、御説明申し上げているように、コンサルにまず委託をするというのが基本です。そのコンサルがそれぞれ作業を進めていく中で、区が依頼したそれぞれの専門の経験者、学経等を入れた研究会の運営を行い、その委員の方々からいろいろな貴重な御意見等、今回いただいておりますが、そういうものをコンサルが作業を進めていくその中に反映をさせてきたというような構図ということでございます。
委員長
 他に質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 ちょうど切りがいいところで3時になりましたので、休憩します。

(午後3時00分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後3時20分)

委員長
 先ほど保留しました、警察大学校等跡地整備の進捗状況についての報告を再度受けます。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 昨日ご説明いたしました警察大学校等跡地整備の進捗状況についての資料につきまして、一部誤りがございましたので、資料の差し替えをお願いいたします。
委員長
 ただ今理事者より資料の差し替えの申し出がありましたが、よろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは事務局より配布します。
 理事者より説明を受けます。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 昨日の答弁訂正と資料の差し替え(資料6)をさせていただき、ありがとうごさいます。
 現在、基本計画案作成に向けた協議・調整を行っているところでございます。こういった中で、先ほどの用地の交換の打診ということも出てきたものでございますので、改めて用地の交渉だけを行うということではございませんので、ここを削除させていただいたものでございます。
 それから、追加資料で御説明しましたように、財務省としましては、21年度着工ということを強く表明されておりますので、我々としてはこれ以上打診をするのは不可能ではないかということで断念するものというふうに判断しているものでございます。
委員長
 今、差しかえた資料についての理事者からの説明がありました。
 それでは、質疑があればお受けいたします。
むとう委員
 差しかえられましたので、その部分が全く削除となっているわけですけれども、たしか前回のときにも言いましたけれども、交換はどうなのかということで、財務省のほうにお話をしているということは前任者のほうから報告がありました。
 ですから、交換交渉は行っていないというようなことですけれども、やはりこういう陳情が出ていることで、中野区としては打診はされたというような口頭説明ですけれども、どういった言い方で先方に打診をされたのか、明確にお答えください。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 3月の当建設委員会でも御報告しております。事務レベルでのそういった用地の移転の可能性、これにつきまして打診をしているということを答弁させていただいているところでございます。財務省としましては、あくまでこの地区計画上内の中であればというような御意向、それから現状が更地ですぐ計画といいますか、設計に入れて、建設に着工できればというような条件がありますので、なかなかそれについては難しいということでございました。5月につきましても、その一つとして、隣接しております中央中、これにつきまして再度、最終的な打診といいますか、確認という意味で確認したところ、やはりもう無理であると。先ほどの条件に合わないということでございますので、断られたということになっておりますので、我々としてはもう用地の変更は困難であるというふうに判断したものでございます。
むとう委員
 きのうは差しかえる前の資料に基づいて質疑したので、今回は差しかえられているのでもう一度同じようなことを聞きますけれども、区としては、交換交渉ではなく打診はされたわけで、打診をされたということにおいては、やはりこれからつくる中学校の条件としてはどうチェンジしたほうが、F字道路に面したほうがいいという考え方は持っていたと思ってよろしいんでしょうか。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 広く言えば、今の希望だけ申し上げれば、用地の全体を含めた形が理想といいますか、あると思います。ただ、先ほどの繰り返しになりますけれども、財務省のほうの、関東財務局での条件提示が非常に厳しい条件でございますので、先ほどの一担当といいますか、我々レベルで希望を申し上げてもなかなかそれが向こうの納得されるものにはならないということになりますので、最終的に断念という形にならざるを得ないというふうに判断しているわけであります。
むとう委員
 しつこいようで申しわけありませんけれども、現状では交換は難しいということで、無理だという状況にあるわけですけれども、財務省の方ともお話をかつてしましたけれども、中野区のほうがあの位置にというふうに提案があったんだというふうに聞いているわけです。でも、今、中野区は、本当はあそにはなくて、広く中学校ができたらいいというようなお考えをお持ちであったならば、なぜ中野区の側からあそこに宿舎をつくってくださいという提案をしてしまったんでしょうか。したのは本当に中野区なんでしょうか。だれがしたんでしょうか。どういう検討の末にあそこに宿舎をというふうに言ってしまったんでしょうか。その事実関係がこれまで全然明らかにされてこないわけです。そこのところをきちんと事実関係を明らかにしてくれないと、やはり区民は納得できないので、ああいった、今継続になっております陳情が出されるわけです。中野区が本当にあそこに宿舎をつくってくださいと、中野区が提案したという、財務省が言っている説明は、本当なんでしょうか。多くの区民の方と財務省のほうに行って私も確認しました。中野区の提案だったというふうに財務省側は言っています。そこのところは四者協議でという言い方で、議事録もないし、確認のすべもないわけですけれども、事実は、だれがどこであそこ、本当にもともとの計画の中ではF字道路にくっつくところまで、早稲田通りからF字道路のところまで中学校の計画になっていました。それがある日突然、あそこに宿舎が絵の中に入ってきたんです。それはどうしてなの。だれがどこでどう決めたの。どういう協議の末にそうなったのというところが全く明らかにされていないんです、この間いろいろな形で聞いていますけれども。改めて担当の方がかわったので、そこのところを明らかにしていただくことを求めたいと思いますので、お答えください。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 現在の宿舎用地でございますけれども、昨日もお答えしておりますように、やはり四者協議の中であの場所が決まっているということでございます。リード役としましては、その中ではやはり土地をお持ちである財務省でございますので、財務省としてはその協議の内容を一々メモをとるというようなことをされてはおりませんので、昨日の答弁でもお答えしましたけれども、そういったメモなり、記録なりがないわけでございます。それは前任者からそういうように引き継いでいるわけでございますので、それがどういう経過でなったかというところまでは、我々はわからないわけです。ただ、四者協議の中で決まった場所だということでございます。それ以上申し上げられるものはないわけでございます。
むとう委員
 四者協議に出ていた方は、中野区はだれだったんですか。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 当時の室長でございました石橋室長が、それには参加、四者の中に区として入っております。
むとう委員
 中野区を代表して協議の場に石橋室長が参加されているわけですけれども、そこで、「はい、そこに」というふうに決められるんですか。持ち帰って、区のほうとして皆さんで協議というようなことにはならないんですか。その四者協議という位置付けや中身が全くわからないので想像もできないんですが、担当の方が責任を持ってそこで即答をするような協議会なんでしょうか。すごく大きなことを決められる場ですから、それを区のほうに持ち帰って皆様で協議をしてとか、特に中学校のことですから、教育委員会も交えて協議をして、ああ、この位置にということを中野区がのんだのか、提案したのか、そこもわからないんですけれども、そこはどういうふうになっているというふうに聞いているんですか。行政は継続性が保たれているはずですから、担当が変わったから知らないということは逃げられません。きちんとそれは引き継いでいるはずですので、お答えください。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 確かに石橋室長は出ておりますが、1回でその場で決まったというふうには聞いておりません。ですから、その中の協議を重ねる中で、内部調整、そういったことも当然されたということでございますので、それを受けて、ただ区がそう主張しても、まだ四者の中での協議になりますので、その中で最終的に決まったということでございます。
伊藤委員
 恐らく繰り返しになると思うんですけれども、きのうの質疑からきょうにかけて、結局、この陳情が出たから区は公務員宿舎、国家公務員宿舎と区有地を交換の打診にされたということなの。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 この進捗状況の報告の資料の中で、20年の1月に第3回のワーキングを開催しております。その中で、この基本計画案作成に向けた協議・調整を行っているわけでございます。そのときに、財務省から宿舎建設計画を進めるという報告を受けているわけでございます。当然、そういった情報がこの1月の段階でわかりましたので、その当時、既に陳情は出ておりましたので、財務省にはその陳情のことをお伝えしました。その中で、財務省さんのそういった意向を確かめるために打診をしているということでございます。
伊藤委員
 もしこの陳情が議会側に出ていなかったら、そういうことはなかったということになるんですか。その辺どうでしょうか。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 これも先ほどの追加資料にもございますように、財務省としましては、そういったスケジュールをある程度示しておりました。そういう意味では、21年度、具体的に設計がどうで着工がどうというところまでは、具体的なあれは入っていませんけれども、21年度建設となっておりますので、そういった情報がありますので、なければこちらからそういった打診といいますか――ということは行わなかったというふうに思います。
伊藤委員
 そういった意味で、1月と5月、この資料ではもう削除されていますけれども、財務省のほうとすれば、区から交換の打診を受けて、しかしこの警大の跡地に宿舎はつくりたいと。まして、1日でも早く基本設計から実施設計、また着工までということで、当然そうですよね。もう利息から何からお金がかかるわけですから、1日でも早く宿舎をつくりたいという願いでしょう。恐らくそうだと思うんですよね。そういった意味で、今までの流れをもう一度確認の意味で、わかりやすくちょっと御説明をしていただけますか。お願いします。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 これも先ほどの追加資料の中でもお話ししましたが、19年度に既に、宿舎につきまして解体というスケジュールになっておりまして、建設のほうは21年度着工、建設になります。それが具体的に5月の段階で確認したところ、21年度には着工するんだというふうなことを知らされたわけでございます。当然、先ほどお話ししましたように、1月の段階でのワーキングでの話以来、1月に即その辺の打診ですか、そういったこともしましたし、その旨は建設委員会でも報告しましたけれども、さらに最終的に、現在この地区内でほかの事業者さんとそういった建物、地区計画をつくるには、一業者だけではつくれないんです。といいますのは、ガイドラインの中で日陰規制、複合日陰が特に厳しいものでございまして、単体の日陰については幾らやっても建築はできないということで、複合日陰というのが非常に厳しい条件になっております。
 そういった意味で、この財務省さんの宿舎についても、これは影響いたします。特に一番北側のところにございますので、そういった意味での調整、そういったものがありますので、そういった建築計画案を策定する中で、今のような協議の中で、こういった最終的な用地の打診、こういうこともしたということでございます。そのときも、財務局のほうは宿舎の統括の課長さんも出てまいりまして、我々としても区の私、室長が、対応して確認しておりますので、そういう意味では、お互いに責任ある立場でそういった最終確認をしたというふうに考えているものでございます。
伊藤委員
 そうしますと、今室長が答弁したように、もうこれ以上は余地がないと、財務省の意思も固いということでよろしいんですね。
佐藤拠点まちづくり推進室長
 はい、我々はそのように認識しております。
委員長
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、本説明については終了します。
 それでは、先ほど一たん保留としました平成19年第22号陳情、中野4丁目地区地区計画の区立新中学校校庭と警察庁宿舎予定地についてを改めて議題に供します。
 これより、本件に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、本件の取り扱いを協議するため、委員会を休憩します。

(午後3時40分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後3時52分)

 質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、質疑を終結します。
 次に、意見の開陳を行います。
 意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、意見の開陳を終結します。
 次に、討論を行います。
 討論はありませんか。
かせ委員
 それでは、第22号陳情に対する賛成の討論を行いたいと思います。
 この陳情ですけれども、中野4丁目の区立中央中学校の南側、統合新校のところに、南側に警察庁宿舎が来るということで、当初予定されていた中学校の統合新校の立地条件が非常にまずくなるということで、どうしてもこの南側については取得をして教育環境を整えてほしいというような趣旨の陳情です。そしてまた、そのことについては防災機能の問題であるとか、さまざまな問題も付加されることで、どうしても南側の用地については取得してほしいということですけれども、陳情については署名が2,158人の方が寄せられているように、区民の声としてはかなり大きなものだというふうに思います。
 それで、もともとこの地域については、公共公益用地として中学校の統合新校の移転用地として考えられていたところでありまして、そのことについては区民参加の中で決められたという計画もありますし、そして、住民の皆さんも理解していたものだというふうに思っています。
 ところが、この過程の中で、19年の何月ですか、土地処分が出されたときに区民の知るところになったのは、南側に警察庁の宿舎が来るということでした。それで、このことについては区民の皆さんから、これでは話が違うと。根本的な変更ではないかということで、私も委員会や本会議でも質問しましたけれども、とてもじゃないけれども、経過からしても、それから教育環境、安全の面からしても、受け入れられないというふうに、そういう思いが急速に広がってまいりました。
 それで、どうしてこういうことになったのかということにつきましては、私どもは委員会でもただしてまいりましたし、それから、財務省や東京都のほうにも再三にわたってヒアリングを受けてまいりました。その中で明らかになってきたことですけれども、財務省は、当初はこの宿舎の問題については、有識者会議で首都圏の宿舎について廃止の方向にあるんだと。これから建てていくということについてはいろいろな議論があるということで、非常に控え目な発言をしていました。
 そしてまた、その後、宿舎のことについて出てきたときに、どうしてここに持ってきたのかというふうに私どもが聞きましたら、あえて警大の中ということにはこだわっていないと。向こうのほうの言い方も変わってきたわけですけれども、当初は警察庁の宿舎と言っていたけれども、公務員全般の宿舎にする。それで、さまざまな省庁の方の宿舎になる。そしてまた、それはどういう目的かというと、いざ災害や緊急時が起こった場合には、数時間のうちに庁舎に行ける距離に宿舎を持ちたいんだというような説明をしておりました。
 その条件とは何なのかということについてお聞きしたわけですけれども、交通の便がいいところだというようなことで、そのときにはそういうようなことを言っておりまして、当初からそういうことであるならば、宿舎の問題について、警大の跡地ということで限定することもなかったわけです。向こうから求められたものではないということを、私たちは受け取っています。
 では、どうしてそこに持ってきたかということですけれども、これは議論の中で、最終的には区の皆さんは認められておりませんけれども、私たちが財務省などでお聞きしたところによれば、もともとは中野区さんのほうからここに来なさいというようなことを提案されてきたものであって、国のほうが対案を出すという立場にはないというようなことも言っておりました。ですから、本当にあそこの用地の問題を考えるときに、教育のことが観点にあったのかどうなのか。
 そして、防災機能の点について、もともと防災公園と一体になった広場というものを考えていたわけですから、そういう区民の皆さんの要望にこたえた基本的な考え方を堅持して、この話にしてきたのかどうかということが非常に疑われるということで、私は中野区のこの問題に対する進め方、考え方、やはり最初の一歩で重大な欠陥があったのではないかというふうに思います。
 それで、その後、区民の皆さんから陳情が出されるというようなことがあって、その熱意も相当なものでありますから、また道理にかなったものでありますから、これではいけないということで、遅まきながら区の皆さんは、交渉ではなくて打診だということですけれども、同じようなものですよね。そういうことで、国のほうといろいろな突き合わせをしたということですけれども、遅きに失してしまったというふうに思います。もっともっと早くこの手が打たれていれば違った展開ができたし、いい教育環境が整っただろうというふうに、私は残念でならないわけです。
 そしてまた、今こういう状況になったわけですけれども、では、区民の皆さんの考え方、熱意はどうなのかということについては、決して私はしぼまないだろうと思うんですよね。やっぱり子どもの教育の問題については本当に真剣に考えているわけですから、そうしますと、この願いというのはもっともっと大きくなるだろうというふうに思います。区民の皆さんがそういうふうに思われているならば、私は議会の中で、区民の皆さんの立場に立ってこの南側の用地を取得する、あるいは安全を確保するためによりよい改善をするということでは、区民の立場に立って行動していきたいと思います。
 それと、最後に要望になりますけれども、このようなことで、国が南側に宿舎を建てるというようなことがあったとしても、最後まで教育環境や防災上の安全面であるとか、そういったことについては区民の立場に立って要望し、かなえるために努力していただきたいということを要望して、討論とします。
むとう委員
 第22号陳情、中野4丁目地区地区計画の区立新中学校校庭と警察庁宿舎予定地についての陳情に、賛成の立場から討論いたします。
 そもそも警大跡地の中にある隣接する中央中学校は、現状において非常に校庭が狭くて劣悪な教育環境の中で、これまで中学生が学んでいました。今回、統廃合計画に伴って、ここに新しい中学校をつくるということで、多くの区民の方がこれまでの教育環境がよりよいものになるということをすごく期待をされていました。
 当初、区が発表した計画では、新たな中学校は中央中の位置に敷地を拡大されて、早稲田通りからF字道路につながるところまでが新たな中学校の敷地というふうな計画が、区民に発表されておりました。ところが、ある日突然その計画が変更されて、中学校とF字道路の間に公務員宿舎ができるという計画に変更されて、それを見た多くの区民が本当にびっくりし、どうしてそういうことになったのかという疑問の声がたくさん挙げられてきました。
 実際に、本当に当時の中央中学校の校長先生が説明会の席上で、どうして計画が変更されたのか。子どもたちがこれから学ぶよりよい中学校をつくっていくための統廃合だったはずだし、よりよい中学校にするための新築校舎をつくる計画であったはずなのに、これでは話が違うということで、これまでの計画の中で、現場の校長先生が校長先生という立場を明らかにして発言をするということは、なかったことだと思います。本当に、これからの中学生のために立派な発言をされました。あのときの発言を、ここにいらっしゃる方も多分聞いていらっしゃるんだと思いますけれども、中学校って、1回つくってしまったら、これから何十年とそのままなわけですよね。なかなか建てかえるということもないわけですし、また用地を買収して広げるということも、本当にこれからできないことになってしまうわけですから、やっぱりそこはきちんと、よりよい中学校をつくっていく。敷地を拡幅し、当初の計画どおりF字道路までつながるようにすべきであったというふうに、私は思っています。
 十分な計画変更の説明もない中、区は計画変更してしまったわけですけれども、その際に教育委員会はどう言っていたのか。中学校のためにあれでいいのかというあたりの協議がどういうふうになされてきたのか、全くわかりません。
 私も財務省のほうに区民の方と行きましたけれども、かせ委員がおっしゃったように、中野区のほうからあの位置にという提案があったというふうに、財務省の側は言っています。なぜ中野区があの位置にというふうに提案してしまったんでしょうか。中学生のために、これからつくる中学校のためには、あそこには南側に高いビルが建たないほうがいいということは、この間のこの建設委員会のやりとりの中でも、区側は考えているわけですよね。それなのにもかかわらず、どうしてあの位置に宿舎をつくってということを提案してしまったのか。全く理解できないし、納得できません。こういうことをしてしまった区の責任というのは、私は重いと思います。
 これから新たにつくる中学校の南側に公務員宿舎の提案を区が本当にしたんだとするならば、これは本当に許しがたい、私は区民に対する大きな責任を負うことになると思います。国家公務員宿舎がどうして、中野区にとっては一等地であるところに公務員宿舎がどうして必要なのかということの説明もなされていませんし、区民は納得できませんよね。区民にとっては、国家公務員宿舎よりも少しでも広い中学校の建設を望んでいます。きちんとした説明がなされないまま区が計画を変更し、なおかつ国に対して区が提案したということを、私はとても許すことができません。
 今となってしまえば、いかんともしがたいという現状があるんだとは思いますけれども、ここに至る前に、なぜきちんと手を打ってこなかったのか。もし区が提案をしていないんだとするならば、しっかりそこは反対をすべきであったと思いますし、区が提案をしていたとするならば、これはやっぱり許しがたいことだと私は思います。
 きのう、きょうのやりとりの中で、どうしても宿舎の位置の変更はできないということで、ここでこの陳情に賛成しても、いい結論は得られないし、実現不可能なところでなぜ賛成をするのかという御批判もあるかもしれませんけれども、そもそもあそこに区が提案したということが事実であるならば、それが許せないということと、四者協議の中の中身も明らかにされていませんので、きちんと議事録も残らないようなところで重要なことが決められていったということも、私は納得できません。
 ですから、2,158名の署名を、区民の思いを、やっぱり私はむげにはできないというふうに思っていますので、最後まで区は、区が本当に提案をしたのでないのだとするならば、これからもしっかり交渉は続行してほしいという思いも込めて、私はあえて、なかなか実現不可能かもしれませんけれども、この陳情に対して賛成をしたいというふうに思いますので、以上、言いたいことをたくさん言わせていただきましたけれども、私からの賛成討論とさせていただきます。
委員長
 他に討論がなければ、討論を終結します。
 本件について、挙手により採決を行います。
 お諮りします。
 平成19年第22号陳情、中野4丁目地区地区計画の区立新中学校校庭と警察庁宿舎予定地についてを採択すべきものと決することに賛成の委員は、挙手を願います。

〔賛成者挙手〕

委員長
 挙手少数。よって、本件は不採択とすべきもと決しました。
 以上で、平成19年第22号陳情、中野4丁目地区地区計画の区立新中学校校庭と警察庁宿舎予定地についての審査を終了します。
 それでは、先ほどに引き続きまして、所管事項の報告を受けたいと思います。
 できるだけ5時を目途に進めてまいりたいと思いますので、委員の皆さんには御協力をお願いいたします。
 それでは、所管事項4番、まちづくり推進のためのUR都市機構との覚書の交換についての報告を求めます。
上村中部地域まちづくり担当課長
 それでは、お手元の資料に基づきまして、まちづくり推進のためのUR都市機構との覚書の交換について(資料7)御報告を申し上げます。
 この件につきましては、先日12日の建設委員会で、目的、主旨等につきまして御報告させていただきました。5月22日にUR支社長が区役所に見えられ、区長との間で正式に覚書を交換いたしましたので、報告するものでございます。
 1番の主旨につきましては、2段目以降に記載しているとおりでございます。真ん中あたり、「まちづくりに取り組む責任がある区と、まちづくりに関連して多くの経験と実績を有し、市街地の整備改善などを使命とするUR都市機構とが相互に連携協力をしあうことは、各々の目的、使命の達成を目指す上で双方ともに有意義であり、効率的かつ効果的に成果を挙げることが期待できる。そこで、区とUR都市機構は、これらの認識に基づき、区内におけるまちづくりの推進にあたり、まちづくりに係る情報の共有、人材育成、人的交流、事業推進など、幅広い連携協力の関係を構築するため、覚書を交換する。」ものでございます。
 2番の覚書の有効期間でございますけれども、基本的には1年間といたします。ただし、区またはUR都市機構のいずれからも終了させる旨の意思の表示がない場合は、1年間更新されるものとするものでございます。
 3番目に、覚書の交換日は、今申し上げましたように、5月22日に行いました。
 ページをめくっていただきますと、別紙に覚書が添付してございます。ごらんいただきたいと思います。前段の部分は、覚書の前文という性格のもので、先ほど紹介いたしました主旨とほぼ同様の文章構成になってございます。
 下段の「甲と乙とはこれらの認識に基づき、次のとおり覚書を交換する。」ということで、約束事項という位置付けで2項目書いてございます。
 一つは、甲と乙とは、中野区におけるまちづくりを推進するために、まちづくりに係る情報の共有、人材育成、人的交流、事業推進など、幅広い連携協力の関係を構築すること。
 一つは、この覚書の有効期間は、交換の日から1年間とする。「ただし、」以降は、先ほど申し上げたとおりでございます。
 こういう構成になっておりまして、それぞれ1通保有するということになっております。
 なお、この覚書につきましては、この前も議論になりましたけれども、いわゆる契約を担保するものではございません。全く別のものでございます。これに基づきまして、定期的な意見交換会などから始めていきたいというふうに思っております。
 以上雑駁ですが、報告とさせていただきます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
伊藤委員
 前の委員会でもこの報告があって、覚書の交換をするということでされたわけですけれども、私は非常にこの中野のまちづくりに関しては、UR都市機構は最高のパートナーだと思っていますし、これからも連携協力が必要だと思っていますけれども、ただ、最近になって都政新報に批判めいた記事が載っていますけれども、これは御存じでしょうか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 昨日付の都政新報に記者会見を区長が、5月29日ですか、記者会見の項目でURの覚書を紹介いたしました。都政新報の記者も同席しておりました。それでこういう書き方になったことは、私ども担当区としては解せない内容と理解しておりまして、私どもは、担当としては、都市整備部としては取材を受けておりませんので、これらにつきましては、一部市民団体の声が書かれていますけれども、中立ではない書き方であるということで、広報を通じて、真意が伝わっていないということはしっかりと申し入れていきたいと考えております。
伊藤委員
 区としてはそういう対応を考えている、広報を通じて都政新報側に申し入れをするということなんですか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 きのうの記事でございますので、まだ具体的にどうするということではありませんけれども、都市整備部としての、記者会見は私も同席しておりましたけれども、何らこういうような記者の発言はございませんでしたので、またちょっと事実に、期間が無制限であるとか、江古田三丁目では建設計画が始まっているとか、そういう事実誤認もございますので、それも含めて、こういう記事につきましては事実誤認という部分と、あとさまざまな意見がある場合は、区の担当とかにもう一度取材をするとか、こういう意見があるがとかいうようなことを、そういう取材の公平性というのは担保されていないんじゃないかということは、昨日の段階で広報には申し入れまして、広報を通じて、広報からはそういう趣旨を伝えたいという話をしてございます。
伊藤委員
 ぜひ区の対応を鮮明にしていただきたいと思いますので、これは要望にいたします。
 それと、契約有効期間が1年という期限が切られていますけれども、これはどういうことで1年とされていましたっけ。
上村中部地域まちづくり担当課長
 私どもは最初、議論をしたときには、まちづくりの単位というのは5年、10年単位で進められるものであるという認識があったわけですけども、さまざまURさんをめぐる独立行政法人のいろいろな見直しの動きなんかもございますので、昨年12月の閣議決定では3年後に結論を――見直し、組織形態等を含めて、組織改革のそういうようなこともございますので、とりあえず1年更新にしておくことがいいんではないかというふうな双方の協議の上でそうなったものでございます。
伊藤委員
 正直言って、まちづくりなんかは1年や2年でできるわけじゃないし、やっぱり5年、10年といったスパンでできるものですから、更新を続けていただきたいなと思いますし、また、中野区として、UR都市機構さんとこういった連携協力をしていく上でやはり大きなメリットがあろうかと思いますけども、具体的にどういうふうに考えているのか、お答えいただけますか。
上村中部地域まちづくり担当課長
 この覚書の交換に至った背景は、中野区のまちづくり課題は本当にここ数年メジロ押しのように多くなってございます。ただし、それは大きなチャンスであると前向きにとらえますと、これをどういうふうに生かしていくのかという中で、なかなか区の職員の中にそういう都市再生とか密集市街地の改善とか、進めている地区計画を別とすれば、まだノウハウとかが不十分であるという部分もございますので、中野区としては、防災まちづくりというか、密集市街地に非常に実績を有するURさんのそういうふうな経験とノウハウに期待したいというふうに考えておりますし、さまざま出てくる大規模用地をただ再開発すればいいという発想ではなくて、その周りはやはり木造密集市街地と。民間がなかなか非採算性ということで入っていない地域、こういうようなところが大体中野区は出てきますので、そういうところで力を発揮していただきたい、そういう実験証明のフィールドとして中野区を使っていただきたいと、そこが双方の使命を果たす場であるというふうなことで交換になった経過でございます。
むとう委員
 先ほど、まちづくりに係る情報の共有というもので、定期的に会合を持っていこうかなと考えているというような御説明でしたけれども、具体的に人材育成はこういうふうにとか、人的交流は、例えば机を一つこちらに持って1人こちらに常駐するであるとか、どういう具体的なことを考えているのか、もう少し詳しく、どういうことをしていこうかということも、ゼロベースでこれから決めるのか、ある程度こういうことをしていきたいという具体的なことを描いてこういう覚書を交わしているかと思うんですけれども、もう少しこれからの幅広い連携協力の関係を構築するという内容について具体的に御説明ください。
上村中部地域まちづくり担当課長
 実際、今の時点で何が決まっているかというと、まさに覚書の交換で、この4項目、情報の共有、人材育成、人的交流、事業推進を進めていきましょうと。先行している部分がありますので、ちょっとその後追い的な、例えば江古田三丁目の跡地なんかでは事業がUR主体で計画づくりが始まろうとしているようなところとか、あと、先日もお話ししましたけども、区の職員がURさんで研修を受けるとか、そういうような事実が少しずつ始まってございますので、それを太く広くするためにこの覚書を交換しているということで、意見交換の内容につきましては、今これからである国家公務員宿舎の跡地とか学校統廃合の用地、また、南部の関係の木造密集地域などなど、そういうようなところの情報交換をまずしていきたいなというふうに思っております。
 人的交流等につきましては、ちょっと私の立場からは、まだこれというものは正式なものとしては特に認識してございませんので、控えさせていただきます。
委員長
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告については終了します。
 次に、5番、妙正寺川取水施設の完成についての報告を求めます。
遠山土木・交通担当課長
 5番目でございますが、妙正寺川取水施設の完成につきまして。これは資料は特段用意してございません。口頭で御報告申し上げたいと思います。
 既に報道等で御承知と思いますが、今年の3月末に妙正寺川の――これは野方五丁目で東京都が進めてきたものでございますが、妙正寺川の取水施設が完成してございます。これによりまして、神田川・環状七号線地下調節池の2期と言ってございますが、これが完成したことになります。今回、この妙正寺川取水施設の完成によりまして、既に供用してございます神田川、善福寺川の両取水施設を合わせまして、神田川水系の各河川から、これからは豪雨に対しまして効果的に取水できるようになりまして、神田川流域はさらに安全になろうかと、このように認識しているところでございます。
 以上、簡単でございますが、御報告申し上げます。
委員長
 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 6番、議会の委任に基づく専決処分についての報告を求めます。
遠山土木・交通担当課長
 それでは、議会の委任に基づく専決処分(資料8)につきまして御報告申し上げます。
 まず、事故の概要でございますが、発生日時は2008年3月9日、午前10時30分ごろでございました。
 場所は中野区若宮三丁目でございます。
 事故の発生状況でございますが、当該相手方が運転する車両が区道の角を曲がろうとしたところ、道路上――これは隅切り部分にあった石に自動車の左側部を接触したということで、この事故によりまして、相手方の車の左ドアパネル、それからステップモール等を損傷したというものでございます。
 和解の要旨でございますが、相手方がこうむった損害17万2,018円につきまして賠償する義務のあることを認め、相手方に支払うというものでございます。
 示談の成立の日でございますが、4月9日に和解をしてございます。
 区の賠償責任でございますが、本件事故は区道上の障害物により生じた事故でございまして、長期間にわたって放置された障害物について区の管理責任が問われたものということで、区の賠償責任は免れないものと判断してございます。
 損害賠償額につきましては、相手方の損害額17万2,018円でございまして、区の損害賠償額は損害額と同額でございます。なお、損害賠償金につきましては保険会社から補てんされてございます。
 なお、事故後の対応につきましては、本件の石につきましては撤去をしてございます。
 それから、区道上の隅切り部分を含めました障害物につきましては、道路のパトロールにおきまして調査、確認をしまして、撤去が必要な障害物につきましては撤去を強化していくこととしてございます。同様の隅切り部分の石につきましては、その後、発見されてございません。
 以上、雑駁でございますが、御報告申し上げます。
委員長
 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
むとう委員
 石が置いてあったということなんですが、それは隅切り部分のおうちの方がこちらに車が突っ込まれては嫌だという意図を持って置いていたという石なんですか。どういう石が何で置かれていたんですか。
遠山土木・交通担当課長
 結論的に言えば、その石はそういう役割を果たしていたということなんですが、報告にもございますが、区道の中の隅切り部分ということで、区道上のことでございます。御事情をいろいろお聞きいたしますと、地先の方が住居を購入なさったとき以前からそこの場所に石が置いてあったと。本人はあずかり知らぬことであるということでございますので、そういったことで撤去にやや時間を要したということも、そういったことで御説明をし、御納得をいただいて、区道上のことでございますから、今のお住まいの方が設置をしたというものではございませんので、まさに区道上に障害物として置かれている石であるということで、私ども道路管理者として撤去をしたということでございます。
むとう委員
 要するに角のところが曲がりやすいようにくぼめるわけですよね。ここの部分を隅切って中野区に土地を提供するわけですよね、所有者が。だから、その段階でその石――区がだって隅切り部分のところ、区道になった部分を区が整備するわけじゃないですか。そのときにはその石はなかったんですか。
遠山土木・交通担当課長
 そのとおりでございます。
むとう委員
 そうすると、区のほうもいつ置かれたか全くわからないということですか。中野区は隅切りで区道になったときは何年なのか、新しい所有者は何年にそれを買われたのかとか、その辺のところはきちんと調べたんですか。
遠山土木・交通担当課長
 その年次につきましては今ちょっと手元に資料がございませんが、私どもは区道の範囲として認定といいますか、手続をしたときには当然そういう障害物があれば管理に入れないわけですから、その当時はなかったと。それで、その間、所有者の売買が行われて、今の所有者の話がそのとおりだとすれば、私どもの区道として管理が始まった以降に石を置かれ、そのまま所有権の移転が行われたということで、私どももふだんから道路パトロールはやっているところではございますが、そういう面では見落としがあったということになろうかと思います。
むとう委員
 その石は単に置かれていただけで、固定されていたものではないんですね。
遠山土木・交通担当課長
 ぽんと置かれたというよりは、ある意味ではしっかりと置かれていたといいますか……
むとう委員
 ごめんなさいね、しつこくて。じゃあ、セメントみたいなものできちんと動かないように固定されていたというものですね。そうなると、私は結構見かけるんですよね。だから、隅切りの角のおうちがやっぱり自分のところの塀が壊れないようにとかという思いで置いているんだと思うんですけれども、じゃあこれを機会に隅切り部分が区道になったところを改めて全部調査をした結果、なかったということでよろしいんですか。結構見かけている気がするんですけど。
遠山土木・交通担当課長
 前段の部分、石をぽんと置いたというよりは、もっとしっかりと固定されていたということです。
 それから、実際中野区のまちの中に同様の光景といいますか、状況がありますが、私どもの所管している区道として管理している、私道ではなくて、つまり区道として管理している部分については、その後、当然こういう事故が起こったものですから、ふだんの日常のパトロールでも特に注意をしてチェックしているところでございます。委員の申されたところでは、確かにいろいろなケースで私道といいますか、所有権がまだ残っていてというところではあろうかなと思いますが、私のお答えしているのは区道として管理している、うちの道路監察が日常パトロールしておりますが、その範囲でのお答えということでございます。
むとう委員
 参考までに、結構私は見かけるもので、多分そうすると区道ではなくて私道なんだろうなということがわかったんですけど、もし私道でこういうふうな事故が起きたらば、私道を勝手に通行させてあげているわけですから、運転者の全く不注意ということで、運転者の責任で、私道である場合にはその私道所有者にこういった責任は覆いかぶされないということでよろしいですか。御存じであれば教えてください。
遠山土木・交通担当課長
 まさにお答えできないところでございますが、ある意味では私有地に当たる部分に他者の車が入ってぶつけていった場合は、むしろ車のほうではなくて、例えば仮に石だとすると、石のほうが被害を受けるという形になろうかなと思いますが。これは個々いろいろなケースがあろうかとは思いますが、あくまでも私どもは区として、道路管理者として管理責任を負っている区道上の事故ということでございます。
豊川建築担当課長
 ちょっと補足をいたしますが、私道の場合、東京都建築安全条例で隅切り部分の建築制限があります。ただ、あくまでも建築物の制限ですので、石その他は建築物になりませんので、法的な取り締まりの対象外ということになります。
むとう委員
 じゃあ、石を置いていいんですね。
豊川建築担当課長
 あくまでも建築基準法及び東京都建築安全条例の範囲内であれば、石を置くことに関しては特に違反ではないということでございます。
石井都市整備部長
 隅切りが安全条例に基づいてそういうふうな形をとらなければならないと規定している趣旨からすれば、それは安全を確保するための隅切りであるわけですから、そこに障害物があるということは、その趣旨からするとおかしいということになるだろうと思います。そこでの事故ですから、それについては民民の話になりますので、私たちが普通のコメントをする立場にはないのかなと思っています。
かせ委員
 おもしろく聞いていたんですけど、それじゃあ済まないんだろうと思うんですよね。だから、その安全条例の趣旨を生かすためにどうするかというのは区としての責任があるだろうと思うし、じゃあ、それを実現させるためにどうするかという、そこが大事だろうというふうに思うんですよ。放っておけばいいというものじゃないと思うんですけど。
石井都市整備部長
 この辺が、つまり通過交通、私道といえども区道並みに使われている私道はたくさんあります。狭いところが私道は結構多いわけですから、そういう中で抜け道等になっていた場合について、かなり無理に宅配便の関係の車ですとか、曲がってくる可能性は十分あるわけです。それを防護するために置いているという状況も多々あるんだろうと思っております。したがって、一概にすべてをそのために規制するということも、なかなか我々行政でそれを指導していくということが難しいのかなとも思っています。ただ、そこに物があるということは、条例の趣旨からすれば、それはあってはならないことだろうというふうに思っています。したがって、区としては置いていいか悪いかと聞かれれば、それは置かないようにというのが当然の立場かなと思っております。
かせ委員
 随分前ですけども、似たような陳情が出たことがありましたよね。それで、そのときにはどうするかというと、結局法的にいろいろ難しい問題があるんだけれども、行政としては説得するようにということで相当動いてくれたというようなことがあるんですけども、結局そこに行くんだろうと思うんですよ。だから、条例の趣旨がこうなんでやってくださいということで、足しげく通ってでもやっぱり安全を確保するということが求められているんじゃないでしょうか。いかがでしょうか。
石井都市整備部長
 その辺、地権者さんといろいろとお話は必要であろうというふうに思っています。やはり先ほど安全条例がありましたけども、狭あい道路の整備ですとか、総体で進めていく必要があるのかなと思っています。道路にそういうものが置かれないような政策といいますか、これを進めていく必要があるのかなと思っています。特にひどいところといいますか、交通の問題とそれから石の問題、この辺は一体になっておりますので、パトロールをしていく中で、そういうところで私道の部分があるとすれば、一度そういうところを見かけた中でお話をしていくということも必要だろうと思っています。
委員長
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 7番、地域住民による公園等の管理作業に関する要綱の制定についての報告を求めます。
安部公園・道路担当課長
 では、地域住民による公園等の管理作業に関する要綱の制定について(資料9)御報告申し上げます。
 1番の要綱制定の目的というところに書いてございますが、中野区立公園内の一部については近隣住民等の申し出により自主的に花壇をつくり管理することを認めていたというふうに書いてございます。近隣住民の方が公園の一部分を利用して花壇をつくりたいというようなこと、あと近隣の保育園とか幼稚園の子どもたちが花壇をつくりたいというようなことの申し出があった場合に、今までも内規として認めておりました。それで、近隣住民の方と協定のようなものをつくりまして進めておりましたけども、そのほかに最近ですが、公園の清掃活動をやっていただけるというようなお話もちらほら出ております。そういうものの正式な位置付けといいますか、内規でやっておりまして正式じゃないというものではないんですが、区としての位置付けがはっきりしてございませんでしたので、このものを、今いろいろ利用団体とか地域の方の活動も活発になってきておられる中で、公園を利用してこういうことをやりたいという声も出ておりますので、要綱を制定したものでございます。
 2番目の要綱の概要でございますけれども、認定する団体としまして下記の要件を備えた団体とする。マル1緑化の推進に意識が高く、公園等の管理作業に対する意欲と地域貢献活動に対する熱意をもっていること。マル2区内に在住、在勤、又は在学している者3人以上で構成されていること。お一人でというようなことより、公園という性格もございますので、地域のコミュニケーションというようなことを考えますと3人以上ぐらいが適切かなというふうに考えまして、3人以上で構成されていることとしております。それから、マル3は管理作業を継続して遂行できること。これは当然のことでございますけど、途中というか、当人の年齢とかいろんな事情でだめになることはあるにしても、あまり短期間でやめられたんでは困りますので、継続して遂行できることと。マル4その他区長が特に必要と認める要件ということにしております。
 それから、2番目としまして、作業内容でございます。区は先ほどの認定した団体と協定を締結し、具体的な作業内容を定めるとしてございます。申し出が多いのは花壇づくりが一番多うございまして、それからあと、今あるお話としては清掃、除草なんですが、この二つ、それからその他区長が適当と認める管理作業ということで考えております。
 それから、区の役割として、管理作業が円滑に行われるよう必要な支援等を行うということで考えておりまして、例えば清掃作業をしていただけるということであれば、清掃用具は区が買うとか、そういうようなことを考えております。あと、花壇づくりの場合に花の種ぐらいは買うとか、そういうようなことはしたいなと。あと、今落ち葉のリサイクルをしたいというような声もありますので、そういうところから肥料として落ち葉を団体にあげるとか、そういう中継ぎをするとか、そんなようなことが考えられるかなと思っております。
 それから、2008年6月1日にこの要綱を施行しまして、6月1日以降、随時この要綱によって受付を行うということで進めております。
 参考までなんですが、今までの内規の中で花壇をつくりたいということで申し出ておられる団体が21ございます。主としては保育園、幼稚園単位が多いんですけども、あと近隣の方というのもございます。ただ、実際に21全部が活動しているかというと、そういうことでもございませんで、今回の要綱の中には1年に1回活動内容を報告していただくというようなことで入れてございます。
 それから、清掃については、今1カ所だけ囲桃園公園で花と緑の祭典の実行委員の方が清掃したいというような申し出をしていただいておりますので、これについては今この要綱に基づいて協定を結ぶ準備を進めているところでございます。
 雑駁ですが、報告は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
南委員
 ボランティアの方々で自主的にこういった花壇づくりなり清掃なりをしていただくということを認めるということなんですけど、例えばその中でけがをされたり、そういった場合の対応はどういうふうにされるんでしょうか。
安部公園・道路担当課長
 ボランティア保険というのもございますので、そのような保険に入るというようなことをちょっとまたその団体の方と御相談したいと思います。大体年間200円だか300円だったか、そんなものだったと思いますので。
かせ委員
 ちょっと確認なんですけれども、作業内容で三つ掲げていますけれども、これはそれぞれの作業について契約をするとか、そういうことですか。総合的じゃなくて。
安部公園・道路担当課長
 例えば花壇づくりだけやりたいとか、清掃、除草をやりたいとか、このほかにどういう作業があるか、区長が適当と認める作業というふうにしていますけども、そういう一つひとつのものについて協定を結ぼうというふうに考えております。すべて公園のいろいろな管理をやってくださいということではないほうが皆さん方参加していただきやすいのかなというふうに考えております。
かせ委員
 そういうことだろうと思うんですね。だから、公園からすればいろんな人たちがいろんなボランティアで整備をしているという、そういうことですよね。
むとう委員
 これが要綱として6月1日から施行されるわけですけれども、まだまだこういうことができるということを知らない区民が多いんですよね。勝手にいじったら怒られるとか、勝手に切っちゃったら怒られるとか、いろいろ思っているようなので、こういう形である程度自由にですよね、花壇づくりなんかはその方の好きな花を植えたいとか、いろいろ創意工夫があるわけですけれども、こういうことができるようになりますよというお知らせみたいなものはしてくださるんでしょうか。
安部公園・道路担当課長
 ホームページ、あと、ちょっと区報はなかなか時間がかかるんですけど、時期を見ながら区報でもまた出したいなというふうに考えております。
かせ委員
 いつも夏になると気になるんですけども、桃園川の緑道が日照りが続くと樹木がどんどん枯れてしまう。本当に忍びないわけですけれども、そのときにいつも、住民の方からも聞いたことがあるんですが、実は散水栓があるんですよね、花壇の下に。だけれども、その散水栓の管理というのができていない。例えば水まきをするんだということであって、住民の方たちが使えるというような、そういうことも必要になってくるのかなと思うんですけれども。
安部公園・道路担当課長
 これを考えていたときに水やりということも考えておりまして、桃園川のところの散水栓、通常はあかないようになっているかと思うんですが、もしきちっと協定を結んでいただいて、その方が水やりをしていただけるということであれば、その方に散水栓をあけるかぎといいますか、ハンドルだったと思うんですが、そういうものをお渡しするということも協定を結べば可能だと思います。
かせ委員
 いいお話だと思うんですね。ですから、その辺についてはやりたいという人がいると思うんで、だから、あの沿川でもこういう仕組みになったということで希望者を募っていただくということでお願いしたいと思うんです。
久保委員
 ホームページや区報でもお知らせということなんですけれども、これはこういうことができますよというふうにお知らせするんですか、それともこういうボランティアの人を区としては求めていますというか、募集していますよみたいな、どちらの角度で……。
安部公園・道路担当課長
 今までも内規で進めておりましたので、こういうことが制度化されましたというような形で出そうかと思っております。
久保委員
 じゃあ、制度化されたということで、公園ボランティアの人を区としては広く募集していますとか、そういう角度ではなくて、あくまで公園においてこういう活動ができるようになりましたよということですか。
安部公園・道路担当課長
 公園ボランティアというような呼び方もできるのかもしれませんけども、そういう御協力をしていただくことができるというようなことで呼びかけをしていきたいと思います。
委員長
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告は終了します。
 8番、区有施設のアスベスト再分析調査についての報告を求めます。
登住宅担当課長
 それでは、区有施設のアスベスト再分析調査について(資料10)御報告いたします。
 この報告は各常任委員会共通の報告でありまして、その関連で当委員会にも報告するというものでございます。
 では、内容について御説明いたします。
 1点目でございますけれども、アスベストをめぐる最近の動向でございます。
 まず、平成18年に厚生労働省が石綿障害予防規則の改正を行いまして、アスベストの分析方法等の基準を変えたということでございます。規制を強化したということでございます。変更点といたしましては、1点目としまして、含有率の基準の変更ということで、従来1%以下だったものが0.1%以下に強化をされたということでございます。あわせて含有率につきまして、その分析方法も変更したというものでございます。
 二つ目のマルでございますけれども、その他3種類のアスベストの検出でございます。それまで日本国内では使用されていないと考えられていた種類のアスベスト、「その他3種類」と言っていますけれども、これが最近になりまして保育園ですとか公共施設あるいは民間ビルでも検出されたという状況がございます。新聞報道等もされました。
 こうした状況を踏まえまして、ことしの2月6日に厚生労働省のほうから関係の業界ですとか地方自治体のほうにアスベスト有無の分析調査の徹底に関する通知がございました。この通知の要点としましては2点ございます。一つ目は分析調査対象のアスベストを従来の主要3種類だけでなくて、その他の3種類についても、つまり6種類を対象とするという点でございます。もう1点は、過去に行った分析調査についても、再度改めて新しい方法でやり直すようにというものでございます。今回こちらのほうに再度やり直すようにというところが我々が該当するところでございます。
 次に、2番目でございます。この厚生労働省の通知を受けての中野区の対応ということでございます。これを受けまして、既に19年度でございますけれども、幾つかの施設について再分析調査を行ったというものでございます。18年度でございますが、以前に分析調査をやった施設がございます。そのうち資料が保管されていた施設があります。11施設になりますけども、その施設と、それからマル2でございますが、小・中学校5校で行いました。合わせて16施設になります。この新しい分析方法で調査した結果、二つの施設、中野神明小と塔山小で検出されたというところでございます。
 裏のページになります。この検出された2校につきましては、春休みに気中分析調査を行った結果、特に飛散はないということが確認されたということでございます。
 今後の対応、3番目でございます。吹きつけ材を使用しているすべての施設について、新しい基準に基づく再分析調査をこの5月中旬から7月いっぱいにかけて実施するというものでございます。56施設、104棟ということでございます。別表がございます。それで都市整備部所管の施設ということになります。別表にありますように、区長部局の中でございますけども、2008年度の調査になりますから右側のところですが、8施設、つまり8団地、これはすべて区営住宅でございます。検体数18とありますけども、これは18棟ということでございます。つまり8団地、18棟で調査を行うということでございます。
 なお、対象となっております8団地でございますけども、既に団地自治会のほうには連絡をしております。予定としましては7月に実施する予定でございます。対象の8団地でございますけれども、挙げますと、弥生町五丁目アパート、鷺宮六丁目アパート、上鷺宮三丁目アパート、南台三丁目アパート、野方一丁目アパート、江古田二丁目アパート、江原町アパート、江原二丁目アパートというところでございます。
 報告としましては以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
むとう委員
 この建設委員会所管ではありませんけれども、1ページの下のところで新たに2施設から検出されたけれども、飛散していないということを確認したということで終わっているんですが、飛散していなければ、取りかえる、除去するということはしないんでしょうか。
豊川建築担当課長
 若干私のほうから補足をいたします。
 まず、飛散していないかどうかについては気中分析というものをやります。実際、空気をサンプリングして気中分析を行います。その気中分析を行った結果、サンプル内に規定の数以下のアスベストしか検出されないという場合には、当面危険性はないだろうということから、応急対策は必要ないと。しかしながら、アスベストがあることには変わりがありませんから、早い時期に除去する、そういったこと。逆に言えば、もし気中分析をして規定以上のアスベストだったという場合には当然立入禁止の措置を早急にとると、そういったことでございます。
むとう委員
 ということは、具体的に再分析調査の結果で中野神明小と塔山小の天井・壁吹きつけから出てきたということなんだけれども、天井とか壁吹きつけ部分を気中分析したところ飛散していないことが確認できたということはよかったんですが、日常的に子どもが使う施設ですから、表面は傷つくこともあるでしょうしというところがすごく気がかりなので、今後の対応としては、当面平気と言いつつも、あることに変わりないとおっしゃったので、これはじゃあ取り除く、違うものに変えるというような工事予定はないんでしょうか。
豊川建築担当課長
 その辺の工事予定は当所管ではありませんが、最後にありますとおり、こういった結果を踏まえて、重大性、それから緊急性を視点に入れながら処理計画を立て、速やかに対応すると、そういった対応になるんだろうと思います。
むとう委員
 今後はこの表にあるように5月から7月にかけてなさるということはわかったんですけれども、もう終わったわけですよね、神明と塔山も検査した結果、あるということに変わりないわけだから、ほかの5月から7月中旬にかけてこれから検査する結果を見て速やかな対応――これから計画を一緒に立てるようですけれども、もう実際には先行してこの2施設はやったわけなんだから、やったところから速やかに対応計画を立てたらどうなのかなと思うんですが、それは聞いていないですか。所管が違っちゃうんですか。でもあれですよね……
委員長
 ちょっと休憩します。

(午後4時55分)

委員長
 委員会を再開して、そういうことですので、よろしくお願いします。

(午後4時56分)

 ほかに質疑はありませんか。
久保委員
 これは区営住宅ということなので住宅担当からの報告なんですよね。区営住宅の8団地、18棟は、中野区12団地あるうちの8団地ですよね。これは区営住宅のどういったところに使われているんですか。
登住宅担当課長
 居室の天井ですとか台所、それから玄関の天井でございます。
久保委員
 日常的に生活されている空間ですよね。当然そういうことを承知していなくて、今のむとう委員のお話じゃないですけれども、くぎを打っていたりとか、何かそういうことを御自分たちでしていて、そういうものが崩れてきたりという可能性はあるのかと思うんですが、その場合は各住宅の中に入って全部の調査を行うんですか。
登住宅担当課長
 1棟ごとに1戸お願いをしまして調査するというやり方でございます。今回、再分析調査、再びやる調査ということでございます。以前は3年ほど前に1回やっています。ただ、それは古い基準でやったということで、改めてことしになりまして新しい分析方法でやりなさいという通知が来ましたので、新しい方法でやるということでございます。前回は1団地を除いて検出されておりません。
久保委員
 各おうちの状況によって違わないんでしょうか。全部で調査させてくれといったら協力していただけるかどうかわからないですけれども、一つの部屋が大丈夫であったならば、ほかの部屋はもう絶対大丈夫ということはあるんですか。どこかおうちによってはすごく劣化しているとか、そういうことはないんですか。
豊川建築担当課長
 基本的には公営住宅の場合、同じ団地であればほぼ同じ仕上げ材等を使っています。したがいまして、そういった前提の限りにおいては、ある部分をサンプリングすれば、同じ材料を使っている限りは、おおむねといいますか、わかると。基本的には都営住宅というのは個人の住宅ではありませんので、基本的に勝手に工事はできないということから、一つのサンプリングをすればそれで類推はできるということだろうと思います。
かせ委員
 この調査ですけれども、あくまでも再分析調査、これを見てみますと、サンプル調査ですよね。これによって今後の方針を決めていくわけでしょう。それで、これに含まれない、例えば学校施設にしても何にしてもいっぱいあるわけですけれども、そういった方面の調査との関連というのはどうなんですか。
登住宅担当課長
 基本的にはすべての施設が対象なので、要するに吹きつけ材を使っている施設ということになります。当都市整備部の所管としましては区営住宅のみが対象になるということでございます。
かせ委員
 吹きつけのみということなんですね。よくわからないんだけども、他の3種類のアスベストなんていうのが出てきたりしているわけですけれども、これは今まで入っていなかったんですか。どうしてこれが出てきたのか。
豊川建築担当課長
 若干説明を加えますと、アスベストは全部で6種類あります。日本ではこれまでそのうちの3種類しか流通ルートがなかった関係で3種類しかないということだったわけです。ところが、昨年末、新聞報道によりますと、たしかどこかの区の保育園だと思いますが、3種類以外のアスベストがたまたま出てしまったということがわかりまして、それではというのでこういった厚生労働省等の通知があって、3種類以外にも調べろと、そういったことが出てきたということでございます。
かせ委員
 何かミステリーっぽいんですけども、結局じゃあ、正規のルート以外のルートを通じてこういうものが入ってきたという、それしか考えられないんですけども。
豊川建築担当課長
 原因は推測でありますが、例えばある輸入材の中にたまたまそういったアスベスト状のものが吹きつけられていたですとか、そういった可能性もあります。ですから、アスベストの製品としては三つしか流通しておりませんでしたが、そういった二次的なものというところにおきましては、可能性がないではないというふうなことなんじゃないかと思っております。
かせ委員
 そうすると、吹きつけ材ということに限らず、もともとアスベストというのは防火とか防音とか防湿とか、非常にすぐれた材料であるということで積極的に使われていましたよね。特に台所周りであるとか。そうすると、吹きつけに限らずに、防火ボードであるとかいろんな使われ方をしていたんじゃないですか。そうすると、先ほどのように吹きつけということだけでいいのかと、ちょっと不安になっちゃうんですけど、いかがでしょうか。
豊川建築担当課長
 基本的には吹きつけ材以外の、要は成形板と言っておりますが、成形板アスベストに関しては、これは飛散がないというふうなことで決着はついています。ただ、そういった成形材にあっては、例えば解体などをするときに当然飛散のおそれがあるので、それは十分注意をして施工するようにと、そういったことがあります。実際、例えば吹きつけアスベストの処理に関しても、封じ込みという処置をしまして、でき上がり状態は成形板と同じ形になる。封じ込みをすれば安全が保てるというふうなことがありますので、そういった意味からも、成形板についてはアスベストの飛散はないと、そういった前提でやっておるところです。
委員長
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 その他、何か報告はございませんか。
豊川建築担当課長
 昨日の陳情審査の際の久保委員の御質問を受けまして、若干説明の追加をさせていただきたいと思います。
 御質問の趣旨は、昨年11月に策定されました中野区耐震改修促進計画に示されております老朽化による建てかえが必要な住宅の住戸数2万1,000戸、この数字と、それから本年5月、当委員会において中野区住宅白書2008の御説明をした際にお示しをしました新耐震基準以前に建築された家の2万3,000戸、この2万1,000戸と2万3,000戸の違いはどこから来るのか、そういった御質問でございました。
 まず、耐震改修促進計画でお示しをしました老朽化による建てかえが必要な住宅の住戸数2万1,000戸でございますけども、これは建物を解体しようとする場合には建築基準法第15条の規定によりまして区に届け出をすることが義務付けられておりまして、この届け出のうち、住宅の解体に関する届け出が年間で平均しますと区内で約2,100戸分出されております。老朽化した住宅を建てかえるには当然今ある住宅を解体するということから始まりますので、建てかえの数値を類推する際にはこの解体件数によって算出するのが合理的であるという判断に達しまして、平成17年度末から27年度末までの10年間、この2,100戸の解体がそのまま推移するという前提に達しますと、2,100戸の10倍ですから2万1,000戸という推定をしたものでございます。これが2万1,000戸が老朽化による建てかえ戸数の推計ということでございます。
 一方、住宅白書でお示しをしました新耐震基準以前に建築された持ち家約2万3,000戸という数字でございますけれども、これは住宅の建築時期ごとの戸数を住宅白書の中でお示しをしておりまして、この中で昭和56年以前、すなわち新耐震基準以前の戸数を単純合計したものが2万3,000戸になるということでございます。
 ですから、その辺で2万3,000戸と2万1,000戸の違いがあるということでございますけれども、ちなみに東京都の調査によりますと、新耐震基準以前、昭和56年以前の木造住宅の約9割程度が現行の耐震基準を満たしておらないというふうな推計もありますので、2万3,000戸の9割が2万700戸程度になりますので、もちろん2万3,000戸のすべてが木造というわけではありませんが、そういった意味から、2万1,000戸という数字と一定の整合性はとれているんじゃないかというふうに推計をされるところです。
委員長
 それでは、以上で所管事項の報告は終了します。
 続いて、地方都市行政視察について御協議をしたいことがありますので、委員会を暫時休憩します。

(午後5時07分)

委員長
 それでは、委員会を再開します。

(午後5時12分)

 休憩中に確認いたしましたとおり、今年度の建設委員会の地方都市行政視察の視察先としましては、第1案、香川県高松市丸亀商店街市街地再開発事業と香川県坂出市坂出駅周辺整備主要プロジェクトの2カ所とし、日程は10月29日から30日の2日間を予定するということで御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように決定いたします。
 次に、所管事務の継続調査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の事項(資料11)を調査事項とし、これを閉会中も継続審査すべきものと決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定します。
 次に、その他に入りますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、次回日程等について御協議いただくため、委員会を暫時休憩します。

(午後5時14分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後5時14分)

 休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の委員会は7月16日(水曜日)、午前10時から当委員会室で開会したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定します。
 以上で本日予定していた日程はすべて終了しましたので、本日の建設委員会を散会します。

(午後5時15分)